SBI新生銀行

マーケット情報

最新ニュース

  • 2025/8/27 15:52 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 125円高、アドテストが上昇
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は反発 125円高、アドテストが上昇
     27日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比125円87銭(0.30%)高の4万2520円27銭だった。前日の米株高や根強い日本株の先高期待を背景に海外短期筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に一部の半導体関連株には先回り買いも入った。一方で利益確定や戻り待ちの売りに押される銘柄も多く、日経平均は下げる場面もあった。

     26日の米株式市場ではダウ工業株30種平均は上昇した。26日に発表された米国の経済指標が米景気の底堅さを示す結果となり、株買いを誘った。この流れを引き継いで27日の東京市場では指数寄与度が大きいソフトバンクグループ(SBG)が上昇し、日経平均を支えた。肥満症治療薬の治験結果が良好だった中外薬は大幅高となった。

     米半導体大手エヌビディアが27日に発表する決算に市場の関心が集まるなか、半導体関連株の一角には買いが入ってアドテストは1銘柄で日経平均を130円ほど押し上げた。

     市場では「エヌビディアは中国向け半導体『H20』の生産停止をサプライヤーに通知したと伝わった経緯から『チャイナリスク』は読み切れないものの、決算発表後に日本の半導体関連株が上昇する場合に備えて買いを入れる動きもみられた」(マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリスト)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は2.25ポイント(0.07%)安の3069.74だった。JPXプライム150指数は続落し、0.96ポイント(0.07%)安の1323.72で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で4兆1890億円、売買高は18億5463万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は741。値下がりは793、横ばいは86だった。

     TDKや日東電などの電子部品株が買われ、ニコンやテルモが上昇した。一方、コナミGやバンナムHDが売られ、信越化や東京海上も下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 14:15 <NQN>◇東証14時 日経平均は伸び悩み 米エヌビディアの決算見極め
    <NQN>◇東証14時 日経平均は伸び悩み 米エヌビディアの決算見極め
     27日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩んでいる。前日比80円ほど高い4万2400円台後半で推移している。日本株の先高期待を背景にした海外短期筋による株価指数先物への買いが日経平均を押し上げているが、米半導体大手エヌビディアの決算発表を27日に控えた様子見姿勢もあり、日本株の上値は限られている。

     エヌビディアが27日に発表する2025年5~7月期決算は、増収増益での着地が予想されている。人工知能(AI)向けの先端半導体の需要拡大が寄与しそうだが、市場では「中国が安全保障上の理由で中国企業にAI半導体『H20』の購入を控えるよう呼びかけたと伝わるなど不透明な要素が多いことから、慎重に見極める必要がある」(国内運用会社のストラテジスト)との指摘があった。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8002億円、売買高は12億7402万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストが買われ、TDKやテルモも高い。一方、ファストリやリクルートが売られ、コナミGやバンナムHDも安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 12:51 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅拡大 アドテストが後場一段高
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅拡大 アドテストが後場一段高
     27日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大している。前日比180円ほど高い4万2500円台後半で推移している。前日の米株高や根強い日本株の先高期待を背景に海外短期筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。アドテストが後場に一段高となったのも支援材料となっている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約277億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆2690億円、売買高は10億8965万株だった。

     日東電やTDKなどの電子部品株が買われ、ニトリHDやOLCも高い。一方、ファストリやダイキンが売られ、コナミGや任天堂も安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 11:52 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 135円高、米株高で買い優勢
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 135円高、米株高で買い優勢
     27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比135円55銭(0.32%)高の4万2529円95銭だった。米景気の堅調さを背景にした26日の米株高を受け、日本株は買いが優勢だった。米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に半導体関連の一角は持ち高整理の売りに押される場面もあり、日経平均は一時下げた。

     26日の米株式市場ではダウ工業株30種平均は反発した。26日に発表された7月の米耐久財受注額などが市場予想を上回り、米景気の底堅さを評価した買いが入った。27日の東京市場では指数寄与度が高いソフトバンクグループ(SBG)のほか、肥満薬試験の結果が良好だった中外薬が上昇し、日経平均を支えた。

     市場では「上昇が一服している防衛株や電線株は手掛けづらく、個人の関心は高配当株に向かいやすい」(立花証券の鎌田重俊参与)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。前引けは3.49ポイント(0.11%)安の3068.50だった。JPXプライム150指数は続落し、1.95ポイント(0.15%)安の1322.73で前場を終えた。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9945億円、売買高は9億3747万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は663。値下がりは855、横ばいは101だった。

     テルモやオリンパスが買われ、TDKや日東電などの電子部品株も上昇した。一方、コナミGや任天堂などのゲーム株は売られ、リクルートやダイキンも下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 10:11 <NQN>◇東証10時 日経平均は小安い ファストリが朝高後に下落
    <NQN>◇東証10時 日経平均は小安い ファストリが朝高後に下落
     27日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小安い。前日比40円ほど安い4万2300円台半ばで推移している。指数寄与度が高いファストリが朝高後に下落し、日経平均の下げ幅は一時100円を超えた。米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えて、日本株には持ち高整理の売りも出ているようだ。

     もっとも、日本株の先高観も根強く下値は堅い。市場では「日経平均はチャート分析上で25日移動平均(4万1900円近辺)が強いサポートラインとして意識されている。同水準を割り込まない限り、日本株の上昇基調は変わらない」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2717億円、売買高は6億5186万株だった。

     コナミGやバンナムHDなどのゲーム株が売られ、東エレクやスクリンも下げている。一方、テルモやオリンパスが買われ、ニコンは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 09:19 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一進一退 米株高支えも利益確定売り
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は一進一退 米株高支えも利益確定売り
     27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(4万2394円)を挟んで一進一退となっている。米景気の底堅さを背景に26日の米株式相場が上昇したの受け、日本株には買いが先行したが、その後は利益確定売りに押されるなど方向感が乏しい。

     26日の米株式市場ではダウ工業株30種平均やハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。26日に発表された米経済指標が景気の底堅さを示す内容となり、株買いを誘った。東京市場ではアドテストやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株が上昇して日経平均は高く始まったが、利益確定売りに押される銘柄も多く相場の勢いが失速している。

     市場では「米半導体大手エヌビディアの決算発表を目前に控えて様子見姿勢が強く、上値を追える投資家は少ない」(国内証券の情報担当者)との見方が多い。

     東証株価指数(TOPIX)も一進一退となっている。

     中外薬やテルモが買われ、フジクラやニコンも上昇している。一方、バンナムHDやファナックが売られ、コナミGや任天堂も下落している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 16:04 <NQN>◇東証大引け 日経平均3日ぶり反落 FRB理事の解任発表で一時600円安
    <NQN>◇東証大引け 日経平均3日ぶり反落 FRB理事の解任発表で一時600円安
     26日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比413円42銭(0.97%)安の4万2394円40銭で終えた。8日以来の安値。前日の米株安を受け、日本株も売りが優勢となった。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のクック理事の解任を発表し、FRBの独立性への懸念が生じた。ドルが下落し、円が上昇すると、日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。

     トランプ氏は日本時間26日午前、自身のSNSでクック理事の解任を発表。これを受け、朝方に1ドル=147円台後半で推移していた円相場が一時146円台まで上昇し、歩調をあわせて日経平均は下げ幅を広げた。トランプ氏は米テック企業にデジタル税などを課している国に対して追加関税を課す考えも明らかにし、米関税政策の先行き不透明感も株価の重荷になった。

     売りが一巡すると日経平均は下げ渋り、400円安程度で推移した。クック理事が「辞任しない」と表明したと伝わり、円相場が再び1ドル=147円後半まで下落した。テクニカル面で日経平均は25日移動平均(4万1820円近辺)の水準が下値支持線として意識されている。「米利下げ観測を背景にした株高局面に乗り切れなかった投資家たちの押し目買いが入りやすい」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト)との指摘があった。

     東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。終値は33.50ポイント(1.08%)安の3071.99だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反落した。

     東証プライムの売買代金は概算で5兆6237億円、売買高は24億8155万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1180。値上がりは386、横ばいは54だった。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンなどの値がさ株が下落した。中外薬や第一三共も下げた。一方、TDKやテルモは上げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 14:25 <NQN>◇東証14時 日経平均やや下げ渋り 円相場の下落が支え
    <NQN>◇東証14時 日経平均やや下げ渋り 円相場の下落が支え
     26日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ渋り、前日比390円ほど安い4万2400円台前半で推移している。トランプ米大統領が解任を公表した米連邦準備理事会のクック理事が「解任の理由はなく辞任するつもりはない」と述べたと伝わって円相場が1ドル=147円80銭前後まで下落し、株式相場を下支えしている。

     米半導体大手エヌビディアが27日、2025年5~7月期決算を発表する。エヌビディアの決算内容を見極めたい投資家が多く、積極的に売買しにくいとの声も市場では聞かれた。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆6531億円、売買高は12億9204万株だった。

     ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、トヨタが下落している。一方、TDKやアマダ、テルモが上げ幅を拡大している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 値がさ株が引き続き安い
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は軟調 値がさ株が引き続き安い
     26日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比450円ほど安い4万2300円台後半で軟調な動きとなっている。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなど主力の値がさ株が引き続き安く、相場の重荷となっている。ただ、円相場が再び下げに転じ、1ドル=147円台後半で推移していることが日本株の支えとなり、日経平均は底堅くなっている。

     前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約84億円成立した。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1791億円、売買高は11億882万株だった。

     ソニーGや中外薬が下げ幅を広げている。リクルートやアドテストも安い。一方、スクリンやソシオネクストは高い。電通グループは上げ幅を広げている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 12:04 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落、一時600円安 米株反落やトランプ氏投稿で
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は反落、一時600円安 米株反落やトランプ氏投稿で
     26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比453円29銭(1.06%)安の4万2354円53銭だった。前日に米株式相場が反落した流れで日本株にも売りが先行した。トランプ米大統領によるクック米連邦準備理事会(FRB)理事の解任発表を受け、外国為替市場でドル売りが優勢になり、円高・ドル安が進む場面があった。幅広い銘柄の売りにつながり、日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。

     25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は最高値から反落。この流れを引き継ぎ、日経平均も反落して始まった。朝方の外国為替市場で円相場は1ドル=147円台後半で推移していたが、日本時間26日午前にトランプ氏が自身のSNSでクックFRB理事の解任を発表すると、一時146円台まで円高・ドル安が進んだ。市場では「FRBの独立性が揺らぐとの見方から、米ドルと米株価指数先物に売りが膨らみ、日本株の重荷となった」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との指摘があった。

     トランプ氏はSNSで、米テクノロジー企業にデジタル税を課している国に対し追加関税を課し、半導体の輸出を規制する考えを示した。米関税政策の不透明感が意識され、東京市場ではアドテストや東エレクなど半導体関連銘柄の一角が下落した。

     売り一巡後、日経平均は下げ幅を縮小した。円の対ドル相場も上値が重くなった。市場では「日経平均が4万2000円の節目近辺では、足元の上昇局面で投資余力の増した個人投資家が押し目買いを入れた可能性がある」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声も聞かれた。

     東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは30.47ポイント(0.98%)安の3075.02だった。JPXプライム150指数は反落した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9476億円、売買高は9億5033万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1170だった。値上がりは379、横ばいは70だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが下げ、ダイキンや第一三共が売られた。一方、テルモやエムスリーは上げ、良品計画や楽天グループが買われた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 10:28 <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ拡大 一時600円安、トランプ氏投稿で
    <NQN>◇東証10時 日経平均は下げ拡大 一時600円安、トランプ氏投稿で
     26日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比450円ほど安い4万2300円台後半で推移している。トランプ米大統領が日本時間26日朝、米連邦準備理事会(FRB)のクック理事の解任を公表。外国為替市場で円の対ドル相場が一時1ドル=146円台後半まで上昇し、日本株への売り圧力が増した。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。

     トランプ大統領が自身のSNSでクック理事の解任を発表したことで、FRBの独立性を巡る懸念が高まり、米ドル売りが強まる場面があった。トランプ氏はSNSで、デジタル課税などを導入している国に追加関税などを課す考えも示した。

     東証プライムの売買代金は概算で1兆2584億円、売買高は6億5437万株だった。

     ファストリやリクルート、KDDIやソニーGが下げ幅を拡大している。一方、良品計画は引き続き高く、セコムも上昇している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 09:28 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落 米株安で 円高進行で売り加速
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反落 米株安で 円高進行で売り加速
     26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落で始まり、前日に比べ340円ほど安い4万2400円台後半で推移している。前日の米株式相場が反落したのを受け、日本株にも売りが先行。トランプ米大統領がクック米連邦準備理事会(FRB)理事を解任したと伝わり、外国為替市場で円買い・ドル売りが優勢となったことから、日経平均は下げ幅を広げた。

     前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が反落した。前週末に米利下げ観測の高まりを受けて最高値を更新しており、利益確定売りが優勢だった。東京市場ではファストリやソフトバンクグループなどの値がさ株に売りが出ている。日経平均は前日の取引時間中に3営業日ぶりに4万3000円台に乗せる場面があり、短期的な過熱感を意識した売りも出ている。

     日本時間26日朝にトランプ米大統領が自身のSNSで、クックFRB理事の解任を公表した。外為市場はドル売りで反応し、円の対ドル相場が1ドル=147円台前半と、前日夕と比べて円高・ドル安に転じる場面があった。輸出関連銘柄を中心に日本株の重荷となっている。

     東証株価指数(TOPIX)は反落している。

     リクルートやダイキンが下落し、中外薬や第一三共も売られている。一方、良品計画が買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 15:49 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 米利下げ観測で買い、午後は伸び悩み
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 米利下げ観測で買い、午後は伸び悩み
     25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前週末比174円53銭(0.41%)高の4万2807円82銭だった。米利下げ観測の高まりを受けて前週末の米株式相場が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連銘柄などに買いが入った。朝方は海外短期筋による株価指数先物への買いで上げ幅は500円を超える場面もあったが、その後は伸び悩んだ。外国為替市場での円高・ドル安傾向が日本株の上値を抑えた。

     米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は22日の米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の講演で、雇用の下振れリスクに言及したうえで「政策の調整を正当化しうる」と述べた。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開するとの見方が強まり、22日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が最高値を更新したほか半導体関連株の上昇も目立ち、日本株にも買いが波及した。

     午後は上げ幅を50円程度まで縮小する場面があった。外国為替市場では円相場が1ドル=147円台と前週末夕時点に比べて円高・ドル安方向に振れ、輸出関連株の重荷となった。東京海上アセットマネジメントの若山哲志シニアファンドマネージャーは「高水準にある実質金利の是正を目的とした米利下げであれば、景気の下支えになるとの見方から株高要因になりやすいが、米雇用の悪化が鮮明になれば株価が調整する可能性がある」と指摘したうえで、8月の米雇用統計が次の焦点とみていた。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は4.62ポイント(0.15%)高の3105.49だった。JPXプライム150指数も続伸し、3.11ポイント(0.23%)高の1342.05で終えた。

     東証プライムの売買代金は概算で4兆1406億円、売買高は17億7657万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は780。値下がりは775、横ばいは65だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やリクルートが高い。アドテストや東エレクも上昇した。TOTOやファナックが買われた。一方、テルモやKDDI、良品計画が安い。ソニーGやコナミG、バンナムHDが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 14:11 <NQN>◇東証14時 日経平均は膠着 値がさ半導体関連の一角が上げ幅縮小
    <NQN>◇東証14時 日経平均は膠着 値がさ半導体関連の一角が上げ幅縮小
     25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は膠着し、前週末比100円ほど高い4万2700円台で推移している。前週末の米株高を受けた日本株への買いが午前で一巡し、その後は新規の材料に乏しいなかで手詰まり感の強い展開となっている。アドテストなど値がさの半導体関連株の一角が上げ幅を縮小しているのも日経平均の上値を抑えている。

     市場では「主要企業の2025年4~6月期の決算発表が一段落したが、米関税政策の影響などで1株当たり利益(EPS)の伸びは期待しづらい。4万3000円近辺ではバリュエーション(投資尺度)面での過熱感を意識した売りが出やすくなっている」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との声が聞かれた。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆9904億円、売買高は13億3586万株だった。

     TOTOが上げ幅拡大。ファナックや信越化が上昇した。ダイキンやニデックも買われた。一方、テルモや良品計画、セコムは安い。KDDIやTDKは下げ幅を拡大した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 12:57 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅縮小 米株先物が下落、TOPIXは一時下げる
    <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ幅縮小 米株先物が下落、TOPIXは一時下げる
     25日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前週末比80円ほど高い4万2700円台前半で推移している。前週末の米株高を受けた買いは朝方で一巡したとみられ、その後は上値の重さを嫌気した売りが目立ち始めている。外国為替市場で円相場が1ドル=147円台と引き続き円高・ドル安基調にあることや、日本時間午後の取引で米株価指数先物が下落していることも売りを促しているようだ。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら下げに転じる場面があった。

     12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆5164億円、売買高は11億6349万株だった。

     ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、東エレクが高い。TOTOやキーエンスも上昇した。一方、良品計画やソニーGは下げ幅を広げた。テルモやKDDIも安い。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 11:52 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸 利下げ観測の高まりによる米株高を引き継ぐ
    <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸 利下げ観測の高まりによる米株高を引き継ぐ
     25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比289円04銭(0.68%)高の4万2922円33銭だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で利下げに前向きな姿勢を示したとの見方から、前週末の米株式相場が上昇した。この流れを引き継いだ買いが幅広い銘柄に先行し、朝方は上げ幅を500円超に拡大する場面があった。ただ、その後は外国為替市場での円高・ドル安傾向が重荷となり、伸び悩む場面が目立った。

     FRBのパウエル議長は22日、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で雇用の下振れリスクに言及したうえで「政策の調整を正当化しうる」と述べた。米利下げ観測が高まり、22日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が8カ月ぶりに最高値を更新した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇も目立った。東京市場でもリスク選好姿勢を強めた海外短期筋が株価指数先物に買いを先行させ、ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなど値がさの半導体関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げた。

     一方、ジャクソンホール会議で日銀の植田和男総裁は「(国内の)持続的な賃金上昇圧力」に言及し、一部で日銀は利上げに前向きとの思惑を誘った。日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識され、東京外国為替市場では円相場が1ドル=147円台に上昇。日経平均の上値を抑える要因となった。米半導体大手エヌビディアの5~7月期決算発表を27日に控え、「半導体関連銘柄は上値を積極的に追いにくいとみられ、きょうのところは最高値更新は見込みづらい」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声があった。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは10.28ポイント(0.33%)高の3111.15だった。JPXプライム150指数は続伸した。

     前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2538億円、売買高は10億426万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は885。値下がりは668、横ばいは66だった。

     リクルートやファストリ、ディスコが高い。ファナックやダイキン、ニデックが上昇した。一方、テルモやKDDIが安い。コナミGやバンナムHD、JTが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 10:16 <NQN>◇東証10時 日経平均は伸び悩み 円高進行が上値抑える
    <NQN>◇東証10時 日経平均は伸び悩み 円高進行が上値抑える
     25日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前週末比200円ほど高い4万2800円台前半で推移している。前週末の米株式相場の大幅上昇を受けた買いが引き続き優勢だが、外国為替市場での円高・ドル安傾向が株価の上値を抑えている。

     25日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=147円台と、前週末夕時点と比べて円高・ドル安方向に振れている。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを示唆したと受け止められた。一方で、日銀の植田和男総裁は「(国内の)持続的な賃金上昇圧力」に言及し、一部で日銀は利上げに前向きとの思惑を誘っている。市場では「日米の金融政策の方向性の違いが意識され、円に上昇圧力がかかりやすいことは日本株相場の重荷となりそうだ」(立花証券の鎌田重俊参与)との声が聞かれた。

     10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5118億円、売買高は7億1325万株だった。

     リクルートやニトリHDが上げ幅拡大。ソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、信越化が上昇した。一方、テルモやコナミG、バンナムHDが一段安。KDDIやセコムが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 09:23 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 上げ幅一時500円超、米株大幅高で
    <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 上げ幅一時500円超、米株大幅高で
     25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前週末に比べ550円ほど高い4万3200円近辺まで上げ幅を広げる場面があった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で利下げに前向きな姿勢を示したとの受け止めから、前週末の米株式相場が大幅に上昇した。海外投機筋が株価の先高観を一段と強めるなか、日経平均先物への断続的な買いが日経平均を押し上げている。

     FRBのパウエル議長は22日、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で雇用の下振れリスクに振れ、基準となる経済見通しやリスクのバランスの変化が「政策の調整を正当化しうる」と述べた。FRBが9月に利下げを再開するとの観測が高まり、22日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が8カ月ぶりに最高値を更新。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が反発するなど主要3指数がそろって大きく上昇した。東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)やアドテスト、ディスコなど半導体関連銘柄の一角に買いが入り、相場全体を押し上げている。

     東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

     ファストリやダイキンなど値がさ株が高い。ファナックやリクルート、ニトリHDが上昇した。一方、KDDIやテルモが安い。コナミGやバンナムHDが下落した。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/22 16:04 <NQN>◇東証大引け 日経平均は4日ぶり小反発、円安が支え FRB議長講演控え様子見
    <NQN>◇東証大引け 日経平均は4日ぶり小反発、円安が支え FRB議長講演控え様子見
     22日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに小反発し、前日比23円12銭(0.05%)高の4万2633円29銭で終えた。日本時間今晩にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見ムードが広がり、相場は方向感を欠いた。日経平均は下げる場面も目立ったが、円の対ドル相場の下落が自動車など輸出関連株の買いを誘い、底堅かった。個人投資家などの押し目買いも下値を支えた。

     東京外国為替市場で円相場は1ドル=148円台半ばを中心とした動きとなり、前日夕時点と比べて1円ほど円安に振れた。トヨタやマツダなど輸出関連株の買い材料となった。日米の長期金利の上昇を背景に、利ざや拡大の期待から三菱UFJなど銀行株が買われた。東京海上など保険株の上昇も目立った。

     米エヌビディアが中国向け人工知能(AI)半導体関連の生産停止を調達先に要請したと米メディアが報じ、東京市場のアドテストなど関連株を下押しし、日経平均は下げ幅が200円を超える場面があった。ただ、下値を売り込む動きは限られた。日本時間22日夜にパウエルFRB議長の講演が予定されており、米金融政策の先行きを巡る発言に市場は注目している。

     東証株価指数(TOPIX)は4日ぶりに反発した。終値は17.92ポイント(0.58%)高の3100.87だった。JPXプライム150指数も4日ぶりに反発した。

     東証プライムの売買代金は概算で3兆9537億円、売買高は17億144万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1013。値下がりは547、横ばいは60だった。

     ソニーGや任天堂などのゲーム株や、ソフトバンクグループ(SBG)、富士フイルムが上げた。一方、東エレクや信越化、日産化が下げた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/22 14:24 <NQN>◇東証14時 日経平均は小安い水準で小動き FRB議長講演前で手控え
    <NQN>◇東証14時 日経平均は小安い水準で小動き FRB議長講演前で手控え
     22日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比40円ほど安い4万2500円台後半の小安い水準で動きが鈍い。経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演するパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げを示唆するかが市場で注目されており、発言内容を見極めたいとして投資家らは積極的な売買を手控えている。

     21日には米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁やクリーブランド連銀のハマック総裁がインフレの高止まりなどを理由に利下げに慎重な姿勢を示した。みずほ証券の小林俊介チーフエコノミストは「米利下げ観測を背景とした買い戻しは一巡している」と指摘した。そのうえで「パウエル議長が(利下げを否定するなど)明確なタカ派姿勢を示さない限り、日本株が一段と下落する可能性は低い」との見方を示した。

     14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7159億円、売買高は12億1243万株だった。

     東エレクやアドテストが安い。キヤノンやファナックも下落している。一方、ソニーGや任天堂は引き続き高い。外資系証券が目標株価を引き上げたベイカレントが買われている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/28 08:49 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 対ユーロは横ばい圏
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台前半 対ユーロは横ばい圏
     28日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=147円24~26銭と前日17時時点と比べて51銭の円高・ドル安だった。前日に米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となっている。

     27日のニューヨーク市場では米5年債入札に需要が集まったとの見方から米長期金利が低下した。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測の高まりで米金利は低下していくとの見方が強まるなか、円やユーロなど主要通貨に対してドルを売る動きが広がった。

     米半導体大手エヌビディアが27日発表した2025年5~7月期決算を受け、その後の米株式市場の時間外取引では同社株が下落している。28日の東京市場では半導体関連株に売りが出て日経平均株価を下押しする可能性があり、「低リスク通貨」とされる円の支えになっている。

     円は対ユーロでほぼ横ばいとなっている。8時30分時点は1ユーロ=171円45~49銭と、同1銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1644~45ドルと同0.0041ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 17:26 <NQN>◇外為17時 円相場、小幅続落 147円台後半 実需の売りが下押し
    <NQN>◇外為17時 円相場、小幅続落 147円台後半 実需の売りが下押し
     27日の東京外国為替市場で、円相場は小幅に続落した。17時時点では前日の同時点に比べ7銭の円安・ドル高の1ドル=147円75~76銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念が高く円買い・ドル売りが先行したが、東京市場では輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが多かったとみられ相場を下押しした。

     円相場は一時147円97銭近辺まで下げ幅を広げた。27日はスポット(直物)取引で月内に資金を受け渡しできる末日にあたる。10時前の中値決済をすぎても国内輸入企業などの円売り・ドル買いが続いたとの観測が相場の重荷となった。前日にかけて対主要通貨でのドル売りが膨らんでいたため、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いも出やすかった。

     朝方は円買い・ドル売りが優勢だった。金利引き下げを求めるトランプ米大統領が住宅ローン取引の不正疑惑を理由にクックFRB理事の解任を表明するなど政治介入を強めている。米利下げペースが速まるとの思惑に加え、FRBの独立性が揺るぎかねないとしてドルの信認を巡る不安もくすぶり円相場の支えとなった

     円は対ユーロでは続伸した。17時時点では同22銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=171円41~45銭で推移している。

     ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0020ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1601~02ドルで推移している。フランスの政局を巡る先行き不透明感が強く、ユーロに売りが続いた。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 14:08 <NQN>◇外為14時 円相場、147円90銭台に下げ拡大 実需の円売りが引き続き重荷
    <NQN>◇外為14時 円相場、147円90銭台に下げ拡大 実需の円売りが引き続き重荷
     27日午後の東京外国為替市場で、円相場が下げ幅を広げている。14時時点では1ドル=147円94~95銭と前日17時時点と比べて26銭の円安・ドル高だった。27日はスポット(直物)取引で資金を8月中に受け渡しできる最終営業日にあたる。国内輸入企業からの円売り・ドル買いが膨らんだとの観測が円を押し下げた。前日にかけて主要通貨に対するドル売りが増えた反動で、持ち高調整の円売り・ドル買いも出やすかった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 12:30 <NQN>◇外為12時 円相場、下落に転じる 月末に絡む実需の円売りが重荷
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落に転じる 月末に絡む実需の円売りが重荷
     27日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=147円71~73銭と前日17時時点と比べて3銭の円安・ドル高だった。12時すぎに147円80銭近辺まで下げ幅を広げた。米連邦準備理事会(FRB)の独立性への懸念などから朝方は円高で始まった。だがその後は月末が近づく中、国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測から円安方向に振れた。

     10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が多い。月末決済に絡むドルの旺盛な需要が意識された。前日にかけて円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが膨らんだ反動で、持ち高調整の円売り・ドル買いが出やすかった面もあった。

     円の下値は堅い。トランプ米大統領は米国時間25日夜、自身のSNSでクック理事の解任を公表。クック理事は辞任しない姿勢を示しており、トランプ氏を提訴する方針を26日に明らかにしたが、トランプ氏によるFRBへの政治介入への警戒感は引き続き強い。円の支えとなった。

     26日に米財務省が実施した米2年債入札は、債券需要の強さを示す結果となった。それを受け前日の米長期金利が低下した。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りも入った。

     円は対ユーロでも下落している。12時時点は1ユーロ=171円79~82銭と、同16銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで小幅に上昇している。12時時点は1ユーロ=1.1630~31ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。FRBの独立性懸念からドル売りが先行したものの、フランスの政局を巡る不透明感は根強く、ユーロの上値は重かった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 10:23 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅縮小 一時147円台後半 中値「ドル不足」
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ幅縮小 一時147円台後半 中値「ドル不足」
     27日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を縮小している。10時時点は1ドル=147円58~59銭と前日17時時点と比べて10銭の円高・ドル安だった。10時20分すぎに一時147円64銭近辺と、きょうこれまでの安値をつけた。国内輸入企業などによる円売り・ドル買いが活発だったとの観測が円の上値を抑えた。

     10時前の中値決済に向けては、「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。月末を控えていることもあり、国内実需筋によるドルの旺盛な調達需要が円相場の重荷となった。

     円は対ユーロで下落に転じた。10時時点では1ユーロ=171円75~78銭と、同12銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円売りがユーロに対しても波及した。ユーロは対ドルで小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1638~39ドルと同0.0017ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 08:53 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台半ば 米金利の小幅低下で
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し147円台半ば 米金利の小幅低下で
     27日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=147円41~43銭と前日17時時点と比べて27銭の円高・ドル安だった。前日のニューヨーク市場で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込み円買い・ドル売りが先行している。米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念も、ドル安圧力となった。

     米財務省が26日に実施した米2年債入札が債券需要の強さを示す結果となり、米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは小幅ながら低下した。市場では9月利下げ観測が根強く、米金利の先安観から円買い・ドル売りが入った。

     トランプ米大統領は米国時間25日夜、自身のSNSでクック理事の解任を公表した。クック氏は辞任しない姿勢を示しており、トランプ氏を提訴する方針を26日明らかにした。クック氏の弁護士は記者団に対し、「トランプ大統領はクック氏を解任する権限はない」と述べている。トランプ氏によるFRBへの政治介入が嫌気されて、主要通貨に対してドル安圧力がかかっている面もある。

     26日発表の7月の米耐久財受注額は前月比で2.8%減と市場予想ほど落ち込まず、8月の米消費者信頼感指数は予想を上回った。米経済は底堅いとの声は多く、円買いの勢いは限られている。

     円は対ユーロで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=171円59~65銭と、同4銭の円高・ユーロ安だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1641~42ドルと同0.0020ドルのユーロ高・ドル安だった。FRBの独立性懸念から、ユーロに対してもドル安が進んだ。一方、フランスの政局を巡る不確実性はユーロ相場の重荷となっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/8/26 17:23 <NQN>◇外為17時 円相場、反落 147円台後半 実需の売り観測は重荷
    <NQN>◇外為17時 円相場、反落 147円台後半 実需の売り観測は重荷
     26日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ31銭の円安・ドル高の1ドル=147円64~65銭で推移している。月末を間近にして輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが増えるとの観測が重荷となった。ただ、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のクック理事の解任を発表し、円相場は急伸する場面もあった。 

     10時前の中値決済に向けては「月末を控えておりドル不足」(国内銀行)との声が聞かれ、国内輸入企業などの円売り・ドル買いが意識された。FRBの9月利下げを織り込む形で前週末に円相場が大きく水準を切り上げていたため、持ち高調整や利益確定を目的とした円売り・ドル買いも出やすかった。
     
     9時半すぎには146円99銭近辺まで急伸する場面もあった。トランプ氏は日本時間26日午前(米東部時間25日夜)に自身のSNSで、住宅ローン関連で不正の疑いがあるとしてFRBのクック理事の「解任通知書」を公表。FRBの独立性を巡る懸念が高まり、米利下げペースが速まるとの思惑から円買い・ドル売りが膨らんだ。 
     
     ただ、買いが一巡すると円相場は再び下げに転じた。ロイター通信が日本時間26日昼ごろに、FRBのクック理事は「解任の理由はなく辞任するつもりはない」との認識を示したと報じ、円売り・ドル買いの勢いが増した。

     円は対ユーロで4営業日ぶりに反発した。17時時点では同73銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=171円61~64銭で推移している。

     ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0074ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1623~24ドルで推移している。フランスのバイル首相は25日、9月8日に内閣の信任投票を実施すると発表した。野党の極右や左派は反対票を投じる方針を示し、フランスの政局不安から円やドルなど主要通貨に対しユーロは売りが優勢だった。 

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 14:13 <NQN>◇外為14時 円相場、147円台後半に下げ拡大 クック氏辞任否定で
    <NQN>◇外為14時 円相場、147円台後半に下げ拡大 クック氏辞任否定で
     26日午後の東京外国為替市場で、円相場が下げ幅を広げている。14時時点では1ドル=147円79~80銭と前日17時時点と比べて46銭の円安・ドル高だった。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のクック理事宛ての「解任通知書」を公表したことで午前には146円台まで上昇する場面があったものの、クック氏が「解任の理由はなく辞任するつもりはない」と述べたと伝わると円売り・ドル買いが増えた。

     前週末にはFRBによる9月の利下げを織り込む形で円相場が大きく水準を切り上げていたため、持ち高調整や利益確定を目的とした円売り・ドル買いも出やすくなっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 12:30 <NQN>◇外為12時 円相場、下落 FRB理事解任で一時146円台も
    <NQN>◇外為12時 円相場、下落 FRB理事解任で一時146円台も
     26日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=147円55~56銭と前日17時時点と比べて22銭の円安・ドル高だった。月末を前に輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが膨らむとの観測が相場の重荷となった。だが、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のクック理事の解任を発表すると円相場は急伸する場面もあった。

     10時前の中値決済に向けて「月末を控えているとあってドル不足」(国内銀行)だとの声が聞かれ、国内輸入企業などの円売り・ドル買いが意識された。FRBによる9月の利下げを織り込む形で前週末に円相場が大きく水準を切り上げていたため、持ち高調整や利益確定を目的とした円売り・ドル買いも出やすかった。

     9時ごろに147円86銭近辺に下げた円相場は、9時半すぎには146円99銭近辺まで1円近く急伸する場面もあった。トランプ氏は日本時間26日午前(米東部時間25日夜)に自身のSNSで、住宅ローン関連で不正した疑いがあるとしてFRBのクック理事の「解任通知書」を公表。FRBの独立性を巡る懸念が高まったほか、米利下げペースが速まるとの思惑が強まり円買い・ドル売りが活発となった。

     買いが一巡すると円相場は再び下げに転じた。ロイター通信によると、FRBのクック理事は日本時間26日昼ごろに「解任の理由はなく辞任するつもりはない」との認識を示し、円買い・ドル売りの勢いが衰えた。前週末も146円台で円相場の上値は限られており、市場では「146円台での滞空時間は長くないとみた市場参加者の円売り・ドル買いが増えた」(国内銀行の為替ディーラー)との声もあった。

     円は対ユーロでは上昇した。12時時点は1ユーロ=171円66~69銭と、同68銭の円高・ユーロ安だった。フランスのバイル首相は25日、9月8日に内閣の信任投票を実施すると発表。野党の極右や左派は財政再建に反発する形で反対票を投じると表明しており、仏政局不安から円やドルなど主要通貨に対しユーロには売りが優勢だった。

     ユーロは対ドルでも下落し、12時時点は1ユーロ=1.1634~35ドルと同0.0063ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 10:26 <NQN>◇外為10時 円相場、一時146円台に上昇 トランプ氏がFRB理事解任を発表
    <NQN>◇外為10時 円相場、一時146円台に上昇 トランプ氏がFRB理事解任を発表
     26日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇に転じている。10時時点は1ドル=147円14~15銭と前日17時時点と比べて19銭の円高・ドル安だった。9時半すぎには146円99銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のクック理事を解任すると発表したのを受け、FRBの独立性を巡る懸念などから円買い・ドル売りが活発となった。

     トランプ氏は米東部時間25日夜(日本時間26日午前)、住宅ローン不正の疑惑があるとしてFRBのクック理事を即時に解任すると明らかにした。自身のSNSで同氏宛ての書簡を公表した。「(不正の)真偽のほどは定かでないが、利下げをしやすくするため、FRB高官を自身の息のかかった人物に置き換えようとする動きの一環」(みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジスト)との声もありドル売りが膨らんだ。

     10時前の中値決済に向け、市場では「月末を控えているとあってドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが増えるとの観測は円相場の重荷となった。

     円は対ユーロで上げ幅を広げている。10時時点は1ユーロ=171円36~40銭と、同98銭の円高・ユーロ安だった。フランスの政局を巡る不透明感から円買い・ユーロ売りが活発となるなか、クックFRB理事の解任発表を受けて対ドルで円高が進み、対ユーロでも円買いの勢いが増した。

     ユーロは対ドルで下げ幅を縮め、10時時点は1ユーロ=1.1646~47ドルと同0.0051ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/26 08:51 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し147円台後半 仏政局不安でユーロ安
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し147円台後半 仏政局不安でユーロ安
     26日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=147円81~82銭と前日17時時点と比べて48銭の円安・ドル高だった。早期の米利下げを織り込む形で前週末にかけて円相場が急伸しており、持ち高調整や利益確定を目的とした円売り・ドル買いが優勢となっている。

     25日のニューヨーク市場で円相場は147円92銭まで下落する場面があった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を受けて9月の利下げが改めて意識され、円相場は22日に一時146円台まで急伸していた。急ピッチなペースで円高・ドル安が進んでいたため、持ち高調整の円売り・ドル買いが出やすくなっている。

     今後発表される米経済指標の結果次第ではFRBによる9月の利下げ観測が後退するとの見方も残る。週内に複数の米国債入札を控えるなか、25日に米長期金利が4.27%と前週末から0.02%上昇して終えたのも日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いにつながった。

     円は対ユーロでは上昇している。8時30分時点は1ユーロ=171円66~71銭と、同68銭の円高・ユーロ安だった。フランスのバイル首相は25日、9月8日に内閣の信任投票を実施すると発表。野党の極右や左派は財政再建に反発する形で反対票を投じると表明しており、仏政局不安から円やドルなど主要通貨に対してユーロが売られた。

     ユーロは対ドルでも大きく下げ、8時30分時点は1ユーロ=1.1614~15ドルと同0.0083ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 17:11 <NQN>◇外為17時 円相場、大幅反発 147円台前半 米利下げ観測で
    <NQN>◇外為17時 円相場、大幅反発 147円台前半 米利下げ観測で
     25日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に反発した。17時時点では前週末の同時点に比べ1円31銭の円高・ドル安の1ドル=147円29~31銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で、米雇用の下振れリスクが高まっているとの認識を示した。FRBが9月に利下げするとの思惑で円買い・ドル売りが優勢になった。

     パウエルFRB議長は22日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し、米労働市場が減速するリスクがあり「見通しとリスクのバランスの変化は政策の調整を正当化しうる」と語った。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げする可能性を示唆したとの受け止めが広がり、多くの通貨に対してドル売りが膨らんだ。

     日銀の追加利上げ観測も円相場の支えだった。同会議に出席した日銀の植田和男総裁は23日のパネル討論で、「(日本の労働者の)賃金には上昇圧力がかかり続ける」と話した。賃金上昇が続くなら日銀は金融政策の正常化を探るとの見方から、円買い・ドル売りが入った。

     一方で円の上値の重さが意識された。米利下げ観測を背景に25日の日経平均株価は前週末比で500円あまり上昇する場面があった。投資家心理が強気に傾く中で、リスク選好の局面で弱いとされる低金利国通貨の円の重荷となった。

     円は対ユーロで小幅に3日続落した。17時時点では同4銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=172円33~38銭で推移している。株高連動の円売りが散発的に出たものの、対ドルで円買いとユーロ買いが入った影響で円の対ユーロ相場は方向感が定まりづらかった。

     ユーロは対ドルで急反発した。17時時点は同0.0106ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1700~01ドルで推移している。米利下げ観測が高まり、対ユーロでもドル売りが膨らんだ。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 14:15 <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏で小動き 147円台前半
    <NQN>◇外為14時 円相場、高値圏で小動き 147円台前半
     25日午後の東京外国為替市場で、円相場は高値圏で小動き。14時時点では1ドル=147円23~25銭と前週末17時時点と比べて1円37銭の円高・ドル安だった。日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りの動きが一巡している。午前に一時500円あまり上昇していた日経平均株価が上げ幅を縮小しており、株高の勢いが鈍っているのは円相場の支えとなっている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 12:31 <NQN>◇外為12時 円相場、147円台半ばに大幅上昇 米利下げ再開の思惑で
    <NQN>◇外為12時 円相場、147円台半ばに大幅上昇 米利下げ再開の思惑で
     25日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に上昇した。12時時点は1ドル=147円40~41銭と前週末17時時点と比べて1円20銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で、9月の利下げ再開を示唆したとの見方が広がり、円買い・ドル売りが入った。

     かねて早期利下げに慎重な姿勢を示していたパウエル氏は22日、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で、短期的に物価上昇と雇用失速のリスクが高まっていると指摘したうえで、「政策スタンスの調整を正当化する可能性がある」と述べた。一方、同会議に出席した日銀の植田和男総裁は23日のパネル討論で、「(国内の)持続的な賃金上昇圧力」に言及し、今後も利上げを継続する方針であることをうかがわせた。日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識されるなか、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となった。

     もっとも、円相場が上値を試す動きはみられなかった。市場では「パウエル氏の発言は利下げを確約したとまではいえず、積極的に円買い・ドル売りの持ち高を積み上げる動きにはつながっていない」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。

     前週末の米株高をきっかけに投資家がリスク選好姿勢を強め、25日の日経平均株価の上げ幅は一時500円を超えた。株高をうけて、「低リスク通貨」とされる円を買う動きは強まりにくかった。10時前の中値決済にかけては国内輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測が意識されたのも相場の重荷だった。

     円は対ユーロでは下落した。12時時点は1ユーロ=172円45~49銭と、同16銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1700~01ドルと同0.0106ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 10:36 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 147円台前半 株高が重荷
    <NQN>◇外為10時 円相場、上げ縮小 147円台前半 株高が重荷
     25日午前の東京外国為替市場で、円相場はやや上げ幅を縮小している。10時時点は1ドル=147円37~38銭と前週末17時時点と比べて1円23銭の円高・ドル安だった。円相場は9時半すぎに147円52銭近辺まで伸び悩む場面があった。前週末の米株高で投資家がリスク選好の姿勢を強め、25日の日経平均株価の上げ幅が一時500円を超えた。株高を受けて、「低リスク通貨」とされる円を買う動きが鈍った。

     25日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向けては、「ややドル買いが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが出たとの観測は相場の重荷だった。

     円は対ユーロで小高い水準で小動き。10時時点では1ユーロ=172円37~42銭と、同8銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルでやや上げ幅を縮めている。10時時点では1ユーロ=1.1698ドル近辺と同0.0104ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/25 08:50 <NQN>◇外為8時30分 円相場、大幅高 147円台前半 日米金利差縮小を意識
    <NQN>◇外為8時30分 円相場、大幅高 147円台前半 日米金利差縮小を意識
     25日早朝の東京外国為替市場で、円相場は大幅に上昇している。8時30分時点は1ドル=147円23~25銭と前週末17時時点と比べて1円37銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で、9月の利下げを示唆したとの見方が強まっている。22日の米長期金利が低下しており、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが増えた。

     パウエル氏は22日、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で、短期的に物価上昇と雇用減速のリスクが高まっていると言及した。かねて早期利下げに慎重な姿勢を示していたパウエル氏が「見通しとリスクのバランスの変化は政策の調整を正当化しうる」とも語ったことで、市場は9月の利下げを示唆したと受け止めた。22日の米長期金利は4.2%台に低下しており、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となった流れが25日の東京市場でも継続している。

     ジャクソンホール会議最終日の23日に登壇した日銀の植田和男総裁は「(国内の)持続的な賃金上昇圧力」に言及した。金融政策の方向性には触れなかったが、利上げを続ける方針に変化がないことを感じさせる内容だった。「米国は利下げ、日本は利上げ」という金融政策の方向性の違いが意識されているのも円相場を支えている。

     もっとも、積極的に円買い・ドル売りを進める動きにはつながっていない。米利下げ期待を背景に、22日の米ダウ工業株30種平均は8カ月半ぶりに最高値を更新した。米株高が日本株にも波及し、投資家のリスク許容度が高まるとの見方が円相場の上値を抑えている。

     円は対ユーロでは小幅に下落している。8時30分時点は1ユーロ=172円37~42銭と、同8銭の円安・ユーロ高だった。

     ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1708~09ドルと同0.0114ドルのユーロ高・ドル安だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕


  • 2025/8/22 17:22 <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 米景気の底堅さ意識
    <NQN>◇外為17時 円相場、3日ぶり反落 米景気の底堅さ意識
     22日の東京外国為替市場で、円相場は3日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円2銭の円安・ドル高の1ドル=148円60~62銭で推移している。21日発表の米経済指標が米景気の底堅さを示す内容となった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退し、円売り・ドル買いが優勢となった。22日にFRBのパウエル議長の講演を前に持ち高調整の円売り・ドル買いも出て相場を下押しした。

     21日に発表された8月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は総合が8カ月ぶりの高水準だった。米景気は底堅いとして前日の米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが出て、円相場は一時148円77銭近辺と3週ぶりの安値をつけた。

     FRBのパウエル議長は日本時間22日夜、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演に臨む。米景気の減速懸念が和らぐなか、パウエル氏が講演で(金融緩和に前向きな)ハト派的な発言をしない可能性が意識されており、持ち高調整の円売り・ドル買いが円相場の重荷となった。

     円の下値は堅かった。総務省が22日発表した7月の全国消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合で前年同月比3.1%上昇だった。伸び率が市場予想を上回り、国内のインフレ圧力の根強さが意識されたのは円の支えとなった。

     円は対ユーロで続落した。17時時点では同25銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=172円29~31銭で推移している。ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0064ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1593~94ドルで推移している。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/22 14:19 <NQN>◇外為14時 円相場、148円台後半に下げ拡大 FRB議長講演「ハト派でない可能性」
    <NQN>◇外為14時 円相場、148円台後半に下げ拡大 FRB議長講演「ハト派でない可能性」
     22日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げている。14時時点では1ドル=148円74~75銭と前日17時時点と比べて1円16銭の円安・ドル高だった。14時すぎに148円77銭近辺と1日以来の安値をつけた。

     米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は22日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演に臨む。米景気の減速懸念が和らぐなか「パウエル氏は(金融緩和に前向きな)ハト派的な発言をしない可能性がある」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)との見方があり、持ち高調整の円売り・ドル買いが出ている。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/22 12:12 <NQN>◇外為12時 円相場、148円台半ばに下落 FRB議長講演前に調整売り、一時3週ぶり安値
    <NQN>◇外為12時 円相場、148円台半ばに下落 FRB議長講演前に調整売り、一時3週ぶり安値
     22日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=148円49~50銭と前日17時時点と比べて91銭の円安・ドル高だった。前日発表の8月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回った。米景気は底堅いとして米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退し、円売り・ドル買いが優勢だった。FRBのパウエル議長が日本時間22日夜に講演するのを前に、持ち高調整の円売りも出た。

     円相場は10時50分すぎに一時148円67銭近辺と、1日以来3週ぶりの安値をつけた。21日に発表された8月の米PMI速報値は、総合が8カ月ぶりの高水準だった。受注関連の項目が高く「米企業の景況感は堅調だ」(国内シンクタンクのエコノミスト)との声があった。FRBの9月利下げ観測がやや後退し、円売り・ドル買いが出た。

     FRBのパウエル議長の講演を巡っては「利下げを探る方針を示しても、具体的な利下げ時期は示唆しないのではないか」(国内銀行の為替ディーラー)との見方がある。講演を前に円買い・ドル売りの持ち高を解消する動きが出た。短期的な円の下値メドとされてきた148円台半ばを円安方向に割り込み、損失覚悟の円売り・ドル買いが出たとの観測もあった。

     総務省が22日発表した7月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比3.1%上昇した。伸びが市場予想を上回り、国内のインフレの根強さが意識されてやや円買い・ドル売りが入る場面があったが、長続きしなかった。

     円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=172円36~39銭と、同32銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円売りが波及した。

     ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1608ドル近辺と同0.0049ドルのユーロ安・ドル高だった。パウエルFRB議長の講演を控えて、ユーロに対しても持ち高調整のドル買いが出た。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/22 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時148円台半ば、中値「ドル不足」の声
    <NQN>◇外為10時 円相場、下げ拡大 一時148円台半ば、中値「ドル不足」の声
     22日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を拡大している。10時時点は1ドル=148円43~45銭と前日17時時点と比べて85銭の円安・ドル高だった。10時15分すぎに一時148円52銭近辺と、12日以来の安値をつけた。国内輸入企業など実需勢による円売り・ドル買いの観測が聞かれた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を日本時間22日夜に控え、持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。

     10時前の中値決済に向けては、「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業が円売り・ドル買いを出したとの見方が円の重荷だった。

     円は対ユーロで弱含んでいる。10時時点では1ユーロ=172円40~44銭と、同36銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで小動きだった。10時時点では1ユーロ=1.1615~1.1616ドルと同0.0042ドルのユーロ安・ドル高だった。

    〔日経QUICKニュース(NQN)〕
  • 2025/8/27 09:55 <IGM>米国株式 主要指数は揃って反発
    <IGM>米国株式 主要指数は揃って反発
    26日の米国株式市場の主要3指数は揃って反発した。米FRBの独立性に対する懸念は逆風となったが、市場予測を上回る米経済指標や翌日引け後のエヌビディアの決算発表への期待感で買いが上回った。ダウは反発し、前日比135.60ドル高(+0.29%)の45418.07ドルで終了。全30銘柄中、上昇は13、下落は17。大韓航空から大型の受注があったボーイング(+3.51%)が急伸し、シスコ・システムズ(+1.86%)も堅調。セールスフォース(-1.67%)、ユナイテッドヘルス・グループ(-1.45%)は下げた。ナスダックは反発し、同94.97ポイント高(+0.44%)の21544.27で引けた。バイオ、銀行を中心に保険を除く全業種が上昇した。S&P500も反発し、同26.62ポイント高(+0.41%)の6465.94で引けた。資本財・サービス、金融など7業種が上昇し、生活必需品、不動産など4業種が下落した。
        (経済指標)                    (発表値)
    7月耐久財受注・前月比              -2.8%(6月は-9.4%)
    8月消費者信頼感指数                 97.4(7月は98.7)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/26 09:58 <IGM>米国株式 ダウ主導で3指数すべてが下落
    <IGM>米国株式 ダウ主導で3指数すべてが下落
    25日の米国株式市場の主要3指数は揃って下落した。早期利下げ観測で22日に昨年12月4日以来の最高値を更新したダウがこの日の下げを主導した。ダウは反落し、前営業日比349.27ドル安(-0.76%)の45282.47ドルで終了。全30銘柄中、上昇は3、下落は27。メルク(-2.36%)が唯一の騰落率2%超となり、アムジェン(-1.79%)、コカ・コーラ(-1.71%)も軟調。27日に決算発表を控えたエヌビディア(+1.02%)、ナイキ(+1.01%)、シェブロン(+0.01%)のみが上昇した。ナスダックは反落し、同47.24ポイント安(-0.21%)の21449.29で引けた。輸送、バイオを中心にITを除く全業種が下落した。S&P500も反落し、同27.59ポイント安(-0.42%)の6439.32で引けた。生活必需品、ヘルスケアなど9業種が下落し、通信サービスとエネルギーのみが上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    7月新築一戸建て販売戸数(年率換算)  65.2万戸(6月は65.6万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/25 11:27 <IGM>米国株式 3指数は揃って上昇 FRB議長の早期利下げに前向きな発言で
    <IGM>米国株式 3指数は揃って上昇 FRB議長の早期利下げに前向きな発言で
    22日の米国株式市場の主要3指数は揃って上昇した。パウエル米FRB議長のジャクソンホール経済シンポジウムでの講演が一部の予測よりも早期利下げに前向きな内容となったことが好感された。ダウは急反発し、前日比846.24ドル高(+1.89%)の45631.84ドルで終了。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。キャタピラー(+4.25%)、ホーム・デポ(+3.79%)、ゴールドマン・サックス(+3.62%)が急伸した。ベライゾン・コミュニケーションズ(-1.31%)、ウォルマート(-1.15%)は下げた。ナスダックは4日ぶりに反発し、同396.22ポイント高(+1.87%)の21496.53で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も4日ぶりに反発し、同96.74ポイント高(+1.51%)の6466.91で引けた。一般消費財、エネルギーを中心に生活必需品を除く10業種が上昇した。
        (経済指標)                    (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/22 09:57 <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は続落
    <IGM>米国株式 ダウは3日ぶりに反落 ナスダックとS&P500は続落
    21日の米国株式市場では、ダウが消費関連株を中心とする売りで3日ぶりに反落し、ナスダックは引き続きハイテク株の売りが重荷となった。
    ダウは3日ぶりに反落し、前日比152.81ドル安(-0.34%)の44785.50ドルで引けた。30銘柄中、7銘柄が上昇、23銘柄が下落した。5-7月期利益が市場予測を下回ったウォルマート(-4.49%)が騰落率2%超の唯一の銘柄となった。IBM(-1.30%)、ホーム・デポ(-1.01%)も安い。メルク(+1.68%)、シェブロン(+1.52%)は堅調。ナスダックは3日続落し、同72.54ポイント安(-0.34%)の21100.31で引けた。工業、ITなどが下落し、バイオ、保険、通信が上昇した。S&P500は5日続落し、同25.61ポイント安(-0.40%)の6370.17で引けた。生活必需品、公益など9業種が下落し、エネルギー、素材の2業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    8月製造業景気指数(速報値)      53.3(7月は49.8)
    8月サービス業景気指数(速報値)  55.4(7月は55.7)
    8月フィラデルフィア連銀製造業気景気指数 -0.3(7月は15.9)
    7月中古住宅販売戸数・前月比      +2.0%(6月は-2.7%)
    7月景気先行指数・前月比          -0.1%(6月は-0.3%)
    新規失業保険申請件数             23.5万件(前週は22.4万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/21 09:56 <IGM>米国株式 ダウは小幅続伸 ナスダックとS&P500は続落
    <IGM>米国株式 ダウは小幅続伸 ナスダックとS&P500は続落
    20日の米国株式市場では、ダウが前日同様にディフェンシブ株の買いで小幅続伸した。前日からの変動率が0.1%未満にとどまる状態は5日連続となった。ナスダックとS&P500は続落した。
    ダウは小幅続伸し、前日比16.04ドル高(+0.03%)の44938.31ドルで引けた。30銘柄中、20銘柄が上昇、10銘柄が下落した。トラベラーズ(+2.05%)、ウォルマート(+1.26%)、キャタピラー(+1.08%)が堅調に推移した。アップル(-1.97%)、アマゾン・ドット・コム(-1.84%)などハイテク株の下げが目立った。ナスダックは続落し、同42.08ポイント安(-0.66%)の21172.85で引けた。輸送、ITなどが下落し、保険、バイオなどが上昇した。S&P500は4日続落し、同15.59ポイント安(-0.24%)の6395.78で引けた。一般消費財、IT、など4業種が下落し、エネルギー、生活必需品など7業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/20 09:58 <IGM>米国株式 ダウは小反発 ナスダックとS&P500はハイテク株安で下げる
    <IGM>米国株式 ダウは小反発 ナスダックとS&P500はハイテク株安で下げる
    19日の米国株式市場では、ダウが一部のディフェンシブ株の買いで小反発した。前日からの変動幅が35ドル未満にとどまる状態が4日間連続した。ナスダックとS&P500はハイテク株売りで下げた。
    ダウは小反発し、前日比10.45ドル高(+0.02%)の44922.27ドルで引けた。30銘柄中、16銘柄が上昇、14銘柄が下落した。5-7月期売上高が市場予測を上回ったホーム・デポ(+3.17%)と前日下落率トップのシャーウィン・ウィリアムズ(+2.53%)が大幅高となった。エヌビディア(-3.50%)、ボーイング(-3.19%)は急落した。ナスダックは反落し、同314.82ポイント安(-1.45%)の21314.95で引けた。IT、金融などが下落し、保険、輸送などが上昇した。S&P500は3日続落し、同37.78ポイント安(-0.58%)の6411.37で引けた。IT、通信サービスなど4業種が下落し、不動産、生活必需品など7業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月住宅着工件数(年率換算)     142.8万戸(6月は135.8万戸)
    7月建設許可件数(年率換算)     135.4万戸(6月は139.3万戸)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/19 09:57 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は小幅安 ナスダックは小反発
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は小幅安 ナスダックは小反発
    18日の米国株式市場では、ダウが昨年12月4日の最高値圏で利益確定売りが優勢となり、S&P500も下げたが、ナスダックはテスラとネットフリックスの上昇で小反発した。
    ダウは小反落し、前営業日比34.30ドル安(-0.07%)の44911.82ドルで引けた。30銘柄中、16銘柄が上昇、14銘柄が下落した。前日急騰したユナイテッドヘルス・グループ(+1.47%)が連日の上昇率トップとなり、キャタピラー(+1.19%)、前日下落率トップのシスコ・システムズ(+1.13%)も堅調。シャーウィン・ウィリアムズ(-1.52%)、アムジェン(-1.30%)は軟調。ナスダックは3日ぶりに小反発し、同6.79ポイント高(+0.03%)の21629.77で引けた。銀行、通信などが上昇し、保険、バイオなどは下落した。S&P500は小幅続落し、同0.65ポイント安(-0.01%)の6449.15で引けた。不動産、通信サービスなど6業種が下落し、資本財・サービス、一般消費財など5業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/18 10:01 <IGM>米国株式 ダウは最高値を一時上回る、ナスダックとS&P500は下げる
    <IGM>米国株式 ダウは最高値を一時上回る、ナスダックとS&P500は下げる
    15日の米国株式市場では、ダウが昨年12月4日の最高値を一時上回る場面があり、そのまま反発して引けたが、ナスダックは続落、S&P500ha反落した。
    ダウは反発し、前日比34.86ドル高(+0.07%)の44946.12ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇、17銘柄が下落した。ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社による株取得でユナイテッドヘルス・グループ(+11.98%)が1銘柄で指数を199.9ポイント押し上げた。シスコ・システムズ(-4.47%)は急落した。ナスダックは続落し、同87.69ポイント安(-0.40%)の21622.97で引けた。銀行、保険などバイオを除く全業種が下落した。S&P500は4日ぶりに反落し、同18.74ポイント安(-0.28%)の6449.80で引けた。最高値更新は3日間で終了した。金融、ITなど7業種が下落し、ヘルスケア、不動産など4業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月小売売上高・前月比           +0.5%(6月は+0.9%)
    7月鉱工業生産・前年比           -0.1%(6月は+0.4%)
    8月消費者態度指数(速報値)      58.6(7月は61.7)
    8月NY連銀製造業景気指数          11.9(7月は5.5)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/15 09:56 <IGM>米国株式 金利先安観の後退でダウとナスダックは反落 S&P500は3日続けて最高値
    <IGM>米国株式 金利先安観の後退でダウとナスダックは反落 S&P500は3日続けて最高値
    14日の米国株式市場では、強い米物価/雇用指標で金利先安観がやや後退し、ダウとナスダックは反落した。
    ダウは3日ぶりに小反落し、前日比11.01ドル安(-0.02%)の44911.26ドルで引けた。30銘柄中、12銘柄が上昇、18銘柄が下落した。スリーエム(-2.22%)、ホーム・デポ(-1.68%)、前日決算発表を行ったシスコ・システムズ(-1.56%)が売られた。生鮮食品の配達強化を前日発表したアマゾン・ドット・コム(+2.86%)が急伸し、マクドナルド(+1.27%)は出遅れ感を修正する買いが入った。ナスダックも3日ぶりに小反落し、同2.47ポイント安(-0.01%)の21710.67で引けた。連続の最高値更新は2日間で終了した。通信、輸送などが下落し、工業とバイオが上昇した。S&P500は小幅に3日続伸し、同1.96ポイント高(+0.03%)の6468.54で引けた。3日連続で最高値を更新した。金融、ヘルスケアなど4業種が上昇し、資本財・サービス、素材など7業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月卸売物価指数・前月比         +0.9%(6月は0.0%)
    7月卸売物価指数・前年比         +3.3%(6月は+2.3%)
    新規失業保険申請件数             22.4万件(前週は22.7万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/14 09:58 <IGM>米国株式 9月利下げ観測で続伸 ナスダックとS&P500は連日の最高値
    <IGM>米国株式 9月利下げ観測で続伸 ナスダックとS&P500は連日の最高値
    13日の米国株式市場では、9月の米利下げが100%の確率で織り込まれ、ダウが昨年12月の最高値まで100ドル弱に迫るとともに、ナスダックとS&P500は前日に続いて最高値を更新した。
    ダウは続伸し、前日比463.66ドル高(+1.04%)の44922.27ドルで引けた。30銘柄中、24銘柄が上昇、6銘柄が下落した。ユナイテッドヘルス・グループ(+3.65%)が前日に続いて上昇率トップとなり、ナイキ(+3.07%)、メルク(+3.00%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+3.00%)の上昇が目立った。ウォルマート(-2.54%)、マイクロソフト(-1.64%)は急落した。ナスダックも続伸し、同31.23ポイント高(+0.14%)の21713.14で引けた。2日連続で最高値を更新した。バイオ、輸送などが上昇し、ITや金融は下落した。S&P500も続伸し、同20.82ポイント高(+0.32%)の6466.58で引けた。2日連続で最高値を更新した。素材、ヘルスケアなど8業種が上昇し、通信サービス、生活必需品など3業種は下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/13 09:57 <IGM>米国株式 反発 過度のインフレ懸念和らぐ ナスダックとS&P500は最高値
    <IGM>米国株式 反発 過度のインフレ懸念和らぐ ナスダックとS&P500は最高値
    12日の米国株式市場では、米7月消費者物価指数で過度のインフレ懸念が和らぎ、ナスダックとS&P500は最高値を更新した。
    ダウは反発し、前日比483.52ドル高(+1.09%)の44458.61ドルで引けた。30銘柄中、22銘柄が上昇、8銘柄が下落した。ユナイテッドヘルス・グループ(+3.65%)、ゴールドマン・サックス(+3.36%)が上昇を牽引する一方、マクドナルド(-0.89%)、IBM(-0.65%)は軟調。ナスダックも反発し、同296.50ポイント高(+1.38%)の21681.90で引けた。2営業日ぶりに最高値を更新した。輸送、銀行を中心に全業種が上昇した。S&P500も反発し、同72.31ポイント高(+1.13%)の6445.76で引けた。7月28日以来の最高値更新となった。通信サービス、ITを中心に全11業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月消費者物価指数・前年比         +2.7%(6月は+2.7%)
    7月消費者物価指数(コア)・前年比 +3.1%(6月は+2.9%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/12 09:59 <IGM>米国株式 反落 翌日の7月CPIでスタグフレーションを警戒
    <IGM>米国株式 反落 翌日の7月CPIでスタグフレーションを警戒
    11日の米国株式市場では、翌日の米7月消費者物価指数で米経済のスタグフレーションのリスクが露呈する可能性を警戒する売りが優勢となった。
    ダウは反落し、前日比200.52ドル安(-0.45%)の43975.09ドルで引けた。30銘柄中、11銘柄が上昇、19銘柄が下落した。セールスフォース(-3.26%)、IBM(-2.46%)が急落した。スリーエム(+1.31%)は堅調。ナスダックは4日ぶりに反落し、同64.61ポイント安(-0.30%)の21385.40で引けた。輸送、ITなどが下落し、保険、金融などが上昇した。S&P500は反落し、同16.00ポイント安(-0.25%)の6373.45で引けた。エネルギー、不動産など8業種が下落し、生活必需品、一般消費財など3業種が上昇した。
    8日のダウは反発し、同206.97ドル高の44175.61ドルで引けた。ナスダックは3日続伸し、同207.32ポイント高の21450.02で引けた。2日連続で最高値を更新した。S&P500ha反発し、同46.45ポイント高の6386.45で引けた。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/8 09:57 <IGM>米国株式 ナスダックは最高値 ダウとS&P500は反落
    <IGM>米国株式 ナスダックは最高値 ダウとS&P500は反落
    7日の米国株式市場では、景気減速とインフレ上昇への警戒でダウとS&P500が反落したが、ナスダックは半導体関連株の買いで続伸し、7月28日以来の最高値更新となった。
    ダウは反落し、前日比224.48ドル安(-0.50%)の43968.64ドルで引けた。30銘柄中、14銘柄が上昇、16銘柄が下落した。新税率の相互関税がこの日発動され、世界経済減速の要因になるとの懸念が重荷になった。セールスフォース(-3.33%)、キャタピラー(-2.48%)、ビザ(-2.25%)の下げが目立った。アップル(+3.18%)は連日の上昇率トップとなった。ナスダックは続伸し、73.27ポイント高(+0.34%)の21242.69で引けた。IT、金融などが上昇し、輸送、保険などが下落した。S&P500は小反落し、5.06ポイント安(-0.07%)の6340.00で引けた。ヘルスケア、金融など5業種が下落し、公益、生活必需品など6業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    4-6月期労働生産性・前期比年率     +2.4%(1-3月期は-1.8%)
    4-6月期単位労働コスト・前期比年率 +1.6%(1-3月期は+6.9%)
    新規失業保険申請件数              22.6万件(前週は21.9万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/7 09:55 <IGM>米国株式 アップル主導で反発
    <IGM>米国株式 アップル主導で反発
    6日の米国株式市場では、米国内生産を増強するために1000億ドルの投資計画を発表したアップルが大幅高となり、主要3指数の上昇を牽引した。
    ダウは反発し、前日比81.38ドル高(+0.18%)の44193.12ドルで引けた。30銘柄中、17銘柄が上昇、13銘柄が下落した。アップル(+5.00%)は1銘柄でダウを63ポイント押し上げた。ウォルマート(+4.08%)3四半期ぶりに増収となったマクドナルド(+2.98%)も堅調。前日夕の決算発表が嫌気されたアムジェン(-5.14%)は1銘柄で指数を94ドル押し下げた。ナスダックも反発し、252.87ポイント高(+1.20%)の21169.42で引けた。工業、ITなどが上昇し、バイオ、銀行など3業種は下落した。S&P500も反発し、45.87ポイント高(+0.72%)の6345.06で引けた。一般消費財、生活必需品など6業種が上昇し、ヘルスケア、エネルギーなど5業種が下落した。
    (経済指標)                       (発表値)
    なし

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/6 09:57 <IGM>米国株式 反落 米景況悪化を再確認
    <IGM>米国株式 反落 米景況悪化を再確認
    5日の米国株式市場では、足元の米景気動向の悪化が再確認され、主要3指数はいずれも反落した。
    ダウは反落し、前日比61.90ドル安(-0.14%)の44111.74ドルで引けた。米7月ISM非製造業景気指数が市場予測を大きく下回ったことや、トランプ米大統領が半導体や医薬品に対する関税措置を近く発表する意向を示したことが嫌気された。30銘柄中、12銘柄が上昇、18銘柄が下落した。セールスフォース(-1.91%)、マクドナルド(-1.79%)の下げが目立った。ユナイテッドヘルス・グループ(+4.16%)は急伸した。ナスダックは反落し、137.03ポイント安(-0.65%)の20916.55で引けた。バイオ、ITなどが下落し、輸送、銀行など3業種は上昇した。S&P500は反落し、30.75ポイント安(-0.48%)の6299.19で引けた。公益、ITなど7業種が下落し、輸送、銀行など4業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月ISM非製造業景気指数           50.1(6月は50.8)
    7月サービス業景気指数            55.7(6月は52.9)
    6月貿易収支                     -602億ドル(5月は-717億ドル)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/5 09:57 <IGM>米国株式 主要3指数はいずれも反発 米早期利下げ観測が残存
    <IGM>米国株式 主要3指数はいずれも反発 米早期利下げ観測が残存
    4日の米国株式市場では、前日の米雇用統計ショックでFRBの早期利下げ観測が残存し、主要3指数はいずれも反発した。
    ダウは6日ぶりに反発し、前営業日比585.06ドル高(+1.34%)の44173.64ドルで引けた。前週の5日続落で1300ドル余り下落しており、値ごろ感からの買いが入った。30銘柄中、28銘柄が上昇、2銘柄が下落した。エヌビディア(+3.62%)、スリーエム(+2.40%)が急伸する一方、アマゾン・ドット・コム(-1.44%)は連日の下落率トップとなった。シェブロン(-0.24%)も下げた。ナスダックは3日ぶりに反発し、403.45ポイント高(+1.95%)の21053.58で引けた。IT、金融、バイオを中心に全業種が上昇した。S&P500は5日ぶりに反発し、91.93ポイント高(+1.47%)の6329.94で引けた。通信サービス、IT、公益など、エネルギーを除く10業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月製造業受注・前月比            -4.8%(5月は+8.3%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/4 09:58 <IGM>米国株式 続落 7月雇用統計が大きなネガティブ・サプライズ
    <IGM>米国株式 続落 7月雇用統計が大きなネガティブ・サプライズ
    1日の米国株式市場では、米7月雇用統計が大きなネガティブ・サプライズとなり、米景気動向を巡る悲観論が投資家心理を悪化させたため、主要3指数はいずれも下げた。
    ダウは5日続落し、前日比542.40ドル安(-1.22%)の43588.58ドルと6月26日以来の安値で引けた。30銘柄中、11銘柄が上昇、19銘柄が下落した。7-9月期の利益見通しが市場予測を下回ったアマゾン・ドット・コム(-8.27%)が1銘柄で120ドル弱指数を押し下げた。前日下落率トップのユナイテッドヘルス・グループ(-4.72%)も大幅安となった。シャーウィン・ウィリアムズ(+3.79%)は急伸した。ナスダックは大幅続落し、472.31ポイント安(-2.23%)の20650.13で引けた。工業、輸送などバイオを除く全業種が下落した。S&P500は4日続落し、101.38ポイント安(-1.59%)の6238.01で引けた。一般消費財、IT、エネルギーなど8業種が下落し、ヘルスケア、生活必需品など3業種が上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月非農業部門雇用者数・前月比    +7.3万人(6月は+1.4万人)
    7月ISM製造業景気指数             48.0(6月は49.0)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/1 09:56 <IGM>米国株式 下落 良好な指標で利下げの可能性がさらに低下
    <IGM>米国株式 下落 良好な指標で利下げの可能性がさらに低下
    31日の米国株式市場では、良好な米経済指標発表で米FRBの利下げの可能性はさらに低下するとの見方が重荷となり、ダウとS&P500は続落し、ナスダックは反落した。
    ダウは4日続落し、前日比330.30ドル安(-0.74%)の44130.98ドルで引けた。30銘柄中、8銘柄が上昇、22銘柄が下落した。ユナイテッドヘルス・グループ(-6.19%)が1銘柄で101.42ポイントの指数押し下げ要因となり、メルク(-4.44%)も大幅安となった。一方、マイクロソフト(+3.95%)は前日夕発表の4-6月期決算が良好となり、1銘柄で124.54ポイントの押し上げ要因となった。ナスダックは小反落し、7.22ポイント安(-0.03%)の21122.44で引けた。銀行、バイオなど5業種が下落し、保険、輸送など3業種が上昇した。S&P500は3日続落し、23.51ポイント安(-0.36%)の6339.39で引けた。ヘルスケア、不動産など9業種が下落し、通信サービスと公営の2業種は上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月個人消費支出価格指数・前年比   +2.6%(5月は+2.4%)
    7月シカゴ購買部協会景気指数       47.1(6月は40.4)
    新規失業保険申請件数              21.8万件(前週は21.7万件)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/7/31 09:58 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
    <IGM>米国株式 ダウとS&P500は続落 ナスダックは反発
    30日の米国株式市場では、パウエル米FRB議長が9月の利下げは白紙とのスタンスを示し、ダウとS&P500は続落した。ナスダックは一部ハイテク株の上昇で反発に転じた。
    ダウは3日続落し、前日比171.71ドル安(-0.38%)の44461.28ドルで引けた。30銘柄中、8銘柄が上昇、22銘柄が下落した。金利先安観の後退が重荷となったが、この日の引け後にマイクロソフトとメタプラットフォームズの決算発表が予定されており、積極的に下値の拡大を狙う動きにはならなかった。スリーエム(-3.41%)、プロクター・アンド・ギャンブル(-2.38%)が急落する一方、エヌビディア(+2.14%)は大幅高となった。ナスダックは反発し、31.38ポイント高(+0.14%)の21129.67で引けた。通信、ITなど4業種が上昇し、銀行、輸送など4業種が下落した。S&P500は続落し、7.96ポイント安(-0.12%)の6362.90で引けた。素材、不動産など8業種が下落し、公益、ITなど3業種は上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    7月ADP民間部門雇用者数・前月比   +10.4万人(6月は-2.3万人)
    4-6月期GDP(速報値)・前期比年率 +3.0%(1-3月期は-0.5%)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/7/30 09:59 <IGM>米国株式 下落 ナスダックは4日間/S&P500は6日間で最高値更新が終了
    <IGM>米国株式 下落 ナスダックは4日間/S&P500は6日間で最高値更新が終了
    29日の米国株式市場では、ダウが続落、ナスダックとS&P500は反落した。米FRBの金融政策発表を30日に控えた持ち高調整売りが優勢となった。
    ダウは続落し、前日比204.57ドル安(-0.45%)の44632.99ドルで引けた。30銘柄中、13銘柄が上昇、17銘柄が下落した。4-6月期決算で1株利益と12月の通期利益見通しが予想を下回ったユナイテッドヘルス・グループ(-7.46%)が1銘柄で指数を130ポイント近く押し下げた。ボーイング(-4.37%)も急落した。前日下落率トップのトラベラーズ(+1.93%)とコカ・コーラ(+1.89%)は堅調。ナスダックは5日ぶりに反落し、80.29ポイント安(-0.37%)の21098.29で引けた。輸送、工業、銀行を中心にすべての業種が下落した。S&P500は7日ぶりに反落し、18.91ポイント安(-0.29%)の6389.77で引けた。資本財サービス、一般消費財など7業種が下落し、不動産、公益など4業種は上昇した。
    (経済指標)                       (発表値)
    6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数  743.7万件(5月は771.2万件)
    7月消費者信頼感指数               97.2(6月は95.2)

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/28 07:34 <IGM>欧州株式 英独は続落 エヌビディアの決算発表前で買い手控え
    <IGM>欧州株式 英独は続落 エヌビディアの決算発表前で買い手控え
    27日の欧州株は英独が続落し、仏は3日ぶりに反発した。クック米FRB理事の解任問題や仏政局不安をテーマとする売りは一巡したが、この日発表されるAI向け半導体大手エヌビディアの5-7月期決算の内容を見極めたいとのムードが強く、買いは手控えられた。
    英FTSE100は続落し、前日比10.30ポイント(-0.11%)安の9255.50で引けた。100銘柄中、上昇は34銘柄、下落は61銘柄、5銘柄は変わらずであった。格安航空イージージェット(-3.12%)と航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(-2.04%)が急落した。アイルランドの格安航空ライアンエアーが今後5年間で英国発着便を33%増便する計画を示したことが重荷となった。銀行ナットウエスト・グループ(-2.54%)、小売Jセインズベリー(-2.03%)は大幅安となり、台所用品・建具ハウデン・ジェイナリー・グループ(-1.79%)も軟調。一方、JDスポーツファッション(+3.55%)は主要市場である北米の事業復調を予測した。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.05%)は今月7度目の最高値更新となり、オンライン賭博エンテイン(+1.84%)も堅調。
    独DAX40は3日続落し、前日比106.66ポイント(0.44%)安の24046.21で引けた。40銘柄中、上昇は11銘柄、下落は28銘柄、1銘柄は変わらずであった。コメルツ銀行(-4.98%)は連日の下落率トップとなり、直近の4日間の下落率は13.8%に達した。ドイツ銀行(-3.36%)、前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(-2.71%)、化学BASF(-2.55%)、自動車部品コンチネンタル(-2.34%)も大幅安。一方、ソフトウェアSAP(+1.96%)、電力エーオン(+0.67%)、自動車ポルシェ(+0.65%)はしっかり。
    仏CAC40は3日ぶりに反発し、同34.12ポイント(0.44%)高の7709.81で引けた。時価総額が大きい高級ブランド株が買われた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は22銘柄、1銘柄は変わらずであった。高級ブランドLVMH(+3.24%)、エルメス・インターナショナル(+2.27%)、前日上昇率トップのケリング(+1.80%)が上昇率上位に名を連ね、保険アクサ(+1.55%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+1.47%)も堅調。一方、自動車ステランティス(-2.84%)、小売カルフール(-2.41%)は大幅に続落し、鉄鋼アルセロールミタル(-1.73%)も軟調。
    (経済指標)                             (発表値)
    独9月消費者信頼感指数                    -23.6(8月は-21.7)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/27 17:30 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反発して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅反発して始まる
    27日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅反発して始まった。26日の米株式相場が反発した影響を受けて、欧州株も買い先行となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%高の9,286.85。現在は0.22%高の9,286.29近辺。指数構成全100銘柄中、56銘柄が値上がり、41銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第2四半期売上減少も北米の改善傾向で通期見通しを維持したスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+4.06%)が買われ、水道のセバーン・トレント(+1.74%)や投資会社のパーシング・スクエア・ホールディングス(+1.83%)なども上げている。一方、流通・食品包装のバンズル(-1.76%)や金鉱のエンデバー・マイニング(-1.40%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.09%高の24,174.62で寄り付き、現在は0.20%安の24,103.95近辺。指数構成全40銘柄中、23銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり。コメルツ銀行(-2.21%)やドイツ銀行(-2.20%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.94%)などが安い。一方、自動車のポルシェ(+3.17%)やメルセデス・ベンツグループ(+0.98%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.11%高の7,718.29で寄り付き、現在は0.38%高の7,738.89近辺。指数構成全40銘柄中、26銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。ファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(+1.30%)やケリング(+0.98%)、石油のトタルエナジーズ(+1.15%)などが上げている。一方、通信のオランジュ(-1.73%)や不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(-1.53%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/27 08:03 <IGM>欧州株式 下落 FRB理事解任の動きや仏政局不安を嫌気
    <IGM>欧州株式 下落 FRB理事解任の動きや仏政局不安を嫌気
    26日の欧州株は下落した。トランプ米大統領がクックFRB理事の解任に動きつつあり、米金融政策の独立性を巡る懸念が投資家心理の悪化につながった。仏は少数与党政権が9月8日の信任投票で崩壊する可能性が高まっていることを引き続き嫌気した。
    英FTSE100は6日ぶりに反落し、連休前の22日比55.60ポイント(-0.60%)安の9265.80で引けた。連続の最高値更新は4日間で止まった。100銘柄中、上昇は23銘柄、下落は75銘柄、2銘柄は変わらずであった。小売キングフィッシャー(-4.34%)と衣料品・食品アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ(-3.98%)は、いずれもドイツ銀行の投資判断と目標株価引き下げで急落した。医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-4.04%)、販売・サポートサービスDCC(-3.47%)、酒造ディアジオ(-2.88%)も大幅安となった。一方、流通・食品包装バンズル(+5.12%)は自社株買いの再開を発表し、鉱業フレスニロ(+3.08%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+2.00%)も大幅高となった。
    独DAX40は続落し、前日比120.25ポイント(0.60%)安の24152.87で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。コメルツ銀行(-5.03%)が急落し、前日下落率トップの医薬品メルク(-2.00%)、保険アリアンツ(-1.67%)、化学シムライズ(-1.65%)、郵便ドイツ・ポスト(-1.36%)も軟調。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.33%)は急伸し、前日下落率3位の医薬品バイエル(+1.73%)、医療機器ザルトリウス(+1.52%)も上げた。
    仏CAC40は続落し、同133.23ポイント(1.70%)安の7709.81で引けた。40銘柄中、上昇は2銘柄、下落は38銘柄であった。銀行株の軟調が目立ち、ソシエテ・ジェネラル(-6.84%)とクレディ・アグリコル(-5.44%)が急落した。前日下落率トップの建設ヴァンシ(-5.80%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-4.92%)、ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(-4.65%)も大幅安。上昇したのは、前日上昇率3位の高級ブランドのケリング(+0.54%)と医薬品サノフィ(+0.02%)のみ。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/26 17:26 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
    26日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。25日に下落した米株式相場は、トランプ米大統領がクック米連邦準備制度理事会(FRB)理事を解任すると発表したことも嫌気され、時間外取引で軟調に推移している影響を受けている。政局不安の高まりで仏株は大幅に下げている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.52%安の9,272.75。現在は0.66%安の9,259.65近辺。指数構成全100銘柄中、14銘柄が値上がり、85銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。共にドイツ銀行が投資判断、目標株価を引き下げた衣料小売・食品のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(-4.15%)やDIYチェーン小売りのキングフィッシャー(-4.05%)が売られている。一方、自社株買いの再開を発表した流通・食品包装のバンズル(+5.03%)は買われており、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+1.49%)や貴金属のフレスニーヨ(+1.24%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.67%安の24,110.08で寄り付き、現在は0.53%安の24,143.27近辺。指数構成全40銘柄中、13銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり。コメルツ銀行(-4.26%)やドイツ銀行(-1.63%)、商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-1.20%)などが安い。一方、ソフトウェアのSAP(+0.82%)や医薬・農薬のバイエル(+0.55%)、通信のドイツテレコム(+0.45%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比1.49%安の7,726.24で寄り付き、現在は2.20%安の7,670.30近辺。指数構成全40銘柄中、1銘柄が値上がり、39銘柄が値下がり。ほぼ全面安のなか、ソシエテ・ジェネラル(-7.63%)やBNPパリバ(-7.04%)、クレディ・アグリコル(-6.40%)など銀行株の下げが目立つ。一方、高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+0.58%)はしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/26 07:41 <IGM>欧州株式 反落 仏は政局混迷のリスクを嫌気 英は休場
    <IGM>欧州株式 反落 仏は政局混迷のリスクを嫌気 英は休場
    25日の欧州株は反落した。22日のパウエル米FRB議長講演で9月の米利下げ再開観測が強まり、株高が進んだ反動で利益確定売りが優勢となった。英国はサマー・バンクホリデーで休場。
    英FTSE100は休場。取引再開は26日。
    独DAX40は3日ぶりに反落し、前営業日比89.97ポイント(0.37%)安の24273.12で引けた。40銘柄中、上昇は9銘柄、下落は31銘柄であった。医薬品メルク(-1.92%)、前日上昇率3位の化学品卸売ブレンタグ(-1.60%)、医薬品バイエル(-1.58%)、化学BASF(-1.54%)、前日上昇率トップの商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.54%)が下げた。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.69%)、ドイツ銀行(+0.35%)、ドイツ証券取引所(+0.31%)はしっかり。
    仏CAC40は反落し、同126.65ポイント(1.59%)安の7843.04で引けた。予算削減を巡ってバイル仏首相が9月8日に信任投票を行うと発表したが、主要野党がいずれも信任しないと発表しており、政局混迷のリスクが嫌気された。40銘柄中、上昇は5銘柄、下落は35銘柄であった。建設ヴァンシ(-5.81%)、建設・メディア・通信ブイグ(-4.50%)、前日下落率トップの保険アクサ(-3.83%)水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-3.82%)、銀行BNPパリバ(-3.54%)が大幅安となった。一方、半導体STマイクロエレクトロニクス(+0.41%)は3日連続で上昇率2位以内となり、鉄鋼アルセロールミタル(+0.24%)、前日上昇率3位の高級ブランドのケリング(+0.20%)もしっかり。
    (経済指標)                             (発表値)
    独8月IFO企業景況感指数                    89.0(7月は88.6)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/25 17:19 <IGM>欧州株式寄り付き 独仏共に反落して始まる、英は休場
    <IGM>欧州株式寄り付き 独仏共に反落して始まる、英は休場
    25日の欧州株式市場寄り付きは、独仏株共に反落して始まった。22日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長によるハト派的発言で、米株高と共に欧州株も上昇した流れが一服し、利食い売り先行となっている。時間外取引で米株価指数先物が反落していることも重荷となっている。英株は休場。
    英FTSE100指数はサマー・バンクホリデーで休場。取引再開は26日から。
    独DAX40指数は前日比0.54%安の24,232.02で寄り付き、現在は0.41%安の24,263.94近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり。電力のRWE(-1.57%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.25%)、不動産のヴォノヴィア(-1.01%)などが下げている。一方、コメルツ銀行(+0.88%)やドイツ銀行(+0.30%)、防衛・自動車部品のラインメタル(+0.62%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.33%安の7,943.00で寄り付き、現在は0.51%安の7,928.80近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、33銘柄が値下がり。建設のバンシ(-1.98%)やタイヤのミシュラン(-1.60%)、建設・通信のブイグ(-1.55%)などが安い。一方、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+0.60%)やホテルのアコー(+0.42%)、自動車のルノー(+0.24%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/25 10:46 <IGM>欧州株式 FRB議長発言を好感 英国は今月8回目の最高値 独仏も上昇
    <IGM>欧州株式 FRB議長発言を好感 英国は今月8回目の最高値 独仏も上昇
    22日の欧州株は上昇した。パウエル米FRB議長が米ジャクソンホール経済シンポジウムの講演で9月の利下げ期待を強める発言を行い、英国は4日連続および8月に入って8回目の最高値を更新し、独仏株も上昇した。
    英FTSE100は5日続伸し、前日比12.20ポイント(0.13%)高の9321.40と4日続けて最高値を更新して引けた。100銘柄中、上昇は71銘柄、下落は26銘柄、3銘柄は変わらずであった。スタンダード・チャータード銀行(+4.19%)は米司法省が長期の民事案件で有利な判断を下した。住建パーシモン(+2.31%)、航空インターナショナル・エアラインズ・グループ(+2.28%)、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラスト(+2.24%)、不動産バークリー・グループ・ホールディングス(+2.16%)も大幅高となった。一方、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-1.78%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(-1.76%)、同コカ・コーラHBC(-1.32%)は軟調。
    独DAX40は続伸し、同69.75ポイント(0.29%)高の24363.09で引けた。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は12銘柄、1銘柄は変わらずであった。商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.10%)、オンライン衣料販売ザランド(+2.83%)、化学品卸売ブレンタグ(+2.19%)、不動産ヴォノヴィア(+2.03%)が急伸し、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+1.94%)も堅調。一方、前日上昇率2位のコメルツ銀行(-3.77%)は急反落し、ハノーバー再保険(-1.33%)、前日下落率2位の日用品バイヤスドルフ(-1.18%)も軟調。
    仏CAC40は3日ぶりに反発し、同31.40ポイント(0.40%)高の7969.69で引けた。40銘柄中、上昇は27銘柄、下落は12銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率2位の半導体STマイクロエレクトロニクス(+4.74%)、自動車ステランティス(+4.37%)、高級ブランドのケリング(+2.50%)、前日下落率トップの鉄鋼アルセロールミタル(+2.21%)同下落率3位の高級ブランドLVMH(+2.08%)は急伸した。一方、保険アクサ(-1.07%)、乳製品ダノン(-0.81%)、小売カルフール(-0.72%)は下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    独4-6月期GDP(確定値)・前期比             -0.3%(1-3月期は+0.3%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/22 17:29 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅下落して始まる
    22日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅下落して始まった。本日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されていることもあり、売り買いとも目立った動きはなく、寄り付き後は下げ渋りつつもみ合いとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%安の9,300.95。現在は0.16%安の9,294.75近辺。指数構成全100銘柄中、32銘柄が値上がり、63銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。金鉱のエンデバー・マイニング(-1.57%)や不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.34%)、保険のアドミラル・グループ(-1.20%)などが下げている。一方、スタンダードチャータード銀行(+3.53%)や電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+1.40%)などは上げている。
    独DAX40指数は前日比0.16%安の24,254.81で寄り付き、現在は0.08%安の24,274.85近辺。指数構成全40銘柄中、20銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。郵便のドイツポスト(-0.62%)や通信のドイツテレコム(-0.57%)などが安い。一方、化学品卸売のブレンタグ(+1.30%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+0.84%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.19%安の7,923.39で寄り付き、現在は0.18%高の7,952.37近辺。指数構成全40銘柄中、27銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.74%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(+1.16%)などが上げている。一方、航空エンジンのサフラン(-0.48%)や航空機製造のエアバス(-0.34%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/22 07:59 <IGM>欧州株式 英国は今月7回目の最高値 独は小反発も仏は続落
    <IGM>欧州株式 英国は今月7回目の最高値 独は小反発も仏は続落
    21日の欧州株はまちまち。英国は4日続伸で8月に入って7回目の最高値を更新し、独は小反発したが、8月総合景気指数(速報値)が改善/悪化の境目の50を下回った仏は続落した。
    英FTSE100は4日続伸し、前日比21.06ポイント(0.23%)高の9309.20と3日続けて最高値を更新して引けた。英8月総合景気指数(速報値)は1年ぶりの高水準を記録し、7月財政赤字が市場予測を下回る10億ポンド余りにとどまったことが好感された。100銘柄中、上昇は48銘柄、下落は50銘柄、2銘柄は変わらずであった。金鉱エンデバー・マイニング(+2.33%)は連日の最高値更新となり、防衛BAEシステムズ(+1.88%)、防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+1.74%)、銀行ナットウエスト・グループ(+1.63%)、保険プルデンシャル(+1.51%)も堅調。一方、金融サービスのリーガル・アンド・ゼネラル(-2.38%)、資産運用シュローダー(-1.86%)はいずれも配当落ちとなり、住建パーシモン(-1.83%)も軟調。
    独DAX40は小反発し、同16.37ポイント(0.07%)高の24293.34で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は22銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+3.27%)、コメルツ銀行(+2.93%)が大幅高となり、前日下落率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+1.35%)、同2位の航空機エアバス(+1.17%)、ドイツ銀行(+0.91%)も堅調。一方、医療機器ザルトリウス(-2.65%)、日用品バイヤスドルフ(-2.14%)、郵便ドイツ・ポスト(-2.03%)は大幅安となった。
    仏CAC40は続落し、同34.74ポイント(0.44%)安の7938.29で引けた。仏8月総合景気指数(速報値)は前月比+1.2ポイントの49.8に大きく上昇したが、ともに50超の英(53.0)と独(50.9)との比較で見劣りした。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。鉄鋼アルセロールミタル(-2.49%)は騰落率が唯一2%を上回った。前日上昇率3位の酒造ペルノ・リカール(-1.80%)、高級ブランドLVMH(-1.73%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-1.67%)、自動車ステランティス(-1.57%)も軟調。一方、バーンスタインが目標株価を引き上げた航空宇宙サフラン(+1.14%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.08%)、前日下落率3位の航空機エアバス(+0.99%)は堅調。
    (経済指標)                             (発表値)
    英8月製造業景気指数(速報値)            47.3(7月は48.0)
    英8月サービス業景気指数(速報値)        53.6(7月は51.8)
    英7月公共部門純借入額                    10.54億ポンド(6月は22.56億ポンド)
    独8月製造業景気指数(速報値)            49.9(7月は49.1)
    独8月サービス業景気指数(速報値)        50.1(7月は50.6)
    仏8月製造業景気指数(速報値)            49.9(7月は48.2)
    仏8月サービス業景気指数(速報値)        49.7(7月は48.5)
    ユーロ圏8月製造業景気指数(速報値)      50.5(7月は49.8)
    ユーロ圏8月サービス業景気指数(速報値)  50.7(7月は51.0)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/21 17:12 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小じっかり、独仏は小甘く始まる
    21日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小じっかり、独仏株は小甘く始まった。寄り付き後はいずれも前日終値近辺でもみ合いと方向感に乏しい。22日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見ムードとなっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.12%高の9,299.60。現在は0.08%高の9,295.60近辺。指数構成全100銘柄中、41銘柄が値上がり、54銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(+2.09%)や貴金属のフレスニーヨ(+1.64%)、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(+0.98%)などが上げている。一方、いずれも配当落ちの製紙のモンディ(-2.00%)や保険・資産運用のリーガル・アンド・ゼネラル(-1.77%)、資産運用のシュローダー(-1.71%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.01%安の24,274.42で寄り付き、現在は0.06%高の24,290.88近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、24銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(+3.27%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.77%)、ドイツ銀行(+1.06%)などが高い。一方、日用品・化粧品のバイヤスドルフ(-1.51%)や化学のシムライズ(-0.86%)、自動車のポルシェ(-0.82%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.03%安の7,970.75で寄り付き、現在は0.20%安の7,956.94近辺。指数構成全40銘柄中、9銘柄が値上がり、31銘柄が値下がり。化粧品のロレアル(-1.35%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.96%)、ビジネスサポートサービスのユーロフィン・サイエンティフィック(-0.96%)などが下げている。一方、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(+1.60%)や航空エンジンのサフラン(+1.28%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.00%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/21 07:14 <IGM>欧州株式 英国は8月6度目の最高値 独仏は反落
    <IGM>欧州株式 英国は8月6度目の最高値 独仏は反落
    20日の欧州株は英国が8月に入って6度目の最高値更新を達成したが、独仏は前日の米ハイテク株安の影響を受けて反落した。
    英FTSE100は3日続伸し、前日比98.92ポイント(1.08%)高の9288.14と最高値を連日更新して引けた。日用品や公益株の堅調が目立った。100銘柄中、上昇は73銘柄、下落は25銘柄、2銘柄は変わらずであった。医療製品・エンジニアリングのコンバテック・グループ(+5.62%)は最大3億ドルの自社株買いの計画を発表した。バークレイズが投資判断を引き上げた上下水道ユナイテッド・ユーティリティーズ(+3.48%)、日用品ユニリーバ(+3.26%)、飲料コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+3.01%)、たばこのインペリアル・ブランズ(+2.78%)も大幅高となった。一方、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-3.24%)、航空機エンジンのロールス・ロイス(-3.16%)、格安航空イージージェット(-1.97%)は下げた。
    独DAX40は反落し、同146.10ポイント(0.60%)安の24276.97で引けた。7月10日以来の高値圏でエネルギー、工業、ハイテク株などに利益確定売りが入った。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。前日下落率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(-2.88%)、航空機エアバス(-2.57%)が急落し、総合テクノロジーのシーメンス(-1.99%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(-1.78%)、航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(-1.73%)も軟調。一方、ドイツ証券取引所(+1.92%)、化学シムライズ(+1.84%)、消費財ヘンケル(+1.60%)はしっかり。
    仏CAC40は小反落し、同6.05ポイント(0.08%)安の7973.03で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は17銘柄であった。電機シュナイダー・エレクトリック(-3.45%)、硝子サンゴバン(-3.13%)、航空機エアバス(-2.56%)、電気設備ルグラン(-2.32%)、鉄鋼アルセロールミタル(-2.11%)が急落した。一方、乳製品ダノン(+3.16%)、高級ブランドのケリング(+2.38%)、前日上昇率2位の酒造ペルノ・リカール(+2.08%)は大幅高となった。
    (経済指標)                             (発表値)
    英7月消費者物価指数・前年比              +3.8%(6月は+3.6%)
    英7月消費者物価指数コア・前年比          +3.8%(6月は+3.7%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/20 17:22 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも反落して始まる
    20日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも反落して始まった。前日の相場上昇後で利食い売りなどが先行している。また、19日にハイテク株中心に売られた米株式相場が、時間外取引で軟調に推移していることも重荷となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.14%安の9,175.95。現在は0.08%安の9,181.82近辺。指数構成全100銘柄中、37銘柄が値上がり、62銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-1.74%)や不動産のバークレー・グループ(-1.72%)、資産運用のアイ・シー・ジー(-1.64%)などが下げている。一方、自社株買い計画を発表した医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+7.18%)は買われており、保険のアドミラル・グループ(+1.17%)や飲料のコカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(+1.05%)なども上げている。
    独DAX40指数は前日比0.70%安の24,252.72で寄り付き、現在は0.45%安の24,313.51近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、26銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.40%)や化学品卸売のブレンタグ(-1.08%)、ドイツ銀行(-1.00%)などが安い。一方、化学のBASF(+0.48%)やオンライン衣料販売のザランド(+0.41%)などはしっかり。
    仏CAC40指数は前日比0.38%安の7,949.14で寄り付き、現在は0.20%安の7,963.11近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。電気機器のシュナイダーエレクトリック(-1.32%)やコールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(-1.25%)、鉄鋼のアルセロール・ミタル(-1.20%)などが下げている。一方、乳製品等食品のダノン(+1.41%)や通信のオランジュ(+0.87%)、ソフトウェアのダッソー・システムズ(+0.67%)などは上げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/20 07:52 <IGM>欧州株式 英国は最高値 独仏は7月/3月以来の高値 ウクライナ情勢を好感
    <IGM>欧州株式 英国は最高値 独仏は7月/3月以来の高値 ウクライナ情勢を好感
    19日の欧州株は上昇した。米国が仲介に乗り出しているウクライナ問題で、次のステップとなるロシア・ウクライナの首脳会談やウクライナの安全の保証について予想以上の進展があったことを好感する買いが優勢となった。ウクライナ発の地政学的リスク緩和への期待感で、防衛関連株ははば広く下げた。英国は14日以来の最高値更新となり、独は7月10日、仏は3月27日以来の高値で引けた。
    英FTSE100は続伸し、前日比31.48ポイント(0.34%)高の9189.22と最高値で引けた。100銘柄中、上昇は74銘柄、下落は24銘柄、2銘柄は変わらずであった。ドイツ銀行が目標株価を引き上げたJDスポーツファッション(+6.95%)は1月13日以来の高値を更新し、小売マークス・アンド・スペンサー(+3.46%)、同ネクスト(+2.97%)、住建パーシモン(+3.10%)、JPモルガンが目標株価を引き上げたエンジニアリングIMI(+2.93%)も大幅高となった。一方、前日上昇率トップの防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(-7.45%)、前日上昇率3位の航空・防衛BAEシステムズ(-3.88%)はともに急反落し、鉱業フレスニロ(-4.19%)も大幅安。
    独DAX40は3日ぶりに反発し、同108.30ポイント(0.45%)高の24423.07で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は7銘柄であった。自動車株はポルシェ(+3.96%)とメルセデス・ベンツ・グループ(+2.61%)の好調が目立ち、オンライン衣料販売ザランド(+3.68%)、化学品卸売ブレンタグ(+2.94%)、化学BASF(+2.63%)も急伸した。一方、前日上昇率3位の防衛機器・自動車部品ラインメタル(-4.85%)、同2位の発送電技術シーメンス・エナジー(-2.42%)は急反落し、不動産ヴォノヴィア(-0.71%)も軟調。
    仏CAC40は反発し、同95.03ポイント(1.21%)高の7979.08で引けた。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は5銘柄、2銘柄は変わらずであった。コンサルティングのキャップジェミニ(+3.45%)、酒造ペルノ・リカール(+3.36%)、広告ピュブリシス(+3.21%)、自動車ステランティス(+3.19%)、同ルノー(+3.19%)が急伸した。前日上昇率トップの防衛・電子機器タレス(-4.11%)は急反落し、通信オランジュ(-0.69%)、航空宇宙サフラン(-0.31%)も下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏6月経常収支                      +358億ユーロ(5月は+320億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/19 17:25 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小幅上昇して始まる
    19日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小幅上昇して始まった。手掛かり材料不足のなか動意薄で、寄り付き後は方向感に乏しい。依然として先行きは不透明ながらも、トランプ米政権主導でロシア・ウクライナの和平協議へ向けた動きが続いており、防衛関連などに売りが見られている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.12%高の9,168.40。現在は0.02%高の9,159.85近辺。指数構成全100銘柄中、62銘柄が値上がり、34銘柄が値下がり、4銘柄は変わらず。ドイツ銀行が目標株価を引き上げたスポーツウェア等小売りのJDスポーツ・ファッション(+4.26%)が買われており、小売りのマークス・アンド・スペンサー(+1.90%)や資源商社のグレンコア(+1.53%)なども上げている。一方、航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(-2.39%)や航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(-2.46%)、航空機エンジンのロールス・ロイス・ホールディングス(-1.29%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.17%高の24,357.23で寄り付き、現在は0.10%安の24,291.47近辺。指数構成全40銘柄中、21銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり。防衛・自動車部品のラインメタル(-4.04%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-1.30%)、バイオテクノロジーのキアゲン(-0.98%)などが安い。一方、オンライン衣料販売のザランド(+1.84%)や自動車のポルシェ(+1.56%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.31%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.13%高の7,894.69で寄り付き、現在は0.44%高の7,918.71近辺。指数構成全40銘柄中、34銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。ファッション・アパレルのケリング(+2.02%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(+1.89%)、酒造のペルノ・リカール(+1.66%)などが上げている。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.51%)や航空エンジンのサフラン(-0.75%)、航空機製造のエアバス(-0.43%)などは安い。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/19 07:58 <IGM>欧州株式 英国は反発 続落の独は1月30日来最小の値幅
    <IGM>欧州株式 英国は反発 続落の独は1月30日来最小の値幅
    18日の欧州株は英国が医薬品株や防衛関連株の買いで反発に転じたが、独は続落、仏は銀行株の売りが主導して反落した。引け後の米国とウクライナの首脳会談を控えた様子見で、独株の値幅(91.57ポイント)は1月30日以来の最小にとどまった。
    英FTSE100は反発し、前営業日比18.84ポイント(0.21%)高の9157.74で引けた。100銘柄中、上昇は54銘柄、下落は46銘柄であった。防衛・航空宇宙バブコック・インターナショナル(+5.23%)はRBCの目標株価引き上げで急伸し、前日下落率トップの銀行スタンダード・チャータード(+2.64%)は急反発した。航空・防衛BAEシステムズ(+1.73%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+1.48%)、保険ビーズリー(+1.35%)も堅調。一方、前日上昇率2位の資源商社グレンコア(-3.84%)、電力・ガスのセントリカ(-2.37%)は急落した。英政府が新たな不動産税を検討しているとの英紙報道で、不動産バークリー・グループ・ホールディングス(-2.11%)は急落した。
    独DAX40は続落し、同44.53ポイント(0.18%)安の24314.77で引けた。40銘柄中、上昇は18銘柄、下落は21銘柄、1銘柄は変わらずであった。ドイツ銀行が投資判断/目標株価を引き下げたコメルツ銀行(-3.24%)、郵便ドイツ・ポスト(-2.13%)が急落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.81%)、ハノーバー再保険(-1.72%)、医療機器ザルトリウス(-1.67%)も軟調。一方、前日上昇率2位の医薬品バイエル(+2.31%)、前日下落率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(+2.09%)は大幅高となり、防衛機器・自動車部品ラインメタル(+1.67%)も堅調。
    仏CAC40は5日ぶりに反落し、同39.40ポイント(0.50%)安の7884.05で引けた。40銘柄中、上昇は14銘柄、下落は26銘柄であった。水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-2.24%)は唯一の騰落率2%超の銘柄となり、クレディ・アグリコル(-1.87%)、ソシエテ、ジェネラル(-1.74%)、BNPパリバ(-1.68%)と銀行株は全面安となった。電力・ガスのエンジー(-1.53%)も安い。一方、前日下落率2位の防衛・電子機器タレス(+1.36%)、商業用不動産ウニベイル・ロダムコ(+1.07%)、半導体STマイクロエレクトロニクス(+0.86%)は上げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    ユーロ圏6月貿易収支                      +28億ユーロ(5月は+156億ユーロ)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/18 17:19 <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅高、独は小幅安で始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英仏は小幅高、独は小幅安で始まる
    18日の欧州株式市場寄り付きは、英仏株は小幅高、独株は小幅下落して始まった。手掛かり材料不足のなか、寄り付き後はいずれも売りに押され弱含みに推移している。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.24%高の9,161.20。現在は0.02%安の9,137.31近辺。指数構成全100銘柄中、55銘柄が値上がり、40銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。鉱業のアングロ・アメリカン(-1.43%)や資源商社のグレンコア(-1.33%)、ガス供給のセントリカ(-1.44%)などが下げている。一方、金鉱のエンデバー・マイニング(+2.69%)や航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(+2.21%)、航空宇宙・防衛関連のBAEシステムズ(+1.76%)などは高い。
    独DAX40指数は前日比0.19%安の24,313.82で寄り付き、現在は0.26%安の24,294.86近辺。指数構成全40銘柄中、14銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ドイツ銀行が投資判断、目標株価を引き下げたコメルツ銀行(-3.30%)が売られており、医薬品のメルク(-1.65%)や航空機製造のエアバス(-1.21%)なども安い。一方、電力のRWE(+2.53%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.31%)、重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.81%)などは上げている。
    仏CAC40指数は前日比0.08%高の7,929.42で寄り付き、現在は0.45%安の7,887.40近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。銀行のBNPパリバ(-2.07%)やクレディ・アグリコル(-1.75%)、ガラス・建材のサンゴバン(-1.64%)などが下げている。一方、不動産のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールド(+1.73%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.06%)、スーパーのカルフール(+0.59%)などはしっかり。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/18 07:18 <IGM>欧州株式 米ロ首脳会談控えた利益確定売りが優勢 仏は5月以来の高値
    <IGM>欧州株式 米ロ首脳会談控えた利益確定売りが優勢 仏は5月以来の高値
    15日の欧州株は英独が銀行株を中心とする売りで反落したが、仏は4日続伸した。
    英FTSE100は5日ぶりに反落し、前日比38.34ポイント(0.42%)安の9138.90で引けた。100銘柄中、上昇は38銘柄、下落は59銘柄、3銘柄は変わらずであった。銀行スタンダード・チャータード(-7.21%)は米共和党議員が制裁違反の疑いで調査を求めたことで急落した。航空機エンジンのロールス・ロイス(-2.50%)は米ロ首脳会談前の貿易関連株の利益確定売りにつれ安となった。ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-2.36%)も急落し、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-1.82%)、不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.78%)も軟調。一方、鉱業アングロ・アメリカン(+2.21%)はこの日発表された7月小売売上高/鉱工業生産が市場予測を下回った中国の当局の景気支援策への期待感から買われた。資源商社グレンコア(+1.78%)、石油BP(+1.78%)も堅調。
    独DAX40は3日ぶりに小反落し、同18.20ポイント(0.07%)安の24359.30で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。発送電技術シーメンス・エナジー(-3.05%)が騰落率2%超の唯一の銘柄となり、オンライン衣料販売ザランド(-1.53%)、電力エーオン(-1.25%)、前日上昇率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(-1.22%)、ソフトウェアSAP(-1.11%)も下げた。一方、前日上昇率2位の航空機エアバス(+1.71%)、医薬品バイエル(+1.56%)、自動車BMW(+1.46%)は堅調。
    仏CAC40は4日続伸し、同53.11ポイント(0.67%)高の7923.45と5月20日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は29銘柄、下落は11銘柄であった。ビジネス・プロセス・アウトソーシングのテレパフォーマンス(+4.02%)は騰落率2%超の唯一の銘柄となった。酒造ペルノ・リカール(+1.74%)、石油トタルエナジーズ(+1.71%)、前日上昇率2位の航空機エアバス(+1.69%)、医薬品サノフィ(+1.69%)も堅調。一方、広告ピュブリシス(-0.95%)、前日上昇率トップの防衛・電子機器タレス(-0.88%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-0.67%)は下げた。
    (経済指標)                             (発表値)
    なし

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/15 17:12 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
    15日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることなどが下支えになっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.51%高の9,223.75。現在は0.11%高の9,186.88近辺。指数構成全100銘柄中、65銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。UBSが目標株価を引き上げた鉱業のアントファガスタ(+3.34%)が買われており、グレンコア(+2.72%)やアングロ・アメリカン(+2.73%)など他の資源関連も高い。一方、不動産ウェブサイトのライトムーブ(-1.18%)やたばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(-0.99%)、飲料のコカ・コーラHBC(-0.98%)などは下げている。
    独DAX40指数は前日比0.63%高の24,530.70で寄り付き、現在は0.47%高の24,491.16近辺。指数構成全40銘柄中、33銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり。化学品卸売のブレンタグ(+1.92%)や自動車のBMW(+1.82%)、化学のBASF(+1.77%)などが上げている。一方、防衛・自動車部品のラインメタル(-2.68%)やコメルツ銀行(-0.61%)、電力のエーオン(-0.59%)などは下げている。
    仏CAC40指数は前日比0.59%高の7,917.06で寄り付き、現在は0.53%高の7,911.94近辺。指数構成全40銘柄中、34銘柄が値上がり、6銘柄が値下がり。コールセンター等カスタマーケアのテレパフォーマンス(+1.61%)やアイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+1.48%)、医薬品のサノフィ(+1.35%)などが高い。一方、航空宇宙・防衛関連のタレス(-1.18%)や高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(-0.48%)、ファッション・アパレルのケリング(-0.17%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
  • 2025/8/15 07:24 <IGM>欧州株式 続伸 英は連日最高値 独仏は7月10日以来の高値
    <IGM>欧州株式 続伸 英は連日最高値 独仏は7月10日以来の高値
    14日の欧州株は続伸した。9月の米利下げ局面開始への期待感が引き続き下支え要因として働くなかで、英国は強めの4-6月期GDPを好感して最高値を連日更新し、独仏はともに7月10日以来の高値をつけた。
    英FTSE100は4日続伸し、前日比12.01ポイント(0.13%)高の9177.24で引けた。前日に続いて最高値を更新した。100銘柄中、上昇は49銘柄、下落は46銘柄、5銘柄は変わらずであった。損保アドミラル・グループ(+6.65%)は上半期の税引き前利益が5.21億ポンドと過去最高を更新した。電力・ガスのセントリカ(+3.70%)はECPと同業ナショナル・グリッド保有の液化天然ガス事業を16.6億ポンドで買収すると発表した。生保アヴィヴァ(+2.55%)は上半期の22%増益が好感され、防衛・航空宇宙BAEシステムズ(+2.51%)、同バブコック・インターナショナル(+2.17%)も急伸した。一方、鉱業リオ・ティント(-4.02%)は配当落ちで急落し、前日暴落した保険ビーズリー(-2.94%)、CFO辞任を発表した専門的技術製品ディプロマ(-2.85%)も大幅安となった。
    独DAX40は続伸し、同191.91ポイント(0.79%)高の24377.50と7月10日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は23銘柄、下落は15銘柄、2銘柄は変わらずであった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.76%)、航空機エアバス(+2.31%)、保険アリアンツ(+2.14%)、前日下落率2位の航空機エンジンMTUエアロエンジンズ(+2.07%)、不動産ヴォノヴィア(+2.06%)が急伸した。一方、上半期が減益となった電力RWE(-2.51%)は急落し、前日下落率3位の化学品卸売ブレンタグ(-1.45%)、ハノーバー再保険(-0.85%)も軟調。
    仏CAC40は3日続伸し、同65.37ポイント(0.84%)高の7870.34と7月10日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は10銘柄であった。防衛・電子機器タレス(+2.55%)、航空機エアバス(+2.35%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(+2.24%)が急伸し、前日下落率トップの電機シュナイダー・エレクトリック(+1.83%)、工業用ガスのエア・リキード(+1.64%)も上げた。一方、高級ブランドのケリング(-2.58%)は年初来下落率が10%を突破し、コンサルティングのキャップジェミニ(-1.22%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.53%)も軟調
    (経済指標)                             (発表値)
    英4-6月期GDP(速報値)・前期比            +0.3%(1-3月期は+0.7%)
    英6月GDP・前月比                          +0.4%(5月は-0.1%)
    英6月鉱工業生産・前月比                   +0.7%(5月は-1.3%)
    英6月貿易収支                             -221.56億ポンド(5月は-220.51億ポンド)
    仏7月消費者物価指数・前年比               +0.9%(6月は+0.9%)
    ユーロ圏4-6月期GDP(改定値)・前期比      +0.1%(1-3月期は+0.6%)
    ユーロ圏6月鉱工業生産・前月比             -1.3%(5月は+0.2%)

    [インフォーマ  ファイナンシャル  インテリジェンス]
  • 2025/8/14 17:16 <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅反落、独仏は小幅続伸して始まる
    <IGM>欧州株式寄り付き 英は小幅反落、独仏は小幅続伸して始まる
    14日の欧州株式市場寄り付きは、英株は小幅反落、独仏株は小幅続伸して始まった。13日に続伸した米株式相場は、その後の時間外取引では上げ一服となっており、欧州株もやや動意薄となっている。
    英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%安の9,144.25。現在は0.14%安の9,152.84近辺。指数構成全100銘柄中、54銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。CFOの辞任が伝えられた工業機械、機器のディプロマ(-3.40%)が売られており、いずれも配当落ちの鉱業のリオ・ティント(-3.66%)や石油のBP(-1.70%)、医薬品のGSK(-1.74%)なども下げている。一方、共に上半期の堅調な業績で保険のアドミラル・グループ(+7.13%)やアビバ(+3.46%)は買われている。
    独DAX40指数は前日比0.08%高の24,205.59で寄り付き、現在は0.31%高の24,260.12近辺。指数構成全40銘柄中、24銘柄が値上がり、13銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。不動産のヴォノヴィア(+1.99%)や航空用エンジンのMTUエアロ・エンジンズ(+1.89%)、セメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.26%)などが上げている。一方、上半期減益となった電力のRWE(-3.33%)は売られている。
    仏CAC40指数は前日比0.23%高の7,822.95で寄り付き、現在は0.35%高の7,832.37近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、12銘柄が値下がり。鉄鋼のアルセロール・ミタル(+2.38%)や航空機製造のエアバス(+1.34%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.17%)などが高い。一方、ソフトウェアのダッソー・システムズ(-0.56%)や石油のトタルエナジーズ(-0.48%)、ファッション・アパレルのケリング(-0.41%)などは下げている。

    [インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]

・NQN=日経QUICKニュース
・IGM=インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス

情報提供: 株式会社QUICK 本コンテンツに関する利用に関する注意事項・免責事項はこちらをご覧ください。