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  • 2025/10/22 14:05 <NQN>◇東証14時 日経平均は一時100円高 ファストリ強含む
    <NQN>◇東証14時 日経平均は一時100円高 ファストリ強含む
     22日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び上昇し、前日比80円ほど高い4万9300円台後半で推移している。上げ幅が100円を超える場面もあった。相場が底堅く推移するなか、次第に株価指数先物への買いが優勢となり、現物を押し上げた。日経平均への寄与度の大きいファストリが強含んでいる。国内機関投資家や個人投資家からとみられる割安株買いも続いている。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆1146億円、売買高は14億8614万株だった。
     TDK、トヨタ、ホンダ、ファナックが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、コナミG、スクリンが安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 12:49 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ渋り 先物売り一服 イオンが一段高
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げ渋り 先物売り一服 イオンが一段高
     22日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り、前日比120円ほど安い4万9100円台後半で推移している。ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなどハイテクの下落が引き続き相場を押し下げているが、前場に一時強まった株価指数先物への持ち高整理売りの勢いは一服し、現物株への売り圧力も和らいでいる。このところ小売り株で市場での評価を高めているイオンが上げ幅を拡大している。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約654億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2094億円、売買高は12億3677万株だった。

     コナミG、スクリン、住友鉱、第一三共が安い。一方、トヨタ、ホンダ、TDK、テルモが高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 11:46 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 ハイテクに売り、割安株は買い
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落 ハイテクに売り、割安株は買い
     22日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比238円50銭(0.48%)安の4万9077円56銭だった。国内政局が安定するとの見方から前日まで急ピッチに上昇していたため、高値警戒を意識した売りが優勢だった。株価指数先物主導で下げ幅が700円を超える場面もあった。ハイテク株が下げる一方、自動車など割安株を中心に値上がりも多く、前引けにかけて下げ幅を縮小した。

     日経平均は前日に5万円の節目まであと50円ほどに迫る場面があった。海外勢による先物の買い戻しで上昇を強めてきたが、きょうは持ち高整理の売りに押された。国内では21日夜に高市早苗内閣が発足し、いったん国内政局が節目を迎えたことから目先の出尽くし感が広がりやすかった。これまで相場上昇をけん引してきたソフトバンクグループ(SBG)などハイテク株への売りで日経平均は下げを強めた。

     一方、ハイテク株と比べた相対的な出遅れ感が指摘されていたトヨタなどの割安株には買いが向かい、相場の下値を支えた。トヨタは約9カ月ぶりに年初来高値を更新した。業種別では建設株の上げが目立った。前日の米株式市場では好決算銘柄を中心に買いが入り、ダウ工業株30種平均が最高値を更新するなど日米を中心とした相場の先高期待も根強い。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは前日比10.65ポイント(0.33%)高の3260.15と、9日の最高値を上回った。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆8823億円、売買高は10億2618万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は246。値上がりは1325と全体の8割を占めた。横ばいは43だった。

     アドテスト、フジクラ、スクリン、住友鉱が下落した。一方、TDK、テルモ、イオン、ホンダが上昇した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 10:05 <NQN>◇東証10時 日経平均は700円安 海外勢が持ち高整理売り
    <NQN>◇東証10時 日経平均は700円安 海外勢が持ち高整理売り
     22日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比700円ほど安い4万8600円台前半で推移している。直近まで株価指数先物への買いを積み上げてきた海外勢などが持ち高整理の売りに動いており、下げが大きくなっている。5万円を意識した高値警戒感に加え、国内政局がいったん節目を迎えたことで目先の材料出尽くし感も広がりやすくなっている。半導体などハイテク株が売りに押される半面、自動車をはじめとする割安株の一角に買いが向かうなど、循環物色もみられる。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7522億円、売買高は7億2189万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、東エレク、フジクラが安い。一方、ファストリ、テルモ、トヨタ、中外薬が高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 09:27 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落 ソフトバンクGに売り先行
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落 ソフトバンクGに売り先行
     22日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まり、前日に比べ350円ほど安い4万8900円台後半で推移している。国内政局を巡る不透明感が後退したことから前日に5万円に迫る場面もあり、高値警戒感を意識した売りがソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株の一角に先行している。

     前日の米株式市場で好決算銘柄を中心に買いが入り、ダウ工業株30種平均が最高値を更新したのを支えに日経平均も朝方は一時上昇したが、その後は再び売りに押されている。日経平均の下げ幅は400円を超える場面があった。

     海外勢による先物の買い戻しが主導する形で日経平均は上昇してきたが、足元では持ち高整理の売りが出やすくなっている。21日夜に発足した高市早苗内閣への政策期待がある半面、今後の政権運営や編成が検討される2025年度の補正予算の内容などを見極めたいとの見方も多い。

     東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら上昇している。

     アドテスト、東エレク、フジクラが安い。一方、トヨタやホンダ、スズキと自動車株が高い。ファストリも上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 15:58 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 連日最高値、利益確定で一時下落も
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 連日最高値、利益確定で一時下落も
     21日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比130円56銭(0.27%)高の4万9316円06銭と連日で最高値を更新した。米中の緊張緩和期待を背景にした20日の米株高や国内政局の先行き不透明感が薄れたことで海外投機筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、日経平均は午前に700円強上昇し、心理的節目の5万円に接近した。午後に自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれると、これまで株買いを進めてきた一部短期投資家から材料出尽くしや利益確定に伴う売りが出て、日経平均は下げに転じる場面もあった。
     
     20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前週末比515ドル(1.11%)高の4万6706ドルだった。トランプ米大統領が20日に改めて中国との関係が良好だとして、貿易協定締結への楽観的な見方を示した。貿易問題を巡る米中対立が和らぐの見方が投資家心理を上向かせた。21日の東京市場では指数寄与度が高いファストリが株式分割考慮ベースの年初来高値を更新し、日経平均を押し上げた。

     自民党と日本維新の会は20日に連立政権の樹立で合意した。21日の首相指名選挙に先んじて財政拡張・金融緩和を志向する高市早苗総裁が首相に選ばれるのは確実な情勢だったことから、日本株は上昇していた。市場では「高市政権は財政を活用して人工知能(AI)や原子力などを政策的に後押しする方針とみられ、投資家の期待値を一段と高めそうだ」(三井住友DSアセットマネジメントの吉川雅幸チーフマクロストラテジスト)との声があった。

     午前に大きく上昇した日経平均は午後に下げる場面もあった。足元の株高を受け国内年金の売り観測が聞かれた。午後に自民党の高市総裁が首相に選ばれると、これまで株を買い進めてきた一部の短期投資家から材料出尽くしに伴う売りが出た。日経平均はきょうの高値からは一時、800円あまり下げる激しい値動きだった。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は1.05ポイント(0.03%)高の3249.50だった。JPXプライム150指数も続伸し、0.18ポイント(0.01%)高の1430.29と最高値を更新した。

     東証プライムの売買代金は概算で6兆2013億円、売買高は22億4027万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は751。値下がりは799、横ばいは65だった。

     コナミGや任天堂が買われ、TDKや日東電も上げた。一方、東エレクやアドテストなどの半導体関連が売られ、三菱重や安川電も下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均は上値重い「首相就任で材料出尽くし」
    <NQN>◇東証14時 日経平均は上値重い「首相就任で材料出尽くし」
     21日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上値が重い。前日比350円ほど高い4万9500円台前半で推移している。午前に付けたきょうの高値(4万9945円)からは600円あまり下げる場面もあった。自民党の高市早苗総裁が21日午後の衆院本会議で第104代首相に指名された。女性の首相就任は初めて。日本の政治が前進するとの見方から海外投機筋の株価指数先物への断続的な買いが続き、日経平均を押し上げている。半面、首相就任で材料出尽くしとみた短期筋からは利益確定売りが出て、上値を抑えている。

     21日午後に発足する見通しの高市内閣では、財務相に片山さつき元地方創生相を充てる方針と伝わっている。経済・金融市場に関する情報を発信するマーケットコンシェルジュの上野泰也代表は顧客向けメモでこれまでの片山氏の発言などから「少なくとも3月時点では、日銀の追加利上げを容認する姿勢だった」と指摘。同時に「円高志向が明確なので、その面から(為替相場を円安方向に動かさない配慮も含め)、日銀の利上げを強く否定することはないだろう」と説明した。片山氏の財務相就任は日銀の早期の利上げを後押しするとの見方も、株式相場の上値を抑えている可能性がある。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆1892億円、売買高は15億8811万株だった。

     ファストリやTDKが引き続き買われ、リクルートや任天堂も高い。一方、東エレクやディスコが売られ、イオンや東京海上も安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 12:54 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は伸び悩む、5万円接近で利益確定売り
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は伸び悩む、5万円接近で利益確定売り
     21日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩んでいる。前日比300円ほど高い4万9400円台後半で推移している。午前終値から400円あまり上げ幅を縮小した。海外投機筋による株価指数先物への断続的な買いで日経平均は午前に心理的節目の5万円に近づいた。ただ、節目接近で目先の利益確定を目的とした売りが上値を抑えているようだ。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約149億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆135億円、売買高は12億9613万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が買われ、日東電や信越化も高い。一方、東エレクやディスコが売られ、安川電や日立は安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 11:48 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸、高市政権期待で、先物は一時5万円
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸、高市政権期待で、先物は一時5万円
     21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比744円31銭(1.51%)高の4万9929円81銭と前日の最高値を上回った。一時4万9945円と節目の5万円まで50円ほどに迫った。20日の米株高や国内政局の不透明感の後退で日本株の先高期待を強めた海外投機筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、日経平均を押し上げた。金利などの影響で日経平均より高い水準で推移する日経平均先物は節目の5万円を付ける場面があった。

     20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前週末比515ドル(1.11%)高の4万6706ドルだった。トランプ米大統領が20日に改めて中国との関係が良好だとして、貿易協定締結への楽観的な見方を示した。貿易問題を巡る米中対立が和らぐとの見方が買いを誘った。21日の東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)が連日で株式分割考慮ベースの上場来高値を更新し、初めて2万5000円台に乗せた。ファストリも株式分割考慮ベースの年初来高値を付け、日経平均を押し上げた。

     自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意した。21日召集の臨時国会では、午後の首相指名選挙では自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれるのは確実な情勢だ。高市氏は衆参本会議で第104代首相に指名される見通し。市場では「海外投資家の間では高市氏は財政拡張・金融緩和を志向するとのイメージが広がっており、日本株の買いが続きやすい」(国内運用会社)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは25.10ポイント(0.77%)高の3273.55と9日に付けた最高値を上回った。JPXプライム150指数も続伸し、12.31ポイント(0.86%)高の1442.42で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6448億円、売買高は10億6687万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1172と7割を占め、値下がりは380、横ばいは63だった。

     TDKや日東電が買われ、コナミGやバンナムHDも上昇した。一方、イオンや日立が売られ、大塚HDやエーザイも下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 10:16 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大、一時600円高 アドテスト買われる
    <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大、一時600円高 アドテスト買われる
     21日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅をやや拡大し、前日比570円ほど高い4万9700円台半ばで推移している。上げ幅は一時600円を超えた。自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれるのが確実になった。国内政局の不透明感が和らいで日本株の先高期待を強めた海外投機筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、指数を押し上げている。指数寄与度が高いアドテストが一段高となっている。

     市場では「日本株の上昇ピッチが速く過熱感はあるが、買い遅れた投資家の資金流入もあって下がりづらくなっている」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。

     相場の下落を見込んでいた投資家にとって、日経平均が節目の5万円に接近する状況は厳しい。11月物のオプションの場合、権利行使価格5万円のコール(買う権利)に約8300枚の建玉(未決済残高)がある。米中対立問題などで日経平均の上値は限定的とみていたヘッジファンドなどがコールオプションの売りでオプション料を得ていた。だが、想定外の相場上昇でコール売りの持ち高の評価損が膨らみ、損失限定のため株価指数先物などを買う「デルタ・ヘッジ」と言われる動きが活発化しているとの声も聞かれている。権利行使価格5万円のコールの価格は前日は2倍、きょうは2割以上の上昇となっている。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7128億円、売買高は7億3043万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が引き続き買われ、TDKや日東電なども上昇している、一方、東京海上や日立が売られ、イオンやソニーGも下げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 09:21 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 米株高と高市政権の発足期待で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸 米株高と高市政権の発足期待で
     21日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ440円ほど高い4万9600円台前半で推移している。上げ幅は一時500円を超え、前日に付けた最高値を上回っている。貿易問題を巡る米中対立の緩和期待などから20日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、日本株にも買いが先行している。国内では自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、自民党の高市早苗総裁が史上初の女性首相に選出されることが確実になった。政治の安定で経済政策を打ち出しやすくなるとの見方からも買いが続いている。

     20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前週末比515ドル(1.11%)高の4万6706ドルだった。トランプ米大統領が20日に改めて中国との関係が良好だとして、貿易協定締結への楽観的な見方を示した。貿易問題を巡る米中対立が緩和するとの見方が投資家心理を支えた。21日の東京市場では指数寄与度が高いソフトバンクグループ(SBG)が連日で株式分割考慮ベースの上場来高値を更新。ファストリも株式分割考慮ベースの年初来高値を付け、日経平均を押し上げている。

     21日に臨時国会が召集され、実施される首相指名選挙では自民党の高市総裁が首相に選ばれるのは確実な情勢となっている。高市氏を午後の衆参本会議で第104代首相に指名する見通しだ。同日夜に高市内閣が発足する。市場では「日本の政治が前進するとの期待は強く、海外投機筋が株価指数先物に買いを入れ、日本株を押し上げている」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との指摘があった。 

     東証株価指数(TOPIX)は続伸して始まり、最高値を上回っている。

     TDKや日東電などの電子部品株が買われ、ファナックやダイキンも上昇している。一方、フジクラやキーエンスが売られ、良品計画や東京海上も下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 15:45 <NQN>◇東証大引け 日経平均、大幅反発し最高値 初の4万9000円台 「高市トレード」再開
    <NQN>◇東証大引け 日経平均、大幅反発し最高値 初の4万9000円台 「高市トレード」再開
     20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。終値は前週末比1603円35銭(3.37%)高の4万9185円50銭と、この日の高値で引けた。9日以来の最高値更新で、終値として初めて4万9000円台に乗せた。21日にも実施される首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれるのが確実な情勢となった。政局を巡る不透明感が薄らいだとして投資家心理が強気に傾いた。前週末の米株高や貿易問題に関する米中対立の緊張緩和への期待が高まったことも追い風だった。

     日本維新の会の吉村洋文代表は20日、自民党と連立政権の樹立で合意する方針を明らかにした。高市総裁と同日18時から会談して正式合意し、連立政権の合意書にも署名する見通し。10日に公明党が連立政権からの離脱を表明し、前週は政局不安から株価が下落したが、高市総裁による財政拡張・金融緩和路線の経済政策に期待した「高市トレード」が再開し、20日の市場では株高・円安が進んだ。

     東証プライムの値上がり銘柄数は9割を超え、ほぼ全面高の展開だった。日経平均が急ピッチで株価水準を切り上げるなか、株価の上昇に出遅れまいとする投資家の買いが買いを呼ぶ「FOMO(Fear Of Missing Out=取り残される恐怖感)」の様相が強まった面もある。

     市場では「高市総裁の経済政策に期待した『高市トレード』の織り込みはかなり進んだ可能性が高い」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれる。そのうえで浪岡氏は、財政拡張的な政策を背景に金利が一段と上昇(債券価格は下落)すれば、今後は株式の割高さが意識される場面が出てくる可能性があり、注意が必要との見方を示した。

     海外株の上昇も日本株相場を支えた。米地銀のフィフス・サード・バンコープが17日に発表した2025年7~9月期決算は、1株当たり利益が市場予想を上回るなど底堅い内容だった。これを受け、16日に意識された米地銀の信用不安を巡る過度な警戒感が和らぎ、17日の米ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。きょうの東京市場でも米地銀株安で前週末に下落した三菱UFJやみずほFGなど銀行株の一角に買いが入った。20日の市場では香港ハンセン指数などアジア株の上昇も目立った。

     東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は78.01ポイント(2.46%)高の3248.45だった。JPXプライム150指数も反発し、38.07ポイント(2.73%)高の1430.11で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で5兆2873億円、売買高は17億9405万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1456。値下がりは132、横ばいは27だった。

     月末に本格化する決算発表シーズンを前に人工知能(AI)関連銘柄に投資家の物色が向かい、ソフトバンクグループ(SBG)は株式分割考慮後の上場来高値を更新した。アドテストや東エレク、フジクラが上昇した。ファストリやファナック、トヨタが買われた。一方、住友鉱が安い。住友ファーマや信越化が下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 14:07 <NQN>◇東証14時 日経平均、堅調 ソフトバンクGが一段高
    <NQN>◇東証14時 日経平均、堅調 ソフトバンクGが一段高
     20日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前週末比1350円ほど高い4万8900円台前半で推移している。日本維新の会の吉村洋文代表は20日、自民党と連立政権の樹立で合意する方針を明らかにし、21日にも実施される首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれるのが確実な情勢となった。政局を巡る不透明感の後退が投資家心理を引き続き強気に傾けている。

     株価指数先物には海外短期筋などから断続的に買いが入り、日経平均は先物主導で株価水準を切り上げている。一方、日経平均は前週こそ下落する場面が目立ったものの、20日の取引では最高値圏で推移しているとあって、相場の過熱感を指摘する声も聞かれる。利益確定目的の売りも出ているとみられ、一段の上値追いの動きは乏しくなっている。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6626億円、売買高は11億8209万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)が一段高。ファストリやアドテスト、東エレクが上昇した。ファナックやリクルート、トヨタが買われた。一方、住友鉱が安い。住友ファーマやDOWAが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 12:51 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、上げ幅1400円超 初の4万9000円台
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均、上げ幅1400円超 初の4万9000円台
     20日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前週末比1430円ほど高い4万9010円近辺まで上げ幅を広げる場面があった。取引時間中に4万9000円台に乗せるのは初めて。21日の首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が選ばれる公算が大きくなった。国内政局の不透明感が薄れ、運用リスクを取る動きが強まっている。

     外国為替市場での円安・ドル高の進行に加え、海外株の上昇も投資家心理の改善につながっている。日本時間午後の取引で米株価指数先物が上昇しているほか、香港ハンセン指数などアジア各国・地域の株価指数は総じて堅調だ。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約71億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆9582億円、売買高は9億5103万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリは後場一段高。アドテストや東エレクが上昇した。ファナックや安川電、トヨタが買われた。一方、住友鉱が安い。ルネサスやDOWAが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 11:55 <NQN>◇東証前引け 日経平均、大幅反発 1388円高 「高市トレード」再開で
    <NQN>◇東証前引け 日経平均、大幅反発 1388円高 「高市トレード」再開で
     20日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、午前終値は前週末比1388円25銭(2.92%)高の4万8970円40銭だった。9日に付けた最高値(4万8580円)を上回って推移した。21日の首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれる公算が大きくなった。国内政局の不透明感が薄れ、投資家心理が強気に傾いた。米信用不安の後退で17日の米株式相場が上昇したことも追い風になった。

     日本維新の会の吉村洋文代表は20日、自民党と連立政権の樹立で合意する方針を明らかにした。高市総裁と20日18時から会談して正式合意するとも述べた。21日召集の臨時国会で予定される首相指名選挙で、維新は高市総裁に投票する見通し。公明党が連立から離脱し、前週には政局不安から株価が下落したが、高市総裁による財政拡張と金融緩和に期待した「高市トレード」が再開し、株高・円安が進んだ。

     人工知能(AI)関連銘柄にも投資家の物色が向かった。米グーグルをはじめとするハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)によるAI投資の規模が積み上がっており、関連企業の業績拡大への期待は高い。市場では「足元では国内企業の業績改善期待が高まっており、今月末に本格化する2025年4~9月期の決算が良好なら、日経平均は11月にも大台の5万円に乗せる可能性がある」(ピクテ・ジャパンの田中純平投資戦略部長)との声が聞かれた。20日はソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、上場来高値を更新した。

     前週末17日の米株高も投資家心理を支えた。米地銀のフィフス・サード・バンコープが17日に発表した25年7~9月期決算は、1株当たり利益が市場予想を上回るなど底堅い内容だった。これを受け、前の日に意識された米地銀の信用不安を巡る過度な警戒感が和らぎ、米ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。きょうの東京市場でも米地銀株安で前週末に下げが目立っていた三菱UFJやみずほFGなど銀行株の一角に見直し買いが入った。
     
     東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは63.65ポイント(2.01%)高の3234.09だった。JPXプライム150指数も反発した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6449億円、売買高は8億3361万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1483。値下がりは107、横ばいは24だった。

     ファストリが高い。アドテストや東エレク、フジクラが上昇した。リクルートやファナック、トヨタが買われた。一方、住友鉱が安い。ルネサスやDOWAが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 10:25 <NQN>◇東証10時 日経平均、一段高 1200円高 高市氏の首相選出期待で
    <NQN>◇東証10時 日経平均、一段高 1200円高 高市氏の首相選出期待で
     20日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段高となり、前週末比1200円ほど高い4万8800円近辺まで買われる場面があった。9日に付けた最高値(4万8580円)を上回って推移している。前週末の米株高や貿易問題を巡る米中対立の緊張緩和への期待に加え、国内政局の不透明感の後退が引き続き投資家心理を強気に傾けている。

     自民党と日本維新の会の連立協議が進展し、21日にも実施される首相指名選挙で、自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれる公算が大きくなっている。公明党が連立政権から離脱し、前週は国内政局が流動化するとの懸念から株価は下落したが、足元では財政拡張的な経済政策を志向するとされる高市氏への期待から株高・円安が進んでいる。

     一方、日本維新の会は当面、新内閣に閣僚を出さない「閣外協力」になる可能性が高いとも伝わる。市場では「閣外協力にとどまれば、財政拡張的な経済政策の規模は限られる可能性があり、ここからさらに『高市トレード』が加速するシナリオにはなりにくい」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6233億円、売買高は5億3305万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが一段高。東エレクやアドテストが上昇した。ファナックやトヨタが買われた。一方、住友鉱が安い。ルネサスやDOWAが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 09:25 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、大幅反発 米株高で一時900円上げ 首相選で高市氏勝利の期待も
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均、大幅反発 米株高で一時900円上げ 首相選で高市氏勝利の期待も
     20日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前週末に比べ910円ほど高い4万8400円台後半まで上げ幅を広げる場面があった。米信用不安の後退で前週末17日の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。20日朝の東京外国為替市場で円相場は1ドル=150円台後半と、前週末夕時点に比べて円安・ドル高に振れており、主力の輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行した。

     17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、終値は前日比238ドル(0.51%)高の4万6190ドルだった。米地銀のフィフス・サード・バンコープが17日に発表した2025年7~9月期決算は、1株当たり利益が市場予想を上回るなど、底堅い内容だった。これを受け、前の日に意識された米地銀の信用不安を巡る過度な警戒感が和らいだ。きょうの東京市場でも米地銀株安で前週末に下げが目立っていた三菱UFJやみずほFGなど銀行株の一角には見直し買いが入っている。

     国内政局の不透明感の後退も投資家心理の改善につながった。21日召集の臨時国会では、石破茂首相の後任を決める首相指名選挙が実施される見通しだ。20日付の日本経済新聞電子版によると、日本維新の会は自民党との政策協議に合意する方向で最終調整に入った。合意する場合は吉村洋文代表(大阪府知事)が20日に自民党の高市早苗総裁と会談し、高市氏に投票する方針を固めるとされる。高市氏が首相に選出される公算が大きくなっており、財政拡張・金融緩和路線を志向する同氏の経済政策への期待から株高と円安が進みやすくなっている。

     東証株価指数(TOPIX)は反発している。

     ソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、上場来高値を更新した。ファストリや東エレクが高い。ファナックやリクルート、トヨタが上昇した。一方、住友鉱が安い。住友電やルネサスが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 15:55 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 695円安、米信用不安や円上昇が重荷
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 695円安、米信用不安や円上昇が重荷
     17日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比695円59銭(1.44%)安の4万7582円15銭だった。米地銀の信用不安問題を背景に16日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が売られた。円の対ドル相場が1ドル=149円台まで上昇したことも主力の輸出関連株の重荷となった。午後はリスク許容度が低下した投資家による換金売りで一段安となる場面があった。

     16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は301ドル(0.65%)安と続落した。銀行業界の健全性を巡る懸念から米金融株が下落し、17日の東京市場でも三菱UFJやみずほFG、三井住友FGなど銀行株に売りが波及した。円相場の強含みを受けて自動車株の一角が売られたほか、円の上昇に歩調を合わせた海外投機筋の株価指数先物売りも目立った。

     日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が約半年ぶりの高水準を付ける場面があった。市場では「来週とされる首相指名選挙では政局の不透明感が根強い。相場下落で変動率に応じて持ち高を調整するリスクパリティ戦略をとるファンドが売りを出した可能性がある」(マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリスト)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は32.98ポイント(1.03%)安の3170.44だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反落し、13.80ポイント(0.98%)安の1392.04で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で5兆952億円、売買高は20億9347万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1131、値上がり数は433、横ばいは51だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が売られ、アドテストや東エレクなどの半導体株も下げた。一方、花王や資生堂が買われ、任天堂やイオンも上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で推移 週末前に持ち高整理の売りも
    <NQN>◇東証14時 日経平均は安値圏で推移 週末前に持ち高整理の売りも
     17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比660円ほど安い4万7600円台前半と、きょうの安値圏で推移している。相場の変動率の高まりや円相場の上昇を受け、日本株が下落基調に転じることを警戒した短期目線の投資家による売りが続いている。来週とみられる首相指名選挙の動向を見極めたいとの雰囲気が強いほか、週末を控えた持ち高整理の売りも出ている。

     日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は17日のフジテレビ番組で、首相指名選挙や連立政権に向けた自民党との政策協議に関して「改革のセンターピンは議員定数の削減だ」と述べ、自民党がこの点で合意しなければ連立入りしないと明言した。市場では「維新の要求項目を自民が受け入れるかは見通せず、連立政権成立への期待だけで一方的に買い続けるのは難しい」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4655億円、売買高は14億2139万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株は引き続き売られ、ディスコやスクリンなどの半導体関連の下げも目立つ。一方、KDDIやNTTが買われ、アサヒやキリンHDも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 13:07 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時700円安、VIの急上昇が売り促す
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は一時700円安、VIの急上昇が売り促す
     17日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は後場一段安。前日比550円ほど安い4万7800円台前後で推移している。下げ幅は一時700円を超えた。午後に入り欧州勢とみられる海外投資家による日本株売りが出たようだ。円相場が1ドル=149円台とさらに強含んでおり、円高に歩調を合わせた投機筋の株価指数先物売りも加速したとみられる。

     日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時、前日比19.27%高い36.70と、2025年4月14日以来の高水準となり、投資家心理の悪化に拍車をかけた。市場では「日経平均VIの上昇を受け、変動率に応じて持ち高を調整するファンドが売りを出した可能性がある」(三菱UFJeスマート証券の河合達憲チーフストラテジスト)との指摘があった。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約26億円成立した。
     
     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8450億円、売買高は12億451万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが売られ、日東電や信越化も安い。一方、任天堂やダイキンが買われ、花王やKDDIも高い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 17:23 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 151円台後半 日銀の利上げ観測後退で
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日続落 151円台後半 日銀の利上げ観測後退で
     22日の東京外国為替市場で、円相場は3日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ68銭の円安・ドル高の1ドル=151円83~84銭で推移している。21日に高市早苗政権が発足したのを受けて日銀が早期に追加利上げを決めるのは難しいとの見方が改めて広がり、円売り・ドル買いが優勢となった。

     高市首相は21日夜の就任後初の記者会見で、金融政策を巡り「日銀が政府と十分に連携を密にして意思疎通を図っていくことが何より大事だ」と語った。新政権に方針を理解してもらうには時間を要し、日銀が来週29~30日に開く金融政策決定会合で利上げを決める確率は後退したとの見方が円相場を下押しした。

     円相場は一時151円96銭近辺まで下落したが、下値を探る動きは鈍かった。新政権の経済政策に対する期待感から前日に5万円の大台に迫った日経平均株価は22日、一時700円ほど下落した。利益確定を目的とした売りに押され、投資家心理が強気に傾きづらくなるとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。

     米連邦準備理事会(FRB)が年末にかけて利下げを続けるとの観測が根強く、前日には米長期金利が低下。東京市場では輸出企業など国内実需筋による円買い・ドル売りが意識されたのも円相場の支えとなった。

     片山さつき財務相は22日午後、就任後初めてとなる閣議後記者会見で金融政策について「具体的な手法は日銀に任せられている」と説明。円安進行を巡っては「為替市場などの動向について具体的なコメントはしない」と語った。だが、市場では「相場を方向づけるほどの発言はなく無難だった」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)と受け止められ、影響は限られた。

     円は対ユーロで反落した。17時時点では同41銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=176円11~14銭で推移している。

     ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は同0.0025ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1599~1.1600ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 14:15 <NQN>◇外為14時 円相場、151円台後半で軟調 株が上げに転じる
    <NQN>◇外為14時 円相場、151円台後半で軟調 株が上げに転じる
     22日午後の東京外国為替市場で、円相場は軟調に推移している。14時時点は1ドル=151円75~76銭と前日17時時点と比べて60銭の円安・ドル高だった。22日午後に日経平均株価が小幅ながら上昇に転じた。投資家心理が上向くとの見方から「低リスク通貨」とされる円にはやや売りが増えた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 12:26 <NQN>◇外為12時 円相場、下落し151円台後半 早期の日銀利上げ観測後退
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落し151円台後半 早期の日銀利上げ観測後退
     22日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=151円64~66銭と前日17時時点と比べて49銭の円安・ドル高だった。高市早苗首相は21日夜の就任後初の記者会見で、金融政策をめぐり「日銀が政府と十分に連携を密にして意思疎通を図っていくことが何より大事だ」と強調した。新政権に金融政策の方針を説明する時間が限られ、来週に迫る金融政策決定会合で日銀が利上げに踏み切るのは難しいとの見方が円売り・ドル買いを促した。

     変動金利と固定金利を交換する翌日物金利スワップ(OIS)市場が示唆する10月利上げの確率は、22日午前の時点で11.2%と21日夕(13.2%)から一段と低下した。

     円の下値は限られた。22日午前は日経平均株価が軟調に推移し、投資家心理が弱気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円を売る動きは目立たなかった。米連邦準備理事会(FRB)による連続利下げ観測から前日に米長期金利が低下しており、日米金利差が縮小するとの見方が相場を支えた。国内輸出企業など実需筋による円買い・ドル売り観測も支援材料だった。

     城内実経済財政相は22日午前の就任記者会見で、金融政策をめぐり、「政府と日銀が足並みをそろえて緊密な協調をはかり、適切な金融政策運営をすることが引き続き重要だ」との見解を示した。前日の高市首相の発言におおむね沿った内容で、市場で材料視する動きは限られた。

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=176円03~06銭と、同33銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで下落し、12時時点は1ユーロ=1.1608~09ドルと同0.0016ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 10:15 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ幅縮小 151円台後半 中値「ややドル売り」の声
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ幅縮小 151円台後半 中値「ややドル売り」の声
     22日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=151円62~63銭と前日17時時点と比べて47銭の円安・ドル高だった。22日午前は日経平均株価が軟調に推移し、投資家心理が弱気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円の売りが鈍った。

     10時前の中値決済に向けては、「ややドル売りが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸出企業による円買い・ドル売りが入ったとの観測も円相場を支えたようだ。

     円は対ユーロでも下げ幅を縮めている。10時時点は1ユーロ=175円95~98銭と、同25銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルでやや下げ幅を縮小し、10時時点は1ユーロ=1.1604~05ドルと同0.0020ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/22 08:44 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し151円台後半 対ユーロでも下落
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し151円台後半 対ユーロでも下落
     22日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=151円94~95銭と前日17時時点と比べて79銭の円安・ドル高だった。高市早苗首相は21日夜の就任後初の記者会見で、金融政策をめぐり「日銀が政府と十分に連携を密にして意思疎通を図っていくことが何より大事だ」と強調した。新政権に金融政策の方針を説明する時間が限られ、来週に迫る金融政策決定会合で日銀が利上げに踏み切るのは難しいとの見方が円相場を下押しした。
     
     前日の米株式市場では、企業の好決算を手掛かりにダウ工業株30種平均が最高値を更新した。米株高や、高市政権による政策期待を背景に22日の東京市場で日経平均株価が堅調に推移すれば、投資家心理が強気に傾き「低リスク通貨」とされる円には売りが出やすくなるとの見方も円の重荷となっている。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=176円24~28銭と、同54銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで下落し、8時30分時点は1ユーロ=1.1599~1.1600ドルと同0.0025ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/21 17:33 <NQN>◇外為17時 円相場、続落 151円台前半 株が最高値更新で売り
    <NQN>◇外為17時 円相場、続落 151円台前半 株が最高値更新で売り
     21日の東京外国為替市場で、円相場は続落した。17時時点では前日の同時点に比べ41銭の円安・ドル高の1ドル=151円15~16銭で推移している。一時、151円61銭近辺まで下げ幅を広げた。21日の東京株式市場で日経平均株価が初の5万円台に迫り、最高値を連日で更新した。投資家心理が上向いているとの見方から「低リスク通貨」とされる円に売りが膨らんだ。

     トランプ米大統領は20日、中国との関係が良好だとして貿易協定締結へ楽観的な姿勢を示した。米中対立が和らぐとの期待感から20日の米株式相場や21日の国内株式相場が上昇。海外投資家が日本株の含み益に対して為替変動のリスクをヘッジ(回避)する円売りに動くとの見方も円相場の重荷となった。

     21日午後の衆参両院の本会議で、自民党の高市早苗総裁が第104代首相に指名された。高市氏は積極財政と金融緩和を志向するとの思惑が円売りを促した。米ブルームバーグ通信は21日、日銀内に10月の金融政策決定会合で急いで利上げをしなければならない情勢にはないとの見方があると伝えた。日銀の早期利上げ観測が一段と後退したのも円売り・ドル買いにつながった。

     円相場は10時前に150円47銭近辺まで上昇した。21日午前にフジテレビ系列のニュースサイト「FNNプライムオンライン」が財務相に片山さつき元地方創生相を起用することが固まったと報じた。片山氏は今年3月のロイター通信とのインタビューで円相場を巡り「120円台が実力との見方が多い」と話していた。片山氏が円安是正に動くのではないかとの思惑から円買い・ドル売りが入った。

     円は対ユーロで反発した。17時時点では同12銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=175円68~71銭で推移している。

     ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0039ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1623ドル近辺で推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 14:21 <NQN>◇外為14時 円相場が軟調 一時151円台半ば 高市氏が首相指名
    <NQN>◇外為14時 円相場が軟調 一時151円台半ば 高市氏が首相指名
     21日午後の東京外国為替市場で、円相場が軟調だ。14時時点では1ドル=151円11~13銭と前日17時時点と比べて37銭の円安・ドル高だった。自民党の高市早苗総裁は21日午後の衆院本会議で第104代首相に指名された。首相指名を受け、高市氏が志向されているとされる積極財政と金融緩和の実現を意識した円売り・ドル買いが改めて出た。

     円相場は14時すぎに一時151円45銭近辺まで下げ幅を広げた。ブルームバーグ通信の報道で日銀内では10月の利上げを急ぐ必要はないとの見方が広がっていると伝わり、円売り・ドル買いが増えた。だが、21日午後の東京株式市場で東証株価指数(TOPIX)が一時下げに転じるなど日本株が伸び悩む場面では円買い・ドル売りも入った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 12:20 <NQN>◇外為12時 円相場、下落し151円台前半 株5万円接近で売り
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落し151円台前半 株5万円接近で売り
     21日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=151円10~11銭と前日17時時点と比べて36銭の円安・ドル高だった。米中の貿易摩擦への警戒感が和らいだとして21日午前の日経平均株価が初の5万円台に迫った。株高で投資家心理が強気に傾くとして「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となり、相場は一時151円15銭近辺まで下げ幅を広げた。

     トランプ米大統領は20日、中国との関係は良好で貿易協定締結へ楽観的な姿勢を示した。20日の米株式市場では主要な株価指数がそろって上昇したほか、21日午前は日経平均が700円あまり上昇して節目の5万円まで残り50円あまりとなる場面があった。株高を受け、海外投資家が日本株の含み益に対する為替変動リスクをヘッジ(回避)する目的で円売り・ドル買いを出すとの見方が相場を下押しした。

     自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、21日召集の臨時国会で自民党の高市早苗氏が首相に選ばれることが確実視されている。積極財政と金融緩和を志向するとされる高市氏が首相となれば円安・ドル高が進みやすくなるとの思惑が根強いのも円相場の重荷となった。

     円相場は150円47銭近辺まで上昇する場面があった。21日午前にはフジテレビ系列のニュースサイト「FNNプライムオンライン」などが「財務相に片山さつき氏の起用が固まった」と報じた。片山氏は今年3月、ロイター通信とのインタビューで円相場について「120円台が実力との見方が多い」と述べており、財務相に就任すれば円安是正に向けた施策を講じるとの思惑が円買い・ドル売りを誘った。

     円は対ユーロではほぼ横ばい圏で推移している。12時時点は1ユーロ=175円78~82銭と、同2銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1633~34ドルと同0.0029ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 10:15 <NQN>◇外為10時 円相場が上昇、一時150円40銭台 「財務相に片山氏起用」報道で
    <NQN>◇外為10時 円相場が上昇、一時150円40銭台 「財務相に片山氏起用」報道で
     21日午前の東京外国為替市場で、円相場が上げに転じている。10時時点は1ドル=150円64~65銭と前日17時時点と比べて10銭の円高・ドル安だった。21日召集の臨時国会で首相指名が確実視される自民党の高市早苗総裁が財務相に片山さつき氏を起用する方針だと伝わった。片山氏の過去の発言から円安是正に向けた対策を講じるとの思惑が広がり、円買い・ドル売りの勢いが増した。

     円相場は10時前に150円47銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。フジテレビ系列のニュースサイト「FNNプライムオンライン」は21日午前に「財務相に片山さつき氏の起用が固まった」と報じた。片山氏は今年3月にロイター通信のインタビューで円相場を巡り「120円台が実力との見方が多い」などと述べており、財務相就任で円安修正に向けた政策が出されるとの思惑が円相場を押し上げた。

     10時前の中値決済に向け、市場では「売り買い交錯」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社など国内実需筋の売買は大きな偏りはなく、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていないようだ。

     円は対ユーロでは上げ幅を広げ、10時時点では1ユーロ=175円52~55銭と同28銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで下げ幅を縮めている。10時時点では1ユーロ=1.1651~52ドルと同0.0011ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/21 08:46 <NQN>◇外為8時30分 円相場、横ばい圏 150円台後半 対ユーロは高い
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、横ばい圏 150円台後半 対ユーロは高い
     21日早朝の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ドル=150円78~80銭と前日17時時点と比べて4銭の円安・ドル高だった。貿易問題を巡る米中対立への懸念が和らいだ。日米で株価が上昇するとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。だが、前日には米長期金利が低下しており、円相場の下値は限られている。

     トランプ米大統領は20日、中国との関係は良好で貿易協定締結へ楽観的な姿勢を示した。投資家心理が強気に傾き、20日はダウ工業株30種平均など主要な米株価指数が上昇した。シカゴ市場では日本時間21日朝の取引で日経平均先物が一時4万9820円まで買われるなど節目の5万円台を視野に入れており、円売り・ドル買いにつながった。

     もっとも、円相場の下値は限られている。米連邦準備理事会(FRB)は28~29日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めると市場では確実視されている。20日には米長期金利が3.98%と前週末から0.03%低下して終えており、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りも入った。

     円は対ユーロでは上昇している。8時30分時点は1ユーロ=175円55~59銭と、同25銭の円高・ユーロ安だった。20日にロイター通信は日銀が「25年度の国内総生産(GDP)の見通しを引き上げる可能性がある」と報じた。日銀による早期利上げが意識されているのもドルやユーロなど主要通貨に対して円を買う動きにつながった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1643~44ドルと同0.0019ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 17:26 <NQN>◇外為17時 円相場、6日ぶり大幅反落 政局の不透明感が後退
    <NQN>◇外為17時 円相場、6日ぶり大幅反落 政局の不透明感が後退
     20日の東京外国為替市場で、円相場は6営業日ぶりに大幅反落した。17時時点では前週末の同時点に比べ1円04銭の円安・ドル高の1ドル=150円73~75銭で推移している。21日に予定される首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が選出されるとの見方が広がった。政局の不透明感が後退するなか投資家がリスクを選好する姿勢を強め、日経平均株価が大幅上昇。「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となった。

     首相指名選挙では積極財政と金融緩和を志向するとされる自民党の高市氏が選ばれる公算が大きい。日本維新の会の吉村洋文代表は20日午前の記者会見で自民党と連立政権の樹立で合意すると明らかにした。同日18時に連立政権の合意書に署名する。政治情勢の不確実性が低下する中、円には売りが膨らみ一時151円20銭近辺まで下げ幅を広げた。

     米地銀の信用リスクへの懸念が和らいだことも投資家心理の改善につながった。20日の日経平均株価は終値として初めて4万9000円台に乗せ、過去最高を更新した。株高に歩調を合わせるように円には売りが出た。20日は国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。

     一方、円は下げ渋る場面もあった。日銀の高田創審議委員は20日に広島市で開かれた中国経済連合会で講演し「利上げに向け機が熟した」などと語った。高田氏は9月の金融政策決定会合で利上げを提案し、政策金利の据え置きに反対票を投じていた。高田氏が改めて利上げに前向きな姿勢を示したことは円相場を下支えした。

     円は対ユーロで反落した。17時時点では同44銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=175円78~80銭で推移している。

     ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0051ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1661~62ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 14:05 <NQN>◇外為14時 円相場、下げ縮小 150円台後半 日銀高田委員の発言が支え
    <NQN>◇外為14時 円相場、下げ縮小 150円台後半 日銀高田委員の発言が支え
     20日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を縮めた。14時時点では1ドル=150円60~61銭と前週末17時時点と比べて91銭の円安・ドル高だった。日銀の高田創審議委員は20日、広島市で開かれた中国経済連合会で講演し、金融政策について「利上げに向け機が熟した」などと述べた。高田氏が改めて利上げに前向きな姿勢を示したのが円相場の支えとなっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 12:33 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 一時151円台 高市氏が首相選出の思惑で
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 一時151円台 高市氏が首相選出の思惑で
     20日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落している。12時時点は1ドル=150円86~87銭と前週末17時時点と比べて1円17銭の円安・ドル高だった。10時20分すぎには一時151円20銭近辺まで下落した。21日に予定される首相指名選挙で高市早苗自民党総裁が選出されるとの思惑が強まっている。政局の先行き不透明感が薄れるなかで日経平均株価が大幅上昇し、円売り・ドル買いが優勢となった。
     
     首相指名では財政拡張的な経済政策を志向するとされる高市氏の選出がほぼ確実な状況となっている。日本維新の会の吉村洋文代表は20日午前の記者会見で自民党と連立政権樹立で合意すると明らかにした。同日18時に正式に調印するという。吉村氏はこれまでに、自民党と合意した場合は高市氏に投票する方針を示している。

     米地銀の信用不安への警戒が和らぐなか、両党の合意見通しも伝わったことで投資家心理が強気に傾いた。20日午前の日経平均株価の上げ幅は1400円を超え、株高に歩調を合わせるように「低リスク通貨」とされる円には売りが増えた。

     10時前の中値決済に向けては「ドル需要のほうが多い」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。20日は国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業など実需筋の円売り・ドル買いが増えたとの観測も相場の重荷となった。 

     円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=175円98銭~176円ちょうどと、同64銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1665ドル近辺と同0.0047ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 10:21 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 151円台 株高や実需の売りで
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 151円台 株高や実需の売りで
     20日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=150円91~92銭と前週末17時時点と比べて1円22銭の円安・ドル高だった。10時すぎには151円11銭近辺まで下げた。米地銀の信用不安が和らいだほか、積極財政と金融緩和を志向するとされる高市早苗自民党総裁の首相選出の可能性が高まり、投資家の運用リスクをとる動きが強まっている。20日の日経平均株価の上げ幅が一時1200円を超え、株高に歩調を合わせるように「低リスク通貨」とされる円に売りが増えた。

     10時前の中値決済に向けては「ドル需要のほうが多い」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。20日は国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業など実需筋の円売り・ドル買いが増えたとの観測も相場の重荷となっている。

     円は対ユーロでも下げ幅を拡大している。10時時点では1ユーロ=176円06~08銭と、同72銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルでやや下げ幅を縮めている。10時時点では1ユーロ=1.1666ドル近辺と同0.0046ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/20 08:48 <NQN>◇外為8時30分 円相場、大幅安 150円台後半 首相選で高市氏勝利の思惑
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、大幅安 150円台後半 首相選で高市氏勝利の思惑
     20日早朝の東京外国為替市場で、円相場は大幅に下落している。8時30分時点は1ドル=150円84~85銭と前週末17時時点と比べて1円15銭の円安・ドル高だった。21日に予定される首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が選出されるとの思惑が強まっており、円売り・ドル買いが優勢となっている。米地銀の信用リスクに対する過度な警戒が和らいだのもドルの買い戻しを促している。

     21日召集の臨時国会では、石破茂首相の後任を決める首相指名選挙が実施される見通しだ。日本維新の会は自民党との政策協議に合意する方向で最終調整に入ったとされる。合意する場合は吉村洋文代表(大阪府知事)が20日に高市氏と会談し、高市氏に投票する方針を固めるという。首相指名は積極財政と金融緩和を志向するとされる高市氏の選出がほぼ確実な情勢で、財政拡張的な政策への懸念から円売り圧力が強まっている。
     
     前週は米地銀2行が融資に関する不正行為を巡って訴訟していたことが明らかになった。前週末17日の東京外国為替市場は米地銀の信用不安をきっかけに1ドル=149円台の円高・ドル安水準をつける場面があったが、足元では過度な懸念が後退するとともに持ち高調整の円売り・ドル買いも増えている。

     円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=175円86~88銭と、同52銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1658~59ドルと同0.0054ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/17 17:33 <NQN>◇外為17時 円相場、大幅続伸 149円台後半 米銀の信用リスク懸念で
    <NQN>◇外為17時 円相場、大幅続伸 149円台後半 米銀の信用リスク懸念で
     17日の東京外国為替市場で、円相場は5日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1円56銭の円高・ドル安の1ドル=149円67~68銭で推移している。米地銀の信用リスクが高まったとの警戒感から、円やユーロなど主要通貨に対してドル売りが増えた。日米の株式相場が下落し投資家心理が悪化したのも、「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。

     円相場は149円38銭近辺と16日17時時点から2円近く上昇する場面があった。16日に米地銀のザイオンズ・バンコーポレーションなどが融資に関する不正行為を巡って訴訟を起こしていたと伝わった。ザイオンズは貸倒引当金なども計上しており、米銀の信用リスクの高まりを不安視したドル売りが広がった。

     16日発表の10月の米フィラデルフィア連銀の製造業景況指数が悪化し、米連邦準備理事会(FRB)が10月会合で0.50%の大幅利下げを迫られるとの見方も広がった。米長期金利が低下し、日米の金利差が縮小したことで円買い・ドル売りが優勢になった。

     16日の米株式相場は、業績悪化を懸念された銀行株が大きく下落。17日の日経平均株価も700円近く下落した。

     日本維新の会の藤田文武共同代表は17日、国会内で自民党の高市早苗総裁と首相指名選挙や連立政権に向けた2回目の政策協議を開いた。協議後、記者団に「大きく前進したものと両者で受け止めている。最終の詰めをする」と語った。自民と維新の連立政権が発足すれば、政局が安定し日銀が利上げに動きやすくなるとの思惑から円買い・ドル売りが増える場面があった。

     一方、日銀の内田真一副総裁は17日、全国信用組合大会で挨拶した。現在の実質金利について「極めて低い水準にある」とし「経済・物価情勢の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と語った。発言内容は従来と大きく変わらず、円相場への影響は限られた。

     円は対ユーロで3日ぶりに反発。17時時点では同88銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=175円32~35銭で推移している。

     ユーロは対ドルで3日続伸。17時時点は同0.0063ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1714~15ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 14:06 <NQN>◇外為14時 円相場、149円台後半に一段高
    <NQN>◇外為14時 円相場、149円台後半に一段高
     17日午後の東京外国為替市場で、円相場は一段高となっている。14時時点では1ドル=149円92~93銭と前日17時時点と比べて1円31銭の円高・ドル安だった。米地銀の信用リスクに対する懸念を受けて日本時間17日午後の取引で米長期金利がさらに低下し、円買い・ドル売りの勢いが増した。日経平均株価が大きく下がるなど投資家心理も悪化し、「低リスク通貨」とされる円には買いも入った。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 12:23 <NQN>◇外為12時 円相場、大幅上昇し150円台前半 米地銀警戒でドル売り
    <NQN>◇外為12時 円相場、大幅上昇し150円台前半 米地銀警戒でドル売り
     17日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に上昇した。12時時点は1ドル=150円15~17銭と前日17時時点と比べて1円08銭の円高・ドル安だった。米地銀の信用リスクが高まったとの警戒感から、円やユーロなど主要通貨に対してドルが売られた。日米の株安で「低リスク通貨」とされる円には買いも入った。

     円相場は一時150円05銭近辺まで上昇した。16日に米地銀のザイオンズ・バンコーポレーションなどが融資に関する不正行為を巡って訴訟を起こしていたことが判明。ザイオンズは貸倒引当金なども計上しており、米銀の信用リスクが高まるとの懸念が広がった。

     米銀が不良債権の処理に追われれば景気の腰折れにつながりかねないほか、16日発表の10月の米フィラデルフィア連銀の製造業景況指数が悪化したのもあって市場では米連邦準備理事会(FRB)が次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げを決める可能性が意識された。日本時間17日午前の取引にかけて米長期金利が低下し、主要通貨に対するドル売りを促した。

     16日には業績悪化が警戒された銀行株が主導する形で米株式相場が下げたほか、17日午前は日経平均株価も500円あまり下落する場面があった。このまま株高の勢いが途絶えれば投資家心理が冷え込むとの見方も円買い・ドル売りにつながった。

     もっとも、円相場は伸び悩む場面もあった。10時前の中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が相場の上値を抑えた。円相場が心理的な節目である150円ちょうどを突破しなかったため、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも出た。

     円は対ユーロでも上昇し、12時時点は1ユーロ=175円76~79銭と、同44銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1705~06ドルと同0.0054ドルのユーロ高・ドル安だった。米銀の健全性への不安から対ユーロでもドル売りが優勢だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 10:19 <NQN>◇外為10時 円相場、上昇一服 150円台前半 実需の売り観測で
    <NQN>◇外為10時 円相場、上昇一服 150円台前半 実需の売り観測で
     17日午前の東京外国為替市場で、円相場の上昇が一服している。10時時点は1ドル=150円19銭近辺と前日17時時点と比べて1円04銭の円高・ドル安だった。米地銀の信用リスクの高まりを警戒したドル売りが膨らみ、一時150円05銭近辺まで上昇した。だが、輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測が相場の上値を抑えた。

     10時前の中値決済に向け、市場では「ドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業などの円売り・ドル買いが活発だったとの見方が相場の重荷となった。円相場が心理的な節目の150円ちょうどを突破しなかったのも持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いを促した。

     円は対ユーロでも伸び悩んでいる。10時時点では1ユーロ=175円85~87銭と、同35銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで上げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=1.1708~09ドルと同0.0057ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/10/17 08:47 <NQN>◇外為8時30分 円相場、大幅高 米地銀の信用リスクを警戒
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、大幅高 米地銀の信用リスクを警戒
     17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は大幅に上昇している。8時30分時点は1ドル=150円13~14銭と前日17時時点と比べて1円10銭の円高・ドル安だった。米地銀を巡る信用リスクの高まりが警戒され、前日に米株式相場が下落。米長期金利が節目の4%を下回るなかで円買い・ドル売りが活発となり、8時半すぎには150円05銭近辺まで上昇する場面があった。

     16日に米地銀のザイオンズ・バンコーポレーションとウエスタン・アライアンス・バンコープがそれぞれ融資に関する不正行為を巡って訴訟を起こしていたことが明らかになった。不良債権処理が業績を圧迫するとの懸念から銀行株が主導する形で米株式相場が下落し、「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。

     米フィラデルフィア連銀が16日発表した10月の製造業景況指数はマイナス12.8と9月(プラス23.2)から大幅に低下し、市場予想も下回った。米景気減速で米連邦準備理事会(FRB)が10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げに踏み切るとの思惑が広がった。米長期金利は4月上旬以来の低水準をつける場面があり、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りも相場を押し上げた。

     円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=175円61~64銭と、同59銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1696~97ドルと同0.0045ドルのユーロ高・ドル安だった。米銀の健全性を巡る不安からユーロ買い・ドル売りが優勢となっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/10/21 09:55 <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    <IGM>米国株式 続伸 貿易摩擦緩和や政府機関閉鎖解除への期待感で
    20日の米国株式市場は続伸した。米中貿易摩擦の緩和や米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、主要3指数はいずれも1%台の上昇率を記録した。
    ダウは続伸し、前日比515.97ドル高(+1.11%)の46706.58ドルで引けた。3日につけた最高値まで50ドル余りに迫った。全30銘柄中、上昇は25、下落は4、1銘柄は変わらず。セールスフォース(+4.61%)が急伸し、アップル(+3.94%)はiPhone17の販売好調で上場来高値を更新した。ホーム・デポ(-0.77%)、ウォルマート(-0.63%)は軟調。ナスダックも続伸し、同310.56ポイント高(+1.36%)の22990.54で引けた。銀行、その他金融など全業種が上昇した。S&P500も続伸し、同71.12ポイント高(+1.06%)の6735.13で引けた。通信サービス、素材など9業種が上昇し、生活必需品、公益の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/20 09:56 <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    <IGM>米国株式 反発 前日の下落主導した地銀2行の株価が急反発
    17日の米国株式市場は反発した。信用不安で前日の株安を主導した米地銀2行の株価が急反発した。米中首脳会談への期待感で貿易摩擦緩和への思惑が浮上したことも、リスク選好の買いにつながった。
    ダウは3日ぶりに反発し、前日比238.37ドル高(+0.51%)の46190.61ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。アメリカン・エクスプレス(+7.27%)は7-9月期決算が市場予測を上回り、アップル(+1.96%)も堅調。キャタピラー(-2.57%)は急落した。ナスダックは反発し、同117.43ポイント安(+0.52%)の22562.53で引けた。銀行、保険など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同34.94ポイント高(+0.52%)の6664.01で引けた。生活必需品、金融など9業種が上昇し、公益、素材の2業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/17 09:54 <IGM>米国株式 買い先行も地銀の信用不安で下げに転じる
    <IGM>米国株式 買い先行も地銀の信用不安で下げに転じる
    16日の米国株式市場は、ダウ、ナスダック、S&P500がいずれも下落した。ハイテク株の買いで底堅くスタートしたが、米地銀2行が不正融資の疑いで取引先を提訴したことが明らかになり、信用不安で銀行全体に売りが広がった。
    ダウは続落し、前日比301.07ドル安(-0.65%)の45952.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。ビザ(-2.98%)、前日下落率2位のトラベラーズ(-2.92%)の軟調が目立った。セールスフォース(+3.98%)は今後5年間で売上高を6割増やす目標を掲げた。ナスダックは反落し、同107.54ポイント安(-0.47%)の22562.53で引けた。銀行、保険など、輸送を除く全業種が下落した。S&P500も反落し、同41.99ポイント安(-0.62%)の6629.07で引けた。金融、エネルギーなど、ITを除く全10業種が下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数    -12.8(9月は23.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/16 09:56 <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は反発
    <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は反発
    15日の米国株式市場は、ダウが反落し、ナスダックとS&P500は反発に転じた。米中間の貿易摩擦や米政府機関の閉鎖で上値余地が限定的にとどまる一方、米FRBの連続利下げ局面入りへの思惑は下支え要因になった。
    ダウは3日ぶりに小反落し、前日比17.15ドル安(-0.03%)の46253.31ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。ウォルマート(+1.70%)は連日の上昇率トップとなり、IBM(+1.67%)もしっかり。ハネウェル・インターナショナル(-2.93%)とトラベラーズ(-2.25%)は大幅安となった。ナスダックは反発し、同148.37ポイント高(+0.65%)の22670.08で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、銀行、保険などが下落した。S&P500も反発し、同26.75ポイント高(+0.40%)の6671.06で引けた。不動産、公益など7業種が上昇し、素材、資本財・サービスなど4業種は下落した。
    (経済指標)                        (発表値)
    10月NY連銀製造業景気指数                 10.7(9月は-8.7)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/15 09:56 <IGM>米国株式 ダウは続伸 ナスダックとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 ダウは続伸 ナスダックとS&P500は反落
    14日の米国株式市場は、ダウが続伸し、ナスダックとS&P500は反落に転じた。
    ダウは続伸し、前日比202.88ドル高(+0.44%)の46270.46ドルで引けた。パウエル米FRB議長が雇用の下振れリスクの高まりに言及したことや、量的引き締めの終了が近いと示唆したことで米10年国債利回りが4.0%台で戻りが鈍くなり、ダウの支援材料になった。
    全30銘柄中、上昇は20、下落は10。オープンAIとの提携を発表したウォルマート(+4.98%)、キャタピラー(+4.50%)が急上昇した。エヌビディア(-4.40%)とセールスフォース(-3.61%)は大幅安。ナスダックは反落し、同172.90ポイント安(-0.76%)の22521.70で引けた。IT、金融などが下落し、銀行、通信などは上昇した。S&P500も反落し、同10.41ポイント安(-0.15%)の6644.31で引けた。IT、一般消費財など3業種が下落し、生活必需品、資本財・サービスなど8業種は上昇した。
    (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/14 09:55 <IGM>米国株式 反発 米中貿易戦争への警戒感緩和で
    <IGM>米国株式 反発 米中貿易戦争への警戒感緩和で
    13日の米国株式市場は、米中間の貿易戦争への警戒感が和らぎ、主要株価指数はいずれも買い戻しで反発した。
    ダウは6日ぶりに反発し、前営業日比587.98ドル高(+1.29%)の46067.58ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。ナイキ(+3.31%)、ゴールドマン・サックス(+2.93%)、セールスフォース(+2.93%)が急伸した。プロクター・アンド・ギャンブル(-1.47%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同490.17ポイント高(+2.20%)の22694.60で引けた。IT、銀行などが上昇し、保険、通信は下落した。S&P500も3日ぶりに反発し、同102.21ポイント高(+1.55%)の6654.72で引けた。IT、一般消費財など9業種が上昇し、生活必需品、ヘルスケアは下落した。
    10日のダウは前日比878.82ドル安(-1.89%)の45479.60ドル、ナスダックは同820.19ポイント安(-3.56%)の22204.43、S&P500は同182.60ポイント安(-2.71%)の6552.51で引けた。
     (経済指標)                        (発表値)
    10月消費者態度指数(速報値)               55.0(9月は55.1)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/10 09:58 <IGM>米国株式 ダウは4日続落 ナスダックとS&P500も下げる
    <IGM>米国株式 ダウは4日続落 ナスダックとS&P500も下げる
    9日の米国株式市場は、ダウが続落局面を4日目に広げるとともに、ナスダックとS&P500は前日にかけて月初からそれぞれ3度目と5度目の最高値を更新したことによる行き過ぎを調整する売りが入った。
    ダウは4日続落し、前日比243.36ドル安(-0.52%)の46358.42ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。ボーイング(-4.14%)、トラベラーズ(-2.95%)、ハネウェル・インターナショナル(-2.68%)が急落した。セールスフォース(+2.04%)は大幅高となった。ナスダックは小反落し、同18.75ポイント安(-0.08%)の23024.62で引けた。保険、輸送などが下落し、工業、バイオなどが上昇した。S&P500は反落し、同18.61ポイント安(-0.27%)の6735.11で引けた。素材、資本財・サービスなど、生活必需品を除く10業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/9 10:01 <IGM>米国株式 ダウは3日続落、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 ダウは3日続落、ナスダックとS&P500は最高値
    8日の米国株式市場は、ダウが続落する一方で、ナスダックとS&P500はそれぞれ今月3度目と5度目の最高値更新を達成した。
    ダウは小幅に3日続落し、前日比1.20ドル安(-0.00%)の46601.78ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。ゴールドマン・サックス(-1.66%)、前日上昇率トップのIBM(-1.50%)が下げた。トラスト・セキュリティーズの目標株価引き上げで急伸したキャタピラー(+3.17%)は1銘柄で指数を94ドル押し上げた。ナスダックは反発し、同255.01ポイント高(+1.11%)の23043.37の最高値で引けた。IT、金融などが上昇し、銀行、保険が下落した。S&P500は反発し、同39.13ポイント高(+0.58%)の6753.72の最高値で引けた。IT、資本財・サービスなど7業種が上昇し、エネルギー、生活必需品など4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/8 09:55 <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500も下げる
    <IGM>米国株式 ダウは続落、ナスダックとS&P500も下げる
    7日の米国株式市場は、短期的な過熱感を調整する売りが持ち込まれ、ナスダックとS&P500は最高値をつけた前日から反落した。
    ダウは続落し、前日比91.99ドル安(-0.19%)の46602.98ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。ナイキ(-3.18%)、セールスフォース(-2.46%)が急落した。AI新興企業と提携すると発表したIBM(+1.54%)、プロクター・アンド・ギャンブル(+1.42%)は堅調。ナスダックは反落し、同153.30ポイント安(-0.66%)の22788.36で引けた。輸送、ITなどが下落し、保険、バイオは上昇した。S&P500は8日ぶりに反落し、同25.69ポイント安(-0.38%)の6714.59で引けた。一般消費財、通信サービスなど6業種が下落し、生活必需品、公益など5業種が上昇した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/7 09:56 <IGM>米国株式 ダウは7日ぶりに反落、ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 ダウは7日ぶりに反落、ナスダックとS&P500は最高値
    6日の米国株式市場は、ダウが利益確定売りで最高値更新の流れを4日間で終了させたが、ナスダックは2営業日ぶり、S&P500は4日連続の最高値更新となった。
    ダウは7日ぶりに反落し、前営業日比63.31ドル安(-0.13%)の46694.97ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は12、下落は18。CEOの交代を発表したベライゾン・コミュニケーションズ(-5.11%)、シャーウィン・ウィリアムズ(-2.80%)が急落した。セールスフォース(+2.26%)、マイクロソフト(+2.17%)は大幅高。ナスダックは反発し、同161.16ポイント高(+0.70%)の22941.66で引けた。工業。輸送などが上昇し、金融、バイオは下落した。S&P500は7日続伸し、同24.49ポイント高(+0.36%)の6740.28で引けた。一般消費財、公益など7業種が上昇し、不動産、生活必需品など4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/6 09:58 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は6日続伸 ともに最高値
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は6日続伸 ともに最高値
    3日の米国株式市場は、米FRBの利下げ局面入りへの期待感で、ダウが9連騰した4月22日から5月2日以降最長の6日続伸となった。米政府機関の閉鎖は2日目に入ったが、影響はほとんど見られなかった。
    ダウは6日続伸し、前日比238.56ドル高(+0.61%)の46758.28ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は22、下落は8。ユナイテッドヘルス・グループ(+1.83%)、トラベラーズ(+1.61%)が上昇を牽引し、ナイキ(-3.54%)は急落した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同63.54ポイント安(-0.27%)の22780.50で引けた。工業とITが下落し、保険、銀行などは上昇した。S&P500は6日続伸し、同0.44ポイント高(+0.06%)の6715.79で引けた。公益、ヘルスケアなど7業種が上昇し、一般消費財、通信サービスなど4業種が下落した。
     (経済指標)                        (発表値)
    9月ISM非製造業景気指数                     50.0(8月は52.0)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/3 09:54 <IGM>米国株式 5日続伸 主要3指数は揃って最高値
    <IGM>米国株式 5日続伸 主要3指数は揃って最高値
    2日の米国株式市場は、主要3指数が揃って5日続伸し、ダウは3日連続、S&P500は2日連続、ナスダックは9月22日以来の最高値更新となった。2018年12月-2019年1月以来の米政府機関閉鎖は2日目に入ったが、米FRBの追加利下げへの期待感が引き続き追い風になった。
    ダウは5続伸し、前日比78.62ドル高(+0.16%)の46519.72ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。キャタピラー(+2.03%)が唯一の騰落率2%超えとなり、スリーエム(+1.79%)も堅調。コカ・コーラ(-1.02%)、JPモルガン・チェース(-1.02%)は下げた。ナスダックも5日続伸し、同88.89ポイント高(+0.39%)の22844.05で引けた。金融、輸送などが上昇し、通信、工業などは下落した。S&P500も5日続伸し、同4.15ポイント高(+0.06%)の6715.35で引けた。素材、ITなど4業種が上昇し、エネルギー、一般消費財など7業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/2 09:54 <IGM>米国株式 4日続伸 ダウとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 4日続伸 ダウとS&P500は最高値
    1日の米国株式市場は、主要3指数が揃って4日続伸した。2018年12月-2019年1月以来の米政府機関閉鎖に突入したが、前日に続いて弱い米雇用指標が発表され、米FRBの追加利下げを想定する買いが優勢となった。ダウは2日連続、S&P500は9月22日以来の最高値更新となった。
    ダウは4日続伸し、前日比43.21ドル高(+0.09%)の46441.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。世界的なヘルスケア銘柄買いで、メルク(+7.39%)とアムジェン(+5.78%)が急伸し、アムジェンは1銘柄で指数を100ポイント押し上げた。前日良好な決算を発表したナイキ(+6.41%)も大幅高。ホーム・デポ(-2.02%)は急落した。ナスダックも4日続伸し、同95.14ポイント高(+0.41%)の22755.15で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、金融、輸送などは下落した。S&P500も4日続伸し、同22.74ポイント高(+0.40%)の6711.20で引けた。ヘルスケア、公益など4業種が上昇し、素材、金融など7業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 -3.2万人(8月は-0.3万人)
    9月ISM製造業景気指数                  49.1(8月は48.7)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/1 09:56 <IGM>米国株式 3日続伸 ダウは22日以来の最高値
    <IGM>米国株式 3日続伸 ダウは22日以来の最高値
    30日の米国株式市場は、主要3指数が揃って3日続伸した。米政府機関閉鎖の現実味が増すなかで、ヘルスケア関連株や半導体株が好調に推移した。ダウは22日以来の最高値更新となった。
    ダウは3日続伸し、前日比81.82ドル高(+0.17%)の46397.89ドルと最高値で引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。アムジェン(+3.00%)、前日上昇率2位のエヌビディア(+2.60%)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(+2.09%)が急伸した。アメリカン・エクスプレス(-2.97%)は急落した。ナスダックも3日続伸し、同68.85ポイント高(+0.30%)の22660.00で引けた。バイオ、保険などが上昇し、銀行、輸送などは下落した。S&P500も3日続伸し、同27.25ポイント高(+0.40%)の6688.46で引けた。ヘルスケア、ITなど7業種が上昇し、エネルギー、一般消費財など4業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数    722.7万件(7月は720.8万件)
    9月シカゴ購買部協会景気指数          40.6(8月は41.5)
    9月消費者信頼感指数                  94.2(8月は97.8)
    7月ケースシラー住宅価格指数(20都市)・前年比 +1.8%(6月は+2.2%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/30 09:57 <IGM>米国株式 続伸 政府機関閉鎖迫り上値追いは盛り上がらず
    <IGM>米国株式 続伸 政府機関閉鎖迫り上値追いは盛り上がらず
    29日の米国株式市場は、主要3指数が揃って続伸した。米利下げ継続への期待感が引き続き下支え要因となったが、米政府機関の閉鎖が間近に迫っており、リスク選好の上値追いは盛り上がらなかった。
    ダウは続伸し、前営業日比68.78ドル高(+0.14%)の46316.07ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。エヌビディア(+2.05%)が急伸し、キャタピラー(+1.26%)、ウォルト・ディズニー(+1.15%)も高い。シェブロン(-2.54%)は急落した。ナスダックも続伸し、同107.08ポイント高(+0.47%)の22591.15で引けた。金融、輸送などが上昇し、銀行、保険は下落した。S&P500も続伸し、同17.51ポイント高(+0.26%)の6661.21で引けた。一般消費財、ITなど9業種が上昇し、エネルギーと通信サービスが下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月仮契約住宅販売指数・前月比        +4.0%(7月は-0.3%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/29 09:58 <IGM>米国株式 4日ぶりに反発 米利下げ継続観測が再燃
    <IGM>米国株式 4日ぶりに反発 米利下げ継続観測が再燃
    26日の米国株式市場は、主要3指数が揃って4日ぶりに反発した。米8月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)でインフレ圧力の増幅が確認されず、米FRBの利下げ継続観測の再燃が追い風になった。
    ダウは4日ぶりに反発し、前日比299.97ドル高(+0.65%)の46247.29ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は24、下落は6。ボーイング(+3.62%)はトルコからの最大255機の大型受注で急伸した。トラベラーズ(+1.29%)も堅調。シスコシステムズ(-0.93%)やアップル(-0.55%)は下げた。ナスダックも4日ぶりに反発し、同99.37ポイント高(+0.50%)の22484.06で引けた。バイオ、保険など、通信を除く全業種が上昇した。S&P500も4日ぶりに反発し、同38.98ポイント高(+0.59%)の6643.70で引けた。公益、一般消費財など10業種が上昇し、生活必需品のみが下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    8月個人消費支出物価指数・前年比       +2.7%(7月は+2.6%)
    9月消費者態度指数                     55.1(8月は58.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/26 09:57 <IGM>米国株式 利下げ継続観測後退で3指数揃って3日続落
    <IGM>米国株式 利下げ継続観測後退で3指数揃って3日続落
    25日の米国株式市場は3日続落した。強い経済指標発表が相次ぎ、米FRBの利下げ継続観測の後退で売りが優勢となった。
    ダウは3日続落し、前日比173.96ドル安(-0.37%)の45947.32ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。前日下落率トップのアムジェン(-2.88%)、ナイキ(-2.78%)、メルク(-2.60%)の下げが目立った。前日下落率2位のIBM(+5.20%)は急反発した。ナスダックも3日続落し、同113.15ポイント安(-0.50%)の22384.69で引けた。バイオ、工業など、通信を除く全業種が下落した。S&P500も3日続落し、同33.25ポイント安(-0.50%)の6604.72で引けた。ヘルスケア、一般消費財など9業種が下落し、エネルギー、ITの2業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    4-6月期GDP確定値・前期比年率         +3.8(1-3月期は-0.6%)
    8月耐久財受注・前月比                +2.9%(7月は-2.7%)
    8月中古住宅販売戸数・前月比          -0.2%(7月は+2.0%)
    新規失業保険申請件数                 21.8万件(前週は23.2万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/25 09:58 <IGM>米国株式 3指数揃って続落 利益確定売り続く
    <IGM>米国株式 3指数揃って続落 利益確定売り続く
    23日の米国株式市場は続落した。3指数が揃って3日続けて最高値を更新した22日を境として、ハイテク株を中心に利益確定売りで重い流れに転じた。
    ダウは続落し、前日比171.50ドル安(-0.37%)の46121.28ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。アムジェン(-2.65%)、IBM(-1.73%)が安く、ユナイテッドヘルス・グループ(+1.19%)、シェブロン(+1.12%)は上げた。ナスダックも続落し、同75.61ポイント安(-0.33%)の22497.85で引けた。輸送、通信などが下落し、保険と鉱業が上昇した。S&P500も続落し、同18.95ポイント安(-0.28%)の6637.97で引けた。素材、不動産など7業種が下落し、エネルギー、公益など4業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月新築一戸建て販売戸数(年率換算)  80.0万戸(66.4万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/24 09:56 <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は利益確定売りで揃って反落
    <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は利益確定売りで揃って反落
    23日の米国株式市場は反落した。パウエル米FRB議長講演で追加利下げに積極的と解釈できる発言内容は見当たらず、前日までいずれも3日続けて最高値を更新した主要3株価指数は利益確定売りに押された。
    ダウは5日ぶりに反落し、前日比88.76ドル安(-0.19%)の46292.78ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。アマゾン・ドット・コム(-3.04%)、エヌビディア(-2.82%)が急落し、ボーイング(+2.00%)は中国からの大型受注が近づいているとの見方で大幅高となった。ナスダックは4日ぶりに反落し、同215.50ポイント安(-0.94%)の22573.47で引けた。工業、ITなどが下落し、輸送と通信が上昇した。S&P500も4日ぶりに反落し、同36.83ポイント安(-0.55%)の6656.92で引けた。一般消費財、ITな5業種が下落し、エネルギー、不動産など6業種が上昇した。
    22日のダウは同66.27ドル高(+0.14%)の46381.54ドル、ナスダックは同157.50ポイント高(+0.69%)の22788.97、S&P500は同29.39ポイント高(+0.44%)の6693.75で引けた。
        (経済指標)                    (発表値)
    9月製造業景気指数(速報値)          52.0(8月は53.0)
    9月サービス業景気指数(速報値)      53.9(8月は54.5)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/9/22 09:55 <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は揃って連日の最高値
    <IGM>米国株式 ダウ/ナスダック/S&P500は揃って連日の最高値
    19日の米国株式市場は上昇した。米FRBが利下げ局面入りした可能性を好感するフローが維持され、ダウ/ナスダック/S&P500は前日に続いて揃って最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比172.85ドル高(+0.37%)の46315.27ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。アムジェン(+3.47%)、19日発売の新型スマホの受注好調が伝わったアップル(+3.20%)が急伸した。ナイキ(-1.68%)、シェブロン(-1.66%)は下げた。ナスダックも続伸し、同160.75ポイント高(+0.71%)の22631.47で引けた。IT、保険などが上昇し、銀行、輸送などが下落した。S&P500も続伸し、32.40ポイント高(+0.48%)の6664.36で引けた。 IT、公益など7業種が上昇し、エネルギー、不動産など4業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/22 17:28 <IGM>欧州株式寄り付き 英は続伸、独仏は反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は続伸、独仏は反落して始まる
    22日の欧州株式市場寄り付きは、英株は続伸、独仏株は反落して始まった。21日の米株式市場ではハイテク関連などが売られ、また、引け後に発表した米半導体大手テキサス・インスツルメンツの低調な業績と時間外の株安などの影響で半導体関連などが売られ重荷となっている。一方、先ほど発表された9月の英消費者物価が市場予想を下回り、ポンドが下落しており英株を下支えている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.46%高の9,470.00。現在は0.70%高の9,493.30近辺。指数構成全100銘柄中、76銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。金鉱のフレスニーヨ(+3.69%)や鉱業のリオ・ティント(+3.36%)、銀行のバークレイズ(+3.36%)などが上昇している。一方、飲料のコカ・コーラHBC(-1.08%)や流通・食品包装のバンズル(-1.03%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-0.94%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.14%安の24,296.16で寄り付き、現在は0.07%安の24,312.71近辺。指数構成全40銘柄中、13銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.81%)やスポーツ用品のアディダス(-2.18%)、自動車のメルセデス・ベンツグループ(-1.51%)などが下げている。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(+2.72%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.48%)、医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(+1.07%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.44%安の8,222.73で寄り付き、現在は0.52%安の8,215.53近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。第3四半期業績が予想を下回った化粧品のロレアル(-5.79%)が売られており、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(-3.96%)や半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.77%)なども安い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(+2.31%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.16%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/22 07:40 <IGM>欧州株式 続伸 17日米国からの株高が連鎖 仏は昨年5月以来の最高値
    <IGM>欧州株式 続伸 17日米国からの株高が連鎖 仏は昨年5月以来の最高値
    21日の欧州株は続伸した。米地銀の信用不安や米中間の貿易摩擦を巡る状況の悪化が引き続き回避されており、17日の米国を起点とする主要3極の株高の連鎖に便乗した。仏CAC40は、年金制度改革の棚上げでルコルニュ政権が延命するとの見方が強まった15日を起点とする強気トレンドを維持し、昨年5月15日以来の最高値更新となった。
    英FTSE100は続伸し、前日比23.42ポイント(0.25%)高の9426.99で引けた。不動産関連や公益株の買いが目立ったが、比重が大きい鉱業株が金属市況安で売られたため、独仏のパフォーマンスを下回った。100銘柄中、上昇は72銘柄、下落は26銘柄、2銘柄は変わらずであった。航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(+5.32%)は傘下の英GKNエアロスペースと提携関係にある米GEエアロスペースが通期の利益目標を上方修正したことを好感した。前日下落率2位の工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+5.03%)、JDスポーツファッション(+3.00%)も急伸し、不動産投信セグロ(+2.86%)は運営する倉庫や工業施設の7-9月期賃料契約の好調が追い風になった。前日上昇率2位のホテル・レストランのウィットブレッド(+2.83%)も大幅高。一方、前日下落率3位の鉱業フレスニロ(-12.21%)と金鉱エンデバー・マイニング(-9.71%)、オンライン賭博エンテイン(-3.18%)は急落した。
    独DAX40も続伸し、同71.23ポイント(0.29%)高の24330.03で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は17銘柄であった。ベレンベルクが目標株価を引き上げた航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+4.96%)、前日上昇率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.34%)が大幅に続伸し、航空機エアバス(+1.79%)、医薬品メルク(+1.64%)、前日上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.19%)もしっかり。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(-2.42%)は急反落し、コメルツ銀行(-1.58%)、化学BASF(-1.37%)も軟調。
    仏CAC40も続伸し、同52.79ポイント(0.64%)高の8258.86と最高値で引けた。40銘柄中、上昇は26銘柄、下落は13銘柄、1銘柄は変わらずであった。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+19.64%)は大幅に4日続伸し、8月終盤以降の下落分を取り戻した。7-9月期増収率が予想を上回ったことや、決済ネットワークのビザ・ヨーロッパと戦略提携したことが好感された。コンサルティングのキャップジェミニ(+5.39%)、自動車ステランティス(+4.80%)、前日上昇率2位の半導体STマイクロエレクトロニクス(+2.35%)、鉄鋼アルセロールミタル(+2.09%)も大幅高となった。一方、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-2.19%)は急落し、前日下落率トップの銀行BNPパリバ(-1.69%)、鉄鋼アルセロールミタル(-1.53%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    英9月公共部門純借入額                    202.46億ポンド(8月は153.18億ポンド)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/21 17:22 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅続伸、仏は横ばいで始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅続伸、仏は横ばいで始まる
    21日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小幅続伸、仏株は横ばいで始まった。寄り付き後はいずれも底堅くも上値は限られもみ合いとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.30%高の9,431.80。現在は0.31%高の9,432.50近辺。指数構成全100銘柄中、67銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、6銘柄は変わらず。第3四半期の堅調な賃料契約が伝えられた不動産のセグロ(+3.03%)が買われており、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+1.96%)や銀行のHSBCホールディングス(+1.78%)なども上げている。一方、コカ・コーラ・ビバレッジ・アフリカの株式の75%を取得する契約を締結したと発表した飲料のコカ・コーラHBC(-1.75%)は下げており、金鉱のエンデバー・マイニング(-1.94%)やフレスニーヨ(-1.58%)なども安い。
    独DAX40指数は前日比0.21%高の24,310.44で寄り付き、現在は0.08%高の24,277.04近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+0.82%)や半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+0.78%)、保険のアリアンツ(+0.74%)などが上げている。一方、化学のBASF(-1.03%)やオンライン衣料販売のザランド(-0.56%)、スポーツ用品のアディダス(-0.49%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比0.00%高の8,206.35で寄り付き、現在は0.21%高の8,223.62近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。第3四半期売上が予想を上回ったバウチャー発行サービスのエデンレッド(+12.15%)が高い。高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.98%)やファッション・アパレルのケリング(+1.63%)なども上げている。一方、第3四半期収益の伸びが市場予想を下回ったビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-6.26%)は売られており、銀行のBNPパリバ(-1.85%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(-0.81%)なども下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/21 07:14 <IGM>欧州株式 反発 米信用リスクや米中摩擦の状況悪化回避で株高が連鎖
    <IGM>欧州株式 反発 米信用リスクや米中摩擦の状況悪化回避で株高が連鎖
    20日の欧州株は反発した。米地銀の信用不安や米中間の貿易摩擦を巡る状況が悪化せず、17日の米国からこの日のアジアにかけて続いた株高の流れに乗った。航空宇宙・防衛関連株とハイテク株の堅調が目立った。
    英FTSE100は反発し、前営業日比49.00ポイント(0.52%)高の9403.57で引けた。100銘柄中、上昇は65銘柄、下落は35銘柄であった。投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+2.56%)、ホテル・レストランのウィットブレッド(+2.45%)、前日下落率トップの鉱業フレスニロ(+2.38%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+2.31%)、エンジニアリングのウィアー・グループ(+2.30%)が急伸した。一方、前日上昇率トップの教育ピアソン(-2.77%)は急反落し、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-1.92%)も軟調。10月ライトムーブ住宅価格指数の低迷(前月比+0.3%/前年比-0.1%)で幅広く売られた住建株では、パーシモン(-1.83%)の軟調が目立った。
    独DAX40も反発し、同427.81ポイント(1.80%)高の24258.80で引けた。5月2日(+589.67ポイント)以来最大の上げ幅を記録した。40銘柄中、上昇は38銘柄、下落は2銘柄であった。前日下落率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+5.90%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+5.05%)、ソフトウェアSAP(+3.31%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.74%)、前日上昇率トップの自動車部品コンチネンタル(+2.30%)が大幅高となった。下落したのは、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-0.59%)と不動産ヴォノヴィア(-0.25%)のみ。
    仏CAC40も反発し、同31.87ポイント(0.39%)高の8206.07で引けた。40銘柄中、上昇は31銘柄、下落は9銘柄であった。高級ブランドのケリング(+4.83%)は美容品事業を化粧品ロレアルに売却することで合意したと発表した。半導体STマイクロエレクトロニクス(+4.59%)、前日下落率3位の防衛・電子機器タレス(+3.71%)、自動車ステランティス(+2.30%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.21%)は大幅高となった。前日下落率2位の銀行BNPパリバ(-7.73%)は、1990年代から2000年代にかけて内戦や民族浄化が続いていたスーダンで銀行業務を継続し、同国政府の集団虐殺を金融面で支援したとの集団訴訟について、米連邦地裁が23000人の原告のうちの3人に対して2100万ドルの賠償金支払いを命じたことが嫌気された。水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-1.30%)、前日上昇率3位の通信オランジュ(-1.22%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏8月経常収支                      +120億ユーロ(7月は+300億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/20 17:29 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反発して始まる
    20日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反発して始まった。米中関係の悪化懸念が後退し、また、米国での信用不安も緩和し、17日に反発した米株式相場が、直近の時間外取引でも堅調に推移しており、欧州株にも押し上げ要因となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.44%高の9,395.30。現在は0.52%高の9,402.97近辺。指数構成全100銘柄中、60銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+2.98%)や航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+2.68%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+2.04%)などが上げている。一方、教育事業のピアソン(-1.52%)や資産運用のアイ・シー・ジー(-1.30%)、住宅建設のパーシモン(-1.28%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.86%高の24,035.19で寄り付き、現在は1.08%高の24,088.72近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、10銘柄が値下がり。防衛・自動車部品のラインメタル(+3.87%)やコメルツ銀行(+2.53%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.01%)などが高い。一方、医薬品のメルク(-1.09%)や不動産のヴォノヴィア(-0.98%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-0.90%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.48%高の8,213.20で寄り付き、現在は0.70%高の8,231.35近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ファッション・アパレルのケリング(+4.23%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+2.49%)、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.55%)などが上げている。一方、銀行のBNPパリバ(-2.99%)や水処理のヴェオリア・エンバイロンメント(-0.90%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/20 07:19 <IGM>欧州株式 反落 米地銀の信用不安で銀行株が売られる
    <IGM>欧州株式 反落 米地銀の信用不安で銀行株が売られる
    17日の欧州株は反落した。米地銀2行が貸し倒れに伴う損失計上や訴訟提起を行ったことによる米銀の信用不安で、銀行株が幅広く売られた。一方、トランプ米大統領は中国からの輸入品に100%の関税を賦課する現実味を疑問視しており、近く米中首脳会談を行う意向を示したことで下げ渋った。
    英FTSE100は反落し、前日比81.52ポイント(0.86%)安の9354.57で引けた。一時160ポイント近く急落した。100銘柄中、上昇は36銘柄、下落は63銘柄、1銘柄は変わらずであった。米中間の貿易摩擦緩和への期待感で金先物が急落したため、金鉱フレスニロ(-10.50%)とエンデバー・マイニング(-5.47%)は大幅安となった。銀行株はバークレイズ(-5.66%)の下げが目立ち、資産担保証券/融資やプライベート・クレジットへのエクスポージャーが大きい資産運用ICG(-5.53%)、鉱業アントファガスタ(-4.45%)も急落した。一方、教育ピアソン(+2.33%)は第4四半期の売上増見通しを示し、消費者向けヘルスケアのへーリオン(+1.94%)、消費財レキット・ベンキーザー(+1.83%)は堅調。
    独DAX40は反落し、同441.20ポイント(1.81%)安の23830.99で引けた。9月2日(-550.00ポイント)以来最大の下げ幅を記録した。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-6.37%)は、米ロ首脳がウクライナ紛争を巡って会談すると伝わったことを受けた防衛関連株売りに巻き込まれた。ドイツ銀行(-6.07%)、保険アリアンツ(-4.45%)、発送電技術シーメンス・エナジー(-4.18%)、コメルツ銀行(-3.58%)も急落した。一方、自動車部品コンチネンタル(+11.35%)は2022年2月以来の水準に急騰した。7-9月期利益率が市場予測を上回った。化学品卸売ブレンタグ(+2.39%)も大幅高となり、日用品バイヤスドルフ(+1.65%)はしっかり。
    仏CAC40は3日ぶりに反落し、同14.39ポイント(0.18%)安の8174.20で引けた。40銘柄中、上昇は16銘柄、下落は24銘柄であった。銀行ソシエテ・ジェネラル(-5.10%)とBNPパリバ(-3.96%)、防衛・電子機器タレス(-3.31%)、前日上昇率3位の電気設備ルグラン(-2.86%)、電機シュナイダー・エレクトリック(-2.48%)はいずれも急反落した。一方、光学機器エシロールルックスオティカ(+12.98%)は急騰し、最高値を更新した。米メタと共同開発してきたAI搭載のスマートグラスのブームを先取りする買いが加速した。前日上昇率トップの酒造ペルノ・リカール(+2.72%)も大幅続伸し、通信オランジュ(+1.77%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏9月消費者物価指数・前年比        +2.2%(8月は+2.0%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/17 17:00 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって軟調
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏がそろって軟調
    17日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏株が揃って軟調に始まった。米地銀の信用不安を背景に前日の米株式と本日のアジア株式が下落した流れに追随している。また、週末である上、本日の9月ユーロ圏消費者物価指数発表を前に、持ち高調整や利益確定の売りも入っている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で1.36%安の9,307.49。現在は1.62%安の9,283.30近辺。指数構成全100銘柄中、49銘柄が値上がり、44銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。銀行のバークレイズ(-5.52%)やスタンダードチャータード銀行(-4.87%)、保険のプルデンシャル(-3.38%)などが軟調。一方、教育事業のピアソン(+3.29%)や飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+1.15%)は堅調に推移している。
    独DAX40指数は前日比1.53%安の23,901.51で寄り付き、現在は2.19%安の23,740.01近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり。ドイツ銀行(-5.92%)や医薬品のメルク(-3.95%)、保険のアリアンツ(-3.53%)などが下落。一方、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+8.07%)と医薬品製造機器のザルトリウス(+7.63%)は大幅に上昇している。
    仏CAC40指数は前日比0.17%安の8,092.53で寄り付き、現在は0.83%安の8,119.55近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり。銀行のソシエテ・ジェネラル(-3.82%)や同BNPパリバ(-3.36%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(-3.11%)などが軟調。一方、アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+11.28%)は急伸。乳製品等食品のダノン(+0.37%)と高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+0.28%)も堅調に推移している。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/17 07:14 <IGM>欧州株式 上昇 内閣不信任決議否決で仏の堅調目立つ
    <IGM>欧州株式 上昇 内閣不信任決議否決で仏の堅調目立つ
    16日の欧州株は上昇した。ルコルニュ内閣に対する2つの不信任決議がともに否決されたことを好感する仏が約7ヶ月ぶりの高値を更新した。8月GDPが僅かなプラスにとどまった英は上値が重く、独は工業株と素材株の堅調が目立った。
    英FTSE100は反発し、前日比11.34ポイント(0.12%)高の9436.09で引けた。100銘柄中、上昇は50銘柄、下落は44銘柄、6銘柄は変わらずであった。特殊化学クローダ・インターナショナル(+8.54%)は第3四半期の売上好調を受けて、通期の税引き前利益見通しを2.65-2.95億ポンドのまま維持したことが好感された。バークレイズが投資判断を引き上げた電力・ガスのセントリカ(+2.97%)、飲料コカ・コーラHBC(+2.83%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(+2.47%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.33%)も急伸した。一方、ホテル・レストランのウィットブレッド(-10.27%)は6月末以来の水準に大幅続落した。飲食部門の不振で上半期が減益となり、通期収益に慎重な見通しを示したことが嫌気された。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-2.77%)、保険アドミラル・グループ(-2.40%)も大幅安。
    独DAX40は3日ぶりに反発し、同90.82ポイント(0.38%)高の24272.19で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は15銘柄であった。加アプランテックスとの事業提携を発表した化学シムライズ(+4.07%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+2.31%)、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.18%)が急伸し、スポーツ用品アディダス(+1.77%)、前日下落率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.69%)も堅調。一方、医薬品メルク(-3.95%)、ハノーバー再保険(-2.24%)、ミュンヘン再保険(-2.09%)は急落した。
    仏CAC40は続伸し、同111.59ポイント(1.38%)高の8188.59と3月6日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。酒造ペルノ・リカール(+4.15%)は7-9月期の減収にもかかわらず、通期ベースの売上回復を見通した。自動車部品ミシュラン(+3.40%)、電気設備ルグラン(+2.84%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(+2.65%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.49%)も急伸した。一方、下落したのは、前日上昇率5位の高級ブランドのケリング(-1.48%)、同3位の同エルメス・インターナショナル(-0.60%)、同2位の建設・メディア・通信ブイグ(-0.29%)、前日下落率3位の証券取引所運営ユーロネクスト(-1.18%)の4銘柄。
    (経済指標)                             (発表値)
    英8月GDP・前月比                         +0.1%(7月は-0.1%)
    英8月鉱工業生産・前月比                  -1.2%(7月は+0.5%)
    英8月貿易収支                            -211.83億ポンド(7月は-206.49億ポンド)
    ユーロ圏8月貿易収支                      +97億ユーロ(7月は+60億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/16 17:21 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後は弱含みに推移
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後は弱含みに推移
    16日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小甘く、独仏株は小じっかり始まった。寄り付き後はいずれも弱含みに推移している。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.01%安の9,423.80。現在は0.22%安の9,403.69近辺。指数構成全100銘柄中、40銘柄が値上がり、57銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。上半期減収減益となったホテル・レストラン等のホイットブレッド(-9.49%)が売られており、保険のアドミラル・グループ(-2.95%)や配当落ちの自動車・航空部品のスミス・グループ(-1.52%)なども下げている。一方、特殊化学のクローダ・インターナショナル(+2.66%)や蒸気システムのスパイラックス・グループ(+2.10%)、ガス供給のセントリカ(+1.53%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.03%高の24,188.15で寄り付き、現在は0.14%安の24,148.51近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、14銘柄が値下がり。オンライン衣料販売のザランド(-1.68%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.32%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-1.10%)などが下げている。一方、通期業績見通しを引き上げた医薬品製造機器のザルトリウス(+11.82%)は大幅高。自動車のポルシェ(+1.68%)やバイオテクノロジーのキアゲン(+1.13%)なども高い。
    仏CAC40指数は前日比0.20%高の8,093.46で寄り付き、現在は0.05%高の8,081.43近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。酒造のペルノ・リカール(+2.11%)やアイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+1.07%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(+1.00%)などが上げている。一方、ファッション・アパレルのケリング(-2.24%)や建設・通信のブイグ(-1.37%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/16 07:18 <IGM>欧州株式 まちまち 仏は高級ブランド株の上昇目立つ
    <IGM>欧州株式 まちまち 仏は高級ブランド株の上昇目立つ
    15日の欧州株は英国が反落、独が続落、仏が反発するまちまちの展開になった。米中の貿易摩擦懸念が引き続き上値を抑えたが、ルコルニュ首相が14日に不信任の回避を優先して年金制度改革を2027年まで停止したことや、時価総額トップのLVMHの急騰を受けた高級ブランド株の上昇が仏の堅調につながった。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比28.02ポイント(0.30%)安の9424.75で引けた。英財務相が11月26日に公表する秋季予算案で増税と歳出減を検討中とのスカイ・ニュース報道も重荷となった。100銘柄中、上昇は49銘柄、下落は51銘柄であった。前日上昇率トップの格安航空イージージェット(-4.09%)は前日の上げの半分強を吐き出し、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-3.23%)、同BAEシステムズ(-2.74%)、保険ビーズリー(-2.53%)、直近四半期のゲーム収入の伸び鈍化を報じたオンライン賭博エンテイン(-2.43%)も急落した。一方、広告WPP(+3.59%)はグーグルと5年間の提携拡大を発表し、2008年12月以来の安値圏で急反発に転じた。高級ブランドのバーバリー(+3.36%)は仏同業LVMHの急騰につれ高となり、ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(+2.95%)も大幅高。
    独DAX40は続落し、同55.57ポイント(0.23%)安の24181.37で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-5.09%)はドイツ軍から3億ユーロの大型受注を獲得したにもかかわらず、9日を起点とする続落を止められなかった。医療機器フレゼニウス(-2.10%)、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(-2.04%)も大幅安となり、ドイツ証券取引所(-1.70%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.61%)も下げた。一方、化学BASF(+2.28%)はシティグループの買い推奨で急伸し、日用品バイヤスドルフ(+1.90%)、前日上昇率2位の化学品卸売ブレンタグ(+1.69%)もしっかり。
    仏CAC40は反発し、同157.38ポイント(1.99%)高の8077.00で引けた。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は13銘柄であった。高級ブランドLVMH(+12.22%)は7-9月期売上高が前年同期を上回り、3月25日以来の水準に急騰した。高級ブランド株はエルメス・インターナショナル(+7.35%)、ケリング(+4.77%)も大幅高となった。建設・メディア・通信ブイグ(+7.39%)は、通信アルティスに対してオランジュなどと行った200億ドルの共同買収提案が拒否されたことによる財務上の負担回避への思惑で急伸した。広告ピュブリシス(+4.95%)も大幅高。一方、防衛・電子機器タレス(-3.18%)、光学機器エシロールルックスオティカ(-2.85%)、証券取引所運営ユーロネクスト(-2.00%)は急落した。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏9月鉱工業生産・前月比            -1.2%(8月は+0.5%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/10/15 17:25 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
    15日の欧州株式市場寄り付きは、英株は続伸、独仏株は反発して始まった。寄り付き後は独仏株は底堅く推移している一方、英株は売りに押されじり安となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.28%高の9,479.03。現在は0.06%安の9,446.72近辺。指数構成全100銘柄中、66銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(-3.14%)やギャンブル・電子ゲームのエンテイン(-2.00%)、資産運用のアイ・シー・ジー(-1.43%)などが下げている。一方、仏LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンの第3四半期売上の増加と同社株高の影響で、ファッションのバーバリー・グループ(+5.86%)が買われており、教育事業のピアソン(+2.91%)や不動産のランド・セキュリティーズ(+2.62%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.11%高の24,263.71で寄り付き、現在は0.22%高の24,290.53近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。シティグループが買い推奨とした化学のBASF(+2.12%)が上げており、コメルツ銀行(+1.76%)や航空機製造のエアバス(+1.38%)なども高い。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-2.01%)や透析器のフレゼニウス・メディカル・ケア(-1.79%)、ドイツ証券取引所(-1.09%)などは安い。
    仏CAC40指数は前日比1.39%高の8,029.97で寄り付き、現在は2.42%高の8,111.55近辺。指数構成全40銘柄中、34銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。第3四半期売上が前年同期比増加に転じ、また、JPモルガンなどが目標株価を引き上げたファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+12.71%)が大幅高。高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+7.31%)やケリング(+6.14%)なども上げている。一方、証券取引所運営ユーロネクスト(-1.93%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.66%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/15 08:02 <IGM>欧州株式 米中貿易摩擦で売り先行 英国は弱めの雇用統計で上げに転じる
    <IGM>欧州株式 米中貿易摩擦で売り先行 英国は弱めの雇用統計で上げに転じる
    14日の欧州株は英国が続伸、独仏が反落した。米中の貿易摩擦懸念が再燃しており、いずれもリスク回避の売りが先行したが、英国は英9月雇用統計で失業率の上昇と賃金の伸び鈍化が確認されたことを受けた英金利先安観の増幅が支援材料となった。仏ルコルニュ首相が2027年までの年金制度改革の停止を発表し、議会解散・総選挙の可能性が低下したとの見方で独仏株は下げ渋った。
    英FTSE100は続伸し、前日比9.90ポイント(0.10%)高の9452.77で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は45銘柄、7銘柄は変わらずであった。格安航空イージージェット(+8.02%)はスイスの海運大手MSCによる買収の可能性が報じられ、一時11.6%高と急騰した。MSCは報道を否定したが、8月26日以来の高値を維持した。FTSE100の構成銘柄ではないものの、住建ベルウェイが通期の税引き前利益増で配当増と自社株買いを発表したことを好感し、同業のパーシモン(+2.57%)、バークリー・グループ・ホールディングス(+2.39%)も大幅高となった。小売ネクスト(+2.02%)は急伸し、電力・ガスのセントリカ(+1.86%)も堅調。一方、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-6.20%)は上場来の安値を更新し、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-4.11%)、鉱業アングロ・アメリカン(-2.80%)も大幅安。
    独DAX40は反落し、同150.99ポイント(0.62%)安の24236.94で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。自動車部品コンチネンタル(-4.30%)は仏同業ミシュランの急落につれ安となり、化学品卸売ブレンタグ(-3.25%)、モルガンスタンレーが投資判断を引き下げた総合テクノロジーのシーメンス(-3.15%)、化学BASF(-2.55%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-2.18%)も大幅安となった。一方、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.14%)は急伸し、オンライン衣料販売ザランド(+1.43%)、自動車フォルクスワーゲン(+1.17%)もしっかり。
    仏CAC40も反落し、同14.64ポイント(0.18%)安の7919.62で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。自動車部品ミシュラン(-8.93%)は大幅に4日続落し、連日の下落率トップで2022年末以来の安値を更新した。7-9月期の北米売上高が10%減少し、通期見通しを引き下げた。前日上昇率3位の自動車ステランティス(-4.89%)、同ルノー(-2.15%)は急落し、広告ピュブリシス(-1.75%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-1.62%)も軟調。一方、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.42%)は急伸し、建設ヴァンシ(+1.83%)、保険アクサ(+1.70%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英6-8月期失業率(ILOベース)              4.8%(5-7月期は4.7%)
    英6-8月期週間平均賃金(本給)・前年比    +4.7%(5-7月期は+4.8%)
    独9月ZEW景況感指数                       39.3(8月37.3)
    独9月消費者物価指数・前年比              +2.4%(8月は+2.1%)

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  • 2025/10/14 17:19 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    14日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。米中貿易摩擦の再燃懸念は根強く、13日に反発した米株式相場が、直近の時間外取引で再び下げ基調になっている影響などで、欧州株も売り先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.40%安の9,404.95。現在は0.37%安の9,407.91近辺。指数構成全100銘柄中、39銘柄が値上がり、60銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。アングロ・アメリカン(-3.50%)やアントファガスタ(-2.97%)、グレンコア(-2.90%)など鉱業関連の下落が目立つ。一方、海運大手MSCグループによる買収の可能性を伝える報道で、格安航空のイージージェット(+5.99%)は買われており、住宅建設のパーシモン(+2.70%)や小売りのマークス・アンド・スペンサー(+1.51%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.90%安の24,169.03で寄り付き、現在は1.16%安の24,105.64近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-5.39%)やタイヤ・自動車部品のコンチネンタル(-3.07%)、防衛・自動車部品のラインメタル(-3.01%)などが安い。一方、自動車のフォルクスワーゲン(+1.62%)やオンライン衣料販売のザランド(+1.21%)、不動産のヴォノヴィア(+1.31%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.90%安の7,862.91で寄り付き、現在は0.83%安の7,868.47近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、32銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。北米での7-9月期売上が約10%減少し、通期業績見通しを引き下げたタイヤのミシュラン(-9.84%)が大幅安。自動車のステランティス(-3.35%)やファッション・アパレルのケリング(-1.78%)なども下げている。一方、通信のオランジュ(+1.01%)や乳製品等食品のダノン(+0.75%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/14 07:24 <IGM>欧州株式 反発 米中貿易戦争への過度の警戒感和らぐ
    <IGM>欧州株式 反発 米中貿易戦争への過度の警戒感和らぐ
    13日の欧州株は反発した。10日の株安の主因は米中貿易戦争のリスク拡大であったが、トランプ米大統領がそのリスクは低いとの見方を示し、過度の警戒感が和らいだことで買い戻しが入った。
    英FTSE100は3日ぶりに反発し、前営業日比15.40ポイント(0.16%)高の9442.87で引けた。貴金属市況高で鉱業株に買いが集まった。100銘柄中、上昇は64銘柄、下落は35銘柄、1銘柄は変わらずであった。金鉱エンデバー・マイニング(+11.27%)は急騰し、10月に入って4度目の最高値更新となった。鉱業フレスニロ(+9.09%)、同アントファガスタ(+4.98%)、同アングロ・アメリカン(+4.13%)、前日下落率3位の資源商社グレンコア(+3.30%)も大幅高となった。一方、防衛BAEシステムズ(-1.56%)、品質保証インターテック・グループ(-1.52%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-1.49%)は下げた。
    独DAX40は反発し、同146.47ポイント(0.60%)高の24387.93で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(+2.36%)と透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+2.17%)が急伸し、前日下落率2位の半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.76%)、総合テクノロジーのシーメンス(+1.57%)、電力RWE(+1.43%)もしっかり。一方、コメルツ銀行(-0.86%)、医薬品バイエル(-0.80%)、通信ドイツ・テレコム(-0.67%)は安い。
    仏CAC40は3日ぶりに反発し、同16.26ポイント(0.21%)高の7934.26で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。半導体STマイクロエレクトロニクス(+3.13%)、前日下落率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+3.09%)、同トップの自動車ステランティス(+2.82%)、硝子サンゴバン(+2.01%)が大幅高となり、広告ピュブリシス(+1.63%)も堅調。一方、自動車部品ミシュラン(-2.78%)は4月9日以来の水準に大きく3日続落し、高級ブランドのケリング(-1.70%)、食品ダノン(-1.53%)も安い。
    10日の英FTSE100は前日比81.93ポイント(0.86%)安の9427.47、独DAX40は同369.79ポイント(1.50%)安の24241.46、仏CAC40は同123.36ポイント(1.53%)安の7918.00で引けた。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

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  • 2025/10/10 16:54 <IGM>欧州株式寄り付き 英は下落、独仏は上昇
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は下落、独仏は上昇
    10日の欧州株式市場寄り付きは、英FTSE100指数が軟調、独DAX40指数と仏CAC40指数は堅調に始まった。自動車セクターが買われる反面、ヘルスケア関連セクターは下落している。フランスのマクロン大統領による新首相指名を控え、同国の政治情勢が注目される。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%安の9,502.07。現在は0.15%安の9,495.20近辺。指数構成全100銘柄中、47銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、8銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(-3.38%)や保険のアビバ(-1.88%)、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-1.24%)が軟調。一方、ソフトウェアのセイジ・グループ(+1.93%)や食品サービスのコンパス・グループ(+1.74%)は堅調に推移している。
    独DAX40指数は前日比0.22%高の24,664.23で寄り付き、現在は0.15%高の24,689.88近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、11銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。自動車のメルセデス・ベンツグループ(+2.59%)や同ポルシェ(+1.14%)、コメルツ銀行(+1.06%)などが上昇。一方、特殊化学品のブレンターク(-2.31%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-1.38%)は下落している。
    仏CAC40指数は前日比0.10%高の8,049.57で寄り付き、現在は0.29%高の8,064.60近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。自動車のステランティス(+1.74%)やファッション・アパレルのケリング(+1.55%)、広告のピュブリシス・グループ(+1.50%)などが堅調。一方、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.68%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(-0.95%)は軟調に推移している。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/10 07:41 <IGM>欧州株式 英仏は3日ぶりに反落 独は連日の最高値
    <IGM>欧州株式 英仏は3日ぶりに反落 独は連日の最高値
    9日の欧州株は、英国が銀行株、仏が高級ブランド株を中心とする売りでいずれも3日ぶりに反落したが、独はガザ和平と仏政局を巡る楽観論を受けた上昇分を維持して最高値を連日更新した。
    英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比39.47ポイント(0.41%)安の9509.40で引けた。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は47銘柄、5銘柄は変わらずであった。広告WPP(-5.90%)は配当落ちで2008年12月以来の水準に急反落した。銀行HSBC(-5.39%)は香港子会社の恒生銀行を買収して非上場とする計画を公表したことが材料視された。配当落ちの住建バラット・レッドロウ(-3.60%)、前日上昇率2位の銀行ロイズ・バンキング・グループ(-3.33%)、高級ブランドのバーバリー(-3.32%)も大幅安。一方、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+3.20%)は良好な四半期決算と米同業デルタが楽観的な先行き見通しを示したことを好感した。前日上昇率3位の鉱業アングロ・アメリカン(+2.17%)、エンジニアリングのウィアー・グループ(+2.07%)も急伸した。
    独DAX40は小幅ながら3日続伸し、同14.12ポイント(0.06%)高の24611.25と最高値を連日更新して引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.88%)、医薬品バイエル(+2.84%)が急伸し、通信ドイツ・テレコム(+1.44%)、医療機器フレゼニウス(+1.35%)、前日上昇率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+1.25%)も堅調。一方、前日上昇率トップのオンライン衣料販売ザランド(-3.14%)、ハノーバー再保険(-2.16%)は急反落し、バイオテクノロジーのキアゲン(-1.74%)も軟調。
    仏CAC40は3日ぶりに反落し、同18.77ポイント(0.23%)安の8041.36で引けた。40銘柄中、上昇は22銘柄、下落は17銘柄、1銘柄は変わらずであった。自動車部品ミシュラン(-3.82%)は第3四半期の売上が前年比で減少するとの見通しが嫌気された。前日上昇率2位の高級ブランドLVMH(-2.83%)、同1位の鉄鋼アルセロールミタル(-2.78%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-2.69%)は急落し、化粧品ロレアル(-1.81%)も下げた。一方、食品ダノン(+4.75%)は5月26日以来の水準に急反発した。JPモルガンが第3四半期の業績について強気の見通しを示した。電力・ガスのエンジー(+1.89%)、建設・メディア・通信ブイグ(+1.85%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月貿易収支                            +172億ユーロ(7月は+148億ユーロ)

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  • 2025/10/9 17:29 <IGM>欧州株式寄り付き 英は反落、独仏は続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は反落、独仏は続伸して始まる
    9日の欧州株式市場寄り付きは、英株は反落、独仏株は続伸して始まった。8日の米ハイテク株高などが相場下支えになっているが、英株はHSBCの大幅下落の影響もあり下げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.31%安の9,519.35。現在は0.29%安の9,521.55近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、37銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。香港子会社の恒生銀行を買収、非公開化する計画を発表した銀行のHSBCホールディングス(-5.54%)が大幅安。銀行のロイズ・バンキング・グループ(-2.45%)や配当落ちの住宅建設のバラット・レッドロウ(-3.47%)なども下げている。一方、鉱業のアングロ・アメリカン(+2.62%)や製紙のモンディ(+2.08%)、航空のインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(+1.78%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.32%高の24,674.65で寄り付き、現在は0.12%高の24,627.05近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。医薬・農薬のバイエル(+1.90%)や化学のBASF(+1.27%)などが高い。一方、ハノーバー再保険(-1.64%)や日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-1.31%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.17%高の8,074.12で寄り付き、現在は0.11%高の8,068.90近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+1.67%)や銀行のクレディ・アグリコル(+1.43%)などが上げている。一方、第3四半期売上が前年同期比減少見込みと伝えられたタイヤのミシュラン(-4.44%)は売られている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/9 07:42 <IGM>欧州株式 英独は最高値 金銅相場高や仏政局懸念の緩和で
    <IGM>欧州株式 英独は最高値 金銅相場高や仏政局懸念の緩和で
    8日の欧州株は続伸した。銀行株と金相場の4000ドル突破や銅相場高で鉱業株が買われた英国は3営業日ぶりに最高値を更新した。仏暫定首相が年内の予算合意に慎重ながら楽観論を示したことや、独経済省が今年のプラス成長を予測したことを好感し、独は7月9日以来の最高値更新となり、仏はルコルニュ首相辞任表明後の下落分の大半を取り戻した。
    英FTSE100は続伸し、前日比65.29ポイント(0.69%)高の9548.87と最高値で引けた。100銘柄中、上昇は67銘柄、下落は29銘柄、4銘柄は変わらずであった。鉱業株はアントファガスタ(+4.22%)、アングロ・アメリカン(+3.24%)、フレスニロ(+2.96%)の堅調が目立った。銀行ロイズ・バンキング・グループ(+3.70%)は自動車ローンの不十分な情報開示を巡る補償が1契約当たり700ポンド程度にとどまる見通しとなったことを好感した。消費者向けヘルスケアのへーリオン(+3.18%)も大幅高。一方、資産運用インターミディエイト・キャピタル・グループ(-4.23%)はジェフリーズの目標株価引き上げにもかかわらず急落し、不動産投信セグロ(-309%)、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-2.25%)も大幅安となった。
    独DAX40も続伸し、同211.35ポイント(0.87%)高の24597.13と最高値で引けた。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は13銘柄であった。オンライン衣料販売ザランド(+5.34%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+3.34%)、スポーツ用品アディダス(+3.32%)、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.60%)、医療機器フレゼニウス(+2.59%)が大幅高となった。一方、中国の販売不振や米国の関税で7日に今季の利益見通しを下方修正した自動車BMW(-8.25%)は連日の下落率トップで3ヶ月ぶりの安値を更新した。自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-2.92%)、同ポルシェ・オートモービル・ホールディング(-2.06%)も急落した。
    仏CAC40も続伸し、同85.28ポイント(1.07%)高の8060.13で引けた。40銘柄中、上昇は34銘柄、下落は6銘柄であった。EUが50%への輸入鉄鋼の関税倍増と無関税枠の半減を提案していることを好感し、鉄鋼アルセロールミタル(+6.55%)が急伸した。電気設備ルグラン(+3.56%)、前日上昇率2位の高級ブランドLVMH(+2.77%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.10%)は大幅高となり、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(+1.89%)も堅調。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-2.36%)は急落し、自動車ルノー(-1.83%)、硝子サンゴバン(-1.30%)も堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月鉱工業生産・前月比                  -4.3%(7月は+1.3%)

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  • 2025/10/8 17:26 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後はしっかり
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも寄り付き後はしっかり
    8日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅続伸、独株は小甘く始まった。寄り付き後は英独仏いずれもしっかりで推移している。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%高の9,492.25。現在は0.31%高の9,513.10近辺。指数構成全100銘柄中、51銘柄が値上がり、44銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。共にベレンベルクやモルガン・スタンレーが目標株価を引き上げた金鉱のエンデバー・マイニング(+2.66%)や鉱業のアントファガスタ(+2.50%)が買われており、銀行のロイズ・バンキング・グループ(+2.45%)も高い。一方、蒸気システムのスパイラックス・グループ(-2.18%)や資産運用のアイ・シー・ジー(-2.11%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.01%安の24,382.66で寄り付き、現在は0.37%高の24,475.37近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.95%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+1.70%)、電力のRWE(+1.55%)などが上げている。一方、2025年通期業績見通しを引き下げた自動車のBMW(-6.72%)が売られており、メルセデス・ベンツグループ(-2.48%)やフォルクスワーゲン(-2.02%)など他の自動車株も安い。
    仏CAC40指数は前日比0.11%高の7,983.37で寄り付き、現在は0.66%高の8,027.17近辺。指数構成全40銘柄中、32銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり。7日に欧州委員会が鉄鋼産業保護のために、輸入される鉄鋼の関税を50%と現行の2倍に引き上げる案を提示したことを受けて、鉄鋼のアルセロール・ミタル(+3.50%)が買われており、銀行のソシエテ・ジェネラル(+2.55%)やクレディ・アグリコル(+1.96%)なども上げている。一方、自動車のルノー(-1.19%)やコンサルティングのキャップジェミニ(-0.64%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/10/8 07:42 <IGM>欧州株式 小幅高 英独仏いずれも前日終値付近に収斂
    <IGM>欧州株式 小幅高 英独仏いずれも前日終値付近に収斂
    7日の欧州株はいずれも小幅高となった。英国は石油、タバコ株を中心とする買いで、3日の最高値(9491.25)を2日続けて上回る場面があった。独仏は消費関連株の買いが下支え要因になった。 
    英FTSE100は小反発し、前日比4.44ポイント(0.05%)高の9483.58で引けた。100銘柄中、上昇は44銘柄、下落は54銘柄、2銘柄は変わらずであった。害虫駆除レントキル・イニシャル(+3.90%)はバーンスタインの投資判断/目標株価引き上げで大幅に6日続伸し、2月19日以来の高値をつけた。タバコのインペリアル・ブランズ(+3.36%)は通期事業見通しの維持と14.5億ポンドの自社株買いの発表で5日ぶりに急反発し、同業ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+1.82%)も堅調。高級ブランドのバーバリー(+3.04%)、保険ビーズリー(+2.76%)も大幅高となった。一方、オンライン賭博エンテイン(-6.54%)は、インターコンチネンタル取引所が米同業ポリマーケットに最大20億ドルを出資し、資本提携すると発表したことで6月13日以来の水準に大幅続落した。前日下落率トップの製紙モンディ(-4.82%)は2013年7月以来の水準に一段安となった。JDスポーツファッション(-2.44%)も急落した。
    独DAX40は小幅ながら3日ぶりに反発し、同7.49ポイント(0.03%)高の24385.78で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。化学シムライズ(+2.31%)は9月下旬につけた2020年3月以来の安値からの回復局面を維持し、ソフトウェアSAP(+1.47%)、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+1.16%)、日用品バイヤスドルフ(+0.99%)、消費財ヘンケル(+0.86%)も堅調。一方、前日上昇率トップの自動車BMW(-2.02%)、同下落率3位の医薬品バイエル(-2.01%)は急落し、自動車部品コンチネンタル(-1.96%)も下げた。
    仏CAC40は小反発し、同3.07ポイント(0.04%)高の7974.85で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は23銘柄、2銘柄は変わらずであった。モルガンスタンレーが投資判断を引き上げた高級ブランドのケリング(+5.75%)とLVMH(+3.63%)、自動車ルノー(+2.73%)が急伸し、証券取引所運営のユーロネクスト(+1.62%)、化粧品ロレアル(+1.40%)も堅調。一方、前日上昇率トップの自動車ステランティス(-1.85%)は5日ぶりに反落し、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.64%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(-1.45%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月製造業受注・前月比                  -0.8%(7月は-2.7%)

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・NQN=日経QUICKニュース
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