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- 2025/2/7 14:12 <NQN>◇東証14時 日経平均は軟調 決算受けた売買が中心
- <NQN>◇東証14時 日経平均は軟調 決算受けた売買が中心
7日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比220円ほど安い3万8800円台前半で軟調に推移している。1月の米雇用統計の発表や日米首脳会談など重要イベントが控え様子見姿勢が強まるなか、決算発表を受けた売買が中心となっている。
国内主要企業の2024年4~12月期決算が本格化している。市場では「今回の決算は予想を上回るなどポジティブサプライズが多い印象。決算シーズンが終われば、アナリストによる通期予想の上方修正が多くなるとみている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。午後に今期見通しを上方修正したSUBARUが急伸している。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆1110億円、売買高は14億3306万株だった。
IHIが下げ幅を広げている。伊藤忠やオリンパスも安い。一方、安川電や大成建、村田製は上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 12:56 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は引き続き安い 米雇用統計控え様子見も
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は引き続き安い 米雇用統計控え様子見も
7日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は引き続き安い。前日比200円ほど安い3万8800円台後半で推移している。外国為替市場での円高・ドル安進行が輸出関連株の重荷となっており、トヨタは午後に一段安となった。もっとも、7日には1月の米雇用統計の発表や日米首脳会談など重要イベントが控えていることから、次第に様子見ムードも出ている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約35億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4093億円、売買高は11億138万株だった。
富士フイルムやキヤノン、レーザーテクが下落している。一方、エーザイが上昇し、中外薬や太陽誘電も高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 11:46 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 円高進行で 東エレク下落も重荷
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 円高進行で 東エレク下落も重荷
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比172円88銭(0.44%)安の3万8893円65銭だった。外国為替市場での円高・ドル安進行を受けて輸出関連株に売りが出た。値がさの東エレクが決算発表を受けて下落し、相場を押し下げた。日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。
東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=150円台後半と2カ月ぶりの高水準となり、トヨタなど輸出関連株の売りを促した。前日に2024年4~12月期の連結決算を発表した東エレクが大幅安となったことも、日経平均の押し下げ要因となった。
もっとも、売り一巡後は下げ渋った。主要企業の決算発表がピークを迎えるなか、決算内容が好感された銘柄への買いが相場の下値を支えた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは10.61ポイント(0.39%)安の2741.59だった。JPXプライム150指数も反落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1378億円、売買高は9億3760万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は617。値上がりは961、横ばいは60だった。
コナミGやHOYA、KDDIが下げた。一方、ルネサスやファストリ、日東電は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 10:13 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅縮小 好決算銘柄への買いが支え
- <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅縮小 好決算銘柄への買いが支え
7日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比70円ほど安い3万8900円台後半で推移している。主要企業の決算発表が本格化するなか、決算内容が好感された銘柄への買いが相場の下値を支えている。メルカリが6日発表した2024年7~12月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比62%増の73億円だった。同社株は制限値幅上限(ストップ高)まで買われた。
東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=150円台後半と2カ月ぶりの高値水準となったが、その後は151円台前半に伸び悩んだ。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2915億円、売買高は6億1928万株だった。
東エレクやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンが下落している。一方、アドテストやTDK、ファストリは上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 09:24 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均300円安、円相場の上昇重荷
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均300円安、円相場の上昇重荷
7日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ250円ほど安い3万8800円台前半で推移している。外国為替市場での円高・ドル安進行を受け、輸出関連株を中心に売りが先行している。下げ幅は一時300円を超えた。
前日の米株式市場では、1月の米雇用統計の発表を前に主力株に利益確定売りが出て、ダウ工業株30種平均が反落した。半面、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇するなどまちまちの展開だった。
東京外国為替市場で円相場は1ドル=151円台前半と前日夕時点に比べ1円以上、円高・ドル安に振れている。円高進行を受け、自動車や機械などの輸出関連株に売りが出て、相場の重荷となっている。
主要企業の決算発表が本格化するなか、決算内容を受けた売買が活発化している。日本製鉄は6日発表の2024年4~12月期の連結純利益が市場予想を上回り、買いが先行している。半面、25年3月期の業績見通しを据え置いた東エレクは売りが先行している。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
NTTデータやリクルート、トヨタが下落している。一方、中外薬やニトリHD、花王が上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 15:51 <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日続伸、235円高 海外勢の先物買いがけん引
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日続伸、235円高 海外勢の先物買いがけん引
6日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比235円05銭(0.61%)高の3万9066円53銭だった。終値で3万9000円台に乗せたのは1月31日以来。5日の米株式相場の上昇を引き継いだ海外投機筋による株価指数先物への断続的な買いが、日経平均をけん引した。日銀の田村直樹審議委員の発言をきっかけに円の対ドル相場が強含むと日経平均は一時伸び悩んだが、午後はアジア株式相場の上昇も追い風に再び先物買いの勢いが強まり、大引けにかけて上げ幅を拡大した。
5日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇が目立った。同日発表のさえない米経済指標を受けて米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた株買いを誘った。東京市場では、東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株の一角が買われ、日経平均の上げ幅は午前に一時300円を超えた。
日銀の田村審議委員は6日に出席した金融経済懇談会での講演で「政策金利を0.75%に引き上げたとしても、引き続き実質金利は大幅にマイナスで、経済を引き締める水準にはまだ距離がある」と述べた。発言を受けて早期の利上げ観測が高まり、円相場が一時1ドル=151円台に上昇。トヨタなど輸出関連株の一角が売られた。
岩井コスモ証券の有沢正一投資調査部長は「発表が相次ぐ主要企業の2024年4~12月期の決算は、海運大手を中心に現時点で好調と言える。トランプ米政権の関税政策に対する先行き不透明感は残るが、投資家のマインドは好転しつつある」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は6.79ポイント(0.25%)高の2752.20だった。JPXプライム150指数も3日続伸し、2.01ポイント(0.17%)高の1214.89で終えた。東証プライムの売買代金は概算で4兆5201億円、売買高は21億7270万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1192。値下がりは394、横ばいは54だった。
ファストリやバンナムHD、コナミGが買われた。今期の純利益予想を引き上げたスズキも上昇した。一方、KDDIやダイキンのほか、キッコマンや富士フイルムが売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均はじり高 アジア株高も先物買いに弾み
- <NQN>◇東証14時 日経平均はじり高 アジア株高も先物買いに弾み
6日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はじり高となっている。前日比200円ほど高い3万9000円近辺で推移しており、14時前には後場の高値をつけた。アジア株式相場が総じて堅調なことが海外投機筋による株価指数先物への買いに弾みをつけ、日経平均を押し上げている。
週足チャートでみると、このところ52週移動平均線(3万8770円近辺)が下値支持線として意識されているという。楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは「日経平均が52週線を割り込むとチャートの傾きが徐々に下向き、形状の悪さから株価の下げがきつくなる可能性があるだけに、同水準を維持できるかが焦点」と指摘。一方で「26週線(3万8720円近辺)が52週線を上回ってくれば、買いを後押しする要因になる」とみていた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆836億円、売買高は15億4063万株だった。
東エレクやアドテスト、ルネサスが引き続き高い。自社株買いや今期増益見通しを示した日電硝は急伸している。一方、KDDIや富士フイルムが売られ、トヨタやスズキも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 13:02 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 円高一服、海外勢が再び先物買い
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 円高一服、海外勢が再び先物買い
6日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調に推移している。前日比の上げ幅を200円近くまで拡大し、3万9000円前後で推移している。外国為替市場で円高進行がいったん落ち着いており、他のアジア株式相場が総じて堅調なことも追い風に海外投機筋が再び株価指数先物への買いを膨らませているようだ。
ただ、午前の円高進行のきっかけとなった日銀の田村直樹審議委員の講演に続いて、午後は記者会見が控えている。再び円高に振れることも想定され、買いは一部の投機筋に限られているとの見方も多い。明確な買い材料に乏しいなかで物色意欲はさほど高まっておらず、日経平均が3万9000円を上回る水準では利益確定売りも目立つ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約152億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4557億円、売買高は12億3421万株だった。
ファストリやバンナムHDが買われているほか、ルネサスやオリンパスも高い。一方、KDDIやキッコマンが引き続き売られ、ホンダやトヨタも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 11:48 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸、56円高 米株高で買い先行も円高で伸び悩む
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸、56円高 米株高で買い先行も円高で伸び悩む
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前引けは前日比56円56銭(0.15%)高の3万8888円04銭だった。米長期金利の低下を背景にした5日の米株式相場の上昇を引き継いだ海外投機筋とみられる株価指数先物への断続的な買いが先行し、一時は上げ幅を300円あまりに拡大した。ただ、その後は戻り待ちの売りが上値を抑え、日銀の田村直樹審議委員の発言を受けた早期の利上げ観測の高まりから円相場が対ドルで強含むと日経平均は急速に伸び悩んだ。
5日の米市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数のほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇した。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日に発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数が予想に反して悪化。米長期金利が低下するなかで株式の相対的な割高感が薄れた。米ハイテク株高を受け、東京市場では東エレクやアドテスト、ディスコなど半導体関連株の一角が買われた。
日銀の田村審議委員は講演で「政策金利を0.75%に引き上げたとしても、引き続き実質金利は大幅にマイナスで、経済を引き締める水準にはまだ距離がある」と述べた。野村証券の小高貴久シニア・ストラテジストは「0.75%に利上げをしても緩和的な環境が維持されるので問題ないという意図が読み取れる」と指摘。「半年に1回程度の利上げを見込む市場関係者が多いなか、利上げが前倒しになる可能性が意識され、日本株の伸び悩みにつながった」とみていた。円相場が一時1ドル=151円台まで上昇すると輸出採算悪化への警戒からトヨタが下げに転じた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは5.77ポイント(0.21%)高の2751.18だった。JPXプライム150指数も続伸し、1.47ポイント(0.12%)高の1214.35で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2031億円、売買高は10億8134万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1201。値下がりは383、横ばいは54だった。
バンナムHDやコナミG、任天堂が買われたほか、構造改革や自社株買いを発表したヤマハが上昇した。一方、KDDIやダイキン、NTTデータが下落したほか、2024年10~12月期の事業利益が減少したキッコマンが急落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 10:13 <NQN>◇東証10時 日経平均はやや伸び悩む 戻り待ちの売りが上値抑える
- <NQN>◇東証10時 日経平均はやや伸び悩む 戻り待ちの売りが上値抑える
6日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや伸び悩んでいる。前日比200円ほど高い3万9000円台前半で推移している。前日の米株高に加え、足元の日本株の下値の堅さを意識した海外短期筋による先物買いが続いているが、心理的節目の3万9000円を上回る水準では戻り待ちの売りも出ており、一段の上値を抑えている。
全米自営業者連盟(NFIB)が1月に発表した2024年12月の中小企業楽観度指数は6年ぶりの高水準だった。りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一チーフ・ストラテジストは「トランプ米政権による規制緩和が米国の企業活動を促すとの期待が高まり、海外勢の投資スタンスは強気に傾きつつある」と指摘。国内も「年収の壁」の引き上げによる消費の底上げによって「国内景気は上向き、日本株にも資金が向かいやすい」とみていた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3524億円、売買高は6億9186万株だった。
東エレクやアドテストなどの半導体関連株は上げ幅を拡大し、中外薬や塩野義など医薬品株も高い。一方、2024年4~12月期の連結営業利益が予想に届かなかったダイキンが急落。ソフトバンクグループ(SBG)やKDDI、ソニーGが下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 09:17 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 3万9000円台乗せ、半導体関連高い
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 3万9000円台乗せ、半導体関連高い
6日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ270円ほど高い3万9100円近辺で推移している。米長期金利の低下を背景に5日の米主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、日本株にも買いが先行している。寄り付き後、海外投機筋とみられる株価指数先物への断続的な買いが膨らみ、日経平均は一段と強含む展開となっている。
5日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.30%高となった。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日に発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想に反して悪化。米長期金利が一段と低下し、株式の相対的な割高感が薄れた。米ハイテク株高を受け、東京市場では東エレクやアドテストなどの半導体関連株が上昇している。
トランプ米政権は中国に10%の追加関税を発動したが、メキシコとカナダについては先送りし、米関税政策を警戒した売りがいったん収まっていることも買い戻しを誘っているようだ。市場では「中国を除いてトランプ米政権にとって関税は基本的にディール(交渉)の手段に過ぎないとの認識が広がっている。7日の日米首脳会談を前にトランプ氏から日本に対する強硬な発言が出ていないことも日本株の買い安心感につながる」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との指摘があった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
ファストリやバンナムHDが上昇し、信越化や日東電も高い。一方、前日に急伸したホンダが売られ、デンソーも下げている。KDDIやダイキンも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 15:52 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 トヨタ支えも上値重く
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 トヨタ支えも上値重く
5日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前日比33円11銭(0.09%)高の3万8831円48銭だった。前日の米株高の流れを引き継ぎ、東京市場でも主力株を中心に買いが先行した。上方修正や好決算を発表した銘柄の物色も活発だったが、外国為替市場での円高・ドル安進行などを背景に日経平均は下落に転じる場面もあった。
前日の米ハイテク株高を受けて東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連銘柄の一角が買われ、日経平均は朝方に一時300円を超えて上昇した。2024年4~12月期の決算発表が本格化するなか、好決算銘柄を物色する動きもみられた。25年3月期の連結純利益見通しを上方修正したトヨタは決算発表後に急伸し、投資家心理を支えた。もっとも5日公表の経済指標で賃金の伸びが確認されて日銀の追加利上げ観測が強まり、円高・ドル安が進行したことに加え、トランプ米政権による関税への警戒感もあり日本株の上値は限定的だった。
日本経済新聞は5日午後2時40分ごろに「日産自がホンダとの経営統合に向けた基本合意書(MOU)を撤回する方針を固めた」と報じた。ホンダは発表後に上げ幅を拡大し、8%高で取引を終えた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は7.39ポイント(0.27%)高の2745.41だった。JPXプライム150指数も続伸し、3.24ポイント(0.27%)高の1212.88で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7836億円、売買高は21億9328万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は940。値下がりは645、横ばいは55だった。
パナHDや任天堂、コナミGが上げた。一方、第一三共やテルモ、京セラは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均は小高く推移 トヨタの決算通過で安心感
- <NQN>◇東証14時 日経平均は小高く推移 トヨタの決算通過で安心感
5日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比50円ほど高い3万8800円台半ばで推移している。注目されていたトヨタの決算発表を波乱なく通過したことで、投資家の買い安心感につながっているようだ。トヨタは2025年3月期の連結純利益を大幅に上方修正し、市場予想平均も大きく上回った。
市場では「トランプ大統領の勝利後、現在に至るまでの動きを踏まえてもトヨタが通期見通しを上方修正したのはポジティブだろう。相場全体の買い安心感につながっている」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2152億円、売買高は14億7127万株だった。
トヨタが上げ幅を拡大している。バンナムHDやキッコマンも高い。一方、ZOZOやアドテスト、味の素は下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 12:59 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一進一退 トヨタ決算控え様子見も
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一進一退 トヨタ決算控え様子見も
5日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(3万8798円)を挟み一進一退の推移となっている。市場の関心が高いトヨタの2024年4~12月期の決算発表を控え、次第に様子見ムードが広がっている。市場では「トヨタの決算内容次第では相場の雰囲気が変わって日経平均は上下に振れる可能性があるので、発表があるまでは手掛けづらい」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約52億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5525億円、売買高は12億507万株だった。
2025年3月期の純利益見通しを上方修正した郵船は午後に一段高となった。ソニーGやKDDIも高い。一方、リクルートは午後に下げ幅を拡大している。横河電も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 11:56 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 朝高後下落に転じる 円相場上昇で
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 朝高後下落に転じる 円相場上昇で
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比71円18銭(0.18%)安の3万8727円19銭だった。前日の米ハイテク株高や決算発表後の個別株物色を受けて東京市場でも朝方は一時300円を超えて上昇したが、その後は外国為替市場での円相場の上昇などを背景に、売りが優勢となった。
前日の米ハイテク株高を受けて東京市場でも朝方からソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連株の一角が買われ、相場を押し上げた。2024年4~12月期の決算発表が本格化するなか、川崎汽など好決算銘柄を物色する動きもみられた。ただ、その後は外国為替市場での急速な円高・ドル安進行などを背景に、指数は下落に転じた。日銀の早期利上げへの思惑から国内金利が上昇し、円相場が1ドル=153円台前半まで上昇するなか、日経平均は前引けにかけて一時100円を超えて下落した。
市場では「国内金利の上昇が株にはネガティブに効いている。決算を受けた個別物色の動きはみられるが、相場全体を支えるほどの勢いはない」(東海東京インテリジェンス・ラボの安田秀太郎マーケットアナリスト)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)も反落した。前引けは0.03ポイント(0.00%)安の2737.99だった。JPXプライム150指数は反落し、1.44ポイント(0.12%)安の1208.20で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2898億円、売買高は10億5826万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は601。値上がりは983、横ばいは55だった。
テルモやダイキン、ファナックが下げた。一方、KDDIやホンダ、パナHDは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 10:12 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 円相場上昇が重荷
- <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅縮小 円相場上昇が重荷
5日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比100円ほど高い3万8800円台後半で推移している。朝方に買いが先行していた値がさの半導体関連銘柄が下落に転じたほか、外国為替市場での急速な円買い・ドル売りが相場の重荷となっている。半面、2024年4~12月期の決算発表が本格化するなか、パナHDなど個別物色の動きは相場全体の支えとなっている。
市場では「トランプ政権の関税政策を巡る報道に一喜一憂する展開はしばらく続くとみられ、きょうは個別に材料が出た銘柄の売買が中心になるだろう」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3941億円、売買高は6億7377万株だった。
任天堂が上げ幅を拡大している。NTTデータやコナミグループも上昇している。一方、京セラやTDK、三越伊勢丹は下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 09:24 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 米ハイテク株高で、決算で個別物色も
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 米ハイテク株高で、決算で個別物色も
5日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ270円ほど高い3万9000円近辺で推移している。前日の米ハイテク株高を受け、東京市場でも主力株を中心に買いが先行している。寄り付きから徐々に上値を伸ばし、上げ幅は一時300円を超えた。
前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズの市場予想を上回る決算発表をきっかけに、ハイテク株の一角が買われた。この流れを受け東京市場でもアドテストなど半導体関連株の一角に買いが先行している。
決算発表が本格化するなか、川崎汽のように上方修正を発表するなど好調な業績を示した銘柄にも物色が向かい、相場を支えている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
ファストリや信越化、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇している。一方、第一三共やアステラス、ニチレイが下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 15:47 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 278円高、米中摩擦懸念は重荷
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 278円高、米中摩擦懸念は重荷
4日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比278円28銭(0.72%)高の3万8798円37銭だった。米政府は3日、4日から予定していたメキシコとカナダへの追加関税の発動を先送りすると発表した。世界経済の悪化への懸念が薄れ、海外短期筋を中心に株価指数先物への買い戻しが先行し、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。前日に下げたトヨタやホンダなど自動車株も上昇した。ただ、トランプ米政権は午後に中国からの輸入品に関して予定通り関税を引き上げた。中国政府も米国産の一部製品に対して報復関税を課すと発表。米中対立激化への警戒が再燃するなかで中国関連銘柄が売りに押され、日経平均も急速に上げ幅を縮める場面があった。
トランプ米大統領とカナダのトルドー首相は3日、関税の発動を1カ月延期することで合意したと発表。メキシコとも首脳間の合意で1カ月の延期が決まった。メキシコは米国側が求めてきた合成麻薬フェンタニルや不法移民の流入対策を、カナダも国境管理の強化を約束した。メキシコには米国への輸出拠点として工場を置く日本の自動車企業が多い。関税強化による米国での販売減少への警戒が薄れ、マツダなどの自動車株が買われた。
米政権は4日午後、中国からの輸入品に10%の追加関税を予定通り発動した。中国は報復措置として10日から米国産の石炭や液化ガス、原油、農業機械などに追加関税を課すと発表した。米グーグルに対する調査も発表した。マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは「トランプ米政権にとって対中政策は1丁目1番地との位置づけだ。覇権を争う中国には今後も厳しい姿勢を示す可能性が高く、貿易摩擦激化への警戒が日本株の上値を抑えた」と話す。日経平均が節目の3万9000円を上回るなかで戻り待ちの売りが出やすかった面もある。
東証株価指数(TOPIX)は反発し、終値は17.63ポイント(0.65%)高の2738.02だった。JPXプライム150指数も反発し、9.77ポイント(0.81%)高の1209.64で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆8961億円、売買高は21億4669万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は858。値下がりは721、横ばいは60だった。東証33業種のうち、「非鉄」や「繊維」「電気」などの20業種が上昇した。
3日に資本戦略見直しの一環で2029年3月期までに4000億円の自社株買いを実施する方針を示した京セラが大幅高となった。24年4~12月期の連結決算で増益着地となった村田製も急反発した。前日に売られていたアドテストや東エレクといった半導体関連株も上昇した。一方、ファストリや信越化が売られ、第一三共や中外薬も下落した。25年3月期(今期)の連結純利益の見通しを引き下げた三菱自は急落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 14:17 <NQN>◇東証14時 日経平均はさらに上げ幅縮小 米が対中関税発動、安川電など下げ
- <NQN>◇東証14時 日経平均はさらに上げ幅縮小 米が対中関税発動、安川電など下げ
4日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は急速に上げ幅を縮小している。一時は前日比70円高の3万8590円近辺まで上げ幅を縮小した。その後は再び強含み、前日比240円ほど高い3万8700円台半ばで推移している。米政権が日本時間4日14時1分に課すとしていた中国からの輸入品に対する10%の追加関税について予定通りに発動した。景気悪化への警戒が再燃し、中国向けの売上比率が高い銘柄には売り圧力が強まった。安川電は一時、下げに転じた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2171億円、売買高は14億2199万株だった。
コナミGは一段高となっているほか、任天堂も引き続き高い。2025年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)の見通しを引き上げた三菱重は買い一巡後に下落するなど荒い動きとなっている。第一三共や中外薬など医薬品株の一角が安い。ヤマハ発やニトリHDも下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 12:57 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅縮小 戻り待ちの売りで
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅縮小 戻り待ちの売りで
4日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値を付けるなど、上げ幅を縮小している。前日比420円ほど高い3万8900円台前半で推移している。トランプ米政権のカナダとメキシコへの関税発動見送りを材料視した買い戻しは一巡。心理的節目の3万9000円近辺では戻り待ちの売りが出やすいようだ。ファストリが一段安となり、指数の重荷となっている。トヨタやホンダなどの自動車株の上昇も足元では一服している。
石破茂首相は7日、トランプ米大統領との首脳会談に臨む。市場では「日本にも関税で脅しをかけてくる可能性がなくなったわけではないため、積極的に上値を追って買える投資家は少ない」(国内証券の情報担当者)との声が聞かれた。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約500億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5403億円、売買高は11億5435万株だった。
アドテストや東エレクなどの半導体関連は引き続き高い。京セラや村田製などの電子部品株も上昇している。一方、ヤマハ発やキーエンス、オリンパスが下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 17:28 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 151円台後半 日銀の利上げ観測で
- <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 151円台後半 日銀の利上げ観測で
7日の東京外国為替市場で、円相場は4日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ71銭円高・ドル安の1ドル=151円86~88銭で推移している。朝方には一時150円96銭近辺と昨年12月10日以来およそ2カ月ぶりとなる水準まで上昇した。日銀が早期に追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、7日の国内長期金利が上昇。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。
7日の国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時1.300%と2011年4月以来となる高水準をつけた。6日に日銀の田村直樹審議委員が「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが必要だ」と述べていたことなどを踏まえ、国内の中長期債には売りが出た。国内金利の先高観が強まる中、外為市場でも円買い・ドル売りの流れが続いた。
円相場は買い一巡後は伸び悩んだ。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測が相場の重荷となった。7日に1月の米雇用統計の発表や石破茂首相とトランプ米大統領との初の首脳会談を控える中で、徐々に持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも増えた。
円は対ユーロでは3日続伸した。17時時点では同59銭円高・ユーロ安の1ユーロ=157円77~81銭で推移している。
ユーロは対ドルで反発した。17時時点は同0.0009ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0388~89ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 14:21 <NQN>◇外為14時 円相場、151円台後半で小動き
- <NQN>◇外為14時 円相場、151円台後半で小動き
7日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=151円台後半で小幅な動きとなっている。14時時点では151円68~69銭と前日17時時点と比べて89銭の円高・ドル安だった。日銀の早期利上げ観測などを手掛かりにした円買い・ドル売りが一巡。7日には1月の米雇用統計の発表や石破茂首相とトランプ米大統領との初の首脳会談も予定され、内容を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける動きが限られている。
チャート上では151円12銭近辺に週足の一目均衡表の「雲」の上限が位置している。市場では「一目均衡表が(対円でドルの)強力なサポートラインとなっている」(みずほ銀行の南英明ディレクター)との指摘もあり、151円台前半で持ち高調整や利益確定の円売り・ドル買いが出やすいのも円相場の上値を抑えている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 12:29 <NQN>◇外為12時 円相場、大幅上昇 一時150円台 日銀利上げ観測や株安で
- <NQN>◇外為12時 円相場、大幅上昇 一時150円台 日銀利上げ観測や株安で
7日午前の東京外国為替市場で、円相場は大きく上昇した。12時時点は1ドル=151円61~62銭と前日17時時点と比べて96銭の円高・ドル安だった。日銀の早期利上げ観測が強まり日米の政策金利差が縮小していくとして円買い・ドル売りが活発となった。日経平均株価が下落したのも「低リスク通貨」とされる円の買いを誘い、一時150円96銭近辺と2024年12月上旬以来およそ2カ月ぶりの高値をつけた。
6日に日銀の田村直樹審議委員が「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げることが必要だ」などと語った。7日の国内債券市場で政策金利の影響を受けやすい新発2年物国債の利回りが16年4カ月ぶりの高水準をつけるなど日銀の利上げを織り込む動きが加速し、円相場を押し上げた。日経平均が一時300円あまり下げたのも円買い・ドル売りにつながった。
買いが一巡すると円相場は151円74銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。10時前の中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが意識され、相場の上値を抑えた。7日には1月の米雇用統計の発表や日米首脳会談など重要イベントが控えており、150円台後半で円相場の上昇が一服すると次第に利益確定や持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが増えた。
円は対ユーロでも大きく上昇し、12時時点は1ユーロ=157円43~45銭と、同93銭の円高・ユーロ安だった。一時156円83銭近辺と昨年12月上旬以来の円高・ユーロ安水準をつけた。
ユーロは対ドルで横ばい圏で推移している。12時時点は1ユーロ=1.0383~84ドルと同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 10:31 <NQN>◇外為10時 円相場、一時150円台 実需の売り観測は重荷に
- <NQN>◇外為10時 円相場、一時150円台 実需の売り観測は重荷に
7日午前の東京外国為替市場で、円相場が高値圏で一進一退の展開となっている。10時時点は1ドル=151円29~30銭と前日17時時点と比べて1円28銭の円高・ドル安だった。日銀の利上げ観測を背景に9時半すぎに一時150円台まで上昇して約2カ月ぶりの高値をつけたものの、買いが一巡すると円相場は再び151円60銭台まで伸び悩む場面があった。
円相場は一時150円96銭近辺と昨年12月10日以来の円高・ドル安水準をつけた。7日午前の国内債券市場では政策金利の影響を受けやすい新発2年物国債の利回りが16年4カ月ぶりの水準に上昇。日銀が利上げを続ければ日米の政策金利差は縮小するとして円買い・ドル売りの勢いが増した。日経平均株価が一時300円あまり下落したのも「低リスク通貨」とされる円に歩調を合わせるような買いを誘った。
もっとも、10時すぎには円相場が151円61銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。10時前の中値決済に向けて「ドル買い優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測が相場の重荷となった。150円台後半で円相場の上昇が一服し、短期的な利益確定や持ち高調整の円売り・ドル買いも増えた。
円は対ユーロでも堅調だ。10時時点では1ユーロ=156円99銭~157円02銭と、同1円37銭の円高・ユーロ安だった。9時半すぎには一時156円83銭近辺と昨年12月上旬以来およそ2カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。
ユーロは対ドルでもみ合っている。10時時点では1ユーロ=1.0376~77ドルと同0.0003ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 08:45 <NQN>◇外為8時30分 円相場が大幅高 151円台前半、一時2カ月ぶり高値
- <NQN>◇外為8時30分 円相場が大幅高 151円台前半、一時2カ月ぶり高値
7日早朝の東京外国為替市場で、円相場は大きく上昇している。8時30分時点は1ドル=151円28~30銭と前日17時時点と比べて1円29銭の円高・ドル安だった。8時半前には一時151円17銭近辺と、2024年12月中旬以来およそ2カ月ぶりの高値をつけた。日銀の利上げで日米の政策金利差が縮小するとの観測から円買い・ドル売りが続いている。
6日には日銀の田村直樹審議委員が「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げることが必要だ」と語っていた。政策金利を0.75%に引き上げても「実質金利は大幅にマイナス」との認識も示し、市場の想定するより速いペースで日銀が利上げをするとの思惑が強まり円相場を押し上げている。
7日の日経平均株価が下落するとの見方も円買い・ドル売りを誘っている。6日の米株式市場でダウ工業株30種平均が反落し、大阪取引所の夜間取引では日経平均先物が6日の清算値を下回って取引を終えていた。株安で投資家がリスク回避姿勢を強めれば「低リスク通貨」とされる円に買いが入るとの見方も円相場を下支えした。
円は対ユーロでも大きく上昇し、8時30分時点は1ユーロ=157円09~14銭と、同1円27銭の円高・ユーロ安だった。日銀の追加利上げ観測で対ユーロでも円買いが活発となり、6日の海外市場では一時157円06銭近辺と昨年12月上旬以来の円高・ユーロ安水準をつけていた。
ユーロは対ドルで小動き。8時30分時点は1ユーロ=1.0384~85ドルと同0.0005ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 17:28 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 152円台半ば 日銀委員の発言で
- <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 152円台半ば 日銀委員の発言で
6日の東京外国為替市場で、円相場は3日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ83銭円高・ドル安の1ドル=152円50~51銭で推移している。午前中には一時151円81銭近辺と昨年12月中旬以来となる水準まで上昇した。日銀の田村直樹審議委員の発言を受けて、早期の追加利上げに対する思惑が広がった。5日発表の米景気指標が市場予想を下回り、同日の米長期金利が低下した点も円買い・ドル売りにつながった。
日銀の田村委員は6日午前に、長野県金融経済懇談会で挨拶し、2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが「物価上振れリスクを抑え、物価安定の目標を持続的・安定的に達成するうえで必要だ」との考えを示した。日銀が市場の想定より速いペースで利上げを実施する可能性が意識され、円買いの勢いが強まった。
5日のニューヨーク債券市場で米長期金利が一時4.40%と24年12月中旬以来となる水準まで低下し、日米金利差の縮小が意識された点も円買い・ドル売りを促した。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を下回り、米景気の鈍化を示す内容だったとの受け止めから同日の米国債には買いが入っていた。
円は対ユーロでは続伸した。17時時点では同1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=158円25~28銭で推移している。
ユーロは対ドルで3日ぶりに反落した。17時時点は同0.0025ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0377~78ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 14:06 <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏で小動き 152円台前半
- <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏で小動き 152円台前半
6日午後の東京外国為替市場で、円相場は高値圏で小動きしている。14時時点では1ドル=152円31~32銭と前日17時時点と比べて1円02銭の円高・ドル安だった。日銀による早期の追加利上げの思惑から、円買い・ドル売りが優勢になっている。
もっとも、積極的に円買い・ドル売りを進める雰囲気は乏しい。日銀の田村直樹審議委員が6日午後に、長野県の金融経済懇談会後の記者会見に臨む。同日午前には、田村氏の発言をきっかけに151円台後半まで円相場が上昇していた。田村氏の発言を見極めたいと持ち高を一方に傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 12:27 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時151円台後半 日銀の田村審議委員の発言で
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時151円台後半 日銀の田村審議委員の発言で
6日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=152円26~28銭と前日17時時点と比べて1円07銭の円高・ドル安だった。一時151円81銭近辺と昨年12月以来となる円高・ドル安水準を付けた。日銀の田村直樹審議委員の発言をきっかけに、早期の追加利上げの思惑が高まり円買い・ドル売りが増えた。5日発表の米景気指標が下振れしたことも、米長期金利の低下を通じて、円相場を押し上げた。
日銀の田村委員は6日午前、長野県で開いた金融経済懇談会の挨拶で、「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが、物価安定の目標を持続的・安定的に達成するうえで必要だ」などと述べた。市場の想定より利上げのペースが速く、金融引き締めに積極的なタカ派的との受け止めから、円買い・ドル売りが増えた。
加藤勝信財務相が6日午前の衆院予算委員会で「現状物価が上がっているという意味ではインフレ」と述べたと伝わった。日銀の追加利上げを後押しする発言との見方が広がったのも円相場の上昇につながった。
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数が、市場予想を下回った。米景気が減速しているとの見方から、5日の米長期金利が低下した。日本時間6日の取引でも米長期金利は、5日のニューヨーク時間の終値と同水準の4.4%台で推移しており、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りも入った。
10時前の中値決済に向けては、「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、輸入企業などによる円売り・ドル買い観測が相場の上値を抑える場面もあった。
円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=158円27~30銭と、同1円23銭の円高・ユーロ安だった。田村氏の発言で円は対ユーロでも買われ、一時157円95銭近辺と24年12月以来の円高・ユーロ安水準をつけた。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.0394~95ドルと同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 10:30 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 152円台前半 財務相の発言で買い
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 152円台前半 財務相の発言で買い
6日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大した。10時時点は1ドル=152円29~31銭と前日17時時点と比べて1円04銭の円高・ドル安だった。加藤勝信財務相の発言をきっかけに、日銀の早期追加利上げが意識され、円買い・ドル売りが増えた。10時前の中値決済に向けては、輸入企業など国内実需勢による円売り・ドル買い観測が出て、円相場の上値を抑える場面があった。
加藤財務相が6日午前の衆院予算委員会で「現状物価が上がっているという意味ではインフレ」と述べたと伝わった。5日には赤沢亮正経済財政・再生相が「足元はインフレの状態で(日銀の)植田和男総裁の認識と特に齟齬(そご)はない」と述べていたのに続く発言で、日銀の追加利上げを後押しするとの受け止めから、円買い・ドル売りが増えた。
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を下振れ、5日の米長期金利が低下した。日本時間6日午前の取引でも米長期金利は4.4%台で推移しており、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りも入っている。
10時前の中値決済に向けては、「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。実需勢の円売り・ドル買い観測は相場の上値を抑えた。
円は対ユーロでも上げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=158円35~37銭と、同1円15銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下げに転じた。10時時点では1ユーロ=1.0397~98ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/6 08:46 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し152円台半ば 米金利が低下
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し152円台半ば 米金利が低下
6日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=152円54~56銭と前日17時時点と比べて79銭の円高・ドル安だった。5日発表の米経済指標の下振れを受けて、米長期金利が大幅に低下した。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが先行している。
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数は52.8と市場予想を下回り、前月からも悪化した。米景気は減速しているとの見方から、米長期金利が一時4.40%と2024年12月中旬以来の低水準をつけた。米金利の低下で円買い・ドル売りが進み、東京外為市場でも円相場の上昇につながっている。
日銀の追加利上げ観測が円相場を支えている。5日発表の24年12月の毎月勤労統計調査で、実質賃金の伸びが示されたことなどをきっかけに、日銀の早期利上げへの思惑が高まった。6日には金融引き締めに積極的なタカ派として知られる日銀の田村直樹審議委員の発言が予定されている。日銀の金融引き締めに向けた姿勢を見極めようと、持ち高を大きく一方向に傾ける向きは限られている。
円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=158円68~73銭と、同82銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルでほぼ横ばい。8時30分時点は1ユーロ=1.0403~04ドルと同0.0001ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 17:17 <NQN>◇外為17時 円相場、大幅続伸 一時2カ月ぶり高値 日銀利上げを意識
- <NQN>◇外為17時 円相場、大幅続伸 一時2カ月ぶり高値 日銀利上げを意識
5日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1円98銭の円高・ドル安の1ドル=153円34~36銭で推移している。一時は153円08銭近辺と昨年12月中旬以来およそ2カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけた。5日発表の国内の経済指標が賃金の伸びを示し、日銀の早期利上げを意識させる内容だったことから円が買われた。4日発表の米雇用関連指標が市場予想を下回り、米長期金利が低下したことで、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りも入った。
厚労省が5日発表した2024年12月の毎月勤労統計調査では、物価変動の影響を除いた実質賃金が2カ月連続でプラスだった。日銀の追加利上げの時期が早まるとの見方から、国内の長期金利が11年4月以来となる1.295%まで上昇する場面があり、円買い・ドル売りが入った。赤沢亮正経済財政・再生相が5日、「足もとはインフレの状態という認識、(日銀の)植田和男総裁と齟齬(そご)ない」などと述べたと伝わった。日銀の利上げを後押しするとの見方も、円買い・ドル売りにつながった。
5日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」だった。国内輸出企業などによる先物で円を調達する動きが円高を後押ししたとの指摘もあった。
円相場は朝方から買いが優勢だった。4日に発表された24年12月の米雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が市場予想を下回った。米雇用需給の緩和が意識され、4日の米長期金利が低下。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが先行した。
円は対ユーロで反発した。17時時点では同66銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=159円50~54銭で推移している。
ユーロは対ドルで続伸し、17時時点は同0.0091ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0402~03ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 14:09 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台で一進一退 日銀絡みの売買一巡
- <NQN>◇外為14時 円相場、153円台で一進一退 日銀絡みの売買一巡
5日午後の東京外国為替市場で、円相場は高値圏で一進一退となっている。14時時点では1ドル=153円37~38銭と前日17時時点と比べて1円95銭の円高・ドル安だった。5日発表の2024年12月の毎月勤労統計が賃金の伸びを示し、日銀の早期利上げ観測が高まったことを材料にした円買い・ドル売りはいったん収まった。6日に金融引き締めに積極的な「タカ派」として知られる田村直樹審議委員の講演を控え、その内容を見極めたいとの声が聞かれた。
日銀の正木一博企画局長は5日午後、衆院予算委員会で「基調的な物価上昇率は2%に向けて徐々に高まってきている」と述べた。発言を受け、12時40分すぎには153円09銭近辺まで上昇し、昨年12月以来の高値をつけた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 12:11 <NQN>◇外為12時 円相場、大幅高 一時153円17銭近辺 日銀追加利上げを意識
- <NQN>◇外為12時 円相場、大幅高 一時153円17銭近辺 日銀追加利上げを意識
5日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に上昇した。12時時点は1ドル=153円34~36銭と前日17時時点と比べて1円98銭の円高・ドル安だった。一時は153円17銭近辺と昨年12月中旬以来の円高・ドル安水準をつけた。4日の米雇用指標が市場予想比で下振れ、米長期金利が低下し円買い・ドル売りにつながった。5日発表の国内経済指標が賃金の伸びを示し、日銀が利上げに動きやすくなるとの思惑を誘うと円買いに拍車がかかった。
4日に発表された2024年12月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が市場予想を下回った。米雇用需給の緩和が意識され、4日の米長期金利が低下。日米金利差の縮小を見越した円買い・ドル売りが先行した。
厚労省が5日朝方に発表した24年12月の毎月勤労統計調査によると、物価変動の影響を除いた実質賃金が2カ月連続でプラスだった。日銀の追加利上げの時期が早まるとの見方から、国内の長期金利が11年4月以来となる1.295%まで上昇。円買い・ドル売りが増えた。
また赤沢亮正経済財政・再生相が5日午前に「足もとはインフレの状態という認識、(日銀の)植田和男総裁と齟齬ない」などと述べたと伝わった。円相場は一段と上昇した。
トランプ米大統領は記者団に対して「イランに最大限の圧力をかける政策を復活する」や「パレスチナ自治区ガザを米国が所有する」と述べたと報じられた。中東情勢の緊迫化が意識され「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。
5日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」だった。国内輸出企業などによる先物で円を調達する動きが円高を後押ししたとの指摘もある。
円は対ユーロでも大きく上昇した。12時時点は1ユーロ=159円25~28銭と、同91銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.0385ドル近辺と同0.0074ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、堅調 一時153円49銭近辺 国内金利上昇で
- <NQN>◇外為10時 円相場、堅調 一時153円49銭近辺 国内金利上昇で
5日午前の東京外国為替市場で円相場は堅調だ。10時時点は1ドル=153円76~77銭と前日17時時点と比べて1円56銭の円高・ドル安だった。10時15分ごろには153円49銭近辺と昨年12月中旬以来の円高・ドル安水準をつけた。日銀の早期利上げへの思惑から国内金利が上昇し、円を押し上げた。トランプ米大統領の発言が「低リスク通貨」の円を買う動きにつながったほか、国内輸出企業の円買い・ドル売りも活発だった。
5日早朝に発表された国内経済指標が実質賃金の伸びを示し、赤沢亮正経済財政・再生相が「足もとはインフレの状態という認識、(日銀の)植田和男総裁と齟齬ない」などと述べたと伝わった。赤沢氏の発言が「日銀の利上げを後押しする」(国内銀行)と受け止められ、一段と円買い・ドル売りが増えた。
トランプ米大統領が記者団に対して「今後、イスラエルとガザ、サウジアラビアを訪問する予定だ」や「イランに最大限の圧力をかける政策を復活する」と述べたと伝わった。イラン情勢の緊迫化懸念から円買いが入った面もある。
5日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」で、10時前の中値決済に向けては、「ドル需要が多いようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。ただ先物の実需取引では円のニーズが強かったようで、中値決済が一巡すると円買いが優勢になった。
円は対ユーロでも上げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=159円59~62銭と、同57銭の円高・ユーロ安だった。その後は159円40銭近辺をつけた。
ユーロは対ドルで高値圏でもみ合っている。10時時点では1ユーロ=1.0379~80ドルと同0.0068ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/5 08:45 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台前半 米金利が低下
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台前半 米金利が低下
5日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=154円38~39銭と前日17時時点と比べて94銭の円高・ドル安だった。8時半過ぎに154円10銭近辺まで上げ幅を広げた。4日発表の米雇用関連指標の下振れを受けて同日の米長期金利が低下。日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが先行している。5日に発表された2024年12月の毎月勤労統計が日銀の早期利上げを意識させる内容だったのも円買いを誘った。
4日発表の24年12月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数は760万件と前月(815万6000件)から減少し、市場予想(797万5000件)を下回った。米労働需給の緩和が意識されて4日の米長期金利に低下圧力がかかった。日本時間5日早朝の取引では4.50%前後と前日のニューヨーク市場の終値よりも下がり、円を押し上げている。
トランプ米政権は4日に中国に対して10%の追加関税を発動し、中国政府も対抗措置を表明した。米報道によると、トランプ米大統領は4日に米中首脳会談の実施を「急いでいない」と記者団に対して述べたという。米中の貿易摩擦への警戒感がくすぶっており、「低リスク通貨」とされる円に買いが入った面もある。
円は対ユーロでも上げている。8時30分時点は1ユーロ=160円20~25銭と、同4銭の円安・ユーロ高だったが、8時半過ぎに13銭高の160円03銭近辺をつけた。
ユーロは対ドルでは高い。8時30分時点は1ユーロ=1.0377~78ドルと同0.0066ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 17:24 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反発 155円台前半 米国の対中関税発動で
- <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反発 155円台前半 米国の対中関税発動で
4日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ23銭円高・ドル安の1ドル=155円38~40銭で推移している。トランプ米政権による関税政策の影響が意識され、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から「低リスク通貨」とされる円を買ってドルを売る動きが優勢だった。
トランプ米政権は4日、中国からの輸入品に対する10%の追加関税を発動した。中国政府が同日に対抗措置を発表し、金融市場では米国と中国の貿易摩擦の激化が世界経済を下押しするとの警戒感が広がった。
一方で円相場は午前中には155円40銭近辺まで上げ幅を縮める場面もあるなど、上値の重さも意識された。トランプ米政権がカナダとメキシコからの輸入品に対する関税発動を延期し、4日の日経平均株価は上昇した。「低リスク通貨」とされる円には売りも出た。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測も相場の重荷だった。
円は対ユーロでは6営業日ぶりに反落した。17時時点では同1円10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=160円21~27銭で推移している。カナダやメキシコへの関税発動延期を受けて、円やドルに対してユーロを買う動きが優勢だった。
ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0087ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0311~12ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 14:31 <NQN>◇外為14時 円相場、再び154円台に上げ拡大 米国の対中関税発動で
- <NQN>◇外為14時 円相場、再び154円台に上げ拡大 米国の対中関税発動で
4日午後の東京外国為替市場で、円相場が堅調だ。14時時点では1ドル=155円29~30銭と前日17時時点と比べて32銭の円高・ドル安だった。14時すぎには再び154円台後半まで上げ幅を広げる場面があった。トランプ米政権が中国に対する追加関税を発動する見通しとなり、投資家がリスク回避姿勢を強めるとして「低リスク通貨」とされる円には買いが増えた。
日本時間4日14時1分の期限を迎えたことでトランプ米政権が中国へ10%の追加関税を発動することになった。対抗措置として中国側は米国の石炭や液化天然ガス(LNG)に15%の関税を課すなどとも伝わった。米中の貿易摩擦の激化が世界景気の下押しにつながるとして日経平均株価も上げ幅を縮め、円買い・ドル売りにつながった。
円は対ユーロでも急速に買われている。14時時点では1ユーロ=160円01~04銭と同90銭の円安・ユーロ高だった。米国による対中関税の発動が伝わった14時すぎには159円19銭近辺まで下げ幅を縮める場面があった。
ユーロは対ドルで伸び悩んでいる。14時時点では1ユーロ=1.0303~04ドルと同0.0079ドルのユーロ高・ドル安だった。14時すぎには一時1.0272ドル近辺まで上げ幅を縮めた。対中関税の発動が米国のインフレ再燃や金利上昇につながるとしてドルが買われたほか、「欧州連合(EU)への関税発動の懸念も高まった」(国内銀行のディーラー)ことがユーロ売り・ドル買いを促した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 12:26 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 155円台前半 米関税延期でドル売り
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 155円台前半 米関税延期でドル売り
4日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=155円13~14銭と前日17時時点と比べて48銭の円高・ドル安だった。トランプ米政権によるカナダとメキシコに対する関税の発動が延期される見通しとなった。米国でインフレが再燃し金利が高止まりするとの思惑が後退し、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢だった。
トランプ米大統領は3日、4日に予定していたメキシコとカナダへの25%の関税発動を1カ月先送りすると発表した。10%の追加関税を課す中国とも近く協議する予定で、日本時間4日午前には米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版が中国政府は「トランプ米大統領との貿易交渉に向けた初期の準備をしている」と報じた。関税発動が見送られればドル高が一服するとして円買い・ドル売りが入った。
円相場は155円40銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。米関税の発動延期が好感され、4日午前の東京株式市場では日経平均株価が600円あまり上昇した。株高で投資家心理が改善するとして「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。10時前の中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが意識されたのも相場の重荷となった。
円は対ユーロでは大きく下落した。12時時点は1ユーロ=160円13~16銭と、同1円02銭の円安・ユーロ高だった。前日に1000円あまり急落した日経平均が反発しているのを受け、対ユーロでは「低リスク通貨」とされる円に売りが目立った。
ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0322~23ドルと同0.0098ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 10:26 <NQN>◇外為10時 円相場が伸び悩み 155円台前半 実需の売り観測も重荷
- <NQN>◇外為10時 円相場が伸び悩み 155円台前半 実需の売り観測も重荷
4日午前の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=155円33~34銭と前日17時時点と比べて28銭の円高・ドル安だった。カナダとメキシコに対する米関税の発動延期を受けて4日午前は日経平均株価が大きく上昇している。投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが出ている。
10時すぎには円相場が一時155円40銭近辺まで上げ幅を縮めた。10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが活発だったとの観測も相場の重荷となった。
円は対ユーロでも軟調だ。10時時点では1ユーロ=160円24~27銭と、同1円13銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上げ幅を縮めている。10時時点では1ユーロ=1.0316~17ドルと同0.0092ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/4 08:53 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台前半 対ユーロは大幅安
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台前半 対ユーロは大幅安
4日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円12~15銭と前日17時時点と比べて49銭の円高・ドル安だった。トランプ米政権がカナダとメキシコへの関税発動が延期される見通しとなった。米国でのインフレ再燃や金利高止まりの思惑が後退し、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢となっている。
トランプ米大統領は3日、4日に予定していたカナダとメキシコへの25%の関税発動を1カ月先送りすることで両国と合意したと発表した。関税強化が米国でのインフレ上振れにつながり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ継続も難しくなるとの観測が広がっていたため、発動延期で米金利の先高観が後退するとして対主要通貨でのドル売りが膨らんだ。
もっとも、円相場の上値は限られている。米関税の発動延期を受け、4日朝の大阪取引所では日経平均先物が一時3万9200円台まで買われ、3日の清算値を600円あまり上回っている。前日に1000円あまり急落した日経平均株価が急反発し、投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りも出て、8時半すぎに155円26銭近辺まで伸び悩む場面があった。
円は対ユーロでは大きく下げ、8時30分時点は1ユーロ=160円34~40銭と、同1円23銭の円安・ユーロ高だった。トランプ米政権による関税の発動先送りを受け、対ユーロでは「低リスク通貨」とされる円に売りが目立っている。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.0336~38ドルと同0.0112ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/2/7 08:57 <IGM>米国株式 ダウ 3日ぶり反落 ハネウェルの下げが重石 ハイテクは上昇
- <IGM>米国株式 ダウ 3日ぶり反落 ハネウェルの下げが重石 ハイテクは上昇
6日の米国株式市場のダウは3日ぶりに反落し、前日比125.65ドル安(-0.28%)の44747.63ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。7日の米1月雇用統計の発表への警戒感が漂うなか、分社化を発表した重工業ハネウェル(-5.64%)、顧客情報管理セールスフォース(-4.92%)が下げがダウの重石となった。半導体エヌビディア(+3.08%)や銀行JPモルガン(+2.39%)は買われた。
ナスダックは3日続伸し、同99.66ポイント高(+0.51%)の19791.99。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが相場をけん引した。
S&P500も3日続伸し、同22.09ポイント高(+0.36%)の6083.57。生活必需品、金融など8業種が上昇、エネルギー、ヘルスケア、公益が下落。
(経済指標) (発表値)
10-12月期非農業部門労働生産性速報値(前期比年率) +1.2%(前回: +2.3%)
新規失業保険申請件数(先週) 21.9万件(前回: 20.8万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/6 08:59 <IGM>米国株式 続伸 長期金利低下が支え アルファベットが急落
- <IGM>米国株式 続伸 長期金利低下が支え アルファベットが急落
5日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。4日発表した決算が低調だったグーグルの持ち株会社アルファベット(-7.29%)の大幅安が重石となったものの、米10年物国債利回り(長期金利)が急低下し、相場をサポートした。
ダウは前日比317.24ドル高(+0.71%)の44873.28ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。製薬アムジェン(+6.50%)や半導体エヌビディア(+5.21%)、航空機ボーイング(+3.18%)が買われた。
ナスダックは同38.31ポイント高(+0.19%)の19692.33。工業を除く全業種が上昇した。
S&P500は同23.60ポイント高(+0.39%)の6061.48。不動産、ITなど8業種が上昇、通信、一般消費財、素材が下落。
(経済指標) (発表値)
1月ADP全米雇用報告(前月比) +18.3万人(前回: +17.6万人)
12月貿易収支 -984億ドル(前回: -789億ドル)
1月ISM非製造業景気指数 52.8(前回: 54.0)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/5 08:55 <IGM>米国株式 3日ぶり反発 ハイテクがけん引 米中貿易戦争への懸念は重石
- <IGM>米国株式 3日ぶり反発 ハイテクがけん引 米中貿易戦争への懸念は重石
4日の米国株式市場の主要3指数は揃って3日ぶり反発。ダウは前日比134.13ドル高(+0.30%)の44556.04ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。米国は4日、中国の輸入品に対する10%の追加関税を発動し、中国は対抗措置として、米国からの輸入品に10日から最大15%の追加関税を課すと発表した。市場では、米中貿易戦争への懸念から売りが先行したが、アップル(+2.10%)やアマゾン(+1.95%)、半導体エヌビディア(+1.71%)などハイテクが買われ、相場をけん引した。製薬メルク(-9.07%)やコカ・コーラ(-1.07%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄の下げが目立った。
ナスダックは同262.06ポイント高(+1.35%)の19654.01。保険を除く全業種が上昇した。
S&P500は同43.31ポイント高(+0.72%)の6037.88。エネルギー、通信など6業種が上昇、不動産は横ばい、公益、生活必需品など4業種が下落。
(経済指標) (発表値)
12月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 760.0万件(前回: 815.6万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/4 08:50 <IGM>米国株式 続落 トランプ関税への懸念で ディフェンシブはしっかり
- <IGM>米国株式 続落 トランプ関税への懸念で ディフェンシブはしっかり
3日の米国株式市場の主要3指数は揃って続落。ダウは前日比122.75ドル安(-0.28%)の44421.91ドルで終了。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。トランプ米政権が週末にカナダとメキシコ、中国に対して関税を発動すると発表し、ダウは一時660ドル超下落したが、トランプ政権がメキシコに対する関税発動を1ヶ月延期すると発表すると、ダウは下げ幅を縮小した。アップル(-3.39%)や半導体エヌビディア(-2.84%)、建機キャタピラー(-2.66%)が下げた。日用品P&G(+1.67%)や通信ベライゾン(+1.50%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄は底固く推移した。
ナスダックは同235.48ポイント安(-1.20%)の19391.95。通信を除く全業種が下落した。
S&P500は同45.96ポイント安(-0.76%)の5994.57。生活必需品や公益など5業種が上昇、IT、一般消費財など6業種が下落。
(経済指標) (発表値)
1月ISM製造業景気指数 50.9(前回: 49.2)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/3 09:01 <IGM>米国株式 反落 トランプ関税への警戒感で
- <IGM>米国株式 反落 トランプ関税への警戒感で
31日の米国株式市場は主要3指数が揃って反落。ダウは前日比337.47ドル安(-0.75%)の44544.66ドルで終了。全30銘柄中、上昇は4、下落は26。トランプ政権が1日にメキシコやカナダ、中国に関税を発動すると報じられ、相場の重石となった。石油シェブロン(-4.56%)や半導体エヌビディア(-3.67%)、塗料シャーウィン・ウイリアムズ(-2.02%)が下げた。アマゾン(+1.30%)や製薬アムジェン(+0.49%)は買われた。
ナスダックは同54.30ポイント安(-0.28%)の19627.44。通信、工業を除く全業種が下落した。
S&P500は同30.64ポイント安(-0.50%)の6040.53。通信、一般消費財が上昇、エネルギー、ITなど9業種が下落。
(経済指標) (発表値)
12月個人消費支出(PCE、前年比) +2.8%(前回: +2.8%)
12月コアPCE価格指数(前年比) +2.8%(前回: +2.8%)
10-12月期雇用コスト指数(前期比) +0.9%(前回: +0.8%)
1月シカゴ購買部協会景気指数 39.5(前回: 36.9)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/31 09:07 <IGM>米国株式 反発 好決算のIBMがけん引 マイクロソフトは大幅安
- <IGM>米国株式 反発 好決算のIBMがけん引 マイクロソフトは大幅安
30日の米国株式市場は主要3指数が揃って反発。ダウは前日比168.61ドル高(+0.38%)の44882.13ドルで終了。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。好決算のIBM(+12.96%)が相場をけん引した。航空機ボーイング(+3.38%)やスポーツ用品ナイキ(+2.29%)も買われた。マイクロソフト(-6.18%)は大幅安。クラウド事業の売上高見通しが市場予想を下回った。
ナスダックは同49.42ポイント高(+0.25%)の19681.74。2%安の通信とほぼ横ばいのハイテクを除く全業種が上昇した。
S&P500は同31.86ポイント高(+0.52%)の6071.17。ITを除く全10業種が上昇。
(経済指標) (発表値)
10-12月期GDP速報値(年率換算) +2.3%(前回: +3.1%)
新規失業保険申請件数(先週) 20.7万件(前回: 22.3万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/30 08:54 <IGM>米国株式 反落 米FRBの「タカ派寄りの据え置き」が重石
- <IGM>米国株式 反落 米FRBの「タカ派寄りの据え置き」が重石
29日の米国株式市場は主要3指数が揃って下落。ダウは3日ぶりに反落し、前日比136.83ドル安(-0.31%)の44713.52ドルで終了。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。米FRBは取引時間中に政策金利を4.25-4.50%に据え置くと発表した。声明でインフレが2%に向けて「進展している」との文言が削除されたことがタカ派的と受け止められ、相場の重石となった。半導体エヌビディア(-4.10%)や航空機ボーイング(-2.32%)、顧客情報管理セールスフォース(-1.65%)が下げを主導した。スポーツ用品ナイキ(+2.94%)やディズニー(+0.94%)は買われた。
ナスダックは反落し、同101.26ポイント安(-0.51%)の19632.32。通信が1.7%上昇したものの、指数に占めるウェイトが大きいハイテクの下げが重石となった。
S&P500は反落し、同28.39ポイント安(-0.46%)の6039.31。通信、生活必需品など4業種が上昇、不動産、ITなど7業種が下落。
(経済指標) (発表値)
政策金利 4.25-4.50%(前回: 4.25-4.50%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/29 08:54 <IGM>米国株式 上昇 急反発のエヌビディアがけん引
- <IGM>米国株式 上昇 急反発のエヌビディアがけん引
28日の米国株式市場は主要3指数が揃って上昇。中国の新興企業ディープシークが開発する低コストの人工知能(AI)への警戒感から前日に17%急落した半導体エヌビディア(+8.93%)が急反発し、相場の上昇を主導した。
ダウは続伸し、前日比136.77ドル高(+0.31%)の44850.35ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、変わらずは1、下落は18。エヌビディアのほか、顧客情報管理セールスフォース(+3.70%)やアップル(+3.65%)、マイクロソフト(+2.91%)、航空機ボーイング(+1.50%)が買われた。
ナスダックは3日ぶりに反発し、同391.75ポイント高(+2.03%)の19733.58。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが前日の5%安から3.4%急反発した。
S&P500も3日ぶりに反発し、同55.42ポイント高(+0.92%)の6067.70。IT、通信、一般消費財が上昇、生活必需品など8業種が下落。
(経済指標) (発表値)
11月ケース・シラー住宅価格指数(前年比) +4.3%(前回: +4.2%)
1月消費者信頼感指数 104.1(前回: 109.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/28 08:56 <IGM>米国株式 ナスダック急落 DeepSeekショックでハイテクが急落
- <IGM>米国株式 ナスダック急落 DeepSeekショックでハイテクが急落
27日の米国株式市場はナスダックがハイテク株主導で急落。中国の新興企業DeepSeekが開発する人工知能(AI)の無料アプリが急速に人気を集め、AI相場を主導してきた半導体エヌビディア(-16.97%)が急落するなど、市場に激震が走った。
ダウは反発し、前日比289.33ドル高(+0.65%)の44713.58ドルで終了。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(+4.13%)や顧客情報管理セールスフォース(+3.96%)、アップル(+3.18%)が買われた。エヌビディアやネットワーク機器シスコシステムズ(-5.06%)は大きく下げた。
ナスダックは大幅続落し、同612.46ポイント安(-3.07%)の19341.83。指数に占めるウェイトが大きいハイテクがエヌビディア主導で5%急落した。
S&P500も続落し、同88.96ポイント安(-1.45%)の6012.28。生活必需品、ヘルスケアなど6業種が上昇、IT、公益など5業種が下落。
(経済指標) (発表値)
12月新築住宅販売件数(年率換算) 69.8万件(前回: 67.4万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/27 08:53 <IGM>米国株式 5日ぶり反落 短期的な過熱感が重石
- <IGM>米国株式 5日ぶり反落 短期的な過熱感が重石
24日の米国株式市場の主要3指数は揃って5日ぶり反落。ダウは前日比140.82ドル安(-0.32%)の44424.25ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、変わらずは1、下落は18。短期的な過熱感が燻るなか、翌週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要企業の決算発表を控えて、利益確定売りが強まった。半導体エヌビディア(-3.12%)や重工業ハネウェル(-1.84%)が下げた。小売ウォルマート(+1.01%)やディズニー(+1.01%)は買われた。
ナスダックは同99.37ポイント安(-0.50%)の19954.30。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが下げを主導した。
S&P500は同17.47ポイント安(-0.28%)の6101.24。通信、公益など6業種が上昇、IT、エネルギーなど5業種が下落。
(経済指標) (発表値)
1月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 50.1(前回: 49.4)
1月サービス業PMI速報値 52.8(前回: 56.8)
1月総合PMI速報値 52.4(前回: 55.4)
1月消費者態度指数・確報値 71.1(前回: 73.2)
12月中古住宅販売件数(年率換算) 424万件(前回: 415万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/24 08:58 <IGM>米国株式 4日続伸 S&P最高値 トランプ氏の発言を好感
- <IGM>米国株式 4日続伸 S&P最高値 トランプ氏の発言を好感
23日の米国株式市場の主要3指数は揃って4日続伸。ダウは前日比408.34ドル高(+0.92%)の44565.07ドルで終了。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。トランプ米大統領が23日、スイスで開催中の世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)にオンラインで出席し、金利の引き下げやサウジアラビアなどに原油価格の引き下げを求め、市場で好感された。建機キャタピラー(+2.21%)や航空機ボーイング(+2.12%)、ディズニー(2.23%)が買われた。
ナスダックは同44.33ポイント高(+0.22%)の20053.67。銀行、保険を除く全業種が上昇した。
S&P500は同32.34ポイント高(+0.53%)の6118.71。最高値を更新した。全11業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
新規失業保険申請件数(先週) 22.3万件(前回: 21.7万件)
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- 2025/1/23 08:56 <IGM>米国株式 3日続伸 トランプ政権のAI政策でハイテクが堅調
- <IGM>米国株式 3日続伸 トランプ政権のAI政策でハイテクが堅調
22日の米国株式市場の主要3指数は揃って3日続伸。トランプ米大統領が21日、オラクル(+6.75%)やオープンAI、ソフトバンクグループなどが5000億ドル(約78兆円)を投資し、人工知能(AI)インフラを整備すると発表し、ハイテク株が相場をけん引した。トランプ政権の関税政策を巡る不透明感は相場の重石となり、業種間の明暗が分かれた。
ダウは前日比130.92ドル高(+0.30%)の44156.73ドルで終了。ほぼ1ヶ月半ぶり高値を記録した。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。半導体エヌビディア(+4.43%)やマイクロソフト(+4.13%)、保険トラベラーズ(+3.16%)、日用品P&G(+1.87%)が買われた。ホームセンターのホーム・デポ(-1.99%)やヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(-1.94%)は下げた。
ナスダックは同252.56ポイント高(+1.28%)の20009.34。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが2%上昇し、相場を押し上げた。
S&P500は同37.13ポイント高(+0.61%)の6086.37。取引時間中の最高値を更新した。IT、通信が上昇、公益、不動産など9業種が下落。
(経済指標) (発表値)
12月景気先行指数(前月比) -0.1%(前回: +0.4%)
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- 2025/1/22 09:01 <IGM>米国株式 ダウ1ヶ月ぶり高値 米新政権の高関税発動見送りで
- <IGM>米国株式 ダウ1ヶ月ぶり高値 米新政権の高関税発動見送りで
21日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。トランプ氏が米大統領に再就任した20日に高関税の発動を見送ったことで市場に安心感が広がり、ダウとS&P500はほぼ1ヶ月ぶり高値を記録した。
ダウは前日比537.98ドル高(+1.24%)の44025.81ドルで終了。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。事務用品3M(+4.16%)や建機キャタピラー(+3.58%)、スポーツ用品ナイキ(+3.29%)が買われた。アップル(-3.19%)は大幅安。ジェフリーズが投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げた。
ナスダックは同126.58ポイント高(+0.64%)の19756.77。保険を除く全業種が上昇した。
S&P500は同52.58ポイント高(+0.87%)の6049.24。エネルギーを除く全業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/1/21 08:07 <IGM>米国株式 キング牧師誕生日のため休場
- <IGM>米国株式 キング牧師誕生日のため休場
20日の米国株式市場はキング牧師誕生日のため休場。取引再開は21日。
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- 2025/1/20 08:43 <IGM>米国株式 反発 インフレ懸念一服で幅広く買われる
- <IGM>米国株式 反発 インフレ懸念一服で幅広く買われる
17日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発。ダウは前日比334.70ドル高(+0.78%)の43487.83ドルで終了。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。15日発表の米12月消費者物価指数(CPI)でインフレ懸念が和らいだことで米10年物国債利回り(長期金利)が一時2週間ぶりの4.56%台に低下し、幅広く買われた。半導体エヌビディア(+3.10%)やアマゾン(+2.39%)、金融ゴールドマン・サックス(+2.11%)が買われた。製薬メルク(-2.76%)や保険トラベラーズ(-1.18%)、ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(-0.50%)は下げた。
ナスダックは同291.90ポイント高(+1.51%)の19630.19。運輸、保険を除く全業種が上昇した。
S&P500は同59.32ポイント高(+0.99%)の5996.66。不動産、ヘルスケアを除く全9業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
12月住宅着工件数(年率換算) 149.9万件(前回: 129.4万件)
12月建設許可件数 (年率換算) 148.3万件(前回: 149.3万件)
12月鉱工業生産(前月比) +0.9%(前回: +0.2%)
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- 2025/1/17 08:55 <IGM>米国株式 反落 前日の大幅高の反動で伸び悩む
- <IGM>米国株式 反落 前日の大幅高の反動で伸び悩む
16日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは4日ぶりに反落し、前日比68.42ドル安(-0.16%)の43153.13ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。米12月消費者物価指数(CPI)を受けて前日に大きく上昇した反動から、この日は伸び悩んだ。塗料シャーウィン・ウィリアムズ(+2.09%)やヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(+1.93%)、航空機ボーイング(+1.64%)が買われた一方、医療保険ユナイテッド・ヘルス(-6.04%)やアップル(-4.04%)が下げた。
ナスダックは反落し、同172.94ポイント安(-0.89%)の19338.29。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが下げを主導した。
S&P500は4日ぶりに反落し、同12.57ポイント安(-0.21%)の5937.34。公益、不動産など8業種が上昇、IT、通信、一般消費財が下落した。
(経済指標) (発表値)
12月小売売上高(前月比) +0.4%(前回: +0.8%)
12月輸入物価指数(前月比) +0.1%(前回: +0.1%)
1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 44.3(前回: -10.9)
新規失業保険申請件数(先週) 21.7万件(前回: 20.3万件)
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- 2025/1/16 08:50 <IGM>米国株式 上昇 インフレ懸念緩和で 好決算のゴールドマンが大幅高
- <IGM>米国株式 上昇 インフレ懸念緩和で 好決算のゴールドマンが大幅高
15日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは3日続伸し、前日比703.27ドル高(+1.65%)の43221.55ドルで終了。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。この日発表された米12月消費者物価指数(CPI)で、エネルギーと食品を除くコアCPIの伸びが前月から鈍化したことを受けてインフレ懸念が和らぎ、投資家心理が改善した。金融ゴールドマン・サックス(+6.02%)が大幅高。15日朝に発表した10-12月期決算が市場予想を大幅に上回る増収増益となった。クレジットカードのアメックス(+3.98%)や半導体エヌビディア(+3.40%)も買われた。顧客管理システムのセールスフォース(-0.74%)や航空機ボーイング(-0.49%)は下げた。
ナスダックは6日ぶりに反発し、同466.84ポイント高(+2.45%)の19511.23。運輸を除く全業種が上昇した。
S&P500は3日続伸し、同107.00ポイント高(+1.83%)の5949.91。生活必需品を除く全10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
1月NY連銀製造業景気指数 -12.6(前回: 2.1)
12月消費者物価指数(CPI、前月比) +0.4%(前回: +0.3%)
12月CPI(前年比) +2.9%(前回: +2.7%)
12月コアCPI(前月比) +0.2%(前回: +0.3%)
12月コアCPI(前年比) +3.2%(前回: +3.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/15 08:52 <IGM>米国株式 ダウ、S&P続伸 予想を下回るインフレ指標を好感
- <IGM>米国株式 ダウ、S&P続伸 予想を下回るインフレ指標を好感
14日の米国株式市場のダウは続伸し、前日比221.16ドル高(+0.52%)の42518.28ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。この日発表された米12月卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことを受けてインフレ懸念が和らぎ、相場をサポートした一方、15日発表の米12月消費者物価指数(CPI)やトランプ次期米政権の政策への警戒感は重石となった。銀行JPモルガン(+1.33%)やクレジットカードのアメックス(+1.12%)、石油シェブロン(+1.00%)が買われた。航空機ボーイング(-2.09%)や製薬メルク(-2.08%)は下げた。
ナスダックは5日続落し、同43.70ポイント安(-0.23%)の19044.39。全業種が下落した。
S&P500は続伸し、同6.69ポイント高(+0.11%)の5842.91。公益、金融など6業種が上昇、生活必需品は横ばい、通信など4業種が下落。
(経済指標) (発表値)
12月卸売物価指数(前月比、PPI) +0.2%(前回: +0.4%)
12月PPI(前年比) +3.3%(前回: +3.0%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/14 08:48 <IGM>米国株式 まちまち ディフェンシブが買われる ハイテクは軟調
- <IGM>米国株式 まちまち ディフェンシブが買われる ハイテクは軟調
13日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは反発し、前日比358.67ドル高(+0.86%)の42297.12ドルで終了。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。10日の堅調な米12月雇用統計を受けた米10年物国債利回り(長期金利)の高止まりやトランプ次期米政権の政策を巡る不透明感が相場の重石となったが、ダウは10日に700ドル近く下落した値ごろ感にサポートされた。製薬メルク(+1.74%)やヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(+1.70%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄の上昇が目立った。半導体エヌビディア(-1.97%)やアップル(-1.03%)などハイテクは軟調。なお、10日のダウの終値は41938.45ドル。
ナスダックは4日続落し、同73.52ポイント安(-0.38%)の19088.10。エヌビディアなど、指数に占めるウェイトが大きいハイテクが下げを主導した。なお、10日のナスダックの終値は19162.62。
S&P500は小反発し、同9.18ポイント高(+0.15%)の5836.22。エネルギー、素材など7業種が上昇、公益、ITなど4業種が下落。なお、S&P500の10日の終値は5827.04。
(経済指標) (発表値)
10日
12月失業率 6.7%(前回: 6.8%)
12月非農業部門雇用者数(前月比) +25.6万人(前回: +21.2万人)
12月平均時給(前年比) +3.9%(前回: +4.0%)
1月消費者態度指数・速報値 73.2(前回: 74.0)
13日
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/10 08:14 <IGM>米国株式 カーター元米大統領の国葬のため休場
- <IGM>米国株式 カーター元米大統領の国葬のため休場
9日の米国株式市場はカーター元米大統領の国葬のため休場。取引再開は10日。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/7 07:57 <IGM>欧州株式 英独は4営業日ぶりに最高値 仏は2024年6月以来の高値
- <IGM>欧州株式 英独は4営業日ぶりに最高値 仏は2024年6月以来の高値
6日の欧州株はいずれも1%台の上昇率を記録した。2024年8月から3度目の利下げを発表した英中銀の金融緩和継続への期待感や好決算を発表した銘柄への買いで、英独は1月31日以来の最高値を更新し、仏は2024年6月以来の水準を回復した。
英FTSE100は続伸し、前日比103.99ポイント(1.21%)高の8727.28と4営業日ぶりに最高値を更新した。100銘柄中、上昇は64銘柄、下落は34銘柄、2銘柄は変わらずであった。医薬品アストラゼネカ(+5.93%)は10-12月期の売上高好調で大幅続伸し、鉱業株はアントファガスタ(+5.22%)と第4四半期の生産好調を報告したアングロ・アメリカン(+5.06%)が急伸した。格安航空イージージェット(+4.79%)、銀行バークレイズ(+4.13%)、保険ビーズリー(+3.59%)も大幅高となった。一方、電力SSE(-3.27%)はモルガンスタンレーの目標株価引き下げで急反落し、ガス・電力セントリカ(-2.85%)、ロンドン証券取引所(-2.77%)も大幅安となった。
独DAX40は3日続伸し、同316.49ポイント(1.47%)高の21902.42と4営業日ぶりに最高値を更新した。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。化学BASF(+7.24%)は5月31日以来の高値を更新し、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+5.27%)は10-12月期売上高が市場予測を上回った。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+5.10%)は3日連続の上昇率トップ3入りで6月13日以来の高値を更新した。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+5.05%)、総合テクノロジーのシーメンス(+3.38%)も急伸し、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.49%)は18日間で17回目の騰落率2%超を記録した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-5.66%)は米国が来週ウクライナ・ロシア戦争の停戦計画を公表するとの見方で急落した。バイオテクノロジーのキアゲン(-3.21%)、電力RWE(-2.20%)も大幅安となった。
仏CAC40は反発し、同115.94ポイント(1.47%)高の8007.62と6月6日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は8銘柄、1銘柄は変わらずであった。10-12月期の業績がともに市場予測を上回った鉄鋼アルセロールミタル(+13.34%)と銀行ソシエテ・ジェネラル(+13.18%)はいずれも急騰した。硝子サンゴバン(+6.17%)、前日下落率トップの酒造ペルノ・リカール(+3.23%)、高級ブランドのケリング(+3.09%)、前日下落率2位の電機シュナイダー・エレクトリック(+3.06%)も大幅高となった。一方、電気・ガスのエンジー(-2.42%)、防衛・電子機器タレス(-2.35%)は急落し、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-1.32%)も安い。
(経済指標) (発表値)
英1月建設業景気指数 48.1(12月は53.3)
独12月鉱工業受注・前月比 +6.9%(11月は-5.2%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/6 17:48 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
6日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。5日に上昇した米株式相場は、直近の時間外取引でもしっかりで推移しており、欧州株に底堅さをもたらしている。また、本日の英イングランド銀行の金融政策委員会で25bpの利下げが予想されていることも下支えとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.63%高の8,678.00。現在は0.70%高の8,683.97近辺。指数構成全100銘柄中、84銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。鉱業のアングロ・アメリカン(+3.67%)やアントファガスタ(+2.42%)、医薬品のアストラゼネカ(+3.36%)などが上げている。一方、システムへの不正アクセスが伝えられたエンジニアリングのIMI(-1.83%)が売られており、同業のウィアー・グループ(-1.70%)やヘルス・安全装置関連のハルマ(-0.82%)なども下げている。
独DAX40指数は前日比0.61%高の21,718.10で寄り付き、現在は0.52%高の21,697.71近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。2024年10-12月期業績が予想を上回った医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+6.15%)が買われており、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+3.92%)も高い。一方、バイオテクノロジーのキアゲン(-3.74%)や自動車のメルセデス・ベンツグループ(-0.74%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.34%高の7,918.36で寄り付き、現在は0.33%高の7,917.39近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。2024年10-12月期の好調な業績と増配、自社株買いを発表した銀行のソシエテ・ジェネラル(+8.47%)が買われており、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+2.53%)や酒造のペルノ・リカール(+2.49%)なども上げている。一方、ファッション・アパレルのケリング(-2.54%)や自動車のステランティス(-1.61%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/6 07:57 <IGM>欧州株式 まちまち 英は反発し独は続伸も仏は反落
- <IGM>欧州株式 まちまち 英は反発し独は続伸も仏は反落
5日の欧州株は英国が反発、独が続伸、仏は反落するまちまちの展開になった。英株は好決算銘柄の買いや6日の英中銀の利下げ観測が追い風となり、独株は独10年国債利回りが1ヶ月超ぶりの最低を更新したことに買いで反応した。
英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比52.52ポイント(0.61%)高の8623.29で引けた。100銘柄中、上昇は71銘柄、下落は24銘柄、5銘柄は変わらずであった。医薬品GSK(+7.61%)は20億ポンドの自社株買い計画の発表や2031年にかけた長期売上高見通しの引き上げが好感された。金相場の連日の最高値更新で、鉱業フレスニロ(+5.82%)、エンデバー・マイニング(+3.00%)が大幅高となった。前日上昇率2位の小売マークス・アンド・スペンサー(+3.65%)、同テスコ(+2.70%)、不動産ランド・セキュリティーズ(+2.62%)も急伸した。一方、酒造ディアジオ(-3.97%)は2020年3月以来の水準に大きく4日続落した。ビジネスサポートDCC(-3.55%)はJPモルガンの目標株価引き下げとテクノロジー部門の先行き慎重論が嫌気され、特殊化学クローダ・インターナショナル(-3.21%)も急落した。
独DAX40は続伸し、同80.23ポイント(0.37%)高の21585.93で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。不動産ヴォノヴィア(+3.46%)は独国債利回りの低下で急反発し、前日上昇率トップの半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.91%)は7月15日以来の高値を更新した。発送電技術シーメンス・エナジー(+2.55%)は騰落率2%超が17日間で16日目となった。オンライン衣料販売ザランド(+2.22%)は2023年4月以来の高値を更新した。前日上昇率2位のソフトウェアSAP(+1.31%)もしっかり。一方、幅広く売られた自動車関連株では、ダイムラー・トラック・ホールディング(-2.19%)とコンチネンタル(-1.95%)の下げが目立ち、化学シムライズ(-1.83%)も軟調。
仏CAC40は反落し、同14.72ポイント(0.19%)安の7891.68で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。酒造ペルノ・リカール(-3.63%)はトランプ関税の行方の不透明さを嫌気して大幅に3日続落し、2016年12月以来の安値を更新した。電機シュナイダー・エレクトリック(-2.68%)、筆頭株主となっている日産自動車がホンダ戸の経営統合を白紙に戻したことを嫌気した自動車ルノー(-2.59%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.03%)が急落し、高級ブランドのケリング(-1.45%)、化粧品ロレアル(-1.44%)も安い。一方、広告ピュブリシス(+2.58%)はドイツ銀行の目標株価引き上げで5月10日以来の高値を更新し、石油トタルエナジーズ(+1.74%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.29%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
英1月サービス業景気指数 50.8(12月は51.1)
独1月サービス業景気指数 52.5(12月は51.2)
仏1月サービス業景気指数 48.2(12月は49.3)
ユーロ圏1月サービス業景気指数 51.3(12月は51.6)
ユーロ圏12月生産者物価指数・前年比 0.0%(11月は-1.2%)
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- 2025/2/5 17:46 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
5日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。トランプ米政権による関税引き上げによる米中貿易戦争への警戒で、本日の中国株は下落し、また、時間外取引で米株価指数先物も軟調に推移しており、欧州株にも重荷となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.26%安の8,548.19。現在は0.03%高の8,572.94近辺。指数構成全100銘柄中、31銘柄が値上がり、67銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第4四半期業績が予想を上回った医薬品のGSK(+6.34%)が買われており、貴金属のフレスニーヨ(+1.33%)や通信のボーダフォングループ(+1.14%)なども上げている。一方、JPモルガンが目標株価を引き下げたビジネスサポートのDCC(-2.46%)は売られており、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-1.89%)やヘルス・安全装置関連のハルマ(-1.41%)なども下げている。
独DAX40指数は前日比0.35%安の21,429.83で寄り付き、現在は0.38%安の21,423.63近辺。指数構成全40銘柄中、5銘柄が値上がり、35銘柄が値下がり。タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-1.27%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.29%)、産業機器のシーメンス(-1.19%)などが安い。一方、コメルツ銀行(+0.70%)や不動産のヴォノヴィア(+0.58%)などはしっかり。
仏CAC40指数は前日比0.23%安の7,888.60で寄り付き、現在は0.11%安の7,898.01近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、29銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のルノー(-2.16%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.32%)などが下げている。一方、第4四半期利益が予想を上回り、増配も発表した銀行のクレディ・アグリコル(+2.13%)は上げている。広告のピュブリシス・グループ(+1.81%)や石油のトタルエナジーズ(+1.03%)なども高い。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/2/5 07:36 <IGM>欧州株式 独仏は反発 米国の対中関税発動後に「事実で買い戻し」
- <IGM>欧州株式 独仏は反発 米国の対中関税発動後に「事実で買い戻し」
4日の欧州株は英国が続落し、独仏は反発に転じた。米国の対中関税が発動し、中国は10日から報復関税を発動する。しかし、今後の首脳会談で全面的な貿易戦争への発展は回避されるとの楽観論は少なからず存在しており、「事実で買い戻し」の反応も見られた。
英FTSE100は続落し、前日比12.79ポイント(0.15%)安の8570.77で引けた。100銘柄中、上昇は46銘柄、下落は49銘柄、5銘柄は変わらずであった。通信ボーダフォン(-7.03%)は10-12月期売上高で比重の大きい独市場の不振(6.4%減)が目立った。決算への期待感で3日に上昇率2位となった反動で、2024年2月13日以来ほぼ1年ぶりの安値を更新した。医薬品アストラゼネカ(-2.18%)、建機レンタルのアシュテッド・グループ(-2.17%)も急落した。食品サービスのコンパス・グループ(-1.68%)、防衛BAEシステムズ(-1.67%)、関税を巡る不透明さなどで中期的な売上見通しを取り下げた酒造ディアジオ(-1.59%)も安い。一方、オンライン賭博エンテイン(+5.73%)は米国のジョイントベンチャーが黒字に転じる見通しとなった。1月の売り上げが好調であった小売マークス・アンド・スペンサー(+2.92%)、前日下落率2位の投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+2.50%)も大幅高。
独DAX40は反発し、同77.46ポイント(0.36%)高の21505.70で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+10.37%)は10-12月期の業績好調と2025年9月通期の売上高見通しの上方修正で急騰した。ソフトウェアSAP(+1.58%)、化学品卸売ブレンタグ(+1.53%)、ハノーバー再保険(+1.26%)、医薬品バイエル(+1.00%)も堅調。一方、医療機器ザルトリウス(-2.72%)は大幅に3日続落し、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.45%)は連日の下落率2位となり、騰落率2%超は16日間で15日目となった。医薬品メルク(-2.39%)も急落した。
仏CAC40も反発し、同51.48ポイント(0.66%)高の7906.40で引けた。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は13銘柄であった。ソフトウェアのダッソー・システムズ(+8.86%)は今年度の6-8%の売上増を予想し、年初からの上昇率は21%台に達した。銀行BNPパリバ(+4.24%)は第4四半期利益が予想を上回った。前日下落率3位のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+2.63%)、広告ピュブリシス(+2.29%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.24%)も急伸した。一方、食品ダノン(-1.65%)、前日上昇率2位のビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.26%)、自動車部品ミシュラン(-1.02%)は下げた。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/2/4 17:58 <IGM>欧州株式寄り付き 英は続落、独仏は反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は続落、独仏は反発して始まる
4日の欧州株式市場寄り付きは、英株は続落、独仏株は反発して始まった。3日にトランプ米大統領が、メキシコ、カナダに対する関税発動を延期することで合意したことが伝えられ、リスク回避的地合いがやや緩和し、相場押し上げ要因となったが、その後、中国に対しては予定通りに10%の追加関税が発動されたことから、いずれも上値の重い状態が続いている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.31%安の8,557.25。現在は0.47%安の8,543.30近辺。指数構成全100銘柄中、18銘柄が値上がり、78銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。第3四半期売上で最大の市場であるドイツの落ち込みで、通信のボーダフォングループ(-5.46%)が売られており、中期売上目標を後退させた酒造のディアジオ(-2.90%)も下げている。一方、自動車・航空部品のスミス・グループ(+1.08%)や資源商社のグレンコア(+1.07%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.22%高の21,474.79で寄り付き、現在は0.02%安の21,422.89近辺。指数構成全40銘柄中、8銘柄が値上がり、32銘柄が値下がり。タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-1.64%)や自動車のメルセデス・ベンツグループ(-1.63%)、BMW(-1.56%)などが安い。一方、第1四半期業績が予想を上回った半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+9.07%)は大幅高。
仏CAC40指数は前日比0.20%高の7,870.29で寄り付き、現在は0.39%安の7,824.32近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、29銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。酒造のペルノ・リカール(-2.64%)や自動車のルノー(-1.19%)、化粧品のロレアル(-1.20%)などが安い。一方、銀行のBNPパリバ(+2.38%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.77%)などは上げている。
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- 2025/2/4 07:56 <IGM>欧州株式 反落 トランプ関税の発動秒読みで投資家心理が悪化
- <IGM>欧州株式 反落 トランプ関税の発動秒読みで投資家心理が悪化
3日の欧州株は反落した。トランプ関税のカナダ/メキシコ/中国への発動が秒読みとなり、世界的な経済活動の鈍化につながるリスクが意識されて投資家心理が悪化した。午後に入ってメキシコへの関税発動が1ヶ月延期されたと伝わり、下げ幅を縮小した。
英FTSE100は6日ぶりに反落し、前営業日比90.40ポイント(1.04%)安の8583.56で引けた。153ポイント安から下げ幅を縮小した。100銘柄中、上昇は19銘柄、下落は81銘柄であった。JDスポーツファッション(-4.67%)、貿易摩擦激化の影響が警戒される米ハイテク企業の株式を多く保有する投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-4.05%)、ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(-3.97%)、特殊化学クローダ・インターナショナル(-3.59%)、エンジニアリングのウィアー・グループ(-2.97%)、建機レンタルのアシュテッド・グループ(-2.87%)が大幅安となった。一方、飲料コカ・コーラHBC(+1.99%)、4日の第3四半期決算発表への期待感が強い携帯電話ボーダフォン(+1.95%)、鉱業フレスニロ(+1.94%)は堅調。
DAX40は5日ぶりに反落し、同303.81ポイント(1.40%)安の21428.24で引けた。1月末にかけた13営業日の11日間で最高値を更新しており、利益確定売りで一時479ポイントに下げ幅を広げた。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は34銘柄であった。自動車フォルクスワーゲン(-4.10%)、前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(-4.08%)、化学BASF(-3.81%)、自動車ポルシェ(-3.50%)、ドイツ銀行(-3.15%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-2.95%)は急落した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.14%)、航空機エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+0.79%)、ドイツ証券取引所(+0.63%)は上げた。
仏CAC40は3日ぶりに反落し、同95.25ポイント(1.20%)安の7854.92で引けた。164ポイント安から下げ渋った。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は33銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車ステランティス(-4.48%)と高級ブランドのケリング(-3.75%)が急落し、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-1.90%)、高級ブランドLVMH(-1.90%)、鉄鋼アルセロールミタル(-1.70%)も軟調。一方、防衛・電子機器タレス(+0.80%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+0.73%)、通信オランジュ(+0.58%)はしっかり。
(経済指標) (発表値)
英1月製造業景気指数 48.3(12月は47.0)
独1月製造業景気指数 45.0(12月は42.5)
仏1月製造業景気指数 45.0(12月は41.9)
ユーロ圏1月製造業景気指数 46.6(12月は42.5)
ユーロ圏1月消費者物価指数速報値・前年比 +2.5%(12月は+2.4%)
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- 2025/2/3 17:49 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
3日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。トランプ米大統領が1日に、カナダ、メキシコ、中国からの輸入品に4日から関税を課す大統領令に署名したことを受けて、世界経済への悪影響が懸念され売り優勢となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で1.16%安の8,573.00。現在は1.20%安の8,570.12近辺。指数構成全100銘柄中、5銘柄が値上がり、95銘柄が値下がり。ほぼ全面安のなか、投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-4.00%)やスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-3.73%)、鉱業のアントファガスタ(-3.51%)などの下落が目立つ。一方、飲料のコカ・コーラHBC(+0.71%)やたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+0.19%)、インペリアル・ブランズ(+0.18%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比1.98%安の21,301.53で寄り付き、現在は1.60%安の21,383.91近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-5.74%)や自動車のフォルクスワーゲン(-5.35%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-4.04%)などが下落している。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+1.62%)や通信のドイツテレコム(+0.77%)などはしっかり。
仏CAC40指数は前日比2.06%安の7,786.32で寄り付き、現在は1.72%安の7,813.66近辺。指数構成全40銘柄中、2銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のステランティス(-5.56%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-4.19%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-3.68%)などが安い。スーパーのカルフール(+0.26%)は上げている。
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- 2025/2/3 07:34 <IGM>欧州株式 英独株は最高値更新を継続
- <IGM>欧州株式 英独株は最高値更新を継続
31日の欧州株は上昇した。トランプ関税の2日1日の発動が確定する前の取引となり、米国株がハイテク株を中心とする買いで続伸して始まったことや、スウェーデンの大手測定器ヘキサゴンの第4四半期利益が予想外に良好であったことを受けた投資家心理の押し上げで、英独株は連日の最高値更新となった。
英FTSE100は5日続伸し、前日比27.08ポイント(0.31%)高の8673.96と連日の最高値更新となった。100銘柄中、上昇は58銘柄、下落は39銘柄、3銘柄は変わらずであった。エンジニアリングのスミス・グループ(+10.78%)は今年4度目の上場来高値更新となった。企業価値を高めるために傘下の探知事業の売却もしくは分離計画を公表したことや、1月28日のサイバー攻撃の被害が限定的にとどまったと発表したことが好感された。不動産ランド・セキュリティーズ(+2.72%)、製紙モンディ(+2.39%)、ジェフリーズが目標株価を引き上げた前日上昇率トップの資産運用セント・ジェームズ・プレイス(+2.33%)、JDスポーツファッション(+2.23%)も急伸した。一方、鉱業フレスニロ(-2.32%)は金相場の反落で急落し、保険プルデンシャル(-1.54%)、小売Jセインズベリー(-1.47%)も軟調。
独DAX40は小幅ながら4日続伸し、同4.85ポイント(0.02%)高の21732.05で引けた。最高値更新は4日連続、1月15日からの13営業日では11日目となった。40銘柄中、上昇は16銘柄、下落は24銘柄であった。前日下落率トップの半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.97%)は8日ぶりに反発し、前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+1.97%)の連続騰落率2%超えは13日間で終了した。2024年通期利益見通しが市場予測を上回る可能性が伝わったコメルツ銀行(+1.72%)、オンライン衣料販売ザランド(+1.52%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.12%)、総合テクノロジーのシーメンス(+1.12%)も堅調。一方、医薬品メルク(-3.37%)はドイツ銀行の目標株価引き下げで急反落し、騰落率2%超の唯一の銘柄となった。スポーツ用品アディダス(-1.77%)、ハノーバー再保険(-1.74%)も下げた。
仏CAC40は続伸し、同8.53ポイント(0.11%)高の7950.17と2024年6月7日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は16銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日の10%超安から持ち直した半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.75%)は騰落率2%超の唯一の銘柄となり、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.81%)、ガス・電力エンジー(+1.56%)、防衛・電子機器タレス(+1.00%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+0.95%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+0.81%)はいずれも続伸した。一方、小売カルフール(-1.72%)、高級ブランドLVMH(-1.72%)、化粧品ロレアル(-1.39%)はいずれも反落に転じた。
(経済指標) (発表値)
独1月消費者物価指数速報値・前年比 +2.8%(12月は+2.8%)
独1月失業率 6.2%(12月は6.1%)
仏1月消費者物価指数速報値・前年比 +1.8%(12月は+1.8%)
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- 2025/1/31 17:49 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏は揃って上昇
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏は揃って上昇
31日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏株が揃って上昇して始まった。産業技術グループのヘキサゴンの第4四半期の営業利益が予想外に増加したことを好感し、テクノロジー株を中心に買いが優勢となっている。米株価指数先物が時間外取引で上昇していることも、追い風。反面、トランプ米大統領がカナダとメキシコに関税を課すとする2月1日を翌日に控え、警戒感が広がっていることは、上値を抑えている。
FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.39%高の8,680.74。現在は0.21%高の8,665.08近辺。指数構成全100銘柄中、46銘柄が値上がり、49銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。自動車・航空部品のスミス・グループ(+15.07%)や保険のプルデンシャル(+2.68%)、不動産ウェブサイトのライトムーブ(+2.15%)などが上昇。一方、小売等のJセインズベリー(-1.86%)や電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-1.66%)は下落している。
独DAX40指数は前日比0.20%高の21,771.49で寄り付き、現在は0.06%高の21,739.77近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.16%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+1.10%)、ドイツ銀行(+0.97%)などが上昇。一方、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-1.00%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-0.91%)は下落している。
仏CAC40指数は前日比0.16%高の7,954.43で寄り付き、現在は0.21%高の7,958.32近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.62%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+1.54%)、メディア・通信のヴィヴェンディ(+1.49%)などが上昇。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-0.66%)やスーパーのカルフール(-0.50%)は下落している。
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- 2025/1/31 07:24 <IGM>欧州株式 英国は3日続伸 独は連日の最高値更新
- <IGM>欧州株式 英国は3日続伸 独は連日の最高値更新
30日の欧州株は上昇した。好調な企業決算やエネルギー/鉱業株の上昇が追い風となった英国と、欧州中央銀行(ECB)の利下げ継続観測を好感する独が最高値を更新し、仏は2024年6月以来の高値をつけた。
英FTSE100は4日続伸し、前日比89.07ポイント(1.04%)高の8646.88と23日以来の最高値更新を達成した。100銘柄中、上昇は86銘柄、下落は12銘柄、2銘柄は変わらずであった。資産運用セント・ジェームズ・プレイス(+10.87%)は2024年の資産運用残高が過去最高を記録し、2023年7月以来の高値を更新した。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+9.02%)は第3四半期の業績好調と2度目の自社株買いを発表し、2022年8月以来の高値をつけた。鉱業株はエンデバー・マイニング(+7.20%)とフレスニロ(+5.56%)の堅調が目立ち、格安航空イージージェット(+4.26%)も急伸した。一方、ホテル・レストランのウィットブレッド(-2.33%)は急反落し、前日上昇率2位の保険アドミラル・グループ(-1.71%)、第3四半期の減収を発表した通信BTグループ(-1.61%)も安い。
独DAX40は3日続伸し、同89.67ポイント(0.41%)高の21727.20で引けた。最高値更新は3日連続となり、1月15日からの12日間では10日目の最高値更新となった。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は9銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(+4.04%)は直近の11日間で8日目の騰落率トップとなり、騰落率2%超は13日連続となった。不動産ヴォノヴィア(+3.13%)、化学品卸売ブレンタグ(+3.04%)、電力エーオン(+2.14%)、前日下落率2位の自動車部品コンチネンタル(+2.04%)も急伸した。一方、前日下落率3位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-3.31%)の続落局面は7日目に入り、第4四半期利益が予想を下回ったドイツ銀行(-3.22%)も急落した。郵便ドイツ・ポスト(-1.98%)も下げた。
仏CAC40は4日ぶりに反発し、同69.16ポイント(0.88%)高の7941.64と2024年6月7日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は37銘柄、下落は3銘柄であった。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+5.64%)、前日下落率トップの高級ブランドのケリング(+3.94%)、鉄鋼アルセロールミタル(+2.02%)、前日下落率3位の化粧品ロレアル(+2.02%)が大幅高となった。一方、1-3月期売上高がさらに減少するとの見通しを示した半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-10.68%)は大幅に7日続落し、航空機エアバス(-0.18%)と通信オランジュ(-0.05%)を含む3銘柄のみが下げた。
(経済指標) (発表値)
英12月住宅ローン承認件数 66,526件(11月は66,061件)
独10-12月期GDP(速報値)・前期比 -0.2%(7-9月期は+0.1%)
仏10-12月期GDP(速報値)・前期比 -0.1%(7-9月期は+0.4%)
仏12月消費支出・前月比 +0.7%(11月は+0.2%)
ユーロ圏10-12月期GDP(速報値)・前期比 0.0%(7-9月期は+0.4%)
ユーロ圏1月総合景況指数 95.2(12月は93.7)
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- 2025/1/30 17:42 <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小じっかりで始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小じっかりで始まる
30日の欧州株式市場寄り付きは、英株は横ばい、独仏株は小じっかりで始まった。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることが相場底堅さをもたらしている。本日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会では0.25%の追加利下げが予想されており、その結果とラガルドECB総裁の会見が注目される。また、ユーロ圏や米国の2024年10-12月期GDPも発表予定。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.00%高の8,557.95。現在は0.03%安の8,554.84近辺。指数構成全100銘柄中、58銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。通信のBTグループ(-4.35%)やソフトウェアのセイジ・グループ(-2.10%)、資源商社のグレンコア(-1.40%)などが下げている。一方、第4四半期の資金流入額が予想を上回った資産運用サービスのセント・ジェームズ・プレイス(+7.21%)は買われており、第3四半期の堅調な業績と新たな自社株買い計画で電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+6.69%)も高い。
独DAX40指数は前日比0.18%高の21,676.22で寄り付き、現在は0.11%高の21,660.67近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.53%)や産業機器のシーメンス(+1.20%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.48%)などが上げている。一方、第4四半期利益が予想を下回ったドイツ銀行(-5.83%)は売られており、化学のシムライズ(-1.50%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-0.60%)なども下げている。
仏CAC40指数は前日比0.41%高の7,904.47で寄り付き、現在は0.21%高の7,889.22近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.84%)やルグラン(+1.72%)などが上げている。一方、第1四半期の低調な売上予想で半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-5.64%)は売られ、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-3.36%)も下げている。
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- 2025/1/30 08:00 <IGM>欧州株式 英国は3日続伸 独は連日の最高値更新
- <IGM>欧州株式 英国は3日続伸 独は連日の最高値更新
29日の欧州株は、英国が金融株、独が自動車株とハイテク株の買いで続伸したが、仏は高級ブランド株などの消費関連株の売りで続落した。
英FTSE100は3日続伸し、前日比23.94ポイント(0.28%)高の8557.81で引けた。100銘柄中、上昇は61銘柄、下落は37銘柄、2銘柄は変わらずであった。JDスポーツファッション(+4.63%)は27日につけた2020年3月以来の安値から続伸し、保険アドミラル・グループ(+3.65%)、前日下落率トップの同ビーズリー(+3.45%)、同3位の鉱業フレスニロ(+2.74%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+2.48%)、銀行バークレイズ(+2.40%)も急伸した。一方、防衛BAEシステムズ(-4.44%)は急落した。設計/開発/生産に携わるF35戦闘機がアラスカで墜落事故を起こしたことが嫌気された。酒造ディアジオ(-2.75%)は飲料部門の株を保有する仏高級ブランドLVMHの業績が芳しくなかったことで急落した。資源商社グレンコア(-2.66%)も大幅安。
独DAX40は続伸し、同206.95ポイント(0.97%)高の21637.53と最高値を連日更新して引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。前日下落率トップの商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+7.57%)はスウェーデンの同業ボルボ・グループの10-12月期のトラック受注好調を好感した。発送電技術シーメンス・エナジー(+4.93%)は連日の上昇率2位となり、12日連続で騰落率2%超を達成した。通信ドイツ・テレコム(+4.65%)は連日の上昇率3位となった。米同業TモバイルUSの加入者数の増加見通しを好感した。透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+2.08%)も急伸した。ソフトウェアSAP(+1.75%)、総合テクノロジーのシーメンス(+1.65%)も堅調。一方、バイオテクノロジーのキアゲン(-3.17%)は22日に更新した2022年2月以来の高値からの調整局面を継続し、自動車部品コンチネンタル(-3.01%)も急落した。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.65%)は6日続落した。
仏CAC40は3日続落し、同24.89ポイント(0.32%)安の7872.48で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は19銘柄、1銘柄は変わらずであった。高級ブランド株はケリング(-5.40%)とLVMH(-4.98%)が急落した。LVMHが28日に公表した通期決算が市場予測に届かなかった。化粧品ロレアル(-3.06%)、酒造ペルノ・リカール(-2.55%)も急落し、前日上昇率トップのビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-1.90%)は反落に転じた。一方、前日までの3日間で16.5%安となっていた電機シュナイダー・エレクトリック(+4.74%)は9月12日以来の安値から急反発し、電気設備ルグラン(+3.58%)も急反発した。光学機器エシロールルックスオティカ(+1.46%)も堅調。
(経済指標) (発表値)
独2月消費者信頼感指数 -22.4(1月は-21.4)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/1/29 17:50 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅上昇、仏は続落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅上昇、仏は続落して始まる
29日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小幅上昇、仏株は小幅続落して始まった。28日の米株式市場でハイテク株が持ち直し、また、その後発表されたオランダの半導体製造装置大手ASMLの2024年10-12月期の受注高が市場予想を上回ったことも半導体関連への買い安心感をもたらしていることなどが相場下支えになっている。一方、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えて上値追いには慎重ムード。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.02%高の8,535.21。現在は0.03%高の8,536.80近辺。指数構成全100銘柄中、67銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。保険のビーズリー(+2.28%)や投資信託のスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+1.92%)、航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+1.55%)などが上げている。一方、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-1.52%)や消費者向けヘルスケアのハレオン(-1.19%)、酒造のディアジオ(-1.14%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.38%高の21,511.47で寄り付き、現在は0.33%高の21,501.65近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.04%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.42%)、産業機器のシーメンス(+1.75%)などが高い。一方、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-1.63%)や化学のシムライズ(-1.08%)、日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-1.01%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.29%安の7,874.72で寄り付き、現在は0.34%安の7,870.49近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ファッション・アパレルのケリング(-7.15%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-5.46%)の下落が目立ち、化粧品のロレアル(-2.05%)や酒造のペルノ・リカール(-1.48%)なども下げている。一方、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+4.63%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+2.48%)、電気機器のルグラン(+2.50%)などは高い。
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- 2025/1/29 07:53 <IGM>欧州株式 英国は続伸 独は3営業日ぶりに最高値を更新
- <IGM>欧州株式 英国は続伸 独は3営業日ぶりに最高値を更新
28日の欧州株は前日のハイテク株安による投資家心理の悪化は広がらず、英国は素材株以外に幅広い買いが入り、好決算銘柄が買われた独は23日以来3営業日ぶりに最高値を更新した。
英FTSE100は続伸し、前日比30.16ポイント(0.35%)高の8533.87で引けた。100銘柄中、上昇は78銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。データ・信用情報管理エクスペリアン(+3.74%)、前日下落率2位の投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+3.73%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+3.71%)、ヘルス・安全装置ハルマ(+3.70%)、住建バラット・レッドロウ(+3.59%)が急伸した。一方、保険ビーズリー(-2.46%)は大幅に3日続落し、鉱業アントファガスタ(-2.21%)、同フレスニロ(-2.16%)、サイバー攻撃を受けたと発表したエンジニアリングのスミス・グループ(-2.02%)は大幅安となった。
独DAX40は3日ぶりに反発し、同148.40ポイント(0.70%)高の21430.58と最高値を更新した。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。医療機器ザルトリウス(+11.47%)は2024年5月15日以来の高値をつけた。通期決算の売上高と営業利益が市場予測を上回った。前日下落率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+7.53%)は第4四半期の決算内容が好感され、11日連続で騰落率が2%を超えた。通信ドイツ・テレコム(+3.22%)、医薬品メルク(+2.96%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+2.12%)も大幅高となった。一方、自動車株はBMW(-2.76%)、ポルシェ(-1.72%)、ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.67%)が下落率トップ3を占めた。
仏CAC40は続落し、同9.21ポイント(0.12%)安の7897.37で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は7銘柄、2銘柄は変わらずであった。電機シュナイダー・エレクトリック(-7.47%)は連日の下落率トップとなり、2024年9月12日以来の安値を更新した。半導体STマイクロエレクトロニクス(-3.24%)も急落した。自動車ステランティス(-1.16%)、前日下落率2位の電気設備ルグラン(-1.07%)、高級ブランドのケリング(-0.86%)と前日上昇率トップの同LVMH(-0.56%)も軟調。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+3.74%)、前日下落率3位のコンサルティングのキャップジェミニ(+3.73%)は急伸し、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.86%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/1/28 17:46 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅上昇、仏は小幅続落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅上昇、仏は小幅続落して始まる
28日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小幅上昇、仏株は小幅続落して始まった。前日にトランプ米大統領が新たな関税計画を表明し、引き続きトランプ米政権による保護主義的政策への警戒感が重荷となっているが、足元で米ナスダック指数先物が堅調に推移している影響もあり底堅さを見せている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.13%高の8,514.35。現在は0.23%高の8,523.61近辺。指数構成全100銘柄中、71銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。第4四半期の北米での売上改善が伝えられた害虫駆除のレントキル・イニシャル(+3.49%)が買われており、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.61%)や送電のナショナル・グリッド(+1.89%)なども上げている。一方、自動車・航空部品のスミス・グループ(-1.54%)や鉱業のアングロ・アメリカン(-1.11%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.43%高の21,374.29で寄り付き、現在は0.27%高の21,340.47近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第4四半期業績が市場予想を上回った医薬品製造機器のザルトリウス(+12.15%)が大幅高。医薬品のメルク(+5.44%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.56%)なども上げている。一方、産業機器のシーメンス(-1.18%)や化学品卸売のブレンタグ(-1.23%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.09%安の7,899.28で寄り付き、現在は0.07%安の7,900.95近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。電気機器のシュナイダーエレクトリック(-3.67%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.44%)、ガラス・建材のサンゴバン(-0.81%)などが安い。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(+1.91%)やビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.78%)などは上げている。
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- 2025/1/28 07:51 <IGM>欧州株式 英は小反発もハイテク株売りで独仏は下落
- <IGM>欧州株式 英は小反発もハイテク株売りで独仏は下落
27日の欧州株は英国が小反発に転じる一方、独は続落、仏は反落とまちまちの展開になった。米中のAI覇権競争激化の思惑で半導体などハイテク株が幅広く売られたが、米FRBと欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表を29-30日に控えた様子見で、下値が大きく広がる事態は回避された。
英FTSE100は小反発し、前日比1.36ポイント(0.02%)高の8503.71で引けた。100銘柄中、上昇は51銘柄、下落は48銘柄、1銘柄は変わらずであった。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+4.72%)はトランプ米政権がメンソールタバコの販売禁止を撤回したことを好感した。医療製品・エンジニアリングのコンバテック・グループ(+3.76%)、医薬品GSK(+3.35%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.62%)、日用品ユニリーバ(+2.18%)、特殊化学クローダ・インターナショナル(+2.07%)も急伸した。一方、鉱業アングロ・アメリカン(-6.21%)は豪同業BHPが買収を検討していないと発表したことを嫌気した。投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-5.15%)は2022年2月以来の高値をつけた22日を境として続落局面入りした。資源商社グレンコア(-3.70%)も大幅安。
DAX40は続落し、同112.75ポイント(0.53%)安の21282.18で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(-19.95%)は急落した。AIのインフラ事業も担っており、企業価値の評価に対する懸念が浮上した。騰落率トップは8日間で7日目、騰落率2%超は10日連続となった。総合テクノロジーのシーメンス(-3.38%)も急落した。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.88%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.71%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.15%)も安い。一方、オンライン衣料販売ザランド(+3.67%)は連日の上昇率トップとなり、化学品卸売ブレンタグ(+3.45%)、化学シムライズ(+3.09%)も急伸した。JPモルガンが化学株の投資判断を引き上げた。
仏CAC40は10日ぶりに反落し、同21.04ポイント(0.27%)安の7906.58で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は12銘柄、2銘柄は変わらずであった。電機シュナイダー・エレクトリック(-9.48%)と電気設備ルグラン(-7.03%)は23日までそれぞれ8日間と7日間連続で上昇した後の持ち高調整売りが加速した。コンサルティングのキャップジェミニ(-1.64%)、前日下落率2位のビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-1.54%)、硝子サンゴバン(-1.29%)も下げた。一方、高級ブランドLVMH(+2.82%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.34%)、食品ダノン(+2.25%)は大幅高となった。
(経済指標) (発表値)
独1月IFO企業景況感指数 85.1(12月は84.7)
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- 2025/1/27 17:54 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
27日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。米半導体関連への売りなどで、24日に下落した米株式相場が、直近の時間外取引でも軟調に推移していることなどが重荷となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.34%安の8,473.25。現在は0.32%安の8,474.86近辺。指数構成全100銘柄中、40銘柄が値上がり、59銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。BHPグループが現時点で新たな買収計画はないと伝えられた鉱業のアングロ・アメリカン(-4.46%)が売られており、貴金属のフレスニーヨ(-3.21%)やヘルス・安全装置関連のハルマ(-3.37%)なども下げている。一方、米国内でのメンソールタバコの禁止計画をトランプ米大統領が撤回したとの報道で、たばこのブリティシュ・アメリカン・タバコ(+3.56%)やインペリアル・ブランズ(+1.45%)が買われており、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.94%)も上げている。
独DAX40指数は前日比0.90%安の21,201.99で寄り付き、現在は1.16%安の21,146.25近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり。中国のAI開発企業DeepSeekが開発した生成AIが米国製よりも安いコストで高性能との報道で、人工知能(AI)開発競争で米国の優位性が崩れるとの懸念が強まり、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-4.89%)などAI関連への売りが目立つ。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-17.69%)も大幅安。一方、不動産のヴォノヴィア(+2.38%)や電力のエーオン(+1.84%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.68%安の7,873.70で寄り付き、現在は0.83%安の7,861.57近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。ジェフリーズが投資判断、目標株価を引き下げた電気機器のルグラン(-7.44%)が下げており、電気機器のシュナイダーエレクトリック(-6.91%)も安い。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.90%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.61%)などはしっかり。
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- 2025/1/27 07:07 <IGM>欧州株式 英独は最高値更新後に通貨高で反落 仏は9日続伸
- <IGM>欧州株式 英独は最高値更新後に通貨高で反落 仏は9日続伸
24日の欧州株は英独が反落し、仏は高級ブランド株の好調で続伸した。トランプ米大統領が対中関税賦課に消極的な発言を行ったことで、英独はそれぞれ2日連続、8日連続で最高値を更新したが、ポンドとユーロの上昇で輸出関連株が売られるとともに、週末要因の利益確定売りで下げに転じた。
英FTSE100は反落し、前日比62.85ポイント(0.73%)安の8502.35で引けた。8586.68まで買われたが、その後下げに転じた。100銘柄中、上昇は27銘柄、下落は71銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の小売マークス・アンド・スペンサー(-3.40%)は8月13日以来の水準へ大幅に3日続落し、石油シェル(-2.35%)はトランプ米大統領がOPECに石油価格の引き下げを要求していることを嫌気した。電力・ガスのセントリカ(-2.11%)、小売ネクスト(-2.04%)、保険ヒスコックス(-2.02%)も急落し、銀行ナットウエスト・グループ(-1.91%)は2011年2月以来の高値圏で10日ぶりに反落した。一方、酒造ディアジオ(+4.25%)は傘下のビール「ギネス」の売却もしくは分社化検討の一環として、仏高級ブランドLVMHグループ企業への出資の見直しが報じられた。JDスポーツファッション(+2.82%)は2020年4月以来の安値から7日ぶりに急反発し、包装・製紙モンディ(+2.03%)も大幅高となった。
DAX40は9日ぶりに反落し、同16.60ポイント(0.08%)安の21394.93で引けた。21520.50に最高値を更新する場面があった。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は18銘柄、3銘柄は変わらずであった。航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-6.52%)はCFOが7月に交代すると発表し、急反落した。不動産ヴォノヴィア(-2.22%)、通信ドイツ・テレコム(-2.17%)も急落した。前日下落率トップのバイオテクノロジーのキアゲン(-1.83%)は2年ぶりの高値圏で続落した。一方、前日上昇率2位のオンライン衣料販売ザランド(+2.93%)、化学BASF(+2.83%)、自動車ポルシェ(+2.70%)は急伸した。発送電技術シーメンス・エナジー(+2.65%)は騰落率トップが6日間で終了したが、騰落率2%超の荒い値動きは9日連続となった。
仏CAC40は9日続伸し、同35.01ポイント(0.44%)高の7927.62と2024年6月7日以来の高値を更新した。9日続伸は2015年7月8-20日以来。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。英バーバリーの第3四半期売上高が予想ほど大きく減少しなかったことで幅広く買われた高級ブランド株は、ケリング(+4.49%)の堅調が目立った。酒造ペルノ・リカール(+4.49%)、前日上昇率3位の鉄鋼アルセロールミタル(+3.22%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+2.28%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+2.07%)、前日下落率2位のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+2.03%)も急伸した。一方、建設ヴァンシ(-1.54%)が安く、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-1.26%)はバークレイズの目標株価引き上げにもかかわらず下げた。半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.14%)も安い。
(経済指標) (発表値)
英1月製造業景気指数(速報値) 48.2(12月は47.0)
英1月サービス業景気指数(速報値) 51.2(12月は51.1)
独1月製造業景気指数(速報値) 44.1(12月は42.5)
独1月サービス業景気指数(速報値) 52.5(12月は51.2)
仏1月製造業景気指数(速報値) 45.3(12月は41.9)
仏1月サービス業景気指数(速報値) 48.9(12月は49.3)
ユーロ圏1月製造業景気指数(速報値) 46.1(12月は42.5)
ユーロ圏1月サービス業景気指数(速報値) 51.4(12月は51.6)
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- 2025/1/24 17:48 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
24日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。前日のトランプ米大統領による金利引き下げを求める発言に続き、中国に対して関税を使わずに済むのが望ましい、などと述べたことも伝えられ、米中関係の悪化懸念も緩和し、本日の中国株も上昇したことなどが下支えになっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.25%高の8,586.80。現在は0.11%高の8,575.03近辺。指数構成全100銘柄中、67銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。HSBCが投資判断、目標株価を引き上げた鉱業のアントファガスタ(+3.76%)やケプラーが投資判断、目標株価を引き上げた広告のWPP(+2.31%)などが買われており、資源商社のグレンコア(+2.30%)も高い。一方、銀行のバークレイズ(-1.29%)やナットウエスト・グループ(-0.72%)、スタンダードチャータード銀行(-1.43%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.24%高の21,463.15で寄り付き、現在は0.35%高の21,485.87近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のポルシェ(+3.27%)、BMW(+2.92%)、メルセデス・ベンツグループ(+2.40%)などが上げている。一方、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(-3.49%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-1.13%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.84%高の7,958.92で寄り付き、現在は0.72%高の7,949.62近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。ファッションの英バーバリー・グループの第3四半期売上が市場予想ほど減少しなかったことが好感され、ファッション・アパレルのケリング(+8.17%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+2.90%)などが買われ、自動車のステランティス(+3.24%)や酒造のペルノリカール(+3.07%)なども上げている。一方、航空エンジンのサフラン(-0.63%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.46%)などは下げている。
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・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス
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