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- 国内株式 2025/12/2 11:53 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 ファナックが大幅高、利上げ観測で銀行買い継続
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 ファナックが大幅高、利上げ観測で銀行買い継続
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比195円78銭(0.40%)高の4万9499円06銭だった。上げ幅は一時300円を超えた。前日に1000円近く下げた反動で、半導体関連銘柄に自律反発狙いの買いが優勢だった。日銀の利上げ観測を背景に銀行や保険が引き続き上昇した。一方、不動産や建設では下落する銘柄が多かった。
前日に大きく下落したファストリやアドテスト、フジクラなどに買いが優勢となった。1日に米半導体大手エヌビディアと協業すると発表したファナックが大幅高となり、日経平均を押し上げた。ファストリとファナックの2銘柄で日経平均を約120円押し上げた。
日銀の植田和男総裁の1日の発言を受けて、次回18~19日の金融政策決定会合での利上げ観測が高まっている。金利上昇が業績拡大につながりやすい銀行が買われ、三菱UFJと三井住友FGが連日で上場来高値を更新した。第一生命HDなど保険も上昇が目立った。市場では「2週間後に日銀の追加利上げが実施されるとの前提で、安心して買いに動ける対象が銀行と保険」(国内証券のトレーダー)との声があった。
2日午前の国内債券市場では長期金利が一時1.880%まで上昇し、17年半ぶりの高水準をつけた。財務省は2日に10年物国債入札を実施する。利上げ観測が急速に高まるなか、株式市場でも10年債入札が注目されている。
日経平均の上値は重かった。前日の米株式市場では利益確定や持ち高調整目的の売りが優勢となり主要3指数が下落した。米株安を受けて、東京市場でも積極的な買いは限られた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは8.01ポイント(0.24%)高の3346.34だった。トヨタや三菱重、ソフトバンクグループ(SBG)の下げが重荷となり、下げに転じる場面があった。JPXプライム150指数は反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4702億円、売買高は10億2372万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は630。値下がりは897、横ばいは82だった。
レーザーテクやコナミG、住友電が上げた。一方、第一三共とエーザイは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 為替 2025/12/2 10:38 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 155円台後半 中値「ドル買い優勢」の声
- <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 155円台後半 中値「ドル買い優勢」の声
2日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げた。10時時点は1ドル=155円68~70銭と前日17時時点と比べて31銭の円安・ドル高だった。10時すぎには155円77銭近辺まで下落した。国内輸入企業による円売り・ドル買い観測が相場を下押しした。前日に日米金利差の縮小観測から進んでいた円高・ドル安が一服し、持ち高調整などを目的とした円売り・ドル買いも続いている。
日銀の植田和男総裁は1日に開いた名古屋市の金融経済懇談会で挨拶し、次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べた。植田総裁の発言をきっかけに12月会合での利上げを織り込む動きが加速し、1日の海外市場では円相場が約2週間ぶりの円高・ドル安水準をつけていた。
日銀の12月利上げ観測が広がっているものの、市場からは「今月仮に日銀が利上げを決めたとしても、その次の利上げまでは半年以上時間を要する可能性が高く、円買い材料としては乏しい」(国内銀行の為替担当者)との指摘があった。外為市場で、日銀が連続して利上げするのは難しいとみられていることは円相場の重荷となっている。
10時前の中値決済に向けては、「ドル買いが優勢」(前出の国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業など実需勢によるドル資金の調達が活発だったとの観測は、円相場を押し下げた。
片山さつき財務相は2日午前の閣議後記者会見で、金融政策を巡って「具体的な手法は日銀に委ねられるべきだというのが原則で、私もそのように考えている」と述べた。さらに、日銀の植田総裁による前日の発言については「コメントは差し控える」としたうえで「政府の認識と日銀の認識で、景気は緩やかに回復しているという状況にあるということについては齟齬(そご)はない」との考えを示した。材料視されなかったようで、現時点で相場の反応は目立たない。
円は対ユーロでも下げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=180円67~71銭と、同34銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小幅ながら下げに転じた。10時時点では1ユーロ=1.1605~06ドルと同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 米国株式 2025/12/1 09:58 <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
- <IGM>米国株式 短縮取引も主要3極の株高の連鎖は5日目に突入
28日の米国株式市場の主要4指数は5日続伸した。感謝祭翌日のブラック・フライデーで13時までの短縮取引となり、新たな材料が不在の状況下で米FRBの利下げ継続観測を追い風とする24日からの主要3極の株高局面が5日目に入った。
ダウは5日続伸し、前日比289.30ドル高(+0.60%)の47716.42ドルで引けた。週間の上昇幅は1471ドルとなり、6月第4週(1612ドル高)以来の最大を記録した。月間ベースでは7ヶ月続伸し、10連騰した2017年4月-2018年1月以来の最長を更新した。全30銘柄中、上昇は25、下落は5であった。アマゾン・ドット・コム(+1.77%)、IBM(+1.77%)が買われた。エヌビディア(-1.81%)は下げた。スダックも5日続伸し、同150.99ポイント高(+0.65%)の23365.88で引けた。エヌビディアとインテル(+10.19%)が売買を伴った。S&P500も5日続伸し、同36.48ポイント高(+0.53%)の6849.09で引けた。エネルギー、通信サービスなど10業種が上昇し、ヘルスケアのみが下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 欧州株式 2025/12/2 08:02 <IGM>欧州株式 反落 ウクライナ和平への期待感で航空防衛関連株が売られる
- <IGM>欧州株式 反落 ウクライナ和平への期待感で航空防衛関連株が売られる
1日の欧州株は反落した。ウクライナ和平への期待感が高まっており、航空宇宙・防衛関連株が幅広く売られた。貴金属・非鉄金属市況高で鉱業株は堅調に推移した。
英FTSE100は5日ぶりに反落し、前営業日比17.98ポイント(0.18%)安の9702.53で引けた。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は62銘柄、2銘柄は変わらずであった。航空宇宙・防衛関連株は、CFOが2026年中の退職を表明したメルローズ・インダストリーズ(-4.64%)、ロールス・ロイス(-2.90%)、バブコック・インターナショナル(-2.56%)、BAEシステムズ(-2.48%)が大幅安となり、投資会社スリーアイ・グループ(-3.61%)も急落した。一方、前日上昇率3位の鉱業フレスニロ(+7.06%)は連日の最高値更新となり、金鉱エンデバー・マイニング(+3.50%)、日用品レキット・ベンキーザー(+2.43%)も大幅高となった。
独DAX40は6日ぶりに反落し、同247.35ポイント(1.04%)安の23589.44で引けた。40銘柄中、上昇は13銘柄、下落は27銘柄であった。航空機エアバス(-5.90%)は急反落した。主力機A320のデータに異常が発生する可能性や胴体パネルの品質問題が報じられ、一時10.8%安と暴落した。前日上昇率トップのドイツ証券取引所(-2.99%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-2.92%)、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.56%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.39%)も急落した。一方、自動車株はメルセデス・ベンツ・グループ(+1.56%)とBMW(+1.52%)の堅調が目立ち、オンライン衣料販売ザランド(+1.55%)もしっかり。
仏CAC40は5日ぶりに反落し、同25.71ポイント(0.32%)安の8097.00で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空機エアバス(-5.81%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-2.90%)、エアバスA320のフライトコンピューターを製造した防衛・電子機器タレス(-2.62%)が急落し、証券取引所運営ユーロネクスト(-1.81%)、航空宇宙サフラン(-1.45%)も軟調。一方、ドイツ銀行が業界の明るい見通しを示した高級ブランド株は、連日下落率3位のケリング(+2.29%)とエルメス・インターナショナル(+2.24%)が大幅高となり、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.24%)も急伸した。
(経済指標) (発表値)
英11月製造業景気指数 50.2(10月は49.7)
独11月製造業景気指数 48.2(10月は49.6)
仏11月製造業景気指数 47.8(10月は48.8)
ユーロ圏11月製造業景気指数 49.6(10月は50.0)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
重要指標カレンダー
| 2025年11月30日 〜 2025年12月6日 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 日本時間 | 重要度 | 国・地域/指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
| 2025年12月1日(月) | |||||
| 24:00 |
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48.7 | 49.0 | 48.2 |
| 2025年12月2日(火) | |||||
| 10:00 |
|
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* | * | * |
| 19:00 |
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|
2.1% | 2.1% | |
| 19:00 |
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2.4% | 2.4% | |
| 2025年12月3日(水) | |||||
| 9:30 |
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0.6% | 0.7% | |
| 9:30 |
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|
1.8% | 2.2% | |
| 22:15 |
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|
4.2万人 | 2.0万人 | |
| 24:00 |
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|
52.4 | 52.0 | |
| 2025年12月5日(金) | |||||
| 19:00 |
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0.2% | 0.2% | |
| 19:00 |
|
|
1.4% | 1.4% | |
| 22:30 |
|
|
6.66万人 | -0.25万人 | |
| 22:30 |
|
|
6.9% | 7.0% | |
| 24:00 |
|
|
2.7% | 2.8% | |
| 24:00 |
|
|
0.2% | 0.2% | |
| 24:00 |
|
|
2.9% | 2.8% | |
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