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- 2025/12/12 14:13 <NQN>◇東証14時 日経平均は400円高、やや上値重い 週末控え持ち高調整売り
- <NQN>◇東証14時 日経平均は400円高、やや上値重い 週末控え持ち高調整売り
12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比400円ほど高い5万0500円台半ばで推移している。三菱UFJなど銀行株が堅調なほか、繊維株も高い。一方、アドテストや東エレクなどの半導体関連株が軟調で、指数の上値を抑えている。
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「きょうは値がさ株に左右されている印象が強い。週末を控え一部で持ち高調整の売りが出ている」との見方を示した。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆5352億円、売買高は15億5114万株だった。
信越化やトヨタ、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。一方、ソシオネクスやスクリン、住友ファーマが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 13:03 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 銀行や保険に買い
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 銀行や保険に買い
12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比450円ほど高い5万0600円近辺で堅調に推移している。銀行や保険といった金融セクターの上昇が目立つほか、東レなど繊維株も高い。一方、利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすく、指数の上値を抑えている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約158億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆8974億円、売買高は13億2236万株だった。
三菱UFJや東京海上、TDK、住友不が後場に一段高。一方、武田が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 11:54 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米株高で幅広い銘柄に買い
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米株高で幅広い銘柄に買い
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比461円22銭(0.92%)高の5万0610円04銭だった。前日の米株式市場では利下げを好感する形で、ダウ工業株30種平均が最高値を更新した。この流れを受け、東京市場でも主力株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。日経平均は5万1000円台に乗せ、上げ幅が900円を超える場面もあった。
前日の米株式市場でダウ平均は1カ月ぶりに最高値を付けた。多くの機関投資家が運用の指標とするS&P500種株価指数も最高値を記録した。米株高の流れを受け、東京市場は朝方から幅広い銘柄に買いが入った。
買い一巡後はやや伸び悩む場面もあった。心理的な節目の5万1000円を上回ったことで、利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。
12日に算出を迎えた株価指数(日経平均)オプションと日経平均先物12月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で5万0536円54銭だった。PGIMジャパンの鴨下健株式運用部長は「前日はSQを警戒した売りも出たとみられ、きょうは買い戻しが入ったのだろう。来週に日銀の金融政策決定会合を控えており、上値では利益確定売りも出やすい」との見方を示した。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは54.27ポイント(1.62%)高の3411.51と、4日に付けた最高値を上回る水準。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆6033億円、売買高は12億878万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1440。値下がりは136、横ばいは30だった。
リクルートやトヨタ、中外薬が上げた。一方、アドテスト、住友ファーマや荏原が下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 10:15 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大 一時900円高 ファストリなどに買い
- <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大 一時900円高 ファストリなどに買い
12日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、5万1000円台に乗せ、前日に比べ900円高となる場面があった。海外勢が目先の相場の上昇を狙って先物への買いを強め、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が一段高。幅広い銘柄が買われ、東証プライム市場の値上がり銘柄数は9割を超えている。
大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「前日に下げすぎた分の反動に加え、米利下げによる効果を期待した買いが入っている」と指摘した。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4716億円、売買高は8億4816万株だった。
ファナックやTDK、中外薬が上昇している。一方、レーザーテクやディスコ、日電硝は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 09:28 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 一時700円高 NYダウ最高値で
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 一時700円高 NYダウ最高値で
12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日に比べ670円ほど高い5万0800円台前半で推移している。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が最高値を更新。この流れを受け、東京市場でも主力銘柄を中心に買いが先行している。日経平均は寄り付きから上昇し、上げ幅が一時700円を超えた。
前日の米株式市場では利下げが景気を支えるとの見方からダウ平均は1カ月ぶりに最高値を更新した。S&P500種株価指数も最高値を記録。この流れを引き継ぎ、東京市場は幅広い銘柄に買いが入り、プライム市場の9割の銘柄が上昇している。
東証株価指数(TOPIX)は反発し、3400台に上昇。12月4日に付けた上場来高値(3398)を上回っている。
12日に算出を迎えた株価指数(日経平均)オプションと日経平均先物12月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で5万0536円54銭だった。
ファストリや日東電、信越化が上昇している。一方、東エレクやアドテスト、KDDIが下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 15:52 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落 FOMC通過で出尽くし、一時5万円割れ
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落 FOMC通過で出尽くし、一時5万円割れ
11日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比453円98銭(0.90%)安の5万0148円82銭だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ決定を受けた前日の米株高を引き継いだ買いが先行したが、次第に材料出尽くしとみた売りが優勢になった。ソフトバンクグループ(SBG)が急落したことも日経平均の押し下げ要因となった。下げ幅は600円あまりに達して節目の5万円を割り込む場面もあったが、その後は押し目買いも入ってやや下げ渋った。
米連邦準備理事会(FRB)が10日まで開いたFOMCでは0.25%の利下げが決まった。ただ、想定通りとの受け止めも多く、東京市場では米株高を好感した買いは続かず、持ち高調整の売りに押された。10日の米時間外取引では2025年9~11月期の決算を発表した米オラクルが急落した。オラクルと協力関係にあるソフトバンクGが大幅安となり、1銘柄で日経平均を280円あまり押し下げた。
後場寄り付き直後に日経平均が5万円を割り込むなど売り圧力が強まったことについて、市場では「日本時間11日午後の取引で代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインが下落し、節目の9万ドルを割り込んだことで投資家心理が悪化し、米株価指数先物が一段安となった」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との指摘があった。これまで日経平均先物を一方的に買い進めてきた海外短期筋の一角が売りに回ったとみられる。
朝方の日経平均は上げ幅を一時270円あまりに拡大した。商社などのバリュー(割安)株の一角への買いが目立ち、その後も相場全体を下支えした。
株式市場での次の焦点は18~19日の日銀の金融政策決定会合に移る。富国生命保険の佐藤篤有価証券部長は「日米の金利差縮小が明確になるなか、為替の円高・ドル安が進めば日本株の重荷となる」と話す。一方で「為替の業績影響が相対的に小さい内需株や金利上昇が業績の追い風となりやすい銀行株を中心に、買いが優勢となる展開は続きそうだ」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落した。終値は31.78ポイント(0.94%)安の3357.24だった。朝方に一時、最高値を上回った。JPXプライム150指数は続落した。
東証プライムの売買代金は概算で5兆3942億円、売買高は20億933万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1361。値上がりは207、横ばいは39だった。
東エレクやTDK、ファストリが下げた。一方、アドテストや三井物、中外薬は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均はやや下げ渋る 5万円近辺では押し目買い
- <NQN>◇東証14時 日経平均はやや下げ渋る 5万円近辺では押し目買い
11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ渋り。前日比450円ほど安い5万0150円近辺で推移している。後場寄り後に一段安となって一時は節目の5万円を下回ったが、この水準では押し目買いも入りやすくなっているようだ。米株価指数先物は日本時間11日午後の取引で下げ幅を縮小する場面があり、日本株にとっても一定の下支え要因となっている。
東証プライム市場では約8割の銘柄が下落している。あす12日の株価指数先物とオプションの清算日が重なる3カ月に1度のメジャーSQ(特別清算指数)を前に、「現物株の売買は手控えられている」(国内証券のトレーダー)との声もある。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6850億円、売買高は13億9977万株だった。
ファストリが下げ幅を拡大している。信越化とファナックも安い。一方、富士フイルムとダイキンは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 12:59 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大、一時5万円割れ 米株先物が下落
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大、一時5万円割れ 米株先物が下落
11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比500円ほど安い5万0100円近辺で推移している。下げ幅は600円あまりに達し、節目の5万円を割り込む場面があった。日本時間11日午後の取引で米株価指数先物が下落しており、目先の相場調整を警戒した投資家の売りを促しているようだ。一方、5万円近辺では根強い先高観から短期資金を中心とした押し目買いも入っており、現時点で下値を模索する動きは続いていない。
ソフトバンクグループ(SBG)は午後も安値圏で推移している。市場では「ソフトバンクGや一部の半導体関連銘柄などは、高値圏で買っていた投資家らの含み損が膨らんでおり、年末を前に損益通算の売りも出始めている」(東海東京インテリジェンス・ラボの山藤将太エクイティマーケットアナリスト)との声があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約83億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆9657億円、売買高は11億8998万株だった。
東エレクやTDKが下げ幅を広げている。一方、良品計画やニトリHDは上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 11:49 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 朝高後下げる、ソフトバンクGが押し下げ
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 朝高後下げる、ソフトバンクGが押し下げ
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比293円91銭(0.58%)安の5万0308円89銭と前場の安値引けとなった。米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めた。同日の米株式相場の上昇を受けて日経平均は高く始まったが、材料出尽くし感から次第に持ち高調整の売りが優勢になった。
米オラクルが10日発表した2025年9~11月期決算は売上高が市場予想に届かず、オラクル株は同日の時間外取引で急落した。オラクルと事業で協力するソフトバンクグループも下げ幅が一時8%を超えるなど大幅安となり、前引け時点で日経平均を250円あまり押し下げた。
株式市場の重要イベントとされていたFOMCを通過し、市場では目先の焦点は18~19日の日銀の金融政策決定会合に移っている。利上げの織り込みは進んでいるが、結果を見極めたいとの雰囲気は根強い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員は「循環物色を繰り返しながら、利益確定売りと押し目買いを繰り返し、方向感のない展開が続いている」とみていた。
商社などバリュー(割安)株や、前日に下落したアドテストなど半導体関連株の一角には買いが入り、日経平均を下支えした。朝方の日経平均は米株高を受けた海外投機筋の先物買いにより、上げ幅を270円あまりに拡大する場面があった。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは17.47ポイント(0.52%)安の3371.55だった。朝方に一時最高値を上回った。JPXプライム150指数は続落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5640億円、売買高は9億9786万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1284。値上がりは269、横ばいは53だった。
東エレクとTDKは下げた。エニーカラーとコナミGも下落した。一方、三井物と中外薬は上げた。TOPPANも上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 10:14 <NQN>◇東証10時 日経平均は小高い バリュー株買いが支え
- <NQN>◇東証10時 日経平均は小高い バリュー株買いが支え
11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小高い。前日比100円ほど高い5万0700円台前半で推移している。商社や保険・銀行などのバリュー(割安)株に買いが入っており、相場全体の支えとなっている。値がさ半導体関連株の一角も根強い先高観からの買いが入っている。一方、米オラクルの決算をきっかけにソフトバンクグループ(SBG)が急落しており、日経平均の上値を抑えている。
市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、目先の焦点が18~19日の日銀の金融政策決定会合での利上げに移った」(大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジスト)との声がある。今回の会合で利上げを実施するとの観測が高まるなかで、前日まで短期的な調整が続いていた銀行株などへの買いを誘っているようだ。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5769億円、売買高は6億7422万株だった。
中外薬と三井物が高い。良品計画も上昇している。一方、東エレクとスクリンは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 09:29 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発で始まる FOMC後の米株高で、下げる場面も
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発で始まる FOMC後の米株高で、下げる場面も
11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まった。現在は前日に比べ50円ほど高い5万0600円台半ばで推移している。米連邦準備理事会(FRB)が10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定し、10日の米株式相場が上昇した。寄り付き直後はリスク許容度が一段と高まった海外投機筋が日本株にも買いを膨らませ、先物主導で上げ幅を270円あまりに拡大する場面があった。ただ、その後は伸び悩み、日経平均は小幅ながら下げに転じる場面もある。
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比497ドル(1.04%)高の4万8057ドルで終えた。FOMCでは市場の想定通り、0.25%の利下げが決定した。あわせて、市場に必要な資金を供給するために米財務省証券(TB)の購入を始める方針を示した。バランスシートの拡大がリスク資産への資金流入を促すとの見方が追い風となった。
米IT大手のオラクルが10日発表した2025年9~11月期決算は売上高が市場予想に届かず、10日の米時間外取引でオラクル株は一時10%超下落した。米国の人工知能(AI)インフラに巨額を投じる「スターゲート」計画でオラクルと協力しているソフトバンクグループ(SBG)など一部の関連銘柄に売りが波及し、日経平均の重荷となっている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。一時は最高値を上回った。
アドテストやファストリが上昇している。一方、任天堂やコナミGが下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 15:43 <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反落 FOMC結果前に持ち高整理売り
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反落 FOMC結果前に持ち高整理売り
10日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比52円30銭(0.10%)安の5万0602円80銭だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間11日に控えて持ち高整理の売りが優勢だった。ソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連の下げが目立ち、日経平均は300円あまり下げる場面があった。株価指数先物主導で朝方には400円強上昇したが、勢いは続かず売りに押された。
今回のFOMCでは多くの市場関係者が利下げを予想する一方、2026年は利下げペースが鈍化するとの観測も広がっている。これまで米利下げ観測を支えに日米ともにハイテク株を中心とした相場の上昇基調が続いてきたとあって、FOMC後のマーケットの反応に対して様子見ムードが広がっている。東京市場でも積極的に運用リスクは取りづらく、売りが優勢になった。海外短期筋による株価指数先物主導の朝方の上昇に追随した動きも限られた。後場に入ると一段と積極的な売買を見送る投資家が増え、日経平均も前場のレンジ内での動きにとどまった。
上昇が目立ったのはホンダやトヨタ、デンソー、ブリヂストンといった自動車関連株だ。外国為替市場での円安・ドル高で輸出採算改善を見込んだ買いが入った。ホンダは野村証券による投資判断の引き上げも手がかりとなった。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は前日比4.10ポイント(0.12%)高の3389.02だった。一時は取引時間中の最高値を上回った。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反落し、前日比3.77ポイント(0.26%)安の1455.96で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆6697億円、売買高は22億4943万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は562、値上がりは992、横ばいは53だった。
東エレク、アドテスト、レーザーテク、ソニーGが下落した。一方、ファストリ、アステラス、住友不、キヤノンが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き軟調 様子見ムード一段と
- <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き軟調 様子見ムード一段と
10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比260円ほど安い5万0300円台後半で引き続き軟調に推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えた持ち高整理の売りが優勢だ。様子見ムードも広がり、積極的な売買を見送る投資家が増えているなかで、きょうの値幅内での比較的小幅な動きにとどまっている。前場に活発だった海外短期筋による株価指数先物の売買も後場はそれほど目立たなくなっている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆9109億円、売買高は16億502万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、東エレク、レーザーテクが安い。一方、ファストリ、アステラス、ホンダ、トヨタが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 12:51 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 半導体やゲーム株に売り
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 半導体やゲーム株に売り
10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比200円ほど安い5万0400円台半ばで軟調に推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に持ち高整理の売りが優勢だ。引き続きアドテストはじめ半導体関連の一角が軟調で相場の重荷になっている。任天堂、ソニーG、コナミGといったゲーム関連株の下げも目立っている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約210億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2328億円、売買高は13億8298万株だった。
東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)、レーザーテクが安い。一方、ファストリ、アステラス、ホンダ、デンソーが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 11:45 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 FOMC結果に様子見 朝方400円高も続かず
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 FOMC結果に様子見 朝方400円高も続かず
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比206円82銭(0.41%)安の5万0448円28銭だった。日本時間11日早朝に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見姿勢の投資家が増えるなかで、次第に売りに押される展開になった。朝方には株価指数先物主導で400円強上昇したが、勢いは続かなかった。
今回のFOMCでは多くの市場関係者が利下げを予想する一方、2026年は利下げペースが鈍化するとの観測も広がっている。これまで米利下げ観測を支えに日米ともにハイテク株を中心とした相場の上昇基調が続いてきたとあって、FOMC後のマーケットの反応に対して様子見ムードが広がっている。前日の米株式市場でもダウ工業株30種平均が下落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅高にとどまった。東京市場でも積極的に運用リスクは取りづらく、ソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連などが下落した。
海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが主導して日経平均は朝方には400円強上昇する場面があった。しかし、追随した買いは強まらず、先物買いが一服すると現物も急速に上げ幅を縮小して下げに転じ、一時は300円あまり下落した。
米長期金利の上昇で外国為替市場では円売り・ドル買いが膨らみ、157円台に再び接近する動きをみせている。輸出採算の改善を見込んだ買いでトヨタやホンダ、デンソー、ブリヂストンなど自動車関連株が上昇した。ホンダについては国内大手証券からの投資判断引き上げも伝わっていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは2.94ポイント(0.09%)安の3381.98だった。JPXプライム150指数は反落で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆9056億円、売買高は11億5794万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は521、値上がりは1007、横ばいは78だった。
アドテスト、東エレク、コナミG、任天堂が下落した。一方、ファストリ、アステラス、日東電、京セラが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 10:08 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 先物買いが一服
- <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 先物買いが一服
10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比30円ほど高い5万0600円台後半で推移している。朝方は海外短期筋とみられる株価指数先物買いが主導して一時400円強上昇したが、米金融政策に対して様子見姿勢の投資家も増えるなかで追随した買いは強まらなかった。先物買いが一服するにつれて現物も急速に上げ幅を縮めた。円安・ドル高を支えに引き続き自動車株の一角が高い一方、アドテストは下げに転じる場面がみられる。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7427億円、売買高は7億8384万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、日東電が高い。一方、コナミG、中外薬、塩野義が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 09:24 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一時400円高 円安で輸出株に買い、先物主導の展開
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一時400円高 円安で輸出株に買い、先物主導の展開
10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ350円ほど高い5万1000円近辺で推移している。2026年の米利下げペース鈍化観測などを背景に外国為替市場で円売り・ドル買いが膨らみ、再び1ドル=157円台に迫る動きを見せるなか、トヨタやホンダなど輸出関連株を中心に上昇している。日経平均の上げ幅は一時400円強まで拡大した。
前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅高にとどまり、日本株の上値追いの手掛かりにはなりにくいとの見方は多い。さらに日本時間11日早朝には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見姿勢から積極的な売買を手控える投資家も増えている。一方、海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが朝方から強まり、現物も一方的な上値追いとなった。
東証株価指数(TOPIX)は上昇して、取引時間中の最高値を上回る場面があった。
ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、東エレクが高い。一方、コナミG、塩野義、任天堂が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 15:43 <NQN>◇東証大引け 日経平均は小幅続伸 ファナックなどフィジカルAI銘柄に買い
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は小幅続伸 ファナックなどフィジカルAI銘柄に買い
9日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前日比73円16銭(0.14%)高の5万0655円10銭だった。8日の米株式市場で半導体関連が上昇した流れを引き継ぎ、9日の東京市場でも値がさの半導体関連が買われた。日経平均は上げ幅を一時200円強に広げたが、積極的な上値追いの動きは限られた。日本時間11日早朝に12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されるとあって、主力株には持ち高調整の売りが出やすく、日経平均は下落する場面も目立った。
8日の米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が続伸し、およそ1カ月ぶりに最高値を更新した。米半導体大手エヌビディアなどが買われ、9日の東京市場でも東エレクやディスコなど値がさの半導体関連銘柄に買いが波及した。人工知能(AI)がロボットや機械を自律的に制御する「フィジカルAI」の関連銘柄も上昇が目立った。ファナックは7年11カ月ぶりの高値を付けた。安川電や川重なども上昇し、相場全体を押し上げた。
日経平均は下落する場面もあった。東証プライム市場では値下がり銘柄数が全体の6割を占めた。9日の国内債券市場では長期金利が低下(債券価格は上昇)したが、国内金利の先高観はなお根強い。9日夕には日銀の植田和男総裁が英フィナンシャル・タイムズ(FT)のイベントで同紙のコメンテーターと対談する。インフレや金利上昇、財政への影響などについて議論する。日本時間11日早朝にはFOMCの結果公表を控え、重要イベントを前に主力株には売りが出やすかった。
フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッドは「市場では日銀による12月の金融政策決定会合での利上げと、米連邦準備理事会(FRB)による12月利下げが相当程度織り込まれたが、日米中銀ともに市場の見立て通りに動かないリスクも警戒され、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた」と話した。増沢氏は高市早苗内閣の高い支持率を踏まえ、2026年中に衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が意識されていることは相場の支えになっているとも指摘した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は0.61ポイント(0.02%)高の3384.92だった。JPXプライム150指数も続伸し、0.15ポイント(0.01%)高の1459.73で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆8935億円、売買高は20億4509万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は567。値下がりは971、横ばいは70だった。
ソフトバンクグループ(SBG)とレーザーテクが高い。イビデンと住友電も上昇した。塩野義と第一三共も買われた。一方、ファストリが安い。TDKとダイキンが下落した。任天堂やコナミG、三井不が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 14:13 <NQN>◇東証14時 日経平均は再び下げる 植田総裁の対談控え持ち高調整
- <NQN>◇東証14時 日経平均は再び下げる 植田総裁の対談控え持ち高調整
9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び下げに転じ、前日比30円ほど安い5万0500円台半ばで推移している。堅調だった東エレクやディスコ、ファナックなどの人工知能(AI)・半導体関連銘柄が上げ幅を縮小しており、日経平均の上昇の勢いが弱まった。
日銀の植田和男総裁は9日夕、英フィナンシャル・タイムズ(FT)のイベントで、同紙のコメンテーターと対談する。インフレや金利上昇、財政への影響などについて議論する。植田氏が対談で金融政策について、どのような発言をするのかに注目が集まる。日本時間11日早朝には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて投資家の様子見姿勢は強く、主力株には持ち高調整の売りが出やすい。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2889億円、売買高は14億3514万株だった。
ファストリが安い。ソフトバンクグループ(SBG)やTDKが下落した。三井不や菱地所が売られた。一方、レーザーテクやイビデンが高い。安川電や川重、住友電が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 12:50 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅拡大 200円高、アドテストやファナックに買い強まる
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅拡大 200円高、アドテストやファナックに買い強まる
9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比210円ほど高い5万0700円台後半まで買われる場面があった。アドテストやファナックなど人工知能(AI)・半導体関連銘柄の一角が後場に一段高となっており、相場全体を押し上げている。日本時間午後の取引で米株価指数先物が小幅ながらプラス圏で推移していることも投資家心理を支えている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約77億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6710億円、売買高は12億3223万株だった。
ファナックと同じくAIがロボットや機械を自律的に制御する「フィジカルAI」関連銘柄とされる安川電や川重が高い。東エレクやレーザーテク、ディスコが上昇した。住友電やイビデンが買われた。一方、ファストリが安い。TDKやダイキンが下落した。任天堂や三井不が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 17:19 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 155円台後半 米利下げ継続観測で
- <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 155円台後半 米利下げ継続観測で
12日の東京外国為替市場で、円相場は続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ40銭の円高・ドル安の1ドル=155円64~66銭で推移している。11日公表の米雇用指標が米労働市場の下振れを示したと受け止められた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが続くとの見方から、円買い・ドル売りが入った。
11日発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万6000件と前週から増え、市場予想(22万3000件)を上回った。米雇用情勢がやや軟化しているとの見方が利下げ観測につながった。
日本経済新聞電子版は12日夕、日銀が18~19日開く金融政策決定会合で「政策金利を現在の0.5%から引き上げる最終調整に入る」と報じた。0.75%とする案が有力だという。ただ、市場では日銀が12月にも利上げするとの見方が広まっていたため、相場への影響は今のところ限られている。
相場が上値を追う動きは限られた。12日の東京株式市場で日経平均株価が上昇し、投資家心理が改善しているとの受け止めから「低リスク通貨」とされる円を買い進める動きが鈍った。国内輸入企業などによる実需の円売り・ドル買いの観測も相場の重荷だった。
円は対ユーロで反落した。17時時点では同20銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=182円66~71銭で推移している。
ユーロは対ドルで3日続伸した。17時時点は同0.0043ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1736~37ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 14:07 <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で小動き
- <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で小動き
12日午後の東京外国為替市場で、円相場は小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=155円73~74銭と前日17時時点と比べて31銭の円高・ドル安だった。11日公表の米雇用指標の下振れを受けて、引き続き円買い・ドル売りが優勢となっている。一方、持ち高調整の円売り・ドル買いも出て、上値は重い。来週は日銀が12月の全国企業短期経済観測調査(短観)や金融政策決定会合の結果を公表する。重要イベントを控えた週末でもあり、持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 12:14 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 155円台後半 米雇用指標下振れで
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 155円台後半 米雇用指標下振れで
12日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=155円67~68銭と前日17時時点と比べて37銭の円高・ドル安だった。11日公表の米雇用指標の下振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ継続が意識され、円買い・ドル売りが入った。
11日発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万6000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万3000件)を上回った。感謝祭後の週で変動が大きくなりやすいとの見方があったものの、米雇用情勢の軟調さが意識され、11日の米長期金利が低下する場面で円買い・ドル売りが進んだ。12日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、円買い・ドル売りが優勢だった。
もっとも、円相場の上値は限られた。前日の米株高を受け、12日の日経平均株価が一時900円を超えて上昇する場面があった。投資家がリスク選好の姿勢を強め、「低リスク通貨」とされる円を買う動きが鈍った。
10時前の中値決済に向けては「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業など実需筋によるドル資金の調達が活発だったとの観測が広がったことも、円相場の重荷となった。
円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=182円68~71銭と、同22銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1735ドル近辺と同0.0042ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 10:33 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小し155円台後半 株高で 対ユーロでは最安値
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小し155円台後半 株高で 対ユーロでは最安値
12日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を縮小した。10時時点は1ドル=155円67~68銭と前日17時時点と比べて37銭の円高・ドル安だった。前日の米株高で投資家がリスク選好の姿勢を強め、12日の日経平均株価の上げ幅が一時900円を超えた。株高を受けて「低リスク通貨」とされる円を買う動きが鈍った。
10時前の中値決済に向けては、「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業など実需筋によるドル資金の調達が活発だったとの観測が広がったことも、円相場の重荷となった。
円は対ユーロで下げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=182円76~79銭と、同30銭の円安・ユーロ高だった。10時すぎに一時182円85銭近辺まで下落し、1999年に単一通貨ユーロが誕生して以降の最安値をつけた。日経平均株価が上げ幅を拡大する場面で、対ユーロで円売りが増えた。11日発表の週間の米新規失業保険申請件数の増加を受けた対ドルでのユーロ買いが対円に波及した面もある。
ユーロは対ドルで高値圏で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1740~41ドルと同0.0047ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/12 08:47 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台半ば 対ユーロでは下落
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台半ば 対ユーロでは下落
12日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円53~55銭と前日17時時点と比べて51銭の円高・ドル安だった。11日公表の米雇用指標の下振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ継続が意識され、円買い・ドル売りが先行している。
11日発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万6000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万3000件)を上回った。感謝祭後の週で変動が大きくなりやすいとの見方があったものの、米雇用情勢の軟調さが意識され、11日の米長期金利が低下する場面で円買い・ドル売りが進んだ。12日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、円買い・ドル売りが優勢となっている。
上値を追う動きは今のところ限定的だ。来週は日銀の12月の全国企業短期経済観測調査(短観)や金融政策決定会合の結果発表を控えており、様子見ムードが強い。持ち高を積極的に傾ける動きは限られている。
円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=182円58~62銭と、同12銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1739~40ドルと同0.0046ドルのユーロ高・ドル安だった。米新規失業保険申請件数の増加を受け、ユーロ買い・ドル売りが入った。11日の海外市場で一時1ユーロ=1.1762ドル近辺まで上昇し、約2カ月ぶりの高値をつけていた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 17:20 <NQN>◇外為17時 円相場、4日ぶり反発 156円近辺 米利下げで
- <NQN>◇外為17時 円相場、4日ぶり反発 156円近辺 米利下げで
11日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ62銭の円高・ドル安の1ドル=156円03~04銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合続けての利下げを決定。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。
FRBは0.25%の利下げを決めたFOMCで、短期金融市場の流動性向上に向けて短期国債の買い入れも発表。パウエル議長は記者会見で今後の利下げについて「データとバランスをみて検討する」と説明し、雇用の下振れリスクが強まっているとの認識を示した。市場が警戒したほど金融引き締めに積極的な「タカ派」ではなかったとの見方から米金利の先高観が後退し、円買い・ドル売りが活発となった。
円相場は一時155円50銭近辺まで上昇したが、買いが一巡すると次第に上昇幅を縮めた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が意識されて相場の重荷となった。日銀は18~19日に開く金融政策決定会合で利上げを決めるとの予想が多く、会合結果を見極めたいとして持ち高を積極的に一方向に傾ける市場参加者も少なかった。
円は対ユーロで横ばい圏で推移している。17時時点では同1銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=182円48~50銭で取引されている。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0047ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1695ドル近辺で推移している。一時1.1707ドル近辺と10月中旬以来のユーロ高・ドル安水準をつけた。FRBが利下げを決めるなか、利下げの打ち止めが意識されている欧州中央銀行(ECB)との違いが意識され、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 14:11 <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で伸び悩み 新規材料乏しく
- <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で伸び悩み 新規材料乏しく
11日午後の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=155円84~85銭と前日17時時点と比べて81銭の円高・ドル安だった。米長期金利の低下を受けた円買い・ドル売りが引き続き優勢だが、日銀の金融政策決定会合を18~19日に控え、投資家の様子見姿勢が強まっている。市場では「新たな材料が出るまでは持ち高を動かしづらい」(国内銀行の為替ストラテジスト)との声も聞かれた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 12:22 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し155円台後半 日米金利差の縮小で
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し155円台後半 日米金利差の縮小で
11日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=155円74~76銭と前日17時時点と比べて91銭の円高・ドル安だった。11時30分すぎには155円50銭近辺まで上昇する場面があった。米連邦準備理事会(FRB)が10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続となる利下げを決定した。米長期金利が低下し、日米金利差が縮小するとの見方から円買い・ドル売りが優勢だった。
FRBのパウエル議長はFOMC後の記者会見で、インフレにやや楽観的な見方を示し、米国の労働市場の弱さを強調した。市場ではインフレ再加速より雇用の弱さをパウエル氏が懸念していると受け止められ、同日の米長期金利は前日比0.04%低い4.15%で終えた。日本時間11日午前の取引でも米長期金利の低下は続き、円相場を押し上げた。
10時前の中値決済に向けては「ドル買いがやや優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業など実需筋が円売り・ドル買いを出したとの観測は相場の重荷になった。
日銀の金融政策決定会合を18~19日に控えているため「新たな材料が出るまでは、持ち高を動かしづらい」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)との声も聞かれた。
円は対ユーロでも上昇している。12時時点は1ユーロ=182円16~19銭と、同31銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1696~97ドルと同0.0048ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 10:35 <NQN>◇外為10時 円相場、小動き 155円台後半 実需の売りは重荷
- <NQN>◇外為10時 円相場、小動き 155円台後半 実需の売りは重荷
11日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅な動きとなっている。10時時点は1ドル=155円80~81銭と、前日17時時点と比べて85銭の円高・ドル安だった。前日の米長期金利が低下したのを受けた円買い・ドル売りが引き続き優勢だが、国内輸入企業など実需筋が円売り・ドル買いを出したとの観測が相場の上値を抑えている。
10時前の中値決済に向けては「ややドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。ただ、円相場を方向付けるほどの材料とはなっていない。
円は対ユーロで上げ幅を縮小した。10時時点では1ユーロ=182円32~35銭と、同15銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで上げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=1.1702~03ドルと同0.0054ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 08:50 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台後半 FOMC後の米金利低下で
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台後半 FOMC後の米金利低下で
11日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円78~79銭と前日17時時点と比べて87銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続の利下げを決めた。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見でインフレにやや楽観的な見方を示し、雇用情勢の弱さを強調した。同日の米長期金利が低下(債券価格は上昇)したことを受け、円買い・ドル売りが優勢となっている。
FRBはFOMCで0.25%の利下げを決定した。パウエル議長は会見で「インフレ率は2026年1~3月にピークを迎える」との見方を示した一方で「労働需要は明確に軟化している」と述べた。10日のニューヨーク債券市場で米長期金利は4.15%で終え、前日比で0.04%低下した。日銀は18~19日に開く金融政策決定会合で利上げを決めるとの予想が市場では支配的になっており、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが先行している。
円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=182円23~28銭と、同24銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1698~1699ドルと同0.0050ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 17:32 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 156円台後半 米金利上昇で
- <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 156円台後半 米金利上昇で
10日の東京外国為替市場で、円相場は3日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ47銭円安・ドル高の1ドル=156円66~67銭で推移している。米雇用指標が底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)の2026年の利下げペースが緩やかになるとの思惑が広がった。前日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが優勢だった。
米労働省が9日発表した10月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数(非農業部門、季節調整済み)は767万件だった。9月は765万8000件で、8月から増加した。求人件数の減少に歯止めがかかりつつあり、米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.19%に上昇した。米金利の上昇で円売り・ドル買いが出た。
実需の円買いが相場を支えた。10日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたり、10時前の中値決済に向けて国内輸出企業などからの円買い・ドル売りの観測があった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に円を買い戻す動きも出た。
日銀の植田和男総裁は10日午後に衆院予算委に出席し、保有する上場投資信託(ETF)について9月末時点で保有するETFの簿価は37兆円、時価は83兆円、評価益は46兆円と明らかにした。売却ペースを巡っては「100年を少し超えるような期間がかかって売却を終える」との見通しを示した。円相場への影響は限られた。
円は対ユーロでも3日続落した。17時時点では同61銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=182円41~44銭で推移している。
ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0005ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1644ドル近辺で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 14:05 <NQN>◇外為14時 円相場、底堅い 156円台後半 FOMC前に円の買い戻し
- <NQN>◇外為14時 円相場、底堅い 156円台後半 FOMC前に円の買い戻し
10日午後の東京外国為替市場で、円相場は底堅い。14時時点では1ドル=156円61~63銭と前日17時時点と比べて42銭の円安・ドル高だった。9日発表の米雇用指標が市場予想に比べて底堅く、来年の米利下げペースが緩やかになるとの見方が広がり、朝方は円売り・ドル買いが出た。その持ち高を10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に縮小する動きが出ている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 12:13 <NQN>◇外為12時 円相場、下落し156円台後半 米金利上昇 実需の円買いが支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、下落し156円台後半 米金利上昇 実需の円買いが支え
10日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=156円64~65銭と前日17時時点と比べて45銭の円安・ドル高だった。9日発表の米雇用指標が市場予想に比べて底堅く、2026年の米利下げペースが緩やかになるとの見方が広がって9日の米長期金利が上昇。円売り・ドル買いが先行した。
9日発表の米雇用動態調査(JOLTS)では求人件数(非農業部門)の9月分が765万8000件、10月分が767万件だった。8月から増加し、市場予想(700万~720万件)も上回った。 米長期金利の指標となる10年債利回りは一時4.19%に上昇し、歩調を合わせてドル買いが進んだ。日銀は来週開く日銀政策決定会合で利上げに動くとみられるが、その後の金利引き上げのペースは鈍くなるとの思惑が根強く、円の重荷だった。
円の下値は限られた。10日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたり、10時前の中値決済に向けては、「ドル売り優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出企業などからの円買い・ドル売りが断続的に入ったようだ。10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に円を買い戻す動きもあった。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=182円07~10銭と、同27銭の円安・ユーロ高だった。対ドルと同様に円は朝安後に値を戻した。
ユーロは対ドルでやや下げた。12時時点は1ユーロ=1.1623~24ドルと同0.0016ドルのユーロ安・ドル高だった。米長期金利の上昇を受けたドル買いが対ユーロでもみられた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 10:30 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ縮小 156円台後半 中値「ドル売り優勢」
- <NQN>◇外為10時 円相場、下げ縮小 156円台後半 中値「ドル売り優勢」
10日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を縮小した。10時時点は1ドル=156円71~73銭と前日17時時点と比べて52銭の円安・ドル高だった。9日発表の米雇用指標を材料に円売り・ドル買いが先行し、9時半すぎには156円93銭近辺まで下落した。だが円売りの勢いは続かず、その後は国内輸出企業などからの円買い・ドル売りが入って円をやや押し戻した。
10日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向けては、「きょうはドル売り優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。
円は対ユーロでも下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=182円17~21銭と、同37銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルでは小安い水準で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1624~25ドルと同0.0015ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/10 08:40 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し156円台後半 対ユーロでも安い
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し156円台後半 対ユーロでも安い
10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=156円85~87銭と前日17時時点と比べて66銭の円安・ドル高だった。10日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えるなか、9日発表の米雇用指標が市場予想に比べて底堅く、2026年の米利下げペースが緩やかになるとの見方が広がっている。9日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いにつながった。
9日発表の米雇用動態調査(JOLTS)では求人件数(非農業部門)の9月分が765万8000件、10月分が767万件だった。8月から増加し、市場予想(700万~720万件)も上回った。 米長期金利の指標となる10年債利回りは一時4.19%に上昇し、同日のニューヨーク市場では一時156円90銭台まで円安・ドル高が進んだ。
米連邦準備理事会(FRB)が10日まで開くFOMCでは3会合連続の利下げに踏み切ると広く予想されている。焦点はFOMCとあわせて公表される参加者の政策金利見通し(ドットチャート)やパウエル議長の記者会見で、来年の利下げが25年よりも少なくなる可能性を示唆するとの思惑が市場では出ている。
日銀の植田和男総裁は9日夜に英フィナンシャル・タイムズ(FT)が配信したオンラインイベントで、市場や家計による先行きの物価の見方を示す期待インフレ率が「過去数年間と比べて著しく高い」と述べた。日銀が掲げる物価2%目標についても「まだ完全には達していないものの、近づいている」との認識を示した。植田氏は9日の衆院予算委員会では、利上げの必要性を問われ、次回の12月の決定会合で「適切に判断していきたい」と述べ、日銀が来週利上げに踏み切るとの観測は高まっている。
もっとも、日銀の政策正常化は緩やかなペースにとどまるとの見方も多く、円買いでの反応は乏しい。9日の衆院予算委で植田氏は必要に応じて機動的に国債買い入れを増やすとの趣旨の発言をしており、市場では「真新しい発言というほどではないが、やや金融緩和寄りの発言だ」との声が聞かれた。
円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=182円34~38銭と、同54銭の円安・ユーロ高だった。円安・ドル高の流れが対ユーロにも及び、9日の海外市場では一時1ユーロ=182円64銭近辺と1999年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値をつけた。
ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1626ドル近辺と同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。JOLTSを材料に対ユーロでもドル買いが入った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 17:26 <NQN>◇外為17時 円相場、続落 156円台前半 日銀総裁の発言は重荷
- <NQN>◇外為17時 円相場、続落 156円台前半 日銀総裁の発言は重荷
9日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ83銭の円安・ドル高の1ドル=156円18~20銭で推移している。2026年の米利下げペースが緩やかになるとの見方から、前日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが増えた。9日午後に伝わった日銀の植田和男総裁の発言も円相場の重荷となった。
米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続の利下げに踏み切るとの見方が強いが、来年の利下げペースは緩やかになるとの観測が出ている。米債券相場の先高観が後退し、8日の米長期金利が上昇したことから円売り・ドル買いが出た。
円相場は17時すぎに156円27銭近辺まで下げる場面があった。日銀の植田総裁は午後の衆院予算委員会に出席し、通常の動きと異なる形で長期金利が急上昇する局面では「市場における安定的な金利形成を促す観点から機動的に国債買い入れ増額などを実施する」などと述べた。市場では「真新しい発言というほどではないが、やや金融緩和寄りの発言に反応して円に売りが出た」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。
9日夕には日銀の植田総裁がフィナンシャル・タイムズ(FT)のイベントに登壇する。足元のインフレや金利の動向について何らかの言及があるのか、市場では警戒が高まっている。
円は対ユーロでも続落した。17時時点では同70銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=181円81~83銭で推移している。
ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は同ドルの0.0018ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1640~41ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 14:24 <NQN>◇外為14時 円相場、軟調 155円台後半
- <NQN>◇外為14時 円相場、軟調 155円台後半
9日午後の東京外国為替市場で、円相場は軟調に推移している。14時時点では1ドル=155円95~96銭と前日17時時点と比べて60銭の円安・ドル高だった。14時すぎに156円11銭近辺まで下落し約1週間ぶりの安値をつけた。8日の米長期金利の上昇を受けて、引き続き円売り・ドル買いが優勢となっている。9日の14時30分から衆院予算委員会に日銀の植田和男総裁が出席する予定となっており、総裁の発言内容を見極めたいと持ち高を傾ける動きは限られている。
米連邦準備理事会(FRB)は10日まで米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。市場では「FOMCの結果発表や日銀の金融政策決定会合を控えるなか、様子見の雰囲気が強まっており、持ち高を一方向に傾けづらい」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の龍翔太為替ストラテジスト)との声が聞かれた。
9日夕には日銀の植田総裁がフィナンシャル・タイムズ(FT)のイベントに登壇する。ターミナルレート(利上げの最終到達点)について何らかの言及があるのか、市場では警戒感が高まっている。
豪ドルは対円で上昇している。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)の政策金利据え置きが伝わると一時売りが出たが、豪中銀のブロック総裁が理事会後の記者会見で利上げに前向きな姿勢をみせたとの見方が広がると、買い戻された。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 12:27 <NQN>◇外為12時 円相場、下落し155円台後半 米金利上昇でドル買い
- <NQN>◇外為12時 円相場、下落し155円台後半 米金利上昇でドル買い
9日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=155円85~86銭と前日17時時点と比べて50銭の円安・ドル高だった。10日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、2026年の米利下げペースが緩やかになるとの見方から、8日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが出た。国内輸入企業など実需筋による円売り・ドル買い観測も相場の重荷となり、一時156円04銭近辺まで下落する場面があった。
8日のニューヨーク市場で米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前週末比0.03%高い4.16%で終えた。市場では12月のFOMCで米連邦準備理事会(FRB)が3会合連続の利下げに踏み切るとの見方が強い。一方、来年の利下げペースは緩やかになるとの観測から、米債券相場の先高観が後退したことを受け、8日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが出た。
10時前の中値決済に向けては「ややドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業の円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。
円の下値は限られた。FOMCの結果発表を前に、積極的に持ち高を傾ける動きは出にくい。持ち高調整の円買い・ドル売りが円相場を下支えした。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=181円51~53銭と、同40銭の円安・ユーロ高だった。一時181円57銭近辺まで下落し、11月21日以来約2週間ぶりの安値をつけた。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1646ドル近辺と同0.0012ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 10:26 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時156円台 中値「ややドル買い優勢」の声
- <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時156円台 中値「ややドル買い優勢」の声
9日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を拡大した。10時時点は1ドル=156円00~02銭と前日17時時点と比べて65銭の円安・ドル高だった。一時156円04銭近辺まで下落し約1週間ぶりの安値をつけた。10日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、市場では様子見の雰囲気が強い。実需の円売り・ドル買い観測が相場を押し下げた。
10時前の中値決済に向けては、「ややドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが相場の重荷となった。ただ、FOMCを前に輸出入企業などの事業会社は売買を手控え気味だという。
片山さつき財務相は9日午前の閣議後記者会見で、国内金利について「市場の動向を非常に注視はしている」と述べた。国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが8日、一時1.970%と2007年6月以来の高水準をつけていた。片山財務相の発言は為替市場では材料視されず、相場の反応は目立たなかった。
円は対ユーロでも下げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=181円56~59銭と、同45銭の円安・ユーロ高だった。一時181円57銭近辺まで売られ、11月21日以来約2週間ぶりの円安・ユーロ高水準をつけた。
ユーロは対ドルで安値圏で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1638~39ドルと同0.0020ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/9 08:45 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し155円台後半 米金利の上昇で
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し155円台後半 米金利の上昇で
9日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=155円89~91銭と前日17時時点と比べて54銭の円安・ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)は9~10日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。2026年の米利下げペースが緩やかになるとの見方から8日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが優勢となっている。
8日のニューヨーク市場で米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前週末比0.03%高い4.16%で終えた。米金利の値動きから米金融政策を予想する「フェドウォッチ」では、日本時間9日早朝時点で、12月会合で0.25%の利下げを見込む確率が9割に近い水準となっており、市場はFRBが3会合連続での利下げに踏み切ると見込んでいる。一方で、来年の利下げペースは緩やかになるとの観測から米債券相場の先高観は後退しており、8日の米長期金利の上昇を受け、円売り・ドル買いが先行している。
円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=181円43~46銭と、同32銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1637~38ドルと同0.0021ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/11 09:55 <IGM>米国株式 上昇 FRBの短期国債買い入れ決定を好感
- <IGM>米国株式 上昇 FRBの短期国債買い入れ決定を好感
10日の米国株式市場の主要3指数は、ダウとS&P500が反発し、ナスダックは続伸した。3会合連続で0.25%利下げを決定した米FRBは一旦の利下げ打ち止めを示唆したが、バランスシートの水準を維持するために短期国債を買い入れ、市場に資金が放出されることを好感した。
ダウは3日ぶりに反発し、前日比497.46ドル高(+1.04%)の48057.75ドルで引けた。引けベースの48000ドル乗せは、最高値をつけた11月12日以降初となる。全30銘柄中、上昇は23、下落は7であった。グッゲンハイムが投資判断「買い」で投資調査をスタートしたナイキ(+3.88%)、キャタピラー(+3.53%)が急伸した。マイクロソフト(-2.74%)は大幅安。ナスダックは続伸し、同77.66ポイント高(+0.32%)の23654.15と11月3日以来の高値で引けた。マイクロン・テクノロジーやインテルが商いを伴って上昇した。S&P500は3日ぶりに反発し、同46.17ポイント高(+0.67%)の6886.68で引けた。資本財・サービス、素材など、公益を除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/10 09:59 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
9日の米国株式市場の主要3指数は、ダウとS&P500が続落したが、テスラやアルファベットが買われたナスダックは反発に転じた。
ダウは続落し、前日比179.03ドル安(-0.37%)の47560.29ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。買いが先行したものの、翌日の米FRBの金融政策発表を控えて勢いは続かなかった。2026年の経費が1050億ドルに達するとの見通しを示したJPモルガン・チェース(-4.66%)が急落し、ボーイング(-2.86%)も大幅安となった。ウォルマート(+1.32%)はしっかり。ナスダックは反発し、同30.58ポイント高(+0.12%)の23576.48で引けた。S&P500は続落し、同6.00ポイント安(-0.08%)の6840.51で引けた。ヘルスケア、資本財・サービスなど6業種が下落し、エネルギー、生活必需品など5業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
9月雇用動態調査求人件数 765.8万件
10月雇用動態調査求人件数 767.0万件
9月景気先行指数・前月比 -0.3%(8月は-0.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/9 09:56 <IGM>米国株式 反落 FRBの金融政策発表前に持ち高解消売り
- <IGM>米国株式 反落 FRBの金融政策発表前に持ち高解消売り
8日の米国株式市場の主要3指数は反落した。0.25%利下げの可能性がほぼ完全に織り込まれている10日の米FRBの金融政策発表を控えて、一旦の持ち高解消売りが進んだ。
ダウは反落し、前営業日比215.67ドル安(-0.44%)の47739.32ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20であった。プロクター・アンド・ギャンブル(-3.56%)、ナイキ(-3.52%)が急落した。ウォルト・ディズニー(+2.21%)は急伸した。ナスダックは5日ぶりに反落し、同32.22ポイント安(-0.13%)の23545.90で引けた。エヌビディアはAI半導体の対中出荷が近く許可されるとの報道で商いを伴って急伸し、ネットフリックスによる買収観測が浮上しているメディアのワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーも第2位の出来高で買われた。S&P500も5日ぶりに反落し、同23.89ポイント安(-0.34%)の6846.51で引けた。一般消費財、素材など、ITを除く10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/8 08:40 <IGM>米国株式 主要3指数は上昇
- <IGM>米国株式 主要3指数は上昇
5日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは反発した。前日比104.05ドル高(+0.22%)の47954.99ドルで終了。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。週末要因や11月12日に付けた最高値(48254ドル)に近付く場面も見られたが、高値圏への警戒感から買い意欲は限定的となり、上値を追う動きは広がらなかった。この日発表された米経済指標が12月利下げ観測期待を維持する結果だったことが買いを支えた。通期業績見通しを上方修正したことで前日も上昇したセールスフォースが連日で急伸(+5.30%)、金融ゴールドマン・サックス(+2.00%)は買われ、バイオ医療のアムジェン(-3.02%)は下げた。ナスダックは4日続伸し、同72.99ポイント高(+0.31%)の23578.13。動画配信のネットフリックスがメディアのワーナー・ブラザーズの主要事業を買収することを発表。ネットフリックスは売られて、ワーナー・ブラザーズは買われた。S&P500も4日続伸、同13.28ポイント高(+0.19%)の6870.40。コミュニケーションサービス、ITなど4業種が上昇、公益、エネルギーなど6業種が下落、不動産が変わらずとなった。
(経済指標) (発表値)
12月ミシガン大学消費者態度指数(速報値) 53.3(11月は51.0)
9月PCEデフレーター 2.8%(8月は2.7%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/5 09:57 <IGM>米国株式 ダウは反落、ナスダックとS&P500は続伸
- <IGM>米国株式 ダウは反落、ナスダックとS&P500は続伸
4日の米国株式市場の主要3指数は、ダウが反落し、ナスダックとS&P50は続伸した。米FRBの利下げ継続観測で、3日のダウは11月12日につけた最高値に400ドル弱と迫っており、短期の過熱感で持ち高解消売りが優勢となった。
ダウは3日ぶりに小反落し、前日比31.96ドル安(-0.06%)の47850.94ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16であった。スリーエム(-2.21%)、前日上昇率トップのユナイテッドヘルス・グループ(-1.83%)が売られた。通期業績見通しを上方修正したセールスフォース(+3.66%)は急伸した。ナスダックは3日続伸し、同51.04ポイント高(+0.21%)の23505.13で引けた。仮想空間事業の大幅な予算削減が報じられたメタプラットフォームズが買われる一方、インテルは急落した。S&P500も3日続伸し、同7.40ポイント高(+0.10%)の6857.12で引けた。通信サービス、資本財・サービスなど5業種が上昇し、ヘルスケア、生活必需品など6業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
新規失業保険申請件数 19.1万件(前週は21.8万件)
9月製造業受注・前月比 +0.2%(8月は+1.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/4 09:55 <IGM>米国株式 続伸 弱い雇用指標で金利先安観が強まる
- <IGM>米国株式 続伸 弱い雇用指標で金利先安観が強まる
3日の米国株式市場の主要3指数は続伸した。11月ADP全米雇用リポートの非農業部門民間雇用者数が直近の4ヶ月間で3度目の減少となり、米FRBは積極的な利下げで労働市場を支えざるをえないとの見方で買われた。
ダウは続伸し、前日比408.44ドル高(+0.86%)の47882.90ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8であった。ユナイテッドヘルス・グループ(+4.67%)が1銘柄で93ポイント、ゴールドマン・サックス(+2.62%)は単独で131ポイントの指数押し上げ要因となった。AIソフトの販売目標を下方修正したマイクロソフト(-2.50%)は反落した。ナスダックも続伸し、同40.41ポイント高(+0.17%)の23454.09で引けた。テスラや半導体マーベル・テクノロジーが商いを伴って上昇した。S&P500も続伸し、同20.35ポイント高(+0.29%)の6849.72で引けた。エネルギー、金融、一般消費財など、公益を除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 -3.2万人(+4.7万人)
11月ISM非製造業景気指数 52.6(10月は52.4)
9月鉱工業生産・前月比 +0.1%(8月は-0.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/3 09:58 <IGM>米国株式 反発 ビットコインの売り一巡で投資家心理が改善
- <IGM>米国株式 反発 ビットコインの売り一巡で投資家心理が改善
2日の米国株式市場の主要3指数は反発した。暗号通貨ビットコインの売りが一巡し、投資家心理の改善でハイテク株を中心に買いが入った。
ダウは反発し、前日比185.13ドル高(+0.39%)の47474.46ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は16、下落は14であった。ボーイング(+10.15%)が1銘柄で116ポイントの指数押し上げとなった。2026年の航空機納入やフリーキャッシュフローの回復について強気の見通しを示した。キャタピラー(+2.54%)は単独で88ポイントの押し上げ要因となった。前日上昇率トップのウォルト・ディズニー(-1.82%)は反落した。ナスダックも反発し、同137.75ポイント高(+0.59%)の23413.67で引けた。メタ・プラットフォームズやデータベースのモンゴDBなどのハイテク株の堅調が目立った。S&P500も反発し、同16.74ポイント高(+0.24%)の6829.37で引けた。IT、資本財サービスなど3業種が上昇し、エネルギー、素材など8業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/2 09:56 <IGM>米国株式 6日ぶりに反落 株高の連鎖終了の流れ引き継ぐ
- <IGM>米国株式 6日ぶりに反落 株高の連鎖終了の流れ引き継ぐ
1日の米国株式市場の主要3指数は6日ぶりに反落した。先週は米FRBの利下げ継続期待を主因として5日すべてで上昇したが、主要3極の株高の連鎖がこの日の日本で止まった流れを引き継いだ。
ダウは6日ぶりに反落し、前営業日比427.09ドル安(-0.89%)の47289.33ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は9、下落は21であった。メルク(-2.86%)、アムジェン(-2.31%)が急落した。ウォルト・ディズニー(+2.20%)は上げた。ナスダックも6日ぶりに反落し、同89.76ポイント安(-0.38%)の23275.92で引けた。ブロードコムやアルファベットなどのハイテク株の下げが目立った。S&P500も6日ぶりに反落し、同36.46ポイント安(-0.53%)の6812.63で引けた。公益、ヘルスケアなど9業種が下落し、エネルギー、一般消費財が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月ISM製造業景気指数 48.2(10月は48.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/1 09:58 <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
- <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
28日の米国株式市場の主要4指数は5日続伸した。感謝祭翌日のブラック・フライデーで13時までの短縮取引となり、新たな材料が不在の状況下で米FRBの利下げ継続観測を追い風とする24日からの主要3極の株高局面が5日目に入った。
ダウは5日続伸し、前日比289.30ドル高(+0.60%)の47716.42ドルで引けた。週間の上昇幅は1471ドルとなり、6月第4週(1612ドル高)以来の最大を記録した。月間ベースでは7ヶ月続伸し、10連騰した2017年4月-2018年1月以来の最長を更新した。全30銘柄中、上昇は25、下落は5であった。アマゾン・ドット・コム(+1.77%)、IBM(+1.77%)が買われた。エヌビディア(-1.81%)は下げた。スダックも5日続伸し、同150.99ポイント高(+0.65%)の23365.88で引けた。エヌビディアとインテル(+10.19%)が売買を伴った。S&P500も5日続伸し、同36.48ポイント高(+0.53%)の6849.09で引けた。エネルギー、通信サービスなど10業種が上昇し、ヘルスケアのみが下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/28 09:38 <IGM>米国株式 感謝祭で休場
- <IGM>米国株式 感謝祭で休場
27日の米国株式市場は感謝祭で休場。取引再開は28日。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/27 09:53 <IGM>米国株式 4日続伸 12月の米利下げ継続観測が追い風
- <IGM>米国株式 4日続伸 12月の米利下げ継続観測が追い風
26日の米国株式市場で主要4指数は4日続伸した。米経済指標発表は強弱の材料が混在したが、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込む状況に変化はなく、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは4日続伸し、前日比314.67ドル高(+0.66%)の47427.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9であった。ボーイング(+2.46%)、ウォルマート(+1.96%)が買われたが、セールスフォース(-2.55%)は急反落した。スダックも4日続伸し、同189.09ポイント高(+0.82%)の23214.69で引けた。その他金融、輸送を中心に、銀行を除く全業種が上昇した。S&P500も4日続伸し、同46.73ポイント高(+0.69%)の6812.61で引けた。公益、ITなど9業種が上昇し、通信サービス、ヘルスケアの2業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月耐久財受注・前月比 +0.5%(8月は+3.0%)
11月シカゴ購買部協会景気指数 36.3(10月は43.8)
新規失業保険申請件数 21.6万件(前週は22.2万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/26 09:56 <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
- <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
25日の米国株式市場で主要3指数は3日続伸した。弱い米経済指標発表が相次ぎ、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込むなかで、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは3日続伸し、前日比664.18ドル高(+1.42%)の47112.45ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は28、下落は2であった。メルク(+5.24%)とホーム・デポ(+4.31%)の堅調が目立った。下落したのはエヌビディア(-2.59%)、シェブロン(-0.81%)のみ。スダックも3日続伸し、同153.58ポイント高(+0.67%)の23025.59で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も3日続伸し、同60.76ポイント高(+0.90%)の6765.88で引けた。ヘルスケア、一般消費財など8業種が上昇し、エネルギー、公益など3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月小売売上高・前月比 +0.2%(8月は+0.2%)
9月卸売物価指数・前年比 +2.7%(8月は+2.7%)
9月卸売物価指数コア・前年比 +2.6%(8月は+2.9%)
10月仮契約住宅販売指数・前月比 +1.9%(9月は+0.1%)
11月消費者信頼感指数 88.7(10月は95.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/25 10:43 <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
- <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
24日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。ダウは続伸し、前日比202.86ドル高(+0.44%)の46448.27ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。FRBウォラー理事が12月の利下げを支持すると改めて表明するとともに、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁も「労働市場は脆弱で先手を打てる自信がないため、12月の利下げを支持する」と発言したしたことで利下げ観測が高まり、ハイテク株などに買いが広まった。製薬メルク(+2.70%)やアマゾン(+2.44%)は買われ、家庭用製品プロクター・アンド・ギャンブル(-2.61%)や通信サービスのベライゾンは下げた。
ナスダックも続伸し、同598.92ポイント高(+2.69%)の22872.01。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。
S&P500も続伸、同102.09ポイント高(+1.55%)の6705.08。コミュニケーションサービス、情報技術など9業種が上昇、エネルギー、生活必需品など2業種が下落。
(経済指標) (発表値)
なし
21日
11月消費者態度指数(確定値) 51.0(10月は53.6)
11月製造業景気指数(速報値) 51.9(10月は48.7)
11月サービス業景気指数(速報値) 55.0(10月は54.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/21 10:00 <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
- <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
20日の米国株式市場は反落した。前日の引け後に好決算を発表したエヌビディアの買いが続かず下げに転じ、投資家心理が悪化した。
ダウは反落し、前日比386.51ドル安(-0.83%)の45752.26ドルと10月10日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。シスコ・システムズ(-3.76%)、ボーイング(-3.40%)、エヌビディア(-3.15%)が急落した。ウォルマート(+6.46%)は良好な8-10月期決算と通期収益見通しの上方修正で急伸した。ナスダックは反落し、同486.18ポイント高(-2.15%)の22078.04で引けた。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。S&P500は反落し、同103.40ポイント安(-1.55%)の6538.76と9月10日以来の安値で引けた。IT、一般消費財など10業種が下落し、生活必需品のみが上昇した。
(経済指標) (発表値)
9月非農業部門雇用者数 -11.9万人(8月は-0.4万人)
11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -1.7(10月は-12.8)
10月中古住宅販売戸数・年率換算 410万戸(9月は405万戸)
新規失業保険申請件数 22.0万件(前週は22.8万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/20 10:00 <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
- <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
19日の米国株式市場は反発した。エヌビディアの8-10月期決算発表前の持ち高調整売りが一巡したことで買い戻されたが、10月の米FOMC議事要旨で利下げ継続が疑問視されており、上昇ペースは鈍かった。
ダウは5日ぶりに反発し、前日比47.03ドル高(+0.10%)の46138.77ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は13、下落は16、1銘柄は変わらずであった。エヌビディア(+2.85%)が急伸し、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.84%)も堅調。セールスフォース(-2.41%)は急落した。ナスダックは3日ぶりに反発し、同131.38ポイント高(+0.58%)の22564.22で引けた。IT、銀行が上昇し、保険、バイオなどは下落した。S&P500は5日ぶりに反発し、同24.84ポイント高(+0.37%)の6642.16で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、公益など5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
8月貿易収支 -596億ドル(7月は-782億ドル)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/19 09:57 <IGM>米国株式 続落 利下げ観測後退やエヌビディア決算前の利益確定売りで
- <IGM>米国株式 続落 利下げ観測後退やエヌビディア決算前の利益確定売りで
18日の米国株式市場は続落した。米FRBの12月の利下げ観測後退や、19日のAI半導体エヌビディアの8-10月期決算発表を控えた利益確定売りが重荷になった。
ダウは4日続落し、前日比498.50ドル安(-1.06%)の46091.74ドルと10月16日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。8-10月期の1株利益が市場予測を下回ったホーム・デポ(-6.02%)が急落し、ロスチャイルドが投資判断を引き下げたアマゾン・ドット・コム(-4.43%)も大幅安となった。メルク(+3.84%)は大幅高。ナスダックは続落し、同275.22ポイント安(-1.21%)の22432.84と10月10日以来の安値で引けた。IT、工業などが下落し、輸送、銀行などは上昇した。S&P500は4日続落し、同55.09ポイント安(-0.91%)の6617.32と10月10日以来の安値で引けた。一般消費財、ITなど5業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアなど6業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月製造業新規受注・前月比 +1.4%(7月は-1.3%)
ADP雇用者数(11月1日まで4週間の週平均) -2500人(10月25日までは-14250人)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/18 09:52 <IGM>米国株式 下落 エヌビディアの決算発表前に一旦の利益確定売り
- <IGM>米国株式 下落 エヌビディアの決算発表前に一旦の利益確定売り
17日の米国株式市場は下落した。米FRBの12月の利下げ観測が後退し続けていることや、19日のAI半導体エヌビディアの8-10月期決算発表を控えた一旦の利益確定売りが重荷になった。
ダウは3日続落し、前営業日比557.24ドル安(-1.18%)の46590.24ドルで引けた。ジェファーソンFRB副議長は、中立金利が近づいているため、ここからの利下げは慎重に行うべきとのスタンスを示し、10月17日以来の安値をつけた。全30銘柄中、上昇は3、下落は27であった。アメリカン・エキスプレス(-4.46%)が急落し、ナイキ(-1.98%)は連日の下落率2位となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(+1.86%)はしっかり。ナスダックは反落し、同192.51ポイント安(-0.84%)の22807.07で引けた。銀行、金融などバイオを除く全業種が下落した。S&P500は3日続落し、同61.70ポイント安(-0.91%)の6672.41で引けた。金融、エネルギーなど9業種が下落し、通信サービス、公益の2業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月NY連銀製造業景気指数 18.7(10月は10.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/17 09:59 <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
- <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
14日の米国株式市場では、ダウが利下げ観測の後退で続落したが、ナスダックはハイテク株の買い戻しで反発した。
ダウは続落し、前日比309.74ドル安(-0.65%)の47147.48ドルで引けた。米FRB関係者からインフレ高止まりの指摘や12月の利下げ不要論が相次いでおり、金利先安観の後退を嫌気した。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。ユナイテッドヘルス・グループ(-3.21%)、ナイキ(-2.82%)が急落し、エヌビディア(+1.77%)は買われた。ナスダックは4日ぶりに反発し、同30.23ポイント高(+0.13%)の22900.58で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、輸送、工業などが下落した。S&P500は小幅続落し、同3.38ポイント安(-0.05%)の6734.11で引けた。素材、金融など7業種が下落し、バイオ、ITなど4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/14 09:55 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
- <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
13日の米国株式市場では、織り込み済であった米政府機関の閉鎖解除には反応せず、ダウは利益確定売り、ナスダックはAI関連銘柄を中心とする売りで下げた。
ダウは5日ぶりに反落し、前日比797.60ドル安(-1.65%)の47457.22ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。7-9月期売上高が市場予測を下回ったウォルト・ディズニー(-7.75%)、前日上昇率2位のゴールドマン・サックス(-3.99%)が急落した。シスコ・システムズ(+4.62%)は大幅高。ナスダックは3日続落し、同536.10ポイント安(-2.29%)の22870.35で引けた。金融、工業などが下落し、通信、保険は上昇した。S&P500は5日ぶりに反落し、同113.43ポイント安(-1.65%)の6737.49で引けた。一般消費財、ITなど、エネルギーを除く10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/13 09:57 <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
- <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
12日の米国株式市場では、米政府機関の閉鎖解除が視野入りするなかで、ダウが連日の最高値更新を達成する一方、ナスダックはテスラやアルファベットの下げが重荷となって続落した。
ダウは4日続伸し、前日比326.86ドル高(+0.68%)の48254.82ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は8、1銘柄は変わらずであった。ユナイテッドヘルス・グループ(+3.55%)、ゴールドマン・サックス(+3.54%)が急伸し、それぞれ単独で71ドル、176ドル指数を押し上げた。アマゾン・ドット・コム(-1.97%)は軟調。ナスダックは続落し、同61.84ポイント安(-0.26%)の23406.45で引けた。工業、ITなどが下落し、通信、輸送は上昇した。S&P500は4日続伸し、同4.31ポイント高(+0.06%)の6850.92で引けた。ヘルスケア、金融など6業種が上昇し、エネルギー、通信サービスなど5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/12 17:30 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。11日にダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど、堅調に推移した米株式相場は、直近の時間外取引でもしっかりした地合いを維持しており、欧州株にも底堅さをもたらしている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.44%高の9,746.30。現在は0.36%高の9,738.06近辺。指数構成全100銘柄中、71銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ジェフリーズが投資判断、目標株価を引き上げたインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+3.28%)が買われており、貴金属のフレスニーヨ(+3.64%)やスタンダードチャータード銀行(+2.42%)なども高い。一方、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-0.96%)やホテル・レストラン等のホイットブレッド(-0.75%)、医薬品のアストラゼネカ(-0.79%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.31%高の24,368.94で寄り付き、現在は0.44%高の24,402.30近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。スポーツ用品のアディダス(+1.92%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+1.28%)、コメルツ銀行(+1.05%)などが上げている。一方、医薬品のメルク(-1.22%)や医療機器のフレゼニウス(-1.00%)、化学のシムライズ(-1.11%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.18%高の8,100.53で寄り付き、現在は0.25%高の8,106.20近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。銀行のソシエテ・ジェネラル(+2.02%)やBNPパリバ(+1.56%)、ホテルのアコー(+2.08%)などが高い。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(-0.95%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.62%)、酒造のペルノ・リカール(-0.58%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/12 07:17 <IGM>欧州株式 上昇 米追加利下げ期待の残存で買いが優勢
- <IGM>欧州株式 上昇 米追加利下げ期待の残存で買いが優勢
11日の欧州株は上昇した。10日の米FRBの利下げは当面の据え置きを示唆したことでタカ派寄りとの捉え方が多いものの、パウエル議長が労働市場の冷え込みを指摘したことによる追加利下げ期待の残存で買いが優勢となった。
英FTSE100は続伸し、前日比47.63ポイント(0.49%)高の9703.16で引けた。100銘柄中、上昇は61銘柄、下落は38銘柄、1銘柄は変わらずであった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+5.35%)、建機レンタルのアシュテッド・グループ(+4.70%)、JDスポーツファッション(+3.55%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.20%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+3.11%)が大幅高となった。一方、情報・出版インフォーマ(-3.29%)、医療機器スミス・アンド・ネフュー(-2.76%)、CFO辞任の影響を引きずっているオンライン賭博エンテイン(-2.19%)の下げが目立った。
独DAX40は反発し、同164.47ポイント(0.68%)高の24294.61と11月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+4.76%)、化学品卸売ブレンタグ(+4.40%)、化学BASF(+3.29%)、総合テクノロジーのシーメンス(+3.13%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+3.03%)が大幅高となった。一方、電力エーオン(-3.45%)、前日下落率2位のドイツ証券取引所(-2.00%)は急落し、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.77%)も軟調。
仏CAC40は5日ぶりに反発し、同63.07ポイント(0.79%)高の8085.76で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は9銘柄、2銘柄は変わらずであった。硝子サンゴバン(+4.36%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+3.94%)、前日上昇率3位の小売カルフール(+3.82%)、酒造ペルノ・リカール(+2.92%)、前日下落率トップの建設ヴァンシ(+2.74%)が急伸した。一方、電気設備ルグラン(-2.60%)は7月25日以来の水準に大幅に3日続落し、前日下落率2位の証券取引所運営ユーロネクスト(-1.61%)、自動車ステランティス(-1.49%)も安い。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/11 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小甘く、仏は小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小甘く、仏は小じっかりに始まる
11日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小甘く、仏株は小じっかりに始まった。利下げを決定した10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米株式相場は上昇したが、米オラクルのクラウドの売上が市場予想を下回ったことなどから、時間外で同社株が大幅に下落しAI関連への重荷となり、また、時間外取引で米株価指数先物も下落しており、欧州株の上値も重くなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,652.65。現在は0.14%安の9,642.15近辺。指数構成全100銘柄中、63銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。配当落ちの衣料小売・食品のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(-2.35%)が下げており、ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(-2.26%)や銀行のロイズ・バンキング・グループ(-1.50%)なども安い。一方、エンジニアリングのウィアー・グループ(+1.45%)や建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(+1.11%)、ファッションのバーバリー・グループ(+1.05%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.31%安の24,055.17で寄り付き、現在は0.37%安の24,040.34近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。ソフトウェアのSAP(-2.94%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.29%)、ドイツ証券取引所(-1.14%)などが下げている。一方、ミュンヘン再保険(+1.83%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+1.06%)、化学品卸売のブレンタグ(+0.82%)などはしっかり。
仏CAC40指数は前日比0.29%高の8,046.17で寄り付き、現在は0.03%安の8,019.99近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のステランティス(-2.28%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.32%)、航空機製造のエアバス(-1.09%)などが安い。一方、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+1.86%)や酒造のペルノ・リカール(+1.75%)、建設のバンシ(+0.99%)などは上げている。
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- 2025/12/11 07:27 <IGM>欧州株式 英は4日ぶりに反発 独は5日ぶりに反落し仏は4日続落
- <IGM>欧州株式 英は4日ぶりに反発 独は5日ぶりに反落し仏は4日続落
10日の欧州株は英国が4日ぶりに反発する一方、独は5日ぶりに反落し、仏は4日続落した。米FRBの金融政策発表が引け後に予定されており、様子見ムードが広がるなかで、英国は銀行株が買われた。
英FTSE100は4日ぶりに反発し、前日比13.52ポイント(0.14%)高の9655.53で引けた。100銘柄中、上昇は40銘柄、下落は59銘柄、1銘柄は変わらずであった。投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+3.68%)は、8.2%の株式を保有する米航空宇宙スペースXが1.5兆ドル規模の新規株式公開を計画中との報道で急伸した。住建バークリー・グループ・ホールディングス(+3.24%)は通期利益見通しを維持したこととRBCの目標株価引き上げで大幅高となった。バンカメが投資判断/目標株価を引き上げた銀行HSBC(+3.20%)と同スタンダード・チャータード(+2.07%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.23%)も急伸した。一方、ヘルス・安全装置ハルマ(-2.32%)、電力SSE(-2.24%)は急落し、不動産ランド・セキュリティーズ(-1.92%)も下げた。
独DAX40は5日ぶりに反落し、同32.51ポイント(0.13%)安の24130.14で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.12%)とドイツ証券取引所(-2.01%)が大幅安となり、前日上昇率3位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.92%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-1.85%)、自動車BMW(-1.81%)も安い。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+4.35%)はUBSの投資判断/目標株価引き上げで急伸し、前日下落率2位の医療機器フレゼニウス(+2.30%)も大幅高。透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+1.73%)も堅調。
仏CAC40は4日続落し、同29.82ポイント(0.37%)安の8022.69で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。エクサンBNPパリバが投資判断を引き下げた建設ヴァンシ(-3.12%)、証券取引所運営ユーロネクスト(-2.73%)、前日上昇率トップの防衛・電子機器タレス(-2.10%)が大幅安となり、水・廃棄物処理ベオリア・エンバイロンメント(-1.47%)、自動車ルノー(-1.42%)も下げた。一方、前日上昇率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+1.60%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.27%)、小売カルフール(+1.00%)はしっかり。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/12/10 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
10日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅下落して始まった。本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えて様子見ムードのなか、ポジション調整的な売りなどに押されている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.34%安の9,609.45。現在は0.08%高の9,650.08近辺。指数構成全100銘柄中、33銘柄が値上がり、64銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。広告のWPP(+2.93%)や貴金属のフレスニーヨ(+2.32%)、教育事業のピアソン(+2.09%)などが上げている。一方、ソフトウェアのセイジ・グループ(-1.75%)やDIYチェーン小売りのキングフィッシャー(-1.70%)、建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(-1.56%)などは安い。
独DAX40指数は前日比0.13%安の24,131.39で寄り付き、現在は0.01%安の24,159.91近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.72%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.74%)、スポーツ用品のアディダス(-1.09%)などが下げている。一方、UBSが投資判断、目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.76%)は買われており、医療機器のフレゼニウス(+0.83%)や不動産検索プラットフォームのスカウト24(+0.52%)なども上げている。
仏CAC40指数は前日比0.22%安の8,035.09で寄り付き、現在は0.27%安の8,030.57近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり。証券取引所運営ユーロネクスト(-1.41%)や建設のバンシ(-1.50%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.16%)などが下げている。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+0.56%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+0.28%)、石油のトタルエナジーズ(+0.28%)などはしっかり。
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- 2025/12/10 07:45 <IGM>欧州株式 英仏は3日続落 独は4日続伸
- <IGM>欧州株式 英仏は3日続落 独は4日続伸
9日の欧州株は英仏が3日続落し、独は4日続伸した。10日の米金融政策発表前で買い手控えムードが引き続き強く、英国はヘルスケア株や小売株、仏は高級ブランド株の下げが重荷となった。独は防衛関連株や金融株が買われた。
英FTSE100は小幅ながら3日続落し、前日比3.08ポイント(0.03%)安の9642.01で引けた。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は59銘柄、2銘柄は変わらずであった。酒造ディアジオ(-3.69%)、11月末にかけた12週間の売上高の伸びが競合他社を下回った小売テスコ(-2.55%)、医薬品GSK(-2.18%)、小売ネクスト(-2.06%)が急落し、品質保証インターテック・グループ(-1.94%)も軟調。一方、22日に27年半在籍したFTSE100からの降格が決定している広告WPP(+6.27%)は、英政府の広告管理キャンペーンに関する4年間、20億ポンド規模の契約を獲得したと報じられた。日用品ユニリーバ(+3.56%)、鉱業フレスニロ(+2.60%)も大幅高となった。
独DAX40は4日続伸し、同116.64ポイント(0.49%)高の24162.65と11月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。医薬品バイエル(+4.13%)が連日の上昇率トップとなり、日用品バイヤスドルフ(+3.88%)も大幅高となった。前日上昇率2位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.56%)は、独議会が過去最大の520億ユーロ規模の軍事装備品の調達契約を承認する見通しとの報道を好感した。保険アリアンツ(+3.00%)は急伸し、前日上昇率3位のドイツ銀行(+1.89%)も堅調。一方、ドイツ銀行が目標株価を引き下げた商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.57%)、医療機器フレゼニウス(-1.45%)、航空機エアバス(-1.38%)は軟調。
仏CAC40は3日続落し、同55.92ポイント(0.69%)安の8052.51で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は25銘柄、1銘柄は変わらずであった。光学機器エシロールルックスオティカ(-5.57%)は、米アルファベット傘下のグーグルがAIを活用したメガネを2026年に投入すると発表し、競争激化への懸念で急落した。ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-2.73%)、前日下落率3位の酒造ペルノ・リカール(-2.02%)は大幅安となり、工業用ガスのエア・リキード(-1.86%)、高級ブランドのケリング(-1.85%)も下げた。一方、防衛・電子機器タレス(+2.60%)は大幅に続伸し、鉄鋼アルセロールミタル(+1.57%)、銀行クレディ・アグリコル(+1.54%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
独10月貿易収支 +169億ユーロ(9月は+152億ユーロ)
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- 2025/12/9 17:35 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
9日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小甘く、独仏株は小じっかりに始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードのなか、ロシア・ウクライナの和平交渉の不透明感の強まりで、防衛関連には引き続き買いが入っている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,642.45。現在は0.02%安の9,643.60近辺。指数構成全100銘柄中、49銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。慎重な2026年通期業績見通しでたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-2.97%)が売られており、金鉱のエンデバー・マイニング(-2.05%)やフレスニーヨ(-1.93%)なども下げている。一方、広告のWPP(+1.54%)や航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+1.53%)、BAEシステムズ(+1.72%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.20%高の24,094.99で寄り付き、現在は0.34%高の24,128.22近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。防衛・自動車部品のラインメタル(+2.56%)や保険のアリアンツ(+1.73%)、コメルツ銀行(+1.19%)などが上げている。一方、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.22%)やスポーツ用品のアディダス(-0.62%)、不動産のヴォノヴィア(-1.03%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.11%高の8,117.43で寄り付き、現在は0.11%高の8,117.08近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のタレス(+2.29%)や銀行のBNPパリバ(+1.53%)、クレディ・アグリコル(+1.39%)などが高い。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(-1.19%)やファッション・アパレルのケリング(-1.06%)、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.61%)などは下げている。
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- 2025/12/9 07:28 <IGM>欧州株式 英仏は続落 独は3日続伸
- <IGM>欧州株式 英仏は続落 独は3日続伸
8日の欧州株は英仏が続落し、独は3日続伸した。9日の豪州、10日の米国とカナダを皮切りに始まるG10グループ中銀の金融政策発表前の買い手控えムードが強まるなかで、国債利回りの上昇を受けた住宅関連株の下げが目立った。英独仏首脳がウクライナへの支持を表明したことで、航空・防衛関連株は買われた。
英FTSE100は続落し、前日比21.92ポイント(0.23%)安の9645.09で引けた。100銘柄中、上昇は28銘柄、下落は71銘柄、1銘柄は変わらずであった。住建株はシティグループが目標株価を引き下げたバラット・レッドロウ(-3.97%)とパーシモン(-3.46%)の下げが目立ち、前日上昇率3位のJDスポーツファッション(-3.77%)、オンライン賭博エンテイン(-3.16%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.66%)も急落した。一方、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+2.62%)、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+2.34%)、同ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+2.26%)は急伸した。
独DAX40は小幅ながら3日続伸し、同17.87ポイント(0.07%)高の24046.01と11月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は21銘柄であった。前日下落率3位の医薬品バイエル(+4.70%)はJPモルガンの投資判断/目標株価引き上げで急反発し、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.63%)も大幅高となった。ドイツ銀行(+1.35%)、コメルツ銀行(+1.20%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+1.17%)も堅調。一方、モルガンスタンレーが投資判断/目標株価を引き下げた食品加工機器GEAグループ(-5.02%)、不動産ヴォノヴィア(-4.87%)、化学シムライズ(-3.50%)は大幅安となった。
仏CAC40は小幅続落し、同6.31ポイント(0.08%)安の8108.43で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。前日上昇率2位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(-5.65%)は2016年6月以来の水準に急反落し、硝子サンゴバン(-2.26%)、酒造ペルノ・リカール(-2.16%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.14%)も急落した。スイス同業ガルデルマへの出資を倍増すると発表した化粧品ロレアル(-1.99%)も下げた。一方、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.76%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.70%)、電気設備ルグラン(+1.59%)はしっかり。
(経済指標) (発表値)
独10月鉱工業生産・前月比 +1.8%(9月は+1.1%)
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- 2025/12/8 17:41 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小甘く始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小甘く始まる
8日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小甘く始まった。寄り付き後は手掛かり材料不足に加えて、9-10日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されていることから、動意薄もみ合いとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,663.95。現在は0.01%高の9,667.76近辺。指数構成全101銘柄中、38銘柄が値上がり、60銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。保険のプルデンシャル(+1.95%)や通信のボーダフォングループ(+1.70%)、航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+1.48%)などが上げている。一方、家庭用品のユニリーバ(-4.02%)や保険のアドミラル・グループ(-1.93%)、小売りのマークス・アンド・スペンサー(-1.55%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.05%安の24,015.97で寄り付き、現在は0.05%安の24,016.75近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き下げた食品加工機器GEAグループ(-2.86%)が売られており、化学品卸売のブレンタグ(-1.39%)や化学のシムライズ(-1.50%)なども安い。一方、JPモルガンが投資判断、目標株価を引き上げた医薬・農薬のバイエル(+2.10%)は買われており、防衛・自動車部品のラインメタル(+2.06%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.92%)なども上げている。
仏CAC40指数は前日比0.19%安の8,098.96で寄り付き、現在は0.27%安の8,092.46近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり。化粧品のロレアル(-1.74%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.48%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.41%)などが下げている。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.03%)や電力・ガスのエンジー(+0.42%)、電気機器のルグラン(+0.62%)などはしっかり。
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- 2025/12/8 07:11 <IGM>欧州株式 英仏は反落 年金改革法案承認の独は続伸
- <IGM>欧州株式 英仏は反落 年金改革法案承認の独は続伸
5日の欧州株は英仏が反落し、独は年金改革法案が議会で承認され、政局不安の発生が回避されたことを好感して続伸した。いずれも米利下げ継続観測が下支え要因として働いたが、英国は石油株、仏はエネルギー株と公益株の売りが重荷になった
英FTSE100は反落し、前日比43.86ポイント(0.45%)安の9667.01で引けた。100銘柄中、上昇は45銘柄、下落は52銘柄、3銘柄は変わらずであった。エンジニアリングのスミス・グループ(-3.50%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-2.73%)が急落し、バンカメが投資判断を引き下げた石油BP(-2.61%)とシェル(-1.41%)、不動産ロンドン・メトリック・プロパティー(-1.95%)、上下水道セバーン・トレント(-1.67%)も安い。一方、不動産ウェブサイトのライトムーブ(+3.33%)、JDスポーツファッション(+2.76%)、医療機器スミス・アンド・ネフュー(+2.72%)は大幅高。
独DAX40は続伸し、同146.11ポイント(0.61%)高の24028.14と11月13日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。前日の上昇を牽引した自動車株は引き続き幅広く買われ、BMW(+3.52%)と前日上昇率3位のメルセデス・ベンツ・グループ(+1.95%)の堅調が目立った。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.75%)、前日下落率トップの化学BASF(+2.24%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+2.02%)も大幅高。一方、公益株の下げが目立ち、電力RWE(-1.22%)、同エーオン(-1.06%)が安い。前日下落率2位の医薬品バイエル(-0.80%)も下げた。
仏CAC40は3日ぶりに小反落し、同7.29ポイント(0.09%)安の8114.74で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。通信オランジュ(-2.07%)が急落し、銀行ソシエテ・ジェネラル(-1.54%)、石油トタルエナジーズ(-1.36%)、電気設備ルグラン(-1.30%)、電力・ガスのエンジー(-1.20%)も軟調。一方、硝子サンゴバン(+2.85%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.83%)、前日上昇率3位の自動車ステランティス(+2.16%)は大幅高となった。
(経済指標) (発表値)
独10月製造業受注・前月比 +1.5%(9月は+2.0%)
仏10月鉱工業生産・前月比 +0.2%(9月は+0.7%)
仏10月貿易収支 -39.2億ユーロ(9月は-63.5億ユーロ)
ユーロ圏7-9月期GDP(確定値)・前期比 +0.3%(4-6月期は+0.1%)
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- 2025/12/5 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続伸して始まる
5日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅続伸して始まった。寄り付き後も底堅く推移しているが、手掛かり材料不足のなか目立った動きは見られない。本日は9月の米個人消費支出(PCE)物価指数などが発表される。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.20%高の9,729.90。現在は0.10%高の9,720.13近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。アングロ・アメリカン(+2.14%)やアントファガスタ(+2.15%)、グレンコア(+1.79%)など鉱業関連が買われている。一方、石油のBP(-2.82%)やホテル・レストラン等のホイットブレッド(-1.30%)、保険のビーズリー(-1.22%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.25%高の23,942.73で寄り付き、現在は0.24%高の23,938.52近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+2.18%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.09%)、コメルツ銀行(+1.82%)などが高い。一方、ミュンヘン再保険(-1.35%)やハノーバー再保険(-1.10%)、防衛・自動車部品のラインメタル(-1.10%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.32%高の8,148.07で寄り付き、現在は0.25%高の8,142.07近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。自動車のステランティス(+1.43%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.60%)、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+1.22%)などが上げている。一方、ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.76%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.36%)、石油のトタルエナジーズ(-0.51%)などは下げている。
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- 2025/12/5 08:13 <IGM>欧州株式 上昇 航空・防衛株や自動車株の堅調目立つ
- <IGM>欧州株式 上昇 航空・防衛株や自動車株の堅調目立つ
4日の欧州株は上昇した。ウクライナ和平を巡る期待感の低下で航空・防衛関連株が引き続き買われるとともに、トランプ米政権がガソリン車の販売促進につながる燃費規制の緩和を示したことを好感し、自動車株が上昇した。
英FTSE100は4日ぶりに反発し、前日比18.80ポイント(0.19%)高の9710.87で引けた。100銘柄中、上昇は66銘柄、下落は33銘柄、1銘柄は変わらずであった。投資会社スリーアイ・グループ(+5.14%)は昨年8月以来の3000割れから急反発した。HSBCが投資判断を引き上げた高級ブランドのバーバリー(+3.02%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.98%)、JDスポーツファッション(+2.65%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.63%)も大幅高となった。一方、オンライン賭博エンテイン(-3.89%)、UBSが投資判断の引き下げた酒造ディアジオ(-3.89%)、オンライン自動車販売オート・トレーダー・グループ(-2.22%)は急落した。
独DAX40は反発し、同188.32ポイント(0.79%)高の23882.03で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。全面高となった自動車株は、バンカメが投資判断を引き上げたポルシェ・オートモービル・ホールディング(+6.13%)を筆頭に、ダイムラー・トラック・ホールディング(+6.06%)、前日下落率2位のメルセデス・ベンツ・グループ(+4.80%)、BMW(+4.49%)の堅調が目立った。JPモルガンが投資判断/目標株価を引き上げた発送電技術シーメンス・エナジー(+2.67%)も大幅高となった。一方、前日下落率3位の化学BASF(-3.28%)は大幅に続落し、医薬品バイエル(-1.97%)、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.88%)も安い。
仏CAC40は続伸し、同34.61ポイント(0.43%)高の8122.03で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車ルノー(+6.35%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+4.16%)、前日上昇率トップの自動車ステランティス(+3.75%)、JPモルガンが投資判断を引き上げた電機シュナイダー・エレクトリック(+3.51%)、前日上昇率2位の半導体STマイクロエレクトロニクス(+3.40%)が急伸した。一方、取引所運営ユーロネクスト(-1.86%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-1.81%)、ホテルチェーンのアコー(-1.73%)は安い。
(経済指標) (発表値)
英11月建設業景気指数 39.4(10月は44.1)
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- 2025/12/4 17:35 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
4日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。米利下げ観測の強まりを背景に、3日に続伸した米株式相場は、その後の時間外取引でも底堅く推移しており、また、本日の日本株が大幅に続伸したことも影響し、欧州株は買い先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.33%高の9,723.85。現在は0.08%高の9,699.62近辺。指数構成全100銘柄中、56銘柄が値上がり、39銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。銀行のバークレイズ(+1.96%)やベンチャーキャピタルの3iグループ(+1.40%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+1.27%)などが上げている。一方、貴金属のフレスニーヨ(-3.09%)やエンデバー・マイニング(-2.32%)、配当落ちの電力のSSE(-1.03%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.60%高の23,836.23で寄り付き、現在は0.62%高の23,841.27近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。JPモルガンが投資判断、目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.76%)が買われており、自動車のメルセデス・ベンツグループ(+2.79%)やポルシェ・オートモービル・ホールディング(+2.96%)なども高い。一方、化学のBASF(-1.79%)や電力のRWE(-0.87%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.34%高の8,115.17で寄り付き、現在は0.39%高の8,118.64近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+4.17%)や自動車のルノー(+3.71%)、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+3.22%)などが上げている。一方、酒造のペルノ・リカール(-1.60%)や電力・ガスのエンジー(-1.15%)などは安い。
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- 2025/12/4 08:05 <IGM>欧州株式 銀行株やユーロ/ポンド高受けた輸出関連株が軟調
- <IGM>欧州株式 銀行株やユーロ/ポンド高受けた輸出関連株が軟調
3日の欧州株は英国が続落、独が反落、仏が反発するまちまちの結果になった。銀行株やユーロ/ポンド高を受けた輸出関連株の売りが重荷となったが、米利下げ観測や米国が仲介するウクライナ和平を巡るロシアとの協議が平行線に終わったことを受けた航空・防衛関連株の上昇で底堅さも意識された。
英FTSE100は3日続落し、前日比9.73ポイント(0.10%)安の9692.07で引けた。100銘柄中、上昇は40銘柄、下落は55銘柄、5銘柄は変わらずであった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-5.08%)、最大株主のカタール投資庁が保有株の一部9750万株を売却する計画と報じられた小売Jセインズベリー(-4.17%)、銀行ナットウエスト・グループ(-2.84%)、同スタンダード・チャータード(-2.35%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.24%)が急落した。一方、銅先物の最高値更新で鉱業株は幅広く上昇し、グレンコア(+6.31%)、アントファガスタ(+4.91%)、アングロ・アメリカン(+2.49%)が上昇率トップ3を占めた。
独DAX40は小反落し、同17.15ポイント(0.07%)安の23693.71で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。コメルツ銀行(-2.89%)、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-2.67%)、化学BASF(-2.08%)が急落し、ハノーバー再保険(-1.95%)、保険アリアンツ(-1.78%)も軟調。一方、航空機エアバス(+3.92%)、電力エーオン(+3.43%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.70%)は大幅高となった。
仏CAC40は3日ぶりに反発し、同12.81ポイント(0.16%)高の8087.42で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。自動車ステランティス(+7.64%)は、米国の排出基準緩和によるコスト削減見通しやUBSの投資判断/目標株価引き上げで4月2日以来の高値を更新した。半導体STマイクロエレクトロニクス(+5.75%)、航空機エアバス(+4.00%)、航空宇宙サフラン(+2.24%)が急伸し、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(+1.95%)も堅調。一方、JPモルガンが投資判断/目標株価を引き下げた建設ヴァンシ(-2.01%)が急落し、鉄鋼アルセロールミタル(-1.93%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.31%)も下げた。
(経済指標) (発表値)
英11月サービス業景気指数 51.3(10月は52.3)
独11月サービス業景気指数 53.1(10月は54.6)
仏11月サービス業景気指数 51.4(10月は48.0)
ユーロ圏11月サービス業景気指数 53.6(10月は53.0)
ユーロ圏10月生産者物価指数・前年比 -0.5%(9月は-0.2%)
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- 2025/12/3 17:39 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小じっかり、仏は小甘く始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小じっかり、仏は小甘く始まる
3日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小じっかり、仏株は小甘く始まった。寄り付き後は英株が小甘く、独仏株は小じっかりで推移している。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.12%高の9,713.38。現在は0.10%安の9,691.86近辺。指数構成全100銘柄中、48銘柄が値上がり、50銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。カタールのソブリンウェルスファンドによる株式売却計画が伝えられた小売等のJセインズベリー(-4.29%)が売られており、小売りのマークス・アンド・スペンサー(-2.50%)やスーパーのテスコ(-1.91%)なども下げている。一方、スミスディテクションを売却することで合意と伝えられた自動車・航空部品のスミス・グループ(+2.14%)は買われており、不動産のバークレー・グループ(+2.01%)や鉱業のアントファガスタ(+1.84%)なども上げている。
独DAX40指数は前日比0.33%高の23,788.82で寄り付き、現在は0.42%高の23,810.54近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+3.33%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.25%)、医薬品のメルク(+3.00%)などが上げている。一方、コメルツ銀行(-0.95%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-0.83%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.04%安の8,071.78で寄り付き、現在は0.06%高の8,079.77近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり。自動車のステランティス(+6.21%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+4.04%)、航空機製造のエアバス(+1.60%)などが上げている。一方、自動車のルノー(-3.00%)やファッション・アパレルのケリング(-1.82%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/3 07:38 <IGM>欧州株式 まちまち 英国は資源株の売りと銀行株の買いが拮抗、独はバイエルが急騰
- <IGM>欧州株式 まちまち 英国は資源株の売りと銀行株の買いが拮抗、独はバイエルが急騰
2日の欧州株はまちまち。英国は資源株の売りと銀行株の買いが拮抗してほぼ横ばいとなり、独はバイエルの急騰で反発した。仏は高級ブランド株や消費関連株の下げで続落した。
英FTSE100は小幅続落し、前日比0.73ポイント(0.01%)安の9701.80で引けた。100銘柄中、上昇は42銘柄、下落は57銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位の金鉱エンデバー・マイニング(-4.93%)、前日上昇率トップの鉱業フレスニロ(-3.26%)は金相場の反落で大幅安となり、住建バークリー・グループ・ホールディングス(-3.24%)はRBCキャピタル・マーケッツの投資判断引き下げで急落した。引け後にFTSE250への降格決定が確実視されている広告WPP(-3.18%)、ホテル・レストランのウィットブレッド(-2.52%)も大幅安となった。一方、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.12%)は1週間ぶりの最高値更新となり、大手7行すべてがストレステストに合格したことを受けた英中銀による資本要件の緩和決定で幅広く買われた銀行株は、ロイズ・バンキング・グループ(+1.95%)の堅調が目立った。不動産ランド・セキュリティーズ(+1.92%)もしっかり。
独DAX40は反発し、同121.42ポイント(0.51%)高の23710.86で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。医薬品バイエル(+12.08%)は2024年1月以来の水準に急騰した。除草剤ラウンドアップの発がん性を巡る米最高裁の審理で、訟務長官の支持を得たことが好感された。発送電技術シーメンス・エナジー(+3.11%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.90%)、ドイツ銀行(+2.08%)は急伸し、自動車フォルクスワーゲン(+1.67%)も堅調。一方、化学シムライズ(-2.53%)は大幅に続落し、化学品卸売ブレンタグ(-1.78%)、消費財ヘンケル(-1.52%)も下げた。
仏CAC40は続落し、同22.39ポイント(0.28%)安の8074.61で引けた。40銘柄中、上昇は16銘柄、下落は24銘柄であった。前日上昇率3位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.02%)が急反落し、酒造ペルノ・リカール(-1.88%)、ソフトウェアのダッソーシステムズ(-1.80%)、前日上昇率トップの高級ブランドのケリング(-1.67%)、化粧品ロレアル(-1.64%)も軟調。一方、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.24%)、同BNPパリバ(+2.23%)は大幅高となり、通信オランジュ(+1.63%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
ユーロ圏11月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.2%(10月は+2.1%)
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- 2025/12/2 17:35 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
2日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小動きで始まった。新規材料不足のなか、時間外取引で米株価指数先物が弱含みに推移していることが重荷となっているが、目立った売りは見られず方向感に乏しい。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.01%高の9,703.70。現在は0.04%高の9,706.46近辺。指数構成全100銘柄中、45銘柄が値上がり、55銘柄が値下がり。住宅建設のパーシモン(+1.92%)やギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+1.53%)などが上げている。一方、ファッションのバーバリー・グループ(-2.27%)や貴金属のフレスニーヨ(-1.63%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.20%高の23,731.29で寄り付き、現在は0.10%高の23,612.76近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。ラウンドアップ訴訟で米司法長官がバイエルを支持したことが伝えられ、医薬・農薬のバイエル(+14.59%)が大幅高。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.33%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+0.97%)なども上げている。一方、不動産のヴォノヴィア(-1.48%)やスポーツ用品のアディダス(-1.37%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.15%安の8,084.77で寄り付き、現在は0.11%安の8,088.40近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり。タイヤのミシュラン(-1.06%)や建設のバンシ(-0.82%)、通信のオランジュ(-0.90%)などが下げている。一方、銀行のBNPパリバ(+0.83%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+0.92%)、化粧品のロレアル(+0.85%)などは上げている。
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- 2025/12/2 08:02 <IGM>欧州株式 反落 ウクライナ和平への期待感で航空防衛関連株が売られる
- <IGM>欧州株式 反落 ウクライナ和平への期待感で航空防衛関連株が売られる
1日の欧州株は反落した。ウクライナ和平への期待感が高まっており、航空宇宙・防衛関連株が幅広く売られた。貴金属・非鉄金属市況高で鉱業株は堅調に推移した。
英FTSE100は5日ぶりに反落し、前営業日比17.98ポイント(0.18%)安の9702.53で引けた。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は62銘柄、2銘柄は変わらずであった。航空宇宙・防衛関連株は、CFOが2026年中の退職を表明したメルローズ・インダストリーズ(-4.64%)、ロールス・ロイス(-2.90%)、バブコック・インターナショナル(-2.56%)、BAEシステムズ(-2.48%)が大幅安となり、投資会社スリーアイ・グループ(-3.61%)も急落した。一方、前日上昇率3位の鉱業フレスニロ(+7.06%)は連日の最高値更新となり、金鉱エンデバー・マイニング(+3.50%)、日用品レキット・ベンキーザー(+2.43%)も大幅高となった。
独DAX40は6日ぶりに反落し、同247.35ポイント(1.04%)安の23589.44で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。航空機エアバス(-5.90%)は急反落した。主力機A320のデータに異常が発生する可能性や胴体パネルの品質問題が報じられ、一時10.8%安と暴落した。前日上昇率トップのドイツ証券取引所(-2.99%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-2.92%)、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.56%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.39%)も急落した。一方、自動車株はメルセデス・ベンツ・グループ(+1.56%)とBMW(+1.52%)の堅調が目立ち、オンライン衣料販売ザランド(+1.55%)もしっかり。
仏CAC40は5日ぶりに反落し、同25.71ポイント(0.32%)安の8097.00で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空機エアバス(-5.81%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-2.90%)、エアバスA320のフライトコンピューターを製造した防衛・電子機器タレス(-2.62%)が急落し、証券取引所運営ユーロネクスト(-1.81%)、航空宇宙サフラン(-1.45%)も軟調。一方、ドイツ銀行が業界の明るい見通しを示した高級ブランド株は、連日下落率3位のケリング(+2.29%)とエルメス・インターナショナル(+2.24%)が大幅高となり、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.24%)も急伸した。
(経済指標) (発表値)
英11月製造業景気指数 50.2(10月は49.7)
独11月製造業景気指数 48.2(10月は49.6)
仏11月製造業景気指数 47.8(10月は48.8)
ユーロ圏11月製造業景気指数 49.6(10月は50.0)
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- 2025/12/1 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
1日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。前営業日までの相場続伸後で、高値警戒感から利食い売りなどに押されている。時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることも重荷となっている。ロシア・ウクライナの停戦への期待で、防衛関連には引き続き売りが見られている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.11%安の9,710.30。現在は0.15%安の9,705.53近辺。指数構成全100銘柄中、28銘柄が値上がり、71銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-2.03%)やメルローズ・インダストリーズ(-3.16%)、バブコック・インターナショナル(-2.12%)の下落が目立つ。一方、貴金属のフレスニーヨ(+2.96%)やエンデバー・マイニング(+2.58%)、トイレタリー用品等のレキット・ベンキーザー(+1.03%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.44%安の23,731.29で寄り付き、現在は0.64%安の23,685.31近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり。防衛・自動車部品のラインメタル(-2.74%)やソフトウェアの不具合更新のため世界中で欠航が続いた航空機製造のエアバス(-2.60%)などが売られている。一方、医薬品のメルク(+0.69%)やコメルツ銀行(+0.47%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.55%安の8,078.40で寄り付き、現在は0.47%安の8,084.82近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-3.55%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.09%)などが安い。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+1.02%)や銀行のBNPパリバ(+0.98%)などはしっかり。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/1 07:25 <IGM>欧州株式 続伸 米利下げ期待の主要3極の株高が4日継続
- <IGM>欧州株式 続伸 米利下げ期待の主要3極の株高が4日継続
28日の欧州株は続伸した。米利下げ継続観測を主因とする24日の米国を起点とする主要3極の株高の連鎖が4日間に及んだ。
英FTSE100は4日続伸し、前日比26.58ポイント(0.27%)高の9720.51で引けた。月間では前月比3.26ポイント(0.03%高)と僅かながら5ヶ月続伸した。100銘柄中、上昇は55銘柄、下落は43銘柄、2銘柄は変わらずであった。格安航空イージージェット(+2.97%)はバーンスタインの投資判断引き上げで急伸し、幅広く買われた鉱業株ではアントファガスタ(+2.53%)の堅調が目立った。鉱業フレスニロ(+1.94%)、シティグループが目標株価を引き上げたブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+1.87%)、石油BP(+1.61%)も堅調。一方、ホテル・レストランのウィットブレッド(-11.45%)は4月11日以来の水準に急落した。26日の秋季予算案で示された不動産増税による4000-5000万ポンドの追加コスト発生を指摘した。高級ブランドのバーバリー(-2.90%)はJPモルガンの投資判断引き下げで連日の下落率2位となり、小売Jセインズベリー(-2.13%)も大幅安となった。
独DAX40は5日続伸し、同68.83ポイント(0.29%)高の23836.79で引けた。前月比121.51ポイント(0.51%)安と2ヶ月ぶりに反落した。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は11銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位のドイツ証券取引所(+2.22%)は、欧州ファンドの流通プラットフォームを運営するアムステルダム上場のオールファンズの買収に向けた交渉中であることが好感された。前日上昇率トップの半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.74%)、自動車フォルクスワーゲン(+1.23%)、通信ドイツ・テレコム(+0.84%)、前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+0.79%)も堅調。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-2.21%)は急落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.54%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-0.77%)も安い。
仏CAC40は4日続伸し、同23.24ポイント(0.29%)高の8122.71で引けた。前月比1.64ポイント(0.02%)高と小幅ながら3ヶ月連続で上昇した。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車ステランティス(+2.02%)は騰落率が2%を超えた唯一の銘柄となり、前日下落率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+1.45%)は2012年3月以来の高値を更新した。高級ブランドLVMH(+1.29%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.23%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+1.17%)も堅調。一方、ホテルチェーンのアコー(-1.56%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-1.41%)、前日下落率3位の高級ブランドのケリング(-1.15%)は安い。
(経済指標) (発表値)
独11月失業率 6.3%(10月は6.3%)
独11月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.6%(10月は+2.3%)
仏7-9月期GDP(確定値・前期比 +0.5%(4-6月期は+0.3%)
仏10月消費支出・前月比 +0.4%(9月は+0.3%)
独11月消費者物価指数(速報値)・前年比 +0.8%(10月は+0.8%)
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・NQN=日経QUICKニュース
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