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- 2025/9/12 14:10 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は420円高 東エレクに買い強まる
- <NQN>◇東証14時 日経平均は420円高 東エレクに買い強まる
12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比420円ほど高い4万4700円台後半で、引き続き最高値を上回って推移している。投資家が運用リスクを取りやすくなっているなか、値がさの半導体関連でアドテストとの比較ではこのところ出遅れていた東エレクに買いが強まり、5%ほど上昇する場面がみられる。午前は下げる場面もあったソフトバンクグループ(SBG)も後場は上げ幅を拡大している。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆1165億円、売買高は16億1535万株だった。
アドテスト、ファストリ、リクルート、ファナックが高い。一方、ダイキン、スクリン、TDK、コナミGが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 12:52 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 値がさがけん引 半導体の一角には売り
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 値がさがけん引 半導体の一角には売り
12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比360円ほど高い4万4700円台前半で推移している。投資家のリスク許容度が高まるなかで株価指数先物への買いが途切れず、後場も堅調だ。値がさの東エレク、アドテスト、ファストリが相場をけん引している。一方、半導体関連ではレーザーテク、スクリンが軟調で、ディスコは後場に弱含んでいる。
12日に算出を迎えた株価指数(日経平均)オプションと日経平均先物9月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で4万5016円28銭だった。現物の日経平均は現時点ではSQ値には届いていない。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約76億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4666億円、売買高は14億1525万株だった。
ファナック、リクルート、豊田通商、ソニーGが高い。一方、ダイキン、TDK、キリンHDが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 11:42 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸で最高値上回る 米株高追い風
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸で最高値上回る 米株高追い風
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比322円15銭(0.73%)高の4万4694円65銭だった。前日に更新した最高値を上回った。米利下げ観測を背景にした前日の米株式相場の上昇を追い風に、一段とリスク選好に傾いた海外投資家の買いが強まった。朝方には上げ幅を500円強に広げる場面もあった。
前日に米国で発表された8月の消費者物価指数(CPI)と週間の新規失業保険申請件数を受けて、連邦準備理事会(FRB)が16~17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするとの観測や、年内の連続利下げへの思惑も広がった。米長期金利が節目の4%を一時割り、株式の相対的な割高感が和らぐとの見方も支えに前日の株式市場ではダウ工業株30種平均が最高値を更新。ハイテク株への買いも続いた。
東京市場でも朝方から値がさのアドテストなどに買いが先行した。人工知能(AI)関連としての評価も高まるなかで、フジクラも上昇した。さらにこのところやや調整していたファストリにもきょうは買いが入り、相場を押し上げた。
一方、ソフトバンクグループ(SBG)は連日で株式分割考慮ベースの上場来高値を更新した後は下落に転じる場面もあった。一部のAI関連に資金が集中する一方で、食料品や陸運といった内需関連では売りが優勢だった。相場が一方的に上昇するなかで国内機関投資家からは過熱感を意識した利益確定売りも出て、朝高後は上げ幅を縮小した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは前日比14.02ポイント(0.45%)高の3161.78と、前日の最高値を上回った。JPXプライム150指数も続伸で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2142億円、売買高は12億4875万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は960、値下がりは561、横ばいは97だった。
東エレク、ファナック、豊田通商、日東電が上昇した。一方、ダイキン、アサヒ、スクリン、レーザーテクが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 10:08 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 内需株に売り
- <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 内需株に売り
12日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比260円ほど高い4万4600円台前半で推移している。引き続き最高値を上回っているが、朝方に500円強上昇した水準からは上げ幅を縮小している。相場が一方的に上値を試す展開となるなか、国内機関投資家からは過熱感を意識した利益確定売りも出やすくなっている。アドテストやフジクラといった人工知能(AI)関連の一角に引き続き資金が集まる一方、味の素といった食料品やJR東海をはじめとする陸運など内需株では下落する銘柄が多くなっている。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4168億円、売買高は9億7073万株だった。
東エレク、ファストリ、日東電、スズキが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、ダイキン、テルモ、ニトリHDが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 09:24 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一時500円高 米株高でリスク選好一段と
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一時500円高 米株高でリスク選好一段と
12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ280円ほど高い4万4600円台後半で推移している。前日に更新した最高値を上回っており、上げ幅は500円を超える場面もあった。前日の米株式相場の大幅上昇で一段とリスク選好姿勢に傾いた海外投資家などの買いが値がさ株などに先行している。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前の日と比べて600ドル強上昇して、初の4万6000ドル台に乗せた。この日発表された8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が2.9%とダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想に一致した。インフレが継続しているものの、16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測を揺るがすものではないとの受け止めから株式の買いにつながった。
さらに週間の米新規失業保険申請件数が約4年ぶりの高水準となり、米連邦準備理事会(FRB)が連続して利下げをするとの思惑も株式の買いを後押しした。米長期金利は一時節目の4%を割り、株式の相対的な割高感を和らげるとの見方からハイテク株への買いも強まった。
東京市場でも東エレクやアドテストといった半導体関連のほか、このところやや調整していたファストリにも買いが先行して相場を押し上げている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)は連日で株式分割考慮ベースの上場来高値を更新した後は、利益確定売りに押されて下落に転じている。
東証株価指数(TOPIX)も続伸して、前日に更新した最高値を上回っている。
ファナック、ソニーG、豊田通商が高い。一方、良品計画、ダイキン、コナミGが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 15:48 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均、534円高で連日最高値 初の4万4000円台で終える
- <NQN>◇東証大引け 日経平均、534円高で連日最高値 初の4万4000円台で終える
11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比534円83銭(1.22%)高の4万4372円50銭だった。連日で最高値を更新した。終値で4万4000円台にのせるのは初めて。前日の米ハイテク株高を背景に、東京市場でも海外投資家を中心に主力のAI(人工知能)関連銘柄や株価指数先物への買いが優勢となった。節目の4万4000円を上抜けたことで売り方の買い戻しが強まり、午前の中ごろから指数上昇に拍車がかかった。
前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新した。オラクルが急伸し、半導体などAI関連株に買いが波及した。東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、東エレクなど値がさのハイテク関連への買いが引き続き優勢となった。
午後に入り、日経平均は伸び悩む場面もあった。日本株が最高値圏で推移するなか、個人投資家などによる利益確定売りが出た。日本時間11日夜に公表を予定する8月の米消費者物価指数(CPI)などを控え、持ち高調整の売りも出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は6.79ポイント(0.22%)高の3147.76だった。連日で最高値を更新したが、下げる場面も多かった。JPXプライム150指数は続伸し、5.44ポイント(0.40%)高の1356.86で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9545億円、売買高は19億929万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は697と全体の4割強にとどまった。値下がりは861、横ばいは61だった。
ディスコやフジクラが買われた。任天堂や良品計画も高い。一方、ファストリやトヨタ、ソニーGは下げた。米長期金利の低下で銀行株や保険株の下げも目立った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 14:05 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均、上げ一服 利益確定売りが重荷
- <NQN>◇東証14時 日経平均、上げ一服 利益確定売りが重荷
11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比280円ほど高い4万4100円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高を背景に株価指数先物や主力のAI(人工知能)関連銘柄に買いが入っているが、最高値圏で推移しているため、利益確定売りも増えている。
日本時間11日夜には8月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。米金融政策の先行きを見極める上で市場の注目度が高く、持ち高調整の売りも出やすくなっている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4228億円、売買高は13億6158万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、フジクラが買われている。一方、ファストリやTDK、コナミGは下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 12:56 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、上げ幅500円に拡大 ソフトバンクGは10%強高
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、上げ幅500円に拡大 ソフトバンクGは10%強高
11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比550円ほど高い4万4300円台後半で推移している。前日の米ハイテク株高を背景に株価指数先物やAI(人工知能)関連銘柄への買いが引き続き優勢となっている。売り方の買い戻し圧力が強まり、指数押し上げにつながっている。
市場では「日本時間11日夜に市場が注目する8月の米消費者物価指数(CPI)などを控えているため、午後は上値追いに一服感が出そう」(国内アセットマネジメント)との声も聞かれた。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約297億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7125億円、売買高は11億4950万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)が上げ幅を拡大し、上昇率は10%を超えた。アドテストは午後にきょうの高値を付けた。フジクラやディスコも高い。一方、ファストリやコナミG、TDKは下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 11:45 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均、続伸し434円高 AI関連に買い
- <NQN>◇東証前引け 日経平均、続伸し434円高 AI関連に買い
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比434円25銭(0.99%)高の4万4271円92銭だった。前日に付けた最高値(4万3837円)を上回った。前日の米ハイテク株高を背景に東京市場でも海外投資家を中心にAI(人工知能)関連銘柄や株価指数先物への買いが優勢となった。節目の4万4000円を上抜けたことで売り方の買い戻しが入り、指数上昇に拍車をかけた。
前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は上昇し、連日で最高値を更新した。オラクルが急伸し、半導体などAI関連株に買いが波及した。東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、東エレクなど値がさのハイテク関連への買いが引き続き優勢となった。
伸び悩む場面もあった。日本株は最高値圏で推移しているため、個人投資家を中心に利益確定売りが出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは5.03ポイント(0.16%)高の3146.00だったが、下げる場面も目立った。JPXプライム150指数は続伸して前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4299億円、売買高は9億9151万株だった。あす12日の株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買もあったようだ。東証プライムの値上がり銘柄数は829と全体の5割強にとどまった。値下がりは703、横ばいは85だった。
フジクラやディスコが買われた。良品計画も高い。一方、ファストリやトヨタ、ソニーGは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 10:11 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均、上げ幅400円強に拡大 売り方の買い戻しも拍車
- <NQN>◇東証10時 日経平均、上げ幅400円強に拡大 売り方の買い戻しも拍車
11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を400円超に拡大し、4万4200円台半ばまで上昇する場面がある。前日の米ハイテク株高を背景に東京市場でも主力の半導体関連などに海外投資家を中心とした買いが入っている。節目の4万4000円を上抜けたことで売り方の買い戻しも入り、指数上昇に拍車をかけている。東証株価指数(TOPIX)も上昇している。
市場では「日米のハイテク関連を中心とした業績見通しの切り上がりが足元の株高を促している」(ピクテ・ジャパンの松元浩シニア・フェロー)との声が聞かれる。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5543億円、売買高は6億8655万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)とアドテストが上げ幅を拡大している。フジクラや信越化も高い。一方、ファストリやTDKは下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 09:16 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均続伸、米ハイテク株高で TOPIXは下落
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均続伸、米ハイテク株高で TOPIXは下落
11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ70円ほど高い4万3900円前後で推移している。前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが先行している。上げ幅は一時200円を超え、節目の4万4000円を上回った。
前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は上昇し、連日で最高値を更新した。オラクルが急伸し、半導体などAI(人工知能)関連株に買いが波及した。東京市場でもアドテストやソフトバンクグループ(SBG)など値がさのハイテク関連に買いが入っている。
もっとも、買い一巡後は上げ幅を縮小している。日本株は最高値圏に浮上しているため、利益確定売りも出やすくなっている。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落している。
フジクラが高い。良品計画やファナックも買われている。一方、ソニーGやトヨタ、TDKは下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 15:44 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 最高値更新、海外勢がリスク選好の買い
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 最高値更新、海外勢がリスク選好の買い
10日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比378円38銭(0.87%)高の4万3837円67銭と8月18日以来、3週間ぶりに最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが米景気を支えるとの見方から前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でもリスク選好に傾いた海外投資家の買いが活発化した。上値では国内機関投資家からとみられる売りも出たが、海外勢の買いが国内勢の売りを吸収しながら指数は上昇を試した。東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新した。
米労働市場の減速を背景に来週16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げがほぼ確実視され、株式には買い安心感が広がっている。9日の米株式市場ではダウ工業株30種平均とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇し、そろって最高値を更新した。東京市場でもリスク選好を強めた海外勢の買いが朝方から先行した。日経平均への寄与度の大きいアドテストが連日で上場来高値を更新し、相場を押し上げた。ソニーGも1カ月ぶりに上場来高値を更新するなど主力銘柄に買いが集まった。
米ブルームバーグ通信が9日夕、日銀関係者の話として「国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない姿勢だ」と伝えたのをきっかけに日銀の年内利上げ観測が再び浮上した。国内長期金利が上昇し、三菱UFJなど銀行株の買いを誘った。
今週発表される8月の米消費者物価指数(CPI)など物価関連の指標を見極めたいとする中長期の投資家も少なくない。上値では国内機関投資家とみられる売りが出て伸び悩む場面もあった。トヨタはじめ自動車株の下げが目立った。ただ、海外短期筋の株価指数先物買いが主導するかたちで日経平均は上げ幅を一時400円近くまで広げた。
TOPIXは反発した。終値は前日比18.85ポイント(0.60%)高の3140.97と最高値を更新した。JPXプライム150指数も反発し、9.97ポイント(0.74%)高の1351.42で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4726億円、売買高は19億3865万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は819、値下がりは725、横ばいは75だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、フジクラ、コナミG、トレンドが上昇した。一方、ダイキン、第一三共、ファストリ、デンソーが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 14:04 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は上げ幅拡大 350円高、主力株に買い続く
- <NQN>◇東証14時 日経平均は上げ幅拡大 350円高、主力株に買い続く
10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段と上げ幅を拡大し、前日比350円ほど高い4万3800円近辺と8月18日の最高値(4万3714円)を上回り、堅調に推移している。アドテストに続いてソニーGも上場来高値を更新するなど主力株を中心に海外勢の買いが続いている。上値では国内機関投資家とみられる売りも出ているが、海外勢の買いが国内勢の売りを吸収しながら指数は上昇を試している。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8501億円、売買高は13億2933万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、コナミG、フジクラ、バンナムHDが高い。一方、ファストリ、ダイキン、リクルート、トヨタが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 12:49 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は300円高 三菱UFJに買い強まる
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は300円高 三菱UFJに買い強まる
10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比300円ほど高い4万3700円台半ばで推移している。米利下げ期待を背景にした米株高でリスク選好姿勢に傾いた海外勢の買いが株価指数先物に強まり、相場を押し上げた。日銀の年内の追加利上げ観測も再浮上しているなか、三菱UFJが後場に一段高となっている。東証株価指数(TOPIX)も後場に入って上げ幅を広げて8日の最高値を上回る場面がみられる。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約81億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆3524億円、売買高は11億3674万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、コナミG、ソニーGが高い。一方、ファストリ、ダイキン、デンソー、第一三共が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 11:42 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 海外勢の買いで一時最高値上回る
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 海外勢の買いで一時最高値上回る
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比225円00銭(0.52%)高の4万3684円29銭だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが米景気を支えるとの見方から前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも海外勢などの買いが相場を押し上げた。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)がけん引して8月18日の最高値(4万3714円)を一時上回った。上値では利益確定売りも出やすく、伸び悩む場面もあった。
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇し、そろって最高値を更新した。同日発表の米雇用統計の年次改定で過去の雇用者数が大幅に下方修正された。米労働市場の減速から、来週16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのFRBの利下げがほぼ確実視され、株式には買い安心感が広がった。利下げが米景気を支えるとの見方から、リスク選好姿勢を強めた投資家の買いが日本株にも入った。
アドテストなど人工知能(AI)関連のほか、業種別では銀行の上昇が目立った。米ブルームバーグ通信が9日夕、日銀関係者の話として「国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない姿勢だ」と伝えた。石破茂首相の辞意表明を受けて市場では日銀の早期利上げ観測が後退していた。年内の利上げ再開の可能性が残っているとの見方から国内長期金利が上昇し、利上げの恩恵を受けるとみられる三菱UFJなど銀行株に買いが入ったとみられる。
「逆張り志向」とされる個人投資家についても「相場の先高観の根強さから買い姿勢の個人も多い」(国内証券)との声が市場では聞かれるなか、日経平均は10時前に上げ幅を270円程度まで広げて再び最高値を上回る場面があった。10時以降、日経平均の上値は重かった。今週に入り、10時以降に株価指数が上げ幅を縮小する展開が続いており、国内機関投資家が午前の中ごろから持ち高調整の売り圧力を強めているとの見方が聞かれている。トヨタなど自動車株で下げる銘柄が多かった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは前日比11.22ポイント(0.36%)高の3133.34だった。JPXプライム150指数も反発で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1101億円、売買高は9億6605万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は955、値下がりは576、横ばいは88だった。
コナミG、ソニーG、住友電が上昇した。一方、ファストリ、ダイキン、リクルート、デンソーが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 10:09 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は一時最高値上回る アドテストが上げ幅拡大
- <NQN>◇東証10時 日経平均は一時最高値上回る アドテストが上げ幅拡大
10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比240円ほど高い4万3700円近辺で推移している。一時は270円程度まで上げ幅を拡大し、8月18日の最高値(4万3714円)を再び上回った。米利下げ観測に加え、国内では10月4日投開票とされる自民党総裁選を巡る思惑も引き続き意識され、海外短期筋の買いを誘っている。「逆張り志向」とされる個人投資家についても「相場の先高観の根強さから買い姿勢の個人も多い」(国内証券)との声も市場では聞かれた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2842億円、売買高は6億4097万株だった。
日経平均への寄与度の大きいアドテストが上げ幅を拡大し、連日で上場来高値を更新した。国内債券市場で長期金利が上昇するなか、三菱UFJも強含んでいる。住友電、ソニーGも高い。一方、ファストリ、ダイキン、リクルート、トヨタが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 09:25 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 上げ幅200円、米利下げ観測支え
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 上げ幅200円、米利下げ観測支え
10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ240円ほど高い4万3700円近辺で推移している。前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも海外勢の買いが主力株に先行している。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、フジクラなど人工知能(AI)関連の上昇が目立っている。
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇し、そろって最高値を更新した。同日発表の米雇用統計の年次改定で過去の雇用者数が大幅に下方修正された。米労働市場の減速から、来週16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での米連邦準備理事会(FRB)の利下げがほぼ確実視され、株式には買い安心感が広がった。利下げが米景気を支えるとの見方から、リスク選好姿勢を強めた投資家の買いが日本株にも波及している。
三菱UFJなど銀行株が上昇している。米ブルームバーグ通信が9日夕、日銀関係者の話として「国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない姿勢だ」と伝えた。石破茂首相の辞意表明を受けて市場では日銀の早期利上げ観測が後退していた。年内の利上げ再開の可能性が残っているとの見方から、利上げの恩恵を受けるとみられる銀行株には買いが入っているようだ。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
東エレク、コナミG、フジクラが高い。一方、ファストリ、ダイキン、テルモ、トヨタが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 15:58 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は4日ぶり反落 一時最高値上回るも利益確定売り
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は4日ぶり反落 一時最高値上回るも利益確定売り
9日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比184円52銭(0.42%)安の4万3459円29銭だった。前日の米株式相場の上昇や先高観の強さを背景にした買いが先行し、一時は初の4万4000円台に乗せたが、その後は過熱を警戒した利益確定売りが優勢になった。外国為替市場で円の対ドル相場が前日比で上昇したのも重荷となり、後場に入り日経平均は下げに転じた。
米連邦準備理事会(FRB)が利下げするとの観測から、前日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株式指数が最高値を更新した。東京市場でも値がさの半導体関連銘柄のアドテストが上場来高値を更新し、日経平均を大きく押し上げる場面があった。
石破茂首相の辞任後、次期政権が財政拡張的な政策に動くといった思惑からの買いも続いた。海外短期筋から株価指数先物への断続的な買いが入り、朝方には上げ幅が500円を超え、4万4185円と取引時間中としての最高値を付けた。
もっとも、日経平均は前日までの3営業日続伸で1700円あまり上昇し、終値ベースでの最高値(4万3714円)をうかがう水準とあって、さらなる上値追いは続かなかった。9日は米雇用統計の年次改定が発表される。雇用者数が下方修正されればFRBの利下げが進みやすくなるとの見方から、外国為替市場で円相場が1ドル=146円台後半と前日夕方に比べて円高・ドル安が進行したことも利益確定売りを促した。
市場では、今後の展開について「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後もFRBが段階的に利下げを進めるとの見方や、自民党総裁選の候補者が公約を明らかにして国内経済の成長期待が高まるなど、日米両面の買い材料が重なれば、終値で最高値を更新する可能性がある」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト)との声があった。
東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落した。終値は16.08ポイント(0.51%)安の3122.12だった。JPXプライム150指数も4営業日ぶりに反落した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7643億円、売買高は19億7977万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は952。値上がりは616、横ばいは50だった。
東エレクやレーザーテクが上昇し、住友不などの不動産株が上げた。ソニーGやメルカリも高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリは下げた。テルモやKDDIも下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 14:13 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は小幅安 値下がり銘柄6割、円高も重荷
- <NQN>◇東証14時 日経平均は小幅安 値下がり銘柄6割、円高も重荷
9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅安。前日比50円ほど安い4万3500円台後半で推移している。利益確定目的の売り圧力が強まり、午後は下げに転じる銘柄が増えている。14時現在で東証プライム市場の値下がり銘柄数は997と、値上がり銘柄数(541)を上回り全体の6割を超えた。円相場が対ドルで強含んでいることも、短期筋の先物売りを促している。一方、値がさの半導体関連銘柄は引き続き高く、日経平均を下支えしている。
業種別では前日に続き住友不などの不動産株の上昇が目立ち、三菱UFJなど銀行株は安い。国内政治の不透明感から、日銀が追加利上げに慎重になるとの見方が広がっている。9日は米雇用統計の年次改定が発表される。下方修正されれば米労働市場の減速懸念が高まり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが改めて意識されやすくなるとの見方も様子見姿勢を強めている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆1395億円、売買高は13億4757万株だった。
ソニーGやバンナムHDなどゲーム株は引き続き高い。中外薬や第一三共も上昇している。一方、TDKやフジクラは下げ幅を拡大した。富士フイルムやオリンパスも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 12:59 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時下げに転じる 利益確定の売り圧力強まる
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時下げに転じる 利益確定の売り圧力強まる
9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比80円ほど高い4万3700円台前半で推移している。一時は小幅ながら下げに転じた。前日の米株高などを受けた買いは朝方で一巡し、その後は利益確定を目的とした売り圧力が強まっている。ソフトバンクグループ(SBG)は午後に下げ幅を広げた。
自民党は9日午前、石破茂首相の後任を決める総裁選について、国会議員と党員・党友が投票する「フルスペック方式」で実施すると決定した。投開票日は10月4日が有力となっている。次期政権による財政拡張策の期待は引き続き日本株の支えとなっているが、「総裁選の日程や方式はすでに織り込み済みで、買い材料視されていない」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約355億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6199億円、売買高は11億6152万株だった。
アドテストや東エレクは引き続き高い。住友不や中外薬も上昇している。一方、ファストリやTDKが下げ幅を広げた。オリンパスや味の素も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
為替
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- 2025/9/12 17:21 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、反発し147円台半ば 米利下げ観測で
- <NQN>◇外為17時 円相場、反発し147円台半ば 米利下げ観測で
12日の東京外国為替市場で、円相場は3日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ32銭の円高・ドル安の1ドル=147円45~46銭で推移している。労働市場の悪化で米連邦準備理事会(FRB)が再び利下げ局面に入るとの見方が強まり、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。だが、株高を背景に「低リスク通貨」とされる円には売りも出て相場の上値は限られた。
11日発表された週間の米新規失業保険申請件数は2021年10月以来の高水準となった。雇用情勢の軟化を受け、FRBが年内に複数回の利下げを決めるとの観測が広がった。米長期金利が心理的な節目となる4%を下回って約5カ月ぶりの水準に低下する場面もあり、米金利の先高観が後退し円買い・ドル売りを誘った。
もっとも、東京市場では円相場がじりじりと伸び悩んだ。日本時間12日の取引では米長期金利の低下が一服。これまで主要通貨に対するドル安が進んできたため、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが出た。12日に日経平均株価が連日で最高値を更新するなど株高の勢いが強まり、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方が強まったのも円相場の重荷となった。
円は対ユーロで続落した。17時時点では同34銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=173円13~15銭で推移している。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が11日の定例理事会後の記者会見で、ユーロ圏での景気の底堅さに言及。利下げの打ち止めを示唆したとの思惑が浮上し、円やドルなど主要通貨に対してユーロが買われた。
ユーロは対ドルで3日ぶりに反発した。17時時点は同0.0047ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1740~41ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 14:12 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、147円台半ばで上値重い
- <NQN>◇外為14時 円相場、147円台半ばで上値重い
12日午後の東京外国為替市場で、円相場は上値の重い展開となっている。14時時点では1ドル=147円51~52銭と前日17時時点と比べて26銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを再開するとの観測を受けた円買い・ドル売りが一巡した。このところ円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが進んでいたこともあり、日本の3連休を前に持ち高調整の円売り・ドル買いが出ている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 12:22 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 147円台半ば 米利下げ再開の思惑で
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 147円台半ば 米利下げ再開の思惑で
12日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=147円42~44銭と前日17時時点と比べて35銭の円高・ドル安だった。11日発表の米雇用関連指標が労働市場の減速を示す内容となった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ再開への思惑から前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。
11日発表された週間の米新規失業保険申請件数が26万3000件と、2021年10月以来の高水準となった。米労働需給が軟化したとの見方から前日に米長期金利は一時4%を下回り、4月上旬以来5カ月ぶりの低水準をつけた。
同日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が2.9%で、エネルギーと食品を除くコア指数は3.1%だった。いずれも予想通りの結果となり、来週に開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのFRBの利下げ再開を妨げる内容ではないとの受け止めが広がり、円買い・ドル売りを誘った。
だが、買い一巡後は伸び悩んだ。12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日に更新した最高値を上回った。投資家のリスク選好姿勢が強まり、低リスク通貨とされる円には売りが出た。米利下げ観測の高まりで円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが膨らんでいたこともあり、日本の3連休を前に持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも出て、円の上値を抑えた。
加藤勝信財務相は12日、ベッセント米財務長官との共同声明を発表した。声明には「為替レートは市場において決定されるべきこと、過度の変動や無秩序な動きは経済や金融の安定に悪影響を与えうることを再確認した」と盛り込んだ。内容はこれまでの確認事項から大きく変わらないとして、相場への影響は限られた。
円は対ユーロでは下落した。12時時点は1ユーロ=172円87~90銭と、同8銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1725ドル近辺と同0.0032ドルのユーロ高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)が11日の理事会で、2会合連続となる政策金利の据え置きを決定した。利下げ再開が確実視されるFRBとの方向性の違いが意識され、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 10:28 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 147円台前半 中値「偏りなし」の声
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 147円台前半 中値「偏りなし」の声
12日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅をやや縮小している。10時時点は1ドル=147円23~24銭と前日17時時点と比べて54銭の円高・ドル安だった。前日発表された8月の米消費者物価指数(CPI)や雇用指標を受けた米長期金利の低下で、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。ただ、日経平均株価の上昇で「低リスク通貨」とされる円には売りも出て、上値を抑えた。
10時前の中値決済に向けた売買の影響は限定的だったようだ。市場では「売り買いは交錯しているが、偏りはみられない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。
加藤勝信財務相とベッセント米財務長官は11日(日本時間12日)に「マクロ経済及び為替に関する事項について、緊密な協議を継続することに合意した」とする共同声明を発出した。「為替レートは市場において決定されるべきこと、及び為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与えうる」ことなどを再確認した。
加藤財務相は12日午前の記者会見で「為替水準についてベッセント米財務長官との協議において議論は出ていない」と語った。共同声明の内容は、これまで確認してきたことと大きく変わらないとして相場への影響は限られた。
円は対ユーロで小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=172円76~79銭と、同3銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで高値圏で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1734~35ドルと同0.0041ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/12 08:43 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 米金利低下でドル売り
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 米金利低下でドル売り
12日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=147円18~19銭と前日17時時点と比べて59銭の円高・ドル安だった。11日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想並みの結果となった。米労働市場の減速懸念が強まるなか、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ再開を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。
8月の米CPIは前年同月比の上昇率が2.9%で、エネルギーと食品を除くコア指数は3.1%だった。いずれも市場予想通りの結果となり、今月16~17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)でのFRBの利下げ再開を妨げる結果ではなかったと受け止められた。前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが相場を押し上げた。
11日発表の週間の米新規失業保険申請件数は26万3000件と、2021年10月以来の高水準となった。米労働市場が軟化したとの見方も、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りを強めた。
円は対ユーロで横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ユーロ=172円75~80銭と、同4銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1737~38ドルと同0.0044ドルのユーロ高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)は11日の理事会で2会合連続の政策金利据え置きを決めた。ラガルド総裁は記者会見で、ユーロ圏の経済リスクについて「よりバランスがとれてきた」などと語った。欧州景気の底堅さが意識されるなか、ECBの追加利下げ観測が後退しユーロ買い・ドル売りにつながった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 17:45 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、続落し147円台後半 株高で売り優勢
- <NQN>◇外為17時 円相場、続落し147円台後半 株高で売り優勢
11日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点は前日の同時点に比べ29銭の円安・ドル高の1ドル=147円79~80銭で推移している。日経平均株価が連日で最高値を更新するなど投資家心理が強気に傾き、「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢だった。海外投資家が日本株の含み益の為替リスクを回避(ヘッジ)するため円売り・ドル買いを出したとの見方も相場の重荷となった。
共同通信は11日午後、高市早苗前経済安全保障担当相が自民党総裁選に出馬する意向を岸田文雄前首相に伝えたと報じた。各報道機関の世論調査で「次の首相」候補として支持を集める高市氏の出馬で、積極財政と金融緩和という「リフレ」的な政策が実現する確率が高まるとの思惑が広がったのも円売り・ドル買いにつながった。
午前は円相場が上昇する場面も目立った。10日発表の8月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%下落し、市場予想を下回った。インフレ懸念が後退し、米連邦準備理事会(FRB)は再び利下げ局面に入るとの見方が強まり、将来の日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。
円は対ユーロでも3日ぶりに反落した。17時時点は同21銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=172円81~84銭で推移している。
ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0009ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1692~93ドルで推移している。ポーランド軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が10日、ポーランドに侵入したロシアのドローン(無人機)を撃墜。地政学リスクの高まりが意識され、地理的に近いユーロが対ドルで売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 14:07 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、147円台半ばで小動き 米CPI待ち
- <NQN>◇外為14時 円相場、147円台半ばで小動き 米CPI待ち
11日午後の東京外国為替市場で、円相場は小高い水準で小幅な動きが続いている。14時時点では1ドル=147円43~44銭と前日17時時点と比べて7銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げを意識した円買い・ドル売りは一服している。11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めようと様子見ムードが強い。持ち高を一方向に傾けにくく、積極的な売買が見送られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 12:17 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 147円台半ば 米利下げ観測根強く
- <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 147円台半ば 米利下げ観測根強く
11日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅に上昇した。12時時点は1ドル=147円46~47銭と前日17時時点と比べて4銭の円高・ドル安だった。前日の米長期金利が低下したのを手掛かりに円買い・ドル売りが優勢だった。
10日発表の8月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%下落し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%上昇)を下回った。米物価上昇への懸念が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めるとの見方が強まった。米長期金利の低下で、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。
円相場は11時30分すぎに147円48銭近辺まで上げ幅を縮小した。米利下げ観測を背景とした米ハイテク株高の流れを受け、11日の日経平均株価の上げ幅が一時400円を超え、10日に付けた最高値を上回り4万4000円台に乗せる場面があった。日米の株高で投資家心理が強きに傾き、「低リスク通貨」とされる円に売りが増えた。株の含み益に対する為替差損回避(ヘッジ)の円売り・ドル買いも円相場の重荷だった。
11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めようと様子見ムードも広がった。来週にはFRBのFOMCも控える。重要イベントが続くなかで持ち高を一方向に傾けにくく、値動きは限定的だった。
円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=172円49~52銭と、同11銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小幅に下落した。12時時点は1ユーロ=1.1697ドル近辺と同0.0004ドルのユーロ安・ドル高だった。ポーランド軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が10日、ポーランドに侵入したロシアのドローン(無人機)を攻撃したと明らかにした。ロシアと欧州との緊張が高まるとの警戒感からユーロ売り・ドル買いが優勢だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 10:36 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 147円台半ば 中値「偏りなし」の声
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 147円台半ば 中値「偏りなし」の声
11日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を縮小している。10時時点は1ドル=147円47~48銭と前日17時時点と比べて3銭の円高・ドル安だった。前日発表の8月の米卸売物価指数(PPI)を受けた米長期金利の低下を手かがりに円買い・ドル売りが入った。ただ、日経平均株価の上昇で「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。株の含み益に対する為替差損回避(ヘッジ)の円売りも相場の重荷だった。
11日の日経平均株価の上げ幅が一時400円を超え、10日に付けた最高値を上回って4万4000円台に乗せる場面があった。米国が利下げに動くとの見方が広まり前日の米ハイテク株が上昇し、投資家心理が強気に傾いた。株高で低リスク通貨とされる円には売りが出て、朝方から上げ幅を縮めている。
10時前の中値決済に向けた売り買いの影響は限定的だったようだ。市場では「偏りなし」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。
円は対ユーロで高値圏で小動きしている。10時時点では1ユーロ=172円45~48銭と、同15銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落に転じている。10時時点では1ユーロ=1.1693~94ドルと同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。ポーランド軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が10日、ロシアのドローン(無人機)を攻撃したと明らかにした。地政学リスクが高まるとの警戒がユーロ売り・ドル買いにつながっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/11 08:52 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 対ユーロでも上昇
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 対ユーロでも上昇
11日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=147円28~29銭と前日17時時点と比べて22銭の円高・ドル安だった。10日発表の8月の米卸売物価指数(PPI)が低調な結果となり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が高まった。米長期金利が低下しており、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっている。
米PPIは前月比0.1%下落し、ダウ・ショーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%上昇)を下回った。米物価上昇への懸念が和らぎ、FRBが9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めるとの見方が強まった。米長期金利の低下を受けたドル売りの流れが東京市場でも続いた。
もっとも、円相場の上値は重い。石破茂首相(自民党総裁)の辞任に伴い、後継者を選ぶ党総裁選が10月4日に投開票される。次期総裁や野党との連携がどうなるかなど国内政治に不透明感が根強い点は円買いの勢いを抑えている。
円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=172円38~41銭と、同22銭の円高・ユーロ安だった。ポーランド軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が10日、ポーランドへ侵入したロシアのドローン(無人機)を攻撃したと明らかにした。地政学リスクの高まりへの警戒感が「低リスク通貨」とされる円の支えとなっている。
ユーロは対ドルで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1703~04ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 17:22 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 147円台半ば 米金利が上昇
- <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 147円台半ば 米金利が上昇
10日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ27銭の円安・ドル高の1ドル=147円49~50銭で推移している。前日に米長期金利が上昇したのを受けた円売り・ドル買いが優勢だった。国内輸入企業など実需筋が円売り・ドル買いを出したとの観測も相場の重荷となった。
9日のニューヨーク市場で、米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前日比0.04%高い4.08%で取引を終えた。前日に一時5カ月ぶりの水準まで低下した反動で持ち高調整の米債売りが優勢だった。
10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」で、10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声があった。
国内の政局の行方に不透明感が強いのも円相場の重荷となった。自民党は10日の臨時総務会で石破茂首相の後任を決める総裁選を「9月22日告示、10月4日投開票」とする日程を正式に決めた。政治空白が生じることが懸念され、新政権下で拡張的な財政政策がとられやすくなるとの思惑もくすぶっている。
ただ、円相場の下値は限られた。米雇用統計の年次改訂で2025年3月までの1年間の雇用者数が91万1000人下方修正された。引き下げ幅が市場予想の上限に迫り、米労働市場の悪化が改めて意識された。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを再開するとの見方が強まり、円買い・ドル売りも入った。
円は対ユーロで続伸した。17時時点では同40銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=172円60~63銭で推移している。ロシアのドローン(無人機)がポーランド上空に侵入したと伝わり、欧州の地政学リスクが意識されてユーロに売りが出た。
ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反落。17時時点は同0.0049ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1702~03ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 14:08 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、147円台前半で小動き続く 米物価指標待ち
- <NQN>◇外為14時 円相場、147円台前半で小動き続く 米物価指標待ち
10日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=147円台前半で小幅な動きが続いている。14時時点で147円32~33銭と前日17時時点と比べて10銭の円安・ドル高だった。10日に8月の米卸売物価指数(PPI)、11日に同月の米消費者物価指数(CPI)と重要な物価指標の発表を控えて積極的な売買が見送られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 12:15 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 147円台前半 米長期金利の上昇で
- <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 147円台前半 米長期金利の上昇で
10日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落した。12時時点は1ドル=147円31~32銭と前日17時時点と比べて9銭の円安・ドル高だった。前日に米長期金利が上げたのを手掛かりに円売り・ドル買いが先行した。国内輸入企業のドル調達が活発だとの見方も相場を下押しした。
9日のニューヨーク債券市場で、米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは4.08%と前日から0.04%上昇した。前日に一時5カ月ぶりの低水準をつけた反動で、持ち高調整目的の債券売りが出た。米長期金利の上昇を受けたドル買い優位の流れが東京市場でもひとまず続いた。
円相場は10時30分ごろに147円57銭近辺まで下げ幅を広げた。10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」で、10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業などの円売り・ドル買いが膨らんだようだ。
国内政局への懸念も引き続き相場の重荷だった。自民党は10日午前の臨時総務会で、石破茂首相の後任を決める総裁選について「9月22日に告示、10月4日投開票」とする日程を正式に決めた。政治空白が警戒されやすいうえ、新政権下では財政拡張的な政策が実施されやすくなるとの見方が根強い。
それでも円売りの勢いは限られた。米労働省は9日、雇用統計の年次改訂で2025年3月までの1年間の雇用者数が91万1000人の下方修正になるとの推測値を発表した。引き下げ幅は市場予想の上限に近い結果となった。前週発表の8月の米雇用統計に続いて労働市場の悪化を示し、市場では米連邦準備理事会(FRB)の継続的な利下げが改めて意識された。
円は対ユーロでは上昇した。12時時点は1ユーロ=172円46~49銭と、同54銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落し、12時時点は1ユーロ=1.1707~08ドルと同0.0044ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 10:19 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、147円台半ばで小動き 中値「ドル不足」
- <NQN>◇外為10時 円相場、147円台半ばで小動き 中値「ドル不足」
10日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=147円台半ばで小幅な動きとなっている。10時時点は147円41~42銭と前日17時時点と比べて19銭の円安・ドル高だった。前日の米長期金利の上昇を手掛かりとした円売り・ドル買いは一巡した。10日に8月の米卸売物価指数(PPI)、11日に米消費者物価指数(CPI)と重要な米物価指標の発表を控え、積極的に持ち高を傾けにくいとの雰囲気がある。
円相場は10時過ぎに147円50銭近辺まで下げ幅を広げる場面があった。10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業などの円売り・ドル買いが活発だとの観測が円を下押ししたようだ。
円は対ユーロでしっかり。10時時点は1ユーロ=172円44~47銭と、同56銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下落し、10時時点では1ユーロ=1.1698~99ドルと同0.0053ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/10 08:48 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し147円台半ば 対ユーロは上昇
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し147円台半ば 対ユーロは上昇
10日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=147円41~42銭と前日17時時点と比べて19銭の円安・ドル高だった。前日に米長期金利が上げたのを手掛かりに円売り・ドル買いが優勢となっている。
9日のニューヨーク債券市場で米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前日比0.04%高い4.08%で終えた。前日に一時5カ月ぶりの低水準をつけた反動で、持ち高調整目的の債券売りが出た。米長期金利の上昇を受けたドル買い優位の流れが東京市場でも続いている。
円の下値を探る動きは限られている。米労働省は9日、雇用統計の年次改訂で2025年3月までの1年間の雇用者数が91万1000人の下方修正になるとの推測値を発表した。引き下げ幅は市場予想の上限に近い結果となった。前週発表の8月の米雇用統計に続いて労働市場の悪化を示し、市場では米連邦準備理事会(FRB)の継続的な利下げが改めて意識されている。
円は対ユーロでは上昇している。8時30分時点は1ユーロ=172円47~50銭と、同53銭の円高・ユーロ安だった。フランスのマクロン大統領は9日、辞任したバイル首相の後任にルコルニュ国防相を指名した。ルコルニュ氏は与党連合が主導権を失った議会で予算案成立に取り組むことになる。仏政治の先行き不透明感から主要通貨に対してユーロが売られた。
ユーロは対ドルで下落し、8時30分時点は1ユーロ=1.1700~01ドルと同0.0051ドルのユーロ安・ドル高だった。米長期金利の上昇と仏政治懸念がそれぞれユーロ売り・ドル買いの材料になった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 17:19 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 147円台前半 米大幅利下げへの思惑で
- <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 147円台前半 米大幅利下げへの思惑で
9日の東京外国為替市場で、円相場は4日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ30銭の円高・ドル安の1ドル=147円22~24銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)が9月に大幅利下げに動くとの観測がくすぶり、円やユーロといった主要通貨に対するドル売りが優勢となった。
米ニューヨーク連銀は8日、8月の消費者調査を発表した。現在職を失った場合に3カ月以内に再就職できると予想する割合は44.9%と前月から低下し、2013年の調査開始以降で過去最低の水準となった。米労働市場が悪化しつつあるとの見方が強まり、8日の米債券市場で長期金利は4.03%と約5カ月ぶりの水準まで低下する場面があった。日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。
午後に入ってから円相場は上げ幅を広げた。9日は米国で雇用統計の年次改定が発表される予定で、市場では雇用者数が大幅に下方修正されるとの警戒感がある。米労働市場の悪化が鮮明になれば米利下げ観測が一段と高まるとの思惑から、円買い・ドル売りが増えた。9日午後の東京株式市場で日経平均株価が下落に転じたのも、「低リスク通貨」とされる円の支援材料に働いた。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反発した。17時時点では同6銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=173円02~04銭で推移している。
ユーロは対ドルで4日続伸した。17時時点は同0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1752ドル近辺で推移している。一時、1.1780ドル近辺と7月下旬以来1カ月半ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 14:09 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、上げ幅拡大 147円台前半 米雇用悪化を警戒
- <NQN>◇外為14時 円相場、上げ幅拡大 147円台前半 米雇用悪化を警戒
9日午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大している。14時時点では1ドル=147円09~10銭と前日17時時点と比べて43銭の円高・ドル安だった。米労働市場の悪化を受けて米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを再開するとの思惑が強く、円買い・ドル売りが続いている。9日午後の日経平均株価が下げに転じており、上値を抑えていた円売りも一服した。
9日には米雇用統計の2024年4月~25年3月分の年次改定の発表を控える。雇用者数の伸びが大きく下方修正されるとも予想され、主要通貨に対するドル売りが出ている面もある。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 12:24 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 147円台前半 米利下げ観測の高まりで
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 147円台前半 米利下げ観測の高まりで
9日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=147円33~35銭と前日17時時点と比べて19銭の円高・ドル安だった。米労働市場の減速が意識されたことで米連邦準備理事会(FRB)が利下げしやすくなったとの観測が高まり、前日の米長期金利が低下した。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。
8日のニューヨーク市場で、米長期金利は一時4.03%とおよそ5カ月ぶりの低水準を付けた。ニューヨーク連銀が8日発表した8月の消費者調査で、職を失った場合に3カ月以内に再就職できると予想する割合が2013年の調査開始以来の低水準だった。米雇用情勢の悪化が改めて意識され、FRBの利下げへの思惑が広がった。
ただ、円相場は伸び悩んだ。米利下げ観測を背景とした米株高の流れを受け、9日の日経平均株価は取引時間中として初めて4万4000円台に上昇する場面があった。日米の株高で投資家心理が強気に傾いたのは「低リスク通貨」とされる円の重荷だった。株の含み益に対する為替差損回避(ヘッジ)の円売りも出たようだ。
10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声も聞かれた。輸入企業など国内実需筋が円売り・ドル買いに動いたとの観測も相場の上値を抑えた。
円は対ユーロでは下落した。12時時点は1ユーロ=173円39~41銭と、同31銭の円安・ユーロ高だった。ユーロ相場が対ドルで上昇し、対円にも買いが波及した。
ユーロの対ドル相場は、12時時点は1ユーロ=1.1769ドル近辺と同0.0037ドルのユーロ高・ドル安だった。一時1.17780ドルと7月下旬以来およそ1カ月半ぶりの高水準をつけた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 10:30 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩み 147円台前半 株高で売りも
- <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩み 147円台前半 株高で売りも
9日午前の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=147円36~37銭と前日17時時点と比べて16銭の円高・ドル安だった。8日の米長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りが先行したが、日経平均株価の上昇で株の含み益に対する為替差損回避(ヘッジ)の円売りが出たようだ。
9日の日経平均株価が取引時間中として初めて4万4000円台で推移している。米利下げ観測の高まりで、前日の米ハイテク株が上昇した流れを受けた。投資家心理の改善が、低リスク通貨とされる円の重荷になった面もある。
10時前の中値決済に向けて「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業など実需筋が円売り・ドル買いに動いたとの観測も円相場を下押しした。
円は対ユーロでは下げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=173円46~48銭と、同38銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1771ドル近辺と同0.0039ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/9/9 08:48 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 米金利低下で
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 米金利低下で
9日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=147円23~24銭と前日17時時点と比べて29銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げするとの観測が高まり、前日の米長期金利が低下した。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが先行している。
8日のニューヨーク市場で、米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前週末比0.03%低い4.04%をつけた。一時4.03%と4月下旬以来ほぼ5カ月ぶりの低水準を付けた。ニューヨーク連銀が8日発表した8月の消費者調査で、現在職を失った場合に3カ月以内に再就職できると予想する割合は44.9%と前回から低下した。FRBが利下げに動きやすくなったとの見方が一段と広がった。
自民党は9日にも、石破氏の後任を決める総裁選の日程と方式を決定する。国会議員と党員・党友が投票する「フルスペック方式」で実施する方向で、投開票日は10月4日が有力だという。市場では「石破氏の辞任を巡る円売りはいったん落ち着き、次の材料待ちだ」(国内のFX会社の為替担当者)との声があった。
円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=173円32~35銭と、同24銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1772~73ドルと同0.0040ドルのユーロ高・ドル安だった。8時30分すぎには1.1773ドルまで買われ、7月下旬以来の高値をつけた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
米国株式
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- 2025/9/11 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値を更新
- <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値を更新
10日の米国株式市場は、ダウが翌日の米8月消費者物価指数の発表前の買い手控えと利益確定売りで反落したが、ナスダックとS&P500は最高値を更新した。
ダウは3日ぶりに反落し、前日比220.42ドル安(-0.48%)の45490.92ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。セールスフォース(-3.77%)、アマゾン・ドット・コム(-3.32%)、アップル(-3.23%)が3%超の大幅安となった。エヌビディア(+3.85%)は急伸した。ナスダックは小幅ながら3日続伸し、同6.57ポイント高(+0.03%)の21886.06で引けた。3日連続の最高値更新となった。IT、輸送が上昇し、バイオ、工業などは下落した。S&P500も3日続伸し、19.43ポイント高(+0.29%)の6532.04で引けた。2日連続の最高値更新となった。エネルギー、ITなど5業種が上昇し、一般消費財、生活必需品など6業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
8月卸売物価指数・前年比 +2.6%(7月は+3.1%)
8月卸売物価指数(コア)・前年比 +2.8%(7月は+3.4%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/10 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値を更新
- <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値を更新
9日の米国株式市場は続伸した。米雇用統計の年次改定で就業者数に過去最大の下方修正が加わり、今月からの利下げ局面入りの思惑が一段と強まったことを反映した。
ダウは続伸し、前日比196.39ドル高(+0.43%)の45711.34ドルと8月28日以来の最高値を更新して引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。ユナイテッドヘルス・グループ(+8.64%)は単独でダウを170ポイント押し上げた。ゴールドマン・サックス(+2.98%)も急伸した。シャーウィン・ウィリアムズ(-3.69%)は急落した。ナスダックも続伸し、同80.79ポイント高(+0.37%)の21879.48で引けた。連日の最高値更新となった。金融、バイオなどが上昇し、輸送、銀行などは下落した。S&P500も続伸し、17.46ポイント高(+0.26%)の6512.61で引けた。通信サービス、公益など8業種が上昇し、素材、資本財・サービスなど3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/9 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 反発 17日の米利下げ観測で投資家心理が改善
- <IGM>米国株式 反発 17日の米利下げ観測で投資家心理が改善
8日の米国株式市場は反発した。今月17日の米FRBの利下げ再開が既定路線となっており、投資家心理が改善した。
ダウは反発し、前営業日比114.09ドル高(+0.25%)の45514.95ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。IBM(+3.04%)が急伸し、ウォルマート(+1.76%)、ユナイテッドヘルス・グループ(+1.54%)も堅調。ベライゾン・コミュニケーションズ(-2.39%)はl急落した。ナスダックは反発し、同98.31ポイント高(+0.45%)の21798.69で引けた。8月13日以来の最高値更新となった。金融、ITなどが上昇し、バイオ、通信は下落した。S&P500も反発し、13.65ポイント高(+0.21%)の6495.15で引けた。IT、一般消費財など5業種が上昇し、公益、不動産など6業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/8 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 下落 雇用統計のネガティブ・サプライズで投資家心理が悪化
- <IGM>米国株式 下落 雇用統計のネガティブ・サプライズで投資家心理が悪化
5日の米国株式市場は下落した。米8月雇用統計が2ヶ月連続のネガティブ・サプライズとなり、米景況悪化への懸念で投資家心理が悪化した。
ダウは反落し、前日比220.43ドル安(-0.48%)の45400.86ドルで終了。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。JPモルガン・チェース(-3.11%)、エヌビディア(-2.70%)が急落する一方、セールスフォース(+2.77%)は大幅高となった。ナスダックは3日ぶりに小反落し、同7.30ポイント安(-0.03%)の21700.38で引けた。銀行、保険など下落し、バイオ、輸送は上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、20.58ポイント安(-0.31%)の6481.50で引けた。エネルギー、金融など6業種が下落し、不動産、通信・サービスなど5業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月非農業部門就業者数・前月比 +2.2万人(7月は+7.9万人)
8月失業率 4.3%(7月は4.2%)
8月平均時給・前年比 +3.7%(7月は+3.9%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/5 09:59 米国株式 <IGM>米国株式 上昇 S&P500は1週間ぶりに最高値を更新
- <IGM>米国株式 上昇 S&P500は1週間ぶりに最高値を更新
4日の米国株式市場は上昇した。弱めの雇用関連指標の発表が続き、米FRBの利下げ再開観測が一段と強まったこtで、投資家心理が改善した。ダウは4日ぶりに反発し、前日比350.06ドル高(+0.77%)の45621.29ドルで終了。全30銘柄中、上昇は24、下落は6。アマゾン・ドット・コム(+4.29%)はAI需要の高まりでデータセンターの設置を加速させており、クラウド事業の収益増加への期待感で買われた。ゴールドマン・サックス(+2.51%)も大幅高。セールスフォース(-4.85%)は前日発表の5-7月期決算と8-10月期売上高見通しを嫌気する売りが強まった。ナスダックは続伸し、同209.96ポイント高(+0.97%)の21707.69と8月14日以来の高値で引けた。工業、銀行などなどバイオを除く全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同53.82ポイント高(+0.83%)の6502.08と1週間ぶりに最高値を更新して引けた。一般消費財、通信・サービスを中心に公益を除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 +5.4万人(7月は+10.6万人9
新規失業保険申請件数 23.7万件(前週22.9万件)
8月ISM非製造業景気指数 52.0(7月は50.1)
7月貿易収支 -783億ドル(6月は-591億ドル)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/4 09:59 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは3日続落 ナスダックとS&P500は反発
- <IGM>米国株式 ダウは3日続落 ナスダックとS&P500は反発
3日の米国株式市場は、ダウが小幅ながら3日続落する一方で、ナスダックとS&P500は反発した。
ダウは3日続落し、前日比24.58ドル安(-0.05%)の45295.81ドルで終了。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。シェブロン(-2.33%)、アメリカン・エクスプレス(-2.26%)が急落し、アップル(+3.81%)は大幅高。グーグルがスマホの検索エンジンのクロームを標準搭載する際に対価を支払う契約を認める司法判断が下り、アップルが収益源を維持したことが好感された。ナスダックは3日ぶりに反発し、同218.09ポイント高(+1.02%)の21497.72で引けた。IT、工業などが上昇し、通信、輸送などは下落した。S&P500も3日ぶりに反発し、同32.72ポイント高(+0.51%)の6448.26で引けた。通信・サービス、ITなど4業種が上昇し、エネルギー、素材など7業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
7月JOLTS求人件数 718.1万件(6月は735.7万件)
7月製造業受注・前月比 -1.3%(6月は-4.8%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/3 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 続落 世界的な長期/超長期金利の上昇で投資家心理が悪化
- <IGM>米国株式 続落 世界的な長期/超長期金利の上昇で投資家心理が悪化
2日の米国株式市場の主要3指数は揃って続落した。主要国の長期/超長期債利回りが上昇し、投資家心理が悪化した。
ダウは続落し、前営業日比249.07ドル安(-0.54%)の45295.81ドルで終了。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。ナイキ(-3.48%)が急落し、前日下落率2位のエヌビディア(-1.95%)も安い。メルク(+1.62%)は上げた。ナスダックも続落し、同175.92ポイント安(-0.81%)の21279.63で引けた。金融、輸送などバイオを除く業種がすべて下落した。S&P500も続落し、同44.72ポイント安(-0.69%)の6415.54で引けた。不動産、資本財・サービスなど8業種が下落し、エネルギー、生活必需品など3業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月ISM製造業景気指数 48.7(7月は48.0)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/2 08:35 米国株式 <IGM>米国株式 レーバー・デーで休場
- <IGM>米国株式 レーバー・デーで休場
1日の米国株式市場はレーバー・デーで休場。取引再開は2日。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/1 10:02 米国株式 <IGM>米国株式 4日ぶりに反落 ハイテク株が売られる
- <IGM>米国株式 4日ぶりに反落 ハイテク株が売られる
29日の米国株式市場の主要3指数は揃って4日ぶりに反落した。中国のアリババ集団がAI向けの新しい半導体を開発したと報じられ、ハイテク株を中心に売られた。
ダウは4日ぶりに反落し、前日比92.02ドル安(-0.20%)の45544.88ドルで終了。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。キャタピラー(-3.65%)、エヌビディア(-3.32%)が急落し、ユナイテッドヘルス・グループ(+2.51%)は急伸した。ナスダックも4日ぶりに反落し、同249.60ポイント安(-1.14%)の21455.55で引けた。IT、工業などが下落し、保険、通信が上昇した。S&P500も4日ぶりに反落し、同41.60ポイント高(-0.63%)の6460.26で引けた。IT、一般消費財など5業種が下落し、ヘルスケア、生活必需品など7業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
7月個人消費支出物価指数・前年比 +2.6%(6月は+2.6%)
8月消費者態度指数 58.2(7月は61.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/8/29 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 3日続伸 ダウとS&P500が最高値更新
- <IGM>米国株式 3日続伸 ダウとS&P500が最高値更新
28日の米国株式市場の主要3指数は揃って3日続伸した。強めの米経済指標発表やエヌビディアの下げが1%未満にとどまったことが好感された。
ダウは3日続伸し、前日比71.67ドル高(+0.15%)の45636.90ドルで終了。22日以来の最高値更新となった。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。セールスフォース(+1.75%)が連日の上昇率トップとなり、シスコ・システムズ(+1.45%)とアメリカン・エクスプレス(+1.40%)も上げた。メルク(-1.02%)は軟調。ナスダックも3日続伸し、同115.01ポイント高(+0.53%)の21705.15で引けた。13日に更新した最高値まで8ポイント弱に迫った。IT、通信などが上昇し、保険、バイオなどが下げた。S&P500も3日続伸し、同20.46ポイント高(+0.31%)の6501.86で引けた。連日の最高値更新となった。通信サービス、エネルギー、ITなど7業種が上昇し、公益、生活必需品など4業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
4-6月期GDP(改定値)・前期比年率 +3.3% (1-3月期は-0.5%)
7月仮契約住宅販売指数・前月比 -0.4%(6月は-0.8%)
新規失業保険申請件数 22.9万件(前週は23.4万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/8/28 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 S&P500はほぼ2週間ぶりに最高値更新
- <IGM>米国株式 続伸 S&P500はほぼ2週間ぶりに最高値更新
27日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸した。引け後のエヌビディアの5-7月期決算待ちのムードが強まるなかで、米利下げ観測の残存を背景として割安銘柄が物色された。
ダウは続伸し、前日比147.16ドル高(+0.32%)の45565.23ドルで終了。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。前日下落率トップのセールスフォース(+2.63%)が唯一の騰落率2%超を記録した。シェブロン(+1.19%)、前日下落率2位のユナイテッドヘルス・グループ(+1.15%)も堅調。メルク(-1.08%)、ナイキ(-0.75%)は下げた。ナスダックも続伸し、同45.87ポイント高(+0.21%)の21590.14で引けた。銀行、ITなどが上昇し、金融、バイオは下げた。S&P500も続伸し、同15.46ポイント高(+0.23%)の6481.40で引けた。14日以来の最高値更新となった。エネルギーITなど8業種が上昇し、通信サービス、ヘルスケアなど3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/8/27 09:55 米国株式 <IGM>米国株式 主要指数は揃って反発
- <IGM>米国株式 主要指数は揃って反発
26日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発した。米FRBの独立性に対する懸念は逆風となったが、市場予測を上回る米経済指標や翌日引け後のエヌビディアの決算発表への期待感で買いが上回った。ダウは反発し、前日比135.60ドル高(+0.29%)の45418.07ドルで終了。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。大韓航空から大型の受注があったボーイング(+3.51%)が急伸し、シスコ・システムズ(+1.86%)も堅調。セールスフォース(-1.67%)、ユナイテッドヘルス・グループ(-1.45%)は下げた。ナスダックは反発し、同94.97ポイント高(+0.44%)の21544.27で引けた。バイオ、銀行を中心に保険を除く全業種が上昇した。S&P500も反発し、同26.62ポイント高(+0.41%)の6465.94で引けた。資本財・サービス、金融など7業種が上昇し、生活必需品、不動産など4業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
7月耐久財受注・前月比 -2.8%(6月は-9.4%)
8月消費者信頼感指数 97.4(7月は98.7)
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- 2025/8/26 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 ダウ主導で3指数すべてが下落
- <IGM>米国株式 ダウ主導で3指数すべてが下落
25日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落した。早期利下げ観測で22日に昨年12月4日以来の最高値を更新したダウがこの日の下げを主導した。ダウは反落し、前営業日比349.27ドル安(-0.76%)の45282.47ドルで終了。全30銘柄中、上昇は3、下落は27。メルク(-2.36%)が唯一の騰落率2%超となり、アムジェン(-1.79%)、コカ・コーラ(-1.71%)も軟調。27日に決算発表を控えたエヌビディア(+1.02%)、ナイキ(+1.01%)、シェブロン(+0.01%)のみが上昇した。ナスダックは反落し、同47.24ポイント安(-0.21%)の21449.29で引けた。輸送、バイオを中心にITを除く全業種が下落した。S&P500も反落し、同27.59ポイント安(-0.42%)の6439.32で引けた。生活必需品、ヘルスケアなど9業種が下落し、通信サービスとエネルギーのみが上昇した。
(経済指標) (発表値)
7月新築一戸建て販売戸数(年率換算) 65.2万戸(6月は65.6万戸)
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- 2025/8/25 11:27 米国株式 <IGM>米国株式 3指数は揃って上昇 FRB議長の早期利下げに前向きな発言で
- <IGM>米国株式 3指数は揃って上昇 FRB議長の早期利下げに前向きな発言で
22日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇した。パウエル米FRB議長のジャクソンホール経済シンポジウムでの講演が一部の予測よりも早期利下げに前向きな内容となったことが好感された。ダウは急反発し、前日比846.24ドル高(+1.89%)の45631.84ドルで終了。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。キャタピラー(+4.25%)、ホーム・デポ(+3.79%)、ゴールドマン・サックス(+3.62%)が急伸した。ベライゾン・コミュニケーションズ(-1.31%)、ウォルマート(-1.15%)は下げた。ナスダックは4日ぶりに反発し、同396.22ポイント高(+1.87%)の21496.53で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も4日ぶりに反発し、同96.74ポイント高(+1.51%)の6466.91で引けた。一般消費財、エネルギーを中心に生活必需品を除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/8/22 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は続落
- <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は続落
21日の米国株式市場では、ダウが消費関連株を中心とする売りで3日ぶりに反落し、ナスダックは引き続きハイテク株の売りが重荷となった。
ダウは3日ぶりに反落し、前日比152.81ドル安(-0.34%)の44785.50ドルで引けた。30銘柄中、7銘柄が上昇、23銘柄が下落した。5-7月期利益が市場予測を下回ったウォルマート(-4.49%)が騰落率2%超の唯一の銘柄となった。IBM(-1.30%)、ホーム・デポ(-1.01%)も安い。メルク(+1.68%)、シェブロン(+1.52%)は堅調。ナスダックは3日続落し、同72.54ポイント安(-0.34%)の21100.31で引けた。工業、ITなどが下落し、バイオ、保険、通信が上昇した。S&P500は5日続落し、同25.61ポイント安(-0.40%)の6370.17で引けた。生活必需品、公益など9業種が下落し、エネルギー、素材の2業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月製造業景気指数(速報値) 53.3(7月は49.8)
8月サービス業景気指数(速報値) 55.4(7月は55.7)
8月フィラデルフィア連銀製造業気景気指数 -0.3(7月は15.9)
7月中古住宅販売戸数・前月比 +2.0%(6月は-2.7%)
7月景気先行指数・前月比 -0.1%(6月は-0.3%)
新規失業保険申請件数 23.5万件(前週は22.4万件)
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- 2025/8/21 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは小幅続伸 ナスダックとS&P500は続落
- <IGM>米国株式 ダウは小幅続伸 ナスダックとS&P500は続落
20日の米国株式市場では、ダウが前日同様にディフェンシブ株の買いで小幅続伸した。前日からの変動率が0.1%未満にとどまる状態は5日連続となった。ナスダックとS&P500は続落した。
ダウは小幅続伸し、前日比16.04ドル高(+0.03%)の44938.31ドルで引けた。30銘柄中、20銘柄が上昇、10銘柄が下落した。トラベラーズ(+2.05%)、ウォルマート(+1.26%)、キャタピラー(+1.08%)が堅調に推移した。アップル(-1.97%)、アマゾン・ドット・コム(-1.84%)などハイテク株の下げが目立った。ナスダックは続落し、同42.08ポイント安(-0.66%)の21172.85で引けた。輸送、ITなどが下落し、保険、バイオなどが上昇した。S&P500は4日続落し、同15.59ポイント安(-0.24%)の6395.78で引けた。一般消費財、IT、など4業種が下落し、エネルギー、生活必需品など7業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/8/20 09:58 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは小反発 ナスダックとS&P500はハイテク株安で下げる
- <IGM>米国株式 ダウは小反発 ナスダックとS&P500はハイテク株安で下げる
19日の米国株式市場では、ダウが一部のディフェンシブ株の買いで小反発した。前日からの変動幅が35ドル未満にとどまる状態が4日間連続した。ナスダックとS&P500はハイテク株売りで下げた。
ダウは小反発し、前日比10.45ドル高(+0.02%)の44922.27ドルで引けた。30銘柄中、16銘柄が上昇、14銘柄が下落した。5-7月期売上高が市場予測を上回ったホーム・デポ(+3.17%)と前日下落率トップのシャーウィン・ウィリアムズ(+2.53%)が大幅高となった。エヌビディア(-3.50%)、ボーイング(-3.19%)は急落した。ナスダックは反落し、同314.82ポイント安(-1.45%)の21314.95で引けた。IT、金融などが下落し、保険、輸送などが上昇した。S&P500は3日続落し、同37.78ポイント安(-0.58%)の6411.37で引けた。IT、通信サービスなど4業種が下落し、不動産、生活必需品など7業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
7月住宅着工件数(年率換算) 142.8万戸(6月は135.8万戸)
7月建設許可件数(年率換算) 135.4万戸(6月は139.3万戸)
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- 2025/8/19 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は小幅安 ナスダックは小反発
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500は小幅安 ナスダックは小反発
18日の米国株式市場では、ダウが昨年12月4日の最高値圏で利益確定売りが優勢となり、S&P500も下げたが、ナスダックはテスラとネットフリックスの上昇で小反発した。
ダウは小反落し、前営業日比34.30ドル安(-0.07%)の44911.82ドルで引けた。30銘柄中、16銘柄が上昇、14銘柄が下落した。前日急騰したユナイテッドヘルス・グループ(+1.47%)が連日の上昇率トップとなり、キャタピラー(+1.19%)、前日下落率トップのシスコ・システムズ(+1.13%)も堅調。シャーウィン・ウィリアムズ(-1.52%)、アムジェン(-1.30%)は軟調。ナスダックは3日ぶりに小反発し、同6.79ポイント高(+0.03%)の21629.77で引けた。銀行、通信などが上昇し、保険、バイオなどは下落した。S&P500は小幅続落し、同0.65ポイント安(-0.01%)の6449.15で引けた。不動産、通信サービスなど6業種が下落し、資本財・サービス、一般消費財など5業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/8/18 10:01 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは最高値を一時上回る、ナスダックとS&P500は下げる
- <IGM>米国株式 ダウは最高値を一時上回る、ナスダックとS&P500は下げる
15日の米国株式市場では、ダウが昨年12月4日の最高値を一時上回る場面があり、そのまま反発して引けたが、ナスダックは続落、S&P500ha反落した。
ダウは反発し、前日比34.86ドル高(+0.07%)の44946.12ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇、17銘柄が下落した。ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社による株取得でユナイテッドヘルス・グループ(+11.98%)が1銘柄で指数を199.9ポイント押し上げた。シスコ・システムズ(-4.47%)は急落した。ナスダックは続落し、同87.69ポイント安(-0.40%)の21622.97で引けた。銀行、保険などバイオを除く全業種が下落した。S&P500は4日ぶりに反落し、同18.74ポイント安(-0.28%)の6449.80で引けた。最高値更新は3日間で終了した。金融、ITなど7業種が下落し、ヘルスケア、不動産など4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
7月小売売上高・前月比 +0.5%(6月は+0.9%)
7月鉱工業生産・前年比 -0.1%(6月は+0.4%)
8月消費者態度指数(速報値) 58.6(7月は61.7)
8月NY連銀製造業景気指数 11.9(7月は5.5)
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- 2025/8/15 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 金利先安観の後退でダウとナスダックは反落 S&P500は3日続けて最高値
- <IGM>米国株式 金利先安観の後退でダウとナスダックは反落 S&P500は3日続けて最高値
14日の米国株式市場では、強い米物価/雇用指標で金利先安観がやや後退し、ダウとナスダックは反落した。
ダウは3日ぶりに小反落し、前日比11.01ドル安(-0.02%)の44911.26ドルで引けた。30銘柄中、12銘柄が上昇、18銘柄が下落した。スリーエム(-2.22%)、ホーム・デポ(-1.68%)、前日決算発表を行ったシスコ・システムズ(-1.56%)が売られた。生鮮食品の配達強化を前日発表したアマゾン・ドット・コム(+2.86%)が急伸し、マクドナルド(+1.27%)は出遅れ感を修正する買いが入った。ナスダックも3日ぶりに小反落し、同2.47ポイント安(-0.01%)の21710.67で引けた。連続の最高値更新は2日間で終了した。通信、輸送などが下落し、工業とバイオが上昇した。S&P500は小幅に3日続伸し、同1.96ポイント高(+0.03%)の6468.54で引けた。3日連続で最高値を更新した。金融、ヘルスケアなど4業種が上昇し、資本財・サービス、素材など7業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
7月卸売物価指数・前月比 +0.9%(6月は0.0%)
7月卸売物価指数・前年比 +3.3%(6月は+2.3%)
新規失業保険申請件数 22.4万件(前週は22.7万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
欧州株式
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- 2025/9/12 16:46 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって続伸
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって続伸
12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏がそろって続伸して始まった。前日に発表された米国の雇用関連指数が弱い結果だったことから連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測が強まり、買いが先行した。本日公表のフランスの8月消費者物価指数が前年比(0.9%、7月1.0%)で低下したことも、インフレ加速への懸念を後退させている。反面、格付会社フィッチが本日、フランスの格付けを引き下げると観測されていることは、上値を抑えている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.11%高の9,308.17。現在は0.21%高の9,316.95近辺。指数構成全100銘柄中、70銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(+ 4.20%)の上げが目立ち、ガス供給のセントリカ(+2.68%)や鉱業のアントファガスタ(+2.14%)も高い。一方、石油のBP(-0.81%)や小売等のJセインズベリー(-0.72%)は下落している。
独DAX40指数は前日比0.14%高の23,736.40で寄り付き、現在は0.19%高の23,738.17近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ハノーバー再保険(+1.78%)やミュンヘン再保険(+1.34%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+1.05%)などが堅調。一方、医薬品のメルク(-0.64%)や自動車のフォルクスワーゲン(-0.54%)は軟調に推移している。
仏CAC40指数は前日比0.09%高の7,830.70で寄り付き、現在は0.06%高の7,827.97近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。銀行のBNPパリバ(+1.60%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.57%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.52%)などが上昇。一方、自動車のステランティス(-1.75%)やファッション・アパレルのケリング(-0.75%)は下落している。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/12 07:47 欧州株式 <IGM>欧州株式 上昇 米利下げ観測増幅で最高値更新の米国株につれ高
- <IGM>欧州株式 上昇 米利下げ観測増幅で最高値更新の米国株につれ高
11日の欧州株は上昇した。米物価および雇用指標でスタグフレーションのリスクが意識され、米FRBが利下げ局面入りするとの見方がさらに強まったことで米国株が最高値を更新し、欧州株のつれ高を誘った。欧州中央銀行(ECB)は2会合連続で政策金利の据え置きを決定したが、予想通りの結果に対する反応は目立たなかった。
英FTSE100は反発し、前日比72.19ポイント(0.78%)高の9297.58で引けた。最高値を更新した8月22日以来の水準を回復した。100銘柄中、上昇は78銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。ポーランドの領空を侵犯したロシアのドローンが前日撃墜されたことによる地政学的リスクの高まりで、前日上昇率3位の航空・防衛BAEシステムズ(+6.31%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+2.73%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.18%)が急伸した。ドイツ銀行が投資判断を引き上げた食品サービスのコンパス・グループ(+2.76%)、資産運用ICG(+2.73%)も大幅高。一方、投資顧問M&G(-1.82%)は配当落ちで3ヶ月ぶりの安値を更新し、オンライン賭博エンテイン(-1.78%)、信用調査エクスペリアン(-1.62%)も軟調。
DAX40は3日ぶりに反発し、同70.70ポイント(0.30%)高の23703.65で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。航空機エアバス(+2.86%)、医薬品バイエル(+2.85%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.51%)、前日上昇率2位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.34%)、ドイツ銀行(+2.06%)が大幅高となった。一方、医療機器ザルトリウス(-2.98%)は急落し、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.76%)、前日下落率トップのソフトウェアSAP(-1.74%)も下げた。
仏CAC40は4日続伸し、同62.20ポイント(0.80%)高の7823.52と8月25日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は7銘柄であった。自動車ステランティス(+9.21%)は2020年9月以来の安値から急反発した。「チェロキー」などの車種の再導入が表明されたことが好感された。前日上昇率トップの防衛・電子機器タレス(+3.66%)、同2位の銀行ソシエテ・ジェネラル(+3.19%)、航空機エアバス(+2.89%)、高級ブランドのケリング(+2.42%)も大幅高。一方、化粧品ロレアル(-1.11%)、石油トタルエナジーズ(-1.08%)、前日下落率3位の酒造ペルノ・リカール(-0.96%)は下げた。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/11 17:11 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
11日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。時間外取引で米株価指数先物が小じっかりに推移しており、欧州株にも底堅さをもたらしているが、欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果発表やラガルドECB総裁の会見、また、8月米消費者物価の発表を控えて小幅な変動に留まっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.30%高の9,253.15。現在は0.47%高の9,268.46近辺。指数構成全100銘柄中、69銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(+2.68%)や食品サービスのコンパス・グループ(+2.01%)、貴金属のフレスニーヨ(+1.75%)などが上げている。一方、配当落ちの投資顧問のM&G(-2.52%)は下げており、鉱業のアングロ・アメリカン(-1.38%)や信用調査のエクスペリアン(-1.28%)なども安い。
独DAX40指数は前日比0.09%高の23,654.93で寄り付き、現在は0.05%安の23,622.20近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり。バイオテクノロジーのキアゲン(-1.35%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.28%)、自動車のメルセデス・ベンツグループ(-1.02%)などが下げている。一方、JPモルガンが目標株価を引き上げたセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.48%)は買われており、医薬・農薬のバイエル(+1.00%)や航空機製造のエアバス(+0.90%)なども高い。
仏CAC40指数は前日比0.26%高の7,781.80で寄り付き、現在は0.46%高の7,796.93近辺。指数構成全40銘柄中、34銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.66%)やファッション・アパレルのケリング(+1.82%)、銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.43%)などが上げている。一方、ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.66%)や化粧品のロレアル(-0.44%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-0.47%)などは下げている。
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- 2025/9/11 07:28 欧州株式 <IGM>欧州株式 買い先行も英独は下落、仏は続伸
- <IGM>欧州株式 買い先行も英独は下落、仏は続伸
10日の欧州株はまちまち。米利下げ観測の増幅による前日の米株の最高値更新を受けたアジア株がほぼ全面高となり、欧州株も買いが先行したが、英は小売株を中心とする売りで3日ぶりに反落した。独はハイテク株、自動車株の不振で続落したが、仏は工業株を中心とする買いで3日続伸した。
英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比17.14ポイント(0.19%)安の9225.39で引けた。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は60銘柄、1銘柄は変わらずであった。衣料品・食品アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(-13.19%)は傘下の衣料品プライマークの売り上げ不振や砂糖事業の損失などが嫌気され、4月9日以来の水準に急落した。情報関連サービスRELX(-4.19%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(-4.07%)、オンライン自動車販売オート・トレーダー・グループ(-3.10%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-3.01%)も大幅安。一方、保険プルデンシャル(+3.36%)、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+2.35%)、 航空宇宙・防衛BAEシステムズ(+2.20%)は急伸した。
DAX40は続落し、同85.50ポイント(0.35%)安の23632.95で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。ソフトウェアSAP(-2.87%)、日用品バイヤスドルフ(-2.21%)、通信ドイツ・テレコム(-2.16%)、化学シムライズ(-2.11%)、自動車部品コンチネンタル(-2.10%)が大幅安となった。一方、前日上昇率3位の発送電技術シーメンス・エナジー(+4.57%)。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.29%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+2.20%)は急伸した。
仏CAC40は3日続伸し、同11.93ポイント(0.15%)高の7761.32で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。防衛・電子機器タレス(+3.02%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.76%)、電気機器ルグラン(+2.69%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+2.46%)、鉄鋼アルセロールミタル(+2.18%)が大幅高となった。一方、広告ピュブリシス(-2.65%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-2.50%)、酒造ペルノ・リカール(-2.50%)は大幅安。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/9/10 16:44 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって上昇
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって上昇
10日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏がそろって上昇して始まった。衣料品ブランドZARAを擁するスペインのファストファッション大手インディテックスの4-6月期決算が好調だったことから、小売セクターを中心に買いが先行している。デンマークの医薬品メーカー、ノボノルディスク ファーマが人員削減を含む再編計画を発表したことも好感されている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.15%高の9,256.05。現在は0.22%高の9,262.75近辺。指数構成全100銘柄中、70銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。ヘルスケアのハレオン(+2.42%)やビジネスサポートのDCC(+2.06%)、鉱業のアングロ・アメリカン(+1.85%)などが堅調。一方、衣料小売・食品のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(-9.33%)は急落。住宅建設のビストリー・グループ(-2.62%)や同バラット・レッドロウ(-1.54%)も軟調に推移している。
独DAX40指数は前日比0.43%高の23,821.10で寄り付き、現在は0.58%高の23,870.59近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.17%)や化学のBASF(+2.01%)、オンライン衣料販売のザランド(+1.93%)などが上昇。一方、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.09%)やコメルツ銀行(-0.41%)は下落している。
仏CAC40指数は前日比0.32%高の7,774.36で寄り付き、現在は0.72%高の7,805.34近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+3.23%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+3.07%)が高く、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.37%)や電気機器のルグラン(+1.61%)も上昇。一方、化粧品のロレアル(-1.32%)や酒造のペルノ・リカール(-1.29%)は下落している。
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- 2025/9/10 08:00 欧州株式 <IGM>欧州株式 まちまち 英仏は続伸、独は反落
- <IGM>欧州株式 まちまち 英仏は続伸、独は反落
9日の欧州株は、英が鉱業株主導、仏は内閣総辞職にもかかわらず想定内の結果との受け止めで、いずれも続伸した。独は自動車株や素材関連株の下げで反落した。
英FTSE100は続伸し、前日比21.09ポイント(0.23%)高の9242.53で引けた。100銘柄中、上昇は46銘柄、下落は53銘柄、1銘柄は変わらずであった。鉱業アングロ・アメリカン(+9.07%)は、カナダの同業テック・リソーシズと鉱業分野のM&Aとして過去最大規模の経営統合を発表した。資源商社グレンコア(+5.29%)、前日下落率3位の電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.71%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.28%)も大幅高となり、銀行ナットウエスト・グループ(+1.99%)も堅調。一方、ロンドン証券取引所(-4.69%)、台所用品・建具ハウデン・ジョイナリー・グループ(-2.92%)、JDスポーツファッション(-2.18%)は急落した。
DAX40は反落し、同88.68ポイント(0.37%)安の23718.45で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は30銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車BMW(-4.16%)は事業計画の前提である8月1日からの米関税引き下げが実現していないことが不安視された。化学品卸売ブレンタグ(-2.64%)、前日上昇率2位のコメルツ銀行(-2.32%)、同トップのオンライン衣料販売ザランド(-2.20%)、同2位のスポーツ用品アディダス(-2.17%)も大幅安。一方、医療機器ザルトリウス(+1.92%)、ドイツ銀行(+1.68%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+1.65%)は堅調。
仏CAC40は続伸し、同14.55ポイント(0.19%)高の7749.39で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は16銘柄、2銘柄は変わらずであった。自動車ルノー(+3.55%)は全車種に低価格のLFP電池を搭載する計画が好感された。高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+2.50%)、医薬品サノフィ(+2.07%)、広告ピュブリシス(+2.03%)も大幅高。一方、高級ブランドのケリング(-2.37%)は急落し、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.70%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-1.61%)も安い。
(経済指標) (発表値)
仏7月鉱工業生産・前月比 -1.1%(6月は+3.7%)
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- 2025/9/9 17:25 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅続伸、独は小幅反落で始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅続伸、独は小幅反落で始まる
9日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅続伸、独株は小幅反落して始まった。前日に反発した米株式相場が、その後の時間外取引でも小じっかりに推移しており、欧州株にも底堅さをもたらしているが、手掛かり材料不足で小幅な値動きとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.14%高の9,234.30。現在は0.22%高の9,242.13近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、35銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。カナダのテック・リソーシズとの経営統合を発表した鉱業のアングロ・アメリカン(+7.01%)が買われており、鉱業のグレンコア(+3.14%)やアントファガスタ(+2.60%)なども上げている。一方、スポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(-1.01%)や航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(-0.96%)、ヘルス・安全装置関連のハルマ(-1.04%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.02%安の23,802.61で寄り付き、現在は0.14%安の23,773.18近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。コメルツ銀行(-1.13%)やオンライン衣料販売のザランド(-1.20%)、スポーツ用品のアディダス(-1.04%)などが安い。一方、医薬品製造機器のザルトリウス(+1.43%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(+1.42%)、ドイツ銀行(+1.05%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.21%高の7,750.92で寄り付き、現在は0.45%高の7,769.30近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。価格競争力を高めるため、全ての車種に低価格のLFP電池を搭載する計画と発表した自動車のルノー(+2.85%)が買われており、タイヤのミシュラン(+1.37%)や広告のピュブリシス・グループ(+1.36%)なども高い。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-1.22%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-0.95%)、ファッション・アパレルのケリング(-0.75%)などは下げている。
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- 2025/9/9 07:31 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 銀行/石油株の買い戻しや米利下げ観測で
- <IGM>欧州株式 反発 銀行/石油株の買い戻しや米利下げ観測で
8日の欧州株は反発した。5日に幅広く売られた銀行株や石油株が買い戻されたことに加えて、0.50%幅を含めた今月の米利下げ観測が引き続き支援材料となった。
英FTSE100は反発し、前日比13.23ポイント(0.14%)高の9221.44で引けた。100銘柄中、上昇は59銘柄、下落は39銘柄、2銘柄は変わらずであった。小売マークス・アンド・スペンサー(+2.89%)はシディグループの投資判断/目標株価引き上げで急伸し、鉱業フレスニロ(+2.83%)、特殊化学クローダ・インターナショナル(+2.43%)、台所用品・建具ハウデン・ジョイナリー・グループ(+2.27%)も大幅高。前日下落率2位と3位の石油BPとシェルはともに0.4%台の上昇率ながら、指数の堅調を支えた。一方、保険フェニックス・グループ・ホールディングス(-7.61%)は上半期の良好な業績を発表したが、ブランド名を2018年に買収したスタンダード・ライフに2026年3月から変更すると発表したことが嫌気された。酒造ディアジオ(-3.66%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-2.53%)も急落した。
独DAX40も反発し、同210.15ポイント(0.89%)高の23807.13で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は7銘柄であった。オンライン衣料販売ザランド(+5.02%)は大幅に4日続伸し、年初来下落率が20%弱となった。スポーツ用品アディダス(+3.61%)、コメルツ銀行(+3.13%)、自動車フォルクスワーゲン(+2.68%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.67%)も大幅高となった。一方、イーロン・マスク氏が率いるスペースXがエコスターの携帯電話サービス向け周波数の使用権を170億ドルで取得することで合意したため、米携帯電話TモバイルUSの過半数株主の通信ドイツ・テレコム(-3.79%)が急落した。下落した7銘柄のうち、ポルシェ(-1.02%)、ダイムラー・トラック・ホールディング(-0.94%)など自動車株が4銘柄を占めた。
仏CAC40は3日ぶりに反発し、同60.06ポイント(0.78%)高の7734.84で引けた。引け後に行われるバイル内閣の信任投票で反対票が上回る見通しであることは織り込み済で材料視されなかった。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。電機シュナイダー・エレクトリック(+3.60%)、電気設備ルグラン(+2.44%)、前日下落率3位の航空機エアバス(+2.16%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+2.16%)が急伸し、前日上昇率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(+1.72%)も堅調。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.65%)は直近の11日間で10日目の下落となり、2017年9月以来の安値を更新した。自動車ステランティス(-1.60%)、酒造ペルノ・リカール(-1.08%)も安い。
(経済指標) (発表値)
独7月鉱工業生産・前月比 1.3%(6月は-0.1%)
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- 2025/9/8 16:38 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって上昇
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって上昇
8日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏がそろって上昇して始まった。背景には、前週末に発表された8月米雇用統計が弱い結果だったとして、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの観測が強まったことがある。なお、本日発表されたドイツの7月輸出が予想外に減少し、同鉱工業生産は増加するなどまちまちの結果となったが、今のところ市場への影響は限定的。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.22%高の9,228.75。現在は0.05%高の9,212.40近辺。指数構成全100銘柄中、63銘柄が値上がり、34銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。小売りのマークス・アンド・スペンサー(+2.16%)や住宅建設のバラット・レッドロウ(+2.11%)、保険のアビバ(+1.64%)などが上昇。一方、保険のフェニックス・グループ・ホールディングス(-5.89%)は急落。ヘルスケアのハレオン(-1.42%)や家庭用品のユニリーバ(-1.32%)も下落している。
独DAX40指数は前日比0.60%高の23,738.81で寄り付き、現在は0.71%高の23,765.61近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬品製造機器のザルトリウス(+2.60%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.22%)、産業機器のシーメンス(+1.75%)などが堅調。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.73%)やミュンヘン再保険(-1.41%)は軟調に推移している。
仏CAC40指数は前日比0.42%高の7,706.79で寄り付き、現在は0.23%高の7,692.20近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空機製造のエアバス(+1.60%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+1.51%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+1.18%)などが上昇。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-2.23%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-1.49%)は下落している。
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- 2025/9/8 07:28 欧州株式 <IGM>欧州株式 下落 米8月雇用統計を嫌気 石油株と銀行株が軟調
- <IGM>欧州株式 下落 米8月雇用統計を嫌気 石油株と銀行株が軟調
5日の欧州株は下落した。底堅くスタートしたが、午後に発表された米8月雇用統計が弱く、米FRBの利下げ期待よりも米経済失速への警戒感が上回った。
英FTSE100は3日ぶりに小反落し、前日比8.66ポイント(0.09%)安の9208.21で引けた。7割近くの銘柄が上昇したが、時価総額が大きい銀行株と7日のOPECプラス有志国会合を控えて原油相場が急落したことを受けた石油株の軟調が響いた。100銘柄中、上昇は69銘柄、下落は28銘柄、3銘柄は変わらずであった。保険アドミラル・グループ(-2.96%)はピール・ハントの投資判断引き下げで急落し、石油株はBP(-2.64%)とシェル(-2.25%)が大幅安となった。銀行株はバークレイズ(-2.49%)、BNPパリバが投資判断を引き下げたナットウエスト・グループ(-2.25%)が急落した。一方、前日下落率3位のオンライン賭博エンテイン(+3.35%)はジェフリーズの目標株価引き上げ、住建バークリーズ・グループ・ホールディングス(+3.02%)は通期利益見通しの維持でいずれも急伸し、建機レンタルのアシュテッド・グループ(+2.82%)も大幅高となった。
独DAX40も3日ぶりに反落し、同173.35ポイント(0.73%)安の23596.98で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。時価総額トップのソフトウェアSAP(-2.12%)、同2位の総合テクノロジーのシーメンス(-1.76%)、同4位の航空機エアバス(-1.66%)が指数を押し下げた。前日下落率2位の航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.87%)、前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(-1.73%)も軟調。一方、前日下落率トップの医療機器ザルトリウス(+2.60%)、不動産ヴォノヴィア(+2.49%)は大幅高となり、電力エーオン(+1.68%)も堅調。
仏CAC40は続落し、同24.14ポイント(0.31%)安の7674.78で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は20銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位のソシエテ・ジェネラル(-1.92%)、BNPパリバ(-1.34%)、前日上昇率3位のクレディ・アグリコル(-1.20%)と銀行株は全面安となった。石油トタルエナジーズ(-1.78%)、航空機エアバス(-1.62%)も安い。一方、半導体STマイクロエレクトロニクス(+3.78%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+2.33%)高級ブランドのケリング(+2.02%)は急伸した。
(経済指標) (発表値)
英7月小売売上高・前月比 +0.6%(6月は+0.3%)
独7月鉱工業受注・前月比 -2.9%(6月は-0.2%)
仏7月貿易収支 -55.6億ユーロ(6月は-71.6億ユーロ)
ユーロ圏4-6月期GDP(確定値)・前期比 +0.1%(1-3月期は+0.6%)
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- 2025/9/5 17:23 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
5日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。米利下げ観測の強まりで、米市場金利が引き続き低下し、4日の米株式相場が上昇した影響を受けている。また、4日に米半導体大手ブロードコムが発表した5-7月期売上の堅調な伸びと、8-10月の売上高見通しが市場予想を上回った影響で、半導体関連の一角には買いが入っている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%高の9,231.80。現在は0.26%高の9,241.25近辺。指数構成全100銘柄中、72銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。JPモルガンやベレンベルクが目標株価を引き上げた航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+2.72%)が買われており、エンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(+2.23%)や貴金属のフレスニーヨ(+1.91%)なども上げている。一方、保険のアドミラル・グループ(-1.68%%)や銀行のナットウエスト・グループ(-1.20%)、航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(-0.80%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.34%高の23,851.94で寄り付き、現在は0.26%高の23,833.17近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+1.79%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.53%)、オンライン衣料販売のザランド(+1.64%)などが高い。一方、医薬・農薬のバイエル(-1.00%)や日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-0.77%)、通信のドイツテレコム(-0.66%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.33%高の7,723.97で寄り付き、現在は0.41%高の7,730.44近辺。指数構成全40銘柄中、33銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+4.39%)や自動車のステランティス(+2.63%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+2.12%)などが上げている。一方、化粧品のロレアル(-1.56%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.79%)、乳製品等食品のダノン(-0.64%)などは安い。
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- 2025/9/5 07:48 欧州株式 <IGM>欧州株式 英独は続伸 仏は高級ブランド株の売りで反落
- <IGM>欧州株式 英独は続伸 仏は高級ブランド株の売りで反落
4日の欧州株は、英独が続伸する一方、時価総額が大きく高級ブランド株が売られた仏は、8日のバイル内閣に対する信任投票への警戒感もあって反落した。長期/超長期国債市場がこの日も落ち着いた動きとなり、弱い米雇用指標で今月の米FRBの利下げ観測がさらに強まったことは下支え要因になった。
英FTSE100は続伸し、前日比38.88ポイント(0.42%)高の9216.87で引けた。100銘柄中、上昇は71銘柄、下落は27銘柄、2銘柄は変わらずであった。不動産ウェブサイトのライトムーブ(+2.88%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.51%)、バークレイズが目標株価を引き上げた保険アヴィヴァ(+2.51%)、情報関連サービスRELX(+2.43%)、オンライン自動車販売オート・トレーダー・グループ(+2.40%)が急伸した。一方、格安航空JET2が予約の伸び悩みで年間の業績を悲観視したため、同業イージージェット(-4.21%)が急落し、鉱業アントファガスタ(-2.28%)も大幅安となった。HSBCが投資判断を引き下げたオンライン賭博エンテイン(-1.88%)も軟調。
独DAX40も続伸し、同175.53ポイント(0.74%)高の23770.33で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は13銘柄、1銘柄は変わらずであった。発送電技術シーメンス・エナジー(+3.70%)は大幅に続伸し、ゴールドマンサックスが買い推奨した建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+3.52%)は急反発した。通信ドイツ・テレコム(+2.35%)、コメルツ銀行(+2.19%)、前日上昇率2位のオンライン衣料販売ザランド(+2.13%)も大幅高。一方、医療機器ザルトリウス(-3.93%)、UBSが投資判断と目標株価を引き下げた航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-2.72%)、化学シムライズ(-2.52%)は大きく下げた。
仏CAC40は反落し、同20.79ポイント(0.27%)安の7698.92で引けた。銀行株は全面高となった。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は11銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品サノフィ(-8.31%)は開発中のアトピー性皮膚炎治療薬の後期治験データが市場予測を下回った。中国当局が株式市場の過熱抑制策を検討との報道で高級ブランド株が売られ、LVMH(-4.12%)、ケリング(-1.61%)、エルメス・インターナショナル(-1.37%)が下げた。酒造ペルノ・リカール(-2.74%)も大幅安。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+3.09%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.39%)、同クレディ・アグリコル(+2.35%)は大幅高。
(経済指標) (発表値)
英8月建設業景気指数 45.5(7月は44.3)
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- 2025/9/4 17:30 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅下落、独は小幅上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅下落、独は小幅上昇して始まる
4日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅下落、独株は小幅上昇して始まった。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%安の9,170.75。現在は0.19%高の9,195.87近辺。指数構成全100銘柄中、69銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。寄り付き後は徐々に持ち直してプラス圏に転じているが上値は重い。広告のWPP(+2.57%)やスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+2.46%)、小売りのマークス・アンド・スペンサー(+2.03%)などが上げている。一方、予約の伸び悩みなどで格安航空Jet2の株価が急落している影響で、同業のイージージェット(-3.92%)が売られており、航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(-1.54%)も安い。配当落ちの保険のアドミラル・グループ(-2.14%)も下げている。
独DAX40指数は前日比0.30%高の23,664.79で寄り付き、現在は0.45%高の23,701.88近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ゴールドマン・サックスが買い推奨としたセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+2.71%)が買われており、オンライン衣料販売のザランド(+2.01%)や医薬・農薬のバイエル(+1.61%)なども上げている。一方、UBSが投資判断、目標株価を引き下げた航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(-2.22%)は売られており、自動車のポルシェ・オートモービル・ホールディング(-0.69%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.40%)なども安い。
仏CAC40指数は前日比0.24%安の7,701.46で寄り付き、現在は0.20%安の7,703.99近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。アトピー性皮膚炎の実験的治療薬アムリテリマブの後期臨床試験結果が市場予想を下回った医薬品のサノフィ(-9.09%)が大幅安。ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.19%)や酒造のペルノ・リカール(-0.87%)なども下げている。一方、広告のピュブリシス・グループ(+2.29%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.62%)などは上げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/9/4 07:34 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 長期/超長期国債利回りの上昇が一服
- <IGM>欧州株式 反発 長期/超長期国債利回りの上昇が一服
3日の欧州株は反発した。前日の株安の主因であった各国の長期/超長期国債利回りの上昇が一服し、弱めの米雇用指標でFRBの利下げ観測が維持されたことや、リーブス英財務相の秋季予算の発表日が11月26日に決まったことなどが買い戻しにつながった。
英FTSE100は反発し、前日比61.30ポイント(0.67%)高の9177.99で引けた。ベイリー英中銀総裁が30年国債利回りの上昇に注目が集まりすぎていると指摘したことも安心感を誘った。100銘柄中、上昇は73銘柄、下落は26銘柄、1銘柄は変わらずであった。金相場の連日の最高値更新で、前日上昇率トップの鉱業フレスニロ(+8.08%)は直近の10日間で9日目の上昇となり、2011年9月以来の最高値更新を達成した。前日上昇率2位の金鉱エンデバー・マイニング(+3.60%)も急伸し、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+3.30%)、鉱業アントファガスタ(+3.10%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+2.68%)も大幅高。一方、教育ピアソン(-3.55%)はゴールドマンサックスが第3四半期の事業拡大が限定的にとどまると悲観視したことを嫌気した。通信ブリティッシュ・テレコム(-1.72%)、原油安が重荷となった石油BP(-1.58%)も軟調。
独DAX40も反発し、同107.47ポイント(0.46%)高の23594.80で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。ジェフリーズが投資判断/目標株価を引き上げたスポーツ用品アディダス(+4.81%)、オンライン衣料販売ザランド(+4.13%)、航空機エアバス(+3.09%)、医薬品バイエル(+2.19%)、前日下落率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+1.82%)はいずれも反発した。一方、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-4.83%)、自動車部品コンチネンタル(+2.53%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-2.34%)はいずれも大幅に続落した。
仏CAC40も反発し、同65.46ポイント(0.86%)高の7719.71で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。航空機エアバス(+3.09%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+3.05%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+2.91%)、広告ピュブリシス(+2.71%)、前日下落率トップのビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.38%)が急伸した。一方、自動車ステランティス(-2.74%)、同ルノー(-2.05%)は急落し、通信オランジュ(-1.89%)も軟調。
(経済指標) (発表値)
英8月サービス業景気指数 54.2(7月は51.8)
独8月サービス業景気指数 49.3(7月は50.6)
仏8月サービス業景気指数 49.8(7月は48.5)
ユーロ圏8月サービス業景気指数 50.5(7月は51.0)
ユーロ圏7月生産者物価指数・前年比 +0.2%(6月は+0.6%)
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- 2025/9/3 17:24 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反発して始まる
3日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反発して始まった。欧州債相場の下落が一服し、前日の相場下落後で押し目買いが入っている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%高の9,119.10。現在は0.21%高の9,135.97近辺。指数構成全100銘柄中、49銘柄が値上がり、48銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(+2.35%)やインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+1.95%)、建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(+1.27%)などが上げている。一方、教育事業のピアソン(-2.90%)や小売りのマークス・アンド・スペンサー(-1.91%)、台所用品・建具のハウデン・ジョイナリー(-1.77%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.51%高の23,606.69で寄り付き、現在は0.30%高の23,557.50近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。ジェフリーズが投資判断、目標株価を引き上げたスポーツ用品のアディダス(+3.35%)が買われており、航空機製造のエアバス(+1.86%)や医薬・農薬のバイエル(+1.80%)なども上げている。一方、ミュンヘン再保険(-1.43%)やハノーバー再保険(-0.82%)、保険のアリアンツ(-0.85%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.59%高の7,699.62で寄り付き、現在は0.47%高の7,689.95近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+2.41%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+1.91%)、ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.83%)などが高い。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-0.96%)や保険のアクサ(-0.64%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.46%)などは下げている。
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- 2025/9/3 07:30 欧州株式 <IGM>欧州株式 反落 財政懸念による長期/超長期国債利回りの上昇を嫌気
- <IGM>欧州株式 反落 財政懸念による長期/超長期国債利回りの上昇を嫌気
2日の欧州株は反落した。英国は1日の財務省首席秘書官の異動、仏は8日のバイル首相に対する信任投票実施の原因である財政懸念に関心が集まるなかで、独を含めた長期/超長期国債利回りが大きく上昇し、金利動向に敏感な不動産関連銘柄を中心に売りが強まった。
英FTSE100は反落し、前日比79.65ポイント(0.87%)安の9116.69と8月8日以来の安値で引けた。ポンド安で多国籍企業株は買われた。100銘柄中、上昇は11銘柄、下落は88銘柄、1銘柄は変わらずであった。ホテル・レストランのウィットブレッド(-4.54%)は大幅に3日続落し、金融サービスのリーガル・アンド・ゼネラル(-4.48%)は大幅に6日続落し、4月末以来の安値を更新した。学生向け住居ユナイト・グループ(-4.33%)は2020年3月以来の安値を更新した。保険フェニックス・グループ(-4.18%)、不動産ランド・セキュリティーズ(-4.17%)も急落した。一方、鉱業フレスニロ(+5.15%)は直近の9日間で8度目の上昇となり、2016年8月以来の高値を更新した。前日上昇率トップの金鉱エンデバー・マイニング(+1.52%)は8月初から11度目の最高値更新となった。日用品ユニリーバ(+1.37%)も堅調。
独DAX40は急反落し、同550.00ポイント(2.29%)安の23487.33と8月1日以来の安値で引けた。独30年国債利回りも2011年以来の高水準に達し、投資家心理が悪化した。40銘柄中、上昇は2銘柄、下落は38銘柄であった。不動産ヴォノヴィア(-6.06%)、前日下落率3位の発送電技術シーメンス・エナジー(-5.82%)、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(-5.31%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-4.47%)、総合テクノロジーのシーメンス(-4.39%)も急落した。上昇したのは化学シムライズ(+0.05%)と3日続けて上昇率2位以内となった防衛機器・自動車部品ラインメタル(+0.03%)のみ。
仏CAC40は反落し、同53.65ポイント(0.70%)安の7654.25と8月6日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は8銘柄、下落は32銘柄であった。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-5.51%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-3.79%)、前日上昇率トップのビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-3.54%)、鉄鋼アルセロールミタル(-3.51%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-2.62%)は急落した。一方、高級ブランドのケリング(+3.83%)、乳製品ダノン(+2.55%)は急伸し、高級ブランドLVMH(+1.85%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/9/2 16:49 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は下落、仏は上昇
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は下落、仏は上昇
2日の欧州株式市場寄り付きは、英独が下落して、仏は上昇して始まった。本日の8月ユーロ圏消費者物価指数発表を前に、持ち高調整や利益確定の売りが先行している。一方、ドイツ銀行がサノフィの目標株価を90ユーロから110ユーロに引き上げたことなどは、仏市場の下支えとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.25%安の9,173.58。現在は0.35%安の9,164.55近辺。指数構成全100銘柄中、18銘柄が値上がり、79銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-2.17%)や電力のSSE(-2.03%)、小売りのマークス・アンド・スペンサー(-1.95%)などが軟調。一方、住宅建設のビストリー・グループ(+1.24%)や石油のシェル(+0.63%)は堅調に推移している。
独DAX40指数は前日比0.21%安の23,986.34で寄り付き、現在は0.76%安の23,841.61近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、35銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-5.55%)の下げが目立ち、コメルツ銀行(-1.72%)や不動産のヴォノヴィア(-1.70%)も安い。一方、バイオテクノロジー企業キアゲン(+0.25%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+0.24%)は上昇している。
仏CAC40指数は前日比0.29%高の7,730.61で寄り付き、現在は0.20高の7,723.12近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+4.42%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+3.51%)、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.33%)などが堅調。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-1.52%)や不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(-1.51%)は軟調に推移している。
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- 2025/9/2 07:48 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 防衛・航空株や鉱業株に買い
- <IGM>欧州株式 反発 防衛・航空株や鉱業株に買い
29日の欧州株は反発した。英国は4日、独は5日続落中であり、自律反発狙いの買いが優勢となった。ノルウェーが100億ポンド規模の新フリゲート艦調達の戦略的パートナーとして英国を選んだことや、フォンデアライエン欧州委員会委員長がウクライナ戦争停止後に安全の保証の一環として欧州の有志国がウクライナに多国籍軍を派遣する具体的な計画があると発言したことなどで、防衛・航空関連銘柄の堅調が目立った。
英FTSE100は5日ぶりに反発し、前営業日比9.00ポイント(0.10%)高の9196.34で引けた。貴金属相場の上昇で鉱業株の堅調も目立った。公益株は下げた。100銘柄中、上昇は38銘柄、下落は59銘柄、3銘柄は変わらずであった。金鉱エンデバー・マイニング(+3.47%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+3.01%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.80%)、前日上昇率3位の鉱業フレスニロ(+2.07%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+2.07%)が急伸した。一方、電力SSE(-3.09%)、上下水道ユナイテッド・ユーティリティーズ(-2.48%)、送電ナショナル・グリッド(-2.07%)は大幅安。
独DAX40は6日ぶりに反発し、同135.12ポイント(0.57%)高の24037.33で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.49%)は連日の上昇率トップとなり、医療機器ザルトリウス(+2.67%)は3日続けて上昇率トップ3入りした。コメルツ銀行(+2.33%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+2.22%)は急伸し、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+1.63%)も堅調。一方、電力エーオン(-1.21%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-1.21%)、ドイツ証券取引所(-0.99%)は下げた。
仏CAC40は反発し、同4.00ポイント(0.05%)高の7707.90で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+1.91%)、航空機エアバス(+1.64%)、自動車ルノー(+1.31%)、前日下落率トップの酒造ペルノ・リカール(+1.01%)、同上昇率2位の銀行ソシエテ・ジェネラル(+0.91%)は堅調。一方、建設・メディア・通信ブイグ(-1.36%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.34%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-1.13%)は軟調。
(経済指標) (発表値)
英8月製造業景気指数 47.0(7月は48.0)
独8月製造業景気指数 49.8(7月は49.1)
仏8月製造業景気指数 50.4(7月は48.2)
ユーロ圏8月製造業景気指数 50.7(7月は49.8)
ユーロ圏7月失業率 6.2%(6月は6.3%)
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- 2025/9/1 17:16 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
1日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。前週末の下落後で、寄り付きは押し目買い先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.18%高の9,203.75。現在は0.36%高の9,220.45近辺。指数構成全100銘柄中、60銘柄が値上がり、32銘柄が値下がり、8銘柄は変わらず。ノルウェーが新しいフリゲート艦の戦略的パートナーとして英国を選定との報道で、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(+2.99%)やバブコック・インターナショナル(+2.76%)などが上げており、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+2.24%)も高い。一方、通信のBTグループ(-1.48%)や鉱業のリオ・ティント(-1.29%)、水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(-1.09%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.46%高の24,012.04で寄り付き、現在は0.45%高の24,009.27近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。医薬品製造機器のザルトリウス(+2.93%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.04%)、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+1.60%)などが上げている。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-0.79%)や医薬・農薬のバイエル(-0.62%)、電力のエーオン(-0.62%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.27%高の7,724.96で寄り付き、現在は0.36高の7,731.45近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のルノー(+1.73%)やステランティス(+1.52%)、航空機製造のエアバス(+1.50%)などが上げている。一方、建設のバンシ(-0.65%)や水処理のヴェオリア・エンバイロンメント(-0.57%)、建設・通信のブイグ(-0.46%)などは下げている。
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- 2025/9/1 07:22 欧州株式 <IGM>欧州株式 下落 英は新たな課税提案で銀行株が安い 独仏はハイテク株が下げる
- <IGM>欧州株式 下落 英は新たな課税提案で銀行株が安い 独仏はハイテク株が下げる
29日の欧州株は下落した。英有力シンクタンクが銀行に対する新たな課税による歳入増加を政府に提言したことで、英国は銀行株の売りが重荷となった。27日の引け後の決算発表後にエヌビディアが重い流れを引きずっており、独仏はハイテク株の下げが目立った。
英FTSE100は4日続落し、前日比29.48ポイント(0.32%)安の9187.34で引けた。100銘柄中、上昇は31銘柄、下落は69銘柄であった。銀行株はナットウエスト・グループ(-4.85%)、ロイズ・バンキング・グループ(-3.38%)、バークレイズ(-2.24%)が急落した。前日上昇率2位のJDスポーツファッション(-4.08%)、小売キングフィッシャー(-2.24%)も大幅安。一方、害虫駆除レントキル・イニシャル(+2.53%)、保険プルデンシャル(+2.30%)、鉱業フレスニロ(+2.00%)は急伸した。
独DAX40は5日続落し、前日比137.71ポイント(0.57%)安の23902.21と5日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-3.73%)、自動車ポルシェ(-2.09%)が大幅安となり、スポーツ用品アディダス(-1.97%)、ソフトウェアSAP(-1.97%)、オンライン衣料販売ザランド(-1.94%)も下げた。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.18%)は大幅に3日続伸し、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+1.60%)、前日上昇率2位の医療機器ザルトリウス(+0.87%)もしっかり。
仏CAC40は3日ぶりに反落し、同58.70ポイント(0.76%)安の7703.90で引けた。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は34銘柄であった。酒造ペルノ・リカール(-3.19%)、前日上昇率2位の高級ブランドのケリング(-2.45%)同3位の半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.25%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-2.10%)、前日下落率トップのビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-2.02%)が大幅安となった。一方、通信オランジュ(+1.20%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+0.80%)、石油トタルエナジーズ(+0.75%)はしっかり。
(経済指標) (発表値)
独8月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.1%(7月は+1.8%)
独8月失業率 6.3%(7月は6.3%)
独8月消費者物価指数(速報値)・前年比 +0.8%(7月は+0.9%)
仏4-6月期GDP(確定値)・前期比 +0.3%(1-3月期は+0.1%)
仏7月消費支出・前月比 -0.3%(6月は+0.4%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
・NQN=日経QUICKニュース
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