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  • 2025/7/4 14:18 <NQN>◇東証14時 日経平均は一進一退 短期筋の先高観は根強く
    <NQN>◇東証14時 日経平均は一進一退 短期筋の先高観は根強く
     4日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値を挟んでの一進一退が続いているが、14時前からはやや強含んでおり、前日比50円ほど高い3万9800円台前半と午後の高値圏で推移している。日本株の根強い先高観を背景に海外短期筋とみられる株価指数先物への断続的な買いが日経平均を押し上げている。アドテストや東エレクなどの半導体関連銘柄も引き続き高い。

     ただ、4日の米市場が独立記念日で休場、東京市場は週末を控えており、持ち高整理の売りは出やすい。値幅取り狙いの短期資金が買い続けている半面、中長期の投資家は利益確定売りや戻り待ちの売りを出しているとの見方も多い。市場では「米関税政策の交渉が決裂した場合の相場下落リスクに備え、一部の機関投資家から持ち高を整理する動きが出ている可能性がある」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト)との指摘があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6802億円、売買高は10億7036万株だった。

     コナミGやダイキンが買われ、キーエンスやSMCも高い。一方、京セラやTDKが引き続き売られ、HOYAやニデックも安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 13:00 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び下げに転じる 上値の重さを意識
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び下げに転じる 上値の重さを意識
     4日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び下げに転じ、前日比50円ほど安い3万9700円台半ばで推移している。朝方に4万円を上回った後は急速に伸び悩むなど、このところ利益確定や戻り待ちの売りが目立ち始めている。短期目線の投資家の間でも上値の重さが意識されているようで、散発的な売りが日経平均を押し下げている。半面、アドテストや東エレクなどの指数寄与度が高い半導体関連株への買いは続いており、下値を探るような展開にはなっていない。

     市場では「米国との関税交渉の合意がみえないため、米関税政策の影響を受けやすい自動車株は手掛けにくい。代わりに内需株を物色する動きがみられる」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。きょうはトヨタなどの自動車株はさえない一方、出遅れが目立っていた三菱UFJなどの銀行株や、良品計画などの内需株は高い。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約350億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1709億円、売買高は8億9376万株だった。

     TDKや京セラなどの電子部品株が売られ、HOYAや東京海上なども下げている。一方、アドテストや東エレクなどの半導体関連が引き続き高い。コナミGやダイキンも上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 11:51 <NQN>◇東証前引け 日経平均は小幅続伸、42円高 半導体関連の上昇がけん引
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は小幅続伸、42円高 半導体関連の上昇がけん引
     4日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前引けは前日比42円30銭(0.11%)高の3万9828円20銭だった。3日の米株式相場の上昇や根強い日本株の先高観を背景に、海外投機筋とみられる株価指数先物への買いが先行し、朝方には4万円台に乗せる場面があった。その後は利益確定や戻り待ちの売りに押されて一時は下げに転じたが、値がさの半導体関連株にも資金が流入し、日経平均を再び押し上げた。
     
     3日の米株式市場で主要3指数は軒並み上昇した。3日に発表された6月の米雇用統計が米景気の堅調さを示唆する結果となり、投資家心理が強気に傾いた。S&P500種株価指数とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数はともに最高値を更新。アドテストや東エレク、スクリンなどの半導体関連株に買いが波及した。

     トランプ米大統領は3日、関税交渉をしている貿易相手国に対し、早ければ4日から新たな関税率に関する通知を送ると述べた。野村証券の小高貴久シニア・ストラテジストは「目先は米相互関税の上乗せ分の停止期限が9日と目前に迫っているとあって、交渉決裂を警戒する投資家からの売りが出やすい」と指摘。そのうえで、日本株の上値追いには、米利下げ観測の高まりによる米国株の上昇や、日本の主要企業の2025年4~6月期決算が想定よりは良い内容が示されるなど追加の好材料が必要とみていた。

     東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸した。前引けは0.68ポイント(0.02%)高の2829.67だった。JPXプライム150指数は続落し、1.12ポイント(0.09%)安の1239.51で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9545億円、売買高は7億4503万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は838。値下がりは690、横ばいは99だった。

     ソニーGや任天堂などのゲーム株が買われ、良品計画やクスリアオキなどの小売株も上昇した。一方、京セラやTDKなどの電子部品株が売られ、トヨタやホンダなどの自動車株も下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 10:19 <NQN>◇東証10時 日経平均は再び強含む 半導体関連の上昇が押し上げ
    <NQN>◇東証10時 日経平均は再び強含む 半導体関連の上昇が押し上げ
     4日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び強含む展開。朝高後は下げに転じる場面もあったが、短期筋を中心とした根強い先高観からアドテストなど半導体関連株などに買いが続いており、日経平均を押し上げている。朝方は前日の米株式相場の上昇を引き継いだ買いで4万円台に乗せる場面があったが、利益確定や戻り待ちの売りも目立ち、市場では強弱感が対立しているようだ。

     米相互関税の上乗せ分の停止期限が9日と目前に迫るなか、日米合意の道筋はみえていない。米国では関税政策の引き上げで警戒された景気悪化やインフレ進行への懸念はさほど高まっていないとあって、市場では「トランプ米大統領が各国との関税交渉でより強硬な姿勢を示す可能性が高まった。特に日本は譲歩できる余地が乏しく、米国との合意は容易ではない」(アイザワ証券の坂瀬勝義エキスパート)との指摘があった。円相場は下落しているが、トヨタなど自動車株は総じてさえない。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2095億円、売買高は4億9622万株だった。

     コナミGや任天堂が買われ、東エレクやスクリンなども上昇している。一方、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が売られ、京セラやTDKなどの電子部品株も下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 09:22 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 一時4万円台、その後下げに転じる
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 一時4万円台、その後下げに転じる
     4日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。寄り付き直後に上げ幅を200円超に拡大し、取引時間中として1日以来の4万円台を付ける場面があった。堅調な米雇用情勢を背景にした3日の米株式相場の上昇や円相場の弱含みを受けた買いが先行した。ただ、買い一巡後は戻り待ちや利益確定の売りに押されて下げに転じる場面もある。

     3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比344ドル(0.77%)高の4万4828ドルと2月上旬以来の高値を付けた。3日発表の6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を上回ったことで米景気悪化への懸念が和らぎ、主力株の買いを誘った。S&P500種株価指数とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数はそろって最高値を更新した。4日の東京市場でも東エレクやアドテストなどの値がさの半導体関連株に買いが波及し、日経平均の押し上げ要因となっている。

     トランプ米大統領は3日、各国に対し米国への輸入品に課す関税率を提示する書簡の送付を4日に開始すると記者団に述べた。米相互関税の上乗せ分の停止期限が9日に迫り、日本株の上値を抑える要因となっている。市場では「日本株の方向感が上向きのなかで良い材料に市場参加者の関心が向かいがちだが、米関税交渉の先行き不透明感は強い」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

     ソニーGや任天堂などのゲーム株が買われ、コナミGやリクルートも上げている。一方、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が売られ、富士フイルムや日東電も下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 15:55 <NQN>◇東証大引け 日経平均3日ぶり小反発、23円高 半導体株高が下支え
    <NQN>◇東証大引け 日経平均3日ぶり小反発、23円高 半導体株高が下支え
     3日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反発し、終値は前日比23円42銭(0.06%)高の3万9785円90銭だった。前日の米ハイテク株の上昇が投資家心理を支えた。朝方の円高・ドル安の動きが一服し、大型株を中心に買いが優勢になった。もっとも、日米関税交渉の不透明感や英国の財政不安、国内長期金利の上昇が重荷となった。全体的に方向感が乏しく、日経平均は小幅に下げる場面も目立った。

     前日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新した。米利下げ期待などを背景にエヌビディアなどハイテク株の一角に買いが入った。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連が買われ、日経平均を支えた。6月の米雇用統計の発表を日本時間今晩に控え、様子見の雰囲気も広がり、日経平均の動きは鈍かった。

     東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに小幅に反発した。終値は2.95ポイント(0.10%)高の2828.99だった。JPXプライム150指数は小幅に3日続落し、0.01ポイント安の1240.63で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で5兆319億円、売買高は19億8848万株だった。大引けにかけて株価指数の銘柄入れ替えに絡んだ売買が膨らんだ。東証プライムの値上がり銘柄数は827。値下がりは735、横ばいは65だった。

     TDKやファナックのほか、トヨタなど自動車株も上昇した。日本製鉄やJFEなど鉄鋼株の上げも目立った。一方、ソフトバンクグループ(SBG)や中外薬、住友不が下げた。コナミGやバンナムHD、ソニーGなどゲーム関連銘柄の一角が安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均、鈍い動き 米雇用統計控え様子見
    <NQN>◇東証14時 日経平均、鈍い動き 米雇用統計控え様子見
     3日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(3万9762円)近辺で動きが鈍い。前日の米ハイテク株高を背景に東京市場でも関連銘柄の一角への買いが入っているが、日米関税交渉の不透明感や英国の財政懸念が重荷で指数は方向感を欠いている。6月の米雇用統計の発表を日本時間今晩に控え、積極的な売買が控えられている面もある。

     市場では「きょうは大引けにかけて株価指数の銘柄入れ替えに絡んだ売買が活発化する見通しで、影響を注視したい」(東海東京インテリジェンス・ラボの池本卓麻マーケットアナリスト)との声も聞かれる。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆9189億円、売買高は12億2184万株だった。

     TDKが一段高となっている。値がさ半導体の東エレクやアドテストも引き続き高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やコナミG、良品計画などが下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 12:57 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、小幅高 トヨタが上げ幅拡大
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、小幅高 トヨタが上げ幅拡大
     3日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に上昇し、前日比40円ほど高い3万9800円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高を背景に値がさの半導体関連が買われているほか、朝方の円高・ドル安の動きが一服したことで輸出関連の一角が強含み、指数の支えとなっている。もっとも、国内長期金利の上昇は重荷。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約12億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆3886億円、売買高は10億820万株だった。

     午後に入り、トヨタやファナックが上げ幅を拡大している。東エレクやアドテストも堅調に推移している。一方、ソフトバンクグループ(SBG)が下げている。コナミGやバンナムHD、ソニーGなどエンターテインメント関連銘柄の一角も安い。
     
    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 11:50 <NQN>◇東証前引け 日経平均29円安 日米交渉の不透明感重荷
    <NQN>◇東証前引け 日経平均29円安 日米交渉の不透明感重荷
     3日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、午前終値は前日比29円85銭(0.08%)安の3万9732円63銭だった。日米関税交渉の不透明感や外国為替市場での円高・ドル安進行、英国の財政不安を背景に株価指数先物への売りがやや優勢となった。前日の米ハイテク株高が支援材料で日経平均は小幅ながら上昇する場面もあったが、節目の4万円に近づいたことで国内勢による利益確定売りが出やすかった。

     前日の米株式市場では主要株価指数のナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数がそろって最高値を更新した。米利下げ期待などを背景にエヌビディアなどハイテク株の一角に買いが入った。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連に買いが入り、日経平均を下支えした。

     東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。前引けは7.47ポイント(0.26%)安の2818.57だった。JPXプライム150指数も続落で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1271億円、売買高は8億5323万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は906、値上がりは660、横ばいは60だった。

     コナミGやソフトバンクグループ(SBG)、良品計画が下げた。中外薬や第一三共など医薬品の一角も安い。一方、ファストリや三井物が買われた。日本製鉄やJFEなど鉄鋼株の上昇も目立った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 10:07 <NQN>◇東証10時 日経平均は一進一退 鉄鋼株に買い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は一進一退 鉄鋼株に買い
     3日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比70円ほど高い3万9800円台前半と小幅高で推移している。前日の米ハイテク株高を背景に値がさの半導体関連に買いが入り、指数を押し上げている。もっとも、外国為替市場で前日夕に比べて円高・ドル安で推移していることなどが重荷で、上値追いの雰囲気は乏しい。

     市場では「日経平均が4万円に近づく水準では国内機関投資家からの利益確定などを目的とした売り注文が出やすい」(国内証券のトレーダー)との声が聞かれる。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3141億円、売買高は5億4943万株だった。

     値がさのアドテストや東エレク、ファストリが買われている。日本製鉄やJFEなど鉄鋼株の上昇が目立っている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)は下げている。良品計画やニトリHDなど小売関連の一角がさえない。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 09:18 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、小動きで始まる 米ハイテク株高が支え
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、小動きで始まる 米ハイテク株高が支え
     3日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小動きで始まり、前日終値(3万9762円)を挟んで推移している。前日の米ハイテク株高を背景に東京市場でも関連銘柄の一角に買いが先行した。もっとも、日米関税交渉の不透明感や外国為替市場で前日夕に比べて小幅ながら円高・ドル安が進んでいることが重荷で、下げる場面もある。

     前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が上昇し、最高値を更新した。エヌビディアなどハイテク株の一角に買いが入り、指数を押し上げた。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連が買いが入り、指数の支えになっている。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     ファストリや任天堂が高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やテルモ、KDDIは下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 15:46 <NQN>◇東証大引け 日経平均続落 利益確定売り 一時500円安も下げ幅縮小
    <NQN>◇東証大引け 日経平均続落 利益確定売り 一時500円安も下げ幅縮小
     2日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比223円85銭(0.56%)安の3万9762円48銭だった。足元で上昇が目立っていた半導体関連株やゲーム株に利益確定目的の売りが出た。日米関税交渉の先行きに対する不透明感もあり、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。半面、不動産株や陸運株が堅調だったほか、午後には大型株に買いが入って日経平均が急速に下げ幅を縮小する場面もあった。

     日経平均は6月末までの急ピッチな上昇で短期的な過熱感が意識されていた。このところの株高をけん引してきたアドテストや任天堂などに売りが出た。トランプ米大統領が1日、日米関税交渉の合意に懐疑的な見方を示し「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」と述べたことも、日本株の重荷だった。

     一方、アナリストによる投資判断や目標株価の引き上げがあった不動産株の一角が買われた。空運株や海運株も堅調だった。米シカゴ市場の米株価指数先物が日本時間2日午後の取引で堅調に推移すると海外勢が株価指数先物に買いを入れ、日経平均も下げ幅を縮めた。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は6.03ポイント(0.21%)安の2826.04だった。JPXプライム150指数も続落し、4.37ポイント(0.35%)安の1240.64で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で4兆8488億円、売買高は19億2338万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は728。値上がりは834と過半を占めた。横ばいは65だった。

     コナミGやフジクラ、三菱重が下げた。一方、ダイキンやニトリHD、伊藤忠は上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 14:06 <NQN>◇東証14時 日経平均は急速に下げ縮小 海外勢の買い戻し トヨタなど大型株高い
    <NQN>◇東証14時 日経平均は急速に下げ縮小 海外勢の買い戻し トヨタなど大型株高い
     2日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は急速に下げ幅を縮め、前日比40円ほど安い3万9900円台半ばときょうこれまでの高値を付ける場面があった。目立った手掛かりは伝わっていないが、市場では後場に入って海外の短期筋による株価指数先物の買い戻し観測が浮上している。先物への断続的な買いが日経平均の底堅さにつながっている。
     
     日本時間2日午後の米シカゴ市場の取引で主要な米株価指数先物も上げ幅を広げ、相場のモメンタム(勢い)重視の買いがまだ続くとの見方もある。東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「相場のトレンドに追従する商品投資顧問(CTA)はロング(買い持ち高)を積み増しているようだ」と話していた。

     トヨタが一段高となるなど大型株に買いが入り、東証株価指数(TOPIX)は上昇に転じる場面がある。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆1816億円、売買高は12億5033万株だった。

     バンナムHDは一段安。アドテストや東エレクは下げ幅を縮めている。一方、ファストリや三菱商は上げ幅を拡大している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は300円安で小動き 海運株下支え
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は300円安で小動き 海運株下支え
     2日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比300円ほど安い3万9700円前後で小動きとなっている。半導体関連を中心としたハイテク株への売りが続くなか、持ち高を一段と売りに傾ける動きは目立たない。

     海運株は引き続き堅調で下値を支えている。ロイター通信が米国時間1日に、米政府の高官2人の話として「イラン軍が先月、ペルシャ湾で艦艇に機雷を積み込んだもようで、米政府内ではイランがホルムズ海峡封鎖に向けた動きを強めているのではないかとの懸念が広がっている」と伝えた。コンテナ船運賃の上昇圧力になるとの思惑から買いが入っているようだ。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約243億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5419億円、売買高は10億3522万株だった。

     コナミGや任天堂が下げ幅を広げている。一方、アドテストは下げ幅を縮めた。ファストリが小高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 11:47 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 利益確定売り重荷、関税交渉に不透明感
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続落 利益確定売り重荷、関税交渉に不透明感
     2日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比392円61銭(0.98%)安の3万9593円72銭だった。半導体関連株やゲーム株など足元で堅調さが際立っていた銘柄に利益確定の売りが出て、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。トランプ米大統領が対日関税交渉に関して合意に懐疑的な見方を示し、関税の引き上げを示唆したことも日本株の重荷だった。

     日経平均は6月末までの5営業日で2100円あまり上昇し、4万円台まで急ピッチで水準を切り上げてきた。この局面で上昇していたアドテストや任天堂などにきょうはスピード調整の売りが出た。市場では「日経平均は2週間ほどかけて3万9000円程度までは調整する余地がありそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。

     日米関税交渉に対する警戒感も重荷だった。トランプ氏は1日、日本との関税交渉について「合意が実現できるか疑わしい」と述べ、「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」と話した。マツダや日産自などが軟調に推移した。

     一方、不動産や空運、陸運などには買いが入った。1日に新しい経営ビジョンを示したJR東日本が大幅高となった。アナリストによる目標株価の引き上げがあった大手不動産株も堅調で、日経平均は下げ幅を縮める場面があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは14.10ポイント(0.50%)安の2817.97だった。JPXプライム150指数も続落で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2946億円、売買高は8億9691万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は675。値上がりは889で値下がりよりも多かった。横ばいは61だった。

     コナミGやSOMPO、東電HDが下げた。一方、ルネサスやTOTO、帝人は上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 10:10 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅縮小 不動産など堅調、防衛関連は安い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ幅縮小 不動産など堅調、防衛関連は安い
     2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比270円ほど安い3万9700円台前半で推移している。足元で堅調だった半導体関連やゲーム株に売りが出て、日経平均を下押ししている。半面、不動産や陸運など内需関連には買いが入って下値を支えている。

     日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国の外相は1日、「Quad(クアッド)」の外相会合を米ワシントンで開いた。岩屋毅外相はルビオ米国務長官と個別でも会談し、日本の防衛費の増額について「具体的な金額(水準)のやりとりはなかった」と記者団に明らかにした。三菱重と川重、IHIがそろって下げている。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4511億円、売買高は5億9840万株だった。

     テルモや東京海上が下げている。一方、ルネサスは買われ、1日に経営ビジョンを示したJR東日本は高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 09:18 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落で始まる 米が対日関税上げ示唆 一時500円安
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落で始まる 米が対日関税上げ示唆 一時500円安
     2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日に比べ470円ほど安い3万9500円台前半で推移している。トランプ米大統領が1日、日米関税交渉の合意に懐疑的な見方を示し、対日関税の引き上げを示唆した。先行き不安から輸出関連株に幅広く売りが先行している。日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。

     トランプ氏は1日、日本との関税交渉について「合意が実現できるか疑わしい」と述べた。近く交渉結果を通告する手紙を送り「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」と話した。マツダやSUBARU、日産自が軟調に推移している。
     
     米ホワイトハウス関係者は1日、日本経済新聞の取材に対し、9日期限の関税交渉で日本を後回しにしてほかの国を優先する方針を示した。インドなどが念頭にある。日本側の譲歩を引き出すために圧力をかけた格好で、市場では「日本がどのような交渉のカードを切るのか明らかになるまでは、自動車株を手掛けにくい」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一チーフ・ストラテジスト)との声が出ている。

     1日の米株式市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が7営業日ぶりに反落し、前日と比べて0.81%安で終えた。株式相場の上昇をけん引してきたハイテク株への利益確定売りは東京市場でも半導体関連銘柄に波及し、アドテストや東エレクが売られて日経平均を下押ししている。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     コナミGや中外薬、三菱重が下落している。一方、KDDIやダイキン、住友不が上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 15:45 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 4万円割れ、短期的な過熱感を警戒
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 4万円割れ、短期的な過熱感を警戒
     1日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落し、終値は前日比501円06銭(1.24%)安の3万9986円33銭だった。3営業日ぶりに心理的節目の4万円を下回って終えた。日経平均は前日まで2000円強上昇していたとあって、短期的な過熱感を警戒した売りが幅広い銘柄に出た。ファストリなど値がさ株の一角に売りが膨らみ、日経平均は取引終了にかけ、下げ幅を600円あまりに広げる場面があった。

     日経平均は前日までの5日続伸で、チャート上では過去25営業日の移動平均に比べ「買われすぎ」の目安となる5%を超え、短期的な過熱感が高まっていた。6月に上昇が目立った東エレクやレーザーテクなど半導体関連の一角に売りが目立った。

     需給要因も相場の重荷だった。きょうから7月相場入りで、国内の機関投資家が四半期の初めに持ち高の評価益を実現益にする「益出しの売り」が膨らんだとの見方があった。市場では「きょうは1日かけて益出しの売りが続いた可能性がある。7月は上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売りも出るため、来週にかけ需給面の要因が逆風となりやすい」(国内証券のチーフテクニカルアナリスト)との指摘が聞かれた。

     日経平均は下げ渋る場面もあった。午後に国内債券市場で長期金利が低下したことで、金利と比べた株式の割高感が薄れたことに伴い、日本株の先高観に着目した投資家からの資金が流入した。日銀が取引開始前に発表した2025年6月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)で大企業・製造業はプラス13と、前回3月調査のプラス12から改善した。日本経済の底堅さに着目した買いも入った。

     東証株価指数(TOPIX)は6営業日ぶりに反落した。終値は20.77ポイント(0.73%)安の2832.07だった。JPXプライム150指数は6営業日ぶりに反落し、14.16ポイント(1.12%)安の1245.01で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で4兆6031億円、売買高は18億5133万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1094。値上がりは482、横ばいは51だった。

     ファストリや任天堂、リクルートが下げた。一方、フジクラや日本取引所、千葉銀は上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ渋り 金利低下で押し目買い
    <NQN>◇東証14時 日経平均は下げ渋り 金利低下で押し目買い
     1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り。前日比400円ほど安い4万0070円近辺で推移している。前日までの大幅上昇による短期的な過熱感を警戒した売りが引き続き出ている。半面、米株高を背景に日本株の先高観は強まっており、6月末にかけての上昇局面で買い遅れた投資家からの資金が流入し、指数を下支えしている。

     SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「午後に国内債券市場で長期金利が低下し、金利と比べた株式の割高感が薄れたことに伴う買いが入っている」との見方を示す。財務省が1日午後に実施した10年債入札では最低落札価格が市場予想を上回り、投資家からの旺盛な需要が確認された。特定の大口投資家が買いを入れたとの観測があり、金利が低下基調をたどれば、株式に資金が流入しやすい環境が続くとの見方につながったようだ。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆833億円、売買高は12億1739万株だった。

     大塚HDやスズキ、バンナムHDが下落している。一方、アサヒやブリヂストン、クレセゾンは高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 12:55 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時4万円割れ、ファストリが一段安
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時4万円割れ、ファストリが一段安
     1日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一時、下げ幅を拡大した。下げ幅は500円を超え、心理的節目の4万円を下回る場面があった。その後は再び4万円を上回って推移している。指数寄与度の大きいファストリが午後に下げ幅を広げ、日経平均を押し下げている。前日までの上昇幅が大きく、短期的な過熱感を警戒した売りが午後も続いているようだ。
     
     市場では「国内の機関投資家による四半期の初めに、持ち高の評価益を実現益にする益出しの売りが後場も続いているようだ」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約182億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4795億円、売買高は9億7622万株だった。

     リクルートやTDK、中外薬が下げ幅を広げている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)とアドテストは上げ幅を広げている。古河電も高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 17:16 <NQN>◇外為17時 円相場、反落 144円台前半 米早期利下げの思惑が後退
    <NQN>◇外為17時 円相場、反落 144円台前半 米早期利下げの思惑が後退
     4日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ54銭の円安・ドル高の1ドル=144円40~41銭で推移している。3日発表の米雇用指標が米労働市場の底堅さを示したとして、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。3日の米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いが先行した。ただ、円売りが一巡した後は持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りも入った。

     3日発表の6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比14万7000人増と市場予想(11万人増)を上回った。失業率の前月比での伸び率は市場予想を下回り、FRBが早期利下げに動きにくくなるとの見方が強まった。3日のニューヨーク市場で米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。

     円は144円19銭近辺まで下げ渋る場面があった。FRBがいずれ利下げを再開するとの見方は根強く、ドルの押し目とみた買いが入った。ブルームバーグ通信は日本時間4日午後、トランプ米大統領が貿易相手国・地域に関税率を示した書簡を送ると述べたと伝えた。米関税政策の先行きを巡る懸念が強く、円買い・ドル売りが入った面もある。

     円は対ユーロで3日続落した。17時時点では同17銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=169円93~98銭で推移している。

     ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0031ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1769~70ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 14:10 <NQN>◇外為14時 円相場、144円台前半に下げ渋り 持ち高調整の買い
    <NQN>◇外為14時 円相場、144円台前半に下げ渋り 持ち高調整の買い
     4日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。14時時点では1ドル=144円35~37銭と前日17時時点と比べて49銭の円安・ドル高だった。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げがあるとの見方は後退したが、労働市場の減速が続く中での年内の米利下げ観測は健在で、持ち高調整や押し目狙いの円買い・ドル売りにつながっている。

     ブルームバーグ通信は日本時間4日、トランプ米大統領が4日から貿易相手国に対して具体的な関税率を明示した書簡を送り「関税率は60~70%から10~20%の範囲になるだろう」と述べたと報じた。米関税政策を巡る警戒感から円買いが入った面もあるようだ。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 12:18 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 144円台後半 米雇用統計で米利下げ思惑後退
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 144円台後半 米雇用統計で米利下げ思惑後退
     4日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=144円65~66銭と前日17時時点と比べて79銭の円安・ドル高だった。3日発表の6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げの思惑が後退し、前日の米長期金利が上昇して円売り・ドル買いが出た。もっとも円売りが一巡すると持ち高調整の円買いも入り、底堅く推移した。

     6月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比14万7000人増えた。市場予想(11万人増)を上回り米国の雇用は堅調だとして、FRBが7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに動くとの見方が後退。4日の東京市場では円売り・ドル買いが優勢になった前日の海外市場の流れを引き継いだ。

     ただ雇用統計を巡っては、民間部門の雇用者の伸びが前月から鈍化するなど「米雇用市場が減速している面も確認できた」(国内証券のエコノミスト)との声もある。FRBが年内に利下げに踏み切る可能性を否定する内容ではないとして、一段の円売りに歯止めがかかった。

     4日の米国は独立記念日の祝日で全市場が休みとなる。「国内輸出入企業などによる取引は低調だ」(国内銀行の為替担当者)という。144円台後半で膠着感が強かった。

     円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=170円18~21銭と、同42銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円売りが波及し、円安・ユーロ高が進んだ。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1765~66ドルと同0.0035ドルのユーロ安・ドル高だった。米雇用統計の上振れを受けた米早期利下げ観測の後退で、ユーロに対してドル買いが入った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 10:20 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ渋り 144円台後半 取引は低調
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ渋り 144円台後半 取引は低調
     4日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。10時時点は1ドル=144円62~64銭と前日17時時点と比べて76銭の円安・ドル高だった。3日発表の6月の米雇用統計を受けて円売り・ドル買いが先行したが、その後は持ち高調整の円買い・ドル売りも入っている。

     6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を上回ったが、「民間部門の雇用は弱めだった」(国内証券のエコノミスト)との指摘がある。雇用統計を手掛かりとした円売り・ドル買いの勢いは続いていない。

     10時前の中値決済に向けては、「4日の米国が独立記念日の祝日で休みとなるため、売買は非常に低調だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。貿易決済に絡む国内輸出入企業の注文は少ない。

     円は対ユーロでも下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=170円15~21銭と、同39銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1766~67ドルと同0.0034ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/4 08:37 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し144円台後半 米雇用が予想上回る
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し144円台後半 米雇用が予想上回る
     4日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=144円84~86銭と前日17時時点と比べて98銭の円安・ドル高だった。3日発表の6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を上回った。4~5月分も上方修正されるなど、米国の労働市場の底堅さを映す結果だったとして、円売り・ドル買いが優勢だった海外市場の流れを引き継いだ。

     6月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比14万7000人増と、市場予想(11万人増)を上回った。失業率は4.1%と市場予想(4.3%)を下回った。米労働市場は底堅く、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げは見込みにくいとして、3日のニューヨーク市場では米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いが出た。

     円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=170円37~43銭と、同61銭の円安・ユーロ高だった。3日の海外市場で一時170円54銭と2024年7月以来、約1年ぶりの安値を付けた。米雇用統計の上振れにより対ドルで円売りが優勢となり、円安・ユーロ高に波及した。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1764ドル近辺と同0.0036ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/7/3 17:23 <NQN>◇外為17時 円相場、横ばい圏 143円台後半 米雇用悪化懸念は支え
    <NQN>◇外為17時 円相場、横ばい圏 143円台後半 米雇用悪化懸念は支え
     3日の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏での動きとなっている。17時時点では前日の同時点に比べ1銭の円高・ドル安の1ドル=143円88~90銭で推移している。3日発表の6月の米雇用統計の発表を控え、米雇用情勢の悪化を懸念した円買い・ドル売りが入った。他方、日銀の利上げ観測の後退が重荷となり、円相場は下げに転じる場面もあった。

     2日発表された6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数は、市場予想に反してマイナスだった。3日に発表される6月の米雇用統計でも雇用者数の伸びが鈍化するとの警戒感が高まり、米連邦準備理事会(FRB)が年内利下げに動きやすくなるとの思惑から円買い・ドル売りが増えた。

     円相場は下げに転じ、15時30分過ぎには143円93銭近辺まで売られる場面があった。日米の貿易交渉が難航しており、米相互関税の上乗せ分の猶予期限である9日までに合意に至らなければ、国内景気に下押し圧力が増すとの警戒感がくすぶっている。日銀が利上げに動きにくいとの見方が円売り・ドル買いを促した。

     日銀の高田創審議委員は3日、三重県での金融経済懇談会で挨拶し、利上げについて「足元は一旦休止局面」などと語った。金融引き締めに積極的な「タカ派」とされる高田氏が、利上げに慎重な姿勢をみせたのは円相場の重荷となった。

     円は対ユーロで続落した。17時時点では同40銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=169円81~85銭で推移している。17時すぎには169円87銭近辺まで売られ、2024年7月以来となるおよそ1年ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。

     ユーロは対ドルで反発した。17時時点は同0.0029ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1802~03ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 14:12 <NQN>◇外為14時 円相場、横ばい圏に戻す 143円台後半
    <NQN>◇外為14時 円相場、横ばい圏に戻す 143円台後半
     3日午後の東京外国為替市場で、円相場がほぼ横ばい圏に戻している。14時時点では1ドル=143円85~86銭と前日17時時点と比べて4銭の円高・ドル安だった。14時すぎには143円88銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。米労働市場の悪化を警戒した円買い・ドル売りが一巡。3日発表される6月の米雇用統計の結果を見極めたいとして持ち高調整の円売り・ドル買いが増えている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 12:15 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し143円台後半 対ユーロは安い
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇し143円台後半 対ユーロは安い
     3日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=143円68~69銭と前日17時時点と比べて21銭の円高・ドル安だった。6月の米雇用統計の発表を控え、米労働市場の悪化を警戒した円買い・ドル売りが優勢だった。もっとも、輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が相場の重荷となった。

     2日発表された6月のADP全米雇用リポートでは雇用者数が市場予想に反して減少した。全米雇用リポートと一致するわけではないが、3日発表される6月の米雇用統計も労働市場の悪化を映す結果となれば米連邦準備理事会(FRB)は利下げに動きやすくなるとの見方が広がり円買い・ドル売りを誘った。

     円相場は9時半すぎに一時143円45銭近辺まで上昇した後、伸び悩んだ。10時前の中値決済に向けて国内輸入企業などの円売り・ドル買いが活発だったと意識された。日米の貿易交渉が難航するなか、来週に迫る米相互関税の上乗せ分の猶予期限まで合意に至らなければ国内景気を下押しし、日銀の利上げ再開が遅れるとの見方がくすぶっているのも円相場の上値を抑えた。

     日銀の高田創審議委員は3日午前に三重県で開いた金融経済懇談会で挨拶し、利上げについて「足もとは一旦休止局面」だなどと語った。利上げに前向きな「タカ派」とされる高田氏が「想定以上に利上げに慎重な姿勢を示した点は円買いの勢いを鈍らせた」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声もあった。

     円は対ユーロでは小幅ながら下落した。12時時点は1ユーロ=169円50~52銭と、同9銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1797~98ドルと同0.0024ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、143円台後半に伸び悩み 実需の売り観測で
    <NQN>◇外為10時 円相場、143円台後半に伸び悩み 実需の売り観測で
     3日午前の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=143円61~63銭と前日17時時点と比べて28銭の円高・ドル安だった。10時前の中値決済に向け、市場では「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が相場の上値を抑えた。

     日銀の高田創審議委員は3日に三重県で開く金融経済懇談会に出席し、午後には記者会見する。日米の関税交渉が難航するなか、日銀の利上げの再開に遅れが生じるとの思惑が広がっているのも円相場の重荷となっている。

     円は対ユーロでは下げに転じ、10時時点では1ユーロ=169円55~59銭と、同14銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上げ幅をやや拡大している。10時時点では1ユーロ=1.1807ドル近辺と同0.0034ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/3 08:45 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し143円台半ば 米雇用に警戒感
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し143円台半ば 米雇用に警戒感
     3日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=143円57~59銭と前日17時時点と比べて32銭の円高・ドル安だった。3日発表される6月の米雇用統計が労働市場の悪化を映すと警戒した円買い・ドル売りが優勢となっている。

     米民間雇用サービス会社ADPが2日発表した6月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数は前月比3万3000人減と、約10万人の増加を見込んでいた市場予想に反してマイナスとなった。全米雇用リポートと一致するわけではないものの、6月の米雇用統計でも雇用者数の伸びが鈍化するとの警戒が強まった。米連邦準備理事会(FRB)の年内利下げを後押しすると意識され、円買い・ドル売りを誘った。

     トランプ米政権による相互関税の上乗せ税率が一時停止される期限が来週に迫り、通商交渉にも関心が高まっている。2日にはトランプ米大統領がベトナムとの貿易交渉で合意したと発表したが、日米の交渉は難航している。日本に高い関税率が課されれば景気を下押しし、日銀による利上げ再開の時期が遅れるとの見方もあり、今のところ円相場の上値は限られている。

     円は対ユーロで横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ユーロ=169円39~44銭と、同2銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで上昇し、8時30分時点は1ユーロ=1.1799~1.1800ドルと同0.0026ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/7/2 17:36 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 143円台後半 対ユーロも安い
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 143円台後半 対ユーロも安い
     2日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点は前日の同時点に比べ85銭の円安・ドル高の1ドル=143円92~93銭だった。前日に発表された経済指標が米景気の底堅さを映し、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。日米の金利差縮小を見込んで積み上がっていた円買い・ドル売りの持ち高を縮小する動きが広がった。

     1日発表された5月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は前月から増えた。6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数も市場予想を上回って改善し、米景気の底堅さが改めて意識された。FRBの利下げ時期が後ろにずれ込むとの見方から米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いを促した。

     東京市場では輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。欧州の取引参加者が増える夕方の時間帯になると円売り・ドル買いの勢いが増し、円相場は144円05銭近辺まで下げ幅を広げる場面があった。

     円相場は下げ渋る局面もあった。トランプ米大統領は1日、日米の関税交渉について「合意できるか疑わしい」と語った。「30%か35%か我々が決める数値の関税を支払ってもらう」と述べるなど有利な条件を引き出すためにけん制しており、日本側が円安是正を求められるとの思惑が改めて意識されたのは相場の支えとなった。

     円は対ユーロでも3日ぶりに反落した。17時時点は同83銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=169円42~45銭だった。

     ユーロは対ドルで7営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0012ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1771~72ドルだった。FRBの早期利下げ観測が後退し、対ユーロでもドル買いが優勢だった。前日に2021年9月以来のユーロ高・ドル安水準をつけており、利益確定のユーロ売り・ドル買いも出やすかった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 14:06 <NQN>◇外為14時 円相場、143円台半ばで一進一退 米雇用指標にらみ
    <NQN>◇外為14時 円相場、143円台半ばで一進一退 米雇用指標にらみ
     2日午後の東京外国為替市場で、円相場は一進一退の展開となっている。14時時点では1ドル=143円54~55銭と前日17時時点と比べて47銭の円安・ドル高だった。1日発表の米経済指標の結果が市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待が後退し、これまで積み上げた円買い・ドル売りの持ち高を解消する円売り・ドル買いが続いている。もっとも、2日発表の6月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポートで、米雇用情勢を見極めたいとの雰囲気が強まるなか、円売り・ドル買いをさらに進める動きは限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 12:21 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 143円台半ば 早期の米利下げ期待が後退
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 143円台半ば 早期の米利下げ期待が後退
     2日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=143円55~57銭と前日17時時点と比べて48銭の円安・ドル高だった。1日発表の米経済指標が米景気の底堅さを示し、早期の米利下げ期待が薄らいだ。米利下げ観測から積み上げた円買い・ドル売りの持ち高を解消する円売り・ドル買いが優勢だった。

     1日発表の5月の米雇用動態調査で(JOLTS)で、求人件数は776万9000件と4月から増加し、同日発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は49.0といずれも市場予想を上回った。米景気の減速は緩やかなペースを保っており、米雇用情勢は底堅いとの見方から、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退。1日の米長期金利は前日比0.01%高い4.24%で終えており、日米金利差の縮小観測が後退したことで、円買い・ドル売りの持ち高解消が進んだ。

     輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測も円相場を押し下げた。10時前の中値決済に向けては「ドル不足のようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。

     もっとも、円相場の下値は限られた。トランプ米大統領は1日、日米の関税交渉について「合意できるか疑わしい」と述べた。「30%か35%か我々が決める数値の関税を支払ってもらう」とも語っており、関税引き上げを示唆した。米国に有利な条件を引き出すために日本に対して「円安是正を求めてくるとの思惑が高まった」(国内銀行の為替アナリスト)との声が聞かれるなど、日米交渉の不透明感が円買い・ドル売りを誘った面があるようだ。

     円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=169円36~39銭と同77銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.1797~98ドルと同0.0014ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 10:20 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 143円台半ば 実需の売り観測
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 143円台半ば 実需の売り観測
     2日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を拡大した。10時時点は1ドル=143円49~50銭と前日17時時点と比べて42銭の円安・ドル高だった。10時前には143円66銭近辺まで下落した。早期の米利下げへの期待が後退したことによる円売り・ドル買いが続いている。輸入企業など国内実需勢による円売り・ドル買い観測が広がったことも円相場を押し下げた。

     10時前の中値決済に向けては、「ドル不足のようだ」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。もっとも、中値決済を過ぎると円売り・ドル買いの勢いは一服しており、いまのところ相場を方向付けるほどではない。

     円は対ユーロでも下げ幅を拡大した。10時時点では1ユーロ=169円39~43銭と、同80銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで高値圏で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1805~06ドルと同0.0022ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/2 08:54 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し143円台前半 米早期利下げ期待が後退
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し143円台前半 米早期利下げ期待が後退
     2日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=143円36~39銭と前日17時時点と比べて29銭の円安・ドル高だった。1日発表の米経済指標が米景気の底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ期待が後退した。日米金利差の縮小を見込んで積み上げた円買い・ドル売りの持ち高を解消する円売り・ドル買いが先行している。

     1日発表の5月の米雇用動態調査(JOLTS)で、求人件数は776万9000件と4月から増え、市場予想の730万件程度も上回った。同日発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は49.0とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(48.6)を上回った。米景気の減速は緩やかなものにとどまっており、米労働市場は底堅いとの見方から、早期の米利下げ観測が薄らいだ。

     一方で、円相場の下値は限られている。トランプ米大統領は1日、日米関税交渉を巡り「合意が実現できるか疑わしい」と語った。日本への関税率について「30%か35%か我々が決める数値に応じて(関税を)支払ってもらう」とも述べた。相互関税の上乗せ分の停止措置は9日に終わる予定だが、交渉継続のために停止措置を延長することは「考えていない」という。

     関税交渉で合意できなければ、基本税率と上乗せ税率の合計24%が課される予定だが、今回のトランプ氏の発言は、それを上回る税率が課される可能性があることを示している。日米関税交渉の不透明感から2日の日経平均株価は下落する公算が大きく、「低リスク通貨」とされる円に先回りの買いが入っている面もあるようだ。市場では、トランプ氏は米国に有利な条件を引き出すために強硬な姿勢を取っており、「関連して円安是正を求めてくるとの思惑も意識されているようだ」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長)との声があった。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=169円20~25銭と、同61銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1802~03ドルと同0.0019ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 17:19 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 143円台前半 短観の改善で
    <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 143円台前半 短観の改善で
     1日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1円09銭円高・ドル安の1ドル=143円03~05銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が意識されるなか、6月の全国企業短期経済観測調査(短観)が改善し、日銀の利上げを後押しするとの見方が広がった。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。

     日銀が1日発表した6月の短観では、大企業・製造業の業況判断景気動向指数(DI)がプラス13と前回の3月調査のプラス12を上回った。市場予想のプラス10に反して2四半期ぶりに改善した。米関税政策の不透明感が高いなか、企業の景況感は底堅いままで、日銀が利上げに動きやすくなるとの見方で円買い・ドル売りが入った。

     6月30日発表の6月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は市場予想に反して前月から悪化した。FRBが利下げに動きやすくなるとの思惑が高まり、米長期金利は5月上旬以来の水準に低下する場面があり、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが膨らんだ。

     日本時間1日夕の取引で、欧米の金利が一段と低下し日本との金利差縮小が意識され円買い・ドル売りが増えた。17時過ぎには143円2銭近辺と6月中旬以来の円高・ドル安水準をつけた。

     円は対ユーロで続伸。17時時点では同37銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=168円54~58銭で推移している。

     ユーロは対ドルで6日続伸。17時時点は同0.0063ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1783~84ドルで推移している。早期の米利下げ観測からユーロ買い・ドル売りが増え、一時1.1808ドル近辺と2021年9月以来およそ3年9カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 14:16 <NQN>◇外為14時 円相場、143円台後半に伸び悩み 入札後の金利低下で
    <NQN>◇外為14時 円相場、143円台後半に伸び悩み 入札後の金利低下で
     1日午後の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=143円72~74銭と前日17時時点と比べて40銭の円高・ドル安だった。財務省が1日実施した10年物国債入札は投資家の需要が旺盛な「順調」な結果となった。入札結果が明らかになると国内債券市場では長期金利が低下に転じ、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りの勢いが鈍った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 12:24 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 143円台後半 短観改善や米金利低下で買い
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 143円台後半 短観改善や米金利低下で買い
     1日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=143円67~69銭と前日17時時点と比べて45銭の円高・ドル安だった。143円44銭近辺と6月13日以来およそ3週ぶりの高値をつける場面があった。早期の米利下げが意識されるなか、6月の全国企業短期経済観測調査(短観)の改善が日銀の利上げを後押しするとの見方が広がり、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。

     日銀が1日発表した6月の短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス13と、前回3月調査(プラス12)を上回った。プラス10を見込んでいた市場予想に反して2四半期ぶりに改善。米関税政策の不透明感が高まるなかでも日本企業の景況感は底堅さを保ち、日銀が早期利上げに動きやすくなるとの見方から円買い・ドル売りが広がった。

     米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測も円やユーロなど主要通貨に対するドル売りにつながった。6月30日発表された6月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は市場予想に反して前月から悪化し、FRBが利下げに動きやすくなるとの思惑が強まった。その日に米長期金利は5月上旬以来の水準に低下する場面があり、対主要通貨でのドル売りを促した。

     円は対ユーロでは下落した。12時時点は1ユーロ=169円35~40銭と、同44銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1787~88ドルと同0.0067ドルのユーロ高・ドル安だった。FRBの利下げが前倒しされるとの思惑からユーロ買い・ドル売りが活発で、一時1.1808ドル近辺と2021年9月以来およそ3年9カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。 

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 10:32 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 143円台半ば 日銀短観改善や株安で
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 143円台半ば 日銀短観改善や株安で
     1日午前の東京外国為替市場で、円相場が上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=143円56~57銭と前日17時時点と比べて56銭の円高・ドル安だった。10時半前には一時143円44銭近辺と、6月13日以来およそ3週ぶりの高値をつけた。日銀が発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で景況感が市場予想に反して改善。早期利上げを後押しする結果だったとして円買い・ドル売りの勢いが増している。

     1日発表された6月の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス13と、前回3月調査(プラス12)を上回った。プラス10を見込んでいた市場予想に反して2四半期ぶりに改善。米関税政策の不透明感が高まるなかでも企業の景況感は底堅さを保っていると意識され、円相場を押し上げた。1日午前の日経平均株価が一時400円あまり下げたのも、歩調を合わせるように「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。

     10時前の中値決済に向けては「売り買い交錯」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社など国内実需筋による売買は大きな偏りがなく、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていないもようだ。

     円は対ユーロでは下げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=169円36~40銭と同45銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上げ幅を拡大。10時時点では1ユーロ=1.1797~98ドルと同0.0077ドルのユーロ高・ドル安だった。10時半前には一時1.1808ドル近辺と2021年9月以来およそ3年9カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。 

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/7/1 08:48 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し143円台後半 ユーロは21年9月以来の高値
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し143円台後半 ユーロは21年9月以来の高値
     1日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=143円85~86銭と前日17時時点と比べて27銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げが意識されている。前日に米長期金利が低下し、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢となっている。

     6月30日発表された6月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が市場予想に反して前月から悪化した。FRBが利下げに動きやすくなるとして米長期金利は一時4.22%と5月上旬以来の低さをつけ、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りを誘った。

     ロイター通信によると、ベッセント米財務長官は6月30日にパウエルFRB議長の後任任命を巡って、2026年序盤に欠員となるFRB理事の席を利用することを検討していると明らかにした。このところウォラー氏など一部の理事から7月の利下げを支持する発言が増えており、次期議長人事によってはFRBが金融緩和に前向きな「ハト派」に傾くとの思惑が広がっているのも円相場を押し上げている。

     円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=169円51~55銭と、同60銭の円安・ユーロ高だった。主要な米株価指数が連日で最高値を更新するなど投資家心理が強気に傾きやすく、対ユーロでは「低リスク通貨」とされる円が売られた。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1785ドル近辺と同0.0065ドルのユーロ高・ドル安だった。7時半ごろには一時1.1792ドル近辺と2021年9月以来3年9カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/7/3 09:57 <IGM>米国株式 ダウは1月22日以来の小動き ナスダックとS&P500は2日ぶりの最高値
    <IGM>米国株式 ダウは1月22日以来の小動き ナスダックとS&P500は2日ぶりの最高値
    2日の米国株式市場は、ダウが雇用指標の悪化による売りと米国・ベトナムの関税交渉合意を好感する買いで上下ともに動きづらく、1月22日以来の小動きとなった。ナスダックとS&P500はともに2日ぶりに最高値を更新した。ダウは5日ぶりに小反落し、前日比10.52ドル安(-0.02%)の44484.42ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇、17銘柄が下落した。前日上昇率トップのユナイテッド・ヘルス(-5.70%)は同業センティーンが前日、通期の1株利益見通しを取り下げた影響で急反落し、1銘柄で指数を114ドル余り押し下げた。トラベラーズ(-3.62%)も急落した。ナイキ(+4.06%)は急伸した。ナスダックは反発し、190.24ポイント高(+0.94%)の20393.13で引けた。バイオ、金融など6業種が上昇し、保険と通信は下落した。S&P500は反発し、29.41ポイント高(+0.47%)の6227.42で引けた。エネルギー、素材、ITなど7業種が上昇し、ヘルスケア、公益など4業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月ADP雇用リポート              -3.3万人(5月は+2.9万人)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/7/2 09:55 <IGM>米国株式 ダウは4日続伸 ナスダックとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 ダウは4日続伸 ナスダックとS&P500は反落
    1日の米国株式市場は、ダウが割安感のある銘柄の買いで4日続伸する一方、ハイテク株が幅広く売られたことで、最高値を更新中のナスダックとS&P500は反落した。ダウは4日続伸し、前日比400.17ドル高(+0.90%)の44494.94ドルと2月19日以来の高値で引けた。30銘柄中、22銘柄が上昇、8銘柄が下落した。ユナイテッド・ヘルス(+4.54%)、アムジェン(+4.05%)が急伸し、エヌビディア(-2.97%)は大幅安となった。ナスダックは7日ぶりに反落し、166.84ポイント安(-0.81%)の20202.88で引けた。IT、工業、金融が下落し、銀行、輸送など5業種は上昇した。S&P500は4日ぶりに反落し、6.94ポイント安(-0.11%)の6198.01で引けた。通信サービスとITが下落し、素材、ヘルスケアなど9業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月ISM製造業景気指数              49.0(5月は48.5)
    5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数  776.9万件(4月は739.5万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/7/1 09:55 <IGM>米国株式 続伸 ダウは2月20日以来の高値、ナスダックとS&P500は連日最高値
    <IGM>米国株式 続伸 ダウは2月20日以来の高値、ナスダックとS&P500は連日最高値
    30日の米国株式市場は続伸した。米国とカナダの貿易協議が決裂を回避したことを好感する買いに加えて、上半期末/四半期末/月末で保有する株式の評価額を恣意的に上げることを目的とする「お化粧買い」も支援材料になった。ダウは3日続伸し、前営業日比275.50ドル高(+0.62%)の44094.77ドルと2月20日以来の高値で引けた。30銘柄中、22銘柄が上昇、8銘柄が下落した。ゴールドマン・サックス(+2.45%)、ベライゾン・コミュニケーションズ(+2.27%)、アップル(+2.03%)が急伸した。前日上昇率2位のボーイング(-2.34%)は急反落した。ナスダックは6日続伸し、96.27ポイント高(+0.47%)の20369.73と最高値を連日更新して引けた。金融、通信、保険など5業種が上昇し、輸送、工業など3業種が下落した。S&P500は3日続伸し、31.88ポイント高(+0.51%)の6204.95と最高値を連日更新して引けた。IT、金融、不動産など9業種が上昇し、一般消費財とエネルギーは下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月シカゴ購買部協会景気指数      40.4(5月は40.5)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/30 09:57 <IGM>米国株式 続伸 ダウは2月末以来の高値、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 続伸 ダウは2月末以来の高値、ナスダックとS&P500は最高値
    27日の米国株式市場は続伸した。引き続きAI関連株が資金を集めたことに加えて、米中が貿易関連の合意に署名したことやイスラエルとイランの停戦状態が継続したことで投資家心理が改善した。ダウは続伸し、前日比432.43ドル高(+0.99%)の43819.27ドルと2月28日以来の高値で引けた。30銘柄中、24銘柄が上昇、6銘柄が下落した。前日上昇率トップのナイキ(+15.19%)、ボーイング(+5.91%)が急伸し、それぞれ58.40ポイントと73.58ポイントのプラス寄与度となった。IBM(-0.76%)は下げた。ナスダックは5日続伸し、105.54ポイント高(+0.52%)の20273.45と2024年12月16日以来の最高値を更新して引けた。工業、輸送を中心にバイオと金融を除く全業種が上昇した。S&P500は続伸し、32.05ポイント高(+0.52%)の6173.07と2月19日以来の最高値を更新して引けた。一般消費財、通信サービスなど9業種が上昇し、エネルギー、ヘルスケアは下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月個人支出・前月比              -0.1%(4月は+0.2%)
    5月個人消費・前月比              -0.4%(4月は+0.7%)
    5月コア個人消費支出物価指数・前年比 +2.7%(4月は+2.6%)
    6月消費者態度指数                 60.7(5月は52.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/27 09:59 <IGM>米国株式 上昇 ナスダックは年初来高値
    <IGM>米国株式 上昇 ナスダックは年初来高値
    26日の米国株式市場は上昇した。AI関連や景気敏感株が買われ、ダウは2月28日以来、ナスダックは昨年12月16日以来、S&P500は2月19日以来の高値を更新した。ダウは反発し、前日比404.41ドル高(+0.94%)の43386.84ドルで引けた。30銘柄中、21銘柄が上昇、9銘柄が下落した。ナイキ(+2.81%)、キャタピラー(+2.77%)、ゴールドマン・サックス(+2.58%)が急伸する一方、ウォルマート(-1.27%)は下げた。ナスダックは4日続伸し、194.36ポイント高(+0.97%)の20167.91で引けた。銀行、工業を中心に全業種が上昇した。S&P500は反発し、48.86ポイント高(+0.97%)の6141.02で引けた。通信サービス、エネルギーなど9業種が上昇し、不動産、生活必需品は下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    1-3月期GDP確定値・前期比年率 -0.5%(10-12月期は+2.4%)
    5月耐久財受注・前月比         +16.4%(4月は-6.6%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/26 09:58 <IGM>米国株式 ダウは4日ぶりに反落 ナスダックは3日続伸
    <IGM>米国株式 ダウは4日ぶりに反落 ナスダックは3日続伸
    25日の米国株式市場では、ダウがイスラエルとイランの停戦を受けた前日までの3日続伸分を調整する動きが優勢となったが、ナスダックはハイテク株の買い継続でこの日も上昇した。ダウは4日ぶりに反落し、前日比106.59ドル安(-0.24%)の42982.43ドルで引けた。30銘柄中、11銘柄が上昇、19銘柄が下落した。マクドナルド(-2.03%)、トラベラーズ(-2.00%)が急落し、ビザ(-1.87%)も下げた。一方、エヌビディア(+4.33%)とマイクロソフト(+0.44%)は上場来高値を更新した。ナスダックは3日続伸し、61.01ポイント高(+0.30%)の19973.55と2月19日以来の高値で引けた。保険、工業、輸送を中心にITを除く全業種が下落した。S&P500は小幅ながら3日ぶりに反落し、0.02ポイント安(-0.00%)の6092.16で引けた。不動産、生活必需品、公益など8業種が下落し、IT、通信サービスなど3業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月新築一戸建て住宅販売戸数(年率換算)62.3万戸(4月は72.2万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/25 09:53 <IGM>米国株式 原油大幅続落で3指数ともに続伸
    <IGM>米国株式 原油大幅続落で3指数ともに続伸
    24日の米国株式市場では、イスラエルとイランの停戦期待で原油先物が4ドル超安の大幅続落となったことが投資家心理を押し上げ、主要3指数はいずれも1%台の上昇率を記録した。ダウは3日続伸し、前日比507.24ドル高(+1.19%)の43089.02ドルと3月3日以来の高値で引けた。30銘柄中、24銘柄が上昇、6銘柄が下落した。セールスフォース(+2.95%)、アメリカン・エクスプレス(+2.92%)エヌビディア(+2.59%)が急伸したが、原油安でシェブロン(-2.25%)は急落した。ナスダックは続伸し、281.55ポイント高(+1.43%)の19912.53と2月20日以来の高値で引けた。金融、バイオ、ITを中心に保険を除く全業種が上昇した。S&P500も続伸し、67.01ポイント高(+1.11%)の6092.18と2月13日以来の高値で引けた。IT、金融、通信サービスを中心に、エネルギーと生活必需品を除く9業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月消費者信頼感指数              93.0(5月は98.4)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/24 09:58 <IGM>米国株式 原油急落で3指数ともに上昇
    <IGM>米国株式 原油急落で3指数ともに上昇
    23日の米国株式市場では、原油先物が5ドル超安も急落したことが投資家心理を押し上げ、主要3指数はいずれも0.9%前後の上昇率を記録した。ダウは続伸し、前営業日比374.96ドル高(+0.88%)の42581.78ドルで引けた。30銘柄中、26銘柄が上昇、4銘柄が下落した。シャーウィン・ウィリアムズ(+3.08%)、IBM(+2.92%)、スリーエム(+2.48%)が急伸し、肥満症治療薬の治験結果が思わしくなかったアムジェン(-5.84%)は急落した。ナスダックは反発し、183.56ポイント高(+0.94%)の19630.97で引けた。銀行、輸送を中心にバイオを除く全業種が上昇した。S&P500は4日ぶりに反発し、57.33ポイント安(+0.96%)の6025.17で引けた。一般消費財、不動産を中心にエネルギーを除く10業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月製造業景気指数(速報値)       52.0(5月は52.0)
    6月サービス業景気指数(速報値)   53.1(5月は53.7)
    5月中古住宅販売戸数 ・年率換算    403万戸(4月は400万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/23 09:59 <IGM>米国株式 ダウは反発 ナスダックは反落
    <IGM>米国株式 ダウは反発 ナスダックは反落
    20日の米国株式市場では、トランプ米大統領が最大2週間かけて対イラク攻撃を判断するとの報道や、英独仏とイランの外相が核開発を巡る外交的解決を目指して協議を継続することで合意し、ダウは反発に転じた。ダウは3日ぶりに反発し、前日比35.16ドル高(+0.08%)の42206.82ドルで引けた。30銘柄中、17銘柄が上昇、13銘柄が下落した。アップル(+2.25%)、ウォルマート(+1.08%)、スリーエム(+1.07%)が堅調。ユナイテッド・ヘルス・グループ(-1.69%)は下げた。ナスダックは反落し、98.86ポイント安(-0.50%)の19447.41で引けた。IT、バイオなど4業種が下落し、通信、銀行など4業種は上昇した。S&P500は3日続落し、13.03ポイント安(-0.21%)の5967.84で引けた。通信サービス、素材など6業種が下落し、エネルギー、生活必需品など5業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -4.0(5月は-4.0)
    5月景気先行指数・前月比          -0.1%(4月-1.4%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/20 09:49 <IGM>米国株式 奴隷解放記念日で休場
    <IGM>米国株式 奴隷解放記念日で休場
    19日の米国株式市場は奴隷解放記念日で休場。取引再開は20日。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/19 09:58 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
    18日の米国株式市場では、ダウとS&P500が続落し、ナスダックはハイテク株買いで反発した。米FRBが利下げを急がない姿勢を確認し、中東情勢の緊迫度が一段と上がったことなどが上値を抑えた。ダウは続落し、前日比44.14ドル安(-0.10%)の42171.66ドルで引けた。30銘柄中、15銘柄が上昇、15銘柄が下落した。ビザ(-4.88%)が急落し、ボーイング(-1.29%)、セールスフォース(-1.08%)も安い。ゴールドマン・サックス(+1.70%)は堅調。ナスダックは反発し、25.16ポイント高(+0.12%)の19546.27で引けた。銀行、バイオ、通信を中心に工業を除く全業種が上昇した。S&P500は小幅続落し、1.85ポイント安(-0.03%)の5980.87で引けた。エネルギー、通信サービスなど7業種が下落し、IT、公益など4業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月住宅着工件数・前月比           -9.8%(4月は+2.7%)
    新規失業保険申請件数              24.5万件(前週は25.0万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/18 09:56 <IGM>米国株式 反落 米国がイランに無条件降伏を迫る
    <IGM>米国株式 反落 米国がイランに無条件降伏を迫る
    17日の米国株式市場では、主要指数がいずれも反落した。イスラエルが米国の参戦を望むなかで、トランプ大統領がイランのハメネイ最高指導者に無条件降伏を迫り、しびれを切らしているとSNSに投稿したことがリスク回避のフローを加速させた。ダウは反落し、前日比299.29ドル安(-0.70%)の42215.80ドルで引けた。30銘柄中、4銘柄が上昇、26銘柄が下落した。メルク(-3.31%)、ナイキ(-3.07%)の下げが目立った。シェブロン(+1.93%)、ビザ(+0.66%)はしっかり。ナスダックも反落し、180.12ポイント安(-0.91%)の19521.09で引けた。輸送、通信を中心に全業種が下落した。S&P500も反落し、50.39ポイント安(-0.83%)の5982.72で引けた。ヘルスケア、一般消費財を中心に、エネルギーを除く全業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月小売売上高・前月比           -0.9%(4月は-0.1%)
    5月鉱工業生産・前月比           -0.2%(4月は+0.1%)
    5月輸入物価・前月比              0.0%(4月は+0.1%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/17 09:56 <IGM>米国株式 反発 中東の緊張緩和伝える米紙報道で投資家心理が改善
    <IGM>米国株式 反発 中東の緊張緩和伝える米紙報道で投資家心理が改善
    16日の米国株式市場では、主要指数がいずれも反発した。イランがイスラエルとの紛争の早期幕引きの動きを始めたとの米ウォール・ストリート・ジャーナル紙報道で原油高が一服し、投資家心理が改善した。ダウは反発し、前営業日比317.30ドル高(+0.75%)の42515.09ドルで引けた。30銘柄中、21銘柄が上昇、9銘柄が下落した。ゴールドマン・サックス(+2.33%)、ナイキ(+2.26%)、アメリカン・エクスプレス(+2.23%)の上げが目立ち、マクドナルド(-1.86%)は軟調。ナスダックも反発し、294.38ポイント高(+1.51%)の19701.21で引けた。金融、IT、輸送を中心にバイオを除く全業種が上昇した。S&P500も反発し、56.14ポイント高(+0.93%)の6033.11 で引けた。通信サービス、ITなど7業種が上昇し、公益、ヘルスケアなど4業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月NY連銀製造業景気指数          -16.0(5月は-9.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/16 10:01 <IGM>米国株式 反落 中東発の地政学的リスクがいずれも1%超下落
    <IGM>米国株式 反落 中東発の地政学的リスクがいずれも1%超下落
    13日の米国株式市場の主要指数はいずれも1% 台の下落率を記録した。イスラエルとイランの交戦入りで中東発の地政学的リスクが意識された。ダウは反落し、前日比769.83ドル安(-1.79%)の422+7.62ドルで引けた。30銘柄中、2銘柄が上昇、28銘柄が下落した。シャーウィン・ウィリアムズ‘(-5.70%)はシティグループの投資判断引き下げで急落し、ビザ(-4.99%)も大幅安となった。上昇したのは、シェブロン(+0.65%)とジョンソン・エンド・ジョンソン(+0.28%)のみ。ナスダックも反落し、255.65ポイント安(-1.30%)の19406.82で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が下落した。S&P500も反落し、68.29ポイント安(-1.12%)の5976.97で引けた。金融、ITなどエネルギーを除く全業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月消費者態度指数速報値            60.5(5月は52.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/13 09:56 <IGM>米国株式 上昇 インフレ不在を示す連日の指標発表で
    <IGM>米国株式 上昇 インフレ不在を示す連日の指標発表で
    12日の米国株式市場の主要指数はいずれも上昇した。トランプ関税を巡る不透明さが引き続き上値を抑えたが、インフレ圧力の急激な高まりが進んでいないことを示す指標発表を受けた金利先安観が支援材料になった。ダウは反発し、前日比101.85ドル高(+0.23%)の42967.62ドルで引けた。構成銘柄ではないが、前日夕に発表されたオラクルの決算発表でAI需要の強さが確認され、この日のハイテク株や半導体株の買いにつながった。30銘柄中、19銘柄が上昇、11銘柄が下落した。ユナイテッド・ヘルス(+2.56%)が連日の上昇率トップとなり、アムジェン(+1.88%)、メルク(+1.87%)の医薬品株も高い。インドで中型機が墜落したボーイング(-4.79%)は急落した。ナスダックも反発し、46.60ポイント高(+0.23%)の19662.48で引けた。保険、バイオなど4業種が上昇し、銀行、工業など4業種が下落した。S&P500も反発し、23.02ポイント高(+0.38%)の6045.26で引けた。公益、ITなど8業種が上昇し、通信サービス、一般消費財など3業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月卸売物価指数・前年比          +2.6%(4月は+2.5%)
    新規失業保険申請件数             24.8万件(前週は24.8万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/12 09:50 <IGM>米国株式 ハイテク株中心の売りで主要指数はいずれも下落
    <IGM>米国株式 ハイテク株中心の売りで主要指数はいずれも下落
    11日の米国株式市場の主要指数はいずれも下落した。トランプ関税による米5月消費者物価指数の押し上げは限定的にとどまり、米FRBの早期利下げ観測の再燃で買われる場面もあったが、米中間の貿易摩擦への懸念が完全に解消された訳ではなく、ハイテク株を中心とする売りが重荷になった。ダウは前日比1.10ドル高(-0.00%)の42865.77ドルで引けた。1ドル台の下落幅は直近の3日間で2度目。30銘柄中、10銘柄が上昇、20銘柄が下落した。アマゾン・ドット・コム(-2.03%)とホーム・デポ(-2.03%)が大幅安となった。ユナイテッド・ヘルス(+2.23%)は急伸した。ナスダックは4日ぶりに反落し、99.11ポイント安(-0.50%)の19615.87で引けた。輸送、通信などその他金融を除く7業種が下落した。S&P500も4日ぶりに反落し、16.57ポイント安(-0.27%)の6022.24で引けた。一般消費財、素材など7業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアなど4業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月消費者物価指数・前年比        +2.4%(4月は+2.3%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/11 10:06 <IGM>米国株式 ダウは反発 3日続伸のナスダックとS&P500は2月20日以来の高値
    <IGM>米国株式 ダウは反発 3日続伸のナスダックとS&P500は2月20日以来の高値
    10日の米国株式市場の主要指数は、ハイテク株のセンチメント改善を引き金としてダウが反発に転じ、ナスダックとS&P500はいずれも2月20日以来の高値を更新した。ダウは前日比105.11ドル高(+0.24%)の42866.87ドルと3月5日以来の高値で引けた。30銘柄中、21銘柄が上昇、9銘柄が下落した。ナイキ(+3.17%)、ウォルト・ディズニー(+2.65%)、メルク(+2.55%)が大幅高となった。セールスフォース(-1.48%)は下げた。ナスダックは3日続伸し、123.75ポイント高(+0.63%)の19714.98と2月20日以来の高値で引けた。輸送、銀行を中心に保険を除く7業種が上昇した。S&P500も3日続伸し、32.93ポイント高(+0.63%)の6038.81と2月20日以来の高値で引けた。エネルギー、一般消費財を中心に資本財・サービスを除く10業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/10 09:54 <IGM>米国株式 ダウは小幅安もナスダックとS&P500は2月来の高値
    <IGM>米国株式 ダウは小幅安もナスダックとS&P500は2月来の高値
    9日の米国株式市場の主要指数は、ダウが米中通商協議進展への期待感で維持したプラス圏から小幅安となったが、ナスダックとS&P500は2月後半以来の高値を更新し、投資家心理の改善を示唆した。ダウは小反落し、前営業日比1.11ドル安(-0.00%)の42761.76ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇、17銘柄が下落した。トラベラーズ(-2.16%)、ナイキ(-1.42%)、人工知能(AI)部門の出遅れた懸念されているアップル(-1.21%)が下げた。ボーイング(+3.18%)は急伸した。ナスダックは続伸し、61.28ポイント高(+0.31%)の19591.23と2月20日以来の高値で引けた。工業、バイオなど5業種が上昇し、保険、通信など3業種が下げた。S&P500も続伸し、5.52ポイント高(+0.09%)の6005.88と2月21日以来の高値で引けた。一般消費財、素材など5業種が上昇し、公益、金融など6業種は下げた。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/9 09:43 <IGM>米国株式 主要株価指数は1%台前半の上昇率
    <IGM>米国株式 主要株価指数は1%台前半の上昇率
    5日の米国株式市場の主要指数は、いずれも1%台前半の上昇となった。米5月雇用統計で労働市場への過度の悲観論が後退した。ダウは3日ぶりに反発し、前日比443.13ドル高(+1.04%)の42762.87ドルで引けた。30銘柄中、25銘柄が上昇、5銘柄が下落した。セールスフォース(+2.76%)、アマゾン・ドット・コム(+2.72%)が急伸した。ホーム・デポ(-0.53%)やマクドナルド(-0.52%)は安い。ナスダックは反発し、231.50ポイント高(+1.19%)の19529.95で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500は反発し、61.06ポイント高(+1.02%)の6000.36で引けた。エネルギー、通信サービスを中心に全業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    5月非農業部門雇用者数・前月比     +13.9万人(4月は+14.7万人)
    5月平均時給・前年比                +3.9%(4月は+3.9%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/6 09:55 <IGM>米国株式 下落 労働市場の悪化やテスラ株の急落で
    <IGM>米国株式 下落 労働市場の悪化やテスラ株の急落で
    5日の米国株式市場の主要指数はいずれも下落した。米労働市場の悪化を示す指標や、トランプ米大統領とマスクCEOの関係の急速な悪化でテスラ株が急落したことは投資家心理を冷やした。ダウは前日比108.00ドル安(-0.25%)の42319.74ドルで引けた。30銘柄中、10銘柄が上昇、20銘柄が下落した。プロクター・アンド・ギャンブル(-1.90%)、ユナイテッド・ヘルス(-1.51%)の下げが目立ち、セールスフォース(+1.51%)、ゴールドマン・サックス(+1.11%)は買われた。前日に続いて2%を超える騰落率を記録した銘柄はなかった。ナスダックは4日ぶりに反落し、162.04ポイント安(-0.83%)の19298.44で引けた。工業、輸送など通信を除く全業種が下落した。テスラは14%安と大幅に5日続落し、1520億ドルに達した1日の時価総額の消失額は史上最高を記録した。S&P500は4日ぶりに反落し、31.51ポイント安(-0.52%)の5939.30で引けた一般消費財、生活必需品。素材など通信サービスを除く全業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4月貿易収支                      -616億ドル(3月は-1383億ドル)
    新規失業保険申請件数              24.7万件(前週は23.9万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/7/4 17:08 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    4日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。前日の相場上昇の後で、本日の米国市場が休場の週末ということで、利食い売りやポジション調整的な売りが入りやすいことに加えて、トランプ米大統領が貿易相手国・地域に対して4日から関税率に関する書簡を送付し、8月1日から関税の支払いを始めることになる、と述べたことも伝えられ、トランプ米政権の関税政策に対する警戒感も根強く上値を重くしている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.35%安の8,792.01。現在は0.31%安の8,795.69近辺。指数構成全100銘柄中、13銘柄が値上がり、87銘柄が値下がり。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(-2.04%)や鉱業のアングロ・アメリカン(-1.96%)、アントファガスタ(-1.73%)などが下げている。一方、通信のボーダフォングループ(+1.57%)やBTグループ(+0.59%)、飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+0.57%)などはしっかり。
    独DAX40指数は前日比0.42%安の23,833.14で寄り付き、現在は0.49%安の23,816.71近辺。指数構成全40銘柄中、5銘柄が値上がり、35銘柄が値下がり。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.43%)や産業機器のシーメンス(-1.27%)、自動車のフォルクスワーゲン(-1.10%)などが安い。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+0.74%)や電力のエーオン(+0.80%)、通信のドイツテレコム(+0.42%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.53%安の7,713.54で寄り付き、現在は0.77%安の7,695.08近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり。鉄鋼のアルセロール・ミタル(-1.72%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-1.66%)、ガラス・建材のサンゴバン(-1.55%)などが下げている。一方、通信のオランジュ(+0.57%)や乳製品等食品のダノン(+0.20%)、電力・ガスのエンジー(+0.10%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/7/4 07:47 <IGM>欧州株式 上昇 米関税交渉の進展や英財務相辞任観測の後退で
    <IGM>欧州株式 上昇 米関税交渉の進展や英財務相辞任観測の後退で
    3日の欧州株は上昇した。2ヶ国目となるベトナムと関税交渉で合意した米国と貿易相手国の間の協議が加速するとの見方に加えて、財政規律を重んじるリーブス英財務相の辞任観測の後退や、この日発表された米6月雇用統計とISM非製造業景気指数が市場予測を上回ったことなどが好感された。
    英FTSE100は反発し、前日比48.51ポイント(0.55%)高の8823.20で引けた。100銘柄中、上昇は86銘柄、下落は14銘柄であった。飲料コカ・コーラHBC(+3.93%)が急伸し、英国債市場が落ち着きを取り戻したことを好感して買われた銀行株は、前日下落率3位のナットウエスト・グループ(+3.21%)、ロイズ・バンキング・グループ(+3.18%)の堅調が目立った。医療製品・エンジニアリングのコンバテック・グループ(+3.11%)は急反発に転じ、ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(+3.05%)、JPモルガンが目標株価を引き上げた電力SSE(+2.75%)も大幅高となった。一方、鉱業株は幅広く売られ、リオ・ティント(-1.94%)の下げが目立った。医薬品アストラゼネカ(-1.79%)、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-1.17%)も軟調。
    独DAX40は続伸し、同144.02ポイント(0.61%)高の23934.13で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位のコメルツ銀行(+2.44%)、消費財ヘンケル(+2.03%)、ソフトウェアSAP(+2.02%)が急伸し、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.96%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+1.45%)も堅調。一方、化学BASF(-2.18%)は急反落し、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.79%)、医療機器ザルトリウス(-1.74%)も安い。
    仏CAC40も続伸し、同16.13ポイント(0.21%)高の7754.55で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位の半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.33%)は昨年9月27日以来の水準に大幅続伸し、シティグループが目標株価を引き上げた防衛・電子機器タレス(+2.14%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.94%)、前日下落率2位の保険アクサ(+1.87%)、ホテルチェーンのアコー(+1.85%)も堅調。一方、電力・ガスのエンジー(-2.26%)、高級ブランドのケリング(-2.08%)は急落し、医薬品サノフィ(-1.36%)も安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    英6月サービス業景気指数                  52.8(5月は50.9)
    独6月サービス業景気指数                  49.7(5月は47.1)
    仏6月サービス業景気指数                  49.6(5月は48.9)
    ユーロ圏6月サービス業景気指数            50.5(5月は49.7)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/7/3 17:17 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    3日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。前日にトランプ米政権がベトナムとの関税協議で合意し、また、半導体設計ソフトウエア開発業者とエタン生産業者に対する中国への輸出制限を解除したことも伝えられたことなどが相場底堅さをもたらしている。一方、本日の6月米雇用統計の発表を控えて上値追いには慎重ムード。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.35%高の8,805.25。現在は0.48%高の8,816.80近辺。指数構成全100銘柄中、87銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。銀行のロイズ・バンキング・グループ(+2.28%)や特殊化学のクローダ・インターナショナル(+2.23%)、不動産のバークレー・グループ(+1.72%)などが上げている。一方、エンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-0.90%)やギャンブル・電子ゲームのエンテイン(-0.48%)、鉱業のリオ・ティント(-0.45%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.40%高の23,884.80で寄り付き、現在は0.38%高の23,880.35近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.63%)や医薬・農薬のバイエル(+1.48%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+1.33%)などが高い。一方、透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-1.16%)やスポーツ用品のアディダス(-0.91%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-0.85%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.32%高の7,763.25で寄り付き、現在は0.18%高の7,752.35近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり。シティグループが目標株価を引き上げた航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.55%)が買われており、コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.58%)、ホテルのアコー(+1.23%)なども高い。一方、電力・ガスのエンジー(-0.80%)や広告のピュブリシス・グループ(-0.65%)、ファッション・アパレルのケリング(-0.52%)などは下げている。

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  • 2025/7/3 07:42 <IGM>欧州株式 英国は財政懸念でトリプル安 独仏株は反発
    <IGM>欧州株式 英国は財政懸念でトリプル安 独仏株は反発
    2日の欧州株は英国が反落する一方、独は自動車株、仏は高級ブランド株の買いでいずれも反発に転じた。英福祉改革法案が1日に可決されたが、与党内の造反議員への配慮で福祉給付の削減が進まず、英国債利回りが財政懸念で上昇するなど英国売り(トリプル安)の反応になった。米国が貿易交渉でベトナムと合意し、インドとも合意が近いとの見方は支援材料として働いた。
    英FTSE100は反落し、前日比10.64ポイント(0.12%)安の8774.69で引けた。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は64銘柄であった。前日発表されたネーションワイド6月住宅価格指数が予想外に前月比マイナスとなったことを受けた住建・不動産株の売りが続き、バークリー・グループ・ホールディングス(-7.88%)、パーシモン(-6.78%)、ランド・セキュリティーズ(-5.29%)が急落した。銀行ナットウエスト・グループ(-5.51%)、前日下落率トップの医療製品・エンジニアリングのコンバテック・グループ(-5.37%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-5.05%)も急落した。一方、商品市況高で鉱業株は堅調に推移し、グレンコア(+5.06%)とアントファガスタ(+4.59%)が急伸した。蒸気システムのスパイラックス・グループ(+4.40%)も大幅高。
    独DAX40は3日ぶりに反発し、同116.82ポイント(0.49%)高の23790.11で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車株の堅調が目立ち、BMW(+5.02%)、ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.74%)、メルセデス・ベンツ・グループ(+2.77%)が急伸し、コメルツ銀行(+3.03%)、化学BASF(+2.52%)、医療機器ザルトリウス(+2.28%)も大幅高。一方、不動産ヴォノヴィア(-2.84%)、前日上昇率2位のオンライン衣料販売ザランド(-2.41%)、ドイツ証券取引所(-2.15%)は大幅安となった。
    仏CAC40も3日ぶりに反発し、同75.83ポイント(0.99%)高の7738.42で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は6銘柄、1銘柄は変わらずであった。鉄鋼アルセロールミタル(+5.88%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+5.28%)、前日上昇率2位の高級ブランドLVMH(-4.15%)、前日上昇率1位の同ケリング(+3.65%)、自動車ルノー(+2.64%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.61%)が急伸した。一方、食品ダノン(-1.11%)、保険アクサ(-1.02%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-0.94%)は下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏5月失業率                         6.3%(4月は6.2%)

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  • 2025/7/2 17:23 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    2日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることなどが相場を下支えている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.35%高の8,815.84。現在は0.07%高の8,791.79近辺。指数構成全100銘柄中、40銘柄が値上がり、58銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。スタンダードチャータード銀行(+2.71%)や石油のBP(+2.32%)、資源商社のグレンコア(+2.22%)などが上げている。一方、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-3.68%)やソフトウェアのセイジ・グループ(-2.80%)、貴金属のフレスニーヨ(-1.79%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.49%高の23,789.06で寄り付き、現在は0.25%高の23,732.76近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のBMW(+2.84%)やメルセデス・ベンツグループ(+2.00%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.34%)などが高い。一方、オンライン衣料販売のザランド(-2.51%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-1.26%)、不動産のヴォノヴィア(-1.12%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.63%高の7,710.72で寄り付き、現在は0.34%高の7,688.68近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。鉄鋼のアルセロール・ミタル(+3.64%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+3.26%)、自動車のステランティス(+1.46%)などが上げている。一方、化粧品のロレアル(-0.60%)やコンサルティングのキャップジェミニ(-0.45%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-0.36%)などは安い。

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  • 2025/7/2 07:55 <IGM>欧州株式 まちまち 売り優勢も英国は持ち直し仏は下げ渋る
    <IGM>欧州株式 まちまち 売り優勢も英国は持ち直し仏は下げ渋る
    1日の欧州株はまちまち。米国と貿易相手国の関税を巡る交渉について、英国と中国以外は合意に至らないリスクが意識された。英独仏は防衛・航空関連株の売りでいずれも大半の取引をマイナス圏で行ったが、英国は医薬品株や金鉱株の買いで持ち直し、仏も高級ブランド株の買いでプラス圏を回復する場面があった。
    英FTSE100は反発し、前日比24.37ポイント(0.28%)高の8785.33で引けた。100銘柄中、上昇は58銘柄、下落は40銘柄、2銘柄は変わらずであった。酒造ディアジオ(+3.75%)、ホテル・レストランのウィットブレッド(+3.37%)、JDスポーツファッション(+2.89%)が急伸し、金先物の続伸で前日上昇率トップの金鉱エンデバー・マイニング(+2.87%)は大幅に続伸した。医薬品アストラゼネカ(+2.79%)はCEOが上場先を米国に移す琴を希望しているとの報道が好感された。資源商社グレンコア(+2.70%)も大幅高。一方、医療製品・エンジニアリングのコンバテック・グループ(-5.69%)は大幅に続落しし、航空機エンジンのロールス・ロイス(-2.89%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-2.53%)も大幅安となった。
    独DAX40は続落し、同236.32ポイント(0.99%)安の23673.29で引けた。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は21銘柄であった。前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(-5.79%)、同3位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(-5.26%)が急反落し、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-4.19%)、前日下落率3位のドイツ銀行(-3.62%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-3.61%)、航空機エアバス(-2.72%)も大きく下げた。一方、スポーツ用品アディダス(+4.17%)、前日上昇率トップのオンライン衣料販売ザランド(+4.04%)、前日下落率2位の医薬品バイエル(+3.62%)は大幅高。
    仏CAC40は小幅続落し、同3.32ポイント(0.04%)安の7662.59で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は15銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位の防衛・電子機器タレス(-5.33%)、防衛サフラン(-3.99%)、航空機エアバス(-2.79%)、電気設備ルグラン(-2.16%)が急落し、鉄鋼アルセロールミタル(-1.90%)も安い。一方、高級ブランドのケリング(+5.94%)、同LVMH(+5.50%)、酒造ペルノ・リカール(+5.01%)は急伸した。
    (経済指標)                             (発表値)
    英6月製造業景気指数                      47.7(5月は46.4)
    独6月製造業景気指数                      49.0(5月は48.3)
    独6月失業率                              6.3%(5月は6.3%)
    仏6月製造業景気指数                      48.1(5月は49.8)
    ユーロ圏6月製造業景気指数                49.5(5月は49.4)
    ユーロ圏6月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.0%(5月は+1.9%)

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  • 2025/7/1 17:19 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反発して始まる
    1日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反発して始まった。トランプ米政権と主要貿易相手国・地域との貿易協議の進展期待などを背景に買い優勢でとなった。しかし、上値追いには慎重で、寄り付き後は売りに押され伸び悩んでいる。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.14%高の8,773.53。現在は0.15%高の8,773.81近辺。指数構成全100銘柄中、72銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。鉱業のアントファガスタ(+2.63%)や貴金属のフレスニーヨ(+1.81%)、送電のナショナル・グリッド(+1.74%)などが上げている。一方、スタンダードチャータード銀行(-1.37%)や銀行のナットウエスト・グループ(-1.25%)、エンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-1.32%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.24%高の23,966.95で寄り付き、現在は0.16%安の23,871.05近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-2.11%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.88%)、自動車のメルセデス・ベンツグループ(-1.50%)などが安い。一方、スポーツ用品のアディダス(+2.60%)や不動産のヴォノヴィア(+2.17%)、電力のRWE(+1.47%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.11%高の7,674.54で寄り付き、現在は0.13%安の7,655.79近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり。航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.92%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(-1.79%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.52%)などが下げている。一方、スーパーのカルフール(+1.59%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.48%)、通信のオランジュ(+1.05%)などはしっかり。

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  • 2025/7/1 07:40 <IGM>欧州株式 反落 関税交渉や米指標発表待ちで買い手控え
    <IGM>欧州株式 反落 関税交渉や米指標発表待ちで買い手控え
    30日の欧州株は反落した。米相互関税の上乗せ分の発動猶予期間が7月9日に終了することを受けて、米国と貿易相手国の関税交渉の内容を見極めたいとのムードが強まった。7月1-3日に集中する米経済指標発表や米大型減税法案と英福祉改革法案の採決を控えており、積極的な買いを見送る動きが優勢となった。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前営業日比37.95ポイント(0.43%)安の8760.96で引けた。月間では-0.13%と2ヶ月ぶりに下落した。100銘柄中、上昇は28銘柄、下落は69銘柄、3銘柄は変わらずであった。UBSが目標株価/投資判断を引き下げた資産運用インターミディエイト・キャピタル・グループ(-4.18%)が急落し、幅広く売られた住建株はバラット・レッドロウ(-3.80%)、パーシモン(-3.79%)、テイラー・ウィンピー(-2.98%)の下げが目立った。特殊化学クローダ・インターナショナル(-3.12%)、データ・分析ツールのエクスペリアン(-2.72%)も大幅安。一方、ドル安で金相場が持ち直したため、前日下落率トップの金鉱エンデバー・マイニング(+2.39% )は急反発した。タバコのインペリアル・ブランズ(+1.88%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+1.81%)も堅調。
    独DAX40も3日ぶりに反落し、同123.61ポイント(0.51%)安の23909.61で引けた。月間では-0.37%と2ヶ月ぶりに下落した。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。化学シムライズ(-6.68%)、医薬品バイエル(-5.34%)、ドイツ銀行(-3.19%)、化学品卸売ブレンタグ(-3.04%)、医療機器ザルトリウス(-2.48%)、化学BASF(-2.38%)はいずれも急反落した。一方、ジェフリーズが投資判断を引き上げたオンライン衣料販売ザランド(+3.10%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.68%)は大幅に続伸し、前日下落率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.63%)は急反発した。
    仏CAC40は反落し、同25.64ポイント(0.33%)安の7665.91で引けた。月間では-1.11%と2ヶ月ぶりに下落した。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は25銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の自動車ステランティス(-3.45%)と同ルノー(-2.39%)が急落し、前日上昇率トップの電機シュナイダー・エレクトリック(-1.83%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-1.70%)、酒造ペルノ・リカール(-1.65%)も下げた。一方、化粧品ロレアル(+2.24%)は大幅高となり、前日下落率トップの防衛・電子機器タレス(+1.55%)、防衛サフラン(+1.36%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英1-3月期GDP(確定値)・前期比             +0.7%(10-12月期は+0.1%)
    独6月消費者物価指数(速報値)・前年比      +2.0%(5月は+2.1%)

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  • 2025/6/30 17:25 <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小幅続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は横ばい、独仏は小幅続伸して始まる
    30日の欧州株式市場寄り付きは、英株は横ばい、独仏株は小幅続伸して始まった。引き続き中東情勢の緊張緩和などによるリスク回避的地合いの後退が、相場底堅さをもたらしているが、上値を積極的に買う動きは少なく、寄り付き後は伸び悩んでいる。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.00%高の8,799.00。現在は0.10%安の8,789.79近辺。指数構成全100銘柄中、41銘柄が値上がり、56銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。JPモルガンが投資判断、目標株価を引き下げたガス供給のセントリカ(-2.05%)が売られており、信用調査のエクスペリアン(-1.56%)や小売りのマークス・アンド・スペンサー(-1.46%)なども下げている。一方、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+2.47%)やたばこのインペリアル・ブランズ(+1.42%)、自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(+1.27%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.32%高の24,109.15で寄り付き、現在は0.12%高の24,061.83近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、18銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ジェフリーズが投資判断を引き上げたオンライン衣料販売のザランド(+4.24%)が買われており、不動産のヴォノヴィア(+2.17%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.01%)なども高い。一方、ドイツ銀行(-3.04%)や自動車のフォルクスワーゲン(-1.23%)、医薬・農薬のバイエル(-1.17%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.30%高の7,714.56で寄り付き、現在は0.18%高の7,705.59近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。化粧品のロレアル(+2.67%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+2.74%)、ファッション・アパレルのケリング(+2.33%)などが上げている。一方、銀行のソシエテ・ジェネラル(-1.74%)や自動車のルノー(-1.65%)、ステランティス(-1.15%)などは安い。

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  • 2025/6/30 07:28 <IGM>欧州株式 上昇 中東情勢とトランプ関税巡る警戒感が緩和
    <IGM>欧州株式 上昇 中東情勢とトランプ関税巡る警戒感が緩和
    27日の欧州株は上昇した。イスラエルとイランの停戦状態が維持されていることに加えて、米中が貿易に関する合意について25日に署名したことが明らかになり、米政府が相互関税の上乗せ分を猶予する期間を延長する可能性に言及したこともあって、トランプ関税を巡る警戒感が和らいだ。
    英FTSE100は続伸し、前日比63.31ポイント(0.72%)高の8798.91で引けた。100銘柄中、上昇は78銘柄、下落は22銘柄であった。JDスポーツファッション(+7.56%)は米同業ナイキの3-5月期売上高の落ち込みが限定的にとどまるとともに、6-8月期の業績が改善するとの見通しを示したことを好感して大幅に4日続伸した。建機レンタルのアシュテッド・グループ(+5.55%)、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+3.60%)、銀行スタンダード・チャータード(+2.78%)と同バークレイズ(+2.22%)、エンジニアリングIMI(+2.22%)は急伸した。一方、中東情勢とトランプ関税を巡る悲観論の緩和で金先物が反落したため、金鉱エンデバー・マイニング(-4.23%)とフレスニロ(-4.21%)が急落し、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-1.73%)も軟調。
    独DAX40も続伸し、同383.92ポイント(1.62%)高の24033.22で引けた。40銘柄中、上昇は38銘柄、下落は2銘柄であった。自動車・部品株が上昇率6位までを独占した。一部事業の売却を検討していると報じられたポルシェ(+7.61%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+6.14%)、BMW(+5.32%)、前日下落率3位のメルセデス・ベンツ・グループ(+4.85%)、コンチネンタル(+4.00%)、前日下落率2位のフォルクスワーゲン(+3.89%)が大幅高となった。下落したのは前日まで2日続けて上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(-6.09%)と前日上昇率2位のバイオテクノロジーのキアゲン(-0.56%)のみ。
    仏CAC40は3日ぶりに反発し、同134.24ポイント(1.78%)高の7691.55で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は5銘柄、3銘柄は変わらずであった。電機シュナイダー・エレクトリック(+6.46%)、高級ブランドのケリング(+5.57%)、自動車ステランティス(+4.62%)、電気設備ルグラン(+4.39%)、硝子サンゴバン(+3.31%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+3.08%)が急伸した。一方、前日上昇率2位の防衛・電子機器タレス(-1.52%)、ホテルチェーンのアコー(-1.41%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-0.29%)は安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    仏6月消費者物価指数(速報値)・前年比     +0.8%(5月は+0.6%)
    ユーロ圏6月総合景況指数                   94.0(5月は94.8)

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  • 2025/6/27 17:25 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    27日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。米利下げ観測の強まりに加えて、トランプ米政権と主要な貿易相手国・地域との貿易協議の進展期待で、トランプ関税に対する警戒感が後退していることなどが相場を押し上げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.14%高の8,747.85。現在は0.43%高の8,772.85近辺。指数構成全100銘柄中、67銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。26日に米ナイキが6-8月期の業績改善見通しを示した影響で、スポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+7.12%)が買われており、BNPパリバが投資判断、目標株価を引き上げた教育事業のピアソン(+3.66%)も上げている。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(+2.08%)や銀行のバークレイズ(+1.78%)なども高い。一方、航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(-3.80%)や貴金属のフレスニーヨ(-3.01%)、エンデバー・マイニング(-1.8%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.91%高の23,864.67で寄り付き、現在は0.88%高の23,857.36近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、2銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。スポーツ用品のアディダス(+3.80%)や自動車のポルシェ(+3.60%)、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+2.86%)などが高い。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-3.89%)やコメルツ銀行(-0.52%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.74%高の7,613.35で寄り付き、現在は1.40%高の7,663.20近辺。指数構成全40銘柄中、36銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。電気機器のシュナイダーエレクトリック(+4.24%)やファッション・アパレルのケリング(+3.60%)、電気機器のルグラン(+3.47%)などが上げている。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.12%)やホテルのアコー(-0.29%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-0.19%)などは安い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/27 07:36 <IGM>欧州株式 英独が反発 仏はほぼ横ばい
    <IGM>欧州株式 英独が反発 仏はほぼ横ばい
    26日の欧州株は英独が反発し、仏はほぼ横ばいとなった。イスラエルとイランの停戦状態が維持されており、投資家心理の改善につながった。米金融政策への政治干渉を受けたドルの信認低下で、ユーロとポンドはいずれも2021年以来の高値を更新し、海外の事業比率が高い多国籍銘柄は売られた。NATO諸国が2035年までに国防費をGDPの5%に引き上げることで合意したことは、引き続き防衛関連株の堅調につながった。
    英FTSE100は反発し、前日比16.85ポイント(0.19%)高の8735.60で引けた。100銘柄中、上昇は71銘柄、下落は28銘柄、1銘柄は変わらずであった。銅相場高で買われた鉱業株は、前日下落率3位のアングロ・アメリカン(+6.88%)、アントファガスタ(+6.03%)、グレンコア(+5.45%)が上昇率トップ3を独占した。ゴールドマンサックスが投資判断を引き上げたオンライン賭博エンテイン(+5.24%)最大株主であるオランダのディスカウントストア・アクションの既存店売上高が予想を上回ったベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(+4.79%)、前日上昇率2位のJDスポーツファッション(+4.18%)も大幅高。一方、日用品ユニリーバ(-2.53%)、配当落ちのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-2.10%)は急落し、医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-1.82%)も下げた。
    独DAX40も反発し、同150.97ポイント(0.64%)高の23649.30で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は14銘柄、1銘柄は変わらずであった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+7.28%)は連日の上昇率トップとなり、バイオテクノロジーのキアゲン(+2.74%)、航空機エアバス(+2.56%)も急伸した。医療機器ザルトリウス(+1.92%)、化学品卸売ブレンタグ(+1.56%)、ドイツ証券取引所(+1.43%)はしっかり。一方、スポーツ用品アディダス(-2.49%)は急落し、幅広く売られた自動車株はフォルクスワーゲン(-1.50%)、メルセデス・ベンツ・グループ(-1.44%)も軟調。
    仏CAC40は小幅続落し、同0.85ポイント(0.01%)安の7557.31で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は17銘柄であった。JPモルガンが目標株価を引き下げた小売カルフール(-7.81%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-2.94%)、自動車部品ミシュラン(-2.27%)は急落した。前日下落率2位の化粧品ロレアル(-1.78%)、高級ブランドLVMH(-1.63%)と同エルメス・インターナショナル(-1.41%)も軟調。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+6.30%)は急伸し、防衛・電子機器タレス(+2.97%)は連日の上昇率2位となった。航空機エアバス(+2.66%)も大幅高。
    (経済指標)                             (発表値)
    独7月消費者信頼感指数                    -20.3(6月は-20.0)

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  • 2025/6/26 17:42 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅続落、独仏は反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅続落、独仏は反発して始まる
    26日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小幅続落、独仏株は小幅反発して始まった。寄り付き後は時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることが下支えになっているが上値は重い。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.15%安の8,705.50。現在は0.01%高の8,719.29近辺。指数構成全100銘柄中、62銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+3.11%)や貴金属のフレスニーヨ(+2.50%)、ベンチャーキャピタルの3iグループ(+2.15%)などが上げている。一方、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(-1.97%)やエンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-1.77%)、配当落ちのたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-1.71%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.47%高の23,609.30で寄り付き、現在は0.54%高の23,626.12近辺。指数構成全40銘柄中、35銘柄が値上がり、5銘柄が値下がり。医薬品製造機器のザルトリウス(+3.93%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+3.08%)などが高い。一方、自動車のメルセデス・ベンツグループ(-0.77%)やソフトウェアのSAP(-0.32%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.38%高の7,587.24で寄り付き、現在は0.10%高の7,565.40近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+5.17%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.86%)などが上げている。一方、スーパーのカルフール(-5.02%)やタイヤのミシュラン(-1.77%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/6/26 08:02 <IGM>欧州株式 反落 買い先行も中東和平の持続に不透明感 防衛関連株は堅調
    <IGM>欧州株式 反落 買い先行も中東和平の持続に不透明感 防衛関連株は堅調
    25日の欧州株は反落した。イスラエルとイランの停戦を好感する買いが先行したが、合意がこのまま継続されて終戦に至るかは不透明であり、英国は午前中盤、独は取引序盤、仏は午前終盤にマイナスに転じた。NATO首脳会議が2035年までに国防費をGDPの5%に引き上げることで合意したため、防衛関連株は幅広く買われた。
    英FTSE100は反落し、前日比40.24ポイント(0.46%)安の8718.75と5月29日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は38銘柄、下落は62銘柄であった。広告WPP(-3.26%)はバークレイズの投資判断引き下げで急落し、前日上昇率2位の格安航空イージージェット(-2.56%)、鉱業アングロ・アメリカン(-2.41%)、住建バークリーズ・グループ・ホールディングス(-2.20%)、特殊化学クローダ・インターナショナル(-2.19%)、飲料コカ・コーラHBC(-2.18%)も急落した。一方、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+10.75%)は2015年6月以来の水準に急騰した。2025年の増収増益を発表するとともに、中期の事業見通しを上方修正した。前日上昇率トップのJDスポーツファッション(+2.27%)、鉱業フレスニロ(+2.06%)も大幅高となった。
    独DAX40も反落し、同143.25ポイント(0.61%)安の23498.33で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は31銘柄であった。コメルツ銀行(-5.68%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-3.00%)、化学シムライズ(-2.87%)、自動車ポルシェ(-2.86%)、化学BASF(-2.33%)、不動産ヴォノヴィア(-2.19%)が急落した。一方、前日下落率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.08%)は急反発に転じ、同上昇率トップの建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+1.78%)と同上昇率3位の発送電技術シーメンス・エナジー(+1.40%)は続伸した。
    仏CAC40も反落し、同57.83ポイント(0.76%)安の7558.16で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は29銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の食品ダノン(-2.32%)化粧品ロレアル(-2.05%)、高級ブランドのケリング(-2.03%)が急落し、酒造ペルノ・リカール(-1.95%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.94%)、高級ブランドLVMH(-1.93%)も安い。一方、自動車ステランティス(+3.09%)は急伸し、前日下落率トップの防衛・電子機器タレス(+1.93%)、同上昇率トップのホテルチェーンのアコー(+1.29%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/6/25 17:21 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続伸して始まる
    25日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅続伸して始まった。引き続きイランとイスラエルの停戦合意でリスク回避的地合いが後退したことが相場底堅さをもたらしている。もっとも前日も同じ要因で上昇しており、上値を積極的に買う動きは見られず、寄り付き後は伸び悩み気味となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.04%高の8,762.49。現在は0.29%高の8,784.80近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。2025年度の堅調な業績と中期業績見通しを上方修正した航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+11.62%)が大幅高。資源商社のグレンコア(+2.04%)や航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+1.74%)なども上げている。一方、広告のWPP(-1.03%)や教育事業のピアソン(-0.90%)、飲料のコカ・コーラHBC(-0.94%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.30%高の23,713.24で寄り付き、現在は0.03%高の23,647.82近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(+2.34%)や医薬品製造機器のザルトリウス(+1.73%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+0.79%)などが上げている。一方、郵便のドイツポスト(-1.64%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.13%)、化学のBASF(-0.82%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.19%高の7,630.34で寄り付き、現在は0.24%高の7,634.40近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。自動車のステランティス(+3.83%)やホテルのアコー(+2.03%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.42%)などが高い。一方、ファッション・アパレルのケリング(-0.81%)や化粧品のロレアル(-0.55%)、銀行のソシエテ・ジェネラル(-0.52%)などは下げている。

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  • 2025/6/25 07:53 <IGM>欧州株式 上昇 イスラエル/イランの完全停戦への期待感で
    <IGM>欧州株式 上昇 イスラエル/イランの完全停戦への期待感で
    24日の欧州株は上昇した。トランプ米大統領がイスラエルとイランが完全な停戦で合意したと発表し、中東発の地政学的リスクへの警戒感が和らいだ。NZのみが下落したアジア・オセアニアの堅調な流れを引き継ぎ、欧州株は北欧3ヶ国とデンマーク、ロシア以外が上昇したが、英国は比重が大きい石油株と鉱業株が下げたため、ほぼ横ばいの低パフォーマンスにとどまった。
    英FTSE100は小幅ながら4日ぶりに反発し、前日比0.95ポイント(0.01%)高の8758.99で引けた。100銘柄中、上昇は70銘柄、下落は29銘柄、1銘柄は変わらずであった。JDスポーツファッション(+6.77%)は直近の10日間のうちの9日間で下げた後の値ごろ感で急速に買い戻された。原油安を受けた燃料コスト低下への思惑が追い風となった航空株は、前日下落率3位のイージージェット(+6.40%)とインターナショナル・エアラインズ・グループ(+6.09%)が急伸した。銀行株はバークレイズ(+4.66%)と前日下落率トップのナットウエスト・グループ(+3.14%)の好調が目立ち、資産運用インターミディエイト・キャピタル・グループ(+3.98%)も大幅高。一方、前日上昇率トップの金鉱エンデバー・マイニング(-6.11%)が急反落し、石油BP(-4.78%)、航空宇宙・防衛BAEシステムズ(-4.20%)も大幅安となった。
    独DAX40は反発し、同372.57ポイント(1.60%)高の23641.58で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は8銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+6.07%)はバンカメ・グローバル・リサーチの目標株価引き上げで急伸し、ドイツ銀行(+5.34%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+4.35%)、自動車フォルクスワーゲン(+3.56%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.52%)、化学BASF(+3.05%)も大幅高。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-3.10%)、中核のタイヤ事業の2025年12月期の利益率見通しを下方修正した自動車部品コンチネンタル(-2.94%)、郵便ドイツ・ポスト(-2.16%)は大幅安。
    仏CAC40も反発し、同78.42ポイント(1.04%)高の7615.99で引けた。40銘柄中、上昇は35銘柄、下落は5銘柄であった。中東発の地政学的リスクの低下による需要回復の思惑で、ホテルチェーンのアコー(+6.26%)、硝子サンゴバン(+4.42%)、前日上昇率2位のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+4.13%)、銀行BNPパリバ(+3.15%)、前日下落率2位の自動車ステランティス(+3.15%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+3.02%)が急伸した。一方、防衛・電子機器タレス(-3.57%)、石油トタルエナジーズ(-3.28%)は急落し、食品ダノン(-0.20%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独6月IFO企業景況感指数                    88.4(5月は87.5)

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  • 2025/6/24 17:22 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    24日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。イランによる米国への報復攻撃は限定的なものとなり、その後、トランプ米大統領がイランとイスラエルの停戦合意を発表したことから、中東情勢の悪化懸念が緩和し、リスク回避的地合いが後退し、買い先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.68%高の8,818.01。現在は0.46%高の8,798.58近辺。指数構成全100銘柄中、81銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。中東情勢の緊張緩和期待や原油安を受けて、航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+6.93%)や格安航空のイージージェット(+6.40%)が買われており、イベント・情報サービスのインフォーマ(+3.34%)や銀行のバークレイズ(+2.89%)なども上げている。一方、原油安で石油のBP(-4.71%)やシェル(-3.54%)は売られ、金鉱のエンデバー・マイニング(-2.63%)や航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-2.37%)なども安い。
    独DAX40指数は前日比1.81%高の23,689.19で寄り付き、現在は1.52%高の23,621.79近辺。指数構成全40銘柄中、36銘柄が値上がり、4銘柄が値下がり。セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+7.12%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.78%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+3.01%)などが高い。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-3.16%)や電力のRWE(-1.26%)、エーオン(-1.14%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比1.58%高の7,656.54で寄り付き、現在は1.44%高の7,646.46近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり。ホテルのアコー(+4.68%)やガラス・建材のサンゴバン(+4.38%)、自動車のステランティス(+3.27%)などが上げている。一方、石油のトタルエナジーズ(-3.41%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.60%)などは下げている。

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  • 2025/6/24 07:52 <IGM>欧州株式 下落 イランの報復行動待ちで新規の持ち高形成敬遠される
    <IGM>欧州株式 下落 イランの報復行動待ちで新規の持ち高形成敬遠される
    23日の欧州株は下落した。米国が核施設を攻撃したイランのホルムズ海峡封鎖を含めた報復行動の内容を確かめたいとのムードが強く、新規の持ち高形成が敬遠された。
    英FTSE100は3日続落し、前営業日比16.61ポイント(0.19%)安の8758.04と5月29日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は61銘柄、3銘柄は変わらずであった。銀行ナットウエスト・グループ(-2.43%)、製紙モンディ(-2.42%)が急落し、中東情勢の緊迫化を受けた原油の先高観による燃料コスト増加への警戒感で、航空イージージェット(-2.39%)も大幅安となった。小売マークス・アンド・スペンサー(-2.18%)、衣料品・食品アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ(-2.12%)も急落した。一方、金鉱エンデバー・マイニング(+3.06%)と同フレスニロ(+2.56%)は急伸し、地政学的リスクが浮上する際に資金逃避先として選好されるケースが多い公益株は送電ナショナル・グリッド(+2.67%)の堅調が目立った。
    独DAX40は反落し、同81.54ポイント(0.35%)安の23269.01で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。ミュンヘン再保険(-3.05%)はモルガンスタンレーの投資判断引き下げで急落し、前日下落率3位の医療機器ザルトリウス(-2.48%)、化学品卸売ブレンタグ(-2.29%)も大きく下げた。郵便ドイツ・ポスト(-1.80%)、前日下落率トップの医薬品バイエル(-1.69%)も安い。一方、電力RWE(+1.70%)と前日上昇率2位の同エーオン(+1.12%)が高く、通信ドイツ・テレコム(+1.61%)も堅調。
    仏CAC40も反落し、同52.09ポイント(0.69%)安の7537.57で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は28銘柄、2銘柄は変わらずであった。工業用ガスのエア・リキード(-2.33%)、自動車ステランティス(-2.25%)、前日上昇率2位の保険アクサ(-2.04%)は大幅安となり、前日上昇率3位の高級ブランドのケリング(-1.97%)、銀行BNPパリバ(-1.64%)、化粧品ロレアル(-1.63%)も安い。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.16%)、下落率トップを3日間継続中のビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+1.01%)、電力・ガスのエンジー(+0.95%)は堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英6月製造業景気指数(速報値)            47.7(5月は46.4)
    英6月サービス業景気指数(速報値)        51.3(5月は50.9)
    独6月製造業景気指数(速報値)            49.0(5月は48.3)
    独6月サービス業景気指数(速報値)        49.4(5月は47.1)
    仏6月製造業景気指数(速報値)            47.8(5月は49.8)
    仏6月サービス業景気指数(速報値)        48.7(5月は48.9)
    ユーロ圏6月製造業景気指数(速報値)      49.4(5月は49.4)
    ユーロ圏6月サービス業景気指数(速報値)  50.0(5月は49.7)

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  • 2025/6/23 17:15 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    23日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。米国がイランの核施設を攻撃し、イランが米国に対して報復する姿勢を示すなど、中東情勢の一段の緊迫化でリスク回避的な動きが優勢となった。もっとも寄り付き後に売りは目立たず、時間外取引で米株価指数先物が持ち直している影響もあり、下げ渋る動きとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.42%安の8,737.80。現在は0.16%安の8,760.33近辺。指数構成全100銘柄中、22銘柄が値上がり、77銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。格安航空のイージージェット(-1.85%)や通信のボーダフォングループ(-1.70%)、トイレタリー用品等のレキット・ベンキーザー(-1.68%)などが下げている。一方、石油のBP(+1.30%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+1.27%)、食品サービスのコンパス・グループ(+1.13%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.46%安の23,242.90で寄り付き、現在は0.12%安の23,323.01近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ミュンヘン再保険(-2.02%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.99%)、医薬品製造機器のザルトリウス(-1.59%)などが安い。一方、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.66%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(+0.99%)、電力のRWE(+0.91%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.52%安の7,549.92で寄り付き、現在は0.28%安の7,568.30近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。産業用ガスのエア・リキード(-2.19%)や自動車のステランティス(-1.66%)、ファッション・アパレルのケリング(-0.93%)などが下げている。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+0.91%)や石油のトタルエナジーズ(+0.62%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+0.60%)などはしっかり。

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  • 2025/6/23 07:23 <IGM>欧州株式 英国は小売売上高の急減で続落 独仏は反発
    <IGM>欧州株式 英国は小売売上高の急減で続落 独仏は反発
    20日の欧州株は英国が続落する一方、独仏は反発した。米国が週末にイランを攻撃する可能性が低下したことが下支え要因となったが、英国は5月小売売上高が市場予測の4倍強のマイナス幅を記録したことや、時価総額が大きい医薬品株と石油株の下落が重荷になった。
    英FTSE100は続落し、前日比17.15ポイント(0.20%)安の8774.65で引けた。中東情勢を巡る緊張が緩和したため、午後中盤までプラス圏で推移するとともに、下落した銘柄よりも上昇した銘柄の数が上回った。100銘柄中、上昇は52銘柄、下落は48銘柄であった。通期の税引き前利益が5%減となった住建バークリー・グループ・ホールディングス(-8.19%)が急落し、医薬品GSK(-2.27%)、前日上昇率2位の石油BP(-2.10%)も急落した。品質保証インターテック・グループ(-1.86%)、RBCが投資判断を引き下げた上下水道ユナイテッド・ユーティリティーズ(-1.71%)、医薬品アストラゼネカ(-1.52%)も軟調。一方、航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+3.59%)は3日続けて上昇率トップとなり、銀行スタンダード・チャータード(+2.26%)、資産運用シュローダーズ(+1.50%)も上げた。
    独DAX40は4日ぶりに反発し、同293.17ポイント(1.27%)高の23350.55で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。航空機エアバス(+3.56%)、電力エーオン(+2.60%)、前日下落率2位の建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.36%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.12%)、保険アリアンツ(+2.04%)、コメルツ銀行(+2.02%)が大幅高となった。下落したのは、医薬品バイエル(-0.91%)、化学シムライズ(-0.60%)、前日上昇率トップの医療機器ザルトリウス(-0.56%)、化学品卸売ブレンタグ(-0.07%)のみ。
    仏CAC40も4日ぶりに反発し、同36.21ポイント(0.48%)高の7589.66で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は10銘柄であった。航空機エアバス(+3.55%)、保険アクサ(+2.45%)、高級ブランドのケリング(+2.36%)、ホテルチェーンのアコー(+2.21%)、防衛・電子機器タレス(+1.42%)はいずれも反発した。一方、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-4.05%)は3日連続の下落率トップ、4日連続の騰落率トップと荒い値動きが続いた。コンサルティングのキャップジェミニ(-2.41%)も大幅に続落し、前日上昇率3位のビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-0.63%)も安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    英5月小売売上高・前月比                  -2.7%(4月は+1.3%)
    ユーロ圏6月消費者信頼感指数(速報値)    -15.3(4月は-15.2)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]

・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス

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