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  • 2025/11/6 14:06 <NQN>◇東証14時 日経平均は再び5万1000円台 一部半導体株が上げ拡大
    <NQN>◇東証14時 日経平均は再び5万1000円台 一部半導体株が上げ拡大
     6日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げ、前日比700円あまり高い5万0900円台後半で推移している。午前は急伸で始まった後は伸び悩んでいたが、後場は買いの勢いが増して節目の5万1000円を再び上回る場面がある。半導体株への資金流入が目立ち、ディスコやルネサスなど一部の関連銘柄が後場にきょうの高値を付けた。

     商社や銀行といったバリュー(割安)株も買われ、相場全体を押し上げている。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが円建て債の発行を準備していることが6日、明らかになった。バークシャーは日本の商社株を買い増す意向を示してきたことから、住友商など大手に思惑的な買いが入っている面がある。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆7099億円、売買高は19億2527万株だった。

     コニカミノルとダイキンが大幅高となっている。三井金属も高い。一方、キーエンスやイオン、川崎汽は安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び上げ幅拡大 先物に断続的な買い
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び上げ幅拡大 先物に断続的な買い
     6日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び上げ幅を拡大し、前日比700円ほど高い5万0900円程度で推移している。前日の米株式相場の上昇を受けた半導体株などへの買いが継続している。朝高後は伸び悩んでいたが、昼休み中に日経平均先物に海外投機筋とみられる断続的な買いが入ったのをきっかけに、日経平均も前場終値(5万0768円)に比べて強含む展開となっている。

     昼休み中に2026年3月期(今期)の純利益見通しを下方修正した郵船が、後場に入り売りが膨らんでいる。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約290億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆7866億円、売買高は16億1891万株だった。

     レーザーテクや日立、日本取引所が高い。一方、エプソンとメルカリ、大林組は安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 11:46 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米株高で押し目買い、朝高後は伸び悩み
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米株高で押し目買い、朝高後は伸び悩み
     6日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比556円62銭(1.11%)高の5万0768円89銭だった。5日の米株式市場でハイテク株を中心に買われた流れを日本株も引き継いだ。日経平均は前日まで大きく下げた反動もあって短期筋の押し目買いが膨らみ、朝方には上げ幅を1000円あまりに広げる場面があった。ただ、相場の過熱感は引き続きくすぶっており、朝高後はやや伸び悩んだ。

     米民間雇用サービス会社ADPが5日に発表した10月の全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比4万2000人増と市場予想(2万2000人増)を上回り、市場が警戒するほど雇用が悪化しているわけではないとの見方が広がった。一方で米連邦準備理事会(FRB)が12月も利下げを続けるとの観測は崩れていない。金融緩和が米景気を支え、株価を押し上げるとの見方は根強く、日本株にも根強い先高観を背景にした買いが改めて流入した。

     日経平均は上げ幅を380円あまりまで縮める場面があった。前日の米半導体株高を受けて高く始まった東エレクやアドテストの上値が重かった。個人投資家の人気が高いソフトバンクグループ(SBG)は5%あまり上昇した後に下げに転じた。半導体関連株の戻りの鈍さは投資家心理の重荷になった。

     日経平均は日足チャート上で、長期的なトレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率が前日時点で24.6%と、「買われすぎ」の目安とされる20%をなお上回っている。海外投機筋を中心に上値追い意欲は強い一方、国内を中心に戻り待ちの売りを出す投資家も多いようだ。

     東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは34.50ポイント(1.06%)高の3302.79だった。JPXプライム150指数は反発し、15.10ポイント(1.05%)高の1448.82で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆3744億円、売買高は13億3348万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は997。値下がりは548、横ばいは70だった。

     トヨタや第一三共、ファストリが上げた。決算発表したコニカミノルが急伸した。一方、ソシオネクスや良品計画、東宝は下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 10:06 <NQN>◇東証10時 日経平均は伸び悩み ソフトバンクGが一時下げる
    <NQN>◇東証10時 日経平均は伸び悩み ソフトバンクGが一時下げる
     6日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比600円ほど高い5万0800円前後で推移している。朝方は上げ幅を1000円あまりに拡大したが、その後は上値の重さが目立っている。前日の米株式相場の上昇を受けた押し目買いが先行したが、相場全体の過熱を警戒する雰囲気はくすぶっており、戻り待ちの売りを出す投資家も多いようだ。

     東エレクやルネサスが高く始まったものの、買い一巡後は上値が重い。個人投資家が活発に売買するソフトバンクグループ(SBG)は朝方に5%あまり上昇した後、下げに転じる場面があった。

     日経平均は10月に7478円高と歴史的な上昇となった。前日までの2日間で2000円あまり下げたが、引き続き過熱感は残っている。日足チャート上で、日経平均は長期的なトレンドを示す200日移動平均からの上方乖離(かいり)率が前日時点で24.6%と、「買われすぎ」の目安とされる20%をなお上回っている。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1907億円、売買高は9億1932万株だった。

     コマツやソニーG、住友商が買われている。一方、ソシオネクスとIHIは下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 09:21 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発で始まる 一時1000円高、米株高で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発で始まる 一時1000円高、米株高で
     6日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まった。上げ幅は1000円あまりに達する場面があり、5万1000円前後で推移している。米国の雇用指標が底堅い結果となり、労働市場が急速な悪化を避けられるとの見方から5日の米株式相場はハイテク株を中心に上昇した。日経平均は前日まで大きく下げていたこともあり、米株高を受けた短期筋の買いで主力株は軒並み高となっている。

     米民間雇用サービス会社ADPが5日に発表した10月の全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比4万2000人増と市場予想(2万2000人増)を上回り、市場が警戒するほど雇用が悪化しているわけではないとの見方が広がった。一方で米連邦準備理事会(FRB)が12月も利下げを続けるとの観測は崩れていない。金融緩和が米景気を支えるとの見方も根強く、株式市場では買い安心感が改めて広がっている。

     日経平均は前日に1284円安と大きく下げた。10月に月間で7478円高と歴史的な上昇となった反動で利益確定売りが膨らんだ。市場では「日本株の中長期的な先高観は崩れておらず、下げたところでは主力株を中心に押し目買いが入りやすい」(アイザワ証券の三井郁男ファンドマネージャー)との声が聞かれる。

     前日の米株式市場でアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上昇が目立ち、東京市場でも東エレクやアドテストが上昇している。ソフトバンクグループ(SBG)も高い。傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが5日に発表した四半期決算が市場予想を上回る内容だった。

     東証株価指数(TOPIX)は反発している。

     トヨタや任天堂、三井住友FGが上昇している。一方、JR東海やニトリHDが下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 15:54 <NQN>◇東証大引け 日経平均は大幅続落、1284円安 半導体関連に売り 一時5万円割れ
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は大幅続落、1284円安 半導体関連に売り 一時5万円割れ
     5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、終値は前日比1284円93銭(2.50%)安の5万0212円27銭だった。人工知能(AI)関連銘柄の割高感が意識され、前日の米市場でハイテク株に売りが広がった。東京市場でも朝方からハイテクや半導体関連株に売りが先行した。日経平均の下げ幅は一時2400円を超え、心理的な節目の5万円を下回った。

     前日の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が2%安、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%安となった。AI銘柄とされるデータ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズが急落し、投資家心理を冷やした。東京市場では朝方からアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)などが売られ、日経平均を押し下げた。

     午前に4万9000円台まで下げた日経平均は午後に下げ渋った。これまでの相場上昇に乗り遅れていた投資家が押し目買いを入れたとの指摘があった。決算発表が相次ぐなか、昼に今期業績見通しの上方修正を発表した三井物や大林組が後場に上昇に転じた。注目されていたトヨタが午後の決算発表後に下げ幅を広げる場面があったが、市場全体への影響は限定的だった。

     東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「AIや半導体関連は期待が先行しすぎた面があり、当面は調整が入る可能性がある。今後はバリュー(割安)株などに注目が移っていくのではないか」とみていた。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は41.85ポイント(1.26%)安の3268.29だった。JPXプライム150指数は続落し、19.32ポイント(1.33%)安の1433.72で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で9兆582億円、売買高は34億4287万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1145。値上がりは420、横ばいは50だった。

     TDKや日立建機、フジクラが下げた。一方、任天堂や日ハムが上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 14:07 <NQN>◇東証14時 日経平均は軟調 トヨタの決算発表控え様子見も
    <NQN>◇東証14時 日経平均は軟調 トヨタの決算発表控え様子見も
     5日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調で、前日比1550円ほど安い4万9900円台半ばで推移している。引き続き半導体関連株を中心に幅広い銘柄に売りが広がっている。一方、好業績を発表した銘柄への買いが相場を下支えしている。市場の関心が高いトヨタの決算発表を14時25分に控え、様子見姿勢も強まっている。
     
     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で6兆4093億円、売買高は23億4868万株だった。

     日東電やSMC、安川電が下落している。一方、住友ファーマや清水建が午後に一段高。JTも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅縮小 5万円台に 好業績銘柄に買い
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ幅縮小 5万円台に 好業績銘柄に買い
     5日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮め、前日比1400円ほど安い5万0100円前後で推移している。前日の米ハイテク株安を受けて引き続き国内の半導体関連株が軒並み下落している。半面、決算発表が相次ぐなか業績見通しを上方修正した銘柄などに買いが入り、相場の下値を支えている。

     きょう正午に2026年3月期の業績見通しを上方修正した三井物と大林組が後場に上昇に転じ、上げ幅を広げている。市場では「ここまで発表された決算はおおむね順調。米関税政策の影響も想定より大きくなく、印象は悪くない」(国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれた。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約3101億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で5兆623億円、売買高は19億2849万株だった。

     信越化が下げ幅を広げている。日東電やリクルートも安い。一方、ヤマハやJALが高い。JR東海は午後一段高。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 11:55 <NQN>◇東証前引け 日経平均は2300円安 5万円割れ 米ハイテク株安が波及
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は2300円安 5万円割れ 米ハイテク株安が波及
     5日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、午前終値は前日比2393円15銭(4.65%)安の4万9104円05銭だった。前日の米株式相場でハイテク株が売られた流れを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に売りが広がった。下げ幅は一時2400円を超えた。
     
     前日の米株式市場では人工知能(AI)関連銘柄の割高感が意識され、ハイテク株を中心に売られた。AI銘柄とされるデータ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズが大幅に下げたほか、米半導体大手エヌビディアも下落した。ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は2%安、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%安となった。米ハイテク株安の流れを受け、東京市場でも東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が売られ、3銘柄で日経平均を1500円程度押し下げた。

     三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「日経平均は10月に月間で7000円を超えて上昇するなど、AIや半導体がけん引する形で急伸した。調整するのは想定内で、今後も上下動を繰り返しながら5万円台を定着していくのではないか」との見方を示した。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは107.58ポイント(3.25%)安の3202.56だった。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で4兆4002億円、売買高は16億912万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1478と、全体のおよそ9割が下落した。値上がりは122、横ばいは13だった。

     TDKやイビデン、ディスコが下げた。一方、ニトリHDや日精工、塩野義は上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 10:14 <NQN>◇東証10時 日経平均は5万円割れ 1500円安 ソフトバンクGなどが安い
    <NQN>◇東証10時 日経平均は5万円割れ 1500円安 ソフトバンクGなどが安い
     5日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比1500円ほど安い4万9900円台後半で推移している。前日の米ハイテク株安の流れを引き継ぐ形で、アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクなど半導体や人工知能(AI)関連株に売りが膨らんでいる。3銘柄で日経平均を1000円程度押し下げている。

     5日は他のアジア市場も地合いが悪化。韓国株式市場では総合株価指数(KOSPI)が前日比で4%を超える大幅な下落となっている。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「これまで期待先行で買われてきたAI銘柄だが、急ピッチで上昇してきた反動で世界的にいったん調整が起きている」と指摘した。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4541億円、売買高は9億4912万株だった。

     ファナックや日立建機、トヨタが安い。一方、豊田通商や日ハムや中外薬は上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 09:22 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 1100円安 半導体関連に売り
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続落 1100円安 半導体関連に売り
     5日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日に比べ1000円ほど安い5万0500円近辺で推移している。前日の米ハイテク株安の流れを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に売りが先行している。日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。
     
     前日の米株式市場では人工知能(AI)関連銘柄の割高感が意識され、ハイテク株を中心に売りが広がった。AI銘柄とされるデータ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズが終値で8%近く下げた。ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は2%安、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%安となった。こうした動きを引き継ぎ、東京市場では東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)などに売りが先行している。

     半面、決算発表を受けた個別株物色への動きが活発化している。前日に決算を発表した任天堂は前日比8.1%高で寄りつき、その後も上げ幅を広げている。

     東証株価指数(TOPIX)は続落している。

     フジクラやディスコ、レーザーテクが下落している。一方、ファストリやコナミG、バンナムHDが上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 15:56 <NQN>◇東証大引け 日経平均、4日ぶり反落 914円安 過熱感、ソフトバンクG大幅安
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、4日ぶり反落 914円安 過熱感、ソフトバンクG大幅安
     4日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前週末比914円14銭(1.74%)安の5万1497円20銭だった。節目の5万2000円を割り込み、この日の安値で終えた。前週末までの3日間で2200円近く水準を切り上げて最高値圏にあったこともあり、相場の過熱感を意識した売りが出やすかった。午後の外国為替市場で円相場が1ドル=153円台と円高・ドル安方向に進んだのも重荷だった。日経平均は後場に下げ足を速めた。

     日経平均は歴史的な上昇が続き、10月月間では7478円(16.64%)高と、月間の上げ幅としては過去最大となった。市場では「年金基金など機関投資家からは含み益のある株式を売却して利益を出すため、持ち高調整の売りが膨らみやすかった」(外資系証券トレーダー)との声が聞かれた。日本時間4日の取引で米株価指数先物が軟調だったのも相場を下押しした。

     午前に相場の上昇を見込んで買い持ち高を積み増していた海外短期筋は午後に損失覚悟の売りを出していたとみられ、短期筋の売りを巻き込む形で日経平均は下げ幅を広げた。とくに足元の株高をけん引してきたハイテク株の一角の下げが目立ち、ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、スクリンなどが売られた。

     日経平均は午前の取引では上昇に転じる場面もあった。2025年4~9月期の決算発表が本格化し、材料の出た個別銘柄を物色する動きが旺盛で、東エレクやファナック株の上昇が相場を支えた。人工知能(AI)向け半導体の需要増加が追い風になった東エレクは26年3月期の純利益予想を引き上げた。ファナックは26年3月期の純利益が一転して増益になると発表。市場予想も上回り、好感された。

     東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は21.69ポイント(0.65%)安の3310.14だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反落し、16.71ポイント(1.14%)安の1453.04で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で8兆7044億円、売買高は30億5738万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は716。値上がりは852、横ばいは47だった。

     ファストリやリクルートが安い。商船三井や三菱商が下落した。ソシオネクスやフジクラが売られた。一方、レーザーテクや住友電が高い。アステラスや住友ファーマが上昇した。SMCやホンダが買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 14:09 <NQN>◇東証14時 日経平均、軟調 ソフトバンクGが下げ拡大
    <NQN>◇東証14時 日経平均、軟調 ソフトバンクGが下げ拡大
     4日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調。前週末比310円ほど安い5万2100円近辺で推移している。日経平均はこのところ急ピッチで株価水準を切り上げ、最高値圏にあるため、引き続き相場の過熱感を意識した売りに押されている。ソフトバンクグループ(SBG)が後場に一段安となるなど、足元の株高をけん引してきたハイテク株の一角が売られていることも重荷になっている。

     高市早苗政権が重視する成長戦略を議論する日本成長戦略本部が4日に始動した。同日午後には高市首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が衆院本会議で始まった。首相にとっては就任後初めての国会論戦となるが、「株式市場ではすでに(政策の内容そのものよりも)高市首相の政策の実行力に関心が移っている」(国内証券ストラテジスト)との声は多く、現時点で市場の反応は限られている。 

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で5兆7199億円、売買高は20億8641万株だった。

     アドテストやスクリン、ソシオネクスが安い。ファストリやリクルート、第一三共が下落した。一方、東エレクやファナックが高い。レーザーテクや住友電、住友ファーマが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 12:49 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、再び下げ拡大 米株先物の下落も重荷
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、再び下げ拡大 米株先物の下落も重荷
     4日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再び下げ幅を拡大し、前週末比200円ほど安い5万2200円台前半で推移している。日経平均は前週末まで3日続伸し、急ピッチで株価水準を切り上げていたとあって高値警戒感は強く、主力株には利益確定売りが優勢になっている。日本時間午後の取引で米株価指数先物が下落していることも重荷となっている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約26億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆7225億円、売買高は16億8985万株だった。

     商船三井が後場に急落した。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、スクリンが引き続き安い。ファストリやリクルートが下落している。一方、東エレクやファナックが高い。レーザーテクや住友電が上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 11:56 <NQN>◇東証前引け 日経平均、反落 過熱感強く 好決算銘柄には買いも
    <NQN>◇東証前引け 日経平均、反落 過熱感強く 好決算銘柄には買いも
     4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比50円20銭(0.10%)安の5万2361円14銭だった。下げ幅は一時300円を超えた。日経平均は前週末まで3日続伸し、この期間に2200円近く水準を切り上げた。相場の過熱感を意識した売りが出やすかった。好決算を発表した主力株の一角には買いが入り、日経平均は上昇する場面も目立った。

     日経平均は歴史的な上昇が続いている。10月の月間の上昇幅は7478円(16.64%)と過去最大だった。月間で上昇して終えたのは7カ月連続。高値警戒感が強く、足元の株高をけん引してきたアドテストやソフトバンクグループ(SBG)をはじめ、幅広い銘柄に売りが優勢だった。3日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落したことも重荷だった。

     一方、2025年4~9月期の決算発表が本格化し、材料の出た個別銘柄を物色する動きが旺盛で、日経平均は一時上昇に転じた。ファナックは10月31日、26年3月期の純利益が一転して増益になると発表。市場予想も上回り、好感する買いが集まった。東エレクは26年3月期の純利益予想を引き上げた。人工知能(AI)向け半導体の需要増加が追い風になった。前引け時点で東エレク1銘柄で日経平均を136円押し上げた。

     大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「米関税政策の影響が懸念された今期業績は為替の円安や企業のコスト削減策が奏功する形で良い方向になりつつある」と話す。そのうえで、高市早苗首相の経済政策への期待が海外投資家の資金流入につながっているとし、当面は下値は限定的との見方も示した。4日には高市首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が衆院本会議で始まる。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは12.65ポイント(0.38%)高の3344.48だった。JPXプライム150指数は続伸した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で4兆2546億円、売買高は14億1517万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は489。値上がりは1085、横ばいは40だった。

     ファストリやリクルートが安い。スクリンやソシオネクスが下落した。TDKやコナミGが売られた。一方、レーザーテクや住友電が高い。住友ファーマやアステラスが上昇した。SMCや村田製、トヨタが買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 10:16 <NQN>◇東証10時 日経平均、上昇に転じる ファナックなど好決算銘柄に買い
    <NQN>◇東証10時 日経平均、上昇に転じる ファナックなど好決算銘柄に買い
     4日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇に転じ、前週末比50円ほど高い5万2400円台後半で推移している。前週末10月31日に付けた最高値(5万2411円)を上回っている。2025年4~9月期の決算発表が本格化しており、良好な内容の決算を発表した銘柄が買われている。もっとも日経平均は最高値圏にあり、相場の過熱感を警戒した売りも続いており、一進一退となっている。

     4日の東京市場ではファナックや東エレクなど決算発表銘柄の上昇が目立つ。ファナックは10月31日、26年3月期の純利益が一転して増益になると発表したほか、市場予想も上回った。東エレクは26年3月期の純利益予想を引き上げ、大量の買いを集めた。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7208億円、売買高は9億3753万株だった。

     レーザーテクや住友電、フジクラが高い。住友ファーマやアステラス、アルプスアルが上昇した。一方、アドテストやソフトバンクグループ(SBG)が安い。ファストリやリクルート、スクリンが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 09:26 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、一時300円安 高値警戒、東エレクなど支え
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、一時300円安 高値警戒、東エレクなど支え
     東証寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まり、前週末に比べ320円ほど安い5万2100円前後で推移している。東京市場が祝日だった3日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、東京市場でも利益確定売りが出た。日経平均は前週末まで3日続伸し、この期間に2200円近く水準を切り上げた。最高値圏で推移しており、相場の過熱感を意識した売りも出やすくなっている。

     3日の米市場でダウ平均は前週末比226ドル(0.47%)安の4万7336ドルと反落した。相場が最高値圏にあり、持ち高調整の売りが出た。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の製造業景況感指数が48.7とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(49.3)を下回ったことも売りにつながった。

     もっとも日経平均は朝安後に下げ渋っている。3日の米市場ではハイテク株の一角には買いが入り、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は0.46%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.58%とそれぞれ上昇した。きょうの東京市場でも東エレクやレーザーテクなど値がさの半導体関連株の一角には買いが入り、相場を支えている。この2社は前週末発表の決算も材料視された。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     アドテストが安い。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、リクルートが下落した。半面、ファナックや住友電、フジクラが高い。アルプスアルや住友ファーマが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 15:55 <NQN>◇東証大引け 日経平均は初の5万2000円台 海外勢の買い一段と、好決算も追い風
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は初の5万2000円台 海外勢の買い一段と、好決算も追い風
     31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸し、終値は前日比1085円73銭(2.12%)高の5万2411円34銭と、初めて5万2000円台で終えた。日銀の早期の追加利上げ観測が後退して、一段と運用リスクを取りやすくなった海外勢などの買いが強まった。アップルなど米ハイテク企業の決算が好感されたのに続いて、東京市場でも村田製や日立といった好決算銘柄が大幅高となり、相場を押し上げた。日経平均は高値引けとなった。

     日銀は30日まで開いた金融政策決定会合で利上げを見送った。日銀の植田和男総裁は会合後の記者会見で、利上げ判断にあたり「来年の春季労使交渉(春闘)の初動のモメンタム(勢い)について情報を集めたい」と述べた。エコノミストの間では「日銀は追加利上げに慎重で、12月の利上げの可能性は後退した」との声があがり、株買いにつながった。

     前日の取引時間中は先物主導で日経平均は不安定な動きだったが、きょうは当面は株式市場にとって良好な環境が続くとの思惑が広がるなかで朝方から買いが強まった。持ち高整理や利益確定売りで上げ幅を縮小する場面はあったものの、足元で目立った売り材料は指摘されておらず、きょうは買いが途切れなかった。

     前日の米株式相場は下落した一方、取引終了後に発表されたアップルやアマゾン・ドット・コムの好決算を受けた日本時間31日の米株価指数先物の上昇がハイテク株に対する強気姿勢を後押しし、東京市場でも半導体関連などの買いを誘った。国内でも決算発表が本格化するなか、日立やJTなど好決算銘柄が大幅高となった。取引時間中に決算を発表した村田製は今期予想の上方修正が好感されて急伸した。一方、第一三共やデンソー、OLCなど決算がさえなかった銘柄には売りが膨らんだ。

     ハイテク株中心に買われる一方、割安株には売りが相対的に出やすく、自動車や鉄鋼が下げた。トヨタは外国為替市場での円安を好感した買いが続かず、後場に下げ幅を拡大した。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は前日比31.04ポイント(0.94%)高の3331.83と、4営業日ぶりに最高値を更新した。JPXプライム150指数は3日続伸し、21.42ポイント(1.48%)高の1469.75で終え、算出来の高値を更新した。

     東証プライムの売買代金は概算で8兆5645億円、売買高は28億8524万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は971と全体の6割だった。値下がりは580、横ばいは65だった。

     アドテスト、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、コナミGが上昇した。一方、京セラ、キーエンス、ホンダが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 14:06 <NQN>◇東証14時 日経平均は高値圏で推移 村田製が決算で急伸
    <NQN>◇東証14時 日経平均は高値圏で推移 村田製が決算で急伸
     31日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比1000円ほど高い5万2300円台前半と、きょうの高値圏で推移している。上値では利益確定や持ち高整理の売りが出やすいが、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合など目先のイベントを通過して特段の売り材料も指摘されていないなかで、大幅高での推移が続いている。取引時間中の決算発表を受けて村田製が急伸している。一方、第一三共や住友商が売りに押されるなど個別株の売買も活発だ。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で5兆7600億円、売買高は18億8202万株だった。

     アドテスト、ファストリ、コナミGが高い。半面、京セラ、デンソー、OLC、レーザーテクが安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 12:54 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 割安株には売り
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は堅調 割安株には売り
     31日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比900円ほど高い5万2200円台前半で推移している。きょうは初めて日経平均が5万2000円台に乗せたが、海外勢のリスク選好意欲は引き続き旺盛で後場も堅調だ。一方、相場の過熱感を意識した売りも上値では出やすくなっており、前場に1000円強上げた水準からは上値追いが一服している。投資家の買いが人工知能(AI)・半導体関連に集中する半面、割安株には積極的な買いが向かいにくくなっており、自動車や鉄鋼、海運などの下げが目立っている。
     
     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約794億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆6457億円、売買高は15億6504万株だった。

     アドテスト、ファストリ、コナミG、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。一方、京セラ、デンソー、OLC、トヨタが安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 14:06 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台後半で膠着
    <NQN>◇外為14時 円相場、153円台後半で膠着
     6日午後の東京外国為替市場で、円相場が膠着感を強めている。14時時点では1ドル=153円97~98銭と前日17時時点と比べて43銭の円安・ドル高だった。米経済指標の改善を背景に米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げが難しくなるとみた円売り・ドル買いが一巡。新たな取引材料に欠け、持ち高を積極的に一方向に傾ける市場参加者が限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 12:20 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 米利下げ観測後退で
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 米利下げ観測後退で
     6日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=153円94~96銭と前日17時時点と比べて40銭の円安・ドル高だった。米景気が底堅く推移し、米連邦準備理事会(FRB)が12月の利下げを見送るとの見方が強まった。前日に米長期金利が上昇したのもあり、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。

     5日発表された10月のADP全米雇用リポートで雇用者数の伸びが市場予想を上回り、10月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数も市場予想を超えて改善した。米景気の下振れ懸念が和らぎ、FRBによる追加利下げ観測が後退。米金利の先高観が強まるとして円売り・ドル買いにつながった。

     円相場は11時すぎに153円80銭近辺まで下げ渋る場面があった。6日午前の東京株式市場では一時1000円あまり上昇した日経平均株価が上げ幅を徐々に縮小した。投資家心理が改善するとして「低リスク通貨」とされる円には売りが先行していたものの、株高の勢いが一服したのにつれて歩調をあわせるように買い戻しが入った。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=177円11~13銭と、同73銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1504~05ドルと同0.0017ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 10:29 <NQN>◇外為10時 円相場、153円台後半に下げ渋り 株高一服で
    <NQN>◇外為10時 円相場、153円台後半に下げ渋り 株高一服で
     6日午前の東京外国為替市場で、円相場が下げ渋っている。10時時点は1ドル=153円86~88銭と前日17時時点と比べて32銭の円安・ドル高だった。6日午前の東京株式市場で朝方に一時1000円あまり上昇した日経平均株価は上げ幅を600円程度に縮めるなど株高の勢いが一服しており、「低リスク通貨」とされる円には歩調をあわせるように買いが増えた。

     10時前の中値決済に向け、市場では「偏りがあまりない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出入企業など国内実需筋による売買は大きく傾くことがなく、円相場を方向付ける材料とはなっていない。

     円は対ユーロでも下げ幅を縮め、10時時点では1ユーロ=176円97銭~177円ちょうどと、同59銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=1.1502ドル近辺と同0.0015ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/6 08:43 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台前半 対ユーロも安い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台前半 対ユーロも安い
     6日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=154円01~03銭と前日17時時点と比べて47銭の円安・ドル高だった。米経済指標の改善を受けて米連邦準備理事会(FRB)が12月の利下げを見送るとの見方が高まった。前日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となっている。
     
     米民間雇用サービス会社ADPが5日発表した10月の全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比4万2000人増え、市場予想(2万2000人増)を上回った。米サプライマネジメント協会(ISM)が同日公表した10月のサービス業(非製造業)景況感指数も52.4と市場予想(50.5)を超えて改善し、米景気の底堅さが意識されてFRBの追加利下げ観測が後退した。

     米連邦最高裁は5日、トランプ米政権が課した関税を巡って原告と米政府の双方から主張を聞く口頭弁論を開いた。保守派の判事も含めてトランプ政権に対して厳しい指摘が相次ぎ、最高裁のロバーツ長官は政府側の主張が「不適切」と述べた。政府側が敗訴すれば関税の払い戻しや税収減によって財政赤字が拡大する公算が大きく、前日に米長期金利は10月上旬以来の水準に上昇し、円相場を下押しした。

     厚生労働省が6日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)では、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で1.4%減少した。物価高に賃金の伸びが追いつかず、9カ月連続の減少となったが、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていない。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=177円03~07銭と、同65銭の円安・ユーロ高だった。前日に米ハイテク株安が一服し、6日は日経平均株価が大きく反発すると見込まれている。投資家心理が改善に向かうとの見方から対ユーロでも「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。

     ユーロは対ドルで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1495~96ドルと同0.0008ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/11/5 17:22 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 株安や財務官発言は支え
    <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 株安や財務官発言は支え
     5日の東京外国為替市場で、円相場は続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ6銭の円高・ドル安の1ドル=153円52~53銭で推移している。前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、5日の日経平均株価が急落した。投資家心理の悪化とともにリスク回避目的の円買い・ドル売りが出たが、一巡後は持ち高調整の円売り・ドル買いも出て上値を抑えた。 

     円相場は一時152円96銭近辺まで上げ幅を広げた。日経平均株価の前日比の下げ幅が一時2000円を超え、5万円の節目を下回った。投資家の慎重姿勢が強まるなか、このところの株高局面で積み上がっていた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが優勢となった。 もっとも、日経平均の下げ幅が縮小した場面では円売り圧力がかかり、相場の重荷となった。

     日銀の利上げ路線の維持が確認されたのは円相場を支えた。日銀は5日、9月18~19日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表し、金融政策運営について「前回の利上げから半年以上が経過していることもあり、そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期かもしれない」などの意見が出ていたと明らかにした。

     5日午後には財務省の三村淳財務官がブルームバーグ通信が都内で開いたイベントに出席し、最近の円相場について「ファンダメンタルズから外れている」などとの認識を示したと伝わった。発言が円安をけん制したと受け止められ、円買い・ドル売りを促した。

     円は対ユーロで続伸した。17時時点では同70銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=176円34~37銭で推移している。一時175円76銭近辺と約2週ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。 

     ユーロは対ドルで5日続落した。17時時点は同0.0041ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1486~87ドルで推移している。株安を受け、投資家心理が悪化する局面で下落しやすいユーロはドルや円に対して売られた。 

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 14:14 <NQN>◇外為14時 円相場、153円台半ばで伸び悩み
    <NQN>◇外為14時 円相場、153円台半ばで伸び悩み
     5日午後の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=153円48~49銭と前日17時時点と比べて10銭の円高・ドル安だった。5日午後の東京株式市場で日経平均株価の下げ幅が縮小する場面で円売り・ドル買いが出て、相場の上値を抑えた。5日に10月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポートの公表を控え、内容を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける動きは乏しい。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 12:25 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 株が大幅安でリスク回避の買い
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 株が大幅安でリスク回避の買い
     5日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=153円32~33銭と前日17時時点と比べて26銭の円高・ドル安だった。前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、5日の日経平均株価が急落した。投資家心理が悪化するなか、リスク回避目的の円買い・ドル売りが優勢となり、一時152円96銭近辺まで上げ幅を広げた。だが、持ち高調整の円売り・ドル買いも出て上値を抑えた。

     人工知能(AI)関連銘柄や株式相場の割高感が意識されるなか、5日の米株式相場は下落した。5日午前の東京市場でも日経平均株価の前日比の下げ幅が2000円を超え5万円の節目を下回った。投資家の慎重姿勢が急速に強まる中、株高局面で積み上げていた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが優勢となり、円買い・ドル売りが増えた。

     日銀は5日、9月18~19日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。金融政策運営について「前回の利上げから半年以上が経過していることもあり、そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期かもしれない」などの意見が出ていたことが明らかになった。日銀の利上げ路線が改めて確認されたことも円相場の支えとなった。だが、ドルの押し目とみた円売り・ドル買いも入り、円買い一巡後は伸び悩んだ。

     円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=176円14~17銭と、同90銭の円高・ユーロ安だった。一時175円76銭近辺と約2週ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1488~89ドルと同0.0039ドルのユーロ安・ドル高だった。株安を受け、投資家心理が悪化する局面で下落しやすいユーロはドルや円に対して売られた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 一時153円ちょうど近辺 リスク回避で
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅拡大 一時153円ちょうど近辺 リスク回避で
     5日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を拡大している。10時時点は1ドル=153円23~24銭と前日17時時点と比べて35銭の円高・ドル安だった。10時すぎには一時153円ちょうど近辺まで買われる場面があった。日経平均株価の下げ幅が一時1700円を超え、投資家心理が悪化するなかでリスク回避の円買い・ドル売りが強まった。

     日本株安を受け、これまでの円売り・ドル買いの持ち高を手じまう動きが増えた。10時前の中値決済に向けては、「偏りはない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社の売買は目立った偏りがなく円相場を方向付ける材料とはならなかったようだ。

     日銀は5日、9月18~19日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。金融政策運営を巡っては「前回の利上げから半年以上が経過していることもあり、そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期かもしれない」などの意見があった。日銀の利上げ路線が改めて確認されたことも円買い・ドル売りを誘った。

     円は対ユーロで上げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=175円96銭~176円00銭と、同1円08銭の円高・ユーロ安だった。一時175円76銭近辺まで上昇し、約2週ぶりの高値をつけた。

     ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1484ドル近辺と同0.0043ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 08:46 <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 153円台後半 対ユーロでは上昇
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、小幅安 153円台後半 対ユーロでは上昇
     5日早朝の東京外国為替市場で、円相場は小幅に下落している。8時30分時点は1ドル=153円65~67銭と前日17時時点と比べて7銭の円安・ドル高だった。日本政府・日銀による為替介入への警戒などから前日に円高・ドル安が進んだ反動で、持ち高調整や利益確定などの円売り・ドル買いが出た。一方、前日の欧米株式相場の下落を受け、リスク回避の円買い・ドル売りが入り下値は堅い。

     心理的な節目とされる155円が近づくなか、日本政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている。片山さつき財務相は4日、足元の円安進行に対して「一方的で急激な動きがみられている」と述べ、市場は円安をけん制したと受け止めた。日本の通貨当局による円買い介入への警戒感から前日に円高・ドル安が進んでいたが、5日はドルの押し目とみた円売り・ドル買いが先行している。

     もっとも、円の下値を模索する動きは鈍い。人工知能(AI)関連銘柄や相場の割高感が意識されるなか前日の欧米株式相場は下落した。投資家の慎重姿勢が強まるなか「低リスク通貨」とされる円には買いも入り、相場を下支えしている。

     円は対ユーロで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=176円46~50銭と、同58銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1484~85ドルと同0.0043ドルのユーロ安・ドル高だった。投資家心理が悪化する局面で下落しやすいユーロには円やドルに対して売りが膨らんだ。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/11/4 17:18 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反発 介入警戒感 米指標改めて材料視
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反発 介入警戒感 米指標改めて材料視
     4日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反発した。17時時点は前週末の同時点に比べ72銭の円高・ドル安の1ドル=153円58~60銭だった。片山さつき財務相の発言が円安をけん制したと受け止められ、円買い・ドル売りを誘った。3日発表の米経済指標で米景気の減速感が意識されたのも円相場を支えた。

     片山財務相は4日午前の閣議後記者会見で、為替相場について「一方的で急激な動きがみられている」と述べ、「高い緊張感をもって見極めていることに変わりはない」とも語った。会見前に円は一時154円48銭近辺と2月中旬以来の安値をつけていたが、政府による円買い為替介入への警戒感が急速に広がり、円買い・ドル売りが増えた。

     米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した10月の製造業景況感指数は48.7と市場予想を下回り、好不況の境目となる50を8カ月連続で割り込んだ。3日のニューヨーク市場での反応は大きくはなかったが、4日のアジア市場では米連邦準備理事会(FRB)が12月に追加利下げしやすくなったとの思惑につながり、円買い・ドル売りを後押しした。

     4日の日経平均株価が900円強下げるなど東京市場で株安が進み、投資家心理が弱気に傾いた。これも「低リスク通貨」とされる円を支えた。欧州勢が参入する時間帯になると円買いが強まり、16時半すぎには153円33銭近辺まで上げた。

     朝方は円売りが優勢だった。米企業の大規模な社債発行による債券需給の悪化懸念から前日の米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが先行した。連休明けとなった国内輸入企業が円売り・ドル買いを出したとの観測も円相場を下押しした。

     円は対ユーロでも3営業日ぶりに反発した。17時時点では同1円39銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=177円05~08銭で推移している。

     ユーロは対ドルで4日続落した。17時時点は同0.0036ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1528ドル近辺で推移している。前日の米長期金利の上昇を背景にユーロ売り・ドル買いが先行し、10時半ごろには1.1498ドル近辺と8月初旬以来およそ3カ月ぶりに1.15ドルを下回る場面があった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 14:16 <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏でもみ合い 154円前後 株安は支え
    <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏でもみ合い 154円前後 株安は支え
     4日午後の東京外国為替市場で、円相場は高値圏でもみ合っている。14時時点では1ドル=154円06~07銭と前週末17時時点と比べて24銭の円高・ドル安だった。13時40分ごろには153円80銭近辺まで買われた。日経平均株価の下落で投資家がリスクを取りづらくなったとの見方から、低リスク通貨とされる円には買いが増える場面があった。ただ、前日の米金利の上昇などは引き続き相場の重荷になっている。

     高市早苗総裁は衆院本会議に出席し、日銀の金融政策運営について「引き続き適切な金融政策運営を期待する」などと述べた。今のところ首相発言の円相場への影響は限られている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 12:29 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 154円台前半 財務相のけん制発言で買い
    <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 154円台前半 財務相のけん制発言で買い
     祝日明け4日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=154円07~09銭と前週末17時時点と比べて23銭の円高・ドル安だった。片山さつき財務相の発言が円安をけん制したと受け止められ、円相場を押し上げた。3日発表の米経済指標で米景気の減速感が意識されたのも円買い・ドル売りを促した。

     片山氏は4日午前の閣議後記者会見で、為替相場について「一方的で急激な動きがみられている」と述べ、「高い緊張感をもって見極めているということは変わらない」とも語った。会見前に円は一時154円48銭近辺と2月以来の安値をつけていたが、政府による為替介入への警戒が広がって円買い・ドル売りが増えた。

     米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した10月の製造業景況感指数は48.7と市場予想を下回り、好不況の境目となる50を8カ月連続で割り込んだ。米連邦準備理事会(FRB)が12月に追加利下げしやすくなったとの思惑も円買い・ドル売りにつながった。

     もっとも、円には売りが先行した。前週末の米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが出た。10時前の中値決済に向けては「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声があり、国内輸入企業が円売り・ドル買いを出したとの観測も相場を下押しした。

     政府は4日、経済政策の司令塔「日本成長戦略本部」の設置を閣議決定した。高市早苗政権の財政政策が拡張的になるとの見方が改めて広がったことは、円売り・ドル買いにつながった。

     円は対ユーロで大幅高となった。12時時点は1ユーロ=177円37~40銭と、同1円07銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1512ドル近辺と同0.0052ドルのユーロ安・ドル高だった。一時1.1498ドル近辺と8月上旬以来約3カ月ぶりの安値をつけた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 10:33 <NQN>◇外為10時 円相場、下落に転じる 154円台半ば  米金利上昇で
    <NQN>◇外為10時 円相場、下落に転じる 154円台半ば  米金利上昇で
     祝日明け4日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落に転じた。10時時点は1ドル=154円31~32銭と前週末17時時点と比べて1銭の円安・ドル高だった。その後は一時154円48銭近辺まで下げ幅を広げ、2月中旬以来の安値をつけた。米長期金利の上昇が相場の重荷となっている。輸入企業などが円売り・ドル買いに動いたとの観測も相場を押し下げた。

     10時前の中値決済に向けては「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。3連休明けで国内の実需筋の注文は限られるが、国内輸入企業が一定の円売り・ドル買いを出したようだ。

     日米金利差が拡大するとの思惑も、円売り・ドル買いを促した。3日の米長期金利は前週末比0.03%高い4.11%で終え、日本時間4日午前の取引でも上昇する場面があった。米ハイテク大手で大規模な社債発行の動きが相次ぎ、債券需給の緩みへの警戒感が米金利の上昇圧力となっている。

     円は対ユーロで小動き。10時時点では1ユーロ=177円57~60銭と、同87銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下げ幅を拡大。10時時点では1ユーロ=1.1507ドル近辺と同0.0057ドルのユーロ安・ドル高だった。一時1.1498ドル近辺と8月上旬以来3カ月ぶりの安値水準をつけた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/4 08:46 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台前半 対ユーロでも上昇
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し154円台前半 対ユーロでも上昇
     祝日開け4日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=154円20~21銭と前週末17時時点と比べて10銭の円高・ドル安だった。3日に発表された米経済指標が景気の減速感を示した。米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げが意識され、円買い・ドル売りが先行している。

     米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した10月の製造業景況感指数は48.7と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想の49.3を下回り、前月から0.4ポイント低下した。FRBの12月利下げを後押しするとして円相場を押し上げている。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=177円60~68銭と、同84銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1518~20ドルと同0.0046ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 17:21 <NQN>◇外為17時 円相場、続落 154円台前半 日銀の早期利上げ観測後退で
    <NQN>◇外為17時 円相場、続落 154円台前半 日銀の早期利上げ観測後退で
     31日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ86銭の円安・ドル高の1ドル=154円29~30銭で推移している。日銀の植田和男総裁が30日の金融政策決定会合後の記者会見で追加利上げを急いでいない姿勢を示したことを受けた円売り・ドル買いが優勢だった。

     日銀は30日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を据え置いた。植田総裁は会合後の記者会見で利上げのタイミングについて「現時点で予断を持っていない」と話した。今後の政策判断を巡っては「来年の春季労使交渉(春闘)の初動のモメンタム(勢い)を確認したい」と述べ、追加利上げの判断まで時間がかかるとの見方が広がり、円安・ドル高が進んだ。

     一方、円相場は153円66銭近辺まで下げ渋る場面もあった。総務省が31日発表した10月の東京都区部消費者物価指数(CPI)では生鮮食品を除く総合が前年同月比2.8%上昇と市場予想を上回った。日銀は利上げ路線を維持するとの見方が円相場の下値を支えた。

     片山さつき財務相が為替相場について「かなり一方的な急激な動きがみられている」などと発言し、円安進行をけん制したと受け止められたことも円相場を支えた。

     10時前の中値決済に向けては、「売り買い交錯」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出入企業の取引に偏りはなく、円相場への影響は限られた。 

     円は対ユーロで続落した。17時時点では同16銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=178円41~45銭で推移している。

     ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は同0.0054ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1563~64ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 14:10 <NQN>◇外為14時 円相場、やや下げ拡大 株大幅高で円売り
    <NQN>◇外為14時 円相場、やや下げ拡大 株大幅高で円売り
     31日午後の東京外国為替市場で、円相場がやや下げ幅を広げている。14時時点では1ドル=153円94~95銭と前日17時時点と比べて51銭の円安・ドル高だった。31日午後の東京株式市場で日経平均株価の上げ幅が1000円を超える場面があり、歩調を合わせるように低金利の円を売ってドルなどを買う動きが出た。 日本株の含み益に対する為替差損回避(ヘッジ)の円売りも相場の重荷となっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 12:17 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 財務相の円安けん制は支え
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 153円台後半 財務相の円安けん制は支え
     31日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=153円87~88銭と前日17時時点と比べて44銭の円安・ドル高だった。日銀の植田和男総裁が30日の金融政策決定会合後の記者会見で、追加利上げを急いでいない姿勢を示し、同日に円安が大きく進んだ流れを引き継いだ。

     円相場は30日の海外市場で一時154円40銭台と、2月中旬以来およそ8カ月ぶりの安値を付けた。日銀は10月会合で政策金利の据え置きを決め、結果発表後に会見に臨んだ植田総裁は利上げの是非やタイミングについて「現時点で予断を持っていない」と話した。今後の政策判断を巡っては「来年の春季労使交渉(春闘)の初動のモメンタム(勢い)を確認したい」と述べており、追加利上げの実施には時間を要するとの受け止めが円を押し下げた。 

     円は底堅さもみせた。10時すぎには153円66銭近辺まで下げ渋った。総務省が31日に発表した10月の東京都区部・消費者物価指数(CPI、中旬速報値)は生鮮食品を除く総合が前年同月比2.8%上昇と市場予想を上回った。日銀の将来的な追加利上げを後押しする材料になるとの見方が円の下値を支えた。

     片山さつき財務相が為替について「かなり一方的な急激な動きがみられている」などと円安進行をけん制するような発言をしたことも相場の支援材料となった。
      
     10時前の中値決済に向けては、「売り買い交錯」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出入企業の取引が円相場に与える影響は小さかったようだ。 

     円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=178円ちょうど~04銭と、同25銭の円高・ユーロ安だった。日銀を巡る思惑から30日の海外市場では過去最安値を更新したが、その後は対ドルでのユーロ安につられて下値が堅くなった。 

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1568~69ドルと同0.0049ドルのユーロ安・ドル高だった。年内の米利下げの可能性が後退しているとの思惑から30日の米金利が上昇。円やユーロなどに対してドル買いにつながった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ渋り 153円台後半 財務相発言が支え
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ渋り 153円台後半 財務相発言が支え
     31日午前の東京外国為替市場で、円相場はやや下げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=153円90~91銭と前日17時時点と比べて47銭の円安・ドル高だった。10時すぎには153円66銭近辺まで下げ渋った。10月の東京都区部消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回ったことで円の買い戻しが入った。さらに片山さつき財務相の為替を巡る発言が伝わり、円の支援材料となっている。
     
      総務省が31日朝に発表した10月の東京都区部・消費者物価指数(CPI、中旬速報値)は生鮮食品を除く総合が前年同月比2.8%上昇と市場予想を上回った。日銀の将来的な追加利上げを後押しする材料になるとの見方が円の下値を支えている。
     
     10時すぎには片山財務相が閣議後の記者会見で、為替について「かなり一方的な急激な動きがみられている」などと発言した。週末でもあることから持ち高調整の円買いが入りやすくなった。
     
     10時前の中値決済に向けては、「売り買い交錯」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出入企業の取引が円相場に与える影響は限定的だったようだ。
     

     円は対ユーロで上げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=178円12~15銭と、同13銭の円高・ユーロ安だった。10時過ぎに177円台をつけた。

     ユーロは対ドルで小幅に下げ幅を縮めている。10時時点では1ユーロ=1.1573~74ドルと同0.0044ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/31 08:43 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台前半 日銀が利上げに慎重との見方
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し154円台前半 日銀が利上げに慎重との見方
     31日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=154円07~09銭と前日17時時点と比べて64銭の円安・ドル高だった。日銀の植田和男総裁が30日の金融政策決定会合後の記者会見で、追加利上げを急いでいない姿勢を示し、円安を加速させた。

     円相場は30日の海外市場で一時154円40銭台と、2月中旬以来およそ8カ月ぶりの安値を付けた。日銀は10月会合で政策金利の据え置きを決め、結果発表後に会見に臨んだ植田総裁は利上げの是非やタイミングについて「現時点で予断を持っていない」と話した。今後の政策判断を巡っては「来年の春季労使交渉(春闘)の初動のモメンタム(勢い)を確認したい」と述べており、追加利上げの実施には時間を要すると受け止められ、円を押し下げた。

     片山さつき財務相は30日のテレビ東京のインタビューで、日銀の利上げ見送りについて「現在の景気情勢などを総合的に勘案して、極めてリーズナブルな判断」と語った。金融緩和を望むとされる高市早苗首相の姿勢が意識されているのも円全体の重荷になっている。

     円は対ユーロでほぼ横ばい。8時30分時点は1ユーロ=178円23~28銭と、同2銭の円高・ユーロ安だった。日銀を巡る思惑から30日の海外市場では過去最安値を更新したが、その後は対ドルでのユーロ安につられて底堅くなった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1567~68ドルと同0.0050ドルのユーロ安・ドル高だった。年内の米利下げの可能性が後退しているとの思惑が30日の米金利上昇を促し、円やユーロなど主要通貨に対してのドル買いにつながっている。 
     

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/30 17:27 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 153円台前半 日銀総裁発言で
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 153円台前半 日銀総裁発言で
     30日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円39銭の大幅な円安・ドル高の1ドル=153円44~46銭で推移している。日銀の植田和男総裁が30日、金融政策決定会合後の記者会見で追加利上げに前向きな姿勢を示さなかったとの受け止めから、円売り・ドル買いが増えた。一時、153円86銭近辺と2月中旬以来8カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた。

     日銀は同日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を据え置いた。9人の政策委員のうち、田村直樹審議委員、高田創審議委員が前回9月会合に続いて利上げを主張。あわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では25年度の経済成長率見通しを小幅に引き上げた。想定よりも金融引き締めに積極的な「タカ派」ではなかったとして円買い・ドル売りの持ち高を解消する動きが出た。

     植田総裁は記者会見で、利上げの是非やタイミングについて「現時点で予断を持っていない」と話した。追加利上げの実施にはなお時間を要する、との思惑から円売り・ドル買いが一段と膨らんだ。

     円には朝方から売りが先行していた。米連邦準備理事会(FRB)は29日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めたものの、パウエル議長は記者会見で、12月の利下げを巡り「既定路線とはほど遠い」と述べた。市場ではFRBが12月も利下げするとの見方が強かったため、米金利が上昇して円売り・ドル買いを促した。

     トランプ米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は30日、訪問先の韓国で会談した。トランプ氏は会談後、習氏が合成麻薬フェンタニル対策を講じることを約束したとして、中国に対する関税を10%引き下げると表明した。米中対立への懸念が一段と和らいだのも、円相場の下押し圧力となった。

     円は対ユーロで3日ぶりに反落した。17時時点では同1円41銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=178円28~34銭で推移している。日銀の植田総裁の記者会見が始まってから対ユーロでも円売りが進み、178円62銭近辺と1999年の単一通貨ユーロ誕生以降の最安値を更新した。

     ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0014ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1618~19ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/11/5 09:56 <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
    <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
    4日の米国株式市場は、ナスダックが10月10日以来の2%超の下落率を記録するなど、ハイテク株バブルの調整局面入りを示唆する流れになった。
    ダウは続落し、前日比251.44ドル安(-0.53%)の47085.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。キャタピラー(-4.03%)、エヌビディア (-3.96%)が急落した。トラベラーズ(+3.59%)は急伸した。ナスダックは3日ぶりに急反落し、同486.08ポイント高(-2.03%)の23348.63で引けた。ITと金融の軟調が目立ち、保険のみが上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、同80.42ポイント安(-1.17%)の6771.55で引けた。IT、一般消費財など7業種が下落し、金融、生活必需品など4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/4 10:01 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
    <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
    3日の米国株式市場は、高値圏で利益確定売りが入った。米10月ISM製造業景気指数が下振れしたことも、投資家心理を悪化させた。
    ダウは反落し、前営業日比226.19ドル安(-0.47%)の47336.68ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。メルク(-4.06%)、ナイキ(-3.00%)が急落した。アマゾン・ドット・コム(+4.00%)は急伸した。ナスダックは続伸し、同109.76ポイント高(+0.46%)の23834.72で引けた。工業とITの堅調が目立ち、通信、バイオなどは下落した。S&P500は続伸し、同11.77ポイント高(+0.17%)の6851.97で引けた。一般消費財、ITなど4業種が上昇し、素材、生活必需品など7業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月ISM製造業景気指数                     48.7(9月は49.1)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/31 09:59 <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
    <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
    30日の米国株式市場は、パウエル米FRBが前日、12月の利下げ観測を牽制したことや、マグニフィセント・セブン(M7)のメタとテスラが急落したことが重荷となり、米中首脳会談が成果を挙げて終了したにもかかわらず、主要3指数はすべて下落した。
    ダウは続落し、前日比109.88ドル安(-0.23%)の47522.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。ボーイング(-6.32%)はドイツ銀行の投資判断引き下げで連日下落率トップとなった。アマゾン・ドット・コム(-3.23%)も大幅安。シスコ・システムズ(+2.22%)は急伸した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同377.32ポイント安(-1.57%)の23581.14で引けた。工業とITの下げが目立ち、輸送、バイオなどは上昇した。S&P500は続落し、同68.25ポイント安(-0.99%)の6822.34で引けた。一般消費財、通信サービスなど8業種が下落し、不動産、金融など3業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/30 09:59 <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
    29日の米国株式市場は、前日まで3日間連続で揃って最高値を更新した主要3指数の足並みが乱れた。ダウは米金利先安観の後退で利益確定売りが優勢となったが、ナスダックは半導体関連株を中心とする買い継続で最高値を4日連続して更新した。S&P500はほぼ横ばいで引けた。
    ダウは5日ぶりに反落し、前日比74.37ドル安(-0.15%)の47632.002ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。7-9月期のコア1株損益が7.47ドルの赤字となったボーイング(-4.36%)、ユナイテッドヘルス・グループ(-3.42%)が急落した。7-9月期決算の好調と通期売上高見通しを引き上げたキャタピラー(+11.63%)は1銘柄で指数を375ドル押し上げた。ナスダックは5日続伸し、同130.98ポイント高(+0.54%)の23958.47で引けた。ITが上昇し、金融、通信などは下落した。S&P500は5日ぶりに小反落し、同0.30ポイント安(-0.00%)の6890.59で引けた。不動産、生活必需品など7業種が下落し、IT、通信サービスなど4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月仮契約住宅販売指数・前月比            0.0%(9月は+4.2%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/29 09:54 <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
    <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
    28日の米国株式市場は4日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感、さらにはエヌビディアの上場来高値更新などが追い風となり、主要3指数は3日連続して揃って最高値を更新した。
    ダウは4日続伸し、前日比161.78ドル高(+0.34%)の47706.37ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。四半期決算が好感されたシャーウィン・ウィリアムズ(+5.47%)、前日上昇率トップのエヌビディア(+4.97%)が大幅高となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(-1.77%)は下げた。ナスダックも4日続伸し、同190.03ポイント高(+0.80%)の23827.49で引けた。IT、通信などが上昇し、保険、輸送などは下落した。S&P500も4日続伸し、同15.73ポイント高(+0.22%)の6890.89で引けた。IT、一般消費財など3業種が上昇し、不動産、公益など8業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月消費者信頼感指数                      94.6(9月は95.6)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/28 09:54 <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
    <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
    27日の米国株式市場は3日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感で、主要3指数は揃って最高値を更新した。
    ダウは3日続伸し、前営業日比337.47ドル高(+0.71%)の47544.59ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。エヌビディア(+2.81%)とアップル(+2.28%)が大幅高となった。ウォルマート(-1.60%)は下げた。ナスダックも3日続伸し、同432.58ポイント高(+1.86%)の23637.45で引けた。IT、バイオなどが上昇し、保険、銀行は下落した。S&P500も3日続伸し、同83.47ポイント高(+1.22%)の6875.16で引けた。通信サービス、ITなど9業種が上昇し、生活必需品、素材の2業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/27 10:00 <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値
    <IGM>米国株式 続伸 主要3指数は揃って最高値
    24日の米国株式市場は続伸した。米9月消費者物価指数が市場予測を下回り、金利先安観で主要3指数がすべて最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比472.51ドル高(+1.01%)の47207.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は19、下落は11。IBM(+7.88%)とゴールドマンサックス(+4.41%)がそれぞれ1銘柄で138ポイントと203ポイントの押し上げ要因となった。前日上昇率トップのハネウェル・インターナショナル(-2.05%)は急落した。ナスダックも続伸し、同263.06ポイント高(+1.14%)の23204.86で引けた。金融、ITなどが上昇し、保険、工業は下落した。S&P500も続伸し、同53.25ポイント高(+0.79%)の6791.69で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、素材など5業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    9月消費者物価指数・前年比                  +3.0%(8月は+2.9%)
    9月消費者物価指数コア・前年比              +3.0%(8月は+3.1%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/24 10:00 <IGM>米国株式 反発 良好な企業決算発表続く
    <IGM>米国株式 反発 良好な企業決算発表続く
    23日の米国株式市場は反発した。前日の最高値を更新したダウは米中間の貿易摩擦増幅への警戒感で利益確定売りが入り、ナスダックはハイテク株の売りが重荷になった。
    ダウは反発し、前日比144.20ドル高(+0.30%)の46734.61ドルで引けた。30日の米中首脳会談のスケジュールが確定したことでセンチメントが改善した。全30銘柄中、上昇は16、下落は14。ハネウェル・インターナショナル(+14.06%)が急伸した。7-9月の売上高や1株利益が市場予測を上回った。ホーム・デポ(-3.94%)は大幅安。ナスダックは3日ぶりに反発し、同201.40ポイント高(+0.88%)の22941.79で引けた。金融、工業などが上昇し、通信、輸送などは下落した。S&P500は反発し、同39.04ポイント高(+0.58%)の6738.44で引けた。エネルギー、資本財・サービスなど7業種が上昇し、生活必需品、不動産など4業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    9月中古住宅販売戸数(年率換算)          406万戸(8月は400万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/23 10:03 <IGM>米国株式 下落 米中貿易摩擦増幅への警戒感で
    <IGM>米国株式 下落 米中貿易摩擦増幅への警戒感で
    22日の米国株式市場は下落した。前日の最高値を更新したダウは米中間の貿易摩擦増幅への警戒感で利益確定売りが入り、ナスダックはハイテク株の売りが重荷になった。
    ダウは4日ぶりに反落し、前日比334.33ドル安(-0.71%)の46590.41ドルで引けた。米国が米国製ソフトウェアを使用した製品の対中輸出の制限を検討するとの報道が嫌気された。全30銘柄中、上昇は9、下落は21。セールスフォース(-2.57%)、キャタピラー(-2.05%)が急落した。IBM(+1.94%)は堅調。ナスダックは続落し、同213.27ポイント安(-0.92%)の22740.39で引けた。金融、工業を中心に全業種が下落した。S&P500は4日ぶりに反落し、同35.95ポイント安(-0.53%)の6699.40で引けた。資本財・サービス、一般消費財など7業種が下落し、エネルギー、生活費需品など4業種が上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/22 09:54 <IGM>米国株式 まちまち ダウは好決算銘柄の買いで3日以来の最高値
    <IGM>米国株式 まちまち ダウは好決算銘柄の買いで3日以来の最高値
    21日の米国株式市場はまちまち。ダウは好決算銘柄を中心とする買いで3日以来の最高値を更新したが、ナスダックはAIバブルを警戒するハイテク株売りで3日ぶりに反落した。S&P500はほぼ横ばい。
    ダウは3日続伸し、前日比218.16ドル高(+0.46%)の46924.74ドルで引けた。3日の46758.28を突破した。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。3M(+7.66%)とコカ・コーラ(+4.06%)はいずれも7-9月期決算が市場予測を上回った。JPモルガン・チェース(-1.74%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに反落し、同36.87ポイント安(-0.16%)の22953.66で引けた。バイオ、ITなどが下落し、保険、工業などは上昇した。S&P500は小幅ながら3日続伸し、同0.22ポイント高(+0.00%)の6735.35で引けた。一般消費財、資本財・サービスなどなど3業種が上昇し、公益、通信サービスなど8業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/21 09:55 <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    20日の米国株式市場は続伸した。米中貿易摩擦の緩和や米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、主要3指数はいずれも1%台の上昇率を記録した。
    ダウは続伸し、前日比515.97ドル高(+1.11%)の46706.58ドルで引けた。3日につけた最高値まで50ドル余りに迫った。全30銘柄中、上昇は25、下落は4、1銘柄は変わらず。セールスフォース(+4.61%)が急伸し、アップル(+3.94%)はiPhone17の販売好調で上場来高値を更新した。ホーム・デポ(-0.77%)、ウォルマート(-0.63%)は軟調。ナスダックも続伸し、同310.56ポイント高(+1.36%)の22990.54で引けた。銀行、その他金融など全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同71.12ポイント高(+1.06%)の6735.13で引けた。通信サービス、素材など9業種が上昇し、生活必需品、公益の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/20 09:56 <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    17日の米国株式市場は反発した。信用不安で前日の株安を主導した米地銀2行の株価が急反発した。米中首脳会談への期待感で貿易摩擦緩和への思惑が浮上したことも、リスク選好の買いにつながった。
    ダウは3日ぶりに反発し、前日比238.37ドル高(+0.51%)の46190.61ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。アメリカン・エクスプレス(+7.27%)は7-9月期決算が市場予測を上回り、アップル(+1.96%)も堅調。キャタピラー(-2.57%)は急落した。ナスダックは反発し、同117.43ポイント安(+0.52%)の22562.53で引けた。銀行、保険など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同34.94ポイント高(+0.52%)の6664.01で引けた。生活必需品、金融など9業種が上昇し、公益、素材の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/17 09:54 <IGM>米国株式 買い先行も地銀の信用不安で下げに転じる
    <IGM>米国株式 買い先行も地銀の信用不安で下げに転じる
    16日の米国株式市場は、ダウ、ナスダック、S&P500がいずれも下落した。ハイテク株の買いで底堅くスタートしたが、米地銀2行が不正融資の疑いで取引先を提訴したことが明らかになり、信用不安で銀行全体に売りが広がった。
    ダウは続落し、前日比301.07ドル安(-0.65%)の45952.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。ビザ(-2.98%)、前日下落率2位のトラベラーズ(-2.92%)の軟調が目立った。セールスフォース(+3.98%)は今後5年間で売上高を6割増やす目標を掲げた。ナスダックは反落し、同107.54ポイント安(-0.47%)の22562.53で引けた。銀行、保険など、輸送を除く全業種が下落した。S&P500も反落し、同41.99ポイント安(-0.62%)の6629.07で引けた。金融、エネルギーなど、ITを除く全10業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数    -12.8(9月は23.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/16 09:56 <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は反発
    <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は反発
    15日の米国株式市場は、ダウが反落し、ナスダックとS&P500は反発に転じた。米中間の貿易摩擦や米政府機関の閉鎖で上値余地が限定的にとどまる一方、米FRBの連続利下げ局面入りへの思惑は下支え要因になった。
    ダウは3日ぶりに小反落し、前日比17.15ドル安(-0.03%)の46253.31ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。ウォルマート(+1.70%)は連日の上昇率トップとなり、IBM(+1.67%)もしっかり。ハネウェル・インターナショナル(-2.93%)とトラベラーズ(-2.25%)は大幅安となった。ナスダックは反発し、同148.37ポイント高(+0.65%)の22670.08で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、銀行、保険などが下落した。S&P500も反発し、同26.75ポイント高(+0.40%)の6671.06で引けた。不動産、公益など7業種が上昇し、素材、資本財・サービスなど4業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月NY連銀製造業景気指数                 10.7(9月は-8.7)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/15 09:56 <IGM>米国株式 ダウは続伸 ナスダックとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 ダウは続伸 ナスダックとS&P500は反落
    14日の米国株式市場は、ダウが続伸し、ナスダックとS&P500は反落に転じた。
    ダウは続伸し、前日比202.88ドル高(+0.44%)の46270.46ドルで引けた。パウエル米FRB議長が雇用の下振れリスクの高まりに言及したことや、量的引き締めの終了が近いと示唆したことで米10年国債利回りが4.0%台で戻りが鈍くなり、ダウの支援材料になった。
    全30銘柄中、上昇は20、下落は10。オープンAIとの提携を発表したウォルマート(+4.98%)、キャタピラー(+4.50%)が急上昇した。エヌビディア(-4.40%)とセールスフォース(-3.61%)は大幅安。ナスダックは反落し、同172.90ポイント安(-0.76%)の22521.70で引けた。IT、金融などが下落し、銀行、通信などは上昇した。S&P500も反落し、同10.41ポイント安(-0.15%)の6644.31で引けた。IT、一般消費財など3業種が下落し、生活必需品、資本財・サービスなど8業種は上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/14 09:55 <IGM>米国株式 反発 米中貿易戦争への警戒感緩和で
    <IGM>米国株式 反発 米中貿易戦争への警戒感緩和で
    13日の米国株式市場は、米中間の貿易戦争への警戒感が和らぎ、主要株価指数はいずれも買い戻しで反発した。
    ダウは6日ぶりに反発し、前営業日比587.98ドル高(+1.29%)の46067.58ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。ナイキ(+3.31%)、ゴールドマン・サックス(+2.93%)、セールスフォース(+2.93%)が急伸した。プロクター・アンド・ギャンブル(-1.47%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同490.17ポイント高(+2.20%)の22694.60で引けた。IT、銀行などが上昇し、保険、通信は下落した。S&P500も3日ぶりに反発し、同102.21ポイント高(+1.55%)の6654.72で引けた。IT、一般消費財など9業種が上昇し、生活必需品、ヘルスケアは下落した。
    10日のダウは前日比878.82ドル安(-1.89%)の45479.60ドル、ナスダックは同820.19ポイント安(-3.56%)の22204.43、S&P500は同182.60ポイント安(-2.71%)の6552.51で引けた。
     (経済指標)                        (発表値)
    10月消費者態度指数(速報値)               55.0(9月は55.1)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/10 09:58 <IGM>米国株式 ダウは4日続落 ナスダックとS&P500も下げる
    <IGM>米国株式 ダウは4日続落 ナスダックとS&P500も下げる
    9日の米国株式市場は、ダウが続落局面を4日目に広げるとともに、ナスダックとS&P500は前日にかけて月初からそれぞれ3度目と5度目の最高値を更新したことによる行き過ぎを調整する売りが入った。
    ダウは4日続落し、前日比243.36ドル安(-0.52%)の46358.42ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。ボーイング(-4.14%)、トラベラーズ(-2.95%)、ハネウェル・インターナショナル(-2.68%)が急落した。セールスフォース(+2.04%)は大幅高となった。ナスダックは小反落し、同18.75ポイント安(-0.08%)の23024.62で引けた。保険、輸送などが下落し、工業、バイオなどが上昇した。S&P500は反落し、同18.61ポイント安(-0.27%)の6735.11で引けた。素材、資本財・サービスなど、生活必需品を除く10業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/9 10:01 <IGM>米国株式 ダウは3日続落、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 ダウは3日続落、ナスダックとS&P500は最高値
    8日の米国株式市場は、ダウが続落する一方で、ナスダックとS&P500はそれぞれ今月3度目と5度目の最高値更新を達成した。
    ダウは小幅に3日続落し、前日比1.20ドル安(-0.00%)の46601.78ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。ゴールドマン・サックス(-1.66%)、前日上昇率トップのIBM(-1.50%)が下げた。トラスト・セキュリティーズの目標株価引き上げで急伸したキャタピラー(+3.17%)は1銘柄で指数を94ドル押し上げた。ナスダックは反発し、同255.01ポイント高(+1.11%)の23043.37の最高値で引けた。IT、金融などが上昇し、銀行、保険が下落した。S&P500は反発し、同39.13ポイント高(+0.58%)の6753.72の最高値で引けた。IT、資本財・サービスなど7業種が上昇し、エネルギー、生活必需品など4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/8 09:55 <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500も下げる
    <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500も下げる
    7日の米国株式市場は、短期的な過熱感を調整する売りが持ち込まれ、ナスダックとS&P500は最高値をつけた前日から反落した。
    ダウは続落し、前日比91.99ドル安(-0.19%)の46602.98ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。ナイキ(-3.18%)、セールスフォース(-2.46%)が急落した。AI新興企業と提携すると発表したIBM(+1.54%)、プロクター・アンド・ギャンブル(+1.42%)は堅調。ナスダックは反落し、同153.30ポイント安(-0.66%)の22788.36で引けた。輸送、ITなどが下落し、保険、バイオは上昇した。S&P500は8日ぶりに反落し、同25.69ポイント安(-0.38%)の6714.59で引けた。一般消費財、通信サービスなど6業種が下落し、生活必需品、公益など5業種が上昇した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/7 09:56 <IGM>米国株式 ダウは7日ぶりに反落、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 ダウは7日ぶりに反落、ナスダックとS&P500は最高値
    6日の米国株式市場は、ダウが利益確定売りで最高値更新の流れを4日間で終了させたが、ナスダックは2営業日ぶり、S&P500は4日連続の最高値更新となった。
    ダウは7日ぶりに反落し、前営業日比63.31ドル安(-0.13%)の46694.97ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。CEOの交代を発表したベライゾン・コミュニケーションズ(-5.11%)、シャーウィン・ウィリアムズ(-2.80%)が急落した。セールスフォース(+2.26%)、マイクロソフト(+2.17%)は大幅高。ナスダックは反発し、同161.16ポイント高(+0.70%)の22941.66で引けた。工業。輸送などが上昇し、金融、バイオは下落した。S&P500は7日続伸し、同24.49ポイント高(+0.36%)の6740.28で引けた。一般消費財、公益など7業種が上昇し、不動産、生活必需品など4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/11/6 08:14 <IGM>欧州株式 上昇 強めの米指標好感し午後に買い強まる
    <IGM>欧州株式 上昇 強めの米指標好感し午後に買い強まる
    5日の欧州株は上昇した。3日の米国を起点とする主要3極の株安の連鎖で重いスタートとなったが、米経済の底堅さを占めす経済指標(10月ADP雇用リポート、10月ISM非製造業景気指数)の発表を好感した午後の取引でプラス圏を回復した。
    英FTSE100は続伸し、前日比62.12ポイント(0.64%)高の9777.08で引けた。10月30日の9760.06を上回って最高値を更新した。100銘柄中、上昇は74銘柄、下落は23銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日下落率2位の高級ブランドのバーバリー(+3.12%)、ホテル・レストランのウィットブレッド(+2.64%)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(+2.60%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.27%)、通期の業績見通しを維持した飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.25%)が急伸した。一方、医療機器スミス・アンド・ネフュー(-1.69%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-1.65%)、米国のハイテクセクターへのエクスポージャーが大きく、AIバブル崩壊への懸念が重荷になっている投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(-1.61%)は安い。
    独DAX40は反発し、同100.63ポイント(0.42%)高の24049.74で引けた。自動車株の堅調が目立った。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は14銘柄であった。自動車BMW(+6.85%)は7-9月期決算発表に売りで反応したが、中核利益率が予想を上回ったことで大きく買い戻された。ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.72%)、メルセデス・ベンツ・グループ(+3.54%)、フォルクスワーゲン(+3.43%)に加えて、化学BASF(+3.80%)も急伸した。一方、7-9月期業績が市場予測を下回った医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-8.63%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-3.67%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.05%)は急落した。
    仏CAC40は7日ぶりに小反発し、同6.70ポイント(0.08%)高の8074.23で引けた。自動車株が堅調に推移した。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は17銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の自動車ルノー(+2.35%)が急反発し、同ステランティス(+1.83%)、ホテルチェーンのアコー(+1.67%)、酒造ペルノ・リカール(+1.63%)、建設・メディア・通信ブイグ(+1.45%)も高い。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.21%)は連日の下落率トップとなり、防衛・電子機器タレス(-2.79%)も急落した。ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.27%)も安い。
    (経済指標)                             (発表値)
    英10月サービス業景気指数                 52.3(9月は50.8)
    独10月サービス業景気指数                 54.6(9月は51.5)
    独9月鉱工業受注・前月比                 +1.1%(8月は-0.4%)
    仏10月サービス業景気指数                 48.0(9月は48.5)
    仏9月鉱工業生産・前月比                 +0.8%(9月は-0.9%)
    ユーロ圏10月サービス業景気指数           53.0(9月は51.3)
    ユーロ圏9月生産者物価指数・前年比       +0.2%(8月は-0.6%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/11/5 17:36 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    5日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。4日の米株式相場がAI関連などハイテク関連への売りなどで下落し、本日の日経平均株価が大幅続落となった影響などで売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.32%安の9,684.30。現在は0.28%安の9,687.99近辺。指数構成全100銘柄中、29銘柄が値上がり、71銘柄が値下がり。エンジニアリングのウィアー・グループ(-4.58%)や投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-1.80%)、ファッションのバーバリー・グループ(-1.80%)などが下げている。一方、飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+2.55%)や住宅建設のバラット・レッドロウ(+1.48%)、情報関連のレレックス(+0.77%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.73%安の23,774.55で寄り付き、現在は0.72%安の23,777.38近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第4四半期業績が市場予想を下回った医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-9.12%)が大幅安。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-3.11%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-2.66%)なども下げている。一方、通期業績見通しを引き上げた医療機器のフレゼニウス(+2.58%)は買われており、透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(+2.26%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+0.97%)なども高い。
    仏CAC40指数は前日比0.74%安の8,008.06で寄り付き、現在は0.30%安の8,043.46近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、23銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(-1.52%)やLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.36%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-1.35%)などが下げている。一方、建設・通信のブイグ(+1.20%)やガラス・建材のサンゴバン(+0.98%)などはしっかり。

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  • 2025/11/5 07:27 <IGM>欧州株式 まちまち ポンド安で英国は反発 独は反落し仏は6日続落
    <IGM>欧州株式 まちまち ポンド安で英国は反発 独は反落し仏は6日続落
    4日の欧州株はまちまち。英国が反発する一方、独は反落に転じ、仏は6日続落した。前日の米国を起点とする株安が連鎖してスタートした。リーブス英財務相が11月下旬に公表する秋季予算案についての異例の事前演説で大規模な増税を示唆し、ポンド安が進んだことで輸出関連株が押し上げられた英国株は終盤にプラス圏を回復した。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前日比13.59ポイント(0.14%)高の9714.96で引けた。100銘柄中、上昇は38銘柄、下落は62銘柄であった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.65%)、医療機器コンバテック・グループ(+2.60%)、不動産ランド・セキュリティーズ(+2.03%)が大幅高となり、医薬品GSK(+1.85%)、不動産投信セグロ(+1.66%)も堅調。一方、JDスポーツファッション(-4.75%)と高級ブランドのバーバリー(-3.83%)は急落した。いずれも同業の独ヒューゴ・ボスの減収と業績見通しの下方修正を嫌気した。オンライン賭博エンテイン(-3.45%)も大幅安。
    独DAX40は反落し、同183.30ポイント(0.76%)安の23949.11と10月17日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(-9.85%)は良好な四半期決算にもかかわらず、米国で猛威を振るうインフルエンザの致死率上昇や、元親会社フレゼニウスによる株式売却継続の動きが警戒された。スポーツ用品アディダス(-2.71%)、前日下落率トップのオンライン衣料販売ザランド(-2.64%)、化学BASF(-2.52%)、前日上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(-2.51%)が急落した。一方、コメルツ銀行(+1.46%)、日用品バイヤスドルフ(+1.46%)、医薬品バイエル(+1.08%)は堅調。
    仏CAC40は6日続落し、同42.26ポイント(0.52%)安の8067.53と10月14日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。前日上昇率トップのバウチャー発行サービスのエデンレッド(-8.58%)は、2026年度の慎重な利益見通しを示したことで急反落した。半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.53%)、前日上昇率2位の自動車ルノー(-2.29%)、自動車ステランティス(-2.24%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-2.09%)も大幅安となった。一方、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.72%)、前日上昇率3位の電気・ガスのエンジー(+1.07%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+0.98%)はしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

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  • 2025/11/4 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    4日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。中国や日本などアジアの株式相場が下落し、また、時間外取引で米株価指数先物も下げ基調となるなど、株安の流れを受けて欧州株も売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.43%安の9,660.05。現在は0.68%安の9,635.12近辺。指数構成全100銘柄中、9銘柄が値上がり、86銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。鉱業のアントファガスタ(-3.39%)やアングロ・アメリカン(-2.61%)、金鉱のフレスニーヨ(-3.27%)、エンデバー・マイニング(-2.24%)などが安い。一方、酒造のディアジオ(+0.90%)や医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+0.67%)などはしっかり。
    独DAX40指数は前日比1.37%安の23,801.24で寄り付き、現在は1.55%安の23,758.15近辺。指数構成全40銘柄中、39銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ほぼ全面安のなか、防衛・自動車部品のラインメタル(-2.71%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-2.43%)、通信のドイツテレコム(-2.18%)、ドイツ銀行(-2.13%)などの下落が目立つ。
    仏CAC40指数は前日比1.18%安の8,014.47で寄り付き、現在は1.36%安の7,999.13近辺。指数構成全40銘柄中、2銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-8.50%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.86%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.51%)、電気機器のシュナイダーエレクトリック(-2.17%)などの下落が目立つ。一方、不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+0.68%)や酒造のペルノ・リカール(+0.40%)などは上げている。

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  • 2025/11/4 07:18 <IGM>欧州株式 英仏は続落、独は自動車株堅調で反発
    <IGM>欧州株式 英仏は続落、独は自動車株堅調で反発
    3日の欧州株は英仏が続落し、自動車株が買われた独は反発に転じた。
    英FTSE100は続落し、前営業日比15.88ポイント(0.16%)安の9701.37で引けた。英中銀が6日もしくは12月18日に利下げを発表する可能性はプラス材料だが、中国の景気減速懸念で銅先物価格が下落し、比重の大きい鉱業株が売られた。100銘柄中、上昇は37銘柄、下落は62銘柄、1銘柄は変わらずであった。通信ボーダフォン(-5.19%)はUBSの投資判断引き下げで急落し、直近の2日間で20%超の急落となっていた広告WPP(-4.38%)は1998年10月以来の水準に大きく4日続落した。JDスポーツファッション(-3.33%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-3.08%)、鉱業アングロ・アメリカン(-2.64%)も大幅安となった。一方、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+5.86%)は4-9月期の増収と中間配当発表の勢いを維持し、5日続けて最高値を更新した。ゲーム設計・製造ゲーム・ワークショップ・グループ(+3.08%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.66%)も急伸した。
    独DAX40は5日ぶりに反発し、同174.11ポイント(0.73%)高の24132.41で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+4.23%)、前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+2.51%)、自動車フォルクスワーゲン(+2.31%)が急伸し、同メルセデス・ベンツ・グループ(+1.96%)、ソフトウェアSAP(+1.96%)も堅調。一方、オンライン衣料販売ザランド(-3.26%)、前日上昇率2位のバイオテクノロジーのキアゲン(-3.18%)、不動産ヴォノヴィア(-2.46%)は急落した。
    仏CAC40は5日続落し、同11.28ポイント(0.14%)安の8109.79で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。前日上昇率2位のコンサルティングのキャップジェミニ(-2.85%)が急反落し、銀行BNPパリバ(-1.58%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-1.57%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.54%)、広告ピュブリシス(-1.45%)も下げた。一方、前日下落率2位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.41%)、前日上昇率3位の自動車ルノー(+2.23%)は大幅高となり、電力・ガスのエンジー(+1.48%)も堅調。
    10月31日の英FTSE100は10日ぶりに反落し、42.81ポイント(0.44%)安の9717.25で引けた。独DAX40は4日続落し、160.59ポイント(0.67%)安の23958.30で引けた。CAC40も4日続落し、36.22ポイント(0.44%)安の8121.07で引けた。
    (経済指標)                              (発表値)
    英10月製造業景気指数                      49.7(9月は46.2)
    独10月製造業景気指数                      49.6(9月は49.5)
    仏10月製造業景気指数                      48.8(9月は48.2)
    ユーロ圏10月製造業景気指数                50.0(9月は49.8)
    10/31
    仏10月消費者物価指数(速報値)・前年比    +0.9%(9月は+1.1%)
    ユーロ圏10月消費者物価指数(速報値)・前年比 +2.1%(9月は+2.2%)

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  • 2025/10/31 17:42 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    31日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅下落して始まった。手掛かり材料不足で、寄り付き後はいずれも小幅な値動きとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%安の9,737.50。現在は0.22%安の9,738.89近辺。指数構成全100銘柄中、35銘柄が値上がり、58銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。スタンダードチャータード銀行(-1.43%)や広告のWPP(-1.36%)、飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-1.32%)などが下げている。一方、消費者向けヘルスケアのハレオン(+2.00%)や貴金属のフレスニーヨ(+1.69%)、医療機器のスミス・アンド・ネフュー(+1.06%)などは高い。
    独DAX40指数は前日比0.01%安の24,115.31で寄り付き、現在は0.20%安の24,069.90近辺。指数構成全40銘柄中、14銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。通信のドイツテレコム(-1.28%)や不動産検索プラットフォームのスカウト24(-0.89%)、スポーツ用品のアディダス(-0.90%)などが下げている。一方、医薬品のメルク(+0.84%)やコメルツ銀行(+0.61%)、自動車のフォルクスワーゲン(+0.51%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.09%安の8,150.22で寄り付き、現在は0.02%高の8,158.97近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、16銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.54%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.25%)、石油のトタルエナジーズ(+0.86%)などが上げている。一方、保険のアクサ(-2.31%)やガラス・建材のサンゴバン(-2.18%)、建設のバンシ(-0.73%)などは安い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/31 07:58 <IGM>欧州株式 英国は6日連続の最高値、独仏は3日続落
    <IGM>欧州株式 英国は6日連続の最高値、独仏は3日続落
    30日の欧州株は、英国が小幅ながら続伸局面を9日目に伸ばし、6日連続の最高値更新を達成した。独仏は3日続落した。パウエル米FRB議長が29日、12月の利下げ継続は既定路線ではないと発言したことが投資家心理を悪化させる一方、この日の米中首脳会談で貿易摩擦への懸念が後退したことは好材料となった。欧州中央銀行(ECB)の3会合連続の政策金利据え置きは織り込み済であり、材料視されなかった。
    英FTSE100は9日続伸し、前日比3.92ポイント(0.04%)高の9760.06と最高値を6日続けて更新した。9日続伸は過去最長の16連騰を記録した4月10日-5月6日以来の最長。100銘柄中、上昇は42銘柄、下落は51銘柄、7銘柄は変わらずであった。銀行スタンダード・チャータード(+3.63%)は7-9月期利益が市場予測を上回った。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.39%)も急伸した。自動車販売ウェブサイト運営オート・トレーダー・グループ(+1.92%)、電力・ガスのセントリカ(+1.87%)、前日上昇率2位の医薬品GSK(+1.77%)も堅調。一方、広告WPP(-16.11%)は7-9月期の減収と通期利益見通しの下方修正で時価総額の6分の1を失い、1998年10月以来の水準に急落した。JDスポーツファッション(-3.38%)とホテル・レストランのウィットブレッド(-2.66%)はともに配当権利落ちで急落した。
    独DAX40は小幅ながら3日続落し、同5.32ポイント(0.02%)安の24118.89で引けた。ヘルスケア、自動車株の下げが目立った。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品株はバイエル(-2.50%)とメルク(-2.09%)が急落し、自動車株はダイムラー・トラック・ホールディング(-2.45%)、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-2.34%)、フォルクスワーゲン(-1.91%)の下げが目立った。フォルクスワーゲン傘下のポルシェの戦略見直しに伴う費用発生の思惑が、自動車株全体を押し下げた。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(+3.00%)、好調な7-9月期決算を発表した航空機エアバス(+2.06%)が大幅高となり、前日上昇率3位の電力RWE(+1.65%)も堅調。
    仏CAC40も3日続落し、同43.59ポイント(0.53%)安の8157.29で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。自動車ステランティス(-8.75%)は特別費用の計上で急落し、銀行クレディ・アグリコル(-4.80%)と前日上昇率3位の同ソシエテ・ジェネラル(-3.57%)、高級ブランドのケリング(-3.94%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-3.26%)も大幅安となった。一方、航空機エアバス(+2.06%)は急伸し、前日上昇率2位の電気・ガスのエンジー(+1.14%)、通信オランジュ(+1.02%)はしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独7-9月期GDP(速報値)・前期比            0.0%(4-6月期は-0.2%)
    独10月失業率                              6.3%(9月は6.3%)
    独10月消費者物価指数(速報値)・前年比   +2.3%(9月は+2.4%)
    仏7-9月期GDP(速報値)・前期比           +0.5%(4-6月期は+0.3%)
    仏9月消費支出・前月比                    +0.3%(8月は+0.2%)
    ユーロ圏7-9月期GDP(速報値)・前期比     +0.2%(4-6月期は+0.1%)

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  • 2025/10/30 17:40 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅下落、独は小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅下落、独は小幅上昇して始まる
    30日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅下落、独株は小幅上昇して始まった。寄り付き後は、業績等個別材料で売り買いまちまちとなっており方向感には欠けている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.21%安の9,735.90。現在は0.38%安の9,719.04近辺。指数構成全100銘柄中、32銘柄が値上がり、62銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。第3四半期の低調な業績と通期業績見通し引き下げで広告のWPP(9.04%)が売られており、酒造のディアジオ(-2.73%)や配当落ちのスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(-1.61%)なども下げている。一方、共に第3四半期業績が予想を上回ったスタンダードチャータード銀行(+3.79%)や消費者向けヘルスケアのハレオン(+2.46%)などは買われている。
    独DAX40指数は前日比0.26%高の24,187.82で寄り付き、現在は0.17%高の24,166.11近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第3四半期業績が予想を上回った航空機製造のエアバス(+2.57%)が買われており、自動車のフォルクスワーゲン(+1.80%)やドイツ銀行(+1.27%)なども高い。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.87%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-0.93%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.25%安の8,180.35で寄り付き、現在は0.26%安の8,179.20近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり。自動車のステランティス(-5.44%)や銀行のクレディ・アグリコル(-2.18%)などが下げている。一方、航空機製造のエアバス(+3.98%)や航空エンジンのサフラン(+1.12%)などは高い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/30 07:54 <IGM>欧州株式 英国は5日連続の最高値、独仏は続落
    <IGM>欧州株式 英国は5日連続の最高値、独仏は続落
    29日の欧州株は、ITバブルが警戒されている米国株との比較で割安感が強い英国株が5日続けて最高値を更新したが、独仏はハイテク、素材、不動産関連株の売りで続落した。
    英FTSE100は8日続伸し、前日比59.40ポイント(0.61%)高の9756.14と最高値を5日続けて更新した。8日続伸は過去最長の16連騰を記録した4月10日-5月6日以来の最長。好決算銘柄やポンド・ドルの続落を受けた輸出関連株が買われた。100銘柄中、上昇は44銘柄、下落は54銘柄、2銘柄は変わらずであった。小売ネクスト(+8.77%)は通期の税引き前利益見通しを11.1億ポンドから11.4億ポンドに上方修正した。医薬品GSK(+6.57%)は7-9月期の業績好調を受けて通年ベースの売上と利益見通しを引き上げた。資源商社グレンコア(+5.63%)は7-9月期の銅生産量が回復傾向にあることが好感された。鉱業フレスニロ(+5.03%)、保険ビーズリー(+3.09%)も急伸した。一方、情報サービスRELX(-2.92%)、不動産ウェブサイトのライトムーブ(-2.69%)、ソフトウェアのセージ・グループ(-2.60%)は大幅安となった。
    独DAX40は続落し、同154.42ポイント(0.64%)安の24124.21で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。スポーツ用品アディダス(-10.39%)は大幅に4日続落した。7-9月期の北米事業不振が嫌気された。オンライン衣料販売ザランド(-4.76%)、前日下落率トップの化学シムライズ(-3.81%)、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-2.43%)が急落し、不動産ヴォノヴィア(-1.91%)も軟調。一方、前日上昇率2位のドイツ銀行(+4.95%)は7-9月期決算が好感され、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(+4.37%)、前日上昇率トップの電力RWE(+2.97%)も急伸した。
    仏CAC40も続落し、同15.70ポイント(0.19%)安の8200.88で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は28銘柄であった。工業用ガスのエア・リキード(-2.44%)はベレンベルクの目標株価引き上げにもかかわらず急落し、防衛・電子機器タレス(-2.41%)も大幅安。証券取引所運営ユーロネクスト(-1.91%)、前日下落率3位のソフトウェアのダッソーシステムズ(-1.76%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(-1.76%)も軟調。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(+1.96%)、電気・ガスのエンジー(+1.59%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.29%)は堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月住宅ローン承認件数                  65,944件(8月は64.963件)

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  • 2025/10/29 17:39 <IGM>欧州株式寄り付き 英株は続伸、独仏株は続落
    <IGM>欧州株式寄り付き 英株は続伸、独仏株は続落
    29日の欧州株式市場寄り付きは、英株は8日続伸し、独仏株は続落して始まった。独銀最大手ドイツ銀行とスイス最大の銀行UBSが好調な7-9月期決算を発表したことを好感する反面、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を前に警戒感が生じていることは、売りを誘っている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%高の9,712.34。現在は0.36%高の9,731.90近辺。指数構成全100銘柄中、42銘柄が値上がり、56銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。衣料小売りのネクスト(+7.01%)が急伸。資源商社のグレンコア(+5.61%)や医薬品のGSK(+3.77%)も高い。一方、工業機械、機器のディプロマ(-1.51%)やファッションブランドのバーバリー・グループ(-1.15%)は軟調に推移している。
    独DAX40指数は前日比0.13%安の24,247.00で寄り付き、現在は0.06%安の24,264.50近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値下がり、12銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。化学のシムライズ(-4.53%)やバイオテクノロジーのキアゲン(-1.72%)、ドイツ証券取引所(-1.67%)などが下落。一方、電力のRWE(+1.66%)やドイツ銀行(+1.56%)は上昇している。
    仏CAC40指数は前日比0.22%安の8,198.71で寄り付き、現在は0.14%安の8,205.16近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値下がり、21銘柄が値上がり、1銘柄は変わらず。銀行のBNPパリバ(-3.54%)や建設のヴァンシ(-2.17%)、化粧品のロレアル(-1.38%)などが軟調。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+3.23%)や自動車のルノー(+1.76%)は堅調に推移している。

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  • 2025/10/29 07:52 <IGM>欧州株式 英国は4日連続の最高値、独仏は反落
    <IGM>欧州株式 英国は4日連続の最高値、独仏は反落
    28日の欧州株は、前日同様に銀行株を中心とする買いで7日続伸した英国が4日続けて最高値を更新したが、独仏は低調な決算を発表した銘柄への売りで反落した。
    英FTSE100は7日続伸し、前日比42.92ポイント(0.44%)高の9696.74と最高値を4日続けて更新して引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は49銘柄、3銘柄は変わらずであった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+16.39%)は4-9月期の増収で中間配当を実施すると発表し、月初以来の最高値を更新した。銀行HSBC(+4.60%)は訴訟関連の引当金で7-9月期が減益となったものの、通期の純金利収入を420億ドルから430億ドル以上に上方修正したことが好感された。通信ボーダフォン(+4.42%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.32%)、銀行バークレイズ(+2.21%)も急伸した。一方、住建バラット・レッドロー(-2.45%)は、11月に公表される秋季予算案で200万ポンド超の高級住宅に年1%の課税が発表される可能性を嫌気した。高級ブランドのバーバリー(-1.92%)、害虫駆除レントキル・イニシャル(-1.86%)も下げた。
    独DAX40は4日ぶりに反落し、同30.15ポイント(0.12%)安の24278.63で引けた。40銘柄中、上昇は12銘柄、下落は27銘柄、1銘柄は変わらずであった。化学シムライズ(-4.53%)は12月通期売上高の内部成長率を引き下げ、騰落率が2%超の唯一の銘柄となった。バイオテクノロジーのキアゲン(-1.72%)、日用品バイヤスドルフ(-1.67%)、スポーツ用品アディダス(-1.60%)、オンライン衣料販売ザランド(-1.57%)も軟調。一方、電力RWE(+1.66%)、ドイツ銀行(+1.56%)、前日上昇率3位の郵便ドイツ・ポスト(+1.36%)はしっかり。
    仏CAC40は反落し、同22.60ポイント(0.27%)安の8216.58で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は18銘柄、1銘柄は変わらずであった。銀行BNPパリバ(-3.54%)は7-9月期利益が市場予測に届かなかった。建設ヴァンシ(-2.17%)も急落し、ソフトウェアのダッソーシステムズ(-1.73%)、化粧品ロレアル(-1.38%)、硝子サンゴバン(-1.33%)も軟調。一方、前日下落率3位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(+3.23%)は急反発し、前日下落率トップの自動車ルノー(+1.76%)と同ステランティス(+1.61%)も上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独11月消費者信頼感指数                  -24.1(10月は-22.5)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/28 17:50 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    28日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小じっかり、独仏株は小甘く始まった。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.14%高の9,667.30。現在は0.11%高の9,664.21近辺。指数構成全100銘柄中、50銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。第2四半期の堅調な業績と中間配当の増配を発表した電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+7.11%)が買われており、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.64%)や銀行のHSBCホールディングス(+2.39%)なども上げている。一方、金市況安で金鉱のエンデバー・マイニング(-3.65%)やフレスニーヨ(-3.52%)などは安い。
    独DAX40指数は前日比0.33%安の24,228.18で寄り付き、現在は0.47%安の24,195.54近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、29銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。通期業績見通しを引き下げた化学のシムライズ(-3.14%)が売られており、防衛・自動車部品のラインメタル(-1.04%)やオンライン衣料販売のザランド(-1.14%)なども安い。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.33%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+0.68%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.24%安の8,219.53で寄り付き、現在は0.24%安の8,219.40近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第3四半期業績が期待外れとの見方から銀行のBNPパリバ(-2.92%)が売られている。一方、通期売上見通しを引き上げたコンサルティングのキャップジェミニ(+5.03%)は高い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/28 07:41 <IGM>欧州株式 英国は3日連続の最高値、独仏も上昇 米中間の緊張緩和期待で
    <IGM>欧州株式 英国は3日連続の最高値、独仏も上昇 米中間の緊張緩和期待で
    27日の欧州株は、6日続伸した英国が3日続けて最高値を更新し、独は3日続伸、仏は反発した。30日の米中首脳会談でレアアースや大豆に関する貿易摩擦問題が緩和の方向に進むとの期待感が広がっており、投資家心理を押し上げた。
    英FTSE100は小幅ながら6日続伸し、前営業日比8.20ポイント(0.09%)高の9653.82と最高値を3日続けて更新して引けた。銀行株の堅調が目立つ一方、安全資産の金が下げたため、鉱業株は下げた。100銘柄中、上昇は50銘柄、下落は48銘柄、2銘柄は変わらずであった。銀行株はスタンダード・チャータード(+3.19%)、ロイズ・バンキング・グループ(+2.31%)の堅調が目立ち、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+2.33%)、資産管理セント・ジェームズ・プレース(2.24%)、高級ブランドのバーバリー(+2.24%)も急伸した。一方、金鉱エンデバー・マイニング(-5.04%)、鉱業フレスニロ(-4.97%)が急落し、建機レンタルのアシュテッド・グループ(-2.52%)も大幅安。
    独DAX40は3日続伸し、同68.89ポイント(0.28%)高の24308.78で引けた。ハイテク株や自動車株が上昇を牽引した。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は20銘柄、3銘柄は変わらずであった。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.37%)が大幅続伸し、自動車部品コンチネンタル(+1.43%)、郵便ドイツ・ポスト(+1.33%)、総合テクノロジーのシーメンス(+1.31%)、自動車ポルシェ・オートモービル・ホールディング(+1.27%)も堅調。一方、化学品卸売ブレンタグ(-2.40%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-2.21%)は大幅安となり、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.84%)も下げた。
    仏CAC40は反発し、同13.55ポイント(0.16%)高の8239.18で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は24銘柄、1銘柄は変わらずであった。モルガンスタンレーが投資判断/目標株価を引き上げた電機シュナイダー・エレクトリック(+2.01%)が大幅高となり、自動車部品ミシュラン(+1.25%)、ホテルチェーンのアコー(+1.06%)、銀行BNPパリバ(+1.04%)、光学機器エシロールルックスオティカ(+0.99%)もしっかり。一方、自動車ルノー(-2.21%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.13%)は急落し、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.93%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    独10月IFO企業景況感指数                   88.4(9月は87.7)

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  • 2025/10/27 17:43 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小甘く、独仏は小じっかりに始まる
    27日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小甘く、独仏株は小じっかりに始まった。24日に続伸した米株式相場が、直近の時間外取引でも堅調に推移していることが下支えになっているが、上値は重くもみ合いとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.07%安の9,638.90。現在は0.01%高の9,646.57近辺。指数構成全100銘柄中、47銘柄が値上がり、51銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+2.00%)や資源商社のグレンコア(+1.82%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+1.79%)などが上げている。一方、金鉱のエンデバー・マイニング(-1.64%)やフレスニーヨ(-1.27%)、ガス供給のセントリカ(-1.67%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.38%高の24,332.85で寄り付き、現在は0.15%高の24,275.87近辺。指数構成全40銘柄中、17銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.97%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.45%)、ソフトウェアのSAP(+0.86%)などが上げている。一方、航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(-1.13%)やドイツ証券取引所(-0.96%)、日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-0.93%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.14%高の8,237.20で寄り付き、現在は0.22%安の8,207.49近辺。指数構成全40銘柄中、14銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.43%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-1.19%)、電力・ガスのエンジー(-1.17%)などが安い。一方、モルガン・スタンレーが投資判断、目標株価を引き上げた電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.25%)は買われており、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.67%)や電気機器のルグラン(+1.08%)なども上げている。

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  • 2025/10/27 07:21 <IGM>欧州株式 英国は連日最高値 独は続伸し仏は小反落
    <IGM>欧州株式 英国は連日最高値 独は続伸し仏は小反落
    24日の欧州株は、米9月消費者物価指数がトランプ関税による物価押し上げが限定的であることを示し、米FRBが年内残り2回のFOMCで利下げを継続するとの見方が強まったため、午後の取引で買い上げられた。英国は連日最高値を更新し、独は続伸したが、仏はルコルニュ首相に対する不信任決議案が翌週提出される可能性が警戒されて小幅安で引けた。
    英FTSE100は5日続伸し、前日比67.05ポイント(0.70%)高の9645.62と最高値で引けた。英9月小売売上高が想定外の4ヶ月連続増となったこともセンチメントを改善させた。100銘柄中、上昇は81銘柄、下落は19銘柄であった。銀行ナットウエスト・グループ(+4.91%)は7-9月期の大幅増益で通期の業績見通しを上方修正した。ロンドン証券取引所グループ(+4.82%)はJPモルガンやRBCなどの目標株価引き上げで、連日の上昇率2位となった。小売テスコ(+2.20%)、同ネクスト(+2.13%)も大幅高となり、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+1.93%)も堅調。一方、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-5.20%)は4日ぶりに急反落し、医薬品GSK(-1.61%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-1.04%)も安い。
    独DAX40は続伸し、同32.10ポイント(0.13%)高の24239.89で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(+4.98%)は、下落率トップを2日続けた後に一転して上昇率トップが2日間継続する荒い値動きとなっている。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+3.47%)は急伸し、コメルツ銀行(+1.68%)、総合テクノロジーのシーメンス(+1.65%)、自動車部品ラインメタル(+1.38%)もしっかり。一方、前日上昇率2位のソフトウェアSAP(-3.57%)は急反落し、日用品バイヤスドルフ(-1.49%)、スポーツ用品アディダス(-1.29%)も下げた。
    仏CAC40は小反落し、同0.15ポイント(0.00%)安の8225.63で引けた。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は20銘柄、1銘柄は変わらずであった。HSBCが投資判断を引き下げた前日上昇率トップの高級ブランドのけリング(-3.86%)は急反落し、防衛・電子機器タレス(-2.80%)も大幅安となった。建設ヴァンシ(-1.99%)、前日下落率2位のソフトウェアのダッソーシステムズ(-1.98%)、通信オランジュ(-1.63%)も軟調。一方、通期業績見通しの引き上げと自社株買いを発表したホテルチェーンのアコー(+7.04%)は大幅に続伸し、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.82%)、医薬品サノフィ(+2.52%)も大幅高。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月小売売上高・前月比                  +0.5%(8月は+0.6%)
    英10月製造業景気指数(速報値)           49.6(9月は46.2)
    英10月サービス業景気指数(速報値)       51.1(9月は50.8)
    独10月製造業景気指数(速報値)           49.6(9月は49.5)
    独10月サービス業景気指数(速報値)       54.5(9月は51.5)
    仏10月製造業景気指数(速報値)           48.3(9月は48.2)
    仏10月サービス業景気指数(速報値)       47.1(9月は48.5)
    ユーロ圏10月製造業景気指数(速報値)     50.0(9月は49.8)
    ユーロ圏10月サービス業景気指数(速報値) 52.2(9月は51.2)

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  • 2025/10/24 17:23 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅続伸して始まる
    24日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅続伸して始まった。寄り付きからの買い一巡後はいずれも売りに押され伸び悩んでいる。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%高の9,600.13。現在は0.09%高の9,587.53近辺。指数構成全100銘柄中、43銘柄が値上がり、55銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。JPモルガンやRBCが目標株価を引き上げたロンドン証券取引所グループ(+3.79%)や第3四半期利益が市場予想を上回り、通期業績見通しを引き上げた銀行のナットウエスト・グループ(+3.48%)などが買われている。一方、金鉱のフレスニーヨ(-2.65%)や医薬品のGSK(-1.67%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.28%高の24,275.99で寄り付き、現在は0.09%安の24,186.69近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり。ソフトウェアのSAP(-1.43%)や電力のエーオン(-1.18%)、不動産のヴォノヴィア(-0.87%)などが下げている。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.04%)やタイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+1.38%)、コメルツ銀行(+0.94%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.46%高の8,263.91で寄り付き、現在は0.25%安の8,205.21近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。HSBCが投資判断を引き下げたファッション・アパレルのケリング(-3.70%)売られており、建設のバンシ(-3.38%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.99%)なども下げている。一方、通期業績見通しを引き上げ、自社株買い計画も発表したホテルのアコー(+5.43%)は買われており、医薬品のサノフィ(+1.79%)やコンサルティングのキャップジェミニ(+1.74%)なども高い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/24 07:57 <IGM>欧州株式 英国は石油/鉱業株が牽引し8日以来の最高値 独仏は反発
    <IGM>欧州株式 英国は石油/鉱業株が牽引し8日以来の最高値 独仏は反発
    23日の欧州株は英国が8日以来の最高値更新となり、独仏は反発した。米政府がロシアの対ウクライナ戦費を絶つため、石油大手2社を制裁対象に加えたことで原油相場が急伸するとともに金先物が反発し、石油株と鉱業株が買われた。好調な業績を発表した銘柄が目立ち、個別の材料に注目する買いも確認された。
    英FTSE100は4日続伸し、前日比63.57ポイント(0.67%)高の9578.57と最高値で引けた。100銘柄中、上昇は65銘柄、下落は33銘柄、2銘柄は変わらずであった。害虫駆除レントキル・イニシャル(+8.32%)は7-9月期の業績好調で一時17.8%高と急騰した。ロンドン証券取引所グループ(+7.18%)も7-9月期の業績好調に加えて10億ポンドの自社株買いを発表した。前日下落率2位の鉱業フレスニロ(+5.29%)、石油BP(+3.69%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.02%)も大幅高となった。一方、格安航空イージージェット(-2.80%)、建機レンタルのアシュテッド・グループ(-2.54%)は急落し、7-9月期決算が市場予測に届かなかった資産運用シュローダー(-1.85%)も安い。
    独DAX40は反発し、同56.66ポイント(0.23%)高の24207.79で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。2日連続で下落率トップとなっていた発送電技術シーメンス・エナジー(+3.22%)が急反発し、前日発表した7-9月期決算が好感されたソフトウェアSAP(+2.17%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+2.14%)も大幅高となった。バイオテクノロジーのキアゲン(+1.54%)、医療機器フレゼニウス(+1.43%)も堅調。一方、通信ドイツ・テレコム(-2.40%)、前日下落率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.31%)は大幅安となり、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(-1.44%)も下げた。
    仏CAC40も反発し、同18.91ポイント(0.23%)高の8225.78で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は18銘柄であった。7-9月期売上高が前年比マイナスとなったが、市場予測比で強めとなった高級ブランドのケリング(+8.71%)が急反発し、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(+2.29%)、石油トタルエナジーズ(+2.02%)も急伸した。建設・メディア・通信ブイグ(+1.52%)、証券取引所運営ユーロネクスト(+1.52%)もしっかり。一方、前日下落率2位の半導体STマイクロエレクトロニクス(-14.12%)は10-12月期売上高見通しが弱く、7-9月期利益が市場予測を下回るとともに通期の業績見通しを下方修正したソフトウェアのダッソーシステムズ(-12.98%)とともに暴落した。小売カルフール(-3.93%)も大幅安。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏10月消費者信頼感指数(速報値)   -14.2(9月は-14.9)

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  • 2025/10/23 17:29 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    23日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。寄り付き後は方向感に乏しく、個別に業績発表を受けて売り買い交錯となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.21%高の9,535.25。現在は0.12%高の9,525.99近辺。指数構成全100銘柄中、35銘柄が値上がり、59銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。第3四半期売上が市場予想を上回った害虫駆除のレントキル・イニシャル(+8.64%)が買われており、通期業績見通しを引き上げたロンドン証券取引所グループ(+5.34%)も上げている。一方、建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループ(-3.17%)や資産運用のシュローダー(-2.62%)、情報関連のレレックス(-2.57%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.21%高の24,202.78で寄り付き、現在は0.15%安の24,115.27近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、20銘柄が値下がり。ソフトウェアのSAP(-2.11%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.13%)、電力のRWE(-0.72%)などが下げている。一方、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+3.09%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+1.80%)、自動車のメルセデス・ベンツグループ(+1.06%)などは高い。
    仏CAC40指数は前日比0.23%高の8,225.45で寄り付き、現在は0.47%高の8,245.34近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第3四半期売上は前年同期比減少も、減少幅は市場予想より小幅であったファッション・アパレルのケリング(+8.67%)が買われており、化粧品のロレアル(+2.13%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.89%)なども上げている。一方、第3四半期利益が市場予想を下回り、通期業績見通しを引き下げたソフトウェアのダッソー・システムズ(-15.24%)は大幅安。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/23 07:43 <IGM>欧州株式 英国は年内の利下げ観測で続伸 独仏は反落
    <IGM>欧州株式 英国は年内の利下げ観測で続伸 独仏は反落
    22日の欧州株は英国が続伸し、独仏は反落した。英9月消費者物価指数(CPI)が市場予測を下回り、インフレ圧力が既にピークアウトしたとの見方が浮上するなかで、英中銀の年内の追加利下げ観測で英国株は最高値に迫った。7日の米国を起点とする主要3極の株高の連鎖が日本で終了しており、独仏株も下げに転じた。
    英FTSE100は3日続伸し、前日比88.01ポイント(0.93%)高の9515.00で引けた。金利先安観で住宅関連株が買われ、8日の最高値(9548.87)まで3ポイント強に迫る場面があった。100銘柄中、上昇は85銘柄、下落は14銘柄、1銘柄は変わらずであった。台所用品・建具ハウデン・ジョイナリー・グループ(+6.28%)、住建パーシモン(+6.28%)、同バラット・レッドロウ(+5.05%)は住宅ローン金利低下への期待感で、住宅のリノベーションや引越しの需要が高まる可能性が材料視された。銀行バークレイズ(+4.87%)は今年の収益目標の引き上げと5億ポンドの自社株買い計画が好感された。前日下落率3位のオンライン賭博エンテイン(+4.81%)は急反発した。一方、航空機エンジンのロールス・ロイス(-2.82%)は急落し、前日下落率トップの協業フレスニロ(-1.61%)は最高値をつけた16日を境として、4日間で20.8%の急落となった。投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-1.59%)も軟調。
    独DAX40は3日ぶりに反落し、同178.90ポイント(0.74%)安の24151.13で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(-3.70%)は連日の下落率トップとなり、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.92%)は米同業テキサス・インスツルメンツが前日示した10-12月期の弱い業績見通しを嫌気した。上方修正した通期の利益見通しが市場予測に届かなかったスポーツ用品アディダス(-2.85%)、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-2.23%)、同フォルクスワーゲン(-2.19%)も大幅安。一方、自動車部品コンチネンタル(+1.57%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+1.52%)、不動産検索プラットフォームのスカウト24(+1.38%)はしっかり。
    仏CAC40も3日ぶりに反落し、同51.99ポイント(0.63%)安の8206.87で引けた。前日最高値を更新しており、利益確定売りが優勢となった。40銘柄中、上昇は19銘柄、下落は21銘柄であった。7-9月期の業績が市場予測を下回った化粧品ロレアル(-6.70%)、世界的な半導体株安に巻き込まれたSTマイクロエレクトニクス(-4.06%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-2.27%)と同ケリング(-2.07%)、前日上昇率3位の自動車ステランティス(-2.12%)が急落した。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+4.61%)は連日上昇率トップとなり、前日下落率3位の鉄鋼アルセロールミタル(+2.01%)は急反発した。防衛・電子機器タレス(+1.37%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月消費者物価指数・前年比              +3.8%(8月は+3.8%)
    英9月卸売物価指数(仕入)・前年比        +0.8%(8月は-0.1%)
    英9月卸売物価指数(出荷)・前年比        +3.4%(8月は+3.1%)

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  • 2025/10/22 17:28 <IGM>欧州株式寄り付き 英は続伸、独仏は反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は続伸、独仏は反落して始まる
    22日の欧州株式市場寄り付きは、英株は続伸、独仏株は反落して始まった。21日の米株式市場ではハイテク関連などが売られ、また、引け後に発表した米半導体大手テキサス・インスツルメンツの低調な業績と時間外の株安などの影響で半導体関連などが売られ重荷となっている。一方、先ほど発表された9月の英消費者物価が市場予想を下回り、ポンドが下落しており英株を下支えている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.46%高の9,470.00。現在は0.70%高の9,493.30近辺。指数構成全100銘柄中、76銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。金鉱のフレスニーヨ(+3.69%)や鉱業のリオ・ティント(+3.36%)、銀行のバークレイズ(+3.36%)などが上昇している。一方、飲料のコカ・コーラHBC(-1.08%)や流通・食品包装のバンズル(-1.03%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-0.94%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.14%安の24,296.16で寄り付き、現在は0.07%安の24,312.71近辺。指数構成全40銘柄中、13銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.81%)やスポーツ用品のアディダス(-2.18%)、自動車のメルセデス・ベンツグループ(-1.51%)などが下げている。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+2.72%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.48%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+1.07%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.44%安の8,222.73で寄り付き、現在は0.52%安の8,215.53近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。第3四半期業績が予想を下回った化粧品のロレアル(-5.79%)が売られており、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(-3.96%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.77%)なども安い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+2.31%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.16%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]

・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス

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