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  • 2025/5/16 14:11 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均、一時上昇に転じる 米株先物が堅調
    <NQN>◇東証14時 日経平均、一時上昇に転じる 米株先物が堅調
     16日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら上昇に転じ、前日比20円ほど高い3万7700円台後半まで買われる場面があった。日本時間16日午後の取引で米株価指数先物が小幅に上昇しており、投資家心理が上向いたようだ。外国為替市場で円高・ドル安の進行が一服していることも支えとなっている。

     もっともチャート分析上でこのところ上値抵抗線として意識されている200日移動平均線(3万7868円、15日時点)に接近した場面では戻り待ちや利益確定目的の売りに押されやすい。前日終値(3万7755円)を挟んで方向感に乏しい展開となっている。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆191億円、売買高は13億1250万株だった。

     ファストリやコナミGが上げ幅拡大。クレセゾンや第一三共、サイバーの上昇が目立つ。KDDIや東京海上が買われた。一方、東エレクやアドテスト、ディスコが安い。リクルートやソニーG、三井不が下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 12:51 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、軟調 半導体関連に売り続く
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、軟調 半導体関連に売り続く
     16日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は軟調で、前日比110円ほど安い3万7600円台前半で推移している。引き続き前日の米ハイテク株安を手がかりにした売りが値がさの半導体関連株に出て、相場の重荷となっている。一方、16日午後の東京外国為替市場では円が対ドルでやや伸び悩んでいる。日経平均は午前の値幅の範囲内での動きにとどまっており、一段の下値を模索する動きは乏しい。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約173億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆3972億円、売買高は10億6161万株だった。

     東エレクやアドテストが引き続き安い。リクルートやソニーGが下落し、トヨタや三井不が売られた。一方、ファストリやコナミGが高い。クレセゾンや第一三共、サイバーが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 11:46 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均、続落 米ハイテク株安と円高進行で
    <NQN>◇東証前引け 日経平均、続落 米ハイテク株安と円高進行で
     16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比96円12銭(0.25%)安の3万7659円39銭だった。15日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。東京市場でも値がさの半導体関連株が売られ、株価指数を押し下げた。16日午前の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=144円台後半まで上昇した。円高進行に歩調を合わせた売りも出やすかった。日経平均の下げ幅は一時250円を超えた。

     内閣府が16日朝発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.2%減、年率換算で0.7%減だった。2024年1~3月期以来、4四半期ぶりのマイナス成長となり、投資家心理の重荷になった。

     国内では決算発表が一巡したが、今期(26年3月期)業績の先行きを不安視する見方も多い。T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは「トヨタが通期の想定為替レートを1ドル=145円としたように、今期の為替レートを足元の為替水準並みに設定したケースが目立つ。円高進行時の耐性がなく、業績予想の下方修正リスクなどをはらんでいる点は注意が必要だ」と話していた。
     
     日本株は4月中旬以降、急ピッチで株価水準を切り上げてきた。東証プライム市場の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)は15日時点で146.54%まで上昇し、「買われすぎ」の目安とされる120%を上回った。短期的な過熱感が意識されやすいことも売りを促した。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは5.16ポイント(0.19%)安の2733.80だった。JPXプライム150指数も続落した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1451億円、売買高は9億2272万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は854。値上がりは717、横ばいは57だった。

     東エレクやアドテスト、スクリンが安い。ソニーGやリクルートが下落した。トヨタやデンソーも売られた。一方、ファストリやコナミG、任天堂が高い。クレセゾンやサイバー、Jフロントが急伸した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 10:12 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均、一段安 下げ幅200円超、円高進行が重荷
    <NQN>◇東証10時 日経平均、一段安 下げ幅200円超、円高進行が重荷
     16日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安。前日比270円ほど安い3万7400円台後半まで下げ幅を広げている。前日の米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連株が売られており、相場全体の重荷になっている。外国為替市場で円相場が一時1ドル=145円近辺に上昇するなど、じり高の展開となっている。円高進行に歩調をあわせた売りが出やすい面もある。

     トランプ米政権の関税政策による過度な景気減速懸念が和らいだことなどを受け、日本株は4月中旬以降に急ピッチで株価水準を切り上げてきた。東証プライム市場の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)は15日時点で146.54%まで上昇し、「買われすぎ」の目安とされる120%を上回る。短期的な過熱感が意識されやすいことも売りを促している。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2669億円、売買高は5億7274万株だった。

     東エレクやアドテスト、ソニーGが一段安。トヨタやリクルート、TDKが下落した。一方、クレセゾンやサイバーが大幅高。第一三共や東京海上が上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 09:24 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、続落 100円超安、米ハイテク株安が重荷
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、続落 100円超安、米ハイテク株安が重荷
     16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日に比べ110円ほど安い3万7600円台前半まで下げ幅を広げる場面がある。前日15日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。東京市場でも値がさの半導体関連株の一角が売られ、株価指数を押し下げている。

     16日朝の東京外国為替市場で円相場は1ドル=145円台前半と、前日夕時点に比べて円高・ドル安方向に振れている。トヨタやホンダといった自動車など主力の輸出関連株には輸出採算の悪化を警戒した売りが出ている。内閣府が16日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.2%減、年率換算で0.7%減だった。2024年1~3月期以来、4四半期ぶりのマイナス成長となったことも投資家心理の重荷となっている。

     東証株価指数(TOPIX)は一進一退。前日の米市場では多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は上昇した。米長期金利の低下(債券価格は上昇)を受け、株式の相対的な割高感が後退したとの見方から買いが入ったためで、きょうの東京市場でも一定の支えとなっている。

     東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が安い。リクルートやソニーGが下落した。一方、クレセゾンやKDDIが高い。東京海上や伊藤忠、サイバーが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 15:50 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落、372円安 利益確定売りや円高で
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落、372円安 利益確定売りや円高で
     15日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、大引けは前日比372円62銭(0.98%)安の3万7755円51銭だった。日経平均はここ1カ月ほど、ほぼ一方的に戻りを試してきたとあって、きょうは前日に続いて利益確定目的の売りが優勢だった。円相場が対ドルでやや強含み、円高に歩調をあわせた海外短期筋の株価指数先物への売りも日経平均を押し下げた。下げ幅は一時500円に迫ったが、根強い先高観を背景とした押し目買いや売り方の買い戻しも目立ち、やや下げ渋って終えた。

     一部の通信社が14日に「米国と韓国の会談で韓国ウォン相場について協議した」と報じた。米国が日本にもドル高是正を求めるとの思惑が浮上し、外国為替市場では円買い・ドル売りが優勢となっている。輸出採算悪化への警戒から、トヨタやホンダなどの自動車株が売られた。

     加藤勝信財務相が来週、カナダでベッセント米財務長官との会談を検討していることが明らかになっている。市場では「『為替の動向は市場が決める』という認識の再確認にとどまりそうだが、日本株にとっては足元で過熱感が高まっていただけに、利益確定売りの口実になりやすかった」(マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリスト)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は24.33ポイント(0.88%)安の2738.96だった。JPXプライム150指数も続落し、10.77ポイント(0.88%)安の1209.09で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で4兆7778億円、売買高は20億2594万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1098と全体の7割近くを占めた。値上がりは489、横ばいは46だった。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株が売られ、ソニーGや任天堂も下落した。一方、午前に決算を発表したすかいらーくが急伸したほか、イオンや良品計画、セブン&アイなどの小売株も上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 14:18 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ渋る 先物に買い戻し、米経済指標待ちの雰囲気も
    <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ渋る 先物に買い戻し、米経済指標待ちの雰囲気も
     15日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り、前日比300円あまり安い3万7800円近辺で推移している。前日と同様、きょうの後場も一方的に下げ幅を縮小する展開となっている。海外投機筋など短期目線の投資家が、株価指数先物に断続的な買いを入れているほか、相場全体の底堅さを受けた売り方による買い戻しも入っているようだ。

     日本時間今晩に4月の米小売売上高が発表される。米関税政策の消費への影響を見極めようと様子見の投資家も多いようだ。米小売売上高は前月比0.1%増と3月(1.4%増)から伸びが鈍ると予想されている。米国の景況感を占う指標として注目を集めているが、足元で米中両国が追加関税の大幅な引き下げで合意したため、市場では「仮に消費の落ち込みを示すデータが出ても過去の結果に過ぎない。商品投資顧問(CTA)が新たに先物買いの持ち高を形成しやすい局面とあって、日本株の下値は堅そうだ」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれた。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2281億円、売買高は13億3815万株だった。

     12時30分に決算発表したエーザイが後場一段安となっているほか、リコーが売られている。トヨタやホンダは午後にきょうの安値を付けている。一方、良品計画やセブン&アイ、イオン、ニトリHDなどの小売株の上昇が目立っている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 12:59 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 円の強含みに歩調合わす
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 円の強含みに歩調合わす
     15日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は軟調。後場寄り直後に前日比の下げ幅を500円近くまで拡大し、3万7600円台前半ときょうの安値を付ける場面があった。外国為替市場で円相場が1ドル=146円近辺まで強含んでおり、海外勢の株価指数先物への売りが日経平均を下押ししている。

     日経平均は13日に、25日移動平均線の上方乖離(かいり)率が一時9%を超えるほどに急速に上昇していたため、短期的な過熱感を意識した利益確定の売り圧力も引き続き強い。日経平均の年初からの価格帯別の売買高をみると3万8000円台での売買が多い。市場では「新たな買い材料が乏しいなかで目先は米国株の上昇が一服し、日本株も連れ安する可能性が高そうだ。価格帯別の売買高をみても日本株は需給面の重さが意識され、利益確定売りが出やすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との見方があった。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約510億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5798億円、売買高は10億8405万株だった。

     東エレクやアドテストなどの半導体関連が引き続き安い。KDDIやテルモも下げている。一方、前日に決算発表したスクエニHDが買われ、京成やニトリHDも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 11:50 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落、422円安 円高で自動車など安い
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落、422円安 円高で自動車など安い
     15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比422円39銭(1.11%)安の3万7705円74銭だった。日経平均は今週前半までの約1カ月、ほぼ一方的な上昇を続けてきたとあって、当面の利益確定を目的とした売りが優勢だった。円相場が1ドル=146円台前半に上昇しており、円高に歩調をあわせた海外短期筋の株価指数先物への売りも日経平均を下押しした。

     一部の通信社が14日に「米国と韓国の会談で韓国ウォン相場について協議した」と報じた。米国が日本にもドル高の是正を求めるとの思惑から、前日夕の外国為替市場で円相場は一時145円台後半まで上昇した。円相場は引き続き前日17時時点に比べて強含んでおり、輸出採算悪化への懸念からトヨタやホンダなどの自動車株が軒並み安となった。

     市場では「米中両国の追加関税の引き下げ合意もあって日本株は急ピッチで戻してきたため、買い疲れが意識されている。『高所恐怖症』の投資家から利益確定売りも出やすかった」(SMBC日興証券の太田千尋投資情報部部長)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは26.82ポイント(0.97%)安の2736.47だった。JPXプライム150指数も続落し、13.14ポイント(1.08%)安の1206.72で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3131億円、売買高は9億5087万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1213と全体の7割を占め、値下がりは383、横ばいは36だった。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株が売られ、アドテストや東エレクなどの半導体関連も下落した。一方、アクティビスト(物言う株主)の株式取得が明らかになった京セラが急伸したほか、前日に決算を発表したパンパシHDが買われた。ファナックやSMCも上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 10:11 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は引き続き安い 一時400円安、200日移動平均を意識
    <NQN>◇東証10時 日経平均は引き続き安い 一時400円安、200日移動平均を意識
     15日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は引き続き安い。前日比350円ほど安い3万7700円台後半で推移している。日経平均はこのところ急速に戻りを試してきたとあって、目先の利益を確定する目的の売りが引き続き優勢だ。16日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=146円台半ばとやや円高に振れており、海外短期筋の株価指数先物への売りも日経平均を押し下げている。下げ幅は一時400円を超えた。

     市場では「日経平均はチャート分析上で200日移動平均(3万7800円近辺)を上回ると伸び悩む場面が目立っており、日本株の上昇一服感から利益確定売りが出やすくなっている」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との指摘があった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4557億円、売買高は6億854万株だった。

     前日に決算発表した楽天グループやKDDIが売られている。東エレクやアドテストなどの半導体関連も安い。一方、太陽誘電や京セラなどの電子部品株が買われ、郵船や商船三井などの海運株も上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 09:13 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落で始まる、300円超安 利益確定売り
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落で始まる、300円超安 利益確定売り
     15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日に比べ300円あまり安い3万7800円台前半で推移している。このところの急ピッチの上昇を受け、当面の利益を確定する目的の売りが出やすくなっている。15日の東京外国為替市場で円相場が対ドルで上昇していることも重荷で、海外短期筋による株価指数先物への売りが日経平均を下押ししている。

     ロイター通信などが14日に「5日の米国との会談では韓国ウォン相場について協議した」と報じた。米国が日本にもドル高の是正を求めるとの思惑から円相場は一時145円台後半まで上昇する場面があった。円相場は足元で146円台まで伸び悩んでいるものの、前日17時時点からはなおも円高で推移しているとあって、15日の東京市場では、輸出採算悪化への懸念からトヨタやホンダなどの自動車株が売りに押されている。

     市場では「加藤勝信財務相が近く検討しているベッセント米財務長官との会談ではドル高の是正が議論される可能性はほとんどないとみているが、急激な円高は日本株に逆風となりかねないだけに敏感に反応しやすくなっている」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)も続落している。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株が売られ、任天堂やソニーGも下げている。一方、HOYAや安川電が買われ、京セラやニデックも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 15:47 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は5日ぶり反落 利益確定売り、朝高後下落
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は5日ぶり反落 利益確定売り、朝高後下落
     14日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比55円13銭(0.14%)安の3万8128円13銭だった。前日の米ハイテク株高を受けて朝方は高く始まったが、日経平均は前日に心理的節目の3万8000円を回復したとあって、利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが優勢となった。下げ幅は一時330円を超えた。

     日経平均は前日まで4連騰、東証株価指数(TOPIX)は15年9カ月ぶりの13連騰となっていた。外国為替市場で円相場は対ドルで一時、1ドル=146円台後半と円高・ドル安が進行し、トヨタなど輸出関連株の重荷となった。

     日経平均は朝方に一時140円あまり上昇した。13日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇が目立った。この流れを受け、東京市場でも値がさのアドテストや東エレクに買いが先行し、相場を支えた。

     SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「関税を巡る米中合意への市場の好感が一巡するなか、日米の関税交渉がまだまとまっていないとあって、日経平均は3万8000円台を上抜けるエネルギーはない。もっとも、為替が円高に振れたにもかかわらず、底堅い印象も持った」との見方を示した。

     TOPIXは14営業日ぶりに反落した。終値は8.85ポイント(0.32%)安の2763.29だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反落し、6.06ポイント(0.49%)安の1219.86で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で5兆4483億円、売買高は22億6098万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1033。値上がりは570、横ばいは30だった。

     オリンパスや第一三共、ニトリHDが下げた。一方、ソニーGやフジクラ、三越伊勢丹は上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 14:13 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ幅縮小 米株先物高が支え
    <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ幅縮小 米株先物高が支え
     14日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比100円ほど安い3万8000円台前半で推移している。日本時間14日午後の取引で米株価指数先物やアジア各国・地域の主要な株価指数が上昇しており、東京市場でも投資家心理の支えとなっている。もっとも、足元で円相場は対ドルで1ドル=146円台後半と円高・ドル安が進行しており、輸出関連株の重荷となっている。トヨタは後場に下げ幅を拡大した。

     国内では、決算発表シーズンが終盤に差し掛かる。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「企業の業績見通し自体はよくない。ただ、見通しを示さなかった企業はあまり多くない印象で、その部分は評価できる」との見方を示した。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆7169億円、売買高は15億1168万株だった。

     ファストリやホンダが下落している。一方、ネクソンやディスコ、丸井Gが上げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 12:55 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 円上昇が重荷
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 円上昇が重荷
     14日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比250円ほど安い3万7900円台前半で推移している。下げ幅は一時330円を超えた。外国為替市場で円相場が対ドルで一時1ドル=147円近辺まで上げるなか、後場寄りのタイミングで一部の海外投資家などが株価指数先物に売りを出したようだ。
     
     もっとも、前日の米ハイテク株高を受けて、アドテストやソフトバンクグループ(SBG)など、指数寄与度の大きい銘柄が引き続き買われていることは、相場の下値を支えている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約451億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆9596億円、売買高は12億1580万株だった。

     テルモやトヨタ、ニトリHDが下げ幅を拡大している。一方、京成やソニーGが後場一段高。スクリンも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 11:52 国内株式 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 朝高後下げ、自動車に売り
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 朝高後下げ、自動車に売り
     14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比308円67銭(0.81%)安の3万7874円59銭だった。前日の米ハイテク株高を受けて朝方は高く始まったが、日経平均は前日に心理的節目の3万8000円を回復したとあって、利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが優勢となった。外国為替市場で円相場が対ドルで強含んだことも輸出関連株を中心に相場の重荷となった。
     
     米中貿易摩擦による世界の景気悪化懸念が後退したことから、前日の日経平均は2月27日以来、およそ2カ月半ぶりの高値を付けた。三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「日経平均は前日まで4連騰、東証株価指数(TOPIX)は13連騰とさすがに急ピッチで戻し過ぎた感がある。目先の達成感から利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが出ている」と指摘した。
     
     14日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=147円台前半と前日17時時点と比べて円高・ドル安が進んだ。トヨタなど自動車には採算悪化を懸念した売りが出た。

     日経平均は朝方、一時140円あまり上昇した。前日の米ハイテク株高を受けて、アドテストなど値がさの半導体関連株が買われた。

     TOPIXは反落した。前引けは33.55ポイント(1.21%)安の2738.59だった。JPXプライム150指数も反落し、18.24ポイント(1.49%)安の1207.68で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6626億円、売買高は10億5979万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1340。値上がりは260、横ばいは30だった。

     ファストリやTDKが下げた、バンナムHDも安い。一方、ディスコや野村総研、レーザーテクは上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 10:12 国内株式 <NQN>◇東証10時 日経平均は下落に転じる、一時300円安 利益確定売り
    <NQN>◇東証10時 日経平均は下落に転じる、一時300円安 利益確定売り
     14日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下落に転じ、前日比270円ほど安い3万7900円台前半で推移している。下げ幅は一時300円を超えた。日経平均は前日まで4連騰し、心理的節目の3万8000円を回復したとあって、利益確定目的の売りや戻り待ちの売りが優勢となっている。もっとも、前日の米ハイテク株高を受けてアドテストや東エレクなど値がさの半導体関連株には引き続き買いが入っている。

     三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「前日に大幅上昇した反動で利益確定売りが出ている」と指摘。15日に発表される米小売売上高など、雇用や消費の実際の動向を示す経済指標「ハードデータ」を確認するまでは「米景気の進捗を確認しながら一進一退の値動きが続く」との見方を示した。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6720億円、売買高は6億8216万株だった。

     ファストリが下落に転じ、トヨタが下げ幅を広げている。信越化やニトリHDも安い。一方、丸井Gや良品計画が上げ幅を広げている。ネクソンも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 09:17 国内株式 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 米ハイテク株高が支え 半導体関連株が高い
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 米ハイテク株高が支え 半導体関連株が高い
     14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ50円ほど高い3万8200円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高を受けて、東京市場でも値がさの半導体関連株に買いが先行している。上げ幅は一時140円を超えた。
      
     13日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は1.6%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.1%高で終えた。サウジアラビアの政府系ファンド傘下の人工知能(AI)関連企業と提携したと13日に発表した米半導体大手エヌビディアが5%超上昇した。米ハイテク株高を受けて、東京市場でもアドテストなど値がさの半導体関連株に買いが先行している。

     13日朝発表の4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が2.3%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2.4%)を下回った。食品とエネルギーを除くコアは前月と同じ2.8%だった。トランプ米政権による関税政策の影響は4月時点では限定的だったものの、インフレが鈍化傾向にあると受け止められたことは米株式相場を支えた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     リクルートやフジクラ、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇している。一方、テルモやソニーG、ファナックが下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 15:52 国内株式 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 米中対立の警戒和らぐ、TOPIXは13日続伸
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 米中対立の警戒和らぐ、TOPIXは13日続伸
     13日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、終値は前日比539円00銭(1.43%)高の3万8183円26銭だった。2月27日以来、およそ2カ月半ぶりの高値。12日に米中両政府が相互に課していた追加関税の引き下げで合意し、米中対立をめぐる投資家の警戒感が和らいだ。自動車や銀行など主力株を中心に買いが入り、日経平均の上げ幅は一時800円を超えた。

     12日発表の米中合意では米国は14日までに累計145%の追加関税を30%に、中国は同125%の追加関税を10%にそれぞれ引き下げる。米中貿易摩擦による世界の景気悪化懸念が後退し、12日の米株式相場は大幅に上昇した。東京市場でも中国関連銘柄に位置付けられる安川電とファナックが大きく上昇。トヨタや三菱UFJを含む、時価総額が大きい大型株で構成される「TOPIXコア30」の上昇率が目立ち、海外投資家が大型株に買いを入れた。トランプ米大統領が薬価引き下げの大統領令に署名すると表明したことで12日に大きく下落した第一三共など医薬品も軒並み反発した。

     買い一巡後の日経平均の上値は重かった。13日の国内債券市場で長期金利は一時、1.465%と相互関税の詳細発表前の4月2日以来およそ1カ月ぶりの高水準をつけた。金利上昇が業績の重荷となる不動産や建設では下げる銘柄が目立った。日経平均は4月後半から上昇基調にあり、高値圏では利益確定目的の売りも出やすかった。トランプ米政権の関税政策の影響が顕在化するとみられる4月の米消費者物価指数(CPI)が13日に公表となるのを前に様子見姿勢も強まった。

     東海東京インテリジェンス・ラボの沢田遼太郎シニアアナリストは今回の米中関税の引き下げ合意で「いったんポジティブな材料が出尽くした」と話す。7月に迫る相互関税の上乗せ税率の延長期限や、8月の米中の追加関税の引き下げ終了期限を前に「米中の関税などを巡るにらみ合いはしばらく続きそう。楽観的な見方から株価が上値を追う局面はそろそろ終わりを迎える」との見方も示した。

     東証株価指数(TOPIX)は13日続伸した。終値は30.06ポイント(1.10%)高の2772.14だった。13日続伸となるのは2009年8月以来、およそ15年9カ月ぶり。JPXプライム150指数は3日続伸し、15.19ポイント(1.25%)高の1225.92で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆169億円、売買高は24億9172万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は734。値下がりは849、横ばいは50だった。

     東エレクやTDKが上げた。取引時間中に発表した2026年3月期(今期)の連結純利益が市場予想を上回った古河電はストップ高水準まで買われた。一方、KDDIやニトリHDは下げた。今期の最終減益の見通しを発表したフジクラも下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 14:08 国内株式 <NQN>◇東証14時 日経平均は堅調 米CPIの発表控え様子見も
    <NQN>◇東証14時 日経平均は堅調 米CPIの発表控え様子見も
     13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比660円ほど高い3万8300円台前半で推移している。12日に米中両政府が相互に課していた追加関税の引き下げで合意した。米中対立をめぐる緊張緩和で、東京市場でもトヨタなど主力株を中心に引き続き買いが入っている。半面、4月後半以降の上昇基調を受け、利益確定売りも出やすく、指数の上値は重い。

     13日には米国で4月の消費者物価指数(CPI)が公表される。トランプ米政権の関税政策の影響が顕在化するかに市場の関心は高い。市場予想は食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比0.3%上昇と、前月比で低下した3月から上昇に転じる見込みだ。市場では「関税の影響で一時的に物価高が加速するのは想定済みだ。市場予想通りの結果なら大きな波乱にならない」(国内大手証券)との見方もあった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆1036億円、売買高は16億7363万株だった。

     第一三共やリクルート、ファストリが上げ幅を拡大している。一方、KDDIや三井不、大林組は安い。フジクラは決算発表後に下落に転じた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 12:58 国内株式 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は引き続き高い トヨタや三菱UFJなど堅調
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は引き続き高い トヨタや三菱UFJなど堅調
     13日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は引き続き高い。前日比630円ほど高い3万8200円台後半で推移している。12日に米中両政府が相互に課していた追加関税の引き下げで合意した。米中対立の懸念後退で投資家心理が改善しており、午前に引き続きトヨタや三菱UFJなど主力株を中心に買われている。

     時価総額が大きい大型株で構成される「TOPIXコア30」の上昇率が目立ち、海外投資家が大型主力株に買いを入れているとみられる。足元で3月期企業の決算発表が大詰めを迎えている。既に発表した企業では米政権の関税政策の影響を保守的に織り込むケースも目立っていただけに「米中対立の緩和で、今後は業績計画の上方修正を発表する企業が増えるのではないか」(国内中堅証券)との声が聞かれた。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約316億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆3744億円、売買高は13億6668万株だった。

     リクルートや三菱自、ダイキンが上げ幅を広げている。一方、KDDIやシャープは安い。13日昼に決算を発表した大林組は急落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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為替

  • 2025/5/16 17:19 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 一時144円台後半 米金利低下や円安是正の思惑で
    <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 一時144円台後半 米金利低下や円安是正の思惑で
     16日の東京外国為替市場で、円相場は4日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ60銭の円高・ドル安の1ドル=145円28~30銭で推移している。米物価指標の下振れを受けて前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。米国との貿易協議を通じて日本側が円安是正を求められるとの思惑も円相場を押し上げた。 

     15日発表の4月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想に反してマイナスとなり、4月の米小売売上高は個人消費の伸び鈍化を映した。米関税政策によるインフレ再燃の懸念が和らぐなかでも米景気の先行きへの警戒感は強く、米長期金利は同日に4.4%台前半に水準を切り下げ、円買い・ドル売りが増えた。 

     16時すぎには一時144円93銭近辺まで上昇した。加藤勝信財務相は来週にもベッセント米財務長官と会談することを検討している。米国と韓国が為替政策について協議していたとの報道をきっかけに、市場では日米の財務相会談で円安是正が議論されるとの見方が増えており、円に買いが向かった。

     円は対ユーロでも続伸した。17時時点では同56銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=162円79~82銭で推移している。

     ユーロは対ドルで反発した。17時時点は同0.0009ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1206ドル近辺で推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 14:13 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、145円台前半に強含み
    <NQN>◇外為14時 円相場、145円台前半に強含み
     16日午後の東京外国為替市場で円相場が強含んでいる。14時時点では1ドル=145円31~32銭と前日17時時点と比べて57銭の円高・ドル安だった。米物価関連指標の下振れを受けて日本時間16日午後の取引で米長期金利が一段と水準を切り下げており、円買い・ドル売りが続いている。

     日銀の中村豊明審議委員は16日に西日本政経懇話会で講演し、金融政策について「当面は現状維持が適当」などと語った。だが、中村氏は政策委員のなかでも利上げに慎重な「ハト派」として知られており「サプライズはなかった」(国内銀行の為替担当者)と受け止められ、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていない。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 12:23 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 145円台半ば 米金利低下や円安是正の思惑で
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 145円台半ば 米金利低下や円安是正の思惑で
     16日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=145円41~42銭と前日17時時点と比べて47銭の円高・ドル安だった。米物価指標の下振れを受けて前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。米国との貿易協議で日本側が円安是正を求められるとの思惑や輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売り観測も相場を押し上げた。

     15日発表された4月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想に反してマイナスとなり、4月の米小売売上高は個人消費の伸び鈍化を映した。米関税政策によるインフレ再燃の懸念が和らぐなか、米景気の先行き不透明感が根強く15日に米長期金利は4.4%台前半に水準を切り下げ、円買い・ドル売りを誘った。

     円相場は10時すぎに一時144円97銭近辺まで上げ幅を広げた。加藤勝信財務相は来週にもベッセント米財務長官との会談を検討している。米国と韓国は為替政策について協議していたとの報道をきっかけに、市場では日米の財務相会談で円安是正が議論されるとの警戒感が強い。一段の円高・ドル安進行に備え、国内輸出企業などの円買い・ドル売りが活発だったのも相場を押し上げた。

     内閣府が16日発表した2025年1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で0.7%減と市場予想を下回り、4四半期ぶりのマイナス成長となった。だが、物価関連指標の伸びが高止まりするなど日銀の利上げを妨げる結果ではないとの受け止めが多く、円相場を方向付ける材料とはならなかった。

     円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=162円89~93銭と、同46銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで小幅ながら上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1202~03ドルと同0.0005ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 10:25 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 一時144円台後半 実需の買い観測で
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 一時144円台後半 実需の買い観測で
     16日午前の東京外国為替市場で、円相場が上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=145円11~13銭と前日17時時点と比べて77銭の円高・ドル安だった。10時すぎには一時144円97銭近辺まで買われ、9日以来1週間ぶりの高値をつけた。輸出企業など国内実需筋による円買い・ドル売りが活発だったとの観測が相場を押し上げた。

     10時前の中値決済に向け、市場では「ドル余剰のようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、国内輸出企業などによる円買い・ドル売り観測が意識された。来週にも開かれるとみられる日米の財務相会談で円安是正が議題に上るとの警戒感がくすぶり、一段の円高・ドル安進行に備えて円資金の調達を急ぐ輸出企業が増えているという。

     内閣府が16日発表した2025年1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で0.7%減だった。市場予想(0.2%減)を下回り、4四半期ぶりのマイナス成長となった。だが、物価関連指標の伸びが高止まりするなど日銀の利上げ路線を大きく変える内容ではないとの受け止めも多く、円相場を方向付ける材料とはなっていない。

     円は対ユーロで上げ幅を広げ、10時時点では1ユーロ=162円58~61銭と同77銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで上げに転じている。10時時点では1ユーロ=1.1203~04ドルと同0.0006ドルのユーロ高・ドル安だった。前日の米長期金利の低下を受けて対ユーロでもドル売りが優勢となっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/16 08:46 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し145円台半ば 米金利低下で買い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し145円台半ば 米金利低下で買い
     16日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=145円52~54銭と前日17時時点と比べて36銭の円高・ドル安だった。米物価関連指標が市場予想に反してマイナスとなり、トランプ米政権の関税政策がインフレ加速を招くとの警戒が後退。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっている。

     15日発表された4月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%下落した。0.3%上昇を見込んでいたダウ・ジョーンズ通信のまとめた市場予想に反してマイナスとなった。4月の米小売売上高は自動車・同部品を除いたベースで伸び率が市場予想に届かなかった。インフレ懸念の後退や個人消費の鈍化を受けて米長期金利は4.43%まで低下して終え、円買い・ドル売りにつながった。

     米国と韓国が貿易交渉にあたって為替政策も議論したと伝わったのをきっかけに、日本側が円安是正を求められるとの思惑がくすぶっているのも円相場を押し上げた。加藤勝信財務相は来週にもベッセント米財務長官との会談を検討し「為替についての協議をすすめる」と述べていた。日米の財務相会談にむけて「円安是正への思惑から、円高・ドル安が進みやすい」(国内銀行の為替担当者)との声があった。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=162円87~90銭と、同48銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1192~93ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 17:31 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 145円台後半 対ユーロも大幅反発
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 145円台後半 対ユーロも大幅反発
     15日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に3日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1円2銭の円高・ドル安の1ドル=145円96~98銭で推移している。米国と韓国が為替について協議したとの報道で、米国がドル安を志向しているとの見方が浮上した。来週にも開催が検討される日米財務相会談で円安の是正が議題になるのではないかとの思惑から、円買い・ドル売りが優勢になった。

     日本時間14日夕にロイター通信などが、5月上旬に米韓の高官が為替について協議したと伝えた。米国が日本に通貨安の是正を求める可能性が15日の東京市場でも意識されて、円高・ドル安が進んだ。事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」だったが、国内輸出企業などの実需筋の円買い・ドル売りが優勢だったとの観測があり、円相場を押し上げた。

     円は対ユーロで6営業日ぶりに大幅反発した。17時時点では同1円47銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=163円36~40銭で推移している。対ドルで円買いの勢いが強まると、対ユーロでも円高が進んだ。13日に約6カ月ぶりの安値を付けていたため、持ち高調整や利益確定を目的とした円買い・ユーロ売りが入った面もある。

     ユーロは対ドルで3日ぶりに反落した。17時時点は同0.0022ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1192~93ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 14:10 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、一段高 一時145円台に上昇
    <NQN>◇外為14時 円相場、一段高 一時145円台に上昇
     15日午後の東京外国為替市場で、円相場は一段高となっている。14時時点では1ドル=146円09~11銭と前日17時時点と比べて89銭の円高・ドル安だった。12時30分すぎには145円96銭近辺まで上げ幅を広げた。午後の取引開始直後の東京株式市場で日経平均株価の下げ幅が500円に迫る場面があり、株安と歩調をあわせるように「低リスク通貨」とされる円に買いが増えた。15日午後の取引で国内の長期金利が上昇幅を広げたことも円の支援材料となった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 12:19 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し146円台前半 円安是正の思惑強く
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し146円台前半 円安是正の思惑強く
     15日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。12時時点は1ドル=146円22~24銭と前日17時時点と比べて76銭の円高・ドル安だった。10時20分すぎには146円08銭近辺まで上昇した。来週の開催が検討されている日米財務相会談で、円安是正を議論するとの思惑が強まっている。米国と韓国が今月初めに為替政策を協議したとの報道が米政権のドル安志向の継続を意識させ、円買い・ドル売りが優勢となっている。 

     日本時間14日夕にロイター通信などが、5月上旬に米韓高官が為替について協議していたと報じた。米国が韓国や日本などにドル高是正を求めるとの思惑が広がり、14日の海外市場で円相場は145円台後半に急伸する場面があった。15日の東京市場でも円買い・ドル売りの流れが続いている。

     15日の日経平均株価が軟調に推移しており、株安と歩調を合わせるように「低リスク通貨」とされる円が買われやすかった面もある。15日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」で、輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが入っているとの見方も円相場を押し上げた。 

     もっとも、円相場の上値は重い。米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとの見方が後退しており、14日のニューヨーク債券市場で米長期金利は4月中旬以来約1カ月ぶりの高水準で終えた。米金利の上昇は円相場の重荷となった。

     円は対ユーロで大幅に上昇している。12時時点は1ユーロ=163円66~70銭と、同1円17銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落している。12時時点は1ユーロ=1.1192~94ドルと同0.0022ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 10:24 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 146円台前半 株安と歩調、実需の買いも支え
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 146円台前半 株安と歩調、実需の買いも支え
     15日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=146円20~21銭と前日17時時点と比べて78銭の円高・ドル安だった。10時すぎに146円09銭近辺まで上昇した。15日の日経平均株価が軟調に推移しており、株安と歩調を合わせるように「低リスク通貨」とされる円に買いが増えた。 

     米国と韓国が今月初めに為替政策を協議したと14日に伝わったのをきっかけに、米政権によるドル安志向は続いているとの見方が改めて強まった。来週の開催を検討している日米財務相会談で、円安是正が議論されるとの思惑が強まっていることも、円買い・ドル売りを誘った。 

     10時前の中値決済に向けては、「ドル売り優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。15日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」で、輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが入っているとの見方も円相場を押し上げた。
     
     円は対ユーロでも一段高となっている。10時時点では1ユーロ=163円63~66銭と、同1円20銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで安値圏で小動きしている。10時時点では1ユーロ=1.1192~93ドルと同0.0022ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/15 08:51 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し146円台半ば 米韓の為替協議報道で
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し146円台半ば 米韓の為替協議報道で
     15日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=146円45~47銭と前日17時時点と比べて53銭の円高・ドル安だった。来週に開くことを検討している日米財務相会談で、円安是正が議論されるとの思惑が再び広がっている。米国と韓国が今月初めに為替政策を協議したと伝わったのをきっかけに、米政権によるドル安志向が継続しているとの見方が強まり、円買い・ドル売りが優勢となっている。 

     日本時間14日夕にロイター通信などが、5月上旬に米韓高官が為替について協議していたと報じた。米国が韓国や日本などにドル高是正を求めるとの思惑が強まり、14日の海外市場で円相場は145円台後半に急伸する場面があった。
     
     ただ、米ブルームバーグ通信は日本時間15日未明、事情に詳しい関係者の話として「米当局者は世界各国と貿易交渉を行っているが、通貨政策に関する約束を合意内容に盛り込もうとはしていない」とも報じた。報道が伝わると、円は一時147円台をつけるなど振れが大きい。

     円買い・ドル売りの勢いは限られている。米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとの見方が後退しており、14日のニューヨーク債券市場で米長期金利が4月中旬以来約1カ月ぶりの高水準で終えていた。米金利の上昇は円相場の重荷となっている。

     円は対ユーロで大幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=163円82~86銭と、同1円01銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1186~87ドルと同0.0028ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/5/14 17:37 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸し146円台後半 米インフレ鈍化で
    <NQN>◇外為17時 円相場、続伸し146円台後半 米インフレ鈍化で
     14日の東京外国為替市場で、円相場は続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ87銭の円高・ドル安の1ドル=146円98~99銭で推移している。13日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの見方から、円買い・ドル売りが優勢となった。国内輸出企業などの円買い・ドル売り観測も相場を支えた。

     4月の米CPIは前年同月比2.3%上昇と、伸び率は市場予想に届かなかった。米関税の影響で上振れすると警戒されていたため、インフレの鈍化が米利下げ観測につながり対主要通貨でのドル売りを促した。米中の関税引き下げ合意を受けて12日には148円65銭と約1カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけていたのも利益確定を目的とした円買い・ドル売りを誘った。

     17時すぎには146円18銭近辺まで急伸する場面があった。「一部報道で米国と韓国が為替に関して協議していたと伝わり、対円でもドル売りが膨らんだ」(国内銀行の為替ディーラー)という。13日には加藤勝信財務相が検討しているベッセント米財務長官との会談では「引き続き為替についての協議を進める」などと話しており、貿易交渉を巡って日本側が円安是正を求められるとの思惑が相場を押し上げた。
     
     円は対ユーロでは5日続落した。17時時点では同46銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=164円80~82銭で推移している。対ドルでユーロ高が進み、対円でもユーロ買いが優勢だった。

     ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0097ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1212~13ドルで推移している。米利下げ観測を背景にユーロ買い・ドル売りが優勢だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 14:07 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、146円台後半 上げ幅さらに広げる
    <NQN>◇外為14時 円相場、146円台後半 上げ幅さらに広げる
     14日午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を一段と拡大している。14時時点では1ドル=146円89~91銭と前日17時時点と比べて96銭の円高・ドル安だった。関税を巡る米中合意を受けて、週初に148円台後半まで円安・ドル高が進んでいた反動で、利益確定目的や持ち高調整の円買い・ドル売りが入りやすくなっている。4月の米消費者物価指数(CPI)の鈍化や米政府による円安是正要求の思惑も、引き続き円の支えとなっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 12:24 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 米利下げ意識、実需の買いも
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 米利下げ意識、実需の買いも
     14日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=147円21~23銭と前日17時時点と比べて64銭の円高・ドル安だった。13日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回ったのを受けてドル売りが膨らみ、円相場を押し上げた。輸出企業など国内実需筋による円買い・ドル売りが活発だったとの観測も相場の支えだった。

     米CPIの前年同月比の上昇率は2.3%と、前月(2.4%)や市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)による利下げが意識され、円など主要通貨に対するドル売りが進んだ。

     10時すぎには147円01銭近辺まで上げ幅を拡大する場面があった。10時前の中値決済に向けて国内輸出企業などによる円買い・ドル売りが活発だったとの観測があった。日銀による3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では2025年の想定為替レートを147円近辺に設定している企業が多く、148円に迫る現在の水準では円買い・ドル売り需要が強いという。

     関税を巡る日米交渉で、米政府から円安是正が求められるとの思惑も円相場の一定の支えとなった。加藤勝信財務相は13日、ベッセント米財務長官との会談を検討しているとしたうえで「引き続き為替についての協議を進める」などと話していた。

     円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=164円67~70銭と、同33銭の円安・ユーロ高だった。9時すぎには165円13銭と13日の海外市場でつけた約6カ月ぶりの安値に迫る場面があったものの、その後は下げ渋った。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1186~87ドルと同0.0071ドルのユーロ高・ドル安だった。13日に欧州経済研究センター(ZEW)が発表した5月の独景気予測指数が前月から改善したのもユーロの支えとなった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 10:28 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 147円台前半 実需の買いが支え
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 147円台前半 実需の買いが支え
     14日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大している。10時時点は1ドル=147円34~35銭と前日17時時点と比べて51銭の円高・ドル安だった。10時すぎには147円18銭近辺まで上昇した。国内輸出企業など実需筋による円買い・ドル売りが活発だったとの観測が相場を押し上げた。

     10時前の中値決済に向けては、「ドル売り優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。日銀による3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、2025年度の想定為替レートを147円前後に設定している企業が多い。「現在の水準であれば利益を確保できるとして、円買い・ドル売りを進めておきたい輸出企業は多い」(同)との指摘があった。

     日経平均株価が14日午前の取引で下げ幅を拡大し、歩調をあわせて「低リスク通貨」とされる円に買いが入った面もある。

     円は対ユーロでは下げ渋っている。10時時点では1ユーロ=164円89~93銭と、同55銭の円安・ユーロ高だった。9時すぎには165円13銭近辺まで下落したが、対ドルの円高が波及する形で円買い・ユーロ売りが入った。

     ユーロは対ドルで高値圏で小動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1191~92ドルと同0.0076ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/14 08:43 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台半ば 対ユーロは下落
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台半ば 対ユーロは下落
     14日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=147円44~46銭と前日17時時点と比べて41銭の円高・ドル安だった。13日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが意識されて円買い・ドル売りが入っている。関税を巡る日米交渉で円安是正が議論されるとの思惑も円相場の支えとなっている。

     米CPIの前年同月比の上昇率は2.3%と前月(2.4%)を下回り、市場予想からも下振れた。関税発動後のインフレ高進が懸念されていたため、伸び率の鈍化を受けて円など主要通貨に対するドル売りが進んだ。

     加藤勝信財務相は13日、ベッセント米財務長官との会談を検討していると明らかにした。米政府が関税交渉で円安是正を要求するとの見方が広がっているのは円買い・ドル売りにつながっている。

     円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=164円95銭~165円ちょうどと、同61銭の円安・ユーロ高だった。13日のニューヨーク市場では165円20銭近辺と、昨年11月以来およそ6カ月ぶりの安値をつける場面があった。米CPIを受けてユーロ買い・ドル売りが進み、対円でもユーロ高が進んだ。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1187~88ドルと同0.0072ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 17:34 為替 <NQN>◇外為17時 円相場、4日ぶり反発 日銀利上げや円安是正の思惑が支え
    <NQN>◇外為17時 円相場、4日ぶり反発 日銀利上げや円安是正の思惑が支え
     13日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ5銭の円高・ドル安の1ドル=147円86~87銭で推移している。米中両政府が追加関税の大幅引き下げで合意した。貿易摩擦の世界経済への影響が和らぐことで日銀が利上げを進めやすくなるとの思惑から円買い・ドル売りが入った。他方、日経平均株価が2カ月半ぶりの高値となり、投資家心理が改善したのは「低リスク通貨」とされる円の重荷だった。

     米中両政府は14日までに、相手国に課す関税をそれぞれ115%引き下げ、一部は90日間停止することで合意した。関税政策が世界景気を下押しするとの懸念が和らぎ、日銀の利上げ観測が再燃して円買い・ドル売りにつながった。加藤勝信財務相が13日午前の記者会見で、ベッセント米財務長官との会談に言及し、米政府が円安是正を要求するとの見方が広がったのも円の支えとなった。

     前日に大きく円安・ドル高が進んだ反動で、国内実需筋などによる円買い・ドル売りが活発だったとの観測も相場を押し上げた。

     ただ、円相場は朝方に一時148円台半ばに下落した。関税を巡る米中合意で投資家心理が上向き、12日の米株式相場に続いて13日の日経平均株価も上昇し、円売り・ドル買いが増えた。

     円は対ユーロでは4営業日続落した。17時時点では同11銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=164円36~39銭で推移している。

     ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0011ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1115~17ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 14:16 為替 <NQN>◇外為14時 円相場、147円台後半でもみ合い
    <NQN>◇外為14時 円相場、147円台後半でもみ合い
     13日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=147円台後半のやや高い水準でもみ合っている。14時時点では147円71~72銭と前日17時時点と比べて20銭の円高・ドル安だった。朝方におよそ1カ月ぶりの円安水準をつけたとあって国内輸出企業の円買い・ドル売りが引き続き活発に入っているようだ。一方、米関税政策を巡る米中合意を受けた投資家心理の改善は「低リスク通貨」とされる円の重荷となっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 12:21 為替 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 147円台後半 実需の買いで一時上昇
    <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 147円台後半 実需の買いで一時上昇
     13日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。12時時点は1ドル=147円93~94銭と前日17時時点と比べて2銭の円安・ドル高だった。米中両政府が12日に互いに課した追加関税の大幅引き下げで合意したことをきっかけに、「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。朝方は148円台半ばまで下げた。

     米中両政府は14日までに米国は累計145%の関税率を30%に、中国は125%を10%にそれぞれ115%引き下げる。引き下げた関税のうち一部は90日間停止し、協議を続けるとしている。トランプ米大統領が今週末にも中国の習近平国家主席と会談する方向を示すなど米中間の緊張が緩和に向かうとの期待が高まった。前日の米株高を受け13日の日経平均株価も節目の3万8000円台を回復し、投資家のリスクをとる姿勢が強まるとの見方が円売りを促した。

     円売りが一巡すると円の下値は堅くなり、147円70銭台まで持ち直した。10時前の中値決済に向けては貿易決済に絡む円買い・ドル売りが活発だったとの観測が出た。148円台の円安水準を踏まえ、国内輸出企業は先物でも円買いを進めたようだ。

     前日に急速に円安・ドル高が進行した反動で利益確定などを目的とした円買い・ドル売りが入りやすかった面もある。

     米関税政策による世界経済への影響が和らげば日銀は政策正常化を進めやすくなるとの見方も円を下支えした。日銀は13日、4月30日~5月1日に開いた金融政策決定会合での「主な意見」を公表した。物価を考慮した実質金利は大幅なマイナスで「利上げしていく方針は不変だ」との意見があった。

     13日の参院財政金融委員会に出席した内田真一副総裁も、見通し通りなら政策金利を引き上げる姿勢を強調した。市場では「いったん遠のいた日銀利上げへの警戒感が少しずつ出てきている」(国内銀行の為替担当者)との見方があり、円の買い戻しを誘った。

     円は対ユーロで横ばい。12時時点は1ユーロ=164円25~29銭と前日17時時点と同じ水準だった。

     ユーロは対ドルでもほぼ横ばいとなった。12時時点は1ユーロ=1.1103~05ドルと前日から0.0001ドルのユーロ安水準だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 10:23 為替 <NQN>◇外為10時 円相場、上昇に転じる 147円台後半 中値「ドル売り優勢」の声
    <NQN>◇外為10時 円相場、上昇に転じる 147円台後半 中値「ドル売り優勢」の声
     13日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅ながら上げに転じている。10時時点は1ドル=147円86~87銭と前日17時時点と比べて5銭の円高・ドル安だった。その後は147円70銭台まで上昇。貿易決済に絡む円買い・ドル売りが活発だったとの観測が円を押し上げた。

     10時前の中値決済に向けては、「ドル売りが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。朝方の148円台は久しぶりの円安水準とあって、国内輸出企業は先物でも円買いを進めたようだ。前日に急速に円安・ドル高が進行した反動で利益確定などを目的とした円買い・ドル売りが入りやすかった面もある。

     加藤勝信財務相は13日午前の閣議後記者会見で、主要7カ国(G7)財務相会談を巡り「環境が整えば、ベッセント財務長官と(個別に)会談する」と述べたと伝わった。円安是正などの思惑で相場が動きやすかったとの指摘もあった。

     円は対ユーロでも上昇に転じた。10時時点では1ユーロ=164円17~20銭と、同8銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで値を戻し、10時時点では1ユーロ=1.1103~04ドルと前日17時時点からほぼ横ばいとなった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/5/13 08:42 為替 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し148円台半ば 投資家心理が改善
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し148円台半ば 投資家心理が改善
     13日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=148円43~45銭と前日17時時点と比べて52銭の円安・ドル高だった。米中両政府は12日、互いに課した関税を大幅に引き下げることで合意したと発表した。米中の貿易摩擦が緩和すれば世界経済の減速は避けられるとして投資家心理が大きく上向き、「低リスク通貨」とされる円の売りを促した。

     14日までに米国が累計145%の関税率を30%に、中国は125%を10%にそれぞれ115%引き下げるとしている。引き下げた関税のうち一部は90日間停止し、協議を続けるとしている。ベッセント財務長官は記者会見で「どちら側もデカップリング(分断)を望んでいないという点で一致した」と述べた。

     トランプ米大統領は今週末にも中国の習近平国家主席と会談する意向を示すなど、米中間の緊張が緩和に向かうとの期待が高まった。前日の主要な米株式指数は急伸し、13日の日本株相場も大幅高が見込まれる。外為市場ではリスク選好型の円売り・ドル買いが出やすくなっている。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=164円62~67銭と、同37銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで安い。8時30分時点は1ユーロ=1.1091~92ドルと同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。米中合意を受けたドルの買い戻しが対ユーロでも続いている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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米国株式

  • 2025/5/15 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500は続伸
    <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500は続伸
    14日の米国株式市場では、ダウが続落する一方、ナスダックは6日続伸し、S&P500は3日続伸した。ダウは前日比89.37ドル安(-0.21%)の42051.06ドルで引けた。30銘柄中、10銘柄が上昇、20銘柄が下落した。サウジのAI関連企業との提携発表に続き、アラブ首長国連邦への先端半導体の大量輸出計画が報じられたエヌビディア(+4.16%)が連日の上昇率トップとなり、ウォルト・ディズニー(+1.40%)、ゴールドマン・サックス(+1.29%)も堅調。一方、ベルク(-4.12%)、アムジェン(-3.02%)は急落した。ナスダックは6日続伸し、136.72ポイント高(+0.71%)の19146.81と2月24日以来の高値で引けた。テスラやアルファベットの堅調が目立った。IT、工業が上昇し、バイオなど6業種が下げた。S&P500は3日続伸し、6.03ポイント高(+0.10%)の5892.58と2月28日以来の高値で引けた。通信サービス、IT、一般消費財が上昇し、ヘルスケア、素材など8業種は下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/14 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは反落、ナスダックとS&P500は続伸
    <IGM>米国株式 ダウは反落、ナスダックとS&P500は続伸
    13日の米国株式市場では、ダウが反落する一方、ナスダックは5日続伸し、S&P500は続伸した。ダウは前日比269.67ドル安(-0.63%)の42140.43ドルで引けた。30銘柄中、15銘柄が上昇、15銘柄が下落した。CEOの交代を発表するとともに2025年12月期の収益見通しを取り下げたユナイテッド・ヘルス(-17.79%)が単独で指数を414.30ポイント押し下げた。メルク(-4.72%)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(-3.70%)も急落した。一方、エヌビディア(+5.63%)はサウジのAI関連企業との提携発表が好感された。ナスダックは5日続伸し、301.74ポイント高(+1.61%)の19010.08と2月26日以来の高値で引けた。IT、金融など5種が上昇し、バイオなど3業種が下げた。S&P500は続伸し、42.36ポイント高(+0.72%)の5886.55と2月28日以来の高値で引けた。IT、一般消費財など6業種が上昇し、ヘルスケア、不動産など5業種は下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月消費者物価指数(CPI)・前年比  +2.3%(3月は+2.4%)
    4月コアCPI・前年比                +2.8%(3月は+2.8%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/13 09:50 米国株式 <IGM>米国株式 米景気失速懸念の後退で急伸 ナスダックは強気相場入り
    <IGM>米国株式 米景気失速懸念の後退で急伸 ナスダックは強気相場入り
    12日の米国株式市場では、主要株価指数がいずれも急伸した。米中が互いに90日間の115%ポイントの大幅な関税引き下げで合意し、米景気の失速懸念の後退が投資家心理を大きく押し上げた。ダウは急反発し、前日比1160.72ドル高(+2.81%)の42410.10ドルと3月26日以来の高値で引けた。30銘柄中、24銘柄が上昇、6銘柄が下落した。アマゾン・ドット・コム(+8.07%)、ナイキ(+7.34%)、アップル(+6.31%)の堅調が目立った。コカ・コーラ(-1.40%)とベライゾン・コミュニケーションズ(-1.40%)は軟調。ナスダックは大幅に4日続伸し、779.42ポイント高(+4.340%)の18708.34と2月28日以来の高値で引けた。メタプラットフォームズ(+7.9%)、テスラ(+6.7%)の上げが目立ち、4月8日の安値から20%超戻したことで強気相場入りを果たした。輸送、ITを中心に全業種が上昇した。S&P500は急反発し、同184.28ポイント高(+3.25%)の5844.19で引けた。一般消費財、ITを中心に公益を除く10業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/12 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは製薬株売りで反落 ナスダックは小幅続伸
    <IGM>米国株式 ダウは製薬株売りで反落 ナスダックは小幅続伸
    9日の米国株式市場では、ほぼ横ばいとなったナスダックを除いて軟調に推移した。ダウは3日ぶりに反落し、前日比119.07ドル安(-0.28%)の41249.38ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇、16銘柄、1銘柄は変わらずであった。アムジェン(-2.28%)、メルク(-2.16%)が急落した。ボーイング(+1.64%)は連日の上昇率トップとなった。ナスダックは小幅ながら3日続伸し、0.77ポイント高(+0.00%)の17928.91で引けた。バイオ、輸送を中心に工業と金融以外の全業種が上昇した。S&P500は3日ぶりに小反落し、同4.03ポイント安(-0.07%)の5659.91で引けた。ヘルスケア、通信サービスなど3業種が下落し、横ばいのITを除くエネルギー、不動産など7業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/9 09:57 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 米英貿易協定合意で米中会談への期待感高まる
    <IGM>米国株式 続伸 米英貿易協定合意で米中会談への期待感高まる
    8日の米国株式市場では主要株価指数が続伸した。米英が貿易協定の締結で合意したと発表され、週末の米中閣僚級会談でも一定の成果が生まれることを期待するドル買いが優勢になった。ダウは前日比254.48ドル高(+0.61%)の41368.45ドルと4月2日以来の高値で引けた。30銘柄中、20銘柄が上昇、10銘柄が下落した。ボーイング(+3.31%)は米英貿易協定合意に伴い、英国が100億ドル規模でボーイング機を購入することが材料視された。前日上昇率トップのウォルト・ディズニー(+2.97%)も大幅高となった。メルク(-1.86%)やコカ・コーラ(-1.70%)などのディフェンシブ株は下げた。ナスダックは189.97ポイント高(+1.07%)の17928.13で引けた。輸送、銀行など6業種が上昇し、通信とバイオは下げた。S&P500は同32.66ポイント安(+0.57%)の5663.94で引けた。一般消費財、資本財サービスなど7業種が上昇し、ヘルスケア、公益など4業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    1-3月期労働生産性・前期比年率     -0.8%(10-12月期は+1.7%)
    1-3月期単位労働コスト・前期比年率 +5.7%(10-12月期は+5.1%)
    新規失業保険申請件数               22.8万件(前週は24.1万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/8 09:47 米国株式 <IGM>米国株式 3日ぶりに反発 米中会談への期待感やFRBの政策発表を無難に通過で
    <IGM>米国株式 3日ぶりに反発 米中会談への期待感やFRBの政策発表を無難に通過で
    7日の米国株式市場では主要株価指数が3日ぶりに反発した。米中が週末に緊張緩和に向けた閣僚級会談を行うことや、米FRBの金融政策発表を無難に通過したことが材料視された。ダウは前日比284.97ドル高(+0.70%)の41113.97ドルで引けた。30銘柄中、24銘柄が上昇、6銘柄が下落した。好調な第1四半期決算と収益見通しの上方修正を発表したウォルト・ディズニー(+10.76%)が急騰し、エヌビディア(+3.10%)、ナイキ(+2.77%)も大幅高となった。アップル(-1.14%)、ユナイテッド・ヘルス(-0.87%)は下げた。ナスダックは48.50ポイント高(+0.27%)の17738.16で引けた。輸送、工業など6業種が上昇し、通信とITは下げた。S&P500は同24.37ポイント安(+0.43%)の5631.28で引けた。一般消費財、ITなど8業種が上昇し、通信サービス、素材、不動産は下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/7 10:03 米国株式 <IGM>米国株式 続落 医薬品を中心に売られる
    <IGM>米国株式 続落 医薬品を中心に売られる
    6日の米国株式市場では、主要株価指数が続落した。トランプ大統領は5日、医薬品や主要原材料の生産拠点を米国に戻す大統領令に署名しており、2週間以内に関税が発表されることが嫌気された。ダウは前日比389.83ドル安(-0.94%)の40829.00ドルで引けた。30銘柄中、8銘柄が上昇、22銘柄が下落した。メルク(-4.59%)、アムジェン(-3.44%)、ユナイテッド・ヘルス(-2.54%)の下げが目立った。ベライゾン・コミュニケーションズ(+1.40%)は急伸した。ナスダックは154.58ポイント安(-0.86%)の17689.65で引けた。バイオが6.04%安と急落し、銀行、輸送も安い。通信、保険の2業種が上げた。S&P500は同43.47ポイント安(-0.76%)の5606.91で引けた。ヘルスケア、一般消費財など9業種が下落し、公益、エネルギーが上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    3月貿易収支                      -1405億ドル(2月は-1232億ドル)
    5日
    4月ISM非製造業景気指数            51.6(3月は50.8)
    2日
    4月雇用統計非農業部門雇用者数    +17.7万人(3月は+18.5万人)
    3月製造業受注・前月比             +4.3%(2月は+0.5%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/2 09:49 米国株式 <IGM>米国株式 ダウ/S&P500は8日続伸 ナスダックは反発
    <IGM>米国株式 ダウ/S&P500は8日続伸 ナスダックは反発
    1日の米国株式市場では、ダウとS&P500が8日続伸し、ナスダックは反発した。良好な1-3月期決算と4-6月期の強気の売上高見通しを発表したマイクロソフトなどハイテク株の大幅高が上昇をけん引した。ダウは8日続伸し、前日比83.60ドル高(+0.20%)の40752.96ドルで引けた。8日続伸は2024年5月1-10日以来。30銘柄中、15銘柄が上昇、15銘柄が下落した。マイクロソフト(+7.63%)、アマゾン・ドット・コム(+3.13%)、エヌビディア(+2.47%)が急伸した。ユナイテッド・ヘルス(-2.62%)、アムジェン(-2.45%)、メルク(-2.28%)などのディフェンシブ銘柄の売りが目立った。ナスダックは反発し、264.39ポイント高(+1.51%)の17710.74で引けた。IT、銀行、工業の3業種が上昇し、バイオ、輸送など5業種が下げた。S&P500は8日続伸し、同35.08ポイント高(+0.62%)の5604.14で引けた。IT、通信サービスなど7業種が上昇し、ヘルスケア、生活必需品など4業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月ISM製造業景気指数             48.7(3月は49.0)
    新規失業保険申請件数             24.1万件(前週は22.3万件)

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  • 2025/5/1 09:56 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは7日続伸 1-3月期はマイナス成長も早期利下げ期待が浮上
    <IGM>米国株式 ダウは7日続伸 1-3月期はマイナス成長も早期利下げ期待が浮上
    30日の米国株式市場では、ダウとS&P500が続伸局面を7日目に広げたが、ナスダックは反落した。ダウは7日続伸し、前日比141.74ドル高(+0.34%)の40669.36ドルで引けた。7日続伸は2024年5月1-10日以来。米経済のマイナス成長転落で781ドル安まで下げたが、米FRBの早期利下げ期待で持ち直した。30銘柄中、21銘柄が上昇、8銘柄が下落、1銘柄が変わらずであった。ベライゾン・コミュニケーションズ(+2.58% )、マクドナルド(+1.64%)、前日上昇率2位のシャーウィン・ウィリアムズ(+1.38%)が買われる一方、シェブロン(-2.33%)、ナイキ(-1.98%)は下げた。ナスダックは反落し、14.97ポイント安(-0.08%)の17446.34で引けた。銀行、工業など4業種が下落し、バイオ、通信など4業種が上昇した。S&P500は7日続伸し、同8.23ポイント高(+0.14%)の5569.06で引けた。ヘルスケア、資本財サービスなど7業種が上昇し、エネルギー、一般消費財など4業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    1-3月期GDP(速報値)・前期比年率  -0.3%(10-12月期は+2.4%)
    4月ADP民間雇用者数・前月比        +6.2万人(3月は+14.7万人)
    3月個人消費支出物価指数・前年比   +2.3%(2月は+2.7%)

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  • 2025/4/30 09:40 米国株式 <IGM>米国株式 ダウは6日続伸 関税巡る状況改善への期待感で
    <IGM>米国株式 ダウは6日続伸 関税巡る状況改善への期待感で
    29日の米国株式市場では主要株価指数が揃って上昇した。米政府が関税交渉で合意した国の存在明らかにしたことや、自動車部品関税の負担軽減措置が発表されるなど、トランプ政権の強硬なスタンスの緩和が好感された。
    ダウは6日続伸し、前日比20.10ドル高(+0.05%)の40113.50ドルで引けた。6日続伸は2024年7月10-17日以来。30銘柄中、25銘柄が上昇し、5銘柄が下落した。ハネウェル・インターナショナル(+5.40%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+4.70%)が急伸した。いずれも決算内容が好感された。一方、ユナイテッド・ヘルス(-2.56%)は急落した。ナスダックは反発し、95.18ポイント高(+0.54%)の17461.31で引けた。通信、保険など輸送を除く全銘柄が上昇した。S&P500は6日続伸し、同32.08ポイント高(+0.58%)の5560.83で引けた。金融、素材、生活必需品などエネルギーを除く10業種が上昇した。
    28日のダウは5日続伸し、同114.09ドル高(+0.28%)の40227.59ドルで引けた。ナスダックは5日ぶりに反落し、同16.80ポイント安(-0.09%)の17366.13で引けた。S&P500は5日続伸し、同3.54ポイント高(+0.06%)の5528.75で引けた。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月消費者態度指数確定値          52.2(3月は57.0)
    4月消費者信頼感指数              86.0(3月は93.9)
    3月雇用動態調査求人件数          719.2万件(2月は748.0万件)
    28日
    4月ダラス連銀製造業景気指数     -35.8(3月は-16.3)

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  • 2025/4/28 09:38 米国株式 <IGM>米国株式 4日続伸 利益確定売り先行も関税絡みの楽観論でプラスに転じる
    <IGM>米国株式 4日続伸 利益確定売り先行も関税絡みの楽観論でプラスに転じる
    25日の米国株式市場では主要株価指数が揃って4日続伸した。午前中は前日までの3日続伸後の利益確定売りで重い流れとなったが、米中間の貿易摩擦緩和への期待感や日米の関税交渉への楽観論などで午後にプラス圏を回復した。ダウは4日続伸し、前日比20.10ドル高(+0.05%)の40113.50ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇し、17銘柄が下落した。前日上昇率3位のエヌビディア(+4.30%)とメルク(+3.63%)が大幅高となり、前日下落率トップのIBM(+1.34%)、アマゾン・ドット・コム(+1.31%)も堅調。ベライゾン・コミュニケーションズ(-2.10%)は急落した。ナスダックも4日続伸し、216.89ポイント高(+1.26%)の17382.93で引けた。IT、工業など3業種が上昇し、輸送、通信、保険は2%台の下落率を記録した。S&P500も4日続伸し、同40.44ポイント高(+0.73%)の5525.21で引けた。一般消費財、IT、通信サービスなど5業種が上昇し、素材、金融など6業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月消費者態度指数確定値          52.2(3月は57.0)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/25 09:54 米国株式 <IGM>米国株式 3日続伸 対中関税引き下げや6月利下げの期待感で
    <IGM>米国株式 3日続伸 対中関税引き下げや6月利下げの期待感で
    23日の米国株式市場では、主要株価指数が揃って3日続伸した。米政府から対中関税引き下げに前向きな発言が相次いでいることや、米FRB関係者が6月の利下げ再開の可能性を示唆したことなどが好感された。ダウは3日続伸し、前日比486.83ドル高(+1.22%)の40093.40ドルで引けた。15日以来6営業日ぶりに引けベースで40000ドルの節目を上回った。30銘柄中、24銘柄が上昇し、6銘柄が下落した。セールスフォース(+5.68%)が急伸し、キャタピラー(+3.75%)、エヌビディア(+3.62%)も大幅高となった。一方、1-3月期決算の内容が嫌気されたIBM(-6.58%)は反落し、1銘柄で指数を100ドル弱引き下げた。ナスダックは大幅に3日続伸し、457.99ポイント高(+2.74%)の17166.04で引けた。IT、輸送を中心に保険を除く全業種が上昇した。S&P500も大幅に3日続伸し、同108.91ポイント高(+2.02%)の5484.77で引けた。IT、通信サービス、一般消費財など10業種が上昇し、生活必需品は下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    3月耐久財受注・前月比            +9.2%(2月は-0.9%)
    3月中古住宅販売戸数・前月比      -5.9%(2月は+4.4%)
    週間新規失業保険申請件数          22.2万件(前週は21.6万件)

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  • 2025/4/24 09:51 米国株式 <IGM>米国株式 続伸 対中関税の大幅引き下げを検討との報道を好感
    <IGM>米国株式 続伸 対中関税の大幅引き下げを検討との報道を好感
    23日の米国株式市場では、22日引け後にトランプ米大統領がFRB議長の解任を否定したことに加えて、米中間の貿易摩擦緩和への期待感が維持されたため、主要株価指数が続伸した。ダウは続伸し、前日比419.59ドル高(+1.07%)の39606.57ドルで引けた。米国が対中関税の大幅な引き下げを検討中との米ウォール・ストリート・ジャーナル紙報道が好感された。30銘柄中、18銘柄が上昇し、12銘柄が下落した。1-3月期売上高が市場予測を上回ったボーイング(+6.06%)が急伸し、アマゾン・ドット・コム(+4.28%)、エヌビディア(+3.86%)も大幅に続伸した。ジョンソン・エンド・ジョンソン(-1.50%)は反落した。ナスダックは大幅に続伸し、407.63ポイント高(+2.50%)の16708.05で引けた。IT、銀行、工業を中心に全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同88.10ポイント高(+1.66%)の5375.86で引けた。IT、一般消費財、通信サービスなど9業種が上昇し、生活必需品とエネルギーは下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月製造業景気指数(速報値)       50.7(3月は50.2)
    4月サービス業景気指数(速報値)   51.4(3月は54.4)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/23 09:40 米国株式 <IGM>米国株式 急反発 主要3指数の上昇率はいずれも2%台
    <IGM>米国株式 急反発 主要3指数の上昇率はいずれも2%台
    22日の米国株式市場では、前日2%台の下落率を記録した主要3指数が、いずれも2%台の大幅な上昇率を記録した。ダウは5日ぶりに急反発し、前営業日比1016.57ドル高(+2.66%)の39186.98ドルで引けた。ベッセント米財務長官が中国との対話による緊張状態の緩和は可能と発言し、主力株の見直し買いに弾みがついた。全30銘柄が上昇した。好調な四半期決算を発表したスリーエム(+8.12%)、トラベラーズ(+4.70% )、ゴールドマン・サックス(+4.09%)の上げが目立った。ナスダックも5日ぶりに急反発し、429.51ポイント高(+2.70%)の16300.41で引けた。銀行、保険を中心に全業種が上昇した。S&P500は急反発し、同129.56ポイント高(+2.51%)の5287.76で引けた。全業種が上昇し、金融、一般消費財の上昇率が3%を超えた。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/22 09:39 米国株式 <IGM>米国株式 主要3指数はいずれも2%台の大幅な下落率
    <IGM>米国株式 主要3指数はいずれも2%台の大幅な下落率
    21日の米国株式市場では、主要3指数がいずれも2%台の大幅な下落率を記録した。ダウは4日続落し、前営業日比971.82ドル安(-2.48%)の38170.41ドルで引けた。トランプ米大統領が米FRBに対して利下げを再度要求し、FRBの独立性の毀損が米国に対する信認を一段と低下させるとの見方で米国売りが進んだ。30銘柄中、1銘柄が上昇し、29銘柄が下落した。連日下落率トップのユナイテッド・ヘルス(-6.34%)は1銘柄で176ポイントの押し下げ要因となり、エヌビディア(-4.51%)は中国通信機器ファーウェイが早ければ5月に新たなAI向け半導体の大量出荷を始める見通しとの報道を嫌気した。上昇したのはナイキ(+0.65%)のみ。ナスダックも4日続落し、415.54ポイント安(-2.55%)の15870.90で引けた。保険、通信を中心に全業種が下落した。S&P500は急反落し、同124.50ポイント安(-2.35%)の5158.20で引けた。全業種が下落し、一般消費財、IT、エネルギーなど9業種の下落率が2%を超えた。
    (経済指標)                       (発表値)
    3月景気先行指数・前月比          -0.7%(2月は-0.2%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/21 09:01 米国株式 <IGM>米国株式 聖金曜日で休場
    <IGM>米国株式 聖金曜日で休場
    18日の米国株式市場は聖金曜日で休場。取引再開は21日。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/18 09:52 米国株式 <IGM>米国株式 ダウとナスダックは3日続落
    <IGM>米国株式 ダウとナスダックは3日続落
    17日の米国株式市場では、ダウとナスダックが3日続落した。ダウは前日比527.16ドル安(-1.32%)の39142.23ドルで引けた。この日から本格化する米国と貿易相手国の関税協議を巡る不透明感と復活祭前で新規の買いが入りづらい状況になった。30銘柄中、20銘柄が上昇し、9銘柄が下落、1銘柄が変わらずとなった。高齢者向けの公的医療保険事業の不振で1-3月期決算が弱めとなったユナイテッド・ヘルス(-22.38%)が暴落し、1銘柄でダウを804ポイント押し下げた。前日下落率トップのエヌビディア(-2.87%)も重く推移した。ナイキ(+4.13%)、ボーイング(+3.47%)は大幅高となった。ナスダックは同20.71ポイント安(-0.12%)の16286.44で引けた。IT、保険が下落し、輸送、銀行など6業種は上昇した。S&P500は反発し、同7.00ポイント高(+0.13%)の5282.70で引けた。エネルギー、生活必需品など8業種が上昇し、IT、ヘルスケア、通信サービスは下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -26.4(3月は12.5)
    3月住宅着工件数・前月比          -11.4%(2月は+9.8%)
    新規失業保険申請件数・前週比      21.5万件(22.4万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/17 09:46 米国株式 <IGM>米国株式 3指数はいずれも続落 エヌビディアが急落
    <IGM>米国株式 3指数はいずれも続落 エヌビディアが急落
    16日の米国株式市場の主要3指数はいずれも続落した。ダウは前日比699.57ドル安(-1.73%)の39669.39ドルで引けた。半導体株の下げとパウエル米FRB議長の利下げに慎重な発言で、1000ドル弱安に下げ幅を広げる場面があった。30銘柄中、5銘柄が上昇し、25銘柄が下落した。エヌビディア(-6.87%)は性能の悪い中国向けAI半導体が米政府の輸出規制の対象となり、2-4月期に55億ドルの費用を計上すると発表したことが嫌気された。アムジェン(-4.29%)、アップル(-3.89%)も大きく下げた。良好な決算を発表したトラベラーズ(+1.13%)は堅調。ナスダックは大幅に続落し、同516.00ポイント安(-3.06%)の16307.16で引けた。IT、通信、輸送を中心に全業種が下落した。S&P500も大幅に続落し、同120.93ポイント安(-2.24%)の5275.70で引けた。IT、一般消費財などエネルギーを除く10業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    3月小売売上高・前月比           +1.4%(2月は+0.2%)
    3月鉱工業生産・前月比           -0.3%(2月は+0.8%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/4/16 09:46 米国株式 <IGM>米国株式 主要3指数は反落 前日までの続伸に調整入る
    <IGM>米国株式 主要3指数は反落 前日までの続伸に調整入る
    15日の米国株式市場の主要3指数はいずれも3日ぶりに反落した。ダウは前日比155.83ドル安(-0.38%)の40368.96ドルで引けた。30銘柄中、9銘柄が上昇し、21銘柄が下落した。中国が国内の航空会社に自社の航空機の追加納入を禁止したボーイング(-2.36%)が急落し、キャタピラー(-1.57%)やアマゾン(-1.39%)も安い。エヌビディア(+1.35%)はしっかり。ナスダックは3日ぶりに小反落し、同8.31ポイント安(-0.04%)の16823.16で引けた。その他金融、輸送、バイオなどが下落し、銀行、通信、ITは上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、同9.34ポイント安(-0.17%)の5396.63で引けた。一般消費財、ヘルスケアなど7業種が下落し、IT、金融など4業種は上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月NY連銀製造業景気指数          -8.1(3月は-20.0)
    3月輸入物価・前月比              -0.1%(2月は+0.2%)

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  • 2025/4/15 09:31 米国株式 <IGM>米国株式 主要3指数は続伸 電子関連製品の関税除外を好感
    <IGM>米国株式 主要3指数は続伸 電子関連製品の関税除外を好感
    14日の米国株式市場では、主要3指数が続伸した。米政権が11日にスマホやパソコンなどの電子関連製品を相互関税から除外すると発表したことを好感した。3日から25%の課税が始まっている自動車についても何等か措置が講じられる可能性が指摘され、関連銘柄が買われた。ダウは続伸し、前営業日比312.08ドル高(+0.77%)の40524.79ドルで引けた。30銘柄中、21銘柄が上昇し、9銘柄が下落した。アムジェン(+2.78%)、トラベラーズ(+2.33%)、アップル(+2.21%)が急伸する一方、ユナイテッド・ヘルス(-2.07%)は2024年12月4日以来の高値から急反落した。ナスダックも続伸し、同107.02ポイント高(+0.63%)の16831.48で引けた。金融、バイオを中心に2日続けて全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同42.61ポイント高(+0.79%)の5405.97で引けた。不動産、公益、生活必需品を中心に、一般消費財を除く10業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値
    なし

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欧州株式

  • 2025/5/16 17:14 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    16日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。15日に低下した米長期金利は、その後の時間外取引でも低下傾向となっており、米株価指数先物が堅調に推移している影響で、欧州株も買い先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.26%高の8,655.79。現在は0.45%高の8,672.56近辺。指数構成全100銘柄中、70銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。JPモルガンが目標株価を引き上げた資産運用サービスのセント・ジェームズ・プレイス(+4.44%)が買われており、スポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+2.67%)や医薬品のGSK(+1.84%)なども上げている。一方、不動産のランド・セキュリティーズ(-1.66%)やギャンブル・電子ゲームのエンテイン(-1.42%)、格安航空のイージージェット(-1.17%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.34%高の23,775.68で寄り付き、現在は0.65%高の23,850.53近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。医薬・農薬のバイエル(+2.80%)や不動産のヴォノヴィア(+1.89%)、ミュンヘン再保険(+1.86%)などが上げている。一方、電力のエーオン(-2.89%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.97%)、コメルツ銀行(-1.52%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.27%高の7,874.93で寄り付き、現在は0.48%高の7,891.19近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。医薬品のサノフィ(+2.13%)やアイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+2.09%)、保険のアクサ(+1.37%)などが高い。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-1.01%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(-0.57%)、ガラス・建材のサンゴバン(-0.34%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/16 08:08 欧州株式 <IGM>欧州株式 反発 強めの英GDPや防衛関連株の買いで
    <IGM>欧州株式 反発 強めの英GDPや防衛関連株の買いで
    15日の欧州株は反発した。英1-3月期GDP(速報値)が前期比+0.7%と高い伸びを記録し、投資家心理が改善したことに加えて、ロシア・ウクライナの首脳対面会談が実現せず、地政学的リスクが当面残存するとの見方で防衛関連株が買われた。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比48.74ポイント(0.57%)高の8633.75と4月1日以来の高値で引けた。100銘柄中、上昇は74銘柄、下落は25銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(+7.37%)は新たに公表した中期事業計画が好感され、続落を4日間で止めた。食品サービスのコンパス・グループ(+3.82%)、鉱業フレスニロ(+3.52%)、防衛・航空宇宙BAEシステムズ(+3.18%)、市場予測を上回る通期業績を発表した送電ナショナル・グリッド(+3.00%)が急伸した。一方、弱めの業績見通しを示したベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-4.22%)、ソフトウェアのセージ・グループ(-3.83%)、原油安と配当落ちが重荷となった石油BP(-3.35%)は大幅安となった。
    独DAX40は反発し、前日比168.58ポイント(0.72%)高の23695.59と直近の5日間で4日目の最高値更新を達成した。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+5.65%)、前日10%超安の医薬品バイエル(+3.13%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.92%)、業績好調を発表した通信ドイツ・テレコム(+2.81%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+2.34%)、ハノーバー再保険(+2.22%)が急伸した。一方、通期業績見通しを下方修正した医薬品メルク(-6.82%)、監査役会会長が退任した自動車BMW(-5.74%)、コメルツ銀行(-2.21%)は急落した。
    仏CAC40も反発し、同16.68ポイント(0.21%)高の7853.47で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は17銘柄、1銘柄は変わらずであった。良好な第1四半期決算を発表した電力・ガスのエンジー(+3.57%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+2.80%)、防衛・電子機器タレス(+2.75%)、食品ダノン(+2.23%)が急伸した。一方、前日下落率2位の高級ブランドのケリング(-5.01%)、同3位の同LVMH(-3.41%)は大幅に続落し、酒造ペルノ・リカール(-1.68%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    英1-3月期GDP速報値・前期比               +0.7%(10-12月期は+0.1%)
    仏4月消費者物価指数確定値・前年比        +0.9%(3月は+0.9%)
    ユーロ圏1-3月期GDP改定値・前期比         +0.3%(10-12月期は+0.2%)

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  • 2025/5/15 17:25 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
    15日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続落して始まった。米中貿易摩擦の拡大懸念の後退などを背景とする買いは一服し、引き続き利食い売りなどに押されている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.50%安の8,542.00。現在は0.52%安の8,540.22近辺。指数構成全100銘柄中、32銘柄が値上がり、67銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ベンチャーキャピタルの3iグループ(-7.46%)やソフトウェアのセイジ・グループ(-4.69%)などが下げており、共に配当落ちの石油のBP(-3.99%)や保険のアドミラル・グループ(-3.10%)なども安い。一方、スポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+3.56%)や航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(+2.26%)、バブコック・インターナショナル(+1.76%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.45%安の23,422.18で寄り付き、現在は0.38%安の23,438.25近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。2025年通期業績見通しを下方修正した医薬品のメルク(-5.13%)が売られており、自動車のBMW(-5.05%)や電力のRWE(-2.92%)なども下げている。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+5.21%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+2.62%)、医薬・農薬のバイエル(+1.67%)などは高い。
    仏CAC40指数は前日比0.39%安の7,806.12で寄り付き、現在は0.42%安の7,803.85近辺。指数構成全40銘柄中、13銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(-3.62%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(-3.24%)、ガラス・建材のサンゴバン(-2.43%)などが下げている。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+3.25%)や電力・ガスのエンジー(+2.83%)、乳製品等食品のダノン(+1.11%)などはしっかり。

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  • 2025/5/15 07:56 欧州株式 <IGM>欧州株式 利益確定売りで下落
    <IGM>欧州株式 利益確定売りで下落
    14日の欧州株は下落した。米中間の貿易摩擦緩和への期待感で独株が3日続けて最高値を更新するなど堅調な流れが目立っており、貴金属株、ヘルスケア関連株、高級ブランド株などに利益確定売りが持ち込まれた。
    英FTSE100は続落し、前日比17.91ポイント(0.21%)安の8585.01で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は52銘柄であった。半期営業利益が市場予測を下回るとともにCEOの退任を発表したタバコのインペリアル・ブランズ(-7.27%)とJPモルガンが目標株価を引き下げた蒸気システムのスパイラックス・グループ(-6.00%)が急落した。通期決算を発表したグローバルデータ・テクノロジーのエクスペリアン(-2.86%)、鉱業フレスニロ(-2.82%)、業績見通しを据え置いた食品サービスのコンパス・グループ(-2.53%)、金鉱エンデバー・マイニング(-2.44%)も大幅安。一方、オンライン賭博エンテイン(+3.51%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.25%)、JPモルガンが投資判断を引き上げた製紙モンディ(+3.20%)は大幅高となった。
    独DAX40は5日ぶりに反落し、前日比111.55ポイント(0.47%)安の23527.01で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。前日上昇率3位の医薬品バイエル(-10.39%)は急反落し、バイオテクノロジーのキアゲン(-2.62%)、オンライン衣料販売ザランド(-2.11%)、第1四半期利益が市場予測を下回った化学品卸売ブレンタグ(-2.02%)、前日上昇率2位の自動車BMW(-2.00%)も大幅安。一方、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.74%)、第1四半期利益が市場予測を上回った電力エーオン(+2.01%)は大幅高となり、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+1.80%)も堅調。
    仏CAC40も5日ぶりに反落し、同37.04ポイント(0.47%)安の7836.79で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。化粧品ロレアル(-3.20%)は連日の下落率トップとなり、高級ブランドのケリング(-3.09%)とLVMH(-2.18%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-2.05%)も急落した。一方、建設・メディア・通信ブイグ(+2.69%)、小売カルフール(+2.14%)は大幅高となり、全面高となった銀行株はクレディ・アグリコル(+1.82%)の堅調が目立った。
    (経済指標)                             (発表値)
    独4月消費者物価指数確定値・前年比        +2.2%(3月は+2.3%)

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  • 2025/5/14 17:15 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅続落、独仏は小幅続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅続落、独仏は小幅続伸して始まる
    14日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小幅続落、独仏株は小幅続伸して始まった。米中貿易摩擦拡大懸念の後退を背景とする買いも一巡し、寄り付き後はやや方向感に乏しくもみ合いとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.22%安の8,584.17。現在は0.01%高の8,604.01近辺。指数構成全100銘柄中、46銘柄が値上がり、48銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。JPモルガンやベレンベルクが目標株価を引き上げた航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(+2.30%)が買われており、小売りのマークス・アンド・スペンサー(+1.91%)や保険のビーズリー(+1.66%)なども上げている。一方、CEOの辞任が伝えられたたばこのインペリアル・ブランズ(-7.37%)は売られており、食品サービスのコンパス・グループ(-3.15%)やJPモルガンが目標株価を引き下げた蒸気システムのスパイラックス・グループ(-4.86%)なども安い。
    独DAX40指数は前日比0.17%高の23,679.03で寄り付き、現在は0.21%安の23,589.94近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。第1四半期利益が市場予想を下回った化学品卸売のブレンタグ(-4.71%)が売られており、化学のBASF(-1.85%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-1.74%)なども下げている。一方、第1四半期利益が予想を上回った電力のエーオン(+1.77%)は買われており、防衛・自動車部品のラインメタル(+1.21%)やミュンヘン再保険(+1.23%)なども上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.02%高の7,875.39で寄り付き、現在は0.41%安の7,841.86近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(-2.87%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.68%)、自動車のステランティス(-1.43%)などが安い。一方、建設・通信のブイグ(+2.12%)や不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+1.75%)、銀行のクレディ・アグリコル(+1.23%)などは上げている。

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  • 2025/5/14 07:54 欧州株式 <IGM>欧州株式 英国は小反落 独は自動車株好調で3日続けて最高値
    <IGM>欧州株式 英国は小反落 独は自動車株好調で3日続けて最高値
    13日の欧州株は英国株が小反落に転じる一方、独仏株は続伸局面を4日目に広げた。米中が互いに課している高関税を90日間115%ポイント引き下げることで合意したことを受けた買いは一巡し、英国株は英3月雇用統計で英中銀の利下げのタイミングが一段と読みづらくなったとの見方が上値を抑えた。独株は自動車株に牽引されて3日続けて最高値を更新した。
    英FTSE100は3日ぶりに小反落し、前日比2.06ポイント(0.02%)安の8602.92で引けた。100銘柄中、上昇は62銘柄、下落は37銘柄、1銘柄は変わらずであった。ビジネスサポートサービスDCC(-6.51%)は通期利益が市場予測に届かず、JPモルガンが目標株価を引き下げた。医薬品GSK(-2.97%)、酒造ディアジオ(-2.71%)、ドイツ銀行が目標株価を引き下げた不動産投信セグロ(-2.62%)、上下水道セバーン・トレント(-2.20%)、同ユナイテッド・ユーティリティーズ(-2.08%)も急落した。一方、オンライン賭博エンテイン(+6.02%)はUBSの投資判断引き上げで大幅に3日続伸した。航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+3.53%)、鉱業アングロ・アメリカン(+3.49%)も大幅高。
    独DAX40は4日続伸し、前日比72.02ポイント(0.31%)高の23638.56と最高値を3日続けて更新した。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は15銘柄であった。自動車株はフォルクスワーゲン(+3.76%)、BMW(+3.02%)、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(+2.12%)、メルセデス・ベンツ・グループ(+2.04%)が大幅高となった。スポーツ用品アディダス(+3.09%)も急伸した。医薬品バイエル(+2.83%)は第1四半期利益が大幅に減少したものの、通期見通しを維持したことが好感されて一時11.9%高と急騰した。ミュンヘン再保険(-4.55%)とハノーバー再保険(-4.44%)は1月のロサンゼルスの山火事の保険金請求額が合計17億ユーロに達し、第1四半期が大幅な減益となった。前日下落率3位の不動産ヴォノヴィア(-2.68%)は転換社債発行の計画が嫌気された。
    仏CAC40は4日続伸し、同23.73ポイント(0.30%)高の7873.83と4月1日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。前日上昇率3位の自動車ステランティス(+4.44%)、上昇率2位以内が3日連続した半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.87%)、自動車ルノー(+2.53%)、光学機器エシロールルックスオティカ(+2.25%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+2.25%)が急伸した。一方、化粧品ロレアル(-2.38%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-2.02%)は大幅安となり、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-1.94%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    英1-3月週間平均賃金(除くボーナス)・前年比  +5.6%(12-2月期は+5.9%)
    独5月ZEW景況感指数                        25.2(4月は-14.0)

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  • 2025/5/13 17:20 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小甘く、独は小じっかりに始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小甘く、独は小じっかりに始まる
    13日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小甘く、独株は小じっかりに始まった。米中貿易摩擦拡大懸念の後退が引き続き相場サポート要因だが、前日までの相場続伸で高値警戒感も生じており、売り買い交錯もみ合いとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.25%安の8,583.21。現在は0.02%高の8,606.47近辺。指数構成全100銘柄中、60銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+4.30%)やDIYチェーン小売りのキングフィッシャー(+2.55%)、貴金属のフレスニーヨ(+1.75%)などが上げている。一方、通期利益が予想を下回り、JPモルガンが目標株価を引き下げたビジネスサポートのDCC(-2.84%)は売られており、たばこのインペリアル・ブランズ(-1.29%)やブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-1.10%)なども下げている。
    独DAX40指数は前日比0.07%高の23,583.74で寄り付き、現在は0.15%高の23,602.57近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり。第1四半期が大幅減益も2025年通期業績見通しを維持した医薬・農薬のバイエル(+10.45%)が大幅高。電力のRWE(+2.37%)や自動車のフォルクスワーゲン(+1.68%)なども上げている。一方、米ロサンゼルスの山火事の影響で、共に第1四半期が大幅減益となったミュンヘン再保険(-4.06%)やハノーバー再保険(-3.51%)は売られ、転換社債発行が伝えられた不動産のヴォノヴィア(-3.57%)も下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.09%安の7,842.79で寄り付き、現在は0.05%高の7,853.64近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+2.28%)や自動車のステランティス(+2.29%)、広告のピュブリシス・グループ(+1.57%)などが上げている。一方、バークレイズが投資判断、目標株価を引き下げた電気機器のシュナイダーエレクトリック(-1.24%)は下げており、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.71%)や建設のバンシ(-0.53%)なども安い。

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  • 2025/5/13 07:52 欧州株式 <IGM>欧州株式 続伸 米中の関税引き下げ合意で中国関連株が高い
    <IGM>欧州株式 続伸 米中の関税引き下げ合意で中国関連株が高い
    12日の欧州株は続伸した。米中が相互の関税を115%ポイント引き下げることで合意し、90日間の貿易協議継続の余地を確保したことが投資家心理を改善させた。ロシア・ウクライナ首脳が15日にトルコで対面する可能性があり、地政学的リスク緩和の思惑で防衛関連株は下げた。英仏株は4月2日以来の高値を更新し、独株は連日の最高値更新となった。
    英FTSE100は続伸し、前日比50.18ポイント(0.59%)高の8604.98で引けた。世界経済の減速懸念の後退で銅相場が上昇し、鉱業株が幅広く買われる一方、安全資産の金相場が下げたため、金鉱株は急落した。100銘柄中、上昇は51銘柄、下落は48銘柄、1銘柄は変わらずであった。中国の事業比率が高い銀行スタンダード・アンド・チャータード(+9.60%)は大幅に3日続伸し、鉱業株はグレンコア(+6.08%)、アントファガスタ(+5.77%)、アングロ・アメリカン(+5.54%)が急伸した。資産運用インターミディエイト・キャピタル・グループ(+5.00%)、建機レンタルのアシュテッド・グループ(+4.94%)も大幅高。一方、金鉱フレスニロ(-5.80%)と同エンデバー・マイニング(-5.49%)は急落し、小売マークス・アンド・スペンサー(-3.32%)も大幅安となった。
    独DAX40は3日続伸し、前日比67.22ポイント(0.29%)高の23566.54と最高値を連日更新した。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+8.19%)は大幅に4日続伸し、前日上昇率3位の商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+5.17%)、郵便ドイツ・ポスト(+4.75%)、スポーツ用品アディダス(+3.78%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+3.68%)も急伸した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(?5.90%)、電力エーオン(-4.28%)、不動産ヴォノヴィア(-3.32%)は大幅安となった。
    仏CAC40は3日続伸し、同106.35ポイント(1.37%)高の7850.10で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は10銘柄であった。中国を主要市場とする高級ブランドのLVMH(+7.01%)とケリング(+5.86%)が急伸し、前日上昇率トップの半導体STマイクロエレクトロニクス(+6.81%)、自動車ステランティス(+6.53%)、鉄鋼アルセロールミタル(+4.76%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+4.07%)も大幅高となった。一方、食品ダノン(-3.23%)、防衛・電子機器タレス(-2.96%)、保険アクサ(-2.35%)は大きく下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/5/12 17:22 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。10-11日の米中閣僚級貿易協議で協議の進展が伝えられ、12日には追加関税を90日間、相互に115%引き下げる共同声明を発表したことも好感され、時間外取引で米株式相場が堅調に推移すると共に、欧州株も買い優勢となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.31%高の8,581.30。現在は0.31%高の8,581.37近辺。指数構成全100銘柄中、61銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。グレンコア(+7.23%)やアントファガスタ(+6.78%)、アングロ・アメリカン(+6.49%)など鉱業関連の上昇が目立つ。一方、11日にトランプ米大統領が、処方薬と医薬品の価格を大幅に引き下げるよう指示する大統領令に12日に署名すると発表した影響で、医薬品のアストラゼネカ(-3.78%)は売られており、また、11日にウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアのプーチン大統領と15日に会談する用意があると表明したことが伝えられた影響で、防衛関連などに売りが見られ、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-3.70%)や航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(-3.34%)などが下げている。
    独DAX40指数は前日比1.10%高の23,758.58で寄り付き、現在は0.87%高の23,704.03近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+6.12%)や自動車のメルセデス・ベンツグループ(+5.38%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+5.69%)などが上昇している。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-6.11%)や不動産のヴォノヴィア(-3.92%)、電力のエーオン(-2.54%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.73%高の7,800.18で寄り付き、現在は0.79%高の7,805.17近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり。自動車のステランティス(+6.55%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+6.18%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+5.70%)などが高い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-4.79%)や航空エンジンのサフラン(-2.01%)、電力・ガスのエンジー(-1.86%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/12 07:39 欧州株式 <IGM>欧州株式 米中関税協議への期待感で上昇 独は最高値
    <IGM>欧州株式 米中関税協議への期待感で上昇 独は最高値
    9日の欧州株は上昇した。米英が8日に貿易協定で合意し、10日からの米中間の関税協議に対する楽観論が浮上した。独株は3月6日の高値を突破して最高値を更新した。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比23.19ポイント(0.27%)高の8554.80で引けた。100銘柄中、上昇は64銘柄、下落は35銘柄、1銘柄は変わらずであった。石油BP(+4.73%)は大幅に続伸した。同業の英シェルや米シェブロンによる買収に向けた動きが好感された。前日下落率トップの電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+4.42%)、衣料品・食品アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ(+4.14%)、鉱業フレスニロ(+3.01%)、小売キングフィッシャー(+2.83%)も急伸した。一方、防衛・航空宇宙BAEシステムズ(-3.32%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-3.21%)、不動産ウェブサイトのライトムーブ(-2.39%)は大幅安となった。
    独DAX40は続伸し、前日比146.63ポイント(0.63%)高の23499.32と最高値で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は9銘柄、1銘柄は変わらずであった。第1四半期利益が市場予測を上回ったコメルツ銀行(+4.36%)、医薬品バイエル(+2.67%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.49%)が急伸し、JPモルガンが目標株価を引き上げた発送電技術シーメンス・エナジー(+1.94%)、ドイツ銀行(+1.90%)も堅調。一方、保険アリアンツ(-2.69%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.14%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.04%)は軟調。
    仏CAC40は続伸し、同49.31ポイント(0.64%)高の7743.75で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は7銘柄、1銘柄は変わらずであった。半導体STマイクロエレクトロニクス(+3.34%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+3.32%)は急伸し、自動車ルノー(+2.17%)は連日の上昇率3位となった。化粧品ロレアル(+2.09%)、高級ブランドLVMH(+1.73%)も堅調。一方、防衛・電子機器タレス(-2.84%)は急反落し、前日上昇率2位の航空・防衛サフラン(-0.80%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-0.74%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/5/9 17:20 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    9日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。米国、英国が2国間の貿易協定を締結することで合意したのに続き、今週末に貿易問題に関する米中閣僚級協議が予定されており、トランプ米政権と主要貿易相手国との協議進展への期待が相場を押し上げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.39%高の8,565.13。現在は0.57%高の8,580.34近辺。指数構成全100銘柄中、82銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。前日に大幅に下げた電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+4.42%)が反発しており、石油のBP(+2.60%)やスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+2.39%)なども上げている。一方、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-1.15%)やたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-1.11%)、衣料小売りのネクスト(-0.73%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.55%高の23,480.38で寄り付き、現在は0.67%高の23,508.87近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。JPモルガンが目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.62%)が買われており、第1四半期利益が予想を上回ったコメルツ銀行(+2.59%)も上げている。一方、保険のアリアンツ(-3.30%)やオンライン衣料販売のザランド(-0.78%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.49%高の7,732.02で寄り付き、現在は0.57%高の7,737.99近辺。指数構成全40銘柄中、34銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+2.48%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+1.90%)、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.87%)などが上げている。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.50%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(-0.64%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/9 07:40 欧州株式 <IGM>欧州株式 米国と貿易協定で合意の英国は続落 独仏は反発
    <IGM>欧州株式 米国と貿易協定で合意の英国は続落 独仏は反発
    8日の欧州株は英国が続落、独仏は反発した。この日合意が発表された米英貿易協定で英から米への輸出品に対する10%の相互関税が維持されたことや、2月以来の追加利下げを決定した英中銀が利下げ加速を示唆しなかったことが、英国株の重荷になった。独仏株は今週末の米中閣僚級会談への期待感に支えられた。
    英FTSE100は続落し、前日比27.72ポイント(0.32%)安の8531.61で引けた。100銘柄中、上昇は56銘柄、下落は44銘柄であった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-8.40%)は第1四半期の減益、電力・ガスのセントリカ(-7.57%)は温暖な気候が家庭向けエネルギー部門の業績の足枷になっていると指摘し、いずれも急落した。医薬品アストラゼネカ(-3.52%)、上下水道セバーン・トレント(-3.15%)、不動産ランド・セキュリティーズ(-2.39%)、通信BTグループ(-2.37%)も大きく下げた。一方、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+5.21%)は急反発し、通期業績見通しを維持したエンジニアリングIMI(+5.13%)とUBSが投資判断/目標株価を引き上げたエンジニアリングのウィアー・グループ(+4.07%)も大幅高となった。
    独DAX40は3日ぶりに反発し、前日比236.73ポイント(1.02%)高の23352.69と3月18日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は15銘柄であった。第1四半期決算がともに市場予測を上回った建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+4.80%)と防衛機器・自動車部品ラインメタル(+4.13%)が急伸し、前日下落率2位のオンライン衣料販売ザランド(+4.49%)、自動車フォルクスワーゲン(+3.64%)、前日上昇率3位の同ポルシェ(+3.62%)、第1四半期に大幅な増益となった発送電技術シーメンス・エナジー(+3.32%)も大幅高。一方、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-5.78%)、ハノーバー再保険(-2.78%)は急落し、不動産ヴォノヴィア(-1.68%)も安い。
    仏CAC40は4日ぶりに反発し、同67.60ポイント(0.89%)高の7694.44で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は8銘柄、2銘柄は変わらずであった。自動車ステランティス(+5.11%)と同ルノー(+2.91%)は急伸し、航空・防衛サフラン(+3.09%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.56%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+2.54%)、前日下落率2位の高級ブランドのケリング(+2.48%)も大幅高となった。一方、電力・ガスのエンジー(-1.96%)、通信オランジュ(-1.72%)、食品ダノン(-1.07%)など景気変動による業績への影響が小さいディフェンシブ銘柄の軟調が目立った。
    (経済指標)                             (発表値)
    英4月RICS住宅価格指数                    -3(3月は+2)
    独3月鉱工業生産・前月比                  +3.0%(2月は-1.3%)
    独3月貿易収支                            +211億ユーロ(2月は+179億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/5/8 17:26 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    8日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。トランプ米大統領は貿易協定の第1弾について、8日に記者会見を開くと発表しており、関税交渉進展への期待が相場下支えになっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.35%高の8,589.50。現在は0.18%高の8,574.54近辺。指数構成全100銘柄中、73銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。2025年通期業績見通しを維持したエンジニアリングのIMI(+4.29%)や第1四半期利益が市場予想を上回った製紙のモンディ(+3.29%)、UBSが投資判断、目標株価を引き上げたエンジニアリングのウィアー・グループ(+3.12%)などが買われている。一方、第1四半期減益の電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-8.63%)のほか、ガス供給のセントリカ(-7.54%)、通信のボーダフォングループ(-2.79%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.65%高の23,265.77で寄り付き、現在は0.64%高の23,265.01近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。1-3月期大幅増益となり、4-9月期もトランプ関税の影響は限定的との見通しを示した重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.47%)が買われており、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+3.55%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+2.15%)なども高い。一方、自動車のメルセデス・ベンツグループ(-7.00%)やハノーバー再保険(-2.92%)、医薬・農薬のバイエル(-1.92%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.40%高の7,657.03で寄り付き、現在は0.55%高の7,668.82近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+2.99%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+2.37%)、電気機器のルグラン(+2.18%)などが上げている。一方、電力・ガスのエンジー(-1.03%)や通信のオランジュ(-0.86%)、スーパーのカルフール(-0.44%)などは安い。

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  • 2025/5/8 07:37 欧州株式 <IGM>欧州株式 英国は17日ぶりに反落 医薬品株の軟調目立つ
    <IGM>欧州株式 英国は17日ぶりに反落 医薬品株の軟調目立つ
    7日の欧州株は下落した。米FRBの金融政策発表を引け後に控えており、前日までの過去最長の16連騰で12%弱上昇した英国のみならず、幅広い利益確定売りが入った。米大統領が週初に2週間以内の関税措置を発表すると言及した医薬品株は、ワクチンに懐疑的な大学教授が米食品医薬品局の生物製剤評価・研究センターを率いるとの報道も重荷となって売られた。
    英FTSE100は17日ぶりに反落し、前日比38.09ポイント(0.44%)安の8559.33で引けた。100銘柄中、上昇は42銘柄、下落は57銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品GSK(-4.90%)はモルガンスタンレーの目標株価引き下げもあって急反落し、害虫駆除レントキル・イニシャル(-3.26%)、衣料品・食品アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ(-2.40%)も急落した。防衛・航空宇宙BAEシステムズ(-2.34%)は通期業績見通しを据え置いたにもかかわらず急反落し、不動産投信セグロ(-2.27%)も急落した。一方、オンライン賭博エンテイン(+2.33%)はCEOの正式な就任が好感され、JDスポーツファッション(+2.22%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+2.11%)とともに大幅高となった。
    独DAX40は続落し、前日比133.69ポイント(0.58%)安の23115.96で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は29銘柄であった。医療機器ザルトリウス(-3.46%)、前日下落率2位のオンライン衣料販売ザランド(-3.31%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.66%)、医薬品バイエル(-2.54%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-2.24%)、医薬品メルク(-2.18%)は大幅安となった。一方、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+3.90%)は連日の上昇率トップとなり、前日下落率3位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.91%)、自動車ポルシェ(+2.61%)も急伸した。
    仏CAC40は3日続落し、同70.08ポイント(0.91%)安の7626.84で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は28銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品サノフィ(-4.31%)、高級ブランドのケリング(-2.72%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-2.10%)が大幅安となり、前日下落率3位の化粧品ロレアル(-1.76%)、同上昇率トップのビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-1.45%)、硝子サンゴバン(-1.41%)も下げた。一方、第1四半期売上が市場予測を上回った電気設備ルグラン(+3.02%)は急伸し、小売カルフール(+0.77%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+0.65%)も高い。
    (経済指標)                             (発表値)
    独3月鉱工業受注・前月比                  +3.6%(2月は0.0%)
    仏3月貿易収支                           -62.48億ユーロ(2月は-77.0億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/5/7 17:26 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小甘く、独は小じっかりに始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小甘く、独は小じっかりに始まる
    7日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小甘く、独株は小じっかりに始まった。中国人民銀行が金融緩和政策を発表し、本日の中国株が続伸したことなどが下支えになっている一方、トランプ米大統領は5日に、今後2週間以内に医薬品への関税について発表すると述べたことが伝えられており、依然としてトランプ関税に対する警戒感は重荷となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.04%安の8,594.16。現在は0.32%安の8,569.61近辺。指数構成全100銘柄中、35銘柄が値上がり、60銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。モルガン・スタンレーが目標株価を引き下げた医薬品のGSK(-4.52%)やドイツ銀行が投資判断を引き下げた通信のBTグループ(-3.22%)などが売られている。一方、鉱業・資源商社のグレンコア(+1.86%)や酒造のディアジオ(+1.72%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.01%高の23,252.95で寄り付き、現在は0.19%高の23,293.28近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第1四半期利益が市場予想を上回り、2025年通期業績見通しを据え置いた自動車のBMW(+3.77%)が買われており、同業のポルシェ(+2.37%)やフォルクスワーゲン(+1.52%)なども上げている。一方、医薬品製造機器のザルトリウス(-3.68%)や日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-1.64%)、医薬・農薬のバイエル(-1.35%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.37%安の7,668.18で寄り付き、現在は0.51%安の7,657.42近辺。指数構成全40銘柄中、14銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬品のサノフィ(-3.04%)や水処理のヴェオリア・エンバイロンメント(-2.07%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.96%)などが下げている。一方、第1四半期売上が市場予想を上回った電気機器のルグラン(+2.15%)は買われており、自動車のステランティス(+0.90%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+0.72%)などもしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/7 07:37 欧州株式 <IGM>欧州株式 英国は過去最長の16日続伸 独は10日ぶりに反落し仏は続落
    <IGM>欧州株式 英国は過去最長の16日続伸 独は10日ぶりに反落し仏は続落
    6日の欧州株は英国が過去最長の続伸局面を16日間に伸ばす一方、独は首相指名選挙でキリスト教民主・社会同盟のメルツ党首が第1回目の投票で過半数の支持を得られなかったことが嫌気され、2024年8月以来の10日続伸を達成できなかった。
    英FTSE100は16日続伸し、前営業日の2日比1.07ポイント(0.01%)高の8597.42と4月2日以来の高値で引けた。買い先行後は大半の取引がマイナス圏で行われたが、英中銀の8日の利下げが有力視されていることもあって、1984年の指数公表後の最長続伸記録を2営業日連続で更新した。100銘柄中、上昇は59銘柄、下落は39銘柄、2銘柄は変わらずであった。金先物相場の3日続伸で、金鉱エンデバー・マイニング(+5.23%)と鉱業フレスニロ(+4.73%)がそれぞれ上場来高値と2021年1月以来の高値を更新した。前日下落率トップのJセインズベリー(+3.42%)は幅広い小売株買いに便乗し、前日上昇率3位の防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+2.79%)は2017年7月以来の水準に大幅続伸した。オンライン賭博エンテイン(+2.38%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.20%)も大幅高。一方、小売マークス・アンド・スペンサー(-4.66%)は4月にサイバーアタックを受けたオンライン注文の復旧に手間取っていることが嫌気された。銀行スタンダード・アンド・チャータード(-3.69%)、鉱業アングロ・アメリカン(-3.09%)も急落した。
    独DAX40は10日ぶりに反落し、前日比94.89ポイント(0.41%)安の23249.65で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は25銘柄、2銘柄は変わらずであった。日用品バイヤスドルフ(-4.14%)はジェフリーズの目標株価引き下げで急落し、オンライン衣料販売ザランド(-3.35%)は第1四半期決算発表後の上昇分を維持できなかった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.46%)、自動車ポルシェ(-2.18%)は大幅安となり、医薬品メルク(-1.55%)、スポーツ用品アディダス(-1.25%)も安い。一方、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+5.19%)は本体事業の増収増益が好感され、自動車部品コンチネンタル(+2.40%)も急伸した。
    仏CAC40は続落し、同31.01ポイント(0.40%)安の7696.92で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。光学機器エシロールルックスオティカ(-2.41%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(-2.39%)、化粧品ロレアル(-2.24%)が急落し、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.98%)、電気設備ルグラン(-1.29%)、鉄鋼アルセロールミタル(-1.19%)も下げた。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+3.74%)は急伸し、自動車ルノー(+1.50%)もしっかり。
    5月2日の英FTSE100は前日比99.55ポイント(1.17%)高の8596.35、DAX40は同589.67ポイント(2.62%)高の23086.65、仏CAC40は同176.61ポイント(2.33%)高の7770.48で引けた。5日の英国はメーデーで休場、独DAX40は同257.89ポイント(1.12%)高の23344.54、仏CAC40は同42.55ポイント(0.55%)安の7727.93で引けた。
    (経済指標)                             (発表値)
    英4月サービス業景気指数                  49.0(3月は52.5)
    独4月サービス業景気指数                  49.0(3月は50.9)
    仏4月サービス業景気指数                  47.3(3月は47.9)
    仏3月鉱工業生産・前月比                 +0.2%(2月は+1.0%)
    ユーロ圏4月サービス業景気指数            50.1(3月は51.0)
    2日
    独4月製造業景気指数                      48.4(3月は48.3)
    仏4月製造業景気指数                      48.7(3月は48.5)
    ユーロ圏4月製造業景気指数                49.0(3月は48.6)
    ユーロ圏4月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.2%(3月は+2.2%)
    ユーロ圏3月失業率                        6.2%(2月は6.2%)

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  • 2025/5/2 16:39 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇
    2日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。中国が本日、米国による貿易協議開始の提案について検討中であると発表したことを受けて、米中貿易摩擦激化への懸念が後退した。金属相場が上昇していることも、関連株への買いを促進。英スタンダードチャータード銀行と同業のナットウエスト・グループの1-3月期決算が増益だったことも、好感されている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.69%高の8,555.24。現在は0.80%高の8,564.92近辺。指数構成全100銘柄中、76銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。個別では、銀行のナットウエスト・グループ(+3.11%)や鉱業のアングロ・アメリカン(+2.98%)、資源商社のグレンコア(+2.76%)などが堅調。一方、教育事業のピアソン(-3.66%)や電力のSSE(-1.05%)は値を下げている。
    独DAX40指数は前日比1.18%高の22,761.35で寄り付き、現在は1.31%高の22,791.35近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。2銘柄は変わらず。個別では、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+4.56%)や航空機製造のエアバス・グループ(+3.83%)、医薬・農薬のバイエル(+3.08%)などが上昇。一方、ミュンヘン再保険(-3.34%)や電力のRWE(-3.22%)は下落している。
    仏CAC40指数は前日比1.53%高の7,710.08で寄り付き、現在は1.38%高の7,698.96近辺。指数構成全40銘柄中、34銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。個別では、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+3.45%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(+3.28%)、ホテルのアコー(+2.71%)などが堅調。一方、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-2.03%)や電力・ガスのエンジー(-0.85%)は軟調に推移している。

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  • 2025/5/2 07:39 欧州株式 <IGM>欧州株式 英株は14日続伸で過去最長に並ぶ 独仏は休場
    <IGM>欧州株式 英株は14日続伸で過去最長に並ぶ 独仏は休場
    1日の英国株は14日続伸した。過去最長を記録した2016年12月22日-1月13日に並んだ。22日の欧州を起点とする主要3極の株高の連鎖は8日目に突入した。利益確定売りと好業績を発表した銘柄の買いが交錯したが、米国株がハイテク株の堅調で続伸したため、終盤の買いでプラス圏の引けとなった。独仏はレーバー・デーで休場。取引再開は2日。
    英FTSE100は小幅ながら14日続伸し、前日比1.95ポイント(0.02%)高の8496.80と2日以来の高値で引けた。100銘柄中、上昇は68銘柄、下落は31銘柄、1銘柄は変わらずであった。資産管理セント・ジェームズ・プレイス(+6.79%)、好調な予約見通しと自社株買い計画を発表したホテル・レストランのウィットブレッド(+5.79%)、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+4.33%)、第1四半期の好業績が継続する見通しを示した情報・出版インフォーマ(+4.23%)、格安航空イージージェット(+4.04%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+4.03%)は急伸した。一方、銀行ロイズ・バンキング・グループ(-2.65%)は米国の関税リスクで貸倒引当金を3.09億ポンドに積み増すとともに、税引き前利益が7%減少したことが嫌気された。衣料品・食品アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ(-2.33%)、ロンドン証券取引所(-2.28%)は大幅安となった。
    独仏株はレーバー・デーで休場。取引再開は2日。
    (経済指標)                             (発表値)
    英4月製造業景気指数                      45.4(3月は44.9)
    英3月住宅ローン承認件数                  64300件(2月は65481件)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/5/1 16:39 欧州株式 <IGM>欧州株式寄り付き 英は14日ぶり小幅反落 独仏は休場
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は14日ぶり小幅反落 独仏は休場
    1日の欧州株式市場寄り付きは、英が小幅ながら14営業日ぶりに反落して始まった。独仏など他の欧州市場が休場のため取引が閑散となる中、主要企業の業績発表を前に、警戒感から売りが先行した。このところの堅調基調を背景に、利食い売りも入っている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.07%安の8,489.30。現在は0.01%安の8,493.80近辺。指数構成全100銘柄中、49銘柄が値上がり、47銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。個別では、石油のBP(-2.02%)や銀行のロイズ・バンキング・グループ(-1.80%)、ガス供給のセントリカ(-1.87%)などが下落。一方、ホテル・レストラン等のホイットブレッド(+4.36%)や航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+3.02%)は上昇している。
    独市場と仏市場はともにメーデーのため休場。取引再開は2日の予定。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/5/1 07:53 欧州株式 <IGM>欧州株式 上昇 米GDPで一時下げるもプラス圏を回復 英は13日続伸
    <IGM>欧州株式 上昇 米GDPで一時下げるもプラス圏を回復 英は13日続伸
    30日の欧州株は上昇した。米政権の関税政策が世界経済の失速につながるとの警戒感が後退しつつあり、22日の欧州を起点とする主要3極の株高の連鎖は7日目に突入した。1-3月期の米経済がマイナス成長に転落したことが判明し、米国株安につれて下げに転じる場面もあったが、米国株は利下げ期待で持ち直したため、英独仏株はいずれもプラス圏を回復した。
    英FTSE100は13日続伸し、前日比31.39ポイント(0.37%)高の8494.85と2日以来の高値で引けた。13日続伸は14日間連続で上昇した2016年12月22日-1月13日以来。100銘柄中、上昇は66銘柄、下落は33銘柄、1銘柄は変わらずであった。医療機器スミス・アンド・ネフュー(+5.82%)は第1四半期の増収と通期業績見通しの据え置きを発表し、飲料コカ・コーラHBC(+3.89%)は新興国の需要増で第1四半期利益が市場予測を上回った。医薬品GSK(+3.60%)は第1四半期の増収と通期業績見通しの維持を発表した。バークレイズが目標株価を引き上げた教育ピアソン(+3.59%)、電力SSE(+2.92%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.78%)も大幅高となった。一方、第1四半期の銅生産が前年から30%減少した資源商社グレンコア(-7.39%)は大幅に3日続落し、鉱業アングロ・アメリカン(-4.63%)、同アントファガスタ(-3.60%)も急落した。
    独DAX40は7日続伸し、同71.15ポイント(0.32%)高の22496.98と1日以来の高値で引けた。7日続伸は8日間連続で上昇した1月14-23日以来。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。ドイツ証券取引所(+3.73%)は第1四半期の収入が市場予測を下回ったことで売られた前日の反動で急反発し、前日上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.13%)、不動産ヴォノヴィア(+2.81%)、通信ドイツ・テレコム(+2.27%)、航空機エアバス(+2.14%)、医療機器フレゼニウス(+2.10%)も大幅高となった。一方、モルガンスタンレーが投資判断の引き下げたオンライン衣料販売ザランド(-5.22%)、前日下落率2位のスポーツ用品アディダス(-4.13%)、前日上昇率3位のコメルツ銀行(-3.33%)は急落した。
    仏CAC40は反発し、同38.00ポイント(0.50%)高の7593.87で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+4.98%)、第1四半期の好業績を発表した銀行ソシエテ・ジェネラル(+3.75%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.55%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+2.51%)、航空機エアバス(+2.19%)、前日上昇率2位の防衛・電子機器タレス(+2.17%)が大幅高となった。一方、銀行クレディ・アグリコル(-4.41%)は国内の法人税払いの増加で第1四半期が減益となった。石油トタルエナジーズ(-2.27%)、自動車ステランティス(-1.91%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独1-3月期GDP(速報値)・前期比            +0.2%(10-12月期は-0.2%)
    独4月消費者物価指数(速報値)・前年比     +2.2%(3月は+2.3%)
    仏1-3月期GDP(速報値)・前期比            +0.1%(10-12月期は-0.1%)
    仏4月消費者物価指数(速報値)・前年比     +0.8%(3月は+0.9%)
    仏3月消費支出・前月比                     -1.0%(2月は-0.2%)
    ユーロ圏1-3月期GDP(速報値)・前期比      +0.4%(10-12月期は+0.2%)

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