- HOME
- マーケット情報
- ニュース
マーケット情報
最新ニュース
-
- 2025/12/19 14:13 <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き高い 総裁会見控え様子見も
- <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き高い 総裁会見控え様子見も
19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は引き続き高い。前日比500円ほど高い4万9500円近辺で推移している。日銀が追加利上げに慎重な「ハト派」との受け止めが引き続き海外投機筋の先物買いを誘っているほか、外国為替市場で円安・ドル高傾向も輸出関連株の買い安心感につながっている。19日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時、節目の2%を超えて上昇(債券価格は下落)し、銀行株も引き続き高い。
大和証券の橋詰大輔シニアストラテジストは「日銀の結果は市場の想定通りの結果だったので、いったんは安心感から買いに弾みがついた」と指摘。一方、声明文に踏み込んだ内容がなかったとして、15時30分からの植田総裁の会見を控えて「次第に様子見姿勢が強まっている」との見方を示した。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆3982億円、売買高は14億1425万株だった。
三井住友FGや豊田通商、フジクラが一段高。コナミGやソニーG、任天堂が下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 13:00 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時700円高 日銀利上げ決定、海外勢は先物買い
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時700円高 日銀利上げ決定、海外勢は先物買い
19日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段高。前日比650円ほど高い4万9600円台半ばで推移している。上げ幅は一時700円を超えた。日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で追加利上げを決めた。政策金利である無担保コール翌日物レートの誘導目標を0.25%引き上げて0.75%程度とする。ただ、利上げは織り込み済みとの受け止めが多く、外国為替市場での円安・ドル高傾向も支えに株買いが優勢になっている。
公表文では、今後の利上げ方針や日銀が保有する上場投資信託(ETF)の売却などへの具体的な言及は特になかった。これを海外短期筋がむしろ好材料と受け止め、日経平均先物への投機的な買いを加速させていることが日経平均の一段高につながっている面が大きいようだ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約220億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6958億円、売買高は11億8922万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、アドテストが一段高。一方、コナミGやニトリHD、セブン&アイは売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 11:48 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米株高で、前引けにかけ先物買いが加速
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米株高で、前引けにかけ先物買いが加速
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比567円16銭(1.16%)高の4万9568円66銭だった。前日の米ハイテク株高を背景に、東京市場でも値がさのハイテクや半導体関連株に買いが入った。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えるなかで積極的な売買を見送る国内投資家も多かったが、海外投機筋とみられる一方的な先物買いが続き、前引けにかけて日経平均は一段高となった。
11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、追加利下げの思惑から前日の米株式相場でダウ工業株30種平均など主要3指数は上昇した。米ハイテク株高を受けて東京市場でも値がさのソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、東エレクなどが軒並み高となり、日経平均を押し上げた。長期金利が小幅に上昇するなか、銀行株の上げも目立った。
日銀の金融政策決定会合の結果や、取引終了後の植田和男総裁の会見を見極めたいとの雰囲気から、日経平均の上値が重くなる場面もあった。ただ、市場では今回会合での利上げの決定は織り込み済みと受け止め、結果発表後の株高を見込んだ仕掛け的な買いが入りやすかったとの見方もあった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは32.85ポイント(0.98%)高の3389.74だった。JPXプライム150指数は反発し、13.56ポイント(0.95%)高の1444.79で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3481億円、売買高は10億854万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1252。値下がりは294、横ばいは60だった。
イビデンや豊田通商、ファナックが上げた。一方、京セラやエーザイ、三菱商は下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 10:13 <NQN>◇東証10時 日経平均は引き続き高い 半導体関連や金融に買い
- <NQN>◇東証10時 日経平均は引き続き高い 半導体関連や金融に買い
19日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は引き続き高い。前日比450円ほど高い4万9400円台半ばで推移している。上げ幅は一時500円を超えた。前日の米株式相場の上昇を受け、東京市場でも半導体など値がさ株への買いが継続している。銀行や保険といった金融セクターの上昇も目立つ。
米ハイテク株高でリスク許容度が増した海外投機筋による日経平均先物への断続的な買いが日経平均を押し上げており、アドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)などがそろって上昇している。
きょうの昼ごろに日銀の金融政策決定会合の結果が出るとみられる。会合結果や取引終了後の植田和男日銀総裁の会見内容を見極めたい投資家も多く、4万9500円を上回る水準では利益確定売りも出ているようだ。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4737億円、売買高は7億204万株だった。
リクルートやイビデン、中外薬が上昇している。一方、ソニーGやアステラス、大和ハウスは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 09:18 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発で始まる 米株高で値がさハイテクに買い
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発で始まる 米株高で値がさハイテクに買い
19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ450円ほど高い4万9400円台半ばで推移している。11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、追加利下げの思惑から前日の米株式相場で主要3指数は上昇した。この流れを受け、東京市場でも海外投機筋などによる日経平均先物への買いが膨らみ、日経平均を押し上げている。上げ幅は一時500円に迫った。
米政府機関の一部閉鎖の影響で米CPIの10月分の発表はなく、11月のCPIの前年比のインフレ率は9月と比べて鈍化した。来年も米利下げが続くとの見方が広がり、米長期金利の低下(債券価格は上昇)が足元で売られていた人工知能(AI)関連など米ハイテク株への見直し買いを誘った。東京市場でもアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)など値がさのハイテクや半導体関連株が買いを集めている。
一方、きょうは日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されている。利上げが見込まれるなか、現時点で一方的な上値追いには慎重な声もある。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
トヨタやフジクラ、日東電が上昇している。一方、コナミGや任天堂、第一三共が下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 15:50 <NQN>◇東証大引け 日経平均、反落510円安 ハイテク株安が重荷
- <NQN>◇東証大引け 日経平均、反落510円安 ハイテク株安が重荷
18日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比510円78銭(1.03%)安の4万9001円50銭だった。前日の米株式相場の下落を背景に運用リスクを回避する売りが優勢となった。半導体や人工知能(AI)などハイテク関連の売りが目立った。一時は取引時間中として11月26日以来となる節目の4万9000円割れとなり、下げ幅が800円を超えた。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数が下落した。AI関連の巨額投資への先行き不透明感でオラクルが大幅安となり、他のハイテク株にも売りが波及した。18日の東京市場でもアドテストやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクが売られ、日経平均を押し下げた。
朝方の売りが一巡した後、日経平均は下げ渋った。4万9000円を割り込んだ場面では個人投資家のほか、地銀、信用金庫などによる買いが観測され、相場全体を下支えした。このところ日本株の下落基調が続いたため、あすの日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に持ち高を中立に戻す買いも入りやすかった。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は12.50ポイント(0.37%)安の3356.89だった。JPXプライム150指数は4日続落し、8.30ポイント(0.58%)安の1431.23で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆1092億円、売買高は20億9342万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は503と全体の3割強にとどまった。値上がりは1051、横ばいは55だった。
AI関連のファナックやフジクラ、イビデンが下げた。事業買収による財務負担が懸念されたアサヒの下げも目立った。川重やホンダも安い。一方、リクルートやベイカレント、KDDIが買われた。上場2日目のSBI新生銀は10.9%高で終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均、再び下げ幅縮小 日銀会合控え様子見も
- <NQN>◇東証14時 日経平均、再び下げ幅縮小 日銀会合控え様子見も
18日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び下げ幅を縮小し、前日比420円ほど安い4万9090円台で推移している。前日の米株式相場の下落を受けた売りが優勢だが、節目の4万9000円を割り込んだ場面では、個人などによる押し目買いが入っている。このところ日本株の下落基調が続いたため、あすの日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に持ち高を中立に戻すための買いも入っている。
日銀はあす19日、金融政策決定会合の結果を発表する。2026年以降の利上げ方針を見極めようと、積極的な売買を手控える動きも広がっている。市場では「休暇に入る海外投資家も増え始め、薄商いが意識されやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声も聞かれる。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4695億円、売買高は14億4318万株だった。
アドテストや東エレク、フジクラが安い。一方、ファナックは下げ渋っている。リクルートは上げ幅を拡大している。KDDIやコナミGも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 13:02 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、軟調600円安 ハイテク売り続く
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、軟調600円安 ハイテク売り続く
18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比600円ほど安い4万8900円台で軟調に推移している。前日の米株式相場の下落を受け、主力のハイテク銘柄を中心に運用リスクを回避する売りが優勢となっている。日経平均が節目の4万9000円近辺まで下げ渋ると売りが出てきて、下押しされる展開だ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約21億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8047億円、売買高は12億220万株だった。
主力ハイテクのアドテストのほか、イビデンや任天堂が下げている。一方、リクルートやテルモ、ニトリHDは上げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 11:45 <NQN>◇東証前引け 日経平均反落、505円安 ハイテク関連に売り
- <NQN>◇東証前引け 日経平均反落、505円安 ハイテク関連に売り
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比505円39銭(1.02%)安の4万9006円89銭だった。前日の米株式相場の下落を受け、東京市場では運用リスクを回避する売りが優勢となった。ハイテク関連銘柄への売りが目立った。一時は取引時間中として11月26日以来となる節目の4万9000円割れとなり、下げ幅が800円を超えた。
前日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均など主要株価指数が下落した。人工知能(AI)関連の巨額投資に対する先行き不透明感からオラクルが大幅安となり、他のハイテク株にも売りが波及した。18日の東京市場では、主力の半導体やAI関連であるアドテストやソフトバンクグループ(SBG)が下落し、日経平均を押し下げた。
日経平均は午前の中ごろから下げ渋った。節目の4万9000円を下回る場面では、主力銘柄を中心に個人投資家などによる押し目買いが入りやすかった。地銀や信用金庫による買いも観測され、相場全体を下支えした。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは11.84ポイント(0.35%)安の3357.55だった。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4947億円、売買高は10億3930万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は489と全体の3割にとどまった。値上がりは1072、横ばいは48だった。
AI関連のファナックや安川電、フジクラが売られた。事業買収による財務負担が懸念されたアサヒの下げも目立った。一方、リクルートや中外薬が高い。三井住友FGも上昇して午前を終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 10:09 <NQN>◇東証10時 日経平均、下げ渋り ソフトバンクGが下げ幅縮小
- <NQN>◇東証10時 日経平均、下げ渋り ソフトバンクGが下げ幅縮小
18日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋っている。前日比500円ほど安い4万9000円前後で推移している。前日の米株安を背景に運用リスクを回避する売りが優勢だが、日経平均が節目の4万9000円を下回る場面では個人投資家などによる押し目買いが入りやすく、下値は堅い。
市場では「地銀や信用金庫から物色する動きもみられる」(国内証券のトレーダー)との声が聞かれる。
値がさのソフトバンクグループ(SBG)が下げ幅を縮めている。米メディアのジ・インフォメーションがSBGが出資する米オープンAIについて巨額の資金調達を協議中と報じたことが材料視された。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6145億円、売買高は7億3115万株だった。
アドテストやファナック、フジクラが下げている。一方、KDDIやリクルート、コナミGは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 09:22 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均反落、一時800円安 ハイテク関連に売り
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均反落、一時800円安 ハイテク関連に売り
18日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まり、前日に比べ600円ほど安い4万8800円台後半で推移している。取引時間中に節目の4万9000円を割り込むのは11月26日以来。前日の米株式相場の下落を受け、東京市場は主力の半導体関連や人工知能(AI)などハイテク銘柄の下げが目立っている。日経平均の下げ幅は一時800円を超えた。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数が下落した。AI関連の巨額投資に対する先行き不透明感からオラクルが大幅安となり、他のハイテク株にも売りが波及した。18日の東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、東エレクが売られている。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
ファナックやフジクラ、TDKも下げている。一方、KDDIやリクルート、トヨタは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 16:02 <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反発 押し目買いも日銀会合控え上値重く
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は3日ぶり反発 押し目買いも日銀会合控え上値重く
17日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比128円99銭(0.26%)高の4万9512円28銭だった。前日の大幅安の反動で買いがやや優勢だった。ただ、前日発表の米雇用統計が強弱入り交じる内容だったほか、日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、日経平均は下げに転じて300円安となる場面もあるなど方向感を欠いた。
日経平均は前日に800円近く下げていたため、自律反発狙いの買いが支えとなった。日銀は18~19日に金融政策決定会合を開く予定で、このところ上昇していた銘柄を中心に利益確定売りや持ち高調整の売りが強まる場面もあった。SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「日経平均は25日移動平均線や50日移動平均線などを下回っているほか、日銀会合を控えた様子見姿勢もあって持ち高調整の売りが出やすかった」との見方を示した。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は1.11ポイント(0.03%)安の3369.39だった。JPXプライム150指数は3日続落し、0.67ポイント(0.05%)安の1439.53で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆853億円、売買高は21億8197万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は662。値下がりは882、横ばいは65だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やファナック、住友鉱が上げた。一方、KDDIや富士フイルム、エーザイは下げた。17日に東証プライム市場に新規上場したSBI新生銀は9時16分に公開価格(1450円)を136円(9.37%)上回る1586円で初値を付けた。終値は初値比37円(2.33%)高の1623円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 14:09 <NQN>◇東証14時 日経平均は再び下げ ファストリが下押し
- <NQN>◇東証14時 日経平均は再び下げ ファストリが下押し
17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び下落に転じ、前日比150円ほど安い4万9200円台前半で推移している。あすからの日銀金融政策決定会合を前に、株価指数先物に海外勢から持ち高整理の売りが出ている。値がさのファストリが下落し、日経平均を下押ししている。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「米国の景況感の悪化が意識され、重荷になっている面もありそうだ」との見方を示した。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4906億円、売買高は15億8116万株だった。
任天堂が一段安。日東電やダイキンも安い。一方、リクルートや東京海上、ニトリHDは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 12:53 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 東エレクが一段高
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 東エレクが一段高
17日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比150円ほど高い4万9500円台前半で推移している。海外勢とみられる株価指数先物への買いが断続的に入っている。東エレクは後場一段高となった。アジア市場で韓国の総合株価指数(KOSPI)などが上昇しており、投資家心理を支えている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約217億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8435億円、売買高は13億5280万株だった。
住友電やイビデン、レーザーテクが一段高。一方、ベイカレントが下げ幅を広げている。コナミGや塩野義も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 11:57 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 前日大幅安の反動 半導体関連が堅調
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 前日大幅安の反動 半導体関連が堅調
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比170円42銭(0.35%)高の4万9553円71銭だった。日経平均は前日に800円近く下落していた反動もあり、小幅に反発して始まった。買い一巡後は、あすから開催される日銀の金融政策決定会合を前に、このところ上昇していた銘柄を中心に利益確定売りが強まる場面もあるなど、方向感に欠いた。
日銀は18~19日に金融政策決定会合を開く。今会合では追加利上げが確実視されており、足元の長期金利は上昇傾向にある。金利上昇が業績の追い風になる銀行株の一角が買われた。前日まで下げの目立っていたアドテストや東エレクにも買いが入った。
朝高後は買いの勢いが続かず、一時は300円を超えて下落した。ロシア産原油の供給増の思惑から、16日のニューヨーク原油先物相場は2021年2月以来の安値をつけており、石油関連株が売られた。市場では「昨日の終値で日経平均が50日移動平均線を久しぶりに下回ったことが、きょうの売りを促している要因の一つ」(国内証券のアナリスト)との指摘があった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは1.15ポイント(0.03%)高の3371.65だった。JPXプライム150指数は続落し、0.07ポイント(0.00%)安の1440.13で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5464億円、売買高は11億5592万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は660にとどまった。値下がりは865、横ばいは83だった。
ファストリやリクルート、ファナックが上げた。一方、ベイカレントや塩野義、エーザイは下げた。17日に東証プライム市場に新規上場したSBI新生銀は9時16分に公開価格(1450円)を136円(9.37%)上回る1586円で初値を付けた。前場終値は初値比32円(2.01%)高の1618円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 10:12 <NQN>◇東証10時 日経平均は一進一退 石油関連に売り
- <NQN>◇東証10時 日経平均は一進一退 石油関連に売り
17日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日の終値(4万9383円)を挟み一進一退となっている。18日~19日の日銀の金融政策の決定会合を控え、方向感に欠く展開となっている。
業種別では石油関連株が大幅安となっている。ロシア産原油の供給増の思惑から、16日のニューヨーク原油先物相場は2021年2月以来の安値をつけていた。
東海東京インテリジェンス・ラボの安田秀太郎マーケットアナリストは「あすから日銀が金融政策決定会合を開くなか、これまで上昇してきた銘柄にきょうもいったん利益確定売りが出ているようだ」との見方を示した。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6023億円、売買高は8億2537万株だった。
フジクラや日東電、HOYAが下落している。一方、アドテストやファナック、住友鉱は上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 09:31 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は朝高後下落 一時300円安
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は朝高後下落 一時300円安
17日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小反発で始まった後、下落に転じている。前日の大幅安の反動で自律反発狙いの買いが先行したものの、前日発表の米雇用統計が強弱入り交じる内容だったほか、日銀の金融政策決定会合を控えて買いは続かず、日経平均の下げ幅は一時300円を超えて4万9000円近辺まで下落した。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は下落した。16日発表の11月の米雇用統計で非農業部門の就業者数は前月比の伸びが市場予想を上回ったが、同時に発表された10月は政府部門の減少が響き大幅減だった。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを急ぐほどの内容ではない」との見方を示した。
一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数の上昇を受けて東京市場でもハイテク株の一角には買いが入っている。日経平均は前日に800円近く下げていたため、押し目買いも日経平均の下値を支えている。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
ソフトバンクグループ(SBG)や中外薬、テルモが下落している。一方、ファストリやイビデン、信越化が上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 15:51 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落 5万円割れ、個人の損益通算の売り観測
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は続落 5万円割れ、個人の損益通算の売り観測
16日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比784円82銭(1.56%)安の4万9383円29銭だった。節目の5万円を下回って終えるのは3日以来、2週間ぶり。15日の米株式市場では半導体などハイテク株に売りが膨らんだ。東京市場でもアドテストやフジクラ、信越化などの下げが目立ち、日経平均は800円あまり下げる場面があった。11月の米雇用統計の発表を日本時間16日夜に控え、積極的な買いは見送られた。
15日の米株式市場では主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3日続落した。ソフトバンクグループ(SBG)が出資する英半導体設計アーム・ホールディングスは証券アナリストの投資判断引き下げにより、7カ月ぶりの安値に沈んだ。半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーも売られた。安川電やファナックなどの機械株が下落し、古河電などの電線株も下げた。年末を前に個人投資家から損益通算を目的とした売りが出ているとの見方もあった。
マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは「オラクルやブロードコムといった米半導体株の下落が続いていることを背景に、日本株にも持ち高整理の売りが出やすかった」と話す。日経平均はチャート上で短期トレンドを示す25日移動平均(5万0020円近辺)を下回り、売り圧力が強まった面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は60.97ポイント(1.78%)安の3370.50と安値引けとなった。JPXプライム150指数は続落し、26.01ポイント(1.77%)安の1440.20ときょうの安値で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆3138億円、売買高は22億4365万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1345と全体の8割を占めた。値上がりは216、横ばいは47だった。
ファストリやリクルートが売られ、三菱商や豊田通商も下げた。一方、テルモやダイキンが買われ、アステラスや塩野義が上げた。16日にプライム市場に新規上場したNSグループは午前に公開価格(1480円)を74円(5.0%)下回る1406円で初値を付け、終値は初値比132円(9.38%)安の1274円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 14:14 <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏 米経済指標待ちで持ち高整理
- <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏 米経済指標待ちで持ち高整理
16日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏。前日比710円ほど安い4万9400円台半ばで推移している。日本時間16日夜に11月の米雇用統計と10月の米小売売上高の発表を控え、引き続き持ち高整理の売りが優勢となっている。
ソフトバンクグループ(SBG)やキオクシア、フジクラなどの下げが目立つ。市場では「待機資金は潤沢だが、店内の顧客動向をみると売買が盛り上がっている様子はみられない。米オラクルとブロードコム株の下げが続き、日本の半導体関連株にも楽観に傾きすぎた反動が続いている印象」(立花証券の鎌田重俊参与)との見方があった。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆5107億円、売買高は15億5881万株だった。
信越化やイビデン、TDKが安い。一方、テルモやダイキン、KDDIは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 13:00 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 一時800円安、フジクラに売り強まる
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 一時800円安、フジクラに売り強まる
16日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は軟調。前日比600円ほど安い4万9500円台後半で推移している。ファナックやフジクラ、アドテストが午後に一段と下落し、日経平均の下げ幅は800円を超える場面があった。日本時間16日午後の取引で米株価指数先物は引き続き下落しており、海外短期筋が日経平均先物も売る動きが続いているとみられる。
日本時間16日夜には11月の米雇用統計の発表が控える。結果次第で米株式相場が大きく動くため、「短期勢がリスク回避の目的で米株価指数先物や日経平均先物に売りを出している可能性がある」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約286億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8190億円、売買高は13億564万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが売られ、イビデンや日東電も安い。一方、テルモやダイキンが買われ、塩野義やアステラスは引き続き高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 17:24 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 156円台後半 日銀総裁発言で
- <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 156円台後半 日銀総裁発言で
19日の東京外国為替市場で、円相場は3日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ85銭の円安・ドル高の1ドル=156円77~79銭で推移している。17時すぎには156円89銭近辺まで下落した。日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を0.75%へと引き上げた。もっとも、日銀の植田和男総裁は会合後の記者会見で利上げペースを速めるのに慎重な姿勢を示したと受け止められ、次第に円売り・ドル買いが膨らんだ。
日銀の植田総裁は会見で、景気を熱しも冷ましもしない中立金利について「特定することは難しい」と語り、利上げペースを巡っては「今後の経済、物価、金融情勢次第」だと説明した。市場では利上げに積極的な「タカ派」的な発言ではないと受け止められた。「中立金利やターミナルレート(利上げの最終到達点)への踏み込んだ発言も想定以上になく、円売り・ドル買いの動きを促した」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との見方もあった。
円は対ユーロでも3日続落した。17時時点では同58銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=183円53~57銭で推移している。対ユーロでは一時1ユーロ=183円64銭近辺まで売られ、1999年の統一通貨ユーロの誕生以降の最安値を更新した。
ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0026ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1707~08ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 14:14 <NQN>◇外為14時 円相場、156円台で軟調 日銀総裁の会見見極め
- <NQN>◇外為14時 円相場、156円台で軟調 日銀総裁の会見見極め
19日午後の東京外国為替市場で、円相場が軟調だ。14時時点では1ドル=156円04~06銭と前日17時時点と比べて12銭の円安・ドル高だった。日銀は19日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を0.75%へと引き上げた。だが、外為市場では植田和男総裁が記者会見で利上げペースの加速を示唆するなど踏み込んだ発言をするとはみられておらず、円売り・ドル買いが優勢となっている。
日銀は公表文で「政策金利の変更後も、実質金利は大幅なマイナスが続き、緩和的な金融環境は維持される」など説明し、市場では「今後の利上げを示唆するやや『タカ派』的な内容だ」(ソニーフィナンシャルグループの石川久美子シニアアナリスト)と受け止められた。日本の長期金利は2%を超えて26年ぶりの水準に上昇しているものの、植田総裁の発言を見極めたいとして円を買う動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 12:07 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 155円台後半 対ユーロも高い
- <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 155円台後半 対ユーロも高い
19日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅に上昇した。12時時点は1ドル=155円85~87銭と前日17時時点と比べて7銭の円高・ドル安だった。インフレ鈍化で米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの見方から米金利の先高観が後退し、円買い・ドル売りが優勢だった。だが、日銀の金融政策決定会合の結果公表を控えるなか、円相場の上値も限られた。
18日発表された11月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率は市場予想を大きく下回った。米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で家賃の伸びが急速に鈍るなどデータの信頼性を疑う声があるものの、インフレが沈静化するとの見方が広がった。FRBが2026年も利下げに動きやすくなるとして18日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。
買いが一巡すると円相場は伸び悩んだ。10時前の中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが意識された。19日午前の東京株式市場で日経平均株価が500円あまり上昇するなど株価の反発で「低リスク通貨」とされる円には売りも出やすかった。
日銀は19日に0.25%の利上げを決めるとみられている。今後も政策金利を引き上げていく方針を示すとみられているが、日本の長期金利が上昇の勢いを強めるなかで市場では利上げに積極的な「タカ派」な姿勢を鮮明にするのは難しいとの見方もある。会合結果の公表が迫るにつれて持ち高調整の円売り・ドル買いが増え、12時すぎには155円88銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。
円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=182円67~73銭と、同28銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1722ドル近辺と同0.0011ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 10:20 <NQN>◇外為10時 円相場、155円台後半に伸び悩み 実需の売り観測で
- <NQN>◇外為10時 円相場、155円台後半に伸び悩み 実需の売り観測で
19日午前の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=155円70~72銭と前日17時時点と比べて22銭の円高・ドル安だった。一時155円82銭近辺まで上げ幅を縮めた。前日に米長期金利が低下したのを手掛かりにした円買い・ドル売りが続く一方、輸入企業など国内実需筋によるドル資金の調達が旺盛だったとの見方が円相場の重荷となっている。
10時前の中値決済に向けて「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)だとの声が聞かれ、国内輸入企業などの円売り・ドル買いが多かったとの見方が相場を下押しした。19日午前に日経平均株価が一時500円超上昇するなど株価が反発しているのも「低リスク通貨」とされる円の売りにつながった。
日銀は19日まで開く金融政策決定会合で政策金利を現行の0.5%程度から0.75%程度に引き上げるとみられている。市場では公表文で「将来的な利上げを示唆する内容が追加される可能性がある」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)との声もある。結果を見極めたいとして様子見ムードが強く、実需の円売り・ドル買いが一巡すると円相場の下値は限られている。
円は対ユーロでも上げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=182円57~60銭と、同38銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1725~26ドルと同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/19 08:41 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台半ば 米CPIの下振れで
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台半ば 米CPIの下振れで
19日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円55~57銭と前日17時時点と比べて37銭の円高・ドル安だった。インフレ鈍化で米連邦準備理事会(FRB)が来年以降も利下げを続けるとの見方が強まった。前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっている。
18日発表された11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が2.7%とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(3.1%)を大きく下回った。家賃の伸びが急速に鈍るなど米連邦政府の一部閉鎖の影響でデータの信頼性を疑う声はあるが、FRBの利下げ継続を後押しするとして米長期金利の低下を促し、円買い・ドル売りにつながった。
総務省が19日発表した11月の全国CPIは生鮮食品を除く総合が前年同月比3.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想に一致し、伸び率は10月と同じだった。日銀が19日まで開く金融政策決定会合で0.25%の利上げを決めるとみられるなか、持ち高を積極的に一方向に傾ける市場参加者は少なく全国CPIを材料視した動きも限られている。
円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=182円37~43銭と、同58銭の円高・ユーロ安だった。欧州中央銀行(ECB)は18日開いた定例理事会で政策金利の据え置きを決めた。景気回復に前向きな姿勢を示すなど市場では利下げの打ち止めが意識されつつあるものの、対ドルでの円高進行を受けて対ユーロでも円買いが優勢となっている。
ユーロは対ドルで小幅ながら下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1725~26ドルと同0.0008ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 17:19 <NQN>◇外為17時 円相場、続落 155円台後半 米CPIや日銀会合にらみ
- <NQN>◇外為17時 円相場、続落 155円台後半 米CPIや日銀会合にらみ
18日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ42銭の円安・ドル高の1ドル=155円91~93銭で推移している。11月の米消費者物価指数(CPI)の公表を18日、日銀金融政策決定会合の結果発表を19日にそれぞれ控え、利益確定や持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが優勢だった。
日銀は今回の会合で政策金利を0.75%まで引き上げる公算が大きい。植田和男総裁は会合後に記者会見に臨む予定だ。会見での発言については「利上げを速いペースで続けるとのタカ派的な姿勢はとらず、景気を冷やしも熱しもしない中立金利の水準について明言を避けるだろう」(国内信託銀行の為替ストラテジスト)との声があり、円の先安観が根強いことは円売り・ドル買いを促した。
円相場は一時上昇に転じ、155円43銭近辺まで買われる場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が17日の米CNBCの番組で、政策金利について一段の利下げ余地があるとし、利下げに積極的な「ハト派」の姿勢を示した。FRBが2026年も利下げを継続するとの見方が根強く、日本時間18日午前の取引で米長期金利が低下し、円買い・ドル売りが増えた。18日の日経平均株価が下落したのも「低リスク通貨」とされる円の買い材料となった。
円は対ユーロで続落。17時時点では同80銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=182円93~95銭で推移している。
ユーロは対ドルで反発。17時時点は同0.0019ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1732~33ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 14:05 <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で膠着 日米イベント待ち
- <NQN>◇外為14時 円相場、155円台後半で膠着 日米イベント待ち
18日午後の東京外国為替市場で、円相場は膠着感を強めている。14時時点では1ドル=155円73~75銭と前日17時時点と比べて24銭の円安・ドル高だった。米物価指標や日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの空気が一段と強まっており、持ち高を積極的に傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 12:11 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 米CPIや日銀会合前に持ち高調整
- <NQN>◇外為12時 円相場、下落 米CPIや日銀会合前に持ち高調整
18日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=155円78~79銭と前日17時時点と比べて29銭の円安・ドル高だった。18日に11月の米消費者物価指数(CPI)、19日には日銀による金融政策決定会合の結果の発表とイベントが相次ぐのを前に、持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢だった。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は17日、米CNBCの番組で、現在の政策金利は制限的な水準であり一段の利下げ余地があるとし、利下げに積極的な「ハト派」姿勢を示した。日本時間18日午前の取引で米長期金利が低下し、日本株安の影響もあって円は一時155円43銭近辺まで買われた。だが円買いが一巡すると再び持ち高整理の円売り・ドル買いが増えた。
日銀は19日に金融政策決定会合の結果を公表する。市場ではこのところ、日銀が利上げに踏み切るのは確実との観測を背景に円買い・ドル売りが続いていた。会合結果を見極めたいとの空気は強く、持ち高を中立に戻すための円売り・ドル買いが出やすいようだ。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=182円89~91銭と、同76銭の円安・ユーロ高だった。持ち高調整の円売りが対ユーロにも及んだ。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1740ドル近辺と同0.0027ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 10:32 <NQN>◇外為10時 円相場、上げに転じる 155円台半ば 株安が支え
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げに転じる 155円台半ば 株安が支え
18日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇に転じた。10時時点は1ドル=155円48~49銭と前日17時時点と比べて1銭の円高・ドル安だった。9時半すぎに155円43銭近辺まで上昇した。18日午前の日経平均株価が下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まって機械的な円買いにつながった。
前日の米株式市場で米ハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、18日の日経平均株価は大幅安。下げ幅は一時800円を超えた。投資家がリスクをとる余裕が乏しくなると低金利通貨の円を売る動きが鈍るとして、円の支援材料になった。
10時前の中値決済に向けては、「偏りがあまりない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。日銀の金融政策決定会合の結果発表をあすに控え、国内の輸出入企業などは積極的な売買を控えているとみられる。
円は対ユーロでは底堅い。10時時点では1ユーロ=182円60~62銭と、同47銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで高い水準で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1744~45ドルと同0.0031ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 08:41 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅下落 155円台半ば 対ユーロでも安い
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅下落 155円台半ば 対ユーロでも安い
18日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=155円58~60銭と前日17時時点と比べて9銭の円安・ドル高だった。前週の米利下げや日銀が18~19日に開催する金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測を背景にこのところ円買い・ドル売りが続いていた。18日に11月の米消費者物価指数(CPI)、19日には日銀による金融政策決定会合の結果発表とイベントが相次ぐのを前に、持ち高を中立に戻すための円売り・ドル買いが先行した。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は17日、米CNBCの番組で、現在の政策金利は制限的な水準であり一段の利下げ余地があるとの認識を示した。FRBによる追加利下げの余地が意識され、米長期金利は上昇幅を縮めたが、外為市場の反応は限られた。
円は対ユーロでも持ち高整理売りの影響で下落している。8時30分時点は1ユーロ=182円66~70銭と、同53銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1741ドル近辺と同0.0028ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 17:39 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 日銀会合前に調整売り
- <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反落 日銀会合前に調整売り
17日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反落した。17時時点は前日の同時点に比べ59銭の円安・ドル高の1ドル=155円47~48銭で推移している。日銀の金融政策決定会合を前に、持ち高を調整するための円売り・ドル買いが出た。日本時間17日の取引で米長期金利の低下が一服したのも円相場の重荷となった。
欧州勢が参入する時間帯になると円売りの勢いが増し、17時すぎには155円58銭近辺まで下げ幅を拡大した。英政府統計局が17日発表した11月の英消費者物価指数(CPI)の伸び率が10月から鈍化し、市場予想も下回った。18日に英イングランド銀行(中央銀行)が利下げに動くとの見方からポンド売り・ドル買いが強まり、対円や対ユーロのドル買いに波及した面もある。
朝方は円買い・ドル売りが優勢となる場面もあった。米労働省が16日発表した11月の米雇用統計が労働市場の減速を示したと受け止められ、16日の米長期金利が低下。日米金利差が縮小するとの見方から円買い・ドル売りが先行した。
日銀が18~19日に開く決定会合で政策金利を0.25%引き上げることが金融市場では確実視されている。植田和男総裁が記者会見で、今後の利上げ経路(パス)をどう説明するかに関心が集まっており、発言内容を見極めたいとして積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反落した。17時時点では同10銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=182円12~14銭で推移している。
ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0038ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1714ドル近辺で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 14:16 <NQN>◇外為14時 円相場、軟調 155円台前半 米金利上昇で売り
- <NQN>◇外為14時 円相場、軟調 155円台前半 米金利上昇で売り
17日午後の東京外国為替市場で、円相場は軟調に推移している。14時時点では1ドル=155円10~11銭と前日17時時点と比べて22銭の円安・ドル高だった。日本時間17日の取引で米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが優勢となっている。ただ、日銀の政策金融会合を18~19日に控え、投資家の様子見姿勢は強まっており、持ち高を積極的に傾ける動きは限られている。
日本時間17日夜には、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が討議に参加する。次期議長候補としてトランプ米大統領が面接すると伝わるなか、米景気や来年の利下げについて言及があるか、発言が注目される。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 12:29 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 155円ちょうど近辺 対ユーロは小幅高
- <NQN>◇外為12時 円相場、下落 155円ちょうど近辺 対ユーロは小幅高
17日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=154円99~155円00銭と前日17時時点と比べて11銭の円安・ドル高だった。16日発表された11月の米雇用統計が米労働市場の減速を示す内容となったことから、円買い・ドル売りが先行した。だが、日本時間17日午前の取引で米長期金利が上昇し、持ち高調整の円売り・ドル買いがやや優勢となった。
17日午前の日経平均株価は前日に比べて上昇した。投資家心理が改善したことは「低リスク資産」とされる円の売りを促した。
米労働省が発表した11月の雇用統計は、雇用者数が市場予想を上回ったものの、失業率が上昇した。雇用が弱含んでいることが意識され、16日の米長期金利は下落した。日米金利差が縮小するとの見方から円買い・ドル売りが入ったが、米長期金利の上昇や株高と歩調を合わせるように円売り・ドル買いが増えた。
もっとも、日銀の金融政策決定会合を18~19日に控え、持ち高を積極的に傾ける動きは限られている。市場では利上げが確実視されており、植田和男総裁の会合後の記者会見での発言を見極めたいとして「様子見の姿勢が続くだろう」(SMBC信託銀行の合沢史登シニアマーケットアナリスト)との声も聞かれた。
円は対ユーロでは上昇した。12時時点は1ユーロ=181円96~98銭と、同6銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1739~40ドルと同0.0013ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 10:22 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 154円台後半 中値「もみ合い」の声
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 154円台後半 中値「もみ合い」の声
17日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大している。10時時点は1ドル=154円58~60銭と前日17時時点と比べて30銭の円高・ドル安だった。16日に発表された米雇用統計を受け、同日の米長期金利が低下した。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが続いている。
10時前の中値決済に向けては「もみ合っている」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合を前に、国内企業など実需筋は積極的な売買を控えているとみられ、円相場への影響も限られている。
米労働省は16日、10~11月の雇用統計を発表した。11月の雇用者数は市場予想を上回って増加したが、失業率は上昇した。市場では「米雇用情勢の緩やかな減速を示す内容だった」(国内銀行)との声が聞かれる。
円は対ユーロでも上げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=181円64~66銭と、同38銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小幅に下げ幅を縮小した。10時時点では1ユーロ=1.1750ドル近辺と同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/17 08:48 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台後半 日米金利差縮小見込む
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台後半 日米金利差縮小見込む
17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に上昇している。8時30分時点は1ドル=154円76~78銭と前日17時時点と比べて12銭の円高・ドル安だった。16日に発表された米雇用統計を受け、同日の米長期金利が低下した。日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りがやや優勢となっている。
米労働省は16日、米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で公表が遅れていた10~11月の雇用統計を発表した。11月の非農業部門の就業者数は前月から6万4000人増え、市場予想(4万5000人増)を上回った。だが、11月の失業者率は4.6%と市場予想(4.5%)を上回り、2021年9月以来の高さとなった。米雇用情勢の軟化が意識され、前日の米長期金利は4.14%と前日に比べ0.03%低下した。
一方、日本国内では政府が編成を進める2026年の当初予算案の一般会計の総額が120兆円を超え、過去最高となる見通しと伝わった。財政拡張への懸念がくすぶるなか、積極的に円を買う材料は乏しく、上値は抑えられている。
円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=181円82~86銭と、同20銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1748~49ドルと同0.0004ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 17:12 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 154円台後半 米利下げ継続を意識
- <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 154円台後半 米利下げ継続を意識
16日の東京外国為替市場で、円相場は4日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ34銭の円高・ドル安の1ドル=154円91~93銭で推移している。低調な米経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)による利下げが続くとの見方が強まった。日銀の利上げ観測も支えとなり、円買い・ドル売りが入った。
米ニューヨーク連銀が15日に発表した12月の製造業景況指数はマイナス3.9となり、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(プラス10.0)を大きく下回った。新規受注や出荷の落ち込みが目立ち、米景気の先行きに警戒感が高まった。
円は154円70銭近辺まで上げ幅を広げた。日銀は18~19日に開く金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げ、景気を熱しも冷ましもしない中立金利の推計を見直すとの思惑が根強い。中立金利の下限が切り上がれば、今後の利上げ余地が広がるとして円買いを誘った。日経平均株価の下落でリスクをとる余裕が小さくなった投資家から円を買い戻す動きがみられた。
一方、国内輸入企業からのドル買いが円の重荷となった。さらに共同通信は16日夕、「政府が編成を進める2026年度当初予算案の一般会計歳出(支出)総額が120兆円を超える見通しであることが分かった」と報じた。25年度を上回り、過去最大となる見通しだ。報道が伝わると円は財政懸念から一時伸び悩んだ。
16日には米政府閉鎖の影響で公表が遅れていた11月の米雇用統計の発表を控える。内容を見極めたい市場参加者は多く、積極的な売買は手控えられた。
円は対ユーロで横ばい。17時時点では前日の17時時点と同水準の1ユーロ=182円08~11銭で推移している。
ユーロは対ドルで反発した。17時時点は同0.0026ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1754ドル近辺で推移している。米利下げ継続観測から対ユーロでもドル売りが出た。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 14:08 <NQN>◇外為14時 円相場、154円台後半で膠着 米雇用統計控え
- <NQN>◇外為14時 円相場、154円台後半で膠着 米雇用統計控え
16日午後の東京外国為替市場で、円相場は膠着感を強めている。14時時点では1ドル=154円80~82銭と前日17時時点と比べて45銭の円高・ドル安だった。15日公表の米経済指標が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が来年も利下げを続けるとの観測から円買い・ドル売りが入った。日銀の利上げ観測も円相場を押し上げた。もっとも、16日の11月の米雇用統計の発表を前に、米雇用情勢を見極めたいとして、積極的な取引は手控えられている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 12:23 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 154円台後半 米利下げ観測が支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 154円台後半 米利下げ観測が支え
16日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=154円76~77銭と前日17時時点と比べて49銭の円高・ドル安だった。12時すぎに154円70銭近辺まで上昇し、5日以来の円高・ドル安水準をつけた。15日公表の米経済指標が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が来年も利下げを続けるとの観測から円買い・ドル売りが優勢となっている。日銀の利上げ観測も円相場を押し上げた。
米ニューヨーク連銀が15日発表した12月の製造業景況指数はマイナス3.9とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(プラス10.0)を大きく下回った。新規受注や出荷の落ち込みが目立ち、米景気の先行きに警戒感が強まった。
米景気の先行き懸念から、米利下げ継続を意識した円買い・ドル売りが入った。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で利上げを決定するとの見方も円相場を支えた。16日午前の東京株式市場で日経平均株価が下落し、下げ幅は600円を超える場面があった。株安に歩調を合わせる形で「低リスク通貨」とされる円に買いが増えた面もある。
円相場は伸び悩む場面もあった。10時前の中値決済に向けては、「ややドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測は相場の重荷となった。16日には米連邦政府機関の一部閉鎖の影響で公表が遅れていた11月の米雇用統計の発表を控える。米雇用情勢を見極めたいとして、積極的な売買は見送られやすかった。
円は対ユーロで上げに転じた。12時時点は1ユーロ=181円92~95銭と、同16銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1755ドル近辺と同0.0027ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 10:20 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 一時154円台後半 中値「ややドル買い優勢」
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 一時154円台後半 中値「ややドル買い優勢」
16日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=154円98~99銭と前日17時時点と比べて27銭の円高・ドル安だった。9時すぎには一時154円74銭近辺まで上昇し、5日以来の円高・ドル安水準をつけた。16日午前の日経平均株価が下落しており、「低リスク資産」とされる円に買いが入った。
前日の米株式市場でハイテク株の一角が下落した流れを引き継ぎ、16日の日経平均株価が続落。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。株安に歩調を合わせる形で「低リスク通貨」とされる円に買いが増えた。日本時間16日午前の取引で、米長期金利が低下していることも、円買い・ドル売りを誘った。
もっとも、円相場の上値は限られた。10時前の中値決済に向けては、「ややドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測は相場の重荷となった。
円は対ユーロで下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=182円08~11銭と、前日17時時点と同水準で推移している。
ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1749ドル近辺と同0.0021ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/16 08:57 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台前半 対ユーロでは下落
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し155円台前半 対ユーロでは下落
16日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=155円07~09銭と前日17時時点と比べて18銭の円高・ドル安だった。15日公表の米経済指標が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が来年も利下げを続けるとの観測から円買い・ドル売りが優勢となっている。今週、日銀が利上げに動くと確実視されているのも、円相場を支えている。
米ニューヨーク連銀が15日発表した12月の製造業景況指数はマイナス3.9とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(プラス10.0)を大きく下回った。新規受注や出荷の落ち込みが目立ち、米景気の先行きに警戒が強まった。15日の米長期金利が水準を切り下げる場面があり、円相場は15日の海外市場で154円台後半まで上昇する場面があった。
16日の東京外為市場でも、米景気の先行き懸念から、米利下げ継続を意識した円買い・ドル売りが入っている。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で利上げを決定すると確実視されていることも円相場の支援材料となっている。
円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=182円27~32銭と、同19銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1754~55ドルと同0.0026ドルのユーロ高・ドル安だった。FRBの利下げ観測から米長期金利が低下する場面でドル売りが強まり、15日の海外市場で一時1ユーロ=1.1769ドル近辺と約2カ月半ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けていた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
-
- 2025/12/18 09:54 <IGM>米国株式 下落 AI関連株の売りで投資家心理が悪化
- <IGM>米国株式 下落 AI関連株の売りで投資家心理が悪化
17日の米国株式市場の主要3指数は下落した。AI関連株の売りが投資家心理を悪化させる状況が続いた。
ダウは4日続落し、前日比228.29ドル安(-0.47%)の47885.97ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16であった。構成銘柄以外のオラクルのデータセンター建設でファンドが資金拠出を見送るとの報道があり、エヌビディア(-3.82%)を大きく押し下げた。キャタピラー(-4.59%)が下落率トップ。原油高でシェブロン(+1.89%)が買われた。ナスダックは反落し、同418.13ポイント安(-1.80%)の22693.32で引けた。オラクル、テスラ、アルファベットなどの下げが目立った。S&P500は4日続落し、同78.83ポイント安(-1.15%)の6721.43で引けた。IT、資本財・サービスなど9業種が下落し、エネルギーと不動産が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/17 09:59 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は3日続落 ナスダックは4日ぶりに反発
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500は3日続落 ナスダックは4日ぶりに反発
16日の米国株式市場では、ダウとS&Pが続落したが、ナスダックは一部ハイテク株の買い戻しで反発に転じた。
ダウは3日続落し、前日比302.30ドル安(-0.62%)の48114.26ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20であった。幅広いヘルスケア関連株売りで、ジョンソン・エンド・ジョンソン(-2.27%)とユナイテッドヘルス・グループ(-2.02%)が急落し、原油安でシェブロン(-2.04%)も大幅安となった。ウォルト・ディズニー(+1.02%)はしっかり。ナスダックは4日ぶりに反発し、同54.04ポイント高(+0.23%)の23111.46で引けた。テスラとアメリカン航空が商いを伴って急上昇した。S&P500は3日続落し、同16.25ポイント安(-0.23%)の6800.26で引けた。エネルギー、ヘルスケアなど8業種が下落し、通信サービス、ITなど3業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月非農業部門雇用者数・前月比 +6.4万人(10月は-10.5万人)
11月失業率 4.6%(9月は4.4%)
11月平均時給・前年比 +3.5%(9月は+3.8%)
10月小売売上高・前月比 0.0%(9月は+0.1%)
12月製造業景気指数(速報値) 51.8(11月は52.2)
12月サービス業景気指数(速報値) 52.9(11月は54.1)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/16 09:55 <IGM>米国株式 続落 ハイテク株から続く資金流出や持ち高調整売りで
- <IGM>米国株式 続落 ハイテク株から続く資金流出や持ち高調整売りで
15日の米国株式市場の主要3指数は続落した。ハイテク株からの資金流出が続いたことや、翌日の米11月雇用統計の発表を控えた持ち高調整売りが重荷となった。
ダウは続落し、前日比41.49ドル安(-0.08%)の48416.56ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は16、下落は14であった。セールスフォース(-2.92%)、スリーエム(-1.89%)が安く、アムジェン(+2.38%)、ハネウェル・インターナショナル(+1.96%)は堅調。ナスダックは3日続落し、同137.75ポイント安(-0.59%)の23057.41で引けた。連邦破産法11条の適用を申請した掃除用ロボットのアイロボットが72.68%安と暴落し、半導体ブロードコムは10日の最高値から18%超急落した。テキサス州で無人自動運転タクシーサービスを開始したテスラは急伸した。S&P500は続落し、同10.90ポイント安(-0.15%)の6816.51で引けた。IT、エネルギーなど4業種が下落し、ヘルスケア、公益など7業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
12月NY連銀製造業景気指数 -3.9(11月は18.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/15 09:55 <IGM>米国株式 下落 ハイテク株を中心に売られる
- <IGM>米国株式 下落 ハイテク株を中心に売られる
12日の米国株式市場の主要3指数は下落した。前日決算発表を行ったブロードコムとオープンAI向けデータセンターの完成が遅れると報じられたオラクルの急落が幅広いハイテク株安につながり、前日最高値を更新したダウとS&P500を押し下げた。
ダウは3日ぶりに反落し、前日比245.96ドル安(-0.50%)の48458.05ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は17、下落は13であった。キャタピラー(-4.43%)、エヌビディア(-3.27%)が急落し、マクドナルド(+2.26%)、コカ・コーラ(+2.04%)は大幅高。ナスダックは続落し、同398.68ポイント安(-1.68%)の23195.16で引けた。ブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイス、マイクロン・テクノロジーなどの軟調が目立った。S&P500は3日ぶりに反落し、同73.59ポイント安(-1.06%)の6827.41で引けた。IT、エネルギーなど7業種が下落し、生活必需品、ヘルスケアなど4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/12 09:57 <IGM>米国株式 ダウとS&P500が最高値
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500が最高値
11日の米国株式市場の主要3指数は、ダウとS&P500が続伸して最高値を更新し、ナスダックは反落した。前日の米FRBの利下げ決定が景気支援材料として働く可能性が意識された。
ダウは続伸し、前日比646.26ドル高(+1.04%)の48704.01ドルで引けた。11月12日以来の最高値となる。全30銘柄中、上昇は21、下落は9であった。オープンAIと大型契約を締結し、バンカメが投資判断を引き上げたビザ(+6.11%)が急伸し、前日上昇率トップのナイキ(+2.96%)は大幅続伸した。コカ・コーラ(-1.57%)、エヌビディア(-1.55%)は軟調。ナスダックは3日ぶりに反落し、同60.30ポイント安(-0.25%)の23593.85で引けた。マイクロン・テクノロジーなど半導体株の軟調が目立った。S&P500は続伸し、同14.32ポイント高(+0.20%)の6901.00で引けた。素材、金融など8業種が上昇し、エネルギー、ITなど3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
新規失業保険申請件数 23.6万件(前週は19.2万件)
9月貿易収支 528億ドルの赤字(8月は593億ドルの赤字)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/11 09:55 <IGM>米国株式 上昇 FRBの短期国債買い入れ決定を好感
- <IGM>米国株式 上昇 FRBの短期国債買い入れ決定を好感
10日の米国株式市場の主要3指数は、ダウとS&P500が反発し、ナスダックは続伸した。3会合連続で0.25%利下げを決定した米FRBは一旦の利下げ打ち止めを示唆したが、バランスシートの水準を維持するために短期国債を買い入れ、市場に資金が放出されることを好感した。
ダウは3日ぶりに反発し、前日比497.46ドル高(+1.04%)の48057.75ドルで引けた。引けベースの48000ドル乗せは、最高値をつけた11月12日以降初となる。全30銘柄中、上昇は23、下落は7であった。グッゲンハイムが投資判断「買い」で投資調査をスタートしたナイキ(+3.88%)、キャタピラー(+3.53%)が急伸した。マイクロソフト(-2.74%)は大幅安。ナスダックは続伸し、同77.66ポイント高(+0.32%)の23654.15と11月3日以来の高値で引けた。マイクロン・テクノロジーやインテルが商いを伴って上昇した。S&P500は3日ぶりに反発し、同46.17ポイント高(+0.67%)の6886.68で引けた。資本財・サービス、素材など、公益を除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/10 09:59 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
9日の米国株式市場の主要3指数は、ダウとS&P500が続落したが、テスラやアルファベットが買われたナスダックは反発に転じた。
ダウは続落し、前日比179.03ドル安(-0.37%)の47560.29ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。買いが先行したものの、翌日の米FRBの金融政策発表を控えて勢いは続かなかった。2026年の経費が1050億ドルに達するとの見通しを示したJPモルガン・チェース(-4.66%)が急落し、ボーイング(-2.86%)も大幅安となった。ウォルマート(+1.32%)はしっかり。ナスダックは反発し、同30.58ポイント高(+0.12%)の23576.48で引けた。S&P500は続落し、同6.00ポイント安(-0.08%)の6840.51で引けた。ヘルスケア、資本財・サービスなど6業種が下落し、エネルギー、生活必需品など5業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
9月雇用動態調査求人件数 765.8万件
10月雇用動態調査求人件数 767.0万件
9月景気先行指数・前月比 -0.3%(8月は-0.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/9 09:56 <IGM>米国株式 反落 FRBの金融政策発表前に持ち高解消売り
- <IGM>米国株式 反落 FRBの金融政策発表前に持ち高解消売り
8日の米国株式市場の主要3指数は反落した。0.25%利下げの可能性がほぼ完全に織り込まれている10日の米FRBの金融政策発表を控えて、一旦の持ち高解消売りが進んだ。
ダウは反落し、前営業日比215.67ドル安(-0.44%)の47739.32ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20であった。プロクター・アンド・ギャンブル(-3.56%)、ナイキ(-3.52%)が急落した。ウォルト・ディズニー(+2.21%)は急伸した。ナスダックは5日ぶりに反落し、同32.22ポイント安(-0.13%)の23545.90で引けた。エヌビディアはAI半導体の対中出荷が近く許可されるとの報道で商いを伴って急伸し、ネットフリックスによる買収観測が浮上しているメディアのワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーも第2位の出来高で買われた。S&P500も5日ぶりに反落し、同23.89ポイント安(-0.34%)の6846.51で引けた。一般消費財、素材など、ITを除く10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/8 08:40 <IGM>米国株式 主要3指数は上昇
- <IGM>米国株式 主要3指数は上昇
5日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇。ダウは反発した。前日比104.05ドル高(+0.22%)の47954.99ドルで終了。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。週末要因や11月12日に付けた最高値(48254ドル)に近付く場面も見られたが、高値圏への警戒感から買い意欲は限定的となり、上値を追う動きは広がらなかった。この日発表された米経済指標が12月利下げ観測期待を維持する結果だったことが買いを支えた。通期業績見通しを上方修正したことで前日も上昇したセールスフォースが連日で急伸(+5.30%)、金融ゴールドマン・サックス(+2.00%)は買われ、バイオ医療のアムジェン(-3.02%)は下げた。ナスダックは4日続伸し、同72.99ポイント高(+0.31%)の23578.13。動画配信のネットフリックスがメディアのワーナー・ブラザーズの主要事業を買収することを発表。ネットフリックスは売られて、ワーナー・ブラザーズは買われた。S&P500も4日続伸、同13.28ポイント高(+0.19%)の6870.40。コミュニケーションサービス、ITなど4業種が上昇、公益、エネルギーなど6業種が下落、不動産が変わらずとなった。
(経済指標) (発表値)
12月ミシガン大学消費者態度指数(速報値) 53.3(11月は51.0)
9月PCEデフレーター 2.8%(8月は2.7%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/5 09:57 <IGM>米国株式 ダウは反落、ナスダックとS&P500は続伸
- <IGM>米国株式 ダウは反落、ナスダックとS&P500は続伸
4日の米国株式市場の主要3指数は、ダウが反落し、ナスダックとS&P50は続伸した。米FRBの利下げ継続観測で、3日のダウは11月12日につけた最高値に400ドル弱と迫っており、短期の過熱感で持ち高解消売りが優勢となった。
ダウは3日ぶりに小反落し、前日比31.96ドル安(-0.06%)の47850.94ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16であった。スリーエム(-2.21%)、前日上昇率トップのユナイテッドヘルス・グループ(-1.83%)が売られた。通期業績見通しを上方修正したセールスフォース(+3.66%)は急伸した。ナスダックは3日続伸し、同51.04ポイント高(+0.21%)の23505.13で引けた。仮想空間事業の大幅な予算削減が報じられたメタプラットフォームズが買われる一方、インテルは急落した。S&P500も3日続伸し、同7.40ポイント高(+0.10%)の6857.12で引けた。通信サービス、資本財・サービスなど5業種が上昇し、ヘルスケア、生活必需品など6業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
新規失業保険申請件数 19.1万件(前週は21.8万件)
9月製造業受注・前月比 +0.2%(8月は+1.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/4 09:55 <IGM>米国株式 続伸 弱い雇用指標で金利先安観が強まる
- <IGM>米国株式 続伸 弱い雇用指標で金利先安観が強まる
3日の米国株式市場の主要3指数は続伸した。11月ADP全米雇用リポートの非農業部門民間雇用者数が直近の4ヶ月間で3度目の減少となり、米FRBは積極的な利下げで労働市場を支えざるをえないとの見方で買われた。
ダウは続伸し、前日比408.44ドル高(+0.86%)の47882.90ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8であった。ユナイテッドヘルス・グループ(+4.67%)が1銘柄で93ポイント、ゴールドマン・サックス(+2.62%)は単独で131ポイントの指数押し上げ要因となった。AIソフトの販売目標を下方修正したマイクロソフト(-2.50%)は反落した。ナスダックも続伸し、同40.41ポイント高(+0.17%)の23454.09で引けた。テスラや半導体マーベル・テクノロジーが商いを伴って上昇した。S&P500も続伸し、同20.35ポイント高(+0.29%)の6849.72で引けた。エネルギー、金融、一般消費財など、公益を除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 -3.2万人(+4.7万人)
11月ISM非製造業景気指数 52.6(10月は52.4)
9月鉱工業生産・前月比 +0.1%(8月は-0.3%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/3 09:58 <IGM>米国株式 反発 ビットコインの売り一巡で投資家心理が改善
- <IGM>米国株式 反発 ビットコインの売り一巡で投資家心理が改善
2日の米国株式市場の主要3指数は反発した。暗号通貨ビットコインの売りが一巡し、投資家心理の改善でハイテク株を中心に買いが入った。
ダウは反発し、前日比185.13ドル高(+0.39%)の47474.46ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は16、下落は14であった。ボーイング(+10.15%)が1銘柄で116ポイントの指数押し上げとなった。2026年の航空機納入やフリーキャッシュフローの回復について強気の見通しを示した。キャタピラー(+2.54%)は単独で88ポイントの押し上げ要因となった。前日上昇率トップのウォルト・ディズニー(-1.82%)は反落した。ナスダックも反発し、同137.75ポイント高(+0.59%)の23413.67で引けた。メタ・プラットフォームズやデータベースのモンゴDBなどのハイテク株の堅調が目立った。S&P500も反発し、同16.74ポイント高(+0.24%)の6829.37で引けた。IT、資本財サービスなど3業種が上昇し、エネルギー、素材など8業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/2 09:56 <IGM>米国株式 6日ぶりに反落 株高の連鎖終了の流れ引き継ぐ
- <IGM>米国株式 6日ぶりに反落 株高の連鎖終了の流れ引き継ぐ
1日の米国株式市場の主要3指数は6日ぶりに反落した。先週は米FRBの利下げ継続期待を主因として5日すべてで上昇したが、主要3極の株高の連鎖がこの日の日本で止まった流れを引き継いだ。
ダウは6日ぶりに反落し、前営業日比427.09ドル安(-0.89%)の47289.33ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は9、下落は21であった。メルク(-2.86%)、アムジェン(-2.31%)が急落した。ウォルト・ディズニー(+2.20%)は上げた。ナスダックも6日ぶりに反落し、同89.76ポイント安(-0.38%)の23275.92で引けた。ブロードコムやアルファベットなどのハイテク株の下げが目立った。S&P500も6日ぶりに反落し、同36.46ポイント安(-0.53%)の6812.63で引けた。公益、ヘルスケアなど9業種が下落し、エネルギー、一般消費財が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月ISM製造業景気指数 48.2(10月は48.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/1 09:58 <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
- <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
28日の米国株式市場の主要4指数は5日続伸した。感謝祭翌日のブラック・フライデーで13時までの短縮取引となり、新たな材料が不在の状況下で米FRBの利下げ継続観測を追い風とする24日からの主要3極の株高局面が5日目に入った。
ダウは5日続伸し、前日比289.30ドル高(+0.60%)の47716.42ドルで引けた。週間の上昇幅は1471ドルとなり、6月第4週(1612ドル高)以来の最大を記録した。月間ベースでは7ヶ月続伸し、10連騰した2017年4月-2018年1月以来の最長を更新した。全30銘柄中、上昇は25、下落は5であった。アマゾン・ドット・コム(+1.77%)、IBM(+1.77%)が買われた。エヌビディア(-1.81%)は下げた。スダックも5日続伸し、同150.99ポイント高(+0.65%)の23365.88で引けた。エヌビディアとインテル(+10.19%)が売買を伴った。S&P500も5日続伸し、同36.48ポイント高(+0.53%)の6849.09で引けた。エネルギー、通信サービスなど10業種が上昇し、ヘルスケアのみが下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/11/28 09:38 <IGM>米国株式 感謝祭で休場
- <IGM>米国株式 感謝祭で休場
27日の米国株式市場は感謝祭で休場。取引再開は28日。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/11/27 09:53 <IGM>米国株式 4日続伸 12月の米利下げ継続観測が追い風
- <IGM>米国株式 4日続伸 12月の米利下げ継続観測が追い風
26日の米国株式市場で主要4指数は4日続伸した。米経済指標発表は強弱の材料が混在したが、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込む状況に変化はなく、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは4日続伸し、前日比314.67ドル高(+0.66%)の47427.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9であった。ボーイング(+2.46%)、ウォルマート(+1.96%)が買われたが、セールスフォース(-2.55%)は急反落した。スダックも4日続伸し、同189.09ポイント高(+0.82%)の23214.69で引けた。その他金融、輸送を中心に、銀行を除く全業種が上昇した。S&P500も4日続伸し、同46.73ポイント高(+0.69%)の6812.61で引けた。公益、ITなど9業種が上昇し、通信サービス、ヘルスケアの2業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月耐久財受注・前月比 +0.5%(8月は+3.0%)
11月シカゴ購買部協会景気指数 36.3(10月は43.8)
新規失業保険申請件数 21.6万件(前週は22.2万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/11/26 09:56 <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
- <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
25日の米国株式市場で主要3指数は3日続伸した。弱い米経済指標発表が相次ぎ、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込むなかで、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは3日続伸し、前日比664.18ドル高(+1.42%)の47112.45ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は28、下落は2であった。メルク(+5.24%)とホーム・デポ(+4.31%)の堅調が目立った。下落したのはエヌビディア(-2.59%)、シェブロン(-0.81%)のみ。スダックも3日続伸し、同153.58ポイント高(+0.67%)の23025.59で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も3日続伸し、同60.76ポイント高(+0.90%)の6765.88で引けた。ヘルスケア、一般消費財など8業種が上昇し、エネルギー、公益など3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月小売売上高・前月比 +0.2%(8月は+0.2%)
9月卸売物価指数・前年比 +2.7%(8月は+2.7%)
9月卸売物価指数コア・前年比 +2.6%(8月は+2.9%)
10月仮契約住宅販売指数・前月比 +1.9%(9月は+0.1%)
11月消費者信頼感指数 88.7(10月は95.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/11/25 10:43 <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
- <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
24日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。ダウは続伸し、前日比202.86ドル高(+0.44%)の46448.27ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。FRBウォラー理事が12月の利下げを支持すると改めて表明するとともに、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁も「労働市場は脆弱で先手を打てる自信がないため、12月の利下げを支持する」と発言したしたことで利下げ観測が高まり、ハイテク株などに買いが広まった。製薬メルク(+2.70%)やアマゾン(+2.44%)は買われ、家庭用製品プロクター・アンド・ギャンブル(-2.61%)や通信サービスのベライゾンは下げた。
ナスダックも続伸し、同598.92ポイント高(+2.69%)の22872.01。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。
S&P500も続伸、同102.09ポイント高(+1.55%)の6705.08。コミュニケーションサービス、情報技術など9業種が上昇、エネルギー、生活必需品など2業種が下落。
(経済指標) (発表値)
なし
21日
11月消費者態度指数(確定値) 51.0(10月は53.6)
11月製造業景気指数(速報値) 51.9(10月は48.7)
11月サービス業景気指数(速報値) 55.0(10月は54.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/11/21 10:00 <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
- <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
20日の米国株式市場は反落した。前日の引け後に好決算を発表したエヌビディアの買いが続かず下げに転じ、投資家心理が悪化した。
ダウは反落し、前日比386.51ドル安(-0.83%)の45752.26ドルと10月10日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。シスコ・システムズ(-3.76%)、ボーイング(-3.40%)、エヌビディア(-3.15%)が急落した。ウォルマート(+6.46%)は良好な8-10月期決算と通期収益見通しの上方修正で急伸した。ナスダックは反落し、同486.18ポイント高(-2.15%)の22078.04で引けた。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。S&P500は反落し、同103.40ポイント安(-1.55%)の6538.76と9月10日以来の安値で引けた。IT、一般消費財など10業種が下落し、生活必需品のみが上昇した。
(経済指標) (発表値)
9月非農業部門雇用者数 -11.9万人(8月は-0.4万人)
11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -1.7(10月は-12.8)
10月中古住宅販売戸数・年率換算 410万戸(9月は405万戸)
新規失業保険申請件数 22.0万件(前週は22.8万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/11/20 10:00 <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
- <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
19日の米国株式市場は反発した。エヌビディアの8-10月期決算発表前の持ち高調整売りが一巡したことで買い戻されたが、10月の米FOMC議事要旨で利下げ継続が疑問視されており、上昇ペースは鈍かった。
ダウは5日ぶりに反発し、前日比47.03ドル高(+0.10%)の46138.77ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は13、下落は16、1銘柄は変わらずであった。エヌビディア(+2.85%)が急伸し、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.84%)も堅調。セールスフォース(-2.41%)は急落した。ナスダックは3日ぶりに反発し、同131.38ポイント高(+0.58%)の22564.22で引けた。IT、銀行が上昇し、保険、バイオなどは下落した。S&P500は5日ぶりに反発し、同24.84ポイント高(+0.37%)の6642.16で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、公益など5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
8月貿易収支 -596億ドル(7月は-782億ドル)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/19 17:31 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反落して始まる
19日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反落して始まった。11月の米消費者物価が市場予想を下回ったことなどから、18日の米株式相場は反発したが、その後の時間外取引では弱含みに推移しており、同日に上昇した欧州株も寄り付きは売り先行となっている。先ほど発表された11月の英小売売上高が市場予想を下回ったことも、英株中心に重荷となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.24%安の9,814.16。現在は0.16%安の9,822.46近辺。指数構成全100銘柄中、29銘柄が値上がり、67銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-2.91%)や特殊化学のクローダ・インターナショナル(-1.68%)、金鉱のエンデバー・マイニング(-1.16%)などが下げている。一方、ビジネスサポートのDCC(+3.85%)やスタンダードチャータード銀行(+1.38%)、建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(+1.00%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.01%安の24,196.19で寄り付き、現在は0.02%安の24,194.99近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。化学のシムライズ(-0.93%)やスポーツ用品のアディダス(-0.90%)、ソフトウェアのSAP(-0.72%)などが安い。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.25%)や郵便のドイツポスト(+0.86%)、コメルツ銀行(+0.65%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.24%安の8,131.24で寄り付き、現在は0.01%安の8,149.73近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。酒造のペルノ・リカール(-1.20%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(-0.88%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-0.84%)などが下げている。一方、自動車のルノー(+1.23%)やビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+0.89%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+0.71%)などはしっかり。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/19 08:03 <IGM>欧州株式 上昇 米CPIの伸び鈍化で 英株は英中銀の利下げ後に一時下落
- <IGM>欧州株式 上昇 米CPIの伸び鈍化で 英株は英中銀の利下げ後に一時下落
18日の欧州株は上昇した。米11月消費者物価指数(CPI)の伸びが2%台に鈍化し、2026年の米利下げ期待が高まったことを好感した。4会合連続で金利据え置きを決定した欧州中央銀行(ECB)が2026-27年の経済成長見通しを上方修正したことも追い風となったが、8月以来の利下げを決定した英中銀が今後の利下げに慎重なスタンスを示したことで、英国株は下げに転じる場面があった。
英FTSE100は続伸し、前日比63.45ポイント(0.65%)高の9837.77と11月12日以来の高値で引けた。100銘柄中、上昇は84銘柄、下落は16銘柄であった。ホテル・レストランのウィットブレッド(+6.30%)は、大株主の米投資会社が割安に放置されている株価を経営戦略の見直しで引き上げられると指摘したことで大幅に4日続伸した。鉱業フレスニロ(+4.40%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+3.81%)、バンカメが投資判断/目標株価を引き上げた害虫駆除レントキル・イニシャル(+3.65%)、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+2.69%)も大幅高となった。一方、前日下落率2位の流通バンズル(-2.48%)は大幅に続落し、配当落ちの上下水道ユナイテッド・ユーティリティーズ(-1.50%)、石油BP(-1.20%)も安い
独DAX40は3日ぶりに反発し、同238.91ポイント(1.00%)高の24199.50で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は11銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日下落率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+3.50%)は急反発し、ドイツ銀行(+3.24%)ha
大幅高となった。航空機エアバス(+1.95%)、ドイツ証券取引所(+1.70%)、前日下落率トップの建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+1.57%)も堅調。一方、幅広く売られた自動車株ではメルセデス・ベンツ・グループ(-0.67%)の下げが目立ち、化学BASF(-0.63%)、日用品バイヤスドルフ(-0.57%)も下げた。
仏CAC40も3日ぶりに反発し、同64.59ポイント(0.80%)高の8150.64と11月14日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は9銘柄であった。前日上昇率2位のビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+4.05%)は、5月下旬以来の安値をつけた9日を境とする続伸局面を7日目に広げた。航空宇宙サフラン(+2.62%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+2.04%)は急伸し、航空機エアバス(+1.91%)、建設・メディア・通信ブイグ(+1.80%)も堅調。一方、自動車ルノー(-1.95%)、ホテルチェーンのアコー(-1.01%)、高級ブランドのケリング(-0.86%)は下げた。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/18 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅な変動で始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅な変動で始まる
18日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも前日終値比小幅な変動で始まった。0.25%の利下げが予想されているイングランド銀行の金融政策委員会や、政策金利の据え置きが予想されている欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果発表などを控えて様子見ムードとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.13%高の9,786.95。現在は0.15%高の9,788.65近辺。指数構成全100銘柄中、51銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。アナリストの投資判断、目標株価の引き上げを受けて害虫駆除のレントキル・イニシャル(+2.84%)が買われており、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+1.60%)やロンドン証券取引所グループ(+1.23%)なども上げている。一方、ファッションのバーバリー・グループ(-1.21%)や医薬品のGSK(-1.15%)、配当落ちの水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(-1.50%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.06%安の23,947.03で寄り付き、現在は0.02%安の23,956.33近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。医薬品のメルク(-1.05%)や自動車のポルシェ・オートモービル・ホールディング(-0.67%)、化学のシムライズ(-0.49%)などが下げている。一方、航空機製造のエアバス(+0.58%)や産業機器のシーメンス(+0.39%)などはしっかり。
仏CAC40指数は前日比0.02%高の8,087.43で寄り付き、現在は0.09%高の8,093.50近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり。酒造のペルノ・リカール(+1.33%)やビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+0.95%)、石油のトタルエナジーズ(+0.87%)などが上げている。一方、ファッション・アパレルのケリング(-1.13%)や自動車のルノー(-0.91%)、ステランティス(-0.78%)などは安い。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/18 07:55 <IGM>欧州株式 英国は利下げ長期化観測で反発 独仏はハイテク株/工業株安で続落
- <IGM>欧州株式 英国は利下げ長期化観測で反発 独仏はハイテク株/工業株安で続落
17日の欧州株は、英国が11月インフレ率の伸び鈍化を受けた英中銀の利下げ長期化観測で反発に転じたが、独仏株はAI関連を中心とするハイテク株や工業株の売りで続落した。
英FTSE100は反発し、前日比89.53ポイント(0.92%)高の9774.32と11月13日以来の高値で引けた。100銘柄中、上昇は79銘柄、下落は20銘柄、1銘柄は変わらずであった。金利低下が業績に好影響を与える住建株では、バラット・レッドロウ(+3.68%)が大幅高となり、UBSが投資判断を引き上げた生保・年金ビジネスのフェニックス・グループ・ホールディングス(+3.31%)、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+3.15%)、KBWが投資判断を引き上げた銀行HSBC(+2.70%)、上下水道ユナイテッド・ユーティリティーズ(+2.56%)も急伸した。一方、販売・サポートサービスDCC(-3.55%)は急落し、2026年の業績見通しが市場予測に届かなかった流入バンズル(-1.98%)、資産運用IGC(-1.56%)も下げた。
独DAX40は続落し、同116.28ポイント(0.48%)安の23960.59で引けた。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は21銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-3.40%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-3.22%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.51%)、スポーツ用品アディダス(-2.11%)、総合テクノロジーのシーメンス(-2.04%)が急落した。一方、オンライン衣料販売ザランド(+2.79%)は3日続けて上昇率トップとなり、化学シムライズ(+2.57%)も大幅高となった。電力エーオン(+1.88%)も堅調。
仏CAC40も続落し、同20.11ポイント(0.25%)安の8086.05で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は20銘柄、3銘柄は変わらずであった。電機シュナイダー・エレクトリック(-3.45%)、前日上昇率2位の硝子サンゴバン(-2.74%)が急落し、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.99%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-1.62%)、鉄鋼アルセロールミタル(-1.47%)も下げた。一方、バンカメが目標株価を引き上げた銀行ソシエテ・ジェネラル(+3.95%)は急伸し、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.65%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.61%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
英11月消費者物価指数・前年比 +3.2%(10月は+3.6%)
独12月IFO企業景況感指数 87.6(11月は88.0)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/17 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
17日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。時間外取引で米株価指数先物が小幅反発しており、欧州株も寄り付きは押し目買い先行となっている。先ほど発表された11月の英消費者物価が市場予想を下回り、英利下げ観測が強まったことも英株を中心に相場下支えになっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.81%高の9,762.76。現在は0.76%高の9,758.77近辺。指数構成全100銘柄中、77銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。銀行のHSBCホールディングス(+2.72%)や住宅建設のパーシモン(+2.34%)、バラット・レッドロウ(+2.21%)などが上げている。一方、JPモルガンが目標株価を引き下げた流通・食品包装のバンズル(-6.94%)は売られている。
独DAX40指数は前日比0.34%高の24,159.62で寄り付き、現在は0.24%高の24,135.75近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(+2.06%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.93%)、ドイツ銀行(+1.04%)などが上げている。一方、自動車のフォルクスワーゲン(-1.22%)やBMW(-1.02%)、家庭用品のヘンケル(-0.88%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.12%高の8,116.26で寄り付き、現在は0.11%高の8,114.83近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.77%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.72%)、航空エンジンのサフラン(+1.57%)などが上げている。一方、ガラス・建材のサンゴバン(-1.14%)や酒造のペルノ・リカール(-1.07%)、ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.08%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/17 07:47 <IGM>欧州株式 反落 防衛関連株や石油株が軟調
- <IGM>欧州株式 反落 防衛関連株や石油株が軟調
16日の欧州株は反落した。ウクライナ和平に向けて欧州有志国が多国籍軍の編成を目指すことで15日に合意した。防衛関連株に加えて、ロシアからの供給拡大観測で北海ブレント原油先物が5月以来の安値をつけたことを受けた石油株の下げが重荷になった。
英FTSE100は反落し、前日比66.52ポイント(0.68%)安の9684.79で引けた。米英11月雇用統計の失業率上昇で米FRBと英中銀の利下げ観測が強まったことは支援材料となった。100銘柄中、上昇は47銘柄、下落は51銘柄、2銘柄は変わらずであった。防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-3.57%)、石油BP(-3.42%)と同シェル(-2.67%)、B2Bイベント・情報・出版インフォーマ(-3.03%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-2.77%)が急落した。一方、ウクライナ和平への楽観論が好感された格安航空イージージェット(+3.20%)は8月19日以来の水準に大きく4日続伸し、金鉱エンデバー・マイニング(+2.94%)、JDスポーツファッション(+2.64%)も大幅高となった。
独DAX40は反落し、同153.04ポイント(0.63%)安の24076.87で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-4.54%)は連日の下落率トップとなり、2日間の下落率は7%を超えた。医薬品バイエル(-2.63%)、前日上昇率3位の医療機器フレゼニウス(-2.21%)は急落し、前日上昇率2位のコメルツ銀行(-1.88%)、航空機エアバス(-1.62%)も安い。一方、オンライン衣料販売ザランド(+4.22%)は連日の上昇率トップとなり、医薬品メルク(+2.28%)も急伸した。食品加工機器GEAグループ(+1.52%)も堅調。
仏CAC40も反落し、同18.72ポイント(0.23%)安の8106.16で引けた。全銘柄が2%未満の騰落率に収まった。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。自動車ルノー(-1.90%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.83%)、石油トタルエナジーズ(-1.80%)、防衛・電子機器タレス(-1.64%)、航空機エアバス(-1.61%)は軟調に推移した。一方、高級ブランドのケリング(+1.92%)、硝子サンゴバン(+1.71%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+1.68%)はいずれも続伸した。
(経済指標) (発表値)
英12月製造業景気指数(速報値) 51.2(11月は50.2)
英12月サービス業景気指数(速報値) 52.1(11月は51.3)
英8-10月期失業率(ILOベース) 5.1%(7-9月期は5.0%)
独12月製造業景気指数(速報値) 47.7(11月は48.2)
独12月サービス業景気指数(速報値) 52.6(11月は53.1)
独12月ZEW景況感指数 45.8(11月は38.5)
仏12月製造業景気指数(速報値) 50.6(11月は47.8)
仏12月サービス業景気指数(速報値) 50.2(11月は51.4)
ユーロ圏12月製造業景気指数(速報値) 49.2(11月は49.6)
ユーロ圏12月サービス業景気指数(速報値) 52.6(11月は53.6)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/16 17:39 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
16日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。15日に続落した米株式相場は、その後の時間外取引でも軟調に推移しており、本日の11月米雇用統計などの発表を控えて様子見ムードのなか、欧州株も上値の重い状態となっている。また、ウクライナとロシアの和平合意への期待で、防衛関連などが売られている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.17%安の9,734.70。現在は0.05%安の9,746.80近辺。指数構成全100銘柄中、44銘柄が値上がり、54銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-2.36%)や航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(-2.15%)、エンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-1.39%)、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(-1.21%)などが下げている。一方、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+2.17%)や格安航空のイージージェット(+1.79%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+1.60%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.44%安の24,124.11で寄り付き、現在は0.51%安の24,106.95近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(-4.04%)やソフトウェアのSAP(-1.62%)、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(-1.52%)などが安い。一方、スポーツ用品のアディダス(+1.05%)や食品加工機器GEAグループ(+0.98%)、透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(+0.83%)などはしっかり。
仏CAC40指数は前日比0.13%安の8,114.39で寄り付き、現在は0.15%安の8,112.31近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.45%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.59%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-1.37%)などが下げている。一方、ホテルのアコー(+1.23%)や医薬品のサノフィ(+0.66%)、乳製品等食品のダノン(+0.68%)などは上げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/16 08:02 <IGM>欧州株式 反発 英中銀の利下げ観測や金融/工業株の買いで
- <IGM>欧州株式 反発 英中銀の利下げ観測や金融/工業株の買いで
15日の欧州株は反発した。英国は18日の英中銀の利下げ観測が追い風となり、独は金融株、仏は工業株の買いが上昇を牽引した。
英FTSE100は反発し、前日比102.28ポイント(1.06%)高の9751.31と11月13日以来の高値で引けた。100銘柄中、上昇は83銘柄、下落は15銘柄、2銘柄は変わらずであった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.97%)は昨年11月以降の14ヶ月間で2月を除いて月間ベースで上昇しており、年初来の上昇率は180%に達した。鉱業アントファガスタ(+3.68%)、保険プルデンシャル(+3.17%)、オンライン自動車売買オート・トレーダー・グループ(+3.16%)、銀行ナットウエスト・グループ(+2.97%)が急伸した。一方、鉱業株が幅広く買われるなかで、フレスニロ(-1.65%)は逆行安となり、不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.24%)、CEOの辞任を発表した医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-0.86%)は安い。
独DAX40は反発し、同43.42ポイント(0.18%)高の24229.91で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。オンライン衣料販売ザランド(+2.60%)と前日下落率3位のコメルツ銀行(+2.15%)が急伸し、医療機器フレゼニウス(+1.98%)、前日下落率2位のドイツ銀行(+1.60%)、前日下落率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+1.31%)も堅調。一方、ウクライナ和平を巡る協議進展への期待感で、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-6.56%)が急落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-2.86%)も大幅安となった。不動産ヴォノヴィア(-1.98%)も下げた。
仏CAC40も反発し、同56.26ポイント(0.70%)高の8124.88で引けた。工業株、金融株を中心に9割強の銘柄が上昇した。40銘柄中、上昇は37銘柄、下落は3銘柄であった。前日下落率3位の電機シュナイダー・エレクトリック(+3.10%)はモルガンスタンレーとシティグループの目標株価引き上げで急反発し、高級ブランドのケリング(+2.65%)、広告ピュブリシス(+2.17%)も大幅高となった。建設・メディア・通信ブイグ(+1.95%)、前日下落率2位の電気設備ルグラン(+1.76%)も買われた。一方、多発性硬化症薬の臨床試験で主要項目が未達となった医薬品サノフィ(-3.26%)は急落し、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.16%)、石油トタルエナジーズ(-0.16%)も下げた。
(経済指標) (発表値)
ユーロ圏10月鉱工業生産・前月比 +0.8%(9月は+0.2%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/15 17:35 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
15日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。12日はハイテク関連への売りなどで米株式相場が下落し、その影響で欧州株も総じて下落したが、時間外取引で米株式相場が反発しており、欧州株も持ち直す動きになっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.47%高の9,694.30。現在は0.39%高の9,687.06近辺。指数構成全100銘柄中、85銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。金市況高で金鉱のエンデバー・マイニング(+3.84%)やフレスニーヨ(+3.72%)が買われており、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+2.77%)や鉱業のアントファガスタ(+1.74%)なども高い。一方、資産運用サービスのセント・ジェームズ・プレイス(-2.13%)や衣料小売・食品のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(-1.34%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.46%高の24,297.64で寄り付き、現在は0.46%高の24,297.72近辺。指数構成全40銘柄中、29銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.86%)やオンライン衣料販売のザランド(+1.34%)、医療機器のフレゼニウス(+1.14%)などが上げている。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-2.07%)や不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.10%)、医薬品のメルク(-0.98%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.23%高の8,087.07で寄り付き、現在は0.33%高の8,095.34近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+2.62)や高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.50%)、自動車のステランティス(+1.69%)などが上げている。一方、開発中の多発性硬化症治療薬トレブルチニブの臨床試験で主要評価項目が未達となり、FDAの審査遅延が伝えられた医薬品のサノフィ(-5.46%)は売られている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/15 07:15 <IGM>欧州株式 反落 ダウの下落につれて午後下げに転じる
- <IGM>欧州株式 反落 ダウの下落につれて午後下げに転じる
12日の欧州株は反落した。10日の米利下げを好感したダウが11日に最高値を更新し、この日のアジア株がほぼ全面高で推移した流れを引き継いで買いが先行した。しかし、底堅くスタートしたダウが半導体ブロードコムの急落を受けたハイテク株売りを主因として、米国時間の午前終盤に下げに転じると、欧州株も投資家心理の悪化で売りに押された。
英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比54.13ポイント(0.56%)安の9649.03で引けた。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は62銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日上昇率トップの工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-4.16%)、資産管理セント・ジェームズ・プレイス(-3.59%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-3.33%)、鉱業アングロ・アメリカン(-2.76%)、チリのジョイントベンチャーESELの残り50%の株式を5600万ポンドで購入することで合意したエンジニアリングのウィアー・グループ(-2.73%)が急落した。一方、高級ブランドのバーバリー(+4.48%)、前日上昇率トップの建機レンタルのアシュテッド・グループ(+2.56%)、通信ブリティッシュ・テレコム(+2.09%)は大幅高となった。
独DAX40は反落し、同108.12ポイント(0.45%)安の24186.49で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(-4.25%)、ドイツ銀行(-3.13%)、コメルツ銀行(-2.30%)が急落し、医薬品メルク(-1.05%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-0.98%)も下げた。一方、スポーツ用品アディダス(+1.98%)、前日下落率トップの電力エーオン(+1.80%)、前日上昇率2位の化学品卸売ブレンタグ(+1.47%)はしっかり。
仏CAC40は反落し、同17.14ポイント(0.21%)安の8068.62で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(-2.80%)が急反落し、前日下落率トップの電気設備ルグラン(-1.63%)は7月23日以来の安値を更新した。電機シュナイダー・エレクトリック(-1.57%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(-1.21%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-0.98%)も下げた。一方、自動車ルノー(+2.43%)はモビライズ部門の再編発表が好感され、半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.70%)、ソフトウェアのダッソーシステムズ(+1.64%)も堅調。
(経済指標) (発表値)
英10月GDP・前月比 -0.1%(9月は-0.1%)
英10月鉱工業生産・前月比 +1.1%(9月は-2.0%)
英10月貿易収支 -225.42億ポンド(9月は-188.83億ポンド)
独11月消費者物価指数・前年比 +2.6%(10月は+2.3%)
仏11月消費者物価指数・前年比 +0.8%(10月は+0.8%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/12 17:30 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。11日にダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど、堅調に推移した米株式相場は、直近の時間外取引でもしっかりした地合いを維持しており、欧州株にも底堅さをもたらしている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.44%高の9,746.30。現在は0.36%高の9,738.06近辺。指数構成全100銘柄中、71銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ジェフリーズが投資判断、目標株価を引き上げたインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+3.28%)が買われており、貴金属のフレスニーヨ(+3.64%)やスタンダードチャータード銀行(+2.42%)なども高い。一方、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-0.96%)やホテル・レストラン等のホイットブレッド(-0.75%)、医薬品のアストラゼネカ(-0.79%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.31%高の24,368.94で寄り付き、現在は0.44%高の24,402.30近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。スポーツ用品のアディダス(+1.92%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+1.28%)、コメルツ銀行(+1.05%)などが上げている。一方、医薬品のメルク(-1.22%)や医療機器のフレゼニウス(-1.00%)、化学のシムライズ(-1.11%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.18%高の8,100.53で寄り付き、現在は0.25%高の8,106.20近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。銀行のソシエテ・ジェネラル(+2.02%)やBNPパリバ(+1.56%)、ホテルのアコー(+2.08%)などが高い。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(-0.95%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.62%)、酒造のペルノ・リカール(-0.58%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/12 07:17 <IGM>欧州株式 上昇 米追加利下げ期待の残存で買いが優勢
- <IGM>欧州株式 上昇 米追加利下げ期待の残存で買いが優勢
11日の欧州株は上昇した。10日の米FRBの利下げは当面の据え置きを示唆したことでタカ派寄りとの捉え方が多いものの、パウエル議長が労働市場の冷え込みを指摘したことによる追加利下げ期待の残存で買いが優勢となった。
英FTSE100は続伸し、前日比47.63ポイント(0.49%)高の9703.16で引けた。100銘柄中、上昇は61銘柄、下落は38銘柄、1銘柄は変わらずであった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+5.35%)、建機レンタルのアシュテッド・グループ(+4.70%)、JDスポーツファッション(+3.55%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.20%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+3.11%)が大幅高となった。一方、情報・出版インフォーマ(-3.29%)、医療機器スミス・アンド・ネフュー(-2.76%)、CFO辞任の影響を引きずっているオンライン賭博エンテイン(-2.19%)の下げが目立った。
独DAX40は反発し、同164.47ポイント(0.68%)高の24294.61と11月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+4.76%)、化学品卸売ブレンタグ(+4.40%)、化学BASF(+3.29%)、総合テクノロジーのシーメンス(+3.13%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+3.03%)が大幅高となった。一方、電力エーオン(-3.45%)、前日下落率2位のドイツ証券取引所(-2.00%)は急落し、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.77%)も軟調。
仏CAC40は5日ぶりに反発し、同63.07ポイント(0.79%)高の8085.76で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は9銘柄、2銘柄は変わらずであった。硝子サンゴバン(+4.36%)、コンサルティングのキャップジェミニ(+3.94%)、前日上昇率3位の小売カルフール(+3.82%)、酒造ペルノ・リカール(+2.92%)、前日下落率トップの建設ヴァンシ(+2.74%)が急伸した。一方、電気設備ルグラン(-2.60%)は7月25日以来の水準に大幅に3日続落し、前日下落率2位の証券取引所運営ユーロネクスト(-1.61%)、自動車ステランティス(-1.49%)も安い。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/11 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小甘く、仏は小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小甘く、仏は小じっかりに始まる
11日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小甘く、仏株は小じっかりに始まった。利下げを決定した10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米株式相場は上昇したが、米オラクルのクラウドの売上が市場予想を下回ったことなどから、時間外で同社株が大幅に下落しAI関連への重荷となり、また、時間外取引で米株価指数先物も下落しており、欧州株の上値も重くなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,652.65。現在は0.14%安の9,642.15近辺。指数構成全100銘柄中、63銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。配当落ちの衣料小売・食品のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(-2.35%)が下げており、ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(-2.26%)や銀行のロイズ・バンキング・グループ(-1.50%)なども安い。一方、エンジニアリングのウィアー・グループ(+1.45%)や建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(+1.11%)、ファッションのバーバリー・グループ(+1.05%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.31%安の24,055.17で寄り付き、現在は0.37%安の24,040.34近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。ソフトウェアのSAP(-2.94%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.29%)、ドイツ証券取引所(-1.14%)などが下げている。一方、ミュンヘン再保険(+1.83%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+1.06%)、化学品卸売のブレンタグ(+0.82%)などはしっかり。
仏CAC40指数は前日比0.29%高の8,046.17で寄り付き、現在は0.03%安の8,019.99近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のステランティス(-2.28%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.32%)、航空機製造のエアバス(-1.09%)などが安い。一方、電気機器のシュナイダーエレクトリック(+1.86%)や酒造のペルノ・リカール(+1.75%)、建設のバンシ(+0.99%)などは上げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/11 07:27 <IGM>欧州株式 英は4日ぶりに反発 独は5日ぶりに反落し仏は4日続落
- <IGM>欧州株式 英は4日ぶりに反発 独は5日ぶりに反落し仏は4日続落
10日の欧州株は英国が4日ぶりに反発する一方、独は5日ぶりに反落し、仏は4日続落した。米FRBの金融政策発表が引け後に予定されており、様子見ムードが広がるなかで、英国は銀行株が買われた。
英FTSE100は4日ぶりに反発し、前日比13.52ポイント(0.14%)高の9655.53で引けた。100銘柄中、上昇は40銘柄、下落は59銘柄、1銘柄は変わらずであった。投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+3.68%)は、8.2%の株式を保有する米航空宇宙スペースXが1.5兆ドル規模の新規株式公開を計画中との報道で急伸した。住建バークリー・グループ・ホールディングス(+3.24%)は通期利益見通しを維持したこととRBCの目標株価引き上げで大幅高となった。バンカメが投資判断/目標株価を引き上げた銀行HSBC(+3.20%)と同スタンダード・チャータード(+2.07%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.23%)も急伸した。一方、ヘルス・安全装置ハルマ(-2.32%)、電力SSE(-2.24%)は急落し、不動産ランド・セキュリティーズ(-1.92%)も下げた。
独DAX40は5日ぶりに反落し、同32.51ポイント(0.13%)安の24130.14で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.12%)とドイツ証券取引所(-2.01%)が大幅安となり、前日上昇率3位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.92%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-1.85%)、自動車BMW(-1.81%)も安い。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+4.35%)はUBSの投資判断/目標株価引き上げで急伸し、前日下落率2位の医療機器フレゼニウス(+2.30%)も大幅高。透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+1.73%)も堅調。
仏CAC40は4日続落し、同29.82ポイント(0.37%)安の8022.69で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。エクサンBNPパリバが投資判断を引き下げた建設ヴァンシ(-3.12%)、証券取引所運営ユーロネクスト(-2.73%)、前日上昇率トップの防衛・電子機器タレス(-2.10%)が大幅安となり、水・廃棄物処理ベオリア・エンバイロンメント(-1.47%)、自動車ルノー(-1.42%)も下げた。一方、前日上昇率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+1.60%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+1.27%)、小売カルフール(+1.00%)はしっかり。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/10 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
10日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅下落して始まった。本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えて様子見ムードのなか、ポジション調整的な売りなどに押されている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.34%安の9,609.45。現在は0.08%高の9,650.08近辺。指数構成全100銘柄中、33銘柄が値上がり、64銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。広告のWPP(+2.93%)や貴金属のフレスニーヨ(+2.32%)、教育事業のピアソン(+2.09%)などが上げている。一方、ソフトウェアのセイジ・グループ(-1.75%)やDIYチェーン小売りのキングフィッシャー(-1.70%)、建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(-1.56%)などは安い。
独DAX40指数は前日比0.13%安の24,131.39で寄り付き、現在は0.01%安の24,159.91近辺。指数構成全40銘柄中、16銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.72%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.74%)、スポーツ用品のアディダス(-1.09%)などが下げている。一方、UBSが投資判断、目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.76%)は買われており、医療機器のフレゼニウス(+0.83%)や不動産検索プラットフォームのスカウト24(+0.52%)なども上げている。
仏CAC40指数は前日比0.22%安の8,035.09で寄り付き、現在は0.27%安の8,030.57近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり。証券取引所運営ユーロネクスト(-1.41%)や建設のバンシ(-1.50%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.16%)などが下げている。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+0.56%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+0.28%)、石油のトタルエナジーズ(+0.28%)などはしっかり。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/10 07:45 <IGM>欧州株式 英仏は3日続落 独は4日続伸
- <IGM>欧州株式 英仏は3日続落 独は4日続伸
9日の欧州株は英仏が3日続落し、独は4日続伸した。10日の米金融政策発表前で買い手控えムードが引き続き強く、英国はヘルスケア株や小売株、仏は高級ブランド株の下げが重荷となった。独は防衛関連株や金融株が買われた。
英FTSE100は小幅ながら3日続落し、前日比3.08ポイント(0.03%)安の9642.01で引けた。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は59銘柄、2銘柄は変わらずであった。酒造ディアジオ(-3.69%)、11月末にかけた12週間の売上高の伸びが競合他社を下回った小売テスコ(-2.55%)、医薬品GSK(-2.18%)、小売ネクスト(-2.06%)が急落し、品質保証インターテック・グループ(-1.94%)も軟調。一方、22日に27年半在籍したFTSE100からの降格が決定している広告WPP(+6.27%)は、英政府の広告管理キャンペーンに関する4年間、20億ポンド規模の契約を獲得したと報じられた。日用品ユニリーバ(+3.56%)、鉱業フレスニロ(+2.60%)も大幅高となった。
独DAX40は4日続伸し、同116.64ポイント(0.49%)高の24162.65と11月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。医薬品バイエル(+4.13%)が連日の上昇率トップとなり、日用品バイヤスドルフ(+3.88%)も大幅高となった。前日上昇率2位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.56%)は、独議会が過去最大の520億ユーロ規模の軍事装備品の調達契約を承認する見通しとの報道を好感した。保険アリアンツ(+3.00%)は急伸し、前日上昇率3位のドイツ銀行(+1.89%)も堅調。一方、ドイツ銀行が目標株価を引き下げた商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.57%)、医療機器フレゼニウス(-1.45%)、航空機エアバス(-1.38%)は軟調。
仏CAC40は3日続落し、同55.92ポイント(0.69%)安の8052.51で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は25銘柄、1銘柄は変わらずであった。光学機器エシロールルックスオティカ(-5.57%)は、米アルファベット傘下のグーグルがAIを活用したメガネを2026年に投入すると発表し、競争激化への懸念で急落した。ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-2.73%)、前日下落率3位の酒造ペルノ・リカール(-2.02%)は大幅安となり、工業用ガスのエア・リキード(-1.86%)、高級ブランドのケリング(-1.85%)も下げた。一方、防衛・電子機器タレス(+2.60%)は大幅に続伸し、鉄鋼アルセロールミタル(+1.57%)、銀行クレディ・アグリコル(+1.54%)もしっかり。
(経済指標) (発表値)
独10月貿易収支 +169億ユーロ(9月は+152億ユーロ)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/9 17:35 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
9日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小甘く、独仏株は小じっかりに始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードのなか、ロシア・ウクライナの和平交渉の不透明感の強まりで、防衛関連には引き続き買いが入っている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,642.45。現在は0.02%安の9,643.60近辺。指数構成全100銘柄中、49銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。慎重な2026年通期業績見通しでたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-2.97%)が売られており、金鉱のエンデバー・マイニング(-2.05%)やフレスニーヨ(-1.93%)なども下げている。一方、広告のWPP(+1.54%)や航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+1.53%)、BAEシステムズ(+1.72%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比0.20%高の24,094.99で寄り付き、現在は0.34%高の24,128.22近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。防衛・自動車部品のラインメタル(+2.56%)や保険のアリアンツ(+1.73%)、コメルツ銀行(+1.19%)などが上げている。一方、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.22%)やスポーツ用品のアディダス(-0.62%)、不動産のヴォノヴィア(-1.03%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比0.11%高の8,117.43で寄り付き、現在は0.11%高の8,117.08近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のタレス(+2.29%)や銀行のBNPパリバ(+1.53%)、クレディ・アグリコル(+1.39%)などが高い。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(-1.19%)やファッション・アパレルのケリング(-1.06%)、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.61%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/9 07:28 <IGM>欧州株式 英仏は続落 独は3日続伸
- <IGM>欧州株式 英仏は続落 独は3日続伸
8日の欧州株は英仏が続落し、独は3日続伸した。9日の豪州、10日の米国とカナダを皮切りに始まるG10グループ中銀の金融政策発表前の買い手控えムードが強まるなかで、国債利回りの上昇を受けた住宅関連株の下げが目立った。英独仏首脳がウクライナへの支持を表明したことで、航空・防衛関連株は買われた。
英FTSE100は続落し、前日比21.92ポイント(0.23%)安の9645.09で引けた。100銘柄中、上昇は28銘柄、下落は71銘柄、1銘柄は変わらずであった。住建株はシティグループが目標株価を引き下げたバラット・レッドロウ(-3.97%)とパーシモン(-3.46%)の下げが目立ち、前日上昇率3位のJDスポーツファッション(-3.77%)、オンライン賭博エンテイン(-3.16%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.66%)も急落した。一方、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+2.62%)、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+2.34%)、同ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+2.26%)は急伸した。
独DAX40は小幅ながら3日続伸し、同17.87ポイント(0.07%)高の24046.01と11月12日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は21銘柄であった。前日下落率3位の医薬品バイエル(+4.70%)はJPモルガンの投資判断/目標株価引き上げで急反発し、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.63%)も大幅高となった。ドイツ銀行(+1.35%)、コメルツ銀行(+1.20%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+1.17%)も堅調。一方、モルガンスタンレーが投資判断/目標株価を引き下げた食品加工機器GEAグループ(-5.02%)、不動産ヴォノヴィア(-4.87%)、化学シムライズ(-3.50%)は大幅安となった。
仏CAC40は小幅続落し、同6.31ポイント(0.08%)安の8108.43で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。前日上昇率2位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(-5.65%)は2016年6月以来の水準に急反落し、硝子サンゴバン(-2.26%)、酒造ペルノ・リカール(-2.16%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.14%)も急落した。スイス同業ガルデルマへの出資を倍増すると発表した化粧品ロレアル(-1.99%)も下げた。一方、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.76%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.70%)、電気設備ルグラン(+1.59%)はしっかり。
(経済指標) (発表値)
独10月鉱工業生産・前月比 +1.8%(9月は+1.1%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/8 17:41 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小甘く始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小甘く始まる
8日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小甘く始まった。寄り付き後は手掛かり材料不足に加えて、9-10日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されていることから、動意薄もみ合いとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,663.95。現在は0.01%高の9,667.76近辺。指数構成全101銘柄中、38銘柄が値上がり、60銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。保険のプルデンシャル(+1.95%)や通信のボーダフォングループ(+1.70%)、航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+1.48%)などが上げている。一方、家庭用品のユニリーバ(-4.02%)や保険のアドミラル・グループ(-1.93%)、小売りのマークス・アンド・スペンサー(-1.55%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.05%安の24,015.97で寄り付き、現在は0.05%安の24,016.75近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き下げた食品加工機器GEAグループ(-2.86%)が売られており、化学品卸売のブレンタグ(-1.39%)や化学のシムライズ(-1.50%)なども安い。一方、JPモルガンが投資判断、目標株価を引き上げた医薬・農薬のバイエル(+2.10%)は買われており、防衛・自動車部品のラインメタル(+2.06%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.92%)なども上げている。
仏CAC40指数は前日比0.19%安の8,098.96で寄り付き、現在は0.27%安の8,092.46近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり。化粧品のロレアル(-1.74%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.48%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.41%)などが下げている。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.03%)や電力・ガスのエンジー(+0.42%)、電気機器のルグラン(+0.62%)などはしっかり。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
-
- 2025/12/8 07:11 <IGM>欧州株式 英仏は反落 年金改革法案承認の独は続伸
- <IGM>欧州株式 英仏は反落 年金改革法案承認の独は続伸
5日の欧州株は英仏が反落し、独は年金改革法案が議会で承認され、政局不安の発生が回避されたことを好感して続伸した。いずれも米利下げ継続観測が下支え要因として働いたが、英国は石油株、仏はエネルギー株と公益株の売りが重荷になった
英FTSE100は反落し、前日比43.86ポイント(0.45%)安の9667.01で引けた。100銘柄中、上昇は45銘柄、下落は52銘柄、3銘柄は変わらずであった。エンジニアリングのスミス・グループ(-3.50%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-2.73%)が急落し、バンカメが投資判断を引き下げた石油BP(-2.61%)とシェル(-1.41%)、不動産ロンドン・メトリック・プロパティー(-1.95%)、上下水道セバーン・トレント(-1.67%)も安い。一方、不動産ウェブサイトのライトムーブ(+3.33%)、JDスポーツファッション(+2.76%)、医療機器スミス・アンド・ネフュー(+2.72%)は大幅高。
独DAX40は続伸し、同146.11ポイント(0.61%)高の24028.14と11月13日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。前日の上昇を牽引した自動車株は引き続き幅広く買われ、BMW(+3.52%)と前日上昇率3位のメルセデス・ベンツ・グループ(+1.95%)の堅調が目立った。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.75%)、前日下落率トップの化学BASF(+2.24%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+2.02%)も大幅高。一方、公益株の下げが目立ち、電力RWE(-1.22%)、同エーオン(-1.06%)が安い。前日下落率2位の医薬品バイエル(-0.80%)も下げた。
仏CAC40は3日ぶりに小反落し、同7.29ポイント(0.09%)安の8114.74で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。通信オランジュ(-2.07%)が急落し、銀行ソシエテ・ジェネラル(-1.54%)、石油トタルエナジーズ(-1.36%)、電気設備ルグラン(-1.30%)、電力・ガスのエンジー(-1.20%)も軟調。一方、硝子サンゴバン(+2.85%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.83%)、前日上昇率3位の自動車ステランティス(+2.16%)は大幅高となった。
(経済指標) (発表値)
独10月製造業受注・前月比 +1.5%(9月は+2.0%)
仏10月鉱工業生産・前月比 +0.2%(9月は+0.7%)
仏10月貿易収支 -39.2億ユーロ(9月は-63.5億ユーロ)
ユーロ圏7-9月期GDP(確定値)・前期比 +0.3%(4-6月期は+0.1%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス
情報提供: 株式会社QUICK 本コンテンツに関する利用に関する注意事項・免責事項はこちらをご覧ください。
