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  • 2025/11/11 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均は下落 200円安、米政府再開を見越した持ち高調整の声
    <NQN>◇東証14時 日経平均は下落 200円安、米政府再開を見越した持ち高調整の声
     11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下落に転じている。前日比200円ほど安い5万0700円台前半で推移している。アドテストやフジクラなど朝方が強く始まった銘柄群が下げに転じ、午後に下げ幅を広げる展開となっている。午前に一時5%強上昇したソフトバンクグループ(SBG)も大きく上げ幅を縮小した。値がさ株が弱含む動きに歩調を合わせる形で、日経平均先物などに売り圧力が強まった。

     米連邦議会上院は10日夜、政府閉鎖の終了に向けたつなぎ予算案を可決した。つなぎ予算案は今後、下院で採決される。12日に採決の可能性があり、両院で通過後にトランプ米大統領の署名で成立すれば、停止していた政府機関が稼働を始める。 PGIMジャパンの鴨下健株式運用部長は政府閉鎖解除への道筋がみえたことで、前日の米市場は上昇した一方、「解除によって今後、経済統計の発表が相次ぐと、結果次第では市場のボラティリティー(変動率)は上昇し、株安につながる可能性もある」と話す。早ければ今週中に政府機関は再開される。その前に「株価指数先物で持ち高を調整する動きが出ているのだろう」との見方も示した。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆5420億円、売買高は17億2710万株だった。

     ネクソンやイオンが午後に上げ幅を広げている。ソニーGも大幅高。一方、ディスコや京セラ、東京海上が下げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 12:53 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は膠着 200円高、決算発表のソニーGが大幅高
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は膠着 200円高、決算発表のソニーGが大幅高
     11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は膠着。前日比200円ほど高い5万1100円台前半で推移している。アジア市場では韓国の総合株価指数(KOSPI)などが上昇しており、投資家心理を下支えしている。企業の四半期決算の発表が本格化するなか、個別株を売買する動きが活発化している。正午に四半期決算を発表したソニーGは後場は買い気配で始まった後、大幅高となっている。

     アドテストやフジクラは下落に転じており、日経平均の重荷となっている。前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約670億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆5329億円、売買高は14億4934万株だった。

     住友ファーマや住友ファーマが午後一段高。東エレクも高い。一方、伊藤忠や三井物、ディスコは午後に下げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 11:45 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸 米株高が追い風、決算銘柄の売買活発
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸 米株高が追い風、決算銘柄の売買活発
     11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比219円52銭(0.43%)高の5万1131円28銭だった。米連邦政府機関の閉鎖解除に向けた動きを好感する形で、前日の米市場ではハイテク株を中心に買いが優勢だった。東京市場でも半導体関連株の一角が上昇した。日経平均は600円を超えて上昇する場面があったが、買い一巡後は国内の機関投資家からとみられる持ち高調整の売りも出て、伸び悩んだ。
     
     米連邦議会上院が9日につなぎ予算を採決するための動議を可決し、近く上院で予算案が可決される見通しとなった。米下院も週内に採決すると伝わっており、上下両院でつなぎ予算案が可決される可能性が高まった。10日の米市場は政治の動きを好感する形でダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。米ブルームバーグ通信は11日、「トランプ米大統領は10日、米政府閉鎖を終わらせるための超党派合意を支持すると表明した。政府機関が向こう数日以内に再開される可能性が高まった」と報じた。

     企業の四半期決算の発表が本格化するなか、決算銘柄を売買する動きも活発だった。前日に決算を発表した菱地所が売られた一方、ディーエヌエは大きく買われた。きょうの取引時間終了後に決算を発表するソフトバンクグループ(SBG)には決算期待の先回り買いが入り、一時5%強上昇した。

     買い一巡後は伸び悩んだ。朝方に買われたアドテストが下げに転じ、指数の重荷になった。このところの急ピッチな上昇を受けた利益確定売りが出やすかった。東証プライムの値上がり銘柄数は540。値下がりは1007、横ばいは65だった。値下がり銘柄が多く、株高に伴い国内年金からとみられる持ち高調整の売りが膨らんだとの観測もあった。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは5.76ポイント(0.17%)高の3323.18だった。JPXプライム150指数は続伸し、6.26ポイント(0.43%)高の1457.59で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆1248億円、売買高は12億5046万株だった。

     ファナックやイビデン、富士通が上げた。一方、富士フイルムや日産化、JR東海は下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 10:08 <NQN>◇東証10時 日経平均は堅調 一時600円高、ソフトバンクGが高い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は堅調 一時600円高、ソフトバンクGが高い
     11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調で、前日比400円ほど高い5万1300円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高を受けて、引き続き半導体関連株に買いが集まっている。きょうの取引時間終了後に決算を発表するソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となっており、指数を押し上げている。日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。

     米ブルームバーグ通信は11日、「トランプ米大統領は10日、米政府閉鎖を終わらせるための超党派合意を支持すると表明した。政府機関が向こう数日以内に再開される可能性が高まった」と報じた。前日の米株式市場は政府閉鎖解除へ前進した動きを好感する形で上昇していた。

     米政府機関の閉鎖が始まった10月は日米株ともに最高値圏で推移するなど、株式市場への影響は限定的だった。むしろ、政府閉鎖で株式相場は下げなかった。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「やや違和感を覚える動きではあるが、政府閉鎖が始まった10月の株高は生成AI(人工知能)関連銘柄がけん引していたので、市場は政府閉鎖を悪材料視しなかったのだろう」との見方を示した。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9483億円、売買高は8億4989万株だった。

     リクルートや中外薬、レーザーテクが上昇している。一方、TDKやダイキン、良品計画は下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 09:19 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 上げ幅400円、米株高が追い風
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 上げ幅400円、米株高が追い風
     11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ420円ほど高い5万1300円台前半で推移している。米連邦政府機関の一部閉鎖の解除に向けた動きを好感する形で、前日の米市場ではハイテク株を中心に買いが広がった。東京市場でも半導体関連株を中心に買いが先行している。
     
     米連邦議会上院が9日につなぎ予算を採決するための動議を可決し、近く上院で予算案が可決される見通しとなった。米下院も週内に採決すると伝わっており、上下両院でつなぎ予算案が可決される可能性が高まった。10日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。半導体大手のエヌビディアが大幅に上昇し、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も2%強上昇した。東京市場でも東エレクやアドテストなどに買いが先行している。

     企業の四半期決算の発表が本格化するなか、個別売買の動きが本格化している。前日に四半期決算を発表したシャープは買い気配で始まり、大幅高となっている。一方、決算が嫌気された菱地所は売り気配で始まった後、4%を超えて下落している。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸し、10月31日に付けた最高値を上回る場面があった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、フジクラが上昇している。一方、コナミGや日産化、エムスリーが下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 15:50 <NQN>◇東証大引け 日経平均、反発635円高 米政府の再開期待 ハイテク関連に買い
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、反発635円高 米政府の再開期待 ハイテク関連に買い
     10日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前週末比635円39銭(1.26%)高の5万0911円76銭だった。閉鎖していた米連邦政府機関の再開期待を背景に株価指数先物への買いが優勢となった。好業績銘柄や前週まで調整していた主力のハイテク株に見直し買いが入ったことも日経平均の押し上げにつながった。売り方の買い戻しも巻き込み、午後の取引終了にかけて上げ幅を拡大した。

     米連邦議会上院の与野党議員らは9日、失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意した。米政府閉鎖の終了に向けて前進するとの期待が投資家心理を改善させた。外国為替市場で前週末に比べて円安・ドル高が進んだことやオリンパスやメルカリなど決算発表を終えた銘柄の一角が買われたことも支援材料となった。

     日経平均は伸び悩む場面もあった。5万1000円の水準が近づく場面では個人などによる利益確定や戻り待ちの売りが出た。生損保による国内機関投資家による持ち高調整の売りも上値を抑えた。

     東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は18.57ポイント(0.56%)高の3317.42だった。JPXプライム150指数は反発し、5.55ポイント(0.38%)高の1451.33で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆801億円、売買高は24億1605万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1227と全体の76%を占めた。値下がりは348、横ばいは39だった。

     値がさハイテクのアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)が買われた。エネルギー関連銘柄の上昇も目立った。一方、前週末に今期業績予想を下方修正したホンダが下落。10日午後に決算発表した古河電は急落した。リクルートや中外薬も安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均、上げ幅650円に拡大 米政府機関の再開期待
    <NQN>◇東証14時 日経平均、上げ幅650円に拡大 米政府機関の再開期待
     10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大している。前週末比650円ほど高い5万0900円台前半で推移している。閉鎖していた米連邦政府機関の再開期待が強まり、株価指数先物が買われている。前週末に調整していたハイテク株の一角に見直し買いが入っていることも支援材料となっている。

     米連邦議会上院の与野党議員らは9日、失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意した。報道によると、同日は採決をしないとみられるが、米政府閉鎖の終了に向けて前進するとの期待が株価の支えになっている。

     14時には「米中両政府は10日、互いに追加関税を引き下げた」と伝わった。市場では「今後はインフレなど米経済の動向を注意深くみていく必要がある」(ニッセイ基礎研究所の森下千鶴研究員)との声が聞かれる。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆781億円、売買高は17億1108万株だった。

     値がさのアドテストやソフトバンクグループ(SBG)、ファストリが買われている。一方、リクルートやホンダは下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 13:05 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、高値圏で小動き 戻り待ちの売りが重荷
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、高値圏で小動き 戻り待ちの売りが重荷
     10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前週末比400円ほど高い5万0600円台後半で小動きとなっている。閉鎖していた米連邦政府機関の再開期待が株価指数先物への買いにつながっている。前週末に調整していたハイテク株の一角に見直し買いが入っていることも支え。もっとも、節目の5万1000円が近づく場面では戻り待ちの売りも出て、指数の上値は重い。

     ブルームバーグ通信は日本時間10日午後、「米議会上院は連邦政府機関の閉鎖を終わらせるための法案を前進させる手続き上の表決を実施し、可決した」と報じている。市場では「米政府閉鎖の解消はある程度予想されていたことでもあり、日本株の上値追いの材料にはなりにくい」(国内中堅証券)との見方もある。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約196億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2739億円、売買高は14億5664万株だった。

     東エレクとソフトバンクグループ(SBG)が上げ幅を拡大している。オリンパスやフジクラも高い。一方、任天堂やホンダ、オムロンが安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 11:47 <NQN>◇東証前引け 日経平均、反発490円高 米政府閉鎖の終了へ前進
    <NQN>◇東証前引け 日経平均、反発490円高 米政府閉鎖の終了へ前進
     10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比490円52銭(0.98%)高の5万0766円89銭だった。米連邦政府の一部機関閉鎖の終了期待を背景に海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが優勢となった。前週末に日本株は急落していたため、好業績の銘柄を中心に反発狙いの押し目買いも入った。日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。

     米連邦議会上院の与野党議員らは9日、失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意したと現地メディアが報じた。政府機関の再開に向けて前進し、米経済への悪影響が和らぐとの期待から米株価指数先物が日本時間10日午前に堅調に推移し、日本株の支援材料になった。外国為替市場で前週末に比べて円安・ドル高が進んだことも輸出関連を中心に追い風となった。オリンパスやメルカリなど決算発表を終えた銘柄に買いが入ったことも相場を支えた。

     日経平均は戻り待ちの売りなどで伸び悩む場面もあった。生損保など国内機関投資家による持ち高調整の売りも観測された。

     東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは8.54ポイント(0.26%)高の3307.39だった。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆9192億円、売買高は12億1890万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1181と全体の7割強を占めた。値下がりは375、横ばいは56だった。

     日経平均への寄与度が高いアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)が買われた。一方、前週末に今期の業績予想を下方修正したホンダは大幅安となった。リクルートや中外薬も安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 10:11 <NQN>◇東証10時 日経平均、堅調 米政府閉鎖の終結期待が支え
    <NQN>◇東証10時 日経平均、堅調 米政府閉鎖の終結期待が支え
     10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比330円ほど高い5万0600円台半ばで堅調に推移している。米連邦政府の一部機関閉鎖の終結期待を背景に海外短期筋による株価指数先物への買いが優勢となっている。上げ幅は一時400円を超えた。

     米主要メディアが米連邦政府の一部機関閉鎖に関し、上院の民主党議員が再開に向けた合意案を支持することに同意したと報じた。米政府の一部機関閉鎖の解除となれば、米経済活動への悪影響が緩和するとの期待が株価の支えになっている。

     買い一巡後はやや伸び悩む場面もある。5万円台では個人による戻り待ちや利益確定の売りが出やすいとみられる。市場では「国内の生損保からは売り注文が目立っている」(国内証券のトレーダー)との声がある。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7419億円、売買高は8億2557万株だった。

     アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、オリンパスが買われている。INPEXなど石油関連株の上昇も目立つ。一方、リクルートやホンダ、任天堂が安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 09:21 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、反発400円高 米政府閉鎖に解除期待 ホンダは下落
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、反発400円高 米政府閉鎖に解除期待 ホンダは下落
     10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前週末に比べ440円ほど高い5万0700円台前半で推移している。米連邦政府の一部機関閉鎖の解除期待を背景に海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが先行した。前週末に日本株は急落していたため、反発狙いの押し目買いも入っている。

     ブルームバーグ通信は10日、米連邦議会の上院共和党トップのスーン院内総務が9日に米連邦政府の一部機関閉鎖について、事態打開に向けた合意が「まとまりつつある」と述べたと報じた。運用リスクを取りやすくなるとの見方から日本株買いにつながっている。

     もっとも、伸び悩む場面もある。前週末の米ハイテク株安や前週末に決算発表した国内主力銘柄の下落が投資家心理の重荷となっている。

     東証株価指数(TOPIX)は反発している。

     東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が買われている。オリンパスも高い。一方、リクルートや中外製薬、ホンダが下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 16:00 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落、607円安 米株安とAI関連下落で
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落、607円安 米株安とAI関連下落で
     7日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比607円31銭(1.19%)安の5万0276円37銭だった。米雇用情勢の悪化を背景に6日の米株式相場が下落したのを受け、海外短期筋が株価指数先物に断続的な売りを出した。人工知能(AI)関連のソフトバンクグループ(SBG)などが売りに押され、日経平均を下押しした。

     6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比398ドル(0.84%)安の4万6912ドルだった。米調査会社が6日発表した米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が前年同月から増え、投資家心理が弱気に傾いた。半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落し、高値警戒感からSBGやアドテスト、東エレクなどのAI関連銘柄が売られ、日経平均を押し下げた。前日に決算発表した味の素が制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られたのも重荷となった。

     AI関連株の上昇がけん引する形で10月の日経平均は16.64%高と1990年10月(20.06%)以来の上昇率を記録した。市場では「これまでの日経平均の上昇が行き過ぎとの見方が反動安につながっている」(第一生命経済研究所の藤代宏一主席エコノミスト)との見方があった。

     午後に日経平均は急速に下げ渋った。高市早苗首相は7日午後の衆院予算委員会で、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化目標を巡り「単年度のPBという考え方については変更する、取り下げると考えて頂いて結構だ」と述べた。高市政権下で積極財政にかじを切りやすくなるとの思惑が広がり、海外投機筋が株価指数先物に買い戻しを入れた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は14.60ポイント(0.44%)安の3298.85だった。JPXプライム150指数も反落し、7.31ポイント(0.50%)安の1445.78で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆9948億円、売買高は25億5210万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は682。値上がりは874、横ばいは58だった。

     フジクラや住友電が売られ、イビデンや太陽誘電も下げた。一方、リクルートや中外薬が買われ、ファストリや良品計画も上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 14:32 <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ渋る 高市首相「単年度PB黒字化目標取り下げ」と発言
    <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ渋る 高市首相「単年度PB黒字化目標取り下げ」と発言
     7日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は急速に下げ渋り、前日比900円ほど安い5万円近辺で推移している。下げ幅を780円ほどまで縮小する場面があった。高市早苗首相が単年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化目標を取り下げるとの考えを示したのもあり、海外投機筋が株価指数先物に買い戻しを入れているようだ。14時に今期の業績見通しの上方修正を発表したフジクラが一時上昇に転じ、投資家心理の支えとなった。

     高市首相は7日午後の衆院予算委員会で、国と地方のPBの黒字化目標を巡り「単年度のPBという考え方については変更する、取り下げると考えて頂いて結構だ」と述べた。市場では「高市政権下で積極財政にかじを切りやすくなるとの思惑が広がっている。海外投機筋が日経平均先物を買い戻す口実になった」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆6395億円、売買高は17億8850万株だった。

     アドテストや東エレクは引き続き売られ、リクルートやファストリは買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 12:59 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大、1200円安 ソフトバンクGが一段安
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅拡大、1200円安 ソフトバンクGが一段安
     7日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比1160円ほど安い4万9700円台前半で推移している。下げ幅は一時1200円を超えた。人工知能(AI)関連株への高値警戒感は根強く、日経平均の上昇をけん引してきたソフトバンクグループ(SBG)株が後場に一段安となり、日経平均を下押ししている。

     投資家の関心は14時に発表を控えるフジクラの2025年4~9月期決算に向かっている。市場予想平均であるQUICKコンセンサスをみると連結純利益は前年同期比2.2倍の629億円(10月23日時点、5社)となっている。市場では「光部品を手掛けるフジクラの決算への期待値はすでに高い。決算発表後に材料出尽くし感から下落すれば他のAI関連株の売りに拍車がかかる可能性がある」(国内証券)との指摘があった。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約180億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6472億円、売買高は14億8035万株だった。

     アドテストや東エレクが引き続き売られ、イビデンや太陽誘電も安い。一方、リクルートや中外薬が買われ、ファストリや良品計画は引き続き高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 11:48 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 AI関連下落で5万円割れ
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 AI関連下落で5万円割れ
     7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比1100円19銭(2.16%)安の4万9783円49銭だった。取引時間中として節目の5万円を割り込むのは5日以来となる。米雇用情勢の悪化を背景に6日の米主要株価指数が軒並み下落した流れを引き継ぎ、海外短期筋が株価指数先物に断続的な売りを出した。先物主導の下げを映し、日経平均の寄与度が大きいソフトバンクグループ(SBG)などが売りに押された。

     6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比398ドル(0.84%)安の4万6912ドルだった。米調査会社が6日発表した米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が前年同月から増え、投資家心理を冷やした。半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落し、東京市場でもSBGやアドテスト、東エレクといったAI関連銘柄が売られ、3銘柄で日経平均を880円あまり押し下げた。

     市場では「きょうの下落はAI関連株に資金が偏っていた反動の側面が大きい。相場の上昇基調は損なわれていないが、こうした『ガス抜き』はしばらく続くだろう」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との見方があった。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは41.37ポイント(1.25%)安の3272.08だった。JPXプライム150指数も反落し、18.57ポイント(1.28%)安の1434.52で終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2597億円、売買高は12億4421万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1010。値上がりは533、横ばいは70だった。

     フジクラや住友電などの電線株が売られ、TDKや太陽誘電などの電子部品株も下げた。一方、リクルートやKDDIが買われ、ファストリや良品計画も上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 10:28 <NQN>◇東証10時 日経平均は一時5万円割れ アドテストやSBGが一段安
    <NQN>◇東証10時 日経平均は一時5万円割れ アドテストやSBGが一段安
     7日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大している。前日比930円ほど安い4万9900円台前半で推移している。下げ幅は一時1000円を超え、節目の5万円を下回った。米雇用情勢の悪化を背景に6日の米国株が下落したのを受け、海外投機筋が株価指数先物に断続的な売りを出し、日経平均を下押ししている。先物主導の下げを映し、日経平均への寄与度が大きいアドテストやソフトバンクグループ(SBG)といったAI関連が一段と売りに押されている。

     日経平均の上昇をけん引してきたSBG株がさえない動きとなっている。前週末からの下げは一時5885円とそれまでの3週分の上昇幅(4820円)を帳消しにしている。市場では「SBG株が調整したため他のAI関連も目先は弱含むとの懸念が広がっている。高市早苗政権による経済政策への期待もいったん織り込み済みで日本株を買う材料は乏しい」(アイザワ証券の坂瀬勝義エキスパート)との指摘があった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9849億円、売買高は8億1923万株だった。

     前日に決算発表した味の素が制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られた。TDKやイビデン、フジクラも下げている。一方、リクルートや中外薬が買われ、ファストリや良品計画も上げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 09:18 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均反落、一時700円安 米雇用の悪化で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均反落、一時700円安 米雇用の悪化で
     7日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ680円ほど安い5万0200円台前半で推移している。下げ幅は一時700円を超えた。米雇用情勢の悪化を受けて6日の米株式相場が下落し、日本株には売りが先行している。

     6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、終値は前日比398ドル(0.84%)安の4万6912ドルだった。米調査会社が6日発表した米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が前年同月から増え、株売りを促した。半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.39%安となり、7日の東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなどが売られ、日経平均を押し下げている。

     市場では「人工知能(AI)への需要は今後も伸びるとの見方は変わっていないが、AI関連株がいったん大きく調整すると相場が崩れやすく警戒は強い」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     フジクラやTDKが売られ、ファナックやイビデンも安い。一方、ファストリやKDDIが買われ、スズキやホンダも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 15:48 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 半導体に押し目買い、バリュー株にも物色
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 半導体に押し目買い、バリュー株にも物色
     6日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比671円41銭(1.34%)高の5万0883円68銭だった。米経済を巡る先行き不安の後退を手掛かりに5日の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。日経平均が前日にかけ大幅に下げていたこともあり、短期筋を中心とした主力株への押し目買いが活発だった。値がさ株や先物の上昇が主導し、日経平均の上げ幅は一時1000円あまりに達したが、朝高後は上値の重さも目立った。

     米民間雇用サービス会社ADPが5日に発表した10月の全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数が市場予想を上回り、雇用情勢の先行き懸念がやや後退した。米連邦最高裁が5日に開いた口頭弁論でトランプ米政権による関税政策の合憲性に懐疑的な見解が出たと伝わったのも投資家心理を強気に傾け、日本株にも根強い先高観を背景にした買いが改めて膨らんだ。

     日経平均への寄与度が大きいアドテストのほか、ディスコやレーザーテクの上昇が目立った。ただ、市場では「一部の投資家は半導体など利益が出ている銘柄に売りを出し、バリュー(割安)株に資金をシフトさせている」(岩井コスモ証券の有沢正一投資調査部フェロー)との指摘も聞かれ、商社や銀行株が堅調に推移した。

     米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが円建て債の発行を準備していることが6日、明らかになった。バークシャーは日本の大手商社株を買い増す意向を示してきたことから、住友商や三菱商などに思惑的な買いが入った。

     日経平均は取引開始直後にきょうの高値(5万1248円)を付けた後は伸び悩んだ。10月の日経平均は7478円高と歴史的な上昇となり、前日にかけての調整を経てもなお相場の過熱感は強いとあって、国内投資家を中心に戻り待ちの売りが出やすかった。

     東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は45.16ポイント(1.38%)高の3313.45だった。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反発し、19.37ポイント(1.35%)高の1453.09で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆9040億円、売買高は28億1347万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は987。値下がりは570、横ばいは58だった。
     
     トヨタや日立が上げた。コニカミノルとダイキンが決算発表をきっかけに急伸した。一方、郵船とキーエンス、スズキは下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 14:06 <NQN>◇東証14時 日経平均は再び5万1000円台 一部半導体株が上げ拡大
    <NQN>◇東証14時 日経平均は再び5万1000円台 一部半導体株が上げ拡大
     6日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げ、前日比700円あまり高い5万0900円台後半で推移している。午前は急伸で始まった後は伸び悩んでいたが、後場は買いの勢いが増して節目の5万1000円を再び上回る場面がある。半導体株への資金流入が目立ち、ディスコやルネサスなど一部の関連銘柄が後場にきょうの高値を付けた。

     商社や銀行といったバリュー(割安)株も買われ、相場全体を押し上げている。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが円建て債の発行を準備していることが6日、明らかになった。バークシャーは日本の商社株を買い増す意向を示してきたことから、住友商など大手に思惑的な買いが入っている面がある。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆7099億円、売買高は19億2527万株だった。

     コニカミノルとダイキンが大幅高となっている。三井金属も高い。一方、キーエンスやイオン、川崎汽は安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び上げ幅拡大 先物に断続的な買い
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び上げ幅拡大 先物に断続的な買い
     6日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び上げ幅を拡大し、前日比700円ほど高い5万0900円程度で推移している。前日の米株式相場の上昇を受けた半導体株などへの買いが継続している。朝高後は伸び悩んでいたが、昼休み中に日経平均先物に海外投機筋とみられる断続的な買いが入ったのをきっかけに、日経平均も前場終値(5万0768円)に比べて強含む展開となっている。

     昼休み中に2026年3月期(今期)の純利益見通しを下方修正した郵船が、後場に入り売りが膨らんでいる。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約290億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆7866億円、売買高は16億1891万株だった。

     レーザーテクや日立、日本取引所が高い。一方、エプソンとメルカリ、大林組は安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 17:22 <NQN>◇外為17時 円相場、続落し154円台前半 一時9カ月ぶり安値
    <NQN>◇外為17時 円相場、続落し154円台前半 一時9カ月ぶり安値
     11日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ15銭の円安・ドル高の1ドル=154円19~20銭で推移している。米連邦政府機関の一部閉鎖が解除され、米景気の下振れリスクは後退するとの見方が広がった。円やユーロなど主要通貨に対してドルを買う動きが優勢となり、円相場は一時154円49銭近辺と2月中旬以来およそ9カ月ぶりの安値をつけた。

     米連邦議会上院は10日、政府閉鎖終了に向けたつなぎ予算案を可決した。近く下院も通過するとみられ、トランプ米大統領の署名で成立すれば政府機関は稼働を再開する。政府閉鎖の解除によって米景気鈍化は避けられるとの見方から前日に米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いを後押しした。東京市場では輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。

     もっとも、円相場の下値を探る動きは限られた。11日の東京株式市場では前日の米株高を受けて上昇していた日経平均株価が午後に入ると下げに転じた。株価が伸び悩んだのにつれて「低リスク通貨」とされる円には利益確定や持ち高調整を目的とした買い戻しが増えて相場を下支えした。

     円は対ユーロでも小幅に続落した。17時時点では同7銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=178円24~27銭で推移している。

     ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0007ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1559~60ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 14:11 <NQN>◇外為14時 円相場、やや下げ渋る 154円台前半 米休場で動意薄
    <NQN>◇外為14時 円相場、やや下げ渋る 154円台前半 米休場で動意薄
     11日午後の東京外国為替市場で、円相場はやや下げ渋っている。14時時点では1ドル=154円28~29銭と前日17時時点と比べて24銭の円安・ドル高だった。午前に154円49銭近辺と2月中旬以来、約9カ月ぶりの安値をつける場面があったが、この水準では利益確定などを目的とした円買い・ドル売りが入って円を支えた。きょうの米市場が休場で、ここから新規の持ち高を傾ける材料に乏しい。

     午後に入って日経平均株価が急速に伸び悩み、一時下げに転じた。株安に歩調をあわせるように円売りの勢いが弱まった面もある。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 12:19 <NQN>◇外為12時 円相場、下落し154円台前半 一時9カ月ぶり安値
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落し154円台前半 一時9カ月ぶり安値
     11日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=154円34~36銭と前日17時時点と比べて30銭の円安・ドル高だった。一時は154円49銭近辺と2月中旬以来、約9カ月ぶりの安値をつけた。米連邦政府機関の一部閉鎖が終了に向かっており、投資家心理が上向いて円売り・ドル買いにつながった。

     米連邦議会上院は9日、つなぎ予算を採決するための動議を可決した。上院は10日に予算案を可決したと伝わっており、下院も週内に採決するとみられる。10月1日から続いた政府機関の閉鎖が米経済を下押しするとの懸念が後退した。

     10日のニューヨーク市場では長期金利の指標となる米10年物国債利回りが上昇(価格は下落)した。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2%高となった。投資家心理の改善が米株買い・米債券売りを後押しし、円売り・ドル買いを促した。

     国内輸入企業による実需の円売り観測も円の重荷だった。きょうは米市場が休場で商いが平時よりも細っているとみられ、少額の注文でも値が振れやすくなっている面があった。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=178円32~34銭と、同15銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円売りが対ユーロにも波及した。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1553~54ドルと同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。米金利上昇を受けてドルが対ユーロでも買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 10:34 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ幅拡大 一時9カ月ぶり安値 中値「ドル買い」
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ幅拡大 一時9カ月ぶり安値 中値「ドル買い」
     11日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=154円34~35銭と前日17時時点と比べて30銭の円安・ドル高だった。10時すぎに154円49銭近辺と2月中旬以来およそ9カ月ぶりの安値をつけた。米連邦政府機関の一部閉鎖が解除に向けて前進したとの受け止めから、投資家心理が上向いた。日米の株高を受けて円売り・ドル買いが優勢となっている。

     実需の円売り観測も円の重荷だった。10時前の中値決済に向けては、「ドル買いが優勢だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。きょうは米市場が休場で商いが平時よりも細っているとみられ、少額の注文でも値が振れやすくなっているようだ。

     城内実経済財政相は11日の閣議後記者会見で、足元の円安進行について、輸入物価上昇を通じて消費者物価を押し上げる効果があるため「動向を注視する」と述べた。通貨政策などに踏み込んだ内容ではないとの受け止めから円相場への影響は限られた。

     円は対ユーロで下落に転じている。10時時点では1ユーロ=178円29~31銭と、同12銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円の売りが対ユーロにも波及した。

     ユーロは対ドルで軟調。10時時点では1ユーロ=1.1551~52ドルと同0.0015ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/11 08:50 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅下落 154円台前半 対ユーロでは上昇
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅下落 154円台前半 対ユーロでは上昇
     11日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=154円08~09銭と前日17時時点と比べて4銭の円安・ドル高だった。米連邦政府機関の再開へ向けて前進しており、米経済の先行き不透明感が和らぐとの見方から、円売り・ドル買いが先行している。

     米連邦議会上院は9日、つなぎ予算を採決するための動議を可決し、上院で予算案が可決される見通しとなった。米下院も週内に採決すると伝わっている。政府閉鎖で雇用統計など公的な米経済指標の発表が先送りされていたため、運用リスクを回避する動きが強まっていた。近く再開するとの期待が投資家心理を上向かせると同時に米株高や米金利上昇、ドル買いにつながっている。

     10日の米主要株価指数がそろって上昇し、相対的に安全資産とされる米国債には売りが出た。10日のニューヨーク市場で米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは前週末比0.02%高い4.11%で終え、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが出やすい。

     一方、円は対ユーロでは上昇している。8時30分時点は1ユーロ=178円08~12銭と、同9銭の円高・ユーロ安だった。対ドルでのユーロ売りが円買い・ユーロ売りに波及した。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1558~59ドルと同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 17:26 <NQN>◇外為17時 円相場、反落 154円台前半 米政府閉鎖への懸念和らぐ
    <NQN>◇外為17時 円相場、反落 154円台前半 米政府閉鎖への懸念和らぐ
     10日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前週末の同時点に比べ68銭の円安・ドル高の1ドル=154円06~08銭で推移している。米政府の一部閉鎖が解除に向かい、米景気への懸念も和らぐとの見方から円売り・ドル買いが優勢だった。国内の輸入企業など実需筋が円売り・ドル買いを活発にさせたとの観測も相場を押し下げた。

     米連邦議会上院の与野党議員らは9日、失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意した。10月1日に始まった政府機関の一部閉鎖が解除されるとの期待感から投資家心理が改善し、10日の日経平均株価が上昇。円売り・ドル買いも促した。

     10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向け、国内輸入企業などがドルの調達を活発にしたとの見方が相場の重荷となった。

     日銀は10日、10月29~30日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。同会合では政策金利を据え置いたが、「金利の正常化をもう一歩進める上では、条件が整いつつある」「今後、先行きの不透明感は残るが経済・物価の見通しと達成確度次第で金利を調整すべき環境になる」などの意見が出ていた。もっとも、12月か来年1月には利上げするとの予想は多く、相場への影響は限られた。

     円は対ユーロで反落した。17時時点では同1円31銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=178円19~22銭で推移している。

     ユーロは対ドルで3日続伸した。17時時点は同0.0034ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1566~67ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 14:11 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台後半で膠着
    <NQN>◇外為14時 円相場、153円台後半で膠着
     10日午後の東京外国為替市場で、円相場が膠着感を強めている。14時時点では1ドル=153円86~88銭と前週末17時時点と比べて48銭の円安・ドル高だった。米連邦政府機関の一部閉鎖の解除に向け前進がみられたとして、米景気の下押し影響が和らぐとの見方から円売り・ドル買いが出た。だが、積極的に円売り・ドル買いを進めるほどの新たな取引材料はなく、持ち高を一方向に傾ける市場参加者は限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 12:17 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 米政府機関の閉鎖解除の思惑で 実需の売り観測も
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 米政府機関の閉鎖解除の思惑で 実需の売り観測も
     10日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=153円90~91銭と前週末17時時点と比べて52銭の円安・ドル高だった。米連邦政府機関の一部閉鎖が解除に向けて前進するとの思惑が広がった。閉鎖が終了すれば米景気の下押し影響が和らぐとして円売り・ドル買いが出た。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。

     日本経済新聞電子版は10日午前「米連邦議会上院の与野党議員らは9日、失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意した」と伝えた。10月1日から続く政府機関の閉鎖が終了に向け前進するとの見方が強まった。米政府機関の閉鎖をめぐる不透明感が薄れるなか投資家心理が上向き、10日の日経平均株価が上昇。日本株高が円売り・ドル買いを促した。

     10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向けて国内輸入企業などが円売り・ドル買いに動いたとの観測も相場を押し下げた。

     日銀は10日、10月29~30日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。同会合では政策金利の据え置きを決めたが「金利の正常化をもう一歩進める上では、条件が整いつつある」との意見や「今後、先行きの不透明感は残るが経済・物価の見通しと達成確度次第で金利を調整すべき環境になる」といった主張が出ていたことが明らかになった。もっとも、外為市場の参加者からは「目新しい内容はなく、材料視する向きはない」(国内銀行の為替担当者)として円相場への影響は限られた。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=177円88~90銭と、同1円00銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1558ドル近辺と同0.0026ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、軟調 153円台後半 中値「ドル買い優勢」の声
    <NQN>◇外為10時 円相場、軟調 153円台後半 中値「ドル買い優勢」の声
     10日午前の東京外国為替市場で、円相場が軟調だ。10時時点は1ドル=153円85~86銭と前週末17時時点と比べて47銭の円安・ドル高だった。10月1日から続く米連邦政府機関の一部閉鎖が解除に向けて前進しているとの見方から投資家心理が改善した。政府閉鎖による米景気の下押し影響が緩和されるとして円売り・ドル買いが出た。輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。

     10時前の中値決済に向けては、「ややドル買いが優勢だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。10日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」であり、国内輸入企業などから円売り・ドル買いが出たとの見方は円の重荷となった。

     日銀は10日、10月29~30日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。「金利の正常化をもう一歩進める上では、条件が整いつつある」との主張や「今後、先行きの不透明感は残るが経済・物価の見通しと達成確度次第で金利を調整すべき環境になる」との意見が出ていたが、円相場への影響は限られた。

     円は対ユーロで下げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=177円74~76銭と、同86銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで小幅に上げ幅を拡大している。10時時点では1ユーロ=1.1552~53ドルと同0.0020ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/10 08:46 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し153円台後半 対ユーロでも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し153円台後半 対ユーロでも安い
     10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=153円83~84銭と前週末17時時点と比べて45銭の円安・ドル高だった。米連邦政府機関の一部閉鎖の解除に向けた動きが前進するとの思惑が広がった。政府機関の閉鎖による米景気の下押し影響が和らぐとの期待から円売り・ドル買いが優勢となっている。

     米政府機関の閉鎖が過去最長となるなか、ブルームバーグ通信は日本時間10日早朝に「米上院共和党トップのスーン院内総務が9日、事態打開に向けた合意がまとまりつつあると述べた」などと伝えた。法案審議の手続きに関する採決を同日中に実施する計画だという。米政府機関の閉鎖を巡る不透明感はくすぶるものの、閉鎖解除の機運の高まりが円売り・ドル買いを促した。

     持ち高調整などを目的とした円売り・ドル買いも出ている。前週は、これまで株価の上昇をけん引してきた人工知能(AI)関連株を中心に利益確定などの売りが出て日米の株価が調整した。日米株安で投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めるなか、円買い・ドル売りが勢いづく場面があった。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=177円57~71銭と、同69銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1546~49ドルと同0.0014ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 17:20 <NQN>◇外為17時 円相場、反発 153円台前半 米労働市場が減速の見方
    <NQN>◇外為17時 円相場、反発 153円台前半 米労働市場が減速の見方
     7日の東京外国為替市場で、円相場は反発した。17時時点では前日の同時点に比べ48銭の円高・ドル安の1ドル=153円38~40銭で推移している。米労働市場が減速したとの見方から米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げの思惑が再び強まった。米景気悪化への懸念から前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。

     米調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが6日発表した調査では、米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が前年同月から大きく増加した。人工知能(AI)の普及や物価高により人件費を削減する動きが広がり、10月としては2003年以来の高水準だった。同調査が米雇用の減速を示したとの見方から、円買い・ドル売りが優勢となり、一時152円83銭近辺まで円高・ドル安が進んだ。

     米雇用情勢の先行き不透明感から、7日の東京株式市場で日経平均株価が下落するなど投資家の慎重姿勢が強まった。リスク回避の円買い・ドル売り圧力がかかったことも相場を押し上げた。

     もっとも円の上値を試す動きは限られた。中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが活発だったとの観測が重荷となった。

     円は対ユーロでも反発した。17時時点では同16銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=176円91~94銭で推移している。

     ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0025ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1533~34ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 14:10 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台前半で小動き 株安は支え
    <NQN>◇外為14時 円相場、153円台前半で小動き 株安は支え
     7日午後の東京外国為替市場で、円相場は153円台前半で小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=153円12~13銭と前日17時時点と比べて74銭の円高・ドル安だった。日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りの動きが一巡し、戻り待ちの円売りが出ている。半面、日経平均株価が下値を探る場面では歩調を合わせた円買いが入った。

     高市早苗首相は7日の衆院予算委員会で、単年度での基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)黒字化目標を取り下げると表明した。外国為替市場での反応は今のところ限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 12:13 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 153円台前半 米雇用減速に警戒
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 153円台前半 米雇用減速に警戒
     7日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=153円13~14銭と前日17時時点と比べて73銭の円高・ドル安だった。米雇用の減速懸念から米連邦準備理事会(FRB)が近い将来に追加利下げに踏み切るとの見方が再び強まり、円やユーロといった主要通貨に対するドル売りが先行した。

     前日にドル売りを誘う主因となったのが、米調査会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが発表した米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数だ。人工知能(AI)の普及や物価高によって人件費を削減する動きが広がり、前年同月の2.75倍に増えた。

     米政府閉鎖で公的な雇用統計の公表が見送りとなるなか民間調査が注目を集めている。チャレンジャー調査には平時よりも反応が大きくなり、米長期金利の低下とともに日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。

     円の上値は重かった。10時すぎには153円31銭近辺まで伸び悩んだ。中値決済に向けて「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声があった。朝方にはドルが水準を切り下げていたとあって値ごろ感からドルを手当てする需要が強まったようだ。

     円は対ユーロでも上昇している。12時時点は1ユーロ=176円72~75銭と、同35銭の円高・ユーロ安だった。対ドルと同様に朝高後は上げ幅を縮めた。

     ユーロは対ドルで上昇している。12時時点は1ユーロ=1.1540~41ドルと同0.0032ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 10:21 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 153円台前半 実需の売りが重荷
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 153円台前半 実需の売りが重荷
     7日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=153円17~18銭と前日17時時点と比べて69銭の円高・ドル安だった。10時すぎには153円31銭近辺まで伸び悩んだ。朝方に152円83銭近辺まで上げた反動で持ち高調整の円売りが増えた。国内輸入企業などの円売り・ドル買い観測も相場の重荷となった。

     中値決済に向けては「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。朝方には米雇用情勢の悪化懸念からドルが水準を切り下げていたとあって「値ごろ感からドルを手当てする需要が強まった」という。

     円は対ユーロでも上げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=176円73~77銭と、同34銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで伸び悩んでいる。10時時点では1ユーロ=1.1538~39ドルと同0.0030ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/7 08:38 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し152円台後半 対ユーロも高い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し152円台後半 対ユーロも高い
     7日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=152円87~88銭と前日17時時点と比べて99銭の円高・ドル安だった。米雇用情勢の悪化懸念から米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げを織り込む空気が再び強まり、円やユーロといった主要通貨に対するドル売りが優勢となっている。
     
     チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが6日に発表した調査によると、米国で10月に計画された人員削減数は15万3074人と前年同月の約2.8倍に増えた。10月としては2003年以来の高水準だった。米労働市場が減速しているとの見方が広がり、米長期金利の低下とともに日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入りやすい。

     米労働市場の先行き不透明感の高まりに伴い、投資家心理が弱気に傾いているのも「低リスク通貨」とされる円の支えになっている。日本時間7日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物の12月物は前日の清算値と比べ660円安い5万200円で終えた。6日の米株式相場が下落したのを受け、7日の日経平均株価も大きく下げる公算が大きく、円買い圧力がかかりやすくなっている。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=176円55~59銭と、同52銭の円高・ユーロ安だった。リスク回避的な円買いが先行している。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1549~50ドルと同0.0041ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/11/6 17:35 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 153円台後半 日米金利差拡大を意識
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 153円台後半 日米金利差拡大を意識
     6日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ22銭の円安・ドル高の1ドル=153円76~77銭で推移している。米景気の底堅さを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを見送るとの思惑が強まった。前日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが優勢だった。

     米民間雇用サービス会社ADPが5日発表した10月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が市場予想を上回った。米サプライマネジメント協会(ISM)の公表した10月のサービス業(非製造業)景況感指数も市場予想を上回って改善した。前日の米長期金利は4.16%と10月上旬以来の高水準まで上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。

     もっとも、円相場は下げ渋る場面があった。6日の日経平均株価は一時1000円あまり上昇し「低リスク通貨」とされる円に売りが先行したが、日経平均が上げ幅を縮小するにつれて円の買い戻しが入った。

     10時前の中値決済に向け、市場では「偏りなし」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出入企業など国内実需筋による売買に大きな傾きはなく、円相場への影響は限られた。

     円は対ユーロでも3営業日ぶりに反落。17時時点では同59銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=176円97~99銭で推移している。

     ユーロは対ドルで6営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0022ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1509~10ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 14:06 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台後半で膠着
    <NQN>◇外為14時 円相場、153円台後半で膠着
     6日午後の東京外国為替市場で、円相場が膠着感を強めている。14時時点では1ドル=153円97~98銭と前日17時時点と比べて43銭の円安・ドル高だった。米経済指標の改善を背景に米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げが難しくなるとみた円売り・ドル買いが一巡。新たな取引材料に欠け、持ち高を積極的に一方向に傾ける市場参加者が限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 12:20 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 米利下げ観測後退で
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 米利下げ観測後退で
     6日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=153円94~96銭と前日17時時点と比べて40銭の円安・ドル高だった。米景気が底堅く推移し、米連邦準備理事会(FRB)が12月の利下げを見送るとの見方が強まった。前日に米長期金利が上昇したのもあり、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。

     5日発表された10月のADP全米雇用リポートで雇用者数の伸びが市場予想を上回り、10月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数も市場予想を超えて改善した。米景気の下振れ懸念が和らぎ、FRBによる追加利下げ観測が後退。米金利の先高観が強まるとして円売り・ドル買いにつながった。

     円相場は11時すぎに153円80銭近辺まで下げ渋る場面があった。6日午前の東京株式市場では一時1000円あまり上昇した日経平均株価が上げ幅を徐々に縮小した。投資家心理が改善するとして「低リスク通貨」とされる円には売りが先行していたものの、株高の勢いが一服したのにつれて歩調をあわせるように買い戻しが入った。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=177円11~13銭と、同73銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1504~05ドルと同0.0017ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 10:29 <NQN>◇外為10時 円相場、153円台後半に下げ渋り 株高一服で
    <NQN>◇外為10時 円相場、153円台後半に下げ渋り 株高一服で
     6日午前の東京外国為替市場で、円相場が下げ渋っている。10時時点は1ドル=153円86~88銭と前日17時時点と比べて32銭の円安・ドル高だった。6日午前の東京株式市場で朝方に一時1000円あまり上昇した日経平均株価は上げ幅を600円程度に縮めるなど株高の勢いが一服しており、「低リスク通貨」とされる円には歩調をあわせるように買いが増えた。

     10時前の中値決済に向け、市場では「偏りがあまりない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出入企業など国内実需筋による売買は大きく傾くことがなく、円相場を方向付ける材料とはなっていない。

     円は対ユーロでも下げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=176円97銭~177円ちょうどと、同59銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=1.1502ドル近辺と同0.0015ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 08:43 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台前半 対ユーロも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台前半 対ユーロも安い
     6日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=154円01~03銭と前日17時時点と比べて47銭の円安・ドル高だった。米経済指標の改善を受けて米連邦準備理事会(FRB)が12月の利下げを見送るとの見方が高まった。前日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となっている。
     
     米民間雇用サービス会社ADPが5日発表した10月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比4万2000人増え、市場予想(2万2000人増)を上回った。米サプライマネジメント協会(ISM)が同日公表した10月のサービス業(非製造業)景況感指数も52.4と市場予想(50.5)を超えて改善し、米景気の底堅さが意識されてFRBの追加利下げ観測が後退した。

     米連邦最高裁は5日、トランプ米政権が課した関税を巡って原告と米政府の双方から主張を聞く口頭弁論を開いた。保守派の判事も含めてトランプ政権に対して厳しい指摘が相次ぎ、最高裁のロバーツ長官は政府側の主張が「不適切」と述べた。政府側が敗訴すれば関税の払い戻しや税収減によって財政赤字が拡大する公算が大きく、前日に米長期金利は10月上旬以来の水準に上昇し、円相場を下押しした。

     厚生労働省が6日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)では、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で1.4%減少した。物価高に賃金の伸びが追いつかず、9カ月連続の減少となったが、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていない。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=177円03~07銭と、同65銭の円安・ユーロ高だった。前日に米ハイテク株安が一服し、6日は日経平均株価が大きく反発すると見込まれている。投資家心理が改善に向かうとの見方から対ユーロでも「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。

     ユーロは対ドルで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1495~96ドルと同0.0008ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/11/11 09:55 <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
    <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
    10日の米国株式市場は、主要3指数が揃って1%台の上昇率を記録した。米政府機関の閉鎖解除への動きが上院で進んでおり、投資家心理が好転した。
    ダウは続伸し、前日比381.53ドル高(+0.81%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。好調な半導体需要を期待する買いでエヌビディア(+5.79%)、マイクロソフト(+1.85%)が上昇し、プロクター・アンド・ギャンブル(-1.01%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同522.63ポイント高(+2.27%)の23527.17で引けた。IT、金融など輸送を除く全業種が上昇した。S&P500は続伸し、同103.63ポイント高(+1.54%)の6832.43で引けた。IT、通信サービスなど8業種が上昇し、生活必需品、不動産など3業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/10 09:55 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
    7日の米国株式市場は、ダウとS&P500が反発し、ナスダックは続落した。過去最長の38日目に入った米政府機関の閉鎖が解除に向けて動き出しつつあるとの一部報道が好感されたが、市場予測を下回る経済指標とハイテク株の売りは重荷となった。
    ダウは反発し、前日比74.80ドル高(+0.15%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。コカ・コーラ(+2.16%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.95%)が上昇し、前日上昇率トップのIBM(-1.93%)は反落した。ナスダックは続落し、同49.45ポイント安(-0.21%)の23004.53で引けた。IT、バイオが下落し、保険、金融などが上昇した。S&P500は反発し、同8.48ポイント高(+0.12%)の6728.80で引けた。エネルギー、公益など9業種が上昇し、通信サービス、ITの2業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    11月消費者態度指数(速報値)              50.3(11月は53.6)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/7 09:54 <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
    <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
    6日の米国株式市場は反落した。前日とは対照的に米労働市場の弱さを示す民間の指標発表が相次ぎ、投資家心理が弱気に傾いた。
    ダウは反落し、前日比398.70ドル安(-0.84%)の46912.30ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。セールスフォース(-5.31%)、エヌビディア(-3.65%)が大きく下げた。IBM(+1.84%)は高い。ナスダックも反落し、同445.80ポイント安(-1.88%)の23053.99で引けた。金融、工業などが下落し、バイオは小幅上昇した。S&P500も反落し、同75.97ポイント安(-1.11%)の6720.32で引けた。一般消費財、ITなど9業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアの2業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/6 09:55 <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
    <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
    5日の米国株式市場は、10月ADP全米雇用リポートと10月ISM非製造業景気指数がいずれも市場予測を上回り、米経済の悲観論後退で買いが優勢となった。
    ダウは3日ぶりに反発し、前日比225.76ドル高(+0.47%)の47311.00ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。前日引け後に発表した7-9月期決算が市場予測を上回ったアムジェン(+7.81%)と前日下落率トップのキャタピラー(+3.94%)が、それぞれ142ポイントと132ポイントのプラス寄与度となった。ホーム・デポ(-2.41%)は安い。ナスダックは反発し、同151.16ポイント高(+0.64%)の23499.79で引けた。輸送、バイオ、銀行など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同24.74ポイント高(+0.36%)の6796.29で引けた。通信サービス、一般消費財など8業種が上昇し、生活必需品、ITなど3業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比    +4.2万人(9月は-2.9万人)
    10月ISM非製造業景気指数                   52.4(9月は50.0)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/5 09:56 <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
    <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
    4日の米国株式市場は、ナスダックが10月10日以来の2%超の下落率を記録するなど、ハイテク株バブルの調整局面入りを示唆する流れになった。
    ダウは続落し、前日比251.44ドル安(-0.53%)の47085.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。キャタピラー(-4.03%)、エヌビディア (-3.96%)が急落した。トラベラーズ(+3.59%)は急伸した。ナスダックは3日ぶりに急反落し、同486.08ポイント高(-2.03%)の23348.63で引けた。ITと金融の軟調が目立ち、保険のみが上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、同80.42ポイント安(-1.17%)の6771.55で引けた。IT、一般消費財など7業種が下落し、金融、生活必需品など4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/4 10:01 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
    <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
    3日の米国株式市場は、高値圏で利益確定売りが入った。米10月ISM製造業景気指数が下振れしたことも、投資家心理を悪化させた。
    ダウは反落し、前営業日比226.19ドル安(-0.47%)の47336.68ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。メルク(-4.06%)、ナイキ(-3.00%)が急落した。アマゾン・ドット・コム(+4.00%)は急伸した。ナスダックは続伸し、同109.76ポイント高(+0.46%)の23834.72で引けた。工業とITの堅調が目立ち、通信、バイオなどは下落した。S&P500は続伸し、同11.77ポイント高(+0.17%)の6851.97で引けた。一般消費財、ITなど4業種が上昇し、素材、生活必需品など7業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月ISM製造業景気指数                     48.7(9月は49.1)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/31 09:59 <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
    <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
    30日の米国株式市場は、パウエル米FRBが前日、12月の利下げ観測を牽制したことや、マグニフィセント・セブン(M7)のメタとテスラが急落したことが重荷となり、米中首脳会談が成果を挙げて終了したにもかかわらず、主要3指数はすべて下落した。
    ダウは続落し、前日比109.88ドル安(-0.23%)の47522.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。ボーイング(-6.32%)はドイツ銀行の投資判断引き下げで連日下落率トップとなった。アマゾン・ドット・コム(-3.23%)も大幅安。シスコ・システムズ(+2.22%)は急伸した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同377.32ポイント安(-1.57%)の23581.14で引けた。工業とITの下げが目立ち、輸送、バイオなどは上昇した。S&P500は続落し、同68.25ポイント安(-0.99%)の6822.34で引けた。一般消費財、通信サービスなど8業種が下落し、不動産、金融など3業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/30 09:59 <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
    29日の米国株式市場は、前日まで3日間連続で揃って最高値を更新した主要3指数の足並みが乱れた。ダウは米金利先安観の後退で利益確定売りが優勢となったが、ナスダックは半導体関連株を中心とする買い継続で最高値を4日連続して更新した。S&P500はほぼ横ばいで引けた。
    ダウは5日ぶりに反落し、前日比74.37ドル安(-0.15%)の47632.002ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。7-9月期のコア1株損益が7.47ドルの赤字となったボーイング(-4.36%)、ユナイテッドヘルス・グループ(-3.42%)が急落した。7-9月期決算の好調と通期売上高見通しを引き上げたキャタピラー(+11.63%)は1銘柄で指数を375ドル押し上げた。ナスダックは5日続伸し、同130.98ポイント高(+0.54%)の23958.47で引けた。ITが上昇し、金融、通信などは下落した。S&P500は5日ぶりに小反落し、同0.30ポイント安(-0.00%)の6890.59で引けた。不動産、生活必需品など7業種が下落し、IT、通信サービスなど4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月仮契約住宅販売指数・前月比            0.0%(9月は+4.2%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/29 09:54 <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
    <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
    28日の米国株式市場は4日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感、さらにはエヌビディアの上場来高値更新などが追い風となり、主要3指数は3日連続して揃って最高値を更新した。
    ダウは4日続伸し、前日比161.78ドル高(+0.34%)の47706.37ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。四半期決算が好感されたシャーウィン・ウィリアムズ(+5.47%)、前日上昇率トップのエヌビディア(+4.97%)が大幅高となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(-1.77%)は下げた。ナスダックも4日続伸し、同190.03ポイント高(+0.80%)の23827.49で引けた。IT、通信などが上昇し、保険、輸送などは下落した。S&P500も4日続伸し、同15.73ポイント高(+0.22%)の6890.89で引けた。IT、一般消費財など3業種が上昇し、不動産、公益など8業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月消費者信頼感指数                      94.6(9月は95.6)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/28 09:54 <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
    <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
    27日の米国株式市場は3日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感で、主要3指数は揃って最高値を更新した。
    ダウは3日続伸し、前営業日比337.47ドル高(+0.71%)の47544.59ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。エヌビディア(+2.81%)とアップル(+2.28%)が大幅高となった。ウォルマート(-1.60%)は下げた。ナスダックも3日続伸し、同432.58ポイント高(+1.86%)の23637.45で引けた。IT、バイオなどが上昇し、保険、銀行は下落した。S&P500も3日続伸し、同83.47ポイント高(+1.22%)の6875.16で引けた。通信サービス、ITなど9業種が上昇し、生活必需品、素材の2業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/27 10:00 <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値
    <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値
    24日の米国株式市場は続伸した。米9月消費者物価指数が市場予測を下回り、金利先安観で主要3指数がすべて最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比472.51ドル高(+1.01%)の47207.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。IBM(+7.88%)とゴールドマンサックス(+4.41%)がそれぞれ1銘柄で138ポイントと203ポイントの押し上げ要因となった。前日上昇率トップのハネウェル・インターナショナル(-2.05%)は急落した。ナスダックも続伸し、同263.06ポイント高(+1.14%)の23204.86で引けた。金融、ITなどが上昇し、保険、工業は下落した。S&P500も続伸し、同53.25ポイント高(+0.79%)の6791.69で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、素材など5業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    9月消費者物価指数・前年比                  +3.0%(8月は+2.9%)
    9月消費者物価指数コア・前年比              +3.0%(8月は+3.1%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/24 10:00 <IGM>米国株式 反発 良好な企業決算発表続く
    <IGM>米国株式 反発 良好な企業決算発表続く
    23日の米国株式市場は反発した。前日の最高値を更新したダウは米中間の貿易摩擦増幅への警戒感で利益確定売りが入り、ナスダックはハイテク株の売りが重荷になった。
    ダウは反発し、前日比144.20ドル高(+0.30%)の46734.61ドルで引けた。30日の米中首脳会談のスケジュールが確定したことでセンチメントが改善した。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。ハネウェル・インターナショナル(+14.06%)が急伸した。7-9月の売上高や1株利益が市場予測を上回った。ホーム・デポ(-3.94%)は大幅安。ナスダックは3日ぶりに反発し、同201.40ポイント高(+0.88%)の22941.79で引けた。金融、工業などが上昇し、通信、輸送などは下落した。S&P500は反発し、同39.04ポイント高(+0.58%)の6738.44で引けた。エネルギー、資本財・サービスなど7業種が上昇し、生活必需品、不動産など4業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    9月中古住宅販売戸数(年率換算)          406万戸(8月は400万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/23 10:03 <IGM>米国株式 下落 米中貿易摩擦増幅への警戒感で
    <IGM>米国株式 下落 米中貿易摩擦増幅への警戒感で
    22日の米国株式市場は下落した。前日の最高値を更新したダウは米中間の貿易摩擦増幅への警戒感で利益確定売りが入り、ナスダックはハイテク株の売りが重荷になった。
    ダウは4日ぶりに反落し、前日比334.33ドル安(-0.71%)の46590.41ドルで引けた。米国が米国製ソフトウェアを使用した製品の対中輸出の制限を検討するとの報道が嫌気された。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。セールスフォース(-2.57%)、キャタピラー(-2.05%)が急落した。IBM(+1.94%)は堅調。ナスダックは続落し、同213.27ポイント安(-0.92%)の22740.39で引けた。金融、工業を中心に全業種が下落した。S&P500は4日ぶりに反落し、同35.95ポイント安(-0.53%)の6699.40で引けた。資本財・サービス、一般消費財など7業種が下落し、エネルギー、生活費需品など4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/22 09:54 <IGM>米国株式 まちまち ダウは好決算銘柄の買いで3日以来の最高値
    <IGM>米国株式 まちまち ダウは好決算銘柄の買いで3日以来の最高値
    21日の米国株式市場はまちまち。ダウは好決算銘柄を中心とする買いで3日以来の最高値を更新したが、ナスダックはAIバブルを警戒するハイテク株売りで3日ぶりに反落した。S&P500はほぼ横ばい。
    ダウは3日続伸し、前日比218.16ドル高(+0.46%)の46924.74ドルで引けた。3日の46758.28を突破した。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。3M(+7.66%)とコカ・コーラ(+4.06%)はいずれも7-9月期決算が市場予測を上回った。JPモルガン・チェース(-1.74%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに反落し、同36.87ポイント安(-0.16%)の22953.66で引けた。バイオ、ITなどが下落し、保険、工業などは上昇した。S&P500は小幅ながら3日続伸し、同0.22ポイント高(+0.00%)の6735.35で引けた。一般消費財、資本財・サービスなどなど3業種が上昇し、公益、通信サービスなど8業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/21 09:55 <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    20日の米国株式市場は続伸した。米中貿易摩擦の緩和や米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、主要3指数はいずれも1%台の上昇率を記録した。
    ダウは続伸し、前日比515.97ドル高(+1.11%)の46706.58ドルで引けた。3日につけた最高値まで50ドル余りに迫った。全30銘柄中、上昇は25、下落は4、1銘柄は変わらず。セールスフォース(+4.61%)が急伸し、アップル(+3.94%)はiPhone17の販売好調で上場来高値を更新した。ホーム・デポ(-0.77%)、ウォルマート(-0.63%)は軟調。ナスダックも続伸し、同310.56ポイント高(+1.36%)の22990.54で引けた。銀行、その他金融など全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同71.12ポイント高(+1.06%)の6735.13で引けた。通信サービス、素材など9業種が上昇し、生活必需品、公益の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/20 09:56 <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    17日の米国株式市場は反発した。信用不安で前日の株安を主導した米地銀2行の株価が急反発した。米中首脳会談への期待感で貿易摩擦緩和への思惑が浮上したことも、リスク選好の買いにつながった。
    ダウは3日ぶりに反発し、前日比238.37ドル高(+0.51%)の46190.61ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。アメリカン・エクスプレス(+7.27%)は7-9月期決算が市場予測を上回り、アップル(+1.96%)も堅調。キャタピラー(-2.57%)は急落した。ナスダックは反発し、同117.43ポイント安(+0.52%)の22562.53で引けた。銀行、保険など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同34.94ポイント高(+0.52%)の6664.01で引けた。生活必需品、金融など9業種が上昇し、公益、素材の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/17 09:54 <IGM>米国株式 買い先行も地銀の信用不安で下げに転じる
    <IGM>米国株式 買い先行も地銀の信用不安で下げに転じる
    16日の米国株式市場は、ダウ、ナスダック、S&P500がいずれも下落した。ハイテク株の買いで底堅くスタートしたが、米地銀2行が不正融資の疑いで取引先を提訴したことが明らかになり、信用不安で銀行全体に売りが広がった。
    ダウは続落し、前日比301.07ドル安(-0.65%)の45952.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。ビザ(-2.98%)、前日下落率2位のトラベラーズ(-2.92%)の軟調が目立った。セールスフォース(+3.98%)は今後5年間で売上高を6割増やす目標を掲げた。ナスダックは反落し、同107.54ポイント安(-0.47%)の22562.53で引けた。銀行、保険など、輸送を除く全業種が下落した。S&P500も反落し、同41.99ポイント安(-0.62%)の6629.07で引けた。金融、エネルギーなど、ITを除く全10業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数    -12.8(9月は23.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/16 09:56 <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は反発
    <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は反発
    15日の米国株式市場は、ダウが反落し、ナスダックとS&P500は反発に転じた。米中間の貿易摩擦や米政府機関の閉鎖で上値余地が限定的にとどまる一方、米FRBの連続利下げ局面入りへの思惑は下支え要因になった。
    ダウは3日ぶりに小反落し、前日比17.15ドル安(-0.03%)の46253.31ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。ウォルマート(+1.70%)は連日の上昇率トップとなり、IBM(+1.67%)もしっかり。ハネウェル・インターナショナル(-2.93%)とトラベラーズ(-2.25%)は大幅安となった。ナスダックは反発し、同148.37ポイント高(+0.65%)の22670.08で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、銀行、保険などが下落した。S&P500も反発し、同26.75ポイント高(+0.40%)の6671.06で引けた。不動産、公益など7業種が上昇し、素材、資本財・サービスなど4業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月NY連銀製造業景気指数                 10.7(9月は-8.7)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/15 09:56 <IGM>米国株式 ダウは続伸 ナスダックとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 ダウは続伸 ナスダックとS&P500は反落
    14日の米国株式市場は、ダウが続伸し、ナスダックとS&P500は反落に転じた。
    ダウは続伸し、前日比202.88ドル高(+0.44%)の46270.46ドルで引けた。パウエル米FRB議長が雇用の下振れリスクの高まりに言及したことや、量的引き締めの終了が近いと示唆したことで米10年国債利回りが4.0%台で戻りが鈍くなり、ダウの支援材料になった。
    全30銘柄中、上昇は20、下落は10。オープンAIとの提携を発表したウォルマート(+4.98%)、キャタピラー(+4.50%)が急上昇した。エヌビディア(-4.40%)とセールスフォース(-3.61%)は大幅安。ナスダックは反落し、同172.90ポイント安(-0.76%)の22521.70で引けた。IT、金融などが下落し、銀行、通信などは上昇した。S&P500も反落し、同10.41ポイント安(-0.15%)の6644.31で引けた。IT、一般消費財など3業種が下落し、生活必需品、資本財・サービスなど8業種は上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/14 09:55 <IGM>米国株式 反発 米中貿易戦争への警戒感緩和で
    <IGM>米国株式 反発 米中貿易戦争への警戒感緩和で
    13日の米国株式市場は、米中間の貿易戦争への警戒感が和らぎ、主要株価指数はいずれも買い戻しで反発した。
    ダウは6日ぶりに反発し、前営業日比587.98ドル高(+1.29%)の46067.58ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。ナイキ(+3.31%)、ゴールドマン・サックス(+2.93%)、セールスフォース(+2.93%)が急伸した。プロクター・アンド・ギャンブル(-1.47%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同490.17ポイント高(+2.20%)の22694.60で引けた。IT、銀行などが上昇し、保険、通信は下落した。S&P500も3日ぶりに反発し、同102.21ポイント高(+1.55%)の6654.72で引けた。IT、一般消費財など9業種が上昇し、生活必需品、ヘルスケアは下落した。
    10日のダウは前日比878.82ドル安(-1.89%)の45479.60ドル、ナスダックは同820.19ポイント安(-3.56%)の22204.43、S&P500は同182.60ポイント安(-2.71%)の6552.51で引けた。
     (経済指標)                        (発表値)
    10月消費者態度指数(速報値)               55.0(9月は55.1)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/12 08:03 <IGM>欧州株式 続伸 米政府機関閉鎖解除への期待感や英中銀の年内利下げ観測で
    <IGM>欧州株式 続伸 米政府機関閉鎖解除への期待感や英中銀の年内利下げ観測で
    11日の欧州株は続伸した。米政府機関の閉鎖が週内に解除されるとの期待感が一段と高まったことが追い風になった。英10月雇用統計で失業率の悪化と賃金上昇率の鈍化が確認され、英国株は英中銀が12月に利下げを行うとの見方で最高値を連日更新した。
    英FTSE100は続伸し、前日比112.45ポイント(1.15%)高の9899.60と最高値で引けた。100ポイント超および1%超の上昇が連続するのは4月14-15日以来。100銘柄中、上昇は73銘柄、下落は25銘柄、2銘柄は変わらずであった。通信ボーダフォン(+8.32%)は半期売上高が市場予測を上回り、通期の利益とキャッシュフローが予想レンジの上限に達すると予測した。広告WPP(+5.61%)は新CEOの下で買収対象としての魅力が増しているとの一部報道が材料視された。英金利先安観で買われた住建株はバークリー・グループ・ホールディングス(+3.42%)とバラット・レッドロー(+3.09%)の堅調が目立った。2026年初の会長交代を発表した消費者向けヘルスケアのへーリオン(+3.17%)も大幅高となった。一方、小売マークス・アンド・スペンサー(-4.56%)、同テスコ(-2.88%)、自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-2.88%)は急落した。
    独DAX40も続伸し、同128.07ポイント(0.53%)高の24088.06で引けた。米政府機関の閉鎖が漸く解除に向かいつつあり、米国株の続伸を確認した午後の取引で上げ幅を広げた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は9銘柄であった。医薬品バイエル(+3.51%)、同メルク(+2.69%)、スポーツ用品アディダス(+2.92%)、不動産ヴォノヴィア(+2.51%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+2.47%)が急伸した。一方、自動車部品コンチネンタル(-3.36%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-3.11%)は急落し、電力RWE(-1.22%)も安い。
    仏CAC40も続伸し、同100.72ポイント(1.25%)高の8156.23で引けた。40銘柄中、上昇は35銘柄、下落は5銘柄であった。自動車ステランティス(+4.09%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+3.69%)、自動車ルノー(+3.32%)、医薬品サノフィ(+2.58%)、前日上昇率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(+2.49%)はいずれも大幅に続伸した。一方、前日上昇率トップの銀行ソシエテ・ジェネラル(-0.32%)、防衛・電子機器タレス(-0.29%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.09%)はいずれも反落した。
    (経済指標)                             (発表値)
    英7-9月期失業率(ILOベース)              5.0%(6-8月期4.8%)
    英7-9月期週間平均賃金上昇率・前年比      +4.8%(6-8月期は+5.0%)
    独11月ZEW景況感指数                      38.5(10月は39.3)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/11 17:38 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    11日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。米政府機関再開見通しが引き続き相場底堅さをもたらしているのに加えて、本日発表された7-9月期の英失業率が市場予想を上回り、イングランド銀行による利下げへの期待も英株中心に押し上げ要因となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.99%高の9,884.05。現在は1.06%高の9,890.95近辺。指数構成全100銘柄中、92銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。通信のボーダフォングループ(+4.70%)やたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.31%)、広告のWPP(+2.79%)などが上げている。一方、特殊化学のクローダ・インターナショナル(-2.52%)や自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-2.26%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.13%高の23,990.14で寄り付き、現在は0.19%高の24,005.71近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。産業機器のシーメンス(+1.08%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+0.90%)などが上げている。一方、ミュンヘン再保険(-1.98%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.15%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.31%高の8,080.60で寄り付き、現在は0.55%高の8,099.47近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+2.06%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.99%)、医薬品のサノフィ(+1.41%)などが高い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.41%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.24%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/11 08:01 <IGM>欧州株式 反発 米政府機関の閉鎖解除への期待感で 英国は最高値
    <IGM>欧州株式 反発 米政府機関の閉鎖解除への期待感で 英国は最高値
    10日の欧州株は3日ぶりに反発した。米上院で過去最長を更新中の米政府機関の閉鎖を解除する手続きが進み、投資家心理が改善した。英独仏いずれも1%台の上昇率を記録し、英国は5日以来の最高値更新となった。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前営業日比104.58ポイント(1.08%)高の9787.15と最高値で引けた。上昇幅は7月10日以降最大。100銘柄中、上昇は81銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。米経済指標の発表が再開されれば米FRBが利下げに動きやすくなるとの見方で金先物が上昇し、金鉱フレスニロ(+5.38%)とエンデバー・マイニング(+4.46%)が急伸した。酒造ディアジオ(+5.21%)は、小売テスコで経営改革を実現した元CEOを2026年1月1日に新CEOとして迎え入れると発表した。投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+4.43%)、12日に決算発表を控えている電力・ガスSSE(+3.99%)も大幅高。一方、ロンドン証券取引所グループ(-2.14%)は急落し、前日下落率トップの不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.78%)、前日上昇率トップの医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-1.71%)も軟調。
    独DAX40も3日ぶりに反発し、同390.03ポイント(1.65%)高の23959.99で引けた。1ヶ月半ぶりの安値圏で値ごろ感からの買いニーズが確認された。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は8銘柄、1銘柄は変わらずであった。ドイツ銀行が投資判断と目標株価を引き上げたコメルツ銀行(+6.57%)、ジェフリーズが投資判断を引き上げた発送電技術シーメンス・エナジー(+4.62%)、ドイツ銀行(+4.39%)、ハノーバー再保険(+3.54%)総合テクノロジーのシーメンス(+3.54%)が大幅高となった。一方、化学シムライズ(-1.13%)、電力エーオン(-0.93%)、日用品バイヤスドルフ(-0.93%)は下げた。
    仏CAC40も3日ぶりに反発し、同105.33ポイント(1.32%)高の8055.51で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。前日下落率2位の銀行ソシエテ・ジェネラル(+4.14%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+4.13%)、前日上昇率2位の高級ブランドのケリング(+3.52%)と同LVMH(+2.44%)、航空宇宙・防衛サフラン(+2.62%)が大幅高となった。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-0.48%)、化粧品ロレアル(-0.14%)、前日上昇率3位の通信オランジュ(-0.14%)は軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/10 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    10日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。閉鎖が続いている一部米政府機関が再開する見通しになったことが好感され、時間外取引で米株価指数先物が上昇しており、欧州株も買い先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.78%高の9,757.75。現在は0.57%高の9,738.01近辺。指数構成全100銘柄中、74銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。7日に大幅に下げた航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+4.45%)が反発しており、新CEO就任を発表した酒造のディアジオ(+6.95%)も高い。一方、送電のナショナル・グリッド(-1.54%)や小売等のJセインズベリー(-1.43%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比1.51%高の23,925.36で寄り付き、現在は1.46%高の23,914.00近辺。指数構成全40銘柄中、38銘柄が値上がり、2銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+4.57%)やコメルツ銀行(+4.05%)などが上げている。一方、電力のエーオン(-0.40%)や通信のドイツテレコム(-0.45%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比1.18%高の8,044.09で寄り付き、現在は0.98%高の8,028.09近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、2銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コンサルティングのキャップジェミニ(+2.51%)やホテルのアコー(+2.38%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+2.23%)などが高い。一方、通信のオランジュ(-0.67%)や乳製品等食品のダノン(-0.46%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/10 07:13 <IGM>欧州株式 続落 業績不安の銘柄や高値警戒感抱えるハイテク株に売り
    <IGM>欧州株式 続落 業績不安の銘柄や高値警戒感抱えるハイテク株に売り
    7日の欧州株は続落した。業績面で不安材料を抱える個別銘柄の売りに加えて、AIブームによるハイテク株の高値警戒感や、政府機関の閉鎖期間が過去最長を更新中の米国の景況不安などが重荷になった。
    英FTSE100は続落し、前日比53.21ポイント(0.55%)安の9682.57で引けた。100銘柄中、上昇は23銘柄、下落は76銘柄、1銘柄は変わらずであった。不動産ウェブサイトのライトムーブ(-12.48%)は、AI投資を主因として2026年の利益の伸びが3-5%に鈍化するとの見通しを示し、一時27.6%と暴落した。航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(-11.57%)は4ヶ月ぶりの安値を更新した。7-9月期決算が市場予測に届かず、北米事業に慎重な見通しを示したことが嫌気された。自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-5.94%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-5.61%)、情報分析・意思決定ツールRELX(-3.68%)も急落した。一方、前日下落率トップの医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(+3.94%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+3.58%)、広告WPP(+3.26%)は大幅高となった。
    独DAX40も続落し、同164.06ポイント(0.69%)安の23569.96と9月25日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は29銘柄、1銘柄は変わらずであった。7-9月期決算の好調で前日上昇率2位となったオンライン衣料販売ザランド(-7.87%)が急反落し、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-4.89%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-3.52%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.68%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-2.26%)も急落した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.40%)、自動車BMW(+2.18%)は大幅高となり、同ポルシェ・オートモービル・ホールディング(+1.72%)も堅調。
    仏CAC40も続落し、同14.56ポイント(0.18%)安の7950.18と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-5.09%)、前日上昇率2位の銀行ソシエテ・ジェネラル(-2.08%)、水・廃棄物処理ベオリア・エンバイロンメント(-2.00%)が急落し、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.83%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.83%)も軟調。一方、証券取引所運営ユーロネクスト(+3.93%)、前日下落率2位の高級ブランドのケリング(+2.92%)は大幅高となり、通信オランジュ(+1.61%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独9月貿易収支                           +153億ユーロ(8月は+169億ユーロ)
    仏9月貿易収支                           -65.7億ユーロ(8月は-51.8億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/7 18:00 <IGM>欧州株式寄り付き 英株は下落、独仏株は上昇
    <IGM>欧州株式寄り付き 英株は下落、独仏株は上昇
    7日の欧州株式市場寄り付きは、英FTSE100指数は下落しているものの、独DAX40指数と仏CAC40指数は堅調。英FTSE100指数は、イングランド銀行(英中央銀行)が6日に政策金利を据え置いたことを受けて、売りが先行した。また、レイチェル・リーブス英財務相が個人所得税の引き上げを示唆したと伝わったことも、売りを誘っている。反面、英放送局ITVが、米大手メディアのコムキャストによるメディア・エンターテインメント部門の買収の可能性が報じられ上昇していることは、下支え。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%安の9,720.15。現在は0.20%安の9,716.03近辺。指数構成全100銘柄中、43銘柄が値下がり、56銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。不動産ウェブサイトのライトムーブ(-22.55%)が急落。航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(-6.76%)や自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-3.78%)も安い。一方、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(+1.51%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+1.28%)は上昇している。
    独DAX40指数は前日比0.25%高の23,792.28で寄り付き、現在は0.28%高の23,800.64近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コメルツ銀行(+1.72%)やオンライン衣料販売のザランド(+1.66%)、自動車のフォルクスワーゲン(+0.97%)などが上昇。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.38%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-0.70%)は下落している。
    仏CAC40指数は前日比0.27%高の7,986.07で寄り付き、現在は0.23%高の7,983.23近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。証券取引所運営ユーロネクスト(+3.28%)が高く、電気機器のルグラン(+1.28%)や高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.18%)も堅調。一方、水処理のヴェオリア・エンバイロンメント(-0.99%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(-0.50%)は軟調に推移している。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/7 07:40 <IGM>欧州株式 反落 英金利据え置き後のポンド高やハイテク株売りが重荷
    <IGM>欧州株式 反落 英金利据え置き後のポンド高やハイテク株売りが重荷
    6日の欧州株は反落した。英中銀の金利据え置き後のポンド高で英輸出関連株が下げたことや、AI関連を中心とする過熱感を警戒するハイテク株売りなどが重荷になった。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比41.30ポイント(0.42%)安の9735.78で引けた。序盤は前日更新した最高値を上回ったが、ポンド高や米国株の下落で売りが優勢になった。100銘柄中、上昇は35銘柄、下落は65銘柄であった。医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-14.06%)は注射剤部門の中期業績見通しの引き下げ、前日下落率トップの医療機器スミス・アンド・ネフュー(-10.87%)は予想を下回る7-9月期収益が嫌気され、いずれも2桁%の暴落となった。酒造ディアジオ(-6.54%)は米中の需要減で2026年6月期の収益見通しを下方修正した。台所用品・建具ハウデン・ジョイナリー・グループ(-5.86%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-5.42%)も大幅安となった。一方、小売J.セインズベリー(+5.52%)は通期の利益見通しの引き上げと自社株買いを発表した。エンジニアリングIMI(+3.75%)は7-9月期の業績が予想を上回った。鉱業アントファガスタ(+3.51%)も急伸した。
    独DAX40は反落し、同315.72ポイント(1.31%)安の23734.02で引けた。自動車株の堅調が目立った。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-4.95%)は7-9月期売上高が市場予測並みに落ち着いたものの、材料出尽くし感で急落した。ソフトウェアSAP(-4.39%)、ドイツ証券取引所(-4.39%)、化学品卸売ブレンタグ(-3.14%)、前日下落率3位の発送電技術シーメンス・エナジー(-2.47%)も大幅安となった。一方、物流・郵便ドイツ・ポスト(+8.63%)、オンライン衣料販売ザランド(+6.58%)はいずれも7-9月期決算が好調となり、電力RWE(+1.24%)も上げた。
    仏CAC40は反落し、同109.46ポイント(1.36%)安の7964.77と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は28銘柄、1銘柄は変わらずであった。7-9月期の中核事業利益が市場予測を下回った電気設備ルグラン(-12.19%)が暴落し、高級ブランドのケリング(-3.78%)、酒造ペルノ・リカール(-3.30%)、ソフトウェアのダッソーシステムズ(-3.00%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-2.93%)も急落した。一方、7-9月期の業績が予想を上回った鉄鋼アルセロールミタル(+2.43%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.12%)は大幅高となり、電気・ガスのエンジー(+1.91%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    英10月建設業景気指数                     44.1(9月は46.2)
    独9月鉱工業生産・前月比                 +1.3%(8月は-3.7%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/6 17:44 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
    6日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反落して始まった。前日に発表された米経済指標の堅調な結果で、米株式相場が反発し欧州株にも押し上げ要因となったが、直近の時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移しており、欧州株の上値を重くしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.02%安の9,775.00。現在は0.07%安の9,769.75近辺。指数構成全100銘柄中、42銘柄が値上がり、52銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。中期利益見通しを引き下げた医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(-11.86%)が大幅安。第3四半期収益が予想を下回った医療機器のスミス・アンド・ネフュー(-9.40%)も安い。一方、第3四半期の堅調な業績でエンジニアリングのIMI(+4.25%)は買われており、自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(+4.26%)も高い。
    独DAX40指数は前日比0.22%安の23,996.24で寄り付き、現在は0.29%安の23,980.07近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コメルツ銀行(-2.46%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-2.42%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.91%)などが下げている。一方、共に第3四半期業績が予想を上回ったオンライン衣料販売のザランド(+5.92%)や郵便のドイツポスト(+5.62%)などは買われている。
    仏CAC40指数は前日比0.71%安の8,016.67で寄り付き、現在は0.63%安の8,023.21近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期業績が予想を下回った電気機器のルグラン(-11.07%)が大幅安。一方、第3四半期の堅調な業績で鉄鋼のアルセロール・ミタル(+4.68%)は買われている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/6 08:14 <IGM>欧州株式 上昇 強めの米指標好感し午後に買い強まる
    <IGM>欧州株式 上昇 強めの米指標好感し午後に買い強まる
    5日の欧州株は上昇した。3日の米国を起点とする主要3極の株安の連鎖で重いスタートとなったが、米経済の底堅さを占めす経済指標(10月ADP雇用リポート、10月ISM非製造業景気指数)の発表を好感した午後の取引でプラス圏を回復した。
    英FTSE100は続伸し、前日比62.12ポイント(0.64%)高の9777.08で引けた。10月30日の9760.06を上回って最高値を更新した。100銘柄中、上昇は74銘柄、下落は23銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日下落率2位の高級ブランドのバーバリー(+3.12%)、ホテル・レストランのウィットブレッド(+2.64%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+2.60%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.27%)、通期の業績見通しを維持した飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.25%)が急伸した。一方、医療機器スミス・アンド・ネフュー(-1.69%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-1.65%)、米国のハイテクセクターへのエクスポージャーが大きく、AIバブル崩壊への懸念が重荷になっている投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-1.61%)は安い。
    独DAX40は反発し、同100.63ポイント(0.42%)高の24049.74で引けた。自動車株の堅調が目立った。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。自動車BMW(+6.85%)は7-9月期決算発表に売りで反応したが、中核利益率が予想を上回ったことで大きく買い戻された。ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.72%)、メルセデス・ベンツ・グループ(+3.54%)、フォルクスワーゲン(+3.43%)に加えて、化学BASF(+3.80%)も急伸した。一方、7-9月期業績が市場予測を下回った医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-8.63%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-3.67%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.05%)は急落した。
    仏CAC40は7日ぶりに小反発し、同6.70ポイント(0.08%)高の8074.23で引けた。自動車株が堅調に推移した。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の自動車ルノー(+2.35%)が急反発し、同ステランティス(+1.83%)、ホテルチェーンのアコー(+1.67%)、酒造ペルノ・リカール(+1.63%)、建設・メディア・通信ブイグ(+1.45%)も高い。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.21%)は連日の下落率トップとなり、防衛・電子機器タレス(-2.79%)も急落した。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.27%)も安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    英10月サービス業景気指数                 52.3(9月は50.8)
    独10月サービス業景気指数                 54.6(9月は51.5)
    独9月鉱工業受注・前月比                 +1.1%(8月は-0.4%)
    仏10月サービス業景気指数                 48.0(9月は48.5)
    仏9月鉱工業生産・前月比                 +0.8%(9月は-0.9%)
    ユーロ圏10月サービス業景気指数           53.0(9月は51.3)
    ユーロ圏9月生産者物価指数・前年比       +0.2%(8月は-0.6%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/5 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    5日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。4日の米株式相場がAI関連などハイテク関連への売りなどで下落し、本日の日経平均株価が大幅続落となった影響などで売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.32%安の9,684.30。現在は0.28%安の9,687.99近辺。指数構成全100銘柄中、29銘柄が値上がり、71銘柄が値下がり。エンジニアリングのウィアー・グループ(-4.58%)や投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-1.80%)、ファッションのバーバリー・グループ(-1.80%)などが下げている。一方、飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.55%)や住宅建設のバラット・レッドロウ(+1.48%)、情報関連のレレックス(+0.77%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.73%安の23,774.55で寄り付き、現在は0.72%安の23,777.38近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第4四半期業績が市場予想を下回った医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-9.12%)が大幅安。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-3.11%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-2.66%)なども下げている。一方、通期業績見通しを引き上げた医療機器のフレゼニウス(+2.58%)は買われており、透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(+2.26%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+0.97%)なども高い。
    仏CAC40指数は前日比0.74%安の8,008.06で寄り付き、現在は0.30%安の8,043.46近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(-1.52%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.36%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.35%)などが下げている。一方、建設・通信のブイグ(+1.20%)やガラス・建材のサンゴバン(+0.98%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/5 07:27 <IGM>欧州株式 まちまち ポンド安で英国は反発 独は反落し仏は6日続落
    <IGM>欧州株式 まちまち ポンド安で英国は反発 独は反落し仏は6日続落
    4日の欧州株はまちまち。英国が反発する一方、独は反落に転じ、仏は6日続落した。前日の米国を起点とする株安が連鎖してスタートした。リーブス英財務相が11月下旬に公表する秋季予算案についての異例の事前演説で大規模な増税を示唆し、ポンド安が進んだことで輸出関連株が押し上げられた英国株は終盤にプラス圏を回復した。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比13.59ポイント(0.14%)高の9714.96で引けた。100銘柄中、上昇は38銘柄、下落は62銘柄であった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.65%)、医療機器コンバテック・グループ(+2.60%)、不動産ランド・セキュリティーズ(+2.03%)が大幅高となり、医薬品GSK(+1.85%)、不動産投信セグロ(+1.66%)も堅調。一方、JDスポーツファッション(-4.75%)と高級ブランドのバーバリー(-3.83%)は急落した。いずれも同業の独ヒューゴ・ボスの減収と業績見通しの下方修正を嫌気した。オンライン賭博エンテイン(-3.45%)も大幅安。
    独DAX40は反落し、同183.30ポイント(0.76%)安の23949.11と10月17日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(-9.85%)は良好な四半期決算にもかかわらず、米国で猛威を振るうインフルエンザの致死率上昇や、元親会社フレゼニウスによる株式売却継続の動きが警戒された。スポーツ用品アディダス(-2.71%)、前日下落率トップのオンライン衣料販売ザランド(-2.64%)、化学BASF(-2.52%)、前日上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(-2.51%)が急落した。一方、コメルツ銀行(+1.46%)、日用品バイヤスドルフ(+1.46%)、医薬品バイエル(+1.08%)は堅調。
    仏CAC40は6日続落し、同42.26ポイント(0.52%)安の8067.53と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。前日上昇率トップのバウチャー発行サービスのエデンレッド(-8.58%)は、2026年度の慎重な利益見通しを示したことで急反落した。半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.53%)、前日上昇率2位の自動車ルノー(-2.29%)、自動車ステランティス(-2.24%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-2.09%)も大幅安となった。一方、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.72%)、前日上昇率3位の電気・ガスのエンジー(+1.07%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+0.98%)はしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

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  • 2025/11/4 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    4日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。中国や日本などアジアの株式相場が下落し、また、時間外取引で米株価指数先物も下げ基調となるなど、株安の流れを受けて欧州株も売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.43%安の9,660.05。現在は0.68%安の9,635.12近辺。指数構成全100銘柄中、9銘柄が値上がり、86銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。鉱業のアントファガスタ(-3.39%)やアングロ・アメリカン(-2.61%)、金鉱のフレスニーヨ(-3.27%)、エンデバー・マイニング(-2.24%)などが安い。一方、酒造のディアジオ(+0.90%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+0.67%)などはしっかり。
    独DAX40指数は前日比1.37%安の23,801.24で寄り付き、現在は1.55%安の23,758.15近辺。指数構成全40銘柄中、39銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ほぼ全面安のなか、防衛・自動車部品のラインメタル(-2.71%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-2.43%)、通信のドイツテレコム(-2.18%)、ドイツ銀行(-2.13%)などの下落が目立つ。
    仏CAC40指数は前日比1.18%安の8,014.47で寄り付き、現在は1.36%安の7,999.13近辺。指数構成全40銘柄中、2銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-8.50%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.86%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.51%)、電気機器のシュナイダーエレクトリック(-2.17%)などの下落が目立つ。一方、不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+0.68%)や酒造のペルノ・リカール(+0.40%)などは上げている。

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  • 2025/11/4 07:18 <IGM>欧州株式 英仏は続落、独は自動車株堅調で反発
    <IGM>欧州株式 英仏は続落、独は自動車株堅調で反発
    3日の欧州株は英仏が続落し、自動車株が買われた独は反発に転じた。
    英FTSE100は続落し、前営業日比15.88ポイント(0.16%)安の9701.37で引けた。英中銀が6日もしくは12月18日に利下げを発表する可能性はプラス材料だが、中国の景気減速懸念で銅先物価格が下落し、比重の大きい鉱業株が売られた。100銘柄中、上昇は37銘柄、下落は62銘柄、1銘柄は変わらずであった。通信ボーダフォン(-5.19%)はUBSの投資判断引き下げで急落し、直近の2日間で20%超の急落となっていた広告WPP(-4.38%)は1998年10月以来の水準に大きく4日続落した。JDスポーツファッション(-3.33%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-3.08%)、鉱業アングロ・アメリカン(-2.64%)も大幅安となった。一方、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+5.86%)は4-9月期の増収と中間配当発表の勢いを維持し、5日続けて最高値を更新した。ゲーム設計・製造ゲーム・ワークショップ・グループ(+3.08%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.66%)も急伸した。
    独DAX40は5日ぶりに反発し、同174.11ポイント(0.73%)高の24132.41で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+4.23%)、前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+2.51%)、自動車フォルクスワーゲン(+2.31%)が急伸し、同メルセデス・ベンツ・グループ(+1.96%)、ソフトウェアSAP(+1.96%)も堅調。一方、オンライン衣料販売ザランド(-3.26%)、前日上昇率2位のバイオテクノロジーのキアゲン(-3.18%)、不動産ヴォノヴィア(-2.46%)は急落した。
    仏CAC40は5日続落し、同11.28ポイント(0.14%)安の8109.79で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。前日上昇率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(-2.85%)が急反落し、銀行BNPパリバ(-1.58%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.57%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.54%)、広告ピュブリシス(-1.45%)も下げた。一方、前日下落率2位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.41%)、前日上昇率3位の自動車ルノー(+2.23%)は大幅高となり、電力・ガスのエンジー(+1.48%)も堅調。
    10月31日の英FTSE100は10日ぶりに反落し、42.81ポイント(0.44%)安の9717.25で引けた。独DAX40は4日続落し、160.59ポイント(0.67%)安の23958.30で引けた。CAC40も4日続落し、36.22ポイント(0.44%)安の8121.07で引けた。
    (経済指標)                              (発表値)
    英10月製造業景気指数                      49.7(9月は46.2)
    独10月製造業景気指数                      49.6(9月は49.5)
    仏10月製造業景気指数                      48.8(9月は48.2)
    ユーロ圏10月製造業景気指数                50.0(9月は49.8)
    10/31
    仏10月消費者物価指数(速報値)・前年比    +0.9%(9月は+1.1%)
    ユーロ圏10月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.1%(9月は+2.2%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/31 17:42 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    31日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅下落して始まった。手掛かり材料不足で、寄り付き後はいずれも小幅な値動きとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%安の9,737.50。現在は0.22%安の9,738.89近辺。指数構成全100銘柄中、35銘柄が値上がり、58銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。スタンダードチャータード銀行(-1.43%)や広告のWPP(-1.36%)、飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-1.32%)などが下げている。一方、消費者向けヘルスケアのハレオン(+2.00%)や貴金属のフレスニーヨ(+1.69%)、医療機器のスミス・アンド・ネフュー(+1.06%)などは高い。
    独DAX40指数は前日比0.01%安の24,115.31で寄り付き、現在は0.20%安の24,069.90近辺。指数構成全40銘柄中、14銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。通信のドイツテレコム(-1.28%)や不動産検索プラットフォームのスカウト24(-0.89%)、スポーツ用品のアディダス(-0.90%)などが下げている。一方、医薬品のメルク(+0.84%)やコメルツ銀行(+0.61%)、自動車のフォルクスワーゲン(+0.51%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.09%安の8,150.22で寄り付き、現在は0.02%高の8,158.97近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.54%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.25%)、石油のトタルエナジーズ(+0.86%)などが上げている。一方、保険のアクサ(-2.31%)やガラス・建材のサンゴバン(-2.18%)、建設のバンシ(-0.73%)などは安い。

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  • 2025/10/31 07:58 <IGM>欧州株式 英国は6日連続の最高値、独仏は3日続落
    <IGM>欧州株式 英国は6日連続の最高値、独仏は3日続落
    30日の欧州株は、英国が小幅ながら続伸局面を9日目に伸ばし、6日連続の最高値更新を達成した。独仏は3日続落した。パウエル米FRB議長が29日、12月の利下げ継続は既定路線ではないと発言したことが投資家心理を悪化させる一方、この日の米中首脳会談で貿易摩擦への懸念が後退したことは好材料となった。欧州中央銀行(ECB)の3会合連続の政策金利据え置きは織り込み済であり、材料視されなかった。
    英FTSE100は9日続伸し、前日比3.92ポイント(0.04%)高の9760.06と最高値を6日続けて更新した。9日続伸は過去最長の16連騰を記録した4月10日-5月6日以来の最長。100銘柄中、上昇は42銘柄、下落は51銘柄、7銘柄は変わらずであった。銀行スタンダード・チャータード(+3.63%)は7-9月期利益が市場予測を上回った。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.39%)も急伸した。自動車販売ウェブサイト運営オート・トレーダー・グループ(+1.92%)、電力・ガスのセントリカ(+1.87%)、前日上昇率2位の医薬品GSK(+1.77%)も堅調。一方、広告WPP(-16.11%)は7-9月期の減収と通期利益見通しの下方修正で時価総額の6分の1を失い、1998年10月以来の水準に急落した。JDスポーツファッション(-3.38%)とホテル・レストランのウィットブレッド(-2.66%)はともに配当権利落ちで急落した。
    独DAX40は小幅ながら3日続落し、同5.32ポイント(0.02%)安の24118.89で引けた。ヘルスケア、自動車株の下げが目立った。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品株はバイエル(-2.50%)とメルク(-2.09%)が急落し、自動車株はダイムラー・トラック・ホールディング(-2.45%)、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-2.34%)、フォルクスワーゲン(-1.91%)の下げが目立った。フォルクスワーゲン傘下のポルシェの戦略見直しに伴う費用発生の思惑が、自動車株全体を押し下げた。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(+3.00%)、好調な7-9月期決算を発表した航空機エアバス(+2.06%)が大幅高となり、前日上昇率3位の電力RWE(+1.65%)も堅調。
    仏CAC40も3日続落し、同43.59ポイント(0.53%)安の8157.29で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。自動車ステランティス(-8.75%)は特別費用の計上で急落し、銀行クレディ・アグリコル(-4.80%)と前日上昇率3位の同ソシエテ・ジェネラル(-3.57%)、高級ブランドのケリング(-3.94%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-3.26%)も大幅安となった。一方、航空機エアバス(+2.06%)は急伸し、前日上昇率2位の電気・ガスのエンジー(+1.14%)、通信オランジュ(+1.02%)はしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独7-9月期GDP(速報値)・前期比            0.0%(4-6月期は-0.2%)
    独10月失業率                              6.3%(9月は6.3%)
    独10月消費者物価指数(速報値)・前年比   +2.3%(9月は+2.4%)
    仏7-9月期GDP(速報値)・前期比           +0.5%(4-6月期は+0.3%)
    仏9月消費支出・前月比                    +0.3%(8月は+0.2%)
    ユーロ圏7-9月期GDP(速報値)・前期比     +0.2%(4-6月期は+0.1%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/30 17:40 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅下落、独は小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅下落、独は小幅上昇して始まる
    30日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅下落、独株は小幅上昇して始まった。寄り付き後は、業績等個別材料で売り買いまちまちとなっており方向感には欠けている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.21%安の9,735.90。現在は0.38%安の9,719.04近辺。指数構成全100銘柄中、32銘柄が値上がり、62銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。第3四半期の低調な業績と通期業績見通し引き下げで広告のWPP(9.04%)が売られており、酒造のディアジオ(-2.73%)や配当落ちのスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(-1.61%)なども下げている。一方、共に第3四半期業績が予想を上回ったスタンダードチャータード銀行(+3.79%)や消費者向けヘルスケアのハレオン(+2.46%)などは買われている。
    独DAX40指数は前日比0.26%高の24,187.82で寄り付き、現在は0.17%高の24,166.11近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第3四半期業績が予想を上回った航空機製造のエアバス(+2.57%)が買われており、自動車のフォルクスワーゲン(+1.80%)やドイツ銀行(+1.27%)なども高い。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.87%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-0.93%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.25%安の8,180.35で寄り付き、現在は0.26%安の8,179.20近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり。自動車のステランティス(-5.44%)や銀行のクレディ・アグリコル(-2.18%)などが下げている。一方、航空機製造のエアバス(+3.98%)や航空エンジンのサフラン(+1.12%)などは高い。

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  • 2025/10/30 07:54 <IGM>欧州株式 英国は5日連続の最高値、独仏は続落
    <IGM>欧州株式 英国は5日連続の最高値、独仏は続落
    29日の欧州株は、ITバブルが警戒されている米国株との比較で割安感が強い英国株が5日続けて最高値を更新したが、独仏はハイテク、素材、不動産関連株の売りで続落した。
    英FTSE100は8日続伸し、前日比59.40ポイント(0.61%)高の9756.14と最高値を5日続けて更新した。8日続伸は過去最長の16連騰を記録した4月10日-5月6日以来の最長。好決算銘柄やポンド・ドルの続落を受けた輸出関連株が買われた。100銘柄中、上昇は44銘柄、下落は54銘柄、2銘柄は変わらずであった。小売ネクスト(+8.77%)は通期の税引き前利益見通しを11.1億ポンドから11.4億ポンドに上方修正した。医薬品GSK(+6.57%)は7-9月期の業績好調を受けて通年ベースの売上と利益見通しを引き上げた。資源商社グレンコア(+5.63%)は7-9月期の銅生産量が回復傾向にあることが好感された。鉱業フレスニロ(+5.03%)、保険ビーズリー(+3.09%)も急伸した。一方、情報サービスRELX(-2.92%)、不動産ウェブサイトのライトムーブ(-2.69%)、ソフトウェアのセージ・グループ(-2.60%)は大幅安となった。
    独DAX40は続落し、同154.42ポイント(0.64%)安の24124.21で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。スポーツ用品アディダス(-10.39%)は大幅に4日続落した。7-9月期の北米事業不振が嫌気された。オンライン衣料販売ザランド(-4.76%)、前日下落率トップの化学シムライズ(-3.81%)、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-2.43%)が急落し、不動産ヴォノヴィア(-1.91%)も軟調。一方、前日上昇率2位のドイツ銀行(+4.95%)は7-9月期決算が好感され、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(+4.37%)、前日上昇率トップの電力RWE(+2.97%)も急伸した。
    仏CAC40も続落し、同15.70ポイント(0.19%)安の8200.88で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。工業用ガスのエア・リキード(-2.44%)はベレンベルクの目標株価引き上げにもかかわらず急落し、防衛・電子機器タレス(-2.41%)も大幅安。証券取引所運営ユーロネクスト(-1.91%)、前日下落率3位のソフトウェアのダッソーシステムズ(-1.76%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.76%)も軟調。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(+1.96%)、電気・ガスのエンジー(+1.59%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.29%)は堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月住宅ローン承認件数                  65,944件(8月は64.963件)

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  • 2025/10/29 17:39 <IGM>欧州株式寄り付き 英株は続伸、独仏株は続落
    <IGM>欧州株式寄り付き 英株は続伸、独仏株は続落
    29日の欧州株式市場寄り付きは、英株は8日続伸し、独仏株は続落して始まった。独銀最大手ドイツ銀行とスイス最大の銀行UBSが好調な7-9月期決算を発表したことを好感する反面、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を前に警戒感が生じていることは、売りを誘っている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%高の9,712.34。現在は0.36%高の9,731.90近辺。指数構成全100銘柄中、42銘柄が値上がり、56銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。衣料小売りのネクスト(+7.01%)が急伸。資源商社のグレンコア(+5.61%)や医薬品のGSK(+3.77%)も高い。一方、工業機械、機器のディプロマ(-1.51%)やファッションブランドのバーバリー・グループ(-1.15%)は軟調に推移している。
    独DAX40指数は前日比0.13%安の24,247.00で寄り付き、現在は0.06%安の24,264.50近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値下がり、12銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。化学のシムライズ(-4.53%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-1.72%)、ドイツ証券取引所(-1.67%)などが下落。一方、電力のRWE(+1.66%)やドイツ銀行(+1.56%)は上昇している。
    仏CAC40指数は前日比0.22%安の8,198.71で寄り付き、現在は0.14%安の8,205.16近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値下がり、21銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。銀行のBNPパリバ(-3.54%)や建設のヴァンシ(-2.17%)、化粧品のロレアル(-1.38%)などが軟調。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+3.23%)や自動車のルノー(+1.76%)は堅調に推移している。

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  • 2025/10/29 07:52 <IGM>欧州株式 英国は4日連続の最高値、独仏は反落
    <IGM>欧州株式 英国は4日連続の最高値、独仏は反落
    28日の欧州株は、前日同様に銀行株を中心とする買いで7日続伸した英国が4日続けて最高値を更新したが、独仏は低調な決算を発表した銘柄への売りで反落した。
    英FTSE100は7日続伸し、前日比42.92ポイント(0.44%)高の9696.74と最高値を4日続けて更新して引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は49銘柄、3銘柄は変わらずであった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+16.39%)は4-9月期の増収で中間配当を実施すると発表し、月初以来の最高値を更新した。銀行HSBC(+4.60%)は訴訟関連の引当金で7-9月期が減益となったものの、通期の純金利収入を420億ドルから430億ドル以上に上方修正したことが好感された。通信ボーダフォン(+4.42%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.32%)、銀行バークレイズ(+2.21%)も急伸した。一方、住建バラット・レッドロー(-2.45%)は、11月に公表される秋季予算案で200万ポンド超の高級住宅に年1%の課税が発表される可能性を嫌気した。高級ブランドのバーバリー(-1.92%)、害虫駆除レントキル・イニシャル(-1.86%)も下げた。
    独DAX40は4日ぶりに反落し、同30.15ポイント(0.12%)安の24278.63で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は27銘柄、1銘柄は変わらずであった。化学シムライズ(-4.53%)は12月通期売上高の内部成長率を引き下げ、騰落率が2%超の唯一の銘柄となった。バイオテクノロジーのキアゲン(-1.72%)、日用品バイヤスドルフ(-1.67%)、スポーツ用品アディダス(-1.60%)、オンライン衣料販売ザランド(-1.57%)も軟調。一方、電力RWE(+1.66%)、ドイツ銀行(+1.56%)、前日上昇率3位の郵便ドイツ・ポスト(+1.36%)はしっかり。
    仏CAC40は反落し、同22.60ポイント(0.27%)安の8216.58で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。銀行BNPパリバ(-3.54%)は7-9月期利益が市場予測に届かなかった。建設ヴァンシ(-2.17%)も急落し、ソフトウェアのダッソーシステムズ(-1.73%)、化粧品ロレアル(-1.38%)、硝子サンゴバン(-1.33%)も軟調。一方、前日下落率3位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(+3.23%)は急反発し、前日下落率トップの自動車ルノー(+1.76%)と同ステランティス(+1.61%)も上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独11月消費者信頼感指数                  -24.1(10月は-22.5)

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  • 2025/10/28 17:50 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    28日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小じっかり、独仏株は小甘く始まった。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.14%高の9,667.30。現在は0.11%高の9,664.21近辺。指数構成全100銘柄中、50銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。第2四半期の堅調な業績と中間配当の増配を発表した電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+7.11%)が買われており、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.64%)や銀行のHSBCホールディングス(+2.39%)なども上げている。一方、金市況安で金鉱のエンデバー・マイニング(-3.65%)やフレスニーヨ(-3.52%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.33%安の24,228.18で寄り付き、現在は0.47%安の24,195.54近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、29銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。通期業績見通しを引き下げた化学のシムライズ(-3.14%)が売られており、防衛・自動車部品のラインメタル(-1.04%)やオンライン衣料販売のザランド(-1.14%)なども安い。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.33%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+0.68%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.24%安の8,219.53で寄り付き、現在は0.24%安の8,219.40近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第3四半期業績が期待外れとの見方から銀行のBNPパリバ(-2.92%)が売られている。一方、通期売上見通しを引き上げたコンサルティングのキャップジェミニ(+5.03%)は高い。

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・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス

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