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  • 2025/11/18 14:12 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は一段安 一時1600円安、ビットコインの急落で
    <NQN>◇東証14時 日経平均は一段安 一時1600円安、ビットコインの急落で
     18日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をさらに拡大し、前日比1500円ほど安い4万8800円台前半で推移している。代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインが急落したのにあわせ、日本株の持ち高を落とす動きが優勢となり、下げ幅を1600円あまりに広げる場面があった。日本時間18日午後の取引で米株価指数先物が下げていることも、投資家心理の悪化につながっている。


     仮想通貨の交換業大手取引所ビットフライヤーによると日本時間18日午後に対円のビットコイン相場は1ビットコイン=1400万円割れとなった。対ドルでも9万ドル割れと、7カ月ぶりの低水準を付けた。正午前から急速に下げ足を速め、午後の東京株式市場でも幅広い銘柄に売り圧力が強まった。株式市場では短期の値幅取り狙いの個人投資家はハイテク株とビットコインの両方に資金を投じているとの見方から、両者の価格は連動しやすいとの指摘もある。市場では「過熱感が高まっていたビットコインと日本株は『ガス抜き』的な売りが強まっている」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との声があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆2868億円、売買高は16億905万株だった。

     アドテストや東エレクが売られ、フジクラやTDKも引き続き安い。一方、塩野義やアステラスなどが買われ、電通グループや日ハムも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 13:02 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大、4万9000円割れ、ビットコインが大幅安
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大、4万9000円割れ、ビットコインが大幅安
     18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大している。前日比1300円ほど安い4万8900円台半ばで推移している。取引時間中に節目4万9000円を下回るのは10月24日以来。ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクなどが一段と売り込まれ、日経平均を下押ししている。

     暗号資産(仮想通貨)であるビットコインが日本時間午後に大きく下落しており、株式市場でもリスク回避の売りが広がっているもようだ。

     日経平均のチャート上で11月5日に付けていた取引時間中の安値(4万9073円)も下回り、日本株の下値不安が高まりやすい。市場では「このところの半導体や人工知能(AI)関連株の下落が続いたことで日本株の上昇一服感が強く、機関投資家の持ち高を圧縮する売りが出ている」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネージャー)との指摘があった。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約266億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2169億円、売買高は12億7354万株だった。

     アドテストやフジクラが売られ、TDKやファナックも安い。一方、塩野義や住友ファーマ、アステラスなども引き続き高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 11:48 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 891円安、半導体やAI関連に売り
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 891円安、半導体やAI関連に売り
     18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比891円35銭(1.77%)安の4万9432円56銭だった。米利下げ観測の後退を背景にした前日の米株安を受け、東京市場でも幅広い銘柄に売りが優勢だった。東エレクやアドテストなどの半導体関連のほか、フジクラや住友電、古河電などの人工知能(AI)関連が軒並み下落し、日経平均の下げ幅は一時1200円を超えた。半面、医薬品など業績が景気変動の影響を相対的に受けにくいディフェンシブ関連の一角に資金を移す動きもみられ、相場を支えた。

     17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比557ドル(1.18%)安の4万6590ドルだった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も0.84%下落した。米連邦準備理事会(FRB)高官の追加利下げに慎重な発言が続き、投資家心理の重荷となった。19日には米エヌビディアの四半期決算の発表が控える。発表を前に東京市場でも関連株に持ち高調整の売りを出す動きが出た。

     前日に続き、インバウンド関連銘柄の下げも目立った。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言を受け、中国政府が自国民に日本への渡航を自粛するよう注意喚起したため、訪日客消費の落ち込みが引き続き警戒された。資生堂や三越伊勢丹などが下げた。

     シティグループ証券の阪上亮太氏は日本が尖閣諸島を国有化した2012年と比べて訪日客数や日本での消費額が増えているとして「日本経済や企業業績への影響は当時とは比べ物にならない大きさだ」と指摘。中国での日本製品の不買運動や、日本企業との取引を停止すれば「対中エクスポージャー(投融資残高)が高い業種・企業への影響も避けられない」とみる。負の影響を受けやすいセクターとして、百貨店やドラッグストア、化粧品、ホテル、陸運、空運などを挙げた。

     日経平均は下げ渋る場面もあった。市場では「27年3月期(来期)の企業業績の改善期待から日本株の先高観は強い。買い遅れた投資家の押し目買いも入りやすい」(国内証券)との見方があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは49.57ポイント(1.48%)安の3297.96だった。JPXプライム150指数も続落し、24.78ポイント(1.70%)安の1435.96で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆7976億円、売買高は10億8928万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1211。値上がりは332、横ばいは69だった。

     TDKやイビデンが売られ、日東電や信越化も下げた。一方、塩野義や第一三共、アステラス、住友ファーマといった医薬品株が軒並み高となった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 10:13 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均下げ幅拡大 一時1200円安、フジクラなど一段安
    <NQN>◇東証10時 日経平均下げ幅拡大 一時1200円安、フジクラなど一段安
     18日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比1100円ほど安い4万9100円台後半で推移している。ソフトバンクグループ(SBG)のほか、東エレクやアドテストなどの半導体関連に売りが膨らんでいる。フジクラ、住友電、古河電など人工知能(AI)関連も軒並み売られており、日経平均の下げ幅は1200円を超える場面もあった。

     日経平均はチャート上で下値支持とみられていた短期トレンドを示す25日移動平均(4万9900円前後)を明確に下回っており、持ち高解消の売りが加速しているようだ。

     市場では「米企業を中心とした巨額のAI分野での投資への懸念が根強い。米エヌビディアの四半期決算の発表を19日に控えて、発表を前にリスク回避的な売りも膨らみやすい」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との指摘があった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7541億円、売買高は7億4362万株だった。

     信越化やファナックが売られ、TDKやイビデンも安い。一方、前日に下げていた良品計画が買われているほか、ニトリHDも高い。塩野義やアステラスの医薬品株にも資金が向かっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 09:19 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落、600円安、値がさ半導体株に売り
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落、600円安、値がさ半導体株に売り
     18日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日比670円ほど安い4万9600円台半ばで推移している。17日の米ハイテク株が下落した流れを受け、東エレクやアドテスト、TDKなど半導体関連を中心に売りが先行している。

     17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比557ドル(1.18%)安の4万6590ドルで終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官の追加利下げに慎重な発言が続き、投資家心理の重荷となった。米半導体大手エヌビディアの決算発表を19日に控えてハイテク株は持ち高調整の売りも出て、ナスダック総合株価指数は0.84%安となった。

     日経平均のチャート上では短期トレンドを示す25日移動平均(4万9900円前後)を下値支持と意識する投資家は多く「下値では押し目待ちの買いが入りやすい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との指摘もあった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     京セラやイビデンが売られ、フジクラやファナックも安い。一方、アステラスや塩野義が買われている。前日に大幅下落した三越伊勢丹や良品計画、ニトリHDなど上げて始まった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 15:52 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落 一時5万円割れ、日中関係への懸念で
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落 一時5万円割れ、日中関係への懸念で
     17日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前週末比52円62銭(0.10%)安の5万0323円91銭だった。下げ幅は500円を超え、節目の5万円を割り込む場面があった。日中関係の悪化懸念からインバウンド(訪日外国人)関連株が軒並み売られた。25日移動平均(前週末時点で4万9800円台半ば)近辺では押し目買いが入り、下げ渋った。前週末に大きく下げた値がさの半導体関連銘柄が堅調に推移したのも指数の支えとなった。

     中国外務省は14日、中国国民に対し日本への渡航を当面控えるように注意喚起した。中国訪日客の減少や日中関係の悪化につながるとの懸念から、JALやANAHDなどの空運や三越伊勢丹などの小売り関連、資生堂など中国向けの売上高比率が高い銘柄に売りが増えた。ファストリは1銘柄で約240円、日経平均を押し下げた。木原稔官房長官は17日の記者会見で、中国側に適切な対応を求めたと説明した。

     日経平均は小幅高に転じる場面があった。大きく下げたインバウンド関連株には、下値で個人投資家らの押し目買いが入った。前週末に下落した東エレクやアドテストなどの半導体関連株のほか、ソフトバンクグループ(SBG)に自律反発狙いの買いが優勢で、相場全体の支えとなった。

     国内では高市早苗政権による財政拡張が意識されている。17日は国内長期金利が約17年半ぶりの水準に上昇しており、「株式相場は金利の上昇スピードを気にしながらの動きとなりそうだ」(国内証券のストラテジスト)との声があった。「次の手掛かりは19日の米半導体大手エヌビディアの決算や、政府閉鎖の影響で遅れていた20日の米雇用統計の発表で、週前半は様子見姿勢が強まりやすい」(野村証券の小高貴久シニア・ストラテジスト)との見方もあった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は12.28ポイント(0.37%)安の3347.53だった。JPXプライム150指数も続落した。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆1873億円、売買高は23億8547万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は932。値上がりは618、横ばいは63だった。

     ソニーGやダイキン、リクルートが下げた。トヨタも下落した。一方、イビデンやフジクラは上げた。中外薬も上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 14:14 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は膠着 インバウンド関連に個人の押し目買いも
    <NQN>◇東証14時 日経平均は膠着 インバウンド関連に個人の押し目買いも
     17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比100円ほど安い5万0200円台後半と小安い水準で膠着している。下落が大きいインバウンド(訪日外国人)関連株の一角には下値で個人投資家からの押し目買いが入っているもようで、指数全体の支えとなっている。

     高市早苗政権による財政拡張への影響が注目されている。15日付の日本経済新聞朝刊は、政府が近く策定する経済対策の規模について、17兆円台にする方向で調整に入ったと報じた。17日の国内債券市場では長期金利が一時17年半ぶりの高水準をつけた。市場では「金利上昇を嫌気した売りが先行する可能性はあるが、実際に大規模な経済対策が実行されるとなれば人工知能(AI)関連以外の幅広い銘柄に買いが広がりそうだ」(国内運用会社のファンドマネージャー)との声があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆2543億円、売買高は16億5761万株だった。

     ダイキンやTDKが下げ幅を拡大している。一方、アドテストやイビデンは上げ幅を拡大している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 13:03 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は底堅い 半導体関連の堅調さが支え
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は底堅い 半導体関連の堅調さが支え
     17日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は底堅い。前週末比170円ほど安い5万0200円台前半で推移している。ファストリが引き続き安く、指数の重荷となる一方、半導体関連銘柄の一角は堅調に推移し、全体を支えている。

     市場では「日経平均は25日移動平均(前週末時点で4万9836円)が下値支持となっている」(楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト)との声がある。土信田氏は「日中関係の先行きなど不透明要因があるため積極的な売買は手控えられている」とも指摘した。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約472億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆5034億円、売買高は14億628万株だった。

     リクルートやトヨタが安い。ダイキンも下落している。一方、イビデンは上げ幅を広げた。ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 11:43 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 インバウンド関連に売り
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 インバウンド関連に売り
     17日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前週末比365円(0.72%)安の5万0011円53銭だった。下げ幅は一時500円を超え、節目の5万円を割り込んだ。前週末のダウ工業株30種平均が下落したのを受け、日本株にも売りが先行した。中国外務省が中国国民に対し日本への渡航を控えるよう呼びかけたのをきっかけに、インバウンド(訪日観光客)関連銘柄に売りが膨らんだ。ファストリが1銘柄で約270円、日経平均を押し下げた。

     中国外務省は14日、中国国民に対し日本への渡航を当面控えるように注意喚起した。高市早苗首相が7日、台湾への武力攻撃が起こった際に「存立危機事態になり得る」と答弁したことに対する反発とみられている。中国訪日客の減少につながるとの懸念から、JALやANAHDなどの空運、良品計画や三越伊勢丹などの小売り関連株に売りが出た。

     日経平均は小幅高に転じる場面もあった。節目の5万円近辺で押し目買いが入りやすかった。前週末に大きく下げたソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、アドテストなどの半導体関連銘柄に買い戻しが入り、指数を支えた。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは27.20ポイント(0.81%)安の3332.61だった。JPXプライム150指数は続落した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆1697億円、売買高は12億2975万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1115。値上がりは439、横ばいは57だった。

     ソニーGやダイキンが下げた。ファナックや資生堂も安い。一方、中外薬や今期見通しの上方修正を発表した三井住友FGは上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 10:15 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ縮小 5万円近辺で押し目買い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ縮小 5万円近辺で押し目買い
     17日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前週末比140円ほど安い5万0200円台前半で推移している。一時は上げに転じた。節目の5万円を割り込む場面で押し目買いが入り、下値を支えている。

     内閣府が17日発表した2025年7~9月期の名目国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比年率で1.8%減だった。QUICKがまとめた市場予想(2.4%減)ほど落ち込まなかった。「個人消費や企業の設備投資がプラス成長を維持したのは株式相場にとって支え」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。

     東証プライムでは約7割の銘柄が値下がりしている。業種別では空運や小売りなど、インバウンド関連銘柄が安い。中国外務省が14日、中国国民に対し日本への渡航を控えるよう呼びかけた。高市早苗首相の台湾有事に関する答弁に対する措置としている。中国人観光客の減少を懸念した売りが広がっている。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆525億円、売買高は8億5027万株だった。

     良品計画や三越伊勢丹、ファナックが安い。一方、アドテストは上げに転じ、フジクラやレーザーテクが上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 09:24 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 500円安、5万円割れ
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 500円安、5万円割れ
     17日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前週末に比べ440円ほど安い4万9900円台前半で推移している。節目の5万円を割り込み、下げ幅は一時500円を超えた。前週末14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下落した。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測の後退が投資家心理の重荷となっている。この流れを引き継ぎ、日本株にも売りが先行した。日経平均への寄与度が高いファストリが大幅安となり、指数を押し下げている。

     前週末14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下落した。FRB高官から追加利下げに慎重な見方が相次ぐなか、12月会合での利下げが見送られるとの見方が増え、投資家心理の重荷となった。この流れを受けて、17日の日本株にも売りが先行した。

     前週末の米株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発していた。短期的に調整していた人工知能(AI)関連銘柄の一角に買い戻しが入った。東京市場でも前週末に下落した半導体関連銘柄の一角を中心に自律反発狙いの買いが入りやすく、下値を支えている。

     内閣府が17日発表した2025年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%減、年率換算で1.8%減だった。6四半期ぶりの減少となった。QUICKがまとめた市場予想は前期比0.6%減、年率換算で2.4%減だった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     良品計画やソニーG、アドテストが下落している。一方、東エレクやイビデン、中外薬が上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 15:55 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反落 半導体の下げ大きく一時1000円安
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反落 半導体の下げ大きく一時1000円安
     14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比905円30銭(1.77%)安の5万0376円53銭だった。下げ幅は一時1000円を超えた。前日の米ハイテク株安を受けて、半導体関連株を中心に利益確定や持ち高調整の売りが優勢だった。アドテストとソフトバンクグループ(SBG)、東エレクの3銘柄で日経平均を約800円押し下げた。節目の5万円付近では押し目買いが入ったほか、バリュー(割安)株や好決算銘柄を物色する動きは支えとなった。

     前日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が2%程度下げた。人工知能(AI)関連銘柄に売りが目立った。この流れを受けて、東京市場でも半導体関連銘柄への売りが先行した。日経平均は前日までの上昇で10月末につけた最高値(5万2411円)に接近していたこともあり、利益確定目的の売りが膨らんだ。

     来週は米半導体大手エヌビディアの決算発表を控える。米政府機関の閉鎖が解除され、遅れていた米経済指標の発表も徐々に再開する見込みだ。米経済指標がさえなければさらに株価を下押ししかねないため、見極めたいとのムードが強まり株式の持ち高を落とす動きが広がった。

     日経平均は下げ幅を縮小する場面もあった。節目の5万円付近まで下げたところで、個人投資家による押し目買いが入った。不動産などのバリュー(割安)株に物色の対象を変える動きも続いた。市場では「日経平均の日々の変動幅が大きくなるなかでも、海外投資家や中長期目線の投資家らの日本株買い意欲はまだ強い」(国内証券のトレーダー)との声があった。

     東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は21.91ポイント(0.65%)安の3359.81だった。JPXプライム150指数も5営業日ぶりに反落した。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆6805億円、売買高は25億4462万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は939。値上がりは617、横ばいは57だった。

     フジクラやイビデンが下落した。ファストリも下げた。一方、ニトリHDやTOPPAN、KDDIは上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 14:10 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で膠着 アドテストは下げ幅広げる
    <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で膠着 アドテストは下げ幅広げる
     14日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安値圏で膠着し、前日比900円ほど安い5万300円台後半で推移している。前日の米ハイテク株安に加え、来週19日に発表を控えた米半導体大手エヌビディアの決算を見極めたいとのムードもあり、半導体関連株の持ち高を落とす動きが優勢となっている。アドテストは下げ幅を広げている。

     市場では「国内勢が売りに傾く一方、海外勢は半導体関連以外のセクターや好決算銘柄に買いを入れているため、全面安となる気配はない」(国内証券のトレーダー)との声があった。半導体関連株の指数寄与度が高い日経平均と比べ、東証株価指数(TOPIX)の下落率は小さい。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆7211億円、売買高は17億9745万株だった。

     日東電や日立が下げ幅を広げている。ファストリも安い。一方、ニトリHDや第一三共、東建物は高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 12:56 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 ソフトバンクGは引き続き安い
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 ソフトバンクGは引き続き安い
     14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は軟調に推移し、前日比750円ほど安い5万0500円台前半で推移している。下げ幅は再び900円を超える場面がある。ソフトバンクグループ(SBG)のほか、アドテストなど半導体関連銘柄が午後も引き続き安く、指数の下げをけん引している。一方、決算が好調と受け止められた銘柄には買いが目立ち、下値を支えている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約250億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆8201億円、売買高は14億6436万株だった。

     イビデンが午後に下げ幅を広げた。荏原やレーザーテクも安い。一方、京セラやベイカレントが上げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 11:45 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 一時1000円安、5万円付近で押し目買い
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 一時1000円安、5万円付近で押し目買い
     14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比847円29銭(1.65%)安の5万0434円54銭だった。下げ幅は一時1000円を超えた。前日の米ハイテク株安を受けて、値がさの半導体関連株に売りが先行した。日経平均は前日までの上昇で10月末につけた最高値(5万2411円)が迫っていたこともあり、利益確定や持ち高調整目的の売りが増えた。節目の5万円に接近すると押し目買いが入り、下げ渋る場面があった。

     前日の米株式市場では人工知能(AI)関連銘柄を中心に利益確定売りが出て、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に下落した。東京市場でも半導体関連株の一角が大幅安で始まり、日経平均を押し下げた。

     市場では「AI・半導体関連株に過熱感を意識した持ち高調整の売りが出やすい一方で、それ以外のセクターに資金を振り向ける動きが続いている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員)との指摘があった。東証株価指数(TOPIX)の業種別株価指数では、半導体関連株を含む電気機器や機械が下げた半面、不動産業や銀行業が上昇した。

     日経平均は下げ渋る場面もあった。個人投資家を中心とした押し目買い意欲が根強く、野村証券の沢田麻希ストラテジストは「企業業績の堅調さを背景に、リスク回避姿勢が一方的に強まる環境にはない」と話した。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは27.59ポイント(0.82%)安の3354.13だった。JPXプライム150指数は反落した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆4694億円、売買高は12億5389万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は934。値上がりは605、横ばいは74だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストが下げた。任天堂やトヨタも下落した。一方、TOPPANや京セラ、第一三共は上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 10:14 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ縮小 個人の押し目買い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ縮小 個人の押し目買い
     14日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比650円ほど安い5万0600円台前半で推移している。朝方に1000円超下げ、節目の5万円近辺まで下落する場面で、半導体関連株を中心に押し目買いが入った。ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストは下げ幅を縮めている。

     東京証券取引所が13日に発表した11月第1週(4~7日)の投資部門別株式売買動向(東証と名証の合計)によると、個人投資家は現物株を3週ぶりに買い越した。市場では「急ピッチな上昇基調がいったん落ち着き、個人投資家による押し目買い意欲がかなり強くなっている」(東海東京インテリジェンス・ラボの山藤将太エクイティマーケットアナリスト)との声があった。

     14日に算出を迎えた株価指数オプションとミニ日経平均先物11月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で5万0323円66銭だった。日経平均株価の前日終値を1.86%下回る。きょうの東京市場では、日経平均がSQ値を大きく下回らず、投資家心理の支えになったとの見方もあった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆3348億円、売買高は8億8858万株だった。

     ダイキンやトヨタが安い。一方、TOPPANやエムスリーが上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 09:27 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落 一時1000円安 半導体関連に売り目立つ
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落 一時1000円安 半導体関連に売り目立つ
     14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まり、前日に比べ900円ほど安い5万0300円台後半で推移している。下げ幅は一時1000円を超えた。前日の米株式市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退などを背景に、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げが目立った。東京市場でも値がさの半導体関連株を中心に売りが先行している。

     13日の米株式市場では追加利下げに慎重なFRB高官が増えているとの見方が広がり、ナスダックが2.29%安、SOXは3.71%安と大幅に下落した。これまで米株相場の上昇をけん引してきた人工知能(AI)や半導体関連銘柄を中心に、利益確定や持ち高調整の売りが出た。東京市場ではアドテストなど半導体関連銘柄のほか、13日に決算を発表した一部の銘柄にも売りが集まっている。2025年7~9月期の連結決算(国際会計基準)で大幅に最終減益となったキオクシアは売り気配となっている。

     トランプ米大統領が米政府機関の一部閉鎖を解除するつなぎ予算に署名し、政府機関の活動が再開し始めている。閉鎖で遅れていた米経済指標の発表も再開するが、市場では「データ次第では米関税政策による景気へのマイナス影響がみえてくる可能性があり、国内でもひとまず持ち高を落とす動きが優勢となっている」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト)との声があった。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、フジクラが下落している。一方、中外薬や第一三共、KDDIが上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 15:51 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸、円安で先物に買い TOPIXは連日最高値
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸、円安で先物に買い TOPIXは連日最高値
     13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比218円52銭(0.43%)高の5万1281円83銭だった。米政府閉鎖の終了などを手掛かりとした円相場の弱含みや前日の米ダウ工業株30種平均の上昇を受けた買いが優勢だった。海外投機筋とみられる断続的な先物買いが日経平均を押し上げた面も大きかった。銀行などバリュー(割安)株物色も活発だった。

     午後の日経平均は総じて堅調に推移した。日本時間13日昼ごろに米政府閉鎖の終了が決まった。既に織り込みが進んでいたが、株式市場では改めて好感する雰囲気が優勢だった。同日午後の時間外取引で米株価指数先物が上昇し、日本株にもリスク許容度が高まった海外投資家などの買いが勢いを増した。円相場が1ドル=155円近辺まで下落し、トヨタなどの自動車株も堅調に推移した。

     朝方の日経平均は下げる場面もあった。決算発表を受けて12日に一時急落したソフトバンクグループ(SBG)株は、きょうも終日さえない値動きだった。一方、三菱UFJは株式分割考慮ベースの上場来高値を更新した。市場では「人工知能(AI)関連から銀行などへのバリュー株シフトが起きている」(マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリスト)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は22.39ポイント(0.67%)高の3381.72と連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数も4日続伸し、6.03ポイント(0.41%)高の1479.01で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆2524億円、売買高は24億6649万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は952。値下がりは604、横ばいは56だった。

     フジクラや住友電などの電線株が軒並み買われ、エムスリーや中外薬などの医薬品株も上げた。一方、コナミGや任天堂が売られ、クラレやHOYAは下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 14:18 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は上げ幅拡大 米政府閉鎖解除で米株先物が上昇
    <NQN>◇東証14時 日経平均は上げ幅拡大 米政府閉鎖解除で米株先物が上昇
     13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大。前日比240円ほど高い5万1300円近辺ときょうの高値圏で推移している。日本時間13日昼ごろに米政府閉鎖の終了が決まった。日本時間午後の時間外取引で米株価指数先物が上昇しており、13日の米国株の上昇を見込んだ先回り的な買いが日本株に膨らんでいる。

     市場では、ここ数日は米政府の再開を先取りした動きが目立っていたため「事実で売り」を警戒する声もあったが、現時点の米株先物は「事実でさらに買う」動きとなっている。

     国内企業の業績改善期待も根強い。2025年4~9月期の決算発表が終盤に差し掛かっており、投資家の関心は来年の景気動向や企業業績などに向かいつつある。市場では「高市早苗政権のもとで消費減税が打ち出され、来年は景気が上向くとの期待が日本株の先高観につながっている」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との指摘があった。
     
     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆4102億円、売買高は17億8845万株だった。

     エムスリーや中外薬は引き続き買われ、フジクラや住友電も高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが売られ、KDDIや任天堂も安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 12:59 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は引き続き高い 米政府閉鎖が終了
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は引き続き高い 米政府閉鎖が終了
     13日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は引き続き高い。前日比100円ほど高い5万1100円台で推移している。トランプ米大統領は日本時間13日昼、米連邦政府機関の一部閉鎖を終わらせる「つなぎ予算」に署名した。引き続き円相場が対ドルで弱含んでいることも追い風に、リスク許容度が増した海外投機筋による日本株や日経平均先物への散発的な買いが続いている。

     一方、人工知能(AI)関連株の過熱を警戒する雰囲気は引き続き強く、ソフトバンクグループ(SBG)などの下落が日経平均の上値を抑えている。
     
     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約35億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆5674億円、売買高は15億1352万株だった。

     古河電や住友電などの電線株が軒並み高となっている。信越化やファナックも高い。一方、テルモやTDKは売られ、KDDIや任天堂も安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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為替

  • 2025/11/18 17:26 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、下落 155円ちょうど近辺 FRB利下げ慎重との見方
    <NQN>◇外為17時 円相場、下落 155円ちょうど近辺 FRB利下げ慎重との見方
     18日の東京外国為替市場で、円相場は下落した。17時時点では前日の同時点に比べ37銭の円安・ドル高の1ドル=155円04~05銭で推移している。前日発表の米経済指標が底堅く、米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げに慎重な発言をしたことで、FRBが12月に利下げするとの観測が後退して円売り・ドル買いが増えた。高市早苗政権による拡張的な財政政策への警戒も円の重荷だった。 
      
     ニューヨーク連銀が17日発表した11月の製造業景況指数が市場予想を上回り、米経済が底堅く推移していると受け止められた。FRBのジェファーソン副議長は17日の講演で、追加利下げは慎重に進める必要があるとの認識を示した。米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を推計する「フェドウオッチ」をみると、日本時間18日午後時点の12月の利下げ確率は5割を下回る水準に低下した。 

     国内では、高市政権の積極財政への懸念が根強い。政府が近く策定する経済対策の規模が17兆円台の方向で調整に入ったと報じられ、裏付けとなる25年度補正予算の歳出規模が前年度を超える可能性が意識されている。 

     日銀の植田和男総裁は18日午後、高市首相と首相官邸で会談した。会談後、金融政策に関する要請や要望があったかについて「特になかった」などと記者団に語った。市場では「相場を方向づけるほどの決定的な発言はなかった」(三菱UFJ銀行の横尾明彦アナリスト)との声が聞かれた。

     円は対ユーロで反落した。17時時点では同8銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=179円71~74銭で推移している。

     ユーロは対ドルで続落した。17時時点は0.0022ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1591~92ドルで推移している。FRBが追加利下げを慎重に判断するとの思惑を背景にしたドル買いが対ユーロでも入った。 

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 14:05 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、下げ渋る 155円台前半 株安は支え
    <NQN>◇外為14時 円相場、下げ渋る 155円台前半 株安は支え
     18日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。14時時点では1ドル=155円05~07銭と前日17時時点と比べて38銭の円安・ドル高だった。13時すぎに154円80銭台まで戻した。18日の日経平均株価が前日比で1600円を超えて下落する場面があり、投資家がリスクをとりづらくなると、過去に積み上がった円の売り持ち高を減らす動きが出た。

     一方、円の上値では売りが再開した。12月の米利下げ観測後退と日本の高市早苗政権が拡張的な財政政策をとるとの思惑を背景に円の先安観は根強い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 12:13 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 155円台前半 12月の米利下げ観測後退
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 155円台前半 12月の米利下げ観測後退
     18日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=155円17~18銭と前日17時時点と比べて50銭の円安・ドル高だった。底堅い米経済指標やジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長による追加の利下げに慎重と受け取れる発言で12月の米利下げ観測が後退し、ドル買いが入った。日本の拡張的な財政政策への懸念も引き続き円の重荷となった。
     
     ニューヨーク連銀が17日に発表した11月の製造業景況指数が市場予想を上回り、米経済の底堅さを示したと受け止められた。FRBのジェファーソン副議長は17日の講演で、追加利下げは慎重に進める必要があるとの認識を示した。米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を推計する「フェドウオッチ」をみると、12月の利下げ確率は5割を割り込んでいる。

     国内では高市早苗政権の積極財政策への警戒感が根強い。政府が近く策定する経済対策の規模が17兆円台の方向で調整に入ったと報じられ、裏付けとなる25年度補正予算の歳出規模が前年度超えの可能性が意識される。自民党からも積極財政の推進を求める声が出ている。

     9時すぎ、片山さつき財務相から足元の円安を憂慮しているとの趣旨の発言が伝わると一時的に円の買い戻しが入った。10時前の中値決済に向けては、「ややドル売りが優勢だった」(国内銀行の為替担当者)との見方があった。

     円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=179円88~90銭と、同25銭の円安・ユーロ高だった。円安・ドル高につられて円は対ユーロでも下値を探った。

     ユーロは対ドルでは売られた。12時時点は1ユーロ=1.1592~93ドルと同0.0021ドルのユーロ安・ドル高だった。FRBが追加利下げの是非を慎重に見極めるとの思惑を背景にしたドル買いが対ユーロでも入った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 10:29 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時155円37銭近辺 積極財政に警戒
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時155円37銭近辺 積極財政に警戒
     18日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=155円26~28銭と前日17時時点と比べて59銭の円安・ドル高だった。一時は155円37銭近辺と2月上旬以来の安値をつけた。12月の米利下げ観測後退と日本の高市早苗政権が拡張的な財政政策をとるとの思惑から、円売り・ドル買いが続いている。

     円は下げ渋る場面があった。9時すぎに片山さつき財務相から円安を憂慮しているとの趣旨の発言が伝わり、円の買い戻しを誘った。片山氏は18日の閣議後記者会見で、足元で円安が進む現状について「為替市場における過度な変動や無秩序な動き、高い緊張感を持って見極めている」「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要」などと述べた。

     10時前の中値決済に向けては、「ややドル売りが優勢だった」(国内銀行の為替担当者)との声が出ていた。ただ取引量は多くはなく、円相場への影響は限られているようだ。

     円は対ユーロでは安値圏でもみ合い。10時時点では1ユーロ=179円90~92銭と、同27銭の円安・ユーロ高だった。片山財務相の発言が円の支えになった。

     ユーロは対ドルで軟調だ。10時時点では1ユーロ=1.1586~87ドルと同0.0027ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/18 08:38 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し155円台前半 対ユーロでも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し155円台前半 対ユーロでも安い
     18日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=155円23~24銭と前日17時時点と比べて56銭の円安・ドル高だった。約9カ月ぶりの安値水準となる。底堅い米経済指標やジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長が追加の利下げに慎重と受け取れる発言をしたことを受け、12月の米利下げ観測が後退。円売り・ドル買いが優勢となっている。

     ニューヨーク連銀が17日に発表した11月の製造業景況指数は18.7と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5.5)を上回った。個別項目では「新規受注」や「出荷」が改善した。米経済の底堅さを示したとの受け止めから円売り・ドル買いが出ている。

     さらにFRBのジェファーソン副議長は17日の講演で、追加利下げは慎重に進める必要があるとの認識を示した。この日はウォラー理事が12月の利下げを支持する考えを表明したが材料視されず、米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を推計する「フェドウオッチ」をみると、12月の利下げ確率は5割を割り込んでいる。
     
     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=179円93~97銭と、同30銭の円安・ユーロ高だった。円安・ドル高とともに対ユーロでも下値を探り、前日は一時1ユーロ=180円台をつけて1999年に単一通貨ユーロが導入されて以降の最安値を更新した。

     ユーロは対ドルで安い。8時30分時点は1ユーロ=1.1591~92ドルと同0.0022ドルのユーロ安・ドル高だった。FRBが追加利下げを慎重に判断するとの観測を背景にしたドル買いが対ユーロでも入っている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/11/17 17:24 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、小反落 154円台後半 財政悪化懸念が重荷
    <NQN>◇外為17時 円相場、小反落 154円台後半 財政悪化懸念が重荷
     17日の東京外国為替市場で、円相場は小幅に反落した。17時時点では前週末の同時点に比べ3銭の円安・ドル高の1ドル=154円70~71銭で推移している。高市早苗政権が拡張的な財政政策に傾くとの懸念が円相場の重荷となった。

     日本経済新聞は15日、政府が近く策定する経済対策の規模について財務省が17兆円台にする方向で調整に入ったと伝えた。片山さつき財務相が16日、「規模的には(17兆円より)大きくなる」と話したほか、自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」は17日、補正予算の規模として25兆円程度が妥当だとする提言をまとめたと明らかにした。大規模な経済対策が財政収支の悪化を招き、財政リスクのプレミアム(上乗せ分)拡大につながるとの懸念が円相場を押し下げた。

     米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は14日、「追加利下げが労働市場の亀裂を修復するのに大きな役割を果たすとは思わない」と述べたうえで、利下げがインフレに長期的な影響を与える可能性があるとの考えを示した。米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げに慎重な姿勢を示したのを受けて米金利の先高観が強まったことも円売り・ドル買いを促した。国内輸入企業などの円売り・ドル買い観測も円相場の下押し圧力となった。

     円は買われる場面もあった。17日の東京株式市場で日経平均株価が一時500円あまり下げた。投資家が運用リスクをとる姿勢を弱めているとして「低リスク通貨」とされる円に買いが入った。米政府機関の活動再開をにらんで円安・ドル高が進んでいたため、持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りも入った。

     円は対ユーロで6営業日ぶりに反発した。17時時点では同29銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=179円63~65銭で推移している。

     ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0021ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1611~12ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 14:15 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、154円台後半で一進一退
    <NQN>◇外為14時 円相場、154円台後半で一進一退
     17日午後の東京外国為替市場で、円相場は154円台後半で一進一退となっている。14時時点では1ドル=154円62~63銭と前週末17時時点と比べて5銭の円高・ドル安だった。高市早苗政権での財政拡張を意識した円売り・ドル買いが一巡。17日はジェファーソン副議長やウォラー理事といった米連邦準備理事会(FRB)高官の発言機会が予定されているとあって持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 12:28 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、下げに転じる 154円台後半 財政懸念や実需の売りで
    <NQN>◇外為12時 円相場、下げに転じる 154円台後半 財政懸念や実需の売りで
     17日午前の東京外国為替市場で、円相場が小幅ながら下げに転じている。12時時点は1ドル=154円71~72銭と前週末17時時点と比べて4銭の円安・ドル高だった。朝方は円買い・ドル売りが入り一時154円43銭近辺まで上昇したものの、高市早苗政権の拡張的な財政政策が意識されるなか、輸入企業など国内実需筋によるドル資金の調達もあって円売り・ドル買いが次第に優勢となった。

     15日付の日本経済新聞朝刊は、政府が近く策定する経済対策の規模について財務省は17兆円台にする方向で調整に入ったと報じた。16日には高市首相との協議後、片山さつき財務相が経済対策について「規模的には(17兆円より)大きくなる」と説明。大規模な経済対策が収支を悪化させ、財政リスクのプレミアム(上乗せ分)が拡大するとの見方が円売りにつながった。

     10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、国内輸入企業などの円売り・ドル買い観測が相場を下押しした。14日に米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁が政策金利について「やや引き締め的で、この水準にあるべきだ」と語るなど米連邦準備理事会(FRB)高官から利下げに慎重な声が増えているのも米金利の先高観を強めて円売り・ドル買いにつながった。

     朝方は円買い・ドル売りが優勢だった。14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下落したほか、17日午前の東京市場では日経平均株価が下げ幅を500円あまりに広げる場面があった。株安が投資家心理を冷やすとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。

     内閣府が17日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は6四半期ぶりのマイナスとなったが、マイナス幅は市場予想よりも小さく円相場を方向付ける材料とはならなかった。

     円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=179円47~50銭と、同45銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1601ドル近辺と同0.0031ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 10:22 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩み 154円台後半 実需の売りが重荷
    <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩み 154円台後半 実需の売りが重荷
     17日午前の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=154円61~62銭と前週末17時時点と比べて6銭の円高・ドル安だった。10時前には154円66銭近辺とほぼ横ばい圏まで戻す場面もあった。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が相場の重荷となった。

     10時前の中値決済に向け、市場では「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業などの円売り・ドル買いが膨らんだとの観測が相場を下押しした。14日には米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁が政策金利について「やや引き締め的で、この水準にあるべきだ」などと語り、早期の米利下げ観測が難しいとの見方が広がっているのも円売り・ドル買いにつながった。

     円は対ユーロでは上げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=179円44~47銭と、同48銭の円高・ユーロ安だった。17日午前の東京株式市場で日経平均株価が500円あまり下落する場面があり、対ユーロでは「低リスク通貨」とされる円に買いが増えた。

     ユーロは対ドルで下げ幅を広げ、10時時点では1ユーロ=1.1605~06ドルと同0.0027ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/17 08:55 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台半ば GDPマイナスの反応限定
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台半ば GDPマイナスの反応限定
     17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=154円58~59銭と前週末17時時点と比べて9銭の円高・ドル安だった。14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下げ、「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となっている。米政府機関の活動再開をにらんで円安・ドル高が進んでいたため、持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りも入っている。

     もっとも、円相場の上値は限られている。15日付の日本経済新聞朝刊は、政府が近く策定する経済対策の規模について財務省は17兆円台にする方向で調整に入ったと報じた。16日には高市早苗首相との協議後、片山さつき財務相が経済対策について「規模的には(17兆円より)大きくなる」とも説明。高市政権の拡張的な財政政策への警戒が円売りを促している。

     内閣府が17日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.8%減だった。6四半期ぶりのマイナス成長となったものの、QUICKがまとめた市場予想(2.4%減)ほどは悪化しなかった。法改正に伴う駆け込み需要の反動で住宅投資が落ち込むなど特殊要因が成長率を押し下げており、今のところ円相場の反応は限られている。

     円は対ユーロで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=179円62~66銭と、同30銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1620~21ドルと同0.0012ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 17:20 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反発 持ち高調整 対ユーロは最安値
    <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反発 持ち高調整 対ユーロは最安値
     14日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反発した。17時時点は前日の同時点に比べ6銭の円高・ドル安の1ドル=154円65~66銭だった。閉鎖していた連邦政府機関が13日から活動を再開した。これまで政府閉鎖の解除をにらんで円安・ドル高が進んでいたため、実際の活動再開を受けて持ち高を調整するための円買い・ドル売りが入った。 

     ブルームバーグ通信によると、米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は13日に出演した米FOXニュースの番組で、政府閉鎖の影響で発表が延期されていた10月の米雇用統計は失業率を含まない形で公表されると明らかにした。データが不完全な状態で公表されると米経済の実態を把握しづらくなるとの見方も主要通貨に対するドル売りを促した。 

     円相場は9時すぎに154円74銭近辺まで下げる場面もあった。13日には米クリーブランド連銀のハマック総裁がインフレ抑制のために引き締め的な金融政策を維持する必要があるとの考えを示した。米連邦準備理事会(FRB)高官から利下げに慎重な声が増えつつあり、市場では12月の追加利下げを織り込む動きが後退して円売り・ドル買いにつながった。

     円は対ユーロでは5日続落した。17時時点は同29銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=179円93~96銭だった。17時すぎには一時179円97銭近辺まで売られ、1999年の単一通貨ユーロの誕生以降の最安値を更新した。日銀の早期利上げは難航するとの見方から円売り・ユーロ買いが優勢だった。

     ユーロは対ドルで3日続伸し、17時時点は同0.0024ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1635~36ドルだった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 14:09 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、154円台前半で小動き
    <NQN>◇外為14時 円相場、154円台前半で小動き
     14日午後の東京外国為替市場で、円相場は小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=154円39~40銭と前日17時時点と比べて32銭の円高・ドル安だった。米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で発表が見送られていた米経済指標は来週以降、順次公表される見込みだ。米連邦準備理事会(FRB)の利下げを占うとして市場は内容を見極めたいとのムードが強く、持ち高を一方向に傾ける参加者が限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 12:23 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し154円台半ば 持ち高調整で買い
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し154円台半ば 持ち高調整で買い
     14日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=154円42~43銭と前日17時時点と比べて29銭の円高・ドル安だった。閉鎖していた連邦政府機関が13日から活動を再開した。これまで政府閉鎖の解除を見込んで円安・ドル高が進んでいたため、実際の活動再開を受けて持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが優勢となった。

     ブルームバーグ通信によると、米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は13日に出演した米FOXニュースの番組で、政府閉鎖の影響で発表が延期されていた10月の米雇用統計が失業率を含めずに公表されると明らかにした。不完全な形となれば米経済の実体を把握しづらくなるとみられ、結果を見極めたいとのムードが広がったのも円やユーロなど主要通貨に対するドル売りを促した。

     円相場は9時すぎに154円74銭近辺と下げに転じる場面もあった。13日には米クリーブランド連銀のハマック総裁がインフレ抑制のために引き締め的な金融政策を維持する必要があるとの考えを示した。米連邦準備理事会(FRB)高官から利下げに慎重な声が増えつつあり、市場では12月の追加利下げを織り込む動きが後退して円売り・ドル買いにつながった。

     12日には高市早苗首相が経済財政諮問会議で「強い経済成長と安定的な物価上昇の両立に向け、適切な金融政策運営が行われることが重要だ」などと強調し、市場では積極財政と金融緩和を志向する姿勢を改めて示したと受け止められた。日銀による12月の追加利上げは難しくなり、しばらく低めの金利水準が維持されるとの見方が強まっているのも円相場の重荷となった。

     円は対ユーロでは小幅ながら下落した。12時時点は1ユーロ=179円68~72銭と、同4銭の円安・ユーロ高だった。一時179円94銭近辺と1999年の単一通貨ユーロの誕生以降での最安値を更新した。日銀の早期利上げは難航するとの見方が対ユーロでも円売りを促した。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1636ドル近辺と同0.0025ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 10:32 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、 154円台後半で一進一退 対ユーロは最安値
    <NQN>◇外為10時 円相場、 154円台後半で一進一退 対ユーロは最安値
     14日午前の東京外国為替市場で、円相場が一進一退の動きとなっている。10時時点は1ドル=154円62~63銭と前日17時時点と比べて9銭の円高・ドル安だった。米連邦政府機関の活動が再開に至ったのをきっかけに持ち高調整の円買い・ドル売りが続いている。だが、早期の米利下げが難しいとの見方が円相場の上値を抑えている。

     9時すぎに円相場は154円74銭近辺と下げに転じる場面があった。13日に米クリーブランド連銀のハマック総裁がインフレ抑制のために引き締め的な金融政策を維持する必要があるとの認識を示すなど米連邦準備理事会(FRB)高官から利下げに慎重な声が増えつつある。日銀による早期利上げ観測が後退するなか、将来の日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが出た。

     10時前の中値決済に向け、市場では「偏りがあまりない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社など国内実需筋による売買は大きく傾くことがなかったとみられ、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていない。

     円は対ユーロでは下げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=179円84~88銭と、同20銭の円安・ユーロ高だった。9時すぎには一時179円94銭近辺と、1999年の単一通貨ユーロの誕生以降での最安値を更新した。高市早苗首相が積極財政と金融緩和を志向する姿勢を改めて示したとの受け止めが広がるなか、日銀が12月に利上げを決めるのは難しいとの思惑がくすぶり、対ユーロでは円売りが優勢となっている。

     ユーロは対ドルで上げ幅を広げ、10時時点では1ユーロ=1.1632~33ドルと同0.0021ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/14 08:48 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅高 154円台後半 対ユーロは安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅高 154円台後半 対ユーロは安い
     14日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅ながら上昇している。8時30分時点は1ドル=154円67~68銭と前日17時時点と比べて4銭の円高・ドル安だった。史上最長となった米連邦政府機関の一部閉鎖が終了。米景気の下振れ懸念の和らぐとの期待感からドルが強含んできたものの、今後公表される米経済指標を見極めたいとして円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢となっている。

     トランプ米大統領が米議会の上下両院を通過したつなぎ予算に署名して成立し、13日から米政府機関の活動が再開し始めている。しかし、米政府閉鎖の終了を見込んで円安・ドル高が進んできたため、実際の再開を受けて持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入った。

     ブルームバーグ通信によると、13日には米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が政府閉鎖の影響で公表が延期されていた10月の米雇用統計は失業率を含めない形で公表されると明らかにした。経済指標が不完全な形で発表されると米経済の実体も把握しづらくなるとの見方も対主要通貨でのドル売りを促した。

     もっとも、円相場の上値は限られている。米クリーブランド連銀のハマック総裁は13日、インフレ抑制のため、米連邦準備理事会(FRB)はある程度引き締め的な金融政策を維持する必要があるとの考えを示した。FRB高官から早期利下げに慎重な声が増えつつあることで米金利先物市場では12月の利下げ決定を予想する確率が下がり、円売り・ドル買いにつながった。

     円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=179円78~81銭と、同14銭の円安・ユーロ高だった。高市早苗首相が積極財政と金融緩和を志向する姿勢を改めて示したとの受け止めが広がるなか、日銀による12月の利上げ決定は難しいとして対ユーロでは円売りが優勢となっている。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1623~24ドルと同0.0012ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 17:16 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続落 一時155円台前半 対ユーロは最安値
    <NQN>◇外為17時 円相場、4日続落 一時155円台前半 対ユーロは最安値
     13日の東京外国為替市場で、円相場は4日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ8銭の円安・ドル高の1ドル=154円69~70銭で推移している。一時155円02銭近辺と2月中旬以来約9カ月ぶりの安値水準をつけた。「責任ある積極財政」を掲げる高市早苗政権のもとで日銀は早期利上げに慎重になる、との思惑が円相場の重荷だった。

     高市首相は12日の経済財政諮問会議で「強い経済成長と安定的な物価上昇の両立に向け、適切な金融政策運営が行われることが重要だ」と語った。同席した日銀の植田和男総裁には「諮問会議で定期的な報告をお願いする」と要請した。高市政権は積極財政や金融緩和を志向しており、財政規律が緩みやすくなると意識され円売り・ドル買いが優勢だった。国内の輸入企業など実需筋の円売り・ドル買い観測も相場を押し下げた。

     ただ、円相場の下値は限られた。トランプ米大統領は日本時間13日昼ごろ、米連邦政府機関の一部閉鎖を終わらせる「つなぎ予算」に署名した。10月1日から続き過去最長となった政府機関閉鎖が終わったことで、米景気の下押し懸念が和らぐとの見方が広がった。ドル買いがやや優勢になったが、米政府機関が一部閉鎖されていたことで発表が遅れた主要な米経済指標の内容を見極めたいとして、ドル買いの勢いは限られた。

     円は対ユーロでも4日続落した。17時時点では同55銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=179円64~66銭で推移している。一時179円70銭近辺と1999年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値水準を更新した。

     ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0029ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1612~13ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 14:16 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、再び下げ拡大 154円台後半 米金利上昇
    <NQN>◇外為14時 円相場、再び下げ拡大 154円台後半 米金利上昇
     13日午後の東京外国為替市場で、円相場は再び下げ幅を広げている。14時時点では1ドル=154円82~83銭と前日17時時点と比べて21銭の円安・ドル高だった。米政府機関の一部閉鎖の解除や日銀利上げ観測の後退を意識した円売り・ドル買いが優勢となっている。日本時間13日午後の取引で米長期金利が小幅に上昇しているのもドル買いを促している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 12:25 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 154円台後半 為替介入の思惑は支え
    <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 154円台後半 為替介入の思惑は支え
     13日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落した。12時時点は1ドル=154円64~66銭と前日17時時点と比べて3銭の円安・ドル高だった。10時すぎには155円02銭近辺まで売られる場面があった。積極財政や金融緩和を志向するとされる高市早苗政権下で、日銀が早期利上げに慎重になるとの観測が円相場の重荷となった。他方、政府が為替介入に動くことへの警戒感は相場を支えた。

     高市首相は12日の経済財政諮問会議で「強い経済成長と安定的な物価上昇の両立に向け、適切な金融政策運営が行われることが重要だ」と語った。同席した日銀の植田和男総裁には「諮問会議で定期的な報告をお願いする」と述べたという。高市首相の下で財政が拡張的になる可能性が改めて意識され、円売り・ドル買いが優勢だった。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待もドル買いを促した。

     国内輸入企業などが円売り・ドル買いを出したとの観測も円相場を下押しした。10時前の中値決済に向けては「ドル買い優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。

     その後、155円台まで円安・ドル高が進むと「通貨当局による円安けん制発言や為替介入が警戒され、円買い・ドル売りが増えた」(国内運用会社の為替ストラテジスト)との声があった。日銀の植田和男総裁は13日午前の参院予算委員会に出席し、物価や金利動向に言及したが、発言内容の相場への影響は限られた。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=179円22~25銭と、同13銭の円安・ユーロ高だった。10時すぎには179円50銭近辺まで下げ、1999年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値を更新した。 

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1589~90ドルと同0.0006ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 10:24 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時155円台、実需の売りも重荷
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時155円台、実需の売りも重荷
     13日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=154円94~95銭と前日17時時点と比べて33銭の円安・ドル高だった。その後、155円02銭近辺まで売られる場面もあった。積極財政や金融緩和を志向するとされる高市早苗首相の下で、日銀は早期利上げに動きにくいとの見方が意識され、円はドルやユーロなど主要通貨に対して下落している。国内輸入企業などが円売り・ドル買いを出したとの観測も相場の重荷となった。 

     10時前の中値決済に向けて「ドル買い優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。日銀の植田和男総裁は13日午前の参院予算委員会に出席し、物価や金利動向に言及した。発言内容を巡っては「新しい発言もなく、円相場への影響は限定的」(同)との受け止めがあった。

     円は対ユーロでも下げ幅を拡大している。10時時点では1ユーロ=179円42~45銭と、同33銭の円安・ユーロ高だった。10時すぎには179円50銭近辺まで下げ、1999年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値を更新した。

     ユーロは対ドルで下げに転じた。10時時点では1ユーロ=1.1579~80ドルと同0.0004ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/13 08:48 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台後半 対ユーロも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台後半 対ユーロも安い
     13日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=154円72~74銭と前日17時時点と比べて11銭の円安・ドル高だった。10月1日から過去最長に及んだ米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうめどが立ち、米景気への警戒が和らいだことが円売り・ドル買いを促している。積極財政や金融緩和を志向するとされる高市早苗政権下では日銀が早期利上げに慎重になるとの観測が根強いのも、円相場の重荷となっている。

     12日の海外市場で円相場は一時155円台と2月以来およそ9カ月ぶりの水準まで下落した。高市首相は12日の経済財政諮問会議で「強い経済成長と安定的な物価上昇の両立に向け、適切な金融政策運営が行われることが重要だ」と語った。同席した日銀の植田和男総裁には「諮問会議で定期的な報告をお願いする」と述べたという。高市首相の下で財政が拡張的になる可能性が改めて意識されている。

     円は対ユーロでも下落している。8時29分時点は1ユーロ=179円36~39銭と、同27銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時29分時点は1ユーロ=1.1592~93ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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米国株式

  • 2025/11/17 09:59 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
    <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
    14日の米国株式市場では、ダウが利下げ観測の後退で続落したが、ナスダックはハイテク株の買い戻しで反発した。
    ダウは続落し、前日比309.74ドル安(-0.65%)の47147.48ドルで引けた。米FRB関係者からインフレ高止まりの指摘や12月の利下げ不要論が相次いでおり、金利先安観の後退を嫌気した。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。ユナイテッドヘルス・グループ(-3.21%)、ナイキ(-2.82%)が急落し、エヌビディア(+1.77%)は買われた。ナスダックは4日ぶりに反発し、同30.23ポイント高(+0.13%)の22900.58で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、輸送、工業などが下落した。S&P500は小幅続落し、同3.38ポイント安(-0.05%)の6734.11で引けた。素材、金融など7業種が下落し、バイオ、ITなど4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/14 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
    <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
    13日の米国株式市場では、織り込み済であった米政府機関の閉鎖解除には反応せず、ダウは利益確定売り、ナスダックはAI関連銘柄を中心とする売りで下げた。
    ダウは5日ぶりに反落し、前日比797.60ドル安(-1.65%)の47457.22ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。7-9月期売上高が市場予測を下回ったウォルト・ディズニー(-7.75%)、前日上昇率2位のゴールドマン・サックス(-3.99%)が急落した。シスコ・システムズ(+4.62%)は大幅高。ナスダックは3日続落し、同536.10ポイント安(-2.29%)の22870.35で引けた。金融、工業などが下落し、通信、保険は上昇した。S&P500は5日ぶりに反落し、同113.43ポイント安(-1.65%)の6737.49で引けた。一般消費財、ITなど、エネルギーを除く10業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/13 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
    <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
    12日の米国株式市場では、米政府機関の閉鎖解除が視野入りするなかで、ダウが連日の最高値更新を達成する一方、ナスダックはテスラやアルファベットの下げが重荷となって続落した。
    ダウは4日続伸し、前日比326.86ドル高(+0.68%)の48254.82ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は8、1銘柄は変わらずであった。ユナイテッドヘルス・グループ(+3.55%)、ゴールドマン・サックス(+3.54%)が急伸し、それぞれ単独で71ドル、176ドル指数を押し上げた。アマゾン・ドット・コム(-1.97%)は軟調。ナスダックは続落し、同61.84ポイント安(-0.26%)の23406.45で引けた。工業、ITなどが下落し、通信、輸送は上昇した。S&P500は4日続伸し、同4.31ポイント高(+0.06%)の6850.92で引けた。ヘルスケア、金融など6業種が上昇し、エネルギー、通信サービスなど5業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/12 09:53 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは最高値、ナスダックはハイテク株売りで反落
    <IGM>米国株式 ダウは最高値、ナスダックはハイテク株売りで反落
    11日の米国株式市場では、ダウが10月28日以来の最高値更新となった。米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、投資家心理が好転した。ナスダックはソフトバンクグループが全株式を売却したエヌビディアや、前日通期見通しを引き下げたAI関連コアウィーブの急落で反落した。
    ダウは3日続伸し、前日比559.33ドル高(+1.18%)の47927.96ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。メルク(+4.84%)、アムジェン(+4.57%)が急伸し、前日上昇率トップのエヌビディア(-2.96%)は急反落に転じた。ナスダックは反落し、同58.87ポイント安(-0.25%)の23468.30で引けた。輸送、ITなどが下落し、バイオ、通信などは上昇した。S&P500は3日続伸し、同14.18ポイント高(+0.20%)の6846.61で引けた。ヘルスケア、エネルギーなど、ITを除く10業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    ADP週次非農業部門民間雇用者数           -11,250人(前回+14,250人)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/11 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
    <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
    10日の米国株式市場は、主要3指数が揃って1%台の上昇率を記録した。米政府機関の閉鎖解除への動きが上院で進んでおり、投資家心理が好転した。
    ダウは続伸し、前日比381.53ドル高(+0.81%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。好調な半導体需要を期待する買いでエヌビディア(+5.79%)、マイクロソフト(+1.85%)が上昇し、プロクター・アンド・ギャンブル(-1.01%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同522.63ポイント高(+2.27%)の23527.17で引けた。IT、金融など輸送を除く全業種が上昇した。S&P500は続伸し、同103.63ポイント高(+1.54%)の6832.43で引けた。IT、通信サービスなど8業種が上昇し、生活必需品、不動産など3業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/10 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
    7日の米国株式市場は、ダウとS&P500が反発し、ナスダックは続落した。過去最長の38日目に入った米政府機関の閉鎖が解除に向けて動き出しつつあるとの一部報道が好感されたが、市場予測を下回る経済指標とハイテク株の売りは重荷となった。
    ダウは反発し、前日比74.80ドル高(+0.15%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。コカ・コーラ(+2.16%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.95%)が上昇し、前日上昇率トップのIBM(-1.93%)は反落した。ナスダックは続落し、同49.45ポイント安(-0.21%)の23004.53で引けた。IT、バイオが下落し、保険、金融などが上昇した。S&P500は反発し、同8.48ポイント高(+0.12%)の6728.80で引けた。エネルギー、公益など9業種が上昇し、通信サービス、ITの2業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    11月消費者態度指数(速報値)              50.3(11月は53.6)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/7 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
    <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
    6日の米国株式市場は反落した。前日とは対照的に米労働市場の弱さを示す民間の指標発表が相次ぎ、投資家心理が弱気に傾いた。
    ダウは反落し、前日比398.70ドル安(-0.84%)の46912.30ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。セールスフォース(-5.31%)、エヌビディア(-3.65%)が大きく下げた。IBM(+1.84%)は高い。ナスダックも反落し、同445.80ポイント安(-1.88%)の23053.99で引けた。金融、工業などが下落し、バイオは小幅上昇した。S&P500も反落し、同75.97ポイント安(-1.11%)の6720.32で引けた。一般消費財、ITなど9業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアの2業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

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  • 2025/11/6 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
    <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
    5日の米国株式市場は、10月ADP全米雇用リポートと10月ISM非製造業景気指数がいずれも市場予測を上回り、米経済の悲観論後退で買いが優勢となった。
    ダウは3日ぶりに反発し、前日比225.76ドル高(+0.47%)の47311.00ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。前日引け後に発表した7-9月期決算が市場予測を上回ったアムジェン(+7.81%)と前日下落率トップのキャタピラー(+3.94%)が、それぞれ142ポイントと132ポイントのプラス寄与度となった。ホーム・デポ(-2.41%)は安い。ナスダックは反発し、同151.16ポイント高(+0.64%)の23499.79で引けた。輸送、バイオ、銀行など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同24.74ポイント高(+0.36%)の6796.29で引けた。通信サービス、一般消費財など8業種が上昇し、生活必需品、ITなど3業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比    +4.2万人(9月は-2.9万人)
    10月ISM非製造業景気指数                   52.4(9月は50.0)

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  • 2025/11/5 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
    <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
    4日の米国株式市場は、ナスダックが10月10日以来の2%超の下落率を記録するなど、ハイテク株バブルの調整局面入りを示唆する流れになった。
    ダウは続落し、前日比251.44ドル安(-0.53%)の47085.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。キャタピラー(-4.03%)、エヌビディア (-3.96%)が急落した。トラベラーズ(+3.59%)は急伸した。ナスダックは3日ぶりに急反落し、同486.08ポイント高(-2.03%)の23348.63で引けた。ITと金融の軟調が目立ち、保険のみが上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、同80.42ポイント安(-1.17%)の6771.55で引けた。IT、一般消費財など7業種が下落し、金融、生活必需品など4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

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  • 2025/11/4 10:01 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
    <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
    3日の米国株式市場は、高値圏で利益確定売りが入った。米10月ISM製造業景気指数が下振れしたことも、投資家心理を悪化させた。
    ダウは反落し、前営業日比226.19ドル安(-0.47%)の47336.68ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。メルク(-4.06%)、ナイキ(-3.00%)が急落した。アマゾン・ドット・コム(+4.00%)は急伸した。ナスダックは続伸し、同109.76ポイント高(+0.46%)の23834.72で引けた。工業とITの堅調が目立ち、通信、バイオなどは下落した。S&P500は続伸し、同11.77ポイント高(+0.17%)の6851.97で引けた。一般消費財、ITなど4業種が上昇し、素材、生活必需品など7業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月ISM製造業景気指数                     48.7(9月は49.1)

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  • 2025/10/31 09:59 米国株式 <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
    <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
    30日の米国株式市場は、パウエル米FRBが前日、12月の利下げ観測を牽制したことや、マグニフィセント・セブン(M7)のメタとテスラが急落したことが重荷となり、米中首脳会談が成果を挙げて終了したにもかかわらず、主要3指数はすべて下落した。
    ダウは続落し、前日比109.88ドル安(-0.23%)の47522.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。ボーイング(-6.32%)はドイツ銀行の投資判断引き下げで連日下落率トップとなった。アマゾン・ドット・コム(-3.23%)も大幅安。シスコ・システムズ(+2.22%)は急伸した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同377.32ポイント安(-1.57%)の23581.14で引けた。工業とITの下げが目立ち、輸送、バイオなどは上昇した。S&P500は続落し、同68.25ポイント安(-0.99%)の6822.34で引けた。一般消費財、通信サービスなど8業種が下落し、不動産、金融など3業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/30 09:59 米国株式 <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
    29日の米国株式市場は、前日まで3日間連続で揃って最高値を更新した主要3指数の足並みが乱れた。ダウは米金利先安観の後退で利益確定売りが優勢となったが、ナスダックは半導体関連株を中心とする買い継続で最高値を4日連続して更新した。S&P500はほぼ横ばいで引けた。
    ダウは5日ぶりに反落し、前日比74.37ドル安(-0.15%)の47632.002ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。7-9月期のコア1株損益が7.47ドルの赤字となったボーイング(-4.36%)、ユナイテッドヘルス・グループ(-3.42%)が急落した。7-9月期決算の好調と通期売上高見通しを引き上げたキャタピラー(+11.63%)は1銘柄で指数を375ドル押し上げた。ナスダックは5日続伸し、同130.98ポイント高(+0.54%)の23958.47で引けた。ITが上昇し、金融、通信などは下落した。S&P500は5日ぶりに小反落し、同0.30ポイント安(-0.00%)の6890.59で引けた。不動産、生活必需品など7業種が下落し、IT、通信サービスなど4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月仮契約住宅販売指数・前月比            0.0%(9月は+4.2%)

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  • 2025/10/29 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
    <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
    28日の米国株式市場は4日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感、さらにはエヌビディアの上場来高値更新などが追い風となり、主要3指数は3日連続して揃って最高値を更新した。
    ダウは4日続伸し、前日比161.78ドル高(+0.34%)の47706.37ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。四半期決算が好感されたシャーウィン・ウィリアムズ(+5.47%)、前日上昇率トップのエヌビディア(+4.97%)が大幅高となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(-1.77%)は下げた。ナスダックも4日続伸し、同190.03ポイント高(+0.80%)の23827.49で引けた。IT、通信などが上昇し、保険、輸送などは下落した。S&P500も4日続伸し、同15.73ポイント高(+0.22%)の6890.89で引けた。IT、一般消費財など3業種が上昇し、不動産、公益など8業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月消費者信頼感指数                      94.6(9月は95.6)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/28 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
    <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
    27日の米国株式市場は3日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感で、主要3指数は揃って最高値を更新した。
    ダウは3日続伸し、前営業日比337.47ドル高(+0.71%)の47544.59ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。エヌビディア(+2.81%)とアップル(+2.28%)が大幅高となった。ウォルマート(-1.60%)は下げた。ナスダックも3日続伸し、同432.58ポイント高(+1.86%)の23637.45で引けた。IT、バイオなどが上昇し、保険、銀行は下落した。S&P500も3日続伸し、同83.47ポイント高(+1.22%)の6875.16で引けた。通信サービス、ITなど9業種が上昇し、生活必需品、素材の2業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/27 10:00 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値
    <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値
    24日の米国株式市場は続伸した。米9月消費者物価指数が市場予測を下回り、金利先安観で主要3指数がすべて最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比472.51ドル高(+1.01%)の47207.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。IBM(+7.88%)とゴールドマンサックス(+4.41%)がそれぞれ1銘柄で138ポイントと203ポイントの押し上げ要因となった。前日上昇率トップのハネウェル・インターナショナル(-2.05%)は急落した。ナスダックも続伸し、同263.06ポイント高(+1.14%)の23204.86で引けた。金融、ITなどが上昇し、保険、工業は下落した。S&P500も続伸し、同53.25ポイント高(+0.79%)の6791.69で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、素材など5業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    9月消費者物価指数・前年比                  +3.0%(8月は+2.9%)
    9月消費者物価指数コア・前年比              +3.0%(8月は+3.1%)

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  • 2025/10/24 10:00 米国株式 <IGM>米国株式 反発 良好な企業決算発表続く
    <IGM>米国株式 反発 良好な企業決算発表続く
    23日の米国株式市場は反発した。前日の最高値を更新したダウは米中間の貿易摩擦増幅への警戒感で利益確定売りが入り、ナスダックはハイテク株の売りが重荷になった。
    ダウは反発し、前日比144.20ドル高(+0.30%)の46734.61ドルで引けた。30日の米中首脳会談のスケジュールが確定したことでセンチメントが改善した。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。ハネウェル・インターナショナル(+14.06%)が急伸した。7-9月の売上高や1株利益が市場予測を上回った。ホーム・デポ(-3.94%)は大幅安。ナスダックは3日ぶりに反発し、同201.40ポイント高(+0.88%)の22941.79で引けた。金融、工業などが上昇し、通信、輸送などは下落した。S&P500は反発し、同39.04ポイント高(+0.58%)の6738.44で引けた。エネルギー、資本財・サービスなど7業種が上昇し、生活必需品、不動産など4業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    9月中古住宅販売戸数(年率換算)          406万戸(8月は400万戸)

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  • 2025/10/23 10:03 米国株式 <IGM>米国株式 下落 米中貿易摩擦増幅への警戒感で
    <IGM>米国株式 下落 米中貿易摩擦増幅への警戒感で
    22日の米国株式市場は下落した。前日の最高値を更新したダウは米中間の貿易摩擦増幅への警戒感で利益確定売りが入り、ナスダックはハイテク株の売りが重荷になった。
    ダウは4日ぶりに反落し、前日比334.33ドル安(-0.71%)の46590.41ドルで引けた。米国が米国製ソフトウェアを使用した製品の対中輸出の制限を検討するとの報道が嫌気された。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。セールスフォース(-2.57%)、キャタピラー(-2.05%)が急落した。IBM(+1.94%)は堅調。ナスダックは続落し、同213.27ポイント安(-0.92%)の22740.39で引けた。金融、工業を中心に全業種が下落した。S&P500は4日ぶりに反落し、同35.95ポイント安(-0.53%)の6699.40で引けた。資本財・サービス、一般消費財など7業種が下落し、エネルギー、生活費需品など4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/22 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 まちまち ダウは好決算銘柄の買いで3日以来の最高値
    <IGM>米国株式 まちまち ダウは好決算銘柄の買いで3日以来の最高値
    21日の米国株式市場はまちまち。ダウは好決算銘柄を中心とする買いで3日以来の最高値を更新したが、ナスダックはAIバブルを警戒するハイテク株売りで3日ぶりに反落した。S&P500はほぼ横ばい。
    ダウは3日続伸し、前日比218.16ドル高(+0.46%)の46924.74ドルで引けた。3日の46758.28を突破した。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。3M(+7.66%)とコカ・コーラ(+4.06%)はいずれも7-9月期決算が市場予測を上回った。JPモルガン・チェース(-1.74%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに反落し、同36.87ポイント安(-0.16%)の22953.66で引けた。バイオ、ITなどが下落し、保険、工業などは上昇した。S&P500は小幅ながら3日続伸し、同0.22ポイント高(+0.00%)の6735.35で引けた。一般消費財、資本財・サービスなどなど3業種が上昇し、公益、通信サービスなど8業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/21 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    20日の米国株式市場は続伸した。米中貿易摩擦の緩和や米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、主要3指数はいずれも1%台の上昇率を記録した。
    ダウは続伸し、前日比515.97ドル高(+1.11%)の46706.58ドルで引けた。3日につけた最高値まで50ドル余りに迫った。全30銘柄中、上昇は25、下落は4、1銘柄は変わらず。セールスフォース(+4.61%)が急伸し、アップル(+3.94%)はiPhone17の販売好調で上場来高値を更新した。ホーム・デポ(-0.77%)、ウォルマート(-0.63%)は軟調。ナスダックも続伸し、同310.56ポイント高(+1.36%)の22990.54で引けた。銀行、その他金融など全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同71.12ポイント高(+1.06%)の6735.13で引けた。通信サービス、素材など9業種が上昇し、生活必需品、公益の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/20 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    17日の米国株式市場は反発した。信用不安で前日の株安を主導した米地銀2行の株価が急反発した。米中首脳会談への期待感で貿易摩擦緩和への思惑が浮上したことも、リスク選好の買いにつながった。
    ダウは3日ぶりに反発し、前日比238.37ドル高(+0.51%)の46190.61ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。アメリカン・エクスプレス(+7.27%)は7-9月期決算が市場予測を上回り、アップル(+1.96%)も堅調。キャタピラー(-2.57%)は急落した。ナスダックは反発し、同117.43ポイント安(+0.52%)の22562.53で引けた。銀行、保険など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同34.94ポイント高(+0.52%)の6664.01で引けた。生活必需品、金融など9業種が上昇し、公益、素材の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

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欧州株式

  • 2025/11/18 07:49 欧州株式 <IGM>欧州株式 3日続落 米国のイベント待ちや日中関係の悪化が重荷
    <IGM>欧州株式 3日続落 米国のイベント待ちや日中関係の悪化が重荷
    17日の欧州株は3日続落した。19日の米AI関連半導体エヌビディアの決算や20日の米9月雇用統計の発表待ちのムードが強まるとともに、台湾を巡る日中関係の悪化を受けた高級ブランド株の下落が重荷になった。
    英FTSE100は3日続落し、前営業日比22.94ポイント(0.24%)安の9675.43と10月27日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は27銘柄、下落は70銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の高級ブランドのバーバリー(-6.62%)、JDスポーツファッション(-4.73%)、金鉱エンデバー・マイニング(-3.51%)、2028年にかけて35億ポンド超のフリーキャッシュフローを達成する見通しと表明した情報・出版インフォーマ(-3.08%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.97%)は大幅安となった。一方、前日上昇率2位の広告WPP(+11.03%)は大幅に続伸した。定例の銘柄見直しでFTSE250への降格がほぼ確実となっているが、この日は仏ハヴァスやプライベートエクィティのアポロ、KKRなどが買収に関心を示していることが材料視された。ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(+2.63%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.14%)も急伸した。
    独DAX40も3日続落し、同286.03ポイント(1.20%)安の23590.52で引けた。銀行株やハイテク株の下げが目立った。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は33銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-4.76%)、前日下落率3位のオンライン衣料販売ザランド(-3.36%)、ドイツ銀行(-3.31%)、前日上昇率2位の総合テクノロジーのシーメンス(-3.19%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.59%)が急落した。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+3.39%)はドイツ銀行やバークレイズの目標株価引き上げで連日の上昇率トップとなった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+1.20%)、不動産ヴォノヴィア(+0.35%)も堅調。
    仏CAC40も3日続落し、同51.07ポイント(0.63%)安の8119.02で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.85%)、前日下落率トップの自動車ステランティス(-2.41%)、高級ブランドのケリング(-2.23%)、前日上昇率3位の同LVMH(-2.04%)は大幅安となった。一方、防衛・電子機器タレス(+1.38%)、電気・ガスのエンジー(+1.19%)、建設・メディア・通信ブイグ(+0.79%)は堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/17 17:34 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
    17日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも前日終値近辺での小動きで始まった。時間外取引で米株価指数先物が小じっかりに推移しており、欧州株にも下支えとなっているが、積極的な動きは見られない。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%安の9,689.90。現在は0.01%高の9,699.74近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。仏同業のハヴァスによる買収意向が伝えられた広告のWPP(+4.09%)が買われており、ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+1.74%)やベンチャーキャピタルの3iグループ(+2.16%)なども上げている。一方、ファッションのバーバリー・グループ(-2.72%)やエンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-1.06%)、鉱業のアントファガスタ(-1.01%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.06%高の23,890.48で寄り付き、現在は0.13%高の23,907.08近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。バークレイズやドイツ銀行などが目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.04%)が上げており、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.59%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.24%)なども高い。一方、医薬・農薬のバイエル(-0.76%)や医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-0.82%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.17%安の8,155.93で寄り付き、現在は0.01%高の8,171.22近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.80%)や航空機製造のエアバス(+1.16%)、自動車のルノー(+0.80%)などが上げている。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-0.97%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.83%)、ケリング(-0.78%)などは安い。

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  • 2025/11/17 07:13 欧州株式 <IGM>欧州株式 続落 英財政懸念や米FRBの利下げ観測後退で
    <IGM>欧州株式 続落 英財政懸念や米FRBの利下げ観測後退で
    14日の欧州株は続落した。英政府が26日に公表する秋季予算案で所得増税を見送るとの報道で、財政の穴埋めを巡る不透明感が一気に高まり、英国債利回りが急上昇したことが英国株を押し下げた。FRB関係者から連続利下げの必要性を否定する発言が相次ぐとともに、米政府機関閉鎖中の経済指標発表を巡る不透明感が強いことも嫌気された。
    英FTSE100は続落し、前日比109.31ポイント(1.11%)安の9698.37で引けた。100ポイント超かつ1%超の下落が連続したのは4月3-7日(3日間)以来。100銘柄中、上昇は9銘柄、下落は91銘柄であった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-6.08%)、半期の税引き前利益が1億ポンド割れに減少した不動産ランド・セキュリティーズ(-5.26%)、小売キング・フィッシャー(-4.03%)、オンライン賭博エンテイン(-3.71%)、銀行ナットウエスト・グループ(-3.59%)が急落した。一方、マーケティング・サポートサービスDCC(+1.66%)、前日下落率3位の広告WPP(+0.63%)、高級ブランドのバーバリー(+0.33%)はしっかり。
    独DAX40も続落し、同165.07ポイント(0.69%)安の23876.55で引けた。40銘柄中、上昇は5銘柄、下落は35銘柄であった。医薬品バイエル(-5.11%)、コメルツ銀行(-3.34%)、オンライン衣料販売ザランド(-3.29%)、ドイツ銀行(-3.26%)、医薬品メルク(-3.21%)が急落した。一方、前日下落率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+9.35%)は第4四半期の業績好調、配当の支払い計画、中期見通しの引き上げを発表し急反発した。前日下落率トップの総合テクノロジーのシーメンス(+1.48%)、前月下落率3位の医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+1.27%)も反発した。
    仏CAC40も続落し、同62.40ポイント(0.76%)安の8170.09で引けた。40銘柄中、上昇は3銘柄、下落は37銘柄であった。自動車ステランティス(-2.60%)、通信オランジュ(-2.16%)が急落し、銀行ソシエテ・ジェネラル(-1.99%)、前日上昇率2位の小売カルフール(-1.89%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-1.86%)も下げた。上昇したのは前日下落率3位の電機シュナイダー・エレクトリック(+0.43%)、石油トタルエナジーズ(+0.07%)、高級ブランドLVMH(+0.03%)のみ。
    (経済指標)                             (発表値)
    仏10月消費者物価指数・前年比             +0.8%(9月は+1.1%)
    ユーロ圏9月貿易収支                      +187億ユーロ(8月は+106億ユーロ)
    ユーロ圏7-9月期GDP(改定値)・前期比     +0.2%(4-6月期は+0.1%)

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  • 2025/11/14 17:42 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    14日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官による利下げに慎重な発言を受けて、12月の米利下げ観測が後退し、13日の米株式相場が下落し、本日の日本や中国の株式相場も下落した流れを受けて、欧州株も売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.81%安の9,727.90。現在は1.05%安の9,704.40近辺。指数構成全100銘柄中、7銘柄が値上がり、93銘柄が値下がり。不動産のランド・セキュリティーズ(-4.79%)やバークレー・グループ(-4.44%)、住宅建設のパーシモン(-4.67%)などが下げている。一方、石油のBP(+0.61%)やシェル(+0.56%)などはしっかり。
    独DAX40指数は前日比0.27%安の23,977.72で寄り付き、現在は0.55%安の23,908.82近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ドイツ銀行(-2.99%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-2.83%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.66%)などが安い。一方、第4四半期の堅調な業績で重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+9.05%)は大幅高。
    仏CAC40指数は前日比0.56%安の8,186.14で寄り付き、現在は0.52%安の8,189.56近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、32銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空機製造のエアバス(-2.21%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(-2.13%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-2.01%)などが下げている。一方、化粧品のロレアル(+0.97%)や石油のトタルエナジーズ(+0.61%)などは上げている。

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  • 2025/11/14 07:30 欧州株式 <IGM>欧州株式 4日ぶりに反落 弱い英GDPや独シーメンスの利益見通しを嫌気
    <IGM>欧州株式 4日ぶりに反落 弱い英GDPや独シーメンスの利益見通しを嫌気
    13日の欧州株はいずれも4日ぶりに反落した。前日まで3日続けて最高値を更新中の英国は7-9月期GDPが市場予測を下回ったことが嫌気され、独は時価総額2位のシーメンスの大幅安が重荷になった。
    英FTSE100は4日ぶりに反落し、前日比103.74ポイント(1.05%)安の9807.68で引けた。100銘柄中、上昇は29銘柄、下落は69銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日下落率3位のベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-17.42%)は10月27日の最高値更新を境として、以降の13日間で12日目の下落となり、昨年11月13日以来ちょうど1年ぶりの安値をつけた。この日は年度下半期の市場環境が引き続き厳しいとの見通しを示したことが材料視された。保険アヴィヴァ(-6.15%)は新たに示した中期収益計画が市場の失望を誘った。広告WPP(-4.08%)、オンライン賭博エンテイン(-3.19%)、エンジニアリングのウィアー・グループ(-3.03%)も大幅安。一方、金鉱エンデバー・マイニング(+5.85%)、好調な業績を発表した医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+5.07%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.55%)は急伸した。
    独DAX40も4日ぶりに反落し、同339.84ポイント(1.39%)安の24041.62で引けた。40銘柄中、上昇は16銘柄、下落は24銘柄であった。総合テクノロジーのシーメンス(-9.35%)は2026年9月期の1株利益見通しが市場予測に届かなかった。発送電技術シーメンス・エナジー(-5.87%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-3.35%)、前日上昇率トップの電力RWE(-2.41%)が急落し、前日下落率トップの電力エーオン(-1.75%)は続落した。一方、7-9月期の好決算を発表した医薬品メルク(+4.97%)、前日上昇率3位の同バイエル(+3.01%)はともに大幅高となり、ミュンヘン再保険(+1.06%)も堅調。
    仏CAC40も4日ぶりに反落し、同8.75ポイント(0.11%)安の8232.49で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。前日下落率トップのバウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.39%)は直近の12日間で10日目の下落となり、2017年1月以来の安値を更新した。電気設備ルグラン(-2.13%)は急落し、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.86%、前日下落率2位の酒造ペルノ・リカール(-1.70%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.64%)も軟調。一方、前日下落率3位の高級ブランドのケリング(+2.29%)、小売カルフール(+2.08%)は大幅高となり、銀行クレディ・アグリコル(+1.88%)も上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月GDP・前月比                         -0.1%(8月は0.0%)
    英7-9月期GDP・前期比                     +0.1%(4-6月期は+0.3%)
    英9月鉱工業生産・前月比                  -2.0%(8月は+0.3%)
    英9月貿易収支                            -188.83億ポンド(8月は-195.28億ポンド)
    ユーロ圏9月鉱工業生産・前月比            +0.2%(8月は-1.1%)

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  • 2025/11/13 17:46 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅反落、仏は続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅反落、仏は続伸して始まる
    13日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小幅反落、仏株は続伸して始まった。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%安の9,895.50。現在は0.28%安の9,883.38近辺。指数構成全100銘柄中、51銘柄が値上がり、46銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。金市況高で金鉱のエンデバー・マイニング(+8.03%)やフレスニーヨ(+4.78%)が上げており、堅調な業績で医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+6.68%)も高い。一方、ベンチャーキャピタルの3iグループ(-10.72%)や保険のアビバ(-4.27%)、広告のWPP(-2.61%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.06%安の24,367.70で寄り付き、現在は0.10%高の24,406.18近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。第3四半期業績が市場予想を上回った医薬品のメルク(+6.31%)が買われており、医薬・農薬のバイエル(+1.81%)も高い。一方、産業機器のシーメンス(-3.65%)や医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-1.36%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.36%高の8,270.85で寄り付き、現在は0.71%高の8,300.15近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.31%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.71%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.66%)などが上げている。一方、電気機器のルグラン(-0.22%)や酒造のペルノ・リカール(-0.24%)などは安い。

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  • 2025/11/13 07:41 欧州株式 <IGM>欧州株式 3日続伸 英国は最高値継続も首相退陣論で上値重い
    <IGM>欧州株式 3日続伸 英国は最高値継続も首相退陣論で上値重い
    12日の欧州株は3日続伸した。閉鎖が42日目に達した米政府機関の機能を正常化させるための米下院の採決がこの日実施される予定であり、投資家心理を押し上げる状況が続いた。26日の秋期予算案の公表後にスターマー首相に退陣を迫る動きが予定されているとの報道が流れた英国は、独仏と比較して上値の重さが目立ったが、3日連続して最高値を更新した。
    英FTSE100は3日続伸し、前日比11.82ポイント(0.12%)高の9911.42と初の9900乗せで最高値を更新した。100銘柄中、上昇は51銘柄、下落は46銘柄、3銘柄は変わらずであった。電力・ガスSSE(+16.84%)は向こう5年間で330億ポンドを国内の電力網の拡充に費やす投資計画を発表し、昨年9月以来の最高値更新となった。ゲーム制作・小売ゲームズ・ワークショップ(+5.97%)はジェフリーズが目標株価を54%引き上げた。高級ブランドのバーバリー(+4.03%)は13日の決算発表への期待感で急伸し、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.56%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.54%)も大幅高。一方、データ・テクノロジーのエクスペリアン(-4.48%)は上半期の業績好調で通年見通しを上方修正したにもかかわらず急落し、前日下落率3位の自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-3.67%)、ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-3.37%)も大幅安。
    独DAX40も3日続伸し、同293.40ポイント(1.22%)高の24381.46と10月13日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は7銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の電力RWE(+9.13%)は英国のデータセンタープロジェクト売却で2.25億ユーロの簿価利益が計上され、2011年2月以来の高値をつけた。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+6.92%)はAIデータセンター向け半導体の通期売上高見通しを引き上げた。前日上昇率トップの医薬品バイエル(+5.94%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+5.38%)、第3四半期が業績好調となった化学品卸売ブレンタグ(+4.44%)も大幅高。一方、電力エーオン(-3.59%)、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-3.20%)は急落し、ドイツ証券取引所(-0.76%)も下げた。
    仏CAC40も3日続伸し、同85.01ポイント(1.04%)高の8241.24で引けた。1%超の上昇が3日続いたのは2020年11以来。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は6銘柄、1銘柄は変わらずであった。銀行株は前日下落率トップのソシエテ・ジェネラル(+3.07%)とBNPパリバ(+2.58%)が急伸し、コンサルティングのキャップジェミニ(+2.47%)、高級ブランドLVMH(+2.26%)、鉄鋼アルセロールミタル(+2.25%)も大幅高。一方、前日下落率3位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(-4.01%)は2026年の事業見通しが市場予測に届かず、直近の11日間で9日目の下落となった。酒造ペルノ・リカール(-0.90%)、高級ブランドのケリング(-0.79%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独10月消費者物価指数・前年比             +2.3%(9月は+2.4%)

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  • 2025/11/12 17:41 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。米政府機関が再開する見通しとなり、米国経済の不透明感が後退し、直近の時間外取引で米株価指数先物がしっかりで推移していることなどが底堅さをもたらしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.12%高の9,911.30。現在は0.18%高の9,916.99近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、41銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。330億ポンドの5か年投資計画を発表した電力のSSE(+11.37%)が大幅高。ゲーム制作・小売りのゲームズ・ワークショップ(+3.70%)やファッションのバーバリー・グループ(+2.70%)なども上げている。一方、広告のWPP(-2.48%)や不動産のバークレー・グループ(-2.05%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.66%高の24,245.89で寄り付き、現在は0.81%高の24,283.95近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期業績が市場予想を上回った化学品卸売のブレンタグ(+4.95%)が買われており、同様に上半期利益が市場予想を上回った電力のRWE(+3.96%)も高い。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.52%)やオンライン衣料販売のザランド(-0.83%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.42%高の8,190.68で寄り付き、現在は0.69%高の8,212.47近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.62%)や銀行のBNPパリバ(+1.64%)などが上げている。一方、2026年通期業績見通しを引き下げたバウチャー発行サービスのエデンレッド(-9.04%)は売られている。

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  • 2025/11/12 08:03 欧州株式 <IGM>欧州株式 続伸 米政府機関閉鎖解除への期待感や英中銀の年内利下げ観測で
    <IGM>欧州株式 続伸 米政府機関閉鎖解除への期待感や英中銀の年内利下げ観測で
    11日の欧州株は続伸した。米政府機関の閉鎖が週内に解除されるとの期待感が一段と高まったことが追い風になった。英10月雇用統計で失業率の悪化と賃金上昇率の鈍化が確認され、英国株は英中銀が12月に利下げを行うとの見方で最高値を連日更新した。
    英FTSE100は続伸し、前日比112.45ポイント(1.15%)高の9899.60と最高値で引けた。100ポイント超および1%超の上昇が連続するのは4月14-15日以来。100銘柄中、上昇は73銘柄、下落は25銘柄、2銘柄は変わらずであった。通信ボーダフォン(+8.32%)は半期売上高が市場予測を上回り、通期の利益とキャッシュフローが予想レンジの上限に達すると予測した。広告WPP(+5.61%)は新CEOの下で買収対象としての魅力が増しているとの一部報道が材料視された。英金利先安観で買われた住建株はバークリー・グループ・ホールディングス(+3.42%)とバラット・レッドロー(+3.09%)の堅調が目立った。2026年初の会長交代を発表した消費者向けヘルスケアのへーリオン(+3.17%)も大幅高となった。一方、小売マークス・アンド・スペンサー(-4.56%)、同テスコ(-2.88%)、自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-2.88%)は急落した。
    独DAX40も続伸し、同128.07ポイント(0.53%)高の24088.06で引けた。米政府機関の閉鎖が漸く解除に向かいつつあり、米国株の続伸を確認した午後の取引で上げ幅を広げた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は9銘柄であった。医薬品バイエル(+3.51%)、同メルク(+2.69%)、スポーツ用品アディダス(+2.92%)、不動産ヴォノヴィア(+2.51%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+2.47%)が急伸した。一方、自動車部品コンチネンタル(-3.36%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-3.11%)は急落し、電力RWE(-1.22%)も安い。
    仏CAC40も続伸し、同100.72ポイント(1.25%)高の8156.23で引けた。40銘柄中、上昇は35銘柄、下落は5銘柄であった。自動車ステランティス(+4.09%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+3.69%)、自動車ルノー(+3.32%)、医薬品サノフィ(+2.58%)、前日上昇率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(+2.49%)はいずれも大幅に続伸した。一方、前日上昇率トップの銀行ソシエテ・ジェネラル(-0.32%)、防衛・電子機器タレス(-0.29%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.09%)はいずれも反落した。
    (経済指標)                             (発表値)
    英7-9月期失業率(ILOベース)              5.0%(6-8月期4.8%)
    英7-9月期週間平均賃金上昇率・前年比      +4.8%(6-8月期は+5.0%)
    独11月ZEW景況感指数                      38.5(10月は39.3)

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  • 2025/11/11 17:38 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    11日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。米政府機関再開見通しが引き続き相場底堅さをもたらしているのに加えて、本日発表された7-9月期の英失業率が市場予想を上回り、イングランド銀行による利下げへの期待も英株中心に押し上げ要因となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.99%高の9,884.05。現在は1.06%高の9,890.95近辺。指数構成全100銘柄中、92銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。通信のボーダフォングループ(+4.70%)やたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.31%)、広告のWPP(+2.79%)などが上げている。一方、特殊化学のクローダ・インターナショナル(-2.52%)や自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-2.26%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.13%高の23,990.14で寄り付き、現在は0.19%高の24,005.71近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。産業機器のシーメンス(+1.08%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+0.90%)などが上げている。一方、ミュンヘン再保険(-1.98%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.15%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.31%高の8,080.60で寄り付き、現在は0.55%高の8,099.47近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+2.06%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.99%)、医薬品のサノフィ(+1.41%)などが高い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.41%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.24%)などは下げている。

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  • 2025/11/11 08:01 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 米政府機関の閉鎖解除への期待感で 英国は最高値
    <IGM>欧州株式 反発 米政府機関の閉鎖解除への期待感で 英国は最高値
    10日の欧州株は3日ぶりに反発した。米上院で過去最長を更新中の米政府機関の閉鎖を解除する手続きが進み、投資家心理が改善した。英独仏いずれも1%台の上昇率を記録し、英国は5日以来の最高値更新となった。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前営業日比104.58ポイント(1.08%)高の9787.15と最高値で引けた。上昇幅は7月10日以降最大。100銘柄中、上昇は81銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。米経済指標の発表が再開されれば米FRBが利下げに動きやすくなるとの見方で金先物が上昇し、金鉱フレスニロ(+5.38%)とエンデバー・マイニング(+4.46%)が急伸した。酒造ディアジオ(+5.21%)は、小売テスコで経営改革を実現した元CEOを2026年1月1日に新CEOとして迎え入れると発表した。投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+4.43%)、12日に決算発表を控えている電力・ガスSSE(+3.99%)も大幅高。一方、ロンドン証券取引所グループ(-2.14%)は急落し、前日下落率トップの不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.78%)、前日上昇率トップの医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-1.71%)も軟調。
    独DAX40も3日ぶりに反発し、同390.03ポイント(1.65%)高の23959.99で引けた。1ヶ月半ぶりの安値圏で値ごろ感からの買いニーズが確認された。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は8銘柄、1銘柄は変わらずであった。ドイツ銀行が投資判断と目標株価を引き上げたコメルツ銀行(+6.57%)、ジェフリーズが投資判断を引き上げた発送電技術シーメンス・エナジー(+4.62%)、ドイツ銀行(+4.39%)、ハノーバー再保険(+3.54%)総合テクノロジーのシーメンス(+3.54%)が大幅高となった。一方、化学シムライズ(-1.13%)、電力エーオン(-0.93%)、日用品バイヤスドルフ(-0.93%)は下げた。
    仏CAC40も3日ぶりに反発し、同105.33ポイント(1.32%)高の8055.51で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。前日下落率2位の銀行ソシエテ・ジェネラル(+4.14%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+4.13%)、前日上昇率2位の高級ブランドのケリング(+3.52%)と同LVMH(+2.44%)、航空宇宙・防衛サフラン(+2.62%)が大幅高となった。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-0.48%)、化粧品ロレアル(-0.14%)、前日上昇率3位の通信オランジュ(-0.14%)は軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/10 17:36 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    10日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。閉鎖が続いている一部米政府機関が再開する見通しになったことが好感され、時間外取引で米株価指数先物が上昇しており、欧州株も買い先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.78%高の9,757.75。現在は0.57%高の9,738.01近辺。指数構成全100銘柄中、74銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。7日に大幅に下げた航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+4.45%)が反発しており、新CEO就任を発表した酒造のディアジオ(+6.95%)も高い。一方、送電のナショナル・グリッド(-1.54%)や小売等のJセインズベリー(-1.43%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比1.51%高の23,925.36で寄り付き、現在は1.46%高の23,914.00近辺。指数構成全40銘柄中、38銘柄が値上がり、2銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+4.57%)やコメルツ銀行(+4.05%)などが上げている。一方、電力のエーオン(-0.40%)や通信のドイツテレコム(-0.45%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比1.18%高の8,044.09で寄り付き、現在は0.98%高の8,028.09近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、2銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コンサルティングのキャップジェミニ(+2.51%)やホテルのアコー(+2.38%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+2.23%)などが高い。一方、通信のオランジュ(-0.67%)や乳製品等食品のダノン(-0.46%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/10 07:13 欧州株式 <IGM>欧州株式 続落 業績不安の銘柄や高値警戒感抱えるハイテク株に売り
    <IGM>欧州株式 続落 業績不安の銘柄や高値警戒感抱えるハイテク株に売り
    7日の欧州株は続落した。業績面で不安材料を抱える個別銘柄の売りに加えて、AIブームによるハイテク株の高値警戒感や、政府機関の閉鎖期間が過去最長を更新中の米国の景況不安などが重荷になった。
    英FTSE100は続落し、前日比53.21ポイント(0.55%)安の9682.57で引けた。100銘柄中、上昇は23銘柄、下落は76銘柄、1銘柄は変わらずであった。不動産ウェブサイトのライトムーブ(-12.48%)は、AI投資を主因として2026年の利益の伸びが3-5%に鈍化するとの見通しを示し、一時27.6%と暴落した。航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(-11.57%)は4ヶ月ぶりの安値を更新した。7-9月期決算が市場予測に届かず、北米事業に慎重な見通しを示したことが嫌気された。自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-5.94%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-5.61%)、情報分析・意思決定ツールRELX(-3.68%)も急落した。一方、前日下落率トップの医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(+3.94%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+3.58%)、広告WPP(+3.26%)は大幅高となった。
    独DAX40も続落し、同164.06ポイント(0.69%)安の23569.96と9月25日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は29銘柄、1銘柄は変わらずであった。7-9月期決算の好調で前日上昇率2位となったオンライン衣料販売ザランド(-7.87%)が急反落し、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-4.89%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-3.52%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.68%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-2.26%)も急落した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.40%)、自動車BMW(+2.18%)は大幅高となり、同ポルシェ・オートモービル・ホールディング(+1.72%)も堅調。
    仏CAC40も続落し、同14.56ポイント(0.18%)安の7950.18と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-5.09%)、前日上昇率2位の銀行ソシエテ・ジェネラル(-2.08%)、水・廃棄物処理ベオリア・エンバイロンメント(-2.00%)が急落し、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.83%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.83%)も軟調。一方、証券取引所運営ユーロネクスト(+3.93%)、前日下落率2位の高級ブランドのケリング(+2.92%)は大幅高となり、通信オランジュ(+1.61%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独9月貿易収支                           +153億ユーロ(8月は+169億ユーロ)
    仏9月貿易収支                           -65.7億ユーロ(8月は-51.8億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/7 18:00 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英株は下落、独仏株は上昇
    <IGM>欧州株式寄り付き 英株は下落、独仏株は上昇
    7日の欧州株式市場寄り付きは、英FTSE100指数は下落しているものの、独DAX40指数と仏CAC40指数は堅調。英FTSE100指数は、イングランド銀行(英中央銀行)が6日に政策金利を据え置いたことを受けて、売りが先行した。また、レイチェル・リーブス英財務相が個人所得税の引き上げを示唆したと伝わったことも、売りを誘っている。反面、英放送局ITVが、米大手メディアのコムキャストによるメディア・エンターテインメント部門の買収の可能性が報じられ上昇していることは、下支え。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%安の9,720.15。現在は0.20%安の9,716.03近辺。指数構成全100銘柄中、43銘柄が値下がり、56銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。不動産ウェブサイトのライトムーブ(-22.55%)が急落。航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(-6.76%)や自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-3.78%)も安い。一方、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(+1.51%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+1.28%)は上昇している。
    独DAX40指数は前日比0.25%高の23,792.28で寄り付き、現在は0.28%高の23,800.64近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コメルツ銀行(+1.72%)やオンライン衣料販売のザランド(+1.66%)、自動車のフォルクスワーゲン(+0.97%)などが上昇。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.38%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-0.70%)は下落している。
    仏CAC40指数は前日比0.27%高の7,986.07で寄り付き、現在は0.23%高の7,983.23近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。証券取引所運営ユーロネクスト(+3.28%)が高く、電気機器のルグラン(+1.28%)や高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.18%)も堅調。一方、水処理のヴェオリア・エンバイロンメント(-0.99%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(-0.50%)は軟調に推移している。

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  • 2025/11/7 07:40 欧州株式 <IGM>欧州株式 反落 英金利据え置き後のポンド高やハイテク株売りが重荷
    <IGM>欧州株式 反落 英金利据え置き後のポンド高やハイテク株売りが重荷
    6日の欧州株は反落した。英中銀の金利据え置き後のポンド高で英輸出関連株が下げたことや、AI関連を中心とする過熱感を警戒するハイテク株売りなどが重荷になった。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比41.30ポイント(0.42%)安の9735.78で引けた。序盤は前日更新した最高値を上回ったが、ポンド高や米国株の下落で売りが優勢になった。100銘柄中、上昇は35銘柄、下落は65銘柄であった。医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-14.06%)は注射剤部門の中期業績見通しの引き下げ、前日下落率トップの医療機器スミス・アンド・ネフュー(-10.87%)は予想を下回る7-9月期収益が嫌気され、いずれも2桁%の暴落となった。酒造ディアジオ(-6.54%)は米中の需要減で2026年6月期の収益見通しを下方修正した。台所用品・建具ハウデン・ジョイナリー・グループ(-5.86%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-5.42%)も大幅安となった。一方、小売J.セインズベリー(+5.52%)は通期の利益見通しの引き上げと自社株買いを発表した。エンジニアリングIMI(+3.75%)は7-9月期の業績が予想を上回った。鉱業アントファガスタ(+3.51%)も急伸した。
    独DAX40は反落し、同315.72ポイント(1.31%)安の23734.02で引けた。自動車株の堅調が目立った。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-4.95%)は7-9月期売上高が市場予測並みに落ち着いたものの、材料出尽くし感で急落した。ソフトウェアSAP(-4.39%)、ドイツ証券取引所(-4.39%)、化学品卸売ブレンタグ(-3.14%)、前日下落率3位の発送電技術シーメンス・エナジー(-2.47%)も大幅安となった。一方、物流・郵便ドイツ・ポスト(+8.63%)、オンライン衣料販売ザランド(+6.58%)はいずれも7-9月期決算が好調となり、電力RWE(+1.24%)も上げた。
    仏CAC40は反落し、同109.46ポイント(1.36%)安の7964.77と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は28銘柄、1銘柄は変わらずであった。7-9月期の中核事業利益が市場予測を下回った電気設備ルグラン(-12.19%)が暴落し、高級ブランドのケリング(-3.78%)、酒造ペルノ・リカール(-3.30%)、ソフトウェアのダッソーシステムズ(-3.00%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-2.93%)も急落した。一方、7-9月期の業績が予想を上回った鉄鋼アルセロールミタル(+2.43%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.12%)は大幅高となり、電気・ガスのエンジー(+1.91%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    英10月建設業景気指数                     44.1(9月は46.2)
    独9月鉱工業生産・前月比                 +1.3%(8月は-3.7%)

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  • 2025/11/6 17:44 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
    6日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反落して始まった。前日に発表された米経済指標の堅調な結果で、米株式相場が反発し欧州株にも押し上げ要因となったが、直近の時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移しており、欧州株の上値を重くしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.02%安の9,775.00。現在は0.07%安の9,769.75近辺。指数構成全100銘柄中、42銘柄が値上がり、52銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。中期利益見通しを引き下げた医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(-11.86%)が大幅安。第3四半期収益が予想を下回った医療機器のスミス・アンド・ネフュー(-9.40%)も安い。一方、第3四半期の堅調な業績でエンジニアリングのIMI(+4.25%)は買われており、自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(+4.26%)も高い。
    独DAX40指数は前日比0.22%安の23,996.24で寄り付き、現在は0.29%安の23,980.07近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コメルツ銀行(-2.46%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-2.42%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.91%)などが下げている。一方、共に第3四半期業績が予想を上回ったオンライン衣料販売のザランド(+5.92%)や郵便のドイツポスト(+5.62%)などは買われている。
    仏CAC40指数は前日比0.71%安の8,016.67で寄り付き、現在は0.63%安の8,023.21近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期業績が予想を下回った電気機器のルグラン(-11.07%)が大幅安。一方、第3四半期の堅調な業績で鉄鋼のアルセロール・ミタル(+4.68%)は買われている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/6 08:14 欧州株式 <IGM>欧州株式 上昇 強めの米指標好感し午後に買い強まる
    <IGM>欧州株式 上昇 強めの米指標好感し午後に買い強まる
    5日の欧州株は上昇した。3日の米国を起点とする主要3極の株安の連鎖で重いスタートとなったが、米経済の底堅さを占めす経済指標(10月ADP雇用リポート、10月ISM非製造業景気指数)の発表を好感した午後の取引でプラス圏を回復した。
    英FTSE100は続伸し、前日比62.12ポイント(0.64%)高の9777.08で引けた。10月30日の9760.06を上回って最高値を更新した。100銘柄中、上昇は74銘柄、下落は23銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日下落率2位の高級ブランドのバーバリー(+3.12%)、ホテル・レストランのウィットブレッド(+2.64%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+2.60%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.27%)、通期の業績見通しを維持した飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.25%)が急伸した。一方、医療機器スミス・アンド・ネフュー(-1.69%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-1.65%)、米国のハイテクセクターへのエクスポージャーが大きく、AIバブル崩壊への懸念が重荷になっている投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-1.61%)は安い。
    独DAX40は反発し、同100.63ポイント(0.42%)高の24049.74で引けた。自動車株の堅調が目立った。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。自動車BMW(+6.85%)は7-9月期決算発表に売りで反応したが、中核利益率が予想を上回ったことで大きく買い戻された。ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.72%)、メルセデス・ベンツ・グループ(+3.54%)、フォルクスワーゲン(+3.43%)に加えて、化学BASF(+3.80%)も急伸した。一方、7-9月期業績が市場予測を下回った医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-8.63%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-3.67%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.05%)は急落した。
    仏CAC40は7日ぶりに小反発し、同6.70ポイント(0.08%)高の8074.23で引けた。自動車株が堅調に推移した。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の自動車ルノー(+2.35%)が急反発し、同ステランティス(+1.83%)、ホテルチェーンのアコー(+1.67%)、酒造ペルノ・リカール(+1.63%)、建設・メディア・通信ブイグ(+1.45%)も高い。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.21%)は連日の下落率トップとなり、防衛・電子機器タレス(-2.79%)も急落した。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.27%)も安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    英10月サービス業景気指数                 52.3(9月は50.8)
    独10月サービス業景気指数                 54.6(9月は51.5)
    独9月鉱工業受注・前月比                 +1.1%(8月は-0.4%)
    仏10月サービス業景気指数                 48.0(9月は48.5)
    仏9月鉱工業生産・前月比                 +0.8%(9月は-0.9%)
    ユーロ圏10月サービス業景気指数           53.0(9月は51.3)
    ユーロ圏9月生産者物価指数・前年比       +0.2%(8月は-0.6%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/5 17:36 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    5日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。4日の米株式相場がAI関連などハイテク関連への売りなどで下落し、本日の日経平均株価が大幅続落となった影響などで売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.32%安の9,684.30。現在は0.28%安の9,687.99近辺。指数構成全100銘柄中、29銘柄が値上がり、71銘柄が値下がり。エンジニアリングのウィアー・グループ(-4.58%)や投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-1.80%)、ファッションのバーバリー・グループ(-1.80%)などが下げている。一方、飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.55%)や住宅建設のバラット・レッドロウ(+1.48%)、情報関連のレレックス(+0.77%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.73%安の23,774.55で寄り付き、現在は0.72%安の23,777.38近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第4四半期業績が市場予想を下回った医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-9.12%)が大幅安。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-3.11%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-2.66%)なども下げている。一方、通期業績見通しを引き上げた医療機器のフレゼニウス(+2.58%)は買われており、透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(+2.26%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+0.97%)なども高い。
    仏CAC40指数は前日比0.74%安の8,008.06で寄り付き、現在は0.30%安の8,043.46近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(-1.52%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.36%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.35%)などが下げている。一方、建設・通信のブイグ(+1.20%)やガラス・建材のサンゴバン(+0.98%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/5 07:27 欧州株式 <IGM>欧州株式 まちまち ポンド安で英国は反発 独は反落し仏は6日続落
    <IGM>欧州株式 まちまち ポンド安で英国は反発 独は反落し仏は6日続落
    4日の欧州株はまちまち。英国が反発する一方、独は反落に転じ、仏は6日続落した。前日の米国を起点とする株安が連鎖してスタートした。リーブス英財務相が11月下旬に公表する秋季予算案についての異例の事前演説で大規模な増税を示唆し、ポンド安が進んだことで輸出関連株が押し上げられた英国株は終盤にプラス圏を回復した。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比13.59ポイント(0.14%)高の9714.96で引けた。100銘柄中、上昇は38銘柄、下落は62銘柄であった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.65%)、医療機器コンバテック・グループ(+2.60%)、不動産ランド・セキュリティーズ(+2.03%)が大幅高となり、医薬品GSK(+1.85%)、不動産投信セグロ(+1.66%)も堅調。一方、JDスポーツファッション(-4.75%)と高級ブランドのバーバリー(-3.83%)は急落した。いずれも同業の独ヒューゴ・ボスの減収と業績見通しの下方修正を嫌気した。オンライン賭博エンテイン(-3.45%)も大幅安。
    独DAX40は反落し、同183.30ポイント(0.76%)安の23949.11と10月17日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(-9.85%)は良好な四半期決算にもかかわらず、米国で猛威を振るうインフルエンザの致死率上昇や、元親会社フレゼニウスによる株式売却継続の動きが警戒された。スポーツ用品アディダス(-2.71%)、前日下落率トップのオンライン衣料販売ザランド(-2.64%)、化学BASF(-2.52%)、前日上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(-2.51%)が急落した。一方、コメルツ銀行(+1.46%)、日用品バイヤスドルフ(+1.46%)、医薬品バイエル(+1.08%)は堅調。
    仏CAC40は6日続落し、同42.26ポイント(0.52%)安の8067.53と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。前日上昇率トップのバウチャー発行サービスのエデンレッド(-8.58%)は、2026年度の慎重な利益見通しを示したことで急反落した。半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.53%)、前日上昇率2位の自動車ルノー(-2.29%)、自動車ステランティス(-2.24%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-2.09%)も大幅安となった。一方、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.72%)、前日上昇率3位の電気・ガスのエンジー(+1.07%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+0.98%)はしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/4 17:33 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    4日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。中国や日本などアジアの株式相場が下落し、また、時間外取引で米株価指数先物も下げ基調となるなど、株安の流れを受けて欧州株も売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.43%安の9,660.05。現在は0.68%安の9,635.12近辺。指数構成全100銘柄中、9銘柄が値上がり、86銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。鉱業のアントファガスタ(-3.39%)やアングロ・アメリカン(-2.61%)、金鉱のフレスニーヨ(-3.27%)、エンデバー・マイニング(-2.24%)などが安い。一方、酒造のディアジオ(+0.90%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+0.67%)などはしっかり。
    独DAX40指数は前日比1.37%安の23,801.24で寄り付き、現在は1.55%安の23,758.15近辺。指数構成全40銘柄中、39銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ほぼ全面安のなか、防衛・自動車部品のラインメタル(-2.71%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-2.43%)、通信のドイツテレコム(-2.18%)、ドイツ銀行(-2.13%)などの下落が目立つ。
    仏CAC40指数は前日比1.18%安の8,014.47で寄り付き、現在は1.36%安の7,999.13近辺。指数構成全40銘柄中、2銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-8.50%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.86%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.51%)、電気機器のシュナイダーエレクトリック(-2.17%)などの下落が目立つ。一方、不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+0.68%)や酒造のペルノ・リカール(+0.40%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]

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・NQN=日経QUICKニュース
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