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国内株式

  • 2025/10/14 10:14 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は軟調 政局不安で積極的な買い見送り
    <NQN>◇東証10時 日経平均は軟調 政局不安で積極的な買い見送り
     14日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調。前週末比520円ほど安い4万7500円台後半で推移している。国内の政治情勢の不透明感を嫌気した売りが引き続き優勢となっている。一方、前日の米ハイテク株高を背景にレーザーテクなど半導体関連の一角は上昇しており、日経平均を下支えしている。

     石破茂首相の後任を決める首相指名選挙に関し、野党の立憲民主党と日本維新の会、国民民主党の幹事長は午後に会談する見通し。一方、与党・自民党も国民民主との幹事長会談を同日中に開くよう調整すると伝わるなど、与野党間の駆け引きが活発化している。政局の不透明感の高まりを背景に積極的に押し目買いを入れづらい状況となっている。市場では「国内の政治情勢不安が落ち着くまで、相場は神経質な展開が続くだろう」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれた。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1017億円、売買高は9億2421万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)が下げ幅を拡大している。ソニーGやコナミGも安い。一方、3カ年の中期経営計画を発表した良品計画は大幅高。安川電と信越化も高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/14 09:18 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 一時700円安、国内政局不安で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 一時700円安、国内政局不安で
     14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前週末に比べ500円ほど安い4万7500円台後半で推移している。前週末に公明党が自民党との連立政権から離脱すると表明し、政局の不透明感が高まっている。日本の週末に米中の貿易摩擦をめぐるニュースが続き、連休明けとなった東京市場ではまずは警戒感が先行している。幅広い銘柄が売られ、下げ幅は一時700円を超えた。

     公明党は10日、自民党との連立政権からの離脱を発表した。自民党の高市早苗総裁による財政拡張と金融緩和に期待した「高市トレード」で上昇してきた日本株だが、政権交代の可能性も出てきた。野党内には首相候補として国民民主党の玉木雄一郎代表を推す声が上がる。政権交代の可能性もあって政治の不透明感は高まっており、投資家が買い持ち高を圧縮する動きが優勢となっている。

     国内の連休中にはトランプ米大統領が対中関税を100%上乗せする考えを自身のSNS上で明らかにした。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制などへの対抗措置としている。トランプ氏は12日には一転して、SNSに「中国については心配いらない。すべてうまくいく」と投稿した。ベッセント米財務長官も米テレビのインタビューで、調整中の米中首脳会談が予定通り行われるとの認識を示した。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     TDKや中外薬、リクルートが下落している。一方、良品計画や安川電、住友鉱が上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 15:47 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 利益確定売りで一時4万8000円割れ
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 利益確定売りで一時4万8000円割れ
     10日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比491円64銭(1.01%)安の4万8088円80銭だった。急ピッチの相場上昇が続いてきたなか、短期的な過熱を警戒した利益確定や持ち高調整の売りが優勢だった。3連休を控えた手じまい売りや次期政権の枠組みを巡る不透明感も売りに拍車をかけ、日経平均は4万8000円を下回って下げ幅を600円超に広げる場面があった。半面、日経平均への寄与度が高いファストリが大幅高となり、日経平均を下支えした。

     日経平均は前日に過去最高値を更新し、日足チャート上では長期的なトレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率が9日時点で23%と、過熱感の目安となる20%を上回っていた。10月の上昇幅はこの1週間あまりで前日までに3600円超に達しており、10日は一方的な上値追いへの警戒感が優勢になった。

     10日に算出を迎えた株価指数オプションとミニ日経平均先物10月物の特別清算指数(SQ)値はQUICK試算で4万8779円14銭と、前日の日経平均の終値を上回る水準だった。市場では「SQにかけて買い上がった短期筋が売りに回り、日経平均の下げ幅が大きくなる要因になった」(立花証券の鎌田重俊参与)との見方があった。

     自民党と公明党の党首会談が開かれ、連立継続の是非を巡る思惑も相場全体の不透明感を強めた。債券市場では売り(金利上昇)が優勢になる場面があり、政権の枠組みの動向次第では株売りのきっかけになるとの警戒感も日経平均の重荷となった。

     ファストリは6.6%高で取引を終え、1銘柄で日経平均を260円ほど押し上げた。9日の取引終了後に2026年8月期(今期)の連結純利益が前期比微増の4350億円になるとの見通しを発表した。市場予想平均を上回ったことが買い材料視された。

     中長期的な株高期待は根強く、下げ幅が拡大する場面では主力株に押し目買いを入れる動きもみられた。日経平均は取引終了にかけて下げ渋る展開だった。

     東証株価指数(TOPIX)は6営業日ぶりに反落した。終値は60.18ポイント(1.85%)安の3197.59だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反落し、23.90ポイント(1.67%)安の1406.08で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆3382億円、売買高は24億9730万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1442。値上がりは149、横ばいは25だった。

     トヨタやソフトバンクグループ(SBG)、三菱UFJが下げた。一方、良品計画と安川電、資生堂は上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 14:09 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は一段安、下げ幅600円超 金利上昇や円安一服も重荷
    <NQN>◇東証14時 日経平均は一段安、下げ幅600円超 金利上昇や円安一服も重荷
     10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安となっている。節目の4万8000円を割り込み、下げ幅を600円超まで拡大する場面があった。一方的な相場上昇が続いてきたなか、東京市場は3連休を控えており、短期的な過熱感を意識した利益確定売りや持ち高調整の売りが続いている。次期政権の枠組みを巡る不透明感のほか、日銀の追加利上げ観測を背景とした長期金利の上昇や円相場の下落一服も株価の重荷となっている。

     特段の好材料は見当たらないが、後場はまとまった先物買いなどでやや下げ幅を縮小する場面もみられる。市場では「中長期的な株高の流れが変わったわけではない」(国内運用会社)との見方が根強く、下げ幅が拡大した場面では押し目買いに動く投資家もいるようだ。

     日経平均への寄与度が高いファストリが6%あまり上昇している。現時点で日経平均を250円程度押し上げており、日経平均の下支え要因になっている。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆3457億円、売買高は17億2493万株だった。

     住友化やIHI、富士フイルムの下げが目立つ。一方、JTやOLC、楽天グループは高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 12:53 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安 利益確定売り続く、一時4万8000円割れ
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安 利益確定売り続く、一時4万8000円割れ
     10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比580円ほど安い4万8000円近辺で推移している。心理的節目の4万8000円を下回る場面もあった。前日にかけての一方的な株買いが一服するなか、週末とあって利益確定や持ち高調整の売りが午後も続いている。相場の短期的な過熱を警戒した売りが膨らんでいるほか、次期政権の枠組みを巡る不透明感も海外短期筋の手じまい売りに拍車をかけているようだ。

     半面、日経平均への寄与度が高いファストリが午後も大幅高で始まった。現時点で日経平均を250円程度押し上げており、日経平均の下支え要因となっている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約142億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆5869億円、売買高は14億8675万株だった。

     三菱UFJやセブン&アイ、日本製鉄が下げている。一方、ファナックと良品計画、安川電は買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 11:51 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 利益確定や政局不安、下げ幅一時500円
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 利益確定や政局不安、下げ幅一時500円
     10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比492円69銭(1.01%)安の4万8087円75銭だった。前日に845円高と大きく上昇して最高値を更新していたため、主力株に短期的な相場過熱を意識した利益確定売りが出た。次期政権の枠組みを巡る不透明感も重荷だった。前場を通じて売りが優勢で、前引け間際に下げ幅を500円超に拡大する場面があった。一方、日経平均への寄与度が高いファストリが大幅高となり、日経平均の下支え要因となった。

     日経平均は、日足チャート上で長期的なトレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率が9日時点で23%に達し、過熱感の目安となる20%を上回っている。10月の上昇幅はこの1週間あまりで前日までに3600円超に達しており、一方的な上値追いに一服感が出始めているとの見方があった。東京市場は3連休を控えており、利益確定や持ち高調整を目的とした売りも出やすかった。

     自民党の高市早苗総裁と公明党が10日の党首会談で連立合意の是非を判断する見通しだと伝わった。外国為替市場や債券市場では政局を巡る不透明感が円売り・債券売り(金利上昇)を促しており、自公連立が継続しなければ株売りのきっかけになるとの警戒感も浮上している。 

     ファストリは6.3%高で午前の取引を終え、1銘柄で日経平均を240円ほど押し上げた。9日の取引終了後に2026年8月期(今期)の連結純利益が前期比微増の4350億円になりそうだと発表した。市場予想平均であるQUICKコンセンサス(2日時点、13社、4247億円)を上回り、買い材料視された。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは55.67ポイント(1.71%)安の3202.10だった。JPXプライム150指数は反落し、23.82ポイント(1.67%)安の1406.16で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2570億円、売買高は13億733万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1477。値上がりは121、横ばいは16だった。

     トヨタや三井物、ソフトバンクグループ(SBG)が下げた。一方、楽天グループや資生堂、安川電は上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 10:11 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は軟調 一時300円安、政局の不透明感も売り促す
    <NQN>◇東証10時 日経平均は軟調 一時300円安、政局の不透明感も売り促す
     10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調。前日比200円ほど安い4万8300円台で推移しており、下げ幅は一時300円を超えた。前日に845円高と大きく上昇して最高値を更新していたため、短期的な相場過熱を意識した利益確定売りが出ている。外国為替市場や債券市場では、政局を巡る不透明感が円売り・債券売り(金利上昇)を促しているとの見方が多い。これまで短期マネー主導で一方的な上昇を続けてきた株式市場でも、中長期の投資家を中心に徐々に警戒感が広がりつつあるようだ。

     自民党の高市早苗総裁と公明党が10日の党首会談で連立合意の是非を判断する見通しだと伝わった。市場では「自公連立が継続しなければ政局の不透明感が意識され、投資家心理が軟化するきっかけになる」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれ、積極的な買いを手控える雰囲気につながっているようだ。 

     10日に算出を迎えた株価指数オプションとミニ日経平均先物10月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で4万8779円14銭だった。日経平均株価の前日終値に比べ198円70銭高い。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆2129億円、売買高は9億6336万株だった。

     三菱重や三井物が下げている。半面、2026年8月期(今期)の純利益見通しが市場予想を上回ったファストリが大幅に上昇し、日経平均を下支えしている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 09:24 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落で始まる 利益確定売り、米株安も重荷
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落で始まる 利益確定売り、米株安も重荷
     10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ200円ほど安い4万8300円台で推移している。前日に845円高と大きく上昇して最高値を更新していたため、短期的な相場過熱を意識した利益確定売りが主力株を中心に先行した。半面、日経平均への寄与度が高いファストリが大幅高となっており、日経平均を下支えしている。

     日経平均は日足チャート上で長期的なトレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率が9日時点で23%に達し、過熱感の目安となる20%を上回っている。10月の上昇幅はこの1週間あまりで前日までに3600円超に達している。東京市場は3連休を控えており、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが出やすい。

     9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は243ドル安となった。政府機関の一部閉鎖が継続し、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を見極める上で重要な労働指標の公表が見送られている。利下げペースを巡る不透明感が投資家心理を冷やし、日本株の重荷になっている。

     ファストリの上昇率は7%に達する場面がある。9日の取引終了後に2026年8月期(今期)の連結純利益が前期比微増の4350億円になりそうだと発表した。市場予想平均であるQUICKコンセンサス(2日時点、13社、4247億円)を上回ったため、買い材料視されている。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     トヨタやホンダなど自動車に売りが出ているほか、ソニーGや日立も下げている。一方、JフロントやサッポロHDは買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 15:47 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発、最高値更新 終値で初の4万8000円台
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発、最高値更新 終値で初の4万8000円台
     9日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比845円45銭(1.77%)高の4万8580円44銭だった。終値で4万8000円台に乗せたのは史上初。前日の米ハイテク株高を背景に、ソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、日経平均を押し上げた。

     前日の米株式市場では、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新したほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超えて上昇し、最高値を更新した。この流れを受け、東京市場でも朝方から半導体関連銘柄を中心に買いが先行。SBGは大幅高となり、株式分割考慮ベースの上場来高値を更新。1銘柄で日経平均を470円程度押し上げた。

     大引けにかけて外国為替市場で円相場が1ドル=153円台に下落すると、日経平均は一段高となった。SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「日米ともに市場はやや楽観的になりすぎている感じは否めない。日本株の先高観は変わらないものの、急ピッチで上昇してきたので、いつ調整が入ってもおかしくはない」と指摘した。
     
     東証株価指数(TOPIX)は5日続伸した。終値は22.11ポイント(0.68%)高の3257.77と、連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数は続伸し、12.86ポイント(0.91%)高の1429.98で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆2829億円、売買高は24億4978万株だった。時価総額は初めて1100兆円の大台に乗せた。東証プライムの値上がり銘柄数は928。値下がりは623、横ばいは65だった。

     中外薬やディスコ、ファストリが上げた。一方、トヨタやテルモ、任天堂は下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 14:09 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は700円高 ファストリが指数押し上げ
    <NQN>◇東証14時 日経平均は700円高 ファストリが指数押し上げ
     9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比700円ほど高い4万8400円台前半で推移している。きょうの取引終了後に決算発表を控えているファストリがじり高となっており、日経平均を押し上げている。東海東京インテリジェンス・ラボの安田秀太郎マーケットアナリストは「安川電が通期業績の見通しを上方修正したことで、ファストリの決算への期待感は高い。乗り遅れないように先回り買いを入れている投資家も多いのではないか」との見方を示した。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆3656億円、売買高は16億9121万株だった。

     ソニーGやファナック、日東電が午後一段高。一方、三井不や日ハムが午後一段安。任天堂も下げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 12:52 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 ファストリが一段高
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 ファストリが一段高
     9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比610円ほど高い4万8300円台前半で推移している。後場寄りのタイミングで海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り 、ファストリが一段高となった。
     
     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約11億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6207億円、売買高は14億4159万株だった。

     ファナックやディスコが午後一段高。安川電も高い。一方、任天堂やバンナムHD、テルモが午後に下げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 11:46 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 一時700円高 ソフトバンクGが上場来高値
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 一時700円高 ソフトバンクGが上場来高値
     9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比670円94銭(1.41%)高の4万8405円93銭だった。前日の米ハイテク株高を背景に、東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、日経平均を押し上げた。指数は寄り付き時点から次第に上げ幅を広げ、一時は700円を超えて上昇した。
     
     前日の米株式市場では人工知能(AI)投資の恩恵を受ける銘柄の物色が目立った。米起業家イーロン・マスク氏のAI会社xAI(エックスエーアイ)が200億ドルの資金を調達し、米半導体大手エヌビディアのAI半導体の購入に充てる見通しと伝わり、エヌビディアが2%あまり上昇した。この流れを受け、東京市場でもSBGが大幅高となり、株式分割考慮ベースの上場来高値を更新。1銘柄で日経平均を500円超押し上げた。

     自民党の高市早苗総裁が実現を目指す核融合炉に関わる高温超電導線材を手掛けるフジクラも大幅高となり、連日で最高値を更新した。市場では「高市氏が自民党の新総裁になったことで、積極財政と金融緩和への期待から日本株の先高観が強まっている」(国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは8.49ポイント(0.26%)高の3244.15だった。JPXプライム150指数は続伸し、7.36ポイント(0.52%)高の1424.48で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2770億円、売買高は12億363万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は781。値下がりは773、横ばいは62だった。

     アドテストやファストリ、東エレクが上げた。一方、トヨタやテルモ、バンナムHDは下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 10:08 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大 ソフトバンクGが大幅高
    <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大 ソフトバンクGが大幅高
     9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比680円ほど高い4万8400円台前半で推移している。上げ幅は一時700円を超えた。ソフトバンクグループ(SBG)が上場来高値を更新するなど大幅高となっており、1銘柄で日経平均を500円ほど押し上げている。自民党の高市早苗総裁が実現を目指す核融合炉に関わる高温超電導線材を手掛けるフジクラも大幅高となっており、連日で最高値を更新している。

     三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「閣僚人事や野党との連立の行方が不透明ななかで、市場はやや楽観的ではあるが、長い目でみれば日本株の上昇基調は変わらない」との見方を示した。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆801億円、売買高は8億3322万株だった。

     ファナックや中外薬、安川電が上昇している。一方、ニトリHDや東京海上、ホンダは下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 09:18 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 半導体関連に買い
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 半導体関連に買い
     9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ460円ほど高い4万8200円近辺で推移している。前日の米ハイテク株高を背景に、東京市場でも半導体関連銘柄を中心に買いが先行している。
     
     8日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新したほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超えて上昇し、最高値を更新した。米起業家イーロン・マスク氏の人工知能(AI)開発企業xAI(エックスエーアイ)が200億ドルの資金を調達し、米半導体大手エヌビディアのAI半導体の購入に充てる見通しと伝わり、エヌビディアが2%あまり上昇した。米市場の流れを受け、東京市場でも東エレクなど値がさの半導体関連株を中心に買いが先行している。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸し、最高値を上回って推移している。

     ソフトバンクグループ(SBG)は上場来高値を更新した。フジクラやソニーGも高い。一方、アドテストは朝高後下落に転じた。トヨタやアサヒも下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 15:52 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は5日ぶり反落 ハイテク株に利益確定売り
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は5日ぶり反落 ハイテク株に利益確定売り
     8日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比215円89銭(0.45%)安の4万7734円99銭だった。前日の米ハイテク株安が重荷となった。最高値圏で推移するなか、節目の4万8000円近辺では利益確定目的の売りも出やすかった。一方、自民党総裁の高市早苗氏の政策運営が財政拡張的になるとの見方から、外国為替市場では前日比で大幅に円安・ドル高が進んだ。輸出関連株などには買いが入り、日経平均は前日比で上昇する場面もあった。

     日経平均は前日までに連日で最高値を更新していた。ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなど、ここまでの上昇をけん引してきた銘柄に利益確定売りが優勢となった。7日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したのも、東京市場での半導体関連株の重荷となった。

     自民党の高市新総裁による政策は財政悪化につながるとの見方が市場で意識されている。「『高市トレード』が一層加速すれば、過度な円安・ドル高と国内長期金利の上昇(債券価格の下落)で『日本売り』が連想され、株式相場にも重荷となる」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との声があった。

     日経平均は前日の最高値(4万7950円)を上回り、4万8000円台で推移する場面も多かった。外為市場では円の対ドル相場が1ドル=152円台と、約8カ月ぶりの安値をつけた。自動車など輸出関連株の一角には買いが先行し、相場の支えとなった。市場では「海外勢は半導体関連から、中小型株を含め幅広い業種に物色の裾野を広げていた」(国内証券のトレーダー)との声があった。

     東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は7.75ポイント(0.24%)高の3235.66で、連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数は反発し、2.98ポイント(0.21%)高の1417.12で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で5兆8674億円、売買高は22億1874万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は999。値上がりは557、横ばいは60だった。

     東エレクや信越化、富士フイルムは下げた。ファストリやKDDIも下落した。一方、フジクラやリクルート、東京海上が上げた。ソニーGやコナミGも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 14:15 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で推移 ソフトバンクGが下げ拡大
    <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で推移 ソフトバンクGが下げ拡大
     8日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比150円ほど安い4万7800円近辺ときょうこれまでの安値圏で推移している。前日までに大きく上昇していた値がさの大型株に利益確定売りが広がっている。ソフトバンクグループ(SBG)や信越化などが下げ幅を拡大している。

     立憲民主党の安住淳幹事長は8日、次の臨時国会での首相指名選挙を巡り、国民民主党の玉木雄一郎代表が野党の統一候補になりうるとの考えを示した。市場では「国内政治の先行きに慎重な見方が出て、一部で『高市トレード』の巻き戻しが発生した」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆8880億円、売買高は14億2811万株だった。

     テルモやダイキンが安い。一方、コナミGやソニーGが高い。IHIも上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 12:56 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は前日終値近辺で小動き 4万8000円近辺で利益確定売りも
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は前日終値近辺で小動き 4万8000円近辺で利益確定売りも
     8日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日終値(4万7950円)近辺で小動きとなっている。節目の4万8000円近辺では利益確定目的の売りが出やすい。一方、海外の短期筋は引き続き日本株に買いを入れているようだ。市場では「今後どこまで上昇するか分からないとの見方から、ひとまず持っている株を売らず様子見姿勢を取る投資家が多い」(国内証券)との声もある。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約219億円成立した。

     東証株価指数(TOPIX)は後場も前日比プラス圏で推移している。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2201億円、売買高は11億8595万株だった。

     東京海上など保険株が高い。三菱重は上げ幅を広げた。一方、信越化や富士フイルムなど化学関連が安い。東エレクは下げ幅を広げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 11:54 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸 高値警戒感で上値重く
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸 高値警戒感で上値重く
     8日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比14円41銭(0.03%)高の4万7965円29銭だった。前日につけた最高値(4万7950円)を超えて一時は4万8000円を上回った。自民党総裁の高市早苗氏が積極財政と金融緩和を目指しているとの見方から、外国為替市場では前日夕比で大幅に円安・ドル高が進行し、輸出関連株などの支えとなった。高値警戒感から上値は重く、日経平均は下げる場面もあった。

     前日の米株式市場ではハイテク株を中心に売りが優勢となった。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%安となった。東京市場でも値がさの半導体関連銘柄に売りが先行した。最近の日経平均などの急ピッチの上昇を受けた高値警戒感も利益確定売りを促した。

     売りが一巡すると、日経平均は上げに転じた。自民党総裁の高市早苗氏が積極財政と金融緩和を目指すとの見方から、8日午前の東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=152円台後半と前日夕比で大幅に円安・ドル高が進行した。自動車など輸出関連株に買いが入り、相場を支えた。

     市場では「日本株に特段の売り材料がみえないなか、相場の上昇をけん引してきた半導体以外の幅広い銘柄に買いが入り、循環物色の様相が強まっている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平・上席投資戦略研究員)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。最高値を上回って推移し、前引けは21.29ポイント(0.66%)高の3249.20だった。JPXプライム150指数は反発した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆9297億円、売買高は10億5147万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1007。値下がりは535、横ばいは73だった。

     フジクラやリクルートが上昇した。コナミGや任天堂、ソニーGも高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、KDDIなどは下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 10:15 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は一時200円高 アドテストが上げに転じる
    <NQN>◇東証10時 日経平均は一時200円高 アドテストが上げに転じる
     8日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比130円ほど高い4万8000円台前半で推移している。上げ幅は一時200円を超えた。安く始まった半導体関連の一角が下げ幅を縮め、アドテストは上げに転じる場面がある。自民党総裁選で高市早苗氏が選ばれたことによる「高市トレード」が引き続き意識され、相場の支えとなっている。

     日経平均採用銘柄の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)は7日時点で119%程度だった。「買われすぎ」の目安とされる120%に近づくものの、市場では「150%を超える場面もあった今年8~9月と比べれば低く、過熱感に伴う売りがまだ限られているようだ」(国内証券)との声もある。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9405億円、売買高は6億9761万株だった。

     外国為替市場では1ドル=152円台半ばまで円安・ドル高が進行している。自動車株など輸出関連株は引き続き高い。フジクラやソニーGも上昇している。一方、東エレクや信越化が安い。ファストリは朝高後、下げに転じている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 09:23 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一時4万8000円上回る 半導体株安は重荷、上値重い
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一時4万8000円上回る 半導体株安は重荷、上値重い
     8日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まったあとに上昇に転じ、前日に比べ110円ほど高い4万8000円台前半で推移している。前日の米株式市場でハイテク株を中心に売りが優勢となった流れを受け、東京市場でも半導体関連銘柄を中心に売りが先行した。下げ幅は一時100円を超えたが、外国為替市場での円安・ドル高進行は輸出関連株などの支えとなり、日経平均は上げに転じて4万8000円を上回る場面もある。

     7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落した。クラウド事業の利益率が市場予想を下回ったとの一部報道が伝わった米オラクルが下落し、人工知能(AI)関連に売りが波及。東京市場でも値がさの半導体関連銘柄に売りが先行した。

     日経平均は売りが一巡すると上げに転じ、前日につけた最高値(4万7950円)を上回る場面があった。市場では「最高値圏で推移するなかで利益確定売りの材料が着目されたものの、AI市場に対するネガティブな見方が強まったわけではない」(野村証券の沢田麻希ストラテジスト)との見方があった。

     8日朝方の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=152円前後と前日夕比で円安・ドル高が進んでいる。自民党総裁に就任した高市早苗氏が財政拡張的な政策や緩和的な金融環境を目指しているとの見方から、円を売ってドルを買う動きが続く。自動車などの輸出関連株には買いが入り、相場を支えている。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸し、最高値を上回って推移している。

     アドテストや東エレクが下落している。ソフトバンクグループ(SBG)も安い。一方、第一三共、トヨタが上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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為替

  • 2025/10/14 10:20 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 152円台半ば 中値「ややドル余剰」の声
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 152円台半ば 中値「ややドル余剰」の声
     14日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=152円41~42銭と前週末17時時点と比べて43銭の円高・ドル安だった。日経平均株価が下げ幅を縮める場面で「低リスク通貨」とされる円買いの勢いが鈍り、9時30分すぎには152円61銭近辺まで伸び悩んだ。

     10時前の中値決済に向けては「ややドル余剰」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出企業による円買い・ドル売りが活発だったとの観測は円相場を下支えしたようだ。

     円は対ユーロでも上げ幅をやや縮めている。10時時点は1ユーロ=176円23~26銭と、同72銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルでは下げ幅を小幅に広げ、10時時点は1ユーロ=1.1563ドル近辺と同0.0014ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/14 08:49 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し152円台前半 「高市トレード」巻き戻し 米中懸念も支え
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し152円台前半 「高市トレード」巻き戻し 米中懸念も支え
     14日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=152円33~35銭と前週末17時時点と比べて51銭の円高・ドル安だった。前週末に公明党が自民党との連立政権から離脱する方針を示し、積極財政や緩和的な金融政策を見込んだ株高・円安など「高市トレード」の巻き戻しが起きている。

     公明党の連立離脱により、今月下旬にも召集される臨時国会の首相指名選挙で高市早苗氏が選出されるか不透明感が出ている。高市氏が掲げる「責任ある積極財政」による財政拡張や利上げの遅れを見越して積み上げた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが出た。

     米中摩擦再燃への懸念も「低リスク通貨」とされる円相場を下支えしている。トランプ米大統領は10日、11月1日から中国に対して100%の追加関税をかける方針を明らかにした。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制などへの対抗措置としている。トランプ氏は12日に自身のSNSに「中国については心配いらない。すべてうまくいく」と投稿したが、米中の対立激化への警戒感がくすぶっている。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=176円19~22銭と、同76銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落し、8時30分時点は1ユーロ=1.1566~67ドルと同0.0011ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/10 17:28 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、6日ぶり反発 152円台後半 公明党が連立離脱表明
    <NQN>◇外為17時 円相場、6日ぶり反発 152円台後半 公明党が連立離脱表明
     10日の東京外国為替市場で、円相場は6営業日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ19銭の円高・ドル安の1ドル=152円87~88銭で推移している。高市早苗自民党総裁の就任後、週初から急ピッチで円安が進んだとあって、週末にかけての利益確定や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが増えた。 公明党が自民党との連立政権から離脱する意向を示し、円は152円台前半まで買われる場面もあった。

     15時半すぎに152円38銭近辺まで上げ幅を広げた。公明党の斉藤鉄夫代表は10日午後、国会内で自民党の高市早苗総裁と会談し、自民党との連立政権から離脱する方針を伝えた。企業・団体献金の規制強化などについて隔たりが埋まらなかったという。近く召集される臨時国会の首相指名選挙で高市氏が選出されるか不透明になったとの見方から「(円売りなど)高市トレードの巻き戻しが初期反応として出た」(三菱UFJ銀行の横尾明彦アナリスト)との声があった。

     もっとも、買い一巡後は152円台後半まで伸び悩んだ。国内政局を巡る不透明感の根強さが円相場の上値を抑えた。 SMBC信託銀行の合沢史登シニアマーケットアナリストは「程度の違いはあるが、国民民主党の玉木雄一郎代表など他の候補が首相になったとしても財政拡張の路線は変わらないとみられ、円売り圧力は強いままだ」とみていた。

     円も対ユーロで6営業日ぶりに反発した。17時時点では同74銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=176円97~177円01銭で推移している。

     ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は同0.0034ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1576~77ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 14:09 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、上げ幅拡大 152円台後半
    <NQN>◇外為14時 円相場、上げ幅拡大 152円台後半
     10日午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。14時時点は1ドル=152円74~75銭と前日17時時点と比べて32銭の円高・ドル安だった。朝方には153円29銭近辺と約8カ月ぶりの円安・ドル高水準を付け、自民党総裁選の投開票前である前週末からは6円近く下落していた。短期間で大きく円安・ドル高が進行していたため、週末を控えて利益確定や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 12:24 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し152円台後半 株安が支え 週末前の持ち高調整も
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し152円台後半 株安が支え 週末前の持ち高調整も
     10日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=152円93~94銭と前日17時時点と比べて13銭の円高・ドル安だった。10日午前に日経平均株価の下げ幅が一時500円を超えるなど株安が進み、投資家心理が弱気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが入り相場を支えた。自民党総裁選の投開票後、週初から急速に円安が進んだため、週末を前に利益確定や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りも入った。

     円相場は下げる場面もあった。8時過ぎには153円29銭近辺と、2月中旬以来およそ8カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。自民党の高市早苗総裁が積極財政や緩和的な金融政策を志向しているとの見方から円売り・ドル買いが出やすかった。自民党と公明党の連立政権の是非を巡る自公党首会談が10日に開かれる。公明党が9日に開いた党会合では、自民党との連立継続を巡り賛否は割れたと伝わっている。公明党との連立協議の難航により、臨時国会の召集や首相指名が遅れる可能性がある。日本の政局を巡る不透明感が円相場の重荷となった。 
     
     加藤勝信財務相は10日午前の閣議後記者会見で、外国為替市場での円安・ドル高進行に関して「足元で一方的な、急激な動きがみられている」との認識を示した。「過度な変動や無秩序な動きをしっかり見極めていく」とも述べたが、現時点で外為市場の反応は限られている。

     円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=176円93~96銭と、同78銭の円高・ユーロ安だった。前日に一時177円92銭近辺と1999年の単一通貨ユーロ誕生以降の最安値を付けていた後で、持ち高調整目的の円買い・ユーロ売りが入った。フランス政治を巡る不透明感もユーロの重荷になった。

     ユーロは対ドルで下落し、12時時点は1ユーロ=1.1568~69ドルと同0.0042ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 10:23 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げに転じる 153円ちょうど近辺 株安で
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げに転じる 153円ちょうど近辺 株安で
     10日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇に転じた。10時時点は1ドル=152円96~97銭と前日17時時点と比べて10銭の円高・ドル安だった。10日午前の東京株式市場で日経平均株価の下げ幅が一時300円を超えた。株安で投資家心理が弱気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。

     10時前の中値決済に向けては、「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。10日は週末のうえ、事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」でもあり、国内輸入企業など実需筋からは円売り・ドル買いが出たもようだが、相場への影響は限られている。

     円は対ユーロで上げ幅を拡大している。10時時点では1ユーロ=176円93~96銭と、同78銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで軟調に推移し、10時時点では1ユーロ=1.1566~67ドルと同0.0044ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/10 08:48 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 153円台前半 一時8カ月ぶり安値 対ユーロは上昇
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 153円台前半 一時8カ月ぶり安値 対ユーロは上昇
     10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=153円10~12銭と前日17時時点と比べて4銭の円安・ドル高だった。8時過ぎには153円29銭近辺と前日の安値を下回り、2月中旬以来およそ8カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。積極財政と金融緩和を志向すると市場でみられる高市早苗氏が自民党新総裁へ先週末に就任、財政拡張や日銀による利上げの遅れを意識した円売り・ドル買いが続いている。

     9日付の日本経済新聞電子版は、公明党内で連立継続の賛否は割れており、同党の斉藤鉄夫代表は10日の高市氏との党首会談で連立合意の是非を最終判断する見通しだと報じた。公明党との連立協議が難航していることもあり、臨時国会の召集や首相指名が遅れる可能性がある。日本の政局を巡る不透明感が円相場の重荷となっている。 

     円は対ユーロでは上昇している。8時30分時点は1ユーロ=177円02~06銭と、同69銭の円高・ユーロ安だった。前日に一時177円92銭近辺と1999年の単一通貨ユーロ誕生以降の最安値を付けていた後で、持ち高調整目的の円買い・ユーロ売りが入りやすい。フランスでは、マクロン大統領が10日までに新首相を指名するとの観測が出ている。早期の議会解散・総選挙の可能性が低下したとの見方があるものの、仏政治の先行き不透明感がユーロの重荷になっている面もある。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1561~62ドルと同0.0049ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/9 17:26 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、5日続落 一時8カ月ぶり安値 対ユーロは最安値
    <NQN>◇外為17時 円相場、5日続落 一時8カ月ぶり安値 対ユーロは最安値
     9日の東京外国為替市場で、円相場は5日続落した。17時時点は前日の同時点に比べ47銭の円安・ドル高の1ドル=153円03~04銭だった。16時半すぎには153円22銭近辺と、2月中旬以来およそ8カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。積極財政と金融緩和を志向するとみられる高市早苗氏が自民党新総裁に就任したのを受け、幅広い通貨に対する円売りが続いている。このところ円安が急ピッチで進んだ反動で、午前中は円買い・ドル売りが優勢だったが、欧州勢が参加する取引時間帯に入ると円売りの勢いが増した。

     9日は日経平均株価が大幅反発して最高値を更新した。株高で投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方からも、低金利国通貨の円には売りが出た。国内輸入企業など実需筋のドル調達が活発だとの観測も円相場の重荷になった。

     円は午前中には152円41銭近辺まで買われる場面があった。高市氏が自民党総裁選で勝利して以降、急速に円安が進んだため、利益確定や持ち高調整を目的した円買いが入った。

     米連邦準備理事会(FRB)が8日に公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、多くの参加者が年内の追加利下げが適切になる可能性が高いとみていたことがわかった。FRBの追加利下げ観測が根強いのも円相場の下支え要因だった。

     円は対ユーロでも5日続落した。15時すぎには1ユーロ=177円92銭近辺と、1999年の単一通貨ユーロ誕生以降の最安値を付けた。17時時点は同25銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=177円68~71銭だった。

     ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0019ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1611ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 14:11 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、上値重い 152円台半ば
    <NQN>◇外為14時 円相場、上値重い 152円台半ば
     9日午後の東京外国為替市場で、円相場は上値が重い。14時時点では1ドル=152円47~48銭と前日17時時点と比べて9銭の円高・ドル安だった。持ち高調整の円買い・ドル売りが一服している。自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表は10日に会談し、連立継続を巡って協議する予定で、国内政局の動向を見極めようと持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 12:15 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅上昇 152円台半ば 持ち高調整の円買い
    <NQN>◇外為12時 円相場、小幅上昇 152円台半ば 持ち高調整の円買い
     9日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=152円45~46銭と前日17時時点と比べて11銭の円高・ドル安だった。このところ急ピッチで進んだ円安・ドル高の反動で、持ち高調整の円買い・ドル売りが入った。

     米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が根強いのも相場を下支えした。FRBが8日に公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、年内に追加利下げした方が適切な判断になる可能性が高いと、多くの参加者がみていた。 

     円は下げる場面も多かった。自民党の高市早苗総裁が拡張的な財政政策を志向しているとの見方などが引き続き円の重荷となった。9日午前の日経平均株価の上げ幅が一時700円を超え、投資家が運用リスクを取りやすくなると、株高局面で売られやすい低金利国通貨の円の売りにつながった。 

     10時前の中値決済に向けては、「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。最近の急速な円安・ドル高進行でドルを買い遅れていた国内輸入企業からのドル需要が強かったようだ。 

     円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=177円52~55銭と、同9銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1644~45ドルと同0.0014ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 10:27 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、一時下げ拡大 152円台後半 実需の円売り観測
    <NQN>◇外為10時 円相場、一時下げ拡大 152円台後半 実需の円売り観測
     9日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=152円68~69銭と前日17時時点と比べて12銭の円安・ドル高だった。10時すぎには152円76銭近辺まで下げた。国内輸入企業などからの円売り・ドル買い観測が出ていた。

     10時前の中値決済に向けては、「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。最近の急速な円安・ドル高進行でドルを買い遅れていた企業からのドル需要は根強いようだ。

     9日の日経平均株価は上げ幅が一時700円超に広げるなど株高が進んでいる。投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方も、株高局面で売られやすい低金利国通貨の円の重荷になった。 
     
     円は上げる場面もある。このところの円の下落ペースが速すぎた反動で持ち高調整の円売り・ドル買いが出やすかった。

     円は対ユーロでも下げ幅を拡大している。10時時点では1ユーロ=177円71~75銭と、同28銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルでやや上昇幅を広げている。10時時点では1ユーロ=1.1639~40ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/9 08:42 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅に下落 152円台後半 対ユーロも小安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅に下落 152円台後半 対ユーロも小安い
     9日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=152円61~62銭と前日17時時点と比べて5銭の円安・ドル高だった。自民党の高市早苗総裁が拡張的な財政政策を志向しているとの見方などが引き続き円の重荷となっている。ただこのところ急ピッチで進んだ円安・ドル高の反動で利益確定の円買い・ドル売りも入っており、円は上昇に転じる場面もある。

     積極財政や金融緩和を志向する高市氏が自民党の総裁選に勝利し、円相場は8日の海外市場で153円ちょうど近辺まで下落した。総裁選前と比べて6円近く下げた計算だ。急激な円安進行によって今後の輸入物価上昇に拍車がかかり、日銀が利上げを進めやすくなるとの思惑も円売り・ドル買いの勢いを鈍らせている。

     米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が根強いのも相場を下支えしている。FRBが8日に公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、多くの参加者が年内の追加利下げが適切になる可能性が高いとみていた。  
     
     円は対ユーロでも小幅に下落している。8時30分時点は1ユーロ=177円49~53銭と、同6銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルでほぼ横ばい。8時30分時点は1ユーロ=1.1631ドル近辺と同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/8 17:19 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続落 152円台半ば 高市新総裁の政策にらみで
    <NQN>◇外為17時 円相場、4日続落 152円台半ば 高市新総裁の政策にらみで
     8日の東京外国為替市場で、円相場は4日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円90銭の円安・ドル高の1ドル=152円52~54銭で推移している。一時152円64銭近辺と約8カ月ぶりの安値をつけ、前日同時点から2円あまり円安・ドル高が進んだ。積極財政と金融緩和を志向するとされる高市早苗氏が自民党新総裁に就任したのを受け、幅広い通貨に対して円売りが続いた。

     今後控える臨時国会での首相指名選挙で選出されれば、高市氏は景気過熱や物価高を一時的に容認する「高圧経済」の実現に向けた政策をとるとの見方が市場でくすぶる。高市氏は日銀に利上げに慎重になるよう求めるとの思惑も根強く、円の売りにつながっている。 

     厚生労働省が8日発表した8月の毎月勤労統計調査速報によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は8カ月連続でマイナスとなった。賃上げが物価上昇に追いつかず、消費が鈍化していけば日銀は早期の利上げを判断しにくくなるとの見方も円相場の重荷となった。 

     10時前の中値決済が決まった後、輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが増えるとの思惑が広がったのも円相場の下落を促した。米国は政府機関の一部を閉鎖しているが、景気や物価が急速に落ち込む気配はみられず、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利下げ観測が後退しやすいのも円やユーロなど主要通貨に対するドルの買い戻しを促した。

     円は対ユーロでも4日続落した。17時時点では同1円51銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=177円38~40銭で推移している。対ユーロでも円売りの勢いが強まり、一時177円46銭近辺まで下落し1999年の単一通貨ユーロ誕生以降での最安値を更新した。 

     ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0047ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1629~30ドルで推移している。ルコルニュ首相の辞任に伴うフランスの政局不安がくすぶり、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。一時1.1607ドル近辺と8月下旬以来およそ1カ月半ぶりのユーロ安・ドル高水準をつけた。 

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 14:11 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、下げ一服 152円台半ば
    <NQN>◇外為14時 円相場、下げ一服 152円台半ば
     8日午後の東京外国為替市場で、円相場の下げが一服している。14時時点では1ドル=152円38~39銭と前日17時時点と比べて1円76銭の円安・ドル高だった。自民党総裁選での高市早苗氏の勝利で急速な円安・ドル高が進んできたため、持ち高調整や利益確定を目的とした円買い・ドル売りが入った。8日午後に日経平均株価が下げに転じているのも「低リスク通貨」とされる円の買いにつながった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 12:25 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、大幅下落し152円台半ば 対ユーロは最安値
    <NQN>◇外為12時 円相場、大幅下落し152円台半ば 対ユーロは最安値
     8日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に下落した。12時時点は1ドル=152円50~51銭と前日17時時点と比べて1円88銭の円安・ドル高だった。一時152円64銭近辺と約8カ月ぶりの安値をつけ、前日から2円あまり円安・ドル高が進んだ。積極財政と金融緩和を志向するとみられる高市早苗氏が自民党新総裁に就任したのを受け、幅広い通貨に対する円売りが続いている。

     近く開かれる臨時国会での首相指名選挙で選ばれれば、高市氏は景気過熱や物価高を一時的に容認する「高圧経済」の実現に向けた政策をとるとの見方が市場では広がっている。高市氏は利上げには慎重になるよう日銀に求めるとの思惑もくすぶり、円の売り圧力となっている。

     厚生労働省が8日発表した8月の毎月勤労統計調査速報では、物価変動の影響を除いた実質賃金は8カ月連続でマイナスとなった。賃上げが物価上昇に追いつかず、消費が鈍化していけば日銀は早期の利上げを決断しづらくなるとの見方も円相場の重荷となった。

     10時前の中値決済が決まった後、輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが増えるとの思惑が広がったのも円相場を下押しした。米国では政府機関の一部閉鎖にもかかわらず、景気や物価が急速に落ち込む気配はみられず、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利下げ観測が後退しやすいのも円やユーロなど主要通貨に対するドルの買い戻しにつながった。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=177円24~28銭と、同1円37銭の円安・ユーロ高だった。対ユーロでも円売りの勢いが加速し、一時177円46銭と1999年の単一通貨ユーロ誕生以降での最安値を更新した。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1623ドル近辺と同0.0053ドルのユーロ安・ドル高だった。ルコルニュ首相の辞任でフランスの政局不安が高まり、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。一時1.1617ドル近辺と9月上旬以来およそ1カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準をつけた。

     ニュージーランド(NZ)ドルが円や米ドルに対して売られた。対円では1NZドル=87円台半ば、対米ドルでは0.57米ドル台半ばで推移している。NZ準備銀行(中央銀行)は8日、政策金利を0.50%下げて年2.50%にすると決めた。市場では0.25%の利下げが決まるとみていた市場参加者が多く、大幅利下げの決定を受けてNZドルには売りが膨らんだ。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 10:34 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時152円台半ば
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時152円台半ば
     8日午前の東京外国為替市場で、円相場が下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=152円38~39銭と前日17時時点と比べて1円76銭の円安・ドル高だった。10時半すぎには一時152円53銭近辺まで下げ、約8カ月ぶりの安値をつけた。積極財政と金融緩和を志向するとみられる高市早苗氏が次期首相になるとの見方から円売り・ドル買いが続いている。

     10時前の中値決済に向け、市場では「偏りなし」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社の売買は目立った偏りがなく円相場を方向付ける材料とはならなかったとみられるが、中値の決定後に円売り・ドル買いの持ち高を積み増す金融機関が増えたとの思惑が相場を下押しした。

     円は対ユーロでも一段安となっている。10時時点では1ユーロ=177円36~40銭と同1円49銭の円安・ドル高だった。対ユーロでも円売りが勢いを増しており、10時前には177円46銭近辺と過去最安値を更新する場面があった。

     ユーロは対ドルで下げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=1.1639~40ドルと同0.0037ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/8 08:50 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場が大幅安 一時152円台前半、8カ月ぶり安値
    <NQN>◇外為8時30分 円相場が大幅安 一時152円台前半、8カ月ぶり安値
     8日早朝の東京外国為替市場で、円相場は大幅に下落している。8時30分時点は1ドル=151円98~152円00銭と前日17時時点と比べて1円36銭の円安・ドル高だった。8時30分前には一時152円10銭近辺と2月19日以来およそ8カ月ぶりの安値をつけた。積極財政と金融緩和を志向するとみられている高市早苗氏が自民党総裁選で勝利したのをきっかけとした幅広い通貨に対する円売りが続いている。

     近く開かれる臨時国会での首相指名選挙で高市氏が選ばれれば、景気過熱や物価高を一時的に容認する「高圧経済」を実現する政策がとられるとの見方が市場では広がっている。そのため、高市氏は日銀に対して利上げに慎重になるよう求めるとの思惑もくすぶり、円には売り圧力がかかっている。

     厚生労働省が8日発表した8月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)では、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で1.4%減少した。名目賃金にあたる現金給与総額は伸びたものの、物価上昇に追いつかず実質賃金は8カ月連続でマイナスとなった。実質賃金の減少が消費鈍化につながれば日銀は早期利上げを決断しづらくなるとの見方も円相場の重荷となった。

     ニューヨーク連銀が7日発表した9月の消費者調査によると、1年先の予想物価上昇率(中央値)は3.4%と前月から0.2ポイント上昇した。4月以来5カ月ぶりの高水準となり、5年先の予想インフレ率も3.0%と0.1%ポイント上昇した。米政府機関の一部閉鎖は続くものの、景気やインフレが急速には落ち込まず、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退しやすいのも円売り・ドル買いにつながった。

     円は対ユーロでも大きく下落している。8時30分時点は1ユーロ=177円13~18銭と、同1円26銭の円安・ユーロ高だった。 8時半前には177円22銭近辺まで売られ、1999年に単一通貨ユーロが導入されて以降の最安値を更新した。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1655~1656ドルと同0.0021ドルのユーロ安・ドル高だった。フランス政治を巡る先行き不透明感が強く、ユーロ売り・ドル買いが出ている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/7 17:24 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 日銀の早期利上げ観測和らぐ
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 日銀の早期利上げ観測和らぐ
     7日の東京外国為替市場で、円相場は3日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ58銭の円安・ドル高の1ドル=150円59~60銭で推移している。16時すぎには一時150円71銭近辺まで下落し、8月上旬以来約2カ月ぶりの安値をつけた。自民党の新総裁に金融緩和を志向するとされる高市早苗氏が就任し、日銀の早期利上げが難しくなるとの見方から、円売り・ドル買いが優勢だった。 

     ブルームバーグ通信は6日、高市氏に経済政策などを助言しているとされる元内閣官房参与の本田悦朗氏が「29~30日に開催される金融政策決定会合での利上げは難しい」と述べたと伝えた。高市氏は総裁選後の4日の記者会見で、日銀の金融政策について「責任を持つのは政府だ」との姿勢を示していた。日銀が10月の会合で利上げしにくくなるとの見方が改めて広がり、円売り・ドル買いが増えた。

     円相場は、150円台前半まで下げ幅を縮める場面もあった。加藤勝信財務相が7日午前の閣議後記者会見で、円相場について「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要」だとの考えを示した。政府が円安進行を警戒しているとの受け止めは相場を下支えした。

     円は対ユーロで3日続落した。17時時点では同89銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=175円84~86銭で推移している。一時176円35銭近辺まで下げ、1999年の単一通貨ユーロ誕生以降の最安値を更新した。対ドルでの円売りがユーロに対しても及んだ。 

     ユーロは対ドルで横ばいを挟んで4営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0014ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1676~77ドルで推移している。フランスのルコルニュ首相が突然辞意を表明し、同国の政治情勢が不安定化するとの懸念から6日にユーロ売り・ドル買いが進んでいた反動で、持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが優勢だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/7 14:07 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、下げ渋り 150円台半ば 株高が一服で
    <NQN>◇外為14時 円相場、下げ渋り 150円台半ば 株高が一服で
     7日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。14時時点では1ドル=150円43~45銭と前日17時時点と比べて42銭の円安・ドル高だった。日銀が早期に利上げするとの観測の後退を受けた円売り・ドル買いが一巡した。7日午後の日経平均株価が上げ幅を縮小し、日本株の含み益に対して為替変動リスクをヘッジ(回避)するための円売りも一服している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/7 12:28 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 150円台半ば 日銀利上げ観測後退で
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 150円台半ば 日銀利上げ観測後退で
     7日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=150円53~54銭と前日17時時点と比べて52銭の円安・ドル高だった。朝方には一時150円62銭近辺まで下落し、8月上旬以来の約2カ月ぶりの安値をつけた。自民党の新総裁に高市早苗氏が就任し、日銀の早期利上げが難しいとの見方が広がり、円売り・ドル買いが優勢だった。

     高市氏は総裁選後の記者会見で、日銀の金融政策について「責任を持つのは政府だ」などの姿勢を示した。ブルームバーグ通信は6日、高市氏に経済政策などを助言しているとされる元内閣官房参与の本田悦朗氏が「29~30日に開催される金融政策決定会合での利上げは難しい」と述べたと伝えた。日銀が10月に利上げしにくくなったとの見方が改めて広がり、円売り・ドル買いが増えた。6日安値の150円47銭近辺を円安・ドル高方向に下回ると、損失を限定する円売り・ドル買いも出た。

     円相場の下値は限られた。加藤勝信財務相は7日午前の閣議後記者会見で、円相場について「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要」だとの考えを示した。従来の発言と同じ表現ではあったが、政府が円安進行を懸念しているとの受け止めは相場を下支えした。

     10時前の中値決済に向けては「売り買い交錯」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出入企業など実需筋の売買に大きな傾きはなかったとみられ、相場への影響は限定的だった。

     円は対ユーロでも大幅に下落した。12時時点は1ユーロ=176円14~17銭と、同1円19銭の円安・ユーロ高だった。一時176円35銭近辺をつけ、1999年の単一通貨ユーロ誕生以降の最安値を更新した。対ドルでの円売りが対ユーロにも波及した。

     ユーロは対ドルでも上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1701~02ドルと同0.0039ドルのユーロ高・ドル安だった。フランスでルコルニュ首相が辞任を表明し、政局が不安定化するとの懸念から6日はユーロ売り・ドル買いが優勢だった。7日の東京市場では持ち高を調整するユーロ買い・ドル売りが入っている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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米国株式

  • 2025/10/10 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは4日続落 ナスダックとS&P500も下げる
    <IGM>米国株式 ダウは4日続落 ナスダックとS&P500も下げる
    9日の米国株式市場は、ダウが続落局面を4日目に広げるとともに、ナスダックとS&P500は前日にかけて月初からそれぞれ3度目と5度目の最高値を更新したことによる行き過ぎを調整する売りが入った。
    ダウは4日続落し、前日比243.36ドル安(-0.52%)の46358.42ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。ボーイング(-4.14%)、トラベラーズ(-2.95%)、ハネウェル・インターナショナル(-2.68%)が急落した。セールスフォース(+2.04%)は大幅高となった。ナスダックは小反落し、同18.75ポイント安(-0.08%)の23024.62で引けた。保険、輸送などが下落し、工業、バイオなどが上昇した。S&P500は反落し、同18.61ポイント安(-0.27%)の6735.11で引けた。素材、資本財・サービスなど、生活必需品を除く10業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/9 10:01 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは3日続落、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 ダウは3日続落、ナスダックとS&P500は最高値
    8日の米国株式市場は、ダウが続落する一方で、ナスダックとS&P500はそれぞれ今月3度目と5度目の最高値更新を達成した。
    ダウは小幅に3日続落し、前日比1.20ドル安(-0.00%)の46601.78ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。ゴールドマン・サックス(-1.66%)、前日上昇率トップのIBM(-1.50%)が下げた。トラスト・セキュリティーズの目標株価引き上げで急伸したキャタピラー(+3.17%)は1銘柄で指数を94ドル押し上げた。ナスダックは反発し、同255.01ポイント高(+1.11%)の23043.37の最高値で引けた。IT、金融などが上昇し、銀行、保険が下落した。S&P500は反発し、同39.13ポイント高(+0.58%)の6753.72の最高値で引けた。IT、資本財・サービスなど7業種が上昇し、エネルギー、生活必需品など4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/8 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500も下げる
    <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500も下げる
    7日の米国株式市場は、短期的な過熱感を調整する売りが持ち込まれ、ナスダックとS&P500は最高値をつけた前日から反落した。
    ダウは続落し、前日比91.99ドル安(-0.19%)の46602.98ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。ナイキ(-3.18%)、セールスフォース(-2.46%)が急落した。AI新興企業と提携すると発表したIBM(+1.54%)、プロクター・アンド・ギャンブル(+1.42%)は堅調。ナスダックは反落し、同153.30ポイント安(-0.66%)の22788.36で引けた。輸送、ITなどが下落し、保険、バイオは上昇した。S&P500は8日ぶりに反落し、同25.69ポイント安(-0.38%)の6714.59で引けた。一般消費財、通信サービスなど6業種が下落し、生活必需品、公益など5業種が上昇した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/7 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは7日ぶりに反落、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 ダウは7日ぶりに反落、ナスダックとS&P500は最高値
    6日の米国株式市場は、ダウが利益確定売りで最高値更新の流れを4日間で終了させたが、ナスダックは2営業日ぶり、S&P500は4日連続の最高値更新となった。
    ダウは7日ぶりに反落し、前営業日比63.31ドル安(-0.13%)の46694.97ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。CEOの交代を発表したベライゾン・コミュニケーションズ(-5.11%)、シャーウィン・ウィリアムズ(-2.80%)が急落した。セールスフォース(+2.26%)、マイクロソフト(+2.17%)は大幅高。ナスダックは反発し、同161.16ポイント高(+0.70%)の22941.66で引けた。工業。輸送などが上昇し、金融、バイオは下落した。S&P500は7日続伸し、同24.49ポイント高(+0.36%)の6740.28で引けた。一般消費財、公益など7業種が上昇し、不動産、生活必需品など4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/6 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は6日続伸 ともに最高値
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は6日続伸 ともに最高値
    3日の米国株式市場は、米FRBの利下げ局面入りへの期待感で、ダウが9連騰した4月22日から5月2日以降最長の6日続伸となった。米政府機関の閉鎖は2日目に入ったが、影響はほとんど見られなかった。
    ダウは6日続伸し、前日比238.56ドル高(+0.61%)の46758.28ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。ユナイテッドヘルス・グループ(+1.83%)、トラベラーズ(+1.61%)が上昇を牽引し、ナイキ(-3.54%)は急落した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同63.54ポイント安(-0.27%)の22780.50で引けた。工業とITが下落し、保険、銀行などは上昇した。S&P500は6日続伸し、同0.44ポイント高(+0.06%)の6715.79で引けた。公益、ヘルスケアなど7業種が上昇し、一般消費財、通信サービスなど4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    9月ISM非製造業景気指数                     50.0(8月は52.0)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/3 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 5日続伸 主要3指数は揃って最高値
    <IGM>米国株式 5日続伸 主要3指数は揃って最高値
    2日の米国株式市場は、主要3指数が揃って5日続伸し、ダウは3日連続、S&P500は2日連続、ナスダックは9月22日以来の最高値更新となった。2018年12月-2019年1月以来の米政府機関閉鎖は2日目に入ったが、米FRBの追加利下げへの期待感が引き続き追い風になった。
    ダウは5続伸し、前日比78.62ドル高(+0.16%)の46519.72ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。キャタピラー(+2.03%)が唯一の騰落率2%超えとなり、スリーエム(+1.79%)も堅調。コカ・コーラ(-1.02%)、JPモルガン・チェース(-1.02%)は下げた。ナスダックも5日続伸し、同88.89ポイント高(+0.39%)の22844.05で引けた。金融、輸送などが上昇し、通信、工業などは下落した。S&P500も5日続伸し、同4.15ポイント高(+0.06%)の6715.35で引けた。素材、ITなど4業種が上昇し、エネルギー、一般消費財など7業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/2 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 4日続伸 ダウとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 4日続伸 ダウとS&P500は最高値
    1日の米国株式市場は、主要3指数が揃って4日続伸した。2018年12月-2019年1月以来の米政府機関閉鎖に突入したが、前日に続いて弱い米雇用指標が発表され、米FRBの追加利下げを想定する買いが優勢となった。ダウは2日連続、S&P500は9月22日以来の最高値更新となった。
    ダウは4日続伸し、前日比43.21ドル高(+0.09%)の46441.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。世界的なヘルスケア銘柄買いで、メルク(+7.39%)とアムジェン(+5.78%)が急伸し、アムジェンは1銘柄で指数を100ポイント押し上げた。前日良好な決算を発表したナイキ(+6.41%)も大幅高。ホーム・デポ(-2.02%)は急落した。ナスダックも4日続伸し、同95.14ポイント高(+0.41%)の22755.15で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、金融、輸送などは下落した。S&P500も4日続伸し、同22.74ポイント高(+0.40%)の6711.20で引けた。ヘルスケア、公益など4業種が上昇し、素材、金融など7業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 -3.2万人(8月は-0.3万人)
    9月ISM製造業景気指数                  49.1(8月は48.7)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/1 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 3日続伸 ダウは22日以来の最高値
    <IGM>米国株式 3日続伸 ダウは22日以来の最高値
    30日の米国株式市場は、主要3指数が揃って3日続伸した。米政府機関閉鎖の現実味が増すなかで、ヘルスケア関連株や半導体株が好調に推移した。ダウは22日以来の最高値更新となった。
    ダウは3日続伸し、前日比81.82ドル高(+0.17%)の46397.89ドルと最高値で引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。アムジェン(+3.00%)、前日上昇率2位のエヌビディア(+2.60%)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(+2.09%)が急伸した。アメリカン・エクスプレス(-2.97%)は急落した。ナスダックも3日続伸し、同68.85ポイント高(+0.30%)の22660.00で引けた。バイオ、保険などが上昇し、銀行、輸送などは下落した。S&P500も3日続伸し、同27.25ポイント高(+0.40%)の6688.46で引けた。ヘルスケア、ITなど7業種が上昇し、エネルギー、一般消費財など4業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数    722.7万件(7月は720.8万件)
    9月シカゴ購買部協会景気指数          40.6(8月は41.5)
    9月消費者信頼感指数                  94.2(8月は97.8)
    7月ケースシラー住宅価格指数(20都市)・前年比 +1.8%(6月は+2.2%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/30 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 政府機関閉鎖迫り上値追いは盛り上がらず
    <IGM>米国株式 続伸 政府機関閉鎖迫り上値追いは盛り上がらず
    29日の米国株式市場は、主要3指数が揃って続伸した。米利下げ継続への期待感が引き続き下支え要因となったが、米政府機関の閉鎖が間近に迫っており、リスク選好の上値追いは盛り上がらなかった。
    ダウは続伸し、前営業日比68.78ドル高(+0.14%)の46316.07ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。エヌビディア(+2.05%)が急伸し、キャタピラー(+1.26%)、ウォルト・ディズニー(+1.15%)も高い。シェブロン(-2.54%)は急落した。ナスダックも続伸し、同107.08ポイント高(+0.47%)の22591.15で引けた。金融、輸送などが上昇し、銀行、保険は下落した。S&P500も続伸し、同17.51ポイント高(+0.26%)の6661.21で引けた。一般消費財、ITなど9業種が上昇し、エネルギーと通信サービスが下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月仮契約住宅販売指数・前月比        +4.0%(7月は-0.3%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/29 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 4日ぶりに反発 米利下げ継続観測が再燃
    <IGM>米国株式 4日ぶりに反発 米利下げ継続観測が再燃
    26日の米国株式市場は、主要3指数が揃って4日ぶりに反発した。米8月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)でインフレ圧力の増幅が確認されず、米FRBの利下げ継続観測の再燃が追い風になった。
    ダウは4日ぶりに反発し、前日比299.97ドル高(+0.65%)の46247.29ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は24、下落は6。ボーイング(+3.62%)はトルコからの最大255機の大型受注で急伸した。トラベラーズ(+1.29%)も堅調。シスコシステムズ(-0.93%)やアップル(-0.55%)は下げた。ナスダックも4日ぶりに反発し、同99.37ポイント高(+0.50%)の22484.06で引けた。バイオ、保険など、通信を除く全業種が上昇した。S&P500も4日ぶりに反発し、同38.98ポイント高(+0.59%)の6643.70で引けた。公益、一般消費財など10業種が上昇し、生活必需品のみが下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月個人消費支出物価指数・前年比       +2.7%(7月は+2.6%)
    9月消費者態度指数                     55.1(8月は58.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/26 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 利下げ継続観測後退で3指数揃って3日続落
    <IGM>米国株式 利下げ継続観測後退で3指数揃って3日続落
    25日の米国株式市場は3日続落した。強い経済指標発表が相次ぎ、米FRBの利下げ継続観測の後退で売りが優勢となった。
    ダウは3日続落し、前日比173.96ドル安(-0.37%)の45947.32ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。前日下落率トップのアムジェン(-2.88%)、ナイキ(-2.78%)、メルク(-2.60%)の下げが目立った。前日下落率2位のIBM(+5.20%)は急反発した。ナスダックも3日続落し、同113.15ポイント安(-0.50%)の22384.69で引けた。バイオ、工業など、通信を除く全業種が下落した。S&P500も3日続落し、同33.25ポイント安(-0.50%)の6604.72で引けた。ヘルスケア、一般消費財など9業種が下落し、エネルギー、ITの2業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    4-6月期GDP確定値・前期比年率         +3.8(1-3月期は-0.6%)
    8月耐久財受注・前月比                +2.9%(7月は-2.7%)
    8月中古住宅販売戸数・前月比          -0.2%(7月は+2.0%)
    新規失業保険申請件数                 21.8万件(前週は23.2万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/25 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 3指数揃って続落 利益確定売り続く
    <IGM>米国株式 3指数揃って続落 利益確定売り続く
    23日の米国株式市場は続落した。3指数が揃って3日続けて最高値を更新した22日を境として、ハイテク株を中心に利益確定売りで重い流れに転じた。
    ダウは続落し、前日比171.50ドル安(-0.37%)の46121.28ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。アムジェン(-2.65%)、IBM(-1.73%)が安く、ユナイテッドヘルス・グループ(+1.19%)、シェブロン(+1.12%)は上げた。ナスダックも続落し、同75.61ポイント安(-0.33%)の22497.85で引けた。輸送、通信などが下落し、保険と鉱業が上昇した。S&P500も続落し、同18.95ポイント安(-0.28%)の6637.97で引けた。素材、不動産など7業種が下落し、エネルギー、公益など4業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月新築一戸建て販売戸数(年率換算)  80.0万戸(66.4万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/24 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は利益確定売りで揃って反落
    <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は利益確定売りで揃って反落
    23日の米国株式市場は反落した。パウエル米FRB議長講演で追加利下げに積極的と解釈できる発言内容は見当たらず、前日までいずれも3日続けて最高値を更新した主要3株価指数は利益確定売りに押された。
    ダウは5日ぶりに反落し、前日比88.76ドル安(-0.19%)の46292.78ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。アマゾン・ドット・コム(-3.04%)、エヌビディア(-2.82%)が急落し、ボーイング(+2.00%)は中国からの大型受注が近づいているとの見方で大幅高となった。ナスダックは4日ぶりに反落し、同215.50ポイント安(-0.94%)の22573.47で引けた。工業、ITなどが下落し、輸送と通信が上昇した。S&P500も4日ぶりに反落し、同36.83ポイント安(-0.55%)の6656.92で引けた。一般消費財、ITな5業種が下落し、エネルギー、不動産など6業種が上昇した。
    22日のダウは同66.27ドル高(+0.14%)の46381.54ドル、ナスダックは同157.50ポイント高(+0.69%)の22788.97、S&P500は同29.39ポイント高(+0.44%)の6693.75で引けた。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月製造業景気指数(速報値)          52.0(8月は53.0)
    9月サービス業景気指数(速報値)      53.9(8月は54.5)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/22 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は揃って連日の最高値
    <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は揃って連日の最高値
    19日の米国株式市場は上昇した。米FRBが利下げ局面入りした可能性を好感するフローが維持され、ダウ/ナスダック/S&P500は前日に続いて揃って最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比172.85ドル高(+0.37%)の46315.27ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。アムジェン(+3.47%)、19日発売の新型スマホの受注好調が伝わったアップル(+3.20%)が急伸した。ナイキ(-1.68%)、シェブロン(-1.66%)は下げた。ナスダックも続伸し、同160.75ポイント高(+0.71%)の22631.47で引けた。IT、保険などが上昇し、銀行、輸送などが下落した。S&P500も続伸し、32.40ポイント高(+0.48%)の6664.36で引けた。 IT、公益など7業種が上昇し、エネルギー、不動産など4業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/19 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 3指数が揃って最高値を更新
    <IGM>米国株式 3指数が揃って最高値を更新
    18日の米国株式市場は上昇した。米FRBが利下げ局面入りした可能性を好感するフローとなり、ダウ/ナスダック/S&P500は1週間ぶりに揃って最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比124.10ドル高(+0.26%)の46142.42ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。前日上昇率2位のキャタピラー(+3.62%)、インテルに50億ドルを出資して共同で半導体を設計・製造すると発表したエヌビディア(+3.49%)が大幅高となった。ビザ(-2.32%)は急落した。ナスダックは3日ぶりに反発し、同209.39ポイント高(+0.94%)の22470.72で引けた。銀行、バイオなど、工業を除く業種がすべて上昇した。S&P500も3日ぶりに反発し、31.61ポイント高(+0.47%)の6631.96で引けた。 IT、資本財・サービスなど7業種が上昇し、生活必需品、一般消費財など4業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 23.2(8月は-0.3)
    8月景気先行指数・前月比               -0.5%(7月は+0.1%)
    新規失業保険申請件数                  23.1万件(前週は26.4万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/18 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは景気敏感株の買いで反発 ナスダックとS&P500は続落
    <IGM>米国株式 ダウは景気敏感株の買いで反発 ナスダックとS&P500は続落
    17日の米国株式市場は、ダウが反発に転じる一方、ナスダックとS&P500は続落した。ダウは米利下げ継続観測で景気敏感株が買われた。
    ダウは反発し、前日比260.42ドル高(+0.56%)の46018.32ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。アメリカン・エクスプレス(+2.74%)、キャタピラー(+2.27%)が急伸し、エヌビディア(-2.62%)は中国当局が自国ハイテク企業にエヌビディア製半導体の購入を禁止したとの英紙報道が嫌気されて急落した。ナスダックは続落し、同72.63ポイント安(-0.32%)の22261.32で引けた。輸送、ITが下落し、銀行、通信などは上昇した。S&P500は小幅続落し、6.41ポイント安(-0.09%)の6600.35で引けた。 IT、資本財・サービスなど5業種が下落し、金融、生活必需品など6業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月住宅着工件数・前月比              -8.5%(7月は+3.4%)
    8月建設許可件数・前月比              -3.7%(7月は-2.2%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/17 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 下落 FRBの金融政策発表前日の持ち高調整/利益確定売りで
    <IGM>米国株式 下落 FRBの金融政策発表前日の持ち高調整/利益確定売りで
    16日の米国株式市場は、米FRBの17日の金融政策発表を控えた持ち高調整/利益確定売りで下落した。
    ダウは反落し、前日比125.55ドル安(-0.27%)の45757.90ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。ユナイテッドヘルス・グループ(-2.33%)、今週出荷が始まった中国向け新製品の需要不振が報じられたエヌビディア(-1.61%)の下げが目立った。シェブロン(+1.42%)、前日上昇率トップのアマゾン・ドット・コム(+1.13%)は堅調。ナスダックは7日ぶりに反落し、同14.79ポイント安(-0.06%)の22333.95で引けた。6日連続で最高値を更新した後の利益確定売りが優勢となった。保険、銀行などが下落し、工業、輸送、バイオが上昇した。S&P500は反落し、8.52ポイント安(-0.12%)の6606.76で引けた。公益、不動産など6業種が下落し、エネルギー、一般消費財など5業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月小売売上高・前月比                +0.6%(7月は+0.6%)
    8月鉱工業生産・前月比                +0.1%(7月は-0.4%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/16 10:03 米国株式 <IGM>米国株式 上昇 ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 上昇 ナスダックとS&P500は最高値
    15日の米国株式市場は、米中首脳会談が19日に行われることや、米FRBの17日の利下げが確実視されていることで上昇した。
    ダウは反発し、前営業日比49.23ドル高(+0.10%)の45883.45ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。アマゾン・ドット・コム(+1.44%)、アップル(+1.12%)が買われる一方、メルク(-1.20%)、マクドナルド(-1.09%)は下げた。ナスダックは6日続伸し、同207.64ポイント高(+0.93%)の22348.75で引けた。6日連続の最高値更新となった。IT、工業が上昇し、保険、銀行などは下落した。S&P500は反発し、30.99ポイント高(+0.47%)の6615.28で引けた。11日来の最高値更新となった。通信サービス、一般消費財など5業種が上昇し、生活必需品、ヘルスケアなど6業種が下落した。
    12日のダウは前日比273.78ドル安(-0.59%)の45834.22、ナスダックは同98.02ポイント高(+0.44%)の22141.10、S&P500は同3.18ポイント安(-0.05%)の6584.29で引けた。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月NY連銀製造業景気指数             -8.7(8月は11.9)
    12日
    9月消費者態度指数(速報値)         55.4(8月は58.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/12 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値を更新
    <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値を更新
    11日の米国株式市場は、米物価指標の高止まりと弱い雇用指標でスタグフレーションへの警戒感が強まり、利下げ加速への期待感で主要3指数が揃って最高値を更新した。
    ダウは反発し、前日比617.08ドル高(+1.35%)の46108.00ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は25、下落は5。スリーエム(+3.84%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+3.14%)が3%超の大幅高となった。ボーイング(-3.31%)は急落した。ナスダックは4日続伸し、同157.01ポイント高(+0.71%)の22043.07で引けた。4日連続の最高値更新となった。保険、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も4日続伸し、55.43ポイント高(+0.84%)の6587.47で引けた。3日連続の最高値更新となった。素材、ヘルスケアなど、エネルギーを除く10業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月消費者物価指数・前年比            +2.9%(7月は+2.7%)
    8月消費者物価指数(コア)・前年比    +3.1%(7月は+3.1%)
    新規失業保険申請件数                 26.3万件(前週は23.6万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/11 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 ナスダックとS&P500は最高値を更新 ダウは利益確定売りで反落
    <IGM>米国株式 ナスダックとS&P500は最高値を更新 ダウは利益確定売りで反落
    10日の米国株式市場は、ダウが翌日の米8月消費者物価指数の発表前の買い手控えと利益確定売りで反落したが、ナスダックとS&P500は最高値を更新した。
    ダウは3日ぶりに反落し、前日比220.42ドル安(-0.48%)の45490.92ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。セールスフォース(-3.77%)、アマゾン・ドット・コム(-3.32%)、アップル(-3.23%)が3%超の大幅安となった。エヌビディア(+3.85%)は急伸した。ナスダックは小幅ながら3日続伸し、同6.57ポイント高(+0.03%)の21886.06で引けた。3日連続の最高値更新となった。IT、輸送が上昇し、バイオ、工業などは下落した。S&P500も3日続伸し、19.43ポイント高(+0.29%)の6532.04で引けた。2日連続の最高値更新となった。エネルギー、ITなど5業種が上昇し、一般消費財、生活必需品など6業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月卸売物価指数・前年比              +2.6%(7月は+3.1%)
    8月卸売物価指数(コア)・前年比      +2.8%(7月は+3.4%)

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欧州株式

  • 2025/10/14 07:24 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 米中貿易戦争への過度の警戒感和らぐ
    <IGM>欧州株式 反発 米中貿易戦争への過度の警戒感和らぐ
    13日の欧州株は反発した。10日の株安の主因は米中貿易戦争のリスク拡大であったが、トランプ米大統領がそのリスクは低いとの見方を示し、過度の警戒感が和らいだことで買い戻しが入った。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前営業日比15.40ポイント(0.16%)高の9442.87で引けた。貴金属市況高で鉱業株に買いが集まった。100銘柄中、上昇は64銘柄、下落は35銘柄、1銘柄は変わらずであった。金鉱エンデバー・マイニング(+11.27%)は急騰し、10月に入って4度目の最高値更新となった。鉱業フレスニロ(+9.09%)、同アントファガスタ(+4.98%)、同アングロ・アメリカン(+4.13%)、前日下落率3位の資源商社グレンコア(+3.30%)も大幅高となった。一方、防衛BAEシステムズ(-1.56%)、品質保証インターテック・グループ(-1.52%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-1.49%)は下げた。
    独DAX40は反発し、同146.47ポイント(0.60%)高の24387.93で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(+2.36%)と透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+2.17%)が急伸し、前日下落率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.76%)、総合テクノロジーのシーメンス(+1.57%)、電力RWE(+1.43%)もしっかり。一方、コメルツ銀行(-0.86%)、医薬品バイエル(-0.80%)、通信ドイツ・テレコム(-0.67%)は安い。
    仏CAC40は3日ぶりに反発し、同16.26ポイント(0.21%)高の7934.26で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。半導体STマイクロエレクトロニクス(+3.13%)、前日下落率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+3.09%)、同トップの自動車ステランティス(+2.82%)、硝子サンゴバン(+2.01%)が大幅高となり、広告ピュブリシス(+1.63%)も堅調。一方、自動車部品ミシュラン(-2.78%)は4月9日以来の水準に大きく3日続落し、高級ブランドのケリング(-1.70%)、食品ダノン(-1.53%)も安い。
    10日の英FTSE100は前日比81.93ポイント(0.86%)安の9427.47、独DAX40は同369.79ポイント(1.50%)安の24241.46、仏CAC40は同123.36ポイント(1.53%)安の7918.00で引けた。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

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  • 2025/10/10 16:54 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は下落、独仏は上昇
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は下落、独仏は上昇
    10日の欧州株式市場寄り付きは、英FTSE100指数が軟調、独DAX40指数と仏CAC40指数は堅調に始まった。自動車セクターが買われる反面、ヘルスケア関連セクターは下落している。フランスのマクロン大統領による新首相指名を控え、同国の政治情勢が注目される。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%安の9,502.07。現在は0.15%安の9,495.20近辺。指数構成全100銘柄中、47銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、8銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(-3.38%)や保険のアビバ(-1.88%)、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-1.24%)が軟調。一方、ソフトウェアのセイジ・グループ(+1.93%)や食品サービスのコンパス・グループ(+1.74%)は堅調に推移している。
    独DAX40指数は前日比0.22%高の24,664.23で寄り付き、現在は0.15%高の24,689.88近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。自動車のメルセデス・ベンツグループ(+2.59%)や同ポルシェ(+1.14%)、コメルツ銀行(+1.06%)などが上昇。一方、特殊化学品のブレンターク(-2.31%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.38%)は下落している。
    仏CAC40指数は前日比0.10%高の8,049.57で寄り付き、現在は0.29%高の8,064.60近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。自動車のステランティス(+1.74%)やファッション・アパレルのケリング(+1.55%)、広告のピュブリシス・グループ(+1.50%)などが堅調。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.68%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.95%)は軟調に推移している。

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  • 2025/10/10 07:41 欧州株式 <IGM>欧州株式 英仏は3日ぶりに反落 独は連日の最高値
    <IGM>欧州株式 英仏は3日ぶりに反落 独は連日の最高値
    9日の欧州株は、英国が銀行株、仏が高級ブランド株を中心とする売りでいずれも3日ぶりに反落したが、独はガザ和平と仏政局を巡る楽観論を受けた上昇分を維持して最高値を連日更新した。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比39.47ポイント(0.41%)安の9509.40で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は47銘柄、5銘柄は変わらずであった。広告WPP(-5.90%)は配当落ちで2008年12月以来の水準に急反落した。銀行HSBC(-5.39%)は香港子会社の恒生銀行を買収して非上場とする計画を公表したことが材料視された。配当落ちの住建バラット・レッドロウ(-3.60%)、前日上昇率2位の銀行ロイズ・バンキング・グループ(-3.33%)、高級ブランドのバーバリー(-3.32%)も大幅安。一方、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+3.20%)は良好な四半期決算と米同業デルタが楽観的な先行き見通しを示したことを好感した。前日上昇率3位の鉱業アングロ・アメリカン(+2.17%)、エンジニアリングのウィアー・グループ(+2.07%)も急伸した。
    独DAX40は小幅ながら3日続伸し、同14.12ポイント(0.06%)高の24611.25と最高値を連日更新して引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.88%)、医薬品バイエル(+2.84%)が急伸し、通信ドイツ・テレコム(+1.44%)、医療機器フレゼニウス(+1.35%)、前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+1.25%)も堅調。一方、前日上昇率トップのオンライン衣料販売ザランド(-3.14%)、ハノーバー再保険(-2.16%)は急反落し、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.74%)も軟調。
    仏CAC40は3日ぶりに反落し、同18.77ポイント(0.23%)安の8041.36で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は17銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車部品ミシュラン(-3.82%)は第3四半期の売上が前年比で減少するとの見通しが嫌気された。前日上昇率2位の高級ブランドLVMH(-2.83%)、同1位の鉄鋼アルセロールミタル(-2.78%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-2.69%)は急落し、化粧品ロレアル(-1.81%)も下げた。一方、食品ダノン(+4.75%)は5月26日以来の水準に急反発した。JPモルガンが第3四半期の業績について強気の見通しを示した。電力・ガスのエンジー(+1.89%)、建設・メディア・通信ブイグ(+1.85%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月貿易収支                            +172億ユーロ(7月は+148億ユーロ)

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  • 2025/10/9 17:29 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は反落、独仏は続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は反落、独仏は続伸して始まる
    9日の欧州株式市場寄り付きは、英株は反落、独仏株は続伸して始まった。8日の米ハイテク株高などが相場下支えになっているが、英株はHSBCの大幅下落の影響もあり下げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.31%安の9,519.35。現在は0.29%安の9,521.55近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。香港子会社の恒生銀行を買収、非公開化する計画を発表した銀行のHSBCホールディングス(-5.54%)が大幅安。銀行のロイズ・バンキング・グループ(-2.45%)や配当落ちの住宅建設のバラット・レッドロウ(-3.47%)なども下げている。一方、鉱業のアングロ・アメリカン(+2.62%)や製紙のモンディ(+2.08%)、航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+1.78%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.32%高の24,674.65で寄り付き、現在は0.12%高の24,627.05近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。医薬・農薬のバイエル(+1.90%)や化学のBASF(+1.27%)などが高い。一方、ハノーバー再保険(-1.64%)や日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-1.31%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.17%高の8,074.12で寄り付き、現在は0.11%高の8,068.90近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+1.67%)や銀行のクレディ・アグリコル(+1.43%)などが上げている。一方、第3四半期売上が前年同期比減少見込みと伝えられたタイヤのミシュラン(-4.44%)は売られている。

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  • 2025/10/9 07:42 欧州株式 <IGM>欧州株式 英独は最高値 金銅相場高や仏政局懸念の緩和で
    <IGM>欧州株式 英独は最高値 金銅相場高や仏政局懸念の緩和で
    8日の欧州株は続伸した。銀行株と金相場の4000ドル突破や銅相場高で鉱業株が買われた英国は3営業日ぶりに最高値を更新した。仏暫定首相が年内の予算合意に慎重ながら楽観論を示したことや、独経済省が今年のプラス成長を予測したことを好感し、独は7月9日以来の最高値更新となり、仏はルコルニュ首相辞任表明後の下落分の大半を取り戻した。
    英FTSE100は続伸し、前日比65.29ポイント(0.69%)高の9548.87と最高値で引けた。100銘柄中、上昇は67銘柄、下落は29銘柄、4銘柄は変わらずであった。鉱業株はアントファガスタ(+4.22%)、アングロ・アメリカン(+3.24%)、フレスニロ(+2.96%)の堅調が目立った。銀行ロイズ・バンキング・グループ(+3.70%)は自動車ローンの不十分な情報開示を巡る補償が1契約当たり700ポンド程度にとどまる見通しとなったことを好感した。消費者向けヘルスケアのへーリオン(+3.18%)も大幅高。一方、資産運用インターミディエイト・キャピタル・グループ(-4.23%)はジェフリーズの目標株価引き上げにもかかわらず急落し、不動産投信セグロ(-309%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-2.25%)も大幅安となった。
    独DAX40も続伸し、同211.35ポイント(0.87%)高の24597.13と最高値で引けた。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は13銘柄であった。オンライン衣料販売ザランド(+5.34%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+3.34%)、スポーツ用品アディダス(+3.32%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.60%)、医療機器フレゼニウス(+2.59%)が大幅高となった。一方、中国の販売不振や米国の関税で7日に今季の利益見通しを下方修正した自動車BMW(-8.25%)は連日の下落率トップで3ヶ月ぶりの安値を更新した。自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-2.92%)、同ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-2.06%)も急落した。
    仏CAC40も続伸し、同85.28ポイント(1.07%)高の8060.13で引けた。40銘柄中、上昇は34銘柄、下落は6銘柄であった。EUが50%への輸入鉄鋼の関税倍増と無関税枠の半減を提案していることを好感し、鉄鋼アルセロールミタル(+6.55%)が急伸した。電気設備ルグラン(+3.56%)、前日上昇率2位の高級ブランドLVMH(+2.77%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.10%)は大幅高となり、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+1.89%)も堅調。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-2.36%)は急落し、自動車ルノー(-1.83%)、硝子サンゴバン(-1.30%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月鉱工業生産・前月比                  -4.3%(7月は+1.3%)

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  • 2025/10/8 17:26 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後はしっかり
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後はしっかり
    8日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅続伸、独株は小甘く始まった。寄り付き後は英独仏いずれもしっかりで推移している。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%高の9,492.25。現在は0.31%高の9,513.10近辺。指数構成全100銘柄中、51銘柄が値上がり、44銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。共にベレンベルクやモルガン・スタンレーが目標株価を引き上げた金鉱のエンデバー・マイニング(+2.66%)や鉱業のアントファガスタ(+2.50%)が買われており、銀行のロイズ・バンキング・グループ(+2.45%)も高い。一方、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-2.18%)や資産運用のアイ・シー・ジー(-2.11%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.01%安の24,382.66で寄り付き、現在は0.37%高の24,475.37近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.95%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+1.70%)、電力のRWE(+1.55%)などが上げている。一方、2025年通期業績見通しを引き下げた自動車のBMW(-6.72%)が売られており、メルセデス・ベンツグループ(-2.48%)やフォルクスワーゲン(-2.02%)など他の自動車株も安い。
    仏CAC40指数は前日比0.11%高の7,983.37で寄り付き、現在は0.66%高の8,027.17近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり。7日に欧州委員会が鉄鋼産業保護のために、輸入される鉄鋼の関税を50%と現行の2倍に引き上げる案を提示したことを受けて、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+3.50%)が買われており、銀行のソシエテ・ジェネラル(+2.55%)やクレディ・アグリコル(+1.96%)なども上げている。一方、自動車のルノー(-1.19%)やコンサルティングのキャップジェミニ(-0.64%)などは下げている。

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  • 2025/10/8 07:42 欧州株式 <IGM>欧州株式 小幅高 英独仏いずれも前日終値付近に収斂
    <IGM>欧州株式 小幅高 英独仏いずれも前日終値付近に収斂
    7日の欧州株はいずれも小幅高となった。英国は石油、タバコ株を中心とする買いで、3日の最高値(9491.25)を2日続けて上回る場面があった。独仏は消費関連株の買いが下支え要因になった。 
    英FTSE100は小反発し、前日比4.44ポイント(0.05%)高の9483.58で引けた。100銘柄中、上昇は44銘柄、下落は54銘柄、2銘柄は変わらずであった。害虫駆除レントキル・イニシャル(+3.90%)はバーンスタインの投資判断/目標株価引き上げで大幅に6日続伸し、2月19日以来の高値をつけた。タバコのインペリアル・ブランズ(+3.36%)は通期事業見通しの維持と14.5億ポンドの自社株買いの発表で5日ぶりに急反発し、同業ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+1.82%)も堅調。高級ブランドのバーバリー(+3.04%)、保険ビーズリー(+2.76%)も大幅高となった。一方、オンライン賭博エンテイン(-6.54%)は、インターコンチネンタル取引所が米同業ポリマーケットに最大20億ドルを出資し、資本提携すると発表したことで6月13日以来の水準に大幅続落した。前日下落率トップの製紙モンディ(-4.82%)は2013年7月以来の水準に一段安となった。JDスポーツファッション(-2.44%)も急落した。
    独DAX40は小幅ながら3日ぶりに反発し、同7.49ポイント(0.03%)高の24385.78で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。化学シムライズ(+2.31%)は9月下旬につけた2020年3月以来の安値からの回復局面を維持し、ソフトウェアSAP(+1.47%)、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+1.16%)、日用品バイヤスドルフ(+0.99%)、消費財ヘンケル(+0.86%)も堅調。一方、前日上昇率トップの自動車BMW(-2.02%)、同下落率3位の医薬品バイエル(-2.01%)は急落し、自動車部品コンチネンタル(-1.96%)も下げた。
    仏CAC40は小反発し、同3.07ポイント(0.04%)高の7974.85で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は23銘柄、2銘柄は変わらずであった。モルガンスタンレーが投資判断を引き上げた高級ブランドのケリング(+5.75%)とLVMH(+3.63%)、自動車ルノー(+2.73%)が急伸し、証券取引所運営のユーロネクスト(+1.62%)、化粧品ロレアル(+1.40%)も堅調。一方、前日上昇率トップの自動車ステランティス(-1.85%)は5日ぶりに反落し、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.64%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-1.45%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月製造業受注・前月比                  -0.8%(7月は-2.7%)

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  • 2025/10/7 16:48 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏はいずれも小幅高ののち反転
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏はいずれも小幅高ののち反転
    7日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏がそろって小幅高で始まった後、下げに転じた。米金融大手モルガン・スタンレーが仏高級ファッション・アパレルLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンと同ケリングの投資判断を引き上げたことが好感された反面、英ディスカウント小売業者のB&Mヨーロピアン・バリュー・リテールが2025年上半期の減益と弱い業績見通しを発表したことが、投資家心理を冷やしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.05%高の9,483.56。現在は0.02%安の9,477.60近辺。指数構成全100銘柄中、49銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。B&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(-16.20%)が急落。スポーツ用品小売のフレーザーズ・グループ(-2.89%)や流通・食品包装のバンズル(-1.61%)も軟調。一方、害虫駆除のレントキル・イニシャル(+3.95%)や石油のシェル(+1.75%)、ロンドン証券取引所グループ(+1.26%)は堅調に推移している。
    独DAX40指数は前日比0.09%高の24,400.77で寄り付き、現在は0.11%安の24,368.83近辺。指数構成全40銘柄中、13銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり。医薬・農薬のバイエルは3.88%安。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.38%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.25%)も下落。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(+1.54%)や通信のドイツテレコム(+1.17%)は上昇している。
    仏CAC40指数は前日比0.04%高の7,974.91で寄り付き、現在は0.28%安の7,949.71近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.42%)や医薬品のサノフィ(-1.57%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.19%)が軟調。一方、自動車のルノー(+2.67%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.80%)、ケリング(+1.78%)は堅調に推移している。

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  • 2025/10/7 07:49 欧州株式 <IGM>欧州株式 下落 英は初の9500乗せ 仏は政局不安で7日ぶりに反落
    <IGM>欧州株式 下落 英は初の9500乗せ 仏は政局不安で7日ぶりに反落
    6日の欧州株は下落した。英国はエネルギー関連株の買いで5日続けてザラ場の最高値を更新し、初の9500乗せを達成する場面もあったが、利益確定/持ち高調整売りニーズが上回った。仏はルコルニュ首相の辞任で政局不安や財政再建の遅れが警戒され、銀行株を中心とする売りで反落に転じた。独はほぼ横ばい。
    英FTSE100は反落し、前営業日比12.11ポイント(0.13%)安の9479.14で引けた。100銘柄中、上昇は41銘柄、下落は57銘柄、2銘柄は変わらずであった。製紙モンディ(-15.99%)は2014年2月以来の水準に急落した。需要減やメンテナンスによる生産停止などで7-9月期のコア利益が減少した。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-2.88%)は急落し、小売キングフィッシャー(-1.95%)、防衛・航空宇宙BAEシステムズ(-1.90%)、酒造ディアジオ(-1.87%)も下げた。一方、保険プルデンシャル(+2.82%)、金鉱エンデバー・マイニング(+2.76%)、石油BP(+2.14%)は急伸した。
    独DAX40は小幅続落し、同0.51ポイント(0.00%)安の24378.29で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-3.75%)が急落し、化学品卸売ブレンタグ(-1.80%)、医薬品バイエル(-1.73%)、ドイツ銀行(-1.35%)、コメルツ銀行(-1.22%)も安い。一方、自動車BMW(+3.31%)、ハノーバー再保険(+3.19%)、ミュンヘン再保険(+2.61%)は大幅高となった。
    仏CAC40は7日ぶりに反落し、同109.76ポイント(1.36%)安の7971.78で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は31銘柄であった。銀行株はソシエテ・ジェネラル(-4.23%)、クレディ・アグリコル(-3.43%)、BNPパリバ(-3.21%)が急落し、硝子サンゴバン(-3.44%)、防衛・電子機器タレス(-3.21%)も大幅安。一方、自動車ステランティス(+3.48%)は大幅に4日続伸し、前日上昇率3位の鉄鋼アルセロールミタル(+1.12%)、電気設備ルグラン(+0.56%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月建設業景気指数                      46.2(8月は45.5)

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  • 2025/10/6 17:15 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    6日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅下落して始まった。寄り付き後も軟調に推移しており、フランスのルコルニュ首相が6日に辞任したことが伝えられ、仏政局不安の高まりで仏株は下げ幅を広げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.06%安の9,485.55。現在は0.06%安の9,485.19近辺。指数構成全100銘柄中、36銘柄が値上がり、58銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。第3四半期の低調な業績で製紙のモンディ(-14.56%)が大幅安。医薬品のGSK(-1.60%)や航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-1.41%)なども下げている。一方、貴金属のフレスニーヨ(+1.47%)や石油のBP(+1.23%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.09%安の24,357.59で寄り付き、現在は0.27%安の24,312.49近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-1.33%)やドイツ銀行(-1.27%)、医薬・農薬のバイエル(-1.21%)などが安い。一方、ハノーバー再保険(+1.95%)やミュンヘン再保険(+1.23%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+0.97%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.57%安の8,035.33で寄り付き、現在は1.69%安の7,945.13近辺。指数構成全40銘柄中、2銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり。ソシエテ・ジェネラル(-6.17%)やBNPパリバ(-4.74%)、クレディ・アグリコル(-4.94%)など銀行株の下げが目立つ。一方、自動車のステランティス(+0.90%)はしっかり。

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  • 2025/10/6 07:26 欧州株式 <IGM>欧州株式 英は4日間で3度目の最高値 仏は3月以来の高値 独は反落
    <IGM>欧州株式 英は4日間で3度目の最高値 仏は3月以来の高値 独は反落
    3日の欧州株は英国が素材、鉱業、金融株などの買いに支えられて直近の4日間で3度目の最高値を更新した。独は前日までの5日続伸後の利益確定売りが優勢となったが、仏は続伸局面を6日目に広げた。
    英FTSE100は反発し、前日比63.52ポイント(0.67%)高の9491.25と最高値で引けた。100銘柄中、上昇は68銘柄、下落は27銘柄、5銘柄は変わらずであった。流通バンズル(+4.45%)はゴールドマン・サックスの投資判断引き上げで急伸し、銀行ナットウエスト・グループ(+3.83%)、資産運用シュローダーズ(+3.74%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.75%)、前日上昇率2位のベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(+2.69%)も大幅高。一方、前日下落率3位の飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-1.98%)と同コカ・コーラHBC(-1.67%)は下落し、保険アドミラル・グループ(-1.92%)も安い。
    独DAX40は6日ぶりに反落し、同43.76ポイント(0.18%)安の24378.80で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(-2.21%)は連日の最高値更新後に急反落し、ドイツ証券取引所(-1.86%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-1.26%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.18%)、食品加工機器GEAグループ(-1.10%)も軟調。一方、医薬品メルク(+2.68%)は急伸し、3日連続して騰落率トップとなった。医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+1.56%)、化学BASF(+1.40%)も買われた。
    仏CAC40は6日続伸し、同24.91ポイント(0.31%)高の8081.54と3月25日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は15銘柄、2銘柄は変わらずであった。高級ブランドのケリング(+3.82%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+3.72%)、鉄鋼アルセロールミタル(+2.32%)、前日上昇率トップの自動車ステランティス(+2.19%)、医薬品サノフィ(+2.07%)が急伸した。一方、産業用ガスのエア・リキード(-2.77%)は急落し、建設・メディア・通信ブイグ(-1.69%)、前日下落率トップの通信オランジュ(-1.59%)は軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月サービス業景気指数                  50.8(8月は54.2)
    独9月サービス業景気指数                  51.5(8月は49.3)
    仏9月サービス業景気指数                  48.5(8月は49.8)
    ユーロ圏9月サービス業景気指数            51.3(8月は50.5)
    ユーロ圏8月生産者物価指数・前年比       -0.6%(7月は+0.2%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/3 16:44 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏はいずれも堅調
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏はいずれも堅調
    3日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏がそろって堅調に始まった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待高まり、買いが先行している。米株価指数先物が時間外取引で上昇していることも、支援材料。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.30%高の9,455.65。現在は0. 35%高の9,460.81近辺。指数構成全100銘柄中、75銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(+3.06%)や工業機械、機器のディプロマ(+2.95%)、資産運用のシュローダー(+2.48%)などが上昇。一方、オンライン賭博のフラッター・エンターテインメント(-1.28%)やヘルスケアのハレオン(-0.66%)は下落している。
    独DAX40指数は前日比0.37%高の24,512.69で寄り付き、現在は0.24%高の24,497.19近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。コメルツ銀行(+1.64%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+1.21%)、防衛・自動車部品のラインメタル(+0.91%)などが堅調。一方、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.09%)やドイツ証券取引所(-0.74%)は軟調に推移している。
    仏CAC40指数は前日比0.45%高の8,093.01で寄り付き、現在は0.35%高の8,084.45近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。鉄鋼のアルセロール・ミタル(+1.80%)や自動車のステランティス(+1.55%)、銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.45%)が高い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.62%)やガラス・建材のサンゴバン(-0.49%)は下落している。

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  • 2025/10/3 07:45 欧州株式 <IGM>欧州株式 独は8月中旬 仏は3月下旬以来の水準に5日続伸 英は最高値から反落
    <IGM>欧州株式 独は8月中旬 仏は3月下旬以来の水準に5日続伸 英は最高値から反落
    2日の欧州株は、連日最高値を更新中の英国が反動売りで下げに転じたが、引き続き米国の利下げ継続観測が追い風となった独仏はハイテク株や高級ブランド株の買いで続伸局面を5日目に広げた。
    英FTSE100は5日ぶりに反落し、前日比18.70ポイント(0.20%)安の9427.73で引けた。100銘柄中、上昇は54銘柄、下落は45銘柄、1銘柄は変わらずであった。信用調査エクスペリアン(-4.22%)は、米応用分析ソフトのフェア・アイザックが信用調査会社への企業の依存度を低下させる新プログラムを発表したことを嫌気した。通信ブリティッシュ・テレコム(-3.03%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-2.81%)、広告WPP(-2.81%)、鉱業フレスニロ(-2.72%)も急落した。一方、小売テスコ(+5.28%)は2026年2月期の通期利益見通しを29-31億ポンドに上方修正した。ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(+4.06%)はUBSの投資判断/目標株価引き上げで急伸し、害虫駆除レントキル・イニシャル(+2.60%)も大幅高。
    独DAX40は5日続伸し、同308.94ポイント(1.28%)高の24422.56と8月19日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。総合テクノロジーのシーメンス(+4.21%)が大幅高となり、前日上昇率3位の発送電技術シーメンス・エナジー(+4.13%)はベレンベルクの目標株価引き上げで連日の最高値更新となった。オンライン衣料販売ザランド(+3.42%)、日用品バイヤスドルフ(+2.34%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.04%)も急伸した。一方、前日上昇率トップの医薬品メルク(-2.28%)、同2位の同バイエル(-1.75%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.52%)は下げた。
    仏CAC40も5日続伸し、同89.68ポイント(1.13%)高の8056.63と3月25日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。前日上昇率3位の自動車ステランティス(+8.33%)は米国とイタリアの販売好調で7月10日以来の高値を更新した。高級ブランドLVMH(-3.61%)とエルメス・インターナショナル(+2.73%)、前日下落率トップの防衛・電子機器タレス(+3.41%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+3.20%)も急伸した。一方、通信オランジュ(-1.24%)、石油トタルエナジーズ(-1.18%)、銀行BNPパリバ(-1.03%)は安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏8月失業率                         6.3%(7月は6.2%)

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  • 2025/10/2 17:21 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    2日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。米国で連邦政府予算が成立しないまま新会計年度に入り、一部政府機関が閉鎖され米国経済の不透明感が高まったにも関わらず、1日の米株式相場が続伸したことなどが下支えになっている。一方、これまでの相場続伸で高値警戒感も生じており、直近で英株は下落に転じている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.32%高の9,477.00。現在は0.09%安の9,438.31近辺。指数構成全100銘柄中、57銘柄が値上がり、40銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。信用調査のエクスペリアン(-6.45%)が売られており、貴金属のフレスニーヨ(-1.70%)や配当落ちのたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-2.30%)なども下げている。一方、仏エバーネックスの売却を検討との報道で、ベンチャーキャピタルの3iグループ(+3.14%)が買われており、資産運用のアイ・シー・ジー(+2.98%)やスーパーのテスコ(+2.21%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.75%高の24,293.83で寄り付き、現在は0.64%高の24,269.13近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ベレンベルクが目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.98%)が買われており、オンライン衣料販売のザランド(+1.94%)や産業機器のシーメンス(+1.86%)なども高い。一方、電力のエーオン(-1.24%)やRWE(-1.15%)、医薬・農薬のバイエル(-1.18%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.73%高の8,025.50で寄り付き、現在は0.77%高の8,028.02近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり。米国での第3四半期販売台数が+6.4%と堅調であった自動車のステランティス(+7.06%)が買われており、ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+2.82%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+2.84%)なども上げている。一方、通信のオランジュ(-1.13%)や証券取引所運営ユーロネクスト(-1.19%)、電力・ガスのエンジー(-0.70%)などは安い。

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  • 2025/10/2 07:51 欧州株式 <IGM>欧州株式 4日続伸 ヘルスケア株急伸で英国は連日の最高値更新
    <IGM>欧州株式 4日続伸 ヘルスケア株急伸で英国は連日の最高値更新
    1日の欧州株は4日続伸した。米つなぎ予算の不成立で米政府機関の閉鎖がスタートしたが、米医薬品ファイザーが米国内の薬価引き下げと引き換えに医薬品関税の対象外となることが前日判明し、ヘルスケア関連株が連想買いで急上昇した。英国は連日最高値を更新し、独仏は8月下旬以来の高値で引けた。
    英FTSE100は4日続伸し、前日比96.00ポイント(1.03%)高の9446.43と連日最高値で引けた。100銘柄中、上昇は62銘柄、下落は38銘柄であった。幅広い医薬品株買いで、時価総額トップのアストラゼネカ(+11.21%)が昨年9月以来の水準に急騰し、GSK(+6.16%)、ヒクマ・ファーマシューティカルズ(+5.71%)も急伸した。JDスポーツファッション(+6.82%)は前日の予想を上回る米ナイキの決算を好感し、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+3.61%)も大幅高となった。一方、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-3.76%)、小売テスコ(-3.55%)、飲料コカ・コーラHBC(-3.14%)は急落した。
    独DAX40も4日続伸し、同232.90ポイント(0.98%)高の24113.62と8月26日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は7銘柄、2銘柄は変わらずであった。医薬品メルク(+10.05%)が5月14日以来の水準に急騰し、同バイエル(+4.99%)も急伸するなど、ヘルスケア関連株が上昇を牽引した。発送電技術シーメンス・エナジー(+4.76%)、前日下落率2位のスポーツ用品アディダス(+3.99%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+3.67%)も大幅高。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.69%)、前日上昇率2位の不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.03%)、前日下落率トップの商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-0.54%)は下げた。
    仏CAC40も4日続伸し、同71.01ポイント(0.90%)高の7966.95で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は15銘柄、2銘柄は変わらずであった。医薬品サノフィ(+8.44%)が大幅に続伸し、前日下落率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+5.30%)はEUが業界を支援するために輸入鉄鋼品に50%関税の賦課を提案するとの報道を好感した。自動車ステランティス(+3.35%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+3.05%)、電気・ガスのエンジー(+2.19%)も急伸した。一方、防衛・電子機器タレス(-0.98%)、乳製品ダノン(-0.97%)、証券取引所運営ユーロネクスト(-0.86%)は安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月製造業景気指数                      46.2(8月は47.0)
    独9月製造業景気指数                      49.5(8月は49.8)
    仏9月製造業景気指数                      48.2(8月は50.4)
    ユーロ圏9月製造業景気指数                49.8(8月は50.7)
    ユーロ圏9月消費者物価指数速報値・前年比 +2.2%(8月は+2.0%)

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  • 2025/10/1 17:16 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小甘く始まる
    1日の欧州株式市場寄り付きは、英株はほぼ横ばい、独仏株は小甘く始まった。寄り付き後は英株は強含みもみ合い、独仏株は弱含みもみ合いとなっている。トランプ米大統領が大幅に関税を引き上げる意向を示し、売られていた医薬品関連が、トランプ米政権との交渉進展への期待や過度な警戒感の後退などを背景に買われている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.00%安の9,350.15。現在は0.39%高の9,386.96近辺。指数構成全100銘柄中、41銘柄が値上がり、57銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。医薬品のアストラゼネカ(+4.69%)やヒクマ・ファーマシューティカルズ(+4.30%)などが高い。酒造のディアジオ(+2.14%)やロンドン証券取引所グループ(+1.46%)なども上げている。一方、29日にトランプ米大統領がキッチンキャビネット等への関税引き上げの大統領令に署名した影響で、台所用品・建具のハウデン・ジョイナリー(-2.85%)は売られており、ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(-2.59%)や不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.81%)なども下げている。
    独DAX40指数は前日比0.53%安の23,755.23で寄り付き、現在は0.38%安の23,790.11近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(-2.02%)やソフトウェアのSAP(-1.10%)、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(-0.97%)などが安い。一方、医薬品のメルク(+4.43%)やバイオテクノロジーのキアゲン(+1.68%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+1.11%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.02%安の7,894.29で寄り付き、現在は0.13%安の7,885.61近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(-1.45%)や電気機器のルグラン(-1.24%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.28%)などが下げている。一方、医薬品のサノフィ(+3.82%)やビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.33%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+1.20%)などは高い。

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  • 2025/10/1 07:27 欧州株式 <IGM>欧州株式 3日続伸 ヘルスケア/航空宇宙・防衛株が堅調 英国は最高値
    <IGM>欧州株式 3日続伸 ヘルスケア/航空宇宙・防衛株が堅調 英国は最高値
    30日の欧州株は3日続伸した。米つなぎ予算の不成立による米政府機関の閉鎖が近づいているにもかかわらず、ヘルスケア関連株の好調が続くとともに、航空宇宙・防衛株も買われたため、英国株が8月28日以来の最高値を更新するなど堅調を維持した。
    英FTSE100は3日続伸し、前日比50.59ポイント(0.54%)高の9350.43と最高値で引けた。月間では1.78%高と3ヶ月連続で上昇し、四半期では2020年10-12月期以降最高の6.73%高と3四半期連続で上昇した。100銘柄中、上昇は80銘柄、下落は19銘柄、1銘柄は変わらずであった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-5.35%)、日用品レキット・ベンキーザー(+3.85%)、医薬品GSK(+3.72%)、UBSが目標株価を引き上げた航空宇宙・防衛メルローズ・インダストリーズ(+2.73%)、害虫駆除レントキル・イニシャル(+2.51%)が急伸した。一方、オンライン衣料販売ザランド(-3.53%)は秋季予算案でギャンブル税引き上げの可能性を示唆したため、6日ぶりに急反落した。ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(-2.37%)、前日下落率2位の石油BP(-2.04%)も大幅安。
    独DAX40も3日続伸し、同135.66ポイント(0.57%)高の23880.72と9月1日以来の高値で引けた。月間では0.09%安と2ヶ月連続で下落し、四半期では-0.12%と5四半期ぶりに下落した。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は13銘柄であった。航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+4.57%)は7日続伸で8月14日以来の最高値更新となった。不動産検索プラットフォームのスカウト24(+2.11%)、食品加工機器GEAグループ(+2.03%)、医療機器フレゼニウス(+2.00%)、医薬品メルク(+2.00%)も大幅高となった。一方、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.88%)、スポーツ用品アディダス(-0.94%)、オンライン衣料販売ザランド(-0.80%)は下げた。
    仏CAC40も3日続伸し、同15.09ポイント(0.19%)高の7895.94で引けた。月間では2.49%高と2ヶ月ぶりに上昇し、四半期では3.00%高と2四半期ぶりに上昇した。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は14銘柄、1銘柄は変わらずであった。広告ピュブリシス(+2.20%)が大幅高となり、前日上昇率3位のコンサルティングのキャップジェミニ(+1.85%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.61%)、航空宇宙サフラン(+1.45%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.43%)も堅調。一方、石油トタルエナジーズ(-2.49%)は連日の下落率トップとなり、鉄鋼アルセロールミタル(-2.30%)も急落した。幅広く売られた高級ブランド株は前日上昇率トップのケリング(-1.88%)の下げが目立った。
    (経済指標)                           (発表値)
    英4-6月期GDP(確定値)前期比          +0.3%(1-3月期は+0.7%)
    英4-6月期経常収支                      -289.39億ポンド(1-3月期は-211.94億ポンド)
    独9月消費者物価指数(速報値)・前年比  +2.4%(8月は+2.1%)
    仏9月消費者物価指数(速報値)・前年比  -1.1%(8月は+0.8%)
    仏8月消費支出・前月比                  +0.1%(7月は-0.6%)

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  • 2025/9/30 17:26 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
    30日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反落して始まった。米国で10月1日から始まる新会計年度のつなぎ予算の成立が難航しており、一部米政府機関閉鎖の可能性が高まっており、リスク回避的地合いのなか、時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることなどが重荷となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%安の9,291.57。現在は0.23%安の9,278.10近辺。指数構成全100銘柄中、27銘柄が値上がり、65銘柄が値下がり、8銘柄は変わらず。鉱業のアントファガスタ(-1.67%)や金鉱のエンデバー・マイニング(-1.62%)、通信のBTグループ(-1.89%)などが下げている。一方、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.16%)やベンチャーキャピタルの3iグループ(+1.67%)、害虫駆除のレントキル・イニシャル(+1.17%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.08%安の23,726.43で寄り付き、現在は0.18%安の23,701.69近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。化学のシムライズ(-1.41%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.53%)、化学のBASF(-1.10%)などが安い。一方、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+3.21%)やスポーツ用品のアディダス(+1.10%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+0.75%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.20%安の7,865.44で寄り付き、現在は0.62%安の7,831.63近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。酒造のペルノ・リカール(-2.80%)やファッション・アパレルのケリング(-2.59%)、石油のトタルエナジーズ(-1.96%)などが下げている。一方、広告のピュブリシス・グループ(+0.53%)や建設のバンシ(+0.26%)などはしっかり。

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  • 2025/9/30 08:02 欧州株式 <IGM>欧州株式 続伸 鉱業株やヘルスケア関連に買いも石油株安で上値は重い
    <IGM>欧州株式 続伸 鉱業株やヘルスケア関連に買いも石油株安で上値は重い
    29日の欧州株は続伸した。米つなぎ予算の時間切れを警戒する逃避資金の流入で金相場が最高値を更新し、鉱業株が買われた。ヘルスケア関連株も堅調に推移したが、増産観測による原油安で石油株が下げたため、上値の重さも意識された。
    英FTSE100は続伸し、前営業日比15.01ポイント(0.16%)高の9299.84で引けた。買いが先行し、8月28日の最高値9321.40を上回る場面があった。100銘柄中、上昇は72銘柄、下落は26銘柄、2銘柄は変わらずであった。鉱業アントファガスタ(+5.29%)、JDスポーツファッション(+4.52%)が急伸し、保険アドミラル・グループ(+3.63%)はジェフリーズが投資判断を2段階引き上げた。住建バークリー・グループ・ホールディングス(+3.48%)は新たな財務最高責任者(CFO)の指名が好感された。医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+2.40%)、2026年1月1日付で最高経営責任者(CEO)を交替すると発表した医薬品GSK(+2.15%)も大幅高。一方、飲料コカ・コーラHBC(-3.81%)、原油安が重荷となった石油BP(-2.45%)は急落し、航空機エンジンのロールス・ロイス(-1.61%)も軟調。
    独DAX40は小幅続伸し、同5.59ポイント(0.02%)高の23745.06で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品バイエル(+1.71%)は英同業株の上昇につれ高となり、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.43%)、不動産ヴォノヴィア(+1.35%)、自動車フォルクスワーゲン(+1.26%)、前日下落率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.15%)も高い。一方、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-3.40%)とコメルツ銀行(-3.01%)は急落し、ドイツ銀行(-1.70%)も安い。
    仏CAC40も続伸し、同10.19ポイント(0.13%)高の7880.87で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。高級ブランドのケリング(+4.71%)、同エルメス・インターナショナル(+2.42%)が急伸し、前日下落率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(+1.80%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+1.70%)、防衛・電子機器タレス(+1.62%)も堅調。一方、石油トタルエナジーズ(-2.31%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(-1.29%)、自動車部品ミシュラン(-0.81%)は下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏9月総合景況指数                  95.5(8月は95.2)

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  • 2025/9/29 17:23 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    29日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。26日の米株式相場が反発し、その後の時間外取引でも堅調に推移していることが相場下支えになっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.45%高の9,326.45。現在は0.59%高の9,339.65近辺。指数構成全100銘柄中、87銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬品のGSK(+3.50%)やスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+2.90%)、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+2.13%)などが上げている。一方、石油のBP(-0.61%)や害虫駆除のレントキル・イニシャル(-0.57%)、通信のボーダフォングループ(-0.40%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.40%高の23,835.61で寄り付き、現在は0.01%高の23,741.39近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.36%)や自動車のフォルクスワーゲン(+1.21%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+1.13%)などが上げている。一方、コメルツ銀行(-2.62%)やドイツ銀行(-1.06%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-0.51%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.36%高の7,899.02で寄り付き、現在は0.10%高の7,878.86近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.97%)や高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.64%)などが上げている。一方、銀行のソシエテ・ジェネラル(-0.98%)や石油のトタルエナジーズ(-0.96%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]

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・NQN=日経QUICKニュース
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