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国内株式

  • 2024/11/21 14:12 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏、3万8000円近辺では押し目買い
    <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏、3万8000円近辺では押し目買い
     21日後場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は前日比340円ほど安い3万8000円近辺と安値圏での動きが続いている。引き続き、前日の米ハイテク株安や21日午後のアジア株の軟調な推移を背景に電気機器、精密機器、機械など値がさ株を中心に売りが出ている。13時過ぎには下げ幅を400円超まで拡大する場面があった。ただ、3万8000円近辺では値ごろ感から押し目買いも入っており、現時点でさらに下値を模索する動きはみられない。

     みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジストは、日経平均の移動平均線が週足の13週線と26週線を割り込んできたことに注目。「チャートを見る限り、上値はかなり重い。目先は52週線(先週時点で3万7675円)を維持出来るかだろう」と話した。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5350億円、売買高は11億6946万株だった。

     ファストリや日東電が下げ幅を拡大している。HOYA、イオン、住友不も安い。一方、ヤマトHDやスズキ、エムスリーは買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/21 12:56 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安、アジア株安など重荷
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安、アジア株安など重荷
     21日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段安となっている。12時50分過ぎには前日比370円ほど安い3万7900円台後半と、きょうここまでの安値をつける場面があった。日本時間21日午後の取引でダウ工業株30種平均の先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ先物」など米株価指数先物が下落しているほか、アジア株も軒並み下落しており、日本株への売り圧力を強めているようだ。前日の米ハイテク安やウクライナ情勢の悪化懸念も引き続き投資家心理を冷やしている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約53億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆496億円、売買高は9億7867万株だった。

     OLCが連日で年初来安値を更新した。三菱重、日立、伊藤忠、住友不も安い。一方、みずほFGや三井住友トラ、東ガスは買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/21 11:49 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 米ハイテク株安が重荷、一時3万8000円割れ
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 米ハイテク株安が重荷、一時3万8000円割れ
     21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比319円12銭(0.83%)安の3万8033円22銭だった。前日の米ハイテク株安や決算を発表した米エヌビディアの時間外取引での株価下落を受け、半導体関連株などへの売りが目立ち、日経平均を押し下げた。ウクライナ情勢の悪化懸念や外国為替相場で円高・ドル安が進んだことも重荷となり、心理的節目の3万8000円を下回る場面があった。

     取引時間中の3万8000円割れは11月1日以来となる。朝方は散発的な先物買いに支えられて小幅高で始まったが、次第に米ハイテク株安を受けた売りが優勢になった。米エヌビディアが20日発表した2024年8~10月期決算は人工知能(AI)関連の需要が引き続き収益を押し上げ大幅増収となり、市場予想も上回った。もっとも株価は出尽くし感から時間外取引で下落し、東京市場でも半導体のほか電気機器、精密機器、機械など幅広い銘柄に売りが出た。

     オースティン米国防長官が20日、ウクライナへの対人地雷の供与を許可したと伝わり、地政学リスクの高まりも投資意欲をしぼませた。岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「企業業績の先行きや日米の政局の不透明感が強い状況に、地政学リスクの高まりが加わることは投資家にとってネガティブだ」とみていた。

     東証株価指数(TOPIX)は続落し、前引けは9.22ポイント(0.34%)安の2689.07だった。JPXプライム150指数も続落し、7.24ポイント(0.61%)安の1187.83で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8208億円、売買高は8億3376万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は699。値上がりは876、横ばいは69だった。

     アドテストやディスコが安い。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、ソニーGも売られた。一方、東京海上や千葉銀など金融株、フジクラは買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/21 10:13 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は一時3万8000円割れ ハイテク株安が重荷
    <NQN>◇東証10時 日経平均は一時3万8000円割れ ハイテク株安が重荷
     21日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調。前日比250円ほど安い3万8100円近辺で推移している。下げ幅を300円あまりに拡大し、心理的節目の3万8000円を下回る場面があった。日経平均への寄与度の高い値がさハイテク株の下げが目立ち、日経平均を押し下げている。外国為替市場での円高・ドル安進行に歩調をあわせた、海外短期筋による株価指数先物への売りも重荷となっている。

     前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落したため、電気機器や精密機器などハイテク株は全般に安い。市場からは「米半導体大手エヌビディアの決算も内容は良いが材料視されておらず、ウクライナ情勢も緊迫化しており、上値を追いたいと考える投資家は少ない」(運用大手のトレーダー)との声があった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆1638億円、売買高は5億7889万株だった。
     
     三菱重や日立が安い。アドテストやディスコの半導体関連株、HOYA、ソニーGも売られている。一方、三井住友トラやフジクラ、住友電は高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/21 09:27 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は300円安、米ハイテク株安が重荷
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は300円安、米ハイテク株安が重荷
     21日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅反発で始まったものの、その後は下げに転じ、前日に比べ300円ほど安い3万8000円近辺で推移している。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が上昇したことを受けた散発的な買いが先行したが、その後は戻り待ちの売りが優勢になっている。米半導体大手エヌビディアの株価が2024年8~10月期決算の発表後、時間外取引で下落していることが投資心理を冷やしているようだ。

     前日の米市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに下落した。米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は20日の講演でインフレへの懸念を表明したことで米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識された。東京市場でも電気機器、精密機器などのハイテク株に売りが出ている。

     米半導体大手エヌビディアが20日発表した2024年8~10月期決算は売上高が前年同期と比べ94%増の350億8200万ドル(約5兆4500億円)だった。人工知能(AI)関連の強い需要が引き続き収益を押し上げ、市場予想も上回った。もっとも株価は出尽くし感などから時間外取引で下落している。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     アドテストや東エレクが安い。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、HOYAなども下落している。一方、フジクラやKDDI、中外薬は上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 15:48 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 地政学リスクを嫌気、セブン&アイとソニーGは上昇
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 地政学リスクを嫌気、セブン&アイとソニーGは上昇
     20日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比62円09銭(0.16%)安の3万8352円34銭だった。米金融政策の先行きやウクライナ・ロシア情勢など市場を取り巻く環境の不透明感の高まりを受け、リスク回避の売りが株価指数先物などに優勢だった。半面、セブン&アイなど主力株の一角が個別材料で上昇したのは相場の支えになった。

     堅調な米景気やインフレ再加速への懸念から米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が根強く、米長期金利が高止まりしているのが重荷になった。ウクライナ軍は19日、米国から供与された長距離地対地ミサイルでロシアの軍事施設を攻撃した。ロシアは核兵器の使用条件を示した「核抑止力の国家政策指針(核ドクトリン)」を改定し、核兵器による反撃の可能性を示唆した。両国間の地政学リスクの高まりも買いを見送る要因となった。手控えムードが強いなか海外勢とみられる株価指数先物への散発的な売りにつられて日経平均は下げ幅を200円あまりに広げる場面もあった。

     半面、セブン&アイが創業家による買収に関する報道で急伸し、上場来高値を更新するなど個別で材料のあった主力株には買いが集まり、相場の下値を支えた。ソニーGは動画配信・出版大手のカドカワの買収に向けた協議に入ったと伝わったことを手掛かりに上昇した。前日に2024年4~9月期決算を発表した損保株ではSOMPOが通期純利益予想の上方修正と追加の株主還元を好感した買いで急伸した。市場では企業の資本効率改善に向けた動きが一段と加速することを期待する声も出ていた。

     日本時間21日早朝には米エヌビディアの2024年8~10月期の決算発表を控える。エヌビディアがけん引する生成人工知能(AI)向け半導体市場拡大の恩恵を受けるとされるアドテストは取引終了にかけ上げ幅を拡大した。東エレクは後場に持ち高整理の売りに押されて下げ幅を広げた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は前日比11.74ポイント(0.43%)安の2698.29だった。JPXプライム150指数も反落し、3.74ポイント(0.31%)安の1195.07で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で3兆7494億円、売買高は16億5345万株と低調だった。東証プライムの値下がり銘柄数は997、値上がりは600、横ばいは48だった。

     東京海上、信越化、ソフトバンクグループ(SBG)、トヨタが下落した。一方、リクルート、テルモ、大塚HDが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 14:07 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は軟調 エヌビディア決算控え様子見も
    <NQN>◇東証14時 日経平均は軟調 エヌビディア決算控え様子見も
     20日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調。前日比60円ほど安い3万8300円台半ばで推移している。海外投資家からとみられる散発的な株価指数先物への売りは足元で一服しているものの、相場を押し上げるような材料にも乏しい。日本時間21日早朝に米半導体大手エヌビディアの2024年8~10月期決算の発表を控えていることから、積極的な売買は手控えられている。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5957億円、売買高は11億6662万株だった。

     東エレク、東京海上、信越化、バンナムHDが安い。一方、セブン&アイ、リクルート、ソニーG、SOMPOが高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 12:58 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大 東エレクが一段安
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大 東エレクが一段安
     20日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げている。前日比220円ほど安い3万8200円近辺で推移している。米金融政策の先行き不透明感などを背景に、積極的な買いを見送る投資家は多い。海外投資家からとみられる散発的な株価指数先物への売りが現物株を下押しする展開が続いている。

     東エレクや信越化など半導体関連の一角が下げ幅を広げている。半面、セブン&アイやソニーGなど個別材料のあった銘柄には買いが集まり、投資家心理を支えている。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆916億円、売買高は9億7588万株だった。

     東京海上、ファストリ、中外薬が安い。一方、SOMPO、リクルート、テルモが高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 11:44 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 ウクライナ情勢が重荷、セブン&アイは急伸
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 ウクライナ情勢が重荷、セブン&アイは急伸
     20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比172円08銭(0.45%)安の3万8242円35銭だった。米金融政策の先行きやウクライナ・ロシア情勢など市場を取り巻く環境の不透明感から値がさ株の一角に売りが出た。20日に発表を控える米エヌビディアの四半期決算に対する期待から半導体関連を買う動きが先行したが、持続性には乏しかった。

     日経平均は朝方から方向感を欠く展開となったが、10時前後から下げ幅を広げる展開となり、200円ほど下落する場面もあった。堅調な米景気やインフレ再加速への懸念から米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が根強く、米長期金利は高止まりしている。ウクライナとロシア情勢を巡る地政学リスクの高まりも、積極的な買いを見送る要因となった。中国の上海総合指数などアジア株が下落する局面では株価指数先物に海外勢とみられる売りがやや強まると、現物株にも下落圧力がかかった。値がさのファストリや東エレク、アドテストが下落した。

     セブン&アイが創業家による買収に関する報道で急伸し、上場来高値を更新した。ソニーGは動画配信・出版大手のカドカワの買収に向けた協議に入ったと伝わったことを手掛かりに上昇した。個別で材料のあった主力株には買いが集まり、相場の下値を支えた。

     前日に2024年4~9月期決算を発表した損保株ではSOMPOが通期純利益予想の上方修正と追加の株主還元を好感した買いで急伸した。一方、東京海上とMS&ADは大幅に下落し、明暗が分かれた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは12.36ポイント(0.46%)安の2697.67だった。JPXプライム150指数も反落で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8870億円、売買高は8億3349万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は989。値上がりは589、横ばいは65だった。

     信越化、ダイキン、中外薬が下落した。一方、リクルート、ニデック、テルモが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 10:07 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は方向感欠く ソニーGやセブン&アイに買い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は方向感欠く ソニーGやセブン&アイに買い
     20日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は引き続き前日終値(3万8414円)を挟んだ一進一退で、方向感を欠いた展開となっている。セブン&アイが創業家による買収に関する報道で急伸して上場来高値を更新するなど個別で材料のあった主力株に買いが集まり、相場の支えになっている。ソニーGも高い。カドカワの買収に向けた協議に入ったと伝わったことが手掛かりになっている。

     ハイテク株ではソフトバンクグループ(SBG)が上昇する一方、アドテストや東エレクは下落するなどまちまちな展開。20日に発表する米エヌビディアの四半期決算に対する期待は高い一方、米長期金利の高止まりが重荷になっている。

     前日に2024年4~9月期決算を発表した損保株ではSOMPOが通期純利益予想の上方修正と追加の株主還元を好感した買いで急伸している。一方、東京海上とMS&ADは大幅に下落しており、明暗が分かれている。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆1396億円、売買高は5億4306万株だった。

     リクルート、テルモ、ニデック、東ガスが高い。一方、ダイキン、NTTデータ、バンナムHDが安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 09:23 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一進一退 ハイテクの一角に買い
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一進一退 ハイテクの一角に買い
     20日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(3万8414円)を挟み、一進一退。前日に比べ90円ほど高い3万8500円近辺で推移している。一時上げ幅を100円以上に広げたものの、下落に転じる場面もあった。前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が1%上昇したのが支えになっている。画像処理半導体(GPU)の米エヌビディアが20日に四半期決算の発表を控えて5%近く上昇し、他のハイテク株にも買いが広がった。東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)やレーザーテクなどが上昇している。

     半面、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方を背景にした米長期金利の高止まりは買い手控え要因になっている。ウクライナとロシアを巡る地政学リスクの高まりで米ダウ工業株30種平均や欧州株が下落したのも重荷になっている。

     東証株価指数(TOPIX)は小幅上昇している。

     セブン&アイが創業家による買収に関する報道を受けて急伸している。ソニーG、リクルートも高い。一方、ダイキンとアドテストが下落している。前日に2024年4~9月期決算を発表した3メガ損保ではSOMPOが急伸する一方、東京海上とMS&ADは大きく下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 15:48 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 一時300円超高、米ハイテク株高で
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 一時300円超高、米ハイテク株高で
     19日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比193円58銭(0.51%)高の3万8414円43銭だった。前日の米ハイテク株高を受けて、国内でも半導体関連株を中心に買いが優勢となった。買い一巡後は利益確定売りや戻り待ちの売りが出て伸び悩んだ。
     
     前日の米ハイテク株高や半導体株高を受けて、東京市場でもアドテストなど関連銘柄の一角が買われ相場を押し上げた。午後には海外短期筋などが株価指数先物に断続的に買いを入れ、先物主導で騰勢を強める場面もあった。日経平均は一時300円を超えて上昇したが、米半導体大手エヌビディアの24年8~10月期の決算発表を20日に控え、次第に様子見ムードが広がった。

     市場では「足元で日経平均はレンジ内での推移を続けているが、エヌビディアが期待通り、または期待を上回る決算を発表した場合には、日本株を買い上げるきっかけになるかもしれない」(SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)も反発した。終値は18.27ポイント(0.68%)高の2710.03だった。JPXプライム150指数も反発し、5.12ポイント(0.43%)高の1198.81で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で3兆8060億円、売買高は18億378万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1080。値下がりは502、横ばいは63だった。

     NTTデータやフジクラ、信越化が上げた。一方、バンナムHDやダイキン、アステラスは下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 14:09 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は堅調 好決算銘柄を改めて物色する動きも
    <NQN>◇東証14時 日経平均は堅調 好決算銘柄を改めて物色する動きも
     19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比270円ほど高い3万8400円台後半で推移している。外国為替市場で円相場が対ドルでやや伸び悩んでいるほか、日経平均は前日に400円超下落していたことから買い戻しの動きが出ているようだ。市場では「国内企業の決算発表が一巡したことで、フジクラなど好決算銘柄をあらためて物色する動きがみられる」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との声が聞かれた。
     
     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5835億円、売買高は12億6196万株だった。

     ニデックやテルモ、オリンパスが上昇している。一方、オムロンや太陽誘電、資生堂は下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 12:53 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅一時300円超 米株先物上昇など支え
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅一時300円超 米株先物上昇など支え
     19日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比260円ほど高い3万8400円台後半で推移している。後場に入り一部の海外短期筋などが日経平均先物に断続的な買いを入れたようだ。上げ幅は一時300円を超えた。日本時間19日午後の取引で米株価指数先物が上昇しているほか、香港ハンセン指数などアジア各国・地域の株価指数の多くが上げていることも投資家心理の支えとなっている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約178億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆106億円、売買高は10億4004万株だった。

     アドテストやファストリ、フジクラが上昇している。一方、OLCや村田製、富士フイルムは下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 11:50 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発も伸び悩む 米ハイテク株高が支え
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発も伸び悩む 米ハイテク株高が支え
     19日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比208円52銭(0.55%)高の3万8429円37銭だった。前日の米ハイテク株高を支えに、東京市場でも買いが優勢となった。朝方には指数の上げ幅は300円に迫る場面もあったが、その後はやや円買い・ドル売りが進んだこともあり、利益確定売りなどが出て伸び悩んだ。
     
     前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が反発したほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1%を超えて上昇したことから、東京市場でもアドテストなど半導体関連株の一角が買われて相場を支えた。

     しかし上値は重かった。米利下げ観測の後退を背景に米ダウ工業株30種平均は下落していたほか、20日に控える米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に、朝方の買い一巡後は利益確定売りや戻り待ちの売りが出て、日経平均は急速に伸び悩む場面もあった。

     外国為替市場で円相場が対ドルで一時153円台まで上昇するなど、円がやや強含んだことも日本株の上値を抑えた。加藤勝信財務相が午前の閣議後記者会見で円安進行を巡り「極めて高い緊張感をもって注視するとともに、行きすぎた動きに対しては適切な対応を取りたい」などと語り、最近の為替動向をけん制したと受け止められた。

     東証株価指数(TOPIX)も反発した。前引けは12.71ポイント(0.47%)高の2704.47だった。JPXプライム150指数は反発し、4.35ポイント(0.36%)高の1198.04で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7816億円、売買高は8億8227万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1177。値下がりは412、横ばいは56だった。

     信越化やオリンパス、第一三共が上げた。一方、中外薬が安い。アステラスやアサヒも下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 10:03 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 米エヌビディア決算前に買い手控え
    <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 米エヌビディア決算前に買い手控え
     19日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比100円ほど高い3万8300円台前半で推移している。米半導体大手エヌビディアの決算発表を20日に控え、投資家の買い手控えムードが強まっている。市場では「エヌビディアの決算内容を見極めたい機関投資家は多く、積極的にポジションを取りづらい状況になっている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆1099億円、売買高は6億661万株だった。

     信越化やニデック、トヨタが上昇している。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やダイキン、KDDIは下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 09:18 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 200円超高 米ハイテク株高で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 200円超高 米ハイテク株高で
     19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ220円ほど高い3万8400円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高を受けて、東京市場でも値がさの半導体関連株の一角が買われ指数を押し上げている。
     
     18日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が反発したほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇した。トランプ次期米大統領が政策に掲げる規制緩和に対する期待から米テスラが大幅高となるなどハイテク株が買われた。東京市場でもアドテストなど値がさの半導体関連株の一角に買いが先行している。

     もっとも、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが想定より緩やかになるとの見方から前日に米ダウ工業株30種平均は小幅に下落した。また、20日には米半導体大手エヌビディアの決算発表も控えていることから、日本株の上値を追う雰囲気は限定的だ。

     東証株価指数(TOPIX)も反発している。

     ファストリやNTTデータ、第一三共が上昇している。一方、TDKやリクルート、アステラスが下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 16:02 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均、反落 米ハイテク株安の流れ
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、反落 米ハイテク株安の流れ
     18日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前週末比422円06銭(1.09%)安の3万8220円85銭だった。米利下げペース鈍化の観測で15日の米ハイテク株が大幅に下落したのを受け、週明けの東京市場は朝から売りが優勢だった。米国のトランプ次期政権の政策を巡る不透明感も引き続き日本株の重荷だった。

     15日の米市場では10月の米小売売上高や11月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、米利下げペースが鈍るとの見方から米長期金利が上昇し、ハイテク株を中心に下落した。米半導体大手エヌビディアの2024年8~10月期決算の発表を20日に控え、持ち高整理の動きも巻き込み、18日の東京市場では、東エレクやレーザーテクなどの国内の半導体関連が売りに押された。
     
     日銀の植田和男総裁が18日午前、名古屋での金融経済懇談会に出席し、利上げについては「毎回の会合で利用可能なデータ・情報から判断する」との認識を示した。円相場が1ドル=153円台から155円台に伸び悩むと、海外勢が先物を買い戻し、朝方に500円近く下げた日経平均は下げ幅を100円未満に縮める場面があった。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は19.88ポイント(0.73%)安の2691.76だった。JPXプライム150指数も反落し、11.69ポイント(0.97%)安の1193.69で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で3兆7718億円で、売買高は17億3308万株。東証プライムの値下がり銘柄数は861。値上がりは726、横ばいは58だった。

     中外薬や第一三共などの医薬品株の下げが目立った。ファナックやキーエンスが売られた。一方、郵船や商船三井などの海運株が買われた。良品計画やメルカリも上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 14:23 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均、安値圏 半導体関連に売り
    <NQN>◇東証14時 日経平均、安値圏 半導体関連に売り
     18日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比410円ほど安い3万8200円台前半と安値圏で推移している。米利下げ観測の後退や米中対立の激化懸念から日本株の戻りの鈍さを見込む海外勢の先物売りが優勢となっている。米半導体大手エヌビディアの2024年8~10月期決算の発表を20日に控え、持ち高調整の売りも出ている。

     エヌビディアを巡っては人工知能(AI)向け半導体の新製品「ブラックウェル」の出荷動向が注目されているが、内部が過熱する問題が発生し納入に遅延の懸念が出ていると伝わった。アイザワ証券の坂瀬勝義エキスパートは「24年11月~25年1月期のブラックウェルの量産計画の立ち上がりを見極めたい投資家が多く、国内の半導体関連株は持ち高整理の売りが出やすい」と話していた。

     日銀の植田和男総裁は18日午後に名古屋市で記者会見を開いた。金融政策の運営について「毎回の会合で利用可能なデータ・情報から政策判断するという基本的な姿勢は変わらない」との認識を示した。市場では「午前の金融経済懇談会での講演に沿った内容で新味に乏しい」(国内証券)との指摘があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6395億円、売買高は12億4601万株だった。

     東エレクやレーザーテクなどの半導体関連の一角が引き続き安い。中外薬や第一三共などの医薬品株も下げている。一方、スズキやホンダが高い。良品計画やTOTOも上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 12:56 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均軟調、戻りの鈍さ意識
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均軟調、戻りの鈍さ意識
     18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前週末比370円ほど安い3万8200円台後半で軟調に推移している。日本株の戻り売り圧力の強さを意識した海外投資家が株価指数先物に散発的な売りを出しているとみられ、日本株の重荷となっている。

     日経平均は15日まで4日連続で終値が始値を下回る「陰線」を形成。米国の利下げペースの鈍化や米中関係悪化による国内企業の業績下振れリスクなどが警戒されるなかで日本株は戻りの鈍さが目立っている。18日午前の東京市場では円相場の伸び悩みとともに日経平均が下げ渋る場面があったが、プラス転換には至らなかった。立花証券の鎌田重俊参与は「個人投資家の押し目買い意欲も限定的だ」との見方を示す。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約86億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1394億円、売買高は10億5028万株だった。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が午後も下げている。中外薬や第一三共など医薬品株も引き続き安い。一方、KDDIやNTTデータが引き続き高い。郵船や商船三井などの海運株も買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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為替

  • 2024/11/21 12:31 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 154円台後半 地政学リスク意識の買い
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 154円台後半 地政学リスク意識の買い
     21日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=154円89~91銭と前日17時時点と比べて76銭の円高・ドル安だった。ウクライナとロシアを巡る地政学リスクが高まるなか、日本の株安もあって投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方が強まった。ドルやユーロなど主要通貨に対して「低リスク通貨」とされる円を買う動きが優勢となった。

     円相場は一時154円88銭近辺まで上昇した。ウクライナ軍が20日、英国が供与した空中発射型巡航ミサイルをロシア領内への攻撃に初めて投入するなどウクライナとロシアの対立が激化するとの懸念が強まっている。21日午前は日経平均株価が300円あまり下落するなど日本株が軟調に推移するなか、10時前の中値決済に向けて国内輸出企業の円買い・ドル売り観測も円相場を押し上げた。

     もっとも、円相場の上値を試す動きは鈍かった。20日にはボウマン理事がインフレ高止まりへの警戒感を示すなど、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍るとの観測が広がっている。FRBが12月に利下げを見送る可能性も意識されて米金利の先高観が強く、日米で大きく開いた金利差はしばらく続くとして円売り・ドル買いも出た。

     円は対ユーロで大きく上昇した。12時時点は1ユーロ=163円41~43銭と、同1円24銭の円高・ユーロ安だった。ウクライナ・ロシア情勢の緊迫や日本の株安を受け、対ユーロでの円買いが目立った。ユーロは対ドルで下落し、12時時点は1ユーロ=1.0549~50ドルと同0.0029ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/21 10:30 為替 <NQN>◇外為10時 円相場が上げ拡大 一時154円台後半 リスク回避の買い
    <NQN>◇外為10時 円相場が上げ拡大 一時154円台後半 リスク回避の買い
     21日午前の東京外国為替市場で、円相場が上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=155円04~06銭と前日17時時点と比べて61銭の円高・ドル安だった。10時すぎには154円88銭近辺まで上昇する場面があった。ウクライナとロシアの対立激化が懸念されるなか、日本の株安もあって「低リスク通貨」とされる円には買いが増えている。

     21日午前に日経平均株価が一時300円あまり下落するなど日本株が軟調な展開となっている。投資家がリスク回避姿勢を強めるとしてドルやユーロなど幅広い通貨に対して円を買う動きが強まった。10時前の中値決済に向けて「実需筋からのドル売りも出た」(国内銀行)といい、国内輸出企業などの円買い・ドル売りが観測されたのも円相場を押し上げた。

     円は対ユーロでも上げ幅を拡大し、10時時点では1ユーロ=163円52~54銭と、同1円13銭の円高・ユーロ安だった。10時前には163円35銭近辺まで上昇する場面があった。

     ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.0546~47ドルと同0.0032ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/21 08:55 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台前半 地政学リスク意識
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台前半 地政学リスク意識
     21日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円32~35銭と前日17時時点と比べて33銭の円高・ドル安だった。ウクライナとロシアを巡る地政学リスクが意識され、「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。だが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍るとして米金利の先高観が根強く、円相場の上値は限られている。

     円相場は8時半すぎに一時155円25銭近辺まで上昇した。ウクライナ軍が20日、英国が供与した空中発射型巡航ミサイルをロシア領内への攻撃に初めて投入した。この日はオースティン米国防長官がウクライナへの対人地雷の供与を許可したと明らかになっており、ウクライナとロシアの対立激化が懸念された。円には対ユーロなど「クロス円」取引で買いが目立ち、対ドルでも買いが優勢となっている。

     もっとも、円相場の上値を試す動きは鈍い。ボウマン理事が「インフレ鈍化が停滞しているようにみえる」と語るなどFRBは物価上振れリスクへの警戒感を強め、市場では12月の利下げ見送りも意識されている。米20年物国債入札が「低調」な結果となったのもあり、20日は米長期金利が小幅ながら上昇し、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いも出た。

     円は対ユーロでも上昇し、8時30分時点は1ユーロ=163円77~80銭と、同88銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.0544ドル前後と同0.0034ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 17:32 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、4日ぶり反落 155円台後半 日米金利差を意識
    <NQN>◇外為17時 円相場、4日ぶり反落 155円台後半 日米金利差を意識
     20日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円16銭円安・ドル高の1ドル=155円69~70銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による利下げペースが緩やかなものになるとの観測などを背景に、米長期金利が高止まりしている。日米金利差の開いた状態が続くとの見方から円を売ってドルを買う動きが優勢だった。

     国内輸入企業による円売り・ドル買い観測も相場の重荷だった。20日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)だとの声が聞かれた。円相場は17時すぎに一時155円75銭近辺まで下落した。日本時間20日の取引で米長期金利が4.42%台まで上昇したのにつれ、円売り・ドル買いが増えた。

     円は対ユーロで続落した。17時時点では同1円20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=164円65~67銭で推移している。

     ユーロは対ドルで小幅ながら反落した。17時時点は同0.0002ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0575ドル前後で推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 14:07 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、下値模索 一時155円13銭近辺 米金利上昇で
    <NQN>◇外為14時 円相場、下値模索 一時155円13銭近辺 米金利上昇で
     20日午後の東京外国為替市場で、円相場は下値を探る展開になっている。14時時点では1ドル=155円06~08銭と前日17時時点と比べて53銭の円安・ドル高だった。13時20分すぎに155円13銭近辺まで売られた。日本時間20日午後の取引で、米長期金利が4.40%台と同日朝と比べて上昇したのと歩調をあわせるように円売り・ドル買いが出た。ドルには対ユーロでも買いが入っている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 12:16 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 一時154円99銭近辺 日米金利差を意識
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 一時154円99銭近辺 日米金利差を意識
     20日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=154円88~90銭と前日17時時点と比べて35銭の円安・ドル高だった。10時半ごろに154円99銭近辺まで下げた。米長期金利が高止まりしており、日米金利差がすぐには縮まらないとの見方から円売り・ドル買いが優勢だった。

     日本時間20日午前の取引で米長期金利は4.39%台で推移している。19日のニューヨーク時間の終値水準とほぼ同じだ。米連邦準備理事会(FRB)による利下げペースが緩やかになるとの見方が、米長期金利の下がりにくさにつながって円相場の重荷となった。

     9時すぎには国内輸入企業などによる円売り・ドル買い観測が円相場を押し下げた。20日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、10時前の中値決済に向けては、「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が多く聞かれた。

     財務省が20日午前に10月の貿易統計(速報、通関ベース)を発表し、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4612億円の赤字とわかった。赤字幅はQUICKがまとめた民間予測の中央値である3452億円を上回った。赤字は4カ月連続だった。パソコンやスマートフォンなどの輸入が増えており、今後も高水準の輸入を通じて赤字傾向が続くとの思惑から円売りが出た。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=164円12~14銭と、同67銭の円安・ユーロ高だった。ロシアを巡る地政学リスクへの過度な警戒が後退し、対ドルとあわせて円売りにつながった。

     ユーロは対ドルで強含んだ。12時時点は1ユーロ=1.0596~97ドルと同0.0019ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 10:18 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 154円台後半 5・10日中値で円売り
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 154円台後半 5・10日中値で円売り
     20日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を拡大している。10時時点は1ドル=154円85~87銭と前日17時時点と比べて32銭の円安・ドル高だった。10時すぎに154円95銭近辺まで下落した。国内輸入企業などによる円売り・ドル買い観測が相場を押し下げた。20日発表の貿易収支の赤字額が市場予想を上回ったのも円売り材料とみなされた。

     国内では20日が事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向けては、「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が多かった。

     財務省が20日朝に発表した10月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4612億円の赤字だった。赤字幅はQUICKがまとめた民間予測の中央値である3452億円を上回った。パソコンやスマートフォンの輸入増などによるもので、市場では「今後も高水準での輸入が続くのではないか」との受け止めから円売りが出た。

     円は対ユーロでも下げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=164円17~19銭と、同72銭の円安・ユーロ高だった。ロシアを巡る地政学リスクへの過度な警戒が後退し、対ドルと歩調をあわせて円売りが出ている。

     ユーロは対ドルでは小高い水準で小動き。10時時点では1ユーロ=1.0601~02ドルと同0.0024ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/20 08:47 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 米金利高止まりが重荷
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 米金利高止まりが重荷
     20日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=154円56~58銭と前日17時時点と比べて3銭の円安・ドル高だった。ロシアを巡る地政学リスクが強まった後も米長期金利の高止まりが続いており、日米金利差の縮小に時間がかかるとの見方から円売り・ドル買いが出ている。

     19日のニューヨーク債券市場で米長期金利は前日比でほぼ横ばいの4.40%で終えた。日本時間20日早朝の取引でも4.40%に近い水準で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による利下げペースが緩やかになるとの思惑から、米長期金利は下がりにくい状態が続いている。

     ウクライナとロシアの間で緊張が高まっているのは引き続き円相場の下値を支えている。19日にロシアのプーチン大統領が核兵器を使用するための条件を示した「核抑止力の国家政策指針(核ドクトリン)」の改定を承認したと伝わった。戦況悪化への懸念から投資家がリスクを取りにくくなれば、相対的に低リスクとされる円には買いが入りやすい。

     円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=163円85~87銭と、同40銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇。8時30分時点は1ユーロ=1.0600ドル近辺と同0.0023ドルのユーロ高・ドル安だった。19日の欧州市場でリスク回避のユーロ売りが膨らんだ反動でユーロは値を戻している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 17:25 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 米長期金利の上昇一服
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 米長期金利の上昇一服
     19日の東京外国為替市場で、円相場は3日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ8銭の円高・ドル安の1ドル=154円48~50銭で推移している。米長期金利の上昇が一服し、これまで積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を縮小する動きが広がった。加藤勝信財務相の発言が円安進行をけん制したと受け止められたのも円相場を押し上げた。

     円相場は153円96銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。前週に4.50%に上昇する場面があった米長期金利は日本時間19日の取引で4.40%を下回って推移しており、日米の金利差拡大に歯止めがかかるとして円買い・ドル売りが入った。輸出企業など国内実需筋による円買い・ドル売り観測も相場を支えた。

     加藤財務相が19日午前の閣議後の記者会見で、円安進行を巡り「極めて高い緊張感をもって注視するとともに、行きすぎた動きに対しては適切な対応を取りたい」などと語った。改めて円安進行をけん制したと受け止められたのも持ち高調整の円買い・ドル売りにつながった。

     もっとも、円相場は上値の重さも目立った。日銀の植田和男総裁は18日の講演で、このところの急ピッチな円安進行にもかかわらず利上げを急ぐ姿勢をみせなかった。日銀が次回12月の金融政策決定会合で追加利上げに動く可能性がやや低くなったとの見方から円売り・ドル買いも出た。

     円は対ユーロで反落した。17時時点では同44銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=163円46~49銭で推移している。ユーロは対ドルで反発し、17時時点は同0.0034ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0581ドル近辺で推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 14:19 為替 <NQN>◇外為14時 円相場が伸び悩み 154円台半ば
    <NQN>◇外為14時 円相場が伸び悩み 154円台半ば
     19日午後の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=154円45~47銭と前日17時時点と比べ11銭の円高・ドル安だった。加藤勝信財務相の発言や国内輸出企業の動向を意識した円買い・ドル売りが一巡。153円台後半では上値の重さが目立ち、短期筋による持ち高調整の円売り・ドル買いの勢いがやや増した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 12:18 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時153円台後半 財務相発言で買いも
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時153円台後半 財務相発言で買いも
     19日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=154円10~11銭と前日17時時点と比べて46銭の円高・ドル安だった。米長期金利の上昇が一服し、これまで積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を縮小する動きが広がった。加藤勝信財務相の発言が円安進行をけん制したと受け止められたのも円相場を押し上げた。

     円相場は12時すぎに一時153円96銭近辺まで上げ幅を広げた。前週に4.50%と6月以来の水準に上昇する場面があった米長期金利は日本時間19日午前の取引では4.40%近辺まで低下しており、日米の金利差拡大に歯止めがかかるとして円買い・ドル売りが入った。輸出企業など国内実需筋による円買い・ドル売り観測も相場を支えた。

     加藤財務相は19日午前の閣議後の記者会見で、円安進行を巡り「極めて高い緊張感をもって注視するとともに、行きすぎた動きに対しては適切な対応を取りたい」などと語った。改めて円安進行をけん制したと受け止められたのも持ち高調整の円買い・ドル売りにつながった。

     もっとも、円相場は上値の重さも目立った。日銀の植田和男総裁は18日の講演で、このところの急ピッチな円安進行にもかかわらず利上げを急ぐ姿勢をみせなかった。日銀が次回12月の金融政策決定会合で追加利上げに動く可能性がやや低くなったとの見方から円売り・ドル買いも出た。

     円は対ユーロでは下落した。12時時点は1ユーロ=163円22~24銭と、同20銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0591~92ドルと同0.0044ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 10:19 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、154円台前半に上げ拡大 実需の買い観測で
    <NQN>◇外為10時 円相場、154円台前半に上げ拡大 実需の買い観測で
     19日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=154円38~40銭と前日17時時点と比べて18銭の円高・ドル安だった。10時すぎには一時154円08銭近辺まで上昇した。10時前の中値決済に向けて「ドルが余剰気味」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売り観測が相場を押し上げた。

     前週に一時4.50%をつけた米長期金利は18日が4.41%で終えていた。日本時間19日午前の取引でも低下圧力がかかっており、米金利の上昇が一服するとの見方もこれまで積み上がった円売り・ドル買いの持ち高解消を促して相場を支えている。

     円は対ユーロでは下げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=163円48~50銭と、同46銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.0589~90ドルと同0.0042ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/19 08:47 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅高 154円台半ば 米金利の上昇一服で
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅高 154円台半ば 米金利の上昇一服で
     19日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に上昇している。8時30分時点は1ドル=154円44~46銭と前日17時時点と比べて12銭の円高・ドル安だった。米長期金利の上昇が一服し、日米の金利差拡大を見込んで積み上がっていた円売り・ドル買いの持ち高を縮小する動きが優勢となっている。

     前週に4.50%まで上昇した米長期金利は18日に4.41%まで低下して取引を終えた。米国債には利回り水準の高さに着目した買いが入ったほか、トランプ次期米政権の政策を見据えた「トランプ・トレード」に伴う米金利上昇・ドル高には一巡感も漂っている。持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入りやすく相場を押し上げている。

     もっとも、円相場の上値も重い。日銀の植田和男総裁は18日の講演で、政策変更の時期について「先行きの経済・物価・金融情勢次第」だと改めて語った。足元の急ピッチな円安進行を受けても次回12月の金融政策決定会合での追加利上げを強く示唆しなかったと受け止められ、円売り・ドル買いも出た。

     円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=163円62~66銭と、同60銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇し、8時30分時点は1ユーロ=1.0594~96ドルと同0.0047ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 17:11 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、大幅続伸 154円台半ば 対ユーロも高い
    <NQN>◇外為17時 円相場、大幅続伸 154円台半ば 対ユーロも高い
     18日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に続伸した。17時時点では前週末の同時点に比べ1円24銭の円高・ドル安の1ドル=154円53~55銭で推移している。前週末までに大きく進んだ円安・ドル高を受け、利益確定や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが優勢だった。

     10時前には一時153円84銭近辺まで上げ幅を広げた。名古屋市での金融経済懇談会で日銀の植田和男総裁が講演するのを前に、金融引き締めに積極的な姿勢を示すと警戒した市場参加者から円買い・ドル売りが活発化した。

     植田総裁は講演で、金融緩和度合いの調整を進めるタイミングについて「あくまで先行きの経済・物価・金融情勢次第だ」などと述べ、毎回の金融政策決定会合でデータを点検しながら政策を判断する基本姿勢を示した。外為市場では早期の利上げに前向きな姿勢を示さなかったとの受け止めから、円売り・ドル買いも出て155円14銭近辺まで伸び悩む場面もあった。

     円は対ユーロで反発した。17時時点では同1円42銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=163円ちょうど~163円02銭で推移している。前週末の米株式相場の下落や18日の日本株安を受け、投資家心理が弱気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円は対ユーロでも買われた。

     ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0008ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0547ドル近辺で推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 14:19 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏で小動き 154円台後半
    <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏で小動き 154円台後半
     18日午後の東京外国為替市場で円相場は高値圏で小幅な動きとなっている。14時時点は1ドル=154円61~63銭と前週末17時時点と比べて1円16銭の円高・ドル安だった。日銀の植田和男総裁が18日午前に12月の金融政策決定会合に向けて利上げを地ならししなかったとして、進んだ円売り・ドル買いが一巡した。

     植田氏は18日午後、名古屋市の金融経済懇談会後の記者会見に臨んだ。「為替レートの短期的動向にコメントしない」と話す一方、12月の利上げの可能性について「その時点で適切な判断をする」などと話した。市場では、「(利上げに消極的な)『ハト派』でも(積極的な)『タカ派』でもない」(国内銀行のアナリスト)との受け止めがあり、今のところ相場を強く方向付ける材料とはなっていないようだ。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 12:28 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 介入警戒 日銀総裁発言では売り
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 介入警戒 日銀総裁発言では売り
     18日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=154円70~71銭と前週末17時時点と比べて1円07銭の円高・ドル安だった。このところ急速に進んだ円安・ドル高で政府・日銀による為替介入への警戒感が高まり、持ち高を巻き戻す動きが出た。日銀の植田和男総裁は18日の講演で「利上げに前向きな姿勢を示さなかった」との受け止めがあり、円相場は155円14銭まで伸び悩む場面もあった。

     植田氏は18日、名古屋での金融経済懇談会で挨拶した。金融緩和度合いの調整を進めるタイミングについて「あくまで先行きの経済・物価・金融情勢次第だ」と話した。毎回の金融政策決定会合で「利用可能なデータや情報などから、経済・物価の現状評価や見通しをアップデートしながら、政策判断を行っていく方針だ」とも語った。

     円は10時前に153円84銭前後まで上昇した。市場では、植田氏が18日の講演で金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢を示すと身構えた市場参加者から、植田氏の発言が伝わる前に円買い・ドル売りが先行した。

     円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=163円08~12銭と、同1円34銭の円高・ユーロ安だった。一時、162円29銭前後と10月下旬以来1カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。対ドルで円が上げ幅を広げた場面で、ユーロに対しても円買いが入った。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.0542ドル前後と同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 10:32 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩む 日銀総裁発言で 一時155円14銭
    <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩む 日銀総裁発言で 一時155円14銭
     18日午前の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=154円26~28銭と前週末17時時点(155円77~79銭)と比べて1円51銭の円高・ドル安だった。10時すぎには155円14銭近辺まで売られた。日銀の植田和男総裁が18日の講演で利上げについて「毎回の会合で利用可能なデータ・情報から判断」などと述べ、12月の金融政策決定会合での利上げを前のめりに示唆することはなかったとの受け止めから、円売り・ドル買いが出た。

     植田氏は「金融緩和の度合いの調整のタイミングは、経済・物価・金融情勢次第」などとも述べた。植田氏の発言前には153円台後半まで買われていた。10時前の中値決済に向けては「あまり偏りがない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。

     円は対ユーロで上昇した。10時時点では1ユーロ=162円71~74銭と同1円71銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでは下げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=1.0548ドル前後と同0.0007ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/18 08:55 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇 154円台後半 介入警戒感で
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇 154円台後半 介入警戒感で
     18日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=154円65~67銭と前週末17時時点と比べて1円12銭の円高・ドル安だった。このところ急速に進んだ円安・ドル高で日本の通貨当局による為替介入への警戒感が高まり、ひとまず円売り・ドル高の持ち高を巻き戻す動きが出ている。

     15日の外国為替市場では円相場は153円86銭近辺と日本時間14日17時時点から2円程度上昇した。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=162円92~95銭と、同1円50銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルでも下落し、8時30分時点は1ユーロ=1.0535ドル前後と同0.0020ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2024/11/15 17:22 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反発 持ち高調整の買いで
    <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反発 持ち高調整の買いで
     15日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ10銭の円高・ドル安の1ドル=155円73~75銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)が利下げペースを鈍化させるとの観測や米金利の先高観などを背景に足元で急速に円安・ドル高が進行していたため、週末を前に利益確定や持ち高調整の円買い・ドル売りが入り円相場を下支えした。 

     朝方は円売り・ドル買いが優勢だった。14日にパウエルFRB議長は「経済は利下げを急ぐ必要があるというシグナルを送っていない」などと語った。政策金利の引き下げに慎重な姿勢が意識され、米金利先物市場では12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを見送る確率が高まった。米金利の先高観が意識されたことで円売り・ドル買いを促し、一時156円76銭近辺と約4カ月ぶりの安値をつける場面があった。

     国内では15日が事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、10時前の中値決済に向けて国内輸入企業などのドル資金調達が活発だったとの観測も円相場を押し下げた。15日発表の7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値で4~6月期の成長率が下方修正され、物価関連指標の伸びが市場予想に達しなかったのも円相場の重荷となった。

     円は対ユーロで小幅に続伸した。17時時点では同3銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=164円38~45銭で推移している。ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0006ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0556~57ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/11/15 14:13 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、156円台前半で小動き
    <NQN>◇外為14時 円相場、156円台前半で小動き
     15日午後の東京外国為替市場で、円相場は小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=156円34~36銭と前日17時時点と比べて51銭の円安・ドル高だった。加藤勝信財務相が円安進行をけん制したのもあって日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが一巡。15日発表される10月の米小売売上高など経済指標を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける市場参加者が少なくなっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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米国株式

  • 2024/11/21 09:03 米国株式 <IGM>米国株式 まちまち 地政学リスクやエヌビディア決算への警戒感が重石
    <IGM>米国株式 まちまち 地政学リスクやエヌビディア決算への警戒感が重石
    20日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは5日ぶりに反発し、前日比139.53ドル高(+0.32%)の43408.47ドルで終了。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。ウクライナとロシアの戦闘激化への懸念や半導体エヌビディア(-0.76%)の決算発表への警戒感が相場の重石となった。ホームセンターのホーム・デポ(-1.67%)やクレジットカードのビザ(-1.43%)が下げた。医療保険ユナイテッド・ヘルス(+4.07%)や製薬アムジェン(+2.83%)は堅調。
    ナスダックは3日ぶりに小反落し、同21.32ポイント安(-0.11%)の18966.14。指数に占めるウェイトが大きいハイテクの下げが重石となった。
    S&P500は小幅に3日続伸し、同0.13ポイント高(0%)の5917.11。ヘルスケア、エネルギーなど6業種が上昇、一般消費財、金融など5業種が下落。小売ターゲット(-21.41%)が急落。20日発表した11-1月の既存店売上高及び利益見通しが市場予想を下回った。
    (経済指標)                                           (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/20 08:41 米国株式 <IGM>米国株式 ダウ4日続落 ウクライナ情勢緊迫化が重石 エヌビディアは堅調
    <IGM>米国株式 ダウ4日続落 ウクライナ情勢緊迫化が重石 エヌビディアは堅調
    19日の米国株式市場のダウは4日続落し、前日比120.66ドル安(-0.28%)の43268.94ドルで終了。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。ウクライナとロシアの戦闘激化への懸念が重石となったものの、ロシアのラブロフ外相が核兵器使用に慎重な姿勢を示したことで、懸念が和らいだ。医療保険ユナイテッド・ヘルス(-2.15%)や事務・工業製品3M(-1.52%)が下げた。20日に発表する8-10月期決算への期待感から半導体エヌビディア(+4.89%)が大幅高。小売ウォルマート(+3.00%)は2025年1月期の売上高と利益の見通しを引き上げ、上場来高値を記録した。
    ナスダックは続伸し、同195.66ポイント高(+1.04%)の18987.46。エヌビディアが相場を牽引した。
    S&P500も続伸し、同23.36ポイント高(+0.39%)の5916.98。IT、通信など6業種が上昇、エネルギー、金融など5業種が下落。
    (経済指標)                                           (発表値)
    10月住宅着工件数(年率換算)  131.1万件(前回: 135.3万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/19 08:56 米国株式 <IGM>米国株式 まちまち エヌビディアの決算発表に関心 テスラが急伸
    <IGM>米国株式 まちまち エヌビディアの決算発表に関心 テスラが急伸
    18日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは小幅に3日続落し、前日比55.39ドル安(-0.13%)の43389.60ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。利下げペース鈍化観測や20日に半導体エヌビディア(-1.29%)が発表する決算への警戒感が相場の重石となった。スポーツ用品ナイキ(-2.31%)やディズニー(-1.34%)が下げた。航空機ボーイング(+2.63%)は買われた。
    ナスダックは5日ぶりに反発し、同111.68ポイント高(+0.60%)の18791.80。運輸、銀行、バイオを除く全業種が上昇した。電気自動車(EV)テスラ(+5.61%)が大幅高。トランプ次期米政権が自動運転車に関する規制緩和を目指しているとの報道が材料視された。
    S&P500は3日ぶりに反発し、同23.00ポイント高(+0.39%)の5893.62。エネルギー、通信など9業種が上昇、ヘルスケアは横ばい、資本財が下落。
    (経済指標)                                           (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/18 08:56 米国株式 <IGM>米国株式 続落 利下げペース鈍化観測や次期政権の政策への懸念で
    <IGM>米国株式 続落 利下げペース鈍化観測や次期政権の政策への懸念で
    15日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは続落し、前日比305.87ドル安(-0.70%)の43444.99ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。パウエルFRB議長が14日に利下げを急ぐ必要がないと述べたことや堅調な米指標の発表を受け、利下げペースが鈍化するとの思惑が強まったことや、トランプ次期米政権の関税強化などへの懸念が相場の重石となった。アマゾン(-4.19%)や製薬アムジェン(-4.16%)、半導体エヌビディア(-3.26%)が下げを主導した。ディズニー(+5.46%)や通信ベライゾン(+1.91%)は買われた。
    ナスダックは4日続落し、同427.53ポイント安(-2.24%)の18680.12。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが2.6%下落し、下げを主導した。
    S&P500は続落し、同78.55ポイント安(-1.32%)の5870.62。公益、金融、不動産が上昇、IT、ヘルスケアなど8業種が下落した。
    (経済指標)                 (発表値)
    10月小売売上高(前月比)   +0.4%(前回: +0.8%)
    11月NY連銀製造業景気指数  31.2(前回: -11.9)
    10月輸入物価指数(前月比) +0.3%(前回: -0.4%)
    10月鉱工業生産(前月比)   -0.3%(前回: -0.5%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/15 08:40 米国株式 <IGM>米国株式 下落 FRB議長のタカ派発言が重石
    <IGM>米国株式 下落 FRB議長のタカ派発言が重石
    14日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは反落し、前日比207.33ドル安(-0.47%)の43750.86ドルで終了。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。高値警戒感やトランプ次期米政権の政策を巡る不透明感に加え、取引終盤にパウエルFRB議長が利下げを急ぐ必要がないとの見解を示したことが相場の重石となった。顧客情報管理セールスフォース(-2.95%)やネットワーク機器シスコ・システムズ(-2.13%)が下げを主導した。ディズニー(+6.23%)は大幅高。この日発表した7-9月期決算で、売上高と1株利益が市場予想を上回った。映画「インサイドヘッド・2」の興行収入や動画配信事業が好調だった。
    ナスダックは3日続落し、同123.07ポイント安(-0.64%)の19107.65。全業種が下落した。
    S&P500は反落し、同36.21ポイント安(-0.60%)の5949.17。エネルギー、ITが上昇、資本財、ヘルスケアなど9業種が下落。
    (経済指標)                          (発表値)
    10月卸売物価指数(PPI、前月比)  +0.2%(前回: +0.1%)
    10月PPI(前年比)                +2.4%(前回: +1.9%)
    新規失業保険申請件数(先週)  21.7万件(前回: 22.1万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/14 08:39 米国株式 <IGM>米国株式 まちまち 予想通りのCPIで利下げ観測強まる
    <IGM>米国株式 まちまち 予想通りのCPIで利下げ観測強まる
    13日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは反発し、前日比47.21ドル高(+0.11%)の43958.19ドルで終了。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。この日発表された米10月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%と、9月の+2.4%から伸びが加速したものの、市場予想と一致したことを受け、12月の利下げ観測が強まり、相場をサポートした。一方、高値警戒感やトランプ次期米政権の政策を巡る不透明感は相場の重石となった。アマゾン(+2.48%)や石油シェブロン(+2.21%)、通信ベライゾン(+1.83%)が買われた一方、航空機ボーイング(-3.58%)や建機キャタピラー(-1.51%)は下げた。
    ナスダックは続落し、同50.66ポイント安(-0.26%)の19230.73。半導体エヌビディア(-1.36%)など、指数に占めるウェイトが大きいハイテクの下げが重石となった。
    S&P500は小反発し、同1.39ポイント高(+0.02%)の5985.38。一般消費財、エネルギーなど7業種が上昇、通信、ITなど4業種が下落。
    (経済指標)                             (発表値)
    10月消費者物価指数(CPI、前月比) +0.2%(前回: +0.2%)
    10月CPI(前年比)                 +2.6%(前回: +2.4%)
    10月コアCPI(前月比)             +0.3%(前回: +0.3%)
    10月コアCPI(前年比)             +3.3%(前回: +3.3%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/13 08:47 米国株式 <IGM>米国株式 反落 重要指標発表を控えて利益確定売り ハネウェルは堅調
    <IGM>米国株式 反落 重要指標発表を控えて利益確定売り ハネウェルは堅調
    12日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは3日ぶりに反落し、前日比382.15ドル安(-0.86%)の43910.98ドルで終了。全30銘柄中、上昇は9、変わらずは1、下落は20。前日に最高値を更新し、高値警戒感が燻るなか、13日の米10月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて利益確定売りが活発化した。製薬アムジェン(-7.14%)や航空機ボーイング(-2.54%)が下げを主導した。重工業ハネウェル(+3.85%)は大幅高。物言う株主として知られるエリオット・マネジメントがハネウェルの株式50億ドル以上を取得したことを明らかにし、航空宇宙事業とオートメーション事業の分割を提案したことが材料視された。
    ナスダックは6日ぶりに反落し、同17.36ポイント安(-0.09%)の19281.40。トランプ氏が米大統領に再選後、40%近く急騰した電気自動車(EV)テスラ(-6.15%)が6日ぶりに急反落し、指数の下げを主導した。ハイテクを除く全業種が下落した。
    S&P500も6日ぶりに反落し、同17.36ポイント安(-0.28%)の5983.99。通信、IT、生活必需品が上昇、素材、ヘルスケアなど8業種が下落。
    (経済指標)                                           (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/12 08:49 米国株式 <IGM>米国株式 3指数ともに最高値更新 次期政権への期待感で
    <IGM>米国株式 3指数ともに最高値更新 次期政権への期待感で
    11日の米国株式市場の主要3指数は揃って最高値を更新。ダウは続伸し、前日比304.14ドル高(+0.69%)の44293.13ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。トランプ次期米政権への期待感が相場をサポートした。顧客情報管理セールスフォース(+6.14%)や重工業ハネウェル(+2.62%)、金融ゴールマン・サックス(+2.22%)が買われた。製薬メルク(-2.13%)や航空機ボーイング(-1.79%)、半導体エヌビディア(-1.61%)は下げた。
    ナスダックは5日続伸し、同11.98ポイント高(+0.06%)の19298.76。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが下げたものの、電気自動車(EV)テスラ(+8.96%)が急伸し、指数をサポートした。
    S&P500も5日続伸し、同5.81ポイント高(+0.09%)の6001.35。一般消費財、金融など6業種が上昇、IT、不動産など5業種が下落。
    (経済指標)                                           (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/11 08:43 米国株式 <IGM>米国株式 3指数ともに最高値更新 次期政権への期待感で
    <IGM>米国株式 3指数ともに最高値更新 次期政権への期待感で
    8日の米国株式市場の主要3指数は揃って最高値を更新。ダウは反発し、前日比259.65ドル高(+0.59%)の43988.99ドルで終了。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。トランプ次期米政権が掲げる減税や規制緩和への期待感が相場をサポートした。顧客情報管理セールスフォース(+3.59%)や日用品P&G(+2.63%)、保険トラベラーズ(+1.83%)が買われた。なお、8日からダウ構成銘柄から半導体インテルと化学ダウが除外され、半導体エヌビディア(-0.84%)と塗料など化学品シャーウィン・ウイリアムズ(+0.70%)が採用された。
    ナスダックは4日続伸し、同17.31ポイント高(+0.09%)の19286.77。ハイテクを除く全業種が上昇した。
    S&P500も4日続伸し、同22.44ポイント高(+0.37%)の5995.54。公益、不動産、生活必需品など8業種が上昇、素材、通信、ITが下落。
    (経済指標)                    (発表値)
    11月消費者態度指数・速報値  73.0(前回: 70.5)

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  • 2024/11/8 08:46 米国株式 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値更新 ダウは横ばい
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値更新 ダウは横ばい
    7日の米国株式市場はナスダックとS&P500が最高値を更新。ダウはほぼ横ばいで、前日比0.59ドル安(0%)の43729.34ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。トランプ氏の米大統領再選を好感して前日に急伸したJPモルガン(-4.32%)やクレジットカードのアメックス(-2.83%)、ゴールマン・サックス(-2.32%)が利益確定売りに押された一方、半導体インテル(+4.71%)やホームセンターのホーム・デポ(+2.85%)は買われた。米FRBはこの日、市場の予想通り政策金利を0.25%引き下げ、4.50-4.75%とし、投資家心理を下支えした。
    ナスダックは3日続伸し、同285.99ポイント高(+1.51%)の19269.45。終値として初めて19000台に到達した。半導体エヌビディア(+2.25%)などハイテクやバイオが買われた。
    S&P500も3日続伸し、同44.06ポイント高(+0.74%)の5973.10。通信、ITなど8業種が上昇、金融、資本財、エネルギーが下落。
    (経済指標)                                       (発表値)
    7-9月期非農業部門労働生産性・速報値(前期比年率) +1.9%(前回: +2.4%)
    新規失業保険申請件数(先週)                   22.1万件(前回: 21.8万件)
    政策金利                                   4.50-4.75%(前回: 4.75-5.00%)

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  • 2024/11/7 08:55 米国株式 <IGM>米国株式 主要3指数が最高値更新 トランプ氏勝利で
    <IGM>米国株式 主要3指数が最高値更新 トランプ氏勝利で
    6日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸し、最高値を更新。5日の米大統領選挙でトランプ氏が当選したことを受け、減税や規制緩和による景気浮揚期待が高まった。ダウは前日比1508.05ドル高(+3.57%)の43729.93ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。金融ゴールドマン・サックス(+13.10%)やJPモルガン(+11.54%)、建機キャタピラー(+8.74%)が買われた。
    ナスダックは同544.29ポイント高(+2.95%)の18983.46。全業種が上昇した。電気自動車(EV)テスラ(+14.75%)が急伸。同社の最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏が支援するトランプ氏の大統領再選が材料視された。
    S&P500は同146.28ポイント高(+2.52%)の5929.04。金融、資本財など8業種が上昇、不動産、生活必需品、公益が下落。
    (経済指標)                                           (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/11/6 08:51 米国株式 <IGM>米国株式 反発 堅調な指標で幅広く買われる
    <IGM>米国株式 反発 堅調な指標で幅広く買われる
    5日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発。ダウは前日比427.28ドル高(+1.02%)の42221.88ドルで終了。全30銘柄中、上昇は25、下落は5。米大統領選挙への警戒感が漂うなか、この日発表された米10月ISM非製造業景気指数が2年超ぶりの高水準となったことを受け、幅広く買われた。半導体インテル(+3.55%)や金融ゴールドマン・サックス(+3.03%)、クレジットカードのアメックス(+2.13%)が買われた。航空機ボーイング(-2.62%)や石油シェブロン(-0.36%)は下げた。
    ナスダックは同259.18ポイント高(+1.43%)の18439.17。全業種が上昇した。
    S&P500は同70.07ポイント高(+1.22%)の5782.76。全11業種が上昇した。
    (経済指標)                      (発表値)
    9月貿易収支        -844億ドル(前回: -708億ドル)
    10月ISM非製造業景気指数  56.0(前回: 54.9)

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  • 2024/11/5 08:47 米国株式 <IGM>米国株式 反落  米大統領選への警戒感が重石
    <IGM>米国株式 反落  米大統領選への警戒感が重石
    4日の米国株式市場の主要3指数は揃って反落。ダウは前日比257.59ドル安(-0.61%)の41794.60ドルで終了。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。5日の米大統領選挙を巡る不透明感から利益確定売りが優勢となった。半導体インテル(-2.93%)や化学ダウ(-2.08%)、医療保険ユナイテッド・ヘルス(-1.72%)が下落した。顧客情報管理セールスフォース(+1.12%)やホームセンターのホーム・デポ(+0.76%)は買われた。1日の終値は42052.19ドル。
    ナスダックは同59.93ポイント安(-0.33%)の18179.98。ハイテク、工業が下げを主導した。1日の終値は18239.91。
    S&P500は同16.11ポイント安(-0.28%)の5712.69。エネルギー、不動産など4業種が上昇、公益、通信など7業種が下落。1日の終値は5728.80。
    (経済指標)                           (発表値)
    1日
    10月非農業部門雇用者数(前月比)  +1.2万人(前回: +22.3万人)
    10月平均時給(前年比)               +4.0%(前回: +3.9%)
    10月ISM製造業景気指数               46.5(前回: 47.2)
    4日
    なし

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  • 2024/11/1 08:54 米国株式 <IGM>米国株式 続落 マイクロソフト、メタが下げを主導した。
    <IGM>米国株式 続落 マイクロソフト、メタが下げを主導した。
    31日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。10-12月期の業績見通しが市場予想を下回ったマイクロソフト(-6.05%)、設備投資見通しの引き上げが嫌気されたメタ(-4.09%)が下げを主導した。
    ダウは3日続落し、前日比378.08ドル安(-0.90%)の41763.46ドルで終了。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。半導体インテル(-3.50%)やアマゾン(-3.28%)が下げた。通信ベライゾン(+2.06%)や製薬アムジェン(+1.46%)は買われた。
    ナスダックは続落し、同512.78ポイント安(-2.76%)の18095.15。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが3.5%急落するなど、全業種が下落した。半導体エヌビディア(-4.72%)が大幅安。
    S&P500は続落し、同108.22ポイント安(-1.86%)の5705.45。公益、エネルギーが上昇、IT、一般消費財など9業種が下落。
    (経済指標)                                  (発表値)
    7-9月期雇用コスト指数・速報値(前期比年率) +0.8%(前回: +0.9%)
    9月コア個人消費支出(PCE)価格指数(前年比)  +2.7%(前回: +2.7%)
    新規失業保険申請件数(先週) 21.6万件(前回: 22.7万件)

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  • 2024/10/31 08:50 米国株式 <IGM>米国株式 下落 イベント控え利益確定売り 好決算のビザが堅調
    <IGM>米国株式 下落 イベント控え利益確定売り 好決算のビザが堅調
    30日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは続落し、前日比91.51ドル安(-0.22%)の42141.54ドルで終了。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。1日発表の米10月雇用統計や11月5日の米大統領選挙を控え、売りが優勢となった。IBM(-2.63%)や半導体インテル(-2.62%)が下げを主導した。クレジットカードのビザ(+2.94%)は堅調。29日夕方に発表した7-9月期決算で、売上高が市場予想を上回った。
    ナスダックは5日ぶりに反落し、同104.81ポイント安(-0.56%)の18607.93。ハイテク、通信が下げを主導した。
    S&P500は3日ぶりに反落し、同19.25ポイント安(-0.33%)の5813.67。通信、金融など6業種が上昇、IT、生活必需品など5業種が下落。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月ADP全米雇用報告(前月比)  +23.3万人(前回: 15.9万人)
    7-9月期GDP速報値(年率換算)   +2.8%(前回: +3.0%)

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  • 2024/10/30 08:59 米国株式 <IGM>米国株式 ナスダック最高値更新 ダウは反落 長期金利上昇が重石
    <IGM>米国株式 ナスダック最高値更新 ダウは反落 長期金利上昇が重石
    29日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは反落し、前日比154.52ドル安(-0.36%)の42233.05ドルで終了。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。米10年物国債利回り(長期金利)が一時7月5日以来の4.33%台に上昇したことや、米大統領選挙への警戒感が相場の重石となった。ホームセンターのホーム・デポ(-1.94%)やコカ・コーラ(-1.66%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が下げを主導した。顧客情報管理セールスフォース(+1.74%)や航空機ボーイング(+1.52%)は買われた。
    ナスダックは4日続伸し、同145.55ポイント高(+0.78%)の18712.74。最高値を更新した。半導体アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD、+3.96%)やトランプ氏が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー(TMTG、+8.76%)が買われた。
    S&P500は小幅続伸し、同9.40ポイント高(+0.16%)の5832.92。通信、ITが上昇、公益、エネルギーなど9業種が下落。
    (経済指標)                                    (発表値)
    8月ケース・シラー住宅価格指数(前年比)  +5.2%(前回: +5.9%)
    9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数     744.3万件(前回: 786.1万件)
    10月消費者信頼感指数                   108.7(前回: 99.2)

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  • 2024/10/29 08:39 米国株式 <IGM>米国株式 上昇 原油安で幅広く買われる 
    <IGM>米国株式 上昇 原油安で幅広く買われる 
    28日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは6日ぶりに反発し、前日比273.17ドル高(+0.65%)の42387.57ドルで終了。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。イスラエルがイランに対する報復攻撃で石油関連施設を標的としなかったことを受けて原油先物相場が急落し、相場をサポートした。一方、今週相次ぐ主要企業の決算や11月5日の米大統領選挙への警戒感が漂う。事務・工業製品3M(+4.44%)や金融ゴールマン・サックス(+2.14%)、クレジットカードのアメックス(+1.54%)が買われた。航空機ボーイング(-2.79%)や重工業ハネウェル(-0.91%)は下げた。
    ナスダックは3日続伸し、同48.58ポイント高(+0.26%)の18567.18。全業種が上昇した。
    S&P500は反発し、同15.40ポイント高(+0.26%)の5823.52。金融、素材など9業種が上昇、エネルギー、ITが下落。
    (経済指標)                                           (発表値)
     なし

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  • 2024/10/28 07:43 米国株式 <IGM>米国株式 まちまち 米長期金利上昇が重石 エヌビディアは時価総額世界首位に
    <IGM>米国株式 まちまち 米長期金利上昇が重石 エヌビディアは時価総額世界首位に
    25日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは5日続落し、前日比259.96ドル安(-0.61%)の42114.40ドルで終了。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。米10年物国債利回り(長期金利)の上昇が相場の重石となった。マクドナルド(-2.97%)や化学ダウ(-2.53%)が下げを主導した。半導体インテル(+1.52%)や顧客情報管理セールスフォース(+1.29%)は買われた。
    ナスダックは続伸し、同103.12ポイント高(+0.56%)の18518.60。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが相場を牽引した。半導体エヌビディア(+0.80%)は時価総額でアップルを抜き、再び世界首位となった。
    S&P500は小反落し、同1.74ポイント安(-0.02%)の5808.12。通信、ITなど4業種が上昇、公益、金融など7業種が下落。
    (経済指標)                 (発表値)
    9月耐久財受注(前月比)     -0.8%(前回: -0.8%)
    10月消費者態度指数・確報値 70.5(前回: 68.9)

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  • 2024/10/25 09:04 米国株式 <IGM>米国株式 ダウ4日続落 長期金利や米大統領選挙への警戒感が重石
    <IGM>米国株式 ダウ4日続落 長期金利や米大統領選挙への警戒感が重石
    24日の米国株式市場のダウは4日続落し、前日比140.59ドル安(-0.33%)の42374.36ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。高水準の米10年物国債利回り(長期金利)や米大統領選挙への警戒感が相場の重石となった。第3四半期の売上高が市場予想を下回ったIBM(-6.17%)、年間の売上高見通しが市場予想を下回った重工業ハネウェル(-5.10%)が大きく下げた。半導体インテル(+1.64%)や金融ゴールマン・サックス(+1.41%)は買われた。
    ナスダックは反発し、同138.83ポイント高(+0.76%)の18415.48。好決算の電気自動車(EV)テスラ(+21.92%)が急騰し、相場を押し上げた。
    S&P500は4日ぶりに反発し、同12.44ポイント高(+0.21%)の5809.86。一般消費財、通信など5業種が上昇、素材、公益など6業種が下落。
    (経済指標)                           (発表値)
    新規失業保険申請件数(先週)  22.7万件(前回: 24.2万件)
    10月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 47.8(前回: 47.3)
    10月サービス部門PMI速報値  55.3(前回: 55.2)
    10月総合PMI速報値  54.3(前回: 54.0)
    9月新築住宅販売戸数(年率換算) 73.8万件(前回: 70.9万件)

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  • 2024/10/24 08:39 米国株式 <IGM>米国株式 下落 長期金利上昇や米大統領選挙への警戒感で
    <IGM>米国株式 下落 長期金利上昇や米大統領選挙への警戒感で
    23日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは3日続落し、前日比409.94ドル安(-0.96%)の42514.95ドルで終了。全30銘柄中、上昇は4、下落は26。米10年物国債利回り(長期金利)が7月26日以来の4.26%台に上昇したことや11月5日の米大統領選挙を巡る不透明感が相場の重石となった。マクドナルド(-5.12%)が急落。米疾病対策センター(CDC)が22日、同社の商品が大腸菌の集団感染と関連していると発表した。事務・工業製品3M(-2.90%)やアマゾン(-2.63%)も下げた。通信ベライゾン(+3.28%)や小売ウォルマート(+1.52%)は買われた。
    ナスダックは6日ぶりに反落し、同296.47ポイント安(-1.60%)の18276.65。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが2%弱下落した。半導体エヌビディア(-2.81%)や電気自動車(EV)テスラ(-1.98%)が下げた。
    S&P500は3日続落し、同53.78ポイント安(-0.91%)の5797.42。不動産、公益を除く全業種が下落した。
    (経済指標)                          (発表値)
    9月中古住宅販売件数(年率換算)  384万件(前回: 388万件)

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欧州株式

  • 2024/11/21 08:04 欧州株式 <IGM>欧州株式 続落 エヌビディア決算前の買い手控えや高めの英インフレ率で
    <IGM>欧州株式 続落 エヌビディア決算前の買い手控えや高めの英インフレ率で
    20日の欧州株は続落した。この日の米国株の通常取引後に予定されているエヌビディア8-10月期決算発表前の買い手控えのムードや、高めの英10月インフレ率で英中銀の早期利下げ観測が後退したことなどが重荷になった。
    英FTSE100は続落し、前日比13.95ポイント(0.17%)安の8085.07で引けた。100銘柄中、上昇は29銘柄、下落は68銘柄、3銘柄は変わらずであった。不動産ビストリー・グループ(-5.44%)は2022年12月以来の安値を更新した。最高執行責任者(COO)の退職が嫌気された。雑貨小売B&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(-4.60%)は4日間で17.2%の大幅安となり、2022年11月以来の安値を更新した。医療機器コンバテック・グループ(-4.12%)、ジェフリーズが目標株価を引き下げた保険アドミラル・グループ(-4.03%)、JDスポーツファッション(-3.30%)、不動産バークリー・グループ・ホールディングス(-3.25%)も急落した。一方、ソフトウェアのセージ・グループ(+17.87%)は急騰し、3月に更新した最高値に迫った。2024年度の業績が市場予測を上回り、増配と自社株買いを発表した。ロンドン証券取引所(+1.58%)、タバコのインペリアル・ブランズ(+1.58%)もしっかり。
    独DAX40は4日続落し、同55.53ポイント(0.29%)安の19004.78で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は24銘柄、2銘柄は変わらずであった。自動車株の不調が目立ち、ポルシェ(-4.52%)が急落するとともに、メルセデス・ベンツ・グループ(-1.85%)とポルシェ・オートモービル・ホールディング(-1.81%)も売られた。ジェフリーズとスタイフェルが目標株価を引き下げた医薬品バイエル(-3.03%)は2004年9月以来の安値を更新し、医療機器フレゼニウス(-1.71%)、同ザルトリウス(-1.67%)も安い。一方、化学品卸売ブレンタグ(+1.92%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+0.73%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+0.50%)は高い。
    仏CAC40は続落し、同31.19ポイント(0.43%)安の7198.45で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は29銘柄であった。自動車ルノー(-2.24%)は騰落率が2%を超える唯一の銘柄となり、コンサルティングのキャップジェミニ(-1.66%)、自動車ステランティス(-1.48%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-1.43%)、銀行BNPパリバ(-1.38%)、防衛・電子機器タレス(-1.33%)も軟調。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.99%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.45%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+0.79%)は上昇した。
    (経済指標)                             (発表値)
    英10月消費者物価指数・前年比             +2.2%(9月は+1.7%)
    英10月卸売物価仕入指数・前年比           -2.3%(9月は-1.9%)
    英10月卸売物価出荷指数・前年比           -0.8%(9月は-0.6%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/11/20 17:38 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    20日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。前日にウクライナを巡る地政学的リスクの高まりを背景にいずれも下落したが、リスク回避的な売りが一巡し、その後は新たな悪材料が生じておらず、買い戻す動きが入るなどしてしっかりで推移している。一方、先程発表された10月の英消費者物価は市場予想を上回り、英株の上値をやや重くしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%高の8,105.44。現在は0.16%高の8,112.05近辺。指数構成全100銘柄中、54銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。2024年度業績が市場予想を上回り、増配と自社株買いを発表したソフトウェアのセイジ・グループ(+18.38%)が大幅高。鉱業のアングロ・アメリカン(+1.52%)やエンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(+0.98%)なども上げている。一方、住宅建設のビストリー・グループ(-1.64%)や格安航空のイージージェット(-1.24%)、貴金属のフレスニーヨ(-1.28%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.49%高の19,153.03で寄り付き、現在は0.61%高の19,177.04近辺。指数構成全40銘柄中、36銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空機製造のエアバス(+1.59%)やスポーツ用品のアディダス(+1.41%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.23%)などが上げている。一方、自動車のポルシェ(-0.85%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-0.76%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.60%高の7,272.73で寄り付き、現在は0.70%高の7,280.06近辺。指数構成全40銘柄中、33銘柄が値上がり、5銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。ファッション・アパレルのケリング(+2.28%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.10%)、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.83%)などが高い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.88%)や自動車のステランティス(-0.58%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/11/20 08:56 欧州株式 <IGM>欧州株式 英仏は反落 独は続落
    <IGM>欧州株式 英仏は反落 独は続落
    19日の欧州株は、地政学リスクの高まりを受けて、投資家のリスク許容度が後退したことから、3指数が揃って下落した。背景には、米国がウクライナに対し、ロシア領内への攻撃に米供与の長距離ミサイルの使用を許可したことや、プーチン大統領がこの日、核兵器使用基準を引き下げる「核抑止力の国家政策指針」(改定版)を承認したことがある。
    英FTSE100は反落し、前営業日比10.30ポイント(0.13%)安の8,099.02で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は49銘柄、3銘柄は変わらず。個別では、工業機械、機器のディプロマ(-7.98%)が下落率首位。エンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-2.77%)や保険のプルデンシャル(-2.38%)も安い。一方、通信のBTグループ(+3.49%)やたばこのインペリアル・ブランズ(+3.08%)は上昇した。
    独DAX40は続落し、同128.88ポイント(0.67%)安の19,060.31で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落31銘柄。産業機器のシーメンス(-3.35%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.15%)、化学品卸売のブレンターク(-1.95%)などが下落。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+3.85%)の上げが目立ち、化学のシムライズ(+0.97%)や不動産のヴォノヴィア(+0.90%)も値を上げた。
    仏CAC40は反落し、同48.5ポイント(0.67%)安の7,229.64で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は31銘柄。ファッション・アパレルのケリング(-2.23%)やホテルのアコー(-2.20%)、メディア・通信のヴィヴェンディ(-2.13%)などが下落。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+2.05%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.68%)は上昇した。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/11/19 17:43 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小じっかり、独は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小じっかり、独は小甘く始まる
    19日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小じっかり、独株は小甘く始まった。本日の中国株が上昇し、時間外取引で米株価指数先物が強含みに推移していることなどが相場を下支えているが、手掛かり材料不足のなか積極的な買いはなく、寄り付き後は伸び悩んでいる。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.15%高の8,121.72。現在は0.38%高の8,140.15近辺。指数構成全100銘柄中、88銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。2024年度業績が市場予想を上回り、2025年度も強気な見通しを示したたばこのインペリアル・ブランズ(+3.33%)が買われており、通信のBTグループ(+1.55%)や水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(+1.56%)なども上げている。一方、2024年度業績が市場予想を下回った工業機械、機器のディプロマ(-2.65%)は売られており、出版・情報サービス・イベント事業のインフォーマ(-1.61%)や酒造のディアジオ(-0.40%)なども安い。
    独DAX40指数は前日比0.07%安の19,175.84で寄り付き、現在は0.09%安の19,172.64近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。産業機器のシーメンス(-1.54%)や航空機製造のエアバス(-0.79%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-0.45%)などが下げている。一方、医薬品製造機器のザルトリウス(+1.62%)や医薬・農薬のバイエル(+1.29%)、電力のエーオン(+0.99%)などは高い。
    仏CAC40指数は前日比0.13%高の7,287.46で寄り付き、現在は0.03%高の7,280.29近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+1.01%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+0.88%)、広告のピュブリシス・グループ(+0.85%)などが上げている。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-2.32%)やホテルのアコー(-1.45%)、自動車のステランティス(-1.00%)などは下げている。

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  • 2024/11/19 07:56 欧州株式 <IGM>欧州株式 英仏は反発 独は続落
    <IGM>欧州株式 英仏は反発 独は続落
    18日の欧州株は、比重が大きいエネルギー株や鉱業株が買われた英国と金融株が買われた仏が反発し、独は続落した。
    英FTSE100は反発し、前営業日比45.71ポイント(0.57%)高の8109.32で引けた。100銘柄中、上昇は69銘柄、下落は29銘柄、2銘柄は変わらずであった。航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+7.58%)は7-10月の7%増収で急反発し、ビジネスサービスDCC(+3.61%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.47%)、資産運用インターミディエート・キャピタル・グループ(+2.20%)も急伸した。通信BTグループ(+1.94%)、オンライン賭博エンテイン(+1.92%)も堅調。一方、雑貨小売B&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(-8.06%)は2022年11月以来の水準に大幅続落した。3日続けて騰落率トップとなり、荒い値動きが続いた。不動産ビストリー・グループ(-5.58%)、医療機器コンバテック・グループ(-3.70%)も急落した。
    独DAX40は続落し、同21.62ポイント(0.11%)安の19189.19で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。不動産株、ヘルスケア株、ハイテク株の軟調が目立った。発送電技術シーメンス・エナジー(-2.87%)、不動産ヴォノヴィア(-2.67%)、前日下落率トップの医療機器ザルトリウス(-2.24%)、同2位の医薬品メルク(-2.23%)が急落し、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.82%)、総合テクノロジーのシーメンス(-1.81%)も軟調。一方、コメルツ銀行(+2.52%)は急伸し、ドイツ証券取引所(+1.43%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+1.20%)もしっかり。
    仏CAC40は反発し、同8.60ポイント(0.12%)安の7278.23で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。銀行株はソシエテ・ジェネラル(+1.67%)と前日上昇率2位のクレディ・アグリコル(+1.13%)の堅調が目立ち、自動車ルノー(+1.58%)、前日下落率トップの広告ピュブリシス(+1.18%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.12%)も高い。一方、半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.01%)は唯一の騰落率2%超えとなり、メディアのヴィヴェンディ(-1.65%)、高級ブランドのケリング(-1.17%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏9月貿易収支                     +136億ユーロ(8月は+108億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/11/18 18:00 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    18日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。前週末に反落していたため、自律反発を期待する買いが先行。欧州中央銀行(ECB)のナーゲル政策委員が、トランプ次期米大統領が表明した関税引き上げによるインフレへの影響は軽微との見方を示したことも、好感されている。ただ、本日のラガルド総裁を含むECB高官らの演説を前に警戒感が生じているため、上げ幅は限定的。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.19%高の8,079.00。現在は0.27%高の8,085.25近辺。指数構成全100銘柄中、65銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。個別では、エンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(+8.58%)が急伸。スタンダードチャータード銀行(+1.42%)や水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(+0.97%)も上昇。一方、小売りのB&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(-2.70%)や不動産のランド・セキュリティーズ(-1.49%)は下落している。
    独DAX40指数は前日比0.14%高の19,237.55で寄り付き、現在は0.20%高の19,263.55近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。1銘柄は変わらず。産業機器のシーメンス(+2.77%)や自動車のBMW(+1.92%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+1.49%)などが堅調。一方、BMWと同業のポルシェ(-1.48%)や不動産のヴォノヴィア(-0.88%)は軟調に推移している。
    仏CAC40指数は前日比0.07%高の7,274.40で寄り付き、現在は0.07%高の7,274.45近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。広告のピュブリシス・グループ(+1.49%)や自動車のルノー(+1.26%)、銀行のクレディ・アグリコル(+1.24%)などが上昇。一方、メディア・通信のヴィヴェンディ(-0.90%)や産業用ガスのエア・リキード(-0.70%)は値を下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/11/18 07:58 欧州株式 <IGM>欧州株式 反落 米次期厚生長官人事で医薬品/医療機器株が売られる
    <IGM>欧州株式 反落 米次期厚生長官人事で医薬品/医療機器株が売られる
    15日の欧州株は反落した。パウエル米FRB議長が14日、利下げを急ぐ必要性を否定したことが嫌気されるとともに、トランプ米次期政権の厚生長官にワクチン懐疑派のロバート・ケネディ・ジュニア氏が指名されたことで医薬品/医療機器株が売られた。
    英FTSE100は3日ぶりに小反落し、前日比7.58ポイント(0.09%)安の8063.61で引けた。100銘柄中、上昇は52銘柄、下落は45銘柄、3銘柄は変わらずであった。英9月GDPが今年初のマイナス成長を記録するなど、今年終盤にかけた景気動向の失速を示唆する指標発表も嫌気された。前日上昇率トップの雑貨小売B&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(-5.12%)が利益確定売りで急反落し、医薬品GSK(-3.88%)とアストラゼネカ(-3.05%)、特殊化学クローダ・インターナショナル(-3.21%)、情報分析・意志決定ツールのレレックス(-2.97%)、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-2.61%)も急落した。一方、不動産ランド・セキュリティーズ(+4.31%)は2025年の業績見通し引き上げで急伸し、格安航空イージージェット(+3.75%)、鉱業フレスニロ(+3.02%)も大幅高。
    独DAX40は反落し、同52.89ポイント(0.27%)安の19210.81で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。医療機器ザルトリウス(-6.00%)と前日下落率トップの医薬品メルク(-2.22%)は米厚生長官人事で急落した。バイオテクノロジーのキアゲン(-2.49%)は大幅安となり、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.79%)、ソフトウェアSAP(-1.70%)、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.54%)も軟調。一方、自動車部品コンチネンタル(+2.87%)、化学品卸売ブレンタグ(+2.62%)は大幅高となり、医療機器フレゼニウス(+1.80%)は逆行高。
    仏CAC40も反落し、同42.17ポイント(0.58%)安の7269.63で引けた。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は21銘柄であった。広告ピュブリシス(-5.42%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-4.28%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-3.92%)、医薬品サノフィ(-3.27%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-2.76%)、電気設備ルグラン(-2.46%)はいずれも急反落した。一方、前日上昇率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+2.04%)は大幅に続伸し、銀行クレディ・アグリコル(+1.26%)、前日下落率2位のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+1.22%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月GDP・前月比                         -0.1%(8月は+0.2%)
    英7-9月期GDP・前期比                     +0.1%(4-6月期は+0.5%)
    英9月鉱工業生産・前月比                  -0.5%(8月は+0.5%)
    英9月貿易収支                            -163.21億ポンド(8月は-152.12億ポンド)
    仏10月消費者物価指数・前年比             +1.6%(9月は+1.4%)

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  • 2024/11/15 17:38 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    15日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的発言で下落した米株式相場は、直近の時間外取引でも軟調に推移しており、欧州株にも重荷となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.45%安の8,034.82。現在は0.42%安の8,037.32近辺。指数構成全100銘柄中、18銘柄が値上がり、78銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。トランプ次期米大統領が14日、新型コロナウイルスワクチンに反対姿勢を示していたロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に起用すると発表したことを受けて、医薬品のGSK(-3.03%)やアストラゼネカ(-1.83%)が売られている。一方、2025年通期業績見通しを引き上げた不動産のランド・セキュリティーズ(+1.90%)は買われている。
    独DAX40指数は前日比0.66%安の19,135.64で寄り付き、現在は0.66%安の19,136.86近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。医薬品製造機器のザルトリウス(-3.59%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.58%)などが下げている。一方、カナダ政府から3億2500万カナダドルの受注と伝えられた防衛・自動車部品のラインメタル(+1.24%)は買われている。
    仏CAC40指数は前日比0.76%安の7,256.58で寄り付き、現在は0.76%安の7,256.35近辺。指数構成全40銘柄中、6銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬品のサノフィ(-3.83%)やコンサルティングのキャップジェミニ(-3.53%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.49%)などが下げている。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+0.91%)や銀行のクレディ・アグリコル(+0.50%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/11/15 07:58 欧州株式 <IGM>欧州株式 上昇 好業績銘柄や自律反発狙いの買いで
    <IGM>欧州株式 上昇 好業績銘柄や自律反発狙いの買いで
    14日の欧州株は上昇した。好業績を発表した銘柄や自律反発狙いの買いが入った。ドル高でドル建て価格の割高感が強まっている金属市況安で売られた鉱業株の比重が大きい英国は独仏の上昇率を下回った。
    英FTSE100は続伸し、前日比40.86ポイント(0.51%)高の8071.19で引けた。100銘柄中、上昇は72銘柄、下落は28銘柄であった。雑貨小売B&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(+5.00%)は上半期の売上好調で通期の業績見通しを維持し、蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリング(+4.71%)も通期の業績見通しを維持した。資産運用シュローダー(+4.62%)は2012年末以来の安値圏で押し目買いが急加速した。保険アヴィヴァ(+4.55%)は良好な第3四半期の業績が好感された。上下水道セバーン・トレント(+3.68%)、上半期の業績好調を発表した投資会社スリーアイ・グループ(+3.51%)も大幅高となった。一方、医療機器コンバテック・グループ(-3.51%)は12日に22%高と暴騰した後の利益確定売りで続落した。情報サービスのエクスペリアン(-2.87%)、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-2.64%)も急落した。
    独DAX40は3日ぶりに反発し、同260.59ポイント(1.37%)高の19263.70で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は9銘柄であった。総合テクノロジーのシーメンス(+4.91%)は第3四半期純利益が過去最高を更新し、前日下落率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+4.64%)はオランダの同業ASMLホールディングの大幅高につれ高となった。商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.30%)、自動車BMW(+2.55%)、ドイツ銀行(+2.11%)、郵便ドイツ・ポスト(+2.09%)も急伸した。一方、医薬品メルク(-3.37%)は7ヶ月ぶりの安値を更新し、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.12%)、前日上昇率2位の電力RWE(-0.69%)も安い。
    仏CAC40も3日ぶりに反発し、同94.97ポイント(1.32%)高の7311.80で引けた。40銘柄中、上昇は37銘柄、下落は3銘柄であった。高級ブランドのケリング(+3.97%)は再建計画を発表した英同業バーバリーが18.7%高と急騰した動きにつれ高となり、鉄鋼アルセロールミタル(+3.93%)、メディアのヴィヴェンディ(+2.90%)、前日下落率トップの半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.82%)、自動車ステランティス(+2.75%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.67%)も大幅高。下落したのは、前日下落率3位の防衛・電子機器タレス(-1.85%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-0.69%)、航空宇宙サフラン(-0.23%)のみ。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏9月鉱工業生産・前年比            -2.8%(8月は-0.1%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/11/14 17:42 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小じっかりに始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小じっかりに始まる
    14日の欧州株式市場寄り付きは、英株は横ばい、独仏株は小じっかりに始まった。寄り付き後は、英株は弱含みに推移している一方、独仏株は底堅さを保っている。欧州は手掛かり材料不足のなか、本日発表される10月の米卸売物価や新規失業保険申請件数などが注目されている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.01%高の8,031.25。現在は0.10%安の8,022.60近辺。指数構成全100銘柄中、40銘柄が値上がり、53銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。サビナス鉱山の操業上の問題と銀生産への影響が伝えられた貴金属のフレスニーヨ(-2.53%)が売られており、ビジネスサポートのDCC(-2.84%%)や資源商社のグレンコア(-1.32%)なども下げている。一方、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+5.97%)やベンチャーキャピタルの3iグループ(+3.57%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.36%高の19,072.19で寄り付き、現在は0.53%高の19,104.36近辺。指数構成全40銘柄中、13銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。7-9月期利益が市場予想を上回った産業機器のシーメンス(+6.51%)が買われており、通信のドイツテレコム(+2.69%)やドイツ銀行(+1.30%)なども上げている。一方、ドイツ銀行が目標株価を引き下げた医薬・農薬のバイエル(-2.76%)は売られており、防衛・自動車部品のラインメタル(-1.19%)やオンライン衣料販売のザランド(-1.42%)なども下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.43%高の7,247.92で寄り付き、現在は0.31%高の7,239.18近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+3.00%)や石油のトタルエナジーズ(+1.49%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+0.91%)などが上げている。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-1.15%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.99%)などは安い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/11/14 07:56 欧州株式 <IGM>欧州株式 英国は小反発 独仏は続落
    <IGM>欧州株式 英国は小反発 独仏は続落
    13日の欧州株は英国が小反発に転じたが、独仏は続落した。午後に発表された米10月消費者物価指数が予想通りの結果に落ち着き、12月の米利下げ継続観測が支援材料として働く一方、米次期政権の高関税賦課のリスクや2025年2月に総選挙が実施される独政局への警戒感が重い流れにつながった。
    英FTSE100は小反発し、前日比4.56ポイント(0.06%)高の8030.33で引けた。8月6日以来の8000割れに沈む場面があった。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は60銘柄、1銘柄は変わらずであった。防衛・自動車部品スミス・グループ(+10.45%)は、通期の業績見通しの引き上げと自社株買いの増額計画が好感され、2022年10月以来の安値から急騰した。前日下落率トップの通信ボーダフォン(+3.04%)、銀行スタンダード・アンド・チャータード(+2.34%)は大幅高となり、前日下落率2位の鉱業フレスニロ(+1.69%)、専門的技術製品・サービスのディプロマ(+1.68%)、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+1.60%)も堅調。一方、資産運用インターミディエート・キャピタル・グループ(-7.23%)は上半期の減益で大幅に続落し、前日14%高と急騰したビジネスサービスDCC(-3.79%)、前日22%高と暴騰した医療機器コンバテック・グループ(-3.03%)はともに急反落した。
    独DAX40は続落し、同30.53ポイント(0.16%)安の19003.11と9月25日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は29銘柄であった。自動車ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-6.17%)はグループの9ヶ月間の税引き前利益が25億ユーロにとどまったことが嫌気され、2020年3月以来の安値を更新した。前日上昇率トップの半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-4.70%)は急反落し、前日下落率トップの医薬品バイエル(-3.52%)は2004年10月以来の20.00割れに迫った。自動車フォルクスワーゲン(-2.45%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-2.20%)も大幅安となった。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+18.95%)は2028年にかけた中期業績見通しの上方修正で2営業日ぶりに上場来高値を更新した。電力RWE(+6.14%)は自社株買い計画の発表で急反発し、化学品卸売ブレンタグ(+2.27%)も大幅高となった。
    仏CAC40も続落し、同10.15ポイント(0.14%)安の7216.83と8月6日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。前日唯一の上昇銘柄であった半導体STマイクロエレクトロニクス(-4.23%)は急反落し、コンサルティングのキャップジェミニ(-3.89%)、防衛・電子機器タレス(-2.70%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-2.49%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(-2.23%)は大幅に続落した。一方、広告ピュブリシス(+1.69%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+1.21%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.07%)は反発に転じた。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/11/13 17:47 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    13日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小じっかり、独仏株は小甘く始まった。トランプ次期米政権による関税引き上げなど保護主義的政策への警戒や、米市場金利の上昇などが重荷となっている。もっとも目立った売りもなく、直近では独仏株も小幅プラス圏に転じている。本日の10月米消費者物価の発表待ちで様子見姿勢も目立つ。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%高の8,031.90。現在は0.17%高の8,039.43近辺。指数構成全100銘柄中、36銘柄が値上がり、59銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。通期業績見通しを上方修正し、自社株買い計画を増額した自動車・航空部品のスミス・グループ(+16.10%)が大幅高。ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+2.05%)や自社株買いの検討が伝えられた医薬品のアストラゼネカ(+1.82%)なども上げている。一方、上半期減益となった資産運用のインターミディエイト・キャピタル・グループ(-7.59%)は売られており、ビジネスサポートのDCC(-1.68%)や不動産のセグロ(-1.34%)なども安い。
    独DAX40指数は前日比0.05%安の19,024.28で寄り付き、現在は0.07%高の19,047.38近辺。指数構成全40銘柄中、11銘柄が値上がり、29銘柄が値下がり。第4四半期損失の縮小と中期業績見通しの上方修正を発表した重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+20.67%)が大幅に買われており、前日夜間に自社株買いを発表した電力のRWE(+7.87%)も高い。一方、医薬・農薬のバイエル(-3.40%)や自動車のポルシェ・オートモービル・ホールディング(-2.13%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.13%安の7,217.49で寄り付き、現在は0.15%高の7,238.01近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり。産業用ガスのエア・リキード(+2.12%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(+0.75%)などが上げている。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-1.52%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.40%)などは安い。

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  • 2024/11/13 07:58 欧州株式 <IGM>欧州株式 反落 米中関係悪化懸念でアジアから株安が連鎖
    <IGM>欧州株式 反落 米中関係悪化懸念でアジアから株安が連鎖
    12日の欧州株は反落した。米次期政権下で米中関係が悪化する可能性を警戒し、香港株を始めとするアジア株が幅広く下げた流れを引き継いだ。英10月雇用統計で失業率が悪化したこと、独11月ZEW景況感指数が5ヶ月間で4度目の低下となったこと、底堅く寄り付いたダウが取引開始から30分で下げに転じたこと、さらには一部企業の弱めの業績発表も重荷になった。
    英FTSE100は反落し、前日比99.42ポイント(1.22%)安の8025.77と8月5日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は11銘柄、下落は89銘柄であった。通信ボーダフォン・グループ(-8.19%)は上半期売上高が市場予測に届かず、4月19日以来の安値を更新した。ドル高と中国の需要への懸念で売りが続く鉱業株は、フレスニロ(-7.84%)が連日の下落率2位となり、アングロ・アメリカン(-4.58%)も大幅安となった。不動産ビストリー・グループ(-5.56%)は2023年11月以来の水準に急反落し、保険プルデンシャル(-5.21%)、前日上昇率トップの特殊化学クローダ・インターナショナル(-4.43%)も急落した。一方、医療機器コンバテック・グループ(+22.07%)は通期業績見通しの引き上げで急騰し、ビジネスサービスDCC(+14.18%)はエネルギー部門に軸足を移す方向修正が好感されて大幅に続伸した。不動産ウェブサイトのライトムーブ(+2.64%)も大幅高。
    独DAX40は急反落し、同414.96ポイント(2.13%)安の19033.64と10月3日以来の安値で引けた。下落幅は8月2日(-421.83ポイント)以来最大。40銘柄中、上昇は5銘柄、下落は35銘柄であった。医薬品バイエル(-14.50%)は2004年11月以来の水準に急反落した。第3四半期の業績が市場予測を下回り、通期見通しを下方修正した。化学品卸売ブレンタグ(-8.16%)も第3四半期の業績が市場予測に届かず、2022年12月以来の安値を更新した。化学BASF(-4.28%)、総合テクノロジーのシーメンス(-4.25%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-4.25%)、前日上昇率トップの自動車部品コンチネンタル(-4.22%)も急落した。一方、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.66%)は大幅に続伸し、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.59%)も堅調。
    仏CAC40も反発し、同199.90ポイント(2.69%)安の7226.98と8月6日以来の安値で引けた。下落幅は6月14日(-204.75ポイント)以来最大。40銘柄中、上昇は1銘柄、下落は39銘柄であった。高級ブランド株はケリング(-5.76%)とLVMH(-4.52%)の下げが目立ち、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-4.79%)、前日下落率2位の鉄鋼アルセロールミタル(-4.63%)、同上昇率2位の電機シュナイダー・エレクトリック(-4.08%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.98%)も大幅安となった。上昇したのは半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.03%)のみ。
    (経済指標)                             (発表値)
    英7-9月期失業率(ILOベース)・前年比        4.3%(4.0%)
    独11月ZEW景況感指数                      7.4(10月は13.1)
    独10月消費者物価指数・前年比             +2.4%(9月は+1.8%)

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  • 2024/11/12 17:47 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。トランプ米次期政権による関税引き上げなど保護主義的政策への警戒感や、米中対立懸念と本日の中国株の下落などが重荷となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.35%安の8,097.08。現在は0.51%安の8,083.63近辺。指数構成全100銘柄中、8銘柄が値上がり、91銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。上半期業績の低調な結果で通信のボーダコム・グループ(-4.90%)が売られ、貴金属のフレスニーヨ(-6.29%)や住宅建設のビストリー・グループ(-3.11%)なども安い。一方、2024年通期業績見通しを引き上げた医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+17.08%)や上半期増益のビジネスサポートのDCC(+13.77%)などは高い。
    独DAX40指数は前日比0.97%安の19,260.58で寄り付き、現在は1.08%安の19,238.39近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり。第3四半期業績が市場予想を下回り、通期業績見通しを引き下げた医薬・農薬のバイエル(-12.76%)や同様に第3四半期業績が市場予想を下回った化学品卸売のブレンタグ(-9.33%)が大幅安。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+1.59%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.57%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比1.08%安の7,346.72で寄り付き、現在は1.02%安の7,350.81近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり。コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-4.43%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.02%)、ファッション・アパレルのケリング(-2.99%)などが安い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+0.86%)や自動車のルノー(+0.78%)などは上げている。

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  • 2024/11/12 07:47 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 防衛株の上昇や米国株の最高値更新継続で
    <IGM>欧州株式 反発 防衛株の上昇や米国株の最高値更新継続で
    11日の欧州株は反発した。次期の米政権下で欧州の防衛費が上昇するとの見方による防衛関連株の買いや、政策期待で米主要株価指数の最高値更新が続いていることなどが追い風になった。
    英FTSE100は5日ぶりに反発し、前営業日比52.80ポイント(0.65%)高の8125.19で引けた。100銘柄中、上昇は70銘柄、下落は26銘柄、4銘柄は変わらずであった。銀行株や航空・防衛株の上げが目立つ一方、中国が8日に景気支援策を発表しなかったことを嫌気する鉱業株売りが続いた。特殊化学クローダ・インターナショナル(+5.24%)は第3四半期の業績が市場予測を上回り、6日ぶりに急反発した。銀行株は10億ポンド相当の株式買い戻しによる政府保有率の低下が好感されたナットウエスト・グループ(+3.73%)を筆頭に、バークレイズ(+3.64%)、ロイズ・バンキング・グループ(+2.75%)が大幅高となった。航空機エンジンのロールス・ロイス(+3.40%)、ソフトウェアのセージ・グループ(+3.22%)も急伸した。一方、金相場の大幅続落で前日上昇率2位の金鉱エンデバー・マイニング(-5.87%)が急反落し、鉱業フレスニロ(-3.43%)、小売Jセインズベリー(-2.33%)も大幅安となった。
    独DAX40は反発し、同233.12ポイント(1.21%)高の19448.60で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は8銘柄であった。第3四半期の純利益が市場予測を上回った自動車部品コンチネンタル(+10.62%)が5月16日以来の高値を更新し、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+4.17%)はシティグループとJPモルガンの目標株価引き上げで、4日連続の上場来高値更新と12日続伸を達成した。ドイツ銀行(+3.97%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.48%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.39%)、ハノーバー再保険(+3.06%)も大幅高。一方、前日下落率2位の商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.09%)、医療機器フレゼニウス(-1.03%)、自動車ポルシェ(-0.40%)は軟調。
    仏CAC40も反発し、同88.21ポイント(1.20%)高の7426.88で引けた。40銘柄中、上昇は35銘柄、下落は5銘柄であった。硝子サンゴバン(+3.48%)はジェフリーズの目標株価引き上げで急反発し、今月に入って3度目の上場来高値更新となった。電機シュナイダー・エレクトリック(+3.34%)、航空宇宙サフラン(+2.59%)、自動車部品ミシュラン(+2.52%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.47%)、航空機エアバス(+2.23%)も急伸した。一方、前日下落率2位の高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-0.92%)、鉄鋼アルセロールミタル(-0.63%)、メディアのヴィヴェンディ(-0.62%)は軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

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  • 2024/11/11 17:35 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    11日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。特に注目される経済指標の発表などはなく手掛かり材料不足だが、8日の相場下落後で押し目買いも入っており、また、8日に上昇した米株式相場が、足元の時間外取引でもしっかりで推移しており、欧州株に底堅さをもたらしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.65%高の8,124.50。現在は0.78%高の8,134.96近辺。指数構成全100銘柄中、95銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。住宅建設のビストリー・グループ(+3.52%)や特殊化学のクローダ・インターナショナル(+3.64%)や航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+2.35%)などが上げている。一方、段ボールのDSスミス(-0.80%)や鉱業のアングロ・アメリカン(-0.63%)、資源商社のグレンコア(-0.46%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.89%高の19,386.70で寄り付き、現在は0.99%高の19,406.21近辺。指数構成全40銘柄中、38銘柄が値上がり、2銘柄が値下がり。タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+7.61%)やハノーバー再保険(+3.60%)、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+3.24%)などが高い。一方、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.14%)や医療機器のフレゼニウス(-0.21%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.77%高の7,395.09で寄り付き、現在は1.04%高の7,415.03近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり。ジェフリーズが目標株価を引き上げたガラス・建材のサンゴバン(+2.83%)が上げており、航空エンジンのサフラン(+2.09%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.14%)なども高い。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-0.89%)やスーパーのカルフール(-0.66%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(0.17%)などは安い。

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  • 2024/11/11 07:47 欧州株式 <IGM>欧州株式 下落 中国は需要刺激策を発表せず 英仏は8月以来の安値
    <IGM>欧州株式 下落 中国は需要刺激策を発表せず 英仏は8月以来の安値
    8日の欧州株は下落した。中国当局は追加財政を発表したが、需要刺激策が含まれておらず、中国を主要市場する銘柄を中心に売りが強まった。
    英FTSE100は4日続落し、前日比68.35ポイント(0.84%)安の8072.39と8月2日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は31銘柄、下落は68銘柄、1銘柄は変わらずであった。不動産ビストリー・グループ(-15.51%)は2023年11月以来の安値を更新した。2024年度の利益見通しが市場予測を下回った。中国の需要に業績を左右される鉱業関連株は、前日上昇率2位のアントファガスタ(-6.61%)、グレンコア(-4.96%)、リオ・ティント(-4.90%)が急落した。小売マークス・アンド・スペンサー(-4.76%)、保険プルデンシャル(-4.32%)も大幅安。一方、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+7.18%)は第3四半期利益が市場予測を上回り、2020年3月以来の高値を更新した。金鉱エンデバー・マイニング(+4.25%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+2.78%)も急伸した。
    独DAX40は反落し、同147.04ポイント(0.76%)安の19215.48で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。化学BASF(-5.19%)が急落し、中国への輸出比率が大きい自動車株はダイムラー・トラック・ホールディング(-3.99%)、BMW(-3.21%)、メルセデス・ベンツ・グループ(-2.62%)の下げが目立った。ドイツ銀行(-2.90%)、総合テクノロジーのシーメンス(-2.61%)も急落した。一方、不動産ヴォノヴィア(+2.72%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.62%)、オンライン衣料販売ザランド(+2.10%)は大幅高。
    仏CAC40も反落し、同86.93ポイント(1.17%)安の7338.67と8月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。スイスの高級ブランド大手リシュモンの上半期業績が中国の需要減で冴えず、前日上昇率3位の同業のケリング(-7.96%)、エルメス・インターナショナル(-4.13%)、LVMH(-3.33%)が急落した。自動車ステランティス(-3.91%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-3.68%)、化粧品ロレアル(-3.25%)も大幅安。一方、ホテルチェーンのアコー(+1.92%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.68%)、前日下落率トップの電気設備ルグラン(+1.30%)は堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    仏9月貿易収支                           -82.66億ユーロ(8月は-77.18億ユーロ)

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  • 2024/11/8 17:44 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小じっかりに始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小じっかりに始まる
    8日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小じっかりに始まった。しかし、寄り付き後は積極的な買いは入らず、徐々に売りに押され弱含みに推移している。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.21%高の8,157.64。現在は0.03%安の8,138.20近辺。指数構成全100銘柄中、42銘柄が値上がり、53銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。2024年通期利益見通しの下方修正を示した住宅建設のビストリー・グループ(-14.65%)が大幅安。鉱業のアントファガスタ(-2.63%)や小売等のJセインズベリー(-2.03%)なども下げている。一方、第3四半期利益が市場予想を上回った航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+6.58%)は買われており、医薬品のアストラゼネカ(+1.97%)や情報関連のレレックス(+1.46%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.25%高の19,411.59で寄り付き、現在は0.16%安の19,330.91近辺。指数構成全40銘柄中、14銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。化学のBASF(-2.73%)や自動車のBMW(-2.89%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-1.91%)などが安い。一方、医療機器のフレゼニウス(+1.15%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.12%)、不動産のヴォノヴィア(+1.02%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.20%高の7,440.12で寄り付き、現在は0.20%安の7,410.78近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり。高級宝飾品のリシュモンの上半期業績が中国の需要鈍化で市場予想を下回った影響で、ファッション・アパレルのケリング(-4.07%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.97%)、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(-2.18%)などが下げている。一方、不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+0.88%)や銀行のBNPパリバ(+0.76%)などは上げている。

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  • 2024/11/8 07:58 欧州株式 <IGM>欧州株式 タカ派寄り利上げ後のポンド高で英は続落 独仏は反発
    <IGM>欧州株式 タカ派寄り利上げ後のポンド高で英は続落 独仏は反発
    7日の欧州株は英国が3日続落し、独仏は反発に転じた。英中銀は大方の予想通り、2会合ぶりの利下げを発表した。10月終盤に発表された新政権の予算案がインフレを押し上げるとの見方を示す「タカ派寄りの利下げ」となり、ポンド高で英輸出関連株が売られた。前日の下げが英国と比較して大きめであった独仏は自律反発を期待する買いが優勢となった。
    英FTSE100は3日続落し、前日比25.94ポイント(0.32%)安の8140.74で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は52銘柄であった。自動車販売オート・トレーダー・グループ(-7.16%)は新車/中古車市場の不透明な見通しを警戒したことが嫌気された。小売Jセインズベリー(-4.11%)は通年ベースの良好な利益見通しを維持したにもかかわらず、4ヶ月ぶりの水準に急反落した。航空機エンジンのロールス・ロイス(-3.69%)は一部事業で部品調達が困難としたことが嫌気され、保険ヒスコックス(-3.65%)は年度初から9ヶ月間の保険料収入の増加を報告したにもかかわらず、年初来の上昇分の大半を吐き出す水準に急落した。通信BTグループ(-3.59%)は上半期の税引き前利益が10%減少したことが嫌気された。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-3.56%)も大幅安。一方、エンジニアリングIMI(+5.43%)は第3四半期の業績好調を報告し、銅と鉄鉱石価格の上昇で幅広く買われた鉱業株はアントファガスタ(+4.75%)とアングロ・アメリカン(+3.64%)の堅調が目立った。
    独DAX40は反発し、同323.21ポイント(1.70%)高の19362.52で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。好決算銘柄と前日売られた自動車株の買いが目立った。第3四半期が大幅な増収となった防衛機器・自動車部品ラインメタル(+9.28%)は上昇率2位以内が3日連続となり、第3四半期の売上好調を報告したセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+6.36%)も急伸した。スポーツ用品アディダス(+4.60%)、自動車ポルシェ(+4.14%)、化学BASF(+3.95%)、電力RWE(+3.61%)も大幅高となった。一方、前日上昇率3位の医療機器フレゼニウス(-2.68%)は急反落に転じ、電力エーオン(-1.72%)、ドイツ銀行(-1.11%)も軟調。
    仏CAC40も反発し、同55.99ポイント(0.76%)高の7425.60で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。鉄鋼アルセロールミタル(+6.49%)は第3四半期の大幅な減収減益にもかかわらず、米次期政権への期待感を表明した。高級ブランドのケリング(+4.12%)とエルメス・インターナショナル(+3.06%)は急伸し、前日上昇率トップの防衛・電子機器タレス(+4.02%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+3.17%)も大幅高となった。一方、電気設備ルグラン(-7.28%)は第3四半期の売上と利益がともに市場予測を下回った。前日下落率トップの銀行クレディ・アグリコル(-3.59%)と同業BNPパリバ(-3.31%)も大幅安。
    (経済指標)                             (発表値)
    独9月鉱工業生産・前月比                 -2.5%(8月は+2.6%)
    独9月貿易収支                           +170億ユーロ(8月は+214億ユーロ)

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  • 2024/11/7 17:47 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    7日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。前日の相場下落後で寄り付きは押し目買い先行となっているが、本日の英国、米国の金融政策発表を控えて様子見ムードで上値は限られている。英金融政策委員会、米連邦公開市場委員会(FOMC)では共に0.25%の利下げが予想されている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.30%高の8,191.50。現在は0.13%高の8,177.19近辺。指数構成全100銘柄中、61銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。保険のプルデンシャル(+3.16%)やエンジニアリングのIMI(+2.95%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.56%)などが上げている。一方、2024年通期業績見通しが市場予想レンジ下限近辺となった台所用品・建具のハウデン・ジョイナリー(-5.43%)は売られており、自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-5.57%)や通信のBTグループ(-4.36%)なども下げている。
    独DAX40指数は前日比0.62%高の19,157.22で寄り付き、現在は0.91%高の19,212.96近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり。2024年通期業績見通しを引き上げたセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+4.45%)が買われており、第3四半期業績が市場予想を上回り、2024年通期業績見通しを引き上げたバイオテクノロジーのキアゲン(+4.65%)も高い。一方、医療機器のフレゼニウス(-1.30%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-0.58%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.05%高の7,373.19で寄り付き、現在は0.03%高の7,371.71近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期業績が市場予想を上回った鉄鋼のアルセロール・ミタル(+4.76%)が上げており、酒造のペルノリカール(+2.18%)や自動車のステランティス(+2.04%)なども高い。一方、電気機器のルグラン(-5.58%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-6.07%)などは下げている。

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