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- 2025/11/27 14:10 <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き高い 5万円台維持、米休場前も買い途切れず
- <NQN>◇東証14時 日経平均は引き続き高い 5万円台維持、米休場前も買い途切れず
27日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比550円ほど高い5万0100円台前半と引き続き高い。前日の米株高を背景にした海外短期筋による株価指数先物や主力株への買いが続いており、日経平均は5万円台を維持しながら堅調に推移している。
市場では「不動産や建設、銀行など内需関連を中心とした循環物色の流れが日本株を支える展開が意識されている」(ニッセイ基礎研究所の森下千鶴研究員)との声がある。東証株価指数(TOPIX)はきょう午前、13日に付けた過去最高値を上回る場面があった。
27日は感謝祭の祝日で米国のすべての市場が休場となる。市場では「きょうの午後は上値を追う展開になりにくい」(国内証券の情報担当者)との声も聞かれるが、現時点で海外勢の先物買いなどが途切れた雰囲気は乏しい。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆3964億円、売買高は13億4812万株だった。
東エレクが午後に上げ幅を拡大している。TDKやイビデンが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)は午後に上げ幅を縮小した。テルモとHOYAは下げ幅を拡大している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 12:52 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ一服 5万円台回復で達成感
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は上げ一服 5万円台回復で達成感
27日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服している。前日比500円ほど高い5万円をわずかに上回る水準で推移している。前日の米株高を背景とした海外投機筋による株価指数先物や主力ハイテク株への見直し買いが引き続き優勢だが、取引時間中では20日以来となる5万円台の回復で達成感も意識されやすい。国内投資家を中心に利益確定や戻り待ちの売りが出ているとみられ、日経平均の上値を抑えている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約76億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆7942億円、売買高は11億5572万株だった。
値がさのソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが買われている。TDKやソニーG、パナHDも高い。一方、ファストリが午後に入ってやや弱含んでいる。中外薬やテルモが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 11:44 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸し644円高 米株高で、半導体関連に買い
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸し644円高 米株高で、半導体関連に買い
27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比644円31銭(1.30%)高の5万0203円38銭だった。取引時間中に5万円台に乗せるのは20日以来となる。前日の米株式市場で利下げ観測を背景に主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが優勢となった。このところ調整する場面が目立っていた値がさの半導体関連に見直し買いが入り、日経平均を押し上げた。上げ幅は一時700円を超えた。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数は上昇した。低調な米経済指標で米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まり、投資家心理が強気に傾いた。東京市場でも運用リスクをとりやすくなった海外投機筋による株価指数先物への買いが断続的に入った。主力のハイテク株のほか、日銀の追加利上げ観測を背景とした銀行株の上昇が目立った。建設や電力など内需関連株の一角にも出遅れを意識した物色が続いた。
買い一巡後の上値はやや重かった。節目の5万円を上回った水準では個人投資家などによる利益確定や戻り待ちの売りが出た。市場では「地銀や信金など国内機関投資家は様子見姿勢が強く、売買注文は限定的にとどまっている」(国内証券のトレーダー)との声があった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは16.48ポイント(0.49%)高の3371.98だった。一時は13日の最高値(3381.72)を上回った。JPXプライム150指数は続伸して前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆5105億円、売買高は9億8112万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は953と全体の6割弱を占めた。値下がりは584、横ばいは65だった。
値がさのアドテストやソフトバンクグループ(SBG)が買われた。TDKやイビデンなどアップル関連も高い。一方、中外薬や塩野義など医薬品関連が下げた。テルモやセコムも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 10:11 <NQN>◇東証10時 日経平均は一段高、上げ幅700円強に拡大、TOPIXは最高値上回る
- <NQN>◇東証10時 日経平均は一段高、上げ幅700円強に拡大、TOPIXは最高値上回る
27日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比630円ほど高い5万0200円前後で推移している。利下げ観測を背景とした前日の米株高を受け、東京市場でもリスク許容度が高まった海外投機筋による日経平均先物への買いが勢いを増している。上げ幅は一時700円を超えた。
東証株価指数(TOPIX)は13日の最高値(3381.72)を一時上回った。銀行や非鉄などバリュー(割安)株の一角に出遅れ物色が向かっている。
このところ調整が目立っていた人工知能(AI)や半導体など値がさ株が一段高となっている一方、トヨタが一時下げるなど主力株の動向は定まっていない。市場では「国内機関投資家は様子見姿勢が強い」(国内証券のトレーダー)との声が聞かれる。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5999億円、売買高は6億7079万株だった。
値がさのアドテストやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクが寄り付き直後から上げ幅を拡大している。中外薬やアステラスなど医薬品関連が下げている。リクルートやイオンはさえない。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 09:16 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 米株高で、5万円上回る 上げ幅600円
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸で始まる 米株高で、5万円上回る 上げ幅600円
27日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まり、前日に比べ530円ほど高い5万0100円台前半で推移している。取引時間中に5万円台に乗せるのは20日以来。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが優勢となっている。上げ幅は一時600円を超えた。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要株価指数は上昇した。低調な米経済指標で米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まり、投資家心理が強気に傾いた。東京市場でも前日に続き、リスク許容度が増した海外投機筋による日経平均先物への買いが勢いを増している。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.75%高で終え、きょうの東京市場では東エレクやアドテストなど主力の半導体関連に買いが波及している。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。日銀の追加利上げ観測を背景に銀行株が買われている。建設など内需関連の一角への物色も続いている。
ソフトバンクグループ(SBG)や豊田通商、TDKが高い。一方、中外薬や第一三共、塩野義など医薬品関連の下げが目立っている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 15:47 <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 米利下げ期待で幅広く買い
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は続伸 米利下げ期待で幅広く買い
26日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比899円55銭(1.85%)高の4万9559円07銭だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に、日経平均への寄与度が大きいソフトバンクグループ(SBG)を中心に幅広い銘柄が買われ、上げ幅は一時1000円を超えた。もっとも、節目の5万円に接近すると主力株に戻り待ちの売りが出て、日経平均は上げ幅を縮小した。
前日の米市場では9月の米小売売上高など経済指標が市場予想を下回り、FRBが12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに動くとの観測が広がった。ダウ工業株30種平均が大幅に上昇したほかハイテク株も一部の半導体株を除いて堅調で、東京市場でもこの流れを引き継いだ。人工知能(AI)関連株が強含み、SBGが大幅高で終えたほかアドテストやソシオネクスも買われた。
市場では「一時は期待が薄れていたFRBの12月利下げが再び意識されるようになり、幅広い銘柄に買いを入れやすい地合いになった」(内藤証券の田部井美彦投資調査部長)との声が聞かれた。東証プライム銘柄の9割近くが上昇する展開で、商社や建設株への買いが目立った。日銀の利上げを意識して銀行株が買われたほか、原発再稼働への期待から電力株も強含んだ。
日経平均は午後にきょうの高値(4万9749円)を付けたあとは伸び悩んだ。節目の5万円や25日移動平均(25日時点で5万0141円)に接近し、主力株には戻り待ちの売りが出やすかった。日経平均は10月に歴史的な上昇となり、過熱感がいまだに解消されていないとの指摘があった。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は64.61ポイント(1.96%)高の3355.50だった。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反発し、28.46ポイント(2.00%)高の1450.03で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆1067億円、売買高は23億2167万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1422。値下がりは157、横ばいは33だった。
トヨタや良品計画、三井物が上げた。一方、キーエンスとベイカレント、郵船は下げた。キオクシアが急落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 14:07 <NQN>◇東証14時 日経平均は上昇一服 「5万円接近し戻り売り」の見方
- <NQN>◇東証14時 日経平均は上昇一服 「5万円接近し戻り売り」の見方
26日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比850円ほど高い4万9500円程度で推移している。後場寄り直後に付けたきょうこれまでの高値(4万9749円)から上げ幅を縮小している。節目の5万円が近づき、主力株には戻り待ちの売りが出ている。
日経平均は前週に5万円と25日移動平均の節目を相次いで割り込んだ。市場では「10月の大幅高に伴う過熱感はなお解消されておらず、日経平均が目先5万円を超えて上昇していく展開は想定しにくいため、足元は投資家の売りが出やすい価格帯となっている」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声が聞かれた。25日移動平均は25日時点で5万0141円で、これも上値抵抗として意識されている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆239億円、売買高は15億6413万株だった。
三菱UFJや丸紅、日立が買われている。一方、キッコマンとトレンドは下げている。キオクシアは引き続き大幅安となっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 12:56 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び1000円高 円上昇でも輸出株堅調
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は再び1000円高 円上昇でも輸出株堅調
26日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比の上昇幅を再び1000円に広げ、4万9700円台半ばときょうこれまでの高値水準となる場面があった。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの期待を背景に、引き続き幅広い銘柄が買われている。ソフトバンクグループ(SBG)など日経平均への寄与度が大きい銘柄が堅調だ。外国為替市場で円相場が1ドル=155円台後半に上昇したものの、自動車など輸出株は高い水準を保っている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約130億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆2578億円、売買高は13億2142万株だった。
ホンダとファストリ、JTが上げている。一方、ヤマトHDとNXHDは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 11:50 <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸、一時1000円高 ソフトバンクGが大幅高
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は続伸、一時1000円高 ソフトバンクGが大幅高
26日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比946円05銭(1.94%)高の4万9605円57銭だった。上げ幅は1000円に達する場面があった。前日の米株高を受けてソフトバンクグループ(SBG)など人工知能(AI)関連株を中心に買いが入った。東証プライム銘柄の9割近くが上昇し、日経平均は徐々に上げ幅を広げる展開だった。
前日の米市場では9月の米小売売上高など経済指標が市場予想を下回ったことから米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が広がった。ダウ工業株30種平均が664ドル上昇したほかハイテク株も一部の半導体株を除いて堅調で、東京市場でも投資家心理が上向いた。日経平均への寄与度が大きいSBGが7%近く上昇したほか、アドテストも買われた。
買いは幅広い銘柄に及んだ。2025年4~9月期の決算発表を経て、投資家が好業績の銘柄を中心に買いを入れる流れが続いた。建設や小売り、商社株が強含んだほか、日銀の利上げを意識して銀行株も買われ、日本株相場を底上げした。
北海電の泊原子力発電所3号機(北海道泊村)を巡り、北海道の鈴木直道知事が26日に開会する定例道議会で再稼働を容認する考えを示す方針だと伝わった。原発の再稼働が収益の改善につながるとの見方から北海電株が上昇した。東電HDや中部電なども高く、東証業種別で「電気・ガス」は上昇率が上位となっている。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは60.36ポイント(1.83%)高の3351.25だった。JPXプライム150指数は反発し、28.19ポイント(1.98%)高の1449.76で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆8983億円、売買高は11億3792万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1413。値下がりは154、横ばいは44だった。
大林組や良品計画、三井物が上げた。一方、日本製鉄や郵船、日揮HDは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 10:12 <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大 物色広がり800円高
- <NQN>◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大 物色広がり800円高
26日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段高となり、前日比810円ほど高い4万9400円台後半で推移している。前日の米株式相場が上昇した流れを受けて主力株に引き続き買いが入っている。人工知能(AI)関連のほか内需など幅広い銘柄が上昇し、日経平均を押し上げている。
ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストへの買いが日経平均の上昇をけん引している。業種別では電気・ガスや建設、医薬品などの上げも目立つ。市場では「2025年4~9月期の決算が市場の想定よりも堅調で、買える銘柄が増えていることが日本株の底上げにつながっている」(立花証券の鎌田重俊参与)との指摘があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6874億円、売買高は7億4359万株だった。
トヨタや大塚HD、三井金属が上昇している。一方、出光興産や電通グループ、ベイカレントは下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 09:22 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸し600円高 FRBの利下げ観測支え
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は続伸し600円高 FRBの利下げ観測支え
26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ580円ほど高い4万9200円台前半で推移している。上げ幅は一時600円に達した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、主力株に買いが先行した。電力など内需株への買いも相場を押し上げている。
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は664ドル(1.42%)高の4万7112ドルで終えた。同日発表の9月の米小売売上高など経済指標が市場予想を下回り、FRBが景気を支えるために12月に利下げするとの見方が意識された。米株高を受けて投資家心理が上向き、日本株の上昇につながっている。
電力株の上昇が目立つ。北海電の泊原子力発電所3号機(北海道泊村)を巡り、北海道の鈴木直道知事が26日に開会する定例道議会で再稼働を容認する考えを示す方針だと伝わった。原発の再稼働が収益の改善につながるとの見方から北海電株が上げている。中部電や関西電なども高く、日経平均を押し上げている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
ソフトバンクグループ(SBG)や清水建、イオンが上昇している。一方、キーエンスや郵船が安い。キオクシアにも売りが膨らんでいる。米投資ファンドのベインキャピタルが保有するキオクシア株の一部を売却する予定であると伝わり、需給の悪化に対する懸念が強まった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 15:50 <NQN>◇東証大引け 日経平均は小反発、米利下げ観測の再燃で ソフトバンクGは急落
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は小反発、米利下げ観測の再燃で ソフトバンクGは急落
25日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、終値は前週末比33円64銭(0.07%)高の4万8659円52銭だった。東京市場が祝日で休場だった24日の米株式市場で主要3指数が上昇した。米追加利下げ観測の高まりを受け、ハイテク株の上げが目立った。東京市場でも値がさの半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。朝方の買い一巡後、日経平均の上値は重くなり、午後には下落に転じる場面もあった。ソフトバンクグループ(SBG)が急落し、上値を抑えた。
米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで追加利下げを支持する姿勢を示し、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が再燃している。24日の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が大幅高となるなど、ハイテク株に買いが集まった。投資家心理が改善し、25日はアジア各国・地域の株価指数が上昇。東京市場でもアドテストや東エレクが買われるなど一定の支えになった。
日経平均は午後には下落に転じる場面があった。SBGは一時、10%あまり下げ、1銘柄で日経平均を340円下押しした。グーグルが18日に発表した生成人工知能(AI)の最新の基盤モデル「Gemini(ジェミニ)3」が高い評価を集めている。SBGが出資する米オープンAIとの競争激化を警戒した売りが出やすかった。
東海東京インテリジェンス・ラボの長田清英チーフストラテジストは「AI関連銘柄の中で明暗が分かれ始めている印象で、今後は一段と選別物色が進む可能性がある」と話す。これまで割高な水準まで買われてきたAI関連銘柄は調整色を強め、年末にかけて日経平均は5万円近辺で横ばい圏での推移が続くともみていた。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は6.84ポイント(0.21%)安の3290.89だった。JPXプライム150指数も続落し、8.21ポイント(0.57%)安の1421.57で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆1958億円、売買高は24億5859万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は772。値下がりは787、横ばいは53だった。
ファストリやTDK、第一三共が高い。住友電やフジクラが上昇した。三井不や住友不が買われた。一方、KDDIが安い。ソニーGやディスコが下落した。コナミGや任天堂、花王が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 14:08 <NQN>◇東証14時 日経平均は再び上げる アジア株高が支え
- <NQN>◇東証14時 日経平均は再び上げる アジア株高が支え
25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び上昇し、前週末比120円ほど高い4万8700円台半ばで推移している。後場寄り後、海外短期筋などによる株価指数先物への売りで下げに転じる場面もあったが、下値を売り急ぐ動きは特に続かなかった。日本株の根強い先高観に加え、25日の取引で香港ハンセン指数などアジア各国・地域の株価指数は総じて堅調で、日本株全体の支えになっている。
もっとも上値追いの雰囲気は乏しい。指数寄与度の大きいソフトバンクグループ(SBG)は後場、下落率は11%に達する場面があり、日経平均の上値を抑えている。米株式市場は感謝祭の祝日で27日が休場、翌28日が短縮取引となる。週末にかけては市場参加者が減少するとみられ、持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆2375億円、売買高は17億2992万株だった。
三井不や住友不が一段高。アドテストや東エレクが上昇した。ファストリやTDK、第一三共が買われた。一方、ディスコが安い。KDDIやソニーGは下落した。コナミGや任天堂が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げに転じる ソフトバンクGが一段安
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は下げに転じる ソフトバンクGが一段安
25日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げに転じ、前週末比100円ほど安い4万8500円台前半まで売られる場面があった。後場寄り付きで海外短期筋とみられる株価指数先物への売りが膨らみ、日経平均は先物主導で下落した。ソフトバンクグループ(SBG)が後場に一段と下げ幅を広げており、SBG1銘柄で日経平均を300円あまり押し下げている。
米半導体大手エヌビディアの株価が日本時間25日の時間外取引で下落したことも重荷となっているようだ。米ネットメディアのジ・インフォメーションなどは、米メタが米アルファベット傘下グーグルの人工知能(AI)半導体に数十億ドル規模を投じる方向で交渉していると報じた。エヌビディアが手がける半導体の競争環境が激化するとの懸念が強まっており、投資家心理を冷え込ませている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約249億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆3676億円、売買高は14億3261万株だった。
KDDIが安い。ソニーGやコナミG、任天堂が下落した。一方、アドテストや東エレク、住友電が引き続き高い。ファストリやTDK、リクルートが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 11:42 <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米ハイテク株高で、ソフトバンクGは安い
- <NQN>◇東証前引け 日経平均は反発 米ハイテク株高で、ソフトバンクGは安い
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比189円39銭(0.39%)高の4万8815円27銭だった。東京市場が祝日で休場だった24日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した。米追加利下げ観測の高まりを受け、ハイテク株の上げが目立った。東京市場でも値がさの半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行した。日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。
米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで追加利下げを支持する姿勢を示し、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が再燃している。これを受け、24日の米市場でダウ工業株30種平均は続伸した。エヌビディアやグーグル親会社のアルファベットなどが上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2.68%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.63%高と大きく値上がりした。25日の東京市場でもアドテストや東エレクをはじめとする半導体・人工知能(AI)関連銘柄が買われ、相場を押し上げた。
朝方の買い一巡後、日経平均の上値は重かった。財政悪化懸念や日銀の早期利上げ観測を背景に国内長期金利が上昇基調にあり、株式には相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れていることも重荷だった。
ソフトバンクグループ(SBG)の大幅安も日経平均の上値を抑えた。グーグルが18日に発表した生成AIの最新の基盤モデル「Gemini(ジェミニ) 3」が高い評価を集めている。SBGが出資する米オープンAIとの競争激化を警戒した売りが出たようだ。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。前引けは0.10ポイント(0.00%)安の3297.63だった。JPXプライム150指数は続落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆9618億円、売買高は11億9786万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は833。値下がりは710、横ばいは68だった。
レーザーテクやフジクラ、住友電が高い。ファストリやTDK、リクルートが上昇した。エーザイや第一三共、住友不が買われた。一方、KDDIが安い。ソニーGやコナミG、任天堂が下落した。花王や味の素が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 10:15 <NQN>◇東証10時 日経平均は伸び悩み ソフトバンクGが一段安
- <NQN>◇東証10時 日経平均は伸び悩み ソフトバンクGが一段安
25日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前週末比380円ほど高い4万9000円ちょうど近辺で推移している。引き続き前日の米ハイテク株高を手がかりにした買いが値がさの半導体・人工知能(AI)関連銘柄に入っている。一方、財政悪化懸念や日銀の早期利上げ観測を背景に国内長期金利が上昇基調にあり、株式には相対的な割高感を意識した売りが出やすい。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れていることも重荷となっている。
ソフトバンクグループ(SBG)が下げ幅を拡大していることも、上値を抑えている。米アルファベット傘下のグーグルが18日に発表した生成AIの最新の基盤モデル「Gemini(ジェミニ) 3」が高い評価を集めている。SBGが出資する米オープンAIとの競争激化を警戒した売りが出ているもようだ。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9363億円、売買高は8億3272万株だった。
アドテストや東エレクが高い。フジクラや住友電、荏原が上昇した。安川電や日立が買われた。一方、KDDIが安い。コナミGやソニーGが下落した。SOMPOや東京海上が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 09:14 <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 一時500円高、米ハイテク株高が追い風
- <NQN>◇東証寄り付き 日経平均は反発 一時500円高、米ハイテク株高が追い風
25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前週末に比べ550円ほど高い4万9100円台後半まで上げ幅を広げた。東京市場が祝日で休場だった24日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測の高まりを受け、ハイテク株の上げが目立った。この流れを引き継ぎ、東京市場でも値がさの半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行した。
FRBのウォラー理事は24日の米FOXビジネスで、米労働市場の軟化を背景に12月9~10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするのは適切との見解を示した。米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁も12月利下げを支持すると明らかにした。米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を推計する「フェドウオッチ」では12月の利下げ確率は8割台と前週末の約7割から一段と上昇した。
追加利下げ観測から24日の米市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比202ドル(0.43%)高の4万6448ドルで終えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2.68%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.63%高だった。エヌビディアが上昇したほか、傘下のグーグルが前週に公表した最新の生成人工知能(AI)モデルへの高い評価が相次ぎ、アルファベットが上場来高値を更新した。東京市場でもアドテストやフジクラなど半導体・AI関連銘柄が買われ、相場全体を押し上げている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
東エレクやレーザーテクが高い。イビデンやTDK、住友電が上昇した。リクルートやトヨタが買われた。一方、KDDIやソフトバンクグループ(SBG)が安い。コナミGやソニーGが下落した。味の素や花王が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 15:48 <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 AIや半導体に売り、内需は買い
- <NQN>◇東証大引け 日経平均は反落 AIや半導体に売り、内需は買い
21日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比1198円06銭(2.40%)安の4万8625円88銭だった。前日の米ハイテク株安を引き継ぎ、東京市場でも人工知能(AI)や半導体関連株が軒並み売られた。午後は下げ幅を1300円あまりまで拡大する場面があったが、内需関連の好業績銘柄などには消去法的な買いが入り、相場全体の地合いを下支えした。
前日の米市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が下落した。好決算を手掛かりに買いが先行した半導体大手エヌビディアが下げに転じ、米株全体の地合いを冷やした。東京市場でもアドテストやソフトバンクグループ(SBG)といった値がさのAIや半導体関連株の急落が日経平均を押し下げた。
下値では、根強い日本株の先高観から海外短期筋などが押し目買いを入れ、日経平均は下げ渋る場面もあった。SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「決算発表後の出遅れ銘柄を拾う動きなどもみられ、意外に底堅い印象はある」と話す。一方で「日中の対立が深刻化・長期化した場合は、日本株へのネガティブな影響は免れない」と指摘。また、AIや半導体、訪日外国人といったテーマを失うと、日本株は年末にかけて上値が重くなるともみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は1.84ポイント(0.06%)安の3297.73だった。JPXプライム150指数も反落し、6.44ポイント(0.45%)安の1429.78で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で8兆9565億円、売買高は33億7217万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は273。値上がりは1317、横ばいは22だった。
フジクラやイビデン、ディスコが下げた。一方、ファストリや信越化、バンナムHDは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 14:10 <NQN>◇東証14時 日経平均、一時1300円安 下値では押し目買いも
- <NQN>◇東証14時 日経平均、一時1300円安 下値では押し目買いも
21日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比1100円ほど安い4万8700円台前半と引き続き安い。14時前には下げ幅を1300円あまりに拡大し、きょうの安値を付ける場面があった。人工知能(AI)バブルへの警戒から、アドテストや東エレクといった値がさの半導体関連株などへの売りが続いており、日経平均を下押ししている。台湾加権指数をはじめアジア各国・地域の株価指数が軟調なことも投資家心理を冷やしている。
一方、きょうは下値での押し目買いも目立ち、海外投機筋など短期マネーの一部は先高観を背景とした強気姿勢を崩していないようだ。また、3連休を控えているとあって、先物には売り方の買い戻しが入りやすいとの指摘もある。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆2634億円、売買高は16億939万株だった。
スクリンやレーザーテク、イビデンが一段安。一方、エムスリーは一段高。トヨタやコナミGも上げ幅を広げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 12:58 <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安い水準で一進一退 連休控えた売り買いも交錯
- <NQN>◇東証後場寄り 日経平均は安い水準で一進一退 連休控えた売り買いも交錯
21日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は安い水準での一進一退。前日比1100円ほど安い4万8700円前後で推移している。引き続き、前日の米ハイテク株安を背景に人工知能(AI)や半導体関連株は全面安となっており、日経平均を押し下げている。半面、前場に続いて内需関連など大型株の一角は高い。
後場寄りのタイミングで海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り 、日経平均は下げ幅を縮小する場面があった。もっとも、その後は再び売り圧力が強まるなど不安定な展開が続いている。東京市場は3連休を控えており、売り方による先物の買い戻しや、リスクを回避するため買い持ち高を手じまう動きなど、様々な売買が交錯しているようだ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約690億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆4109億円、売買高は13億4103万株だった。
住友電やフジクラ、三井金属が一段安。一方、KDDIやテルモが一段高。京セラも午後に上げ幅を広げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 17:30 <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 156円台前半 米利下げ観測根強く
- <NQN>◇外為17時 円相場、4日続伸 156円台前半 米利下げ観測根強く
27日の東京外国為替市場で、円相場は4日続伸した。17時時点は前日の同時点に比べ26銭の円高・ドル安の1ドル=156円11~12銭だった。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が根強く、円買い・ドル売りが優勢となった。
日銀の野口旭審議委員による大分県金融経済懇談会での発言は当初は円買い材料とみなされた。だが、その後は警戒していたほど正常化に積極的な「タカ派」ではなかったとの受け止めが次第に増え、円の上値を抑えた。
26日発表の11月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は前月から低下し、市場予想も下回った。一方、同日発表の週間の米新規失業保険の申請件数は市場より少ない水準にとどまった。米経済指標は強弱が入り交じる内容となったが、米金利先物市場ではFRBが利下げするとの予想確率が高止まりしており、対ドルでの円相場を支えた。
円相場は午前中に一時155円72銭近辺まで上昇したが、円買いは続かなかった。日銀の野口委員は27日、大分県金融経済懇談会に出席した。午前の挨拶では、2%の物価安定目標が見通し期間後半に達成されるなら、日銀による政策金利の調整も「適切なペースで行われていくべきだ」と述べた。ただ午後の記者会見では金融政策運営を巡り「調整ペースはデータ次第」と語った。市場では野口氏が慎重に政策判断していく姿勢を保っていることが意識され、円買いの勢いを鈍らせた。
円は対ユーロでは反発した。17時時点は同11銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=180円96~99銭で推移している。対ドルでの円高が波及した。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0013ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1592ドル近辺で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 14:15 <NQN>◇外為14時 円相場、156円ちょうど近辺で伸び悩み
- <NQN>◇外為14時 円相場、156円ちょうど近辺で伸び悩み
27日午後の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=155円99銭~156円01銭と前日17時時点と比べて38銭の円高・ドル安だった。日銀の野口旭審議委員が27日午前に大分県の金融経済懇談会で挨拶し、利上げそのものは否定しなかった。日銀の追加利上げ観測が円相場を支えている。野口委員は14時30分から記者会見に臨む。発言内容を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 12:28 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時155円台後半 野口日銀委員の発言が支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 一時155円台後半 野口日銀委員の発言が支え
27日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=156円11~12銭と前日17時時点と比べて26銭の円高・ドル安だった。日銀の野口旭審議委員が27日午前に大分県の金融経済懇談会で挨拶した。利上げそのものは否定しなかったとの受け止めから、円は一時155円72銭まで上げ幅を拡大した。ただ、円買い・ドル売りの勢いは強まらず、ほどなく156円台前半に伸び悩んだ。
野口委員は「仮に物価安定目標達成が見通し期間の後半に達成されるとすれば、日本銀行による政策金利の調整も、それに向けた適切なペースで行われていくべきことになる」と発言した。野口委員は金融緩和や財政出動に積極的なリフレ派として知られる。「リフレ派としてのスタンスは残しつつも、利上げを否定しなかったことは円相場に追い風となった」(国内銀行の為替アナリスト)との声が聞かれた。
26日発表の11月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は前月から低下し、市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が維持されていることも円買い・ドル売りにつながった。米金利先物市場の値動きから政策金利を予想する「フェドウォッチ」をみると、日本時間27日午前の時点で、12月の利下げの予想確率は8割を超えている。
10時前の中値決済に向けては、「ドル売りが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとの見方も円相場を支えた。
円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=181円14~18銭と、同7銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1603~04ドルと同0.0024ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 10:25 <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 156円ちょうど近辺 野口日銀委員の発言控え思惑
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げ拡大 156円ちょうど近辺 野口日銀委員の発言控え思惑
27日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=155円99銭~156円01銭と前日17時時点と比べて38銭の円高・ドル安だった。10時前には一時155円85銭近辺まで上昇した。日銀の野口旭審議委員が27日午前に大分県の金融経済懇談会で挨拶し、同日午後には記者会見に臨む。野口氏は9月の講演で政策金利を調整する必要性に言及していた経緯がある。今回の発言機会でも利上げに前向きな姿勢を示すとの思惑から円買い・ドル売りが優勢となっている。
10時前の中値決済に向けては、「ドル売りが優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとの見方も円相場を支えた。
円は対ユーロで上昇に転じている。10時時点では1ユーロ=180円99銭~181円02銭と、同8銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小高い水準で小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1602~03ドルと同0.0023ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/27 08:43 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円台前半 対ユーロでは下落
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円台前半 対ユーロでは下落
27日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=156円26~27銭と前日17時時点と比べて11銭の円高・ドル安だった。26日発表の米経済指標は強弱入り交じる内容で、売買が交錯している。米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを決定するとの観測は根強く、円買い・ドル売りがやや優勢となっている。
26日発表の11月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は前月から低下し、市場予想も下回った。米金利先物市場の値動きから政策金利を予想する「フェドウオッチ」をみると、日本時間27日午前の時点で12月の利下げの予想確率は8割を超えている。米利下げ観測が維持されていることが円買い・ドル売りにつながっている。
もっとも、米国の労働市場が底堅さを保っているとの見方は円買い・ドル売りを進めにくくしている。26日発表の週間の米新規失業保険の申請件数は21万6000件と、市場予想より少ない水準にとどまった。26日の米株高が波及し、27日の日本株相場が上昇しそうなことも「低リスク通貨」とされる円の重荷となっている。
円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=181円25~28銭と、同18銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1599ドル近辺と同0.0020ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 17:20 <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 156円台半ば 日銀の早期利上げ観測が支え
- <NQN>◇外為17時 円相場、3日続伸 156円台半ば 日銀の早期利上げ観測が支え
26日の東京外国為替市場で、円相場は3日続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ22銭の円高・ドル安の1ドル=156円40~41銭で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が意識され、円やユーロといった主要通貨に対してドルが売られた。日銀が12月にも利上げに動くとの思惑も円買い・ドル売りを促した。ただ、26日の東京株式市場では日経平均株価が上昇して終えており「低リスク通貨」とされる円相場の重荷となった。
円は155円66銭近辺まで上昇する場面があった。ロイター通信が26日午前、関係者の話として「早ければ来月にも利上げが実施される可能性を市場に備えさせている」などと伝えた。市場には、積極財政と緩和的な金融政策を志向するとされる高市早苗政権のもとで日銀は早期利上げに踏み切れないとの見方があったが、ロイター報道などをきっかけに円買い・ドル売りが増えた。
ブルームバーグ通信は25日、次期FRB議長として米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が有力視されていると報じた。政策金利引き下げを求めるトランプ氏に近い立場であるハセット氏がFRB議長となれば米利下げが続くとの見方が強まった。25日発表の米経済指標が下振れしたこともあって米長期金利は低下し、円買い・ドル売りにつながった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反落した。17時時点では同61銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=181円09~13銭で推移している。
ユーロは対ドルで反発した。17時時点は同0.0056ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1579~80ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 14:08 <NQN>◇外為14時 円相場、再び伸び悩み 156円近辺 40年債入札に波乱なく
- <NQN>◇外為14時 円相場、再び伸び悩み 156円近辺 40年債入札に波乱なく
26日午後の東京外国為替市場で、円相場が再び伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=156円04~06銭と前日17時時点と比べて58銭の円高・ドル安だった。財務省がこの日実施した40年物国債入札は波乱のない結果となり、需給不安が後退。国内債券市場では超長期ゾーンの日本国債利回りが低下に転じる場面もあり、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りの勢いが鈍っている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 12:24 <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 155円台後半 日銀の12月利上げを意識
- <NQN>◇外為12時 円相場、上昇 155円台後半 日銀の12月利上げを意識
26日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=155円85~86銭と前日17時時点と比べて77銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)による12月の利下げ観測を背景に主要通貨に対するドル安が進むなか、日銀が12月に利上げを決める可能性が意識されて円買い・ドル売りが優勢だった。
円相場は11時半ごろに155円66銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。ロイター通信が26日午前、関係者の話として「日銀は市場に対し、早ければ来月にも利上げする可能性に備えさせている」などと報じた。積極財政を掲げる高市早苗政権のもとで日銀による早期利上げは難しいとの見方が多かったため、報道を受けて円買い・ドル売りが活発となった。
25日にはブルームバーグ通信がトランプ米大統領の関係者の間ではFRBの次期議長として米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が最有力候補に浮上していると報じた。金利引き下げを求めるトランプ氏に近いハセット氏が議長となればFRBは来年以降も利下げを続けるとの思惑が高まった。
11月の米消費者信頼感指数が市場予想よりも悪化したほか、米民間雇用サービス会社ADPによる週次の雇用者数も減少しており、25日公表された米経済指標が景気の減速感を映したと受け止められた。FRBが12月に利下げを決めるとの見方から米金利の先高観が和らぎ、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが出た。
円相場は伸び悩む場面もあった。26日午前の東京株式市場では日経平均株価が一時1000円あまり急伸し、「低リスク通貨」とされる円には売りが出やすかった。中値決済に向けては輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測も意識され、10時半前に円相場は一時156円37銭近辺まで上げ幅を縮めた。
円は対ユーロで横ばい圏で推移している。12時時点は1ユーロ=180円49~51銭と、同1銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1581ドル近辺と同0.0058ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 10:31 <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩み 実需の売り観測が重荷
- <NQN>◇外為10時 円相場、伸び悩み 実需の売り観測が重荷
26日午前の東京外国為替市場で、円相場が伸び悩んでいる。10時時点は1ドル=156円21~22銭と前日17時時点と比べて41銭の円高・ドル安だった。10時半前には156円37銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買いが膨らんだとの観測が相場の重荷となっている。
10時前の中値決済に向け、市場では「やや円売り・ドル買いに傾いている」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業などによるドル資金調達がやや優勢だったとみられ、円相場を下押しした。26日午前の東京株式市場で日経平均株価が900円あまり急伸する場面があり、「低リスク通貨」とされる円には売りも出やすくなっている。
円は対ユーロでは下げ幅を広げている。10時時点では1ユーロ=180円74~76銭と、同26銭の円安・ユーロ高だった。株高に歩調をあわせる形で対ユーロでも円には売りが増え、10時半前には180円94銭近辺まで下落する場面があった。
ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.1569~70ドルと同0.0046ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 08:49 <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円台前半 対ユーロでは安い
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、上昇し156円台前半 対ユーロでは安い
26日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=156円10~11銭と前日17時時点と比べて52銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測を背景に円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが優勢となっている。
25日に米長期金利は節目の4%を下回った。ブルームバーグ通信は25日、トランプ米大統領の関係者の間でFRBの次期議長として米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が最有力候補に浮上していると報じた。ハセット氏が議長となれば来年以降も利下げが続くとの思惑が広がり、米金利の先高観が和らいだ。
米民間雇用サービス会社ADPが25日発表した民間部門の雇用者数の週次データによると、8日までの4週間で週平均1万3500人減った。米政府閉鎖の影響で公表が遅れていた9月の米小売売上高は前月比0.2%増と市場予想を下回り、9月の米卸売物価指数(PPI)も食品とエネルギーを除くコアが前月比0.1%上昇と市場予想に届かず、12月の米利下げ決定が意識されたのも円買い・ドル売りにつながった。
円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=180円59~63銭と、同11銭の円安・ユーロ高だった。高市早苗政権の積極財政が景気や物価の上振れにつながるとの見方から円には売り圧力がかかっている。前日に米株式相場が上昇したのもあって対ユーロでは「低リスク通貨」とされる円に売りが優勢となった。
ユーロは対ドルで上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1569~70ドルと同0.0046ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 17:18 <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 156円台後半 実需の買いや介入警戒で
- <NQN>◇外為17時 円相場、続伸 156円台後半 実需の買いや介入警戒で
祝日明け25日の東京外国為替市場で、円相場は続伸した。17時時点では前営業日にあたる21日の同時点に比べ5銭の円高・ドル安の1ドル=156円68~70銭で推移している。一時156円52銭近辺まで上げ幅を広げた。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売り観測が相場を押し上げた。日本の通貨当局による為替介入への警戒感も円相場を支えた。一方、日本の財政悪化への不安はくすぶり、円買い・ドル売りの勢いは限られた。
25日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。このところ急速に円安・ドル高が進んでいたこともあり、実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとみられる。
城内実経済財政相は25日午前の閣議後記者会見で「投機的な動向も含めて、為替市場の動きを高い緊張感を持って見極めている」などと述べた。前週には片山さつき財務相が為替介入について「当然考えられる」と述べており、円安が進めば政府が円買い介入に踏み切るとの思惑は相場の支援材料になった。
米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が広がったことも円買い・ドル売りにつながった。FRBのウォラー理事は24日、12月9~10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするのは適切だと説明。前週末21日にはニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も金融政策運営について「短期的に一段と調整する余地がある」との見方を示していた。米長期金利は24日に10月以来の水準に低下しており、円買い・ドル売りを誘った。
円は対ユーロでも続伸した。17時時点では同35銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=180円52~54銭で推移している。
ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0019ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1521~22ドルで推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 14:10 <NQN>◇外為14時 円相場、軟調 156円台後半
- <NQN>◇外為14時 円相場、軟調 156円台後半
25日午後の東京外国為替市場で、円相場は軟調だ。14時時点では1ドル=156円79~80銭と前営業日にあたる21日17時時点と比べて6銭の円安・ドル高だった。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りは一服し、日本の財政悪化への懸念が引き続き相場の重荷となっている。もっとも新たな取引材料は乏しく、市場参加者が持ち高を傾ける動きは限られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 12:18 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 156円台後半 輸出企業などの買いで
- <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 156円台後半 輸出企業などの買いで
祝日明け25日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅に上昇した。12時時点は1ドル=156円64~66銭と前営業日にあたる21日17時時点と比べて9銭の円高・ドル安だった。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが相場を押し上げた。日本の通貨当局による為替介入への警戒感も円の支えとなった。一方で日本の財政悪化への不安は根強く、円買い・ドル売りの勢いは限られた。
円は一時156円56銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。25日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。このところ急速に円安・ドル高が進んでいたこともあり、実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとみられる。
円安に対する高市政権の警戒感も高まっている。城内実経済財政相は25日午前の閣議後記者会見で「投機的な動向も含めて、為替市場の動きを高い緊張感を持って見極めている」などと述べた。前週には片山さつき財務相が為替介入について「当然考えられる」と述べており、円安が進めば政府が円買い介入に踏み切るとの思惑が相場を支えた。
米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測の高まりも円買い・ドル売りにつながった。ウォラー理事は24日、12月9~10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするのは適切だと説明。前週末21日にはニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も金融政策運営について「短期的に一段と調整する余地がある」との見方を示していた。米長期金利は24日に10月以来の水準に低下し、円買い・ドル売りを誘った。
円は対ユーロで上昇した。12時時点は1ユーロ=180円59~64銭と、同28銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落した。12時時点は1ユーロ=1.1529~30ドルと同0.0011ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 10:22 <NQN>◇外為10時 円相場、上げに転じる 156円台後半 実需の買い観測で
- <NQN>◇外為10時 円相場、上げに転じる 156円台後半 実需の買い観測で
祝日明け25日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇に転じている。10時時点は1ドル=156円61~62銭と前営業日にあたる21日17時時点と比べて12銭の円高・ドル安だった。一時156円60銭近辺まで円が買われる場面があった。輸出企業など国内実需筋の円買い・ドル売りが活発だったとの観測が相場を押し上げた。
10時前の中値決済に向けては、「ドル売り優勢」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。25日は事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。このところ急速に円安・ドル高が進行していたこともあり、国内輸出企業などによる円買い・ドル売りが入り円相場の支えとなった。
円安に対する日本政府の警戒感が強まっていることも円買いを誘った。城内実経済財政相は25日午前の閣議後記者会見で「投機的な動向も含めて、為替市場の動きを高い緊張感を持って見極めている」などと述べた。円安が進めば日本の通貨当局が為替介入を実施するとの思惑も円買い・ドル売りにつながった。
円は対ユーロで上げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=180円47~50銭と、同40銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小幅な動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1524ドル近辺と同0.0016ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/25 08:56 <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し156円台後半 対ユーロでは小幅高
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、下落し156円台後半 対ユーロでは小幅高
祝日明け25日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=156円92~93銭と前営業日にあたる21日17時時点と比べて19銭の円安・ドル高だった。高市早苗政権の拡張的な財政政策が通貨安につながるとの思惑から円売り・ドル買いが出た。一方、政府の為替介入への警戒感や米利下げ観測は相場の支えとなった。
高市内閣は21日に21.3兆円規模の総合経済対策を決定した。高市政権の積極的な財政政策が財政悪化につながるとの懸念が根強く、円売り・ドル買いを促した。
だが、円の下値は堅い。片山さつき財務相は22日、急速な円安に対しては「断固たる措置」をとると語り、為替介入の可能性を示唆した。日本経済新聞電子版は22日、日銀の増一行審議委員とのインタビューで利上げ判断が「近づいている」などと述べたと伝えた。日本の通貨当局が円安けん制を強めたことや日銀追加利上げ観測が強まったことは円相場を下支えした。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は24日、12月9~10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げするのは適切だとの見解を示した。米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁も12月利下げを支持すると明らかにした。FRBが12月のFOMCで利下げを決めるとの観測が強まり、24日に米長期金利は10月下旬以来の水準に低下。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。
円は対ユーロで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=180円80~83銭と、同4銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1522~23ドルと同0.0018ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 17:30 <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反発 156円台後半 介入警戒感が支え
- <NQN>◇外為17時 円相場、5日ぶり反発 156円台後半 介入警戒感が支え
21日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反発した。17時時点は前日の同時点に比べ69銭の円高・ドル安の1ドル=156円76~78銭だった。このところ急ピッチで円安・ドル高が進んでいたため、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢だった。日本の通貨当局による為替介入が警戒され始めているのも相場を支えた。
欧州勢が参入する時間帯になると円買いの勢いが増し、17時前には156円61銭近辺まで上げた。 前日に円相場は前の日から2円近く下落し、一時157円90銭と約10カ月ぶりの安値をつけていた。片山さつき財務相は21日午前の記者会見で、外為市場の動向を巡り「憂慮している」と改めて表明。為替介入の可能性についても「当然考えられる」とも語り、一段と円安が加速すれば円買い介入が実施されるとの見方が市場で増えて持ち高調整の円買い・ドル売りを誘った。
日銀の植田和男総裁は21日に出席した衆院財務金融委員会で、円安進行が輸入物価の上昇を通じ「消費者物価指数(CPI)の押し上げ要因となる」と指摘した。一段と円安が進めば物価の上振れリスクが高まり、日銀の早期利上げを後押しするとの見方も円相場の支えとなった。
午前中には、円相場は157円53銭近辺まで下げる場面もあった。20日発表された9月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が市場予想を超えて増えた。失業率が約4年ぶりの水準に悪化したことで20日に米長期金利は低下したものの、12月の米利下げが確実な情勢とはいえず、米金利は高止まりするとの見方が円相場の重荷になった。
円は対ユーロで4日ぶりに反発した。17時時点は同46銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=180円91~93銭だった。
ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1539~40ドルだった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 14:08 <NQN>◇外為14時 円相場、157円台前半で上げ拡大
- <NQN>◇外為14時 円相場、157円台前半で上げ拡大
21日午後の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。14時時点では1ドル=157円26~28銭と前日17時時点と比べて19銭の円高・ドル安だった。一時157円08銭近辺まで上昇した。日本の通貨当局による為替介入への警戒感から持ち高調整の円買い・ドル売りが続いている。しかし、高市早苗政権の大規模な経済政策をめぐる財政不安や米金利の先高観がくすぶり、円相場の上昇ペースは鈍い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 12:29 <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 157円台前半 介入警戒感が支え
- <NQN>◇外為12時 円相場、小幅高 157円台前半 介入警戒感が支え
21日午前の東京外国為替市場で、円相場は小幅ながら上昇した。12時時点は1ドル=157円36~38銭と前日17時時点と比べて9銭の円高・ドル安だった。このところ急速に円安・ドル高が進んでいたため、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢だった。日本の通貨当局による為替介入が警戒され始めているのも相場を支えたが、米金利の先高観も根強く相場の上値は限られた。
前日に円相場は前の日から2円近く値を下げ、一時157円90銭と約10カ月ぶりの安値をつけていた。片山さつき財務相は21日午前の記者会見で、外為市場の動向を巡り「憂慮している」と改めて表明。為替介入の可能性についても「当然考えられる」と話すなど、一段と円安・ドル高が進めば円買い介入が実施されるとの見方が増えて持ち高調整の円買い・ドル売りを誘った。
日銀の植田和男総裁は21日に出席した衆院財務金融委員会で、円安進行が輸入物価の上昇を通じ「消費者物価指数(CPI)の押し上げ要因となる」と語った。円安進行が続けば物価の上振れリスクが高まり、日銀の早期利上げを後押しするとの見方も円相場を支えた。
円相場は一時157円20銭近辺まで上昇したが、その後は157円53銭近辺と下げに転じる場面もあった。20日発表された9月の米雇用統計では景気動向を敏感に映すとされる非農業部門の雇用者数が市場予想を超えて増えた。失業率が約4年ぶりの水準に悪化したことで20日に米長期金利は低下したものの、12月の米利下げ決定が確実な情勢といえず、米金利は高止まりするとの見方が円相場の上値を抑えた。
円は対ユーロでは下落した。12時時点は1ユーロ=181円53~56銭と、同16銭の円安・ユーロ高だった。高市早苗政権は拡張的な財政政策を打ち出す方針で、財政不安の高まりや将来的な物価の上振れへの警戒感から対ユーロでは円売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1535ドル近辺と同0.0016ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 10:22 <NQN>◇外為10時 円相場、157円台前半に上昇 為替介入への警戒感が支え
- <NQN>◇外為10時 円相場、157円台前半に上昇 為替介入への警戒感が支え
21日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。10時時点は1ドル=157円27~28銭と前日17時時点と比べて18銭の円高・ドル安だった。このところの急ピッチな円安・ドル高進行を受け、日本の通貨当局が円買いの為替介入に踏み切るとの警戒感が高まりつつあり、持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが優勢となっている。
片山さつき財務相は21日午前の閣議後記者会見で、円相場の動向を「憂慮している」と改めて強調。円安進行には日米の財務相の共同声明を踏まえ「必要に応じて適切な対応をとる」とし、為替介入の可能性も「当然考えられる」と語った。市場では円相場が160円を割り込む展開にならないと実際に介入しないとの見方は多いものの、円売り・ドル買いの持ち高を縮小する動きが広がった。
10時前の中値決済に向け、市場では「偏りなし」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社など国内実需筋による売買は大きな傾きがなかったとみられ、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていない。
円は対ユーロでは軟調だ。10時時点では1ユーロ=181円44~47銭と、同7銭の円安・ユーロ高だった。高市早苗政権の政策が財政不安を高めて将来の物価上振れにつながるとの警戒がくすぶるなか、対ユーロでは円を売る動きが優勢となっている。
ユーロは対ドルで上げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=1.1536~37ドルと同0.0017ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/21 08:53 <NQN>◇外為8時30分 円相場、横ばい圏 157円台半ば 対ユーロでは小幅安
- <NQN>◇外為8時30分 円相場、横ばい圏 157円台半ば 対ユーロでは小幅安
21日早朝の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ドル=157円43~45銭と前日17時時点と比べて2銭の円高・ドル安だった。前日まで急ピッチなペースで円安・ドル高が進んでいたため、持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入った。だが、日本の財政不安がくすぶるなか、12月の米利下げが確実な情勢でもなく円相場の上値は限られている。
前日に円相場は前の日から2円近く値下がりし、157円90銭と約10カ月ぶりの安値をつけていた。心理的な節目である160円に向けて円安・ドル高が一段と加速すれば、日本の通貨当局が円買いの為替介入に動くとの思惑が高まりやすく、8時半すぎに円は157円20銭近辺に上昇する場面があった。
片山さつき財務相は21日午前の閣議後記者会見で、外為市場の動向を巡り「憂慮している」と改めて表明。円安進行については日米財務相の共同声明を踏まえて「必要に応じて適切な対応をとる」とし、介入の可能性についても「当然考えられる」と話しており、円相場の支えとなっている。
円相場の上値は限られている。米政府閉鎖の影響で20日に発表された9月の米雇用統計では景気動向を敏感に映すとされる非農業部門の雇用者数が前月比で11万9000人増え、市場予想(5万人増)を上回り、円売り・ドル買いにつながった。
だが、失業率は4.4%と市場予想(4.3%)よりも悪化し2021年10月以来約4年ぶりの高さとなった。米金利先物市場では米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを決める確率が約4割にとどまるなど早期利下げが確実な状況とはいえず、米金利の先高観が残っているのが円相場の重荷となっている。
総務省が21日発表した10月の全国消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合が前年同月比3.0%上昇した。伸び率は9月(2.9%)を上回ったものの、QUICKがまとめた市場予想と一致しており円相場を方向付ける材料とはなっていない。
円は対ユーロでは下落している。8時30分時点は1ユーロ=181円47~51銭と、同10銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルで小幅に上昇している。8時30分時点は1ユーロ=1.1526~27ドルと同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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- 2025/11/26 09:56 <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
- <IGM>米国株式 3日続伸 弱い経済指標相次ぎ金利低下で買い強まる
25日の米国株式市場で主要3指数は3日続伸した。弱い米経済指標発表が相次ぎ、短期金融市場が12月の米利下げ継続を80%前後の確率で織り込むなかで、米国債買い(利回りは低下)とともに株式市場でも買いが強まった。
ダウは3日続伸し、前日比664.18ドル高(+1.42%)の47112.45ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は28、下落は2であった。メルク(+5.24%)とホーム・デポ(+4.31%)の堅調が目立った。下落したのはエヌビディア(-2.59%)、シェブロン(-0.81%)のみ。スダックも3日続伸し、同153.58ポイント高(+0.67%)の23025.59で引けた。銀行、輸送を中心に全業種が上昇した。S&P500も3日続伸し、同60.76ポイント高(+0.90%)の6765.88で引けた。ヘルスケア、一般消費財など8業種が上昇し、エネルギー、公益など3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
9月小売売上高・前月比 +0.2%(8月は+0.2%)
9月卸売物価指数・前年比 +2.7%(8月は+2.7%)
9月卸売物価指数コア・前年比 +2.6%(8月は+2.9%)
10月仮契約住宅販売指数・前月比 +1.9%(9月は+0.1%)
11月消費者信頼感指数 88.7(10月は95.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/25 10:43 <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
- <IGM>米国株式 主要3指数は続伸
24日の米国株式市場の主要3指数は揃って続伸。ダウは続伸し、前日比202.86ドル高(+0.44%)の46448.27ドルで終了。全30銘柄中、上昇は15、下落は15。FRBウォラー理事が12月の利下げを支持すると改めて表明するとともに、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁も「労働市場は脆弱で先手を打てる自信がないため、12月の利下げを支持する」と発言したしたことで利下げ観測が高まり、ハイテク株などに買いが広まった。製薬メルク(+2.70%)やアマゾン(+2.44%)は買われ、家庭用製品プロクター・アンド・ギャンブル(-2.61%)や通信サービスのベライゾンは下げた。
ナスダックも続伸し、同598.92ポイント高(+2.69%)の22872.01。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。
S&P500も続伸、同102.09ポイント高(+1.55%)の6705.08。コミュニケーションサービス、情報技術など9業種が上昇、エネルギー、生活必需品など2業種が下落。
(経済指標) (発表値)
なし
21日
11月消費者態度指数(確定値) 51.0(10月は53.6)
11月製造業景気指数(速報値) 51.9(10月は48.7)
11月サービス業景気指数(速報値) 55.0(10月は54.5)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/21 10:00 <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
- <IGM>米国株式 反落 エヌビディアの買い続かず
20日の米国株式市場は反落した。前日の引け後に好決算を発表したエヌビディアの買いが続かず下げに転じ、投資家心理が悪化した。
ダウは反落し、前日比386.51ドル安(-0.83%)の45752.26ドルと10月10日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。シスコ・システムズ(-3.76%)、ボーイング(-3.40%)、エヌビディア(-3.15%)が急落した。ウォルマート(+6.46%)は良好な8-10月期決算と通期収益見通しの上方修正で急伸した。ナスダックは反落し、同486.18ポイント高(-2.15%)の22078.04で引けた。金融、通信、ITなど保険を除く全業種が下落した。S&P500は反落し、同103.40ポイント安(-1.55%)の6538.76と9月10日以来の安値で引けた。IT、一般消費財など10業種が下落し、生活必需品のみが上昇した。
(経済指標) (発表値)
9月非農業部門雇用者数 -11.9万人(8月は-0.4万人)
11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -1.7(10月は-12.8)
10月中古住宅販売戸数・年率換算 410万戸(9月は405万戸)
新規失業保険申請件数 22.0万件(前週は22.8万件)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/20 10:00 <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
- <IGM>米国株式 反発 エヌビディア決算発表前の持ち高調整売りが一巡
19日の米国株式市場は反発した。エヌビディアの8-10月期決算発表前の持ち高調整売りが一巡したことで買い戻されたが、10月の米FOMC議事要旨で利下げ継続が疑問視されており、上昇ペースは鈍かった。
ダウは5日ぶりに反発し、前日比47.03ドル高(+0.10%)の46138.77ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は13、下落は16、1銘柄は変わらずであった。エヌビディア(+2.85%)が急伸し、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.84%)も堅調。セールスフォース(-2.41%)は急落した。ナスダックは3日ぶりに反発し、同131.38ポイント高(+0.58%)の22564.22で引けた。IT、銀行が上昇し、保険、バイオなどは下落した。S&P500は5日ぶりに反発し、同24.84ポイント高(+0.37%)の6642.16で引けた。IT、通信サービスなど6業種が上昇し、エネルギー、公益など5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
8月貿易収支 -596億ドル(7月は-782億ドル)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/19 09:57 <IGM>米国株式 続落 利下げ観測後退やエヌビディア決算前の利益確定売りで
- <IGM>米国株式 続落 利下げ観測後退やエヌビディア決算前の利益確定売りで
18日の米国株式市場は続落した。米FRBの12月の利下げ観測後退や、19日のAI半導体エヌビディアの8-10月期決算発表を控えた利益確定売りが重荷になった。
ダウは4日続落し、前日比498.50ドル安(-1.06%)の46091.74ドルと10月16日以来の安値で引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。8-10月期の1株利益が市場予測を下回ったホーム・デポ(-6.02%)が急落し、ロスチャイルドが投資判断を引き下げたアマゾン・ドット・コム(-4.43%)も大幅安となった。メルク(+3.84%)は大幅高。ナスダックは続落し、同275.22ポイント安(-1.21%)の22432.84と10月10日以来の安値で引けた。IT、工業などが下落し、輸送、銀行などは上昇した。S&P500は4日続落し、同55.09ポイント安(-0.91%)の6617.32と10月10日以来の安値で引けた。一般消費財、ITなど5業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアなど6業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
8月製造業新規受注・前月比 +1.4%(7月は-1.3%)
ADP雇用者数(11月1日まで4週間の週平均) -2500人(10月25日までは-14250人)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/18 09:52 <IGM>米国株式 下落 エヌビディアの決算発表前に一旦の利益確定売り
- <IGM>米国株式 下落 エヌビディアの決算発表前に一旦の利益確定売り
17日の米国株式市場は下落した。米FRBの12月の利下げ観測が後退し続けていることや、19日のAI半導体エヌビディアの8-10月期決算発表を控えた一旦の利益確定売りが重荷になった。
ダウは3日続落し、前営業日比557.24ドル安(-1.18%)の46590.24ドルで引けた。ジェファーソンFRB副議長は、中立金利が近づいているため、ここからの利下げは慎重に行うべきとのスタンスを示し、10月17日以来の安値をつけた。全30銘柄中、上昇は3、下落は27であった。アメリカン・エキスプレス(-4.46%)が急落し、ナイキ(-1.98%)は連日の下落率2位となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(+1.86%)はしっかり。ナスダックは反落し、同192.51ポイント安(-0.84%)の22807.07で引けた。銀行、金融などバイオを除く全業種が下落した。S&P500は3日続落し、同61.70ポイント安(-0.91%)の6672.41で引けた。金融、エネルギーなど9業種が下落し、通信サービス、公益の2業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
11月NY連銀製造業景気指数 18.7(10月は10.7)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/17 09:59 <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
- <IGM>米国株式 ダウは利下げ観測の後退で続落 ナスダックは反発
14日の米国株式市場では、ダウが利下げ観測の後退で続落したが、ナスダックはハイテク株の買い戻しで反発した。
ダウは続落し、前日比309.74ドル安(-0.65%)の47147.48ドルで引けた。米FRB関係者からインフレ高止まりの指摘や12月の利下げ不要論が相次いでおり、金利先安観の後退を嫌気した。全30銘柄中、上昇は11、下落は19であった。ユナイテッドヘルス・グループ(-3.21%)、ナイキ(-2.82%)が急落し、エヌビディア(+1.77%)は買われた。ナスダックは4日ぶりに反発し、同30.23ポイント高(+0.13%)の22900.58で引けた。バイオ、ITなどが上昇し、輸送、工業などが下落した。S&P500は小幅続落し、同3.38ポイント安(-0.05%)の6734.11で引けた。素材、金融など7業種が下落し、バイオ、ITなど4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/14 09:55 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
- <IGM>米国株式 ダウは利益確定売り、ナスダックはAI銘柄売りで軟調
13日の米国株式市場では、織り込み済であった米政府機関の閉鎖解除には反応せず、ダウは利益確定売り、ナスダックはAI関連銘柄を中心とする売りで下げた。
ダウは5日ぶりに反落し、前日比797.60ドル安(-1.65%)の47457.22ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22であった。7-9月期売上高が市場予測を下回ったウォルト・ディズニー(-7.75%)、前日上昇率2位のゴールドマン・サックス(-3.99%)が急落した。シスコ・システムズ(+4.62%)は大幅高。ナスダックは3日続落し、同536.10ポイント安(-2.29%)の22870.35で引けた。金融、工業などが下落し、通信、保険は上昇した。S&P500は5日ぶりに反落し、同113.43ポイント安(-1.65%)の6737.49で引けた。一般消費財、ITなど、エネルギーを除く10業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/13 09:57 <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
- <IGM>米国株式 ダウは連日の最高値、ナスダックは続落
12日の米国株式市場では、米政府機関の閉鎖解除が視野入りするなかで、ダウが連日の最高値更新を達成する一方、ナスダックはテスラやアルファベットの下げが重荷となって続落した。
ダウは4日続伸し、前日比326.86ドル高(+0.68%)の48254.82ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は8、1銘柄は変わらずであった。ユナイテッドヘルス・グループ(+3.55%)、ゴールドマン・サックス(+3.54%)が急伸し、それぞれ単独で71ドル、176ドル指数を押し上げた。アマゾン・ドット・コム(-1.97%)は軟調。ナスダックは続落し、同61.84ポイント安(-0.26%)の23406.45で引けた。工業、ITなどが下落し、通信、輸送は上昇した。S&P500は4日続伸し、同4.31ポイント高(+0.06%)の6850.92で引けた。ヘルスケア、金融など6業種が上昇し、エネルギー、通信サービスなど5業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/12 09:53 <IGM>米国株式 ダウは最高値、ナスダックはハイテク株売りで反落
- <IGM>米国株式 ダウは最高値、ナスダックはハイテク株売りで反落
11日の米国株式市場では、ダウが10月28日以来の最高値更新となった。米政府機関の閉鎖が週内に解除される可能性が意識され、投資家心理が好転した。ナスダックはソフトバンクグループが全株式を売却したエヌビディアや、前日通期見通しを引き下げたAI関連コアウィーブの急落で反落した。
ダウは3日続伸し、前日比559.33ドル高(+1.18%)の47927.96ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は26、下落は4。メルク(+4.84%)、アムジェン(+4.57%)が急伸し、前日上昇率トップのエヌビディア(-2.96%)は急反落に転じた。ナスダックは反落し、同58.87ポイント安(-0.25%)の23468.30で引けた。輸送、ITなどが下落し、バイオ、通信などは上昇した。S&P500は3日続伸し、同14.18ポイント高(+0.20%)の6846.61で引けた。ヘルスケア、エネルギーなど、ITを除く10業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
ADP週次非農業部門民間雇用者数 -11,250人(前回+14,250人)
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- 2025/11/11 09:55 <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
- <IGM>米国株式 主要3指数は揃って1%台の上昇率を記録
10日の米国株式市場は、主要3指数が揃って1%台の上昇率を記録した。米政府機関の閉鎖解除への動きが上院で進んでおり、投資家心理が好転した。
ダウは続伸し、前日比381.53ドル高(+0.81%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。好調な半導体需要を期待する買いでエヌビディア(+5.79%)、マイクロソフト(+1.85%)が上昇し、プロクター・アンド・ギャンブル(-1.01%)は下げた。ナスダックは3日ぶりに急反発し、同522.63ポイント高(+2.27%)の23527.17で引けた。IT、金融など輸送を除く全業種が上昇した。S&P500は続伸し、同103.63ポイント高(+1.54%)の6832.43で引けた。IT、通信サービスなど8業種が上昇し、生活必需品、不動産など3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/10 09:55 <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
- <IGM>米国株式 ダウとS&P500は反発 ナスダックはハイテク株売りで続落
7日の米国株式市場は、ダウとS&P500が反発し、ナスダックは続落した。過去最長の38日目に入った米政府機関の閉鎖が解除に向けて動き出しつつあるとの一部報道が好感されたが、市場予測を下回る経済指標とハイテク株の売りは重荷となった。
ダウは反発し、前日比74.80ドル高(+0.15%)の46987.10ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は20、下落は10。コカ・コーラ(+2.16%)、シャーウィン・ウィリアムズ(+1.95%)が上昇し、前日上昇率トップのIBM(-1.93%)は反落した。ナスダックは続落し、同49.45ポイント安(-0.21%)の23004.53で引けた。IT、バイオが下落し、保険、金融などが上昇した。S&P500は反発し、同8.48ポイント高(+0.12%)の6728.80で引けた。エネルギー、公益など9業種が上昇し、通信サービス、ITの2業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
11月消費者態度指数(速報値) 50.3(11月は53.6)
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- 2025/11/7 09:54 <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
- <IGM>米国株式 反落 民間指標が米労働市場の弱さを示す
6日の米国株式市場は反落した。前日とは対照的に米労働市場の弱さを示す民間の指標発表が相次ぎ、投資家心理が弱気に傾いた。
ダウは反落し、前日比398.70ドル安(-0.84%)の46912.30ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は10、下落は20。セールスフォース(-5.31%)、エヌビディア(-3.65%)が大きく下げた。IBM(+1.84%)は高い。ナスダックも反落し、同445.80ポイント安(-1.88%)の23053.99で引けた。金融、工業などが下落し、バイオは小幅上昇した。S&P500も反落し、同75.97ポイント安(-1.11%)の6720.32で引けた。一般消費財、ITなど9業種が下落し、エネルギー、ヘルスケアの2業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/6 09:55 <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
- <IGM>米国株式 反発 強めの指標発表で投資家心理が改善
5日の米国株式市場は、10月ADP全米雇用リポートと10月ISM非製造業景気指数がいずれも市場予測を上回り、米経済の悲観論後退で買いが優勢となった。
ダウは3日ぶりに反発し、前日比225.76ドル高(+0.47%)の47311.00ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。前日引け後に発表した7-9月期決算が市場予測を上回ったアムジェン(+7.81%)と前日下落率トップのキャタピラー(+3.94%)が、それぞれ142ポイントと132ポイントのプラス寄与度となった。ホーム・デポ(-2.41%)は安い。ナスダックは反発し、同151.16ポイント高(+0.64%)の23499.79で引けた。輸送、バイオ、銀行など全業種が上昇した。S&P500も反発し、同24.74ポイント高(+0.36%)の6796.29で引けた。通信サービス、一般消費財など8業種が上昇し、生活必需品、ITなど3業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
10月ADP非農業部門民間雇用者数・前月比 +4.2万人(9月は-2.9万人)
10月ISM非製造業景気指数 52.4(9月は50.0)
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- 2025/11/5 09:56 <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
- <IGM>米国株式 下落 ナスダックは10月10日以来の2%超安
4日の米国株式市場は、ナスダックが10月10日以来の2%超の下落率を記録するなど、ハイテク株バブルの調整局面入りを示唆する流れになった。
ダウは続落し、前日比251.44ドル安(-0.53%)の47085.24ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は11、下落は19。キャタピラー(-4.03%)、エヌビディア (-3.96%)が急落した。トラベラーズ(+3.59%)は急伸した。ナスダックは3日ぶりに急反落し、同486.08ポイント高(-2.03%)の23348.63で引けた。ITと金融の軟調が目立ち、保険のみが上昇した。S&P500も3日ぶりに反落し、同80.42ポイント安(-1.17%)の6771.55で引けた。IT、一般消費財など7業種が下落し、金融、生活必需品など4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/4 10:01 <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
- <IGM>米国株式 ダウは利益確定売りで反落 ナスダックとS&P500は上昇
3日の米国株式市場は、高値圏で利益確定売りが入った。米10月ISM製造業景気指数が下振れしたことも、投資家心理を悪化させた。
ダウは反落し、前営業日比226.19ドル安(-0.47%)の47336.68ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は8、下落は22。メルク(-4.06%)、ナイキ(-3.00%)が急落した。アマゾン・ドット・コム(+4.00%)は急伸した。ナスダックは続伸し、同109.76ポイント高(+0.46%)の23834.72で引けた。工業とITの堅調が目立ち、通信、バイオなどは下落した。S&P500は続伸し、同11.77ポイント高(+0.17%)の6851.97で引けた。一般消費財、ITなど4業種が上昇し、素材、生活必需品など7業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
10月ISM製造業景気指数 48.7(9月は49.1)
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- 2025/10/31 09:59 <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
- <IGM>米国株式 下落 メタとテスラの急落が重荷
30日の米国株式市場は、パウエル米FRBが前日、12月の利下げ観測を牽制したことや、マグニフィセント・セブン(M7)のメタとテスラが急落したことが重荷となり、米中首脳会談が成果を挙げて終了したにもかかわらず、主要3指数はすべて下落した。
ダウは続落し、前日比109.88ドル安(-0.23%)の47522.12ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は18、下落は12。ボーイング(-6.32%)はドイツ銀行の投資判断引き下げで連日下落率トップとなった。アマゾン・ドット・コム(-3.23%)も大幅安。シスコ・システムズ(+2.22%)は急伸した。ナスダックは6日ぶりに反落し、同377.32ポイント安(-1.57%)の23581.14で引けた。工業とITの下げが目立ち、輸送、バイオなどは上昇した。S&P500は続落し、同68.25ポイント安(-0.99%)の6822.34で引けた。一般消費財、通信サービスなど8業種が下落し、不動産、金融など3業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/10/30 09:59 <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
- <IGM>米国株式 まちまち ナスダックは4日連続の最高値 ダウとS&P500は反落
29日の米国株式市場は、前日まで3日間連続で揃って最高値を更新した主要3指数の足並みが乱れた。ダウは米金利先安観の後退で利益確定売りが優勢となったが、ナスダックは半導体関連株を中心とする買い継続で最高値を4日連続して更新した。S&P500はほぼ横ばいで引けた。
ダウは5日ぶりに反落し、前日比74.37ドル安(-0.15%)の47632.002ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は7、下落は23。7-9月期のコア1株損益が7.47ドルの赤字となったボーイング(-4.36%)、ユナイテッドヘルス・グループ(-3.42%)が急落した。7-9月期決算の好調と通期売上高見通しを引き上げたキャタピラー(+11.63%)は1銘柄で指数を375ドル押し上げた。ナスダックは5日続伸し、同130.98ポイント高(+0.54%)の23958.47で引けた。ITが上昇し、金融、通信などは下落した。S&P500は5日ぶりに小反落し、同0.30ポイント安(-0.00%)の6890.59で引けた。不動産、生活必需品など7業種が下落し、IT、通信サービスなど4業種が上昇した。
(経済指標) (発表値)
10月仮契約住宅販売指数・前月比 0.0%(9月は+4.2%)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/10/29 09:54 <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
- <IGM>米国株式 4日続伸 主要3指数は3日連続で揃って最高値
28日の米国株式市場は4日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感、さらにはエヌビディアの上場来高値更新などが追い風となり、主要3指数は3日連続して揃って最高値を更新した。
ダウは4日続伸し、前日比161.78ドル高(+0.34%)の47706.37ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は14、下落は16。四半期決算が好感されたシャーウィン・ウィリアムズ(+5.47%)、前日上昇率トップのエヌビディア(+4.97%)が大幅高となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(-1.77%)は下げた。ナスダックも4日続伸し、同190.03ポイント高(+0.80%)の23827.49で引けた。IT、通信などが上昇し、保険、輸送などは下落した。S&P500も4日続伸し、同15.73ポイント高(+0.22%)の6890.89で引けた。IT、一般消費財など3業種が上昇し、不動産、公益など8業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
10月消費者信頼感指数 94.6(9月は95.6)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/10/28 09:54 <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
- <IGM>米国株式 3日続伸 主要3指数は再び揃って最高値
27日の米国株式市場は3日続伸した。米FRBの利下げ継続観測に加えて、米中間の貿易摩擦が緩和するとの期待感で、主要3指数は揃って最高値を更新した。
ダウは3日続伸し、前営業日比337.47ドル高(+0.71%)の47544.59ドルで引けた。全30銘柄中、上昇は21、下落は9。エヌビディア(+2.81%)とアップル(+2.28%)が大幅高となった。ウォルマート(-1.60%)は下げた。ナスダックも3日続伸し、同432.58ポイント高(+1.86%)の23637.45で引けた。IT、バイオなどが上昇し、保険、銀行は下落した。S&P500も3日続伸し、同83.47ポイント高(+1.22%)の6875.16で引けた。通信サービス、ITなど9業種が上昇し、生活必需品、素材の2業種が下落した。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/27 07:33 <IGM>欧州株式 続伸 英予算案に高評価 米利下げ継続観測でハイテク株買いも
- <IGM>欧州株式 続伸 英予算案に高評価 米利下げ継続観測でハイテク株買いも
26日の欧州株は続伸した。この日発表された英秋季予算案に対して市場が高評価を下したことや、米FRBの利下げ継続観測を好感するハイテク株買いなどが影響した。
英FTSE100は続伸し、前日比82.05ポイント(0.85%)高の9691.58で引けた。予算案で新たな増税対象にならなかった銀行株や金先物相場の上昇を受けた金鉱株が買われた。100銘柄中、上昇は75銘柄、下落は24銘柄、1銘柄は変わらずであった。資産管理セント・ジェームズ・プレイス(+5.30%)、鉱業フレスニロ(+5.17%)、金鉱エンデバー・マイニング(+4.78%)、小売マークス・アンド・スペンサー(+4.49%)、JDスポーツファッション(+3.93%)が急伸した。幅広く買われた銀行株では、ロイズ・バンキング・グループ(+3.44%)が最も堅調に推移した。一方、予算案で高級不動産への課税が強化されたため、不動産バークリー・グループ・ホールディングス(-2.97%)が大幅安となり、医薬品ヒクマ・ファーマシューティカルズ(-2.50%)、前日上昇率2位の小売キングフィッシャー(-2.16%)も急落した。
独DAX40は3日続伸し、同261.59ポイント(1.11%)高の23726.22で引けた。40銘柄中、上昇は25銘柄、下落は15銘柄であった。コメルツ銀行(+5.80%)、ベレンベルクが目標株価を引き上げた発送電技術シーメンス・エナジー(+5.01%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.70%)、スポーツ用品アディダス(+3.02%)、ドイツ銀行(+2.51%)が大幅高となった。一方、化学品卸売ブレンタグ(-1.57%)、医薬品バイエル(-1.52%)、自動車メルセデス・ベンツ・グループ(-1.24%)はいずれも反落に転じた。
仏CAC40は続伸し、同70.63ポイント(0.88%)高の8096.43で引けた。40銘柄中、上昇は30銘柄、下落は10銘柄であった。銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.06%)が大幅に続伸し、化粧品ロレアル(+1.82%)も続伸した。3日連続して上昇率3位以内となった鉄鋼アルセロールミタル(+1.79%)は2012年3月以来の高値を更新し、電機シュナイダー・エレクトリック(+1.59%)、航空機エアバス(+1.54%)も堅調。一方、酒造ペルノ・リカール(-3.03%)は急反落し、前日上昇率3位の自動車ステランティス(-1.29%)、同ルノー(-1.01%)も下げに転じた。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/26 17:44 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
26日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。引き続き米利下げ観測の強まりが、相場底堅さをもたらしている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.23%高の9,631.45。現在は0.22%高の9,631.02近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、43銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。貴金属のフレスニーヨ(+3.55%)やエンデバー・マイニング(+3.63%)、保険のビーズリー(+1.99%)、ファッションのバーバリー・グループ(+1.88%)などが上げている。一方、酒造のディアジオ(-1.70%)や広告のWPP(-1.54%)、衣料小売りのネクスト(-0.79%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.51%高の23,585.26で寄り付き、現在は0.33%高の23,542.62近辺。指数構成全40銘柄中、19銘柄が値上がり、19銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。防衛・自動車部品のラインメタル(+2.62%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.53%)、オンライン衣料販売のザランド(+2.41%)などが上げている。一方、ドイツ証券取引所(-0.77%)や自動車のフォルクスワーゲン(-0.64%)、家庭用品のヘンケル(-0.63%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.62%高の8,075.47で寄り付き、現在は0.33%高の8,052.23近辺。指数構成全40銘柄中、25銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり。アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(+1.17%)や化粧品のロレアル(+1.25%)、医薬品のサノフィ(+1.03%)などが上げている。一方、酒造のペルノ・リカール(-1.55%)や自動車のステランティス(-1.66%)、電力・ガスのエンジー(-0.79%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/26 07:45 <IGM>欧州株式 上昇 弱い米指標で12月の米利下げ継続観測が増幅
- <IGM>欧州株式 上昇 弱い米指標で12月の米利下げ継続観測が増幅
25日の欧州株は上昇した。この日発表の米9月小売売上高と卸売物価指数(コア)が市場予測を下回り、米FRBが12月に利下げを継続するとの見方さらに強まったことが好感された。
英FTSE100は反発し、前日比74.62ポイント(0.78%)高の9609.53で引けた。26日公表の秋季予算案で増税の対象から外れる可能性が報じられた銀行株や、増税を警戒して前日幅広く売られた日用品株が買われた。100銘柄中、上昇は79銘柄、下落は21銘柄であった。前日下落率2位の電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+6.50%)、2026年1月の通期利益見通しを引き上げた小売キングフィッシャー(+5.99%)、高級ブランドのバーバリー(+4.70%)、住建バラット・レッドロウ(+4.10%)、銀行ロイズ・バンキング・グループ(+3.78%)が急伸した。一方、通期業績予想を下方修正した保険ビーズリー(-9.19%)は1年ぶりの安値を更新する場面があり、品質試験サービスのインターテック・グループ(-5.71%)、教育ピアソン(-2.17%)も急落した。
独DAX40は続伸し、同225.45ポイント(0.97%)高の23464.63で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は4銘柄であった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+6.64%)が急伸した。戦闘終結に向けた動きがあるウクライナの復興需要を先取りする買いが入った。自動車部品コンチネンタル(+3.03%)、前日下落率2位の商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+2.97%)、前日下落率3位のドイツ証券取引所(+2.36%)、医薬品メルク(+2.30%)が大幅高となった。下落したのは、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-2.08%)、電力RWE(-1.52%)、ソフトウェアSAP(-1.28%)、不動産ヴォノヴィア(-0.54%)のみ。
仏CAC40は反発し、同66.13ポイント(0.83%)高の8025.80で引けた。40銘柄中、上昇は36銘柄、下落は3銘柄、1銘柄は変わらずであった。硝子サンゴバン(+4.19%)、前日上昇率2位の鉄鋼アルセロールミタル(+3.61%)、前日上昇率トップの自動車ステランティス(+3.41%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+2.64%)が急伸し、自動車部品ミシュラン(+1.97%)も高い。下落したのは、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.70%)、ビジネスサポートのビューロー・ベリタス(-0.44%)、高級ブランドLVMH(-0.39%)のみ。
(経済指標) (発表値)
独7-9月期GDP(確定値)・前期比 0.0%(4-6月期は-0.2%x)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/25 17:39 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小じっかりに始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小じっかりに始まる
25日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも小じっかりに始まった。24日の米株式相場は続伸し、また、米中関係改善への期待で本日の中国株も続伸しており、欧州株にも下支えになっている。一方、直近の時間外取引で、米株式相場は上げ一服から小甘く推移しており上値を積極的に買う動きは見られない。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.08%高の9,542.75。現在は0.20%高の9,554.43近辺。指数構成全100銘柄中、43銘柄が値上がり、54銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。第3四半期の堅調な決算と通期業績見通しの引き上げでDIYチェーン小売りのキングフィッシャー(+5.37%)が買われており、銀行のバークレイズ(+2.36%)やナットウエスト・グループ(+2.33%)、ロイズ・バンキング・グループ(+2.31%)なども上げている。一方、通期業績見通しを引き下げた保険のビーズリー(-10.47%)は売られており、品質試験サービスのインターテック・グループ(-3.12%)や自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-2.02%)なども下げている。
独DAX40指数は前日比0.07%高の23,254.46で寄り付き、現在は0.07%安の23,222.52近辺。指数構成全40銘柄中、12銘柄が値上がり、28銘柄が値下がり。ソフトウェアのSAP(-1.33%)や化学品卸売のブレンタグ(-1.25%)、自動車のBMW(-1.03%)などが下げている。一方、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.13%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.01%)、タイヤ・自動車部品のコンチネンタル(+1.37%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比0.28%高の7,981.89で寄り付き、現在は0.26%高の7,980.45近辺。指数構成全40銘柄中、22銘柄が値上がり、17銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.48%)や航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.03%)などが上げている。一方、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-1.48%)や証券取引所運営のユーロネクスト(-1.239%)などは下げている。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/25 07:44 <IGM>欧州株式 独は反発 英仏は3日ぶりに反落
- <IGM>欧州株式 独は反発 英仏は3日ぶりに反落
24日の欧州株は独が反発に転じる一方、英仏は3営業日ぶりに反落した。
英FTSE100は3日ぶりに反落し、前日比4.80ポイント(0.05%)安の9534.91で引けた。増税が見込まれる26日の秋期予算案の発表を控えて、日用品株が幅広く売られた。100銘柄中、上昇は58銘柄、下落は39銘柄、3銘柄は変わらずであった。ウクライナの戦闘終結に向けた動きで航空宇宙・防衛BAEシステムズ(-3.56%)が急落し、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-3.08%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.58%)、酒造ディアジオ(-2.21%)、電力SSE(-2.21%)も大幅安。一方、12月の米利下げ観測の再燃で金相場が続伸したため、鉱業フレスニロ(+9.08%)、金鉱エンデバー・マイニング(+4.18%)が急伸した。格安航空イージージェット(+3.58%)も大幅高となった。
独DAX40は反発し、同147.31ポイント(0.64%)高の23239.18で引けた。40銘柄中、上昇は28銘柄、下落は11銘柄、1銘柄は変わらずであった。医薬品バイエル(+10.91%)は開発中の脳卒中予防薬を巡る良好な治験結果で2024年1月以来の水準に大幅続伸し、発送電技術シーメンス・エナジー(+5.61%)は前日の急落分の半分強を取り戻した。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+3.69%)、ゴールドマン・サックスが買い推奨した自動車BMW(+2.30%)、透析器フレゼニウス・メディカル・ケア(+2.12%)は急伸した。一方、防衛機器・自動車部品ラインメタル(-5.03%)は4月28日以来の水準に大幅続落し、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.52%)、ドイツ証券取引所(-1.32%)も軟調。
仏CAC40は3日ぶりに反落し、同22.98ポイント(0.29%)安の7959.67で引けた。40銘柄中、上昇は20銘柄、下落は20銘柄であった。航空宇宙サフラン(-2.38%)は急落し、乳製品ダノン(-1.68%)、広告ピュブリシス(-1.59%)、防衛・電子機器タレス(-1.50%)、航空機エアバス(-1.33%)は安い。一方、自動車ステランティス(+3.58%)、鉄鋼アルセロールミタル(+3.20%)は大幅高となり、半導体STマイクロエレクトロニクス(+1.72%)も堅調。
21日の英FTSE100は前日比12.06ポイント(0.12%)高の9539.71で引けた。独DAX40は同186.98ポイント(0.80%)安の23091.87で引けた。仏CAC40は同1.58ポイント(0.02%)高の7982.65で引けた。
(経済指標) (発表値)
独11月IFO企業景況感指数 88.1(10月は88.4)
21日
英11月製造業景気指数(速報値) 50.2(10月は49.7)
英11月サービス業景気指数(速報値) 50.5(10月は52.3)
英10月小売売上高・前月比 -1.1%(9月は+0.7%)
独11月製造業景気指数(速報値) 48.4(10月は49.6)
独11月サービス業景気指数(速報値) 52.7(10月は54.6)
仏11月製造業景気指数(速報値) 47.8(10月は48.8)
仏11月サービス業景気指数(速報値) 50.8(10月は48.0)
ユーロ圏11月製造業景気指数(速報値) 49.7(10月は50.0)
ユーロ圏11月サービス業景気指数(速報値) 53.1(10月は53.0)
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- 2025/11/21 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
21日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。堅調な四半期決算発表後に上昇していた米半導体大手エヌビディア株式が、20日の米株式市場で下落に転じ、再びAI関連銘柄に対する不透明感が強まり米株式相場は下落、本日の日本や中国の株式相場も大幅に下落した流れを受けて、欧州株も売りに押されている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で1.06%安の9,426.25。現在は0.82%安の9,449.17近辺。指数構成全100銘柄中、22銘柄が値上がり、76銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。投資信託のポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(-4.71%)や貴金属のフレスニーヨ(-4.19%)、広告のWPP(-3.87%)などが下げている。一方、消費者向けヘルスケアのハレオン(+1.22%)や酒造のディアジオ(+1.73%)、害虫駆除のレントキル・イニシャル(+1.27%)などは上げている。
独DAX40指数は前日比1.36%安の22,963.17で寄り付き、現在は1.07%安の23,030.31近辺。指数構成全40銘柄中、15銘柄が値上がり、25銘柄が値下がり。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-6.56%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-4.86%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-3.16%)などが下げている。一方、ドイツ証券取引所(+1.15%)や通信のドイツテレコム(+0.81%)、バイオテクノロジーのキアゲン(+0.60%)などは上げている。
仏CAC40指数は前日比1.25%安の7,881.10で寄り付き、現在は0.78%安の7,919.02近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、30銘柄が値下がり。銀行のソシエテ・ジェネラル(-2.58%)や鉄鋼のアルセロール・ミタル(-2.32%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(-2.42%)などが下げている。一方、化粧品のロレアル(+1.42%)や証券取引所運営のユーロネクスト(+1.59%)、乳製品等食品のダノン(+0.73%)などは上げている。
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- 2025/11/21 07:37 <IGM>欧州株式 6日ぶりに反発 エヌビディアの好決算で買い先行も伸び悩む
- <IGM>欧州株式 6日ぶりに反発 エヌビディアの好決算で買い先行も伸び悩む
20日の欧州株は6日ぶりに反発した。19日の引け後に発表された米AI関連半導体エヌビディアの良好な8-10月期決算で買いが先行したが、20日の米国株が下げに転じると、上げ幅を縮小した。
英FTSE100は6日ぶりに反発し、前日比20.24ポイント(0.21%)高の9527.65で引けた。100銘柄中、上昇は51銘柄、下落は46銘柄、3銘柄は変わらずであった。ゲーム制作・小売ゲームズ・ワークショップ・グループ(+13.49%)は6-11月期の売上と利益の強気見通しで最高値を更新した。ヘルス・安全装置ハルマ(+9.24%)は上半期の業績好調と通期見通しの上方修正で6日ぶりに急反発し、10月28日以来の最高値更新となった。電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(+3.38%)、専門的技術製品・サービスのディプロマ(+2.11%)も急伸し、投資信託ポーラー・キャピタル・テクノロジー・トラスト(+1.90%)も堅調。一方、広告WPP(-4.53%)、通年ベースの利益が市場予測レンジの下限近くにとどまるとしたJDスポーツファッション(-3.88%)、前日上昇率トップの鉱業フレスニロ(-2.99%)は急落した。
独DAX40も6日ぶりに反発し、同115.93ポイント(0.50%)高の23278.85で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。バイオテクノロジーのキアゲン(+3.60%)、発送電技術シーメンス・エナジー(+2.89%)が急伸し、前日下落率2位の電力RWE(+2.71%)は6日ぶり、同下落率トップの防衛機器・自動車部品ラインメタル(+2.57%)は5日ぶりに反発した。一方、前日上昇率トップの商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(-1.82%)を筆頭に自動車株が幅広く売られた。化学シムライズ(-1.72%)、消費財ヘンケル(-1.69%)も軟調。
仏CAC40も6日ぶりに反発し、同27.30ポイント(0.34%)高の7981.07で引けた。40銘柄中、上昇は17銘柄、下落は23銘柄であった。銀行BNPパリバ(+4.40%)は業績見通しの上方修正と自社株買い計画の発表で急伸した。高級ブランドLVMH(+1.64%)、前日下落率2位の防衛・電子機器タレス(+1.25%)、銀行ソシエテ・ジェネラル(+1.06%)も堅調。一方、自動車ステランティス(-2.97%)、広告ピュブリシス(-2.63%)、自動車部品ミシュラン(-2.42%)は急落した。
(経済指標) (発表値)
なし
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- 2025/11/20 17:37 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも上昇して始まる
20日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも上昇して始まった。注目された米半導体大手エヌビディアの四半期決算や見通しが、市場予想を上回る堅調な結果となり、時間外取引でエヌビディア株が上昇し、米株価指数先物も堅調に推移している影響を受けて、欧州株も買い先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.41%高の9,546.60。現在は0.60%高の9,564.82近辺。指数構成全100銘柄中、80銘柄が値上がり、15銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。上半期の堅調な業績と通期業績見通しを引き上げたヘルス・安全装置関連のハルマ(+10.51%)が大幅高。先行きの強気な業績見通しを示したゲーム制作・小売りのゲームズ・ワークショップ(+9.76%)も高い。一方、いずれも配当落ちの送電のナショナル・グリッド(-1.38%)や通信のボーダフォングループ(-2.07%)、ビジネスサポートのDCC(-0.85%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.97%高の23,387.42で寄り付き、現在は1.14%高の23,426.60近辺。指数構成全40銘柄中、35銘柄が値上がり、4銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+4.64%)や防衛・自動車部品のラインメタル(+2.91%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+2.90%)などが上げている。一方、化学のBASF(-0.51%)や商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(-0.48%)、自動車のフォルクスワーゲン(-0.40%)などは安い。
仏CAC40指数は前日比1.15%高の8,044.85で寄り付き、現在は1.16%高の8,045.98近辺。指数構成全40銘柄中、33銘柄が値上がり、7銘柄が値下がり。業績見通しを引き上げ、自社株買い計画も発表した銀行のBNPパリバ(+5.74%)が買われており、電気機器のルグラン(+2.92%)や電気機器のシュナイダーエレクトリック(+2.24%)なども高い。一方、タイヤのミシュラン(-0.97%)やバウチャー発行サービスのエデンレッド(-0.41%)などは下げている。
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- 2025/11/20 07:21 <IGM>欧州株式 5日続落 エヌビディアの決算待ちで買い手控え
- <IGM>欧州株式 5日続落 エヌビディアの決算待ちで買い手控え
19日の欧州株は5日続落した。この日の米国株式市場の引け後に発表される米AI関連半導体エヌビディアの決算待ちで買いが手控えられた。米ロがウクライナ戦争終結に向けた新たな協議を行っているとの報道で防衛株が売られたが、英国は鉱業株、独は素材、エネルギー株、仏は素材株が上昇したため、プラス圏で推移する場面も見られた。
英FTSE100は5日続落し、前日比44.89ポイント(0.47%)安の9507.41と10月21日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は39銘柄、下落は60銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空宇宙・防衛BAEシステムズ(-4.46%)、同バブコック・インターナショナル(-3.37%)、資産管理セント・ジェームズ・プレース(-2.93%)、保険ビーズリー(-2.53%)、電気通信・モバイルマネーサービスのエアテル・アフリカ(-2.18%)が急落した。一方、金相場高で鉱業フレスニロ(+5.80%)が急伸し、翌日の決算発表を控えたJDスポーツファッション(+4.42%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+2.18%)も大幅高となった。
独DAX40も小幅ながら5日続落し、同17.61ポイント(0.08%)安の23162.92と6月19日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は21銘柄、下落は19銘柄であった。防衛機器・自動車部品ラインメタル(-6.99%)は大幅に4日続落し。電力RWE(-2.01%)は2011年2月以来の高値をつけた12日を境として5日続落した。医療機器フレゼニウス(-1.79%)、自動車ポルシェ・オートモービル・ホールディング(1.71%)、食品加工機器GEAグループ(-1.30%)も安い。一方、商用車ダイムラー・トラック・ホールディング(+3.06%)、化学BASF(+2.86%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+2.60%)は大幅高となった。
仏CAC40も5日続落し、同14.16ポイント(0.18%)安の7953.77で引けた。40銘柄中、上昇は15銘柄、下落は25銘柄であった。高級ブランドのケリング(-4.21%)、防衛・電子機器タレス(-2.47%)は大幅に続落し、医薬品サノフィ(-1.87%)、電力・ガスのエンジー(-1.69%)、通信オランジュ(-1.29%)は続落した。一方、鉄鋼アルセロールミタル(+2.83%)は急反発し、硝子サンゴバン(+1.65%)、高級ブランドのエルメル・インターナショナル(+1.44%)も高い。
(経済指標) (発表値)
英10月消費者物価指数・前年比 +3.6%(9月は+3.8%)
ユーロ圏10月消費者物価指数・前年比 +2.1%(9月は+2.2%)
ユーロ圏9月経常収支 +231億ユーロ(8月は+119億ユーロ)
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/19 17:33 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも前日比小動きで始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも前日比小動きで始まる
19日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも前日比小動きで始まった。本日の米国市場引け後に米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えて、様子見ムードのなか積極的な動きはなくもみ合いとなっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.03%安の9,549.32。現在は0.06%高の9,558.01近辺。指数構成全100銘柄中、50銘柄が値上がり、45銘柄が値下がり、5銘柄は変わらず。金鉱のフレスニーヨ(+3.51%)やエンデバー・マイニング(+2.46%)、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+1.30%%)などが上げている。一方、水道等公益事業のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ(-0.89%)や航空宇宙・防衛のバブコック・インターナショナル(-0.86%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.00%高の23,180.93で寄り付き、現在は0.04%高の23,188.65近辺。指数構成全40銘柄中、11柄が値上がり、26銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。商用車のダイムラー・トラック・ホールディングス(+3.81%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+1.59%)、通信のドイツテレコム(+1.23%)などが高い。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.04%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(-0.63%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.04%安の7,964.77で寄り付き、現在は0.15%安の7,955.59近辺。指数構成全40銘柄中、10銘柄が値上がり、27銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。ファッション・アパレルのケリング(-1.90%)や電力・ガスのエンジー(-1.14%)、ガラス・建材のサンゴバン(-0.98%)などが安い。一方、石油のトタルエナジーズ(+0.90%)や広告のピュブリシス・グループ(+0.66%)などはしっかり。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/19 08:00 <IGM>欧州株式 4日続落 ハイテク株の割高感や米金利先安観後退で買い手控え
- <IGM>欧州株式 4日続落 ハイテク株の割高感や米金利先安観後退で買い手控え
18日の欧州株は4日続落した。19日の米AI関連半導体エヌビディアの決算と20日の米9月雇用統計の発表待ちのムードが強く、ハイテク株の割高感や米金利先安観の後退による買い手控えが続いた。
英FTSE100は4日続落し、前日比123.13ポイント(1.27%)安の9552.30と10月22日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は13銘柄、下落は86銘柄、1銘柄は変わらずであった。航空宇宙メルローズ・インダストリーズ(-3.90%)、銅相場安が重荷となった鉱業アントファガスタ(-3.69%)、ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-3.62%)、医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(-3.60%)、銀行HSBC(-3.42%)が急落した。一方、資産運用ICG(+4.45%)は仏同業アムンディと長期パートナーシップを締結した。増収増益のタバコのインペリアル・ブランズ(+2.41%)は大幅高となり、小売テスコ(+0.82%)も上げた。
独DAX40も4日続落し、同409.99ポイント(1.73%)安の23180.53と6月19日以来の安値で引けた。40銘柄中、上昇は4銘柄、下落は36銘柄であった。前日上昇率トップの発送電技術シーメンス・エナジー(-6.39%)、前日下落率3位のドイツ銀行(-4.28%)、コメルツ銀行(-4.13%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-4.06%)、スポーツ用品アディダス(-3.81%)が大幅安となった。一方、ドイツ証券取引所(+2.80%)は急伸し、電力エーオン(+0.62%)、前日下落率2位のオンライン衣料販売ザランド(+0.59%)もしっかり。
仏CAC40も4日続落し、同151.09ポイント(1.86%)安の7967.93で引けた。40銘柄中、上昇は1銘柄、下落は39銘柄であった。前日下落率2位の自動車ステランティス(-4.45%)、自動車ルノー(-3.82%)、酒造ペルノ・リカール(-3.59%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-3.19%)、バウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.18%)が急落した。上昇したのは証券取引所運営ユーロネクスト(+1.27%)のみ。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/18 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続落して始まる
18日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続落して始まった。17日に下落した米株式相場は、その後の時間外取引でもじり安基調となっており、また、18日の日経平均株価は大幅続落、中国株も続落するなど株安の流れが続いており、欧州株も売り先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で1.16%安の9,562.95。現在は1.02%安の9,576.31近辺。指数構成全100銘柄中、7銘柄が値上がり、91銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。前日に大幅続伸となった広告のWPP(-4.10%)が反落しており、金鉱のフレスニーヨ(-6.42%)やエンデバー・マイニング(-4.39%)、鉱業のアングロ・アメリカン(-4.01%)、アントファガスタ(-3.14%)なども下げている。一方、アムンディと長期的パートナーシップを発表した資産運用のアイ・シー・ジー(+8.21%)が買われており、たばこのインペリアル・ブランズ(+2.25%)や工業機械、機器のディプロマ(+1.05%)なども上げている。
独DAX40指数は前日比1.49%安の23,238.33で寄り付き、現在は1.39%安の23,262.63近辺。指数構成全40銘柄中、1銘柄が値上がり、39銘柄が値下がり。ドイツ銀行(-3.55%)や重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(-3.04%)、オンライン衣料販売のザランド(-2.44%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.40%)などが下げている。一方、ドイツ証券取引所(+0.15%)はしっかり。
仏CAC40指数は前日比1.25%安の8,017.73で寄り付き、現在は1.49%安の7,997.71近辺。指数構成全40銘柄中、40銘柄が値下がり。指数構成銘柄全てが下落しており、自動車のステランティス(-3.25%)やルノー(-3.09%)、銀行のソシエテ・ジェネラル(-3.13%)、半導体のSTマイクロエレクトロニクス(-2.90%)などの下げが目立つ。
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/18 07:49 <IGM>欧州株式 3日続落 米国のイベント待ちや日中関係の悪化が重荷
- <IGM>欧州株式 3日続落 米国のイベント待ちや日中関係の悪化が重荷
17日の欧州株は3日続落した。19日の米AI関連半導体エヌビディアの決算や20日の米9月雇用統計の発表待ちのムードが強まるとともに、台湾を巡る日中関係の悪化を受けた高級ブランド株の下落が重荷になった。
英FTSE100は3日続落し、前営業日比22.94ポイント(0.24%)安の9675.43と10月27日以来の安値で引けた。100銘柄中、上昇は27銘柄、下落は70銘柄、3銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の高級ブランドのバーバリー(-6.62%)、JDスポーツファッション(-4.73%)、金鉱エンデバー・マイニング(-3.51%)、2028年にかけて35億ポンド超のフリーキャッシュフローを達成する見通しと表明した情報・出版インフォーマ(-3.08%)、小売マークス・アンド・スペンサー(-2.97%)は大幅安となった。一方、前日上昇率2位の広告WPP(+11.03%)は大幅に続伸した。定例の銘柄見直しでFTSE250への降格がほぼ確実となっているが、この日は仏ハヴァスやプライベートエクィティのアポロ、KKRなどが買収に関心を示していることが材料視された。ヘッジファンドのパーシング・スクエア・ホールディングス(+2.63%)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(+2.14%)も急伸した。
独DAX40も3日続落し、同286.03ポイント(1.20%)安の23590.52で引けた。銀行株やハイテク株の下げが目立った。40銘柄中、上昇は6銘柄、下落は33銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日上昇率3位の医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-4.76%)、前日下落率3位のオンライン衣料販売ザランド(-3.36%)、ドイツ銀行(-3.31%)、前日上昇率2位の総合テクノロジーのシーメンス(-3.19%)、半導体インフィニオン・テクノロジーズ(-2.59%)が急落した。一方、発送電技術シーメンス・エナジー(+3.39%)はドイツ銀行やバークレイズの目標株価引き上げで連日の上昇率トップとなった。建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+1.20%)、不動産ヴォノヴィア(+0.35%)も堅調。
仏CAC40も3日続落し、同51.07ポイント(0.63%)安の8119.02で引けた。40銘柄中、上昇は10銘柄、下落は30銘柄であった。半導体STマイクロエレクトロニクス(-2.85%)、前日下落率トップの自動車ステランティス(-2.41%)、高級ブランドのケリング(-2.23%)、前日上昇率3位の同LVMH(-2.04%)は大幅安となった。一方、防衛・電子機器タレス(+1.38%)、電気・ガスのエンジー(+1.19%)、建設・メディア・通信ブイグ(+0.79%)は堅調。
(経済指標) (発表値)
なし
[インフォーマ ファイナンシャル インテリジェンス]
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- 2025/11/17 17:34 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも小動きで始まる
17日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも前日終値近辺での小動きで始まった。時間外取引で米株価指数先物が小じっかりに推移しており、欧州株にも下支えとなっているが、積極的な動きは見られない。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.09%安の9,689.90。現在は0.01%高の9,699.74近辺。指数構成全100銘柄中、59銘柄が値上がり、38銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。仏同業のハヴァスによる買収意向が伝えられた広告のWPP(+4.09%)が買われており、ギャンブル・電子ゲームのエンテイン(+1.74%)やベンチャーキャピタルの3iグループ(+2.16%)なども上げている。一方、ファッションのバーバリー・グループ(-2.72%)やエンジニアリング企業等投資会社のメルローズ・インダストリーズ(-1.06%)、鉱業のアントファガスタ(-1.01%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.06%高の23,890.48で寄り付き、現在は0.13%高の23,907.08近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、21銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。バークレイズやドイツ銀行などが目標株価を引き上げた重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+2.04%)が上げており、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(+1.59%)やセメントのハイデルベルク・マテリアルズ(+1.24%)なども高い。一方、医薬・農薬のバイエル(-0.76%)や医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-0.82%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.17%安の8,155.93で寄り付き、現在は0.01%高の8,171.22近辺。指数構成全40銘柄中、18銘柄が値上がり、22銘柄が値下がり。航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.80%)や航空機製造のエアバス(+1.16%)、自動車のルノー(+0.80%)などが上げている。一方、コンサルティングのキャップジェミニ(-0.97%)やファッション・アパレルのLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(-0.83%)、ケリング(-0.78%)などは安い。
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- 2025/11/17 07:13 <IGM>欧州株式 続落 英財政懸念や米FRBの利下げ観測後退で
- <IGM>欧州株式 続落 英財政懸念や米FRBの利下げ観測後退で
14日の欧州株は続落した。英政府が26日に公表する秋季予算案で所得増税を見送るとの報道で、財政の穴埋めを巡る不透明感が一気に高まり、英国債利回りが急上昇したことが英国株を押し下げた。FRB関係者から連続利下げの必要性を否定する発言が相次ぐとともに、米政府機関閉鎖中の経済指標発表を巡る不透明感が強いことも嫌気された。
英FTSE100は続落し、前日比109.31ポイント(1.11%)安の9698.37で引けた。100ポイント超かつ1%超の下落が連続したのは4月3-7日(3日間)以来。100銘柄中、上昇は9銘柄、下落は91銘柄であった。工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(-6.08%)、半期の税引き前利益が1億ポンド割れに減少した不動産ランド・セキュリティーズ(-5.26%)、小売キング・フィッシャー(-4.03%)、オンライン賭博エンテイン(-3.71%)、銀行ナットウエスト・グループ(-3.59%)が急落した。一方、マーケティング・サポートサービスDCC(+1.66%)、前日下落率3位の広告WPP(+0.63%)、高級ブランドのバーバリー(+0.33%)はしっかり。
独DAX40も続落し、同165.07ポイント(0.69%)安の23876.55で引けた。40銘柄中、上昇は5銘柄、下落は35銘柄であった。医薬品バイエル(-5.11%)、コメルツ銀行(-3.34%)、オンライン衣料販売ザランド(-3.29%)、ドイツ銀行(-3.26%)、医薬品メルク(-3.21%)が急落した。一方、前日下落率2位の発送電技術シーメンス・エナジー(+9.35%)は第4四半期の業績好調、配当の支払い計画、中期見通しの引き上げを発表し急反発した。前日下落率トップの総合テクノロジーのシーメンス(+1.48%)、前月下落率3位の医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(+1.27%)も反発した。
仏CAC40も続落し、同62.40ポイント(0.76%)安の8170.09で引けた。40銘柄中、上昇は3銘柄、下落は37銘柄であった。自動車ステランティス(-2.60%)、通信オランジュ(-2.16%)が急落し、銀行ソシエテ・ジェネラル(-1.99%)、前日上昇率2位の小売カルフール(-1.89%)、水・廃棄物処理ヴェオリア・エンバイロンメント(-1.86%)も下げた。上昇したのは前日下落率3位の電機シュナイダー・エレクトリック(+0.43%)、石油トタルエナジーズ(+0.07%)、高級ブランドLVMH(+0.03%)のみ。
(経済指標) (発表値)
仏10月消費者物価指数・前年比 +0.8%(9月は+1.1%)
ユーロ圏9月貿易収支 +187億ユーロ(8月は+106億ユーロ)
ユーロ圏7-9月期GDP(改定値)・前期比 +0.2%(4-6月期は+0.1%)
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- 2025/11/14 17:42 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも下落して始まる
14日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも下落して始まった。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官による利下げに慎重な発言を受けて、12月の米利下げ観測が後退し、13日の米株式相場が下落し、本日の日本や中国の株式相場も下落した流れを受けて、欧州株も売り先行となっている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.81%安の9,727.90。現在は1.05%安の9,704.40近辺。指数構成全100銘柄中、7銘柄が値上がり、93銘柄が値下がり。不動産のランド・セキュリティーズ(-4.79%)やバークレー・グループ(-4.44%)、住宅建設のパーシモン(-4.67%)などが下げている。一方、石油のBP(+0.61%)やシェル(+0.56%)などはしっかり。
独DAX40指数は前日比0.27%安の23,977.72で寄り付き、現在は0.55%安の23,908.82近辺。指数構成全40銘柄中、3銘柄が値上がり、36銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。ドイツ銀行(-2.99%)や防衛・自動車部品のラインメタル(-2.83%)、半導体のインフィニオンテクノロジーズ(-2.66%)などが安い。一方、第4四半期の堅調な業績で重電・エネルギー関連のシーメンス・エナジー(+9.05%)は大幅高。
仏CAC40指数は前日比0.56%安の8,186.14で寄り付き、現在は0.52%安の8,189.56近辺。指数構成全40銘柄中、7銘柄が値上がり、32銘柄が値下がり、1銘柄は変わらず。航空機製造のエアバス(-2.21%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(-2.13%)、コンサルティングのキャップジェミニ(-2.01%)などが下げている。一方、化粧品のロレアル(+0.97%)や石油のトタルエナジーズ(+0.61%)などは上げている。
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- 2025/11/14 07:30 <IGM>欧州株式 4日ぶりに反落 弱い英GDPや独シーメンスの利益見通しを嫌気
- <IGM>欧州株式 4日ぶりに反落 弱い英GDPや独シーメンスの利益見通しを嫌気
13日の欧州株はいずれも4日ぶりに反落した。前日まで3日続けて最高値を更新中の英国は7-9月期GDPが市場予測を下回ったことが嫌気され、独は時価総額2位のシーメンスの大幅安が重荷になった。
英FTSE100は4日ぶりに反落し、前日比103.74ポイント(1.05%)安の9807.68で引けた。100銘柄中、上昇は29銘柄、下落は69銘柄、2銘柄は変わらずであった。前日下落率3位のベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-17.42%)は10月27日の最高値更新を境として、以降の13日間で12日目の下落となり、昨年11月13日以来ちょうど1年ぶりの安値をつけた。この日は年度下半期の市場環境が引き続き厳しいとの見通しを示したことが材料視された。保険アヴィヴァ(-6.15%)は新たに示した中期収益計画が市場の失望を誘った。広告WPP(-4.08%)、オンライン賭博エンテイン(-3.19%)、エンジニアリングのウィアー・グループ(-3.03%)も大幅安。一方、金鉱エンデバー・マイニング(+5.85%)、好調な業績を発表した医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+5.07%)、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.55%)は急伸した。
独DAX40も4日ぶりに反落し、同339.84ポイント(1.39%)安の24041.62で引けた。40銘柄中、上昇は16銘柄、下落は24銘柄であった。総合テクノロジーのシーメンス(-9.35%)は2026年9月期の1株利益見通しが市場予測に届かなかった。発送電技術シーメンス・エナジー(-5.87%)、医療機器シーメンス・ヘルシニアーズ(-3.35%)、前日上昇率トップの電力RWE(-2.41%)が急落し、前日下落率トップの電力エーオン(-1.75%)は続落した。一方、7-9月期の好決算を発表した医薬品メルク(+4.97%)、前日上昇率3位の同バイエル(+3.01%)はともに大幅高となり、ミュンヘン再保険(+1.06%)も堅調。
仏CAC40も4日ぶりに反落し、同8.75ポイント(0.11%)安の8232.49で引けた。40銘柄中、上昇は24銘柄、下落は16銘柄であった。前日下落率トップのバウチャー発行サービスのエデンレッド(-3.39%)は直近の12日間で10日目の下落となり、2017年1月以来の安値を更新した。電気設備ルグラン(-2.13%)は急落し、電機シュナイダー・エレクトリック(-1.86%、前日下落率2位の酒造ペルノ・リカール(-1.70%)、高級ブランドのエルメス・インターナショナル(-1.64%)も軟調。一方、前日下落率3位の高級ブランドのケリング(+2.29%)、小売カルフール(+2.08%)は大幅高となり、銀行クレディ・アグリコル(+1.88%)も上げた。
(経済指標) (発表値)
英9月GDP・前月比 -0.1%(8月は0.0%)
英7-9月期GDP・前期比 +0.1%(4-6月期は+0.3%)
英9月鉱工業生産・前月比 -2.0%(8月は+0.3%)
英9月貿易収支 -188.83億ポンド(8月は-195.28億ポンド)
ユーロ圏9月鉱工業生産・前月比 +0.2%(8月は-1.1%)
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- 2025/11/13 17:46 <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅反落、仏は続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独は小幅反落、仏は続伸して始まる
13日の欧州株式市場寄り付きは、英独株は小幅反落、仏株は続伸して始まった。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.16%安の9,895.50。現在は0.28%安の9,883.38近辺。指数構成全100銘柄中、51銘柄が値上がり、46銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。金市況高で金鉱のエンデバー・マイニング(+8.03%)やフレスニーヨ(+4.78%)が上げており、堅調な業績で医療製品・テクノロジーのコンバテック・グループ(+6.68%)も高い。一方、ベンチャーキャピタルの3iグループ(-10.72%)や保険のアビバ(-4.27%)、広告のWPP(-2.61%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.06%安の24,367.70で寄り付き、現在は0.10%高の24,406.18近辺。指数構成全40銘柄中、31銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり。第3四半期業績が市場予想を上回った医薬品のメルク(+6.31%)が買われており、医薬・農薬のバイエル(+1.81%)も高い。一方、産業機器のシーメンス(-3.65%)や医療機器のシーメンス・ヘルシニアーズ(-1.36%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.36%高の8,270.85で寄り付き、現在は0.71%高の8,300.15近辺。指数構成全40銘柄中、37銘柄が値上がり、3銘柄が値下がり。バウチャー発行サービスのエデンレッド(+2.31%)や銀行のソシエテ・ジェネラル(+1.71%)、航空宇宙・防衛関連のタレス(+1.66%)などが上げている。一方、電気機器のルグラン(-0.22%)や酒造のペルノ・リカール(-0.24%)などは安い。
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- 2025/11/13 07:41 <IGM>欧州株式 3日続伸 英国は最高値継続も首相退陣論で上値重い
- <IGM>欧州株式 3日続伸 英国は最高値継続も首相退陣論で上値重い
12日の欧州株は3日続伸した。閉鎖が42日目に達した米政府機関の機能を正常化させるための米下院の採決がこの日実施される予定であり、投資家心理を押し上げる状況が続いた。26日の秋期予算案の公表後にスターマー首相に退陣を迫る動きが予定されているとの報道が流れた英国は、独仏と比較して上値の重さが目立ったが、3日連続して最高値を更新した。
英FTSE100は3日続伸し、前日比11.82ポイント(0.12%)高の9911.42と初の9900乗せで最高値を更新した。100銘柄中、上昇は51銘柄、下落は46銘柄、3銘柄は変わらずであった。電力・ガスSSE(+16.84%)は向こう5年間で330億ポンドを国内の電力網の拡充に費やす投資計画を発表し、昨年9月以来の最高値更新となった。ゲーム制作・小売ゲームズ・ワークショップ(+5.97%)はジェフリーズが目標株価を54%引き上げた。高級ブランドのバーバリー(+4.03%)は13日の決算発表への期待感で急伸し、工業・エネルギーのメトレン・エナジー・アンド・メタルズ(+3.56%)、金鉱エンデバー・マイニング(+3.54%)も大幅高。一方、データ・テクノロジーのエクスペリアン(-4.48%)は上半期の業績好調で通年見通しを上方修正したにもかかわらず急落し、前日下落率3位の自動車売買ウェブサイトのオート・トレーダー・グループ(-3.67%)、ベンチャーキャピタルのスリーアイ・グループ(-3.37%)も大幅安。
独DAX40も3日続伸し、同293.40ポイント(1.22%)高の24381.46と10月13日以来の高値で引けた。40銘柄中、上昇は32銘柄、下落は7銘柄、1銘柄は変わらずであった。前日下落率3位の電力RWE(+9.13%)は英国のデータセンタープロジェクト売却で2.25億ユーロの簿価利益が計上され、2011年2月以来の高値をつけた。半導体インフィニオン・テクノロジーズ(+6.92%)はAIデータセンター向け半導体の通期売上高見通しを引き上げた。前日上昇率トップの医薬品バイエル(+5.94%)、建材ハイデルベルク・マテリアルズ(+5.38%)、第3四半期が業績好調となった化学品卸売ブレンタグ(+4.44%)も大幅高。一方、電力エーオン(-3.59%)、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-3.20%)は急落し、ドイツ証券取引所(-0.76%)も下げた。
仏CAC40も3日続伸し、同85.01ポイント(1.04%)高の8241.24で引けた。1%超の上昇が3日続いたのは2020年11以来。40銘柄中、上昇は33銘柄、下落は6銘柄、1銘柄は変わらずであった。銀行株は前日下落率トップのソシエテ・ジェネラル(+3.07%)とBNPパリバ(+2.58%)が急伸し、コンサルティングのキャップジェミニ(+2.47%)、高級ブランドLVMH(+2.26%)、鉄鋼アルセロールミタル(+2.25%)も大幅高。一方、前日下落率3位のバウチャー発行サービスのエデンレッド(-4.01%)は2026年の事業見通しが市場予測に届かず、直近の11日間で9日目の下落となった。酒造ペルノ・リカール(-0.90%)、高級ブランドのケリング(-0.79%)も下げた。
(経済指標) (発表値)
独10月消費者物価指数・前年比 +2.3%(9月は+2.4%)
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- 2025/11/12 17:41 <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
- <IGM>欧州株式寄り付き 英独仏いずれも続伸して始まる
12日の欧州株式市場寄り付きは、英独仏いずれも続伸して始まった。米政府機関が再開する見通しとなり、米国経済の不透明感が後退し、直近の時間外取引で米株価指数先物がしっかりで推移していることなどが底堅さをもたらしている。
英FTSE100指数は取引開始から約1分後で0.12%高の9,911.30。現在は0.18%高の9,916.99近辺。指数構成全100銘柄中、52銘柄が値上がり、41銘柄が値下がり、7銘柄は変わらず。330億ポンドの5か年投資計画を発表した電力のSSE(+11.37%)が大幅高。ゲーム制作・小売りのゲームズ・ワークショップ(+3.70%)やファッションのバーバリー・グループ(+2.70%)なども上げている。一方、広告のWPP(-2.48%)や不動産のバークレー・グループ(-2.05%)などは下げている。
独DAX40指数は前日比0.66%高の24,245.89で寄り付き、現在は0.81%高の24,283.95近辺。指数構成全40銘柄中、30銘柄が値上がり、8銘柄が値下がり、2銘柄は変わらず。第3四半期業績が市場予想を上回った化学品卸売のブレンタグ(+4.95%)が買われており、同様に上半期利益が市場予想を上回った電力のRWE(+3.96%)も高い。一方、不動産検索プラットフォームのスカウト24(-1.52%)やオンライン衣料販売のザランド(-0.83%)などは下げている。
仏CAC40指数は前日比0.42%高の8,190.68で寄り付き、現在は0.69%高の8,212.47近辺。指数構成全40銘柄中、28銘柄が値上がり、9銘柄が値下がり、3銘柄は変わらず。高級ファッションブランドのエルメス・インターナショナル(+1.62%)や銀行のBNPパリバ(+1.64%)などが上げている。一方、2026年通期業績見通しを引き下げたバウチャー発行サービスのエデンレッド(-9.04%)は売られている。
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