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- 2024/10/30 15:28 <NQN>◇東証大引け 日経平均3日続伸 米ハイテク株高で海外勢が買い
- <NQN>◇東証大引け 日経平均3日続伸 米ハイテク株高で海外勢が買い
30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比373円71銭(0.96%)高の3万9277円39銭だった。15日以来、半月ぶりの高値を付けた。前日の米株式市場でハイテク株が買われ、ナスダック総合株価指数が3カ月半ぶりに最高値を更新したのを受け、日本株にも海外勢などの買いが広がった。半導体関連の上昇が目立ち、後場の寄り付き直後に日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。
衆院選を終えて以来、短期筋による買い戻しがこれまでの上昇をけん引してきたが、さらに米ハイテク株高が買いを誘った。米国では生成人工知能(AI)向け半導体需要の拡大などを背景に、これから本格化するテック企業の決算に期待が高まっている。決算発表シーズン入りしている東京市場でもアドテストやディスコなど半導体関連が軒並み買われた。決算内容が振るわなかったコマツや日野自には売りがかさんだ。
前日に米長期金利の上昇が一服し、国内の長期金利が低下したことも株価の支えになった。日銀が31日まで開く金融政策決定会合を巡って、市場では政策金利の据え置き予想が多く、日銀の金融政策に対する警戒ムードは広がっていない。株価が戻り歩調にあるなかで、上値では利益確定売りも出やすく、後場は次第に日経平均の上値が重くなった。
東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は前日比21.70ポイント(0.81%)高の2703.72だった。JPXプライム150指数も3日続伸し、10.88ポイント(0.90%)高の1218.08で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆9645億円と、8月5日(7兆9674億円)以来の大きさだった。TOPIX構成銘柄の浮動株比率の変動に伴うリバランスが影響した。売買高は34億3300万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は907、値下がりは677、横ばいは61だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、テルモ、ダイキン、フジクラが上昇した。一方、中外薬、ニトリHD、住友ファーマ、村田製が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 14:04 <NQN>◇東証14時 日経平均、上値追い一服 利益確定売り
- <NQN>◇東証14時 日経平均、上値追い一服 利益確定売り
30日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比380円ほど高い3万9200円台後半で推移している。後場寄り直後に500円高となった後は上値追いが一服している。新規の取引材料を欠くなか、利益確定売りも出やすくなっている。
自民党と国民民主党は30日、両党の幹事長と国会対策委員長が31日に国会内で会談すると発表した。政府が11月中のとりまとめをめざす経済対策で、国民民主が掲げる政策の一部を反映させる検討に入るとみられるというが、株式市場での反応は限定的だった。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2887億円、売買高は13億3696万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、ディスコ、東エレクが高い。一方、中外薬、ニトリHD、セブン&アイ、コマツが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 12:54 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均一時500円高 きょう決算の日立は一段高
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均一時500円高 きょう決算の日立は一段高
30日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比450円ほど高い3万9300円台半ばで推移している。昼休み中に海外勢とみられる株価指数先物への買いが強まったことで、後場に入った直後に上げ幅が500円を超える場面もあった。米ハイテク株高と業績期待を背景にしたソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連銘柄への買いが引き続き相場の上昇をけん引している。きょう決算発表を控える銘柄では日立が後場に一段高となっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約231億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6563億円、売買高は10億9616万株だった。
ファストリ、ファナック、テルモが高い。一方、中外薬、コマツ、村田製が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 11:45 <NQN>◇東証前引け 日経平均、続伸 半導体関連に買い集まる
- <NQN>◇東証前引け 日経平均、続伸 半導体関連に買い集まる
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比486円81銭(1.25%)高の3万9390円49銭だった。前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が3カ月半ぶりに最高値を更新。米ハイテク株高を受けて東京市場では半導体関連を中心に買いが優勢となった。日経平均は前引けにかけて上げ幅を広げた。
米国では生成人工知能(AI)向け半導体需要の拡大などを背景に、これから本格化するテック企業の決算に期待が高まっている。前日はエヌビディアなども上昇して主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.3%高となった。東京市場でもきょう決算発表を控えるアドテストが上昇し、ディスコ、東エレク、レーザーテクなど主要な半導体関連銘柄が軒並み買われた。ソフトバンクグループ(SBG)も上げた。一方、コマツが決算内容が十分でないと受け止められたことで大幅下落するなど、決算発表を受けた銘柄選別もみられた。
米大統領選を控え足元で上昇していた米長期金利が前日は低下。国内でも長期金利が低下し、株価の支えになった。日銀が31日まで開く金融政策決定会合では政策金利の据え置きを予想する向きが市場では多く、日銀の金融政策への警戒ムードは目立たなかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは30.24ポイント(1.13%)高の2712.26だった。JPXプライム150指数も続伸で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3492億円、売買高は9億1716万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1248と全体の約76%を占めた。値下がりは346、横ばいは48だった。
ダイキン、信越化、フジクラが上昇した。一方、中外薬、ニトリHD、ディーエヌエ、日野自が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 10:12 <NQN>◇東証10時 日経平均、一時400円高 日米金利の低下支え
- <NQN>◇東証10時 日経平均、一時400円高 日米金利の低下支え
30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比310円ほど高い3万9200円台前半で堅調に推移している。上げ幅が400円を超える場面もあった。27日の衆院選後の短期筋による買い戻しがこれまでの上昇をけん引してきたが、さらに前日の米ハイテク株高が買いを誘っている。アドテストはじめ半導体関連が引き続き相場を押し上げている。
前日の米長期金利が低下し、国内でも長期金利が低下していることも支えになっている。日銀が31日まで開く金融政策決定会合では政策金利の据え置きを予想する向きが市場では多い。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4612億円、売買高は6億380万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、ディスコ、信越化、レーザーテクが高い。一方、中外薬、セブン&アイ、ニトリHD、コマツが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 09:13 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均300円高 半導体関連に買い先行
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均300円高 半導体関連に買い先行
30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ320円ほど高い3万9200円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高を支えに東京市場でも半導体関連が上昇して相場を押し上げている。
前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が3カ月半ぶりに最高値を更新した。これから本格化する大手テック企業の決算期待からマイクロソフトなどが買われた。エヌビディアなども上昇して主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数は2.3%高となった。東京市場ではきょう決算発表を控えるアドテストが上昇している。ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクも高い。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
TDK、ダイキン、リクルートが高い。一方、中外薬、コマツ、コナミG、セブン&アイが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 15:22 <NQN>◇東証大引け 日経平均、続伸し高値引け 海外勢の買い戻し、政策期待も後押し
- <NQN>◇東証大引け 日経平均、続伸し高値引け 海外勢の買い戻し、政策期待も後押し
29日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比298円15銭(0.77%)高の3万8903円68銭で高値引けとなった。27日投開票の衆院選挙で自民党と公明党の連立与党が大きく議席を減らした。日本の政治の不透明感が高まるとみて前週末までに株価指数先物を売り持ちしていた海外投機筋が、イベント通過で買い戻しを入れる動きがこの日も続いた。28日の米長期金利の上昇(債券価格は下落)を背景に利ざや改善の期待から銀行など金融株が強含み、投資家心理の改善を受けた買いも入った。
衆院選挙では連立与党の議席数が過半数に届かなかった。自民党と公明党は特別国会での首相指名選挙で勝つため、国民民主党などとの連携を模索している。国民民主の玉木雄一郎代表は29日、自民、公明両党や他の野党との連携について「政策ごとに良いものには協力し、駄目なものには駄目だと言う」と述べ、予算案や重要法案といった案件ごとに与野党が協力する「パーシャル(部分)連合」の可能性を否定しなかった。石破茂首相などから党首会談を求められれば「何を決めていくかによるが、拒否するものではない」と語った。
国民民主は現役世代への支援を中心に訴え、今回の衆院選で大きく議席数を増やした。東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「国民民主が掲げた減税や社会保険料の軽減など『手取りを増やす』政策が国民から一定の支持を集めたとあって、来年夏の参議院選に向け自民党も同様の政策を打ち出すとの期待が高まっている」と指摘。同時に「衆院選で与党の議席が過半数を割り込むなかで金融所得課税などの株式相場に逆風となるような施策を打つ可能性が小さくなった」と話す。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は24.24ポイント(0.91%)高の2682.02だった。JPXプライム150指数も続伸し、8.77ポイント(0.73%)高の1207.20で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆5920億円、売買高は15億8652万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1275。値下がりは323、横ばいは48だった。
三菱UFJや三井住友FGなどの銀行株や、野村や大和といった証券株、第一生命HDや東京海上などの保険株の買いが目立った。好決算を発表した日東電やさくらネットも買われた。一方、中外薬やTOTOが売られ、スズキやトヨタも下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 14:19 <NQN>◇東証14時 日経平均、堅調 金融株が午後に上げ幅広げる
- <NQN>◇東証14時 日経平均、堅調 金融株が午後に上げ幅広げる
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比260円ほど高い3万8800円台後半で推移している。米金利上昇(債券価格は下落)を背景とした利ざや改善の期待から銀行や保険など金融株が午後に入り、一段高となっており、投資家心理の改善につながっている。半面、日経平均は心理的節目の3万9000円が近づくなかで戻り待ちの売りも出やすい。
業種別東証株価指数(TOPIX)の上昇率では「銀行業」「証券商品先物」「保険業」が上位3位に顔を出している。三菱UFJや三井住友FG、野村、第一生命HDなどが午後に入り、上げ幅を広げた。28日の米債券市場で長期金利が一時は4.30%と7月中旬以来の高水準を付けた。同日の米株式市場ではJPモルガンなど銀行株を中心に幅広い金融株が買われ、きょうの東京市場でも金融株が物色されている。
マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは「11月の米大統領選挙で、共和党候補のトランプ前大統領が勝利し、財政拡張的な政策が打ち出されるとの思惑が高まっている」と指摘。銀行株は投資指標面での割安さに加え、配当利回りも高く「著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社、バークシャー・ハザウェイが円建て社債を発行するのに伴って調達した資金を投じるのではとの思惑も根強い」と話した。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5379億円、売買高は11億1902万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)や日東電が引き続き買われた。アステラスや塩野義も上昇している。前日に下げたIHIや川重など防衛関連も高い。一方、TOTOや中外薬が下落したほか、トヨタやスズキなど自動車株の一角は安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 12:55 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、高値圏で推移 「米国株と比べ割安」との指摘も
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、高値圏で推移 「米国株と比べ割安」との指摘も
29日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はきょうの高値圏で推移。前日比200円ほど高い3万8800円近辺での値動きとなっている。27日投開票の衆院選で与党が大きく議席を減らすとみて前週末までに株価指数先物を売っていた短期目線の海外投資家が、イベント通過を受けて買い戻す動きが続いている。米国株と比べた日本株の割安さも買いの手掛かりになっているとの指摘もあった。
日経平均は28日と29日で1000円近く上昇しているが、今月中旬に大きく調整したとあって、10月15日に付けた取引時間中の高値(4万257円)からは1400円ほど低い水準にある。この間、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数はほぼ一本調子で上昇し、28日は7月10日に付けた最高値を上回る場面があった。アセットマネジメントOneの清水毅チーフ・マーケットアナリストは「米国株と比べて日本株はバリュエーション(投資尺度)面で割安感がある。国内企業の2024年4~9月期の決算は総じて堅調な結果になるとの期待も日本株の支援材料になっている」と話した。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約133億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆852億円、売買高は9億5440万株だった。
米金利の上昇を受け、三菱UFJや三井住友FGなどの銀行株が引き続き高い。野村や大和といった証券株も買われている。米化学会社買収を発表した日本ペHDは急伸している。一方、ファストリや東エレクが下げ、TOTOやダイキンも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 11:47 <NQN>◇東証前引け 日経平均、続伸 衆議院選通過で買い戻し続く
- <NQN>◇東証前引け 日経平均、続伸 衆議院選通過で買い戻し続く
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比213円98銭(0.55%)高の3万8819円51銭だった。27日投開票の衆院選で与党が大きく議席を減らし、日本の政治の不透明感が高まるとみて株価指数先物などを事前に売っていた海外勢が、選挙通過で買い戻す動きがこの日も続いた。日経平均は前日に大幅高となった反動で朝方は100円あまり下げたが、下値の堅さを意識した買いで持ち直した。
衆院選で自民党と公明党の連立与党の議席数が過半数割れとなった。自民党と公明党は特別国会での首相指名選挙をにらみ、国民民主党などとの連携を探っている。国民民主の玉木雄一郎代表は28日のBS日テレ番組で、自民党との連携を巡って「幹事長レベルで接触していると報告を受けている」と明らかにした。打診があれば石破茂首相とも「会う用意がいつでもある」と語った。
玉木氏は政策分野ごとの連携を否定していない。自民党と公明党は少数与党のままで予算案や重要法案といった案件ごとに与野党が合意する「部分(パーシャル)連合」による政権運営を模索しているとされる。マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは「11月に開かれる特別国会での首相指名選挙で勝つためには国民民主などとの協力が欠かせない」と指摘。同党が掲げる消費税の減税や、社会保険料の軽減といった消費者の手取りを増やす政策を取り込んで実現すれば「消費が増えて国内景気や企業業績の底上げにつながるとの期待が株買いを後押ししている」との見方も示す。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは21.54ポイント(0.81%)高の2679.32だった。JPXプライム150指数は続伸し、7.83ポイント(0.65%)高の1206.26で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8715億円、売買高は8億2555万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1197。値下がりは401、横ばいは48だった。
米金利上昇を受け、第一生命HDや東京海上などの保険株が買われた。三菱UFJや三井住友FGなどの銀行株も上昇した。好決算を発表した日東電やさくらネットは大幅高となった。一方、中外薬やファナック、TOTOが売られた。スズキやデンソーなども下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 10:28 <NQN>◇東証10時 日経平均、上昇に転じ200円高 下値の堅さ意識した買い
- <NQN>◇東証10時 日経平均、上昇に転じ200円高 下値の堅さ意識した買い
29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇に転じている。前日比220円ほど高い3万8800円台前半で推移している。下値の堅さを意識した投資家の買いが入り、日経平均は朝安後に上昇に転じた。銀行や保険、証券といった金融株の上昇が目立ち、東証株価指数(TOPIX)の強含みが、日経平均にも波及している。
日米金利の上昇基調を受け、利ざや改善などで業績の追い風になるとみられる金融株が上昇している。28日発表の四半期決算が大幅増益だった日東電が大きく上昇しており、電子部品や半導体関連にも買いが広がっている。
27日投開票の衆院選で与党の議席数が過半数割れとなったのを受け、政権の枠組みを巡る与野党の攻防が始まっている。国内政治を巡る情勢は流動的だが、与野党ともに家計や企業支援を主張しており、財政には拡張圧力が強まる。政府支出の拡大期待は短期的な株価の押し上げ要因につながりやすいとの見方も、きょうの株高を後押ししている面がある。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆949億円、売買高は5億4151万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やKDDIが上げ幅を拡大している。塩野義やアステラスなどの医薬品株も引き続き高い。コナミGやエムスリーも上昇している。一方、今期は一転最終減益の見通しとなったTOTOが急落した。ファナック、信越化、HOYAも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 09:18 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、反落 衆院選を巡る短期売買は一巡
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、反落 衆院選を巡る短期売買は一巡
29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ100円ほど安い3万8500円近辺で推移している。前日に大幅に上昇した反動から、きょうは利益確定や戻り待ちの売りが先行している。
日経平均は前日に一時800円を超える上昇となった。27日投開票の衆議院選挙で、与党の自民党と公明党の議席数は2009年以来15年ぶりに過半数を割り込んだ。国内政治の不安定化が当初は警戒されたが、与党で過半数割れを織り込む形で前週末までに海外投資家の売りが膨らんでいたため、28日はイベント通過を受けた買い戻しが優勢だった。衆院選を巡る短期売買は一巡したとの見方が市場では聞かれている。
28日の米債券市場では長期金利は前週末比0.04%高い(価格は安い)4.28%で終えた。一時は4.30%と7月中旬以来の高水準を付けた。11月5日に迫る米大統領選でトランプ前大統領が勝利することを織り込む債券売りが出ているとの見方がある。国内金利にも上昇圧力はかかりやすく、株式の相対的な割高さが意識されやすいことも日本株の重荷となっている。
半面、米株式相場の上昇は投資家心理の支えとなり、日本株の下値は限られている。28日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、7月10日に付けた最高値を上回る場面があった。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
ファストリやダイキンが売られている。前日に上昇したファナックや中外薬も下げた。東エレクやレーザーテクなどの半導体関連の一角も安い。一方、アステラスや塩野義、武田などの医薬品株の一角が高い。日東電やリクルートも上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 15:21 <NQN>◇東証大引け 日経平均、大幅反発 与党過半数割れも短期筋が買い戻し
- <NQN>◇東証大引け 日経平均、大幅反発 与党過半数割れも短期筋が買い戻し
28日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、終値は前週末比691円61銭(1.82%)高の3万8605円53銭だった。27日投開票の衆議院選挙で、与党の自民党と公明党は2009年以来15年ぶりに過半数を割り込んだ。朝方は国内政治の不安定化を警戒した売りが先行したが、過半数割れは前週末までの報道で織り込みが進んでいたとの声もあり、イベント通過を受けた買い戻しが優勢だった。為替の円安進行や前週末の米半導体株高も追い風だった。日経平均の上げ幅は一時800円を超えた。
日経平均は前週に国内政治の不透明感を背景に1000円あまり下落していた。きょうは空売りをしていた海外短期筋が株価指数先物を買い戻す動きを強めていたとみられ、先物主導の株高との見方が多い。今回の衆院選で自公が過半数を割った一方、野党第1党の立憲民主党や国民民主党の躍進が目立った。とくに国民民主は減税や社会保険料の軽減などを軸に所得の増加を支援する財政拡張的な政策を掲げる。市場では「与党は国民民主などと政策や予算案によって協力する『パーシャル(部分)連合』に進むとの見方が出ており、経済政策による景気浮揚効果に期待した買いが入った」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)との声も聞かれた。
石破茂首相は14時から自民党本部で記者会見に臨み、「党派を超えて優れた方策を取り入れ意義のある経済対策、補正予算を実施することが必要だと考えている」と話した。一方で、今後の政権の枠組みに関して「今この時点で連立を想定しているわけではない」と述べた。野党との連立に言及するとの期待で記者会見前に日経平均が強含んだこともあり、その後は上げ幅を縮小した。
28日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=153円台後半まで下落し、3カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた。衆院選を受けた日銀の追加利上げ観測の後退などが背景にある。今後も円安基調が続けば、主力の輸出関連企業の業績が改善するとの見方が株買いを誘った。前週末の米株式市場で半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京市場で値がさの半導体関連株が買われたことも日経平均を押し上げた。
東証株価指数(TOPIX)は6営業日ぶりに反発した。終値は39.46ポイント(1.51%)高の2657.78だった。JPXプライム150指数は反発し、19.61ポイント(1.66%)高の1198.43で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8858億円、売買高は17億8266万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1504。値下がりは123、横ばいは20だった。
中外薬が大幅高。アドテストや東エレク、レーザーテク、ディスコが上昇した。ファナックやトヨタ、ホンダが買われた。一方、信越化やオリンパスが安い。ニトリHDやニチレイが下落した。川重やIHI、日製鋼が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均、上げ幅800円超 短期の先物買い主導の見方
- <NQN>◇東証14時 日経平均、上げ幅800円超 短期の先物買い主導の見方
28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段高となり、前週末から800円以上高い3万8700円台前半まで上昇する場面があった。注目度の高かった27日投開票の衆院選を通過し、外国為替市場での円安・ドル高基調などを手がかりにした買いが引き続き優勢だ。石破茂首相は14時から自民党本部で記者会見に臨む。今回の衆院選で与党は15年ぶりに過半数を割り込んだが、財政拡張的な政策を掲げる国民民主党など野党との連立に言及するのではとの見方も買い戻しに拍車をかけているようだ。
市場では「順張りの商品投資顧問(CTA)など海外短期筋による株価指数先物への買いが株高を演出している。現物株の売買はさほど膨らんでおらず静かな印象だ」(国内証券トレーダー)との声も聞かれた。11月5日には米大統領選を控え、上値では利益確定売りも出ている。長期投資家は様子見姿勢が強いとの見方もあった。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7972億円、売買高は13億150万株だった。
中外薬やトヨタ、ホンダが一段高。アドテストや東エレク、レーザーテクが引き続き買われている。一方、信越化やオリンパスが安い。川重やIHI、三菱重が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 12:50 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、堅調 米株先物の上昇追い風
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、堅調 米株先物の上昇追い風
28日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前週末比570円ほど高い3万8400円台後半で推移している。27日投開票の衆議院選挙で与党が15年ぶりに過半数を割り込んだが、イベント通過を受けた買い戻しが引き続き優勢になっている。外国為替市場で円相場は1ドル=153円台後半まで下落し、3カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけたほか、日本時間28日午後の取引で米株価指数先物が上昇していることも追い風となっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約72億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆2971億円、売買高は11億1140万株だった。
中外薬が大幅高。アドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇した。トヨタやホンダ、デンソーが買われた。一方、信越化やオリンパスが安い。ニトリHDや日製鋼、IHIが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 11:51 <NQN>◇東証前引け 日経平均、反発 一時700円超高 与党過半数割れもイベント通過で買い戻し
- <NQN>◇東証前引け 日経平均、反発 一時700円超高 与党過半数割れもイベント通過で買い戻し
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比549円58銭(1.45%)高の3万8463円50銭だった。27日投開票の衆議院選挙で、与党の自民党と公明党は2009年以来15年ぶりに過半数を割り込んだ。朝方は国内政治の不安定化を警戒した売りが先行したが、与党の過半数割れは前週末までの報道で織り込みが進んでいたとの見方もあり、その後は買い戻しの動きが優勢だった。為替の円安進行や前週末の米半導体株高も買いを誘った。日経平均の上げ幅は一時700円を超えた。
日経平均は前週に1000円あまり下落していたため、自律反発狙いの買いも入りやすかったとみられる。朝安後はほどなく上昇に転じ、騰勢を強めた。今回の衆院選で自民は政治資金問題で非公認になった無所属議員を追加公認しても過半数に届かない。今回大幅に議席を伸ばした野党第1党の立憲民主党も定数の過半数に達しておらず、与野党ともに新たな政権枠組みを探る展開となる。
大和アセットマネジメントの富樫賢介チーフ・ストラテジストは「市場ではリスクシナリオとして自民党が下野し、政権の座を野党に譲る可能性を想定する見方もあっただけに、こうしたシナリオが避けられた点は投資家の買い安心感につながった」と話す。あわせて「今後は石破茂首相の早期退陣論も強まりやすいが、政治が不安定な中では当面は金融所得課税や法人増税など株式市場にネガティブな政策を打ち出しにくいとの声も株買いを後押しした」ともみていた。
衆院選を受けた日銀の追加利上げ観測の後退などを背景に、28日午前の東京外国為替市場では円相場が1ドル=153円台後半まで下落した。前週末夕時点に比べて円安・ドル高が進行していることも主力の輸出関連株の買いを誘った。前週末の米株式市場では半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅高となり、東京市場でも値がさの半導体関連株に買いが入って日経平均を押し上げた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは28.77ポイント(1.10%)高の2647.09だった。JPXプライム150指数も反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆641億円、売買高は9億4432万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1414。値下がりは208、横ばいは25だった。
中外薬が大幅高。アドテストや東エレク、レーザーテクが上昇した。トヨタやホンダが買われた。一方、信越化やオリンパスが安い。日立建機や日製鋼、IHIが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 10:23 <NQN>◇東証10時 日経平均、上昇一服 上値で利益確定売り
- <NQN>◇東証10時 日経平均、上昇一服 上値で利益確定売り
28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で上昇が一服し、前週末比600円ほど高い3万8500円台前半での値動きとなっている。27日投開票の衆議院選挙で、与党の自民党と公明党は2009年以来15年ぶりに過半数を割り込んだが、与党の過半数割れは前週末までの報道で織り込み済みとの見方もあり、買い戻しが先行した。28日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=153円台後半まで下げ幅を広げるなど、円売り・ドル買いの勢いが増しているのも引き続き支えだ。一方、上値では利益確定売りも出ている。
衆院選を受け、与野党ともに新たな政権枠組みを探る展開となる。少数与党のまま政権運営する場合、自民は今回躍進した国民民主党などと政策ごとに協力して政権運営を継続したい考えとみられる。市場では「連立の枠組みへの不透明感は強く、今後も報道で一喜一憂する場面もあるだろうが、年末に予算編成など重要日程を控えるなかで、目先は石破茂首相の早期交代論が出にくいほか、増税関連の政策を打ち出しにくいとの見方も株買いにつながった」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3503億円、売買高は6億6581万株だった。
中外薬が大幅高。アドテストや東エレク、レーザーテクが上昇した。トヨタやホンダ、ファナックが買われた。一方、信越化は安い。オリンパスや日製鋼が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 09:28 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、朝安後に上昇 一時700円高、衆院選で与党大敗も
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、朝安後に上昇 一時700円高、衆院選で与党大敗も
28日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まったが、間もなく上昇に転じた。前週末に比べ上げ幅は700円を超え、3万8600円台半ばまで上昇する場面がある。27日投開票の衆議院選挙で、与党の自民党と公明党は目標としていた過半数の233議席を割り込んだ。自公の過半数割れは政権交代が起きた2009年以来15年ぶり。朝方は国内政治の不安定化を警戒した売りが先行したが、自公の過半数割れは前週末までの報道である程度織り込んでいたとあって、売り一巡後に買い戻しの動きが広がっているようだ。
日経平均は前週に1000円あまり下落していたため、自律反発狙いの買いが入っている。前週末の米株式市場で半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅高となり、東京市場でも値がさの半導体関連株に買いが入り、相場を押し上げている。衆院選を受けた日銀の追加利上げ観測の後退を背景に、外国為替市場で円相場が1ドル=153円台と前週末夕時点に比べて円安・ドル高方向に振れていることも主力の輸出関連株の買いを誘った。
一方、今回の衆院選で自民は政治資金問題で非公認になった無所属議員を追加公認しても過半数に届かない。加えて、今回大幅に議席を伸ばした野党第1党の立憲民主党も定数の過半数に達しておらず、国会での首相指名選挙では自民と立民が推す首相候補が争う展開が想定される。投資家にとっては旧民主党政権時の経済・株価低迷が想起されるとの見方は多く、運用リスクへの警戒感も根強い。
東証株価指数(TOPIX)も朝安後上昇に転じた。
アドテストや東エレクが大幅高。中外薬やソフトバンクグループ(SBG)が上昇している。ファナックやトヨタ、ホンダが買われている。一方、信越化やオリンパス、日立建機が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 15:38 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 3万8000円割れ 売買代金は今年最低 選挙前に持ち高調整の売り
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 3万8000円割れ 売買代金は今年最低 選挙前に持ち高調整の売り
25日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比229円37銭(0.60%)安の3万7913円92銭だった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落した流れから、東京市場でも朝方から売りが優勢だった。衆院選の投開票を前に持ち高調整目的の売りが出たほか、為替がやや円高に振れたことも相場の重荷となった。下げ幅は一時430円を超え、日経平均は終値で10月2日以来約3週間ぶりに3万8000円を下回った。東証プライムの売買代金は今年最低だった。
24日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が4日続落した。ダウ平均が下落した流れから、東京市場でも幅広い銘柄が売られた。外国為替市場で円相場が1ドル=151円台と前日夕時点に比べて円高・ドル安方向に振れたことで、輸出採算の改善期待が後退したとの見方から自動車や機械など輸出関連株が売られた。東証33業種では全業種が下落した。
衆院選の投開票を27日に控え、持ち高調整目的の売りも出た。市場では「自民、公明の与党の過半数確保が微妙な情勢との各社報道が続いたこともあり、ポジション調整の売りが出たようだ」(国内証券のストラテジスト)との声も聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は5日続落した。終値は17.25ポイント(0.65%)安の2618.32だった。JPXプライム150指数は反落し、6.80ポイント(0.57%)安の1178.82で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆1579億円、売買高は15億6558万株だった。売買代金は今年最低となった。東証プライムの値下がり銘柄数は1398。値上がりは216、横ばいは32だった。
きょう25日に東証プライム市場に新規上場したリガクは公開価格(1260円)を55円(4.36%)下回る1205円で初値を付けた。終値は1130円だった。
アドテストやリクルート、コナミGが下げた。一方、東エレクやニデック、ニトリHDは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 14:14 <NQN>◇東証14時 日経平均はやや下げ幅縮小 選挙控え様子見強い
- <NQN>◇東証14時 日経平均はやや下げ幅縮小 選挙控え様子見強い
25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ幅を縮小し、前日比325円ほど安い3万7800円台前半で推移している。香港ハンセン指数などアジア株の上昇は支援材料となっているが、衆院選の投開票を27日に控え、投資家の様子見姿勢が強い。
市場では「衆院選で自民、公明の与党の過半数確保が難しい場合、日本株はさらに下落する可能性があるので手掛けにくい」(国内信託銀行の投資情報部長)との声が聞かれた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1903億円、売買高は11億1244万株だった。
テルモやダイキン、アステラスが下落している。一方、セコムやNTTデータ、電通グループは上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 17:19 <NQN>◇外為17時 円相場、反落 153円台前半 対ユーロも安い
- <NQN>◇外為17時 円相場、反落 153円台前半 対ユーロも安い
30日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ18銭の円安・ドル高の1ドル=153円34~35銭で推移している。米長期金利が高止まりするなか、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。もっとも、日銀が31日まで金融政策決定会合を開くほか、週内には米雇用関連の経済指標の発表が相次ぐ。重要イベントの内容を見極めたいとの雰囲気が強く、円相場は153円台前半で方向感に乏しい展開だった。
9時すぎには153円08銭近辺に上昇する場面があった。このところ急速に進んだ円安・ドル高進行を受け、持ち高調整や利益確定を目的とした円買い・ドル売りも入った。30日は国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。月末にからんだ取引もあって、国内輸出入業者による売買が交錯したとの観測があった。
円は対ユーロでも反落した。17時時点では同43銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=165円99銭~166円02銭で推移している。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0016ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0825~26ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 14:14 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台前半で小動き 米雇用にらみ
- <NQN>◇外為14時 円相場、153円台前半で小動き 米雇用にらみ
30日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=153円台前半で小幅な動きとなっている。14時時点は153円32~34銭と前日17時時点と比べて16銭の円安・ドル高だった。米長期金利の高止まりが、円売り・ドル買いを促しているものの、米国の雇用関連指標を見極めたいとして取引を控える市場参加者も増えている。
米国では30日に10月のADP全米雇用リポート、11月1日に10月の米雇用統計の発表がある。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 12:29 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 153円台前半 米金利高止まりで
- <NQN>◇外為12時 円相場、小幅安 153円台前半 米金利高止まりで
30日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に下落した。12時時点は1ドル=153円32~34銭と前日17時時点と比べて16銭の円安・ドル高だった。米長期金利が高止まりしており、円売り・ドル買いが優勢だった。日米の政治情勢に不透明感が強く、今後の米金融政策を占う米雇用統計の発表も11月1日に控える。持ち高を積極的に傾ける動きは限定的だった。
30日は国内の事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」で、月末でもあり国内輸出入業者の売買が交錯した。一時は153円08銭近辺を付けるなど、円は前日夕と比べて小幅高に転じる場面もあった。これまでの急ピッチの円安・ドル高の進行で、円買い介入への思惑の根強さは相場の下支えとなった。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=165円86~88銭と同30銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0817~1.0818ドルと同0.0008ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 10:36 <NQN>◇外為10時 円相場、小幅安 153円台前半 中値は「買い優勢」
- <NQN>◇外為10時 円相場、小幅安 153円台前半 中値は「買い優勢」
30日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に下落している。10時時点は1ドル=153円25~26銭と前日17時時点と比べて9銭の円安・ドル高だった。米長期金利の高止まりで円売り・ドル買いが先行している。一方、10時前の中値決済に向けては円買い・ドル売りが優勢で、9時半前には153円08銭を付けるなど前日夕に比べ円高・ドル安となる場面があった。
30日は国内の事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」で、月末も近く実需筋の売買は活発だった。中値決済に向けては「大口のドル売りが持ち込まれたようだ」(国内銀行の為替担当者)との声があった。実需の売買では、輸入企業による円売り・ドル買いも断続的に出ているとされ、相場は方向感を欠いている。
円は対ユーロで下落している。10時時点は1ユーロ=165円84~86銭と同28銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも上昇しており、10時時点は1ユーロ=1.0821~1.0822ドルと同0.0012ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 08:46 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 153円台前半
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 153円台前半
30日早朝の東京外国為替市場で円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=153円24~25銭と前日17時時点と比べて8銭の円安・ドル高だった。米長期金利は4.2%台で高止まりしており、円売り・ドル買いが先行している。
29日に加藤勝信財務相は為替相場について「投機的な動向も含め、市場動向を緊張感をさらに高めて注視したい」と述べた。このところの急ピッチの円安・ドル高で円買い介入への思惑がくすぶっているのは、円相場を下支えしている。
円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=165円80~83銭と、同24銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでも上昇しており、8時30分時点は1ユーロ=1.0820ドル近辺と同0.0011ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 17:14 <NQN>◇外為17時 円相場、反発 実需の買い観測で
- <NQN>◇外為17時 円相場、反発 実需の買い観測で
29日の東京外国為替市場で、円相場は反発した。17時時点では前日の同時点に比べ10銭の円高・ドル安の1ドル=153円23~24銭で推移している。前日に約3カ月ぶりの安値をつけていたため、利益確定や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入り相場を押し上げた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売り観測も相場を下支えした。
27日投開票の衆院選で与党が大敗し、国内政治への不透明感が強まったのをきっかけに、28日の東京市場では一時153円88銭近辺と約3カ月ぶりの円安水準をつけた。足元の急ピッチな円安・ドル高への警戒感から、持ち高整理の円買い・ドル売りが入った。
29日はスポット(直物)取引で受け渡し日にあたる2営業日後が月末の31日となる。中値決済に絡み国内輸出企業による円買い・ドル売りが活発だったとの観測が円の支えとなった。
28日の米長期金利は一時3カ月半ぶりの高水準をつけていた。日本時間29日午後の取引で米長期金利の上昇は一服しており、日米の金利差拡大はいったん収まるとの見方から円買い・ドル売りが入り円相場を下支えする要因となった。
円は対ユーロでほぼ横ばい。17時時点では同2銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=165円63~66銭で推移している。ユーロは対ドルで小幅に反発した。17時時点は同0.0006ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0809~10ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 14:23 <NQN>◇外為14時 円相場、152円台後半で強含み 米金利低下で
- <NQN>◇外為14時 円相場、152円台後半で強含み 米金利低下で
29日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=152円台後半で強含んでいる。14時時点では152円94~95銭と前日17時時点と比べて39銭の円高・ドル安だった。日本時間29日午後の取引でも米長期金利が小幅に低下しており、円買い・ドル売りの材料となっている。14時すぎには152円79銭近辺まで上げ幅を広げた。
29日は米国で9月の雇用動態調査(JOLTS)が発表される。今週末には10月の米雇用統計の発表も控え、米労働環境を見極めたいとして積極的な取引を控える参加者が多い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 12:31 <NQN>◇外為12時 円相場、一時152円台後半に上昇 実需の買いが支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、一時152円台後半に上昇 実需の買いが支え
29日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=152円97~98銭と前日17時時点と比べて36銭の円高・ドル安だった。11時すぎに152円86銭近辺まで上げ幅を広げた。国内輸出企業による円買い・ドル売り観測が相場を押し上げた。前日に約3カ月ぶりの安値をつけていたため、利益確定を目的とした円買いも入りやすかった。
朝方は円売り・ドル買いが出る場面もあった。28日の米長期金利が一時3カ月半ぶりの高水準をつけ、日米金利差の拡大が意識された。だが、日本時間29日早朝~午前の取引では米長期金利がわずかに低下。円売りを抑えた。一部の参加者は円の買い戻しに動いた。
きょうはスポット(直物)取引で受け渡し日にあたる2営業日後が月末の31日となる。市場では「輸出企業からの円買い・ドル売りが入っている」(国内銀行の為替担当者)との声があった。中値決済や先物で円を買う動きもみられた。
29日午前には加藤勝信財務相が為替相場について「投機的な動向も含め、市場動向を緊張感をさらに高めて注視したい」などと述べた。これに対する円相場の反応は目立たない。
円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=165円39~42銭と、同26銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小幅に上げた。12時時点は1ユーロ=1.0811~12ドルと同0.0008ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 10:29 <NQN>◇外為10時 円相場、上昇 一時152円台後半 実需の円買い観測
- <NQN>◇外為10時 円相場、上昇 一時152円台後半 実需の円買い観測
29日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。10時時点は1ドル=152円95~97銭と前日17時時点と比べて38銭の円高・ドル安だった。10時すぎに152円87銭近辺まで上げた。日本時間29日午前の取引で米長期金利が低下し、円の買い戻しにつながった。国内輸出企業からの円買い・ドル売り観測も相場を押し上げた。
10時前の中値決済に向けては、「一部でドル売りが出たようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。また、スポット(直物)取引で通常の受け渡し日となる2営業日後の31日は月末に当たる。月次ベースなどの為替予約でカバーできなかった円を手当てする目的の円買い注文も入ったようだ。前日に3カ月ぶりの安値を付けるなど足元で円安・ドル高基調が強まる中、先物で円を買う動きもみられた。
円は対ユーロでも上昇した。10時時点では1ユーロ=165円42~46銭と、同23銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルでは強含み。10時時点では1ユーロ=1.0815~16ドルと同0.0012ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/29 08:51 <NQN>◇外為8時30分 円相場、横ばい圏で推移 153円台前半
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、横ばい圏で推移 153円台前半
29日早朝の東京外国為替市場で、円相場は前日からほぼ横ばいで推移している。8時30分時点は1ドル=153円26~29銭と前日17時時点と比べて7銭の円高・ドル安だった。前日に約3カ月ぶりの安値をつけていたため、円の売り持ち高を膨らませてきた投資家から利益確定の買いが入りやすい。一方、米長期金利の高止まりが相場の重荷となっている。
27日投開票の衆院選で与党が大敗し、国内政治への不透明感が強まったのをきっかけに、28日の東京市場では一時153円88銭近辺と約3カ月ぶりの円安水準をつけた。チャート上では7月につけた今年の安値(161円96銭)から9月の高値(139円58銭)にかけての円の上昇幅に対し61.8%押した水準(153円40銭台)を割り込んだことで、円売りに弾みがついた。ただ円安のペースが速すぎるとの警戒感もあり、円の買い戻しにつながっている。
半面、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いは根強い。11月の米大統領選でのトランプ前大統領の勝利と財政拡張を見込む動きから、米長期金利は4%台で高止まりしている。28日は一時4.30%と7月中旬以来3カ月半ぶりの高水準をつけた。
円は対ユーロでも前日からほぼ横ばいとなっている。8時30分時点は1ユーロ=165円69~73銭と、同4銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小幅に上げている。8時30分時点は1ユーロ=1.0810~11ドルと同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 17:28 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 153円台前半 一時3カ月ぶり安値
- <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 153円台前半 一時3カ月ぶり安値
28日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点では前週末の同時点に比べ1円37銭円安・ドル高の1ドル=153円31~33銭で推移している。一時は153円88銭近辺と7月31日以来およそ3カ月ぶりとなる水準まで下落した。衆院選で与党が過半数割れとなり、政治情勢の不透明感が意識された。日銀が追加利上げ判断に慎重になるとの思惑も円売り・ドル買いにつながった。
27日投開票の衆院選では与党である自民、公明両党が大幅に議席を減らし、勝敗ラインとしていた過半数を下回った。政権の継続に向けて国民民主党や日本維新の党といった野党との協力を模索する中で、財政拡張的な政策が反映されるとの見方が広がった。日本時間28日の取引で米長期金利が上昇した点も円相場の重荷だった。
円は対ユーロで続落した。17時時点では同1円19銭円安・ユーロ高の1ユーロ=165円64~67銭で推移している。一時は166円03銭近辺と7月31日以来となる安値をつけた。
ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0019ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0804ドル前後で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 14:07 <NQN>◇外為14時 円相場、下げ一服 153円台後半
- <NQN>◇外為14時 円相場、下げ一服 153円台後半
28日午後の東京外国為替市場で円相場の下げが一服している。14時時点では1ドル=153円64~65銭と前週末17時時点と比べて1円70銭の円安・ドル高だった。衆院選の結果を受けて急ピッチなペースで円安・ドル高が進んでいたため、利益確定を目的とした円買い・ドル売りが増えた。日本時間28日午後の取引で米金利上昇の勢いが鈍っているのも持ち高調整の円買い・ドル売りにつながった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 12:32 <NQN>◇外為12時 円相場、153円台に大幅安 3カ月ぶり安値
- <NQN>◇外為12時 円相場、153円台に大幅安 3カ月ぶり安値
28日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に下落した。12時時点は1ドル=153円61~62銭と前週末17時時点と比べて1円67銭の円安・ドル高だった。11時前には一時153円88銭近辺と7月末以来およそ3カ月ぶりの安値をつけた。衆院選で与党が過半数割れとなり、政治情勢の不透明感が強まった。石破茂首相が政権維持に向けて財政出動に動くとの思惑もあり、円売り・ドル買いが膨らんだ。
27日投開票の衆院選では自民、公明両党が議席を大きく減らし、与党で過半数を割り込んだ。石破首相は政権維持のため積極財政を志向する国民民主党や日本維新の会といった野党に協力を仰ぐとみられ、支持率回復に向けても拡張的な財政政策がとられるとの見方が多い。政局の混乱で日銀の追加利上げが遅れるとの観測も円相場を下押しした。
衆院選の結果を受け、下落して始まった日経平均株価が一時700円あまり上昇するなど日本株が反発し「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。米景気の底堅さを背景に米金利の先高観が強まるなか、日本時間28日午前の取引で米長期金利が一段と上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いも広がった。
円は対ユーロでも大きく下げ、12時時点は1ユーロ=165円72~75銭と、同1円27銭の円安・ユーロ高だった。一時166円03銭近辺と7月末以来の円安・ユーロ高水準をつけた。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.0788~89ドルと同0.0035ドルのユーロ安・ドル高だった。米金利の先高観からユーロ売り・ドル買いが優勢だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 10:32 <NQN>◇外為10時 円相場が下げ拡大 一時153円台後半 実需の売り観測も重荷
- <NQN>◇外為10時 円相場が下げ拡大 一時153円台後半 実需の売り観測も重荷
28日午前の東京外国為替市場で、円相場が下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=153円48~49銭と前週末17時時点と比べて1円54銭の円安・ドル高だった。10時すぎには一時153円70銭近辺と7月末以来およそ3カ月ぶりの安値をつけた。衆院選の結果を受けて下落して始まった日経平均株価が一時700円あまり上昇するなど日本株が底堅く推移し、「低リスク通貨」とされる円には売りが増えた。
10時前の中値決済に向けて「ややドル需要が強い」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も相場の重荷となった。27日投開票の衆院選では与党が過半数割れとなり「政権が拡張的な財政政策に傾くとの思惑から、さらなる円安を見越して円売り・ドル買いが出ている」という。
円は対ユーロでも下げ幅を拡大し、10時時点では1ユーロ=165円63~67銭と、同1円18銭の円安・ユーロ高だった。10時すぎには165円80銭近辺と7月末以来の円安・ユーロ高水準をつけた。
ユーロは対ドルで小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.0792~1.0793ドルと同0.0031ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/28 08:53 <NQN>◇外為8時30分 円相場が大幅安 一時153円台、与党大敗で
- <NQN>◇外為8時30分 円相場が大幅安 一時153円台、与党大敗で
28日早朝の東京外国為替市場で、円相場が大きく下落している。8時30分時点は1ドル=152円83~84銭と前週末17時時点と比べ89銭の円安・ドル高だった。市場関係者によると、早朝には電子ブローキングシステム(EBS)で一時153円30銭近辺と7月末以来およそ3カ月ぶりの安値をつけた。衆院選で自民・公明両党が大敗して与党で過半数割れとなり、不透明感から円売り・ドル買いが膨らんだ。
27日投開票の衆院選では自公両党で215議席と定数465の過半数(233)を割り込み、政治的な不透明感が高まった。政権の枠組みを巡って石破茂政権が積極的な財政出動に前向きな野党の国民民主党などとの連携を模索すれば日銀の政策正常化が遠のくとの思惑もくすぶり、円売り・ドル買いの勢いが増した。
前週末に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大が意識されたのも円相場の重荷となった。25日発表の9月の米耐久財受注額は市場予想ほど落ち込まず、ミシガン大学が公表した10月の米消費者態度指数(確報値)も速報段階から上方修正された。米景気が底堅く、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースは緩やかになるとの見方が米金利上昇を促した。
円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=165円06~10銭と、同61銭の円安・ユーロ高だった。国内政治の不透明感から対ユーロでも円売りが加速。10月23日につけた安値(165円01銭)を割り込んで、約3カ月ぶりの円安・ユーロ高水準で推移している。
ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.0800~03ドルと同0.0023ドルのユーロ安・ドル高だった。米景気の底堅さを受けて前週末に米長期金利が上昇し、米欧の金利差拡大を見込んだユーロ売り・ドル買いが優勢となっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 17:18 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 151円台後半 米金利の上昇一服
- <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 151円台後半 米金利の上昇一服
25日の東京外国為替市場で、円相場は続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ13銭の円高・ドル安の1ドル=151円99銭~152円01銭で推移している。24日に米長期金利の上昇が一服し、日米の金利差拡大がいったんは収まると見た円買い・ドル売りが入った。日本の通貨当局から円安をけん制する発言が続き、為替介入への警戒感が高まっていることも円相場を下支えした。
日本時間25日早朝、三村淳財務官が為替相場について「一方向、急激な動きがみられる」と述べたと伝わった。三村氏は、加藤勝信財務相が米国時間24日にイエレン米財務長官とワシントンで会談し、為替について議論したことも明らかにした。
加藤財務相は米国時間23日、円安進行について「足元では一方的、急速な動きがみられる。投機的な動向も含め、緊張感をさらに高めて注視したい」と発言した。このところの急ピッチな円安・ドル高進行に対して日本の財務省幹部から円安けん制発言が続き、円相場を下支えした。
もっとも、円の上値は重かった。25日は国内の事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。月末に近づき輸入企業など国内実需筋のドル調達需要が旺盛だったとの見方が円相場の重荷となった。
円は対ユーロで反落した。17時時点では同32銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=164円54~57銭で推移している。ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0030ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0825~26ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 14:28 <NQN>◇外為14時 円相場、151円台後半で小動き
- <NQN>◇外為14時 円相場、151円台後半で小動き
25日午後の東京外国為替市場で、円相場は高値圏で小幅な動きとなっている。14時時点は1ドル=151円71~73銭と前日17時時点と比べて41銭の円高・ドル安だった。今週半ばにかけて急ピッチで円売り・ドル買いが進み、27日の衆院選の投開票日を前に持ち高調整の円買い・ドル売りが入っている。日本の財務省幹部による円安をけん制する発言が続いたのも円相場の支えとなっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 12:29 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 151円台後半 当局のけん制が支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 151円台後半 当局のけん制が支え
25日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は1ドル=151円83~84銭と前日17時時点と比べ29銭の円高・ドル安だった。24日の米長期金利が低下し、日米の金利差拡大が一服するとの見方から円買い・ドル売りが先行した。加藤勝信財務相や三村淳財務官など日本の財務省幹部による円安けん制が続いているのも相場を支えた。
日本時間25日早朝、三村財務官が為替相場について「一方向、急激な動きがみられる」と述べたと伝わった。三村氏は、加藤財務相が米国時間24日にイエレン米財務長官とワシントンで会談し、為替について議論したとも明らかにしたという。
加藤財務相は米国時間23日、円安進行について「足元では一方的、急速な動きがみられる。投機的な動向を含め、緊張感をさらに高めて注視したい」と発言していた。円安けん制発言が続き「短期筋が円売り・ドル買いをためらう一定の材料になった」(国内銀行のストラテジスト)との声があった。27日の衆院選投開票を前に、持ち高調整や利益確定の円買い・ドル売りが入ったとの指摘もあった。
円相場は10時前の中値決済に向けて伸び悩む場面もあった。25日は国内の事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、月末も近づいているため輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが活発だったようだ。一時152円10銭近辺まで上げ幅を縮めた。
円は対ユーロでは下落し、12時時点は1ユーロ=164円36~38銭と、同14銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.0825ドル近辺と同0.0030ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 10:24 <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩む 中値「ドル需要」
- <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩む 中値「ドル需要」
25日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んだ。10時時点は1ドル=151円98銭~152円00銭と前日17時時点と比べて14銭の円高・ドル安だった。24日の米長期金利が低下し円買い・ドル売りが先行したが、10時前の中値決済に向けてドル需要が強いとの観測から、152円10銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。
中値決済では「ドルの需要が相応にあった」(国内銀行の為替担当者)との声があった。25日は国内の事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、月末も近づいているため輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが活発だったようだ。27日の総選挙以降は日米で重要イベントが続く。不透明感から日米ともに先行きの金融政策運営が見通しにくく、日米金利差が大きく開いた状況が長引くとの見方も円売り・ドル買いを促した面がある。
円は対ユーロで下落に転じた。円売り・ドル買いが増えた場面で、対ユーロにも円売りが波及した。10時時点では1ユーロ=164円47~50銭と、同25銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.0821~22ドルと同0.0026ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/25 08:57 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇 財務官「急激な動き」
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇 財務官「急激な動き」
25日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=151円69~71銭と前日17時時点と比べて43銭の円高・ドル安だった。24日の米長期金利の低下が円買い・ドル売りを促している。財務省の三村淳財務官が日本時間25日早朝、為替相場について「一方向、急激な動きがみられる」と述べたと伝わった。日本の通貨当局による円安けん制との受け止めから円に買い戻しが入った面もあった。
三村氏は、加藤勝信財務相が米国時間24日にイエレン米財務長官とワシントンで会談し、為替について議論したとも明らかにしたという。さらに、日米で為替に関し緊密な意思疎通を図ることを確認し、投機的な動向を含め緊張感をさらに高めて注視すると述べたとも伝わった。
加藤財務相も米国時間23日に、円安進行について「足元では一方的、急速な動きがみられる。投機的な動向を含め、緊張感をさらに高めて注視したい」と発言していた。通貨当局者からの円安けん制発言が続き、米金利低下による日米の金利差拡大の一服とともに、円買い・ドル売りにつながった。
円は対ユーロでは小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=164円19~21銭と、同3銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで上昇し、8時30分時点は1ユーロ=1.0823~24ドルと同0.0028ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2024/10/30 08:59 <IGM>米国株式 ナスダック最高値更新 ダウは反落 長期金利上昇が重石
- <IGM>米国株式 ナスダック最高値更新 ダウは反落 長期金利上昇が重石
29日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは反落し、前日比154.52ドル安(-0.36%)の42233.05ドルで終了。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。米10年物国債利回り(長期金利)が一時7月5日以来の4.33%台に上昇したことや、米大統領選挙への警戒感が相場の重石となった。ホームセンターのホーム・デポ(-1.94%)やコカ・コーラ(-1.66%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が下げを主導した。顧客情報管理セールスフォース(+1.74%)や航空機ボーイング(+1.52%)は買われた。
ナスダックは4日続伸し、同145.55ポイント高(+0.78%)の18712.74。最高値を更新した。半導体アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD、+3.96%)やトランプ氏が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー(TMTG、+8.76%)が買われた。
S&P500は小幅続伸し、同9.40ポイント高(+0.16%)の5832.92。通信、ITが上昇、公益、エネルギーなど9業種が下落。
(経済指標) (発表値)
8月ケース・シラー住宅価格指数(前年比) +5.2%(前回: +5.9%)
9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 744.3万件(前回: 786.1万件)
10月消費者信頼感指数 108.7(前回: 99.2)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/29 08:39 <IGM>米国株式 上昇 原油安で幅広く買われる
- <IGM>米国株式 上昇 原油安で幅広く買われる
28日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは6日ぶりに反発し、前日比273.17ドル高(+0.65%)の42387.57ドルで終了。全30銘柄中、上昇は23、下落は7。イスラエルがイランに対する報復攻撃で石油関連施設を標的としなかったことを受けて原油先物相場が急落し、相場をサポートした。一方、今週相次ぐ主要企業の決算や11月5日の米大統領選挙への警戒感が漂う。事務・工業製品3M(+4.44%)や金融ゴールマン・サックス(+2.14%)、クレジットカードのアメックス(+1.54%)が買われた。航空機ボーイング(-2.79%)や重工業ハネウェル(-0.91%)は下げた。
ナスダックは3日続伸し、同48.58ポイント高(+0.26%)の18567.18。全業種が上昇した。
S&P500は反発し、同15.40ポイント高(+0.26%)の5823.52。金融、素材など9業種が上昇、エネルギー、ITが下落。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/28 07:43 <IGM>米国株式 まちまち 米長期金利上昇が重石 エヌビディアは時価総額世界首位に
- <IGM>米国株式 まちまち 米長期金利上昇が重石 エヌビディアは時価総額世界首位に
25日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは5日続落し、前日比259.96ドル安(-0.61%)の42114.40ドルで終了。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。米10年物国債利回り(長期金利)の上昇が相場の重石となった。マクドナルド(-2.97%)や化学ダウ(-2.53%)が下げを主導した。半導体インテル(+1.52%)や顧客情報管理セールスフォース(+1.29%)は買われた。
ナスダックは続伸し、同103.12ポイント高(+0.56%)の18518.60。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが相場を牽引した。半導体エヌビディア(+0.80%)は時価総額でアップルを抜き、再び世界首位となった。
S&P500は小反落し、同1.74ポイント安(-0.02%)の5808.12。通信、ITなど4業種が上昇、公益、金融など7業種が下落。
(経済指標) (発表値)
9月耐久財受注(前月比) -0.8%(前回: -0.8%)
10月消費者態度指数・確報値 70.5(前回: 68.9)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/25 09:04 <IGM>米国株式 ダウ4日続落 長期金利や米大統領選挙への警戒感が重石
- <IGM>米国株式 ダウ4日続落 長期金利や米大統領選挙への警戒感が重石
24日の米国株式市場のダウは4日続落し、前日比140.59ドル安(-0.33%)の42374.36ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。高水準の米10年物国債利回り(長期金利)や米大統領選挙への警戒感が相場の重石となった。第3四半期の売上高が市場予想を下回ったIBM(-6.17%)、年間の売上高見通しが市場予想を下回った重工業ハネウェル(-5.10%)が大きく下げた。半導体インテル(+1.64%)や金融ゴールマン・サックス(+1.41%)は買われた。
ナスダックは反発し、同138.83ポイント高(+0.76%)の18415.48。好決算の電気自動車(EV)テスラ(+21.92%)が急騰し、相場を押し上げた。
S&P500は4日ぶりに反発し、同12.44ポイント高(+0.21%)の5809.86。一般消費財、通信など5業種が上昇、素材、公益など6業種が下落。
(経済指標) (発表値)
新規失業保険申請件数(先週) 22.7万件(前回: 24.2万件)
10月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 47.8(前回: 47.3)
10月サービス部門PMI速報値 55.3(前回: 55.2)
10月総合PMI速報値 54.3(前回: 54.0)
9月新築住宅販売戸数(年率換算) 73.8万件(前回: 70.9万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/24 08:39 <IGM>米国株式 下落 長期金利上昇や米大統領選挙への警戒感で
- <IGM>米国株式 下落 長期金利上昇や米大統領選挙への警戒感で
23日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落。ダウは3日続落し、前日比409.94ドル安(-0.96%)の42514.95ドルで終了。全30銘柄中、上昇は4、下落は26。米10年物国債利回り(長期金利)が7月26日以来の4.26%台に上昇したことや11月5日の米大統領選挙を巡る不透明感が相場の重石となった。マクドナルド(-5.12%)が急落。米疾病対策センター(CDC)が22日、同社の商品が大腸菌の集団感染と関連していると発表した。事務・工業製品3M(-2.90%)やアマゾン(-2.63%)も下げた。通信ベライゾン(+3.28%)や小売ウォルマート(+1.52%)は買われた。
ナスダックは6日ぶりに反落し、同296.47ポイント安(-1.60%)の18276.65。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが2%弱下落した。半導体エヌビディア(-2.81%)や電気自動車(EV)テスラ(-1.98%)が下げた。
S&P500は3日続落し、同53.78ポイント安(-0.91%)の5797.42。不動産、公益を除く全業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月中古住宅販売件数(年率換算) 384万件(前回: 388万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/23 08:50 <IGM>米国株式 まちまち 長期金利上昇が重石 好決算のGMが急伸
- <IGM>米国株式 まちまち 長期金利上昇が重石 好決算のGMが急伸
22日の米国株式市場の主要3指数は連日でまちまち。ダウは小幅続落し、前日比6.71ドル安(-0.02%)の42924.89ドルで終了。全30銘柄中、上昇は16、変わらずは1、下落は13。米10年物国債利回り(長期金利)が7月26日以来の4.21%台に上昇したことや決算発表、米大統領選挙への警戒感が相場の重石となった。通信ベライゾン(-5.03%)が大幅安。第3四半期決算で売上高が市場予想をやや下回った。事務・工業製品3M(-2.31%)や半導体インテル(-1.93%)も下げた。マイクロソフト(+2.08%)やウォルマート(+1.50%)は買われた。
ナスダックは5日続伸し、同33.12ポイント高(+0.18%)の18573.12。銀行、ハイテクが買われた。
S&P500は小幅続落し、同2.78ポイント安(-0.04%)の5851.20。生活必需品、通信など5業種が上昇、資本財、素材など6業種が下落。自動車ゼネラル・モーターズ(GM、+9.81%)は急伸。第3四半期決算で利益と売上高が市場予想を上回った。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/22 08:48 <IGM>米国株式 ダウ反落 長期金利上昇が重石 ハイテクは買われる
- <IGM>米国株式 ダウ反落 長期金利上昇が重石 ハイテクは買われる
21日の米国株式市場の主要3指数はまちまち。ダウは4日ぶりに反落し、前日比344.31ドル安(-0.80%)の42931.60ドルで終了。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。先週末に最高値を記録し、高値警戒感が燻るなか、米10年物国債利回り(長期金利)の上昇や決算発表への警戒感が相場の重石となった。クレジットカードのアメックス(-2.19%)や製薬メルク(-2.17%)、保険トラベラーズ(-2.17%)が下げた。航空機ボーイング(+3.11%)はしっかり。労働組合に対して新たな労働協約案を提示し、ストライキ終了への期待感が浮上した。
ナスダックは4日続伸し、同50.45ポイント高(+0.27%)の18540.00。指数に占めるウェイトが大きいハイテクのみが上昇した。
S&P500は反落し、同10.69ポイント安(-0.18%)の5853.98。ITを除く全10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月景気先行指数(前月比) -0.5%(前回: -0.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/21 08:39 <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値 好決算のネットフリックスが牽引
- <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値 好決算のネットフリックスが牽引
18日の米国株式市場はダウとS&P500が最高値を更新。好決算の動画配信サービスのネットフリックス(+11.08%)が急伸し、相場を牽引した。ダウは小幅に3日続伸し、前日比36.86ドル高(+0.09%)の43275.91ドルで終了。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。アップル(+1.23%)は新型iPhoneが中国で好調な滑り出しをみせたことが材料視された。クレジットカードのアメックス(-3.15%)は大幅安。第3四半期の収入が市場予想を下回った。
ナスダックは3日続伸し、同115.94ポイント高(+0.63%)の18489.55。保険、銀行を除く全業種が上昇した。
S&P500は反発し、同23.20ポイント高(+0.39%)の5864.67。エネルギーを除く全業種が上昇した。ネットフリックスは17日に発表した7-9月期決算で売上高と新規会員数が市場予想を上回った。
(経済指標) (発表値)
9月住宅着工件数(年率換算) 135.4万件(前回: 136.1万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/18 08:27 <IGM>米国株式 ダウ最高値 底堅い小売売上高を受け トラベラーズが急伸
- <IGM>米国株式 ダウ最高値 底堅い小売売上高を受け トラベラーズが急伸
17日の米国株式市場はダウが最高値を更新。ダウは続伸し、前日比161.35ドル高(+0.37%)の43239.05ドルで終了。全30銘柄中、上昇は17、下落は13。台湾積体電路製造(TSMC)が業績見通しを上方修正したことや市場予想を上回る米9月小売売上高を受け、投資家心理が改善した。保険トラベラーズ(+9.00%)が急伸。第3四半期の利益が市場予想を上回った。石油シェブロン(+1.66%)やクレジットのアメックス(+1.46%)も買われた。コカ・コーラ(-0.95%)や医療保険ユナイテッド・ヘルス(-0.93%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄は下げが目立った。
ナスダックは小幅続伸し、同6.53ポイント高(+0.04%)の18373.60。指数に占めるウェイトが大きいハイテクが小幅高となった一方、運輸が1.8%下落した。
S&P500は小反落し、同1.00ポイント安(-0.01%)の5841.47。エネルギー、ITなど4業種が上昇、一般消費財は横ばい、公益、通信など6業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月小売売上高(前月比) +0.4%(前回: +0.1%)
10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 10.3(前回: 1.7)
新規失業保険申請件数(先週) 24.1万件(前回: 26.0万件)
9月鉱工業生産(前月比) -0.3%(前回: +0.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/17 08:52 <IGM>米国株式 ダウ最高値 好決算のモルガン・スタンレーが牽引
- <IGM>米国株式 ダウ最高値 好決算のモルガン・スタンレーが牽引
16日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発。金融モルガン・スタンレー(+6.49%)が朝に発表した7-9月期決算が好調だったことを受け、景気の先行きへの楽観的な見方が広がった。ダウは前日比337.28ドル高(+0.79%)の43077.70ドルで終了。最高値を更新した。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。ネットワーク機器シスコ・システムズ(+4.25%)やクレジットカードのビザ(+2.95%)、医療保険ユナイテッド・ヘルス(+2.71%)が買われた。
ナスダックは同51.49ポイント高(+0.28%)の18367.07。全業種が上昇した。半導体エヌビディア(+3.13%)が堅調。
S&P500は同27.21ポイント高(+0.46%)の5842.47。公益、金融など9業種が上昇、通信、生活必需品が下落。
(経済指標) (発表値)
9月輸入物価指数(前月比) -0.4%(前回: -0.2%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/16 08:52 <IGM>米国株式 3日ぶり反落 半導体が下げを主導 ユナイテッド・ヘルスが急落
- <IGM>米国株式 3日ぶり反落 半導体が下げを主導 ユナイテッド・ヘルスが急落
15日の米国株式市場の主要3指数は揃って3日ぶりに反落。ダウは前日比324.80ドル安(-0.75%)の42740.42ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、変わらずは1、下落は14。オランダの半導体大手ASMLが低調な売上高見通しを示し、インテル(-3.33%)など半導体株が下げを主導した。ダウの値下がり率首位は医療保険ユナイテッド・ヘルス(-8.11%)。2025年の利益見通しが市場予想を下回った、石油シェブロン(-2.67%)は原油安が重石となった。
航空機ボーイング(+2.6%)や小売ウォルマート(+1.69%)、製薬メルク(+1.68%)は買われた。
ナスダックは同187.09ポイント安(-1.01%)の18315.58。前日に過去最高値を記録した半導体エヌビディア(-4.69%)が急反落。エヌビディアなどが製造する人工知能(AI)向け半導体の輸出規制を米政府が検討しているとの報道が嫌気された。
S&P500は同44.59ポイント安(-0.76%)の5815.26。不動産、生活必需品など5業種が上昇、エネルギー、ITなど6業種が下落。
(経済指標) (発表値)
10月NY連銀製造業景気指数 -11.9(前回: 11.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/15 08:28 <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値更新 景気軟着陸への期待感で
- <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値更新 景気軟着陸への期待感で
14日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸し、ダウとS&P500は最高値を更新した。ダウは前日比201.36ドル高(+0.47%)の43065.22ドルで終了。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。先週末に発表された大手金融機関の好決算を受けて景気軟着陸への期待感が強まり、相場を押し上げた。アップル(+1.65%)やマクドナルド(+1.57%)、保険トラベラーズ(+1.50%)が買われた。モルガン・スタンレーが投資判断を「売り」に引き下げた建機キャタピラー(-2.01%)、労働者のストライキが長期化する見通しの航空機ボーイング(-1.34%)は下げた。なお、ダウの11日の終値は42863.86ドル。
ナスダックは同159.74ポイント高(+0.87%)の18502.68。保険を除く全業種が上昇した。半導体エヌビディア(+2.43%)がしっかり。ナスダックの11日の終値は18342.94ドル。
S&P500は同44.82ポイント高(+0.77%)の5859.85。エネルギーを除く全10業種が上昇。11日の終値は5815.03。
(経済指標) (発表値)
(11日)
9月卸売物価指数(PPI、前月比) 0.0%(前回: +0.2%)
9月PPI(前年比) +1.8%(前回: +1.9%)
10月消費者態度指数・速報値 68.9(前回: 70.1)
(14日)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/11 08:50 <IGM>米国株式 3日ぶり反落 予想を上回るCPIが重石
- <IGM>米国株式 3日ぶり反落 予想を上回るCPIが重石
10日の米国株式市場の主要3指数は揃って3日ぶり反落。ダウは前日比57.88ドル安(-0.14%)の42454.12ドルで終了。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。この日発表された米9月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことや、米アトランタ連銀のボスティック総裁が11月の利下げを見送っても「問題はない」と発言したことを受け、金利先安観が幾分後退し、相場の重石となった。航空機ボーイング(-1.84%)やホームセンターのホーム・デポ(-1.47%)が下げを主導した。医療保険ユナイテッド・ヘルス(+1.10%)やアマゾン(+0.80%)は買われた。
ナスダックは同9.56ポイント安(-0.05%)の18282.04。銀行、ハイテクを除く全業種が下落した。
S&P500は同11.99ポイント安(-0.20%)の5780.05。エネルギー、素材、ITが上昇、不動産、通信、生活必需品は下落。
(経済指標) (発表値)
9月消費者物価指数(CPI、前月比) +0.2%(前回: +0.2%)
9月CPI(前年比) +2.4%(前回: +2.5%)
9月コアCPI(前月比) +0.3%(前回: +0.3%)
9月コアCPI(前年比) +3.3%(前回: +3.2%)
新規失業保険申請件数(先週) 25.8万件(前回: 22.5万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/10 08:42 <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値 原油高一服や景気軟着陸期待で
- <IGM>米国株式 ダウ、S&P最高値 原油高一服や景気軟着陸期待で
9日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸し、ダウとS&P500は最高値を更新した。ダウは前日比431.63ドル高(+1.03%)の42512.00ドルで終了。全30銘柄中、上昇は28、下落は2。原油高一服や景気軟着陸への期待感から幅広く買われた。電子制御システムを製造するハネウェル(+3.24%)やIBM(+2.48%)、建機キャタピラー(+2.12%)が買われた。航空機ボーイング(-3.41%)は軟調。同社がストライキを実施中の労働組合に対して提示していた賃上げ案を撤回し、ストライキ長期化への懸念が強まったことや、投資判断引き下げへの懸念が重石となった。
ナスダックは同108.70ポイント高(+0.60%)の18291.61。全業種が上昇した。
S&P500は同40.91ポイント高(+0.71%)の5792.04。公益、通信を除く全9業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/9 08:49 <IGM>米国株式 反発 景気の先行きへの楽観や原油急反落で
- <IGM>米国株式 反発 景気の先行きへの楽観や原油急反落で
8日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発。ダウは前日比126.13ドル高(+0.30%)の42080.37ドルで終了。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。米国経済の先行きへの楽観的な見方や原油相場の急反落を受け、幅広く買われた。半導体インテル(+4.20%)や顧客情報管理セールスフォース(+2.46%)、保険トラベラーズ(+1.93%)が買われた。値下がり率首位は建機キャタピラー(-2.58%)。中国当局が8日の記者会見で追加景気対策を示さなかったことが重石となった。
ナスダックは同259.01ポイント高(+1.45%)の18182.91。銀行を除く全業種が上昇した。半導体エヌビディア(+4.05%)が大幅高。
S&P500は同55.19ポイント高(+0.96%)の5751.13。素材、エネルギーを除く全9業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月貿易収支 -704億ドル(前回: -789億ドル)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/8 08:39 <IGM>米国株式 反落 金利上昇や中東情勢への懸念で幅広く売られる
- <IGM>米国株式 反落 金利上昇や中東情勢への懸念で幅広く売られる
7日の米国株式市場の主要3指数は揃って反落。ダウは前日比398.51ドル安(-0.94%)の41954.24ドルで終了。全30銘柄中、上昇は4、下落は26。先週末は堅調な9月雇用統計を受けて最高値を更新し、高値警戒感が燻るなか、週明けの取引では金利や原油先物相場の上昇、中東情勢を巡る懸念を背景に幅広く売られた。保険トラベラーズ(-4.34%)やウェルズ・ファーゴが投資判断を引き下げたアマゾン(-3.06%)が下げを主導した。航空機ボーイング(+0.59%)やIBM(+0.50%)は買われた。
ナスダックは同213.94ポイント安(-1.18%)の17923.90。全業種が下落した。
S&P500は同55.13ポイント安(-0.95%)の5695.94。エネルギーを除く全10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/7 10:11 <IGM>米国株式 反発 ダウ最高値更新 堅調な雇用統計を受け
- <IGM>米国株式 反発 ダウ最高値更新 堅調な雇用統計を受け
4日の米国株式市場は主要3指数が揃って反発。ダウは前日比341.16ドル高(+0.81%)の42352.75ドルで終了。最高値を更新した。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。この日発表された9月雇用統計が堅調だったことを受け、景気の先行きへの懸念が和らいだ。金融JPモルガン(+3.55%)やクレジットカードのアメックス(+3.02%)、航空機ボーイング(+2.98%)が買われた。ホームセンターのホーム・デポ(-0.78%)や通信ベライゾン(-0.76%)など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄は下げが目立った。
ナスダックは同219.37ドル高(+1.22%)の18137.84。全業種が上昇した。
S&P500は同51.13ポイント高(+0.89%)の5751.07。金融、一般消費財など9業種が上昇、不動産、公益が下落。
(経済指標) (発表値)
9月失業率 4.1%(前回: 4.2%)
9月非農業部門雇用者数(前月比) +25.4万人(前回: +15.9万人)
9月平均時給(前年比) +4.0%(前回: +3.9%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/4 08:38 <IGM>米国株式 反落 雇用統計への警戒感や中東情勢への懸念で
- <IGM>米国株式 反落 雇用統計への警戒感や中東情勢への懸念で
3日の米国株式市場は主要3指数が揃って反落。ダウは前日比184.93ドル安(-0.44%)の42011.59ドルで終了。全30銘柄中、上昇は5、変わらずは1、下落は24。4日発表の9月雇用統計への警戒感や中東情勢への懸念が相場の重石となった。原油相場の急騰も嫌気された。製薬メルク(-1.70%)や航空機ボーイング(-1.55%)、アマゾン(-1.52%)が下げを主導した。IBM(+1.36%)や顧客情報管理セールスフォース(+0.51%)は買われた。
ナスダックは同6.64ポイント安(-0.04%)の17918.47。ハイテクが買われた一方、バイオや保険、通信が下げた。
S&P500は同9.60ポイント安(-0.16%)の5699.94。エネルギー、IT、通信が上昇、一般消費財、素材など8業種が下落。
(経済指標) (発表値)
新規失業保険申請件数(先週) 22.5万件(前回: 21.9万件)
9月ISM非製造業景気指数 54.9(前回: 51.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/3 08:24 <IGM>米国株式 小反発 中東情勢への懸念一服や堅調な指標で
- <IGM>米国株式 小反発 中東情勢への懸念一服や堅調な指標で
2日の米国株式市場は主要3指数が揃って小反発。ダウは前日比39.55ドル高(+0.09%)の42196.52ドルで終了。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。米ニュースサイトのアクシオスが2日、イスラエルがイランによる1日のミサイル攻撃に対する「大規模な報復」を数日中に開始すると報じたものの、2日は報復を行わなかったことや、堅調な米雇用指標が相場をサポートした。顧客情報管理セールスフォース(+3.18%)や医療保険ユナイテッド・ヘルス(+1.54%)が買われた。スポーツ用品ナイキ(-6.77%)は大幅安。1日に発表した6-8月期決算で、売上高が前年同期比10%減少し、9-11月期も8-10%の減収を見込み、市場予想を下回った。
ナスダックは同14.76ポイント高(+0.08%)の17925.12。半導体エヌビディア(+1.58%)など、ハイテク株が相場をサポートした。
S&P500は同0.79ポイント高(+0.01%)の5709.54。エネルギー、ITなど4業種が上昇、生活必需品、一般消費財など7業種が下落。
(経済指標) (発表値)
9月ADP全米雇用報告(前月比) +14.3万人(前回: +10.3万人)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/2 08:39 <IGM>米国株式 反落 中東情勢の緊迫化が重石
- <IGM>米国株式 反落 中東情勢の緊迫化が重石
1日の米国株式市場は主要3指数が揃って下落。ダウは4日ぶりに反落し、前日比173.18ドル安(-0.41%)の42156.97ドルで終了。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。イランがイスラエルに対してミサイルを発射するなど、中東情勢の地政学リスクの高まりが相場の重石となった。半導体インテル(-3.28%)やアップル(-2.91%)、マイクロソフト(-2.23%)が下げを主導した。石油シェブロン(+1.65%)や航空機ボーイング(+1.43%)は買われた。
ナスダックは反落し、同278.81ポイント安(-1.53%)の17910.35。保険を除く全業種が下落した。半導体エヌビディア(-3.66%)や電気自動車(EV)テスラ(-1.38%)が下げた。
S&P500も反落し、同53.73ポイント安(-0.93%)の5708.75。エネルギー、公益、通信が上昇、IT、不動産など8業種が下落。
(経済指標) (発表値)
9月ISM製造業景気指数 47.2(前回: 47.2)
8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 804.0万件(前回: 771.1万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/30 07:56 <IGM>欧州株式 反落 買い先行もプラス圏維持できず
- <IGM>欧州株式 反落 買い先行もプラス圏維持できず
29日の欧州株は反落した。英秋季予算案や米ハイテク大手決算の発表待ちで買い手控えムードが強く、英国は石油株、独は自動車株、仏は資本財株を中心とする売りで、いずれも買い先行分を維持できなかった。
英FTSE100は反落し、前日比66.01ポイント(0.80%)安の8219.61で引けた。100銘柄中、上昇は12銘柄、下落は88銘柄であった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-7.21%)は7ヶ月ぶりの水準に急反落し、石油BP(-4.91%)は第3四半期利益が30%の大幅減となった。JDスポーツファッション(-3.68%)、タバコのインペリアル・ブランズ(-3.15%)、前日上昇率トップの航空・宇宙メルローズ・インダストリーズ(-2.94%)、ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(-2.87%)も急落した。一方、前日上昇率2位の教育ピアソン(+4.34%)は9年ぶりの高値を更新した。第3四半期の売上増で通期見通しを維持した。鉱業フレスニロ(+3.39%)は金相場の最高値更新、銀行HSBC(+3.12%)は第3四半期の増益と30億ドルの追加の自社株買い計画の発表がそれぞれ好感された。
独DAX40は4日ぶりに反落し、同53.55ポイント(0.27%)安の19478.07で引けた。40銘柄中、上昇は8銘柄、下落は31銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の自動車ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-3.20%)、同フォルクスワーゲン(-3.20%)が急落し、自動車部品コンチネンタル(-2.22%)、医薬品バイエル(-2.13%)、同メルク(-2.09%)も大幅安となった。一方、スポーツ用品アディダス(+3.84%)は第3四半期の1株利益が市場予測を上回り、急反発に転じた。商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+0.90%)、ソフトウェアSAP(+0.58%)もしっかり。
仏CAC40は反落し、同45.83ポイント(0.61%)安の7511.11で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は31銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車ステランティス(-2.41%)は騰落率が2%を超える唯一の銘柄となり、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.75%)、電気設備ルグラン(-1.65%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-1.54%)、高級ブランドのケリング(-1.52%)も下げた。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+1.71%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.67%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.56%)は堅調。
(経済指標) (発表値)
英9月住宅ローン承認件数 65647件(8月は64985件)
独11月消費者信頼感指数 -18.3(10月は-21.0)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/29 17:42 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
29日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。寄り付きからの買い一巡後は利食い売りなども入り、上げ一服もみ合いとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.43%高の8,321.28。現在は0.30%高の8,310.85近辺。指数構成全100銘柄中、64銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。第3四半期利益が市場予想を上回り、追加の自社株買い計画を発表した銀行のHSBCホールディングス(+2.82%)が買われており、スタンダードチャータード銀行(+1.57%)や教育事業のピアソン(+1.73%)なども上げている。一方、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-1.46%)や鉱業のアングロ・アメリカン(-1.20%)、格安航空のイージージェット(-1.12%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.53%高の19,634.33で寄り付き、現在は0.37%高の19,603.66近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。スポーツ用品のアディダス(+1.36%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+1.16%)、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+0.93%)などが上げている。一方、医薬品のメルク(-1.12%)や自動車のフォルクスワーゲン(-0.70%)、自動車のポルシェ・オートモービル・ホールディング(-0.60%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.49%高の7,593.86で寄り付き、現在は0.28%高の7,578.30近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.63%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.22%)、建設のバンシ(+0.92%)など高い。一方、電力・ガスのエンジー(-0.51%)や自動車のステランティス(-0.68%)、電気機器のルグラン(-0.38%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/29 07:53 <IGM>欧州株式 上昇 日米中の株高を好感、資源株は下げる
- <IGM>欧州株式 上昇 日米中の株高を好感、資源株は下げる
28日の欧州株は上昇した。米雇用関連指標や米ハイテク大手の企業決算の発表前の手控えムードのなかで、日経平均と上海株の上昇や前週5日間すべてで下落したダウが反発したこともあって押し上げられた。資源株は原油安・金相場安で売られた。
英FTSE100は反発し、前営業日比36.78ポイント(0.45%)高の8285.62で引けた。100銘柄中、上昇は74銘柄、下落は25銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空・宇宙メルローズ・インダストリーズ(+9.84%)は取引先企業とのリスク/収益分担に関する状況を明確化したことが好感されて急騰した。教育ピアソン(+2.73%)、原油安で燃料コストの負担減が連想された格安航空イージージェット(+2.72%)、医療製品・エンジニアリングのコンバテック・グループ(+2.28%)、ヘルス・安全装置ハルマ(+2.15%)、住建バラット・レッドロウ(+2.05%)も大幅高。一方、銀行ロイズ・バンキング・グループ(-2.67%)は連日の下落率トップとなり、ホテル・レストランのウィットブレッド(-1.64%)、金鉱エンデバー・マイニング(-1.52%)、石油BP(-1.43%)、同シェル(-1.35%)も安い。
独DAX40は3日続伸し、同68.03ポイント(0.35%)高の19531.62で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は17銘柄であった。医療機器フレゼニウス(+2.30%)が2022年5月以来の水準に大幅続伸し、前日上昇率3位のセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.80%)、ミュンヘン再保険(+1.49%)、医薬品バイエル(+1.38%)、ドイツ銀行(+1.11%)も高い。一方、自動車株はポルシェ(-4.95%)を筆頭に幅広く売られた。ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-1.63%)も安く、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-3.78%)は、オランダ同業フィリップスが通期の売上高見通しの引き下げで急落したことにつれ安となった。
仏CAC40は反発し、同59.40ポイント(0.79%)高の7556.94で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は6銘柄、1銘柄は変わらずであった。鉄鋼アルセロールミタル(+3.37%)、前日下落率トップの建設ヴァンシ(+2.88%)、食品ダノン(+2.52%)、高級ブランドのケリング(+2.49%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(+2.23%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.14%)は急伸した。一方、石油トタルエナジーズ(-0.90%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-0.64%)、通信オランジュ(-0.54%)は軟調。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/28 17:50 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
28日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることや、中国政府による景気対策への期待を背景に、本日の上海株が続伸していることなどが相場を下支えている。一方、時間外取引で米長期金利が上昇しており、独国債や英国債などの利回りも上昇していることなどが重荷となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.11%高の8,257.75。現在は0.13%高の8,259.42近辺。指数構成全100銘柄中、72銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。原油安受けて格安航空のイージージェット(+4.15%)や航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+2.51%)が買われており、スポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+1.40%)、小売りのマークス・アンド・スペンサー(+1.38%)なども高い。一方、原油安を受けて石油のBP(-2.21%)やシェル(-2.00%)が売られており、金鉱のエンデバー・マイニング(-1.14%)や航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-1.12%)なども下げている。
独DAX40指数は前日比0.33%高の19,528.67で寄り付き、現在は0.17%高の19,496.17近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.14%)や医療機器のフレゼニウス(+1.18%)、医薬品製造機器のザルトリウス(+1.02%)などが上げている。一方、オランダの医療機器大手フィリップスの第3四半期の低調な業績と2024年通期業績見通し引き下げの影響で、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-2.46%)が下げており、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.77%)や自動車のポルシェ(-1.68%)なども安い。
仏CAC40指数は前日比0.59%高の7,542.13で寄り付き、現在は0.82%高の7,559.21近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり。建設のバンシ(+2.28%)や水処理のヴェオリア・エンバイロンメント(+2.06%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.84%)などが上げている。一方、石油のトタルエナジーズ(-1.16%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.49%)などは下げている。
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- 2024/10/28 07:35 <IGM>欧州株式 英・仏は反落、独は続伸
- <IGM>欧州株式 英・仏は反落、独は続伸
25日の欧州株は英・仏が反落し、独は続伸した。自動車関連企業や家電メーカー企業業績が低調だったことが、投資家心理を悪化させた。ECB(欧州中央銀行)のカザークス理事(ラトビア中銀総裁)が、ECBによる今後の金融緩和について消極的な見通しを示したことも、売り要因。反面、独市場では、この日発表された10月独IFO企業景況感指数(86.5、9月85.4)が上昇したことが好感され、買いが優勢となった。
英FTSE100は反落し、前日比20.54ポイント(0.25%)安の8,248.84で引けた。100銘柄中、上昇は32銘柄、下落は68銘柄であった。個別では、製紙のモンディ(+2.25%)や鉱業のアングロ・アメリカン(+1.84%)、投資信託のスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+1.69%)などが上昇。一方、銀行のロイズ・バンキング・グループ(-7.30%)や電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-5.73%)は下落した。
独DAX40は続伸し、同20.59ポイント(0.11%)高の19,463.59で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。個別では、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+4.45%)や産業機器のシーメンス(+3.65%)、セメントメーカーのハイデルベルク・マテリアルズ(+2.21%)などが上昇。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-3.50%)や医薬品製造機器のザルトリウス(-2.00%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-1.28%)は下落した。
仏CAC40は小反落し、5.74ポイント(-0.08%)安の7,497.54で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は25銘柄、1銘柄は変わらずであった。個別では、コンセッション・建設事業のヴィンチ(-3.40%)やコンサルティングのキャップジェミニ(-2.75%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-2.57%)などが下落。一方、ヘルスケア企業サノフィ(+2.54%)や自動車メーカーのルノー(+2.18%)は上昇した。
(経済指標) (発表値)
10月独IFO企業景況感指数 86.5(9月85.4)
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- 2024/10/25 17:13 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
25日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小じっかり、独仏株は小甘く始まった。寄り付き後はいずれも上値が重くもみ合いとなっており、英株も小幅マイナスに転じている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.06%高の8,274.07。現在は0.13%安の8,258.96近辺。指数構成全100銘柄中、31銘柄が値上がり、66銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。上半期利益が前年同期比20.3%減少した電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-5.73%)が売られており、品質試験サービスのインターテック・グループ(-2.48%)や医薬品のGSK(-1.27%)なども下げている。一方、第3四半期利益が市場予想を上回り、2024年通期業績見通しを引き上げた銀行のナットウエスト・グループ(+4.84%)は買われており、投資会社のパーシング・スクエア・ホールディングス(+0.79%)やスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+0.75%)なども上げている。
独DAX40指数は前日比0.12%安の19,419.52で寄り付き、現在は0.14%安の19,416.60近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、29銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期利益が市場予想を下回った自動車のメルセデス・ベンツグループ(-2.86%)が下げており、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-2.62%)やミュンヘン再保険(-1.24%)なども安い。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.54%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.61%)、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+1.39%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.18%安の7,489.87で寄り付き、現在は0.57%安の7,460.67近辺。指数構成全40銘柄中、4銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり。第3四半期利益が市場予想を下回った建設のバンシ(-3.40%)が売られており、ホテルのアコー(-1.78%)や通信のオランジュ(-1.76%)なども安い。一方、HSBCが目標株価を引き上げた自動車のルノー(+2.20%)は買われており、医薬品のサノフィ(+1.25%)や電気機器のルグラン(+0.29%)などもしっかり。
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- 2024/10/25 07:58 <IGM>欧州株式 反発 好決算銘柄や自動車株の買いで
- <IGM>欧州株式 反発 好決算銘柄や自動車株の買いで
24日の欧州株は反発した。英仏株は市場予測を上回る決算を発表した銘柄が上昇を牽引し、独株は自動車株が買われた。
英FTSE100は5日ぶりに反発し、前日比10.74ポイント(0.13%)高の8269.38で引けた。100銘柄中、上昇は35銘柄、下落は61銘柄、4銘柄は変わらずであった。英10月製造業/サービス業景気指数(速報値)が市場予測を下回り、30日のスターマー労働党政権初の予算案発表前の買い手控えもあって、6割強の銘柄が下げた。銀行バークレイズ(+4.16%)、日用品ユニリーバ(+2.94%)、ロンドン証券取引所(+2.60%)はいずれも第3四半期決算が市場予測を上回った。前日下落率2位の鉱業アングロ・アメリカン(+2.88%)はプラチナとニッケルの通年ベースの生産見通しを引き上げた。銀行スタンダード・アンド・チャータード(+2.00%)、同ナットウエスト・グループ(+1.54%)も堅調。一方、資産運用シュローダーズ(-2.65%)、電力SSE(-2.40%)、金鉱エンデバー・マイニング(-2.14%)は急落した。
独DAX40は4日ぶりに反発し、同65.38ポイント(0.34%)高の19443.00で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は17銘柄、1銘柄は変わらずであった。米テスラと仏ルノーの決算内容を好感し、自動車株が買われた。ポルシェ(+3.07%)とフォルクスワーゲン(+2.13%)の堅調が目立った。日用品バイヤスドルフ(+2.79%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.30%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.10%)、郵便ドイツ・ポスト(+2.05%)も大幅高。一方、化学シムライズ(-2.99%)は第3四半期の売上高が市場予測を下回った。ドイツ銀行(-2.40%)、前日下落率2位の医薬品メルク(-2.02%)も急落した。
仏CAC40は4日ぶりに小反発し、同5.80ポイント(0.08%)高の7503.28で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は20銘柄、2銘柄は変わらずであった。自動車ルノー(+4.74%)、食品ダノン(+2.75%)、通信オランジュ(+1.14%)はいずれも第3四半期売上高が市場予測を上回った。高級ブランドLVMH(+2.46%)と前日下落率3位の同ケリング(+2.04%)は同業エルメス・インターナショナルが発表した第3四半期の大幅な増収を好感した。前日上昇率トップの自動車ステランティス(+1.44%)も堅調。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-14.65%)は暴落した。イタリア政府がバウチャー発行の規制を強化する可能性を嫌気した。自動車部品ミシュラン(-8.22%)とソフトウェアのダッソー・システムズ(-2.35%)はいずれも通期業績見通しの下方修正で急落した。
(経済指標) (発表値)
英10月製造業景気指数(速報値) 50.3(9月は51.5)
英10月サービス業景気指数(速報値) 51.8(9月は52.4)
独10月製造業景気指数(速報値) 42.6(9月は40.6)
独10月サービス業景気指数(速報値) 51.4(9月は50.6)
仏10月製造業景気指数(速報値) 44.5(9月は44.6)
仏10月サービス業景気指数(速報値) 48.3(9月は49.6)
ユーロ圏10月製造業景気指数(速報値) 49.9(9月は45.0)
ユーロ圏10月サービス業景気指数(速報値) 51.2(9月は51.4)
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- 2024/10/24 17:27 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
24日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。前日までの相場続落で押し目買いが入りやすかったことに加えて、時間外取引で米長期金利が低下基調となり、米株価指数先物が下げ一服からやや持ち直していることなどが相場を下支えている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.29%高の8,282.50。現在は0.66%高の8,313.55近辺。指数構成全100銘柄中、62銘柄が値上がり、34銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。第3四半期の銅、ダイヤモンドの生産量は二桁の減少となったが、2024年通期生産量見通しを維持した鉱業のアングロ・アメリカン(+3.62%)が買われており、第3四半期売上が市場予想を上回った家庭用品のユニリーバ(+3.37%)や共に3四半期利益が市場予想を上回った銀行のバークレイズ(+3.55%)、ロンドン証券取引所グループ(+2.55%)なども上げている。一方、スポーツ用品小売のフレーザーズ・グループ(-2.07%)や流通・食品包装のバンズル(-1.97%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.21%高の19,417.73で寄り付き、現在は0.59%高の19,490.98近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+2.11%)や自動車のポルシェ(+1.79%)、フォルクスワーゲン(+1.61%)など上げている。一方、第3四半期売上が予想を下回った化学のシムライズ(-1.47%)は下げており、ドイツ銀行(-1.05%)や医薬品のメルク(-0.88%)なども安い。
仏CAC40指数は前日比0.40%高の7,527.64で寄り付き、現在は0.49%高の7,534.58近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。いずれも第3四半期売上が市場予想を上回った自動車のルノー(+5.04%)、乳製品等食品のダノン(+2.53%)、通信のオランジュ(+2.17%)が買われている。一方、イタリア政府によるバウチャー発行に関する規制強化への懸念などでバウチャー発行サービスのエデンレッド(-15.35%)が大幅安。共に通期業績見通しを引き下げたタイヤのミシュラン(-6.54%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-2.63%)も下げている。
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- 2024/10/24 07:57 <IGM>欧州株式 続落 主要イベント前で買い手控え目立つ
- <IGM>欧州株式 続落 主要イベント前で買い手控え目立つ
23日の欧州株は続落した。11月5日の米大統領選や30日の英秋季財政報告への注目度が高く、投資家の買い手控え姿勢が目立った。英国は8割、独仏は7割5分の銘柄が下落した。
英FTSE100は4日続落し、前日比47.90ポイント(0.58%)安の8258.64で引けた。100銘柄中、上昇は19銘柄、下落は80銘柄、1銘柄は変わらずであった。投資会社スリーアイ・グループ(-2.45%)は17日に最高値を更新したが、その後利益確定売りで4日続落した。ドル高で金属市況安が進み、鉱業アングロ・アメリカン(-2.35%)と金鉱エンデバー・マイニング(-1.99%)が売られた。エンジニアリングのスミス・グループ(-2.23%)は2023年10月27日以来の安値を更新し、日用品ユニリーバ(-2.23%)も急落した。一方、広告WPP(+6.10%)は第3四半期の利益が市場予測を上回り、日用品レキット・ベンキーザー(+3.99%)は第3四半期の売上が市場予測を上回った。製紙・包装DSスミス(+3.11%)も急伸した。
独DAX40は3日続落し、同44.29ポイント(0.23%)安の19377.62で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。オンライン衣料販売ザランド(-2.64%)は大幅に4日続落し、医薬品メルク(-1.98%)、ドイツ証券取引所(-1.98%)、自動車部品コンチネンタル(-1.87%)、スポーツ用品アディダス(-1.86%)も安い。一方、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.27%)は4日ぶりに急反発した。米同業テキサス・インスツルメンツが強めの7-9月期売上高を発表したことを好感した。前日上昇率トップのソフトウェアSAP(+1.58%)、電力エーオン(+1.13%)も堅調。
仏CAC40も3日続落し、同37.62ポイント(0.50%)安の7497.48で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は30銘柄、1銘柄は変わらずであった。化粧品ロレアル(-2.49%)は2023年1月以来の安値を更新した。バークレイズやUBSが目標株価を引き下げた。メディアのヴィヴェンディ(-1.82%)、酒造ペルノ・リカール(-1.50%)、高級ブランドのケリング(-1.47%)も安い。2日続けて下落率トップであったビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.45%)は3日続落した。一方、自動車ステランティス(+2.93%)は大幅に続伸し、半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.84%)、前日上昇率トップのバウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.33%)も堅調。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/23 17:20 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続落して始まる
23日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅続落して始まった。新規材料不足のなか、時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることなどが重荷となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%安の8,299.28。現在は0.20%高の8,322.78近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、41銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。第3四半期利益が予想を上回った広告のWPP(+4.40%)や第3四半期売上が予想を上回ったトイレタリー用品等のレキット・ベンキーザー(+3.07%)が買われており、住宅建設のバラット・レッドロウ(+2.45%)や銀行のロイズ・バンキング・グループ(+2.29%)なども上げている。一方、鉱業のアントファガスタ(-1.01%)やヘルス・安全装置関連のハルマ(-0.81%)、工業機械、機器のディプロマ(-0.79%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.12%安の19,399.33で寄り付き、現在は0.11%安の19,400.01近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ドイツ銀行(-3.40%)やドイツ証券取引所(-1.98%)、スポーツ用品のアディダス(-1.59%)などが安い。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+3.57%)や自動車のメルセデス・ベンツグループ(+1.20%)、ポルシェ(+1.05%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.56%安の7,493.25で寄り付き、現在は0.40%安の7,504.90近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり。バークレイズやUBSが目標株価を引き下げた化粧品のロレアル(-3.92%)が売られており、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.36%)やメディア・通信のヴィヴェンディ(-1.10%)なども下げている。一方、自動車のステランティス(+2.74%)やルノー(+1.15%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+2.58%)などは高い。
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- 2024/10/23 07:53 <IGM>欧州株式 続落 国債利回り上昇で不動産/住建株や公益株が売られる
- <IGM>欧州株式 続落 国債利回り上昇で不動産/住建株や公益株が売られる
22日の欧州株は続落した。米独10年国債利回りがそれぞれ7月下旬と9月上旬以来の最高を記録し、不動産/住建株や公益株が幅広く売られた。IMFが世界経済見通しを改訂し、今年の英仏の成長率を上方修正する一方、独はゼロ成長に下方修正したことで、独株の下落率は英仏株よりも大きかった。
英FTSE100は3日続落し、前日比11.70ポイント(0.14%)安の8306.54で引けた。100銘柄中、上昇は45銘柄、下落は52銘柄、3銘柄は変わらずであった。鉱業株や銀行株の買いで午後は大きく下げ渋った。保険アドミラル・グループ(-1.96%)、住建パーシモン(-1.81%)、同テイラー・ウィンピー(-1.72%)、不動産ブリティッシュ・ランド(-1.68%)、同バラット・レッドロウ(-1.66%)、専門的技術・サービスディプロマ(-1.56%)が軟調。一方、鉱業フレスニロ(+2.88%)は3日続けて上昇率トップ2に名を連ね、2023年4月以来の高値を更新した。航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+2.00%)は急反発し、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+1.73%)は第3四半期の宿泊料収入が1.5%増加したことが好感された。
独DAX40は続落し、同39.28ポイント(0.20%)安の19421.91で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。保険株の下げが目立った。前日下落率2位のミュンヘン再保険(-2.75%)は7-9月期純利益が市場予測に届かず、同業アリアンツ(-1.79%)とハノーバー再保険(-1.50%)も売られた。前日下落率3位の不動産ヴォノヴィア(-2.04%)は大幅に4日続落し、化学品卸売ブレンタグ(-1.93%)、電力RWE(-1.68%)も軟調。一方、ソフトウェアSAP(+2.14%)は7-9月期のクラウド部門の売上が前年比25%増となり、通期予想を上方修正した。航空機エアバス(+1.65%)、ドイツ銀行(+1.23%)も上げた。
仏CAC40は小幅続落し、同1.13ポイント(0.01%)安の7535.10で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。ハイテク株を中心とする買いで終盤はプラス圏で推移する場面があった。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-11.53%)は連日の下落率トップとなり、7月9日以来の安値を更新した。この日は通期の業績見通しの下方修正が嫌気された。硝子サンゴバン(-1.52%)、医薬品サノフィ(-1.49%)、航空宇宙サフラン(-1.45%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-1.44%)、広告ピュブリシス(-1.12%)も安い。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.10%)は急反発し、光学機器エシロールルックスオティカ(+1.98%)は続伸した。航空機エアバス(+1.73%)は反発に転じた。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/22 17:23 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅続落、独は小幅反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅続落、独は小幅反発して始まる
22日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅続落、独株は小幅反発して始まった。寄り付き後も独株は底堅く推移しているが、足元の時間外取引で米株価指数先物がじり安となっている影響で総じて上値は重い。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.24%安の8,298.01。現在は0.30%安の8,293.56近辺。指数構成全100銘柄中、20銘柄が値上がり、78銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。保険のアドミラル・グループ(-1.63%)やインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(-1.68%)、工業機械、機器のディプロマ(-1.56%)などが下げている。一方、貴金属のフレスニーヨ(+1.74%)や鉱業のアントファガスタ(+1.24%)、格安航空のイージージェット(+1.22%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.35%高の19,528.91で寄り付き、現在は0.58%高の19,574.92近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。21日に発表した7-9月期業績で、クラウド部門売上高が前年同期比25%増となり、同部門の通期売上見通しを引き上げたソフトウェアのSAP(+5.67%)が買われており、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+1.43%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+0.69%)なども上げている。一方、不動産のヴォノヴィア(-1.85%)やオンライン衣料販売のザランド(-1.62%)、化学品卸売のブレンタグ(-1.45%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.25%安の7,517.03で寄り付き、現在は0.15%安の7,524.63近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。通期業績見通しを引き下げたビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-11.07%)が大幅安。不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(-1.99%)や医薬品のサノフィ(-1.50%)なども下げている。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+1.93%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+1.63%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.27%)などは高い。
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- 2024/10/22 07:49 <IGM>欧州株式 下落 利益確定売りで英は8割強/独仏は9割前後が下落
- <IGM>欧州株式 下落 利益確定売りで英は8割強/独仏は9割前後が下落
21日の欧州株は下落した。中東情勢や米大統領選を巡る不透明感を背景とする原油相場の反発と金相場の最高値更新で、石油株や金鉱株は上昇したが、新たな材料が不在のなかで利益確定/持ち高解消売りが進み、英国は8割強、独仏は9割前後の銘柄が下げた。
英FTSE100は続落し、前営業日比40.01ポイント(0.48%)安の8318.24で引けた。100銘柄中、上昇は16銘柄、下落は83銘柄、1銘柄は変わらずであった。品質試験サービスのインターテック・グループ(-3.85%)はRBCの投資判断/目標株価引き下げで急落し、オンライン賭博エンテイン(-2.78%)、格安航空イージージェット(-2.50%)、前日上昇率トップの保険プルデンシャル(-2.38%)、ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(-2.38%)も大幅安となった。一方、前日上昇率2位の鉱業フレスニロ(+6.33%)は2023年4月以来の水準に大幅続伸し、同下落率トップの包装DSスミス(+2.37%)は急反発した。石油BP(+1.31%)も堅調。
独DAX40は3日ぶりに反落し、同196.18ポイント(1.00%)安の19461.19で引けた。40銘柄中、上昇は5銘柄、下落は35銘柄であった。2日続けて最高値を更新しており、幅広い利益確定売りが入った。医療機器ザルトリウス(-4.81%)、ミュンヘン再保険(-2.95%)、不動産ヴォノヴィア(-2.64%)、モルガンスタンレーが投資判断/目標株価を引き下げた半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.57%)、スポーツ用品アディダス(-2.33%)、日用品バイヤスドルフ(-2.01%)が急落した。一方、医療機器フレゼニウス(+0.84%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+0.47%)、自動車ポルシェ(+0.42%)はしっかり。
仏CAC40も3日ぶりに反落し、同76.82ポイント(1.01%)安の7536.23で引けた。40銘柄中、上昇は3銘柄、下落は37銘柄であった。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-4.71%)、化粧品ロレアル(-2.41%)、前日上昇率トップの高級ブランドのケリング(-2.35%)、同2位の同LVMH(-1.96%)、同3位の自動車ステランティス(-2.00%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.99%)の下げが目立った。上昇したのは石油トタルエナジーズ(+0.47%)、光学機器エシロールルックスオティカ(+0.32%)、自動車ルノー(+0.20%)のみ。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2024/10/21 17:12 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅反発、独仏は小幅反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅反発、独仏は小幅反落して始まる
21日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小幅反発、独仏株は小幅反落して始まった。18日に下落した英株は押し目買い先行で、寄り付き後もじり高となっており、18日に続伸した独仏株は利食い売りなどに押されて始まった。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.06%高の8,363.50。現在は0.30%高の8,383.69近辺。指数構成全100銘柄中、77銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。金市況高で貴金属のフレスニーヨ(+2.77%)や、モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き上げた住宅建設のバラット・レッドロウ(+1.95%)などが買われており、石油のBP(+1.50%)も高い。一方、RBCが投資判断、目標株価を引き下げた品質試験サービスのインターテック・グループ(-2.80%)は売られており、銀行のHSBCホールディングス(-0.46%)や水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(-0.51%)なども下げている。
独DAX40指数は前日比0.24%安の19,609.42で寄り付き、現在は0.12%安の19,634.13近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き下げた半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.05%)が下げており、ミュンヘン再保険(-1.78%)やスポーツ用品のアディダス(-1.10%)なども安い。一方、医療機器のフレゼニウス(+1.41%)やタイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+1.32%)、防衛・自動車部品のラインメタル(+0.86%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.45%安の7,579.08で寄り付き、現在は0.07%高の7,618.27近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。石油のトタルエナジーズ(+1.04%)や酒造のペルノ・リカール(+0.67%)、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+0.57%)などが上げている。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.56%)や建設のバンシ(-0.65%)、通信のオランジュ(-0.64%)などは安い。
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- 2024/10/21 07:42 <IGM>欧州株式 英国は反落も独は連日の最高値更新、仏は高級ブランド株買いで続伸
- <IGM>欧州株式 英国は反落も独は連日の最高値更新、仏は高級ブランド株買いで続伸
18日の欧州株は、英国がタバコ/住建・不動産株の売りで5ヶ月ぶりの高値圏から反落したが、欧州中央銀行(ECB)の連続利下げ局面入りが追い風となった独は自動車株が買われて連日の最高値更新となり、仏も高級ブランド株が買われて続伸した。
英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比26.88ポイント(0.32%)安の8358.25で引けた。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は57銘柄、4銘柄は変わらずであった。包装DSスミス(-3.41%)は大幅に続落し、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-3.23%)は7月24日以来の水準に売られた。たばこの健康へのリスクを巡る責任が問われたカナダの訴訟で、米フィリップ・モリスと日本たばこ産業を合わせた3社が325億カナダドル(約3兆5000億円)を支払うと和解したことが材料視された。住建・不動産株はビストリー・グループ(-2.27%)、テイラー・ウィンピー(-1.87%)、ロンドンメトリック・プロパティー(-1.82%)が安く、小売ネクスト(-2.01%)も急落した。一方、保険プルデンシャル(+2.84%)は急反発した。フレスニロ(+2.70%)、アングロ・アメリカン(+1.80%)などの鉱業株も、中国の金融緩和/景気支援策への期待感による需要増への思惑で買われた。
独DAX40は続伸し、同73.98ポイント(0.38%)高の19657.37と最高値を連日更新した。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車関連株は前日下落率3位のダイムラー・トラック・ホールディング(+6.60%)とコンチネンタル(+3.71%)が急伸し、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(+1.44%)、フォルクスワーゲン(+1.39%)も高い。化学BASF(+1.70%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+1.20%)も堅調。一方、オンライン衣料販売ザランド(-1.81%)、コメルツ銀行(-1.37%)、航空機エアバス(-1.10%)は売られた。
仏CAC40も続伸し、同29.32ポイント(0.39%)高の7613.05で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は14銘柄、1銘柄は変わらずであった。中国の需要回復への期待感で、高級ブランドのケリング(+3.50%)とLVMH(+2.26%)が急伸した。自動車ステランティス(+1.93%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.85%)、鉄鋼アルセロールミタル(+1.67%)、酒造ペルノ・リカール(+1.51%)も堅調。一方、前日上昇率トップの航空機エアバス(-1.23%)、通信オランジュ(-0.97%)、前日下落率2位の電気・ガスのエンジー(-0.59%)は軟調。
(経済指標) (発表値)
英9月小売売上高・前月比 +0.3%(8月は+1.0%)
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- 2024/10/18 17:19 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
18日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。本日の中国株は政府による景気対策への期待などを背景に大幅に反発したが、欧州株は前日の相場上昇後で利食い売り先行となった。しかし、寄り付きからの売り一巡後は押し目買いも入っており、独仏株はプラス圏に転じている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.42%安の8,349.88。現在は0.23%安の8,366.26近辺。指数構成全100銘柄中、25銘柄が値上がり、73銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-2.09%)や住宅建設のバラット・ディベロップメンツ(-1.66%)、パーシモン(-1.33%)などが下げている。一方、保険のプルデンシャル(+3.21%)や鉱業のアントファガスタ(+2.47%)、アングロ・アメリカン(+2.37%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.20%安の19,543.71で寄り付き、現在は0.14%高の19,611.69近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+2.54%)や自動車のポルシェ(+2.04%)、フォルクスワーゲン(+1.81%)などが買われている。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.18%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(-0.61%)、医薬品のメルク(-0.57%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.22%安の7,566.87で寄り付き、現在は0.49%高の7,620.78近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+3.35%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+2.92%)、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.98%)などが高い。一方、通信のオランジュ(-0.88%)やメディア・通信のヴィヴェンディ(-0.80%)、不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(-0.79%)などは下げている。
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- 2024/10/18 07:59 <IGM>欧州株式 上昇 金利先安観やECB利下げで独は最高値 英は5月来高値
- <IGM>欧州株式 上昇 金利先安観やECB利下げで独は最高値 英は5月来高値
17日の欧州株は上昇した。英国株は前日の英9月CPIの伸び鈍化で金利先安観が強まっていることを好感して5月21日以来の高値を更新し、欧州中央銀行(ECB)が今年3度目の利下げを決定したことで、独株は3営業日ぶりに最高値を更新した。
英FTSE100は続伸し、前日比56.06ポイント(0.67%)高の8385.13で引けた。100銘柄中、上昇は72銘柄、下落は25銘柄、3銘柄は変わらずであった。害虫駆除レントキル・イニシャル(+8.77%)は前日の下落率トップから上昇率トップに転じた。12月通期利益見通しの据え置きや最高執行責任者(COO)の任命が好感された。航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+4.01%)は15日に2023年5月以来の安値をつけたが、その後続伸した。前日下落率3位の情報・出版インフォーマ(+3.93%)、鉱業アングロ・アメリカン(+3.41%)、銀行バークレイズ(+3.40%)も急伸した。前日上昇率3位のオンライン賭博エンテイン(+2.84%)は、通期の中核利益が予想の上限付近になるとの見通しで大幅に続伸した。一方、製紙・包装モンディ(-7.45%)は7-9月期の中核利益が市場予測を下回った。上下水道ユナイテッド・ユーティリティーズ(-1.85%)、鉱業リオ・ティント(-1.85%)も安い。
独DAX40は3日ぶりに反発し、同150.58ポイント(0.77%)高の19583.39と最高値で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は17銘柄であった。前日下落率2位の医療機器ザルトリウス(+16.45%)は12月の通期業績見通しを据え置くと発表し、5月21日以来の水準に急騰した。医薬品メルク(+7.56%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+4.20%)、防衛・宇宙部門の人員削減などの経営合理化の方針を示した航空機エアバス(+3.84%)も急伸した。総合テクノロジーのシーメンス(+1.81%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.78%)も高い。一方、電力エーオン(-1.47%)、前日上昇率2位の不動産ヴォノヴィア(-1.46%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.25%)は軟調。
仏CAC40も3日ぶりに反発し、同91.73ポイント(1.22%)高の7583.73で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は7銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空機エアバス(+3.93%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+3.67%)、広告ピュブリシス(+2.84%)、航空宇宙サフラン(+2.83%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.40%)、小売カルフール(+2.26%)は急伸した。一方、前日11.2%高と急騰したビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-0.76%)は反落に転じ、電気・ガスのエンジー(-0.71%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.59%)も軟調。
(経済指標) (発表値)
ユーロ圏9月消費者物価指数・前年比 +1.7%(8月は+2.2%)
ユーロ圏8月貿易収支 +110億ユーロ(7月は+137億ユーロ)
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- 2024/10/17 17:22 <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は上昇して始まる
17日の欧州株式市場寄り付きは、英株はほぼ横ばい、独仏株は上昇して始まった。寄り付き後は、英株は弱含みもみ合いとなっている一方、独仏株はしっかりで推移している。本日は欧州中央銀行(ECB)定例理事会が開かれ、市場では0.25%の利下げが予想されている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.04%高の8,332.00。現在は0.05%安の8,325.19近辺。指数構成全100銘柄中、42銘柄が値上がり、56銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期利益が前四半期比減少した製紙のモンディ(-6.98%)が大幅安。鉱業のアントファガスタ(-3.08%)や共に配当落ちの住宅建設のパーシモン(-2.21%)、自動車・航空部品のスミス・グループ(-2.12%)なども下げている。一方、害虫駆除のレントキル・イニシャル(+8.09%)やギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+3.62%)、蒸気システムのスパイラックス・サーコ・エンジニアリング(+1.94%)などは高い。
独DAX40指数は前日比0.40%高の19,509.79で寄り付き、現在は0.55%高の19,540.05近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。医薬品製造機器のザルトリウス(+11.68%)や医薬品のメルク(+5.58%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.86%)などが上げている。一方、医療機器のフレゼニウス(-1.51%)や化学品卸売のブレンタグ(-1.16%)、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.06%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.24%高の7,510.13で寄り付き、現在は0.81%高の7,552.44近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり。航空機製造のエアバス(+3.34%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.62%)、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.37%)などが上げている。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-0.77%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-0.58%)、乳製品等食品のダノン(-0.34%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2024/10/17 07:58 <IGM>欧州株式 英国は金利先安観で1ヶ月半ぶりの高値 独仏は続落
- <IGM>欧州株式 英国は金利先安観で1ヶ月半ぶりの高値 独仏は続落
16日の欧州株は英国が9月インフレ率の予想以上の鈍化を受けた金利先安観で1ヶ月半ぶりの高値を更新したが、独と決算内容が予想を下回った銘柄が売られた仏は続落した。
英FTSE100は反発し、前日比79.79ポイント(0.97%)高の8329.07と9月2日以来の高値で引けた。100銘柄中、上昇は80銘柄、下落は19銘柄、1銘柄は変わらずであった。資本財/住建/公益株を中心に幅広く買われた。ホテル・レストランのウィットブレッド(+6.06%)は4月3日以来の水準に大幅続伸した。中間配当の7%増配と1億ポンドの自社株買いの発表が好感された。住建バラット・レッドロウ(+4.66%)は住宅ローン金利低下への期待感が追い風となった。オンライン賭博エンテイン(+4.55%)は週初からの2日間で11.2%安と急落した後の買い戻しが加速した。上下水道セバーン・トレント(+4.50%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.85%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+3.59%)も大幅高となった。一方、害虫駆除レントキル・イニシャル(-2.54%)は2020年3月以来の安値を更新し、複数の当局が並行して自動車保険料の急上昇の調査を開始したことで保険アドミラル・グループ(-2.23%)も急落した。情報・出版インフォーマ(-2.15%)は6日ぶりに反落した。
独DAX40は続落し、同53.38ポイント(0.27%)の19432.81で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。スポーツ用品アディダス(-6.26%)、医療機器ザルトリウス(-4.03%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-2.04%)が急落した。ハノーバー再保険(-1.86%)、医薬品メルク(-1.63%)、化学シムライズ(-1.56%)も安い。一方、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+1.61%)は連日の上昇率トップとなり、上場来高値を3日連続で更新した。不動産ヴォノヴィア(+1.20%)、前日下落率2位のドイツ銀行(+1.04%)もしっかり。
仏CAC40も続落し、同29.97ポイント(0.40%)安の7492.00で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は14銘柄、1銘柄は変わらずであった。時価総額が大きい高級ブランド株の下げが目立った。15日に発表した第3四半期決算が減収となったLVMH(-3.68%)が急落し、同業のエルメス・インターナショナル(-1.34%)、ケリング(-0.82%)も下げた。前日下落率2位の化粧品ロレアル(-2.18%)は下落率が8%を超える場面があり、前日上昇率2位の小売カルフール(-1.23%)、前日下落率3位のソフトウェアのダッソー・システムズ(-0.88%)も安い。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+11.19%)は、モルガンスタンレーの目標株価引き上げで連日の上昇率トップとなった。自動車ルノー(+1.97%)、ホテルチェーンのアコー(+1.95%)も堅調。
(経済指標) (発表値)
英9月消費者物価指数・前年比 +1.7%(8月は+2.2%)
英9月卸売物価指数(仕入)・前年比 -2.3%(8月は-1.0%)
英9月卸売物価指数(出荷)・前年比 -0.7%(8月は+0.3%)
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- 2024/10/16 17:22 <IGM>欧州株式寄り付き 英は上昇、独仏は下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は上昇、独仏は下落して始まる
16日の欧州株式市場寄り付きは、英株は上昇、独仏株は下落して始まった。英株は先程発表された英国の9月の消費者物価、生産者物価が共に市場予想を下回り、11月の英利下げ観測が強まったことなどが相場押し上げ要因となっている。一方、中国政府による景気対策への期待の一方、中国経済の不透明感は根強く重荷となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.49%高の8,289.36。現在は0.74%高の8,309.92近辺。指数構成全100銘柄中、84銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。中間配当の増配と自社株買いを発表したホテル・レストラン等のホイットブレッド(+3.78%)が買われており、第3四半期の銅生産が前四半期比15%増となった鉱業のアントファガスタ(+3.15%)も高い。英利下げ観測の高まりでバラット・ディベロップメンツ(+2.35%)など住宅建設関連も買われている。一方、害虫駆除のレントキル・イニシャル(-2.89%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-1.39%)、保険のアドミラル・グループ(-2.85%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.11%安の19,465.30で寄り付き、現在は0.13%安の19,460.01近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬品製造機器のザルトリウス(-4.07%)やスポーツ用品のアディダス(-3.75%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-1.50%)などが下げている。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.36%)やソフトウェアのSAP(+1.14%)、防衛・自動車部品のラインメタル(+0.89%)などは高い。
仏CAC40指数は前日比1.34%安の7,420.85で寄り付き、現在は0.57%安の7,478.85近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり。15日に発表した第3四半期減収のファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-4.01%)が売られており、同業のケリング(-2.89%)や化粧品のロレアル(-2.86%)なども安い。一方、モルガン・スタンレーなどが目標株価を引き上げたコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+5.11%)は買われており、メディア・通信のヴィヴェンディ(+1.51%)や通信のオランジュ(+1.19%)なども上げている。
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・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス
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