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- 2025/12/2 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均は上値重い ソフトバンクGが一段安
- <NQN>◇東証14時 日経平均は上値重い ソフトバンクGが一段安
2日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上値が重い。前日比80円ほど高い4万9300円台後半で推移している。ソフトバンクグループ(SBG)が午後に下げ幅を拡大し、相場の重荷となっている。東証プライム市場では約7割の銘柄が下落している。
日経平均は6月以降、毎月第1営業日は下落し、第3営業日ごろから持ち直す展開が続いている。12月も第1営業日に当たる1日に日経平均は1000円近く下落した。野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジストは「今月の米利下げと日銀の利上げはほぼ織り込まれ、ここから株式相場を大きく動かす材料にはなりにくい」と話す。来週に予定されている米半導体ブロードコムの四半期決算などを経て「人工知能(AI)関連への期待が再び高まれば、日経平均はここ数カ月と同様、月末にかけて上昇する」との見方も示した。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4840億円、売買高は14億5173万株だった。
信越化やTDK、HOYAが高い。一方、豊田通商や三越伊勢丹は安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 13:01 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は膠着 10年債入札の影響は限定的
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は膠着 10年債入札の影響は限定的
2日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は膠着。前日比130円ほど高い4万9400円台前半で推移している。ファナックやファストリが引き続き高く、指数を支えている。一方、東エレクや任天堂が午後に一段安となり、日経平均は下げに転じる場面があった。
財務省が2日に実施した10年物国債入札は、最高落札利回りが約18年ぶりの高さとなった。一方、小さいほど好調な入札とされる落札価格の平均と最低の差(テール)は前回から縮小した。日銀の利上げ観測が高まるなか、きょうの10年物国債入札には株式市場でも関心が高まっていた。入札結果の発表前に日経平均は一時、下落に転じたが、結果発表後は再びプラス圏に切り返す展開となり、影響は今のところ限定的となっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約690億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7903億円、売買高は12億196万株だった。
アドテストとレーザーテクが高い。一方、トヨタとダイキンは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 11:53 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 ファナックが大幅高、利上げ観測で銀行買い継続
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 ファナックが大幅高、利上げ観測で銀行買い継続
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比195円78銭(0.40%)高の4万9499円06銭だった。上げ幅は一時300円を超えた。前日に1000円近く下げた反動で、半導体関連銘柄に自律反発狙いの買いが優勢だった。日銀の利上げ観測を背景に銀行や保険が引き続き上昇した。一方、不動産や建設では下落する銘柄が多かった。
前日に大きく下落したファストリやアドテスト、フジクラなどに買いが優勢となった。1日に米半導体大手エヌビディアと協業すると発表したファナックが大幅高となり、日経平均を押し上げた。ファストリとファナックの2銘柄で日経平均を約120円押し上げた。
日銀の植田和男総裁の1日の発言を受けて、次回18~19日の金融政策決定会合での利上げ観測が高まっている。金利上昇が業績拡大につながりやすい銀行が買われ、三菱UFJと三井住友FGが連日で上場来高値を更新した。第一生命HDなど保険も上昇が目立った。市場では「2週間後に日銀の追加利上げが実施されるとの前提で、安心して買いに動ける対象が銀行と保険」(国内証券のトレーダー)との声があった。
2日午前の国内債券市場では長期金利が一時1.880%まで上昇し、17年半ぶりの高水準をつけた。財務省は2日に10年物国債入札を実施する。利上げ観測が急速に高まるなか、株式市場でも10年債入札が注目されている。
日経平均の上値は重かった。前日の米株式市場では利益確定や持ち高調整目的の売りが優勢となり主要3指数が下落した。米株安を受けて、東京市場でも積極的な買いは限られた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは8.01ポイント(0.24%)高の3346.34だった。トヨタや三菱重、ソフトバンクグループ(SBG)の下げが重荷となり、下げに転じる場面があった。JPXプライム150指数は反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4702億円、売買高は10億2372万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は630。値下がりは897、横ばいは82だった。
レーザーテクやコナミG、住友電が上げた。一方、第一三共とエーザイは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 10:19 <NQN>◇東証10時 日経平均は堅調 ファナックが大幅高、TOPIXは一時下落
- <NQN>◇東証10時 日経平均は堅調 ファナックが大幅高、TOPIXは一時下落
2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比290円ほど高い4万9500円台後半で推移している。前日に下落したファストリや半導体関連銘柄の一角に自律反発狙いの買いが引き続き入っている。1日に米半導体大手エヌビディアと協業すると発表したファナックが大幅高となっており、日経平均を押し上げている。
半面、朝方に大きく上昇した銀行や保険では上げ幅を縮小している銘柄がある。三井不や菱地所など金利上昇が業績の逆風になりやすい不動産株は下げ幅を広げている。大成建など建設も下げ幅を拡大している銘柄が目立つ。日銀の利上げ観測を背景に、2日午前の国内債券市場では長期金利が1.880%に上昇し、約17年ぶりの高水準を付けた。東証株価指数(TOPIX)は10時前に下げに転じる場面があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5569億円、売買高は6億9509万株だった。
コナミGとKDDIが高い。一方、リクルートとベイカレントが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 09:23 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発、上げ幅300円、銀行が高い、不動産は下落
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発、上げ幅300円、銀行が高い、不動産は下落
2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ240円ほど高い4万9500円台半ばで推移している。上げ幅は一時300円を超えた。前日に一時1000円あまり下落したため、自律反発狙いの買いが先行している。前日に下落したファストリなど、日経平均の寄与度が大きい銘柄が上昇し指数を支えている。
日銀の植田和男総裁の1日の発言を受けて、次回18~19日の金融政策決定会合で利上げを決めるとの観測が市場で高まっている。金利上昇が業績拡大の追い風になりやすい三井住友FGと三菱UFJは続伸し、連日で上場来高値を更新した。地銀も含め、銀行株は軒並み上昇している。SOMPOなど保険株も高い。半面、金利上昇が財務負担の増大につながり業績への逆風になるとされる三井不など不動産株は軒並み安い。関西電など電力株も下げが目立っている。
もっとも、1日の米株安や国内金利の上昇懸念は株式相場全体の重荷となり、上値は限られている。1日の米株式市場では持ち高調整の売りが優勢となり、ダウ工業株30種平均は前週末比427ドル(0.89%)安の4万7289ドルで終えた。代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの価格が大幅に下落したのも、投資家心理の悪化につながった。2日朝方の国内債券市場で、長期金利は1.865%と前日と同じ水準で推移している。2日午後に予定される10年物国債入札の結果次第では長期金利は大きく動くため、株式市場でも投資家の関心は高い。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
ファナックや東エレク、フジクラが上昇している。一方、ソフトバンクグループ(SBG)や第一三共は下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 15:43 <NQN>◇東証大引け 日経平均は5日ぶり反落 利益確定売りや日銀利上げ観測で
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は5日ぶり反落 利益確定売りや日銀利上げ観測で
1日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前週末比950円63銭(1.89%)安の4万9303円28銭だった。このところの急ピッチな上昇に対する警戒感から、個人や機関投資家などによる利益確定目的の売りが優勢だった。日銀の植田和男総裁の挨拶や記者会見をきっかけに、次回12月会合での利上げ観測が高まったことも売りを促した。下げ幅は1000円を超える場面があった。
日経平均は前週末の米株式相場の上昇を受けて小高く始まったが、ほどなく下げに転じた。前週に1600円あまり上昇していたとあって、アドテストやファストリ、フジクラといった主力株や値がさの半導体関連株などが短期的な過熱を警戒した売りに押された。
日銀の植田和男総裁は1日、18~19日に開く金融政策決定会合について「利上げの是非について適切に判断したい」と表明した。SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「全体的にはこれまでの発言内容を踏襲している印象ではあったが、『利上げの是非について検討』との発言はやや踏み込んでいると感じた」と指摘。12月会合での利上げはほぼ確実になったとみていた。金利上昇を受けて不動産株が売られた一方、銀行株は軒並み高となった。
東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落した。終値は40.11ポイント(1.19%)安の3338.33だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反落し、20.10ポイント(1.38%)安の1436.32で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆3835億円、売買高は21億6799万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1268。値上がりは299、横ばいは43だった。
イビデンや日東電、エムスリーが下げた。一方、ニコンや日本郵政、オークマは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 14:10 <NQN>◇東証14時 日経平均は1000円安 日銀総裁の発言を見極め
- <NQN>◇東証14時 日経平均は1000円安 日銀総裁の発言を見極め
1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安。14時過ぎに下げ幅を1000円あまりに拡大し、きょうの安値を付けた。短期的な相場過熱を警戒した日経平均先物や値がさ株への売りが続いており、日経平均への寄与度が高いファストリやアドテストが一段安となっている。
14時から日銀の植田和男総裁の記者会見が開かれている。午前の挨拶では12月利上げに前向きと受け取られる発言があっただけに、午後の発言内容を見極めたいとの雰囲気がリスク回避の売りに拍車をかけている面がある。東証プライム市場では8割近い銘柄が下落している。
日銀の早期の利上げへの思惑で三菱UFJなどの銀行株が買われている一方、住友不など不動産株の下落が目立つ。市場では「為替の状況を考えると、12月利上げがあってもなんら不思議ではない」(国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6877億円、売買高は15億2145万株だった。
バンナムHDや任天堂が一段安。トヨタも安い。一方、住友電や太陽誘電、ニコンが一段高。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 12:55 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 ファストリが一段安
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 ファストリが一段安
1日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前週末比900円ほど安い4万9300円台半ばときょうの安値圏で推移している。後場寄りのタイミングで海外短期筋とみられる株価指数先物への売りが断続的に出て、日経平均への寄与度が高いファストリなどが一段安となっている。下げ幅は1000円に迫る場面があった。
前週の一方的な上昇で短期的な過熱への警戒が強まっており、中長期の投資家もソニーGや中外薬などの主力株に利益確定目的の売りを出しているようだ。14時には日銀の植田和男総裁の記者会見が予定されている。午前の挨拶では12月利上げに前向きと受け取られる発言があったが、午後も改めて何らかの発言が出るのではないかという思惑も、リスク回避の売りに拍車をかけている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約517億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆375億円、売買高は13億224万株だった。
TDKやコナミG、フジクラが一段安。一方、住友電や浜ゴムは一段高。みずほFGも午後に上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 11:53 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 利益確定売り、日銀利上げ観測も重荷
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 利益確定売り、日銀利上げ観測も重荷
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比846円60銭(1.68%)安の4万9407円31銭だった。前週の一方的な上昇で短期的な過熱感が強まっていたなか、中長期の投資家などによる利益確定目的の売りが膨らんだ。日銀の利上げ観測の高まりも重荷となり、日経平均の下げ幅は900円あまりに達する場面があった。
前週末の米株式市場では、引き続き米利下げ観測を背景にダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。日経平均もこの流れを引き継いで小高く始まったが、すぐに下げに転じた。日経平均は前週に1600円あまり上昇していたとあって、値がさの半導体関連株などへの利益確定売りが目立った。
日銀の植田和男総裁が名古屋市での金融経済懇談会の挨拶で、18~19日に開く金融政策決定会合について「利上げの是非について適切に判断したい」と語った。市場では利上げに前向きとの受け止めが広がり、国内金利が上昇し、円は対ドルでやや強含んだ。PGIMジャパンの鴨下健株式運用部長は「植田総裁の発言を受けた金利上昇が株価の重荷になった。植田氏の挨拶内容を踏まえると12月利上げの可能性はやや高まったようだ」との見方を示した。そのうえで「午後の植田氏の講演で利上げについてなんらかの発言があれば、さらなる金利上昇、株売りが加速する可能性がある」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。朝方は最高値を上回る場面があったが、その後は下落に転じた。前引けは33.96ポイント(1.01%)安の3344.48だった。JPXプライム150指数は反落し、18.09ポイント(1.24%)安の1438.33で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆7343億円、売買高は11億1696万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1192。値上がりは364、横ばいは53だった。
アドテストやファストリ、フジクラが下げた。一方、三菱UFJが年初来高値を更新するなど、銀行株の上昇が目立った。村田製や住友電も上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 10:10 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅拡大 一時800円安、利益確定売り膨らむ
- <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅拡大 一時800円安、利益確定売り膨らむ
1日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前週末比650円ほど安い4万9600円台前半で推移している。日経平均は前週に1600円あまり上昇したとあって、短期的な過熱感を意識した利益確定目的の売りが優勢となっている。きょう午後には日銀の植田和男総裁が名古屋市の金融経済懇談会で記者会見する予定で、利上げを巡る発言を見極めたいとの雰囲気も持ち高整理の売りを促しているようだ。日経平均の下げ幅は10時過ぎに一時800円を超えた。
大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「市場の植田総裁の発言内容への警戒は強く、講演前に利益確定売りを出しているのだろう」と指摘する。また、前週の日経平均は利下げ観測を背景とした一方的な米株高につれ高して大幅高となっていたため「5万円を上回る水準では短期筋による持ち高調整の売りも出ている」との見方を示した。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6617億円、売買高は7億5803万株だった。
ソニーGやTDK、中外薬が下落している。一方、三菱UFJやしずおかFGなど銀行株は上昇している。日立建機も高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 09:25 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は朝高後下げる 利益確定売り、下げ幅300円
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は朝高後下げる 利益確定売り、下げ幅300円
1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸して始まった後、下げに転じた。足元では前週末に比べ250円ほど安い5万円前後で推移している。米利下げ観測を背景に前週末の米株式相場が続伸した流れを引き継いだ買いが先行したが、前週も米利下げ観測で一方的な株高が続いたとあって、短期的な過熱を警戒した利益確定売りが優勢になっている。下げ幅は一時300円を超えた。
米連邦準備理事会(FRB)が12月9~10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの観測が根強く、前週末の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%近く上昇したことも追い風に、東京市場でもリスク許容度が一段と増した海外短期筋による日経平均先物への投機的な買いが先行した。ただ、前週からの日本株高は国内独自の好材料は乏しく、中長期の投資家などは5万円を上回る水準では売りを急いでいるようだ。
きょうは日銀の植田和男総裁が名古屋市の金融経済懇談会で挨拶し、記者会見する。今月開催の金融政策決定会合に向け、足元では日銀審議委員らの発言などを背景に、市場では利上げ観測が高まりつつある。株式市場や外国為替市場では、植田総裁の発言を見極めたいとの雰囲気も強い。
東証株価指数(TOPIX)は続伸して始まり、最高値を上回る場面があったが、その後は下落に転じている。
ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、フジクラが下落している。一方、セコムや豊田通商、SMCが上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 16:05 <NQN>◇東証大引け 日経平均は4日続伸 配当再投資を意識、バリュー株が堅調
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は4日続伸 配当再投資を意識、バリュー株が堅調
28日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、終値は前日比86円81銭(0.17%)高の5万0253円91銭だった。27日の米株式市場が休場で、28日は短縮取引となることから市場参加者が少なく、日経平均は方向感が乏しかった。中間配当の再投資買いが意識され、銀行などのバリュー(割安)株が堅調だった一方、足元の相場上昇をけん引していた半導体関連銘柄に持ち高調整の売りが出た。日経平均の一日の値幅は268円71銭と、9月29日(262円50銭)以来の小ささだった。
今週から3月期決算企業の中間配当金の支払いが本格化し、個人投資家を中心に配当再投資の動きが出てくるとの観測が出ており、高配当のバリュー株に再投資を意識した買いが入りやすかった。割安株で構成するTOPIX(東証株価指数)バリュー指数は0.46%高の4098.55と、連日で最高値を更新した。
日経平均は下げる場面も目立ち、一時は5万円を割り込んだ。日経平均は前日までに3日続伸し、この間の上げ幅が1500円を超えていた。けん引役だった東エレクなどに28日は売りが優勢となり、指数を押し下げた。
TOPIXは3日続伸した。終値は9.87ポイント(0.29%)高の3378.44だった。JPXプライム150指数は3日続伸した。
11月の日経平均は月間で4.11%安となり、8カ月ぶりに下落した。TOPIXは月間で1.39%高と、8カ月連続で上昇した。8カ月連続は2023年1~8月以来、2年3カ月ぶり。市場では「12月は配当再投資に加え、少額投資非課税制度(NISA)の年間投資枠を使い切る動きも出て、大型で高配当の銘柄に買いが入りやすい。相対的にTOPIXの堅調さが目立つ月となりそうだ」(東京海上アセットマネジメントの若山哲志シニアファンドマネージャー)との声があった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆6995億円で、9月17日(4兆6178億円)以来の少なさだった。売買高は18億9677万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1149。値下がりは403、横ばいは56だった。
住友商や信越化が上昇した。一方、ファストリや良品計画は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 14:18 <NQN>◇東証14時 日経平均は膠着 バリュー指数は高値に
- <NQN>◇東証14時 日経平均は膠着 バリュー指数は高値に
28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比40円ほど高い5万0200円台前半で推移している。動きが鈍く、膠着感を強めている。28日の米株式市場は感謝祭の翌日で短縮取引となる。市場参加者が少ないため、積極的な売買は限られている。
市場では「月末のリバランス(資産配分の調整)が中心だが、海外勢から幅広いセクターに買いが入っている」(国内証券のトレーダー)との声があった。なかでも銀行株への買いが目立つという。銀行などの割安株で構成するTOPIXバリュー指数は午後にやや上げ幅を広げ、前日に付けた最高値(4079.67)を上回って推移している。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8616億円、売買高は11億9772万株だった。
イビデンや豊田通商が上げ幅を広げている。一方、良品計画やセコムは下げ幅を広げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 13:01 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は前日終値近辺で小動き 東証プライムは7割上昇
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は前日終値近辺で小動き 東証プライムは7割上昇
28日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比20円ほど安い5万0100円台前半で小動きとなっている。寄与度が高いファストリや東エレクなどが引き続き安く、重荷となっている。もっとも、東証プライム市場では約7割の銘柄が上昇している。アナリストによる投資判断の引き上げなどが個別銘柄の手掛かりになっており、相場の下値は堅い。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約421億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆2707億円、売買高は9億9801万株だった。
スクリンや良品計画が下げ幅を広げている。一方、イビデンや信越化は上げ幅を広げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 12:01 <NQN>◇東証前引け 日経平均は小反落 半導体関連の一角に利益確定売り
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は小反落 半導体関連の一角に利益確定売り
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、午前終値は前日比22円34銭(0.04%)安の5万0144円76銭だった。前日の米株式市場が休場だったため全体的に方向感が乏しかった。前日に上昇した半導体関連銘柄の一角に利益確定目的の売りが出た。一方、3月期決算企業の中間配当の支払いが本格化するなか配当の再投資が意識され、バリュー(割安)株が堅調だった。
27日は感謝祭の祝日で米株式市場が休場だった。同日の欧州株式市場では英FTSE100種総合株価指数やドイツ株価指数(DAX)が小幅に上昇した。日経平均は上昇して始まったが、市場参加者が限られるなか、ほどなく下げに転じた。日経平均は今週に入り前日まで3日続伸し、終値で5万円台を回復。この間の上げ幅は1500円を超えており、利益確定や持ち高調整目的の売りが出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは4.63ポイント(0.14%)高の3373.20だった。TOPIXのバリュー指数は0.27%上昇した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆214億円、売買高は8億4435万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は419。値上がりは1124、横ばいは65だった。
東エレクやファストリ、中外薬が下げた。一方、2025年1~9月期の連結決算の一部概要を前日に発表したアサヒが上げた。任天堂やコナミGも上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 10:19 <NQN>◇東証10時 日経平均は小安い TOPIXは上昇、バリュー株に買い
- <NQN>◇東証10時 日経平均は小安い TOPIXは上昇、バリュー株に買い
28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小安く、前日比100円ほど安い5万円台前半で推移している。半導体関連株の一角に売りが優勢となり、指数の重荷となっている。一方、東証株価指数(TOPIX)は前日比で上昇する場面が目立つ。
東証プライム市場の業種別株価指数の騰落率ランキングでは、「鉄鋼」や「その他製品」「食料品」などが上位に入り、10時時点では33業種のうち23業種が上昇した。市場では「今週から3月期決算企業の中間配当金の支払いが本格化しており、個人投資家を中心に配当再投資の動きが出やすく、高配当のバリュー(割安)株が上昇しやすい」(東海東京インテリジェンス・ラボの山藤将太エクイティマーケットアナリスト)との声があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2706億円、売買高は5億8743万株だった。
アドテストや中外薬、三井物は安い。一方、任天堂やアサヒが高い。オークマも上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 09:34 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は小動き 米休場で方向感乏しい
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は小動き 米休場で方向感乏しい
28日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(5万0167円)近辺で小動きとなっている。27日の米市場が感謝祭の祝日で休場だったため、全体的に方向感が乏しい。銀行や食料品など買われているが、半導体関連の一角が売られている。節目の5万円近辺で持ち高調整の売りも出やすい。
日経平均は前日に608円(1.23%)上昇し、7営業日ぶりに終値で5万円台を回復した。米利下げ観測を背景に米株式相場が堅調で、日本株にも買いが波及した。大台を回復したことで28日は戻り待ちの売りなどが出やすく、日経平均の上値を抑えている。
27日の欧州株式市場で英FTSE100種総合株価指数やドイツ株価指数(DAX)が上昇した。DAXは約2週間ぶりの高値で終えた。欧州株の上昇は日本株の支えになっている。
28日朝に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想(2.7%上昇)を上回った。市場では「日銀は来年の春季労使交渉(春闘)を重要視しており、都区部CPIの結果で12月の金融政策決定会合での利上げ観測は高まりにくい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。
東証株価指数(TOPIX)も前日終値近辺で小動きとなっている。
味の素や三菱UFJ、リクルートが上昇している。一方、東エレクやファストリは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 15:59 <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日続伸 608円高、5万円台回復 ハイテク高い
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日続伸 608円高、5万円台回復 ハイテク高い
27日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比608円03銭(1.23%)高の5万0167円10銭だった。終値ベースで5万円台に乗せるのは17日以来。米利下げ観測を手掛かりに前日の米主要株価指数がそろって上昇した流れを受け、日本株にも海外勢による買いが優勢だった。このところ調整が目立っていた値がさの半導体関連株などが見直し買いを集めたことも日経平均を押し上げ、上げ幅は一時700円を上回った。
前日の米株式相場の上昇は、低調な米経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まったことが背景で、海外短期筋を中心に投資家心理が急速に上向いている。日本株の値動きの良さに着目した海外短期筋が、日経平均先物に断続的な買いを入れたことが日経平均を押し上げた面も大きい。不動産や建設など内需関連株の一角には、出遅れを意識した物色が続いた。
日経平均は上げ幅を縮小する場面もあった。5万円の大台を上回った水準では個人投資家などによる達成感を意識した利益確定や戻り待ちの売りが出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は13.07ポイント(0.39%)高の3368.57だった。一時は13日の最高値(3381.72)を上回った。JPXプライム150指数は続伸し、4.57ポイント(0.32%)高の1454.60で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9659億円と9月18日以来約2カ月ぶりの低水準だった。27日は感謝祭の祝日で米国のすべての市場が休場となるため、午後に入ってからは積極的な売買を手控える動きが広がった。売買高は19億186万株。東証プライムの値上がり銘柄数は969と全体の6割を占めた。値下がりは566、横ばいは68だった。
値がさのアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)が買われた。TDKやイビデンも高い。パナHDの上昇も目立った。一方、中外薬や第一三共など医薬品株が売られた。テルモやHOYAも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 14:10 <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き高い 5万円台維持、米休場前も買い途切れず
- <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き高い 5万円台維持、米休場前も買い途切れず
27日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比550円ほど高い5万0100円台前半と引き続き高い。前日の米株高を背景にした海外短期筋による株価指数先物や主力株への買いが続いており、日経平均は5万円台を維持しながら堅調に推移している。
市場では「不動産や建設、銀行など内需関連を中心とした循環物色の流れが日本株を支える展開が意識されている」(ニッセイ基礎研究所の森下千鶴研究員)との声がある。東証株価指数(TOPIX)はきょう午前、13日に付けた過去最高値を上回る場面があった。
27日は感謝祭の祝日で米国のすべての市場が休場となる。市場では「きょうの午後は上値を追う展開になりにくい」(国内証券の情報担当者)との声も聞かれるが、現時点で海外勢の先物買いなどが途切れた雰囲気は乏しい。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆3964億円、売買高は13億4812万株だった。
東エレクが午後に上げ幅を拡大している。TDKやイビデンが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)は午後に上げ幅を縮小した。テルモとHOYAは下げ幅を拡大している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 12:52 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ一服 5万円台回復で達成感
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ一服 5万円台回復で達成感
27日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服している。前日比500円ほど高い5万円をわずかに上回る水準で推移している。前日の米株高を背景とした海外投機筋による株価指数先物や主力ハイテク株への見直し買いが引き続き優勢だが、取引時間中では20日以来となる5万円台の回復で達成感も意識されやすい。国内投資家を中心に利益確定や戻り待ちの売りが出ているとみられ、日経平均の上値を抑えている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約76億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7942億円、売買高は11億5572万株だった。
値がさのソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが買われている。TDKやソニーG、パナHDも高い。一方、ファストリが午後に入ってやや弱含んでいる。中外薬やテルモが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 17:20 <NQN>◇外為17時 円相場、反落 155円台後半 持ち高調整の売り
- <NQN>◇外為17時 円相場、反落 155円台後半 持ち高調整の売り
2日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ40銭の円安・ドル高の1ドル=155円77~78銭で推移している。日銀の利上げなどで日米金利差が縮小するとの観測から進んでいた円高・ドル安が一服し、持ち高調整の円売り・ドル買いが増えた。
1日発表の11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は9カ月連続で好不況の節目とされる50を下回った。市場が織り込む12月の米利下げの確率は1日時点で80%を超えており、米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方が多い。
一方、日銀の植田和男総裁は1日、12月の金融政策決定会合について「利上げの是非について適切に判断したい」などと述べた。利上げを織り込む動きが加速し、1日の海外市場で円相場は一時154円67銭近辺まで上昇した。約2週間ぶりの円高・ドル安水準とあって、2日の東京市場では持ち高調整や利益確定の円売り・ドル買いが出た。日銀が12月に利上げを決めても、その後の利上げには時間を要するとの見方も円相場の重荷となった。
国内輸入企業など実需筋による円売り・ドル買いの動きが活発だったとの観測も円相場を押し下げた。
円は対ユーロでも反落した。17時時点では同59銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=180円92~95銭で推移している。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0008ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1614~15ドルで推移している。米利下げ観測が広がる一方で、欧州中央銀行(ECB)は当面、政策金利を据え置くとの見方から、ユーロ買い・ドル売りが出やすかった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 14:09 <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で軟調
- <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で軟調
2日午後の東京外国為替市場で、円相場は軟調な動きとなっている。14時時点では1ドル=155円64~65銭と前日17時時点と比べて27銭の円安・ドル高だった。日銀の利上げ観測を受けた円買い・ドル売りは続かず、持ち高調整目的の円売り・ドル買いが続いている。外為市場でも注目が集まっていた財務省による10年物国債入札は、投資家の需要が集まる「順調」な結果だったと受け止められた。債券需給に対する警戒感は高まらず、円相場の反応は目立たなかった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 12:26 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 155円台後半 持ち高調整の売りで
- <NQN>◇外為12時 円相場、下落 155円台後半 持ち高調整の売りで
2日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=155円65~67銭と前日17時時点と比べて28銭の円安・ドル高だった。前日に日米金利差の縮小観測から進んでいた円高・ドル安が一服し、持ち高調整などを目的とした円売り・ドル買いが出た。国内輸入企業など実需筋による円売り・ドル買い観測も円相場の重荷となった。
1日発表の11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は48.2と前月から低下し、9カ月連続で好不況の節目とされる50を下回った。市場が織り込む12月の米利下げの確率は1日時点で80%を超えている。米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方は根強い。
国内では日銀の植田和男総裁が1日、名古屋市の金融経済懇談会で挨拶し、次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と述べた。植田総裁の発言をきっかけに12月会合での利上げを織り込む動きが加速し、日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識されたことから、1日の海外市場で円相場は一時154円67銭まで上昇した。約2週間ぶりの円高・ドル安水準をつけた反動で、2日の東京外為市場では持ち高調整などを目的とした円売り・ドル買いが続いている。
日銀の12月利上げ観測が広がっているものの、市場からは「今月仮に日銀が利上げを決めたとしても、その次の利上げまでは半年以上時間を要する可能性が高く、円買い材料としては乏しい」(国内銀行の為替担当者)との指摘があった。外為市場で、日銀が連続して利上げするのは難しいとみられていることは円相場の重荷となっている。
10時すぎには一時155円77銭近辺まで下げ幅を広げた。国内輸入企業など実需筋による円売り・ドル買いの動きが活発だったとの観測は円相場を押し下げた。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=180円74~77銭と、同41銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小幅に上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1612ドル近辺と同0.0006ドルのユーロ高・ドル安だった。米国の利下げ観測が広がる一方で、欧州中央銀行(ECB)は当面、政策金利を据え置くとの見方から、ユーロ買い・ドル売りに傾きやすかった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 10:38 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 155円台後半 中値「ドル買い優勢」の声
- <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 155円台後半 中値「ドル買い優勢」の声
2日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げた。10時時点は1ドル=155円68~70銭と前日17時時点と比べて31銭の円安・ドル高だった。10時すぎには155円77銭近辺まで下落した。国内輸入企業による円売り・ドル買い観測が相場を下押しした。前日に日米金利差の縮小観測から進んでいた円高・ドル安が一服し、持ち高調整などを目的とした円売り・ドル買いも続いている。
日銀の植田和男総裁は1日に開いた名古屋市の金融経済懇談会で挨拶し、次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べた。植田総裁の発言をきっかけに12月会合での利上げを織り込む動きが加速し、1日の海外市場では円相場が約2週間ぶりの円高・ドル安水準をつけていた。
日銀の12月利上げ観測が広がっているものの、市場からは「今月仮に日銀が利上げを決めたとしても、その次の利上げまでは半年以上時間を要する可能性が高く、円買い材料としては乏しい」(国内銀行の為替担当者)との指摘があった。外為市場で、日銀が連続して利上げするのは難しいとみられていることは円相場の重荷となっている。
10時前の中値決済に向けては、「ドル買いが優勢」(前出の国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業など実需勢によるドル資金の調達が活発だったとの観測は、円相場を押し下げた。
片山さつき財務相は2日午前の閣議後記者会見で、金融政策を巡って「具体的な手法は日銀に委ねられるべきだというのが原則で、私もそのように考えている」と述べた。さらに、日銀の植田総裁による前日の発言については「コメントは差し控える」としたうえで「政府の認識と日銀の認識で、景気は緩やかに回復しているという状況にあるということについては齟齬(そご)はない」との考えを示した。材料視されなかったようで、現時点で相場の反応は目立たない。
円は対ユーロでも下げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=180円67~71銭と、同34銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小幅ながら下げに転じた。10時時点では1ユーロ=1.1605~06ドルと同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/2 08:55 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し155円台半ば 対ユーロでも安い
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し155円台半ば 対ユーロでも安い
2日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=155円48~50銭と前日17時時点と比べて11銭の円安・ドル高だった。前日に日米金利差の縮小観測から進んでいた円高・ドル安が一服し、持ち高調整などを目的とした円売り・ドル買いが優勢となっている。
1日発表の11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は48.2と前月から低下し、9カ月連続で好不況の節目とされる50を下回った。市場が織り込む12月の米利下げの確率は1日時点で80%を超えている。米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方が根強い。
日銀の植田和男総裁は1日に開いた名古屋市の金融経済懇談会で挨拶し、次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と述べた。植田総裁の発言をきっかけに12月会合での利上げを織り込む動きが加速した。日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識されたことから、1日の海外市場では円相場が一時154円67銭まで上昇し、約2週間ぶりの円高・ドル安水準をつけていた。
2日朝の東京市場では、持ち高調整などの円売り・ドル買いが出ている。
円は対ユーロでも安い。8時30分時点は1ユーロ=180円49~52銭と、同16銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルでほぼ横ばい。8時30分時点は1ユーロ=1.1608~09ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。米国の利下げ観測が広がる一方で、欧州中央銀行(ECB)は当面、政策金利を据え置くとの見方から、ユーロ買い・ドル売りに傾きやすい。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 17:21 <NQN>◇外為17時 円相場、反発 155円台前半 日銀の12月利上げ観測で
- <NQN>◇外為17時 円相場、反発 155円台前半 日銀の12月利上げ観測で
1日の東京外国為替市場で、円相場は反発した。17時時点では前週末の同時点に比べ94銭の円高・ドル安の1ドル=155円36~38銭で推移している。日銀の植田和男総裁が1日に行った講演内容をきっかけに、18~19日に開く金融政策決定会合で0.25%の利上げを決定するとの観測が広がり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。
日銀の植田総裁は1日午前に開いた名古屋市の金融経済懇談会で、次回の決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と述べた。午後の記者会見では円安が進行すると「物価の押し上げ要因になる」などと指摘し、物価上振れに対し日銀が利上げに動くとの思惑が広がった。12月会合での利上げを織り込む動きが加速し、国内債券市場では政策金利の影響を受けやすい新発2年物国債利回りが17年半ぶりに節目の1%を超えるなど幅広い年限で新発債に売りが膨らんだ。
さらに米連邦準備理事会(FRB)が9~10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定するとの見方も強まっている。日米の金融政策の方向性の違いから日米の金利差は縮小するとして円買い・ドル売りが活発となった。だが、10時前の中値決済に向けては輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測が意識され、円の上値が抑えられる場面があった。
円は対ユーロでも反発した。17時時点では同65銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=180円30~33銭で推移している。
ユーロは対ドルで反発した。17時時点は同0.0030ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1605~06ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 14:10 <NQN>◇外為14時 円相場、155円台半ばで強含み
- <NQN>◇外為14時 円相場、155円台半ばで強含み
1日午後の東京外国為替市場で、円相場が強含んでいる。14時時点では1ドル=155円54~56銭と前週末17時時点と比べて76銭の円高・ドル安だった。13時半すぎに155円40銭近辺まで上昇する場面があった。日銀の植田和男総裁の発言をきっかけに12月の利上げを織り込む動きが加速。日本国債の利回りが水準を切り上げているのもあって、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが続いている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 12:23 <NQN>◇外為12時 円相場が上昇、155円台半ば 日銀の12月利上げ観測で
- <NQN>◇外為12時 円相場が上昇、155円台半ば 日銀の12月利上げ観測で
1日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=155円54~55銭と前週末17時時点と比べて76銭の円高・ドル安だった。12時前には155円44銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。日銀が12月に開く金融政策決定会合で0.25%の利上げを決めるとの見方が強まり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが増えた。
日銀の植田和男総裁は1日午前に開いた名古屋市の金融経済懇談会で、18~19日開催の次回決定会合では「利上げの是非について適切に判断したい」と語った。利上げを事実上「予告」したと受け止められ、国内債券市場では政策金利の影響を受けやすい新発2年物国債の利回りが17年半ぶりに節目の1%を超えるなど金利の先高観が強まった。
米国では市場予想を下回る経済指標の発表が続いているのもあって米連邦準備理事会(FRB)が9~10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めると市場では確実視されつつある。日米の金利差が縮小に向かうとの見方から円買い・ドル売りが活発となった。
もっとも、円相場の上値を試す動きは鈍い。増一行審議委員などから前向きな発言が出るなど日銀は利上げに向けた「地ならし」を始めているとの思惑が広がっていた。そのため、市場では「植田総裁の発言は利上げに前向きだと受け止められたが、委員らのこれまでの発言もあり驚きは少ない」(国内銀行の為替アナリスト)との声も聞かれた。
10時前の中値決済に向けては「ドル買い優勢」(国内銀行)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が意識されたのも円相場の重荷となった。
円は対ユーロでも上昇し、12時時点は1ユーロ=180円34~36銭と、同61銭の円高・ユーロ安だった。日銀による12月の利上げ決定が意識され、対ユーロでも円買いが優勢となった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1594~95ドルと同0.0019ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 10:31 <NQN>◇外為10時 円相場が上げ拡大 一時155円台半ば、日銀総裁発言で買い
- <NQN>◇外為10時 円相場が上げ拡大 一時155円台半ば、日銀総裁発言で買い
1日午前の東京外国為替市場で、円相場が上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=155円83~84銭と前週末17時時点と比べて47銭の円高・ドル安だった。10時すぎには155円49銭近辺まで上昇する場面があった。日銀の植田和男総裁が12月の利上げを事実上「予告」したと受け止められ、円買い・ドル売りの勢いが増した。
植田総裁は1日午前に名古屋市で開いた金融経済懇談会で、次回18~19日に開く金融政策決定会合では「内外経済・物価情勢や金融資本市場の動向を、様々なデータや情報をもとに点検・議論し、利上げの是非について適切に判断したい」と語った。市場では0.25%の利上げに向けて踏み込んだ発言をしたと評価され、円買い・ドル売りを誘った。
10時前の中値決済に向けては「ドル買い優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが多かったとの観測は相場の上値を抑えた。
円は対ユーロで上げに転じている。10時時点では1ユーロ=180円78~80銭と、同17銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで上げ幅を拡大している。10時時点では1ユーロ=1.1601ドル近辺と同0.0026ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 08:45 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円近辺 12月の米利下げ観測で
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円近辺 12月の米利下げ観測で
1日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=156円04~05銭と前週末17時時点と比べて26銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)が9~10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決めるとの見方が多く、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢となっている。
米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利の予想を算出する「フェドウオッチ」によると、FRBが12月に0.25%の利下げを決める確率は日本時間1日時点で8割を超えている。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で利上げに動くとの思惑がくすぶるなか、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入っている。
片山さつき財務相は11月30日のフジテレビ番組で、円安進行について「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)で動いていないのは明確だ」などと語った。円安が一段と加速すれば日本政府・日銀が円買いの為替介入に動くとの警戒がくすぶるのも相場を下支えしている。
もっとも、円相場の上値も限られている。日銀の植田和男総裁は1日午前に名古屋市で開く金融経済懇談会に出席する。次回の決定会合での利上げ決定に向けた「地ならし」を進めるかを見極めたいとする市場参加者が多く、円買い・ドル売りの持ち高を積極的に積み上げる動きは鈍い。
円は対ユーロで横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ユーロ=180円97銭~181円02銭と、同2銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1598~99ドルと同0.0023ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 17:32 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 156円台前半 財政悪化懸念根強く
- <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 156円台前半 財政悪化懸念根強く
28日の東京外国為替市場で、円相場は5日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ20銭の円安・ドル高の1ドル=156円30~31銭で推移している。高市早苗政権の拡張的な財政政策への懸念が根強く、円売り・ドル買いが優勢だった。月末に絡んで国内輸入企業などが円売り・ドル買いを活発にしたとの観測も相場の重荷だった。
政府は28日、2025年度補正予算案を閣議決定した。一般会計の総額は18兆3034億円と、補正予算の規模としては24年度を上回り、新型コロナウイルス禍以降で最大となった。財務省が27日開いた国債市場特別参加者(プライマリー・ディーラー、PD)会合と国債投資家懇談会では、国債の追加発行について償還までの期間が短い国債を中心に増額する方針が示された。財政悪化が意識されて円売り・ドル買いが出た。
28日は月末で、事業会社の決済が集中しやすい実質的な「5・10(ごとおび)日」にあたる。10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声があり、相場を押し下げた。
きょう米国は感謝祭の翌日で米株式・債券市場が短縮取引となり、市場参加者が少ないため商いが低調だった。投機的な円売り・ドル買いも出にくく、持ち高を傾ける動きは限られた。
円は対ユーロで続伸した。17時時点では同5銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=180円89~93銭で推移している。
ユーロは対ドルで3日ぶりに反落した。17時時点は同0.0018ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1573~76ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 14:05 <NQN>◇外為14時 円相場、156円台前半で膠着
- <NQN>◇外為14時 円相場、156円台前半で膠着
28日午後の東京外国為替市場で、円相場はやや安い水準で膠着感を強めている。14時時点では1ドル=156円23~24銭と前日17時時点と比べて13銭の円安・ドル高だった。きょうは米感謝祭の翌日で米株式・債券市場が短縮取引となる。欧米の市場参加者が引き続き少ないと見込まれるなか、12月1日に日銀の植田和男総裁の発言機会を控えることもあり、持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 12:22 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 156円台前半 財政拡張への警戒感で
- <NQN>◇外為12時 円相場、下落 156円台前半 財政拡張への警戒感で
28日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=156円26~27銭と前日17時時点と比べて16銭の円安・ドル高だった。高市早苗政権が唱える拡張的な財政政策に対する懸念が根強く、円売り・ドル買いが出た。中値決済に向けては国内輸入企業などのドル買いも増えた。
財務省は27日に開いた国債市場特別参加者(プライマリー・ディーラー、PD)会合と国債投資家懇談会で、2025年度の補正予算案を巡る国債の追加発行について、償還までの期間が短い国債を中心に増額する方針を示した。26年度からは計画を半年ごとに見直す仕組みにすることも検討している。大規模な国債発行を伴う補正予算を組む意向の政府の財政政策などが背景にあり、中長期的な財政リスクへの不安が引き続き円の重荷となっている。
10時前の中値決済に向けてはドル不足だった可能性が高い。円は156円58銭近辺まで下げ幅を広げた。実需の円売りが一巡すると円はやや値を戻し、11時すぎには前日比横ばいの156円10銭近辺をつける場面があった。
取引は低調だった。きょうは米感謝祭の翌日で米株式・債券市場が短縮取引となる。為替の持ち高を一方向に傾ける動きも出にくく、投機的な円売り・ドル買いの勢いは強まらなかった。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=181円01~05銭と、同7銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルでは朝高後に下げに転じた。12時時点は1ユーロ=1.1582~85ドルと同0.0009ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 10:26 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時156円台半ば 実需の売り観測
- <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時156円台半ば 実需の売り観測
28日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げた。10時時点は1ドル=156円39~41銭と前日17時時点と比べて29銭の円安・ドル高だった。10時前に156円58銭近辺まで下落した。高市早苗政権が唱える拡張的な財政政策への警戒感から円売り・ドル買いが続く中、10時前の中値決済で国内輸入企業からのドル買いが強まったとみられ、円を押し下げた。
28日は月末で事業会社の決済が集中しやすい。市場では「きょうはドルが大幅に不足していた」との見方が多かった。
円は対ユーロでも下げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=181円34~37銭と、同40銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルでほぼ横ばい。10時時点では1ユーロ=1.1594~95ドルと同0.0003ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/28 08:59 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し156円台前半 対ユーロでも安い
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し156円台前半 対ユーロでも安い
28日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=156円22~24銭と前日17時時点と比べて12銭の円安・ドル高だった。高市早苗政権が唱える拡張的な財政政策への警戒感が根強く、円売り・ドル買いが先行しやすい状況になっている。前日の米市場が休場だったため商いは薄い。
財務省は27日に開いた国債市場特別参加者(プライマリー・ディーラー、PD)会合と国債投資家懇談会で、2025年度の補正予算案を巡る国債の追加発行について、償還までの期間が短い国債を中心に増額する方針を示した。26年度からは計画を半年ごとに見直す仕組みにすることも検討している。大規模な国債発行を伴う補正予算を組む意向の政府の財政政策などが背景にある。
総務省が28日に発表した11月の東京都区部消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2020年=100)は生鮮食品を含む総合が前年同月比で2.7%上昇した。生鮮食品を除く総合(コアCPI)は2.8%上昇となり、QUICK集計の市場予想(中央値)の2.7%上昇を上回った。ただ為替相場への影響は今のところ限定的だ。
円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=181円17~26銭と、同23銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1599~1600ドルと同0.0008ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 17:30 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 156円台前半 米利下げ観測根強く
- <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 156円台前半 米利下げ観測根強く
27日の東京外国為替市場で、円相場は4日続伸した。17時時点は前日の同時点に比べ26銭の円高・ドル安の1ドル=156円11~12銭だった。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が根強く、円買い・ドル売りが優勢となった。
日銀の野口旭審議委員による大分県金融経済懇談会での発言は当初は円買い材料とみなされた。だが、その後は警戒していたほど正常化に積極的な「タカ派」ではなかったとの受け止めが次第に増え、円の上値を抑えた。
26日発表の11月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は前月から低下し、市場予想も下回った。一方、同日発表の週間の米新規失業保険の申請件数は市場より少ない水準にとどまった。米経済指標は強弱が入り交じる内容となったが、米金利先物市場ではFRBが利下げするとの予想確率が高止まりしており、対ドルでの円相場を支えた。
円相場は午前中に一時155円72銭近辺まで上昇したが、円買いは続かなかった。日銀の野口委員は27日、大分県金融経済懇談会に出席した。午前の挨拶では、2%の物価安定目標が見通し期間後半に達成されるなら、日銀による政策金利の調整も「適切なペースで行われていくべきだ」と述べた。ただ午後の記者会見では金融政策運営を巡り「調整ペースはデータ次第」と語った。市場では野口氏が慎重に政策判断していく姿勢を保っていることが意識され、円買いの勢いを鈍らせた。
円は対ユーロでは反発した。17時時点は同11銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=180円96~99銭で推移している。対ドルでの円高が波及した。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0013ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1592ドル近辺で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 14:15 <NQN>◇外為14時 円相場、156円ちょうど近辺で伸び悩み
- <NQN>◇外為14時 円相場、156円ちょうど近辺で伸び悩み
27日午後の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=155円99銭~156円01銭と前日17時時点と比べて38銭の円高・ドル安だった。日銀の野口旭審議委員が27日午前に大分県の金融経済懇談会で挨拶し、利上げそのものは否定しなかった。日銀の追加利上げ観測が円相場を支えている。野口委員は14時30分から記者会見に臨む。発言内容を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 12:28 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時155円台後半 野口日銀委員の発言が支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時155円台後半 野口日銀委員の発言が支え
27日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=156円11~12銭と前日17時時点と比べて26銭の円高・ドル安だった。日銀の野口旭審議委員が27日午前に大分県の金融経済懇談会で挨拶した。利上げそのものは否定しなかったとの受け止めから、円は一時155円72銭まで上げ幅を拡大した。ただ、円買い・ドル売りの勢いは強まらず、ほどなく156円台前半に伸び悩んだ。
野口委員は「仮に物価安定目標達成が見通し期間の後半に達成されるとすれば、日本銀行による政策金利の調整も、それに向けた適切なペースで行われていくべきことになる」と発言した。野口委員は金融緩和や財政出動に積極的なリフレ派として知られる。「リフレ派としてのスタンスは残しつつも、利上げを否定しなかったことは円相場に追い風となった」(国内銀行の為替アナリスト)との声が聞かれた。
26日発表の11月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は前月から低下し、市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が維持されていることも円買い・ドル売りにつながった。米金利先物市場の値動きから政策金利を予想する「フェドウォッチ」をみると、日本時間27日午前の時点で、12月の利下げの予想確率は8割を超えている。
10時前の中値決済に向けては、「ドル売りが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとの見方も円相場を支えた。
円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=181円14~18銭と、同7銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1603~04ドルと同0.0024ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 156円ちょうど近辺 野口日銀委員の発言控え思惑
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 156円ちょうど近辺 野口日銀委員の発言控え思惑
27日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=155円99銭~156円01銭と前日17時時点と比べて38銭の円高・ドル安だった。10時前には一時155円85銭近辺まで上昇した。日銀の野口旭審議委員が27日午前に大分県の金融経済懇談会で挨拶し、同日午後には記者会見に臨む。野口氏は9月の講演で政策金利を調整する必要性に言及していた経緯がある。今回の発言機会でも利上げに前向きな姿勢を示すとの思惑から円買い・ドル売りが優勢となっている。
10時前の中値決済に向けては、「ドル売りが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとの見方も円相場を支えた。
円は対ユーロで上昇に転じている。10時時点では1ユーロ=180円99銭~181円02銭と、同8銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小高い水準で小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1602~03ドルと同0.0023ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 08:43 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円台前半 対ユーロでは下落
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円台前半 対ユーロでは下落
27日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=156円26~27銭と前日17時時点と比べて11銭の円高・ドル安だった。26日発表の米経済指標は強弱入り交じる内容で、売買が交錯している。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを決定するとの観測は根強く、円買い・ドル売りがやや優勢となっている。
26日発表の11月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は前月から低下し、市場予想も下回った。米金利先物市場の値動きから政策金利を予想する「フェドウオッチ」をみると、日本時間27日午前の時点で12月の利下げの予想確率は8割を超えている。米利下げ観測が維持されていることが円買い・ドル売りにつながっている。
もっとも、米国の労働市場が底堅さを保っているとの見方は円買い・ドル売りを進めにくくしている。26日発表の週間の米新規失業保険の申請件数は21万6000件と、市場予想より少ない水準にとどまった。26日の米株高が波及し、27日の日本株相場が上昇しそうなことも「低リスク通貨」とされる円の重荷となっている。
円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=181円25~28銭と、同18銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1599ドル近辺と同0.0020ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/12/1 09:58 <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
- <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
28日の米国株式市場の主要4指数は5日続伸した。感謝祭翌日のブラック・フライデーで13時までの短縮取引となり、新たな材料が不在の状況下で米FRBの利下げ継続観測を追い風とする24日からの主要3極の株高局面が5日目に入った。
ダウは5日続伸し、前日比289.30ドル高(+0.60%)の47716.42ドルで引けた。週間の上昇幅は1471ドルとなり、6月第4週(1612ドル高)以来の最大を記録した。月間ベースでは7ヶ月続伸し、10連騰した2017年4月-2018年1月以来の最長を更新した。全30銘柄中、上昇は25、下落は5であった。アマゾン・ドット・コム(+1.77%)、IBM(+1.77%)が買われた。エヌビディア(-1.81%)は下げた。スダックも5日続伸し、同150.99ポイント高(+0.65%)の23365.88で引けた。エヌビディアとインテル(+10.19%)が売買を伴った。S&P500も5日続伸し、同36.48ポイント高(+0.53%)の6849.09で引けた。エネルギー、通信サービスなど10業種が上昇し、ヘルスケアのみが下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/28 09:38 <IGM>米国株式 感謝祭で休場
- <IGM>米国株式 感謝祭で休場
27日の米国株式市場は感謝祭で休場。取引再開は28日。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/27 09:53 <IGM>米国株式 4日続伸 12月の米利下げ継続観測が追い風
- <IGM>米国株式 4日続伸 12月の米利下げ継続観測が追い風
26日の米国株式市場で主要4指数は4日続伸した。米経済指標発表は強弱の材料が混在したが、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込む状況に変化はなく、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは4日続伸し、前日比314.67ドル高(+0.66%)の47427.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9であった。ボーイング(+2.46%)、ウォルマート(+1.96%)が買われたが、セールスフォース(-2.55%)は急反落した。スダックも4日続伸し、同189.09ポイント高(+0.82%)の23214.69で引けた。その他金融、輸送を中心に、銀行を除く全業種が上昇した。S&P500も4日続伸し、同46.73ポイント高(+0.69%)の6812.61で引けた。公益、ITなど9業種が上昇し、通信サービス、ヘルスケアの2業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月耐久財受注・前月比 +0.5%(8月は+3.0%)
11月シカゴ購買部協会景気指数 36.3(10月は43.8)
新規失業保険申請件数 21.6万件(前週は22.2万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/26 09:56 <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
- <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
25日の米国株式市場で主要3指数は3日続伸した。弱い米経済指標発表が相次ぎ、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込むなかで、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは3日続伸し、前日比664.18ドル高(+1.42%)の47112.45ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は28、下落は2であった。メルク(+5.24%)とホーム・デポ(+4.31%)の堅調が目立った。下落したのはエヌビディア(-2.59%)、シェブロン(-0.81%)のみ。スダックも3日続伸し、同153.58ポイント高(+0.67%)の23025.59で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も3日続伸し、同60.76ポイント高(+0.90%)の6765.88で引けた。ヘルスケア、一般消費財など8業種が上昇し、エネルギー、公益など3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月小売売上高・前月比 +0.2%(8月は+0.2%)
9月卸売物価指数・前年比 +2.7%(8月は+2.7%)
9月卸売物価指数コア・前年比 +2.6%(8月は+2.9%)
10月仮契約住宅販売指数・前月比 +1.9%(9月は+0.1%)
11月消費者信頼感指数 88.7(10月は95.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/25 10:43 <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
- <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
24日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。ダウは続伸し、前日比202.86ドル高(+0.44%)の46448.27ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。FRBウォラー理事が12月の利下げを支持すると改めて表明するとともに、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁も「労働市場は脆弱で先手を打てる自信がないため、12月の利下げを支持する」と発言したしたことで利下げ観測が高まり、ハイテク株などに買いが広まった。製薬メルク(+2.70%)やアマゾン(+2.44%)は買われ、家庭用製品プロクター・アンド・ギャンブル(-2.61%)や通信サービスのベライゾンは下げた。
ナスダックも続伸し、同598.92ポイント高(+2.69%)の22872.01。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。
S&P500も続伸、同102.09ポイント高(+1.55%)の6705.08。コミュニケーションサービス、情報技術など9業種が上昇、エネルギー、生活必需品など2業種が下落。
(経済指標) (発表値)
なし
21日
11月消費者態度指数(確定値) 51.0(10月は53.6)
11月製造業景気指数(速報値) 51.9(10月は48.7)
11月サービス業景気指数(速報値) 55.0(10月は54.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/21 10:00 <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
- <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
20日の米国株式市場は反落した。前日の引け後に好決算を発表したエヌビディアの買いが続かず下げに転じ、投資家心理が悪化した。
ダウは反落し、前日比386.51ドル安(-0.83%)の45752.26ドルと10月10日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。シスコ・システムズ(-3.76%)、ボーイング(-3.40%)、エヌビディア(-3.15%)が急落した。ウォルマート(+6.46%)は良好な8-10月期決算と通期収益見通しの上方修正で急伸した。ナスダックは反落し、同486.18ポイント高(-2.15%)の22078.04で引けた。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。S&P500は反落し、同103.40ポイント安(-1.55%)の6538.76と9月10日以来の安値で引けた。IT、一般消費財など10業種が下落し、生活必需品のみが上昇した。
(経済指標) (発表値)
9月非農業部門雇用者数 -11.9万人(8月は-0.4万人)
11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -1.7(10月は-12.8)
10月中古住宅販売戸数・年率換算 410万戸(9月は405万戸)
新規失業保険申請件数 22.0万件(前週は22.8万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/20 10:00 <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
- <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
19日の米国株式市場は反発した。エヌビディアの8-10月期決算発表前の持ち高調整売りが一巡したことで買い戻されたが、10月の米FOMC議事要旨で利下げ継続が疑問視されており、上昇ペースは鈍かった。
ダウは5日ぶりに反発し、前日比47.03ドル高(+0.10%)の46138.77ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は13、下落は16、1銘柄は変わらずであった。エヌビディア(+2.85%)が急伸し、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.84%)も堅調。セールスフォース(-2.41%)は急落した。ナスダックは3日ぶりに反発し、同131.38ポイント高(+0.58%)の22564.22で引けた。IT、銀行が上昇し、保険、バイオなどは下落した。S&P500は5日ぶりに反発し、同24.84ポイント高(+0.37%)の6642.16で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、公益など5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
8月貿易収支 -596億ドル(7月は-782億ドル)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/19 09:57 <IGM>米国株式 続落 利下げ観測後退やエヌビディア決算前の利益確定売りで
- <IGM>米国株式 続落 利下げ観測後退やエヌビディア決算前の利益確定売りで
18日の米国株式市場は続落した。米FRBの12月の利下げ観測後退や、19日のAI半導体エヌビディアの8-10月期決算発表を控えた利益確定売りが重荷になった。
ダウは4日続落し、前日比498.50ドル安(-1.06%)の46091.74ドルと10月16日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。8-10月期の1株利益が市場予測を下回ったホーム・デポ(-6.02%)が急落し、ロスチャイルドが投資判断を引き下げたアマゾン・ドット・コム(-4.43%)も大幅安となった。メルク(+3.84%)は大幅高。ナスダックは続落し、同275.22ポイント安(-1.21%)の22432.84と10月10日以来の安値で引けた。IT、工業などが下落し、輸送、銀行などは上昇した。S&P500は4日続落し、同55.09ポイント安(-0.91%)の6617.32と10月10日以来の安値で引けた。一般消費財、ITなど5業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアなど6業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月製造業新規受注・前月比 +1.4%(7月は-1.3%)
ADP雇用者数(11月1日まで4週間の週平均) -2500人(10月25日までは-14250人)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/18 09:52 <IGM>米国株式 下落 エヌビディアの決算発表前に一旦の利益確定売り
- <IGM>米国株式 下落 エヌビディアの決算発表前に一旦の利益確定売り
17日の米国株式市場は下落した。米FRBの12月の利下げ観測が後退し続けていることや、19日のAI半導体エヌビディアの8-10月期決算発表を控えた一旦の利益確定売りが重荷になった。
ダウは3日続落し、前営業日比557.24ドル安(-1.18%)の46590.24ドルで引けた。ジェファーソンFRB副議長は、中立金利が近づいているため、ここからの利下げは慎重に行うべきとのスタンスを示し、10月17日以来の安値をつけた。全30銘柄中、上昇は3、下落は27であった。アメリカン・エキスプレス(-4.46%)が急落し、ナイキ(-1.98%)は連日の下落率2位となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(+1.86%)はしっかり。ナスダックは反落し、同192.51ポイント安(-0.84%)の22807.07で引けた。銀行、金融などバイオを除く全業種が下落した。S&P500は3日続落し、同61.70ポイント安(-0.91%)の6672.41で引けた。金融、エネルギーなど9業種が下落し、通信サービス、公益の2業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月NY連銀製造業景気指数 18.7(10月は10.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/17 09:59 <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
- <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
14日の米国株式市場では、ダウが利下げ観測の後退で続落したが、ナスダックはハイテク株の買い戻しで反発した。
ダウは続落し、前日比309.74ドル安(-0.65%)の47147.48ドルで引けた。米FRB関係者からインフレ高止まりの指摘や12月の利下げ不要論が相次いでおり、金利先安観の後退を嫌気した。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。ユナイテッドヘルス・グループ(-3.21%)、ナイキ(-2.82%)が急落し、エヌビディア(+1.77%)は買われた。ナスダックは4日ぶりに反発し、同30.23ポイント高(+0.13%)の22900.58で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、輸送、工業などが下落した。S&P500は小幅続落し、同3.38ポイント安(-0.05%)の6734.11で引けた。素材、金融など7業種が下落し、バイオ、ITなど4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/14 09:55 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
- <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
13日の米国株式市場では、織り込み済であった米政府機関の閉鎖解除には反応せず、ダウは利益確定売り、ナスダックはAI関連銘柄を中心とする売りで下げた。
ダウは5日ぶりに反落し、前日比797.60ドル安(-1.65%)の47457.22ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。7-9月期売上高が市場予測を下回ったウォルト・ディズニー(-7.75%)、前日上昇率2位のゴールドマン・サックス(-3.99%)が急落した。シスコ・システムズ(+4.62%)は大幅高。ナスダックは3日続落し、同536.10ポイント安(-2.29%)の22870.35で引けた。金融、工業などが下落し、通信、保険は上昇した。S&P500は5日ぶりに反落し、同113.43ポイント安(-1.65%)の6737.49で引けた。一般消費財、ITなど、エネルギーを除く10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/13 09:57 <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
- <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
12日の米国株式市場では、米政府機関の閉鎖解除が視野入りするなかで、ダウが連日の最高値更新を達成する一方、ナスダックはテスラやアルファベットの下げが重荷となって続落した。
ダウは4日続伸し、前日比326.86ドル高(+0.68%)の48254.82ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は8、1銘柄は変わらずであった。ユナイテッドヘルス・グループ(+3.55%)、ゴールドマン・サックス(+3.54%)が急伸し、それぞれ単独で71ドル、176ドル指数を押し上げた。アマゾン・ドット・コム(-1.97%)は軟調。ナスダックは続落し、同61.84ポイント安(-0.26%)の23406.45で引けた。工業、ITなどが下落し、通信、輸送は上昇した。S&P500は4日続伸し、同4.31ポイント高(+0.06%)の6850.92で引けた。ヘルスケア、金融など6業種が上昇し、エネルギー、通信サービスなど5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/12 09:53 <IGM>米国株式 ダウは最高値、ナスダックはハイテク株売りで反落
- <IGM>米国株式 ダウは最高値、ナスダックはハイテク株売りで反落
11日の米国株式市場では、ダウが10月28日以来の最高値更新となった。米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、投資家心理が好転した。ナスダックはソフトバンクグループが全株式を売却したエヌビディアや、前日通期見通しを引き下げたAI関連コアウィーブの急落で反落した。
ダウは3日続伸し、前日比559.33ドル高(+1.18%)の47927.96ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。メルク(+4.84%)、アムジェン(+4.57%)が急伸し、前日上昇率トップのエヌビディア(-2.96%)は急反落に転じた。ナスダックは反落し、同58.87ポイント安(-0.25%)の23468.30で引けた。輸送、ITなどが下落し、バイオ、通信などは上昇した。S&P500は3日続伸し、同14.18ポイント高(+0.20%)の6846.61で引けた。ヘルスケア、エネルギーなど、ITを除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
ADP週次非農業部門民間雇用者数 -11,250人(前回+14,250人)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/11 09:55 <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
- <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
10日の米国株式市場は、主要3指数が揃って1%台の上昇率を記録した。米政府機関の閉鎖解除への動きが上院で進んでおり、投資家心理が好転した。
ダウは続伸し、前日比381.53ドル高(+0.81%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。好調な半導体需要を期待する買いでエヌビディア(+5.79%)、マイクロソフト(+1.85%)が上昇し、プロクター・アンド・ギャンブル(-1.01%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同522.63ポイント高(+2.27%)の23527.17で引けた。IT、金融など輸送を除く全業種が上昇した。S&P500は続伸し、同103.63ポイント高(+1.54%)の6832.43で引けた。IT、通信サービスなど8業種が上昇し、生活必需品、不動産など3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/10 09:55 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
7日の米国株式市場は、ダウとS&P500が反発し、ナスダックは続落した。過去最長の38日目に入った米政府機関の閉鎖が解除に向けて動き出しつつあるとの一部報道が好感されたが、市場予測を下回る経済指標とハイテク株の売りは重荷となった。
ダウは反発し、前日比74.80ドル高(+0.15%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。コカ・コーラ(+2.16%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.95%)が上昇し、前日上昇率トップのIBM(-1.93%)は反落した。ナスダックは続落し、同49.45ポイント安(-0.21%)の23004.53で引けた。IT、バイオが下落し、保険、金融などが上昇した。S&P500は反発し、同8.48ポイント高(+0.12%)の6728.80で引けた。エネルギー、公益など9業種が上昇し、通信サービス、ITの2業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
11月消費者態度指数(速報値) 50.3(11月は53.6)
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- 2025/11/7 09:54 <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
- <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
6日の米国株式市場は反落した。前日とは対照的に米労働市場の弱さを示す民間の指標発表が相次ぎ、投資家心理が弱気に傾いた。
ダウは反落し、前日比398.70ドル安(-0.84%)の46912.30ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。セールスフォース(-5.31%)、エヌビディア(-3.65%)が大きく下げた。IBM(+1.84%)は高い。ナスダックも反落し、同445.80ポイント安(-1.88%)の23053.99で引けた。金融、工業などが下落し、バイオは小幅上昇した。S&P500も反落し、同75.97ポイント安(-1.11%)の6720.32で引けた。一般消費財、ITなど9業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアの2業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/6 09:55 <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
- <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
5日の米国株式市場は、10月ADP全米雇用リポートと10月ISM非製造業景気指数がいずれも市場予測を上回り、米経済の悲観論後退で買いが優勢となった。
ダウは3日ぶりに反発し、前日比225.76ドル高(+0.47%)の47311.00ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。前日引け後に発表した7-9月期決算が市場予測を上回ったアムジェン(+7.81%)と前日下落率トップのキャタピラー(+3.94%)が、それぞれ142ポイントと132ポイントのプラス寄与度となった。ホーム・デポ(-2.41%)は安い。ナスダックは反発し、同151.16ポイント高(+0.64%)の23499.79で引けた。輸送、バイオ、銀行など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同24.74ポイント高(+0.36%)の6796.29で引けた。通信サービス、一般消費財など8業種が上昇し、生活必需品、ITなど3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
10月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 +4.2万人(9月は-2.9万人)
10月ISM非製造業景気指数 52.4(9月は50.0)
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- 2025/11/5 09:56 <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
- <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
4日の米国株式市場は、ナスダックが10月10日以来の2%超の下落率を記録するなど、ハイテク株バブルの調整局面入りを示唆する流れになった。
ダウは続落し、前日比251.44ドル安(-0.53%)の47085.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。キャタピラー(-4.03%)、エヌビディア (-3.96%)が急落した。トラベラーズ(+3.59%)は急伸した。ナスダックは3日ぶりに急反落し、同486.08ポイント高(-2.03%)の23348.63で引けた。ITと金融の軟調が目立ち、保険のみが上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、同80.42ポイント安(-1.17%)の6771.55で引けた。IT、一般消費財など7業種が下落し、金融、生活必需品など4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/4 10:01 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
- <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
3日の米国株式市場は、高値圏で利益確定売りが入った。米10月ISM製造業景気指数が下振れしたことも、投資家心理を悪化させた。
ダウは反落し、前営業日比226.19ドル安(-0.47%)の47336.68ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。メルク(-4.06%)、ナイキ(-3.00%)が急落した。アマゾン・ドット・コム(+4.00%)は急伸した。ナスダックは続伸し、同109.76ポイント高(+0.46%)の23834.72で引けた。工業とITの堅調が目立ち、通信、バイオなどは下落した。S&P500は続伸し、同11.77ポイント高(+0.17%)の6851.97で引けた。一般消費財、ITなど4業種が上昇し、素材、生活必需品など7業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
10月ISM製造業景気指数 48.7(9月は49.1)
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- 2025/10/31 09:59 <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
- <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
30日の米国株式市場は、パウエル米FRBが前日、12月の利下げ観測を牽制したことや、マグニフィセント・セブン(M7)のメタとテスラが急落したことが重荷となり、米中首脳会談が成果を挙げて終了したにもかかわらず、主要3指数はすべて下落した。
ダウは続落し、前日比109.88ドル安(-0.23%)の47522.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。ボーイング(-6.32%)はドイツ銀行の投資判断引き下げで連日下落率トップとなった。アマゾン・ドット・コム(-3.23%)も大幅安。シスコ・システムズ(+2.22%)は急伸した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同377.32ポイント安(-1.57%)の23581.14で引けた。工業とITの下げが目立ち、輸送、バイオなどは上昇した。S&P500は続落し、同68.25ポイント安(-0.99%)の6822.34で引けた。一般消費財、通信サービスなど8業種が下落し、不動産、金融など3業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/2 08:02 <IGM>欧州株式 反落 ウクライナ和平への期待感で航空防衛関連株が売られる
- <IGM>欧州株式 反落 ウクライナ和平への期待感で航空防衛関連株が売られる
1日の欧州株は反落した。ウクライナ和平への期待感が高まっており、航空宇宙・防衛関連株が幅広く売られた。貴金属・非鉄金属市況高で鉱業株は堅調に推移した。
英FTSE100は5日ぶりに反落し、前営業日比17.98ポイント(0.18%)安の9702.53で引けた。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は62銘柄、2銘柄は変わらずであった。航空宇宙・防衛関連株は、CFOが2026年中の退職を表明したメルローズ・インダストリーズ(-4.64%)、ロールス・ロイス(-2.90%)、バブコック・インターナショナル(-2.56%)、BAEシステムズ(-2.48%)が大幅安となり、投資会社スリーアイ・グループ(-3.61%)も急落した。一方、前日上昇率3位の鉱業フレスニロ(+7.06%)は連日の最高値更新となり、金鉱エンデバー・マイニング(+3.50%)、日用品レキット・ベンキーザー(+2.43%)も大幅高となった。
独DAX40は6日ぶりに反落し、同247.35ポイント(1.04%)安の23589.44で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。航空機エアバス(-5.90%)は急反落した。主力機A320のデータに異常が発生する可能性や胴体パネルの品質問題が報じられ、一時10.8%安と暴落した。前日上昇率トップのドイツ証券取引所(-2.99%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-2.92%)、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.56%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.39%)も急落した。一方、自動車株はメルセデス・ベンツ・グループ(+1.56%)とBMW(+1.52%)の堅調が目立ち、オンライン衣料販売ザランド(+1.55%)もしっかり。
仏CAC40は5日ぶりに反落し、同25.71ポイント(0.32%)安の8097.00で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空機エアバス(-5.81%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-2.90%)、エアバスA320のフライトコンピューターを製造した防衛・電子機器タレス(-2.62%)が急落し、証券取引所運営ユーロネクスト(-1.81%)、航空宇宙サフラン(-1.45%)も軟調。一方、ドイツ銀行が業界の明るい見通しを示した高級ブランド株は、連日下落率3位のケリング(+2.29%)とエルメス・インターナショナル(+2.24%)が大幅高となり、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.24%)も急伸した。
(経済指標) (発表値)
英11月製造業景気指数 50.2(10月は49.7)
独11月製造業景気指数 48.2(10月は49.6)
仏11月製造業景気指数 47.8(10月は48.8)
ユーロ圏11月製造業景気指数 49.6(10月は50.0)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/12/1 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
1日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。前営業日までの相場続伸後で、高値警戒感から利食い売りなどに押されている。時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることも重荷となっている。ロシア・ウクライナの停戦への期待で、防衛関連には引き続き売りが見られている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.11%安の9,710.30。現在は0.15%安の9,705.53近辺。指数構成全100銘柄中、28銘柄が値上がり、71銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-2.03%)やメルローズ・インダストリーズ(-3.16%)、バブコック・インターナショナル(-2.12%)の下落が目立つ。一方、貴金属のフレスニーヨ(+2.96%)やエンデバー・マイニング(+2.58%)、トイレタリー用品等のレキット・ベンキーザー(+1.03%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.44%安の23,731.29で寄り付き、現在は0.64%安の23,685.31近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり。防衛・自動車部品のラインメタル(-2.74%)やソフトウェアの不具合更新のため世界中で欠航が続いた航空機製造のエアバス(-2.60%)などが売られている。一方、医薬品のメルク(+0.69%)やコメルツ銀行(+0.47%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.55%安の8,078.40で寄り付き、現在は0.47%安の8,084.82近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-3.55%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.09%)などが安い。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+1.02%)や銀行のBNPパリバ(+0.98%)などはしっかり。
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- 2025/12/1 07:25 <IGM>欧州株式 続伸 米利下げ期待の主要3極の株高が4日継続
- <IGM>欧州株式 続伸 米利下げ期待の主要3極の株高が4日継続
28日の欧州株は続伸した。米利下げ継続観測を主因とする24日の米国を起点とする主要3極の株高の連鎖が4日間に及んだ。
英FTSE100は4日続伸し、前日比26.58ポイント(0.27%)高の9720.51で引けた。月間では前月比3.26ポイント(0.03%高)と僅かながら5ヶ月続伸した。100銘柄中、上昇は55銘柄、下落は43銘柄、2銘柄は変わらずであった。格安航空イージージェット(+2.97%)はバーンスタインの投資判断引き上げで急伸し、幅広く買われた鉱業株ではアントファガスタ(+2.53%)の堅調が目立った。鉱業フレスニロ(+1.94%)、シティグループが目標株価を引き上げたブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+1.87%)、石油BP(+1.61%)も堅調。一方、ホテル・レストランのウィットブレッド(-11.45%)は4月11日以来の水準に急落した。26日の秋季予算案で示された不動産増税による4000-5000万ポンドの追加コスト発生を指摘した。高級ブランドのバーバリー(-2.90%)はJPモルガンの投資判断引き下げで連日の下落率2位となり、小売Jセインズベリー(-2.13%)も大幅安となった。
独DAX40は5日続伸し、同68.83ポイント(0.29%)高の23836.79で引けた。前月比121.51ポイント(0.51%)安と2ヶ月ぶりに反落した。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は11銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位のドイツ証券取引所(+2.22%)は、欧州ファンドの流通プラットフォームを運営するアムステルダム上場のオールファンズの買収に向けた交渉中であることが好感された。前日上昇率トップの半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.74%)、自動車フォルクスワーゲン(+1.23%)、通信ドイツ・テレコム(+0.84%)、前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+0.79%)も堅調。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-2.21%)は急落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.54%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-0.77%)も安い。
仏CAC40は4日続伸し、同23.24ポイント(0.29%)高の8122.71で引けた。前月比1.64ポイント(0.02%)高と小幅ながら3ヶ月連続で上昇した。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車ステランティス(+2.02%)は騰落率が2%を超えた唯一の銘柄となり、前日下落率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+1.45%)は2012年3月以来の高値を更新した。高級ブランドLVMH(+1.29%)、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.23%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+1.17%)も堅調。一方、ホテルチェーンのアコー(-1.56%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-1.41%)、前日下落率3位の高級ブランドのケリング(-1.15%)は安い。
(経済指標) (発表値)
独11月失業率 6.3%(10月は6.3%)
独11月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.6%(10月は+2.3%)
仏7-9月期GDP(確定値・前期比 +0.5%(4-6月期は+0.3%)
仏10月消費支出・前月比 +0.4%(9月は+0.3%)
独11月消費者物価指数(速報値)・前年比 +0.8%(10月は+0.8%)
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- 2025/11/28 17:56 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏株はまちまち
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏株はまちまち
28日の欧州株式市場は、英独仏株が揃って上昇して始まり、その後、独仏株は下げに転じた。先ほど発表された仏GDP確定値(第3四半期)は前期比で0.5%(前期0.3%)となり、速報値と変わらなかったことから、影響は限定的。独株は、欧州ファンドトレーディングプラットフォームのオールファンズの買収に向けて交渉中と発表したドイツ取引所が上昇し、下支えしている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.19%高の9,712.20。現在は0.12%高の9,705.46近辺。指数構成全100銘柄中、69銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。格安航空のイージージェット(+2.50%)やエンジニアリングのIMI(+2.17%)、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(+1.02%)などが堅調。一方、ファッションのバーバリー・グループ(-4.01%)は急落。ヘルス・安全装置関連のハルマ(-0.50%)や保険のプルデンシャル(-0.32%)も軟調に推移している。
独DAX40指数は前日比0.02%高の23,772.58で寄り付き、現在は0.14%安の23,735.73近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値下がり、13銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-0.94%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-0.76%)、スポーツ用品のアディダス(-0.72%)などが下落。一方、ドイツ取引所(+1.02%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+0.53%)は上昇している。
仏CAC40指数は前日比0.07%高の8,105.01で寄り付き、現在は0.09%安の8,092.26近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値下がり、23銘柄が値上がり。自動車のルノー(-0.72%)やアイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(-0.54%)、電力・ガスのエンジー(-0.46%)などが軟調。一方、建設・通信のブイグ(+1.08%)やファッションのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+0.92%)は堅調に推移している。
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- 2025/11/28 07:30 <IGM>欧州株式 続伸 主要3極の株高の連鎖続くも上値は重い
- <IGM>欧州株式 続伸 主要3極の株高の連鎖続くも上値は重い
27日の欧州株は続伸した。米利下げ継続観測を好感する24日の米国を起点とする主要3極の株高が連鎖した。一方、米国が感謝祭の祝日であることに加えて、英国では前日発表された秋季予算案の株式市場への影響を見極めようとする動きが強まったため、全体として上値の重さが意識された。
英FTSE100は小幅ながら3日続伸し、前日比2.35ポイント(0.02%)高の9693.93で引けた。100銘柄中、上昇は53銘柄、下落は45銘柄、2銘柄は変わらずであった。予算案で増税の対象から外れた銀行株が前日に続いて堅調に推移した。住建パーシモン(+3.11%)は直近の1週間で11.7%の上昇を記録した。銀行株はロイズ・バンキング・グループ(+2.99%)とナットウエスト・グループ(+2.26%)の堅調が目立ち、ガス・電力セントリカ(+2.83%)は中央アメリカ・ホンジュラスの企業と液化天然ガスの長期販売・供給契約を締結した。前日上昇率トップの資産管理セント・ジェームズ・プレイス(+1.98%)は2022年4月以来の高値を更新した。一方、タバコのインペリアル・ブランズ(-2.35%)は配当落ちで急落し、高級ブランドのバーバリー(-2.00%)、鉱業リオ・ティント(-1.94%)も軟調。
独DAX40は4日続伸し、同41.74ポイント(0.18%)高の23767.96で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は16銘柄、1銘柄は変わらずであった。世界的な半導体株の買いで、前日上昇率3位のインフィニオン・テクノロジーズ(+2.64%)は騰落率2%超の唯一の銘柄となった。前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+1.96%)、JPモルガンが投資判断を引き上げたドイツ証券取引所(+1.96%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.24%)、自動車部品コンチネンタル(+1.12%)もしっかり。一方、電力RWE(-1.52%)、前日上昇率トップのコメルツ銀行(-1.39%)、電力エーオン(-1.26%)は軟調。
仏CAC40は小幅ながら3日続伸し、同3.04ポイント(0.04%)高の8099.47で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は15銘柄、2銘柄は変わらずであった。全銘柄が2%未満の騰落率となった。前日下落率トップの酒造ペルノ・リカール(+1.99%)、銀行BNPパリバ(+1.45%)、前日下落率3位の自動車ルノー(+1.22%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+0.98%)、前日下落率2位の自動車ステランティス(+0.97%)が上げた。高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.77%)とケリング(-0.89%)は売られ、前日まで3日続けて上昇率トップ3入りを果たした鉄鋼アルセロールミタル(-1.11%)は2012年3月以来の高値圏で反落した。
(経済指標) (発表値)
独12月消費者信頼感指数 -23.2(11月は-24.1)
ユーロ圏11月総合景況指数 97.0(10月は96.8)
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- 2025/11/27 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
27日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小甘く、独仏株は小じっかりに始まった。本日の米国市場が休場ということもあり、いずれも小幅な値動きに留まっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.13%安の9,679.05。現在は0.20%安の9,671.74近辺。指数構成全100銘柄中、37銘柄が値上がり、56銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。いずれも配当落ちの不動産のランド・セキュリティーズ(-1.63%)やロンドンメトリック・プロパティー(-1.52%)、水道のセバーン・トレント(-1.75%)などが下げている。一方、酒造のディアジオ(+1.49%)や食品サービスのコンパス・グループ(+1.18%)、不動産のセグロ(+1.19%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.03%高の23,732.81で寄り付き、現在は0.03%高の23,732.86近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり。JPモルガンが投資判断を引き上げたドイツ証券取引所(+2.57%)が買われており、防衛・自動車部品のラインメタル(+1.24%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+0.86%)なども上げている。一方、電力のエーオン(-0.52%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-0.31%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.03%高の8,098.68で寄り付き、現在は0.05%安の8,092.68近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。鉄鋼のアルセロール・ミタル(-0.30%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.42%)、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(-0.51%)などが下げている。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+0.70%)や銀行のBNPパリバ(+0.36%)、ソシエテ・ジェネラル(+0.37%)などは上げている。
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- 2025/11/27 07:33 <IGM>欧州株式 続伸 英予算案に高評価 米利下げ継続観測でハイテク株買いも
- <IGM>欧州株式 続伸 英予算案に高評価 米利下げ継続観測でハイテク株買いも
26日の欧州株は続伸した。この日発表された英秋季予算案に対して市場が高評価を下したことや、米FRBの利下げ継続観測を好感するハイテク株買いなどが影響した。
英FTSE100は続伸し、前日比82.05ポイント(0.85%)高の9691.58で引けた。予算案で新たな増税対象にならなかった銀行株や金先物相場の上昇を受けた金鉱株が買われた。100銘柄中、上昇は75銘柄、下落は24銘柄、1銘柄は変わらずであった。資産管理セント・ジェームズ・プレイス(+5.30%)、鉱業フレスニロ(+5.17%)、金鉱エンデバー・マイニング(+4.78%)、小売マークス・アンド・スペンサー(+4.49%)、JDスポーツファッション(+3.93%)が急伸した。幅広く買われた銀行株では、ロイズ・バンキング・グループ(+3.44%)が最も堅調に推移した。一方、予算案で高級不動産への課税が強化されたため、不動産バークリー・グループ・ホールディングス(-2.97%)が大幅安となり、医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-2.50%)、前日上昇率2位の小売キングフィッシャー(-2.16%)も急落した。
独DAX40は3日続伸し、同261.59ポイント(1.11%)高の23726.22で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は15銘柄であった。コメルツ銀行(+5.80%)、ベレンベルクが目標株価を引き上げた発送電技術シーメンス・エナジー(+5.01%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.70%)、スポーツ用品アディダス(+3.02%)、ドイツ銀行(+2.51%)が大幅高となった。一方、化学品卸売ブレンタグ(-1.57%)、医薬品バイエル(-1.52%)、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-1.24%)はいずれも反落に転じた。
仏CAC40は続伸し、同70.63ポイント(0.88%)高の8096.43で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は10銘柄であった。銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.06%)が大幅に続伸し、化粧品ロレアル(+1.82%)も続伸した。3日連続して上昇率3位以内となった鉄鋼アルセロールミタル(+1.79%)は2012年3月以来の高値を更新し、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.59%)、航空機エアバス(+1.54%)も堅調。一方、酒造ペルノ・リカール(-3.03%)は急反落し、前日上昇率3位の自動車ステランティス(-1.29%)、同ルノー(-1.01%)も下げに転じた。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/26 17:44 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
26日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。引き続き米利下げ観測の強まりが、相場底堅さをもたらしている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%高の9,631.45。現在は0.22%高の9,631.02近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(+3.55%)やエンデバー・マイニング(+3.63%)、保険のビーズリー(+1.99%)、ファッションのバーバリー・グループ(+1.88%)などが上げている。一方、酒造のディアジオ(-1.70%)や広告のWPP(-1.54%)、衣料小売りのネクスト(-0.79%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.51%高の23,585.26で寄り付き、現在は0.33%高の23,542.62近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(+2.62%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.53%)、オンライン衣料販売のザランド(+2.41%)などが上げている。一方、ドイツ証券取引所(-0.77%)や自動車のフォルクスワーゲン(-0.64%)、家庭用品のヘンケル(-0.63%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.62%高の8,075.47で寄り付き、現在は0.33%高の8,052.23近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+1.17%)や化粧品のロレアル(+1.25%)、医薬品のサノフィ(+1.03%)などが上げている。一方、酒造のペルノ・リカール(-1.55%)や自動車のステランティス(-1.66%)、電力・ガスのエンジー(-0.79%)などは下げている。
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- 2025/11/26 07:45 <IGM>欧州株式 上昇 弱い米指標で12月の米利下げ継続観測が増幅
- <IGM>欧州株式 上昇 弱い米指標で12月の米利下げ継続観測が増幅
25日の欧州株は上昇した。この日発表の米9月小売売上高と卸売物価指数(コア)が市場予測を下回り、米FRBが12月に利下げを継続するとの見方さらに強まったことが好感された。
英FTSE100は反発し、前日比74.62ポイント(0.78%)高の9609.53で引けた。26日公表の秋季予算案で増税の対象から外れる可能性が報じられた銀行株や、増税を警戒して前日幅広く売られた日用品株が買われた。100銘柄中、上昇は79銘柄、下落は21銘柄であった。前日下落率2位の電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+6.50%)、2026年1月の通期利益見通しを引き上げた小売キングフィッシャー(+5.99%)、高級ブランドのバーバリー(+4.70%)、住建バラット・レッドロウ(+4.10%)、銀行ロイズ・バンキング・グループ(+3.78%)が急伸した。一方、通期業績予想を下方修正した保険ビーズリー(-9.19%)は1年ぶりの安値を更新する場面があり、品質試験サービスのインターテック・グループ(-5.71%)、教育ピアソン(-2.17%)も急落した。
独DAX40は続伸し、同225.45ポイント(0.97%)高の23464.63で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+6.64%)が急伸した。戦闘終結に向けた動きがあるウクライナの復興需要を先取りする買いが入った。自動車部品コンチネンタル(+3.03%)、前日下落率2位の商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.97%)、前日下落率3位のドイツ証券取引所(+2.36%)、医薬品メルク(+2.30%)が大幅高となった。下落したのは、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-2.08%)、電力RWE(-1.52%)、ソフトウェアSAP(-1.28%)、不動産ヴォノヴィア(-0.54%)のみ。
仏CAC40は反発し、同66.13ポイント(0.83%)高の8025.80で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は3銘柄、1銘柄は変わらずであった。硝子サンゴバン(+4.19%)、前日上昇率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+3.61%)、前日上昇率トップの自動車ステランティス(+3.41%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.64%)が急伸し、自動車部品ミシュラン(+1.97%)も高い。下落したのは、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.70%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-0.44%)、高級ブランドLVMH(-0.39%)のみ。
(経済指標) (発表値)
独7-9月期GDP(確定値)・前期比 0.0%(4-6月期は-0.2%x)
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- 2025/11/25 17:39 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小じっかりに始まる
25日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小じっかりに始まった。24日の米株式相場は続伸し、また、米中関係改善への期待で本日の中国株も続伸しており、欧州株にも下支えになっている。一方、直近の時間外取引で、米株式相場は上げ一服から小甘く推移しており上値を積極的に買う動きは見られない。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%高の9,542.75。現在は0.20%高の9,554.43近辺。指数構成全100銘柄中、43銘柄が値上がり、54銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第3四半期の堅調な決算と通期業績見通しの引き上げでDIYチェーン小売りのキングフィッシャー(+5.37%)が買われており、銀行のバークレイズ(+2.36%)やナットウエスト・グループ(+2.33%)、ロイズ・バンキング・グループ(+2.31%)なども上げている。一方、通期業績見通しを引き下げた保険のビーズリー(-10.47%)は売られており、品質試験サービスのインターテック・グループ(-3.12%)や自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-2.02%)なども下げている。
独DAX40指数は前日比0.07%高の23,254.46で寄り付き、現在は0.07%安の23,222.52近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり。ソフトウェアのSAP(-1.33%)や化学品卸売のブレンタグ(-1.25%)、自動車のBMW(-1.03%)などが下げている。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.13%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.01%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+1.37%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.28%高の7,981.89で寄り付き、現在は0.26%高の7,980.45近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.48%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.03%)などが上げている。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.48%)や証券取引所運営のユーロネクスト(-1.239%)などは下げている。
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- 2025/11/25 07:44 <IGM>欧州株式 独は反発 英仏は3日ぶりに反落
- <IGM>欧州株式 独は反発 英仏は3日ぶりに反落
24日の欧州株は独が反発に転じる一方、英仏は3営業日ぶりに反落した。
英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比4.80ポイント(0.05%)安の9534.91で引けた。増税が見込まれる26日の秋期予算案の発表を控えて、日用品株が幅広く売られた。100銘柄中、上昇は58銘柄、下落は39銘柄、3銘柄は変わらずであった。ウクライナの戦闘終結に向けた動きで航空宇宙・防衛BAEシステムズ(-3.56%)が急落し、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-3.08%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.58%)、酒造ディアジオ(-2.21%)、電力SSE(-2.21%)も大幅安。一方、12月の米利下げ観測の再燃で金相場が続伸したため、鉱業フレスニロ(+9.08%)、金鉱エンデバー・マイニング(+4.18%)が急伸した。格安航空イージージェット(+3.58%)も大幅高となった。
独DAX40は反発し、同147.31ポイント(0.64%)高の23239.18で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は11銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品バイエル(+10.91%)は開発中の脳卒中予防薬を巡る良好な治験結果で2024年1月以来の水準に大幅続伸し、発送電技術シーメンス・エナジー(+5.61%)は前日の急落分の半分強を取り戻した。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.69%)、ゴールドマン・サックスが買い推奨した自動車BMW(+2.30%)、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+2.12%)は急伸した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-5.03%)は4月28日以来の水準に大幅続落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.52%)、ドイツ証券取引所(-1.32%)も軟調。
仏CAC40は3日ぶりに反落し、同22.98ポイント(0.29%)安の7959.67で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。航空宇宙サフラン(-2.38%)は急落し、乳製品ダノン(-1.68%)、広告ピュブリシス(-1.59%)、防衛・電子機器タレス(-1.50%)、航空機エアバス(-1.33%)は安い。一方、自動車ステランティス(+3.58%)、鉄鋼アルセロールミタル(+3.20%)は大幅高となり、半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.72%)も堅調。
21日の英FTSE100は前日比12.06ポイント(0.12%)高の9539.71で引けた。独DAX40は同186.98ポイント(0.80%)安の23091.87で引けた。仏CAC40は同1.58ポイント(0.02%)高の7982.65で引けた。
(経済指標) (発表値)
独11月IFO企業景況感指数 88.1(10月は88.4)
21日
英11月製造業景気指数(速報値) 50.2(10月は49.7)
英11月サービス業景気指数(速報値) 50.5(10月は52.3)
英10月小売売上高・前月比 -1.1%(9月は+0.7%)
独11月製造業景気指数(速報値) 48.4(10月は49.6)
独11月サービス業景気指数(速報値) 52.7(10月は54.6)
仏11月製造業景気指数(速報値) 47.8(10月は48.8)
仏11月サービス業景気指数(速報値) 50.8(10月は48.0)
ユーロ圏11月製造業景気指数(速報値) 49.7(10月は50.0)
ユーロ圏11月サービス業景気指数(速報値) 53.1(10月は53.0)
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- 2025/11/21 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
21日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。堅調な四半期決算発表後に上昇していた米半導体大手エヌビディア株式が、20日の米株式市場で下落に転じ、再びAI関連銘柄に対する不透明感が強まり米株式相場は下落、本日の日本や中国の株式相場も大幅に下落した流れを受けて、欧州株も売りに押されている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で1.06%安の9,426.25。現在は0.82%安の9,449.17近辺。指数構成全100銘柄中、22銘柄が値上がり、76銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-4.71%)や貴金属のフレスニーヨ(-4.19%)、広告のWPP(-3.87%)などが下げている。一方、消費者向けヘルスケアのハレオン(+1.22%)や酒造のディアジオ(+1.73%)、害虫駆除のレントキル・イニシャル(+1.27%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比1.36%安の22,963.17で寄り付き、現在は1.07%安の23,030.31近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-6.56%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-4.86%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-3.16%)などが下げている。一方、ドイツ証券取引所(+1.15%)や通信のドイツテレコム(+0.81%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+0.60%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比1.25%安の7,881.10で寄り付き、現在は0.78%安の7,919.02近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり。銀行のソシエテ・ジェネラル(-2.58%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.32%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.42%)などが下げている。一方、化粧品のロレアル(+1.42%)や証券取引所運営のユーロネクスト(+1.59%)、乳製品等食品のダノン(+0.73%)などは上げている。
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- 2025/11/21 07:37 <IGM>欧州株式 6日ぶりに反発 エヌビディアの好決算で買い先行も伸び悩む
- <IGM>欧州株式 6日ぶりに反発 エヌビディアの好決算で買い先行も伸び悩む
20日の欧州株は6日ぶりに反発した。19日の引け後に発表された米AI関連半導体エヌビディアの良好な8-10月期決算で買いが先行したが、20日の米国株が下げに転じると、上げ幅を縮小した。
英FTSE100は6日ぶりに反発し、前日比20.24ポイント(0.21%)高の9527.65で引けた。100銘柄中、上昇は51銘柄、下落は46銘柄、3銘柄は変わらずであった。ゲーム制作・小売ゲームズ・ワークショップ・グループ(+13.49%)は6-11月期の売上と利益の強気見通しで最高値を更新した。ヘルス・安全装置ハルマ(+9.24%)は上半期の業績好調と通期見通しの上方修正で6日ぶりに急反発し、10月28日以来の最高値更新となった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.38%)、専門的技術製品・サービスのディプロマ(+2.11%)も急伸し、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+1.90%)も堅調。一方、広告WPP(-4.53%)、通年ベースの利益が市場予測レンジの下限近くにとどまるとしたJDスポーツファッション(-3.88%)、前日上昇率トップの鉱業フレスニロ(-2.99%)は急落した。
独DAX40も6日ぶりに反発し、同115.93ポイント(0.50%)高の23278.85で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。バイオテクノロジーのキアゲン(+3.60%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.89%)が急伸し、前日下落率2位の電力RWE(+2.71%)は6日ぶり、同下落率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.57%)は5日ぶりに反発した。一方、前日上昇率トップの商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.82%)を筆頭に自動車株が幅広く売られた。化学シムライズ(-1.72%)、消費財ヘンケル(-1.69%)も軟調。
仏CAC40も6日ぶりに反発し、同27.30ポイント(0.34%)高の7981.07で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。銀行BNPパリバ(+4.40%)は業績見通しの上方修正と自社株買い計画の発表で急伸した。高級ブランドLVMH(+1.64%)、前日下落率2位の防衛・電子機器タレス(+1.25%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.06%)も堅調。一方、自動車ステランティス(-2.97%)、広告ピュブリシス(-2.63%)、自動車部品ミシュラン(-2.42%)は急落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/20 17:37 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
20日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。注目された米半導体大手エヌビディアの四半期決算や見通しが、市場予想を上回る堅調な結果となり、時間外取引でエヌビディア株が上昇し、米株価指数先物も堅調に推移している影響を受けて、欧州株も買い先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.41%高の9,546.60。現在は0.60%高の9,564.82近辺。指数構成全100銘柄中、80銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。上半期の堅調な業績と通期業績見通しを引き上げたヘルス・安全装置関連のハルマ(+10.51%)が大幅高。先行きの強気な業績見通しを示したゲーム制作・小売りのゲームズ・ワークショップ(+9.76%)も高い。一方、いずれも配当落ちの送電のナショナル・グリッド(-1.38%)や通信のボーダフォングループ(-2.07%)、ビジネスサポートのDCC(-0.85%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.97%高の23,387.42で寄り付き、現在は1.14%高の23,426.60近辺。指数構成全40銘柄中、35銘柄が値上がり、4銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+4.64%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.91%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.90%)などが上げている。一方、化学のBASF(-0.51%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-0.48%)、自動車のフォルクスワーゲン(-0.40%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比1.15%高の8,044.85で寄り付き、現在は1.16%高の8,045.98近辺。指数構成全40銘柄中、33銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり。業績見通しを引き上げ、自社株買い計画も発表した銀行のBNPパリバ(+5.74%)が買われており、電気機器のルグラン(+2.92%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.24%)なども高い。一方、タイヤのミシュラン(-0.97%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.41%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/20 07:21 <IGM>欧州株式 5日続落 エヌビディアの決算待ちで買い手控え
- <IGM>欧州株式 5日続落 エヌビディアの決算待ちで買い手控え
19日の欧州株は5日続落した。この日の米国株式市場の引け後に発表される米AI関連半導体エヌビディアの決算待ちで買いが手控えられた。米ロがウクライナ戦争終結に向けた新たな協議を行っているとの報道で防衛株が売られたが、英国は鉱業株、独は素材、エネルギー株、仏は素材株が上昇したため、プラス圏で推移する場面も見られた。
英FTSE100は5日続落し、前日比44.89ポイント(0.47%)安の9507.41と10月21日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は60銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空宇宙・防衛BAEシステムズ(-4.46%)、同バブコック・インターナショナル(-3.37%)、資産管理セント・ジェームズ・プレース(-2.93%)、保険ビーズリー(-2.53%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-2.18%)が急落した。一方、金相場高で鉱業フレスニロ(+5.80%)が急伸し、翌日の決算発表を控えたJDスポーツファッション(+4.42%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+2.18%)も大幅高となった。
独DAX40も小幅ながら5日続落し、同17.61ポイント(0.08%)安の23162.92と6月19日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-6.99%)は大幅に4日続落し。電力RWE(-2.01%)は2011年2月以来の高値をつけた12日を境として5日続落した。医療機器フレゼニウス(-1.79%)、自動車ポルシェ・オートモービル・ホールディング(1.71%)、食品加工機器GEAグループ(-1.30%)も安い。一方、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.06%)、化学BASF(+2.86%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.60%)は大幅高となった。
仏CAC40も5日続落し、同14.16ポイント(0.18%)安の7953.77で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。高級ブランドのケリング(-4.21%)、防衛・電子機器タレス(-2.47%)は大幅に続落し、医薬品サノフィ(-1.87%)、電力・ガスのエンジー(-1.69%)、通信オランジュ(-1.29%)は続落した。一方、鉄鋼アルセロールミタル(+2.83%)は急反発し、硝子サンゴバン(+1.65%)、高級ブランドのエルメル・インターナショナル(+1.44%)も高い。
(経済指標) (発表値)
英10月消費者物価指数・前年比 +3.6%(9月は+3.8%)
ユーロ圏10月消費者物価指数・前年比 +2.1%(9月は+2.2%)
ユーロ圏9月経常収支 +231億ユーロ(8月は+119億ユーロ)
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- 2025/11/19 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも前日比小動きで始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも前日比小動きで始まる
19日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも前日比小動きで始まった。本日の米国市場引け後に米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えて、様子見ムードのなか積極的な動きはなくもみ合いとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,549.32。現在は0.06%高の9,558.01近辺。指数構成全100銘柄中、50銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。金鉱のフレスニーヨ(+3.51%)やエンデバー・マイニング(+2.46%)、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+1.30%%)などが上げている。一方、水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(-0.89%)や航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(-0.86%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.00%高の23,180.93で寄り付き、現在は0.04%高の23,188.65近辺。指数構成全40銘柄中、11柄が値上がり、26銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+3.81%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.59%)、通信のドイツテレコム(+1.23%)などが高い。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.04%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-0.63%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.04%安の7,964.77で寄り付き、現在は0.15%安の7,955.59近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。ファッション・アパレルのケリング(-1.90%)や電力・ガスのエンジー(-1.14%)、ガラス・建材のサンゴバン(-0.98%)などが安い。一方、石油のトタルエナジーズ(+0.90%)や広告のピュブリシス・グループ(+0.66%)などはしっかり。
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- 2025/11/19 08:00 <IGM>欧州株式 4日続落 ハイテク株の割高感や米金利先安観後退で買い手控え
- <IGM>欧州株式 4日続落 ハイテク株の割高感や米金利先安観後退で買い手控え
18日の欧州株は4日続落した。19日の米AI関連半導体エヌビディアの決算と20日の米9月雇用統計の発表待ちのムードが強く、ハイテク株の割高感や米金利先安観の後退による買い手控えが続いた。
英FTSE100は4日続落し、前日比123.13ポイント(1.27%)安の9552.30と10月22日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は13銘柄、下落は86銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-3.90%)、銅相場安が重荷となった鉱業アントファガスタ(-3.69%)、ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-3.62%)、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-3.60%)、銀行HSBC(-3.42%)が急落した。一方、資産運用ICG(+4.45%)は仏同業アムンディと長期パートナーシップを締結した。増収増益のタバコのインペリアル・ブランズ(+2.41%)は大幅高となり、小売テスコ(+0.82%)も上げた。
独DAX40も4日続落し、同409.99ポイント(1.73%)安の23180.53と6月19日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は4銘柄、下落は36銘柄であった。前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(-6.39%)、前日下落率3位のドイツ銀行(-4.28%)、コメルツ銀行(-4.13%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-4.06%)、スポーツ用品アディダス(-3.81%)が大幅安となった。一方、ドイツ証券取引所(+2.80%)は急伸し、電力エーオン(+0.62%)、前日下落率2位のオンライン衣料販売ザランド(+0.59%)もしっかり。
仏CAC40も4日続落し、同151.09ポイント(1.86%)安の7967.93で引けた。40銘柄中、上昇は1銘柄、下落は39銘柄であった。前日下落率2位の自動車ステランティス(-4.45%)、自動車ルノー(-3.82%)、酒造ペルノ・リカール(-3.59%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-3.19%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.18%)が急落した。上昇したのは証券取引所運営ユーロネクスト(+1.27%)のみ。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/18 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
18日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続落して始まった。17日に下落した米株式相場は、その後の時間外取引でもじり安基調となっており、また、18日の日経平均株価は大幅続落、中国株も続落するなど株安の流れが続いており、欧州株も売り先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で1.16%安の9,562.95。現在は1.02%安の9,576.31近辺。指数構成全100銘柄中、7銘柄が値上がり、91銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。前日に大幅続伸となった広告のWPP(-4.10%)が反落しており、金鉱のフレスニーヨ(-6.42%)やエンデバー・マイニング(-4.39%)、鉱業のアングロ・アメリカン(-4.01%)、アントファガスタ(-3.14%)なども下げている。一方、アムンディと長期的パートナーシップを発表した資産運用のアイ・シー・ジー(+8.21%)が買われており、たばこのインペリアル・ブランズ(+2.25%)や工業機械、機器のディプロマ(+1.05%)なども上げている。
独DAX40指数は前日比1.49%安の23,238.33で寄り付き、現在は1.39%安の23,262.63近辺。指数構成全40銘柄中、1銘柄が値上がり、39銘柄が値下がり。ドイツ銀行(-3.55%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-3.04%)、オンライン衣料販売のザランド(-2.44%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.40%)などが下げている。一方、ドイツ証券取引所(+0.15%)はしっかり。
仏CAC40指数は前日比1.25%安の8,017.73で寄り付き、現在は1.49%安の7,997.71近辺。指数構成全40銘柄中、40銘柄が値下がり。指数構成銘柄全てが下落しており、自動車のステランティス(-3.25%)やルノー(-3.09%)、銀行のソシエテ・ジェネラル(-3.13%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.90%)などの下げが目立つ。
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- 2025/11/18 07:49 <IGM>欧州株式 3日続落 米国のイベント待ちや日中関係の悪化が重荷
- <IGM>欧州株式 3日続落 米国のイベント待ちや日中関係の悪化が重荷
17日の欧州株は3日続落した。19日の米AI関連半導体エヌビディアの決算や20日の米9月雇用統計の発表待ちのムードが強まるとともに、台湾を巡る日中関係の悪化を受けた高級ブランド株の下落が重荷になった。
英FTSE100は3日続落し、前営業日比22.94ポイント(0.24%)安の9675.43と10月27日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は27銘柄、下落は70銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の高級ブランドのバーバリー(-6.62%)、JDスポーツファッション(-4.73%)、金鉱エンデバー・マイニング(-3.51%)、2028年にかけて35億ポンド超のフリーキャッシュフローを達成する見通しと表明した情報・出版インフォーマ(-3.08%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.97%)は大幅安となった。一方、前日上昇率2位の広告WPP(+11.03%)は大幅に続伸した。定例の銘柄見直しでFTSE250への降格がほぼ確実となっているが、この日は仏ハヴァスやプライベートエクィティのアポロ、KKRなどが買収に関心を示していることが材料視された。ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(+2.63%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.14%)も急伸した。
独DAX40も3日続落し、同286.03ポイント(1.20%)安の23590.52で引けた。銀行株やハイテク株の下げが目立った。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は33銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-4.76%)、前日下落率3位のオンライン衣料販売ザランド(-3.36%)、ドイツ銀行(-3.31%)、前日上昇率2位の総合テクノロジーのシーメンス(-3.19%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.59%)が急落した。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+3.39%)はドイツ銀行やバークレイズの目標株価引き上げで連日の上昇率トップとなった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+1.20%)、不動産ヴォノヴィア(+0.35%)も堅調。
仏CAC40も3日続落し、同51.07ポイント(0.63%)安の8119.02で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.85%)、前日下落率トップの自動車ステランティス(-2.41%)、高級ブランドのケリング(-2.23%)、前日上昇率3位の同LVMH(-2.04%)は大幅安となった。一方、防衛・電子機器タレス(+1.38%)、電気・ガスのエンジー(+1.19%)、建設・メディア・通信ブイグ(+0.79%)は堅調。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/17 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
17日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも前日終値近辺での小動きで始まった。時間外取引で米株価指数先物が小じっかりに推移しており、欧州株にも下支えとなっているが、積極的な動きは見られない。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%安の9,689.90。現在は0.01%高の9,699.74近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。仏同業のハヴァスによる買収意向が伝えられた広告のWPP(+4.09%)が買われており、ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+1.74%)やベンチャーキャピタルの3iグループ(+2.16%)なども上げている。一方、ファッションのバーバリー・グループ(-2.72%)やエンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-1.06%)、鉱業のアントファガスタ(-1.01%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.06%高の23,890.48で寄り付き、現在は0.13%高の23,907.08近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。バークレイズやドイツ銀行などが目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.04%)が上げており、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.59%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.24%)なども高い。一方、医薬・農薬のバイエル(-0.76%)や医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-0.82%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.17%安の8,155.93で寄り付き、現在は0.01%高の8,171.22近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.80%)や航空機製造のエアバス(+1.16%)、自動車のルノー(+0.80%)などが上げている。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-0.97%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.83%)、ケリング(-0.78%)などは安い。
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