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  • 2024/7/26 15:27 <NQN>◇東証大引け 日経平均は8日続落 半導体が下落、引けにかけ売り強まる
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は8日続落 半導体が下落、引けにかけ売り強まる
     26日の東京株式市場で日経平均株価は8日続落し、終値は前日比202円10銭(0.53%)安の3万7667円41銭だった。8日続落は2021年9月27日から10月6日までの8日続落以来、2年9カ月ぶり。25日の米ハイテク株安の流れを受け、半導体関連などに売りが先行した。短期的な戻りを期待した自律反発狙いの買いで日経平均は上昇に転じる場面もあったが、取引終了にかけトヨタやソフトバンクグループ(SBG)など主力株に再び売りが強まり、日経平均は下げ幅を広げる展開だった。

     25日の米株式市場でナスダック総合株価指数と主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに3日続落した。東京市場でも東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連株を中心に売りが出て指数を押し下げた。日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、一時23.08と4月22日以来の高水準まで上昇。相場変動率の高まりで、買い持ち高を落とす動きが強まった。

     来週には日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。大和証券の壁谷洋和チーフストラテジストは、「日銀が利上げするのではないかとの警戒感が外国人投資家の間で急速に強まっており、足元の日本株売りにつながっている」と話した。

     日経平均は上昇し、心理的節目の3万8000円台を回復する場面もあった。円高進行の一服に加え、前日は大幅に下落していたため、自律反発を見込んだ買いが入った。ただ、取引終了にかけては主力株への売りが強まり、自律反発の勢いはそがれた。

     東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、終値は10.32ポイント(0.38%)安の2699.54だった。JPXプライム150指数は7日続落し、2.90ポイント(0.24%)安の1189.34で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で4兆4350億円、売買高は17億8108万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は871。値上がりは705、横ばいは69だった。

     ルネサスや富士フイルム、リクルートが安い。一方、四半期決算の内容が好感されたキヤノンや富士通は買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 14:13 <NQN>◇東証14時 日経平均は再び下げる 戻り売り強まる、トヨタが一段安
    <NQN>◇東証14時 日経平均は再び下げる 戻り売り強まる、トヨタが一段安
     26日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び下落に転じ、前日比30円ほど安い3万7800円台前半で推移している。前日の大幅安の反動で午前に上げ幅は一時200円を超えたが、上値では利益確定や戻り待ちの売りが強まった。東エレクやアドテストなど半導体関連が引き続き下落しているほか、トヨタが午後に一段安となっており、自律反発の勢いは大きくそがれている。

     来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合を控えている。市場からは「海外投資家は円高進行による企業業績への影響を気にしている。日米の金融政策次第では円高が加速することもあり得るため、積極的に買いを入れづらい」(運用大手のファンドマネージャー)との声があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆820億円、売買高は12億5114万株だった。

     富士通やキヤノンが高い。三菱UFJ、INPEX、クボタも買われている。一方、レーザーテクやルネサス、リクルートは安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 12:55 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上値重い、米株先物上昇など支え
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上値重い、米株先物上昇など支え
     26日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上値の重い展開。前日比80円ほど高い3万7900円台半ばで推移している。外国為替市場における円高・ドル安の一服や、日本時間26日午後の取引で米株価指数先物が上昇していることが支えとなっている。半面、東エレクやアドテストなど半導体関連株は引き続き安く、指数の重荷となっている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約236億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5365億円、売買高は10億5599万株だった。

     日野自が大幅高。野村総研、NEC、三菱重、ファナックなども買われている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やJT、ニデックは安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 11:55 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発、短期の戻り狙いの買い 富士通など大幅高
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発、短期の戻り狙いの買い 富士通など大幅高
     26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比188円10銭(0.50%)高の3万8057円61銭だった。朝方は25日の米ハイテク株安の流れを受け半導体関連などに売りが先行し、日経平均は下げて始まった。売り一巡後は前日の大幅下落からの短期的な戻りを期待した自律反発狙いの買いが強まり、日経平均は上昇に転じた。市場予想を上回る四半期決算を発表したキヤノンや富士通などが急伸したことも、投資家心理の支えとなった。

     日経平均は心理的節目の3万8000円台を回復した。前日に1285円安と英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月24日以来の下げ幅を記録したことで、短期的な反発を期待した買いが入った。外国為替市場で円相場が1ドル=153円台後半で推移しており、25日に付けた151円台から円安・ドル高方向に戻して推移していることも安心感につながった。

     朝方は200円あまり下げる場面もあった。25日の米株式市場でナスダック総合株価指数と主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに3日続落し、東京市場でも東エレクなど半導体関連株を中心に売りが出た。岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「相場全体としては3万8000円を割り込んだことで割安感が強まった。本格化してきた四半期決算の発表でも高評価されている企業が出てきていることも支えだ」とみていた。 

     東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは15.69ポイント(0.58%)高の2725.55だった。JPXプライム150指数も反発し、7.99ポイント(0.67%)高の1200.23で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2786億円、売買高は9億2805万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1162。値下がりは420、横ばいは63だった。

     ファストリ、中外薬、ファナックが買われた。一方、アドテストやルネサス、リクルートは売られた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 10:19 <NQN>◇東証10時 日経平均は上昇に転じる 一時3万8000円台回復、自律反発狙いの買い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は上昇に転じる 一時3万8000円台回復、自律反発狙いの買い
     26日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇に転じ、前日比100円ほど高い3万7900円台後半で推移している。上げ幅は100円を超え、心理的節目の3万8000円台を回復する場面もあった。朝方は前日の米ハイテク株安を嫌気した売りが半導体関連などに先行し、日経平均の下げ幅は一時150円を超えた。売り一巡後は足元の急落に伴う短期的な自律反発を狙った買いが強まり、日経平均は上昇に転じた。

     日経平均は前日まで7日続落し、期間中の下げ幅は3405円(8.25%)に達していた。SMBC日興証券の太田千尋投資情報部部長は「短期的な売られすぎ感が強まっていたのに加え、円高が一服したことで、買い戻しも入れやすくなった」との見方を示した。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3924億円、売買高は6億67万株だった。

     富士通や野村総研が買われている。日立、三菱UFJ、中外薬も高い。一方、東エレクやルネサス、イビデンは売られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 09:27 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 米ハイテク株安が重荷、キヤノンは急伸
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 米ハイテク株安が重荷、キヤノンは急伸
     26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日に比べ110円ほど安い3万7700円台半ばで推移している。25日も米ハイテク株の下落が続いたことが重荷となり、東京市場でも半導体関連などに売りが先行している。半面、前日は大幅に下落していたため自律反発を見込んだ買いも入っていることから、下げ幅は小幅にとどまっている。

     ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は25日までともに3日続落した。SOXは2カ月ぶりに節目の5000を下回る場面があった。東京市場でも東エレクなどハイテクのグロース(成長)株が売られ指数の下げにつながっている。
     
     日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面があった。前日に1285円安と英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月24日以来の下げ幅を記録したことで、短期的な反発を期待した買いが入っている。外国為替市場で円相場が1ドル=153円台半ばで推移しており、25日に付けた151円台から円安・ドル高方向に戻して推移していることも支えとなっている。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     アドテストやルネサスが安い。リクルート、東京海上、富士フイルムも売られている。一方、25日に2024年12月期の業績予想を上方修正したキヤノンは急伸している。中外薬と富士通も高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 15:28 <NQN>◇東証大引け 日経平均、大幅続落し1285円安 下落幅と下落率は今年最大
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、大幅続落し1285円安 下落幅と下落率は今年最大
     25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に7日続落した。終値は前日比1285円34銭(3.28%)安の3万7869円51銭だった。下落幅、下落率はともに今年最大となった。24日の米株式相場の大幅下落や外国為替市場での急速な円高進行を背景に、リスク回避の売りが主力株を中心に膨らんだ。海外投機筋による株価指数先物への断続的な売りも相場を下押し、大引け間際には下げ幅を1300円超まで拡大する場面があった。

     日経平均が終値で節目の3万8000円を下回ったのは4月26日以来。4月25日(3万7628円)以来3カ月ぶりの安値となった。7日続落は2021年9月27日から10月6日までの8日続落以来。下落幅は英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票で離脱派の勝利が確定した2016年6月24日(1286円安)以来、下落率は21年6月21日(3.29%安)以来と、それぞれ記録的な下落となった。

     24日の米株式市場では2024年4~6月期の決算を発表したアルファベットやテスラの株価が急落し、他のハイテク株にも売りが波及した。この流れを引き継ぎ、25日の東京市場では東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連が軒並み下落した。日銀が来週の金融政策決定会合で利上げを検討するとの思惑から円相場が1ドル=152円台まで上昇し、円安進行による利益の押し上げ期待の後退からトヨタやホンダなどの自動車株も総じて売られた。

     日経平均は11日に付けた上場来高値(4万2224円)からの下落率が、調整局面入りとされる10%超に達した。市場では「日経平均が最高値圏で推移する局面で、一段高に期待して信用買いを入れた個人投資家の持ち高解消売りも巻き込んで下げに拍車がかかった面もあるだろう」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落した。終値は83.26ポイント(2.98%)安の2709.86だった。JPXプライム150指数は6日続落し、39.45ポイント(3.20%)安の1192.24で終えた。東証プライムの売買代金は概算で5兆1999億円、売買高は21億1519万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1326。値上がりは277、横ばいは42だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が売られたほか、TDKや日東電も下げた。一方、バンナムHDやエーザイ、ニチレイ、味の素は上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で一進一退 3万8000円近辺では底堅さも
    <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で一進一退 3万8000円近辺では底堅さも
     25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏での一進一退。前日比1200円ほど安い3万8000円前後で推移している。引き続き、24日の米株式相場の下落や外国為替市場での円高進行を受けたリスク回避目的の売りや、海外投機筋による株価指数先物への売りが相場全体の重荷となっている。

     日経平均は7月11日に付けた最高値(4万2224円)から4000円あまり下落した。市場では「日経平均が心理的節目の3万8000円を下回る場面では、さすがに下げすぎとみた個人の買いが支えとなっている。ただ、これまで相場上昇をけん引してきた海外投資家の売り圧力が強く、反発する兆しがみられない」(国内証券)との声が聞かれた。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6281億円、売買高は14億6414万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)が下げ幅を拡大したほか、ファストリも引き続き安い。東エレクやアドテストも売られた。一方、ニトリHDやバンナムHDが上昇したほか、オリンパスやニチレイも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 12:55 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安、下げ幅1200円超に リスク回避の売り続く
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一段安、下げ幅1200円超に リスク回避の売り続く
     25日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段安となっている。前日比1100円ほど安い3万8000円前後で推移している。後場に入り、下げ幅は1200円を超える場面があった。前日の米株安や円高進行を背景に、運用リスクを回避する目的の売りが続いているなか、後場に入ったタイミングで一部の海外投資家などが改めてまとまった売りを出したようだ。

     来週は日米の金融政策決定会合を控える。市場では「米連邦準備理事会(FRB)は政策の現状維持が見込まれる一方、日銀は国債買い入れ減額を含めて政策の正常化を進めるとみられる。明確な買い材料が乏しいなかで日本株の戻りは鈍そうで、買いが手控えられやすい」(国内シンクタンクのストラテジスト)との声が聞かれた。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約110億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8551億円、売買高は12億8万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリといった値がさ株が引き続き安い。東エレクが下げ幅を拡大したほか、アドテストやディスコも下落した。一方、ニトリHDやバンナムHDが上昇し、オリンパスやOLCも買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 11:50 <NQN>◇東証前引け 日経平均は大幅続落 米ハイテク株安や円高で一時3万8000円割れ
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は大幅続落 米ハイテク株安や円高で一時3万8000円割れ
     25日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前日比989円66銭(2.53%)安の3万8165円19銭だった。下げ幅は1100円を超え、節目の3万8000円を取引時間中として約1カ月ぶりに下回る場面があった。24日の米株式市場で主要株価指数が大幅に下落し、東京市場でも主力株への売り圧力が一段と強まった。東京外国為替市場で円相場が1ドル=152円台まで一段と円高・ドル安が加速したのも日経平均の下落に拍車をかけた。

     24日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が3.63%安となった。2024年4~6月期の決算を発表したアルファベットやテスラの株価急落が他のハイテク株にも波及し、25日の東京市場でも東エレクやアドテスト、レーザーテクなど値がさの半導体関連が軒並み安となった。

     市場では「米国による半導体の対中輸出規制の強化への警戒が根底にある。そこに米ハイテク株安と円高加速といった悪材料が重なったため、日本株の下げが大きくなった」(第一生命経済研究所の藤代宏一主席エコノミスト)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落した。前引けは60.29ポイント(2.16%)安の2732.83だった。JPXプライム150指数も大幅安となり、31.24ポイント(2.54%)安の1200.45で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5028億円、売買高は10億4427万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1145。値上がりは449、横ばいは51だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やダイキンといった値がさ株が下げ幅を拡大した。TDKや日東電、村田製などの電子部品株も下げた。一方、ニトリHDやサッポロHDといった内需株は買われた。オリンパスやバンナムHDも上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 10:20 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅拡大 一時3万8000円割れ、75日線割れも売りに拍車
    <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅拡大 一時3万8000円割れ、75日線割れも売りに拍車
     25日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比1100円あまり安い3万8000円近辺で推移している。10時過ぎに節目の3万8000円を取引時間中として6月17日以来、約1カ月ぶりに下回る場面があった。24日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数など主要株価指数が軒並み大幅安となった流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連株への売り圧力がさらに強まり、日経平均を押し下げている。25日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=152円台まで上昇しており、一段の円高加速も売りに拍車をかけている。

     日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が22.03と4月下旬以来の高水準をつけた。市場では「変動率に着目して自動的に資産配分を決める戦略を取る一部のファンドから機械的な売りも出た可能性がある」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー)との声が聞かれた。

     日経平均は連日の下落で、チャート上の節目を次々と割り込んでいる。市場では「下値支持線として意識された75日移動平均線(3万9098円)を大きく下抜けたことで短期的な調整は避けられないとの見方が広がり、売りが加速した」(国内運用会社の株式ストラテジスト)との指摘もあった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5745億円、売買高は6億9103万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの指数寄与度が高い銘柄は下げ幅を拡大している。トヨタやホンダなどの自動車株も総じて売られた。一方、ニトリHDやOLC、エムスリーは上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 09:21 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は大幅続落 一時1000円安、米ハイテク株安と円高で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は大幅続落 一時1000円安、米ハイテク株安と円高で
     25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅続落で始まり、前日に比べ900円ほど安い3万8200円台前半で推移している。下げ幅は一時1000円を超えた。24日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が大幅に下落し、日本株にも売りが波及している。外国為替市場で円高・ドル安が進んでいることも売りを促している。

     24日の米株式市場ではダウ工業株30種平均のほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅安となった。23日に2024年4~6月期決算を発表したアルファベットやテスラの株価急落が投資家心理の重荷となり、他のハイテク株にも売りが波及した。25日の東京市場では、東エレクやレーザーテクといった半導体関連株が軒並み売られている。

     日銀による早期の利上げ観測への警戒も日本株の売りを促している。ロイター通信が24日、日銀の金融政策について「来週の政策決定会合で利上げを検討する可能性が高い」と報じ、外国為替市場で円相場は1ドル=153円台まで円高・ドル安が進んでいる。市場では「複数の政治家から日銀の政策正常化を促す発言が出ているなかでの報道とあって、7月会合で日銀が利上げするとの警戒が高まりやすい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。

     東証株価指数(TOPIX)は大幅に続落している。
     
     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が売られているほか、TDKやダイキンも下落している。一方、ニトリHDやエーザイが上昇したほか、エムスリーやサッポロHDは買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 15:24 <NQN>◇東証大引け 日経平均、円高進行で1カ月ぶり安値 6日続落は2年9カ月ぶり長さ
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、円高進行で1カ月ぶり安値 6日続落は2年9カ月ぶり長さ
     24日の東京株式市場で日経平均株価は6日続落し、終値は前日比439円54銭(1.11%)安の3万9154円85銭と、6月24日以来1カ月ぶりの安値だった。6日続落は2021年9月27日から10月6日までの8日続落以来、2年9カ月ぶりの長さとなる。外国為替市場で円相場が急伸し、輸出関連株の下げにつながった。急速な円高進行で海外短期筋などからリスク回避目的の売りが出て、日経平均の下げ幅は一時500円に迫った。前日の米株安に加え、日本時間24日の取引で米株価指数先物が下落したことも重荷だった。

     24日の東京外国為替市場では円相場が1ドル=154円台前半まで上昇し、約2カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。円の急伸に歩調を合わせる格好で、株価指数先物には海外短期筋などから断続的に売りが出て、日経平均は先物主導で下げ幅を拡大した。このところの円安基調で輸出関連株には利益上積みを見込む声が増えていたが、この日の円高進行を受けて今期業績予想の上方修正期待がやや後退したとの見方が強まり、投資家心理を冷やした。東証プライム市場の値下がり銘柄数は9割に達し、全面安の様相だった。

     23日の米株式市場で主要3指数が下落したほか、同日に2024年4~6月期決算を発表した電気自動車(EV)大手のテスラや米グーグル親会社のアルファベットが時間外取引で下落したことも重荷だった。もっとも日経平均は午前の取引では小幅ながら上昇に転じる場面もあった。前日までの5日続落で1600円あまり下げており、下値では押し目買いを入れる動きもみられた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は40.27ポイント(1.42%)安の2793.12だった。JPXプライム150指数は5日続落し、14.41ポイント(1.16%)安の1231.69で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で3兆8657億円、売買高は16億4730万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1499。値上がりは122、横ばいは24だった。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が安い。東エレクやディスコが下落した。ホンダやスズキ、SUBARUが売られた。一方、スクリンが高い。中外薬や第一三共も上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 14:10 <NQN>◇東証14時 日経平均、一段安 下げ幅400円超 円高加速で
    <NQN>◇東証14時 日経平均、一段安 下げ幅400円超 円高加速で
     24日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安となっており、前日比450円ほど安い3万9100円台前半で推移している。同日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=154円台前半まで上昇し、約2カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。急速な円高進行に歩調を合わせる格好で、日経平均先物には海外短期筋などから断続的に売りが出ており、日経平均は先物主導で下げ幅を拡大している。市場では「来週には日米で金融政策決定会合を控え、会合結果を見極めたいとして手じまい売りを出している」(国内証券トレーダー)との声も聞かれた。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6766億円、売買高は11億4720万株だった。

     東エレクやソフトバンクグループ(SBG)が下げ幅拡大。ファストリやKDDI、信越化が安い。ホンダやスズキ、SUBARUが売られた。一方、スクリンは高い。中外薬や第一三共が上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 12:59 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、再び下げ幅拡大 米株先物の下落や円高進行で
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、再び下げ幅拡大 米株先物の下落や円高進行で
     24日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び下げ幅を拡大し、前日比280円ほど安い3万9300円台前半で推移している。香港ハンセン指数などアジア各国・地域の株価指数の下げが目立っているうえ、日本時間24日午後の取引で米株価指数先物が下落していることも投資家のリスク回避姿勢を強めている。外国為替市場で円相場は1ドル=155円台前半と引き続き円高・ドル安基調で推移していることも株売りを促している。

     市場では「足元で続いていた円安トレンドが終わった可能性も意識されており、国内企業による今期業績予想の上方修正への期待がやや後退していることも投資家心理の悪化につながっている」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声が聞かれた。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約25億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆546億円、売買高は8億9509万株だった。

     東エレクが再び下げに転じた。ファストリや京セラが安い。富士フイルムやホンダが売られた。一方、中外薬が高い。トヨタやスクリンが買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 11:50 <NQN>◇東証前引け 日経平均、続落 一時300円安 円高や米株安で売り優勢
    <NQN>◇東証前引け 日経平均、続落 一時300円安 円高や米株安で売り優勢
     24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比85円55銭(0.22%)安の3万9508円84銭だった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出た。外国為替市場で円相場が円高・ドル安基調で推移していることも輸出関連株の重荷になった。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。もっとも下値では押し目買いも入り、小幅ながら上昇に転じる場面があった。

     24日午前の外国為替市場で円相場は一時1ドル=155円台前半と約1カ月半ぶりの円高・ドル安水準を付けた。円相場が上げ幅を広げる場面では歩調を合わせるように、海外短期筋などから株価指数先物に売りが出て、日経平均は先物主導で下げ幅を広げた。23日の米株式市場で半導体関連の下げが目立ったほか、2024年4~6月期決算を発表した電気自動車(EV)大手のテスラや米グーグル親会社のアルファベットが時間外取引で下落したことも重荷だった。東京市場でもディスコやレーザーテクなど半導体関連の一角には売りが出て、相場を下押しした。

     日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面もあった。前日までの5日続落で1600円あまり下げており、下値では押し目買いも入った。市場では「国内企業の24年4~6月期の決算発表シーズンが始まり、決算内容を見極めたい投資家も多いが、1株当たり利益(EPS)の伸びは続いており、下落局面は買い場になる」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは10.48ポイント(0.37%)安の2822.91だった。JPXプライム150指数は続落した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8384億円、売買高は7億8334万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1194。値上がりは385、横ばいは66だった。

     ファストリや富士フイルムが安い。KDDIやソフトバンクグループ(SBG)が下落した。ホンダや三菱自、SUBARUが売られた。一方、アドテストや東エレクは高い。トヨタや中外薬が上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 10:07 <NQN>◇東証10時 日経平均、一時上昇に転じる 押し目買いの動きも
    <NQN>◇東証10時 日経平均、一時上昇に転じる 押し目買いの動きも
     24日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら一時上昇に転じ、前日比20円ほど高い3万9600円台前半で推移している。日経平均は前日まで5日続落し、この間に1600円あまり下落していたため、自律反発狙いの買いが入っている。外国為替市場で円高・ドル安の進行が一服していることもあって、下値では押し目買いの動きもみられる。もっとも引き続き前日の米株安を手がかりにした売りも出ており、前日終値を挟んで一進一退の動きとなっている。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆1502億円、売買高は5億3241万株だった。

     富士フイルムや花王が下げ幅拡大。三井不や住友不など不動産株も安い。一方、東エレクは上昇に転じた。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)が高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 09:19 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、続落 一時300円安 米株安と円高が重荷
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、続落 一時300円安 米株安と円高が重荷
     24日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日に比べ120円ほど安い3万9400円台後半で推移している。前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも売りが優勢となっている。外国為替市場で円相場が1ドル=155円台後半と円高・ドル安方向に振れており、輸出関連株の一角が売られていることも重荷になっている。日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。

     23日の米株式市場ではエヌビディアなど半導体関連の下げが目立ち、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比1.45%安だった。きょうの東京市場でも東エレクやディスコなど値がさの半導体関連は売りが先行して始まった。円高進行を背景に株価指数先物には海外短期筋などから断続的に売りが出ているとみられ、先物主導で日経平均も下げ幅を広げた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     ファストリやダイキンなど値がさ株が安い。日東電や富士フイルムが下落し、スズキやホンダが売られた。一方、トヨタが高い。ソフトバンクグループ(SBG)やフジクラが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/23 15:38 <NQN>◇東証大引け 日経平均、5日続落 後場は様子見ムードで一進一退
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、5日続落 後場は様子見ムードで一進一退
     23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に5日続落し、終値は前日比4円61銭(0.01%)安の3万9594円39銭だった。22日の米株式相場の反発を手がかりに、日経平均の上げ幅は朝方に300円を超える場面があったが、その後は利益確定や戻り待ちの売りに押された。日銀による追加利上げの思惑も重荷となった。企業の決算発表などを前に持ち高を一方向に傾けにくく、後場は一進一退の展開となった。

     前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要指数が反発した。米民主党の大統領選候補としてハリス副大統領が指名される見通しとなり、共和党候補のトランプ前大統領の優勢に変化が起きる可能性が意識された。米半導体株が大幅に上昇したことから、足元で下げが目立っていた東京市場の東エレクやアドテストなど半導体関連株の一角が買われた。日経平均は前日に約1カ月ぶりの安値を付けており、自律反発を狙った買いも入りやすかった。
     
     日経平均は上値が重くなり、午後に下げに転じた。自民党幹部などから日銀の政策正常化に前向きな発言が出ており、金融政策決定会合を来週に控え、日銀による追加利上げの思惑が株価の上値を重くした。きょう大引け後のニデックを皮切りに、目先は国内主要企業の決算発表が本格化するとあって、投資家の様子見ムードも強まった。

     もっとも、東証プライムの値上がり銘柄数は1127と全体の7割近くを占めた。値下がりは472、横ばいは47だった。銀行や海運などバリュー(割安)株が買われ、全体の地合いは堅調との見方が多かった。

     東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反発した。終値は5.86ポイント(0.21%)高の2833.39だった。JPXプライム150指数は4日続落し、1.43ポイント(0.11%)安の1246.10で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で3兆4885億円、売買高は13億8972万株だった。

     2025年3月期の連結純利益の見通しを上方修正した郵船が大幅高となり、川崎汽や商船三井にも買いが入った。三菱UFJなども上昇した。一方、テルモやオリンパス、ファナックは下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/23 14:18 <NQN>◇東証14時 日経平均、一進一退 決算控え様子見も
    <NQN>◇東証14時 日経平均、一進一退 決算控え様子見も
     23日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(3万9599円)の近辺で一進一退となっている。前日の米株高などをきっかけとした日本株買いに一服感が出ている。日銀の早期利上げ観測は引き続き相場の重荷だが、下げた局面では買いが入って下値模索の動きはみられない。

     きょう大引け後にはニデックが2024年4~6月期決算を発表する予定で、主要企業の決算発表を前に市場では様子見ムードが強まっている。農林中金全共連アセットマネジメントの中尾真也ファンドマネージャーは「来週は日銀の金融政策決定会合を控えるほか、11月の米大統領選の動向への警戒も広がっている。不確定な要素が多く、投資家は持ち高を一方向に傾けにくい」とみていた。 

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4723億円、売買高は10億341万株だった。

     安川電やキーエンス、TOTOが安い。一方、郵船や川崎汽、三井不は高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 17:14 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 米経済の強さを意識
    <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 米経済の強さを意識
     26日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円74銭の円安・ドル高の1ドル=153円92~93銭で推移している。25日発表の4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値の成長率が市場予想を上回った。米経済が底堅さを維持しているとして、円売り・ドル買いが出た。急速に進んでいた円高・ドル安が一服し、国内輸入企業からのドル調達が増えたのも円相場を押し下げた。

     25日発表の4~6月期の米実質GDP速報値は前期比の年率換算で2.8%増と、1~3月期(1.4%増)から加速し、市場予想を大幅に上回った。米経済の堅調さが意識され、朝方から円売り・ドル買いが優勢だった。

     足元で積み上がっていた円の売り持ち高を解消する動きが進み、円相場は週初から大幅に上昇していた。26日は円高・ドル安の進行がひとまず一服したことで、国内輸入企業のドル調達が活発になったとみられるのも円相場を押し下げた。
     
     円は対ユーロでも5営業日ぶりに反落した。17時時点では同1円86銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=166円98銭~167円01銭で推移している。ユーロは対ドルで横ばい。17時時点は前日の同時点と同じ1ユーロ=1.0848~49ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 14:19 <NQN>◇外為14時 円相場、下落 153円台後半
    <NQN>◇外為14時 円相場、下落 153円台後半
     26日午後の東京外国為替市場で円相場は下落している。14時時点は1ドル=153円69~71銭と前日17時時点と比べて1円51銭の円安・ドル高だった。輸入企業などによる円売り・ドル買いが優勢となっている。日米での金融政策の決定会合を来週に控え様子見のなか、薄商いのため小規模な注文でも相場が振れやすいとの見方があった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 12:22 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 米GDP堅調で
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 米GDP堅調で
     26日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=153円88~89銭と前日17時時点と比べて1円70銭の円安・ドル高だった。25日発表の4~6月期の米国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で2.8%増と、上昇率が1~3月期(1.4%増)から加速し市場予想を大幅に上回った。米経済が力強く伸びたとの受け止めから、円買い・ドル売りの勢いが和らいだ。

     株価の下落に伴う円買いなどはひとまず一巡したとみられる。国内輸入企業のドル調達が活発になったとみられるのも円相場を押し下げた。10時前には一時154円13銭近辺まで売られた。10時前の中値決済に向けては、急速に進んでいた円相場の上昇が落ち着いたとみて輸入勢がドル調達に動いたという。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=167円04~07銭と、同1円92銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0855~56ドルと同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 10:26 <NQN>◇外為10時 円相場、下落 一時154円台 中値「ドル買い」
    <NQN>◇外為10時 円相場、下落 一時154円台 中値「ドル買い」
     26日午前の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を拡大した。10時前には一時1ドル=154円13銭近辺まで売られた。10時時点は153円94~96銭と前日17時時点と比べて1円76銭の円安・ドル高だった。実需筋のドル調達が相場を押し下げたとの見方があった。

     10時前の中値決済に向けては「ドル買いが入っている」(国内銀行の為替担当者)との声があった。「円高が一服したため国内輸入企業が円売り・ドル買いに動いた」(同)という。

     円は対ユーロでも下げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=167円06~08銭と、同1円94銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも小幅に上昇し、10時時点は1ユーロ=1.0852~53ドルと同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/26 08:47 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落 153円台半ば 対ユーロも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落 153円台半ば 対ユーロも安い
     26日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=153円55~56銭と前日17時時点と比べて1円37銭の円安・ドル高だった。26日発表の2024年4~6月期の米国内総生産(GDP)の成長率が市場予想を上回り、米経済の堅調さが意識されて円売り・ドル買いが先行している。

     25日発表の4~6月期の米GDP速報値は前期比年率で2.8%増えた。伸びは1~3月期の1.4%から加速し、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(2.1%増)を上回った。

     このところ円の売り持ち高を解消する動きが進み、円相場は週初から5円程度上昇していた。円の買い戻しは一服してきたとの見方もある。

     総務省が26日朝に発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%上昇だった。上昇率は6月の2.1%から拡大した。QUICKがまとめた市場予想の中央値(2.2%)と一致した。相場への影響は今のところ限られている。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=166円60~65銭と、同1円48銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでは小幅な動きで、8時30分時点は1ユーロ=1.0850~51ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2024/7/25 17:13 <NQN>◇外為17時 円相場、大幅に4日続伸 リスク回避や日銀利上げ観測で
    <NQN>◇外為17時 円相場、大幅に4日続伸 リスク回避や日銀利上げ観測で
     25日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に4日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ2円34銭の円高・ドル安の1ドル=152円24~26銭で推移している。日銀が追加利上げに踏み切るとの思惑から、これまで積み上げてきた円の売り持ち高を解消する動きが優勢だった。日本株安を受け投資家のリスク回避姿勢が強まったことも円買いを後押しした。

     一部海外通信社が24日、日銀が30~31日の金融政策決定会合で「利上げを検討する」と英文で報じた。追加利上げ観測から国内金利に上昇圧力がかかり、これまで積み上げてきた円の売り持ち高を解消する動きが活発だった。

     24日の米ハイテク株の大幅安に続き、25日の日経平均株価が前日比1200円超の大幅安となった。投資家のリスク回避姿勢が強まり「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。

     円はドル以外にも幅広い通貨に対して買われた。円は対ユーロでも大幅に4日続伸し、17時時点では同2円29銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=165円13~17銭で推移している。対ドルの円買いが波及し対ユーロでも円が買われた。

     ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0017ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0847~48ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 14:07 <NQN>◇外為14時 円相場、上昇一服 152円60銭台
    <NQN>◇外為14時 円相場、上昇一服 152円60銭台
     25日午後の東京外国為替市場で円相場の上昇は一服している。14時時点は1ドル=152円60~61銭と前日17時時点と比べて1円98銭の円高・ドル安だった。12時半前には152円23銭近辺まで買われていた。日銀の追加利上げ観測や日本株安で円の売り持ち高を解消する動きが続いた。急ピッチな上昇が続いたこともあって、その後は円買い・ドル売りがいったん落ち着いている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 12:07 <NQN>◇外為12時 円相場、大幅高 152円台半ば 2カ月半ぶり高値
    <NQN>◇外為12時 円相場、大幅高 152円台半ば 2カ月半ぶり高値
     25日午前の東京外国為替市場で円相場は大幅に上昇した。12時時点は1ドル=152円58~60銭と前日17時時点と比べて2円ちょうどの円高・ドル安だった。12時前には一時152円53銭近辺と5月3日以来、2カ月半ぶりの高値をつけた。日銀による追加利上げの思惑から、円の売り持ち高を解消する動きが加速した。日本株安を受けたリスク回避姿勢が強まったのも円の買いにつながった。

     ロイター通信が24日、日銀が30~31日の金融政策決定会合で「利上げを検討する」と英文で報じた。国内金利に上昇圧力がかかるなど追加利上げ観測が高まり、これまで積み上げた円の売り持ち高を解消する動きが出た。

     24日の米ハイテク株の大幅安に続き、25日午前の日経平均株価が一時1100円あまり下げた。投資家のリスク回避姿勢の強まりとともに「低リスク通貨」とされる円に買いが入った面があった。チャート上では目先的な上値抵抗となるような水準がなく、円買い・ドル売りに拍車をかけたようだ。

     円は幅広い通貨に対して買われた。対ユーロは12時時点で1ユーロ=165円39~42銭と、同2円03銭の円高・ユーロ安だった。一時165円34銭近辺と、5月6日以来の高値をつけた。対オーストラリア(豪)ドルでも1豪ドル=99円台後半と節目の100円を上回り4月中旬以来、3カ月ぶりの高値をつける場面があった。

     ユーロは対ドルで小幅に上昇した。12時時点は1ユーロ=1.0839~40ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 10:19 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 一時152台後半 対ユーロも大幅高
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 一時152台後半 対ユーロも大幅高
     25日午前の東京外国為替市場で円相場は上げ幅を広げた。10時時点は1ドル=153円28~29銭と前日17時時点と比べて1円30銭の円高・ドル安だった。10時前に一時152円84銭近辺と5月6日以来、2カ月半ぶりの高値をつけた。日本株安でリスク回避姿勢が強まり、円の売り持ち高を解消する動きが加速した。

     25日は国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向けては「ドル買いが多かった」(国内銀行の為替担当者)との声があった。国内輸入企業による円売り・ドル買い観測もあって、10時頃に向けては円買いが一巡する場面もあった。

     円は対ユーロでも上げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=166円14~17銭と、同1円28銭の円高・ユーロ安だった。10時前に165円71銭近辺と5月7日以来の高値をつけた。ドルに対して円が買われる場面で、ユーロに対しても円買いが増えた。

     ユーロは対ドルで小動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.0839ドル近辺と同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/25 08:37 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇 153円台後半
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇 153円台後半
     25日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=153円73~75銭と前日17時時点と比べて85銭の円高・ドル安だった。日銀の追加利上げ観測がくすぶり、24日の米株安もあってこれまで積み上げていた円の売り持ち高を解消する動きが優勢となっている。

     ロイター通信は24日、日銀は30~31日の金融政策決定会合で「追加利上げの要否を議論する」などと報じた。このところ政府関係者から金融政策の正常化を求める声も相次いでいる。日銀が早期に正常化を進めるとの観測が強まり、円買い・ドル売りにつながった。

     24日の米株式市場ではハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数が3.6%安と大幅に下落した。日経平均先物も夜間取引で急落しており、投資家の心理悪化で「低リスク通貨」とされる円には買いが入りやすくなっている。

     鈴木俊一財務相は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後の会見で、円相場について「為替の動きや水準についてコメントすると市場に不測の影響を与える面があり、コメントは控えたい」と述べた。神田真人財務官は「為替については特段議論していない。日ごろからやっている」と話した。今のことろ円相場への影響は限られている。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=166円63~64銭と、同79銭の円高・ユーロ安だった。株安などから円が幅広い通貨に対して買われている。米S&Pグローバルが24日発表した7月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)が悪化し、ユーロの売りにつながっている面もある。

     ユーロは対ドルで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.0839ドル近辺と同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 17:34 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 154円台後半 一時2カ月ぶり高値
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 154円台後半 一時2カ月ぶり高値
     24日の東京外国為替市場で、円相場は3日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1円47銭円高・ドル安の1ドル=154円56~57銭で推移している。一時は154円36銭近辺と、5月16日以来およそ2カ月ぶりとなる高値をつけた。日米金利差が縮小に向かうとの見方からこれまで積み上げられてきた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが強まった。

     金融市場では、政府関係者の発言などを背景に日銀が早期の追加利上げに動くとの思惑がくすぶっているほか、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始することが確実視されつつある。心理的節目の155円に加え、主要なチャート上の節目を円高・ドル安方向に抜けたことで円買い・ドル売りの勢いが増した。

     24日の東京株式市場では日経平均株価が6日続落し、1カ月ぶりの安値をつけた。日本株相場の下落を受けて、投資家心理が悪化するとの見方も「低リスク通貨」とされる円への買いを促した。

     円は対ユーロでも3日続伸した。17時時点では同2円37銭円高・ユーロ安の1ユーロ=167円33~38銭で推移している。円は対ユーロで一時、167円32銭近辺と5月9日以来およそ2カ月半ぶりとなる水準まで買われた。

     ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0049ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0827ドル前後で推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 14:23 <NQN>◇外為14時 円相場が一段高 一時154円台前半 2カ月ぶり高値
    <NQN>◇外為14時 円相場が一段高 一時154円台前半 2カ月ぶり高値
     24日午後の東京外国為替市場で、円相場が一段と上昇している。14時時点では1ドル=154円57~59銭と前日17時時点と比べて1円46銭の円高・ドル安だった。14時すぎに円は一時154円36銭近辺まで買われ、5月16日以来およそ2カ月ぶりの高値をつけた。日米の金融政策変更で金利差は縮小に向かうとの見方がくすぶっており、これまで積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが加速している。

     24日午後に日経平均株価が下げ幅を400円あまりに広げるなど日本株は調整色を濃くしている。投資家心理が悪化するとして、株安に歩調をあわせる形で「低リスク通貨」とされる円には買いが増えた。円相場が7月の高値(155円38銭)や100日移動平均(155円台前半)などの節目を突破したことも円買い・ドル売りに拍車をかけたようだ。

     円は対ユーロでも大幅高となっている。14時時点では1ユーロ=167円68~71銭と同2円02銭の円高・ユーロ安だった。14時すぎには167円45銭近辺と約2カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつける場面があった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 12:27 <NQN>◇外為12時 円相場が上昇 155円台前半、売り持ち解消で
    <NQN>◇外為12時 円相場が上昇 155円台前半、売り持ち解消で
     24日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=155円28~29銭と前日17時時点と比べて75銭の円高・ドル安だった。12時すぎには155円07銭近辺と6月5日以来およそ1カ月半ぶりの高値をつけた。日米で近く金融政策が変更されて金利差も縮小に向かうとの見方から、これまで積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが加速した。

     23日発表された6月の米中古住宅販売件数が市場予想を超えて落ち込むなど米景気の減速感が強まっている。米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ開始が確実視されるなか、政府関係者の発言もあって日銀は30~31日に開く金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの思惑がくすぶっている。日米で大きく開いた金利差が縮小していくとの見方から円買い・ドル売りが活発となった。

     24日は上昇する場面があった日経平均株価が下落して午前の取引を終えるなど日本株の上値の重さが目立っている。米株式相場も軟調で投資家心理が悪化するとして「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。市場では「リスク回避ムードが高まるなかで日米の金融政策発表も控え、新たに円売り・ドル買いの持ち高を形成する動きが広がりづらくなっている」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。

     円は対ユーロで大きく上昇した。12時時点は1ユーロ=168円36~37銭と、同1円34銭の円高・ユーロ安だった。12時すぎには168円18銭近辺と約1カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつける場面があった。23日に欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が利下げについて「9月の方が決定を下すのに都合がよい」と述べたと伝わったのも円買い・ユーロ売りを後押しした。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.0842~43ドルと同0.0034ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 10:33 <NQN>◇外為10時 円相場、一時155円台前半に上昇 1カ月半ぶり高値
    <NQN>◇外為10時 円相場、一時155円台前半に上昇 1カ月半ぶり高値
     24日午前の東京外国為替市場で、円相場が堅調だ。10時すぎには一時1ドル=155円25銭近辺と6月7日以来およそ1カ月半ぶりの高値をつけた。10時前の中値決済をすぎると、これまで積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが加速した。10時時点では円相場が155円86~87銭と前日17時時点と比べて17銭の円高・ドル安だった。

     10時前の中値決済に向けて市場では「ドル買いが強かった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測を背景に円相場は一時155円99銭近辺まで伸び悩んだ。だが、節目の156円を割り込まなかったことで「円売りのポジション(持ち高)を巻き戻す動きが強まった」(同)という。

     円は対ユーロでも強含んでいる。10時時点では1ユーロ=169円04~07銭と、同66銭の円高・ユーロ安だった。10時すぎには対ドルでの円高進行につれ、対ユーロでも円買いが活発となり一時168円44銭近辺と6月中旬以来の円高・ユーロ安水準をつけた。

     ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.0846ドル近辺と同0.0030ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/24 08:51 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台後半 対ユーロも高い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台後半 対ユーロも高い
     24日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円72~74銭と前日17時時点と比べて31銭の円高・ドル安だった。日銀の追加利上げや米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換が近いとの見方から、将来の日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となっている。

     23日発表された6月の米中古住宅販売件数は市場予想を超えて減少した。米景気の減速感が強まり、市場ではFRBが9月にも利下げを始めると確実視されている。政府関係者から金融政策の正常化を求める発言が続いたことで日銀が30~31日に開く金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの思惑が高まっているのも円買い・ドル売りにつながった。

     23日にはダウ工業株30種平均が下落したほか、24日は日経平均株価が軟調に推移するとみられている。日米で株価の調整が続き、投資家心理が冷え込むとの警戒感がくすぶっているのも「低リスク通貨」とされる円の買い戻しを誘った。

     円は対ユーロでも上昇し、8時30分時点は1ユーロ=168円98銭~169円ちょうどと、同72銭の円高・ユーロ安だった。23日には欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁がインタビューで、7月に利下げを見送ったことを巡り「9月の方が決定を下すのに都合がよい」と語ったと伝わった。9月の追加利下げ観測が改めて意識され、円やドルに対してユーロを売る動きが活発となった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.0851ドル近辺と同0.0025ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2024/7/23 17:33 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 一時155円台後半 日米金利差を意識
    <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 一時155円台後半 日米金利差を意識
     23日の東京外国為替市場で、円相場は続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ77銭の円高・ドル安の1ドル=156円04~06銭で推移している。一時は155円台後半まで上げ幅を広げ、18日以来の円高・ドル安水準をつけた。日米金利差の縮小を見込んだ持ち高調整の円買いや実需の円買い・ドル売りが優勢だった。

     日本時間23日の取引で米長期金利が低下しており、日米の金利差縮小が意識されたことで円買い・ドル売りが増えた。市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換と日銀の追加利上げがともに近いとの観測が広がっている。日米で大きく開いた金利差を背景に円ショート(売り持ち)ポジションを積み上げてきた投機筋からは戦略修正に伴う円買い・ドル売りが入りやすい。

     10時前の中値決済に向けて「ドル売りに傾いているようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出企業などによる円買い・ドル売り観測も相場を支えた。

     早朝は22日の米長期金利の上昇などを背景に、円相場は157円ちょうど近辺で小安く推移していた。米国ではバイデン氏が11月の米大統領選から撤退すると表明したことで、共和党候補のトランプ氏が優位になるとの見方がやや薄らいだ。米大統領選に向けた不透明感から持ち高調整の売りが出て、22日の米債券相場は下落していた。

     円は対ユーロでも続伸した。17時時点では同1円03銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=169円70~73銭で推移している。17時すぎには169円59銭近辺と、6月21日以来約1カ月ぶりの円高・ユーロ安水準まで上昇する場面があった。

     ユーロは対ドルで下落し、17時時点は同0.0012ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0875~76ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/23 14:18 <NQN>◇外為14時 円相場、156円台前半に上昇 対豪ドル、NZドルでも買い目立つ
    <NQN>◇外為14時 円相場、156円台前半に上昇 対豪ドル、NZドルでも買い目立つ
     23日午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大している。14時時点では1ドル=156円30~31銭と前日17時時点と比べて51銭の円高・ドル安だった。13時前には156円20銭近辺まで買われた。日米の金利差の縮小が意識される中、持ち高調整の円買い・ドル売りが続いているようだ。

     円はオセアニア通貨に対しても上昇している。対豪ドルでは一時1豪ドル=103円69銭近辺と、6月中旬以来の高値をつけた。対NZドルでは1NZドル=93円台と、5月半ば以来の高値圏となっている。両国と経済関係の深い中国で22日、中国人民銀行(中央銀行)が実質的な政策金利の引き下げを決定。中国経済の先行き不透明感を強めているのも、オセアニア通貨の重荷となっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/23 12:18 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時156円台半ば 持ち高調整や実需の買いで
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時156円台半ば 持ち高調整や実需の買いで
     23日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=156円65~67銭と前日17時時点と比べて16銭の円高・ドル安だった。一時は156円53銭近辺まで上げ幅を広げた。日米金利差の縮小を見込んだ持ち高調整の円買いや実需の円買い・ドル売りが優勢だった。

     早朝は前日の米長期金利の上昇などを背景に157円ちょうど近辺で小安く推移していたが、次第に持ち直した。自民党の茂木敏充幹事長が22日の講演で日銀に金融正常化に向けた情報発信を求めたと伝わっており、23日午前の債券相場が先物、現物ともに下げている。「円金利の先高観が円を支えている」との見方があった。

     外為市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換と日銀の追加利上げがともに近いとの観測が広がっている。日米で大きく開いた金利差を背景に円ショート(売り持ち)ポジションを積み上げてきた投機筋からは戦略修正に伴う円買い・ドル売りが入りやすい。10時前の中値決済に向けては国内輸出企業の円買い・ドル売り観測もあった。

     円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=170円63~67銭と、同10銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで小幅に上昇した。12時時点は1ユーロ=1.0892~93ドルと同0.0005ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/23 10:13 <NQN>◇外為10時 円相場、上昇 156円台半ば 実需の円買い観測
    <NQN>◇外為10時 円相場、上昇 156円台半ば 実需の円買い観測
     23日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。10時時点は1ドル=156円59~61銭と前日17時時点と比べて22銭の円高・ドル安だった。10時前の中値決済に向けては「ドル売りに傾いているようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出企業などによる円買い・ドル売り観測があり、相場を支えたとの見方が多い。

     円は対ユーロでも上昇に転じた。10時時点では1ユーロ=170円53~56銭と、同20銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルでは引き続き横ばい圏で推移している。10時時点では1ユーロ=1.0890ドル近辺と同0.0003ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2024/7/23 08:40 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し157円ちょうど近辺 対ユーロも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し157円ちょうど近辺 対ユーロも安い
     23日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=157円03~05銭と前日17時時点と比べて22銭の円安・ドル高だった。米大統領選の不透明感から前日の米長期金利が上昇した。日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢になった。

     米国では22日、バイデン氏の大統領選撤退により、共和党候補のトランプ氏が優位との見方が一服。選挙戦が混迷を深めるとの受け止めが広がった。米債券市場では持ち高整理の売りが出て、長期金利の指標となる10年物国債利回りが前週末に比べ0.02%高い4.25%に上昇した。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=171円01~05銭と、同28銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルでほぼ横ばい。8時30分時点は1ユーロ=1.0890~91ドルと同0.0003ドルのユーロ高・ドル安だった。米大統領選でトランプ氏が優位と見込んで進んでいたユーロ売り・ドル買いが一服した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2024/7/26 08:43 <IGM>米国株式 ダウ反発 堅調なGDPで ナスダック、S&Pは下落
    <IGM>米国株式 ダウ反発 堅調なGDPで ナスダック、S&Pは下落
    25日の米国株式市場のダウは 3日ぶりに反発し、前日比81.20ドル高(+0.20%)の39935.07ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。取引時間前に発表された米4-6月期GDP速報値が市場予想を上回り、景気軟着陸への期待感が相場をサポートした。第2四半期の売上高が市場予想を上回ったIBM(+4.33%)が相場を牽引した。顧客情報管理セールスフォース(+2.70%)や建機キャタピラー(+2.46%)も買われた。
    ナスダックは3日続落し、同160.68ポイント安(-0.93%)の17181.72。画像処理半導体エヌビディア(-1.72%)など、指数に占めるウェイトが大きいハイテクが下げを主導した。
    S&P500も3日続落し、同27.91ポイント安(-0.51%)の5399.22。エネルギー、資本財など4業種が上昇、通信、ITなど7業種が下落。
    (経済指標)                       (発表値)
    4-6月期GDP速報値(年率換算)     +2.8%(前回: +1.4%)
    6月耐久財受注(前月比)          -6.6%(前回: +0.1%)
    新規失業保険申請件数(先週)  23.5万件(前回: 24.5万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/25 08:48 <IGM>米国株式 続落 テスラ、アルファベットの急落が重石
    <IGM>米国株式 続落 テスラ、アルファベットの急落が重石
    24日の米国株式市場の主要3指数は揃って続落。23日引け後に発表した低調な決算で電気自動車(EV)テスラ(-12.33%)とグーグルの持ち株会社アルファベット(-5.03%)が急落し、相場の下げを主導した。ダウは前日比504.22ドル安(-1.25%)の39853.87ドルで終了。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。クレジットカードのビザ(-4.01%)、半導体インテル(-3.79%)がダウの下げを主導した。ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(+2.58%)や通信ベライゾン(+2.01%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄は買われた。
    ナスダックは同654.93ポイント安(-3.64%)の17342.41。ほぼ横ばいのバイオを除く全業種が下落した。
    S&P500は同128.61ポイント安(-2.31%)の5427.13。公益、ヘルスケアなど4業種が上昇、IT、一般消費財など7業種が下落。
    (経済指標)                              (発表値)
    7月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 49.5(前回: 51.6)
    7月サービス業PMI速報値                 56.0(前回: 55.3)
    7月総合PMI速報値                       55.0(前回: 54.8)
    6月新築住宅販売件数(年率換算)      61.7万件(前回: 62.1万件) 

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/24 08:58 <IGM>米国株式 小反落 主要企業の決算発表への警戒感が重石
    <IGM>米国株式 小反落 主要企業の決算発表への警戒感が重石
    23日の米国株式市場の主要3指数は揃って小反落。引け後の電気自動車(EV)テスラ(-2.03%)とグーグルの持ち株会社アルファベット(+0.06%)への警戒感が相場の重石となった。ダウは前日比57.35ドル安(-0.14%)の40358.09ドルで終了。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。ディズニー(-3.39%)やマクドナルド(-2.12%)が売られた一方、航空機ボーイング(+4.24%)やアマゾン(+2.11%)が買われた。
    ナスダックは同10.21ポイント安(-0.06%)の17997.35。運輸が2.6%下落し、下げを主導した。
    S&P500は同8.67ポイント安(-0.15%)の5555.74。エネルギー、公益など8業種が下落、素材、金融、一般消費財が上昇。
    (経済指標)                        (発表値)
    6月中古住宅販売件数(年率換算)  389万件(前回: 411万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/23 08:40 <IGM>米国株式 反発 大型グロース株が牽引 ベライゾンは大幅安
    <IGM>米国株式 反発 大型グロース株が牽引 ベライゾンは大幅安
    22日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。画像処理半導体エヌビディア(+4.76%)や電気自動車(EV)テスラ(+5.15%)など大型グロース株が相場を牽引した。ダウは3日ぶりに反発し、前日比127.91ドル高(+0.32%)の40415.44ドルで終了。全30銘柄中、上昇は17、下落は13。スポーツ用品ナイキ(+2.97%)や顧客情報管理セールスフォース(+2.60%)、製薬アムジェン(+1.41%)が買われた。通信ベライゾン(-6.08%)は大幅安。第2四半期の売上高が市場予想を下回った。
    ナスダックは4日ぶりに反発し、同280.62ポイント高(+1.58%)の18007.56。通信を除く全業種が上昇した。
    S&P500は4日ぶりに反発し、同59.41ポイント高(+1.07%)の5564.41。エネルギー、生活必需品を除く全9業種が上昇した。
    (経済指標)                                          (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/22 08:28 <IGM>米国株式 続落 システム障害が重石 クラウドストライクが急落
    <IGM>米国株式 続落 システム障害が重石 クラウドストライクが急落
    19日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは続落し、前日比377.49ドル安(-0.93%)の40287.53ドルで終了。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。利下げ期待による株価の上昇に一服感が漂うなか、この日は世界的なシステム障害が投資家心理の重石となり、売りが優勢となった。保険トラベラーズ(-7.76%)や半導体インテル(-5.42%)、クレジットカードのアメックス(-2.74%)が下げを主導した。製薬メルク(+1.22%)やスポーツ用品ナイキ(+0.44%)は買われた。
    ナスダックは3日続落し、同144.28ポイント安(-0.81%)の17726.94。6月25日以来の安値を記録した。銀行、金融を除く全業種が下落した。サイバーセキュリティのクラウドストライク(-11.10%)が急落。同社のセキュリティソフトの障害が世界的なシステム障害の原因として指摘され、同社のジョージ・カーツ最高経営責任者(CE0)はウインドウズ向けコンテンツ更新プログラムで欠陥が見つかったと述べた。
    S&P500も3日続落し、同39.59ポイント安(-0.71%)の5505.00。ヘルスケア、公益を除く全9業種が下落した。
    (経済指標)                                          (発表値)
     なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/19 08:51 <IGM>米国株式 下落 高値警戒感や米大統領選挙を巡る不透明感で
    <IGM>米国株式 下落 高値警戒感や米大統領選挙を巡る不透明感で
    18日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは7日ぶりに反落し、前日比533.06ドル安(-1.29%)の40665.02ドルで終了。全30銘柄中、上昇は3、下落は27。前日に最高値を更新し、高値警戒感が燻るなか、利益確定売りが活発化した。米大統領選挙を巡る不透明感も重石となった。金融ゴールマン・サックス(-3.18%)やJPモルガン(-3.18%)、航空機ボーイング(-2.49%)が下げた。半導体インテル(+1.19%)や石油シェブロン(+0.46%)は買われた。
    ナスダックは続落し、同125.70ポイント安(-0.70%)の17871.22。全業種が下落した。
    S&P500も続落し、同43.68ポイント安(-0.78%)の5544.59。エネルギーを除く全業種が下落した。
    (経済指標)                                  (発表値)
    7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数     13.9(前回: 1.3)
    新規失業保険申請件数(先週)            24.3万件(前回: 22.3万件)
    6月景気先行指数(前月比)                  -0.2%(前回: -0.4%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/18 08:41 <IGM>米国株式 ダウ最高値更新 ナスダックとS&Pは反落  半導体急落で
    <IGM>米国株式 ダウ最高値更新 ナスダックとS&Pは反落  半導体急落で
    17日の米国株式市場は利下げ期待からダウが最高値を更新した一方、バイデン米政権が中国に対する半導体における規制の強化を検討しているとのブルームバーグの報道を受けて半導体株が軒並み急落し、ナスダックとS&P500は下げた。ダウは6日続伸し、前日比243.60ドル高(+0.59%)の41198.08ドルで終了。最高値を連日で更新した。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。医療保険ユナイテッド・ヘルス(+4.45%)やヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(+3.69%)、日用品P&G(+1.49%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄の上昇が目立った。
    ナスダックは4日ぶりに反落し、同512.41ポイント安(-2.77%)の17996.92。エヌビディア(-6.62%)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD、-10.21%)など半導体株が急落し、下げを主導した。
    S&P500も4日ぶりに反落し、同78.93ポイント安(-1.39%)の5588.27。ITが3.7%、通信が2%下落し、下げを主導した。5業種が下落、生活必需品、エネルギーなど6業種が上昇。
    (経済指標)                     (発表値)
    6月住宅着工件数(年率換算) 135.3万件(前回: 131.4万件)
    6月鉱工業生産(前月比)         +0.6%(前回: +0.9%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]              
  • 2024/7/17 08:52 <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値更新 利下げ期待で
    <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値更新 利下げ期待で
    16日の米国株式市場はダウとS&P500が最高値を更新。ダウは5日続伸し、前日比742.76ドル高(+1.85%)の40954.48ドルで終了。最高値を更新した。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。利下げへの期待感が相場を押し上げた。値上がり率首位は第2四半期の利益が市場予想を上回った医療保険ユナイテッド・ヘルス(+6.50%)。建機キャタピラー(+4.28%)や航空機ボーイング(+3.87%)など、幅広く買われた。
    ナスダックは3日続伸し、同36.77ポイント高(+0.20%)の18509.34。ハイテクを除く全業種が上昇した。
    S&P500は3日続伸し、同35.98ポイント高(+0.63%)の5667.20。最高値を更新した。資本財、素材など9業種が上昇、通信、ITが下落。
    (経済指標)               (発表値)
    6月小売売上高(前月比)   0.0%(前回: +0.3%)
    6月輸入物価指数(前月比) 0.0%(前回: -0.2%)

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  • 2024/7/16 08:40 <IGM>米国株式 ダウ最高値更新 利下げ期待で トランプ関連が急騰
    <IGM>米国株式 ダウ最高値更新 利下げ期待で トランプ関連が急騰
    15日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは4日続伸し、前日比210.82ドル高(+0.53%)の40211.72ドルで終了。最高値を更新した。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。12日の終値は40000.90ドル。15日はパウエルFRB議長が利下げに改めて前向きな発言を行ったことを受け、幅広く買われた。値上がり率首位は建機キャタピラー(+3.03%)。金融ゴールマン・サックス(+2.57%)は4-6月期の純利益が2.5倍となり、市場予想を上回った。
    ナスダックは続伸し、同74.12ポイント高(+0.40%)の18472.56。ほぼ横ばいの工業を除く全業種が上昇した。12日の終値は18398.44。銃撃事件を受けて大統領再選の思惑が強まったトランプ前大統領が株式の過半数を保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー(+31.37%)は急騰。
    S&P500は続伸し、同15.87ポイント高(+0.28%)の5631.22。エネルギー、金融など6業種が上昇、公益、生活必需品など5業種が下落。12日の終値は5615.35。15日は取引時間中の最高値を更新する場面があったが、10日の終値としての最高値5633.91ドルを僅かに下回って引けた。
    (経済指標)                    (発表値)
    (12日)
    6月卸売物価指数(PPI、前月比) +0.2%(前回: 0.0%)
    6月PPI(前年比)               +2.6%(前回: +2.4%)
    7月消費者態度指数・速報値     66.0(前回: 68.2)
    (15日)
    7月NY連銀製造業景気指数       -6.6(前回: -6.0)

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  • 2024/7/12 08:40 <IGM>米国株式 ナスダック8日ぶり反落 エヌビディア、テスラが急落
    <IGM>米国株式 ナスダック8日ぶり反落 エヌビディア、テスラが急落
    11日の米国株式市場のダウは続伸し、前日比32.39ドル高(+0.08%)の39753.75ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。予想を下回る6月消費者物価指数(CPI)で利下げ観測が強まったことが相場をサポートした一方、利益確定売りで半導体インテル(-3.93%)やマイクロソフト(-2.48%)、アマゾン(-2.37%)、アップル(-2.32%)などハイテク株が下落し、重石となった。
    ナスダックは8日ぶりに反落し、同364.04ポイント安(-1.95%)の18283.40。画像処理半導体エヌビディア(-5.57%)、電気自動車(EV)テスラ(-8.44%)が急落し、下げを主導した。
    S&P500も8日ぶりに反落し、同49.37ポイント安(-0.87%)の5584.54。不動産、公益など7業種が上昇、IT、通信など4業種が下落。
    (経済指標)                      (発表値)
    6月消費者物価指数(CPI、前月比) -0.1%(前回: 0.0%)
    6月CPI(前年比)                 +3.0%(前回: +3.3%)
    6月コアCPI(前月比)             +0.1%(前回: +0.2%)
    6月コアCPI(前年比)             +3.3%(前回: +3.4%)
    新規失業保険申請件数(先週)  22.2万件(前回: 23.9万件)

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  • 2024/7/11 08:52 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 半導体が牽引
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 半導体が牽引
    10日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇し、ナスダックとS&P500は最高値を更新した。ダウは3日ぶりに反発し、前日比429.39ドル高(+1.09%)の39721.36ドルで終了。全30銘柄中、上昇は28、下落は2。パウエルFRB議長がこの日下院で行った証言で利下げに前向きな発言を行い、幅広く買われた。ホームセンターのホーム・デポ(+2.10%)や保険トラベラーズ(+1.99%)、事務・工業製品3M(+1.99%)が買われた。
    ナスダックは7日続伸し、同218.15ポイント高(+1.18%)の18647.44。7日連続で最高値を更新した。10日に台湾の半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した第2四半期の売上高が市場予想を上回ったことを受け、エヌビディア(+2.69%)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD、+3.87%)など半導体株が相場を牽引した。
    S&P500も7日続伸し、同56.93ポイント高(+1.02%)の5633.91。最高値を更新し、初の5600台に到達した。全11業種が上昇した。
    (経済指標)                                          (発表値)
     なし

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  • 2024/7/10 08:54 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 FRB議長証言を受け
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 FRB議長証言を受け
    9日の米国株式市場はナスダックとS&P500が最高値を更新。ダウは小幅続落し、前日比52.82ドル安(-0.13%)の39291.97ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。パウエルFRB議長がこの日の議会証言で一段と良好なデータが得られれば自信が深まるとし、市場の利下げ期待を裏付けたことが相場をサポートした一方、高値警戒感は相場の重石となった。化学ダウ(-2.31%)や顧客情報管理セールスフォース(-1.77%)が下げた一方、半導体インテル(+1.77%)や金融ゴールマン・サックス(+1.72%)は買われた。
    ナスダックは6日続伸し、同25.55ポイント高(+0.14%)の18429.29。最高値を更新した。画像処理半導体エヌビディア(+2.48%)や電気自動車(EV)テスラ(+3.71%)が相場を牽引した。
    S&P500も6日続伸し、同4.13ポイント高(+0.07%)の5576.98。最高値を更新した。金融、ヘルスケアなど7業種が上昇、素材、エネルギーなど4業種が下落。
    (経済指標)                                          (発表値)
     なし

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  • 2024/7/9 08:37 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 ダウは小反落
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 ダウは小反落
    8日の米国株式市場はナスダックとS&P500が最高値を更新。ダウは小反落し、前日比31.08ドル安(-0.08%)の39344.79ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。利下げ期待が相場をサポートした一方、9日のパウエルFRB議長の議会証言や11日発表の米6月消費者物価指数(CPI)への警戒感は重石となった。スポーツ用品ナイキ(-3.16%)や顧客情報管理セールスフォース(-2.21%)、クレジットカードのビザ(-1.46%)が下落した一方、半導体インテル(+6.15%)やホームセンターのホーム・デポ(+1.50%)は買われた。
    ナスダックは5日続伸し、同50.97ポイント高(+0.28%)の18403.73。最高値を更新した。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが相場を牽引した。
    S&P500も5日続伸し、同5.66ポイント高(+0.10%)の5572.85。最高値を更新した。IT、素材など5業種が上昇、通信、エネルギーなど6業種が下落。
    (経済指標)                                          (発表値)
     なし

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  • 2024/7/8 08:45 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 利下げ期待で
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値 利下げ期待で
    5日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは反発し、前日比67.87ドル高(+0.17%)の39375.87ドルで終了。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。この日発表された米6月雇用統計が総じてやや弱めとなったことを受けて9月の利下げ期待が強まり、相場をサポートした。小売ウォルマート(+2.64%)や半導体インテル(+2.53%)、アップル(+2.16%)が買われた。石油シェブロン(-1.53%)や銀行JPモルガン(-1.33%)は下げた。
    ナスダックは4日続伸し、同164.45ポイント高(+0.90%)の18352.75。最高値を更新した。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが相場を牽引した。
    S&P500も4日続伸し、同30.17ポイント高(+0.54%)の5567.19。最高値を更新した。通信、生活必需品など8業種が上昇、エネルギー、資本財、金融が下落。
    (経済指標)                         (発表値)
    6月失業率                          4.1%(前回: 4.0%)
    6月非農業部門雇用者数(前月比) +20.6万人(前回: +21.8万人)
    6月平均時給(前年比)               +3.9%(前回: +4.1%)

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  • 2024/7/5 07:43 <IGM>米国株式 独立記念日のため休場
    <IGM>米国株式 独立記念日のため休場
    4日の米国株式市場は独立記念日のため休場。取引再開は5日。

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  • 2024/7/4 08:56 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値更新 利下げ期待が支援
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値更新 利下げ期待が支援
    3日の米国株式市場はナスダックとS&P500が最高値を更新。4日の独立記念日による休場を控えて短縮取引のなか、この日発表された弱めの雇用・景気指標を受けて9月の利下げ観測が強まり、相場をサポートした。ダウは3日ぶりに小反落し、前日比23.85ドル安(-0.06%)の39308.00で終了。全30銘柄中、上昇は14、変わらずは1、下落は15。医療保険ユナイテッド・ヘルス(-1.68%)や製薬メルク(-1.46%)の下げがダウの重石となった。顧客情報管理セールスフォース(+1.86%)やマクドナルド(+0.89%)は買われた。
    ナスダックは3日続伸し、同159.53ポイント高(+0.88%)の18188.30。最高値を更新した。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが相場を牽引した。
    S&P500も3日続伸し、同28.01ポイント高(+0.50%)の5537.02。IT、素材など7業種が上昇、ヘルスケア、生活必需品など4業種が下落。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月ADP全米雇用報告(前月比) +15.0万人(前回: +15.7万人)
    5月貿易収支               -751億ドル(前回: -745億ドル)
    新規失業保険申請件数(先週)  23.8万件(前回: 23.4万件)
    6月ISM非製造業景気指数          48.8(前回: 53.8)

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  • 2024/7/3 09:00 <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値更新 利下げ期待やテスラ急伸で
    <IGM>米国株式 ナスダック、S&P最高値更新 利下げ期待やテスラ急伸で
    2日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。パウエルFRB議長が2日の欧州中央銀行(ECB)主催のイベントで、米国のインフレ抑制で「かなりの進展があった」と述べたことで利下げへの期待感が再燃したことや、第2四半期の納入台数が市場予想より小幅な減少にとどまった電気自動車(EV)テスラ(+10.19%)の急伸が相場をサポートした。
    ダウは前日比162.33ドル高(+0.41%)の39331.85ドルで終了。全30銘柄中、上昇は17、下落は13。クレジットカードのビザ(+1.90%)や金融JPモルガン(+1.65%)、アップル(+1.62%)が買われた。
    ナスダックは同149.46ポイント高(+0.84%)の18028.76。連日で最高値を更新した。
    S&P500は同33.92ポイント高(+0.61%)の5509.01。最高値を更新した。一般消費財、金融など9業種が上昇、ヘルスケア、エネルギーが下落。
    (経済指標)                                          (発表値)
    5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 814.0万件(前回: 791.9万件)

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  • 2024/7/2 08:36 <IGM>米国株式 反発 ナスダックは最高値 イベント通過で安心感 
    <IGM>米国株式 反発 ナスダックは最高値 イベント通過で安心感 
    1日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発。ダウは前日比50.66ドル高(+0.13%)の39169.52ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。30日の仏下院選第1回投票を通過した安心感が相場をサポートした一方、米政局の先行きや景気減速への懸念、米10年物国債利回り(長期金利)の上昇は重石となった。製薬メルク(+3.31%)やアップル(+2.91%)が買われた。金融JPモルガン(+1.58%)は最高値を更新。第3四半期の配当を1株当たり1.15ドルから1.25ドルに引き上げた。医療保険ユナイテッド・ヘルス(-2.87%)やホームセンターのホーム・デポ(-2.87%)は下げた。
    ナスダックは同146.69ポイント高(+0.83%)の17879.30。最高値を更新した。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが1%超上昇し、相場を牽引した。
    S&P500は同14.61ポイント高(+0.26%)の5475.09。IT、一般消費財など5業種が上昇、素材、資本財など6業種が下落。
    (経済指標)              (発表値)
    6月ISM製造業景気指数  48.5(前回: 48.7)

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  • 2024/7/1 08:57 <IGM>米国株式 反落 長期金利上昇やナイキの急落が重石
    <IGM>米国株式 反落 長期金利上昇やナイキの急落が重石
    28日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは3日ぶりに反落し、前日比45.20ドル安(-0.12%)の39118.86ドルで終了。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。この日発表された米5月コア個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが前月から鈍化したことは利下げ期待を支援したものの、27日の米大統領選挙候補者討論会で優位に立ったトランプ氏が大統領に返り咲くとの思惑から米10年物国債利回り(長期金利)が上昇したことや、2025年度の減収見通しを発表したスポーツ用品ナイキ(-19.98%)の急落が相場の重石となった。製薬メルク(-4.64%)やディズニー(-2.82%)も下げた。医療保険ユナイテッド・ヘルス(+4.69%)や建機キャタピラー(+1.72%)は買われた。
    ナスダックは4日ぶりに反落し、同126.08ポイント安(-0.71%)の17732.60。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが下げを主導した。
    S&P500も4日ぶりに反落し、同22.39ポイント安(-0.40%)の5460.48。不動産、エネルギーなど4業種が上昇、通信、一般消費財など7業種が下落。
    (経済指標)                             (発表値)
    5月個人消費支出(PCE、前月比        +0.5%(前回: +0.3%)
    5月コア個人消費支出(PCE)価格指数(前月比) 0.0%(前回: +0.3%)
    5月コアPCE価格指数(前年比)         +2.6%(前回: +2.7%)
    6月シカゴ購買部協会景気指数         47.4(前回: 35.4)
    6月消費者態度指数・確報値           68.2(前回: 65.6)

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  • 2024/6/28 08:57 <IGM>米国株式 続伸 イベント控えて小動き マイクロンが急落
    <IGM>米国株式 続伸 イベント控えて小動き マイクロンが急落
    27日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは続伸し、前日比36.26ドル高(+0.09%)の39164.06ドルで終了。全30銘柄中、上昇は17、下落は13。27日夜の米大統領選挙候補者による討論会、28日の5月コア個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えて小動きとなった。長期金利の低下は株価を下支えし、顧客情報管理セールスフォース(+3.99%)や航空機ボーイング(+2.25%)、アマゾン(+2.19%)が買われた。クレジットカードのビザ(-2.56%)や金融ゴールマン・サックス(-2.17%)は下げた。半導体マイクロン(-7.12%)が急落。26日に発表した3-5月期決算で6-8月期の売上高見通しが市場予想を下回ったことが嫌気された。
    ナスダックは3日続伸し、同53.52ポイント高(+0.30%)の17858.68。運輸を除く全業種が上昇した。
    S&P500も3日続伸し、同4.97ポイント高(+0.09%)の5482.87。不動産、一般消費財など6業種が上昇、生活必需品、素材など5業種が下落。
    (経済指標)                        (発表値)
    1-3月期GDP確報値(年率換算)     +1.4%(前回: +1.3%)
    5月耐久財受注(前月比)          +0.1%(前回: +0.2%)
    新規失業保険申請件数(先週)  23.3万件(前回: 23.9万件)

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  • 2024/7/26 17:19 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅上昇、独は小幅下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅上昇、独は小幅下落して始まる
    26日の欧州株式市場寄り付きは、英仏は小幅上昇、独は小幅下落して始まった。原油や金属などの相場上昇で鉱業関連などが買われ、また、業績改善銘柄なども上げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.33%高の8,213.65。現在は0.58%高の8,233.71近辺。指数構成全100銘柄中、75銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第2四半期利益が市場予想を上回った銀行のナットウエスト・グループ(+7.48%)が買われており、品質試験サービスのインターテック・グループ(+2.58%)やエンジニアリングのIMI(+1.82%)なども上げている。一方、ドイツ銀行やバークレイズが目標株価を引き下げた害虫駆除のレントキル・イニシャル(-2.48%)は下げており、不動産のセグロ(-1.63%)や投資会社のパーシング・スクエア・ホールディングス(-1.41%)なども安い。
    独DAX40指数は前日比0.24%安の18,255.35で寄り付き、現在は0.05%安の18,288.78近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第2四半期売上が予想を下回った化学のBASF(-2.87%)が売られており、コメルツ銀行(-1.11%)や医薬品製造機器のザルトリウス(-0.88%)なども下げている。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+2.80%)や自動車のポルシェ(+1.48%)、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+1.26%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.23%高の7,444.41で寄り付き、現在は0.57%高の7,469.06近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。メタが株式取得を検討と伝えられたアイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+7.75%)が上げており、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+4.19%)やソフトウェアのダッソー・システムズ(+3.89%)なども高い。一方、2024年通期業績見通しを引き下げたコンサルティングのキャップジェミニ(-9.22%)は売られており、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-3.60%)も下げている。

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  • 2024/7/26 07:57 <IGM>欧州株式 売り先行後に英国株は反発 仏株は半年ぶりの安値
    <IGM>欧州株式 売り先行後に英国株は反発 仏株は半年ぶりの安値
    25日の欧州株式市場はまちまち。前日の米ハイテク株とこの日の日経平均の急落を受けて売りが先行した。英国株は好決算を発表した銘柄の買いで反発に転じたが、独仏株はハイテク株、自動車株、高級ブランド株などの売りで続落した。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比32.66ポイント(0.40%)高の8186.35で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は52銘柄であった。4月25日以来3ヶ月ぶりの安値を更新したが、時価総額が大きい銘柄の好決算発表でプラス圏を回復した。時価総額4位の日用品ユニリーバ(+6.23%)は好調な上半期売上高と四半期配当の引き上げを発表し、2020年11月以来の水準に急反発した。時価総額11位のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+5.32%)は上半期利益が市場予測を上回り、2023年9月21日以来の水準に急反発した。格安航空イージージェット(+3.86%)は連日の上昇率3位となり、タバコのインペリアル・ブランズ(+3.16%)、情報サービスのレレックス(+2.90%)、消費者向けヘルスケアのハレオン(+2.53%)も大幅高。一方、電気・ガスのセントリカ(-9.93%)は上半期利益が前年から半減し、4日ぶりに急反落した。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-7.04%)も予想を下回る決算発表で急落し、前日上昇率トップの金鉱エンデバー・マイニング(-6.98%)は金相場安で急反落した。
    独DAX40は続落し、同88.74ポイント(0.48%)安の18298.72で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は22銘柄、1銘柄は変わらずであった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-6.47%)は世界的な半導体株の売りに巻き込まれて大幅に3日続落し、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-4.96%)も急落した。発送電技術シーメンス・エナジー(-3.30%)は連日の下落率3位となり、消費財ヘンケル(-2.18%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-2.02%)も大幅安となった。一方、医薬品バイエル(+2.06%)は大幅に続伸し、医療機器フレゼニウス(+1.27%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+1.27%)もしっかり。
    仏CAC40は3日続落し、同86.71ポイント(1.15%)安の7427.02と1月23日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は29銘柄、2銘柄は変わらずであった。通期の売上高と利益率見通しを下方修正した半導体STマイクロエレクトロニクス(-13.70%)は2022年11月以来の水準に暴落し、上半期決算が不調の自動車ステランティス(-8.66%)、企業連合を組む日産の通期見通しの下方修正を嫌気した自動車ルノー(-7.49%)、第2四半期売上高が落ち込んだ高級ブランドのケリング(-7.47%)、メディアのヴィヴェンディ(-6.09%)、小売カルフール(-4.82%)も急落した。一方、自動車部品ミシュラン(+4.85%)は上半期の営業利益増加で続落局面を8日間で終了させた。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+4.33%)は連日の上昇率2位となり、医薬品サノフィ(+4.19%)も急伸した。
    (経済指標)                             (発表値)
    独7月IFO企業景況感指数                    87.0(6月は88.6)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/25 17:25 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
    25日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続落して始まった。24日の米株安に続き、25日は日本株が大幅続落、中国株も続落と世界的な株安の流れが続いており、欧州株も売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.52%安の8,111.45。現在は0.76%安の8,091.40近辺。指数構成全100銘柄中、13銘柄が値上がり、86銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。上半期の低調な業績でガス供給のセントリカ(-8.25%)が下げており、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-8.87%)や通期業績見通しを下方修正した害虫駆除のレントキル・イニシャル(-7.18%)なども安い。一方、上半期利益が市場予想を上回った家庭用品のユニリーバ(+6.00%)は買われており、たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.60%)や消費者向けヘルスケアのハレオン(+1.47%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.97%安の18,209.40で寄り付き、現在は1.28%安の18,151.88近辺。指数構成全40銘柄中、6銘柄が値上がり、34銘柄が値下がり。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-6.17%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-3.15%)、ドイツ銀行(-3.12%)などが下げている。一方、ドイツ証券取引所(+1.14%)やバイオテクノロジーのキアゲン(+0.66%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比1.29%安の7,416.70で寄り付き、現在は1.53%安の7,398.77近辺。指数構成全40銘柄中、4銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり。2024年通期業績見通しを下方修正した半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-12.76%)が大幅安。上半期利益が予想を下回った自動車のステランティス(-9.40%)も売られており、ルノー(-8.33%)も安い。一方、通期利益見通しを引き上げた医薬品のサノフィ(+4.00%)は買われており、タイヤのミシュラン(+3.08%)も上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/25 07:56 <IGM>欧州株式 下落 高級ブランド株/銀行株の売りやユーロ圏の弱めの指標発表で
    <IGM>欧州株式 下落 高級ブランド株/銀行株の売りやユーロ圏の弱めの指標発表で
    24日の欧州株式市場は下落した。前日発表された仏高級ブランドLVMHの4-6月期売上高が予想を下回るとともに、米電気自動車テスラの利益率が減少したことで投資家心理が悪化した。この日はドイツ銀行の弱い決算発表があり、ユーロ圏7月製造業/サービス業景気指数(速報値)が市場予測を下回ったことも重荷になった。
    英FTSE100は続落し、前日比13.68ポイント(0.17%)安の8153.69で引けた。100銘柄中、上昇は44銘柄、下落は56銘柄であった。資本財、金融、高級ブランド銘柄の軟調が目立った。前日上昇率2位の航空機エンジンのロールス・ロイス(-3.50%)は利益確定売りで急反落し、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-2.94%)、ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(-2.76%)、投資運用シュローダーズ(-2.58%)、資産運用インターミディエート・キャピタル・グループ(-2.12%)、高級ブランドのバーバリー・グループ(-2.06%)も大幅安となった。一方、金鉱エンデバー・マイニング(+4.03%)は6日ぶりに急反発し、年初来プラス圏を回復した。情報・出版インフォーマ(+3.68%)は上半期決算の増収増益と同業アセンシャルの12億ポンドでの買収を発表し、2019年7月以来の高値を更新した。第3四半期利益が16%増となった格安航空イージージェット(+3.04%)も急伸した。
    独DAX40は3日ぶりに反落し、同170.24ポイント(0.92%)安の18387.46で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。銀行株、ハイテク株が幅広く売られる一方、ヘルスケア関連銘柄は買われた。ドイツ銀行(-8.32%)は3月26日以来の水準に急反落した。第2四半期決算が4年ぶりの赤字に転落した。商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-3.21%)は連日の下落率2位となり、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.13%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-2.13%)も急落した。前日上昇率2位のソフトウェアSAP(-1.48%)と同3位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.45%)は反落に転じた。一方、医療機器ザルトリウス(+3.31%)は連日上昇率トップとなり、化学シムライズ(+1.51%)、医薬品メルク(+1.47%)も堅調。
    仏CAC40は続落し、同84.90ポイント(1.12%)安の7513.73で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。時価総額が大きい高級ブランド株が引き続き売られた。高級ブランド株はLVMH(-4.66%)、ケリング(-4.54%)、エルメス・インターナショナル(-2.07%)が急落した。前日上昇率トップの航空宇宙サフラン(-2.48%)は急反落に転じ、硝子サンゴバン(-1.68%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-1.59%)も軟調。一方、前日暴落したバウチャー発行サービスのエデンレッド(+3.66%)は急反発し、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+3.33%)、通信オランジュ(+1.29%)も上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    英7月製造業景気指数(速報値)            51.8(6月は50.9)
    英7月サービス業景気指数(速報値)        52.4(6月は52.1)
    独7月製造業景気指数(速報値)            42.6(6月は43.5)
    独7月サービス業景気指数(速報値)        52.0(6月は53.1)
    独8月消費者信頼感指数                   -18.4(7月は-21.6)
    仏7月製造業景気指数(速報値)            44.1(6月は45.4)
    仏7月サービス業景気指数(速報値)        50.7(6月は49.6)
    ユーロ圏7月製造業景気指数(速報値)      45.6(6月は45.8)
    ユーロ圏7月サービス業景気指数(速報値)  51.9(6月は52.8)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/24 17:25 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも売りに押されて始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも売りに押されて始まる
    24日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも売りに押されて始まった。寄り付からの売り一巡後は下げ一服も、上値は重くもみ合いとなっている。先程発表されたS&Pグローバルによる独、仏の7月製造業PMIが共に市場予想を下回ったことや、時間外取引で米株価指数先物が下落していることなどが上値を重くしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.64%安の8,114.87。現在は0.52%安の8,125.13近辺。指数構成全100銘柄中、14銘柄が値上がり、84銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。投資信託のスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-1.71%)や保険のビーズリー(-1.74%)、プルデンシャル(-1.63%)などが下げている。一方、第3四半期利益が16%増となった格安航空のイージージェット(+6.13%)は買われており、貴金属のフレスニーヨ(+3.08%)や品質試験サービスのインターテック・グループ(+2.32%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.88%安の18,394.30で寄り付き、現在は0.95%安の18,381.10近辺。指数構成全40銘柄中、6銘柄が値上がり、34銘柄が値下がり。第2四半期が4年ぶりの赤字となったドイツ銀行(-7.65%)が売られており、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-2.88%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-2.03%)なども安い。一方、第2四半期売上が市場予想を上回った防衛・自動車部品のラインメタル(+1.78%)は買われており、医薬品製造機器のザルトリウス(+1.04%)や化学のシムライズ(+0.71%)なども上げている。
    仏CAC40指数は前日比1.29%安の7,500.67で寄り付き、現在は1.57%安の7,479.03近辺。指数構成全40銘柄中、5銘柄が値上がり、35銘柄が値下がり。第2四半期売上が市場予想を下回ったファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-5.45%)が下げており、同業のケリング(-4.03%)も安い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+0.76%)や通信のオランジュ(+0.20%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/24 07:46 <IGM>欧州株式 まちまち 英国は資源株安で反落 独仏は時価総額トップが明暗
    <IGM>欧州株式 まちまち 英国は資源株安で反落 独仏は時価総額トップが明暗
    23日の欧州株式市場はまちまち。英国株は原油と銅相場安を受けた資源株売りが重荷となり、時価総額最大銘柄の決算発表が好対照となった独仏株は、前者が続伸する一方、後者は反落に転じた。
    英FTSE100は反落し、前日比31.41ポイント(0.38%)安の8167.37で引けた。100銘柄中、上昇は35銘柄、下落は61銘柄、4銘柄は変わらずであった。資源/鉱業株はHSBCが目標株価を引き下げたグレンコア(-2.24%)、アングロ・アメリカン(-2.22%)の下げが目立った。不動産ロンドンメトリック・プロパティー(-2.19%)、電気通信モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-2.05%)は急落し、保険プルデンシャル(-1.94%)、不動産投信セグロ(-1.84%)も安い。一方、食品サービスのコンパス・グループ(+4.52%)は第3四半期の売上好調で通期の業績見通しを再度引き上げた。航空機エンジンのロールス・ロイス(+3.77%)、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+2.07%)も急伸した。
    独DAX40は続伸し、同150.63ポイント(0.82%)高の18557.70で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。医療機器ザルトリウス(+7.73%)は連日の下落率トップから上昇率トップに転じた。第2四半期利益が市場予測を上回り、2020年3月以来の安値圏で急反発した。時価総額トップのソフトウェアSAP(+7.15%)は同じく第2四半期利益が市場予測を上回り、指数上昇の最大の牽引役となった。モルガンスタンレーが投資判断/目標株価を引き上げた医療機器フレゼニウス(+4.47%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+2.22%)は急伸し、医薬品メルク(+1.87%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+1.70%)も堅調。一方、アルミ部品の供給不足で通期の業績見通しを下方修正した自動車ポルシェ(-5.09%)は急反落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-4.38%)、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.33%)も大幅高。
    仏CAC40は反落し、同23.39ポイント(0.31%)安の7598.63で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-13.49%)は、第2四半期の既存店売上が1年半ぶりに20%未満の伸びにとどまり、2020年5月以来の水準に急反落した。防衛・電子機器タレス(-6.70%)は3月13日以来の水準に急反落し、自動車ステランティス(-2.18%)も大幅安。ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-1.79%)、前日上昇率トップの半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.69%)も軟調。時価総額最大の高級ブランドLVMH(-0.07%)は日本を除くアジアの不振で減収減益となった。一方、航空宇宙サフラン(+2.34%)は急反発し、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.24%)、前日下落率トップのホテルチェーンのアコー(+1.12%)も上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/23 17:23 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅安、独仏は小幅高で寄り付く
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅安、独仏は小幅高で寄り付く
    23日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小幅安、独仏株は小幅高で始まった。寄り付き後は、英仏株は弱含みもみ合い、独株は底堅くもみ合いとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.31%安の8,173.73。現在は0.38%安の8,167.89近辺。指数構成全100銘柄中、18銘柄が値上がり、82銘柄が値下がり。銅市況安の影響などで鉱業関連が売られており、HSBCが目標株価を引き下げた資源商社のグレンコア(-2.41%)が下落しており、鉱業のアングロ・アメリカン(-2.17%)やリオ・ティント(-1.45%)なども安い。一方、年間業績見通しを再び引き上げた食品サービスのコンパス・グループ(+3.61%)は買われており、保険のビーズリー(+1.77%)やギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+0.76%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.51%高の18,500.67で寄り付き、現在は0.47%高の18,494.14近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第2四半期利益が市場予想を上回ったソフトウェアのSAP(+6.00%)が買われており、モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き上げた医療機器のフレゼニウス(+2.60%)も高い。一方、2024年の売上見通しを引き下げた自動車のポルシェ(-4.60%)は売られており、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-3.21%)も下げている。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.98%)も安い。
    仏CAC40指数は前日比0.08%高の7,628.02で寄り付き、現在は0.48%安の7,585.81近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-6.05%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-4.82%)などが下げている。一方、銀行のソシエテ・ジェネラル(+0.65%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+0.59%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/23 07:56 <IGM>欧州株式 反発 中国の利下げ決定や米大統領選への思惑で
    <IGM>欧州株式 反発 中国の利下げ決定や米大統領選への思惑で
    22日の欧州株式市場は反発した。中国人民銀行が1年/5年の最優遇貸出金利を引き下げたことや、バイデン米大統領の大統領選からの撤退でトランプ前大統領の返り咲きの可能性が低下したとの見方を好感するフローが優勢となった。
    英FTSE100は反発し、前営業日比43.05ポイント(0.53%)高の8198.77で引けた。100銘柄中、上昇は72銘柄、下落は27銘柄、1銘柄は変わらずであった。害虫駆除レントキル・イニシャル(+7.77%)は2023年10月以来の水準に急反発した。英通信BTグループの元CEOがプライベートエクイティの支援で買収に動いているとの報道が好感された。前日下落率トップの高級ブランドのバーバリー・グループ(+3.18%)は2010年6月以来の安値から急反発に転じ、保険アドミラル・グループ(+2.46%)、資産運用インターミディエート・キャピタル・グループ(+2.30%)、前日下落率2位の蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリング(+2.13%)も急伸した。一方、格安航空イージージェット(-7.12%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(-3.41%)は急落した。格安航空ライアン・エアーの第1四半期利益が市場予測を下回り、夏季シーズンに慎重な見通しを示したことが嫌気された。金鉱エンデバー・マイニング(-1.97%)も軟調。
    独DAX40は6日ぶりに反発し、同235.14ポイント(1.29%)高の18407.07で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。医薬品バイエル(+4.00%)は急反発し、前日下落率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.35%)、ドイツ銀行(+3.06%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+2.29%)、コメルツ銀行(+2.26%)、郵便ドイツ・ポスト(+2.06%)も大幅高となった。医療機器ザルトリウス(-2.20%)は連日の下落率トップで2020年3月以来の安値を更新した。医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-0.45%)、消費財ヘンケル(-0.24%)も軟調。
    仏CAC40は反発し、同87.50ポイント(1.16%)高の7622.02で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は8銘柄、1銘柄は変わらずであった。半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.86%)、銀行BNPパリバ(+2.35%)、光学機器エシロールルックスオティカ(+2.05%)、酒造ペルノ・リカール(+2.00%)は急伸し、高級ブランドLVMH(+1.81%)、前日下落率3位のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+1.68%)もしっかり。一方、ホテルチェーンのアコー(-2.02%)は急落し、前日下落率トップの商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-0.76%)、同上昇率3位の通信オランジュ(-0.64%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/22 17:29 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後は堅調
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後は堅調
    22日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも堅調に推移している。リスク回避的地合いの強まりを背景に、前週末に下落したことから、押し目買いが入るなどして相場を押し上げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.65%高の8,208.60。現在は0.37%高の8,185.75近辺。指数構成全100銘柄中、73銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。先週末にBTグループの元CEOがプライベート・エクイティの支援を受けて買収に動いているとの報道で、害虫駆除のレントキル・イニシャル(+9.33%)が大幅高。ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+3.23%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+1.53%)なども上げている。一方、格安航空ライアンエアーの第1四半期利益が予想を下回り、夏季シーズンに慎重な見方を示し、同社株が下落した影響で、格安航空のイージージェット(-6.45%)や航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(-3.24%)などが売られている。
    独DAX40指数は前日比2.37%安の17,740.63で寄り付き、現在は0.61%高の18,282.50近辺。指数構成全40銘柄中、33銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬・農薬のバイエル(+2.40%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.37%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.97%)などが上げている。一方、医薬品製造機器のザルトリウス(-1.15%)や医薬品のメルク(-0.47%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.52%高の7,573.41で寄り付き、現在は0.74%高の7,590.40近辺。指数構成全40銘柄中、35銘柄が値上がり、5銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.92%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.78%)などが高い。一方、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-0.75%)やホテルのアコー(-0.68%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/22 07:46 <IGM>欧州株式 下落 大規模なシステム障害で保険株の下げ目立つ
    <IGM>欧州株式 下落 大規模なシステム障害で保険株の下げ目立つ
    19日の欧州株式市場は下落した。システム障害で世界的規模のインフラが打撃を受け、投資家心理が悪化するなかで、サイバーリスクの損害拡大で保険金の支払いが膨らむとの見方から保険株が幅広く売られた。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比49.17ポイント(0.60%)安の8155.72で引けた。英6月小売売上高が市場予測の3倍のマイナス幅を記録したことも嫌気された。100銘柄中、上昇は24銘柄、下落は74銘柄、2銘柄は変わらずであった。高級ブランドのバーバリー・グループ(-7.23%)は年初来下落率が50%を突破するとともに、2010年6月以来の安値を更新した。蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリング(-5.75%)、保険ビーズリー(-3.34%)、前日上昇率3位のJDスポーツファッション(-3.10%)、オンライン賭博エンテイン(-3.07%)も急落した。一方、小売マークス・アンド・スペンサー(+3.00%)と航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.65%)は急伸し、連日の下落率トップであった鉱業アントファガスタ(+1.19%)は反発に転じた。
    独DAX40は5日続落し、同182.83ポイント(1.00%)安の18171.93と2日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は34銘柄であった。医療機器ザルトリウス(-15.24%)は今年の業績見通しを下方修正し、2020年3月以来の水準に暴落した。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-3.96%)、オンライン衣料販売ザランド(-3.96%)、前日上昇率3位の自動車部品コンチネンタル(-3.64%)、ハノーバー再保険(-2.83%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-2.65%)も急落した。一方、連日下落率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+2.33%)は急反発し、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+0.77%)、航空機エアバス(+0.58%)も堅調。
    仏CAC40は反落し、同52.03ポイント(0.69%)安の7534.52で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は29銘柄、1銘柄は変わらずであった。商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-4.40%)、前日下落率2位の半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.97%)、同上昇率トップのビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-2.57%)、同上昇率3位の自動車ステランティス(-2.26%)、自動車ルノー(-2.05%)、酒造ペルノ・リカール(-2.04%)は急落した。一方、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.35%)、前日下落率トップの電機シュナイダー・エレクトリック(+0.95%)、通信オランジュ(+0.84%)はしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    英6月小売売上高・前月比                  -1.2%(5月は-0.4%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/19 17:23 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    19日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。先程発表された6月の英小売売上高が市場予想を下回ったことや、時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることなどが重荷となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.62%安の8,153.93。現在は0.76%安の8,142.50近辺。指数構成全100銘柄中、8銘柄が値上がり、92銘柄が値下がり。蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリング(-6.08%)や保険のビーズリー(-4.30%)などが下げており、金相場の下落で貴金属のフレスニーヨ(-3.76%)も安い。一方、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+0.85%)や台所用品・建具のハウデン・ジョイナリー(+0.60%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.08%安の18,340.85で寄り付き、現在は0.75%安の18,216.54近辺。指数構成全40銘柄中、5銘柄が値上がり、34銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。2024年通期の業績見通しを引き下げた医薬品製造機器のザルトリウス(-13.98%)が大幅安。医薬・農薬のバイエル(-2.06%)や自動車のポルシェ(-1.93%)なども下げている。一方、コメルツ銀行(+0.62%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+0.49%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.27%安の7,565.88で寄り付き、現在は0.74%安の7,530.72近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり。不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(-3.41%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-1.92%)、自動車のステランティス(-1.85%)などが下げている。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+0.57%)や航空機製造のエアバス(+0.38%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/19 07:55 <IGM>欧州株式 英国は輸出関連株高で続伸 ハイテク株安の独は4日続落
    <IGM>欧州株式 英国は輸出関連株高で続伸 ハイテク株安の独は4日続落
    18日の欧州株式市場は、英国が続伸、独が4日続落、仏が4日ぶりに反発するまちまちの展開となった。
    英FTSE100は続伸し、前日比17.43ポイント(0.21%)高の8204.89で引けた。ポンドが1.30ドル台を維持できず、輸出関連銘柄が買われた。100銘柄中、上昇は65銘柄、下落は33銘柄、2銘柄は変わらずであった。スポーツ用品小売フレーザーズ・グループ(+9.19%)は良好な通期利益見通しで急反発し、投資運用シュローダーズ(+4.88%)はモルガンスタンレーの投資判断引き上げで急反発に転じた。JDスポーツファッション(+3.64%)、広告WPP(+2.84%)、銀行ナットウエスト・グループ(+2.41%)、ポンド安を受けた輸出押し上げへの思惑が浮上したブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.36%)も急伸した。一方、鉱業アントファガスタ(-4.93%)は連日の下落率トップで3月12日以来の安値を更新し、前日下落率3位の航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-3.77%)、格安航空イージージェット(-3.68%)も急落した。
    独DAX40は4日続落し、同82.54ポイント(0.45%)安の18354.76で引けた。自動車株を中心とする買いで上昇銘柄数が上回ったが、時価総額が大きいハイテク株が引き続き売られ、重荷となった。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。総合テクノロジーのシーメンス(-4.42%)は大幅に続落し、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.32%)は連日の下落率2位、時価総額トップのソフトウェアSAP(-1.46%)は連日の下落率3位となった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.33%)、医薬品メルク(-1.29%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.24%)も下げた。一方、コメルツ銀行(+2.88%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.59%)、自動車部品コンチネンタル(+1.93%)は堅調。
    仏CAC40は4日ぶりに反発し、同15.74ポイント(0.21%)高の7586.55で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は11銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日下落率トップのビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+3.03%)、広告ピュブリシス(+2.98%)はともに急反発に転じ、自動車ステランティス(+1.83%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(+1.78%)、防衛・電子機器タレス(+1.62%)、石油トタルエナジーズ(+1.54%)も堅調。一方、電機シュナイダー・エレクトリック(-3.12%)は同業ABBの第2四半期決算を嫌気して大幅に4日続落し、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.47%)、ホテルチェーンのアコー(-1.32%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英3-5月期週間平均賃金・前年比            +5.7%(2-4月期は+5.9%)
    英3-5月期失業率(ILOベース)              4.4%(2-4月期は4.4%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/18 17:23 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    18日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。寄り付きからの買い一巡後はやや売りに押されており、独株は小幅マイナス圏に転じている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.79%高の8,252.25。現在は0.65%高の8,240.29近辺。指数構成全100銘柄中、80銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。堅調な通年利益見通しでスポーツ用品小売のフレーザーズ・グループ(+8.34%)が買われており、モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き上げた資産運用のシュローダー(+4.41%)も高い。一方、工業機械、機器のディプロマ(-3.56%)やインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(-1.93%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.01%高の18,439.33で寄り付き、現在は0.16%安の18,407.47近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。産業機器のシーメンス(-3.11%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-2.00%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.03%)などが下げている。一方、医薬・農薬のバイエル(+2.12%)や自動車のBMW(+1.98%)、メルセデス・ベンツグループ(+1.75%)、フォルクスワーゲン(+1.64%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.47%高の7,606.24で寄り付き、現在は0.06%高の7,575.71近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第2四半期利益が市場予想を上回り、通年利益見通しを引き上げた広告のピュブリシス・グループ(+4.73%)が買われており、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.88%)や石油のトタルエナジーズ(+1.34%)なども高い。一方、電気機器のシュナイダーエレクトリック(-3.90%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.00%)などは下げている。

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  • 2024/7/18 07:54 <IGM>欧州株式 英国はCPIの伸び横ばいでも反発 独仏は3日続落
    <IGM>欧州株式 英国はCPIの伸び横ばいでも反発 独仏は3日続落
    17日の欧州株式市場は、英国が3日ぶりの反発に転じる一方、独仏は3日続落した。英国は6月消費者物価指数の伸び鈍化が4ヶ月で終了したにもかかわらず、ヘルスケア株や日用品株が買われたのに対して、独仏株は18日の欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表と仏国民議会の初招集を控えた買い手控えやハイテク株売りが重荷になった。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比22.56ポイント(0.28%)高の8187.46で引けた。100銘柄中、上昇は44銘柄、下落は54銘柄、2銘柄は変わらずであった。高級ブランドのバーバリー・グループ(+4.40%)は連日の下落率トップから一転して上昇率トップとなり、2010年6月以来の安値圏で急反発した。医療機器スミス・アンド・ネフュー(+2.49%)、通信BTグループ(+2.36%)は急伸し、前日下落率2位の上下水道セバーン・トレント(+1.90%)、衛生・日用品レキット・ベンキンザー・グループ(+1.89%)、医薬品GSK(+1.83%)も堅調。一方、鉱業アントファガスタ(-6.11%)は通年ベースの銅生産量が67-71万トンの予想レンジ下限にとどまるとの見方が嫌気された。資産運用インターミディエート・キャピタル・グループ(-4.71%)はUBSとバンカメ・グローバル・リサーチの目標株価引き下げで急落し、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-3.31%)は年初来マイナス圏に転じた。
    独DAX40は3日続落し、同80.73ポイント(0.44%)安の18437.30で引けた。米政権が中国に先端半導体技術へのアクセス提供を続けた企業に貿易制限措置の強化を検討するとの報道でハイテク株売りが強まった。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-5.78%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-4.36%)、ソフトウェアSAP(-2.12%)が急落し、オンライン衣料販売ザランド(-1.75%)、総合テクノロジーのシーメンス(-1.74%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.69%)も軟調。一方、化学BASF(+2.96%)は15日につけたほぼ半年ぶりの安値から2日連続で持ち直し、医薬品バイエル(+2.40%)、今年の売上高見通しを前日引き上げたスポーツ用品アディダス(+2.10%)も大幅高となった。
    仏CAC40も3日続落し、同9.22ポイント(0.12%)安の7570.81で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は17銘柄、1銘柄は変わらずであった。ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-7.52%)、米アパレル・フットウェアVFCからシュプリームを15億ドルの現金買収で獲得した光学機器エシロールルックスオティカ(-4.45%)が急落し、前日上昇率3位の電気設備ルグラン(-1.89%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.68%)、広告ピュブリシス(-1.52%)も軟調。一方、酒造ペルノ・リカール(+3.38%)は国際的なワイン銘柄売却で蒸留酒とシャンパン事業に特化する方向性を示したことが好感された。小売カルフール(+1.91%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.53%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英6月消費者物価指数・前年比              +2.0%(5月は+2.0%)
    英6月卸売物価指数(仕入)・前年比        -0.4%(5月は-0.7%)
    英6月卸売物価指数(出荷)・前年比        +1.4%(5月は+1.7%)
    ユーロ圏6月消費者物価指数・前年比        +2.5%(5月は+2.6%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/17 17:22 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続落して始まる
    17日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅続落して始まった。先程発表された6月の英消費者物価が市場予想を上回ったことや、バイデン米政権が対中半導体規制で貿易ルール厳格化を同盟国に伝達したとの報道などが上値を重くしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.12%安の8,155.27。現在は0.12%安の8,155.34近辺。指数構成全100銘柄中、34銘柄が値上がり、63銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。信用調査のエクスペリアン(-1.12%)やスポーツ用品小売のフレーザーズ・グループ(-0.83%)、害虫駆除のレントキル・イニシャル(-0.70%)などが下げている。一方、金鉱のエンデバー・マイニング(+1.53%)やフレスニーヨ(+0.56%)などはしっかり。
    独DAX40指数は前日比0.03%安の18,512.11で寄り付き、現在は0.01%安の18,516.34近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。オンライン衣料販売のザランド(-1.55%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.43%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.24%)などが安い。一方、医療機器のフレゼニウス(+0.71%)や通信のドイツテレコム(+0.59%)、化学のBASF(+0.32%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.32%安の7,556.13で寄り付き、現在は0.23%安の7,562.37近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。VFコーポレーションからシュプリームを買収と伝えられたアイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(-2.79%)が売られており、広告のピュブリシス・グループ(-1.74%)や自動車のルノー(-0.90%)なども下げている。一方、酒造のペルノ・リカール(+1.02%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.01%)などは高い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/17 07:45 <IGM>欧州株式 続落 中国の景気減速懸念や独景況感指数低下で
    <IGM>欧州株式 続落 中国の景気減速懸念や独景況感指数低下で
    16日の欧州株式市場は続落した。15日発表の中国4-6月期GDPが5四半期ぶりの低い伸びにとどまったことが引き続き警戒されるとともに、この日発表された独7月ZEW景況感指数が市場予測を下回る水準へ12ヶ月ぶりに低下したことが投資家心理を悪化させた。欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表と仏国民議会の初招集を18日に控えており、積極的な買いは手控えられた。
    英FTSE100は続落し、前日比18.06ポイント(0.22%)安の8164.90で引けた。公益株と鉱業株が連日下げを主導した。100銘柄中、上昇は54銘柄、下落は45銘柄、1銘柄は変わらずであった。高級ブランドのバーバリー・グループ(-5.30%)は連日下落率トップとなり、中国の需要減への思惑で2010年6月以来の安値を更新した。公益株は上下水道のセバーン・トレント(-4.81%)とユナイテッド・ユーティリティーズ(-3.67%)の下げが目立った。下水処理を巡る不適切行為について、当局の新たな調査が入ったことが嫌気された。鉱業株はグレンコア(-2.71%)、第2四半期の鉄鉱石出荷量が予想を下回ったリオ・ティント(-2.33%)、アングロ・アメリカン(-2.33%)が急落した。一方、雑貨小売B&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(+4.34%)は第1四半期の売上増で急反発し、JDスポーツファッション(+3.53%)、製紙DSスミス(+3.45%)も急伸した。
    独DAX40も続落し、同72.86ポイント(0.39%)安の18518.03で引けた。自動車株と保険株の軟調が目立った。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は24銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車株はポルシェ(-4.70%)とメルセデス・ベンツ・グループ(-1.41%)、保険株はハノーバー再保険(-2.34%)とミュンヘン再保険(-1.79%)が安く、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-1.43%)、医薬品バイエル(-1.25%)も下げた。一方、コメルツ銀行(+3.33%)は4日ぶりに急反発し、医療機器フレゼニウス(+2.57%)も急反発に転じた。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.63%)もしっかり。
    仏CAC40も続落し、同52.68ポイント(0.69%)安の7580.03で引けた。独ヒューゴ・ボスが世界的な需要低迷で通年ベースの売上高と利益見通しを下方修正し、前日同様に高級ブランド株の売りが重荷になった。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は28銘柄、2銘柄は変わらずであった。高級ブランド株はケリング(-3.10%)が連日の下落率トップとなり、エルメス・インターナショナル(-2.32%)、前日下落率3位のLVMH(-1.91%)の下げが目立った。鉄鋼アルセロールミタル(-2.49%)はJPモルガンの目標株価引き下げで5日ぶりに急反落し、石油トタルエナジーズ(-1.55%)、化粧品ロレアル(-1.55%)も軟調。一方、硝子サンゴバン(+1.07%)、航空宇宙サフラン(+0.80%)、電気設備ルグラン(+0.52%)は上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独7月ZEW景況感指数                       41.8(6月は47.5)

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  • 2024/7/16 17:21 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続落して始まる
    16日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅続落して始まった。17日には6月の英消費者物価の発表を控え、また、政策金利据え置き見通しとなっている欧州中央銀行(ECB)定例理事会が18日に予定されていることなどから慎重ムードとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.43%安の8,147.66。現在は0.22%安の8,165.10近辺。指数構成全100銘柄中、34銘柄が値上がり、63銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第2四半期の鉄鋼石出荷量が市場予想を下回った鉱業のリオ・ティント(-2.18%)が売られており、前日に大幅下落となったファッションのバーバリー・グループ(-2.29%)も続落しており、信用調査のエクスペリアン(-1.87%)も安い。一方、JPモルガンが投資判断、目標株価を引き上げた電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.10%)は買われており、小売りのB&Mヨーロピアン・バリュー・リテール(+1.97%)や小売りのマークス・アンド・スペンサー(+1.13%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.02%安の18,586.42で寄り付き、現在は0.49%安の18,499.88近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。自動車のポルシェ(-5.13%)やハノーバー再保険(-2.63%)、ミュンヘン再保険(-2.35%)などが安い。一方、医療機器のフレゼニウス(+1.53%)や電力のRWE(+0.31%)、エーオン(+0.24%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.64%安の7,583.50で寄り付き、現在は0.68%安の7,580.71近辺。指数構成全40銘柄中、2銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり。JPモルガンが目標株価を引き下げた鉄鋼のアルセロール・ミタル(-3.37%)が売られており、ファッション・アパレルのケリング(-2.74%)や自動車のステランティス(-1.70%)なども下げている。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(+0.63%)や電力・ガスのエンジー(+0.11%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2024/7/16 07:58 <IGM>欧州株式 4日ぶりに反落 高級ブランド株安や弱めの中国GDPで
    <IGM>欧州株式 4日ぶりに反落 高級ブランド株安や弱めの中国GDPで
    15日の欧州株式市場は4日ぶりに反落した。英バーバリー・グループを始めとする高級ブランド株の下落や、中国4-6月期GDPが5四半期ぶりの低い伸びにとどまったことを警戒する利益確定売りが重荷になった。
    英FTSE100は4日ぶりに反落し、前営業日比69.95ポイント(0.85%)安の8182.96で引けた。公益株や鉱業株の軟調も目立った。100銘柄中、上昇は20銘柄、下落は77銘柄、3銘柄は変わらずであった。バーバリー・グループ(-16.08%)は2010年7月以来の水準に暴落した。4-6月期既存店売上高が前年比-21%と急減し、CEOの交代と配当停止を発表した。前日上昇率3位のスポーツ用品フレーザーズ・グループ(-3.60%)、鉱業アントファガスタ(-3.60%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-3.13%)、医療機器スミス・アンド・ネフュー(-2.68%)、電気・ガスSSE(-2.54%)も急落した。一方、建機レンタルのアシュテッド・グループ(+2.45%)は大幅に4日続伸し、ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(+1.69%)、銀行バークレイズ(-1.48%)も堅調。
    独DAX40も4日ぶりに反落し、同157.29ポイント(0.84%)安の18590.89で引けた。5月27日以来の高値圏で公益株やエネルギー株に利益確定売りが入った。40銘柄中、上昇は7銘柄、下落は33銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(-4.94%)は大幅に続落した。洋上風力開発の中止を公言しているトランプ米前大統領の返り咲きが警戒された。前日下落率3位の電力RWE(-3.42%)、自動車BMW(-2.56%)、化学BASF(-2.27%)、医薬品バイエル(-2.04%)も大幅安となった。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.26%)、オンライン衣料販売ザランド(+0.62%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+0.29%)はしっかり。
    仏CAC40も4日ぶりに反落し、同91.61ポイント(1.19%)安の7632.71で引けた。英バーバリーやスイス・スウォッチが急落し、時価総額が大きい高級ブランド株が売られた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。高級ブランド株はケリング(-5.28%)、LVMH(-2.65%)、前日上昇率2位のエルメス・インターナショナル(-2.58%)がいずれも急落し、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.73%)、前日下落率3位の酒造ペルノ・リカール(-2.46%)、医薬品サノフィ(-2.09%)も大幅安。一方、直近4日間で3日目の上昇率トップとなったメディアのヴィヴェンディ(+0.86%)は2022年6月以来の高値を更新し、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+0.54%)、通信オランジュ(+0.48%)も堅調。
    12日の英FTSE100は同29.57ポイント(0.36%)高の8252.91、独DAX40は同213.62ポイント(1.15%)高の18748.18、仏CAC40は同97.19ポイント(1.27%)高の7724.32といずれも3日続伸して引けた。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏5月鉱工業生産・前月比            -0.6%(4月は0.0%)
    仏6月消費者物価指数・前年比              +2.5%(5月は+2.6%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2024/7/12 17:15 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏株は続伸、独株は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏株は続伸、独株は小甘く始まる
    12日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は続伸、独株は小甘く始まった。独株も寄り付き後は小じっかりに推移。6月の米消費者物価が市場予想を下回り、米利下げ観測が強まったことなどが相場を下支えている。時間外取引で米株価指数先物が強含みに推移していることも底堅さをもたらしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.60%高の8,272.38。現在は0.33%高の8,250.06近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、46銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。シティグループが目標株価を引き上げた不動産ウェブサイトのライトムーブ(+2.47%)が買われており、医薬品のGSK(+1.26%)やアストラゼネカ(+1.19%)なども上げている。一方、水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(-1.69%)や航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(-1.46%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.00%安の18,534.49で寄り付き、現在は0.08%高の18,549.35近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。オンライン衣料販売のザランド(+1.38%)や医薬・農薬のバイエル(+1.01%)などが上げている。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-2.27%)や不動産のヴォノヴィア(-1.16%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.50%高の7,664.94で寄り付き、現在は0.60%高の7,673.12近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり。鉄鋼のアルセロール・ミタル(+2.00%)やファッション・アパレルのケリング(+1.99%)、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.77%)などが高い。一方、航空エンジンのサフラン(-1.22%)やガラス・建材のサンゴバン(-0.54%)などは下げている。

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  • 2024/7/12 08:01 <IGM>欧州株式 続伸 日米株の最高値更新や米9月利下げ観測を好感
    <IGM>欧州株式 続伸 日米株の最高値更新や米9月利下げ観測を好感
    11日の欧州株式市場は続伸した。日米株の連日の最高値更新の流れを引き継ぐとともに、6月インフレ率が鈍化した米国の9月の利下げ観測の増幅が好感された。英国株は強い5月GDPで早期利下げ期待が後退したため、独仏株のパフォーマンスを下回った。
    英FTSE100は続伸し、前日比29.83ポイント(0.36%)高の8223.34で引けた。100銘柄中、上昇は77銘柄、下落は21銘柄、2銘柄は変わらずであった。上下水道セバーン・トレント(+3.75%)は昨年12月7日以来の水準へ大幅に3日続伸した。規制当局が2025年度以降の一定程度の水道料金引き上げを認めたことを好感した。不動産ウェブサイトのライトムーブ(+3.51%)、格安航空イージージェット(+3.26%)は大幅続伸し、投資運用シュローダーズ(+2.97%)、住建パーシモン(+2.88%)、前日上昇率2位の鉱業フレスニロ(+2.80%)も大幅高となった。一方、携帯電話ボーダフォン(-1.68%)、情報サービスのレレックス(-1.45%)、第1四半期の営業利益の微増を報告した販売・マーケティングサポートDCC(-1.41%)は軟調。
    独DAX40も続伸し、同127.34ポイント(0.69%)高の18534.56と6月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は12銘柄であった。医療機器ザルトリウス(+5.05%)は大幅に続伸し、電力RWE(+2.97%)、前日上昇率トップの不動産ヴォノヴィア(+2.96%)、医薬品メルク(+2.82%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+2.60%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.25%)も大幅高となった。一方、航空機エアバス(-1.05%)、ドイツ銀行(-0.74%)、前日下落率トップの航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-0.61%)は下げた。
    仏CAC40も続伸し、同53.58ポイント(0.71%)高の7627.13で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は7銘柄であった。メディアのヴィヴェンディ(+5.52%)は連日の上昇率トップとなり、2022年6月以来の高値を更新した。傘下の有料TV局カナル・プリュスをスピンオフしてロンドン上場を検討しているとの報道が好感された。硝子サンゴバン(+3.07%)、前日上昇率2位のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+2.54%)、電気設備ルグラン(+2.33%)も急伸した。高級ブランドのケリング(+1.95%)、酒造ペルノ・リカール(+1.78%)も堅調。一方、航空機エアバス(-1.01%)、広告ピュブリシス(-0.93%)、通信オランジュ(-0.90%)は軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英5月GDP・前月比                         +0.4%(4月は0.0%)
    英5月鉱工業生産・前月比                  +0.2%(4月は-0.9%)
    英5月貿易収支                            -179.17億ポンド(4月は-194.42億ポンド)
    独6月消費者物価指数・前年比              +2.5%(5月は+2.8%)

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・NQN=日経QUICKニュース
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